- 1〈業火〉23/07/18(火) 22:19:37
現行本スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第4004層|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2168859/設定スレhttps://bbs.animanch.com/board/2162194/姉妹スレhttps://bbs…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板の番外編みたいなスレです
書き込み方針は以下でお願いします
何もなし or ※付き →メタ会話
「」→セリフ
()→心情描写
【】→状況描写
”元一桁”との決闘。その行方は?
- 2二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:22:51
立て乙です
- 3鋼鉄人23/07/18(火) 22:23:07
たて乙です!
- 4青い者23/07/18(火) 22:23:09
立て乙です!
前165
「広範囲攻撃、敵を減らすのに効率的な戦法やな」
前172
「大丈夫、一部程度ならどうてことあらへん」
【今度は拳が1瞬消えた(実際は目視出来ないスピードで何度も殴ったのだ)】
【直後豪炎が吹き飛び】
【それだけでなく前回の攻撃より威力が少し減った代わりに数が一気に増えた拳圧連打が飛んでいく】
「彼女が本気になるまでに・・・どんぐらいアレが使えるようになれるかが勝負の分かれ目」 - 5ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 22:23:16
- 6重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/18(火) 22:23:22
立て乙です!
トケヌシバリくん初の討死 - 7〈明徒花〉23/07/18(火) 22:23:23
立て乙です!
さて…調子乗って2発目に対応したような描写しちゃった…多分無理ですよねぇ…なんで調子乗った描写するかなぁ…
【自問自答】 - 8キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 22:23:37
※おくれた! ごめんなさい!
>>前165
『とうぜん…ロカには、炎だけ』
【焼き尽くされる黒い炎に、僅かに口惜しげな表情を見せる】
【易々と通じるとは思っていなかったが、キャーのため少しでも相手の手を緩められればと放った炎が防がれたからだ】
『それに、あなたに…みてほしいから』
【だがそれでも、迷いなく頷いて胸の中に白く輝く炎を懐く】
【少しでも、自分の輝きを焼きつけようと決意するように――】
『これ…さっきより、強い!』
「なっ、どうやって…!? しかもこんな軽々と…!」
【突如現れ、そして造作もなく炎を放つ業火女王に両者が目を見開く】
【急いで羽ばたき後ろへ飛ぼうとするが、その炎から逃れるのは間に合わず――】
- 9伴獣者23/07/18(火) 22:23:55
立て乙です
- 10《大進撃》23/07/18(火) 22:24:20
>165
「当然防いでくるか…!」
【自身の攻撃が防がれたのを認識すると来るであろう反撃に備える】
「そして反撃…!範囲攻撃とは厄介な…!」
【業火女王を中心に円形に放たれた炎、回避は容易ではない】
【いや、馬の機動では炎から逃れる事の出来る道筋は無い】
【ならば道を新たに切り拓こう】
【再び弓に矢をつがえ放つ】
【再度放たれた強弓は迫る炎に一筋の穴を開けその穴に飛び込むように馬は駆ける】
立て乙です
ここは攻撃はせずに防ぐのみ
- 11鋼鉄人23/07/18(火) 22:24:36
【大気も大地も何もかもを焼きながら来るは轟炎】
【周辺全てを等しく燃やす極大攻撃だ】
【──だから直進した】
【変身によって通常時よりも高い出力を発揮可能になったその躯体が、地面を蹴る】
【地を砕きながら行われるのは瞬間移動にも等しい短距離移動。ただ単に普段よりも地面を強く蹴って行われる力技】
【彼が常用する技と組み合わせ、本来ならば得られぬ筈の反力までも用いた、彼なりの体術による縮地】
【展開していた魔剣群が合一する】
【合体したそれらが右腕を覆う巨拳を形造り、そして──】
《劔を束ね》《焔に打ち克つは》《常に本気の貴方》
【そして、一人の少女の前に陣取った】
【地面に拳を打ち合わせるように叩きつけ、魔剣群が大楯へと姿を変える】
【眼前に構えたソレを手に、魔剣と力を合わせ、青年は後ろに居る者を守るべく踏ん張る】
「根、性――――ッ!!!」
- 12二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:24:51
- 13〈熱剣士〉◆sCf6qlU/Y623/07/18(火) 22:25:03
立て乙です。
>165
【視界を覆い尽くす業火を前に、熱剣士は避けるでも防ぐでもなく立っていた】
【何故なら、対策は既に打ってある】
【熱剣士の英雄登竜門装備の一つであるペンダントは対状態異常に優れ、特に熱による環境変化に強い】
【そして、彼自身の熱魔法に〈断熱〉〈吸熱〉〈奪熱〉は自身にとって余計な熱を断ち、吸い、奪う】
「まだ温い。……古き焔と比べれば」
【炎が晴れた時、彼の剣は不思議な光を纏っていた】
「〈極大消滅剣〉」
【熱気も冷気も操る熱魔法。その研鑽の先にある奥義、極大消滅系の魔法。それを剣の形に固定した彼のオリジナルである】
- 14人玻璃23/07/18(火) 22:25:04
「わー! ひ!」
【火だね】 - 15ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 22:25:23
- 16二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:25:36
一応これ劇場版的超盛り戦闘なのでうかつに強化入れて活躍させると跡に色々響きますのでよーく考えて計画的に
- 17リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 22:25:40
スレ立てお疲れ様です
全身そこそこ火傷してるけどまあ生きてるからセーフ!
【防御膜に包まれながら霊媒によって自身の魂を肉体に固着させ、魂ごと活性化することで極限まで治癒力を高めつつ中位の治癒能力を持つ光属性の魔道具『天恵の慈雨』によってギリギリ戦闘可能なラインを保っている】 - 18〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:26:10
立て乙です
>>前165
「ちょっ……それあり!?」
【慌てつつも、姿を消した瞬間から直感のようなもの──"危"の気配を感じ取り、鋼糸を操っていた】
【迫る猛炎の前に、鋼糸の盾が編み出される。糸技の二、『金城鉄壁』だ】
【無論、そんなものでこの炎は防げはしないだろうが──】
バースト
「──『爆裂』!!」
【瞬時に《火竜の鼓動》を全開、『金城鉄壁』の耐久限界の炎を放出し大爆発を起こした】
【同時に、糸の刺客は地面を蹴って後ろに飛び退る】
【炎を押し止めるというよりは、爆風で自身を背後に飛ばす方が本来の狙いである】
(さて……あの『魔力放出』を突破するには……)
【絶対的強者を、刺客の『業の目』で観察し──】
「……お次はこれよ」
【着地と同時に、その手から一本の糸を生み出す】
【空中に伸びていき、キラキラと蒼く煌めいているそれは、『星の瑠璃糸』。隕鉄と成分を同じくするそれは、魔力を流すことで魔法に対するジャマーとして機能する。これにより、『魔力放出』の防御に斬り込もうという考えである】
【糸の刺客はそれを、空中に引っ掛けた】
【否、糸の刺客の背後から〈業火女王〉の背後までに伸びる糸のアーチに引っ掛けた】
ロウズブロッサム.メテオライト
「『閃糸散桜・瞬星』!!」
【一気に加速し、空中から振り下ろされる蒼のギロチン。それはまさしく、夜空を斬り裂く箒星の如く】
- 19〈杯の中の大海〉23/07/18(火) 22:26:33
立て乙です!!!!多分さっきの一撃で死ぬのでそれまでの描写を投げまする
前スレ89、96
【背筋が凍る、或いは心胆が震え上がる。間違いなくそのレベルの、強大極まりない一撃】
【今の己が全てを擲ったとしても絶対に到達不可であろう一撃を軽く放つ〈業火〉という存在の途方の無さを直視して、真っ直ぐに刀を構えて】
「……………嘘でしょう?」
【真実、『涼しい』顔でその炎を防いで見せた『絶対防御』に驚愕を隠せない。否、そのレベルではなく心の底から驚愕という感情一色に染め上がる】
【これが、冒険者の最上位。遥かな高み。想像を絶する領域。一介の中級冒険者、一介の"禁呪"、一介の"門"では影の一端に近寄る事すら能わない空前の領域】
【理解する。確信する。"少なくとも、己は最後まで生き残れないだろう"と。余熱にすらも絶えられずに死ぬであろう、そんな修羅場こそが此処であるのだと】
「では、死ぬ気で学ばせて頂きますわねです!」
【それならそれで良い。追い付く必要は無い。宣言した通りに、此の場で行われる全ての動作を己の糧として進むのみである】 - 20〈明徒花〉23/07/18(火) 22:26:36
- 21栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/18(火) 22:26:36
立て乙です!
【魂を活性化させる魔法に、力を与える白き歌の炎。後方からの支援により、騎士は一段と強さを増して───】
前スレ
【──それでも、届かない】
【爆炎の嵐が放たれる】
【女王と呼ばれるに相応しい力。抵抗する“間”を許さない速攻の灯火】
【騎士が防御の構えに移るには、その技はあまりにも早く、速く、疾く。されど】
【僅かな間隙が生まれた】
【《業火》に接近戦を挑んだ騎士は〈絶対防御〉からもそれなりに離れていて、その防御膜の恩恵も十分には受けられない。溢れ出る火だけで死に得る力だ】
【だが、防御の態勢を整えられるだけの猶予は作られた】
【魔剣『旱星』が構えられ、赤き“魔焔”が解き放たれる。それは限定的な空間焼却により攻撃の威力を削ぐもの】
【『鳥王のローブ』がはためき、風の防護が張られた。それは攻撃を逸らし断ち切る見えない壁】
【当然それらだけでは防ぎ切れない】
【けれども確かに、豪炎の威力は削られて───『深・海帝』が炎の前に立つ。深海を思わせる蒼き鎧はゼノ・アダマンタイトに練られた不壊属性であり、あらゆる負担を受け止め得た】
【故に、騎士はまだ負けていない】
- 22《祝風の子》◆.rXOJr6.XqLs23/07/18(火) 22:26:42
「たておつだよっ、早くもすごい技が乱れ舞っている……!」
【ポップコーンを追加で頼んだ】 - 23伴獣者23/07/18(火) 22:26:56
ちなみにまりんちゃんまだ距離詰めただけで攻撃してません
一応 - 24〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:27:25
- 25ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 22:27:57
- 26リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 22:28:08
- 27《大進撃》23/07/18(火) 22:28:35
いきなりギルドに連れてこられたと思ったら業火女王さんと戦う事になったその辺の馬くんの明日はどっちだ──
- 28〈業火〉23/07/18(火) 22:29:22
やべえ描写追いつかねえ、40分目途に次の描写投げます
- 29イビルナイト◆85m2FRFiao23/07/18(火) 22:29:37
「これは……スクロールがなかったら何が起こってるかわからなかったわね」
「すごい、すごいですー!」
「ぐわっわ(ポップコーンおかわり)」
「はむはむ」
「こら、観戦のつまみに私の腕を噛まない」
わちゃわちゃしてる桃色大中小ともふ - 30〈明徒花〉23/07/18(火) 22:29:46
- 31二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:29:57
【あやべ持たなそう、流石に適当すぎた】
(※「偶然」出来た空間の歪みが軋んでいる)
【んじゃあ一旦ドロンだ。少し保てば良い。……もうバレるか流石に……ワンチャン陽炎に紛れて見逃されねえかな……無いか……】
(※空間の歪みが「偶然」ひび割れて「偶然」亜空間への入り口へ繋がる。そこへ飛び込むと、そのまま姿を消した。) - 32ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 22:30:43
だいじょうぶですよ
- 33二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:30:57
あれ、闘技場って一旦抜けたらどうなるんだっけ
というか途中離脱OKだっけ? - 34リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 22:31:48
- 35甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/18(火) 22:32:01
前スレ>112
>153
「おぉ……ありがとうございます…!!!」
【魂が強化され、活力がみなぎった!】
>167
>165
>172
>182
「ッッッ──!!!」
(一か八か…生体模倣:ジェットエンジン……!!!間に合うか!?)
