- 1二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:47:58ここだけパーメットが異次元の変化をもたらしてエリクトが実体化した世界|あにまん掲示板18話のグエルとの決闘でエアリアルのスコアが8どころか天元突破して実体化したエリクトがスレッタの膝の上にスポーンした世界線。ミオリネ「・・・?」スレッタ「・・・?」プロスぺラ「・・・?」グエル「・・・…bbs.animanch.com
続きです、スレッタ親子とレンブラン親子、それにグエルとセセリアの食事会兼交流会が始まる・・・!
- 2二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:49:06
パーメット保守
- 3二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:50:54
たて乙
- 4二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:51:29
ありがとうございまスレッタ
- 5二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:55:06
とりま頑張ります
- 6二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:55:25
パーメットスコア6
- 7二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:55:40
パーメットスコア7
- 8二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:55:55
パーメットスコア8
- 9二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:56:08
パーメットスコア9
- 10二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 08:56:22
パーメットスコア10!
- 11二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 13:12:28
ほし
- 12二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:48:01
公言するレベルでスレッタに好意を抱いているグエルにとって化粧を決め込んだ彼女の姿は眩しかったが
そんなグエルに厳しい顔をしたのはデリングだった。
「グエル君、婚約者のいる異性にそのような目線を向けるのかね」
「うっ!す、すみません」
病み上がりかつ医者に短い間だけという条件までつけられてでも家族との食事会に参加した男である。
家族につくであろう悪い虫には厳しかった。
「お義父さん、わ、私は大丈夫です!」
「君を疑ってはいないよ、だが男性として慎むべきところは慎まねばならん」
スレッタのフォローもどこふく風。グエルは気が付けば女性陣と切り離されていた。
「さて、そろったかな?」
デリングが名簿に目を通す。
グエル・ジェターク
セセリア・ドート
ミオリネ・レンブラン
デリング・レンブラン
スレッタ・マーキュリー
プロスぺラ・マーキュリー
エリクト・マーキュリー
株式会社ガンダムの地球寮メンバーは別室で決起会を兼ねた慰労会を行うことになっており、こちらは仕事終わりに集合するため食事会の後に若者が集うことになっている。
もちろんこちらにも料理人による豪勢な料理やデザートが振る舞われる予定だ。
シャディクたちもこの決起会には参加するとのこと。 - 13二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:48:56
「ミオリネ、グエル君からは離れて座りなさい。お前も婚約者がいる身なのだぞ」
「わかってるわよ、ほら、スレッタ!隣座んなさいよ」
「はぁい、ミオリネさん」
「エリィ、私の隣に来て頂戴」
「うん!」
「水星ちゃんのお母さん杖ついてるけど大丈夫です?補助しますか?」
「いざとなったら俺が手伝うさ、そういえばあの人は?」
「ゴドイなら先に帰っちゃったわ、参加してくれてもよかったのだけれど」
「気を使われたみたいね、まぁ水入らずってわけでもないんだけど・・・ベルメリアさんから足の補助システム借りてきたから帰り辛くなったら使ってね」
「あらありがとう、ミオリネさん」
普段それほど喋らない間柄でも集まるとそれなりににぎやかになるものだ。
デリングやプロスぺラも普段とは違う環境に戸惑いつつも嬉しそうではあった。
- 14二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:01:45
今更だけどマーキュリー性にしたのね
- 15二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:18:19
そこらへんもおいおい語りますのでお待ちあれ
- 16二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 10:22:25
ほし
- 17二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 14:35:04
- 18二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 17:22:24
口元だけでにやりとするとかかっけー!
この時のデリングさん、ブーツから葉巻取り出したりアイスミルクをダブルで注文したりしてない?
