芥川龍之介の河童って小説読んだことあるあにまん民いるかな?

  • 1二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 11:42:09

    昔読んだ時にはファンタジーものなのかなみたいに思っていた

  • 2二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 11:47:20

    異世界転移っぽいよね
    好き

  • 3二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 11:48:14

    河童の種族の設定がめちゃめちゃ凝ってていいぞ

  • 4二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 11:48:29

    小学校の頃に読んだことある
    内容はもううろ覚え

  • 5二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 11:49:19

    子供の頃に呼んで美味しそうと思った記憶

  • 6二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 12:32:48

    胎児の河童と意思疎通ができるっていう設定にはびっくりした

    しかもお腹に向かって「お前は生まれたいと思うか?」って聞いたら胎児が「やっぱり嫌です」って答えてそのまま堕胎したんじゃなかったっけ(細かい所は忘れた)

    しかも河童にとってこれは「生まれたくないものを無責任に産むほうが非人道的で、胎児に選択させる方がいい」っていう価値観なのも芥川っぽいなって思った

  • 7二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 12:37:39

    産まれるか産まれたくないかをお腹の中にいる子どもに訊いて決めさせてたのが印象的

  • 8二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 12:48:49

    結局は頭おかしくなった糖質の妄想なの?

  • 9二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 12:53:30

    >>8

    個人的には「ガリバー日記」のパロディかなと


    あの小説も訳わからん世界観で当時の社会を皮肉った話だし、芥川は古典をパロディにした小説を書くタイプだから、日本人には馴染みのあるユーモラスな「河童」を利用して明治の社会批判や自分の思想を書いたのかも

  • 10二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 12:58:19

    恋愛を馬鹿にしながら幸せそうに食事をとってる子持ちの夫婦を見て「羨ましい」と呟いた河童を語り手がからかったときの

    「あそこにある玉子焼はなんと言っても、恋愛などよりも衛生的だからね。」

    って河童が答えるシーンが好き。なんとなくこの河童の気持ちも理解できるし

    ニヒリストでも奥さんと恋愛結婚できた男だから、家庭の幸福までは否定しきれなかった(したくなかった)のかもしれない

  • 11二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:17:16

    確か、社会不適合者は間引いて食肉にしてるんだよな
    大学の研究論文で芥川龍之介やったから作品、いくつか読んだので覚えている

  • 12二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:20:17

    >>9

    河童が出たのは昭和じゃ!

  • 13二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:21:21

    逆レシーンが印象的

  • 14二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:31:56

    >>12

    無知を晒しました。職工屠殺法に従ってお肉になります……

  • 15二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:36:19

    この作品で「かっぱ」の読みが定着したんだよね
    それまではローカルな呼び方だった

  • 16二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:41:26

    詩人が狂って自殺する場面あったけど、芥川本人の心境も似た感じだったんだろうか

  • 17二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:44:35

    芥川龍之介って言う人が書いたお堅い純文学だと思ってた
    実際は実質キャラクター小説でびっくりした

  • 18二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 13:44:40

    >>15

    諸説あるんだよね

    芥川龍之介自身は菊池寛だか誰かに宛てた書簡で、なんか世間ではそういう風に言われてるけど、河童がかっぱ呼びされてなかったらそもそもタイトルに付けないだろと言ってる

  • 19二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 22:01:37

    失業者を屠殺してその肉を食うのは流石に…って主人公が言ったら「あなたの国でも第四階級の娘たちは売笑婦になっているではありませんか?」「職工の肉を食うことなどに憤慨したりするのは感傷主義ですよ」って返されるシーンが印象に残ってる

  • 20二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 22:03:24

    >>17

    芥川の小説は意外とお堅い感じのもの多くないんだよね

    あと『河童』は芥川作品の中では比較的長い方で、基本的にはより短い短編作品の方が多く書き残してる作家でもある

  • 21二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 22:05:17

    「河童」「歯車」「蜃気楼」は死の臭いがして好き(中二病並感)
    実際自殺を考えだしたのっていつ頃からなんだろう

  • 22二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 22:11:36

    >>6

    あれ「親父の精神疾患だけでもう生まれない理由には十分」みたいなこと言ってたのが笑った

  • 23二次元好きの匿名さん23/08/05(土) 23:22:28

    >>22

    発狂した母親から生まれたっていう自分の出自を芥川が気に病んでたことを考えると、本人の想いも結構入ってそう

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