【背後に金色の推進機を発現させ、探訪の司書さんの氷が多いところを通って『絶対防御』の防護壁へ隠れる金色ローブ】
「な──ぐぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……!??!?」
【しかし、防げなかった分の余波に身体を焼かれて蹲った】
【極兵服と黄色の鎧、そして金色軽鎧の3層を熱が貫通し、全身に穴が空き、骨や筋などが融けながら突き出している】
「カヒュ−…コフッ…くはは…次が私の……最後だな…全力で行くぜ……!!!」
【下に着ている極兵服が体力に代わり血液を吸い取り始めたことを感じつつ、ポーションをたくさん入れた『醤油差し』を身体に突き刺し無理やり回復すると】
【痛みを遮断し直しつつフラフラと立ち上がり、異形の大剣を構え直した】
- 36二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:32:01
あ、闘技場内部で「偶然」亜空間ができてそこに隠れた感じですね。亜空間砕けたら闘技場に放り戻されます。
- 37〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:32:17
- 38キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 22:32:26
- 39〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:33:39
- 40イビルナイト◆85m2FRFiao23/07/18(火) 22:33:47
闘技場という取り返しの付かない技がよく披露される場所
- 41リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 22:35:02
問題は結構な冒険者が闘技場じゃなくても取り返しが付かない技を使うところですよね
それに関してはリモンチェッロも人のこと言えませんが - 42〈絶対防御〉23/07/18(火) 22:35:04
業火さんの魔力消費増やすために挑発してもいいですか……?
- 43〈熱剣士〉◆sCf6qlU/Y623/07/18(火) 22:35:14
あれ、無傷描写はまずかったか?
- 44鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/18(火) 22:36:15
- 45探訪の司書23/07/18(火) 22:36:38
【…肩で息をついている】
【久しぶりの戦闘は、やっぱりそれなりに疲れるもの】
【羊の獣人のその腹部、両腕、足の一部が夢魔由来の触手へと転じる。】
「……どうなってます、皆様方。私はまだ、一応。」
【斧を回収し、ぐるりと振って見せた】
「……!」
「……あれが冒険者。憧れます、大好きです」
- 46二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 22:36:56
今無傷なのってだいたい一桁ランカーやね
- 47〈明徒花〉23/07/18(火) 22:36:58
- 48ノコギリ青年◆uk6skpr2fM23/07/18(火) 22:36:58
無傷もいいと思いますよ、ちなみにコイツは最終盤辺りまで残らせるつもりです
〈業火〉さんに対抗できるが尋常ならざる生命力だけなので、トドメに行けるか不安だけども - 49〈業火〉23/07/18(火) 22:37:17
- 50〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:38:29
- 51栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/18(火) 22:38:32
……………………
………………………………ふっふっふ
※私も無傷だあ - 52〈明徒花〉23/07/18(火) 22:38:38
- 53ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 22:53:10
やらかした…
スゴイ上空に逃げて更にそこから狙撃してる…
無傷は不味いよお
明らかにやりすぎだあ… - 54〈業火〉23/07/18(火) 22:53:17
「ほう、私の炎から逃げ切るか」
【”実体を伴わない”狙撃を、やはり魔力防護で防ぐ】
【『捕食者の覇気』による重圧──そんなものを受けずとも、最初から逃げるつもりなどない。全て真正面から受け止めてみせよう】
【加えて迫るは、絶対の防御により減衰した豪炎を幾ばくか貫き果せた”炎の魔法”。ああ、素敵だ──だからこそ”あえて”炎で焼き尽くす】
「おっと……!」
【行き着く間もなく続いたのは、音速すら超越する10の斬閃と無数の拳圧。炎の放出から防護に魔力を回して対処する】
【──そこに迫るは〈極大消滅〉の奥義。剣の形に定められた破滅の輝き】
【〈業火〉と言えど、無造作に防げる代物ではない。より一層の”純魔力”を以て拒絶する】
【やがて魔力は圧力となり、接近した者たちを吹き飛ばさんとする】
【挑戦者たちの攻勢は依然続き、蒼のギロチンがかつて”女王”を名乗ったその首を狙う──!】
「……いい思い出がないんだよな、”それ”はッ!」
【僅かに苛立ったのだろうか?過剰なまでの炎でギロチンを焼き尽くした──】
【全身を完全に覆う防護。冒険者たちの攻撃を相殺し、その命を奪わんとする苛烈な攻撃】
【無尽蔵にすら思えるその魔力は、確かに減り始めている】
「ははっ……粘るじゃないか。ならば特別に見せてあげよう」
「私の──”技”を」
【業火の身より膨大な魔力が溢れ、瞬く間に空間を満たしていく。それはやがて君たちの頭上を覆い】
【──”雨”が降り始めた。音よりも速く地に落ちる、豪雨が】
【逃げ場などない。既に定められた結界の中、全域に広がっている】
【”雨”を構成するものは、”物理現象に基づく炎”、”炎の魔術”、そして”純粋なる魔力による破壊”──】
【それら全てが入り交じり、戦場に暴嵐の如く降り注ぐ!】 - 55鋼鉄人23/07/18(火) 22:53:21
- 56〈絶対防御〉23/07/18(火) 22:53:35
「………………」
【絶対防御は気がついている。現状のペースでは『彼女を倒せない。』】
【度重なる手合わせで、絶対防御は彼女の性質をよく知っている。】
【彼女の体力=魔力。そして、その魔力は最高級のエリクサーを遥かに超える速度で自然回復しているのだ。】
【存在からして規格外。一流の魔術師が複数集まって魔力を空にしてようやく発動する魔術も彼女は呼吸するかのように扱える。】
【魔力の消費量<魔力の自然回復量。『弱め』の魔法しか使わない現状はこうであろう。この図を覆せなければならない。】
【ならば、大技を出させるように挑発するまでなのだ。】
「…………ふっふっふっ! 業火の名も落ちたものだね! 」
「もしかしてシチューでも作ってるつもりなのかな!でも、そんなんじゃ火が全然通ってないシチューになっちゃうと思うよ!!」
「だって……そんな『か弱くか細い炎』じゃ、僕らどころか燃えやすい松ぼっくりすら燃やせないね!!!!」
「あっ!!ごめん!! 炎じゃなくて火だね!!火を2つ付けるなんて贅沢すぎたよね!!!!!」
【そう……彼女は。】
【徹底的に彼女の炎を貶したのだ!!!!】 - 57リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 22:54:21
大丈夫です!コイツ魔力ほぼ無尽蔵なので基本魔力切れはありません!
【焔に巻かれ、少女が焼かれ焦がれた瞬間、ふっと微かな涼風が空を揺らし────】
「大丈夫かな?お嬢さん」
【長い梔子色の髪を揺らし、自身も焼かれたリモンチェッロが青い翼を広げながら〈明徒花〉の手を掴み、少女の体を抱き上げる】
【それと同時に翼のうちに仕込んだ魔術符が閃き、符に込められた魔法──魂と肉体を結び、命を繋ぐ『魂魄舫い』によってその死をギリギリの所で繋ぎ止めていく】
【少女の死が遠ざけられたと共に、リモンチェッロは翼をはためかせてすぐさま空へと飛び立ち、〈明徒花〉ごと自身を世界の位相から“ズラし”て焔から離脱した】
- 58〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 22:56:26
- 59〈疾風〉23/07/18(火) 22:56:45
ここで鯖落ちは勘弁
無傷組でやりすぎたと思った方は絶対防御さんに守ってもらったり伴獣者さんに回復して貰った的にすればランカーを上げる形で成立するのではないだろうかと愚考する次第 - 60キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 22:57:09
こう…バフを注がれること自体がテンション的に良いと聞いていたので
効果はなくてもいいけど治癒っぽいことをしようとしつつ増幅したバフを重ねてみた
どっかしらのタイミングで反撃を挟みたい…
ラリー数的には次のターンでもう出した方がいいのかな? - 61〈業火〉23/07/18(火) 22:57:13
- 62重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/18(火) 22:57:22
- 63〈業火〉23/07/18(火) 22:57:56
- 64〈業火〉23/07/18(火) 22:58:39
あ、いったんタイムリミットは20分までで……!
- 65栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/18(火) 22:59:02
了解しましたー!
- 66〈疾風〉23/07/18(火) 22:59:02
- 67重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/18(火) 22:59:08
※了解しました!ありがとうございます!重鎧はここで死にます!
- 68〈業火〉23/07/18(火) 22:59:36
少なくともあともう一回あります!
- 69人玻璃23/07/18(火) 22:59:43
次の攻撃でフィニッシュ、なので此処はまだ……の筈?
- 70〈業火〉23/07/18(火) 23:00:46
すみません>>54の「さらに次の」攻撃でフィニッシュと!させてもらいます!
- 71〈疾風〉23/07/18(火) 23:01:18
ありがとうございます!予定通り決め時はあれで行くかぁ!
