俺の脳内創作「INCECT EATER」をここで供養させてくれ

  • 1二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:05:43

    途中でしっくりこなくて書き直して…を繰り返してる内に完成まで持っていける気がしなくなったのでここで吐き出す聞いてくれ
    (画像はイメージです)

  • 2二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:07:03

    いいよ

  • 3二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:08:05

    おら吐け

  • 4二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:12:23

    ジャンル バトル(改造生命体と人類の戦い
    時代 現代(2010年代)
    舞台 東京を中心とした関東圏
    世界観 2008年に人型、人程度の大きさの虫人(名称を変えすぎてまだ決まってなかった)が東京にて大量発生。都市機能は壊滅し東京の人口は99.99%減となった。関東を分断するように東北と中部地方には巨大な壁が作られ、国の策は都市の奪還派と新たな都市開発派で別れ虫人対策は遅れを取っている…そんな街で生きる人間の話。

  • 5二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:17:58

    主人公1.
    ミカゲ 男 27歳
    東京に残る人々の殆どが都市からの脱出やその日の生存を目的に生きている中、虫人の観察や生態記録に情熱を注ぐ変わり者。彼にとって記録は全てであり、虫人によって起こる世界の変化を見届けることだけが彼の願望。

    手先が器用で逃げ足も早いが基本的には非力で装備を持って街を少し歩くだけで息切れするほど貧弱。この話は彼が虫人を観測する「いつもの日常」からスタートする。

  • 6二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:26:12

    主人公2. 
    カンザキ 男 年齢不明(20代)
    ミカゲを襲う虫人の声を聞き駆けつけた自称「正義の味方」。ステレオタイプな正義漢で女性や子供に優しく活発でバイクに乗る。自身のアイコンとしてマフラーを外さない。風呂でも外さない。
    一定条件(脈数、呼吸数)を満たすことで虫人に酷似した形態に変貌する。身体能力が向上し、特に噛む力は鉄橋のワイヤーをも噛み切るほど強い。マフラーを外さないのは変貌時に特に醜くなる顎を隠すため。何よりその能力の真髄は彼が食らった虫人の能力を取り込むこと。能力の高い虫人ほど特殊な力を持っているため強い相手を倒すほど強くなる。徐々に人から遠のいていく自身の容姿と内面にカンザキは徐々に心を病んでいく。

  • 7二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:27:40

    ビルドみたいな?

  • 8二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:28:36

    ビルド見てない…
    でも分断してるって意味ではそうかも

  • 9二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:32:12

    ヒロイン
    ミサキ 女 17歳
    元引きこもりの少女。東京で寮生活をしていたが学校に馴染めず不登校になっていた。虫人発生後は都内で生活する姉と暮らしていたが彼女が死んだことで目的もなく街を彷徨っていた。ミカゲが虫人に襲われたのは彼女を救うためであり、身寄りのない彼女は縋るようにミカゲに付いていく。

    女の子キャラあまり作るの好きじゃなくてほとんどこの子は設定無いです。nhkの岬ちゃんがモデル。まんまだな

  • 10二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:39:59

    ここから本編
    一話プロット
    人も烏も猫もいない死んだ街、深夜の東京を爆音を鳴らし奔るバイクが一台。彼はこの街で久しく聞いていなかった人の声を聞き、それを途絶えさせないために速度を増していく。

    同日昼
    正午に廃ビルの中で目を覚ますミカゲ。朝食を取ると彼は街の地図を元に観測計画を建てることにした。昨夜にこの街に来たばかりの彼は地理に疎い。それ故に新しい発見もあるだろうと意気揚々と街を歩いていく。
    夕食のために寄った飲食店跡で男の死体を発見する。既に時間が経過し、抱きかかえた赤子の亡骸と一緒に干からびていた。虫人に血を抜かれて死んだのだろう。
    「この時代に守る人がいたことが不運だったな」ミカゲは呟き、ナッツやライターを拝借し日が暮れる前にと拠点へ戻ろうとする。

