- 1二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:13:41
- 2二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:14:37
お前らの時点で異世界の集まりですよね?
- 3二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:14:44
神官「やばっ 勇者様が五人に見える」
- 4二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:15:48
あの…どいつもトラックごときじゃ死ななそうなんスけど…いいんスかこれ
- 5二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:16:42
おそらく鬼龍の家で五人で遊んでいたら魔法陣が発動して五人揃って異世界転移させられたのだと考えられる
- 6二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:17:16
Backroomsは異世界に含まれるのか教えてくれよ
- 7二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:18:05
サイタマ「えいっ」ゴッ
悟空「えいっ」ゴッ
魔王「ぼうっ」グチャッ
モンスター「魔王様が死んだぁっ」 - 8二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:18:15
お…おいあれを見ろ 鬼龍だけ紋章が浮かんでこない
おそらく勇者の素質がないがために… - 9二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:19:10
- 10二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:20:10
(魔王軍のコメント)
下手なチートスキルに置換されると逆に弱体化しそうなレベルのチートキャラを異世界に連れてくるのはルールで禁止スよね - 11二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:21:56
五人「(勇者の資格なんてあっても俺達には何の意味もないから)なんでもいいですよ」
- 12二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:22:53
神「異世界人はルール無用だろ」
- 13二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:23:06
- 14二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:24:29
- 15二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:25:01
- 16二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:28:16
異世界クインテットだと思われるが……
- 17二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:29:52
おそらく鬼龍がパーティから追放されて
復讐ざまぁ系が始まると思われるが... - 18二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:32:10
- 19二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:32:47
- 20二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:33:20
ほぼ全員が嫌がると思われる
- 21二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:37:40
- 22二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:42:43
- 23二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:45:54
- 24二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:46:15
ブヘヘヘ 星墏体のオマタ オマタ触るだけだから…🐯👓
- 25二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:49:00
ここまで強いと権力者から脅威認定されて追放か処刑にされると思われるが…
- 26二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 17:50:47
ちなみに敵の攻撃が来ても鬼龍が盾になるらしいよ
- 27二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:19:52
- 28二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:21:14
悟空「まあ気にしないで、色々終わったら生き返らせてあげるし最悪あの世で会えば良いだけですから
- 29二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:21:59
鬼龍程度じゃ無理です
- 30二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:22:31
- 31二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:23:43
- 32二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:29:20
クリファパズル545がいればオカルトな経路から接続可能と考えられる
- 33二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:31:25
ちなみに王様の娘は天内理子が異世界転生した存在らしいよ
- 34二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:33:29
恐らく悟空が仙豆か気で治してるから電極は必要無いと思われるが…
- 35二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:34:50
- 36二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:35:01
もしかしてこのバカ5人はお互いがお互いを補い合ってる最高のチームなんじゃないスか?
- 37二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:36:29
毎度思うけど無駄に相性良くて笑っちゃうのは…俺なんだよね
- 38二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:37:48
コイルと磁石さえあれば悟空かサイタマが手回し発電機の容量で無限に発電できると思われる
- 39二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:38:45
- 40二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:41:10
- 41二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:41:45
- 42二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:42:44
異世界ってどういう感じの異世界なんスかね
並行世界とかでも悟空が瞬間移動で界王神辺りにアクセスして帰ってこれそうっスね - 43二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:44:47
- 44二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:49:14
一方通行「なンでオレ達がわざわざ王都から離れてこンなエルフの森の隅っこの狭っ苦しいログハウスもどきで生活しなきゃなンないンだよォ」
鬼龍「しかし俺を恨むのは筋違いだぞ 悪いのは『オレ達が能力を素直に伝えたら王族に目を付けられてヤベェンじゃねェか?』と言い出したお前だ」
サイタマ「オレは割りとこの家好きだぜ 広さもそれなりにあるしな」
悟空「それよりオラまた腹減っちまったから飯食いてえなあ」
五条「まあこういうのも面白いよね」
なんてなってそうなんだ
絆が深まるんだ - 45二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:50:52
鬼龍なら作れそうな事に笑ったのは俺なんだよね
- 46二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:51:23
- 47二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:52:26
- 48二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:55:29
全員強大な力を持ってるせいで元の世界では各々の役割に縛られているため異世界転生が実質バカンスになってそうでほのぼのしちゃうのが俺なんだよね
- 49二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 19:55:33
- 50二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 20:08:02
ギルド受付嬢「勇者パーティ……? 大したことないでしょ 変なおっさんが暫定リーダーのヘンテコ集団なんて……
なにっ全員ステータスが軒並み高いっ
しかも一部は神クラスの能力まで持つ……
う あ あ あ あ」
ギルドマスター「(冒険者ランク)Sクラス決定ェ」 - 51二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 20:39:47
真面目にやれば魔王軍とか1秒も保たないと思われる
- 52二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 20:51:26
この路線でスローライフしながらたまにやってくる魔王軍ップをボコボコにして結局魔王から注目集めちゃう感じの話を読みたいのは俺なんだよね
- 53二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 20:53:42
おそらくSクラスでは収まらずSSS+++クラスぐらいになると考えられる
- 54二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 21:03:24
1番年下で唯一フィジカルがモヤシな一方通行が可愛がられてそうでほのぼのするんだ
絆が深まるんだ
まっ極寒の地で元気に暴れられるぐらいの体力はあるからバランスは取れてるんだけどね - 55二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 21:17:15
5人全員エミュレートできる奴いるのかと思ったのは俺なんだよね
- 56二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 21:45:25
- 57二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 22:23:33
- 58二次元好きの匿名さん23/07/21(金) 22:37:11
- 59二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 08:30:00
- 60二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 11:34:08
この五人で勝てない魔王軍なんていたら王都は既に焼け野原だと思われるが
- 61二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 11:48:25
4人ともデリカシーがないので「そういえばお前の性別どっち?」って聞かれて不機嫌そうに黙り込む一方通行が見たいのが…俺なんだ!