- 72〈杯の中の大海〉23/07/18(火) 23:02:23
【此の場にて、〈業火〉が攻撃を防ぐまでの間に視神経に全力を注いで行われた攻撃に注目する。間違いなく糧になるであろう、素晴らしい冒険者達の行動に死に物狂いで見る】
【見て、咀嚼し、学び、そして全体を俯瞰する事によって『今、己がすべき事』を導き出そうとする】
【テイマーの戦い方。伴獣者がマザークラウンに騎乗した状態で離脱して、それをカバーする様に続け様に放たれる水の砲撃】
【騎乗による高速での移動と、単騎での戦闘ではなく『集団』としての強み。能力を把握した上での、それを活かすという連携の巧さの表れた戦術】
【見ていた】
【イデアソード。特異にして、強力な武器。己の素質に合った武器を使う事によるシナジー。或いはコンボによってか輝く紅の刃と、それより出ずる飛翔せし斬撃】
【見ていた】
【〈業火〉を相手にしても尚、自ら前へと進みて熱気を食い千切る様な激烈な一撃が放たれる。強大な相手にも臆さず立ち向かい進める精神に、実行に移せる能力。前衛という真っ先に被害を受けるであろう立場であろうに、踏み込む姿】
【見ていた】
【目で追い付けるかすら怪しい、一瞬の間に重ねられる詠唱車による防御と移動。自らの最大の長所で以って応用し、不足を補おうとする発想と戦術。そして精神】
【見ていた】 - 73〈明徒花〉23/07/18(火) 23:02:32
- 74〈杯の中の大海〉23/07/18(火) 23:02:34
【魔法を重ねて剣に付加して踏み込み進む剣士。行動の無駄の無さ、或いは戦闘の中で冷静な判断の早さと動き。魔法と剣を相乗させる戦術】
【見ていた】
【アイテムの使用によって死角を取りながら更にアイテムの攻撃と自らの攻撃を重ね合わせる技。発動の短さを利用した上で、戦術の中に単体ではなくコンボとして組み込む戦術】
【見ていた】
【自らの行うべき事を明確に定義して。術に合った触媒、杖を選ぶ事によってその役割としての能力を高める戦術。『集団』の中で、円滑に"其れ"を回しサポートする支援の術】
【見ていた】
【即死となるであろう攻撃の中に在りても、屈さずに自らの全力を振り絞る気高い精神。格上の相手であろうとも立ち向かえる、その心。そして放たれし爆炎】
【見ていた】
【触手によって己を握り、そして斧を投げる者。己の種族を活かした戦術。事前の仕込みを怠らず、必殺を狙うのではなく『パーティー』への貢献を行おうとする戦術。相手の力を利用して、自らにとってのアドバンテージへと変える戦術。フィジカルのみで実現される、埒外の威力を長射程で放つ者。環境に左右されずに、常にコンディションを維持出来る適応力と対応力の高さとそれを可能とする技術】
【全て見ていた】 - 75ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 23:02:50
【逃げられない…そう彼女は悟った】
【ならば防御するのみ】
【白檀を頭上に掲げ自身を守る】
【しかしそれだけで雨から身を守れるほど甘くはない】
【確実にその白い肌が傷つく】
【鎧が必要だ】
【魔法の鎧、今の自分ならそれができるはずだ】
【甘き異牙と鋼鉄人の変身を見て学んだ】
【そして過去に読んだ物語の言葉を詠唱する】
「吾を守らんとする氷と雷よ」
「その力に形を与える」
「故に吾への災いを撥ね退け給え」
【背後から氷がその身を包む】
【そうして彼女の全身を覆ってから、砕け散る】
【彼女の身を守る氷の鎧が誕生した】
【しかしそれでも粗削りの鎧で最上位の冒険者の攻撃は防げない】
【雨に体力を削られリタイア】
- 76伴獣者23/07/18(火) 23:04:37
【鹿は逃げていた。背に負った少女を危険に晒す訳にはいかないから。しかし――】
【逃げ場がなくなった。角に宿った精霊たちが母なる鹿を守ろうと力場を巡らせるが、それでも足りはしない。いくつかの雨粒が防御を貫き、マザークラウンの体を穿つ】
【だがその背にまたがる〈風の歌〉には一切の傷はない。母が生きている限り、守ると決めて背に負うた子は傷一つつかない。マザークラウンはそうした霊獣だ、そして――】
「あかり、だいじょうぶ。ワタシが死なせないの」
【その背に伴獣者ある限り、マザークラウンの傷もまた癒える。穿たれた傷が癒えていく、母なる鹿は倒れずいまだ立っている】
「まりん!ありったけあげる!」
【上空で耐えている海龍に回復と加護を注ぐ。圧倒的な龍の力が、祝福されて何倍にも膨れ上がる。
焼けてはなおり、治っては焼け。ついに海龍の纏う水が炎をほんの僅かに押し返し始めた】
※まだチャージ中
- 77甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/18(火) 23:05:20
「なっ……炎の雨!?『水色の氷…最大ッッッ!!!』……耐えれるカ!?」
【とっさに『ダイナフルガンパレット』で氷の分厚い屋根を作り出し、なんとか耐えようとする金色ローブ】
「ぐぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛──ぁぁぁぁ……ッッッ!!!」
【余波で片端から融け溶け蒸発しながらも、氷の壁を作り続ける】
- 78〈業火〉23/07/18(火) 23:07:47
ちなみに「炎を防ぐ」ことに注力すると全然炎じゃない魔力に撃ち抜かれる、性格の悪い技となっております
- 79伴獣者23/07/18(火) 23:08:19
マザークラウンを倒さないとテイマーに攻撃が届かないけと傷つくとテイマー即座に回復に入るので、一撃でマザークラウンを仕留めない限り一生攻撃が届かないというクソ仕様でございます
- 80重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/18(火) 23:11:21
「あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!!」
【炎に対抗できる手段のトケヌシバリを失った重鎧に炎と熱と魔術の破壊で構成された豪雨が降り注ぎ、黒騎士鎧と中身の重鎧も激しく燃え上がる】
「こ゛れ゛か゛…さ゛…」【視覚が焼き尽くされる寸前、業火女王の姿を補足した重鎧は龍鱗ダガーを取り出して黒騎士鎧に突き刺した後に推進機を発現】
【ありったけの魔力を推進機に流した直後死亡した重鎧の身体は炭化し始めるが黒騎士鎧はもう止まらない】
【推進機の熱、それを遥かに上回る業火女王さんの熱を龍鱗ダガーがほんの数秒受け止められている間に中身の水分も喪い随分と軽く、疾くなった黒騎士鎧は】
【業火女王へと真っ直ぐに突っ込み、そのまま推進機の限界と龍鱗ダガーの限界を迎えて大爆発を起こした】
【爆風の衝撃と高速で飛散した黒騎士鎧の鋭い黒い残骸が業火女王さんへ襲いかかる!】
※これにて重鎧退場にございます
- 81〈熱剣士〉◆sCf6qlU/Y623/07/18(火) 23:11:37
【〈極大消滅剣〉を頭上に翳し、回す。破滅の光はそのまま全てを通さぬ刃となる──が】
「くっ……」
【細かな、細かな炎と魔力の粒を全てを払いのけられるものではない】
【いくつも炎と魔力の雨が剣をすり抜け、対策を掻い潜り、耐性を抜き、彼を焼く】
【痛く、熱く、辛い。それでも回し続けなければならない。止めれば死、あるのみ】
【逆に言えば、今のままならな致命には至らない】
(今はまだ動けない、な)
【彼はチャンスを待っていた】
- 82リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:12:06
「──酷い怪我だね、これはもう戦えないだろう」
【焔の届かぬ安全地帯に避難し、〈明徒花〉の体を診つつ眉を寄せたリモンチェッロは、しかし次に聞こえた少女の眼差しに訝しげに目を細め】
「……?その怪我なら今すぐ降参した方が────」
【すぐに、はっと目を開く】
【たしかに、真っ当な判断であれば少女はもう戦えまい。これ程の重傷、これ程の傷だ、今すぐに降参して離脱した方がいいだろう。けれど】
「……そうだね、冒険者は──少年少女はいつだって太陽を目指して飛ぶものだ
それなら、私は君の意思を尊重しよう」
【ふ、と穏やかに微笑み、そっと少女の額に手を添える】
【柔らかく優しげな白い手には清らかな青い魔力が込められて、少しずつ〈明徒花〉へと流れ込んでいき】
「勇士よ、立ち上がれ───『霊法:英雄之詩─アルケー:イロアトゥーレ─』」
【それは、リモンチェッロが持つ最大の支援魔法
魂も魔力も肉体も、何もかもを強化し英雄を産み出す歌が潮風のように少女の背を押して】
「……頑張れ少女、応援するよ」
【そして、リモンチェッロは〈明徒花〉を送り出した】
- 83ノコギリ青年◆uk6skpr2fM23/07/18(火) 23:12:26
「赤い……雨……!」
【空を見上げると炎天が爆ぜ降りる光景が視界に入る、焦げ薫る硝煙を感じる前に痛みが先走る】
【しかし、そんな些細なことよりも前に】
【彼の目は、この場の何者よりも赤く染まった両眼は〈業火女王〉を見据えていた】
「届いたな……!火元に……!!!」
【神は飢えている】
【闘争に、荒魂に、食欲に餓えている】
【炎が蝕み、熱に囚われ、生と死の境界すら融かされようとしている決戦場】
【歩みを止めず、轍を着実に残し、鮮烈に前を向く一つの影があった】
「久々だな……ここまで、ここまで喰い足りねぇ感覚はよォ……!!!」
【生きている、この熱の中をこの青年はボロボロになりながらも、『焔を喰らって』先程よりも鮮明に生きている】
【そう実感せざるを得ない「圧倒的な飢餓感」が迫っている感覚を、目の前の存在に与える】
「神機、覚醒────
穿ち、斬り喰らえ『神喰顎・天叢雲龍』」
【青年の頬がひび割れると同時に、彼の代名詞たるノコギリ刃の大剣より、周囲を喰らい尽くす黒の一閃が放たれた】
【まるで龍の如く迫るその斬撃は、切っ先に映る炎の支配者を一呑みにしようと大口を開けた】
- 84〈絶対防御〉23/07/18(火) 23:12:54
【絶対防御は確信していた。】
【いくら自分と言えど全員を守ることは出来ない。】
【過剰な広範囲攻撃は彼女の魔力を大きく削いでいく。】
「(わかっていたよ)」
【絶対防御は理解していた。】
【同じランカーと言えど、業火女王とは大きな差があると。】
【ナナも人には無い異次元の強さを誇る。だがそれは防御に限るのだ。】
【格上に勝つためには敵の予想を超えていかねばらないのだ。】
【そして、雨に対する彼女の答え。それは自身と引き換えに多くのアタッカーを残すこと。】
【自身を効果範囲からギリギリまで外し、『周りの冒険者を中心に展開した』絶対防御だ!!】
【とはいえ、それでも全てを防ぐことは出来ない。冒険者の数が多い体。】
【だが、冒険者たちに襲いかかる雨の威力が大きく減衰したのは事実であろう。】
【───────引き換えに】
「ぐっ…………!!」
【減衰がほとんどできていない雨の直撃を受けて絶対防御は倒れる。】 - 85《大進撃》23/07/18(火) 23:13:11
【目の前の光景に息を呑む】
「酷い攻撃だ、どう切り抜けろというのか」
【一際大袈裟に弓を構える】
「己の限界に挑むのは久方ぶりだ、保てよ俺の腕」
【一度に10本の矢を掴み取ると纏めて弓につがえ10本を一度に放つ】
【二度目、矢が放たれたその瞬間には次の矢が装填され再び放たれる】
【三度目、二度目の矢が放たれたその瞬間には次の矢が装填されまたまた放たれる】
【四度、五度、六度………無数の矢が次々に放たれ迫る雨へと向かい合う】
無数の矢で炎の雨を相殺しようとしています
- 86〈疾風〉23/07/18(火) 23:13:15
「一人でこれなんだから世界の厚さに涙が出ちゃうよね!」
【急停止したことで姿が現れる。その背後に浮かぶのは10をゆうに超える金の輪、詠唱車】
《加速>>>>>詠唱車》
《加速>>>>>詠唱車》
《加速>>>>>詠唱車》
《加速>>>>>詠唱車》
《加速>>>>>詠唱車》
《加速>>>>>詠唱車》
【一度回す事で一度魔法を詠唱する詠唱車を、限界を超えて加速。次々と限界を迎えて金の輪が溶け落ちていく】
【一息ほどの魔に放たれるは幾千幾万を超える魔法。雨を迎撃し、周囲を飲み込み、溢れてうねる。今、このときの彼女と相対することは万を超える軍を相手することと同じ――】
- 87〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 23:14:51
【〈業火女王〉の身から、大気を震わせる程の膨大な魔力が放たれた瞬間、既に糸の刺客は動いていた】
【《星紡斬歌》を抜き払うことで白光の左翼を出現させ、切腹するように己が身に突き立てることで蒼輝の右翼を出現させた】
「……!!」
【神なる竜の胤と、裡側から湧き出る『想いの光』。地面から立ち昇るのは、それらを紡ぎ合わせた力】
【蒼輝を内包した白芒の糸】
【もはや、己が身すら灼く程の力。〈糸命の天使〉と《星紡の天使》、その同時発動である】
【先端が刀の鋒のように研ぎ澄まされたそれは、空中で渦巻き盾を為す】
【だがそれでも……今出し得る全てを振り絞ってもなお、〈業火女王〉の『技』は防ぎ切れなかった】
「…………ぐぁ……!!