  • 11二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 02:48:21

    遠くから聞こえる女の悲鳴。誰かが襲われようとしているらしい。
    ミカゲは「もし救えなくても記録を取ってやる」と嘯きながら駆けつける。数体の虫人に少女は組み伏せられていた。虫人の身体は小さくまだ幼体。これならなんとか…護身用の溶解液入の瓶を投げつけ少女の手を取るミカゲ。なんとか振り切れそうだと思った二人の目の前に成体の虫人(蜂型)が降り立った。成体は数体の幼体も引き連れている。
    らしくないことをするもんじゃないなと嘆くミカゲ、しかしそこに爆音を鳴らし一台のバイクが駆けてくる。
    バイクから飛び、成体に一撃蹴りを入れる男。
    すたりと着地し見得を切る。二人の目を見て男は言う。
    「お嬢さん離れていてくださいな。これから真っ青な血が飛び散ることでしょう。」

  • 12二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 03:03:32

    男は手短に名乗る。
    「俺はカンザキ。あんたらの声を聞いて助けに来た。正義の味方だからな」
    カンザキはそう自称するだけあり、ミカゲが捉えられないほどの俊敏さと力強さであった。数体の幼体はすぐに動かなくなり、成体にも引けを取らない実力で戦っている。しかし幼体は次々と現れ、カンザキは身体にしがみつく幼体によって身動きが取れなくなっていく。成体がカンザキに毒針を刺す。一発、二発、三発。痛みに悶えるカンザキからミカゲは目を離さなかった。カンザキの目から光が無くなろうとしたときミカゲは叫ぶ。「正義の味方なら!こんな逆境で諦めてんじゃねえよ!!」カンザキの目に生気が戻る。毒で痺れて動かない手脚をそれでも駆使し、カンザキは跳ねた。そしてその顎は成体の腸に刺さり噛み千切る。痛みで音波のような鳴き声を上げる成体。その声は退避命令だ。わずかに生き延びた数体の幼体は成体を抱えると夜明けのビル街へ消えていった。

    闘いが終わり気を失うカンザキ。ミカゲと少女は彼を抱きかかえた。「こんなすごい人がいるんだね…」少女の声にミカゲはあぁとだけ答えた。ミカゲにとって、虫人よりも面白い観察対象が目の前に現れたからだ。
    「まずはコイツを治療しないとな…」日の出るうちは虫人はほとんど姿を現さない。一睡もしていないが二人はカンザキを治療するために共に歩き出した。

    以上

  • 13二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 03:19:13

    二話プロット
    カンザキの治療のために街を歩く二人。
    「ミカゲさんはあんなクスリ(溶解液)持ってるから薬とかも持ってると思ってました」
    「俺は襲われるときは死ぬときだと思ってたからそういうのは携帯してないや。注射器とかピンセットはあるけどね」
    「じゃあ私はミカゲさんがいないと死んでましたね」
    「ホントだよ。…なんであんな時間に歩いてたの?」
    「私ずっと姉と暮らしてて…でも姉が死んじゃって…」
    「…それは辛いね」
    「でもミカゲさんとカンザキさんがいたから私助かりました。二人のおかげで…」
    …この子寄生先を見つけたんじゃないか?
    「独り立ちしてくれよ!?これからも庇っていくのは無理だぜ!?」
    「でも、私これから何をしたらいいかもわからないし帰るところもないし…」
    「救難ポータル使えよ!毎日9時と16時に開かれるだろ?」
    「え、なんですかそれ初めてしりました…」
    「だってラジオ配信してるだろ?この街だって…」
    ミカゲの視界に電波塔が見える。成程と呟く。
    「…あいつらの巣になってるから途絶えてるんだな」
    この街に来て正解だったとほくそ笑むミカゲ。だが今は一番の関心の元へ戻ろう。

    二人が市販の消毒液や解熱剤痛み止めを持ってきたときにはカンザキは何事もなかったかのように健康体だった。「俺治りが早いんだ」カンザキはそう言い、3人は早めの昼食を取ることにした。