頑固オヤジって言うよりダンディー! - 19二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 20:31:18
実際医者に許可もらって外出するレベルでまだ重症なので笑うと痛むのでしょう
- 20二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:42:41
ほしし
- 21二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 23:20:26
>>17料理が運ばれてくると女性陣は各々の食事と隣に座るペアとの会話が弾む。
二人しかいない男性陣はというと。
「・・・」
「・・・(気まずい」
デリングはちらちらと娘とエリクトを気にしている風だったがグエルはスレッタとミオリネから切り離され、セセリアもプロスぺラとエリクトの介助をそつなくこなしていたので余計にやる事がなかった。もちろん、デリングと会話することもなく・・・。
「楽しそうだな・・・ミオリネ」
「こういうのは女性陣の特権だな、グエル君」
呟きに反応されて狼狽する。正直言ってデリングは自身の父と犬猿の仲という関係性だっただけに気まずくてしょうがないがデリングは気にしているのかいないのか全く分からないので困るのだ。
「父さん、グエル、ほら・・・グラス貸して」
そんな中で助け舟を出したのは意外にもミオリネだった。
「ミオリネ、それは?」
「悪いけどお医者さんに止められてるし、グエルもまだ未成年だからアルコールはダメよ。父さん」
父さんの一言でデリングがカッ!と一瞬目を見開いたがすぐに元の仏頂面に戻ってグラスを差し出した。
「ほら、グエルも。お疲れ様ね」
「あ、あぁ」
ミオリネがいつになく穏やかで優しい。ふとグエルが目をやるとスレッタも同じようにプロスぺラに御酌をしてあげていた。
(俺も・・・やってあげたかったな)
グエルが寂しげに微笑んだのを見てミオリネは自身のグラスを少しだけ気まずそうに揺らした。
- 22二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 00:49:35
ほしゅ
よくわかってないけどやってみたかったからやってみた - 23二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 07:17:25
ほし
- 24二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 13:24:29
ほし
- 25二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 16:38:11
保守
- 26二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 22:56:43
「グエル、乾杯の音頭を取って」
「俺がか?」
「ええ、一応今回のプランはあんたがトップ。私達は零細企業だしグラスレーやペイルを引っ張っていくならやっぱりあんたでしょ?」
周囲をグエルが見渡すと全員の視線が自分に集まっているのがわかった。全員が自分を優しい笑顔で見つめている。
「わかった、それじゃあ皆!グラスを掲げてくれ!」
グエルは立ち上がってグラスを掲げる。
「俺たちのプランの成功を祈って、乾杯!」
「乾杯!」
全員が同じようにグラスを掲げて中身を呷った。
「まさか俺がリーダーとはな」
「あら、天下のジェタークCEOがそんな弱気でいいの?」
「ヴィムならもっと偉そうだったぞ」
デリングがそういったのをミオリネが肘で黙らせ、食事会は盛況になりつつあった。
「申し訳ありません、ジェターク様」
「・・・なんだ?」
会場のスタッフがグエルに耳打ちをした。それにグエルはミオリネとセセリアを含むメンバーに目配せして席を立った。
「プライベートの時間なのですが・・・?」
グエルはあえて不機嫌そうに出迎えた。目の前には小さくなったブリオンの重役が汗を拭きながら立っている。
- 27二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 08:15:05
ほしし
- 28二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 13:02:23
ほしほし
- 29二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 18:55:56
ほししほしし
- 30二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 23:19:29
「それは重々・・・はい」
額の汗を拭きながらへこへこするのは自身の半分にも満たない年齢の若者だ。
しかしながら今回の大口の取引の相手にもなりうる大事な相手でもある。
「それで、手短にお願いできるんでしょうか?」
セセリアとの入念な打ち合わせによりこの展開はおおよそ予定通りである。重役たちは自分たちより先に契約を勝ち取ったグラスレーの姿に焦っている。御三家と呼ばれたジェターク・ヘビー・マシーナリー、グラスレー・ディフェンス・システムズ、ペイル・テクノロジーズの三社が肩を組んでしまっては自分たちの席がなくなってしまうかもしれないからだ。
「え、ええ・・・記者会見を拝見しましてね、我々ブリオンも・・・」
「ああ、あれですか。それでしたらまた後日でも構いませんか?友人家族と食事の最中なんですよ」
「あ、は、はい・・・」
「それではこちらから日時を指定しますので・・・」
ブリオンの重役はグエルのあまりの素っ気なさに驚き、さらに危機感を募らせる。
「グエル君、どうしたのかね」
そこにさらに燃料が投下される。
- 31二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:57:39
ほし
- 32二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 09:25:31
ほしゆ