……まだ……まだ……!」
【炎に灼かれ、魔力に穿たれ。だがそれでも《竜の胤》の力で命を繋ぎ、糸の刺客は両の脚で闘技場に立つ】
【次の一撃に、総てを懸けるつもりで】
【気づけば、周囲の地面が"燃えていた"】
【『蒼輝を内包した、白芒の炎』で】
- 88探訪の司書23/07/18(火) 23:14:56
【純然たる魔力の雨、めくるめく炎……どうしろと?】
【あっちも消耗はしているはず、とは思うがそれはこれを耐え切れたらの話】
【とはいえ負けたいかと言われたら、アリエスは自信をもってノーを答えるだろう。言葉はいらない、あの時もレイドで戦った勇敢な者たちは今は自分の味方】
【そして死ぬ気も無い。】
「私は。このひつじは!」
【触手の腕を掲げる。風の魔法を唱えようと。その間に炎が体を焼き、自身の命が揺らぐ感覚を覚える】
「痛いですよ、苦しいですとも!でもね、”まだ”、死にたくはないですよ!やれることぜんぶやってから、です!”風来と黒魂の花束”!」
【触手から漏れた黒い液体が渦巻く。頭上の空気を巻き込んで暴風となり、自分に向けられた魔力を受け流すべく立ちはだかった。炎も魔力も一緒くたに霧散させ受け流そうという算段だ。】
- 89鋼鉄人23/07/18(火) 23:15:15
【天より降り注ぐは破壊の炎雨】
【空を焼いて大地を砕く死の恵みだ】
【魔力によって形成されたそれらは、まさしく天撃と言っていい】
【──護るだけではなく、そろそろ攻勢に出なければ、その先に待ち受けるのは死だ】
【前方へ構えていた大楯を頭上へ掲げ、左右の手で別つ様に分解】
【両の手を九本の魔剣がそれぞれ覆う】
【現れ出でるは白と黒の双巨腕、合体機構魔剣の形態が一つである】
【前に出る】
《焔を断ち切る為に》《最も早く》《貴方を導こう》
「火椿流! 決戦闘術──!」
【両腕を構え、見据えるは地上に立つ業火女王】
【地面を軽く砕きながら蹴って、鋼鉄が始動した】
《常に本気のその拳で》《物理法則なんて殴り飛ばして》《貴方は何時だって予測を覆すのだから》
「──03式改 竜絶花+05式改 蓮華断絶……ッ!!」
【幾重にも重なって見えるほどの速度で放たれた双巨拳が、降り注ぐ炎雨を"撃ち砕く"】
【前へ】
【地面を砕いて突き進みながら、鋼鉄の英雄は連撃にて炎の雨を突破し、左右のワンツーを目の前の女性に向かって叩き込みに行った──!】
- 90〈疾風〉23/07/18(火) 23:15:18
防ぎきれなかった雨で数千枚重ねた防御はどんどん削れてます
当たったら即死の常人耐久 - 91リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:15:49
なんかえらく長くなってしまって申し訳ない
ちなみにフィングラスさん送り出したリモンチェッロだけどコイツ自身は未だに安全地帯に引きこもってファイナルアタック待機してるよ、全身火傷した今の状態で突っ込むと普通に死ぬからね - 92〈杯の中の大海〉23/07/18(火) 23:16:42
「決めましたわです!」
【己の現在可能な行動と、この場で咀嚼した戦術を比較してから『己がすべき事』の抽出を開始し即時に終了させる】
【『集団、パーティー』を重視。同時に負傷への防衛を度外視。相手の攻撃を利用。己にしか出来ない役割で以って相手のリソースを削ぎ、支援に徹すると決定】
【妖刀を鞘に収める。近接しての戦闘は既に複数人が行っている。全てが己よりも強く、そして巧い人達。その中に突っ込んだ所で足手纏いが精々であろう】
「『水霊の短剣』!」
【取り出すのはウィンディーネの精霊核を嵌め込んだ短剣。空気中の水分を水にする能力と、己の魔力を水へと変換する能力を持つ装備】
・・・・・・・・・・
【少女は水を生み出せる】
「攻勢防衛戦術、連爆」
【少女の魔力を全て使い切って、上空に巨大な水の塊を浮かべる。これによって〈業火〉の攻撃を防げないのは重々承知であり、だからこその『攻勢防衛戦術』なのだ】
【────狙うは水蒸気爆発。相手のエネルギー。途轍もない巨大な熱量によって即座に蒸発して水蒸気となり、その際に起こる爆発を利用しての支援行動を目論む】
【火に対しては『燃やせない物』で対処する。空気を爆発である程度吹き飛ばした上で、その爆発によって〈業火〉にリソースを吐かせるべく全霊を刹那に集中させて】
【余熱で少女は燃え尽きる。骨の髄まで、灰すら残らず、負の感情の供給されない"禁呪"の再生を強引に突破して、攻撃行動ですら無い正に余波。】
【それで少女は終わった】 - 93〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 23:16:44
想定外に最強フォーム(仮)に一歩近づくというか切っ掛けを掴みそう
- 94ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 23:16:54
魔法の鎧で変身を見に付けました
覚えたばかりなので通用しませんでした - 95〈明徒花〉23/07/18(火) 23:17:36
- 96人玻璃23/07/18(火) 23:17:54
「おにいちゃん! がんばれー!」
【何が起きて居るのかはわからないが、それでも声を上げた】 - 97栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/18(火) 23:19:01
【反撃の手を、ほんの一つも打てすらしない】
【相対する……否、己は彼女にとって路傍の石ころ。力の差は歴然で、彼女が意識せず発する圧力だけで身が震えてしまう】
「技ですら、なかったのですか…っ!?」
【そうして、雨が降る】
【此度初めて振るわれる《業火》の魔法。七国大戦で猛威を振るった嘆雨を彷彿とさせる、全てを無に帰す破壊の濁流】
「………戴天剣!」
【騎士はそれに対し、赤と黒の大剣を引き抜いた】
【其れは原始の星の時代より生き続けるモノ。騎士を拒絶の灼熱で包むモノ。旧き火の剣で】
【騎士はその剣を掲げて、傘とした】
【耐え切れない。『深・海帝』の不壊の堅牢に、戴天剣パネスの火を合わせても防ぎ切れる筈がない。そもそも剣を十全に扱えず、灼熱に焼かれ腕が焦げ続ける騎士では力不足にも程があって】
【けれどそれは、1人であればの話】
【〈絶対防御〉がその身を掛けて守ってくれている。《大進撃》がその矢で“雨”の威力を削り続けている】
【だからまだ、負けていない】
- 98〈明徒花〉23/07/18(火) 23:19:54
- 99青い者23/07/18(火) 23:20:34
「もう本番が来たようやな」
「まだ足りんかもしらんけど使わずに負けたら意味が無いし」
「・・・しゃーないアレを使うか」
【雰囲気が変わった】
『我は(別世界に於ける)龍の星を冠する者』
『トゥバン、ラスタバンを召し上げ天の座へ2歩進め。』
【人の姿から竜の姿へ、】
【そして人の力から星の力へと近づく】
【肉体だけでは敵わぬ、ならばもう一柱の力(魔法)も使う】
【彼の者が扱う全ての力を振るい戦おう】
『戦いの始まりから経た時は短い。故に我が進めるのは2歩迄』
『貴方に勝つのは厳しいが限界まで抗わせて貰う』
『手始めに・・・α星』
【無数の星の魔力が時々蛇の様に曲がりくねりながらも豪雨へ襲い掛かる】
- 100〈杯の中の大海〉23/07/18(火) 23:20:40
まんぞくした!!!!!!楽しかった!!!!ありがとうございました!!!!!
