- 1二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:38:54
- 2二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:44:11
ミオリネ「……あっま。何これ、本当にお刺身？ 砂糖の舌に絡む甘味とは全然違うし、舌触りや歯応えはちゃんと生の魚してるのに、何故かトロッとして……」ﾊﾑｯ
ニカ「ふふっ、いいでしょ？ 脂が乗ってる旬の白身魚のお味は。醤油で引き立ってる分もあるけどね」ｸﾋﾟｯ
ミオリネ「料理として見れば、ほとんど手を加えてないはずなのに、これが中々どうして。ーーそれで、こっちが日本酒と」ｸﾋﾟｯ
ミオリネ「……んー、香りが良い。口の中で一瞬溜めて、フワッと抜けていく間も上品に楽しめる。味も雑味が無いから邪魔をしない。……これを一気に呑むのは、ちょっともったいないわ」ｸﾋﾟｯ
ニカ「今回はそういうカテゴリのを選んだからね。色々種類があるから、楽しみ方もそれぞれだよ」
ミオリネ「なるほど、流石は技術と美食の国の出身。頼れるチョイスね。……で、ちゃんと聞いてる？ 花婿さん」
すれった「ふぁい〜。んー……、あまあまれしゅね〜、クセになる匂いがしましゅ〜」ｽﾝｽﾝ
ミオリネ「ヒトのうなじを嗅ぐなっ！ ったく、ちょっと目を離すとすぐにコレなんだから……」ﾍﾟﾁｯ
ニカ「あはは……。二人は本当に仲良しだねぇ」
ニカ「……ところでレンブランさん、後ろの方は大丈夫でしょうか」ｺｿｯ
ミオリネ「……どこで知ったとか、何故呼び方が変わったのかとか、どうして今なのかとか、色々言いたい事はあるけど……まあ、どうにか死守したわ」ｹﾞﾝﾅﾘ
ニカ「おー、花嫁の意地を見た」ﾋｿﾋｿ
ミオリネ「花婿の慈悲かもしれないわ。……あの体力お化けモドキ、本気で嫌がってるラインはきちんと察して、他は全部攫ってくのがタチ悪いのよ……」ｻﾒｻﾞﾒ
ニカ（つまり、スレッタがいけると判断した時は、そこに受容の下地が……）ｺﾞｸﾘ
スレッタ「……むぅー」 - 3二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:44:52
すれった「ミオリネしゃーん、おいしーおしゃしみ、わらひにあーんしれくらさーい」ｷﾞｭｰ
ミオリネ「抱きつかれてるのにそんなの出来るかっ！？」
ニカ「だ、抱きつかれてなかったらしてあげるんだね……」
ミオリネ「なんかコイツ、食器の使い方が雑なのよね……。水星って地球より相当食卓事情が厳しいというか、変な方向に尖ってるみたいだから、あんまり使う機会が無かったのかも。トマトを初めて見たけど、トマト味は知ってるってレベルだし」
ニカ「それ、私ならかなりキツイなぁ……。地球も汚染とかはあるけど、食べ物を育てる土地自体は豊富だから、そういう意味ではまだマシなのかも」
ミオリネ「水星は先にテラフォーミングでもしないと、行きたいって人が増えないかもねー。ま、そういうわけで。酔ったコイツがお箸を上手く使えるかってなるとちょっと怪しいし、少しぐらいはね……」ﾊｲ､ｱｰﾝ
すれった「あー……ん〜……おいしーれしゅぅ〜」ﾆﾍｰ
ミオリネ「全く、良い顔しちゃって。家で呑んでる時はもっとしゃんとしてるのに、何でこう人数が増えるとハメを外すんだか……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「……うん？ 私たちと呑んでる時、潰れるような事は殆ど無いよ？」
ミオリネ「……んん？ でもコイツ、呑むとめちゃくちゃ絡んでくるでしょ？ 二人で呑みに行っても、たまに壊れるというか……いや、あの時は私が先……違う、まだ余裕がある内に切り上げて……？」
ニカ「……んー？ そういえば、わりとミオリネに絡んでるのを見る気が……いや、ミオリネは忙しいからあまり来れない、けど……あれぇ？」
スレッタ「…………」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ - 4二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:45:31
前スレの続きから
- 5二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:48:11
イチャイチャを見せつけたいたぬき
- 6二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:52:00
うーん、これは人を化かすわるいたぬき
- 7二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:52:56
呂律の回らないセリフが全部演技だったなんて
かつての純情たぬきがなんたることだ
……純情たぬきもお嫁さん自慢が凄かったな - 8二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:57:51
飲み会しすぎて鍛えられたタヌキ
- 9二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:58:00
こいつ実は酒強いな？？？
- 10二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 10:59:36
ガタイいいから強くても不思議ではない...
- 11二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:11:38
え、てことはなに
前スレの1からずっと酔ってない属性が追加されたってこと？？？ - 12二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:14:09
前スレが衝撃のラスト過ぎる
- 13二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:14:18
お酒は飲む量増えると慣れてくるからね...
修行の賜物で化ける術を最近会得したのかも - 14二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:23:53
ミオリネ「……LP041、スレッタ・マーキュリー。そこに正座しなさい」ｸﾞﾋﾞｯ
スレッタ「……はい」
ミオリネ「……率直に聞くけど、さっきまでの振る舞いは演技？」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
スレッタ「え、演技じゃないっ、です、よ！？ 記憶はあるけど、そこそこ酔ってましたっ！ た、ただちょっと、ちょーっとだけ、最近なんか強くなってきてるなーって自覚して、あ、これ内臓機能が戻ってきてるおかげだって気付いてからは、ちょっとハメを外すのにいいかなーって……」ｴﾍﾍ
ニカ「……そこはミオリネが居ない時も、普通に外せばいいんじゃないかな？ ほら、私たちだっているんだし。……それとも、頼りなかった、かな？」
スレッタ「そ、それーはー……」ﾀﾞﾗﾀﾞﾗ
ミオリネ「……そもそも条件が噛み合ってないのよ。コイツが過剰に酔ったフリするのは、私が居る時だけーーというより、私とコイツが、他の誰かと一緒に呑んでる時だけなんだから」ﾌﾟﾊｰ
スレッタ「ひぃっ！？」ﾋﾞｸｯ
ニカ「……あぁっ！？」
ミオリネ「ーースレッタ、アンタまさか……」
スレッタ「な、ななっな、別に私はっそのっ、ミオリネさんにっ……！」ｱﾜｱﾜ
ニカ「ミオリネ駄目、それ以上は校内放送級の乙女心バズーカ案件ーー！！」
ミオリネ「潰れたフリして支払いとか諸々面倒な手続きを私だけに押し付けるつもりでしょう！？」ｼﾞﾜｯ
スレニカ「「………………はい？」」
- 15二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:26:39
クソボケ花嫁！
- 16二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:27:12
お前…！お前………！！
- 17二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:36:46
おい！
- 18二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 11:46:48
社長お前ホントそういう…本編の時からお前ホント…
- 19二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 12:23:04
ミオリネ「あいつら私が社長として出すって言ってるのに皆して拒否するし、多人数で割り勘とか端数の処理が面倒なんだから黙って出させなさいよ……」ｸﾞｽｯ
ニカ「ミオリネ？ あの……」
ミオリネ「そういう事にしといてよっ！！」ﾎﾟﾛｯ
スレッタ「ひえっ」ﾋﾞｸｯ
ミオリネ「あー、もう、最悪！ ほんっと最悪！！ いくらクソ親父のせいで私の主観にバイアスかかってるからって、アンタの真意ぐらい察するわよ！ ネガったアンタがバカな事考えるのなんて、ここ最近何度も突き付けられてるんだからっ！！ 今さら特大の地雷が出て来たからって別に驚かないわよ！！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
ミオリネ「どうせ私の目が他の誰かに向いたら浮気するーとか、自分が捨てられるんじゃないかーとか、そんなふざけた事考えてたに決まってるわ！ バカ！ ほんっとバカ！ 脳内ピンク！ 色ボケたぬき！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｯ
ミオリネ「そりゃたしかに裕福な奴なら考えそうな話だけど！ わりと身近に近い例も転がってそうだけどっ！ 私がそうならとっくにアンタが放り出されてるって気付きなさいよ！！ というかよりによって身内同然の奴らの中でそんな事するわけないでしょ！？ 常識で考えなさいよ常識で！ この水星たぬき！！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｯ
みおりね「ーーもうやだぁ……。なんでこんなバカ好きになっちゃったのよぉ……。なんでこれでたよりになるのよぉ……。なんで……なんでこんなバカなとこもかわいいって……」ｸﾞﾗｯ
ニカ「あ、まずっ……！？」
スレッタ「ミオリネさんっ！？」ｶﾞｼｯ
みおりね「うぅ……ちょっと……ちょっとだけやすませて……」
ニカ「ミオリネ、ちゃんと聞こえてる？ 日本酒はそこそこ強い方だから、一気に呑んだら駄目だよ。しかもあんなに興奮して……。スレッタ、横向けてあげて」
スレッタ「はっ、はいっ！！ とりあえずひざ枕で……うわ、一気にお顔が真っ赤に……。すご、身体熱い……」
ニカ「わたしお水と、出来れば氷も貰ってくる。……スレッタ、一人で大丈夫だよね？」
- 20二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 12:27:43
戻ってきたら大変な事(意味深)になってない？大丈夫？
- 21二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 12:28:15
あかん社長が自殺してしまう
- 22二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 13:51:42
- 23二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 14:48:52
今スレの1だが前スレ主ではないよ、まったり楽しく200まで行ったので建てた
前スレもあくまでパラレルであり誰かが書いたものから面白かった要素を拾って話を広げていく所が良かったと思ってる
全て繋がってると解釈するのもパラレルとするのも個人の感性に任せます
自分は文才無いので保守点検に努めます
SS投下民に感謝
- 24二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 16:07:13
- 25前123/07/23(日) 20:38:20
- 26二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 20:56:51
- 27二次元好きの匿名さん23/07/23(日) 21:20:28
このスレのSSみんなでろでろに酔うと名前がひらがなになるの可愛くて好き
- 28二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 00:19:04
日本酒がぶ飲みは普通にやべぇ...