  • 14二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 03:42:00

    「俺何も知らないんだよね。記憶ないから」
    「私も何も知らないんです。外出ないから」
    コイツら駄目だ。ミカゲはざっと説明をする。
    虫人は光を嫌い、日中はあまり活動的ではないこと
    東北中部以外にも壁は段階的に設置されており県境にも張られていること。
    普段は厳重に閉鎖されているが定期的に難民救済のために一定間隔ごとに(この部分をポータルと呼ぶ)通行可能になること
    その場所やルートについてはラジオ等で案内がされていること

    「…で、この街では電波塔が虫人共に乗っ取られて機材でも駄目になってるのか放送が途絶えてるみたいだ」
    「大体わかった。じゃあ電波塔のあいつら倒そう」
    まじで言ってるのか、この男は…
    「放送があれば助かる人がいるんだろ?じゃあやろうぜ。まだ人がいるならみんな嬉しいじゃん」
    「それは…まぁそうなんだけどね」ミサキに目をやる。
    元々東京で生き続けるつもりだった自分は殆ど放送を聞いていない。もし覚えている情報が古いものだった場合、的はずれな場所にミサキを連れて行くことになる。当然ポータルには辿り着けない。
    「…わかったよ。作戦を立てよう。でもその前にカンザキ、お前の身体のことが先だ」
    巣を奪うなら言い出しっぺのこいつが戦わなくちゃいけない。コイツに何ができるのか。どこまで戦えるのかを知らなくては。

  • 15二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:05:54

    「さっきも言ったけど俺は記憶がない。まぁそれは良いんだ。自分がしないといけないことはわかってるつもりだから。俺は人を助けるためにここで生きてた。」
    「覚えているのはここ一ヶ月くらいのことで初めて能力に気づいたのもその直後…っていっても俺戦ったのが昨日で2回目なんだけどな。」
    「まず力は滅茶苦茶強い。車位なら持ち上げられる。
    本気で飛べば3階くらいまでは跳べる。
    噛む力はもっと凄いぞ。街にあるものなら噛み切れる。
    あとは…傷の治りも早いな。寝ればだいたい治る」
    ミカゲは感心する。虫人にも等しい力を持っていながら人のままであるカンザキの特異さに関心が収まらない。

    …しかし、それでも巣を潰すとなると話は別だ。
    「巣ってのは奴らのコロニーだ。奴らの行動圏や電波塔の場所から推測するに、この街を縄張りにしてる奴らは全部があの巣を中心に動いてる」
    ミカゲは続ける。
    「虫人は翅は生えてるが高く飛べるわけじゃない。だから本当はあんな高いところに巣があるのは珍しいんだ。恐らく成体…いや、女王体が飛行可能な変異種なんだ」
    「女王体?」
    「巣の頂点群れの主、巣で一番強くて虫人を支配してる奴だ。巣の虫人は全て女王が産むから女王が持ってる性質をその集落の虫人は受け継ぎやすい。昨日の成体を見ただろ?俺はあの形態は《大蜂》と呼んでるが…つまり飛んで毒張りを撃つ攻撃的な種族だ」
    「じゃあカンザキさんでも勝てないかもしれないってこと?」
    「いや…もし俺が知ってる《大蜂》と同じならあいつらは歩行は得意じゃないんだ。飛ぶために足の肉が軽くなってるからな。だから巣に潜るときはカンザキは最速で塔を登れば振り切れるかもしれない。鉄塔の中じゃ飛行種は動きにくいだろうしな。あとは女王だが…俺も直接拝んだことはほぼ無いからな。当然昨日のよりも強いはずだ。こいつに勝てるかどうかがカギになる。」
    「ミカゲ…お前マジで凄いな!お前がいたら勝てるかもしれない!」
    「おう…そうか?」この男に褒められるのは悪い気がしない。
    「じゃあ戦おう!一緒に!」
    「…は?俺も?」

    以上

  • 16二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:13:57

    ええよええよ!ほぼできとるやん!!
    「最初から短編ですが?」って顔して俺たたエンドで爽やかに終わらしちまえ!!!