- 101青い者23/07/18(火) 23:22:58
ギリギリ滑り込みセーフ!!
一から必死になって考えて文章作ったぜ危なッ!
・・・技を事前に作っておくことって大事なんですね - 102〈業火〉23/07/18(火) 23:23:46
すまねえ、ここで切ります
【”雨”は降り続く。止めるためには〈業火〉そのものを止めなければならない──】
【その事実に君たちが直面し始めた頃、状況に変化が訪れる】
【先陣を切り駆け出した冒険者の鎧は、主が死してもなお駆け見事に自爆した】
【少女の全てを賭けた一手は爆発となり、やはり〈業火〉の意識を割く】
【続き、雨を”喰い”拓く戦士が、鋼鉄の英雄が、燃え盛る樹人が、迫り来る】
【大口を開ける黒き斬撃。何もかもを覆す拳。白炎を纏いし突貫。その全てを防ぐため、〈業火〉は──”反撃”した】
【爆炎を放ち、迎撃を試みたのだ】
【彼女と言えど、全域を覆う雨を維持しながら”冒険者の捨て身の攻撃”を防ぐのは些か難しい。直接ダメージを受けるよりは、防ぐべき……そう判断し】
「チィッ……!」
【雨の”制御”を放棄する。しばらくは持続するものの、威力は大きく減衰した】
【やがて、ほんの一瞬の静寂が訪れる】 - 103人玻璃23/07/18(火) 23:24:24
なので事前に技を作って置く必要があったんですね(なお、増えに増えて鋼鉄人だけで130個
- 104ノコギリ青年◆uk6skpr2fM23/07/18(火) 23:25:22
ここでオリチャー発動!
ノリで作った新技を試す!は怖くてできませんね - 105〈疾風〉23/07/18(火) 23:25:49
行動n回と加速してどーんだけしかやってません!
- 106〈明徒花〉23/07/18(火) 23:26:23
リモンチェロさん、折角サポートして貰ったのに直ぐに焼失してしまい申し訳ないです…
はい、けど満足です…! - 107〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 23:26:35
新技どころか新フォームが出そうです
こいついくつフォームが出るんだよ - 108ホワイト・ボックス◆hFleuqDHzo23/07/18(火) 23:26:41
今まで出した技
射撃!
探知!
殴る!
防御!
以上! - 109〈業火〉23/07/18(火) 23:26:42
最終フェーズいきます
(随分……使わされたな。ここまで消耗したのは)
(──いや。”高揚した”のは、いつ以来だろうか)
【〈業火〉の身体が宙に浮かび上がる。地よりは見上げるほどの高さに静止し、その手を天に掲げた】
・・・・・
「最後の攻撃だ。挑戦者たちよ」
「我が最高にして最愛、最古たる炎を以て」
「お前たちを──全てを焼き尽くす」 - 110キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:26:58
「ありがとうございます、助かりました…!」
「鋼鉄人も、武運を。…勝ってください」
【とんと背を押すようにして離れ、翼を羽ばたかせて飛び立つ】
【炎を耐え、少女が取り出したのは白い羽で作られた笛だった】
【キャーの羽に術式を刻んだそれは、持つものに治癒の効果をもたらし…】
【それを吹くことで、治癒を周囲に与えることもできる】
「≪Prrrrrrrrr――――――――♪♪≫」
【白い羽根に青い術式の回路が光って浮かび、高らかな笛の音が広がる】
【治癒の笛の音が周囲に高く響き渡った】
「く…! なんて、規模…!」
『キャー!』
【黒い炎を鎧のように纏い、空中で魔力の乱気流の衝撃に耐える】
【力を奪う黒い炎。それは受ける攻撃からもその攻撃力を奪い、減衰させる効果がある】
「――拡大:反響:精査…〈イーグル・アイ〉!」
【空中に描き出した術式を組み合わせ、広範囲を高精度で知覚する探査魔法を構築する】
【降り注ぐ炎、魔力を術式によって処理し、把握することで掻い潜り】
【白い炎を身に宿し、黒い炎を纏うことでその余波や衝撃に耐えながら雨の中を縫うように飛び回る】
『そろそろ…ロカ、だって!』
「いきますよ、ロカ!」
【白い炎をキャーが構える。輝く炎が圧縮され、一点に凝縮されていく】
【…いや、厳密にはそうはない。炎に、炎が注がれているのだ】
【力を与える白い炎。その性質を利用し、自らの炎の中に注ぎ込むことで圧縮して放つ技】
【戦う間にチャージされていた白い炎が、一直線に放たれる】
『そっちが炎を、燃やすなら……ロカ、はロカのやり方で!』
「―――〈白亜の極点(ホワイト・エンド)〉!」
- 111キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:27:09
間に合わなかった!
- 112伴獣者23/07/18(火) 23:27:34
こいつはこいつで無限回復によるクソ戦法してるだけだし……
- 113〈業火〉23/07/18(火) 23:27:49
- 114鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/18(火) 23:28:48
ありがとうございます!
(ついに来た!彼女の本気が!)
【そう鬼神娘は今日"これ"を受けに来たのだ】
【鬼神娘は地獄の炎が鬼となった者、本来は鬼神ですらない炎の人形/ヒトガタ。故に彼女にとってどの様な炎も脅威ではない……地上に出るまでは】
【鬼神娘は見た、偉大なる冒険者達を】
【鬼神娘は見た、恐るべき魔物達を】
【鬼神娘は見た、想像を絶する世界を】
【鬼神娘は求めた、己を超える"炎"を】
【そして今ここに〈業火〉と呼ばれる彼女の炎に"恐怖"を見た。これこそが私を超える炎だと!】
「だぁぁぁぁぁ!!」
【だからこそ鬼神娘はその脅威に真正面から飛び込んだ】
【最初に熱さ、次に痛み、そして初めて体感する皮膚が焼けただれ骨が焦げ付いていく感覚。慣れ親しんだ筈の炎を今すぐにでも消したかった、しかしそれはしない……その時ではない】
【もっと、もっと、もっと!苦痛に歪みながらも貪欲に炎を浴びる。まだだ、まだ足りないと炎を自分に集め始める】
【肌が焼ける】【髪が燃える】【水分が蒸発する】【肉が焼き剥がれる】【骨が炭化する】
【数多の炎を受けて鬼神娘はもはや消し炭といってもいいほど原型を留めておらず人型の炭が立っている様なものだった】
【炭が自重に耐えきれず腰を折り倒れ伏す──その瞬間、確かな足取りで炭が己の五体を支える】
【今まで焼き尽くすだけであった炎が炭に活力を与えていく。炭であった肉体はその命の輝きを取り戻していく、何もかもを焼き尽くす業火の中でそこだけが生命に満ちていく】
「……もろたで、あんさんの炎。ギリギリやったけどな!」
【新たな力を手にし、炎の暴威の中で鬼神娘が悠然と立ち上がった】
- 115〈疾風〉23/07/18(火) 23:28:55
- 116キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:29:10
- 117〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 23:29:31
お願いします
- 118〈業火〉23/07/18(火) 23:29:39
【彼女が最も信を置くもの──それはやはり、炎である】
【彼女の本質。それは”活性”。エネルギーの増幅……一説によれば、熱は”上がる”分には理論上限度が無いのだという】
【〈業火〉が、門を開く。自ら作り出した異空間。彼女の同胞が編み出した愛用の術──その内には、”炎”が渦巻き続けている】
【彼女をして、制御そのものに多大な魔力を消費するほどの高熱。時間をかけ、”増幅し続ける”熱の塊──その一端を、己の身を害さぬよう慎重に掬いあげ】
【その頭上に、恭しく戴くように掲げた】
【それは──見る者に、”太陽”を思わせる輝きを放ちながら、しかし未だ一切の熱を感じさせない】
【つまりは、その熱の”全て”が彼女の制御下にあるということを意味していた】
「──見るがいい。我が”炎”の神髄を」
【──”太陽”が、墜ちる】
【君たちは直感する。”あれが墜ちれば終わりだ”と】
【さあ、最後の攻撃だ。君たちの全力を以てかの輝きを滅し、太古の”魔術師”を打倒したまえ!】
攻撃で押し返せる類の技です。”地に落ちる”ことを概念的条件として、周囲の空間全てを残さず消滅させる破壊の力。
”地に辿り着く”前にどうにか破壊すれば防ぐことができ、ほぼすべての魔力を使い切るためそのまま攻撃が貫通してトドメ……という流れです
太陽そのものではなく本体への攻撃で崩そうとするのも可 - 119鋼鉄人23/07/18(火) 23:29:44
欲しい!(強欲)
- 120ノコギリ青年◆uk6skpr2fM23/07/18(火) 23:30:08
おらに元気を分けてくれ~!
- 121〈疾風〉23/07/18(火) 23:30:16
ちなみに上がった人描写に名前入れますんで!
- 122〈業火〉23/07/18(火) 23:30:36
24時まで!
- 123栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/18(火) 23:30:46
はあい!
- 124鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/18(火) 23:31:07
- 125リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:32:35
【降り注ぐ破滅の雨を避け、世界からズレた安全地帯の中でどこまでも気高く飛ぶ翼を見た】
【茫洋と、ある種の尊敬と感慨を込めて女は異相に佇んで、ふとした瞬間柔らかに微笑む】
「……君は、すごいね。あんな恐ろしい雨の中を真っ直ぐに進んでいって
ああ───ああ。とても、綺麗だったよ」
【未だ熟さぬ少女があれ程の“冒険”を魅せたのだ、己も命を賭けるくらいせねば格好が付かぬというもの
ならば戦おう、全霊を込めて。ならば前へ進もう、全力を尽くして
───けれど、選ぶ道は刃じゃない。私の戦場はそこじゃない。私が、私の魂を注ぐべきは────】
【穏やかに、いっそ凪いだように微笑うリモンチェッロ。その手にはキラリと輝く“紙の刃を持つ”一振りの短剣】
【その剣の名はペーパーナイフ。リモンチェッロが日頃儀式に用いる儀礼剣であり、紙を刃へと変える異形の魔法具である】
【紙の刃を手に持って、これまでの挑戦者としての覚悟とは違う遠い太陽を目指す冒険者としての意地を込めて、女はぐっと短剣を握りしめた】
- 126伴獣者23/07/18(火) 23:32:43
- 127キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:33:34
これ…もしかしてみんなで撃ち返す奴だから
多分さっきのが最後のリタイアチャンスだったのでは…?