- 62二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 13:56:04
やっぱ便利っスねベクト・ル操作は
- 63二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 15:54:47
五条は分かってて便乗して聞いてそうなんだよね
- 64二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 21:13:07
一方通行が普通に歳下やってそうで微笑ましくなったのは俺なんだよね
- 65二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 21:26:17
異能系かつ頭いい組の一方通行、五条と馬鹿だけどフィジカル最強組の悟空さとサイタマでいい感じのバランス組めてると思うのは…俺なんだ!
鬼龍は無理です - 66二次元好きの匿名さん23/07/22(土) 22:18:00
- 67二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 08:13:31
おそらくサイタマと悟空が一通りモンスターをぶちのめして搦め手は一方と五条が看破して粉砕、そして鬼龍が魔王に幻魔をぶちこむ流れで鬼龍達と魔王軍の勝敗は決すると思われるが…
- 68二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 13:20:10
ふんっ
よく分からんオッサン4人どガキっ1人に我が軍が負けるはずがないだろう
えっ
なっ
なにっ
なんだあっ - 69二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:21:23
- 70二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:23:15
しかし、新約1巻でシルバークロースがトンネル内に入った時は電波障害で演算に狂いが出ると言ってたのです...
- 71二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:27:25
- 72二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:32:37
- 73二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:45:26
- 74二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:49:30
ふんっ幻朧も幻魔も超えた俺にそんなものが効くわけないだろう
- 75二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 15:13:07
ああ〜っ
この5人のSSかファンアートをかいてくれェ
誰でもいいから
俺はこういう多重クロスが大好きなんだァ〜 - 76二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 16:22:24
- 77二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 17:02:27
- 78二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 17:05:18
おじさんが一番足引っ張りそうやん
- 79二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 17:44:36
“呪い”ってことはオカルトに詳しい五条と鬼龍の出番ってことやん
なにっ夏油と尊鷹のトラウマを掘り返されているっ - 80二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 17:49:56
奇跡的にトラウマ攻撃喰らいそうな2人にちょうどオカルト耐性ありそうなのはいいっスね
- 81二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:37:46
部下「あっ 一発で解除されて返り討ちにされたッ」
- 82二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:39:06
- 83二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:50:08
キミに設定を教えるよ
ただしアニヲタWikiでね!
五条
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/?cmd=word&word=%E4%BA%94%E6%9D%A1%E6%82%9F&pageid=46520
悟空
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/?cmd=word&word=%E6%82%9F%E7%A9%BA&pageid=2446
サイタマ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/?cmd=word&word=%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%9E&pageid=19540
そして俺だ
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/sp/?cmd=word&word=%E9%AC%BC%E9%BE%8D&pageid=42462
- 84二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:56:45
- 85二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:14:37
色々あるがおそらくフリーザによるクリリン爆殺など仲間の死亡は結構キツいと考えられる
- 86二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:34:37
- 87二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:36:56
朝起きた時に見た大猿に踏まれた後のじいちゃん…
- 88二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:37:36
あざーっス、あーっエミュ力と文章力の無さが合体してわけわかんねえことになったよ
その時、異なる五つの世界から白き光が立ち上った。
一つ目の光はある最強の呪術師の真下から。
「おや、僕をどこかに飛ばそうとしているやつがいるね。しかも無限を貫通しないというかなり不思議な方法で移動させようとしている。まさか僕以外の世界全てを移動させようなんてしてないよね?」
二つ目の光は自らの過ちを認め刑務所で過ごしている片方の世界の王から。
「なンだ?時間が止まってやがる、俺の演算でもまだ解析できねェ何かが起ころうとしてやがンな」
三つ目の光はいくつもの宇宙を結果として救った心優しき地球育ちの宇宙人から。
「なんだ?ウィスさん、これもなんかの修行なんか?ウィスさん、どうして止まってるんだ?」
四つ目の光は坊さんの様な頭をしている趣味でヒーローをやっている男から。
「なんだこの光?」
そして最後、五つ目の光はとある老いた拳法家の足元から。
「なんだ?今更御狐のやつらの呪術なんて馬鹿げた話じゃないならいいんだがな」
五つの光は五人の人間を包み込み別世界へと融合する、これは本来交わる筈のない物語。
「やりましたわねあなた!異世界から勇者の召喚に成功しましたわよ!」
「よくやった!これが魔王軍に対する最後の手段だ、言語の擦り合わせ術式はどうなっている?」
「はい、既に完了しております!」
その玉座にいるのは一国の王と王女、そしてその側近か。
自分たちの目の前に光の柱が降臨したことをまるで神への祈りが通じたときの様に心の底から喜んでいるように見えた。
- 89二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:40:50
- 90二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:43:41
- 91二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:45:48
- 92二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:47:39
ちなみに魔王が無惨やスイクンみたいに逃げまくるタイプだったとしても血縁かそれに近しい者を見つけられたらそこに五条の呪力ブーストかけた真正“呪怨”を撃ち込めば勝手に伝染して衰弱するらしいよ
- 93二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:52:19
- 94二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 22:57:23
- 95二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 23:05:22
灘の技をマスターしてる奴は弾丸すべりも当然習得してるはずだし、実際オトンもかなり近くまで迫った弾丸に後出しで対処できてるシーンあるから音速超えは普通にあると考えられる
ちなみに銃弾は拳銃レベルのものでも音速かそれに迫るぐらいのスピードは普通に出るらしいよ
やっぱ怖いっスね、灘の武術家は
- 96二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 23:28:02
弱点を突いたり条件を満たさないと倒せないタイプの敵がいたとしても「六眼持ち教師」「IQ200暗躍上手」「外付けネット付き学園都市一位」が考察を支える
ある意味最強だ
ちなみに素でヤワな耐久だと弱点も条件も無視して五年殺しや無下限やベクトル操作やただのパンチや惑星破壊級気弾が飛んでくるらしいよ - 97二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 23:31:40
まあ気にしないで
変な能力で倒せなかったり不死身だったとしても
魔
封
波
!
で全部解決しますから
悟空「嫌だ、戦いたい」 - 98二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 03:02:49
そして現在、側近は手足を出した状態で壁に埋められ姫様の顔にはボールペンで落書きがされ王様は玉座から引き摺り下ろされ顔面を蜂の巣に顔を突っ込んだ様な感じにされパンツ一丁で床に転がされていた。
「なンなンですかァ?いきなり人様呼び出しといて無給で働いてくださいって何様のつもりだお前ら?」
「こっちもキングとゲームの約束してるんだけど」
惨状を見ながら各々愚痴や不満をこぼしていた、もっともこれらは嫌がらせの範囲であり命を取ろうとした瞬間に仲違いが起きかねないかなりの綱渡りではあったのだが。
「ブ、ブゴフウ。ブッゴブヒブヒブゴゴゴゴゴブベラブブブババブフゥ(す、すまなかった、まさかそっちの事情関係なく無差別に飛ばしてくるタイプとは思わなかったんだ)」
王の風格なんてあったもんじゃない豚語を話す男をフォローするために側近が出ている手で壁を小さく叩き壊し言葉を紡ぐ。
「つ、強さだけは本物みたいですね。言語の擦り合わせも問題なしと、此度の無礼をお許しください五人の勇者様。しかしこれは貴方達にとっても捨て置ける問題ではないのです」
側近は姫様の顔を拭きながら空中に液晶を浮かび上がらせ説明に入る。
「魔王と呼ばれる存在が我が国に向かって迫ってあるのです、そしてこれは最新の予測なのですが一説によると世界を渡る力を手に入れかけていると」
「・・・・・・なンだと?」
「ほう、魔王に世界を渡る力か。まるで御伽話だな」
「嫌いじゃないよ、そういうの。で、まさかそいつらが僕たちの世界にも侵攻してくる可能性があるから先んじて潰して欲しいってわけじゃないよね?」
「察しが良くて助かります、魔王軍は今の段階ではまだ世界を渡る力を手に入れておりません、しかしそれでも強く我が国の兵士たちは倒れていくばかりです」
「よくわかんねえけどよ、強ぇやつとたたけえるんか?」
「ま、まぁそうですね」
側近は説明を終えると光るボードを閉じ畏まった。
「申し遅れました、私は騎士団の団長こと王の側近、バーンシュタイン魔術騎士です。そちらにおりますのはこの国の王ことハワード王と同じく姫様のワシリーサ姫です」
- 99二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 03:03:06
五人は説明を聞くと各々逡巡して結論を出した。
「そうか、まぁ助けを求めていて俺も元の世界へ帰れないって言うなら協力するよ。俺はこれでもヒーローだからさ」
「僕も暇潰しに協力してあげる」
「強ぇ奴と戦えんなら文句はねえぞ」
「フン、待遇はちゃんとしているんだろうな」
「チッ、勘違いすンなよ。別にお前らの為じゃねェ、俺の世界へ侵攻して俺のガキやその周りに危害が及ばない様にするためだ」
「「「ありがとうございます!」」」
回答はなされた、五人の勇者は各々の目的の為に魔王軍へと挑むことを決意した。 - 100二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 06:51:56
うああああ
クソスレを神小説が練り歩いてる - 101二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 07:06:43
- 102二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 07:34:24
能力無効系の敵…
と思ったら全員してその類と戦った経験があるか無効にされても素の体術とパワーで立ち回れる異常者しかいない… - 103二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 11:59:14
このレスは削除されています
- 104二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 16:20:41
- 105二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 21:49:54
鬼龍「フンッ 貧相な(技の)ラインナップだな もっとすごい魔法はないのか?」
魔王「あわわ な、なんなんだぁお前はぁ」
鬼龍「俺か……俺は悪魔を超えた悪魔、宮沢鬼りゅ」
サイタマ「連続普通のパンチっ」
魔王「ごっばあああああっ」グチャッ
鬼龍「なにっ」
悟空「オラもう飽きちまったぞ 魔王っつってもこんなんじゃ張り合いがねぇ」
一方通行「同感だな せめて『天使』か何かぐらいじゃなきゃァこちとら本気も出せねェぜ」
五条「基本ワンパンで終わるから作業感あってつまんないしね~」
おそらく道中もこんな感じだと考えられる - 106二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 22:36:14
(異世界人のコメント)
ハッキリ言って勇者5人組はめちゃくちゃ強い
1番弱いであろう老けたオッサンですら殴ってる時手が見えないんだから話になんねーよ - 107二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 23:17:28
しゃあけど体術で負けとるわっ
- 108二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 06:25:14
おそらく鬼龍が憎まれ口を叩いてボコられる流れがパーティのムードメーカー的役割を果たすと考えられる
- 109二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:39:06
「かなり広いとはいえ男五人が同じ部屋に詰め込まれるとは僕も思わなかったね、まるで修学旅行みたいだ」
「どうでもいい・・・さっさと終わらせて帰ンぞ(何故かバッテリーは機能してやがる、科学と魔術がこの世界だと近いのか充電もできるな)」
「そういやよ、自己紹介もしてねぇのにオラおめぇ達のこと知ってるんだよな」
「そういやそうだな」
「フン、言語の擦り合わせとか言ってたし大方この世界お得意のやつだろ」
男達は一つの部屋に住まわされていた、それぞれ個室も用意されているが基本的にはシェアハウスの超豪華版と言った形だ。チンベルを鳴らせば召し使いが飛んできてご飯を持ってきたりしてくれる形だ、まさに至れり尽くせりである。
そして部屋には魔術液晶とブザーが備え付けられており侵攻された時にブザーが鳴り響き彼ら5人が出撃するといった形である。
そして各々の部屋を決め見回っているとブザーが鳴り響き液晶が点灯した。
『こちらバーシュタイン、南の魔術防壁が破壊され国内への魔物の侵入を許してしまいました!勇者殿、助太刀をお願いしたい!敵はオークとゴブリンの群れ、追加でボス級のスライムが三体だ』
「チッ、早速かよめんどくせェ」
「いいじゃんいいじゃん、ストレス解消くらいにはなるんじゃないの」
「ふん、異世界の魔物がどの程度のものか試してやる」
「サイタマ、おめぇもオラ達と一緒に行こうぜ」
「そうだな・・・頑張りますか」
勇者五人組の初陣が始まった。
まず5人は外に出ると1人はチョーカーのスイッチを弾き足元や空気のベクトルを弄り加速、2人の男は元々の力で普通に飛び始め白髪の男は瞬間移動と浮遊を繰り返していた。
そして最後の一人は普通に走っていた、他の4人に出遅れてこそがいるがそれでも時速80km、乗用車と同様の速度で建物の壁や天井をつたいながらアクロバティックに移動していた。
(化け物しかいないのか俺以外は)
鬼龍は内心そう毒づきながら他の4人へ追い付く、5人全員が現場へ辿り着くまで5分と掛からなかった。
- 110二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 12:03:05
- 111二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 12:05:25
待てよ 異世界がHLや魔界都市新宿のように怪物が跋扈する魔境の可能性もあるんだぜ
- 112二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 12:32:31
うーっ見せろ もっとSSを見せろ
- 113二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 12:34:26
鬼龍のおっさんが能力バトルのキャラと宇宙クラスのキャラと比べられてるのかわいそ…
- 114二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 13:04:57
- 115二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 20:12:32
嫌でもエタるまで保守し続けてやりますよクククク
- 116二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:49:47
ちっちゃなログハウスで五人詰め寄って雑魚寝してる姿とか平和で面白そうなんだ
暑苦しさに全員寝苦しそうだけど楽しくもありそうでハッピーハッピーやんケ - 117二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 07:13:11
- 118二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 17:58:39
一方通行がベクトルで、五条が無限で、悟空が気で色々やってくれればどうとでもなる上に鬼龍とサイタマも控えているのは魔王軍的には絶望の部類に入る
- 119二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:15:28
あの……魔王側に勝ち筋見えないんスけど……大丈夫なんスかこれ
- 120二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:18:58
こいつらに対抗するには魔王じゃなくて全王が必要なんじゃないスか?
- 121二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 03:25:19
「チッ、来るのがおせぇぞお前」
「お前たちが早すぎるだけだ」
一方通行の愚痴に対して適当に返す鬼龍、それを見て全員集まったと認識したゴブリンとオークの群れが反応した。
「おどれらが勇者たちってやつか、最後の一人がどんなもんか見てやろうと待っていたが一番弱そうじゃないか」
「豚のなり損ないがよく吼えるじゃないか、お前たちこそ雑魚の群れじゃないのか?そこにいるスライム頼りに見えるぞ」
「うるせえ!5人全員袋にしちまうぞ、行くぞテメェら!」
「「「「「オオオオオオオ!!!!!!!」
素手、枝、棍棒、鎖鉄球、各々の武器を携えた獣の群れが5人へと殺到する、いや厳密には殺到しようとしていた。
勇者たちを亡き者にする為に一歩前へと踏み出した瞬間、全身に衝撃が走り抜け魔物の群れは意識をその場で手放し前のめりに地面へと倒れ伏した。
「チッ、めんどくせェな。そこの戦闘バカが言うから待ってやったってェのに俺が一回足を地面に押し付けただけで倒れやがる」
「あーっ、アクセラぁ!おめぇ一人で全部やったら戦う相手がいねぇじゃねえか!」
「うるせェな、この三下共相手じゃ楽しむ暇もねェよ、それに・・・」
「なんかデカいのが三匹残ってるね。僕の出番はあのヌメヌメになるのかな」
「なんだありゃ、ホントにゲームで見るようなスライムじゃねえか」
一方通行の攻撃を耐え目の前に残っていたのは三匹のスライムであった、本来ならばゲームの最初に戦うであろう雑魚同然の存在、しかし全長3mに加え重量が700kgに届こうというその巨体はもはや最初に戦う雑魚というには相応しくなかった。
それぞれ赤、緑、黄の三色で構成されたスライム。その中の一体、赤のスライムがその重量でもって孫悟空の肉体を押し潰しにかかる。
緑のスライムは粘液の一部を変形させ2本の触手の形を取りサイタマと五条を貫きに掛かった。
残った黄色のスライムは円形に変形し一方通行を包囲し全方位から包み込もうとする。
次の瞬間であった、緑のスライムが轟音を響かせ爆散した。サイタマが拳を振るい粘液へと叩き付けると変形した部分以外も根こそぎ弾け飛んだ。
「ヒュー、強いね。僕が攻撃するまでもなかったよ」
対して五条はというと爆散する直前に領域に阻まれ触れることができていなかったスライムの変形した部分を引きちぎり手元で弄んでいた。
- 122二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 03:34:58
同様に赤のスライムは真上に吹っ飛ばされ宙を舞い、黄色のスライムは自らが作った粘液の壁を人体の形にくり抜かれていた。
「そんなに重くねえぞこいつ」
「チッ、くだらねえ。なんだかんだ雑魚じゃねェかよ」
「ていうか僕一つ気付いたことあるんだけどさ」
五条は再度周りを見渡すとこう言った。
「鬼龍って人はどこに行ったの?」
その時鬼龍は国の裏路地を奔走し一体の髭を蓄えたオークと追いかけっこをしていた。
「スライムの後ろに隠れ一方通行の攻撃を耐え忍んだだろ?偶然か計画通りかは知らんが逃げたのを俺が見逃すと思ったのか?」
オークの中でもリーダー格のそいつは逃げ回りながらも枝を集め鬼龍へと投げつけていた、しかしそれらが届くことはない。偶然生き残ったオークは反撃しながらも思考を回していた、手で払うならわかる、左右に避けるのだって理解は可能、だが有り得るのか?能力も持っていなさそうなただの人間に見える男が上下や斜めに動くなんて!?
そして焦れば焦るほど行動が単調になるのは人間だけではないようでいつしかオークは袋小路に追い詰められていた。
「ま、待て待ってくれよ、殺さないでく
言葉は最後まで続かなかった、オークはそもそも鬼龍が何をしたのか見えなかった。
「灘神影流・霞突き」
目に見えない速度で相手に打撃を叩き込む宮沢鬼龍の正に必殺、年老いて威力がいくら下がろうともそこらのオークやゴブリンに遅れを取る程落ちぶれてはいなかった。
悟空が気を読むことで事の顛末をある程度理解すると五条の質問に答えた。
「あぁ、あいつなら問題ねぇ。オラ達が取り逃がしちまったやつを代わりにぶっ倒してくれてるんだ」
- 123二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 03:36:23
おおっ
- 124二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 07:51:37
鬼龍にもしっかり活躍の場を作るSS作者には好感が持てる
- 125二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 14:12:03
そう説明した直後、悟空の視界から他3人が消えた。
いいや厳密には違った、悟空が吹っ飛ばされたのだ。
「イテテぇ、油断した。あいつら最初の奴らと違って気を感じねえからな」
悟空がそう言って自分がさっき真上に吹っ飛ばし自分を吹っ飛ばし返した赤のスライムと向き合っていると既に真横に助っ人がきていた。
「おっ大丈夫か?」
「サイタマ!」
悟空とサイタマが2人で向き合う、赤のスライムはその場から動かずに二人を見据える。
まず動いたのはサイタマであった。
「連続普通のパンチ」
一撃で緑のスライムを爆散させたものを、更に連続。耐えられる道理もなくまた爆散させられる筈だった。
「なんだ?殴った手応えがないぞ」
「サイタマ!後ろだ!」
緑のスライムは既にドリルの様な形を取りサイタマの背中を抉りにかかる、サイタマは反応が遅れその一撃を貰う。しかし傷付くことはなかった、スライムもそれを認識するとドリルに変形させた粘液の一部をムチに変えサイタマの体を拘束、ハンマーの様に振り下ろしサイタマを地面へと埋めようと動く。
「ハアッ!!」
しかし悟空がそれを許さない、気弾を放ちスライム本体と接続されている粘液部分を蒸発させる。
それと同時に悟空が本体部分へ殴る蹴るのステゴロを仕掛けるが・・・。
「手応えがねえな、オラ達の当たる瞬間に自分の肉体を変形させてそもそも攻撃が当たらない様に避けてやがんな。コイツは強えぞ」
「さっき俺が手応えなかったのもそういうことだったのか」
悟空は攻撃をやめ距離を取ると再びサイタマと並び立つ。
緑のスライムは自らの巨体のそれに比例した粘液の量を利用して既に数十の武器を粘液から飛び出させるような形でその体を変形させていた。
- 126二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 15:44:35
場所は戻り元々5人が集まっていた場所、そこでは黄色のスライム相手に二人の白髪が立っていた。
「どう見る?もうガッツリ再生してるし見た感じ打撃は通らなさそうだけど」
「くだらねェな、いくら再生するとしても・・・・・・」
一方通行は足で地面を叩くと地割れが起き更に一部の大地が隆起、逆さつららの様にスライムの体の一部を貫通。
直後に地割れの中から大量の石が発生して箱の様にスライムを取り囲み覆い尽くした。
「全部封印しちまえば問題はねェな、飛び出した石はベクトルで圧力を掛けて強度を高めてある。対物ミサイル数発くらいなら普通に受け止めれるぞ」
「へぇ強いじゃん。でも、そう上手くはいかなさそうだね」
「だなァ」
2人が前を向いていると石で覆った筈の場所から既に黄色の粘液が顔を覗かせていた。
辺りを見ると鉄板の上に置いた卵の様な音が聞こえてくる、黄色のスライムは自らの体を内部で高速振動させ2000度を超える熱の塊へと変質させていた。
「・・・・・・だけじゃねェな」
「うん、多分アレ強酸の塊だね。しかもここ異世界だし知らない物質で構成されてるんじゃない?」
(だとしたらマズイな、第二位の未元物質みてェに正常に俺の反射は反応すンのか?)
「なんかバツが悪そうな顔してるね、もしかして相性悪かったりする?僕一人でやろうか?」
「馬鹿言ってんじゃねェよ、別に攻撃手段なら他にいくらでもあるからなァ!」
一方通行と五条悟は左右に分かれて突撃する、両陣営での第二ラウンドが始まった。 - 127二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 16:57:39
「ダリャアアアア!!」
悟空は気弾を連射し緑のスライムの周りへと張り巡らせる、500を超える気弾を一度緑のスライムの周りに均等に配置した後、中心に向かって押しつぶす様に殺到させた、対する緑のスライムは自分の体の70%を切除し残り30%の粘液だけで外側に向かって逃走させ範囲外へ逃げることに成功。
残った70%の部分に対してはサイタマが普通のパンチをする事で対処。
残りの粘液はそのまま集合し体の一部をヘリコプターのローターの様に回転させローターの先に釘付き鉄球の様なものを再現し回転しながら突撃を敢行、更にダメ押しで肉体を強アルカリ性に変質させ更に内側では未知のカビを培養していた。
「ん?嫌な予感がすんぞ」
悟空は長年の勘でそれが触れてはまずいものだと察知、気を纏わせ気越しにスライムを摑み地面へと投げ飛ばした。
「波ァ!!」
更に追加でカメハメ波をぶちかましそれが途切れたのを見たサイタマは地面に向かい蹴りを喰らわせトドメを指す。
ドッガッッッ‼︎‼︎‼︎という爆音が空間を包み込み地面が抉れ隕石の落下地点の様な大きなクレーターが出来上がった。
「フィー、強かったな」
「あぁ、倒せこそするが面倒だった」
悟空達が周りを確認し元の場所に戻ろうとした時、悟空の背中から腹にかけて細長い一本の糸が高速で忍び寄り、身体を貫通した。
「カッ・・・・・・」
「コイツ、まだ生きてたのか。おい悟空大丈夫か⁉︎」
「へへっ問題ねえ」
悟空とサイタマが気弾で緑のスライムの70%を吹っ飛ばした時30%の粘液はその全てが一箇所に合流したわけではなかった。29.9%が合流しており残り0.1%は別の場所へと隠れ身を潜ませていたのだ。
そして残った0.1%は大部分がやられ彼らが油断するこの瞬間までひたすらに自らの粘液を硬く、速く、重く、それでいて毒素を蓄えるように限界まで変質させていたのだ。
「逃がさねえ、ぞ!」
サイタマは粘液針を動体視力を極限まで集中させ見つけると蚊を潰すように掌の中へ納めロックオン、一瞬よりも短い時間で手を再び開きパンチをお見舞いした。
これにより緑のスライムは本当に消失した。
「おい皆んなのとこに戻るぞ、肩貸すぞ」
「いや、まだ飛ぶくらいはできる筈さ」
「無理すんな・・・よっと」
サイタマは悟空を背中に乗せると元の場所へと帰っていった。 - 128二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 21:00:54
一方こちらは黄色のスライム。
風のベクトルを操り背中から四本の竜巻きのような翼を生やした一方通行はスライムの粘液がベクトルの膜に触れつつも肌にはギリギリ到達しない境い目でフェザータッチを繰り返しながらその材質を分析していた。
(当たり前だが俺のいた世界には存在してねェ材質だ、見かけはただの熱と酸だがそもそもの組成が違っている・・・これが鉄のように硬くて物理的な押し潰しなら普通に反射できるが、周辺一帯を囲まれたり空気のように気化されると反射が不安定になりそうだな)
「大丈夫かい、さっきから何かひたすらに考え事してるみたいだけど、僕一人でやろうか?」
「いや、問題ねェよ」
五条へ適当に返すと黄色のスライムの攻撃を避けながら地面へとベクトルを連続へ掛ける。
一方通行が行っているのは簡易的な砂嵐の作成である、指向性を与えられた砂塵は群れは長く喰らえば銀行の大扉すら花粉のよりも小さく粉々にするであろう、並の打撃では受け流されると直感していた一方通行は個の射撃で削り殺すことにしたのだ。
「・・・やはり決定打に欠けるな」
「なぁ一方通行、密度はどうでもいいからさ、あのヌメヌメを拘束することはできるか」
「何するつもりだ?」
「まぁ見てなって」
チッ、一方通行は舌打ちすると地面に四つん這いになり両手で周辺の地面全体へベクトルで圧力を加える。
(実情は知らねえがスライムは液体だからって理由で地面に流れる可能性も考えられる・・・が、そうはさせねェぜスライム野郎)
そして残った両足で空気に触れ空間を圧縮し空気の壁をスライムの下以外の全ての方向へと作り出した。
「おい五条ォ!これでいいのかァ⁉︎」
「充分だ」
『"九網" "偏光" "烏と声明" "表裏の間"』
『虚式「茈」』
その瞬間、黄色のスライムはこの世界から消失した。
全てが終わった後、残っていたのはどこまでも広がる大地であった。
「初仕事完了、ってね!」
「こンなのが初陣とは先が思いやられるなァ...」
「ん?なに?ビビってんの?」
白髪の二人は残り二人が合流するのを待ち合流すると自分たちの部屋へと帰還した。 - 129二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 07:24:19
多少劣ってても強いことに変わりはないからね
- 130二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 10:25:22
アクセラは割とマシな寝相してそうなんだよね
- 131二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 11:38:06
初陣からして相手が強いと思ってんだ
- 132二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 11:47:44
なにっインフレ系異世界
- 133二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 20:46:51
- 134二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 03:53:57
ミスター鬼龍 このスレに保守は必要ですか
- 135二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 15:04:47
ボリス 俺が保守する
- 136二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:01:57
「ヒャ〜うめえ!」
ガツガツガツガツという擬音が聞こえてきそうな中悟空はシェアハウスに運ばれてきた大量のご飯をかっ喰らっていた。
「すごい食べるな」
「ん?サイタマも食うか?」
「いや、俺はもう食べ終わったし」
ふーんというと悟空は鯨の捕食風景のように平らげていく、そこそこ大きな机におかわりも込みで置かれていた筈の料理は蠅の集る隙すら見当たらない程綺麗に喰らいつくされていた。
悟空の周りを見渡しあることに気づいたサイタマは質問を投げかける。
「そういやよう、一方通行と鬼龍はどこに行ったんだ?」
それに対して五条が右手を出口、左手を個人部屋の扉の方へと向けて答えた。
「確か鬼龍ならこの国の芸術を見たい〜とかでこの家の外にある美術館に行ってるよ、一方通行の方はねえ、僕が引き千切った緑のスライムをもらって自分の部屋に篭ってるよ」
一方通行はチョーカーを充電しながら自分の部屋の中でベクトルで空気を操りながらスライムの破片を浮かせて思案していた。
(膜から少し浮かせて解析してるがいったい何がどうなってやがる?法則を見つけれそうになる直前までは持ってけるが、最後の糸口が足りねェ・・・・・・そもそも変異する度に全く別の法則へと変化してやがると来た、だが何かある・・・・・・待てよ? 第二位の野郎と同じタイプじゃねェのか? 変わる度の材質を読み取るのではなくそもそも生み出す為に必要なもの、オレの世界でいう魔術を使う為に必要な魔力・・・・・・そういったものが流れてる可能性があるな、だがこれだけだとサンプルが足りねェ、あいつらがまた出てくるまで待つのは少し運に頼りすぎてる、必要なのはこの世界にだけあってすぐ使えそうなモノ、そんなものは・・・・・・)
一方通行はそこで思考を切ると口角を上げこう呟いた。
「あるじゃねェか」
チョーカーの充電コードを外し、立てかけてある杖を持ってスライムを空気幕の中に封じ込めた状態でもう片方の手に持ち一方通行は部屋から出た。
「僕があげたスライムちゃんは役に立った?」
「あァ、後でまた使うからそれまで持っててくンねェか?」
一方通行はぶっきらぼうにスライムを五条に渡すとそのままシェアハウスから出て行った。
- 137二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:53:15
その場所は、既存の十進法では表す事のできない存在しない数字で埋め尽くされた座標であった。
そこが昼なのか夜なのか、外なのか中なのか、この世なのかあの世なのか、そんな場所に1人の老人と1人の青年が佇んでいた。
青年はその老人へ向かい子安たk(ノイズが走る)の様な声で話しかけた。
「魔王様、予測していた通りやつらが現れました」
「そうか、ならば早めに儀式を終わらせ我が身体を盤石なものにしなければな」
その青年は魔王の唯一の側近であった、懐から黒く毒々しい、それでいてどこか気品の感じる大剣を抜くと魔王の前に差し出した。
無言で魔王はそれを受け取るとその剣を思い切り自らの腹へと突き刺した。
ギュイングァワンズワン!?という最早人の耳では聞き取ることのできない、それでいて致死性を孕んだ音が魔王と側近の周りで巻き起こった。
剣は魔王の腹に刺さると影のように黒く広がり体を包み込む、次に魔王の顔からガスのようなものが吹き出しガスの中で暗い雷が連続して走り抜けていた、その衝撃は30秒程続くと内側から発生した衝撃波により全て消滅させられた。
「儀は完了いたしまたでしょうか、一応これは別物への進化となりますので違うお名前を用意することも可能ではございますが・・・・・・」
「構わん」
魔王は一言でそう答えた。
「名前など、大した意味は持たぬよ。それでも呼び方を変えたいと言うのなら、単純に魔王から大魔王への変化でいいだろう」
「ありがとうございます魔王様。いいえ、大魔王様」
大魔王、その見た目自体は普通に人型である、しかしその威容は並の人間やモンスターであれば見た者の魂を縛り上げそのまま枯らしまうであろう。
「破壊樹ビフドラシルはどうなっている?」
「はい、間もなく完了いたします」
「そうか・・・・・・楽しみだな」
「そうですね、大魔王様が全てを支配するその時が楽しみです」
大魔王は自らの体を震わせると自分の力を自分の中へと押し留め続ける。
「この身体で力の加減を誤ると世界そのものの容量を超えて世界が薄氷の様に砕けてしまうからな、安定化させる為の樹木は、必ず手に入れなければならない」
「わかっております」
大魔王は側近が腕を振るい開けた次元の裂け目より玉座へと戻るため歩き出した。
大魔王が遂に動き出す。