  • 17二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:17:32

    ええやん、ミカゲのが観察してた知識が役立ちそうでワクワクする

  • 18二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:32:57

    >>16

    疲れたので手を止めてたけどプロットだけならめっちゃ長いんですこれ


    三話 電波塔奪還。《大蜂》を食う

    四話 ラジオ放送再開。塔に集う難民たち。ミサキが機械弄りが得意なことがわかる

    五話 ポータルへの難民輸送計画を立てる。最短ルートを進むため地下から向かう。難民の技工士と共同で地下鉄の修繕を行う。 

    六話 地下鉄を使い都内横断。列車サイズの《百万足》種が地下鉄ごと喰らおうとする。撃破して食う。

    七話 ポータルに難民を輸送成功。ミサキは二人の為にできることがある気がすると同行を続けることに。


    以下八話から話思いつかず。虫人の設定のみあります《飛翔蝗》(バッタ。数と跳躍力が異常)《鱗蛾》(蛾。毒の鱗粉と飛翔能力を持つ)《蟷断螂》(カマキリ。知能が高く近接戦闘がめちゃ強い)

  • 19二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:43:15

    最終章 ミサキが攫われる。極めて知能の高い《始祖蟻》種が新たな女王の依代としてミサキを選んだ。始祖蟻は全ての女王に対する支配種であるためにこれを潰せば虫人のコントロールは失われるが同時に女王の世代交代が成功してしまえば虫人はさらなる繁殖を行うだろう。二人は助けに行くがミサキは既に始祖蟻の母体へと変容していた。新たな女王を守る虫人たち。カンザキは持ち得るすべての能力を使い虫人たちを葬りミサキのそばまで駆け寄る。
    ミカゲは言う。ミサキを助けることはもうできない。俺はお前(カンザキ)を全ての生命体よりも優れた種だと確信している。だからお前の選択はこの世で最も尊重されるものだ。お前が決めろ。
    カンザキは自身の信条に従い正義の味方としてミサキを葬る。統率が崩れ暴走する虫人たち。カンザキは今得たばかりの能力で虫人たちを支配する。お前たちの王は俺だと。東京中の虫人たちが海へ飛び込んでいく。虫人の王が彼らよりも人を選んだことで、あれほど力が強く数を増やし栄えた新たな種族は滅んでいくのだ。
    「あとは俺が消えれば無かったことになるさ」とカンザキが呟くと、彼はミカゲの元を去り戦いは終わった。

    ここまで第一部《ORIGIN the I.E》

  • 20二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 04:54:32

    虫人の見た目ってどんなかんじなんだ?
    リアル系?それともかっこいい系?

  • 21二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 05:01:37

    >>20

    リアル寄りですかね…ヒロイックなイメージは無いです

    幼体は黒や茶色が混ざった外骨格で腕や肩身体を覆いながらも柔らかい肉もある有機的なイメージです。顔は器官の配置は人間と似ていますがパーツは虫のそれで、足は逆関節になっています。外見はどの巣のものもほとんど同じですが僅かに違いがあり、その差が成体になるとさらに顕著になります。

  • 22二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 03:47:38

    三話プロット
    作戦当日。予め決めた作戦に沿ってカンザキは動き出す。
    (回想)
    「まず奴らの行動圏についてだが…虫人どもは夜に向けて日暮れに巣を離れるが決して巣からの信号が届かない場所までは奴らは離れない。」
    「だとしたら奴らの縄張りってのは俺が思っているよりもずっと狭いんだな」
    「昨日成体が援軍を呼んだときは凡そ200メートルの範囲の奴らが来たが…巣を狙うとなると信号を放つのは女王だ。当然範囲は広い。半径1000メートルの虫人たちが全員集まると思ったほうがいい。」
    「つまり信号を出す前に蹴りをつける必要があるわけだ…そんなことできるのか?」

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