…どうしよう! なんかもう…さっきのを最終フェーズに入れる扱いで良いですか - 128リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:34:21
こっからリモンチェッロが魂焼きながら味方全員に特大バフぶっこむ予定です!よろしくお願いします!
援護こそ支援術師の花道! - 129〈業火〉23/07/18(火) 23:34:42
- 130〈絶対防御〉23/07/18(火) 23:35:28
- 131キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:36:21
- 132〈疾風〉23/07/18(火) 23:37:06
- 133〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/18(火) 23:37:35
【太陽が墜ちてくる】
【贋作の天使は、そう感じた】
【半ば無意識のうちに、そこに手を伸ばす】
【手の動きを追うように、いつの間にか辺りに燃え広がっていた蒼輝と白芒の炎が立ち昇る】
【そうしてそれらの炎は、糸となる】
【手を伸ばす】【糸を伸ばす】
【光をその手に、包むように】
【その背には、立ち昇る炎と同じ色の翼があった】
【右に一つ】
【左に二つ】
※反撃まだです - 134〈業火〉23/07/18(火) 23:41:47
- 135キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:43:22
- 136探訪の司書23/07/18(火) 23:44:15
【死にゆく者を見て、アリエスは何かを考えた。】
【何かが自分の方に乗っているような気がした。】
【はて、この感覚は何だったか…悔しさとも責務とも違う、ある意味で清々しい欲望。】
【”全てを焼く”?確かにこの人ならできるかもしれない】
【もういい、あとは知らない。滾らされることを言われるなら、自分だって!】
「私はあなたが欲しいです!」
「貴方が美しいほど、どうしようもなくぐちゃぐちゃにしてしまいたい!」
【アリエスは上空に斧を放り投げた】
【たんと飛び上がり全身が数度脈打つと触手は巨大化、何重にも重なって斧を握り、次いで純然たる破壊の呪文が祈りの如く祈り込められる】
【破滅を思わせる光が、斧を後光に照らした】
「さあさ、どっちの欲望が強いか試しましょう!」
「いま、まさに、ここで!”審判の刻”!」
【全部を賭けて振り下ろす。】
【一瞬、それだけで十分。女王の本体へとありったけの想いをぶつけるためには】
【光を伴う面状の飛ぶ一閃、それが瞬間的に迫り叩きつけられた】
- 137〈絶対防御〉23/07/18(火) 23:44:32
『大地の化身たる盾よ。降り注ぐ災厄を拒絶せよ。』
『大T……くっ』
【されど、〈業火〉と〈絶対防御〉力の差は歴然。万全な状態では無いのなら尚更である。】
【現に盾は既にほとんど溶かされてしまっている。】
【稼げる時間は少ない。されど、絶対防御は確信していた。】
【仲間たちの勝利を。】
【だからこそ、魔力消失症による反動でその目から血を流しながらも、火傷の痛みが体に走ろうとも。彼女は決して倒れない。
【それは7位パーティの気高きリーダーの姿あった。】
- 138〈業火〉23/07/18(火) 23:45:37
- 139伴獣者23/07/18(火) 23:50:54
ギリギリまでリモンチェッロさんと疾風さんの描写待つよ
- 140〈業火〉23/07/18(火) 23:52:36
……延長します?どのみち24時締切だと規制には間に合わないし……(私はVPN使います)
- 141〈疾風〉23/07/18(火) 23:53:12
【場を包むように、加速音が重なって響く。円を描くような起動で、一瞬にも等しい中で助走をつけ限りなく加速させていく。】
【限界の加速を受け、地面を蹴って飛翔する】
「間に合うか――!」
【途中でまりんの放った攻撃に触れ、それも加速させる。直接触れるために百を超える防御が弾け飛ぶ。負荷で今この時も割れていく幾千の魔法の守りは、もはや数百を残すばかりだ。】
《加速>>>>>>>落下速度》
【遙か天上から、軌道は落下へ】
【2度は超えられない。貫くためには避けられない。】
【それは太陽を流星が射抜くが如く、すべての守りが一瞬で砕ける音とともに逆落としの蹴りが光球ごと業火女王へ降る】
- 142リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:53:52
「────水が、低きに流れるように 海がすべての始まりであるように!」
【短剣をそっと心の臓に添え/総身に魔力を巡らして】
【ぐっと刃を押し込んで/肉の器に神なる力を流し込み】
【止め処なく血を流しながら輝く日輪を睨みつける/軋み上がる魂が総て焼き尽くすように雄叫びをあげる】
「新しき船出は 祝福されて叱るべきだ」
【冒険者の旅路を仰ぐ者として、霊を導く者としての総てを捧げて女は船の帆を押す詩を紡ぐ】
【鎮魂の歌、魂を天へと高める祈りの叫び
巫女の一族であるメディウリア家に伝わる至高の旋律
この歌は、本来なら船出を寿ぎその先行きの安穏を願うためのもの。本来なら〈明徒花〉に使った英雄之詩と異なり戦闘用ではない
────しかし、その詩には一つ、女が今この時に歌うに足るだけの権能が籠められている】
「白木の杭もて 導きをここに」
【其れは、前へと進む者が成功を掴む確立を著しくあげる魔法の力。船旅も戦いも何もかもが最良の選択を辿る巫女達が受け継いだ応援歌
神の祝福によって齎される運命の最適化現象】
【本来なら出力が弱すぎてただの祈りと変わらないそれを、自分の命を捧げることで戦闘における支援にまで押し上げる
そして───】
「私は、彼等を照らす灯火─とうか─となろう
──────みんなッ、頑張れ!!『星よ、闇夜を超えて歌え─メロス・ファロス・フォティノーティタ─』ァァァァァ!!!」
【少女の応援歌が、空へと響き渡った】
- 143キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:54:09
【圧倒的な威容。太陽のような輝きを前に、キャーとロカは一瞬だけ魅入られてしまう】
「あの炎は…まるで、太陽のような…」
『すご、い…すごいよ! だから…ロカも、全力で!』
【だが…だからこそ。その力を前に奮い立ち、全力をもって立ち向かう】
【己も最も輝ける、炎で以って】
「いきますよ、ロカ!」
『そっちが炎を、燃やすなら……ロカ、はロカのやり方で!』
【白い炎をキャーが構える。輝く炎が圧縮され、一点に凝縮されていく】
【…いや、厳密にはそうはない。炎に、炎が注がれているのだ】
【力を与える白い炎。その性質を利用し、自らの炎の中に注ぎ込むことで圧縮して放つ技】
【キャーの魔術とロカの炎を組み合わせることで、キャーもまた己の炎を一段上のステージへと昇らせる】
『…ロカ、だって! 火の…精霊なのっ!』
「キャーも、最後まで立ち向かいます。―――〈白亜の極点(ホワイト・エンド)〉!」
【戦闘中チャージされていた白い炎が、一直線に放たれる】
【年若い火の精霊と、鳥人の魔術師。二人の力が組み合わさって太古の魔術師に立ち向かう】
【圧縮された極白の熱線が、太陽を迎え撃つ!】
- 144ノコギリ青年◆uk6skpr2fM23/07/18(火) 23:54:17
「ハハハ……ハハハハッ!」
「そうでないとなァ!そうでなけりゃ魂が滾らねェ、俺たちの火はアンタに届かねェ!」
「だからよ……俺たちはそれ以上の熱を、光を、太陽を喰らって突き進むさ!」
【血反吐を吐きつつ大いに歓喜する、落陽は「絶望」を大地に映すも青年の目に映るのは「希望」だった】
【彼は既に満身創痍だった、先の雨を真正面より喰らったがため、身体の大半が焼け焦げ辛うじて立っている現状】
【だが無理を通してでも〈業火女王〉の正面に立って決闘を行いたかった、今の己の剣がどこまで届くのか】
【無窮の果てには、何があるのか】
【〈疾風〉からの風を受け取り、加速した魂は炎によって覆い隠された心に、再び立ち上がる熱が宿るための薪となる】
「ここが上でなくとも構わない、だが……だが!アンタの炎は天をも穿つ!」
「そして俺が目指すのは穿たれた天の、その先だ!!!」
「今超えろ─────世界を斬る、飽く無き冒険を求める先駆者の牙よ!」
「切り開け!『世界を拓く剣』!!!」
【太陽が迫る未知の領域、それを分かつ極光の斬撃は大地を抉りながら〈業火女王〉に放たれる】
【『加速』と『万物捕喰』の力が込められた神速の一撃、古き空に抗うように斬り上げられた「神機」の姿は、正に女王へ叛逆する『挑戦者』そのものだった】
- 145鋼鉄人23/07/18(火) 23:54:28
- 146甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/07/18(火) 23:54:47
魔法の氷なのて、なんとか耐えれる(耐えれない)と思いたい……
「これで出し切る……クライシスファクター、起動!!!」
"少女暴走!CRIMSON CRISIS!!! DANGER!!!"
【雨に灼かれ全身を融かしつつ、少女が声を張り上げると同時に血塗られた禍々しい色のオーラと狂気が瞳と全身に宿る】
【全身からバキバキと異音を立てながら、目の前の大きな生命──〈業火女王〉へと狙いが定まった】
"GEOMETRY...!!!" "BIO...B-BIO..." "IDEA, TRUTH-JUSTICE-BEAUTIFUL..." "HUMANIZE!!!" "ELEMENTALY!!!"
"CRISIS BRAKE!!!"
【大剣の柄についた引き金を五度引く。大剣の刃に白・緑・蒼・紅・黄・朱・金のエネルギーが集まり巨大化する】
【黒髪紅眼の美少女、銀髪蒼眼の美少女、そして──白髪黒眼の美少年】
【4人の姿が重なり合い、中心となる茶髪緑眼の少女が眩く輝き出す】
"ELEMENTARY UNITS!!!"
【そして赤い大剣の、青い大鎚の、黒い大砲の──混沌の属性を秘めた、飛ぶ斬撃と飛ぶ打撃と砲撃が空中で合わさり固定される】
「──ふッッッ……!!!」
"CRIMSON CRISIS!!! DANGER!!!"
【真上に跳躍して高度を稼ぎ、空中で固定された混沌のエネルギーに到達】
【異形の大剣《イデア・ソード》に七重らせん型の七色のオーラを纏わりつかせ、流星のような速度で『真上へ吹っ飛び』】
【複数の概念をぶち込んだことの反動にその身を端から粒子としながら】
『〘「「喰らえ……これが私たちの……最終奥義だーーーッッッ!!!」」〙』
""""LIBERTIC ARTS GRADUATED CEREMONY!!!!!!""""