- 29二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 06:04:17
ほっ
- 30二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 15:06:05
ニカ姐なら空気を読んで様子見しながら帰って来そう
- 31二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 19:10:44
起きたとき全てを忘れてたほうが幸せかもしれない
- 32二次元好きの匿名さん23/07/24(月) 23:49:56
ミオミオには澪を呑んでもらおう
- 33二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 06:54:16
ほっし
- 34二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:28:01
スレッタ「はい、任せてください！」ﾌﾝｽ
ニカ「じゃ、行ってくるね〜。ーーサビーナさんたちも居るだろうし、一応声掛けておかないと」
スレッタ「……ミオリネさん、泣かせちゃった。……当然だよね、私だって多分……いや、落ち込む方かな。……後で理由を説明して、ちゃんと謝らないと……。二人で話さないと、ちょっと気まずい……」
スレッタ「ーーそれはそれとして、お嫁さんの看病って、なんか婦婦っぽいシチュエーションだなぁ」ﾆﾍﾍｰ
スレッタ「いつもして貰ってばかりだったから、ちゃんとお返ししないと。理由は分からないけど、ご飯の後とか毎回横向けて、しばらく側で頭とか背中撫でてくれたっけ。ーーあの頃は感覚なんて殆ど無かったけど、それでも凄く安心するんだよね……。そういうの、伝わってるといいなぁ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
スレッタ「えっと、前にミオリネさんが入れてくれた飲酒マニュアルアプリがーーあった！ 非常事にすべき事……まず、気道確保。……えっ、横向けないと危ないんだ。そっか、そういう意味が……」
スレッタ「……さて、ちょっと胸元緩めますよ〜……って、ボタンが無いブラウスだ！？ ……ま、まあ、首周りは余裕あるから放置で……。脈は……弱くはない、速目。呼吸は……やや浅く速い……となると、どっちも大丈夫、と」
スレッタ「……この苦しそうな息遣い。問題は身体の締め付けかな？ とりあえずジャケット脱がせて、ブラウスは……ここで下着まで晒すのは……。まあボタンだけなら……あぁ、ボタン無いんだった……」
スレッタ「……上は着せたまま、ベルト緩めて、ファスナーだけ下ろして……あっ、ちょっと見た目がやらしい……。合わせ目の所、ハンカチで隠しておきますね……。チェックリストは、発汗……発熱……お顔と首周りの汗を拭って……。そうだ、意識確認。ミオリネさーん、返事出来ますかー？」
みおりね「……ん、うぅ……」ﾊｧﾊｧ
スレッタ「ダメだ、返事かどうかの判断がつかない……。元々飛び抜けて白い肌がほとんど赤く見えるの、ホントに大丈夫なのかな……」
スレッタ「症状からするとーーフェーズ3の酩酊初期から……フェーズ5の泥酔初期〜中期ぐらいまで一気に進行したって事かな？ 惜しい、ファイナルフェーズまであと一息」
スレッタ「……ファイナルフェーズ、昏睡ーー死亡……？」
- 35二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 09:16:52
大事になってきたのかたぬきの見立て違いかどっちだろ
- 36二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 09:38:38
さすがレスキューこういうときは冷静だな
- 37二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 16:39:10
スレッタ「……フェーズ5から移行……脳機能……呼吸中枢の麻痺……を起こし、て……？ は、えっ……？ ……ちょっとお酒呑みすぎたぐらいで……？」
みおりね「…………」ﾊｧﾊｧ
スレッタ「ーーうそ、だよね……？」
スレッタ「……ミオリネさんが……死ぬ……？ えっ？ わ、わたっ、わたしのっ、私が泣かせたせいっ、で……？」
スレッタ「ーーミオリネさんっ！ ミオリネさんっ！？ 意識ありますよね！？ 大丈夫ですよねっ！？ ああっ、私のバカっ！ 惜しいじゃなくてギリギリセーフっ！！」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
みおりね「……ぅっ……んぁ？ ……ゅ、ゆら……ゃめぇ……」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
スレッタ「ああっ！ よかったミオリネさんっ！ このまま二度と起きないかと……！ アルコール抜けるまで、頑張って意識を繋いで下さい！！ 非常事態なんでブラウスも脱がせますからねっ！！」ﾊﾞｻｯ
みおりね「……ゃ……ゃしゅまへふぇ……」ﾊｧﾊｧ
スレッタ「あぁっ！？ 寝ちゃダメですっ！ 寝たら死んじゃいますっ！！」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
ニカ「お待たせー。サビーナさんたちが何故か持ってた非常用のアルコール分解タブレットを貰えたよ。お店は氷枕まで貸してくれたし、これならすぐに良くなる……って……何、してるの？ ……いや、本当に何してるのっ！？」
スレッタ「あぁ、ニカさんっ！ 助けてください、私のせいでミオリネさんが死んじゃいそうなんです〜！！」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
ニカ「今まさに手を下すところじゃなくて！？ いや、えっ、何でミオリネ半ば剥かれてるの！？ 私は何を任せちゃったの！？」
スレッタ「見ての通りの看病ですよっ！？」ﾕｻﾕｻﾕｻﾕｻ
ニカ「むしろお医者さんごっこに見えるんだけど！？」
- 38二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 16:39:17
ヒートアップしながらがぶ飲みしてたから...
- 39二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 16:42:32
度数強いお酒がぶ飲みしたらまあ実際かなり危ないから大袈裟というほどでは
- 40二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 18:39:59
日本酒は酔うからなぁ...割と危険なレベル
- 41二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 20:34:16
あんまﾕｻﾕｻしたら吐くぞ…
- 42二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:34:54
ハードなお医者さんごっこだな
- 43二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:55:33
大変な事になってますね...
