モブ生徒「私達、MTR部連合!!」その5

  • 1二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:45:33
  • 2二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:47:05

    諦めてください葬長。
    いやマジで諦めてください葬長。
    待ってください葬長、なんですかそのカメラ。
    葬長?
    葬長!!!!!

  • 3二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:48:41
  • 4二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:52:05

    前回のあらすじ
    ・葬長、おもしれー女化が止まらない
    ・#葬長はクソ映画撮るのをやめろ
    ・MTR部の前身ってめちゃくちゃキナ臭いのでは…?
    ・「追憶(リメイク)」
    ・収容施設ドーナツホール
    ・先生、私達と向き合う覚悟は出来ましたか?

  • 5二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 21:59:41

    立て乙
    このスレも5スレ目か……

  • 6二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:01:38

    シリアスとシリアルの反復横跳びで風邪ひく

  • 7二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:01:48

    >>2

    「離してください…!私はこれをMTR部のミレニアム生に提出させてミレニアムプライスを手に入れるんです…!」


    「それを提出させられるミレニアム生の事を考えてください!下手にすればゲーム部の部長の二の舞ですよ!!」


    「私はそうはなりません…!」


    「前回の映画で赤字になってなければそう言えたんでしょうけどね!ああっ!」


    「この部の予算を握っているのは私なので…私にはクソ映画を撮る資格があります…!ふふっ…さっそくサメのシーンの撮影を開始しましょう…」


    ”クソ映画なのは認めるんだ…”

  • 8二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:08:28

    いかん、このままでは葬長が廃墟に『世界最高のクソ映画の撮り方』が保存されたデータを取りに行くとか言い出しかねない!

  • 9二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:10:22

    ところでサメなんてどこで調達するんですか葬長!

  • 10二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:12:22

    >>9

    ここにサメの着ぐるみがあります…私が中に入るので後で良い感じにCGで加工と合成をします…


    ン゛オ゛ア゜オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛!!!!(迫真のサメの鳴き声)

  • 11二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:13:03

    葬長!鮫は鳴きません!葬長!?

  • 12二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:13:39

    >>11

    私の宇宙では鳴きまあああああす!!!!!

  • 13二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:13:53

    おいカメラ止めろ!

    ”平和だなぁ”

  • 14二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:19:47

    先生がひさしぶりにほのぼのできてる……

  • 15二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:25:17

    努力 未来 A BEAUTIFUL STAR…

  • 16二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:25:37

    しかし先生の引率で撮影しに海へ行ったとたん、トンチキ水着イベントが始まるんだろ?
    俺は詳しいんだ

  • 17二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:25:53

    武器にチェーンソーを使用しましょう!

  • 18二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:30:52

    うわああああああああギャリギャリキャリオン!
    みんなでイカれた映画を撮るための!
    ダイナミックシャーク合成大作戦!!

  • 19二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:32:16

    皆さんご覧ください。
    これがMTR部で特に平和な光景です。

  • 20二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:34:33

    アビドス:ビーチ・シャーク
    ミレニアム:BAD CGI SHARKS
    トリニティ&ゲヘナ:エクソシスト・シャーク(旧題 デビルシャーク)
    レッドウィンター:アイス・ジョーズ

    どの学校も巻き込めるな、ヨシ!

  • 21二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:35:17

    このときが一番先生の胃に優しいという事実。

  • 22二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:36:32

    でも部長の胃には優しくないよ?

  • 23二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:42:34

    (Telegraphは初めてなのでミスなどがあったら教えていただけると幸いです。)

    落丁した記憶/書記“(そういえば書記っていつもあそこにいるのかな)“

    “会いに行ってみよう“



    “書記が来ない…?“

    “どこかにいるのかな…探してみるか“


    “あ、いた。机に崩れ落ちてるけど…“

    “…寝てるのかな…?“

    “机まで運んであげるか…“


    “予想以上に軽かった…ちゃんと食べてるのかな“

    “…そういや、この持ってた本って前の時と変わらないな…“

    “…ちょ…ちょっとだけなら大丈夫かな?“

    「…ぁ、待って…行かないで……」

    “どうし…そういや寝言には答えちゃダメなんだっけ…“

    “そうだ、この本を読まなきゃ“

    “…?真っ白?…なんで読もうと思ったんだっけ…“

    「…ごめんなさい…」

    “…答えちゃダメ…絶対に答えちゃダメですよって書記に念入りに言われたし“

    “あ、何か書かれて___“

    「私の、せいで…」



    “(ここは…?)“

    “(…声が出ない…?)”

    “(知らない場所だ)“

    「あなたは、もう!誰にも…もう少ししたら私にも忘れられるんですよ!?」

    「◼︎◼︎◼︎、◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎。◼︎◼︎『◼︎◼︎』◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎◼︎。」

    「………………わかりました、部長。そしてまたいつかこの日より前の自分を思い出す日まで、さようなら。私の親友」…
    telegra.ph
  • 24二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:42:40

    部長ならジョーズやディープ・ブルー、MEG、シャークネードシリーズ観てリハビリしてるよ
    クソサメ映画鑑賞会に付き合わされて大変だったらしい(イベント序盤に不在の理由付け

  • 25二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:47:51

    どーなつぐみで流行るミスティックシールド

  • 26二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:51:41

    サメ…MTR…SMTR…?

  • 27二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:52:31

    で、結局新作サメ映画は売れたのだろうか

  • 2823/07/25(火) 22:52:44

    何重にも重ね書きされて真っ黒になったメモ用紙のように自分を失っても、与えられた役目としてMTRの部長を育て続ける書記ちゃんか…
    良いね!

  • 29二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:53:35

    クソ映画愛好家がSNSで宣伝してくれたぐらいで普通に赤字だと思う

  • 30二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 22:55:22

    >>23

    なんとも背筋が寒くなるような

    夏にはぴったりかもしれない

  • 31二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:00:03

    サメ映画で雑に死ぬモブを見て、MTRとはなんぞやを再確認するんだぞ

  • 32二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:15:46

    いやあ、クs……個性的な映画でしたね先生。
    私はあまり映画は見ないのですが、こういうのをB級と言うのでしたっけ。
    何をもってB級なのかはわかりませんが、とりあえずA級では無いだろうなというのは私にも分かります。

    ……多かったですね、被害者。何人やられたんでしょう、数十で済むでしょうか。
    最初に襲われた人はいい方で、中盤に雑に退場していったキャラは出番数秒くらいしか無かったんじゃないですか?
    碌な最期さえ望むべくも無く、ただただ死んでいく。ああいう所にしみじみと無常さを感じますね。

    そういえばいつだったか、プリンは看取り手として認められないという判断が下されたことがありました。
    ……サメはどうなんでしょうね。ギリギリセーフでしょうか……?
    セーフだとして、先生はどんなサメに看取られたいですか?

    ……"サメ映画の被害者は嫌"?
    ですよねー。

  • 33二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:17:35

    >>3

    前スレ分色々加筆修正しました、問題があればお知らせを

  • 34二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:24:26

    サメ映画のロケ地に部員がくじ引きで使用権を当てたリゾート地に行きそう

  • 3523/07/25(火) 23:40:31

    >>33

    司祭ちゃんはミレニアム所属の古代史研究会所属って言われてますね

  • 36二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:41:36

    サメ……もとい加害者は看取り手として指定できるかで紛糾する会合

    「意思の無い無機物に看取られる事が認められるなら、看取りの意思のない加害者だって適格では?」
    「無機物に人格を見出すのは看取られる側の主観であり看取られ側の意思による自由解釈の範疇だが、加害の意思のある相手はそもそも看取り手と呼称してよいのか?看取り手の定義を今一度確認したい」
    喧々囂々

    ”議題さえまともだったら普通のディベートなんだけどなあ・・・”

  • 37二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:50:28

    「………」
    「………」
    “あの二人いつも一緒にいるけど話しないね”
    「ああ…彼女達…ですか…?
    トリニティとゲヘナ…異なる学園の医療機関に従じ…
    以心伝心、抜群のコンビネーションを誇る二人…
    ウォッチャー創設…それも…MTR加入前からついてきてくれた古参ですが…
    二人が話しているところはあまり…見ませんね…
    仲が悪いわけでは…ないのですが…」
    “無口だったりする…わけではないよね”
    「むしろ喋る方では…あります…」
    “うーん…どうして喋らないんだろう…?”



    「(何食べに行く?)」
    「(ラーメンが食べたいです)それと餃子」
    「“!?”」
    「(いいね、ラーメン!
    うーん…でも金欠気味なんだよなぁ…)」
    「(もう…だからあれほど無駄遣いはやめてくださいと言ったのに…)」
    「ごめんごめん」
    「“!?!?”」
    「(全く…それじゃあ行きましょうか)」
    「(うん、行こー!)」
    スタスタ

    “……え、ええ…?”
    「相変わらず…一体どうやってコミュニケーションを取ってるのか不明ながら…乱れなく行動を共にしているようで…」

  • 38二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:53:03

    >>34

    海辺に旅行というサメ映画の被害者ムーブ

  • 39二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:53:51

    >>37

    可愛い! のはともかく、ひょっとしてウォッチャーってちょっとおかしい人しかいないのでは……(疑

  • 40二次元好きの匿名さん23/07/25(火) 23:54:51

    ちょっと…?

  • 41二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:00:14

    MTR部は程度の差こそあれ全員狂人定期

  • 42二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:11:23

    このレスは削除されています

  • 43二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:19:35

    グレイブ小隊
    スリーマンセルで行動する手練れの集団、少しカタコト気味に話す
    アビドス支部廃墟からの写本の運び出しをきっかけとした勘違いから増えた襲撃や、墓暴きから墓守を守る為に編成された部長直属の部隊の一員
    墓守に関してはまだ精神的に幼く、直ぐに感情に呑まれる様を見て向いていないと思っている一方で戦闘センスに関しては認めている様子

    元は部長に保護された生徒達であり、学校に通えなかった分をこっそり司書に頼みこんで「追憶」で補った為に会話部分が上手く成長出来なかった
    現在はSRT廃校に伴いからヴァルキューレに移籍しており、装備の質の低さ、フットワークの重さを嘆いている

  • 44二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:23:56

    よかった・・・前スレで出てた追憶の兵隊ではなかった・・・ちゃんと実体ある

  • 45前スレ34,14123/07/26(水) 00:26:08

    ふとネームド候補の凄くふわふわした概念を思いついたので投下
    インド神話ってカーマストラを除いたらブルアカではまだ拾わてれないので、難しそうですが…

    無所属 学園不明
    XX フマ(名字未定、四刻:よつどき?)
    元ネタ:インド神話よりブラフマー

    理想のシチュエーション:様々な終わりを看取り、総ての終わりと新たなる始まりを感じながら、逆に自らは看取られずにひっそりと逝く(それが世界の理だと思っている)
    思想的にはウォッチャーやドラマトゥルクに近いものがあるものの、その異常かつ抽象的なシチュエーション故に、無所属に居る事を決めた異端児(予定)
    本人的には人間や有形のもの全てどころか社会や世界そのものが輪廻転生を繰り返していると信じており、MTRという行為が終わりと同時に、新たなる始まりであるという持論を展開している
    また、MTR部内戦闘部隊に自作強装弾薬(機材・素材入手√は未定)「ブラフマーストラ」を供給しようと目論んでいる

    とりあえずこれ以上は私には思いつかなかったんで、後は皆様が気に入るようでしたら、色々と肉付け展開してやってください
    ちなみに、輪廻転生とシチュエーションの元ネタは、インド神話の派閥によっては、ユガとカルパという宇宙の輪廻にブラフマーが関わっているというのと、そのブラフマーにも寿命があり、迎え滅びた後に新たなるブラフマーが生まれるという話です

  • 46二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 00:56:35

    >>35

    追加しときました!ありがとうございます!

    あと余計なレス消費を抑えるために追加・修正報告は控えめにしておきます

    (流れを切ってる気がして罪悪感がすごいのもあるので)

  • 47二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 07:24:01

    ここはモブの子も多そうやな

  • 48二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 07:27:38

    部員全員の名前も出てきてないし他の構成員もほぼモブだよぉ!

