セイウンスカイのこういうSSが読みたい

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:39:07

    無事に有馬記念やURAファイナルを終えて、走り続けてたけどついに限界を感じて引退しようとは思うんだけど
    いざ引退となるとトレーナーさんとの関係が変わってしまうことに怯えて引退することが怖くなってきてしまうウンス
    その結果、もうダメだとはわかっていても引退できなくて皆に心配されるような走りしかできなくなっていくようになって
    気がついたらスペちゃんやグラスなんかも引退してるのに自分とキングだけが走り続けてる状況
    キングと違って不屈の精神もないので心が壊れそうになりつつあるのにトレーナーと今の関係を壊したくないから足掻き続けてたある日
    トレーナーからもう引退してもいいんじゃないかって呟かれてついトレーナーさんはもう私のこと見捨てるんですか!って言ってしまって自己嫌悪で逃げ出す
    雨の降る中ずぶ濡れになりながらいたらキングがずぶ濡れになりながら探しに来てくれて
    あなたは走りたいのかトレーナーさんと一緒に過ごしたいのかはっきりしなさいと言われて覚悟してトレーナーのところに帰ってから
    引退した後のことを相談するときにトレーナーさんも一緒に生きてほしいって勇気を出してお願いしたら
    そもそもトレーナーさんも引退後にウンスと暮らすように準備してたっていうハッピーエンドが読みたいので誰か書いてください

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:39:48



  • 3二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:39:57

    お前が始めた物語だろ定期

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:40:14

    お前ならやれる

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:40:41

    もう殆どできてるじゃねえか!
    もうちょっとでお前の理想に手が届くんだよ!

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:40:43

    うーん、ちょっと分からないな
    もう少し場面とかを詳しく書いてくれないか?
    セリフも入れてみてほしい

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:41:17

    設定を捻り出せたなら後はセリフで補完して文に起こすだけだろ?
    お前ならやれる

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:41:36

    そこまで出来てるならちょっと肉付けするだけじゃん!
    お前ならできる!

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:41:41

    >>6

    どうせなら描写とかも欲しいよね

    そうだな

    こう、一万字ぐらいで…

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:43:42

    スレ主はどうしたい?

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:51:50

    ああ、長いようで短いウマ娘生だったなとその時は思った
    自分の思い描いていた走りと少しずつ乖離していく感覚は考えないようにしていた
    だけど、同期の皆も少しずつ離れていくし後輩達の走りに追いつかれる感覚は拭えず増え続ける日々
    もう――引退してもいいんじゃないか
    そうだ、じいちゃんも満足してくれただろうしここで走るのを止めたとしてもあの時みたく誰も怒りはしないだろう

    けど……もし引退したとしたらトレーナーさんとはどんな関係になるんだろう?
    今は現役のウマ娘とそのトレーナーだからトレーナーさんは私と一緒に過ごしてくれる
    じゃあ私が引退したら?
    トレーナーなんだから次の新しいウマ娘とまたトゥインクルレースに挑む日々が始まるのだろう
    ……あれ、そうなった時私はどうなっているのだろうか
    ――怖くなって考えないようにした……例え無様でみっともなくても走るのを止めることができない

    そうしてセイウンスカイは華やかなレース結果とは無縁となり、一転無様で情けないレースをするウマ娘へとなってしまった
    「……ウンスちゃんはダメかもしれないね」
    誰の呟きだったのか、自分の声かもしれないし同期達の誰かかもしれない、救いなのは一番言われたくないトレーナーさんの呟きではないということだけはわかることだ


    こんな感じですか、分かりません

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:53:12

    わかって
    そういう感じでいいんだ
    だからわかって

  • 13二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:54:08

    ウンスちゃん以外文句なしですねぇ!

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:54:25

    もうちょっと、もうちょっといけるって
    1600mと言われたのに2000m走らされてる馬の気持ちでもうちょっとだけ踏み込んでもうちょっとだけ

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 22:58:01

    まだいける!
    そこまで出せるならまだいける!