- 44二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 02:41:48
ニカ「ーー落ち着きましたか、スレッタ・マーキュリーさん？ まず、そのガイドラインに従ったのは正しいです。半ばパニックになりながらよく頑張ったね」
スレッタ「はい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「但し、ミオリネの状態から昏睡までは、追加の飲酒や急速な脱水が必要になるので、きちんと側で様子を見ながら水分を摂らせてあげれば大丈夫。今後の参考にして下さい」
スレッタ「はい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「呼吸や脈が弱くなるようなら救急に連絡します。これが一番確実です。あと、あんまり揺らし過ぎないように」
スレッタ「はい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「そういうのが面倒、あるいは喫緊の事態なら、アルコール分解タブレットを一錠飲ませます。こういう店なら大体置いてあるので、店員さんに話しましょう」
スレッタ「はい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「今回はサビーナさんたちから頂いた物を服用させました。緊急事態でも対処が容易になる物がある時代だからこそ、学生の私たちもアルコールが出るパーティーに出席できたんです。多分」
スレッタ「はい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ニカ「よし、確認終わり。じゃあ、私は先に出るから、後はお願いね」
スレッタ「はい。……こんな事になっちゃって、今日は済みませんでした」
ニカ「いいよいいよ。また次の機会にね〜」
ニカ「……んー。山と谷ばっかりの三年半だったはずなのに、どっちも羨ましいぐらい熱々だなぁ」
- 45二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 04:04:48
お、お母さん…！
- 46二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 10:43:33
スレッタ「……ミオリネさん、もう起きてますよね？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
ミオリネ「……寝てる」ﾎﾞｿｯ
スレッタ「そうですか？ 普段の寝息とは違うみたいですけど……まあ、いいや。それなら私は独り言を言う事にします」
スレッタ「……私は別に、ミオリネさんが言ってたように、浮気されるとか、捨てられるとか、そんな理由で酔い潰れたフリをして絡んでたわけじゃないんです」
スレッタ「私がしたかったのは、なんていうか……ミオリネさんは私の花嫁さんなんですよって、割って入る隙間なんて私から全部埋めちゃうんだっていう、皆へのアピールなんです。牽制、って言ってもいいのかな。……ただ、お家にいる時みたいに振る舞うの、人前だと流石に恥ずかしくて……」
スレッタ「それでまあ、酔ったフリしてハグやキスまでなら、ハメを外してるだけって思って貰える範囲かなって。……エヘヘ。友達相手にこれって、我ながらちょっと独占欲強過ぎですよね。呆れちゃいました？」
ミオリネ「………………」
スレッタ「……ん、何ですか？ ちょっとよく聞こえーーむぐっ！？」
スレッタ「……っ！ ……！？ …………！！」
スレッタ「………………っはぁ！？ ちょ、いきなりにしては長いですよ！？ しかも唇合わせるだけなんて……」ﾑｰ
ミオリネ「バカ。それ以上したらアンタ、この場で我慢出来なくなるでしょ。この性欲お化けたぬき」
スレッタ「そりゃ我慢出来なくなりますけど、見境い無い奴みたいに言わないでください。私、水星に居た頃は、やらしい事なんて何も知らなかったんですから」
スレッタ「……全部、ミオリネさんのせいです。……私が初めてそういう事をする相手として意識した人、初めて告白されたグエルさんでも、エランさんでもなくて……他ならぬミオリネさんなんですからね」ｴﾍﾍ
- 47二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 10:54:15
嫉妬心とか独占欲とか隣に立つのにふさわしい存在でありたい気持ちとかぜんぶミオリネ絡みだよね
恋を自覚したそのとき大人の階段登っちゃったんだな - 48二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 10:54:51
スレッタ「責任とってよね！」
- 49二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 20:01:58
ミオリネさんには素直で良い子でもなんでもないスレッタ…
- 50二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 23:50:58
まぁスレッタの知識はおそらく少女漫画レベルだっただろうからミオミオのせいだな
- 51二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 23:58:19
それまでのスレッタにとっての恋って自分と相手しかいなくて他者の存在しない夢みたいな世界だったんだろうな
- 52二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 07:34:58
ミオリネ「………………」ｸｲｯｸｲｯ
スレッタ「あ、はいっ！ んーーぶっ！？ イタッ、ちょ、何で今の流れで唇噛むんですかぁっ！？」
ミオリネ「 他 の 男 の 名 前 を 出 す な っ ！」
スレッタ「あ、はい。すみません。……その、今の私がやらしいとしたら、全部ミオリネさんの影響なんですよ」
スレッタ「初めて一緒に居てほしいって心の底から欲した相手が、よりによって女の子。……女の子同士の恋愛って何するんだろうって考え始めたら悶々として、朝まで色々検索しちゃって」
スレッタ「さわりだけで恥ずかしくなって、ホントに全然アリなんだってカルチャーショック受けて。……決闘に勝ち続けたら、学園モノ最終話のもっと先まで、ほぼ最短距離で行けるって気付いてからはーー妄想の歯止め、効かなくなりました」
スレッタ「温室で後ろから抱き締めるのはセーフかなって考えたり。理事長室にお泊まりした日を思い返して一晩中悶えたり……キス、したいって思ったのも、ミオリネさんが初めてでした」
スレッタ「……昔、コミックで初めて知ったキスは、素敵より先に生々しくて、想像したら汚いって感じて、羨ましいって思えなくて。なのにミオリネさんを意識してからの私は、横顔見てたら自然と唇を目で追ってて」
ミオリネ「案外汚いかもよ？ 三日歯ァ磨いてなかったりして」ｸｽｸｽ
スレッタ「汚くてもいいんです。大切な人となら、それで。……心と心では触れ合えないから、身体と身体で求め合う。二人がひとつにはなれないから、二人で一人の関係を作る。そういう手段のひとつなんだって、なんか納得しちゃいましたから」
ミオリネ「詩的な言い回し。ピンクのたぬきさんは何処へやら、ね」
スレッタ「……僅かな時間で私をめちゃくちゃに掻き回して変えてしまった、魅力的な人。会えない時間すら幸せだって自覚した時、ああ、私もうミオリネさん以上に好きになれる人とは出会えないなって、そんな人が婚約者なんだってのぼせ上がって。……だから一方通行だったって勘違いした時、人生で一、二を争うぐらい落ち込んだんですよね……」
ミオリネ「……一番は……ごめん。強引過ぎた」
スレッタ「いえ。多分、必要な事でしたから。……もしまだ悪いと思ってるなら、今度いいお酒飲める所に連れて行って下さい。ーーあの青いドレス着てる所、また見たいんです」
- 53二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 09:16:06
やだ…なんだかしっとり甘ったるい空気が流れてる…
- 54二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 14:52:02
リプリチャイルド云々よりダメージ受けてそうだからなあれ...