    ところで遺物とか見てるとやっぱりユスティナ聖徒会となんか関係ありますよね?

  • 49二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 10:31:06
  • 50二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 11:48:02

    >>20

    忍術研究部も軽率に巻き込んでいけ

    忍者の死はMTR的にきっと語り甲斐がある

  • 51二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 11:53:04

    一応キヴォトスには恐竜トルネードというクソ映画が存在するみようだが
    サメと恐竜だったらやっぱサメだよな・・・

  • 52二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 12:01:59

    葬長、サメ映画なんて古いですよ
    ニューウェーブはカブトガニ!!

  • 53二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 13:18:19

    カブトガニに看取られる人生とはいったい……?

  • 54二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 17:51:04

    うーん、このテキストはもう少しゆっくり表示した方が……?
    ……あ、先生! よく来てくださいました、どうぞお掛けください。

    何をしていたのか、ですか? ふふふ、よくぞ聞いてくれました!
    実はですね、ゲームを作っていたのです! ……まあ、ノウハウも何も無いのでそこまで手の込んだものは作れませんが。

    今製作中なのは、いわゆるノベルゲームと呼ばれるジャンルです。
    諸々のバランス調整などもなく、高度なグラフィックも不要なので開発実績のない私たちでも手を出しやすい。
    更にそもそもゲームを開発するに至った理由も含めると、これが最適なのではないか? と結論づけました。
    ……まあ、つくりがシンプルであるが故の難しさにも直面していますが。まさに今とか。

    ……と、前置きはこのくらいにしましょう。本題は、なぜ先生をお呼びしたかです。
    単刀直入に申し上げましょう、先生にはこのゲームの監修をして頂きたいのです。

    開発中のこのゲーム、内容はずばり「MTR部連合の日常と非日常」なのです。
    ゲームというとっつきやすい媒体を通してMTR部連合の正しい活動実態を広める、という意図がありまして。
    とはいえ、何分ゲーム開発に明るい子がおらず……製作したものの発表できる代物ではない、というのは避けたい。

    そこで、先生にお力添え頂きたいのです。
    ミレニアムのゲーム開発部とも関わりがあるという先生に監修頂けるなら、良い作品が出来るのではないか。
    そうでなくても大人であるシャーレの先生の監修ならば、一定の安心感をユーザーに与えられるのではないか。
    ……という次第でして。

    このゲームを完成させ発表すれば、MTR部連合がきちんとした組織であることを広めることができるでしょう。
    ヒットすれば諸手を挙げての大成功。多少なりとMTR部連合の懐も潤いますし、シリーズ化すれば資金源にもなりますか。
    反対に、誰の目にも全く留まらずとも……ふふふ、そういう場合は「爆死」と言うのでしたっけ。
    爆死……無機物どころか実態すら無いモノの死、自ら手掛けたもののソレを看取るというのは、中々興味深い……
    "なんだか怪しくなってきたね、めっ"
    そんなー。

  • 55二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 18:35:57

    葬長、SPCにも籍を置いてたりしない?

  • 56二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:04:04

    ~誤解~

    「……このたびは、お招き頂き……ありがとうございます。私……ウォッチャーの代表を務めております……葬長、とお呼びください……」
    「はじめまして、葬長様。私はシスターフッドを取り纏めております、歌住サクラコと申します。
     予てよりウォッチャーの……ひいてはMTR部の皆様の『お噂』は伺っておりました。何でも、大変『興味深い』ご活動をなされているとか」

    「……はい。私共は……死者や、死に瀕する方々に寄り添い……『看取る』ことを、生業と……しております。時として……それを望む方に、自ら『手を施す』ことも……」
    「ええ、存じております。皆様による葬儀、介護、ターミナルケアといった種々の活動……それらはトリニティにとっても少なからぬ益を齎しており、同時に『祈りと救済』を旨とする我々シスターフッドの在り方とも通じるものがありますから。
     ……無論、それだけが皆様の活動の『全て』ではないことも存じておりますが」

    「……そうですね……私も、シスターフッドの皆様には……以前より、似通ったものを、感じておりました……
     時として……『救われぬ者』とすら向き合い、自らの手で『救済』を与えんとする、ある種の『覚悟』……あとはそう、時として市井の方々からの『誤解』を受けやすいことも……ですね」
    「あら。それでは私たちはやはり『似た者同士』ということなのでしょうか。……ふふ。どうやら葬長様と私とは、思いの外『気が合う』のかもしれませんね」
    「うふふ……私も丁度、『同じこと』を考えておりました……」

    「さて。前置きはこの程度として、本題に入りましょうか。
     ……結論から申し上げますと、残念ながら先日書状にてお伝えした通りです。予てより打診を受けていたMTR部連合トリニティ支部の、公的な部活としての認可のための推薦、およびトリニティ学区内での活動の後援……
     いずれも直ちには『賛同しかねる』というのが、私共シスターフッドとしての公的な見解となります」
    「……そう、ですか……『理由』を、お伺いしても……?」
    「もちろん皆様ウォッチャーや、福祉活動で知られるどーなつぐみの方々の功績は、私共としても非常に高く評価しております。ですが……
     MTR部の評価がそうした『表沙汰にできる』功績だけではないこともまた、事実かと」

  • 57二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:06:56

    「……たとえば、MTR部の活動に感化された一部生徒による『問題行動』。
     それ自体の『影響』は『軽微』ですが、トリニティの気風が乱れているのではないかとの厳しいご意見も内外から聞こえてきております。
     また、伝統を重んずる一部の派閥からは、そのような『外様』の組織を受け入れるまでもなく、救護騎士団やシスターフッドのような格式ある派閥だけで十分に『手が足りている』と……」
    「…………」
    「何より、MTR部が掲げる教義は我々の戒律とも相容れない部分があり……『死を美化しすぎている』と、シスターフッド内部からも反発の声が少なくありません。
     私共としても、安易に皆様の『全て』を受け入れることはできない、というのが現状なのです」

    「成程……承知、いたしました。……半ば、予想はしておりましたが……折角……トリニティの方々も、私共の『理解者』足りうると……思っていたのですが……『残念』ですね。」

    「……『誤解』なさらないで下さい。私個人としてはむしろ、皆様の活動を『好ましく』さえ思っています。
     皆様に『ご協力』頂ければ、我々シスターフッドもより一層の『高みへと至る』ことができるだろう、と。……ただ、お互いが『分かり合う』ために、今しばらく『準備』する時間を頂きたいのです。……ご理解ください」
    「……ありがとうございます。先程……サクラコ様は、私達が『似た者同士』である、と……仰いましたが……正しくは『似て非なる者』なのかもしれませんね……」
    「ええ。そうかもしれません。まるで奇妙に『歪んだ』、『合わせ鏡』を見ているような……可笑しなものですね」

    「では……本日は、これにて失礼させていただきます……
     またいずれ……『お話』をいたしましょう。……そうですね……その時には何か『手土産』でも持参しましょうか。そうすれば……もう少しばかり、私達も……『仲良く』できるようになる、でしょうから。
     ……今回の『お礼』は……近いうちに必ず、届けさせていただきますね──歌住サクラコ様」
    「……うふふ。それは『楽しみ』ですね。では、私もその時まで……皆様の御活動を『陰ながら』見守っておりますよ──葬長様」


    ……両陣営の一般部員たちが戦々恐々とする中、シスターフッドとウォッチャーの代表同士の初会合は終始和やに終了したという。
    なお、会話内の『』に特に意味はないものとする。

  • 58二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:09:24

    終始不穏や……!
    でもこの人たちまあまあ話は合いそう…合わなそうだな…
    サクラコ様はサメ映画いけるのか…?

  • 59二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:15:05

    「いいですか葬長、今回はシスターフッドこと聖職者が相手という事であなたを送り出しますが…」
    「くれぐれも普段の奇行を始めとして、クソ映画等の話題は論外ですからね?」
    「いいですか?我々MTR部の社会的立場を改めて認識して望むように!」

    「はい…(不服)」チッ

    「葬長?あんまり舐め腐った態度を取り続けるようならそろ部長キレますよ?この温厚で優しい私がキレますよ?いいんですか?「それでは…行ってまいります…」ガチャ

    「んんんんんんんん!(ちょいキレ)」

  • 60二次元好きの匿名さん23/07/26(水) 22:16:29

    葬長としては真面目な会談ではちゃんと話せるけど自分の信用のなさに不服な感じなのだろうか。

  • 61二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 01:28:53

    グレイブ小隊 活動報告書
    グレイブ03より報告

    グレイブ小隊として初の戦闘が発生したため、墓守の評価及び問題点を記述する。

    戦闘はアビドス砂漠での野外、ゲヘナでの市街地で発生した。結果は共に良好、スモーク状況下に置いても仲間の位置を把握し、適切な連繋を取れた。
    しかしその一方で戦闘終了後も極度の興奮状態から戻って来る事が出来ず、我々が声がけを行い正気に戻す必要があった。おそらくは「追憶」の副作用が発生しており、汚染レベルは2だと推定される。

    以上の事から既に学習は十二分に果たされており、これ以上は墓守の精神への重篤な影響が発生すると思われる為、「追憶」の使用は控えるべきだと提言する。以上。

    部長からの返信
    ❲MTR情報規定により削除されました❳

  • 62二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 01:46:30

    墓守ちゃんの運命やいかに……

  • 63二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 01:53:32

    看取り手論争における結論

    先日発生した「プリンやサメを看取り手として認めるべきかどうか」という問題に対し、我々MTR本部は会議を行い明確な看取り手としての基準を制定する事を決定しました。以下にそれを記載します

    まず看取り手として認められるのはこのような条件を満たしている存在に限られます

    「生物・非生物問わず、自らの意思を持つ者である事」
    これは生物のみに限定した場合、ほぼ人間と変わらない思考をする事が可能なロボットであるAL-1Sを含めないという歪な状態を避ける為です
    しかし、プリンは自我を持たない為認められません

    「言語は通じずとも、明確にお互いが信頼関係を築いている者である事」
    これは看取る事が出来る存在は人間だけではなく、動物達もまた看取り手足りうるという考えに基づき設定されました。フランダースの犬のパトラッシュを例に上げると最終的には飼い主と共に死んだとはいえ、最期は共に寄り添い、お互いを看取っていると言えます。
    しかし、無闇矢鱈に人間を襲うサメや野生動物には看取るという概念があるとは到底考えられない為、基準を信頼関係があるかどうかという点に置いています。

    もしもこの決定が不服であり、またデモを起こそうというのであればレッドウィンター支部への園長特製プリンの配給を停止する事も辞さないのでそのつもりでいてください。

  • 64二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 02:09:42

    「強権政治はんたーい!」
    「せめてこの公布後から施行前の一定期間の間に異議申し立ておよび再審議内容の提案書受付してくださーい!」
    「先に看取られていった仲間たちの幻影にMTRされたい人たちにも平等な機会をー!」
    「プリンには明確な意思がありまーす!ほかの人たちには分からないだけなんでーす!」
    「「「いやそれだけは無いでしょ……」」」
    「?! で、でもゲヘナの給食には動いて逃げるプリンが出るって……!」
    ”それは多分例外中の例外かな……”

  • 65二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 02:12:53

    プリンは看取り手に入りますか?
    なんか赤冬のMTR支部だけはMTRとか関係なく赤冬してそうな安心感()がある

  • 66二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 02:14:05

    ~責任と約束~

    「……ふふ、これで私の勝ち、でしょうか。……いえ。今この瞬間に、勝負事を持ち出すなど野暮……なのでしょうね」
    “喋らないで! 今、助けを……”
    「もう、いいのです。MTR部ももう、私一人……私のMTRは今、果たされたのですから。あとは先生に見送られて逝ければ、それで……」
    “駄目だよ、死んじゃ駄目だ、部長……死なないで、■■■──”

    ~~~

    目を開ける。

    体を起こす。

    ……見慣れた部屋の内装。いつものシャーレの執務室のソファの上。
    少しだけ仮眠を取ろうと横になったつもりが、思いのほか寝入ってしまっていたようだ。
    首筋にぐっしょりと汗が滲んでいる。濡れたシャツが肌にべとついて不快だ。……夜はまだ長い。残りの仕事を片付ける前に、一度シャワーでも浴びて来ようか。