【融けかけた口で叫び、四色✚二色✚澄んだ金色に光り輝く巨大な大剣を……下から上へと斬り上げた!!!】
- 147伴獣者23/07/18(火) 23:54:51
- 148〈業火〉23/07/18(火) 23:56:18
どうせ終了描写は24時超えちゃうし……じゃあ15分延長して待ちます
- 149〈疾風〉23/07/18(火) 23:56:20
お待たせしましたー!
やってることは超すごい落下蹴り
魔法の迎撃に蹴りが効くかは不明だけど突き抜ける一瞬に防御は全部持っていかれました - 150キャー◆zx1NIrpyR623/07/18(火) 23:56:20
- 151〈熱剣士〉◆sCf6qlU/Y623/07/18(火) 23:57:20
「──《いにしえの焔よ、灯れ》──」
【一瞬の隙、短い詠唱にて。彼の懐の宝玉が輝く】
【今は亡き、古の祖竜『古き焔』の炎が封じられし、その宝玉から熱が、火が、焔が溢れだす】
【師匠〈春風〉の魔剣を墜とし、異界の邪神の冷たき死を吹き飛ばした焔が彼の剣に灯る】
「──《そして、燃え盛れ》──」
【そこに更なる詠唱を加える。かつて現人神となった皇女に試し、自らを焼いた危険な領域へと──焔は燃え盛る】
【古き焔の火は因果に干渉する】
【灯した状態で扱う《縁斬り》はその性質を利用し、原因への繋がりを斬る技だが、熱剣士はここでそれを選択しない】
「──《死火(しか)》──」
【全てを焼き付くす、その意を込めた言葉を放って剣が振られた。一つは太陽に、一つは業火女王に】
【彼が選んだのは、単純な火力勝負】
【業火を権化たる女王に対し、竜王の焔を持っての真向勝負……!】
- 152人玻璃23/07/18(火) 23:58:04
「──おにいちゃん! がんばって……!」
【祈る。神様なんて信じてないけど、お兄ちゃんが頑張っているなら、信じると決めたから】 - 153伴獣者23/07/18(火) 23:58:09
こいつ?マザークラウンの背中で超祈ってるよ
- 154リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/18(火) 23:58:10
描写が!どんどん!長くなる!すまねぇ!
これでも削ったんです……本当時間的にも文的にも長くなってしまいまして……すまぬ - 155二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 23:58:22
このレスは削除されています
- 156《大進撃》23/07/18(火) 23:58:42
【張り詰める戦場の空気を切り裂く馬の嘶き一つ】
【嘶きの方に目を向ければ馬上にて頭上の太陽に向け弓引く男が一人】
【今までよりも一層力を込める為足が馬の横腹にめり込む程に踏ん張られており馬上で取り回しやすいように短くされつつも威力を確保する為に様々な素材で構成される複合弓は限界まで引絞るられている】
【次の瞬間弓につがえられた矢は解放され真っ直ぐに音を超える速度で太陽に迫る】
【かつて天神をも射殺した神秘を殺す矢が太陽をも射殺そうと迫る】
落ちます!
- 157二次元好きの匿名さん23/07/18(火) 23:59:36
- 158青い者23/07/19(水) 00:00:08
書いた直後に、、、より良い情報を見つけてしまい
書きたそうとしたが時間が無くて泣く泣く断念
(´;ω;`) - 159栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/19(水) 00:00:18
【その“太陽”に、戴天剣に眠っていた骸は目を覚ます】
「─────ぁ」
【騎士の両腕が一瞬の間に焼け焦げ融け消えた】
【《業火》によるものではない。それは戴天剣パネスが励起し、騎士の下を離れて飛び去っていった余波。原始惑星の時代より生きるソレが、騎士の手に負えない力を解き放った代償】
【飛翔する剣は、“鳥”と化す】
【巌窟の刀身に宿す『翼神の慈悲』と『九陽皇の骸』を燃やし、獣よりも純粋な我欲で奔る。“鳥”はその刃を太陽へと差し向け、吼えた】
【この場に顕現した太陽が気に食わないのだ、と───!】
「く、……中々のじゃじゃ馬ですね」
【鎧こそ無事だが、騎士は両腕を失った。だから、できる事などない。ただ、放たれた剣を見て祈るしかない】
「……………いいえ、いいえ。そんな事はありません」
【黒い腕が騎士の胴から伸びる。乾涸びたようなその『欲望の手』が、魔剣を握る】
「私は、私は───負けたくありませんッ!!」
【〈疾風〉の風が吹く。リモンチェッロの応援歌が鳴り響く。数多くの冒険者が太陽を押さえていて、既に道は切り開かれていた】
【英雄登竜門から賜った『全て踏み上げる大地』が、その脚を保証する。『深・海帝』が困難から身を守ってくれる。魔剣『旱星』の魔焔が更に一歩押し進めさせてくれる】
【だから騎士は、負けずに剣を振るう事ができたのだ】
- 160キャー◆zx1NIrpyR623/07/19(水) 00:02:35
行動順を整理すると、前ターンは回避と回復で…多分反撃はされてないってことで
なんなら前ターン休んだぶんのチャージとバフが入ってるから威力は上がってるかも
炎に炎を注ぐのは実は炎を燃やす炎にインスパイアされてて…業火女王さんにお見せできる機会があって嬉しかったです - 161鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/19(水) 00:03:20
時間延長!?チョット書き直す!
- 162〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/19(水) 00:03:49
「────っっ!!」
【不意に型を叩かれ、身体と思考と光の糸が加速する】
【それが、贋作の天使を正気に立ち帰らせた】
(今の声、〈疾風〉さんね)
【そして、現況を確認する。頭上にある"あれ"を落とされれば、自分達が負けることは確かだ。周囲の冒険者達もそれはさせまいと、各々最大最強の一撃を放たんとしている】
【そして、自分はと云うと──】
(……これどういう状態なの?)
【炎のようになっている光の糸。右に一枚、左に二枚の計三枚の翼。今までに経験したことのない状態だった】
【明らかに自分の身に、何事か起こっている】
【だがそこに、仲間の歌が響いた】
【心を焚べて燃やすような、魂の鼓舞】
(……関係ないか)
【だが今、そんなことは些事だ】
【目の前の相手も、偉大なる『炎を統べる者』も、己が神髄を魅せてくれているのだ】
(だったらこっちも、出せるもの出し切らなきゃね)
【そのように考えた時には】【既に行動は終わっていた】
【地上に降臨した太陽の寸前に、撚り合わされた蒼白炎の糸が構えられ、馬上槍の形を成し】
【贋作の天使は時の流れすら掻き分ける程の速度で、それを"太陽"に蹴り込んだ】
【"太陽"に触れたその糸は、その鋒から炎を『書き換え』、『写し削って』いく】
「──『眩羅の糸槍』」
- 163〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/19(水) 00:05:38
外星龍由来のテクスチャ改変の権能と『想いの怪物』に連なる『侵食の力』の合せ技です
- 164栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/19(水) 00:06:49
なんか飛んでいった剣を尻目に、必死こいて本体狙いで切りに行きました
- 165青い者@改23/07/19(水) 00:09:08
- 166鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/19(水) 00:09:29
>>157の書き直し
「嘘、まだ上があるんか!?」
【〈業火〉の放った太陽を見て鬼神娘は愕然とする。先程の炎ですら死にかける程の炎だったのだ。上空に輝く焔に内包する暴威は如何程か……想像すら出来ない】
「〜〜っ!それでもっ!引く理由にはならへんっ!絶対にっ!」
【叫びと共に鬼神娘の姿が大鬼に変化する。鬼神娘の本気の姿《無間鬼神龍》であった】
【首にかけてあった三面数珠が飛散し背中に二股の角のようにつながる、そこから炎が翼のように噴出し鬼神娘を流星の如く押し上げる!】
「はあぁぁぁぁぁぁ!」
【金棒と大剣〈神余〉を振りかぶり両者に炎の力を付与し全身を回転させる。鬼神娘が炎に飲まれ炎の星と化した】
【己の五体、全力全霊を太陽に叩きつける!しかし、太陽はびくともしない。それどころか炎を付与した筈の武器が少しづつ溶けていき、己の肌も焼けていく。明らかに出力で負けている】
「太古の炎なにするものぞぉぉぉぉぉ!!!」
【それでも鬼神娘は止まらない。炎の勢いを強め太陽を貫かんと更に奮起する!】
- 167〈熱剣士〉◆sCf6qlU/Y623/07/19(水) 00:09:34
《死火》は古き焔の火力を人の身で再現する技です
使った後は体のほとんどが炭化します
文字通り全てを焼き尽くす捨て身です
こいつそんなに台詞ないのに、なぜ時間かかったんだろう? - 168鋼鉄人23/07/19(水) 00:09:46
【──決戦だ】
【天から落ちたるは、地上全てを薙ぎ焼く灼熱の太陽】
【それを迎え撃つは、地を這い天を見上げる冒険者達】
【見上げた一人、反撃にて装甲を大きく削られ、尚も鋼を纏う青年は静かに息を一度吸い、言の葉を紡ぐ】
【その”身"を"変"える為の文言を。相棒たる魔剣群を共に在る為に行う宣言を】
「行くぞ、S.S.S.――!」
《──はい、我が主様》
【胸部装甲内に秘める熱が、心臓炉と呼ばれるソレが拍動し、S.S.S.を融かして《鋳造》する】
「《意志を持ち》《己の真意の元》《俺を導いてくれ!》」
「《18の君を従える俺は》《多くの絶望を知っていたとしても》《決して真意は変わらない!》」
「《あぁ、勇気と知恵で》《誰よりも早く立ち向かおう》《絶望の強さを理解しながらも、負けぬものかと声を張り!》」
「《私は貴方に付き従う》《俺は平和の為に》《君と共に悪を断ち切ろう!》」
「《何時だって本気で力の限り立ち上がって!》《伝播した想いを握りしめ!》《物理法則など蹴飛ばして!》」
「《絶望の予測なんて何度だって覆すさ!》《何度だって何度だって絶望に打ち克つ!》」
「《だから!》」
「《俺達は意志を貫く──!》」
【鋼のその身に纏うは魔なる刃】
【鉄の意志によって駆動する鋼】
【人の想いを背負って立つ英雄】
「火椿流、決戦闘術」
【魔剣と合一した青年が、味方によって神速を得た青年が、友によって強化を受けた青年が、倒れた仲間の助けを得た青年が──前へ、天へ】
【空に燃える太陽に向かって、踏み出した】
- 169リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/19(水) 00:10:28
こいついつもクライマックスフェイズで自傷し始めるな
- 170鋼鉄人23/07/19(水) 00:11:41
- 171伴獣者23/07/19(水) 00:11:48
だってメガンテメガザルはロマンだから……
伴獣者はもってないけど - 172鋼鉄人23/07/19(水) 00:12:20
私は一体何年この零式を必殺技として使い続けているのだろうか
- 173〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/19(水) 00:13:04
なんかこいつだけ覚醒展開みたくなってますが、設定的にはメガンテどころじゃない状態
隻狼で例えるなら狼が怨嗟の炎使い出したようなもんなので - 174青い者@改23/07/19(水) 00:13:23
オラー!