- 33二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 13:12:14
ほしゆ
- 34二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 14:59:42
ほしい…
おっと、保守ほしゅ~ - 35二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:35:23
ほししし
- 36二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:59:42
ほっしゅ
- 37二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:06:24
「あぁ、デリングさん」
「デリング総裁!?」
部屋から様子見に出てきたのはベネリットグループ現総裁のデリング・レンブランだった。
プラントクエタのテロにより重傷を負い、意識不明と聞いていたブリオン社の人間にとって目の前に
デリングが平然とした態度で立っていること、そしてグエルと共に食事を取っていることが衝撃となった。
「友人が戻ってこないので娘も心配している。悪いが今日は帰ってくれないか?」
「え、あの・・・日付の打ち合わせを・・・」
「必要ない、こちらから連絡する。以上だ」
デリングがぴしゃりとそういうとブリオンの社員はすごすごと帰っていった。
「すみません、デリングさん。こんなことに突き合わせてしまって・・・」
「かまわん、デミ・チャレンジャー計画は面白い。それに乗れない企業まで面倒見るつもりはないだけだ」
振り返ってすたすたと戻っていくデリングを苦笑しながらグエルは追いかける。
そして、若者たちの計画が始動しつつあった。
- 38二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 10:12:22
ほしし
- 39二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 19:01:21
ほしゅ
- 40二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 20:25:29
翌日、ミオリネはシャディクが地球へ向かうという連絡を受けた。
計画の前準備のためと銘打っているがそのうさん臭さはまだ抜けない。そしてミオリネにとって衝撃的な
カミングアウトもあった。
「ニカ、貴女がシャディクとつるんでたってホント?」
「・・・うん、そうだよ」
ニカはバツが悪そうに頷いた。プラントクエタでは咄嗟の機転で皆を守ったものの、それによってマルタンに
自身がテロに加担していたことを知られたとのこと。
「なるほどね・・・ちょっと、ショックではあるわ」
「ごめんなさい・・・」
「手段を択ばな過ぎたアイツが悪い、それに・・・打ち明けるには重すぎるってのもわかるの」
ミオリネが肩に手を置く。
「でも、いつかは打ち明けなきゃいけない・・・。そうでしょ?マルタン」
ミオリネがそういうと物陰から申し訳なさそうにマルタンが出てきた。
「私は首謀者から、マルタンは彼女の機転から相手との関係性を見抜いた。でも、そのお陰で私達はこうして話ができてる・・・それも事実」
言いたいことわかる?とミオリネは言う。
- 41二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 01:55:47
ほしゅ
- 42二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 07:27:19
ほし
- 43二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 13:17:48
ほっしゅ
- 44二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 20:56:27
ほしゅ
- 45二次元好きの匿名さん23/07/31(月) 21:35:55
「禊はいつかすませなきゃ、でも、今じゃないの。首謀者と揃ってごめんなさいしなきゃいけない」
「でも・・・」
「マルタンと私、貴女が逃げずにここで責任を果たし続けるのを見ていてあげる。それで、今回の事が終わったら
皆でごめんなさいする。いいわね?」
ミオリネが手を取る。そして、マルタンが腹をくくったように大きくうなずく。
ニカはそれに決意を灯した瞳で答える。
「地球と宇宙の格差は縮まると思う。そして戦争シェアリングは形を変えて、やがて消えるはず。その為に私達は動くの・・・頑張れるわよね?」
「もちろん」
「ぼ、僕も頑張るよ!・・・過労死しない程度に・・・」
ホントに。と繰り返したマルタンに二人は思わず噴き出した。
- 46二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 01:35:43
保守だべ
- 47二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 09:27:11
ほっしゅ
- 48二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 13:20:20
ほしし
- 49二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 21:42:34
ほしゅ
- 50二次元好きの匿名さん23/08/01(火) 22:32:25
翌朝、セセリアは端末を叩きながらニッコリと笑みを浮かべる。
「仕込みはバッチリ、情報にこんなに価値がつくなんて・・・知っててもビックリねぇ」
新聞社にリークしたのは先日の食事会。デリングとグエルに袖にされてがっくりと肩を落として帰るブリオン社の人間がばっちり写っている。それを『信頼できる情報筋』と銘打って送信した。
新聞社たちはそれをセンセーショナルに書いたのだ。
『ブリオン社は大型企画から仲間外れ?』
『食事会に突撃!なりふり構わないブリオンの醜態!』
などなど、大企業を叩けるとあって新聞社は色めき立った。
「さて、大金ってほどじゃないけど・・・ジェタークとグラスレーの個人的な融資と合わせれば・・・」
セセリアが提案したのは今回の騒動でブリオンに揺さぶりをかける事。ジェタークに協力させる前準備として自分たちに反抗的な不穏分子の排除が目的だ。
「えっと、次の予定は・・・これこれ」
端末をスクロールさせて表示させるのは次のステップへの指示書。ブリオンはさらに焦るだろう、次のステップでは特にだ。
「どういうことだ!ブリオン社に融資する企業が減っているというのは・・・」
「それが・・・この新聞が原因のようで・・・」
プリントアウトされた新聞の記事を見て重役は怒り任せに机をたたいた。
「ふざけやがって!ブン屋どもが!」
内容が事実かどうかは関係はない。だが写真は本物だ。こればかりは言い逃れができなかった。
- 51二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 07:29:41
ほし
- 52二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 08:55:26
ほっし
- 53二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 17:16:04
捕手
- 54二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 19:47:55
ブリオンはこの企画を自分から蹴ってるんだから、ネタの真偽もクソもないんだよなw
- 55二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 20:30:03
これが今回表に出ちゃった感じですね
- 56二次元好きの匿名さん23/08/02(水) 23:37:56
ブリオンの株がどんどんと売りにだされ、値はどんどんと下がっていく。
重役たちはその報告を受けて戦々恐々としていた。
「ジェターク社はどうなっているんだ・・・」
「まだ連絡はないようですが・・・」
頼みの綱のジェターク社の御曹司は未だに連絡がない。彼らの中には最悪のイメージがよぎるが・・・。
「おい、株価の下落が止まったぞ」
「本当だ、誰かが買い支えてくれているのか?」
思わず冷や汗を拭った重役たちの期待に応えるようにジェターク社からの連絡が届く。
「はい、もしもし!」
幾分か元気を取り戻した重役が端末を取る。
『もしもし、ブリオン社の〇〇部長のお電話で間違いないでしょうか?』
「そうです、それで・・・今回の件ですが・・・」
『はい、CEOがお待ちですので本日の午後にお越し頂けますでしょうか?』
重役たちは助かったとばかりに了解の返答をして通話を終了した。
- 57二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 08:52:15
ほし
- 58二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 20:10:39
ほしし
- 59二次元好きの匿名さん23/08/03(木) 22:53:54
>>56会社に到着した重役は案内を受けて会議室へ。
「お待ちしておりました」
中ではグエルが数名の部下を連れて待っていた。しかしながら雰囲気はとても待っていたとは思えないほど
重苦しい。
「あの、今回の商業計画の話ですが・・・」
「ああ、それに関してですが」
グエルはその問いかけに対してふんぞり返ったまま答えた。
「ブリオンの席は用意してはおりません」
「えっ・・・?」
「ですから、もとよりブリオンとの協力を視野に入れた計画は進んでいないということですよ」
グエルは社員がこっそりとリークしている音源に配慮しながら言葉をつづけた。
「今回の計画、プランニングを行った株式会社ガンダムの重役とシンセー社のCEOがそちらに伺ったはずですが」
「それは・・・」
「プレゼンはおろか面会も断られたとあってはこちらも・・・ね?」
そこまで言われてブリオン社の重役は言葉を失くした。
「こちらとしてはアスティカシアの学友であるセセリア氏と馴染みのあるデミ・トレーナーをどうにか商業のネタにできないかと相談を重ねていたんですよ」
それがこんなことになるなんて、と大げさに溜息をついて続ける。
「ま株式ガンダムの営業課兼開発部門MS部門チーフアドバイザーがプレゼンに失敗して、シンセー社のCEOが門前払いとあってはこちらも独自開発に方向転換するしかないと判断した次第です」
ブリオン社の重役はがっくりとうなだれるしかなかった。
- 60二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 07:01:28
ほし
- 61二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 17:49:34
ほっし
- 62二次元好きの匿名さん23/08/04(金) 22:50:36
ほしゆ
- 63二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 00:03:06
彼らの失態は株価の下落とブリオンの関係者の失望と叱責という形で表面化した。
しかしながらそれを止める術は彼らにはない。
「株価の欄を見たか」
「ああ、ブリオンはどうなるんだ・・・」
下落と停滞を繰り返し、融資先は逃げ出すかジェターク社に乗り換えるかだ。
ブリオン社はそんな中で首脳陣が集まって会議を繰り返していた。
「こちらも対抗して新商品の開発をしますか?」
「バックパック関係を特許で固められたら終わりだ、それに今からではとても・・・」
「そもそも御三家の技術力と生産力で勝てるのか?」
「ジェターク社に今からでも再交渉するしかないだろう・・・」
そう思っていた矢先に会議室に入ってくる人物が。
「はぁい、どうもぉ」
スーツに身を包んだセセリアだった。周囲の視線もなんのその、彼女はタブレットを叩いて衝撃の事実を
公表した。
「皆さん、これから私達はジェターク社と連携して商品開発のためのMSを提供するために頑張ってもらいまーす」