- 55二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 20:34:30
個室のBARでも...あかんいかがわしい事するわコイツら
- 56二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 00:28:11
ホテルのBARとかそういうやつですかね？
- 57二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 01:27:21
今でもあそこまでする必要あったのかと思うと答えが出ない･･･二度と離れるなよ。お互い
- 58二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 07:23:33
ミオリネ「インキュベーションの時のアレか……。歳的には全然余裕だけど、社長の肩書きにあの青色は若過ぎない？」
スレッタ「それを込みでのおねだりってことで。……好きなんです、あのドレス」
ミオリネ「んー？ まあ、初めて本気で化粧して見せた時の服だし、印象に残っても仕方ないか。いいよ、またいずれね。……お酒よりドレス目的なら、パーティーか、ホテルのバーか、それとも……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
スレッタ「エヘヘ、やりましたっ！ ……隠し事も無くなって、特別なデートの約束もして、気分はスッキリ爽快です！！」ﾆﾍﾍｰ
ミオリネ「……アンタさ、ひとつ忘れてない？」
スレッタ「はい？」
ミオリネ「意図的にミスリードしたつもりだったんだろうけど……アンタが私のせいで耳年増になった事と、アンタが一晩中でもサカり続ける色ぼけ性欲たぬきな事って、実は全く関係無いよね？」
誤魔化せなかッタ「……ナ、ナンノコトヤラ」
ミオリネ「……仕方ない奴。でもま、人生まだまだこれからだし、そういうのは若いうちしか出来ないもんね。したい事思いついたら、何でも提案しなさいよ。ーー気が乗ったら応えてあげる」
スレッタ「ーーはっ、はいっ！！ ……いい時間ですし、私たちもそろそろ出ましょうか」ﾁﾗｯ
ミオリネ「そうね。……帰り道、一体何されちゃうのかしらねー」ｸｽｸｽ
スレッタ「今日は一度倒れてるんですから、そうやってからかうのホントにやめて下さいよぉ〜……。ーー代わりに明日、一日イチャイチャおうちデートしませんか？」
ミオリネ「つまり一日中ってこと？ ーーまぁ、いいよ、たまには。じゃあ、エスコートよろしくね、私の花婿さん」
- 59二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 07:26:40
奥さんに落ちたんですよそのドレスのときに
印象に残るとかそんなレベルじゃなく - 60二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 10:52:27
株ガン・ジェダーク・ブリオン・ガールズで親睦パーティも良いかも知れん
- 61二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 16:08:39
スレッタ「ーー出勤スケジュール良し。来客予定良し。リハビリメニューの前倒し良し。ムード出そうな映画のピックアップ良し。エリクトの隔離良し。フィックス用寝室のベッドメイク良し。水差し良し。三食ごはんの下準備良し。お風呂の準備良し。軽いお酒の準備良し。その他諸々良し！」ﾆﾍﾍｰ
スレッタ「さあ、おうちデート開幕ですよ！ ーーおはようございます、ミオリネ……さ……」
ボサリネ「……ごべん……ちょっとあたまいたくてむり……」
スレッタ「……あぁ〜！！」
ーーー
ボサリネ「……すれった、ごめんね……」
スレッタ「いえいえ、おうちデートはいつでも出来ますから。今日はゆっくり休みましょうね」ｷﾞｭｰ
ボサリネ「うん……」ｳﾄｳﾄ
スレッタ「お休みなさい。私も一緒に居ますから、もし寝ちゃってたら起こしてくださいね」
ボサリネ「……うん……ありがと……」ｽﾔ
スレッタ（予定変更はちょっと残念だけど、こうやってゆったり過ごす時間も幸せだなぁ……）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
- 62二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 16:15:22
エ リ ク ト の 隔 離 良 し 。
- 63二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 16:33:03
しじみの味噌汁を作ってやるんだスレッタ
- 64二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 20:02:02
日本酒がぶ飲みの翌日だ仕方あるまい
- 65二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 00:11:48
しっかり水分補給させてやるんだぞ
あと糖分もな - 66二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 08:34:20
すれった「ーーみおりねしゃん、おはなしがありましゅ」ｶﾞｼｯ
ミオリネ「どーぞー」ﾁﾋﾞﾁﾋﾞ
チュチュ「何だアレ、普段よりペース早くね？」ｸﾋﾟｯ
ニカ「身体機能が戻るにつれてお酒に強くなってきたから、今ならどれぐらいで酔うか知りたかったんだって」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
すれった「わらひとのせーかつにぃ、ふまんがありましゅねぇ？」ｷﾞｭｰ
リリッケ「おお、いきなり正面から！」ｸﾞﾋﾞｯ
アリヤ「果たしてミオリネのタフネスで喰らいつけるのか」
すれった「なぜれしゅか！？ なにがふまんなんれしゅか！？」
みおりね「自分を大事にしないことよもー！！ アンタたち聞いてよ！ コイツ、私が産む時は自分もって！ 二人で一人ずつ一緒に産むんだって！ 死にかけてボロボロになったのに！ 3年以上経っても治りきってないのに！ 医者にも！ 出産は！ 止められて！ そもそも！ 前とおなじには！ もどらないっていわれたのにぃ〜……！！」ｵｰｲｵｲｵｲ
ニカ「ああ、スレッタ……流石にそれは……」
チュチュ「あー、10:0でスレッタの負けだわ。反省して誠心誠意嫁に尽くせ」
リリッケ「これは火の玉ストレートってやつですね〜……」
アリヤ「諦めろスレッタ。はっきり言うが、これに関してはミオリネが100%正しい」
すれった「……でもれしゅね、みおりねしゃん。みおりねしゃんなら『いいからさっさとやりなさいよ』っていってくれるとおもうんれしゅ……」（祝福:ピアノver）
みおりね「そのわたしがやめてっていってるのよぉ〜！！」ﾀﾞﾝｯﾀﾞﾝｯ - 67二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:37:59
イマジナリーミオリネさんVSミオリネさん…
- 68二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:54:41
令和の時代でさえ母体への負荷がヤバいのに、パメ後遺症が残ったスレッタなら尚更なあ…
ミオリネも心配するよそりゃ - 69二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 17:35:28
ミオリネ「ーーさて、今月も始めていくわよ、へべれけ企画会議。では今回から加入の新メンバー、挨拶をどうぞ」ｸﾋﾟｯ
ニカ「こ、今季入社の技術開発部門幹部候補生、ニカ・ナナウラです。皆さん改めてよろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ
ティル「挨拶にパンチが足りない。減点1」ｸﾞﾋﾞｯ
ニカ-1「えっ？」
ヌーノ「ツッコミが無い。減点1」ﾑｼｬ
ニカ-2「ええっ！？」
オジェロ「状況認識が遅い。減点1」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ニカ-3「ええええっ！？ ちょ、マルタン、これどういう状況なの！？」
マルタン「この会議は株ガン本社フロント内限定で配信されていてね……。各部署の責任者や、そこから委任された人がメンバーになって、新企画の立案なんかをするんだ……。ちなみに、累計減点数に応じて罰ゲームが発生するから、皆必死に参加自体を回避しようとするんだけど……」ﾁﾋﾞﾁﾋﾞ
ミオリネ「マルタン、説明が長い。減点1。要はお酒呑みながら企画会議して、空気読めない奴は罰ゲーム喰らう内輪の配信番組ってだけよ。おつまみの値段当てみたいな加点イベントもあるから頑張ってね。じゃあまず私から、企画進行中のエリクトランドのマスコット、キャプテン・エリクトとガンフー・チュチュのデザインが上がってきたわ」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ヌーノ「エリクトのたぬき度上がったけど、まーいんじゃね？ メインマスコットは明るい方が良いし、やっぱホラーテイスト止めたのは英断だろ。個人的にはガンフー・チュチュをもう少しネズミに寄せてーかな」
オジェロ「分かる。怒ってる時のモデルに似過ぎてて、キレ顔と銃剣付きライフルがマッチしてるのが怖えー。ヒロイン枠になれねーよコレ」
ティル「じゃあもう少しマイルドかつコミカルにするという事で。次は……夏の福利厚生企画について。アンケートの結果、海派、山派、月派、現ナマ派に分かれていたけれどーー」
ニカ-3「……分からない。真面目な会議にお酒を入れる理由も、これを配信する理由も、何もかも分からないよミオリネ……。私が関われない間に、株ガン内で一体何があったの……」ｸﾞﾋﾞｯ
※ニカの歓迎ドッキリだと判明するまで、あと二時間 - 70二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 17:38:39
2時間もこのノリを！？
- 71二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 18:26:11
ニカ姐の反応が面白いから2時間くらいよゆーよゆー
- 72二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 18:27:56
ニカ‐１、２，３，ってなんや
- 73二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 18:34:25
ニカなら分裂くらい御茶の子さいさいよ...