ファフニールの由来は竜に変身する能力を持つドワーフだったから
どうしても竜へ変化するシーンを書きたかったのだ!
延長ありがとうございました。
これで自分は満足して向こうに行けそうです・・・ - 175二次元好きの匿名さん23/07/19(水) 00:13:50
太古よりの炎と竜王の炎と地獄の炎が飛び交ってる…これ余波で周りも死なない?
- 176鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/19(水) 00:14:11
- 177〈疾風〉23/07/19(水) 00:14:22
最大威力が落下蹴りなのは履いているブーツが落下100%カットのため防御が加速負荷だけでいいから。同速で横にパンチしようとしたら異能による軽減込みでもミンチどころか赤い霧になります
そのための結界ってことで……
- 178伴獣者23/07/19(水) 00:14:34
まりんちゃんがめっちゃ水撃ってるからギリ大丈夫
- 179鋼鉄人23/07/19(水) 00:15:10
フレンドリーファイアは無いからセーフセーフ!
- 180〈業火〉23/07/19(水) 00:15:33
締切!描写まとめ仕上げて決着に移行します!
- 181ラプラス&マクスウェル23/07/19(水) 00:17:11
さ、鯖落ち+規制のデスコンボ……
タイミング逃しましたけど最後に……!
【ピシリ、と空間にヒビが入る。】
【今までずっと隠れていた、最後の挑戦者。】
【第5位パーティの1人、「最も謎が深い冒険者」。「正体不明」、「照明不能」。】
【一切露出をしない、全身を覆い隠した謎の人物が、業火の直ぐ側へと現れる。】
【攻撃の前動作は必要無い。派手な詠唱も魔法陣も、何一つ要らない。全ては、ミクロ単位での干渉で終わる。】
【観測規模:最大。干渉精度:最大。ラプラス、マクスウェル双方全開放。】
【男の頭が、裂けて割れる。無数の神経が飛び出し絡み、二つの巨大な眼を形作る。】
【片方は巨大な一つの、世界を見通す瞳。もう片方は何一つとて見逃さない、無数の数え切れない瞳。】
【観測開始、因果干渉。】
【業火は完結せず】
【そして、今ここに最期を定められる】
因果律干渉による攻撃不発化+敗北の未来を相手に押し付ける
- 182キャー◆zx1NIrpyR623/07/19(水) 00:20:15
- 183〈業火〉23/07/19(水) 00:22:13
【”太陽”に、そしてその主たる〈業火〉に──冒険者たちの最後の攻撃が殺到する】
【絶対の防御を自負する少女の障壁が、その炎を押し留め】
【豪斧より放たれた破滅を思わせる光の一閃が、〈業火〉に食らいつき】
【遥か天上より襲来した蹴撃が、両者を諸共に打ち貫き】
【若きふたりの放つ極白の熱線が、太古の炎に立ち向かい】
【ひとつになった四人の振るう七色の剣が、炎に突き付けられ】
【地より天へと駆ける海龍の怒涛が、太陽すらも押し流さんと激突し】
【古き”王の焔”、その一端が輝きと女王を諸共に焼き尽くさんとする】
【太陽を見下ろす星より生まれし竜が、太陽を打ち砕かんと飛翔し】
【天神をも射殺したる矢が、現れた神秘を撃ち抜かんと放たれ】
【地獄より来たる獄卒が、己が身の焦げるも厭わず立ち向かい】
【時の流れすら掻き分ける糸槍が、天の炎をも侵食し】
【世界を拓き、尚も飽くこと無き『神機』の牙が食らいつき】
【鳥と化し飛翔する剣が、意地を以て振るわれる剣がその行く末に到達し】
【その身を変じ人の想いを背負って立つ鋼の英雄が、理不尽たる炎を蹴り砕き】
【──その全ては、少女の祈りによって昇華され】
【またある者は、限界すら超え”加速”され】
【そして──正体不明の観測が、それらに齎される因果をより強固とし】
【堕ちる”太陽”を、太古より生きる英雄を──確かに捉える!】
【力と力の真っ向勝負。それは刹那か、あるいは永遠をすら思わせて。しかし確かに終わりを告げる】
【────やがて。君たちの視界を、眩い輝きが覆い尽くした】 - 184鋼鉄人23/07/19(水) 00:23:12
入った! 入ったよ!
- 185〈業火〉23/07/19(水) 00:23:57
【君たちは、この衝突を生き延びただろうか。それは分からない。あるものは太陽の破滅に飲まれ消えてしまったか。あるいは、見事に逃れ今この瞬間を目にしているのか】
【──数々の力の奔流に飲まれた〈業火〉が、やがて姿を現す】
【身体の各所が脱落し、光の粒子のように流れ出ていく。その様を眺めるうちにも身体は崩壊を続けていく】
【再生が、間に合っていない。君たちの攻撃により魔力は枯渇し、その身体を維持することもできなくなった】
【魔力の流出が、回復を──上回っているのだ】
「──ああ。まったく……悔しいな。もう少しで勝てると思ったんだけどなぁ」
【最後に見せるのは、冒険者としての意地。先達としての矜持──】
【〈業火〉は、君たちを讃えるように屈託なく笑う】
「おめでとう。君たちの、勝ちだ──」
【その言葉を最後に、鮮烈なる赤の英雄は崩れ去り──決着がついた】
【そして、全てが巻き戻る──】 - 186〈業火〉23/07/19(水) 00:25:48
- 187鬼神娘◆N4rysfkBiA23/07/19(水) 00:27:41
お疲れ様ございました!突発的なイベントにも関わらずGMをしていただきありがとうございます。楽しい時間をありがとうございました!
- 188〈絶対防御〉23/07/19(水) 00:28:11
「はあ……はあ……」
「……勝った……の?」
【ポツリと呟いた言葉によりようやく現実を理解してその場にへたり込む】
【体力は回復している。しかし、精神的な疲労が立っていることを許さなかったのだ。】
【倒れながらも、嬉しそうに右手を上にあげ強く握りしめる。】
【自分『達』は冒険者最強の一角に勝ったのだと、思い出に強く刻むために…】 - 189重鎧剛蛇◆IRjp04k5N.23/07/19(水) 00:28:37
お疲れさまでした…!業火女王さんの圧倒的な強さ…素晴らしかったです…!
- 190ラプラス&マクスウェル23/07/19(水) 00:28:44
「……………」
【……やっべー……】
【言えねえ、言えねえよ……業火ちゃんにビビってちょっとガチ目に亜空間に篭ったら、ガチ目にやり過ぎて自分で潜ったのに出るのがクソ程大変だったなんて……迂闊に弄る物じゃねえな空間とか】
【出るのクソ程遅れてなんかハイエナみたいになってしまった、っべー……】
【…………俺は分かる男、何か話が拗れる前にクールに去るぜ!】
(※亜空間を砕いで出て来たフード姿の何かが、するりと観測から抜け出して消えた。何も知らない者からすれば、何か幻覚だったかの様に思えるだろう。)
お疲れ様でした……! - 191〈絶対防御〉23/07/19(水) 00:29:10
お疲れ様でした!!業火女王イメージ通りヤバいですね!
ナナちゃん出すしかないと思って出せて良かったです……
さあ、NPCに戻ろうか…… - 192リモンチェッロ◆86pebISJiw23/07/19(水) 00:29:16
突発イベントお疲れ様でした!楽しかったです!
- 193〈明徒花〉23/07/19(水) 00:29:26
お疲れ様でした!ランカー同士の戦闘は派手ですねぇ…!
とっても楽しかったです!本当にありがとうございました! - 194伴獣者23/07/19(水) 00:29:26
「すごい、すごいわ!みんなのお陰の大勝利だわ!」
【寄ってくる巨大な海龍を抱きしめ、母なる鹿の首を優しく叩き、共に戦った冒険者たちに拍手を送り、心の底から嬉しそうに歓声をあげる】
司会進行ありがとうございました!
めっちゃ楽しかったしキャラ性能披露にもなって大満足!
- 195鋼鉄人23/07/19(水) 00:29:37
お疲れ様でしたーー!楽しかったです!
- 196青い者23/07/19(水) 00:29:47
- 197〈疾風〉23/07/19(水) 00:30:03
「ふう…この数の詠唱車が一気にお釈迦だもの。巻き戻らなかったら大赤字だわ」
【全てが巻き戻った後で、溶け落ちて無くなっていた数十の輪を浮かべて首を揉む】
「ところで、仕事を手伝う話なんだけど」
お疲れ様でした! - 198〈斬糸〉◆7Bdf1D7E5.23/07/19(水) 00:30:17
【全てが、やけにゆっくりと見える】
【冒険者達の全霊を懸けた技の数々。迎え撃つ地上の太陽。その炸裂】
【拡がる光の中、きっと至近距離に入ったこの身は跡形もなく灼き尽くされるのだろうと、いざ自分を見てみれば】
【その裡側から、蒼白い炎が燃え上がっていた】
【"それ"を見て、斬糸は悟った】
【「あいつは、"これ"から私を守りたかったんだ」と】
お疲れ様でした!
突発的なビッグイベント、本当にご苦労様でした!
- 199探訪の司書23/07/19(水) 00:30:42
「……。」
【最後の技を打ってからは記憶が曖昧で…けれども周りの冒険者達が立ち上がるのを見て】
「勝った…!」
「…私、何言ってました?」
GMお疲れさまでした! - 200栗鼠の騎士◆8iqOl1NXqg23/07/19(水) 00:31:14
「やっ、た───」
【闘技場結界により、全ては巻き戻る】
【けれど、精神は別。魔術的な精神干渉ならば共に巻き戻るが、その経験を忘れる事はないし消えることもない】
【だから、パタリと騎士が倒れてしまうのも無理はなかった】
【星の輝きのように煌めく、あんな凄烈な体験をしたのだから】
【そんなこんなで医療班に運ばれていく騎士なのだった】
お疲れ様でしたー!
楽しかったです!