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:00:00

    いいぞいけるぞお前はすごいぞ

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:05:34

    >>11

    「スカイさん、あなた最近大丈夫なの?」

    お節介で優しい同期が同じレースで同じように後輩達に負けた後に控室で心配してくれている

    「にゃは、セイちゃん的にはなかなかお辛いところですかねー」

    「だったらどうして走り続けるのですこと?」

    「んー、それはキングも同じじゃん?」

    スペちゃんやグラスは一足先に引退してそれぞれ新しい道へと進み出している

    勿論私達だってもう引退して次の生活を考えてもいい頃なのだろう

    だけど二人してみっともなくあがき続けてるのは……

    ――違う、キングみたいな立派な理由なんかじゃない。私のはただの逃避だ

    キングみたいに自分を信じ続けて走り続けてる訳じゃない

    なのにどうして同じじゃんなんて言ってしまえるんだろう

    「あー、ごめん。色々情けないかもしれないんだけどさ、もう少しこのままにしてほしいかな……って」

    そうお願いしたらキングは何かを言いたそうな表情のまま、納得してない表情で去っていってくれた

    ああ、ダサいな私。トレーナーさんとの関係をこのままにしたいから無理して走ってるなんて……


    それから暫くして新聞記事にセイウンスカイもう限界か!?と書かれるようになったのは当然の結果だったのだろう

    それでも私のトレーナーさんは何も言わずに私のためにトレーニングをしてくれるしレースプランや研究も続けてくれていた

    ――ああ、なんて辛いんだろう。自分だけじゃなく周囲にも迷惑を掛けている自覚はあるのにそれを止められない胸の痛みは

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:06:19

    いいぞ!いいぞ!

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:19:02

    >>17

    トレーニングし続けてたある日、ちょっとした拍子にうっかりよろけてしまった

    自分としてはそんな簡単なこともできないぐらいもう脚は動かなくなってしまったのかなんて思ったが何ともないふうに装って失敗失敗なんて茶化していた

    けどトレーナーさんは駆け寄ってきて慌てたように心配してくれた

    嬉しかった気持ちとやっぱりもう限界だからこれ以上この人に心配させたくないという気持ちの鬩ぎ合いで苦しんでいた

    だからつい、ついこぼしてしまったんだろう

    「――やっぱりダメなのかな」

    そんな呟きを聞いてしまったトレーナーさんは……そうかと呟いた後にこう告げてきた

    「……どうする?もうスカイは頑張ってきたんだし引退しても誰も文句は云わないさ」

    トレーナーさんも私はもう引退してもおかしくないと思っていた、当たり前のはずなのに私はショックだった

    引退したらトレーナーさんはきっと次の新しいパートナーを探す

    セイウンスカイという華々しいウマ娘を育成したという実績もある、きっと引く手あまただろう

    でも私はどうなるのか?

    少なくとも新しい生活を始めるのに困らない程度には色々得られたのは確かだし、やりたいこともあるといえばある

    だけどそこに……一番いてほしい人は……


    気がついたらトレセンから逃げ出して私は見知らぬ公園で立っていた

    「最低だな……私は……」

    自己嫌悪と情けなさで何も考えたくないまま呆然と立ち尽くしていると顔に冷たい何かが頬を触る

    「雨か……まるで今のセイちゃんみたいだね」

    そんな私の胸中のような空模様はある意味私の顔を隠してくれたのかもしれない

    そのまま近くのベンチに腰掛けると少しずつ雨足は強くなり、いつしか私の顔どころか全身を雨で隠していく

    そのままこの気持ちごと流してくれないかな……なんて考えていたとき聞き覚えのある足音が近づいているような気がしていた

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:30:40

    >>19

    「スカイさん、あなたこんなところでずぶ濡れになって何してるんですの!?」

    ああ……やっぱりあの走る音はキングだった。泥だらけになろうが決して頭を下げない一流のウマ娘

    そんな彼女が今となっては眩しくて――羨ましかった

    「セイちゃんはね、ちょっとわかんなくなっちゃったんだ」

    「あなたのトレーナーさんがスカイがいきなりいなくなっちゃったから知らないかって尋ねてくるから探したのよ!」

    「……ごめんね、キング」

    「ふん!気にしなくて結構よ、だってスカイさんは……友達じゃない!」

    「……友達か」

    「それで、何を迷ってるのかしら。この前話しかけてたことと同じでしょ今回は」

    「キングはさ……どうして走り続けられるのかなって」

    「……簡単なことよ、一流のウマ娘として走り続けることが当然だからよ」

    それが当然と言わんばかりに迷いもなく言い切ってしまうキング、それは

    「この前はキングも同じじゃんって言ったけど嘘だった」

    だって私が走り続けているのは

    「私はさ……怖かったんだよ!走るのを止めた後に皆と……いや、トレーナーさんと同じままでいられなくなるのが」

    「トレーナーさんと……?」

    「きっと私が引退した後もトレーナーさんは次のパートナーを見つけてまたトレーナーとして過ごしていく!じゃあ私は?トレーナーさんとどんな関係になるのさ!」

    ああ、情けない。自分が離れたくないだけでトレーナーさんにもレースを走る皆にも迷惑を掛けているんだ

    それを頭ではわかっていたのに認めたくないから目を逸らして逃げ続けている

    「ねえキング……セイちゃんはさ……どうすればよかったんだろうね……」

    「……スカイさん」

  • 21二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:40:50

    >>20

    「ばっっっかじゃないですの!?」

    呆れたような、怒っているような、そんな声色でキングはそう叫んでいた

    「スカイさん、あなた今までトレーナーさんとどんな過ごし方してたのよ!ああもう、じれったい!」

    「どんなって普通にウマ娘とトレーナーとしてに決まってるじゃん?」

    「だったらあの人がスカイさんが引退すると決めたらどんな反応すると思ってるのよ!」

    引退すると言われたら……普通にそうかって言いながら引退までのプランを計画して……引退後のことも……んん?