    洗面所で、鏡に映った自分の顔を見る。
    ああ、目の下の隈が酷い。これじゃハナコや皆に心配されるわけだ。生徒たちを気遣わせないよう、明日からは気を付けなきゃ。

    夢を見ていた。
    大切な生徒たちが、目の前で命を落としていく悪夢を。
    ここのところ、毎日そんな夢ばかりを見ている。

    ──シロコが独り遺されてしまったら、ホシノがアビドスを守れなかったら、アリスがゲーム開発部と出会わなかったら、ハナコがトリニティに絶望してしまっていたら、アズサが「人殺し」になってしまっていたら、ヒナが自分を許せなかったら、セイアが夢の中から戻れなかったら、ミカが「赦し」を諦めてしまっていたら、RABBIT小隊のみんなが選択を誤ってしまったら、ミサキが孤独に耐えられなかったら、サオリが「罰」を受け入れてしまっていたら──

    ただの空想であり、妄想。だけど、それはきっと、ありえたかもしれない可能性で。あるいは、これから起こるかもしれない未来の光景で。
    無数の選択の果ての、無数の結末。「私」が間違えてしまった未来。私が一つでも「選択」を間違えれば、その光景が容易く現実になってしまうのだと、否応なしに突きつけられてしまう。

    だけど──

  • 67二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 02:15:46

    「……私のミスでした。」

    忘れることのない、「誰か」の声。

    “生徒たちを……よろしく、お願いします。”

    忘れたことのない、「私」の声。


    その声を、最期の想いを……私は絶対に、忘れてはいけない。目を逸らしてはいけない。

    ……「看取る」ことが、忘れないことだと言うのなら。
    私は、あの夢を。今はまだ、私の妄想でしかない、ありえたかも、ありえるかもしれない「最悪」の未来を。
    こことは別の世界、違う未来で……私が「看取って」しまった生徒たちのことを、絶対に忘れない。
    そんな未来を、二度と現実にさせないために。
    ……もう二度と、「私」に、大切な生徒を看取らせないために。

    だから、私は。
    私の目の届く世界で、私の手が届く場所で……私の生徒たちを、絶対に死なせない。

    それが、先生としての私の責任であり、大人としての私の意地であり──「私」自身と交わした、約束だから。


    先生視点の独白っぽいもの
    MTR部と関わるようになってから先生のメンタルはボロボロよ……!

  • 68二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 05:03:28

    せ、先生……頑張れとしか言い様がない

  • 69二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 07:09:03

    看取った人のメンタルケアもMTR部に必要なことだなこれ

  • 70二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 08:57:59

    そのあたりも内部完結できてそうではある

  • 71二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 10:01:44

    機械化やAI化が進むにつれ、最高の相棒はコイツ! と言ってそれらを指す方も出てくるでしょう。
    実際に──冗談半分だとは思いますが──最高の親友、最愛の存在を問われて自身の銃だと答える生徒もいました。
    そういった方々にとって、そうした機械や愛銃に看取られるのが理想の最期なのでしょうか。

    ……私は、そうではない、と考えます。
    機械化やAI化は、とどのつまり本来は人がやる仕事をそれらに代わって貰っているということ。
    ならば最期の瞬間に寄り添うのは、人の代理である機械などではなく、やはり人それ自身が良いと思っています。
    銃も同じことが言えるでしょう。人に信用が置けないから、人ではない銃にその代わりを求めた結果です。
    ……まあ、幸か不幸か私はその立場になったことがありませんので、あくまで根拠のない推察ですが。

    "他者の理想のMTRシチュエーションは極力否定しない、っていうスタンスじゃなかったっけ"
    ……そうですね。その通りです、先生。なのでまあ、これは私個人が勝手に思っていることなのですよ。
    辛く苦しくても、その瞬間だけは、他ならぬ「人」が寄り添うべきだ……という、ね。

    ……MTR本部での協議結果も、私は納得しています。
    「看取り手は、生物・非生物問わず意思を持ち、且つ看取られる側と互いに信頼関係を築いたモノであること」。
    ミレニアムの専門家や狼煙組のメンバーなら答えは違うかもしれませんが、機械やAIに意思を持つことは出来ないと考えます。
    プログラムが意思を持つことなんてありませんよ……ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。

    [そっと、シッテムの箱を見る。]
    "……そう、なのかな"

    ……とはいえ、看取り手側の肉体的・精神的ケアの問題は私たちMTR部連合にとって常につきまとう問題です。
    誰かの負担を誰かがケアして、そうして生じた負担をまた別の誰かがケアして……その果てに、誰かが壊れる。
    それは避けたいところですが……こうした部分でこそ、機械やAIの力を頼るのは良い方法かもしれませんね。

    ……そうだ! 先生をモデルにしたマシンやAIを作って、それを運用するのはどうでしょうか!
    "めっ"
    そんなー。

  • 72二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 10:07:38

    アロプラの存在を知ったら「あの子たちに看取られたい」って生徒が一定数出てきそうな気がする

    いつも明るく元気な子が悲しみを必死に堪えながらせめて笑顔で送り出そうとしてくれる……
    いつもクールな子は悲しさや無念さを見せまいと隠しながら普段通り気丈に見送ってくれる……

    先生にはそんなシチュを望んだメンバーへ普段よりちょっと強めの"めっ!"をしてほしい

  • 73二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 12:57:58

    プラナは言うまでもないが、アロナもアレだとしたらシャレにならん

  • 74二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 18:28:54

    ナニを見てきたんでしょうねぇ……

  • 75二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 18:36:42

    捻じれて歪んだ先の終着点……
    アロナもプラナも先生と一緒にMTR部の活動の一部始終を見てるわけですが、絶対二人とも思うところがある

  • 76二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 19:11:11

    AIの話題が出て思い出しましたが、私はミレニアムの学生になりたいです。
    ゲームとは縁のない模範生タイプで、○○○さんのゲーム説法をニコニコ笑顔で聞いたり、○○○さんの手に引かれて生まれて初めてゲームセンターに出入りしたいです。
    私たちの友情が絶頂に達する日、AL-1Sに殺されたいです。 火災現場の怪力を発揮してAL-1Sを追い詰めますが、迷いで決定打を突くことができず、ハグするような姿勢で心臓に貫通されたいです。
    最後の息を絞り出して、アリスさんの顔をなでながら遺言を残したいと思います。

    「私は、アリスさんが大好きです。 だから、自分を憎まないでください」

    私の死体は古い靴のように横に投げられますが、ミレニアム出身である脅威的存在との交戦データは記憶領域のとても深いところに保存されるといいですね。

  • 77二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 19:12:28

    なんかAIみたいな語り口だなこの部員…

  • 78二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 19:23:28

    >>77

    アリスの心の中に残りたいAL-0S概念??!!盲点だった···

  • 79二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 19:24:54

    アロスちゃんか…
    ……なんでMTR部にアリスみたいなやつが…?
    そしてこっちはこっちでMTRで脳が破壊されてるっぽくて笑う。

  • 80二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 19:46:57

    ・ミレニアムの廃墟などで発見され保護されたAI・アンドロイド等の存在(AL-1S式)
    ・MTR部連合内で使うために開発したAIが度重なる質問や情報の蓄積で変質、誕生(デカグラマトン式)
    ・そういう喋り方の一般生徒

    ざっと思いつくのはこんな感じ?
    看取られ側に回るAIやアンドロイドから見たMTR、興味深いテーマだ…

  • 81二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 20:19:16

    アリスに似た学生が周期的にMTR部ミレニアム支部に出入りするのを見て尾行する冷酷な100KGちゃんの概念はありますか?

  • 82二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:09:39

    メメント・モリ本部廃墟 探索部隊会話ログ
    作戦参加部隊 ミコ小隊、カンナギ小隊、フゲキ小隊
    記録者 カンナギ小隊 カンナギ00

    「あーあーテステス、こちらカンナギ00、これよりアリウス分校地下 メメント・モリ本部の探索を開始する」
    「…まさかこんな所にMTRの前身組織の遺跡、それもまだ生きている状態の物があるとはね」
    「所々に乾いた血痕とか銃弾じゃ付かないような戦闘の痕跡…一体ここで何があったのやら」

    「カンナギ00、フゲキ00、この遺跡は3階層程に別れているようだ、我々ミコ小隊はこのままこの階層を調査するので下の階を任せたい」

    「了解した、では最下層はカンナギ小隊が調査するのでフゲキ小隊はB2Fを頼む」

    「あいあい、いやあ助かるよ最下層は嫌だったんだ〜ラスボスとか居そうだし〜流石に変な化け物に殺されるのはカンベン…」

    「そんな泣き言を言うとは…部長直属部隊の名が泣くな…」
    ❲暫くの間進展が無い為割愛❳

  • 83二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:10:25

    『こちらミコ00、進展はどうだ?こちらは特にめぼしい物もなく探索は終わりそうだ』

    『こちらフゲン00〜、同じく特に収穫なーし』

    「こちらカンナギ00…上階には存在しない物と思われる扉を発見した、中には何があるか不明、判断を仰ぎたい」

    『…まさしく大ボスって感じだね?フゲン小隊としては一度ミコ小隊に報告に戻って欲しいかな、そして私達とカンナギ小隊で調査するってのはどう?』

    「内部に危険な存在がいる可能性を考慮するならば、中に入るのは私達だけが望ましいと思う、フゲン小隊にはいつでも逃げられる位置にいて欲しい」

    『あいあいそれじゃあ入口辺りまでみんなで撤収するよー、カンナギ小隊の無事を祈る』

    「それじゃあ皆、中に何があるかわからないけど気を付けて行こうか…04、ドアを開けて」

    「………人?」

    『こちらフゲン00、何か見つかったの?』

    「人…なのかな、何かが眠っている…」

    『こんな何年も放置された遺跡に人って…怪しいね、気を付けて』

    「わかってる………っ動いた…!総員展開!備えろ!」

    「侵入者を検知、防衛プログラムに従いスリープモードを解除…侵入者の分析…分析完了、対象〈忘れられた神々〉と断定…」
    「…最終設定目標、忘れられた神々の排除…〈シュレディンガーの武器〉、開放」
    「殲滅する。」

  • 84二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:12:08

    ❲数分渡る激しい銃撃戦の音と、部隊員の悲鳴が記録されている❳
    「こちら…カンナギ04…部隊は壊滅した…フゲキ部隊は直ちに退避し…埋没処理を…これは我らの手には…」

    「終わりですね、その苦痛に歪んだ顔のまま…苦痛に…?なぜ、笑うのですか、あなたはこれから私に殺されるのというのに」

    「そりゃあ…部隊の仲間と一緒に死ぬのが、私の願いだからね」

    「…理解不能」

    「君…MTRって知ってる?」

    「は?」

    「MTRというのはですねぇ…」ニチャ

    〔これから数時間の間、カンナギ部隊による未知の存在へのMTR布教トークが記録されている。その間、未知の存在(後にAL-OSという名称が判明)は終始「理解不能!」「エラー!」「非論理的です!」などと繰り返して居た〕

    「つまりね、MTRっていうのはこういう事なの!どう?わかった!?」

    「わ、わたっ…私は…私は…」
    「MTRという概念を完璧に理解しました!そして同時に私が皆をMTR事は出来たとしても、私を看取る事が出来る者は誰も居ないという事を!そんなの嫌です!私も!私だって!最期は側に誰かに寄り添っていて欲しいです!!!」

    「よう言った!」「偉いぞぉ!」「わかるー!」

    『…こちらミコ01、状況を…』

    「あっ、こちらカンナギ00、遺跡最奥部にて我らとほぼ変わらぬ容姿を持つアンドロイドと接触、交戦したが和解に成功。部隊員が全員重軽傷を負っている為探索は切り上げ、アンドロイドの少女を保護し帰還します!」

    『…ミコ00了解、後でちゃんと説明しろ』
    記録終了

  • 85二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:30:15

    何も知らないから新しい知識をするする吸収できちゃうし
    演算能力は高いから自分のスペックなんかから色々考察できちゃう

    しかし理論的な言動を繰り返すアンドロイドが感情的になって「そんなの嫌!」って理想を叫ぶの良いな……

  • 86二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:41:33

    洗脳しちゃったかぁーいや元々才能があったのか?

  • 87二次元好きの匿名さん23/07/27(木) 23:54:42

    箱舟は保存、保管の道具だから、アロスは究極の保存、保管行為ともいえるMTRの才能を持ったプロMTRリストであることは知っているだろうか?

  • 88二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 02:03:33

    >>87

    「私ばかりが看取るなど不公平ではありませんか…!私にだって看取られる権利はある筈です!」


    「寿命がね…」「ロボットだからね…」「あっちょっと先に逝く♥(老衰)」

  • 89二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 02:38:55

    なんとなく某聖帝の「愛などいらぬ!」に通ずるものがありそう
    「(看取り遺され続けることが)こんなに苦しいのなら悲しいのなら…愛なんていらない!」みたいな感じ

  • 90二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 03:06:49

    興味深い概念が出てきたので、この機会にずっと書きたかったお話でも

    ~決戦! 司祭ちゃんVS魔王ユウカ!(前編)~

    「くっ……おのれ鬼婆! よもやセミナーの権限を悪用して保安部隊を差し向け、私を拘束するとは! ですが我々の信念は権力などには屈しませんよ!」
    「いい加減その呼び方は止めてくれる!? ……はあ。ミレニアムの閉鎖区画で怪しげな白装束に仮面の集団が集まって何か企んでるって通報があったからC&Cを突入させてみれば、まさかあなたたちだったなんて……」
    「横暴です! 私達はただ女神……もといアリスちゃんやゲーム部の可愛さを平和に語り合っていただけだったのに!」
    「じゃあもっと怪しまれない格好と場所でやりなさいよ!」
    「お断りします! この装束は我々の探究の象徴なのですから」

    「……あなたは疑問に思ったことはありませんか? アリスちゃんがあまりにも『可愛すぎる』ということに」
    「ちょっと、いきなり何を……」
    「分かりませんか。アリスちゃんは『可愛い』んですよ。世界を滅ぼす兵器としては似つかわしくないほどに。本来、それは兵器にとっては不要な概念であるはずです。
     彼女を生み出した『無名の司祭』達は、自らの被造物である彼女に自らが崇める神々の名をつけ、あまつさえ王女とまで呼称して崇拝していたと伝えられています。しかも、彼らの天敵であるはずの我々『忘れられた神々』の姿を模して。
     そこにはただの最終兵器としてだけではない、幾重にも捻じれて歪んだ……一種の偶像崇拝のような『信仰』があったのではないか。私はそう考えています。

     滅びゆく『無名の司祭』達が、その今際の際に、自らが滅びた後もなお残る『女神』を……自らの『看取り手』たりうる者を自らの手で生み出した。……勝手な解釈に過ぎませんが、かの者らもまた、忘れられることが怖かったのではないでしょうか。歴史に埋もれ、誰にも顧みられずに『過去』となることが。
     たとえ、かの者らが我々にとっての仇敵だったとしても、その想いだけは……理解できる、気がします。……忘れられることは、辛いですから。
     だから私達は、かの者らが何を想い、どのような考えでアリスちゃんを生み出したのか……それを少しでも理解するために、かの者達の教義を模し、日頃からこのような装束を纏っているというわけです」

  • 91二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 03:07:35

    ~決戦! 司祭ちゃんVS魔王ユウカ!(中編)~

    「……思いのほか真っ当な理由があったのね。あなたたちのこと、ちょっと誤解していたかも。
     それにしても……あなた、どうしてそんなにアリスちゃんの事情に詳しいの? 一応公にはなってない情報のはずなのだけど」
    「愚かしい質問ですね。私は古代史研究会ですよ? 我ら以上にキヴォトスの先史文明とその遺産について詳しいミレニアム生など、それこそリオ会長くらいのものです」
    「それは……まあそうなんだろうけど。そもそも古代史研究会って確か、前にモモイに襲撃されて部室を滅茶苦茶にされてなかったっけ? それがどうして急にあの子たちをストーキングしたりなんか……」
    「よくぞ聞いてくれました! そう! まさにその日です! 私があの、天使達と出会ったのは!」
    「天使!?」

    「ええ。あの日までの私はただただ古代史の探究のみを生きがいとし、遺跡から出土したオーパーツの復元や名もなき神に纏わる文献の解読に没頭するだけのつまらない人間でした。ですがあの日、あの子達が私達の部室に遊びに来てくれた時から私の世界には光が満ちたのです! 感情豊かでトラブルメーカーだけど持ち前の明るさでゲーム開発部を引っ張るモモイちゃん! 大人しいけど常識人で暴走しがちな皆をフォローするミドリちゃん! 引っ込み思案で人見知りだけどゲームに対する情熱は誰にも負けないユズちゃん! このミレニアムで誰よりも無邪気に姦しく純粋に自らの『好き』を追求する集団! あの子たちと初めて接触した時、私の人生観は粉々に打ち砕かれました。……そう。いわばかつての私は一度彼女らに看取られ、そして生まれ変わったのです!
     そしてあの子達が我々ですら足を踏み入れることすら叶わなかった太古の遺跡からアリスちゃんを見つけ出し、目覚めさせたと聞いた時……私は確信しました! ああ、あの子達こそ、我らが女神をこの世界に再臨させる使命を帯びた天使たちだったのだと!」

    「天使って……モモイたちが? まあ、確かにあの子たちはそう呼びたくなるくらい可愛いのは否定しないけど……ちょっと大げさすぎじゃない?」
    「何を言うか! あの子たちの魅力はあなただってよく知っているでしょうに!」

  • 92二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 03:10:37

    ~決戦! 司祭ちゃんVS魔王ユウカ!(後編)~

    「だけど、それだけあの子たちが好きならどうして、いつもMTRとか何とか、ろくでもない方法であの子たちに近づこうとするのよ」
    「MTRはろくでもなくなんかありませんよ! 生きとし生けるものは皆いつか死ぬのです。ましてや人より遥かに長い寿命を持つアリスちゃんはこの先、我々などより遥かに多くの『死』を看取り続けることになるでしょう。ならば、今のうちから『その時』に備えておくべきなのは火を見るよりも明らかではないですか!」
    「……理屈は分からないでもないけど、勝手な押しつけは有難迷惑よ。看取り手とか何とか言ってたけど、アリスちゃんがどんな存在になりたいのかはあの子自身が決めることなんだから」
    「うるさいですね……そんなこと、私だって分かってますよ。
     そういうあなたの方こそアリスちゃんや彼女達に対して、少々過保護すぎるのでは?」

    「それは……確かにそうなのかも、しれないわね。
     でも……私はこれ以上、アリスちゃんに余計なものを背負ってほしくない。少なくとも今はまだ、あの子の笑顔を曇らせるようなことはしたくないのよ」
    「……理解できない、とは言いませんよ」
    「…………」

    「……そもそも、あの子達と仲良くなりたいなら、普通に部室を訪ねて友達になって下さいってお願いすればいいだけなんじゃないの?」
    「それは……その。私は……」

    「……私、これでも人見知りなんです。……ゲームとか、MTRとか、そういう分かりやすい話題がないと……あの子たちとどう話していいか、分からなくて」

    「えーと……私でよければ、色々と相談に乗るけど?」
    「はぁ!? あなたに憐れまれる筋合いはありませんよ! 言っときますがあなたさえいなければ今頃ゲーム開発部のお母さんポジは私のものだったはずなんですから! 驕るな太ももーーー!!!」
    「……一瞬でもあなたに同情した私が馬鹿だったわ」


    「今日もミレニアムは平和だなぁー」(どーなつもぐもぐ)

    司祭ちゃんゲーム部よりユウカとばかり絡んでる気が
    そのうちもう少しだけ続きを書きたいです

  • 93二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 05:17:50

    >>80

    >・MTR部連合内で使うために開発したAIが度重なる質問や情報の蓄積で変質、誕生

    理想の看取り手を自分で作り始める奴いそう

  • 94二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 09:05:33

    みんなが去った後もミレニアムをさすらい、みんなの姿を反芻するアロースちゃん.. 無機物ロボットだから老いて死ぬことも病死することもないが、むしろそのため人間の持つ自然な結末に憧れるアロースチャン.. 自然にMTR部に向かうアロスちゃん.. いいね···

  • 95二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 09:52:18

    ~はじめてのMTR・前~

    「はあ、やっとセミナーのお説教から解放されましたよ。……あの太ももめ、今度会ったらどうしてくれようか。
     ですが私は諦めませんよ! 必ずやアリスちゃんやゲーム部の皆とお近づきになり、我らの女神としてMTR部にお迎えを……そしてゆくゆくは彼女達に看取られて穏やかなる死を!
     うーん、どこかに手っ取り早くアリスちゃんとお近づきになれるようなイベントでも転がっていないものか……と、おや? 噂をすればアリスちゃん、と……あれはエンジニア部? 何か揉めているようですが、どうしたのでしょう、か……?」

    ~~~

    「嘘です! だって、モモイが言ってました! ウタハ先輩には、エンジニア部に直せないものはないって。だから、きっと元に戻せるはずです!」
    「いや、アリス……私達にだって、どうにもできないことは……」
    「あ! ま、また余分な機能をくっつけて怒られないか心配なら、大丈夫です! アリス、羽が生えても足が六本になっても気にしませんから。
     ……ヒビキはこういう素材には詳しいですよね。ヒビキならこの損傷個所も修復できるはずです!」
    「……その、私にも……無理だよ。こんなの」
    「どうして無理なんですか? コトリ、いつもみたいに説明してください! アリス、何時間でも待ちますから!」
    「そ、それはですね、えっと……」

    「……だって、アリスが見つけた時には、まだ、動いていたんです。血まみれで、ぐったりしていて。たぶん、車に跳ねられたのだと、思います。それでもまだ、ちゃんと温かかったんです。
     アリス、何とかしなければと思いました。クエストスタートです。ですがアリスには回復魔法が使えません。それで、前にモモイが言っていた台詞を思い出して、イベントフラグだと理解しました。エンジニア部の皆さんならなんとかできるんじゃないかって、急いで……でも、アリスの手の中で、だんだん、冷たくなっていって……動かなく、なって……」

    「あ、アリスちゃん……その猫さんは、もう」
    「そんなはず、そんなはずないんです! だって、アリスは肉体の48%を損傷しても自己修復できます! モモイだって、ずっと眠っていたけれど……最後にはちゃんと目を覚ましてくれました。友情と、勇気と、サイエンスと、みんなの力があれば……どんな困難だって、乗り越えられるはず、なんです……」

  • 96二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 09:52:57

    ~はじめてのMTR・後~

    「……アリス。……よく聞いて、アリス」
    「ウタハ、先輩?」
    「……サイエンスは、万能じゃない。どんなに科学が発展したって、不可能なことは確かにある。
     その子は、私達にも、他の誰にも治せない。……一度、死んでしまったものは……絶対に、生き返らないんだ」

    「……では。
     この子はもう、動いて、くれないんですか。にゃあって鳴いて、アリスに触ったり、じゃれついたり……してくれないんですか?
     それなら、アリスはどうすればいいんですか。モモイが、ミドリが、ユズが、ユウカが、ネル先輩が、先生が、こうなったら……アリスはどうすればいいんですか。
     アリスのまわりのみんなが、いつかこうなってしまったら……アリスは、アリスは、アリスは、アリスは、
     アリスは、アリスは、アリスは、アリスは、アリスはアリスはアリスはアリスはアリスはアリスはアリスはアリスはアリスは──

     ──電算処理系統、および意思表示システムに致命的なエラーが発生。システム停止。リカバリのため、休眠状態に移行します──」

    ドサッ

    「あ、アリス!? しっかり……」
    「アリスちゃん!? だ、誰か来てください! アリスちゃんが、アリスちゃんが……」

    ~~~

    「………………」

    「……え」


    司祭ちゃんとかエンジニア部の話とか地味に布石だったり

  • 97二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 10:19:30

    真面目でシリアスな話だ……

  • 98二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 12:34:47

    ~保護者会・上~

    ──あ、アリスちゃんの様子は……どう?──
    ──……あれから、ずっと眠ったまま。どうしよう、お姉ちゃん──
    ──そ、そんなこと、私に言われても分かんないよ……アリスが目を覚ました時、どうやって慰めてあげたら──

    ~~~

    「……私は。
     あんな純粋な子に、何を期待していたんでしょうね」

    トサッ

    「……隣、失礼するわ。それと……ちょっとお時間を頂いてもいいかしら?」
    「……早瀬ユウカ」
    「あら。今日は鬼婆とは言わないのね。……缶ジュース、飲む?」

    「……何をしに来たんですか。あなたは私なんかと違ってあの子たちと仲良いでしょう。アリスちゃんの傍についていてあげなくていいんですか?」
    「……そうね。ちょっと、専門家の意見を伺いたくって」
    「専門家、ですか?」
    「だって、そうでしょう。このミレニアムの部活ではあらゆるものが研究対象。それは野球部だろうがトレーニング部だろうが例外はないわ。
     それなら、ミレニアムのMTR部は……『死とどう向き合うか』を研究し続けるための部活、なのでしょうから。

     ……なんて、気取った言い方をしちゃったけど。
     正直、今のアリスちゃんにどう接したらいいのか、私にも分からなくなっちゃって。

     ねえ。私は、間違っていたんだと思う?」
    「……どういう意味ですか」

  • 99二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 12:37:35

    ~保護者会・下~

    「私は……アリスちゃんにはずっと無邪気で純粋なまま、光のあふれる世界を見ていてほしかった。だから、あの子を悲しませるものからは、できるだけ遠ざけておきたかった。
     それが結果的にあの子を傷つけることになってしまったのなら……あなたの言う通り、私のエゴでしかなかったのかもって」
    「……結果だけで物事の是非を判断するのはミレニアム生の悪い癖ですよ。私だって、あなたと同じ気持ちなんですから」

    「ええ。おかしいでしょう。あれだけアリスちゃんやゲーム開発部の皆に看取られたいなどと言っておきながら。仮に自分があの仔猫の立場だったらと想像してみても……ちっとも嬉しくないんですよ。
     もしもこの先、私に彼女と仲良くなれる機会があったとして、彼女は私のこともあんな風に看取るのでしょうか。それは果たして……私が望んでいたMTRなのでしょうか。
     私は、彼女に覚えていてほしかっただけで、呪いになりたかったわけじゃないのに」

    「……聞いてもいいかしら。あなたたちMTR部は『死』というものをどう解釈しているの? 人生のゴールであり目標? それとも……」
    「『楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか』」
    「え?」
    「五番目の古則ってやつです。本来の解釈とは異なりますが……『死』を我らにとっての楽園とするなら、それはまさに不可能な証明です。『死』の向こう側に何が待っているのかを知る者なんて、この世のどこにもいないのですから。
     分からないからこそ、それが怖くて怖くて仕方がない。だからこそ皆、必死でそれと向き合う方法を探しているんです。MTRだって、そのための手段の一つでしかない。
     いつか訪れる『その時』と、どうやって向き合えばいいのか……結局はそんな程度の、単純な話なんです」

    「……一つ、お願いがあるの」
    「あなたが私に、ですか?」

    「ええ。アリスちゃんが目を覚ましたら……一度、アリスちゃんに会って、話をしてあげてくれないかしら」
    「……どういう風の吹き回しですか」
    「そうね。自分でも今更どの面下げて、って気持ちはあるわ。でも……形はどうあれ、あなたがアリスちゃんのことを大切に思ってるのは知ってる。
     今のミレニアムに、あの子に必要な『答え』を教えてあげられる人がいるとしたら……それはきっと、あなただけだって思うから」

    「……善処は、してみます」

  • 100二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 12:41:50

    キヴォトスの住人は多少の怪我でも平気だけど二足歩行も喋りもしない動物たちはそうじゃない
    そういう部分で死に触れることもある、盲点だった…

  • 101二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 13:52:41

    「メメント・モリ(死を忘れることなかれ)」
    身近にある死、早いうちに一度は知っておかねばならないことだったな

  • 102二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 19:35:17

    ミレニアムに千年の難題があるが、MTR部には死という答えがあるんだ。 難題は解決できるが、変わらない答えにはどう対処すべきか······ふんふんふん。
    ひらめいた。 解答とは、すでに解決された問題=問題の死なのだろうか? これもMTR?

  • 103二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 20:20:55

    死は全ての人間におとずれる絶対の終焉だからな
    公理みたいなもんだ

  • 104二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 22:22:46

    >>102

    多くの問題はそれを解くことで次に進める、乗り越えるためのものだし

    そういった意味では問題を解くことはMTRと言えるかもしれない


    と思ったけどこれどちらかと言えば介錯か?

  • 105二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 22:41:10

    王道を歩く勇士アリスと未舗装道路を歩くMTRの亡者アロスは、いつか一度は対面してほしい。 自分の暗い部分(ではありません)を退けるのは王道展開だよね?

  • 106二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 22:44:28

    葬長「アロス…お勉強のお時間です…」
    アロス「今度はどのようなシチュエーションでしょうか!
    戦場?いえ葬長ですから病院…!?」
    葬長「……私のお勉強は…そのようなものではありません…
    一般常識の…お勉強ですよ…」
    アロス「ええー!?」

  • 107二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 23:06:47

    「うーんアロスちゃんの事これからどうしようか、いつまでもMTR部で秘匿しとく訳にもいかないしなぁ」

    「かと言って身分証の偽造はダメだし」

    「シャーレのなんやかんやの権限で上手いことやってミレニアムに受け入れて貰えないかな?」

    「それだ」


    「…という訳でこちらが件のアンドロイド、AL-OSことアロスちゃんです」

    「初めましてシャーレの先生、当機はメメント・モリによって『名もなき神々の王女』を模倣して作られたアンドロイドAL-OSです!MTRあれ!」

    ”知らない単語がいっぱい出てきたし、もう既に汚染されてる…!?”

    「先生、アロスは是非とも私のオリジナルにあたるアリスとの接触を希望します。きっと彼女とは姉妹のように仲のいい友達になれる気がするんです!」

    ”本音は?”

    「アリスにこの心臓を貫かれながら赦しの言葉を囁きたい」

    ”ゲヘナ送りね”

    「そんな…!?」

  • 108二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 23:26:12

    残 当

  • 109二次元好きの匿名さん23/07/28(金) 23:34:54

    AL-0S、恐ろしい子……!

  • 110二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 01:10:47

    ~P1x31 T1m3・上~

    「とは言ったものの……はあ。どうしたものでしょうねぇ。アリスちゃんに生と死が何たるかを説くなんて、私にできるんでしょうか。
     そもそも、どうやってアリスちゃんに話しかければいいのでしょう。まさか今のアリスちゃんにMTRゲーを薦めるわけにも行かないですし……うーん……」(コンコン)

    「はい、空いてますよ。どうぞ。……この部室に来客なんて、珍しいこともあるものですね。一体誰が……」
    “やあ、こんにちは”
    「昨日ぶりね。また、ちょっとお時間いただけるかしら?」
    「先生!? それに早瀬ユウカまで! なんで古代史研究会に? それに……」
    “うん。私達はただの付き添いで……”

    「……お久しぶりです。先輩」

    「アリス、ちゃん……?」
    “アリスが、どうしても君に聞きたいことがあるって”
    「アリスは……どうしても分からないことがあって、ここに来ました。先輩なら、アリスに答えを教えてくれると思いました」
    「……その。とりあえず、話してみてくれますか。私に、答えられる質問であれば」

    「先輩……生きているものは、どうして、死んでしまうのでしょうか」
    「!」

    「……『死ぬ』ということは、どういうことなのでしょう。それは『壊れる』とは違うのでしょうか。
     壊れたものは直せますが、死んでしまったものは二度と元には戻りません。その違いは何なのでしょうか。
     命とは、何なのでしょうか。生きているものと、そうでないものとの違いとは、何なのでしょうか。アリスには……どれだけ考えても、それが分かりませんでした。アリスが生命体ではないから、分からないのでしょうか。

     でも、アリスはそれがどうしても知りたかったのです。それを探すための、アリスのクエストがスタートしました。
     アリスは、みんなに聞いてみることにしました。みんなはアリスの知らないたくさんのことを知っていて、いつもアリスに素敵なことを教えてくれますから。
    ……モモイ、ミドリ、ユズ、ユウカ、ノア先輩、ネル先輩、ウタハ先輩、ヒマリ先輩、先生……思いつく限りのみんなに聞いてみましたが……誰も、アリスに答えを教えてくれませんでした。
     ただ、ユウカと先生は……もしかしたら先輩なら答えられるかもしれないって、そう教えてくれました」
    「……だから、ここへ」

  • 111二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 01:12:26

    ~P1x31 T1m3・中~

    「アリスは、猫さんが好きでした。いつものクエストの通り道で、偶然エンカウントするたびに嬉しい気持ちになりました。
     最初はアリスを見ると警戒されて、怒られてしまいましたが……ちょっとずつ仲良くなって、機嫌がいい時はアリスにすりすりしたり、撫でさせてくれるようになりました。
     これからもっと仲良くなって、楽しいイベントが続いていくのだと、そう信じていました。
     だから……伏線も、スチルも、戦闘も、ムービーもなしに……その時間が終わってしまうなんて、考えてもいませんでした」

    「生きているものはいつか死ぬ、だから一生懸命生きるのだと、どんなゲームの中でも言っていました。アリスはそれを学んで、理解したつもりでいました。
     アリスはこれまでに一〇二四人の仲間の死を乗り越え、百万匹を超える魔物を地獄に送り、数えきれないくらいの回数のゲームオーバーを経験してきました。
     だけど……ゲームの中ではない、この世界で……死ぬ、ということが。命が喪われるということが。あんなに冷たくて、怖くて、悲しいことだったなんて……知りません、でした」

    「……モモイが目を覚まさなかった時も、アリスはとても不安でした。
     ケイがアリスの代わりに消えてしまった時も、もう二度と会えないのではないかと悲しくなりました。
     でも、モモイは目を覚ましてくれました。ケイも、いつかまたお話ができると信じています。
     だから、アリスは目の前のハッピーエンドばかりに気を取られて、『もしも』を考えることから目を逸らしていました。
     ……それは、勇気ではなかったのかもしれません。

     大好きな誰かと、もう二度と会うことができないということが、『死ぬ』ということなのだとしたら……それは、とても辛いことです。アリスの知っているみんなが、ある日突然いなくなってしまったとしたら……アリスは、耐えられる自信がありません。
     アリスは生命体ではありません。この機体は、軽度の損傷なら自己修復し、数百年が過ぎても劣化しないように作られています。……でも、それがみんなと違うのだとしたら。アリスはみんなのように『死ぬ』ことができるのでしょうか。

     みんなが死んでしまった世界に、アリス一人だけが取り残されてしまったのだとしたら……アリスは一体、どうすればいいのでしょうか」

  • 112二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 01:14:22

    ~P1x31 T1m3・下~

    「……教えてください。先輩、アリスは、アリスはどうしたらいいのですか。アリスは本当に、猫さんのためにもう何もしてあげられないのですか?
     これから先の未来で、先生と……モモイと、ミドリと、ユズと、ユウカと……みんなとお別れするたびに、アリスはこんな気持ちになってしまうのですか?
     アリスは勇者になりたくって、でも……仲間の助けもなしに、こんな怖いものに、どうやって立ち向かったらいいのですか?
     アリスがなりたいアリスになっていいって、先生はそう言ってくれました。
     だけど……こんな気持ちになるくらいなら、いっそ……アリスはアリスではなくて、ただの機械のままでよかった、なんて……ほんの少しだけ、思ったんです……思ってしまったんです!!

     ──そんなの絶対に嫌だ!!!!
     だって『アリス』を捨ててしまったら。アリスですらなくなってしまったら、アリスは勇者にも、王女にも、もう何にもなれなくて……
     だから、アリスは……『私』は、アリスでないとダメ、なんです。モモイが、みんながくれた、アリスなのに……そのはずなのに。どうして……この胸の痛みは、なくなってくれないのですか。

     ……もう、分からなく、なってしまいました。……アリスはどうしてしまったのでしょう。アリスはとっくに、アリスではなくなってしまったのでしょうか。
     アリスは……どうすれば、いいのでしょうか。……おしえて、ください」


    「……まったく。先生も、早瀬ユウカも、アリスちゃんも……揃いも揃って、私みたいな毒にも薬にもならない人間を買いかぶりすぎですよ。
     残念ですが……アリスちゃんの知りたいことの全てに、私は答えてあげることができません」

    「……そう、ですか」
    「ただ」


    「アリスちゃんが今、何をすればいいのかだけは、答えることができます」


    (もうちょっとだけつづきます…)

  • 113二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 03:19:38

    お、重い話だが続きが気になるぜ

    サブタイトル、何かの略かと思ったらPixel Timeのリート語か

  • 114二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:35:31

    ~わたしたちのクエスト・前編~

    「……アリスちゃん。私は、ずっとあなたに看取られたかったんです」

    「!? ちょっと……」
    “待って、ユウカ”

    「初めてあなたの存在を知ったその瞬間から、あなたは私にとっての光でした。
     輝かしい青春を送るあなたたちに惜しまれながら、穏やかに逝けたのなら……私みたいな青春の物語とは縁遠いモブキャラだって、人生の最期に『生きててよかった』って思えるんじゃないかって。
     あなたに看取ってほしかった。私という人間がここにいたことを忘れないでいて欲しかった。私は、あなたの歴史の一部になりたかった。

     ……だけど、その記憶に悲しみしか無かったのなら。忘れたいのに忘れられないような辛い記憶だったなら……意味なんてないじゃないですか。
     私なら……そんな嫌な思い出として、あなたの記憶に遺りたいとは思いません」

    「では、アリスは……忘れてしまえばいいのでしょうか。悲しい記憶は、もう二度と思い出さないように蓋をして……なかったことにしてしまえば、よいのでしょうか」
    「アリスちゃんがそう望むなら、そうすれば良いと思います。
     ただ……我儘を言わせて貰えるなら、できれば覚えていてほしいです。辛い記憶ではなく、懐かしい記憶として。あなたの心の片隅に、ありふれた思い出の一ページとして。
     あなたの永い人生の中で、そういえばこんな変人もいたっけって、時々でいいから思い出してくれればそれで十分なんです」

    「……よく、分かりません」
    「そう、ですね。アリスちゃんが知りたがっていた、死とは、生とは、命とは……残念ながら、私はその問いに答えを持っていませんし……そもそも正解があるとすら考えていません。その答えはきっと、一人一人異なるものなのでしょうから。
     だからこそ、探し続けるしかない。自分だけの命の答えを見つけるために、誰かの……そして自分自身の一生から目を逸らさず、精一杯向き合うしか。

     それが、私達が生涯をかけて取り組むべき課題であり……アリスちゃんが言うように、私達の探究(クエスト)なのだと、そう思っています」
    「わたしたちの、クエスト……」

    「なので、私にできるのは、アリスちゃんがそのクエストと向き合うための手助けをしてあげることくらいで。
     結局、私なんかがどれだけ言葉を弄したって、それは今のアリスちゃんにとって必要なことじゃないんです」

  • 115二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:37:24

    なんだかんだで死とは真面目に付き合ってるからなコイツら

  • 116二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:38:47

    ~わたしたちのクエスト・後編~

    「……では、アリスは何をすればいいのでしょうか。あの猫さんのために、アリスにはまだ何か、できることがあるのでしょうか」

    「アリスちゃんは……自分がなぜ涙を流せるのか、不思議に思ったことはありませんか」
    「……え?」
    「眼球型カメラの洗浄機能のバグ。……確かにそれが合理的な解答なのかもしれません。ですが私は、それはアリスちゃんを生み出した者達が、意図的にあなたに与えた能力だと思っています」

    「今からお話することは、ただの与太話です。古代史に憑かれた研究オタクの、学会で発表したら笑い者になる類の珍説でしょう。
     かの『無名の司祭』が『王女』たるあなたへと向けていた感情は、とても一言では言い表せない混沌としたものでした。敬愛、畏怖、信仰、崇拝……あらゆる感情が含まれていたことでしょう。ただ、それらの中にはあるいは……娘に対する親心、とでも形容すべきものもあったのかもしれません。
     そうとなれば……親が子に看取られることを望むのは、当然の願望でしょう。

     かの者らは……きっと、アリスちゃんに泣いてほしかったのではないでしょうか。
     滅びゆく自分達のために、あるいは消えゆく全ての命のために、涙を流せる存在であってほしいと望んだのではないでしょうか」

    「それに……何の意味がある、のですか?」
    「意味があるかどうか、ではありません。誰かから与えられた役目や言葉じゃなくて……アリスちゃんがしてあげたいことをすればいいんです。
     今のアリスちゃんに必要なのは……自分の心に素直になって、あの子と向き合ってあげること。死んでしまった命を悼み、悲しみ、弔うこと。
     だから。
     ……アリスちゃんは今、泣いていいんです」


    「……アリスは」

    「アリスは、アリスは、アリ、スは……っ!」(ポロポロ…)

    「アリスは、もっと猫さんと……仲良くなりたくって……助けたくって……助けられなくって、悲しくっ、て……
     なんで……どうし、て……死んじゃったんですか! もっと……遊びたかったのに……! いっしょに……たくさん……っ!!

     ……う、あ……ううっ。ああああああああ。あああっ、あああぁぁぁぁぁん!!!」

  • 117二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 07:40:49

    ~わたしたちのクエスト・エピローグ~

    「──たすけてあげられなくて、ごめんなさい。猫さん……」


    「……ありがとうございました、ウタハ先輩。猫さんのお墓を作ってくれて」
    「お礼なんていらないさ。私達エンジニア部としても受けた依頼を果たせなかったのは無念だったからね。……こんなことをしても、あの子の替わりになるわけじゃないけど」
    「いえ……アリスも、わがままを言ってしまってすみませんでした。……本当は、最初から分かっていたんです。もう……どうしようもない、って。それでも……
     皆さんのおかげで、猫さんにちゃんとお別れが言えました。アリスは……猫さんと過ごした時間を、絶対に忘れません」


    「……これで本当に、良かったんでしょうか」
    「あなたがそれを言うの? アリスちゃん、あなたのおかげで随分と元気になったように見えるけど」
    「ずっと忘れないでいてほしい……それは結局、私の勝手な願望でしかありませんから。いっそ、忘れてしまった方がずっと楽かもしれないのに。もしかしたらあの子は『忘れない』というこの選択を、未来永劫、後悔するかも──」
    「ていっ」デコピン!
    「……痛っ!? い、いきなり何するんですかこの鬼婆!」
    「そうそう、それそれ。殊勝にしてるよりそっちの方があなたらしいわ。あの子たちなら、きっと大丈夫。そう信じてあげましょう。だって……」


    「ふふっ。アリスちゃん、また元気になってくれて本当によかった!」
    「うん……本当に、心配してた、から……」
    「ありがとうございます。ミドリ、ユズ、モモイ。今日の出来事も、ちゃんとセーブしておきますね」
    「ん、急にどうしたのさアリスー?」

    「アリスは、セーブします。これまでも、これからも。たとえ、二度とロードができなかったとしても……アリスがアリスである限り、リセットせずに、ずっとセーブし続けて、思い出を重ねていきます。
     きっとそれが、アリス(わたし)たちのクエストで……アリスにとっての、かけがえのない冒険の書、ですから」


    おしまい

  • 118二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 08:13:05

    ~わたしたちのクエスト・おまけ~

    「あっ! いたいた! ねえねえ、あなたがアリスが話してた先輩だよね!」
    「えっ」
    「あ、あの……アリスちゃんの相談に乗っていただいたそうで。ありがとうございました!」
    「……うぅ。その……ぶ、部長として、感謝してます……」
    「はい! 先輩のおかげで、アリスはまたひとつレベルアップしました!」
    「えっ、なにこれ夢? そ、ソレハドウモデス……」
    「あのね! いつまでもしんみりムードも私達らしくないから、明日は心機一転、部室でゲーム大会やろうよ!って話してたんだけど……よかったら先輩も一緒にやらない? 私の新必殺技でボッコボコにしてやるんだからー!」
    「ほっほあぁぁああああ!!?」

    「それはいいアイデアですね! アリスも賛成します。ぜひ先輩もご一緒に……」
    「わ……」
    「わ?」
    「……私の楽園は……ここにあったのですね……!」(バタン)

    「ええっ!? せ、先輩が急に倒れた!?」
    「……この人、やっぱりちょっとヘンかも」
    「ひぃぃ……」(inダンボール)

    ~~~

    「……ギャー! 猫ちゃんのお墓がいきなり襲いかかってきたー!」
    「ちょ、ちょっとウタハ先輩! あのお墓にいったい何を仕込んだんですか!?」
    「別に変なものはつけてないよ。ただちょっと耐久度を向上させるためのチタンコーティングに、常に清潔さを保つべくロボットアームによる自動清掃機能と、あとは墓荒らしに襲われた場合に備えて15mm機関砲を……」
    「今すぐ全部外してください!!!」


    今度こそ本当におしまい!
    長々と投稿してしまって本当に申し訳ない……MTRに脳を焼かれた人間としてこの話だけは書いておきたかったんです

  • 119123/07/29(土) 08:28:50

    素晴らしいSSだぁ…

  • 120二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 08:39:47

    名作乙
    ちゃんと死に向き合うのは大事だね

  • 121二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:23:49

    ”そういえば…アロスはアリスを模して作られたって言ってたけど…”
    ”君も…世界を滅ぼす為に作られたの?”

    「否定します、私はメメント・モリという集団によってアリスを模して制作されましたが、その目的までもを準えていた訳ではありません」

    ”そうなんだ…良かった”
    ”あ、前に聞きそびれたんだけどメメント・モリって一体…?確かMTR部でも標語として掲げてるよね?”

    「メメント・モリは現在のMTR部が発足する前に存在したアリウスの秘密組織です」
    「vanitas vanitatum. et omnia vanitas.…空の空、いっさいは空である…先生もこのアリウスの教えは聞いた事があるでしょうか」
    「一方でメメント・モリはいつか万物は死に至り、全ては空になるのであれば、せめて誰かに覚えていて欲しい…という考えの元に反発…とまでは言わないまでも道を分かちました、それが始まりです」

  • 122二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:24:09

    ”それで…君は一体なぜ作られて、メメント・モリはどうなったの?”

    「…ここからは私に遺されたデータと、カンナギ小隊の皆がサルベージしてくれたデータによる推察が含まれます」
    「恐らくですが…私は『至高の看取り手』として制作されたのだと思います」
    「どこからか『名もなき神々の王女』の情報を手に入れたメメント・モリは寿命が無く、全てを記録する事が出来る彼女の看取り手としての適正に目を付けました」
    「故に私にはアリスのような世界を滅ぼしうる大規模な改変能力は与えられず、当機に搭載されているクラフトチェンバーから銃と弾薬を生み出す程度の能力しか与えられていないのでしょう。あくまでも彼らを看取る事が私に与えられた役目であり、この能力も介錯の為に使う事を想定されている筈です」
    「…しかしながら完成した私はメメント・モリ最奥部に安置されたまま起動する事はありませんでした」
    「丁度私が完成したその日にはアリウスからの襲撃があったとログにはありました。トリニティが異端であるアリウスを排斥したように…全体の輪を乱すアリウスの異端であるメメント・モリを排除する事が決まったのでしょう」
    「そして…メメント・モリは一部の者達はアリウスを逃げ出し、残りの者達は…逃げる者達の時間稼ぎと私を護る為に戦ったそうです」
    「私は起動しておらず、覚えていてあげる事も出来ないのに、彼らは自らの命を賭して戦い、全滅しました」
    「最期に遺されたログを読み上げます、『孤独な者達の王女よ、至高の看取り手よ…我らは願う、我らの死が枷にならぬ事を。我らは願う、君が悲しまぬ事を…』」
    「…看取られる為に私を作ったのに、悲しませたくないからという理由だけでそれを拒否するなんて…本末転倒ですよね、先生」

  • 123二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:26:56

    MemenTo moRi
    ALOne'S

  • 124二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:29:04

    メメント・モリも一枚岩ではなかったのかな

    あるいは、起動したとしてもすぐ襲撃したアリウスに見つかって破壊されると思ったから起動しなかったか

  • 125二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 10:31:08

    alone:孤独な

    なんでアリスのアレを捩ってアロスにしたら意味深な英単語に繋がるんです?

  • 126二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 13:46:10

    ちょくちょくMTR部は孤独ってワードが出てくるけど
    トリニティからも、アリウスからも受け入れなれなかったメメント・モリ時代の名残なのかな
    だからこそアロスちゃんに「alone's(孤独な者達)」って名前を付けた?

  • 127二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 15:29:26

    そういえばアロスちゃん地味にこのスレ初のネームド生徒になるのかな

  • 128二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 15:43:29

    一応>>45にネームド生徒を上げてる人は居るけどスレ民に認められてるって意味では初かな


    名字どないする?一応これから(おそらく)ゲヘナ生徒として身分証作るとなると必要になりそうだが

  • 129二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 15:50:19

    >>128

    メメント・モリにちなんで戸守(ともり)とか?

  • 130二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 19:09:56

    発見者であるカンナギ小隊から神薙アロスというのも…

  • 131二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 19:16:41

    森じゃなくて守なのは記憶を守護するっぽくていいね

  • 132二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 19:53:57

    起動直後にMTR思想に染まったアロスちゃんだと一般常識に不安が残るので
    ゲヘナなりミレニアムなりに編入させる前に一度青空組あたりで情操教育を受けさせておくべきでは?
    でないとまた部長の胃が……

  • 133二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:15:50

    >>132

    葬長が一般常識を教えてる描写はあるから安心だね!

  • 134二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:25:16

    アロス「サメ映画は至高の娯楽!!」
    部長「葬長、ちょっとお話ししようか」

  • 135二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:29:02

    “──というわけで、編入生を一人ゲヘナで受け入れてほしいんだけど。お願いできるかな、ヒナ”

    「ちょっと待って、先生。……アリウス自治区で? MTR部の前身となった組織の遺跡から発見された? 天童アリスと限りなく同型に近いアンドロイドで? アリスに心臓を貫かれながら赦しの言葉を囁きたいって言ってる?
     ……そもそも、どうしてそんな子をゲヘナに?」
    “いや、なんというかノリで……”
    「………………」

     このあとヒナにめちゃくちゃ怒られた。

  • 136二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:30:04

    アリスがゲームで世界を学んだようにアロスは映画で世界を学ぶ……それも悪くないかも
    リアルでも映像作品を通して異国文化や外国語を学ぶのはよくあるし

  • 137二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:30:19

    >>134

    葬長「部長はワニ映画の方がお好きでしたか?」

  • 138二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:32:29

    「取り敢えず…自衛能力に関して言えば問題はありませんし…ゲヘナ支部で一般部員との交流を通じて常識を学んで貰いましょうか…」

    「葬長?ただ用心棒にしたいだけですよね?ゲヘナは常識を学べる所ではありませんよ???」

    「学長、ゲヘナでは不味い料理を出す店は爆破しても良いって本当ですか?」

    「ほら!早速良くない影響を…」

    「不味い店なんて遅かれ早かれ潰れるでしょうし…些末な問題では?」

    「葬長?昨日の外食で外れ引いたからって八つ当たりは良くないですよ???」

  • 139二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:38:32

    いいかげん気づいてほしい、葬長は常識人じゃない

  • 140二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:40:28

    まずい!葬長美味いお店の集まりである山海経出身だから不味い店と料理には厳しいんだ!!

  • 141二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:44:56

    >>139

    でも無表情なキャラってまともに見え…(トキの方を見る)見えませんね!

  • 142二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:46:47

    >>139

    そんな!無機物にも優しく寄り添い葬儀を開いてクソ映画が好きで料理の基準が山海経でワードセンスがちょっとズレてて常に無表情なだけなのに!

  • 143二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:53:06

    まてよ、にほんもちーふ

  • 144二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:53:37

    日本モチーフである百鬼夜行なら葬長のサメ映画も売れるのでは?(名推理)

  • 145二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:56:12

    そんなバカな…いや…でも…しかし…?
    もしかしたら…?

  • 146二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:58:07

    どっちにしろニッチな事には変わらないから良くて予算回収プラマイ0だぞ

  • 147二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 20:58:25

    「もう色んな学校に行かせて色々学んで貰った方が早いのでは?」

    ミレニアム
    「アリスに妹が出来たみたいです!」
    「お姉ちゃん…嗚呼…そのお手で私の臓h」
    「…(冷酷な算術使いの眼光)」
    スゥ…(MTR技術開発班の光学迷彩で逃走する音)

    トリニティ
    「(パテルスラング)」「(パテルスラング)」「(フィリウススラング)」「(ハナコスラング)」
    「(何かを理解した顔)!」
    「【規制済み】!【規制済み】!!」

    ゲヘナ
    「温泉開発!」「爆破!」「アウトロー!」
    「なるほど、陸八魔アルを殺します!」
    (♪例のBGM)

    レッドウィンター
    「革命!」「デモ!」「ストライキ!」
    「Улаааааааааааааа!!!」

    「部長、ただいまもどりました!」
    「お帰りなさいアロス、何か実りはありましたか?」
    「はい!この世には醜い差別と格差が広がっており、それら総てを救う為にアロスは全てを破壊すべきだと言う事がくぁかりました!ですので、まずはこの部活の支配者である部長から消し飛ばします!MTRあれ!」
    ーーーーーーーーーー
    「ハァッ…!!ゆ…夢…?」
    「………もう少し編入先は吟味すべき…ですね…」

  • 148二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:00:13

    アビドスはMTR警戒中だしアリウスは滅亡してるし。
    山海経か百鬼夜行ぐらいしか行ける場所がねえ…!

  • 149二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:02:23

    もう一時シャーレ預かりでいいんじゃないかな(思考停止)

  • 150二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:06:20

    >>149

    実際それが一番丸いよ、ラビット小隊と訓練したり…トキと一緒にポテチ食べたり…セリナに救護の仕方習ったり…先生と一緒にイオリの脚舐めたりしような…

  • 151二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:06:20

    >>149

    「盗聴!」「ストーキング!」「たまに起こる爆発!」「徹夜上等ブラック勤務当たり前の先生!」

    我ら!

  • 152二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:07:55

    シャーレにはテロリストも指名手配犯も来るから教育に良いかと言うと別にそうでも…

  • 153二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:08:17

    >>150

    >>151

    こんなんでも相対的に一番マシという事実

  • 154二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:15:48

    ま、まだヴァルキューレ警察学校が……

  • 155二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:19:20

    そういやヴァルキューレがあったな
    装備がアレだったり汚職があったりもするけど他よりマシか?

  • 156二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:20:33

    >>154

    グレイブ01「頭が腐った組織になんの価値がある」

    グレイブ02「来るな、治安維持がしたいならもっと行くべき場所がある」

    グレイブ03「遅くて弱い、ここで何を学ぶのか」

    墓守「正義感は学べる…んじゃないかな?

  • 157二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:20:54

    ヴァルキューレなら常識人ばかりだし不良もほとんどいないって言われてるし。
    行くならあそこか…?

  • 158二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:24:20

    まあ、ほとんどカルトな集団がどこからか連れてきた素性も知れない生徒を入学させてくれるかって問題に目をつぶれば……
    でも下手にツッコまれるとアリウスへの不法侵入とか誘拐容疑でMTR部の方が危ないかもしれない

  • 159二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:25:15

    叩き込まれる社畜根性

  • 160二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:33:45

    「ロボットは嘘を付く事が出来ず、パラドックス問題でエラーを吐いてしまいますが、私はぽんこつロボットではないので」
    「アリウスなんて知りません、本当ですよ」

    ”早速RABBIT小隊に影響されてる…”

  • 161二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 21:39:46

    保護されてそのまま身を寄せてる子とかいるし
    MTR部に賛同して加入してきたスケバンとかもいるだろうし
    所属:MTR部連合としてメンバーが面倒みるのでも悪くはない可能性
    たまに先生も来るし

  • 16223/07/29(土) 21:52:56

    アロスちゃんの名前は>>129の戸守アロスに決定したいと思います

    >>131のレスがグッと来たので

  • 163二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:05:37

    名前が決まったよアロスちゃん!
    なんだか最終的にMTR部の申し子みたいな子に育ちそう

  • 164二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:15:42

    子供は親に似るものなので、アロスちゃんが濃縮MTRの産物として育つことも理解でき

  • 165二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 22:56:28

    ??「戸守アロス、ねぇ。確かに、彼女に相応しい名前だとは思うわ…悔しいけど、私にはこれに匹敵するネーミングセンスを持ち合わせていないのだし…
    情操教育については…まあ、確かにどの学園も懸念事項があるとはいえ、様々な人達と交流したり、最悪それができるようにするのは手かと思うわ。…ええ、フォローは必要なのは分かってはいるつもりよ
    後はそうね…この、様々な"モノ"が消費される社会に適度に晒しておけば、それに伴うMTRにも触れる機会にも恵まれるでしょうし、良い学びの場になると思うわよ
    サメ映画?感性は人それぞれでしょうし、とやかく言うのは筋違いではないかしら?サメ映画も、それ以外も名作も迷作もあるのが普通でしょうし
    とりあえず…私から言えるのはこれ位かしら?後は彼女と、それを取り巻く環境次第でしょうけども

    何?この抱えている箱の中身が気になりました…って?
    これは私が、MTR部の資金源にできないかと試作している最中の商品候補ですわ。今は詳細は開かせませんが…そうね…名前だけなら大丈夫そうね。
    その名は「ブラフマーストラ」、強力な矢の様なものと思ってくれればいいわ」

  • 166二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:00:06

    フマちゃんも来たか…
    MTR部に新たな波乱が起こりそうな予感

  • 16745,16523/07/29(土) 23:05:05

    という事で四刻フマの概念を挙げた者ですが、>>165が彼女によるアロスへの言及です

    個人的にはあまりこういった事で他者に対してアレコレ言う性格ではなさそうとしたので、当たり障りのない内容になってしまったかもです


    ちなみに、ブラフマーストラについては、注文者の得意武器に合わせて弾頭・装薬を調節した、薬室の耐久性ギリッギリを攻めたハンドメイドマグナム弾薬というのを想定していた感じですね。常用すると劣化が早く進みかねないという点で諸刃の剣になりそうです

    これでMTR部内外問わず、様々な組織・人物から受注生産できる様にすれば外貨獲得できそうというのが、フマの企みだったりします(なお上手くいくかどうかは不明な模様)

  • 168二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:27:30

    「採用は…出来ませんね」

    「威力を高めるというシンプルな設計思想は悪くはありませんが…その分反動は跳ね上がりますし…何より銃が突然故障しやすくなるというのは…ちょっと…」

    「オーダーメイド弾薬ってのはロマンがあるがな、外部に売るのはちょっと色々と不味そうだ、ここの弾薬は武器を壊すのか!?なんてクレームの対応はしたくねぇ…」

    「ファイアフライはかなり弾薬の消耗が多い故、自家製造出来れば有り難くはあるが…撃ちまくるからこそ、弾薬の安定性は重要視したいと思うのである…」

    「グレイブ小隊で試し撃ちした、これはゴリラに持たせるべき弾薬、つまり葬ty」ゴッ!ドサッ

    「アロスは自分で生成出来るので要らないです」

  • 169二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:31:38

    高威力·高危険は男のロマンだ! 来て、先生! 学生が泣く!

  • 170二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:34:24

    ツルギならワンチャン…?

  • 171二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:35:58

    葬長もこういうの好んでそうじゃない?
    『誰からも使われずただ錆びついていくだけの物を使うという形で看取る』っていう意味になりそうだけど。

  • 172二次元好きの匿名さん23/07/29(土) 23:48:48

    「確かに…私個人として好ましいと思う部分がある事は否定致しませんが…」
    「銃を心臓、弾丸を血液とするなれば…この弾薬はまさしく毒、銃を意図的に殺しうる物…」
    「確かに私は見境無く終わりゆく物を看取りますが…」
    「だからと言って自殺紛いの事をしてまで看取る…というのは我らの教義に則していると言えるのでしょうか…?」」

  • 173二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 00:02:05

    難しいな
    これが例えば刀とかなら鑑賞みたいな用途があるから「戦いの場以外で緩やかに死にゆく武器」としても不自然ではないんだが
    銃はあくまで使って戦うための武器だから「戦いの中で壊れる」か「使われず風化する」かだと前者の方が自然っちゃ自然
    しかしその為に無理やり戦いに持ち出して壊すような使い方をするのは本末転倒…っていう

    武器としてその死に意味を持たせるってことなら負傷者救助・障害物(瓦礫とか)撤去用とか面白いかもしれん
    誰かを助けるために自分の身を犠牲にして……っていうのはMTRの定番(?)だろう

  • 174二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 00:28:25

    アロスちゃんの教材は映画か
    懐かしのコピペの映画を見てもらおう

    ミリオンダラーベイビー:女版はじめの一 歩。ボクシングで成り上がるサクセススト ーリー!!
    ダンサーインザダーク:弱視の女性と息子 との日常を描いたほのぼの感動作!!
    ジョニーは戦場へ行った:戦争でのランボ ーの如きジョニー活躍を描いた痛快アクシ ョン!!
    レクイエムフォードリーム:夢見がちな4人の若者の生活を描いた笑える能天気コメデ ィ!!
    ディアハンター:鹿狩りのオラが戦争に連れて行かれただ、田舎の男たちが巻き起こ すはちゃめちゃ大騒動!!
    震える舌:娘が風邪をひいた!?お父さんと娘の爆笑闘病記!!
    ソナチネ:沖縄の大自然を描いた心洗われる感動作!!
    真夜中のカーボーイ:田舎から出てきたカーボーイが都会とのギャップにドジするコ メディ!!
    ジェイコブズラダー:ジェイコブが梯子に登るただそれだけの作品!!
    ファニーゲーム:凸凹コンビが幸せな家族に巻き起こす大騒動コメディ!!
    ボーイズ・ドント・クライ:自分を男と偽る女性、そんな彼女を仲間として迎え入れる話。
    ドッグヴィル:とある町に迷い込んだ孤独 な少女を優しく開放していく心温まる物語 。
    ライフ・イズ・ビューティフル:家族の絆を描いた愛と笑いのハートフルコメディ。

  • 175二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 00:35:20

    >>174

    胸糞映画シリーズやめろぉ!まだアロスちゃんはちょっとMTR思想に汚染されただけで純粋な子なんだぞ!

  • 176二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 01:08:45

    「アロスちゃーん、今日は映画を見てお勉強しよう!」

    「…?本日は既に学長との座学を済ませましたが」

    「あれ、そうなの?まあいいや、とにかく私は映画は誰かと一緒に見る主義でね、最近は誰も一緒に見てくれなくなっちゃったから相方を探すのも一苦労なんだよー」
    「ねねね、お願い!一緒に映画見よう!色んな味のポップコーンとかフライドポテト用意するからさ、こういう映画も常識を学ぶ良い教材なるよ!」

    「…まあ、そこまで言うのでしたら」


    「あ…え…?どうして…彼らは…このような目に…?」
    「理解できません…何も…悪い事なんて…」
    「あぁ…あああ…酷い、酷すぎます、どうしてこんな残酷な物が存在するのですか…?」
    「うっ…うぇ…気持ち…悪いです…」

    (ああ^〜これこれ、これだよ!純粋無垢な子に胸糞映画を見せる事でしか得られない栄養素!)
    (かわいいねぇアロスちゃん、もっとこれから私と社会勉強をしようねぇ〜)

    「…何をしているの、どーなつぐみのお茶会はもう始まりの時間なのだけど」

    「おお園長!いやぁちょっとアロスちゃんとの映画鑑賞に夢中になってしまいましてね!ね、アロスちゃん!」

    「…………」グッタリ

    「…私は以前にもあなたに胸糞映画を見せる相手は選べと言った筈なのだけど…次は無いとも言ったわよね?」

    「あ…あははっ、べ、弁明を…あっ…がっ!髪をそんな引っ張らないで!千切れちゃっ、ああっどこに連れて行くんですか!ちょっと!誰か助けっ…」
    「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」

  • 177二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 01:26:35

    残念でもないし当然

  • 178二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 01:48:30

    フマ「…感性そのものについてはとやかく言うつもりはありませんが、他人をそれに無理矢理付き合わせるのは話が別でしょう
    それはともかく、やはり「ブラフマーストラ」に対しての評価は芳しくないものでしたか。用途故に有事の際の故障率を懸念するのは非常に真っ当な感性ですし、私もそれは納得しております。ですので、次善の策…というよりもこちらが本命でしたが、通常の受注生産形式での弾薬作成・販売業務で、身銭を稼げる様にしようと思っておりますわ
    そもそもブラフマーストラ自体が、その作成方法故に各銃器専用でありながら、その銃の寿命を蝕むある種矛盾した装備ですので。それを嫌気するのは不自然ではないでしょう
    ただ、安全性が担保された事前提にはなりますが、ある程度の威力向上については常日頃から求められていたそうで、時には強装弾薬が新たに制式化された事例もあったみたいですわ。書物からの受け売りですので、もう少し情報源が欲しいところですが
    ですので、ブラフマーストラよりはマイルドにした強装弾薬の製造については、引き続き続けさせていただこうと思っております」

  • 179二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 02:22:06

    「連続投稿になってしまって申し訳ございませんが、もう少し続けさせて頂きます
    私がこの活動を行おうとしているのには、金銭目的だけではない理由があります
    「望まぬMTRの回避・対処」
    一見するとMTR部に相応しくない信念かもしれません。ですが、ファイアフライの皆様の様に理想的ではないMTRシチュエーションが迫った時に、それを回避しようと動くのは、既に様々な場面で見てきたと思います。それに、どーなつぐみを筆頭に穏やかな最期とそのMTRを望む部員は居るのは既にご存知でしょう。そんな彼女達がトラブルや襲撃に巻き込まれて、失意の中で斃れていくのをMTRのは、本人にとっても親しい人を含めた周辺の人達にとっても、望まない結果なのは容易に想像できるかと
    私は、その時に切れる手札の一枚になりうる手段を提供していきたいと思っており、そのデモンストレーションとして「ブラフマーストラ」を試作させていただきました
    それに、最近ではMTR部の活動に呼応してか、相容れない信条を持つ者やただ単に私達を嫌う者達が密かに結集し始めているという、裏が取れていない風の噂が流れてきたものでして。メメント・モリと同じ轍を踏むのは私としては避けなければならないという思いがあります
    ですが、この活動は謂わば「死の商人」と呼ばれかねないものであり、MTR部の地位向上を目指す皆様におかれましては到底容認できない可能性が高いとも考えております。また、先生からもより強い形での廃部を言い渡される可能性も存在しております

    ですので、私としてはドーナツホールへの収容、もしくはMTRからの追放処分も甘んじて受け入れる覚悟でございます」

  • 180二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 05:53:20

    アロスちゃーん、一緒に映画見よ?
    っ 原作者がオチの改変に「そっちのがいいな」と舌を巻いたといわれる映画『ミスト』

    冗談はさておき、まずはディザスター映画で緊急事態に立ち向かい死んでいくレスキュー隊員あたりから学んでいくべきなのかな
    最初に思い出したのは、『ボルケーノ』で溶岩に飲まれゆく地下鉄から要救助者を救おうとして他の仲間の前で溶岩に落ちてしまった男性

  • 181二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 07:39:02

    フマちゃんなぁ
    今まで誰も意図的に名前決めしてこなかった中でいきなり特に理由もなくネームドとして設定ポンって投げられても扱いに困る…あと空気が読めてない
    どーなつちゃんとか司祭ちゃんとか組長クラスでも名前開示してないのに
    アロスちゃんはこのスレ民が色々肉付けして生まれた物だから良いけど、フマちゃんにはそういうバックボーン無いし…だから誰にも今まで書いて貰えてないんじゃないの?

  • 182二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 09:40:12

    アリスの弟! かわいいです! 力の第一と技術の第二になりましょう! というありすと、(姉の胸の中··· 致命的な負傷で徐々に起動を停止する私··· 遠ざかるエンジンの鼓動··· 涙を流すお姉さん…)というアロス。

  • 183二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 10:31:17

    弟!? まさかのアロスちゃんショタ概念…
    いや、観測されなければ事実は確定しない。〈シュレディンガーの武器〉ってそういう……

  • 184二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 10:48:14

    男性に看取られたい 女性に看取られたい
    制作者が2つに割れた結果、どちらにも対応できるよう中性的に?

  • 185二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 11:12:37

    フマちゃんね…
    正直なんの深掘りもなく急に現れたネームドを使うかって言うと…

  • 186二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 11:48:34

    >>180

    まずはこのへんから

  • 187二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 14:55:05

    ゲヘナ送りになり、比較的まともな集団である風紀委員会の預かりとなったアロスちゃん

    ちょいちょいMTR思想をお漏らしするので軽く引かれるアロスちゃん
    しかし本体性能は優秀なので書類仕事は教えればスムーズにこなすし、治安維持も廉価版アリスぐらいの性能はあるので問題無くこなせる為、結果としてヒナちゃんの仕事環境は改善され風紀委員会には欠かせない人員になる話

  • 188二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 15:59:59

    しょっちゅう爆破されるゲヘナ支部のお留守番にしよう

  • 189二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:11:02

    「アロスはゲヘナに来てからずっと書類仕事と戦闘に明け暮れている気がします」
    「朝に支部を防衛し、昼にパトロール、夜に書類、帰ってからも支部の防衛…」
    「気の所為かもしれませんが精神がすごく不安定になっている気もします…!」
    「アロスは今にも引き金を無差別な相手に引いてしまいそうです!!!」

    「なのでちょっとアロスは実家に帰ってサボりますね、高性能ロボットの私は自己管理もかんぺき〜」

    (唐突に仕事に穴が空いた風紀委員会)
    (燃え盛るMTRゲヘナ支部)
    (ブチ切れる葬長)

  • 190二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:26:44

    >>189

    じこかんりできてえらい!

  • 191二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:30:36

    >>182

    お姉さんの呼び方は自動変換の間違いだったけど、翔太風味の低身長女子高生アロスちゃん概念はいいと思う··· アリスちゃんとの見分けのためにメガネをかけてパンパン! 賢者アロスが現れました! やってるアロスチャンはどこ…? ここ…?

  • 192二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:30:41

    などと言ってる間にそろそろこのスレもMTRの時間だ…

  • 193二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:31:28

    ゆっくり目を閉じるスレ··· 見守る私···

  • 194二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 16:40:00

    >>190

    せめて引き継ぎはして欲しかった!!

  • 195二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 17:27:55

    アリスはナチュラル畜生発言をするが
    アロスはナチュラル畜生ムーブをする

  • 196二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 17:34:08

    フマ提唱者です
    この度はスレの流れを妨げる吟遊行為な書き込みをしてしまい、大変申し訳ございませんでした
    フマについては謹慎という事でフェードアウトさせようかと思っております

    そしてこの流れですみませんが、次スレ誰かお願いできますでしょうか?

  • 197123/07/30(日) 17:38:02
  • 198二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 17:58:12

    それでは皆さん、このスレ最期の輝きを…

  • 199二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 17:58:43

    今まで爆死してきた数多くのクソ映画と共に…

  • 200二次元好きの匿名さん23/07/30(日) 17:59:07

    アーメン(着火)

オススメ

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