- 74二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:39:21
ミオリネ「ーーアンタさぁ、私が水着姿を社員に見せたら、嫌だったりする？」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「……みず、ぎ？」
ミオリネ「社員の慰安がてら観光地のホテル貸し切りにして、プライベートビーチでダラダラ過ごそうかなーって計画してるんだけどーーああ、露骨に嫌そうな膨れっ面しちゃって」ｸｽｸｽ
スレッタ「……いいとか嫌の前にですね、水着姿はまず最初に婿に見せるべきでは？」
ミオリネ「うわ、ちょっとやらしい目に……って、あれ、見せた事なかったっけ？ ……ああ、アンタとはアス高2年からだもんね。そりゃ見せる機会無いわ。……ん、じゃあ誰に見せたんだったかな……シャディク？」ﾁﾋﾞﾁﾋﾞ
スレッタ「……散々色々やってくれた上に新事実発覚とは、中々やってくれますねあの人……」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「まー付き合い自体は長いからねー。そっかー、アンタは見た事無かったかー」
スレッタ「水着以外は粘膜まで見てるんで私の圧勝です。それはともかく、ミオリネさん、近いうちにプールかスパ行きましょう！ 水の中なら私もそこそこ楽に動けるはずですから、ボディタッチ多めかつやらしい事抜きでイチャイチャしましょう！ そしたら慰安旅行も安心して送り出せます」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「別にいいけど……いや、アンタ行かないの？ 旅行」
スレッタ「……へ？」
ミオリネ「配偶者の2、3人ぐらい、一部負担で同伴OKにするに決まってるでしょ。アンタもビーチで遊ぶなり、パラソルの下でカクテル傾けてのんびり過ごすなり、砂に埋められて蒸し焼きになるなりしなさいよ。……あ、嫌だったら別だけど」
スレッタ「行きますよ！？ 絶対行きますからね！？ ……実は昔、やりたい事リストにあったんですよ、長期休暇に友達と旅行って。しかも今回は素敵なパートナーまでいるんですよ？ は〜、絶対楽しいやつですコレ〜」ﾆﾍﾍｰ
ミオリネ「じゃ、参加希望は海、っと。今度水着買いに行くよ。……あれ、なんか一気に参加希望者増えたわね。現金支給希望者まで海に鞍替えしてきてる。……宿ごとに振り分けとか面倒だし、いっそ現地の大きなホテルの経営権でも買おうかな……」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
スレッタ（またあらぬ方向から株ガンが手広くなろうとしてる……。実はベネリットグループもこうやって拡大してたんじゃ……） - 75二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:44:12
- 76二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:01:06
今は学校づくりしてるからどうんなんやろ
テスター出来る体でもないし - 77二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:57:38
顧問とかでええやろ
平取とか - 78二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 02:06:45
休職中なんちゃう？
- 79二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 12:00:27
現ナマより水着に惹かれちゃってて草
- 80二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 13:04:19
入社数ヶ月で重篤な後遺症残るダメージ負ってる（しかも仕事中の事故ではない）し、色々あって地球に学校作る目標も増えたみたいだから、会社に残ってるのも不自然かなって
文字数制限と戦ってる時の事故でうっかりA.S.の倫理観壊しちゃってたりするし、まあ気にしない気にしない
- 81二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 13:08:17
創業メンバーは自社株持ってるだろうし従業員じゃなくなっても……。
- 82二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 13:31:16
スレッタ「ーーミオリネさーん！ コレ！ コレにしましょうコレ！ 二人でお揃いですよ！」
ミオリネ「……えっ、いや、ダサくない？ ワンピタイプなのは別にいいけど、色や形がクールさんとホッツさんモチーフ……。えっ、この分厚い一体型ラッシュガード、救命胴衣なの？どうなってんのよあのキャラクターブランド」
スレッタ「ほら、やっぱり人気あるんですよ。……んー、色々な形があって、目移りしちゃいますねぇ」
ミオリネ「アンタは肌や髪の色が強いし、白とか薄くて明るい色も映えそう。身長高いから、ビキニから一体型まで綺麗に着こなせそうなのが羨ましいわ」
スレッタ「お腹周りとかプニッとしてるんで、布が少ないのはちょっと恥ずかしいんですけど……」ｴﾍﾍ
ミオリネ「アンタが筋肉でカチカチだった頃を基準にしてるだけで、今ぐらいなら全然問題無いよ。私が保証してあげるから気にせず選びな。ーーあ、小姑を思い出すアレはダメだからね」
スレッタ「むむむ。難しいですね……。ミオリネさんはどうするんですか？」
ミオリネ「んー。あんまり泳ぐつもり無いけど、袖付きの一体型は見た目が重く感じてちょっとねー……。あと、私の体型だと、チューブトップ型は無理ね。肩紐無しとか嫌な予感しかしないわ」
スレッタ「んー……じゃあじゃあ、あのマネキンが着てる、パレオとパーカー型ラッシュガード付きのはどうですか？ 薄手でヒラヒラした、軽い雰囲気のやつ」
ミオリネ「アレは別個のコーデだから、水着は別に選ばないといけないんだけど……まあ、意図は伝わったわ。要するに、肌を出し過ぎないで欲しいって事ね」
スレッタ「……見たいんだけど見せたくない、そういう婿心デス」
ミオリネ「そういう要望ね。ーーじゃ、別れて探す？」
スレッタ「一緒！ せっかくのお買い物デートなんですから、そこはお互い色々言い合いながら、一緒に楽しく選びましょうよ！」ｶﾞｼｯ
ミオリネ「はいはい、あんまりはしゃがないでよね」ｷﾞｭｯ - 83二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 19:02:30
今度は海の家で一杯やるのか
- 84二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 21:19:19
海の家のB級グルメとキンキンに冷えたビール...良いですねぇ
- 85二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 00:06:15
水着のまま酒...アカン
- 86二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 08:34:45
チュチュ「……なーニカ姉、スレッタたち見かけたから声かけようと思ったんだけどーーあそこだけ空気違わね？ なんかめっちゃミルフィーユ構造になってるっつーか……」
ニカ「本人たちは幸せオーラ全開で水着合わせてるだけなんだけど、他のお客さんが二人と自分を見比べて去って行ったり、さりげなーくサビーナさん達が周囲をガードしてたりで、ある種異様な光景になってるね……」
チュチュ「いやまぁ、アイツらそれぞれ別方向にスタイル良いから、見比べて気落ちすんのも分かるけどさぁ……」
ニカ（それだけじゃないよチュチュ……。既に最上の相手がいるというお互いの圧倒的な余裕が、飢えた捕食者を別方向から殴ってるんだよ……）
チュチュ「あっ、アイツら試着まで始めやがった。インナー持ち込んでるあたり、ついでの冷やかしじゃねーな。スレッタのはしゃぎ様で注目を集めて、ミオリネの水着姿で心をへし折るコンボやめてやれよ……。アイツと勝負になんのトップモデルぐれーだよ」
ニカ「容姿で勝負になっても、本業は複合企業の社長だから、総合力で勝負になってないのがね……。あぁ、また一人何も手に取らずに……」
チュチュ「哀愁漂う背中がつれぇ……。夏はまだまだこれからだ、強く生きろよ……」
ミオリネ「これなんかどう？ お腹は出てるけど、足はそこそこ隠せてるよね？」
スレッタ「……やっぱり私の目に狂いは無かったですね。ミオリネさんには黒のビキニです。赤と黄色のパレオで腰から下をある程度隠しつつも、隙間から覗く真っ白な足に水着の黒が映えてたいへん素敵くつやらしく……あうっ」ﾍﾟﾁｯ
ミオリネ「色ぼけ。ーーまだ旅行先じゃないっての」
スレッタ「す、すみませ…………はっ！？ それはつまり、現地でOKという意味では……！？」
ミオリネ「どーしよっかな〜。アンタがちゃーんと約束守れないと、せっかくの海で遊べなくなるからな〜」ﾆﾔﾆﾔ
ニカ「……喫茶店行こっか。濃い目のブラックコーヒー奢るよ」
チュチュ「あー、うん、実はあーしも誘おうと思ってたんだ……」
- 87二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 13:23:24
あっっっま
- 88二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 19:27:46
エスプレッソで中和しよう
- 89二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 00:22:14
ニカチュチュもイチャイチャしとるやん？
- 90二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 08:36:01
ミオリネ「ーーこほん。あー、あー。ーー弊社社員の皆さん及び、優秀なスタッフを日々支えて下さっている御家族の皆さん、こんにちは。社長のミオリネ・レンブランです」
ミオリネ「株ガンの創業からかれこれ4年弱。艱難辛苦を耐え、山場となる3年を越えてなお勢いを増しているのは、ひとえに皆さんの尽力によるもの。この度の慰安旅行は、賞与以外の形で皆さんに報いられる最初のイベントです」
ミオリネ「こうした催しが毎年の恒例となるよう、社員一同一丸となり、人々の生活に寄り添う我が社をより一層盛り上げていきましょう。そのためにも、今回の慰安旅行の間に、心身を存分に労ってあげて下さい」
ミオリネ「私は今回沖縄に居ますが、山のキャンプツアー、月の観光ツアー、そして残念ながら予定の合わなかった皆さんも、それぞれ時間の許す限り骨休めをして、休み明けにはまた元気な姿を見せてください。それでは、これで挨拶を終えさせていただきます」
ミオリネ「…………よし。ここ、編集点ね。スレッタ〜、編集よろしく〜。今度はちゃんと切っといてよ〜」
スレッタ「はーい！ 今夜は自家製トマトソースのミートパスタですから、食べたくなったら言ってくださいねー。それとも先にお風呂にしちゃいます？ ……あっ、もーしーかーしーてー？」ｷｬｰﾐｵﾘﾈｻﾝﾉｴｯﾁｰ
ーーー
ヌーノ「……今度の挨拶メッセージ、3分で消えたらしいぜー。それから2分で修正版が再掲載されたとか」
オジェロ「前回は5分で消えて、30分後に再掲載だったな。……録ったか？」
ヌーノ「勿論。初回のアレは誰も保存してない伝説のメッセージになっちまったからなー」
オジェロ「アレ残念だったよな〜。残してたら絶対後でネタに出来たのに」
ヌーノ「ま、今回の方が笑えるからいいだろ。しっかし、何でまた同じ失敗を繰り返すんだろーな、ウチの社長」
オジェロ「再掲載までのスピードから察するに、スレッタが完成版と間違えてオリジナルデータを上げちまったんだろうな〜」
ヌーノ「残しとくにしろ、なーんで隔離しておかないかね。ま、今度チェックリスト作って渡しとくか。……で、社長は？」
オジェロ「スレッタ追いかけて出てったまま。ーー杖ありとはいえ、思いのほか足の機能も戻ってんなぁ……」 - 91二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 08:42:59
自分で編集しなさい社長
- 92二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 13:19:32
やっと旅行か
- 93二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 17:34:50
スレッタ「ーー星も見えそうなぐらい高い空！ ちょっと生臭くてジメッとした潮風！ ガラスより透き通った青い海！ そして眩しいお日様の陽射しと……全部吹き飛ばす冷え冷え大ジョッキビール！ ーー憧れの沖縄のビーチですよ、ミオリネさん！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「ーーふぁあぁ〜……すっごい陽射し……身体溶けそう……。亜熱帯気候、ちょっとナメてた……」
スレッタ「思いのほかジメッとしてましたね……。でも、陽射しと風が気持ちいいです。あ、パラソル傾けて、ビーチベッドも影に入れちゃいましょうか？」
ミオリネ「んー……このままでいいや……。日頃はこんな風に陽に当たらないから、じっくり日光浴して一年分溜めておかないと……」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「それが出来たら人間じゃないです。……そのお酒、何ですか？」
ミオリネ「チャイナブルーってカクテル……。明るい青が海の深さに似て涼しげで良かったから、最初の一杯はコレにしたの。あぁ、グレープフルーツの酸味も良い感じ……。アンタは生ビールと……なんか、暴力的な匂いがする……」ｽﾝｽﾝ
スレッタ「ソース焼きそばとタコ焼きだそうです。ホテルの敷地外で売ってるの見かけて、さっきぱぱっと買ってきちゃいました」ﾊﾌﾊﾌ
ミオリネ「めざとい腹ぺこたぬきめ……。あんたの水着、下がハーパン型のビキニなんだから、うっかりこぼしたら火傷するよ。……それはそれとして、美味しい？」
スレッタ「はい！ 焼きそばはソースの濃い味が軽い焦げ目の食感と絡んで、大味なのに美味しいんですよ！ タコ焼きもサイズ的に食べやすくて……あっ、そうだ。ミオリネさん、あーん」ﾌﾟｽｯ
ミオリネ「ん？ あー……あっふ！？ はふっ、はっ！？ はふっ！？」
スレッタ「あれ、そんなに熱かったですか？ おかしいな……さっきは丁度良かったのに……あっふ！？ はふっ！？」
ミオリネ「……っ、ふぅー……。焼き加減か冷め方にバラつきあるみたいね……。外はフワッと、中はトロッとしてて美味しいんだけど……」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
スレッタ「ひー……。ミオリネさん、お口の中火傷してないですか？」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「多分大丈夫。……二杯目と一緒に、一応パフェでも注文しようかな。ハロ、注文」
スレッタ「ドローンが届けてくれるの、楽でいいですねぇ……。至れり尽くせりって感じします……」ﾌﾟﾊｰ - 94二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 22:57:41
ソーキそばとかゴーヤチャンプルーに海ぶどうも食べようぜ
- 95二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 00:34:22
ハブ酒にもチャレンジだ
- 96二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 08:36:19
スレッタ「んー、どこを見ても皆さん笑顔でなによりですねぇ。ーーあ、ちっちゃな子が波に！？」ｶﾞﾀｯ
ミオリネ「ちゃんと親が付いてるから大丈夫よ。ほら」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「むむむ……。この環境はいけません、元レスキューの血が騒いじゃいます」ｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「アンタがやってたの、モビルスーツ使ったレスキューでしょ？ そんな個人単位で見てられないでしょうに。ーーあ、きたきた」
スレッタ「そんな事ないですよ？ ミオリネさんの事だって、ちゃーんと見つけましたからね！」ﾌﾝｽ
ミオリネ「救助を求めてたかは別として、救助警報も出てない状態で、よくまー見つけたもんよねー。……んー、あまーい。完熟フルーツってこんなにも匂い立つのねー」ﾓｸﾞ
スレッタ「きっと何か凄い運命の歯車があの瞬間に噛み合って、私たちを巡り合わせたんです。そこから先は全部私たち自身の選択の結果で、つまりラブです、ラブ。……なんかそれ、凄い見た目ハデハデなパフェですね。全体的に黄色というか、オレンジというか」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「完熟マンゴーパフェだって。近くの有名な果樹園と提携してて、その日最高に熟したのを提供してるらしいわ。無駄がないし、隙間無くみっちりって感じで、見た目だけでも満足感あるのよね。ーーはい、あーん」
スレッタ「あー……ぅわ、あっま……。これ、ミオリネさんに初めて貰ったトマト以来の衝撃ですよ……。アイス部分もあるにせよ、果物ってこんなに甘くなるんですねぇ……」ﾓｸﾞ
ミオリネ「ふむ、あのトマトももっと甘く……いや、トマトに求める物じゃないか」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「……ミオリネさん、甘いもので甘いお酒進む方でしたっけ？ いや、今度はなんか見たことないお酒飲んでますけど」
ミオリネ「さすがにこのパフェと甘いカクテルじゃ喧嘩するから、一緒に頼んどいたの。ほら、口直しにどうぞ？」
スレッタ「……ぅわわっ！？ 何ですかこれ、匂いはコーヒーで、飲んだ感じは……ビールに近い？」ｸﾋﾟｯ
ミオリネ「そう、その両方。カフェ・コン・セルベッサっていう、ビールとコーヒー半々で作るカクテル。度数低いし甘さも無くて、リキュール要らずで作れるから、機会があったらアンタも試してみたら？」
- 97二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 09:27:39
泡盛のコーヒー割りもあるぞ
- 98二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:26:10
保守
- 99二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 00:20:30
紅芋の焼酎なんかもおすすめ
- 100二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 08:37:52
スレッタ「へぇ〜。ミオリネさん、色々知ってますねぇ……。いつの間にそんなに詳しくなったんですか？」
ミオリネ「……一緒にお酒飲めば仲が深まったって考える輩が多くて、潰れないよう色々調べていくうちに、ね……。緩やかに杯を重ねていく状況なら、一度潰れても5分も休めば復帰できるようサビーナたちに鍛えられたりもしたわ……。この間はキツかったけど……」
スレッタ「あ、あんまり嬉しくない成長ですね……」
ミオリネ「必要に応じてだからねー。あ、きたきた」
スレッタ「ちょっとペース早過ぎないですか？」
ミオリネ「食べながらだし、度数も低いのだから大丈夫。まあ、早めのお昼ご飯には量が軽すぎるけど」
スレッタ「むむむ……。そういう事なら、ちょっとだけ待っててください」ｶﾞﾀｯ
ミオリネ「へ？ スレッタ、どこにーーああ、人波に紛れちゃった。……アイツ、本当に動けるようになってきたわね。無理してないといいけど」ｸﾋﾟｯ
エリクト「ーーまあ、無理してそうなら僕から止めとくよ。……ところでさ、一緒に旅行って気遣いはとても嬉しいんだけど、強い陽射しと潮風のコンボって、僕のボディ的に大丈夫なのかな？」
ミオリネ「……一晩中アルコールに浸かって揺らされてても無事だったんだし、多分大丈夫よね？」
エリクト「自分で自分の身体は見えないから、正直判断つかないんだよ……。塗料剥げたり、中身スカスカになったりしてない？」
ミオリネ「剥げたら塗り直してあげるから気にしないの。スカスカになって捥げたら……どっちに意識が宿るのか実験出来るわね」
エリクト「洒落にならないんだけど！？」
ミオリネ「冗談冗談。んー、やっぱり苦味で締めた後は甘いお酒に限るわ」ﾁﾋﾞﾁﾋﾞ
- 101二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 11:41:40
お、沖縄グルメを買いに行ったか？
- 102二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 17:29:04
ティコ飼ってたからさすがにヤギ刺しは食えんかなぁ...気持ち的に
- 103二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 17:41:45
スレッタ「ーーお待たせしました！ こちら、タコライスとゴーヤチャンプルー、スープ代わりのソーキそば、ですっ！」ﾃﾞﾝｯ
ミオリネ「待つって言うほど時間経ってないんだけど、随分がっつりしたのを……。スープっていうか、ほぼ主食じゃないコレ……。さっきのタコ焼き、焼きそばと名前似てるけど、関係あるの？」
スレッタ「知りません！」ﾌﾝｽ
ミオリネ「いっそ清々しい……。んー……タコライスはメキシコ料理で、ゴーヤチャンプルーとソーキそばは地元の郷土料理、と。ふーん、タコ焼きも焼きそばも日本のもので、タコライスとは特に関係ないんだって。ーーハロ、注文」
スレッタ「……なんで日本の郷土料理に混じってメキシコ料理が売ってるんでしょう？」
ミオリネ「さあ？ アンタの好きなチキンオーバーライスみたいに、現地人の舌に合ったんじゃない？ たしかアレも、トルコ発祥でアメリカで流行った料理らしいし」
スレッタ「料理に国境線って無いんですねぇ」
ミオリネ「低重量環境だと水気の多い物は食べ難いから、地球と宇宙での線引きはありそうだけどねー。ーーよし、きたきた。スレッタ、こっち座って。食べる前に、ご飯と一緒に写真撮るよ」
スレッタ「おぉ、旅の記念の一枚ですね！？ 撮りましょう撮りましょう！」ﾆﾋｯ
ミオリネ「初めてのPV終盤並に表情が固い。ーーほら、はみ出るから頬寄せて。エリクトもカクテルグラスの脚に括り付けて……っと」
スレッタ「あっ……。もー、ミオリネさんってば、そんなにくっついたら、汗とオイルでペトペトしちゃいますよ〜」ﾆﾍﾗ
ーーピー、パシャッーー
ーー初日は少し早めにビーチでランチ。腹ぺこ花婿のチョイスは、郷土料理のゴーヤチャンプルーとソーキそばに、メキシコ由来のタコライス
泡盛は夕食で味わうことにして、この場では同じメキシコ由来のテキーラ・サンライズを添えてーー
- 104二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 23:52:34
夜の部は株ガンメンバーと宴会やね
- 105二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 08:35:03
ミオリネ「タコライス……。ピリリと辛いのは……チリソース？ 野菜の水気やチーズ、玉ねぎの甘さで多少マイルドになってるけど、炒めた挽肉に絡んだ胡椒やソースが結構舌に来て、なんだかんだでご飯が進むのがズルいわ……」ﾓｸﾞ
スレッタ「お米と一緒の主食ですし、カレーみたいに刺激があると食が進みますね。……あとあと、どうもタコライスって、メキシコ料理のタコスの具材をライスに乗っけるスタイルの事を指してて、それは沖縄発祥らしいですよ」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ミオリネ「しまった、リサーチ不足でやらかしたわね……。また株主総会でチクチク突かれるネタが……」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「か、株主総会？ ミオリネさん、一体何が……？」
ミオリネ「……アンタが重篤なデータストーム障害から回復したのは、医療界隈だとそこそこ有名でね……。そっち関係の出資者が、どの程度影響が残っているのかの判断材料に、日常生活の記録なんかを求めてるのよ。あと、創立時からの株主たちも、アンタが本当に無事なのか知りたいって何故か騒いでるから、今回の旅行記録も限定公開してるんだけど……迂闊なこと言うと、最悪株価にすら関わるのよね……」
スレッタ「ま、まあ、公開内容を主導出来る分には……。よし、とりあえず味変して忘れましょう。辛味がスープで拡散するとダメですから、ゴーヤチャンプルーをどうぞ」ｱｰﾝ
ミオリネ「むぐ……。醤油っぽい味が豆腐や卵に染みてるんだけど、噛み締めたゴーヤの苦みと絡んで不思議な味わいに……。野菜の苦味って、成長とともに嫌じゃなくなる魅力があるのよね……」ﾓｸﾞ
スレッタ「その感覚、私にはよく分からないですけど、ピーマンとかは普通に美味しいと思います」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「……ところで、その……素敵な花婿さん？ 流石にちょっと量が多くないでしょうか……。どれもお肉系でボリュームも……」
スレッタ「そうですか？ じゃあタコライスとゴーヤチャンプルー、もう少し貰っちゃいますね！ んー、どれも美味しくて、モリモリいけちゃいます」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ミオリネ「いや、アンタが加減してくれたのは分かるのよ……。タコライスもゴーヤチャンプルーもシェアしてるし、食の細い私を気遣ってくれたのは伝わってるわ。うん、ありがとね。……でもね、これに加えてソーキそばを一人一杯は、常人には辛いのよ……」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
- 106二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 12:55:30
こってり系で来てるからもずく酢でさっぱりしようぜ
- 107二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 13:42:10
美容にも良いぞもずく酢
- 108二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 22:31:58
ここでサーターアンダギーと紅芋タルトを買ってくるのがスレッタ
- 109二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 00:08:23
せめて紅芋のソフトクリームにして...
- 110二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 06:59:01
ソーキそば二人前買ってきたのか...
- 111二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 17:19:18
保守
- 112二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 17:33:22
夕飯前に覗くんじゃなかったage
- 113二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 23:48:13
具志堅似の店長とか居そう
- 114二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 00:19:52
なんだか孤独のグルメばりに食べてないかwww
- 115二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 09:37:04
スレッタ「でもでも、ミオリネさん学生時代から大型カップ麺食べてましたよね？ これぐらい余裕じゃないですか？」ｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「アレは単品でのコスパを優先してただけ……。見なさいこの濃厚な豚骨スープに、油を浮かせるスペアリブ！ それが三つも四つも入ってて、カップ麺の薄っぺらいチャーシューと比較にならないぐらい重いのよ！」
スレッタ「あっ、ミオリネさん、見てください！ 麺の下にもうひとつ沈んでますよ！ とってもお得感ありますね！」
ミオリネ「……仕方ない。美味しい物に罪は無いし、七分目まで解禁するわ」ｽﾞﾙｽﾞﾙ
スレッタ「解禁って事は、まだまだ全然余裕あるんじゃないですか」
ミオリネ「私のセーフティーラインが七分目ぐらいなのよ……。ふふ、MSから降りて久しい腹ぺこたぬきさんの場合はどの辺りなのかしらねー……」ｸﾋﾟｯ
スレッタ「んんー？」ﾓｸﾞﾓｸﾞ
ミオリネ「……ああ、そうそう。売店で面白い物見つけて買っておいたんだった。今こそ出番じゃない」ｺﾞｿｺﾞｿ
ミオリネ「ーー女の子の味方、豆腐よう。胃壁の保護効果のおかげで消化を助けてくれるわ」ﾄﾝｯ
スレッタ「……ミオリネさん。既に二十歳になり、お酒を嗜み、一日中やらしい事に耽る退廃的な生活すら送ってきた私たちは、もはや女の子という輝かしい形容詞を冠する資格を失って久しくないですか……？」
ミオリネ「何も出来なかった二年分の反動よ。白い目で見られようと、その分は存分に女の子していくから。……うわ。吹き曝しの屋外なのに、開封した瞬間の匂いキッツ。真っ赤な半溶けキャラメル風の見た目なのに、甘ったるさとも微妙に違うというか……」
スレッタ「なんか……甘い匂いと混じったのが、こう……ムワッときますね……。これ、本当にお豆腐なんですか？」ｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「豆腐を泡盛っていう地酒ベースのソースに漬けて、もっと発酵させた珍味らしいわ。アルコール強めだから、楊枝なんかでちょっとずつ食べるのが良い、と」ｽﾁｬｯ
- 116二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 16:48:32
なかなか上級者向けのに行くな
- 117二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 00:54:30
ほ
- 118二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 03:29:52
沖縄グルメはだいたいイケるが豆腐餻は苦手だ...
- 119二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 09:40:46
ミオリネ「……んん。これはまた、ほんの少しなのにねっとりと濃厚な……」ﾑｸﾞ
スレッタ「この舌に絡みつく甘じょっぱい感じ……これは……ビールの出番ですね！？」ﾓｸﾞ
ミオリネ「そうね、これはビールだわ。もしくはワイン」
スレッタ「やっぱり。……おや？ おやおやおや？ これはいけませんねぇ〜。もう三杯目も空になってしまいました。いざ、注文です！」ｶﾝｯ
ミオリネ「生ビールとはいえ大ジョッキで四杯目って、アンタもペース早いわね……。これアルコール染みてるから、あんまり短時間で飲み食いすると一気にくるよ。あ、私は中ジョッキね」ﾑｸﾞ
スレッタ「じゃあじゃあ、このお豆腐食べたら食休みにしましょう。おやつに紅芋タルトっていうのも買ってありますよ」ｶﾞｻｺﾞｿ
ミオリネ「鞄から個包装の袋がゴロゴロと……。アンタの中の食休みって一体……」
スレッタ「エネルギー過多なぐらいじゃないと、日々のリハビリなんて出来ないんですよ！ 食べた分はきちんと使ってるんで、この旅行中もある程度は頑張ります」ﾌﾝｽ
ミオリネ「そ、そう……。ほんと、無理だけはしないでよ。なんか最近のアンタ、頑張らないと、頑張らないとって空回りしてた頃に被るのよ。……あんな事言ったけど、私はゆっくりでいいんだからね」
スレッタ「いえいえ。多少無理しないと、これ以上は時間が勿体ないんで。別に一番のやり方にこだわりはしないですけど、時間は有限ですから。ーーミオリネさん、昔に立てた日本周遊の計画も、いつか本当に行きましょうね」ﾏｸﾞﾏｸﾞ
ミオリネ「周遊……ああ、療養中の気慰みに二人で計画したアレ……。誰かさんが縁結びスポットばっかり組み込んだ弾丸ツアーだったし、あたらしい計画たてたいわね〜」
スレッタ「え〜、いーじゃないですか〜。せっかくですし、おたがい制服着て、学生気分でいってみましょうよ〜。制服デートみたいでたのしいですよ、きっと〜」
ミオリネ「なにそれ却下〜。アンタ将来、コスプレ旅行を主導した学生服好きの校長とかいわれてもいいの〜？ ーーあ、来たよ、ビール。かんぱーい」ｷﾝｯ
スレッタ「はい、かんぱーい！ ……うーん、さすがに制服マニアあつかいはまずいですねぇ……。じゃあ〜、お忍びっ！ お忍びでいきましょう！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
- 120二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 13:35:05
オリオンビールは美味い
てかやっぱ紅芋タルト持ち込んでたなw - 121二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 23:43:39
ほ
- 122二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 05:50:33
朝から呑みたくなってきたな…缶ビール1缶なら平気かな…ダメか…
- 123二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:35:54
ミオリネ「それならまぁ、いずれね〜」ｸﾞﾋﾞ
スレッタ「またそうやって生へんじするぅ〜。ミオリネさん、よくない！ よくないですよぉ〜そういうの！ わたしふあんで泣いちゃいますっ！ チキンオーバーも食べられませんっ！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「しーてーまーせーん〜。もー、なーにがチキンオーバーよ。ちょっとぽやぽやし始めてるじゃない。アンタも少しやすみなさいよね〜」
スレッタ「むー。じゃあじゃあ、麦ジュースのんでから……っぷはー！ やっぱりあつい日はひえひえビールですねぇ〜！」ｸﾞﾋﾞｸﾞﾋﾞ
ミオリネ「まったく……。どうなっても知らないからねー」ﾊﾞｻｯ
スレッタ「ぉおっ！？ みっ、ミオリネしゃん ！？ なぜぬいでるんですかっ！？」
ミオリネ「脱いでるって、ラッシュガードとパレオぐらいならいいでしょ。せっかく海に来たんだから、まんべんなく焼かないと……アラームかけて、と……」ｺﾞﾛﾝ
スレッタ「はぁ〜！ いけません、いけませんよぉ〜それはっ！ ミオリネさんのせなかは私しか見ちゃいけないんですからっ！」
みおりね「せなかフェチのフリしちゃって……からだの裏側ならどこでもすきなくせに……」ｽｬｧ
すれった「みっ、ミオリネしゃーん！？ ……くっ、ここははなむこのわたしが、あいするはなよめさんのねすがたを守らないと……！」
すれった「……ぐぅ…………」ﾄﾞﾃｯ
ミオリネ「………………よし、同調行動成功」ﾑｸﾘ
ミオリネ「ーーにしても……ククッ、やっぱり危惧した通りになって……ふふっ……」ﾊﾟｼｬｯ
ーービーチに出没した腹ぺこたぬき、お腹いっぱいになってあえなく撃沈
……三か月って大体これぐらい？ーー
- 124二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 16:34:29
スレッタ（ーーあつい……おみず……）
スレッタ（……あれ？ からだがおもい……うごかない……？）
スレッタ（……なんで……？ ）
スレッタ（うそ……だって、ほとんどなおったのに……）
スレッタ（……まさか……まさか、ぜんぶゆめ……だった、の……？）
スレッタ（あぁ……きこえる……。みんなの、たのしそうなこえ……）
スレッタ（そんな……やだ……こんな、あんまりだよ……）
スレッタ（みおりねさん……みおりねさん……？ どこ、どこにいるの、みおりねさん……？ みおりねさん……おねがい、おいてかないで……ひとりにしないで……ひとりはやだよ……みおりねさん……みおりねさん……！）
スレッタ「ーーミオリネさんっ！！」ﾊﾟﾁｯ
ミオリネ「うわっ！？ ……どうしたのよ、いきなり大声出して」
スレッタ「……あ、あれ？ ミオリネ、さん……？」
ミオリネ「そうだけど……スレッタ、泣いてるの？ 悪い夢でも見た？」ﾌｷﾌｷ
スレッタ「あ……は、はい。ちょっと、身体が動かな……あれ、本当にほとんど動かない！？ っていうかやけに暑いし重いし、なんか起きられませんよ！？」
ミオリネ「ああ、ほら。今のアンタ、こんな感じ」ﾊﾟｼｬｯ
スレッタ「焼物風たぬきボディ！？ 私がちょっと寝てる間に、わざわざ砂被せてこんなの作ってたんですか！？」 - 125二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 00:08:15
トラウマがよみがえる系の悪戯はアカン
- 126二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 03:41:51
泣かすな
- 127二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 15:31:02
ニカ「あはは。アレ、信楽たぬきっていうんだよ。質感は無理だったけど、なかなか良い再現度なんじゃないかな？」
スレッタ「ニカさんまで！？」
チュチュ「あーしらもいんぞー。株ガン地球寮メンバーほぼ総動員だ」
ミオリネ「アンタ、ビーチベッドじゃなくて砂浜で寝ちゃってたからさぁ、せっかくだし皆集めてやってみたのよ。ほら、麦茶。ストローでゆっくり飲んで」
スレッタ「んっく……んっく……ぷはぁ〜。……あの、暑いし重くて微妙に息苦しいんですけど、何でこんな事に……？」
ミオリネ「えっ？ 夏のビーチってこうやって遊ぶものって聞いたんだけど、アンタのコミック知識だと違うの？」
スレッタ「……ま、まあ、わりと定番ですけど……」
ミオリネ「ならいいでしょ。ニカ、ドローンで上から撮影って出来るよね？」
ニカ「確実に逆光になるから、補正かかってもいいなら」
ミオリネ「十分。じゃあ皆、水星から来た信楽たぬきを中心に寝そべってー」ｺﾞﾛﾝ
スレッタ「奇抜さに走ったコミックのキャラみたいになってる……」
ニカ「スレッタもミオリネも元から属性過多だから今さらじゃない？ はーい、笑って〜」ﾋﾟｰｯ､ｶｼｬｯ
チュチュ「うーし、終わり終わり。スレッター、あっちで水鉄砲使ったサバゲーの準備中なんだけど、おめーもやるよな？ つーかミオリネ共々来い。ビーチで酒盛りして肌焼いてるだけとかもったいねー」
スレッタ「えっ！？ ……私まだ機敏に動くの難しいんですけど、足引っ張っちゃいませんか？」
- 128二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 22:48:56
めめろめろ
- 129二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 00:16:57
酒飲んで運動するんじゃありません
- 130二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 10:26:58
まぁ水鉄砲遊びくらいならへーきへーき
- 131二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 21:41:27
今のスレッタでも社長よりは戦力になりそうな予感
- 132二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 00:57:13
スプラトゥーンごっこでもやるの？
- 133二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 09:18:46
このレスは削除されています
- 134二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 17:28:26
社長よわよわ身体能力だしな…
- 135二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 21:23:20
社長の身体能力への負の信頼がすごい！