    「あれ、どんな反応するんだろうね、あの人」

    「はぁ……とりあえず帰りますわよ。帰ったら素直に引退するって話をしなさい」

    「いやいやそれじゃトレーナーさんとお別れになっちゃうじゃん」

    「スカイさん、そもそもあなた引退した後にトレーナーさんとどうなりたいの?」

    そりゃまあ……セイちゃん的には素敵な人ですし逃したくないというかこれからも一緒に遊んだり面倒を見てもらいたいというか……

    「まったく、似た者同士ねあなた達は。素直に引退したあとも一緒にいてほしいって言えばいいじゃない」

    「ちょ、キングに言われたくないなー、それは」

    「一流の私はもう引退後にトレーナーさんと私の夢を手伝ってもらう約束済みよ!あなたとは違うのよ!」

    ええ……てっきりセイちゃんの仲間でいると思ってたのに裏切られた気分


    そうしてキングに連れ戻される形でずぶ濡れのままトレーナーさんの元へ帰ってきた……ので速攻二人共シャワーを浴びて着替えることになったのは当然かもしれない

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:57:22

    >>21

    「で、改めて話したいことってなんだい?」

    トレーナーさんと向き合って話したいことがあると告げたらあの人は優しく向き合ってくれる

    「えっとさ……その……引退しようかなって」

    トレーナーさんはやっぱりなという表情をしながらも……そうかと呟く

    「で、引退したあとの予定とかは決まってるのか?」

    「一応やりたいことってのはあるかな。けど今すぐ始めるとかは無理そうかも」

    「なるほど」

    「それでさ……」

    ただ一言、引退したあとも一緒に来てほしい……それだけを言えばいい……だけど言えない

    「で、いつぐらいから手伝えばいいんだ?」

    「はい?」

    「いや、ほらスカイが引退するなら俺もトレーナーじゃなくなるからスカイのやりたい仕事をサポートしないとなって」

    トレーナーじゃなくなる?なんで?

    「何驚いた顔をしてるんだ?」

    「いやだって私が引退したらトレーナーさんも次のパートナーを探すんじゃないの?」

    「……えっ?」

    「……えっ?」

    「いやだってお前あんだけお前の爺ちゃんにウンスを頼みますって言われてて引退するから面倒見るのやめますとかやると思うか?」

    「いやー……トレーナーさんならないね」

    「……それに俺はウンスのことが」

    後半段々小さくなって聞き取れなくなってきているが私のことがなんと言ったのだろう?

    「と、とにかく!引退したあともまだお前の面倒は見続けるから安心しろ!」

    「……ありがとう、トレーナーさん」

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:59:35

    >>22

    「こうしてセイウンスカイとトレーナーさんは引退後も仲良く新しい生活を過ごすのでした、めでたしめでたし」

    「それはよかったわね……ところでスカイさん」

    「なにかなキング?」

    「どうして私の引退レースにあなたもいるのかしら?」

    「いやー、セイちゃんとしてはお世話になったキングに何か恩返しをと思いまして」

    「どこが恩返しなのかしら?」

    「だってキングと走れるのもこれが最後じゃん」

    「……そうね」

    「だからこそキングに私の背中を見続けてもらおっかなーって」

    「ふん!今度こそスカイさんに私の背中を追いかけてもらう番よ!」

    「にゃは、負けないよキング」

    「私こそ負けないわよスカイさん!」


    こうしてセイウンスカイのレースウマ娘生は終わりを告げる。それでも仲間たちと過ごす日々は続いていくし

    トレーナーさんとはトレーナーじゃなくなってもパートナーとしてささえてもらう日々になるだろう

    そして――いつかは私も素直にこの気持ちを告げられる日が来る……といいなあ……


    終わり


    すっごい久々にSS書いたのできちんと書けてるか自信がないです

    キングとウンスの関係性が好きだからそこを軸にして書いたけどトレーナーさんはきっとウンスが引退するってなったらそのまま面倒見ようとしてくれそう

    なんというか大半のウマ娘って一度担当したら引退後に次のウマ娘をってなれないと思う…

    お互いがお互いにマッチしすぎてもう無理だよこんなの

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/11(土) 23:59:55

    かけたじゃねえか! よくやった!

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/12(日) 00:00:30

    おつ!よかった!
    すごいぞめっちゃ頑張ったやん

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています