- 1123/08/06(日) 20:41:11
ところで、
『カフェの白い水着は友人と出かけるとき用で、黒い水着はトレーナーと出かけるとき用』という概念大好き。それを仮定して考えてみたら白い水着でさえ日差しの強さに尻込みしてしまうほど暑さに弱いのに、もっと暑いはずの自分のお気に入りの色(=黒)をわざわざ選んでくるあたりトレーナーとのお出かけがとても楽しみで仕方ないのでしょう。これはイベントストーリーでカフェの日差しに対する苦手具合を見た後だからこそ、彼女のトレーナーに対する矢印がとても大きいことが分かる素晴らしい演出ですね。たまりません。
私は『カフェが水着選びをするときに無意識でトレーナーが喜んでくれるかどうかを基準に考えており、お出かけの話をしたら他の娘から「トレーナーのこと大好きなんだね」とか指摘されてあたふたするけど実際大好きで否定はしない姿』が見たい。あと『トレーナーとのお出かけ(≈デート)を考えただけで今までにないほど気分が高揚して制御しきれない強い気持ちに混乱するカフェ』が見たい。というか二人の海水浴デートの全てを見たい。
ここはそんな止め処なく湧く妄想を私がイラストを描き、皆様に小説をせびることで作品に昇華するスレです。小説、SS、お待ちしております。 - 2二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 20:48:37
まってた
使い分けを意識して水着ふたつ用意してるって考えると来るものがある - 3二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 20:50:27
素晴らしい解釈だぁ…
- 4二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 20:57:53
素晴らしい解釈…
カフェは可愛いぜ… - 5二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 21:08:18
スレ主殿の素晴らしい妄想と解釈、カフェの絵を見られて感激でございます。通りすがりの私ですが、あのSSRサポカの前日譚みたいなものが思い浮かびました。お納めください。
「さすがに大胆すぎでは……え、トレーナーさんならこれくらいが効果的面?」
煌々とした猛暑日の中、マンハッタンカフェは一人でとある場所に訪れていた。彼女も本来ならこのような縁のない場所に来る予定はなかったのだが。
「黒の色素は最も熱が篭りやすいと聞きます……当日の天気を考えるなら、やはり白……でも、あの人なら黒の方が……」
数日前にカフェは担当トレーナーから一緒に海に行かないかと誘われ、今度の週末に二人で海に行く時に着ていく水着を買うために専門店に来ていたのである。
しかし彼女は学園指定のスクール水着と、以前とある理由から購入した白い水着しか持ち合わせていなかった。わざわざ新品を買う必要はあるだろうかと最初は悩んだものの、せっかくの機会なのでトレーナーが喜びそうなものを選ぶため、彼女以外には見えないお友だちと共に数時間も商品の品定めに苦戦していた。
今の担当トレーナーと出会ってから三年以上の月日が流れ、二人の間にはかけがえのない絆があった。その影響もあってかカフェは、トレーナーに自身の女性としての一面を知ってほしい、好きになってほしいというありふれた乙女の欲が芽生えていた。
ただひとつの、意中の人の笑顔を見たくて。 - 6二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 22:02:35
乙女カフェはいい…心が洗われる
こういう時お友だちにはかなり過激なのを提示して断らせてハードル下げさせてからちょっと大胆なのを買わせたりしてほしい - 7二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 22:10:32
ちなみに黒は光を吸収するので、熱も籠りやすい代わりに紫外線をカットする能力も高いらしいよ
要するに布の部分で紫外線も吸収してしまう=貫通しないということで
つまり黒い水着の肩ひもをずらすとその下は元の真っ白なままの肌がですね - 8二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 22:44:13
お友だちを活用することで水着の試着もできるんですね
他人から見てどうかも事前にチェックできるわけです - 9123/08/06(日) 22:58:32
早速素晴らしいSS、ありがとうございます。今回も楽しく読ませていただきます(概念も遠慮なく投下ください)
絵の方は今は線画を共有しときます。完成品は明日のどこかで投下予定ですので、小説など奮ってお書き下さい
いいね……こういうのは、これから起こるデートの尊みを予感させてくれる。とてもワクワクするよ
3年以上の付き合いを経ているというのも中々……これにかける思いが段違いですわ
これが松竹梅の法則というものですか(にわか)
何も知らない純真無垢な娘が、お友だちの邪な手に踊らされてアレコレしてしまうワケですね
夏らしい肌色と、元来の雪のような肌の対比は素晴らしい発想。そういうのもこれからのイラストに反映させてみたいですね。あと表現が少しエッ
- 10二次元好きの匿名さん23/08/06(日) 23:02:32
今からスレ主さんの絵の完成が待ち遠しいですわねぇ、線画からでも伝わってくるカフェの良さ……眼福。
- 11二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 06:01:35
黒い方がトレーナーさんとのプライベート用だったのかなとか妄想してみる
- 12二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 06:49:12
かんたんカフェの人だやったー!
- 13二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 11:14:27
良いねぇ…素晴らしいねぇ…
- 14二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 11:15:56
良概念良イラスト良SSたすかる
- 15123/08/07(月) 13:08:07
- 16二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 16:13:42
凄い!
SSもイラストも楽しみ!(人任せ) - 17人任せはよくないので書いた23/08/07(月) 16:46:34
…人は水底にどんなイメージを抱くのだろう?
暗い、死、あるいは絶望。
でも…それは違う。
いえ…私だけが違うのかもしれない。
「それは違うよ」
私以外何もいないはずの空間に、私以外の音が鳴りました。
「…トレーナーさん」
そこには私の良く知る人…いえ本当はまだこの人のことを何も知らないかもしれません…がいました。
夢か現か…トレーナーさんは私と同じものが見えているわけではないはず。
トレーナーさんその人が私の世界には来れな…。
「同じだよ」
「夢も現もただ見ているのには違いない。だから俺(私)も…」
トレーナーさんが私の考えを見透かすように言いました。
ああ…この人は私と同じ…いえ違う…違くて同じ…違うからこそ同じ…。
「トレーナーさん…いえ〇〇さん…」
「今だけ…現の関係性を忘れてもいい?」
「…ああ…」
私だけのはずだった水底に…二つの影が落ちていた。 - 18二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 22:05:07
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 22:10:18
このレスは削除されています
- 20二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 22:17:08
日は沈み、夜の扉が降りた砂浜…本来誰もいない場所に2人の影が隣り合って座っていた。
「夜になると涼しいな…」
「いいえ…涼しくなんてありません…」
トレーナーの呟きをカフェは首を振って否定する。
「もしかして熱中症……!?!?!」
問いかけようとしたトレーナーは直後目を丸くする。
「ほら…私…こんなに熱いんですよ?」
トレーナーの手を掴みそのまま胸元に押し当てたカフェは上目遣いで続ける。
「貴方の色に染められて…貴方の熱に当てられて…貴方の愛に溶かされて…私の心も身体も…狂うほど熱いんですよ…?」
息を荒げて硬直するトレーナーを前に彼女の瞳が月明かりを受けて妖しく光る。
ただ波の音が響き渡る静寂が続いたと思えばカフェが口を開く。
「トレーナーさん…北風と太陽の話を知っていますか?」
この状況で投げかけられたその問いに胸騒ぎを覚えつつトレーナーは無言で頷く。
「そうですか…それならこれから私の言う意味が分かりますね」
胸元にあった手を掴んだと思えば引き寄せる様に力を込めるカフェ。引き込まれたトレーナーはカフェに密着し、互いの顔が横にある状況である。
「御伽話の太陽のように…」
互いの腕が絡みつく、トレーナーの指がカフェの身体をなぞる様に動かされる。
「この夜の海風で涼めなくなるくらいに…」
その指を上下の水着に引っ掛けて、彼女の腕は彼の身体に絡みつく。
「私をその熱で焦がしても…良いんですよ?」
眠っている獣を呼び起こす様に耳元で囁く。
まるでその先を望む様に——— - 21123/08/08(火) 02:25:51
- 22二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 06:19:13
楽しみだねぇ
- 23123/08/08(火) 09:37:25
- 24二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 12:17:34
かわいい!!
- 25二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 20:43:06
かわいいねぇ!
- 26二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 21:17:17
このレスは削除されています
- 27二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 21:18:16
静寂の空間に刻まれる時計の針の音…それに合わせる様に私の心臓の鼓動も鳴り響きます。
(明日になれば…トレーナーさんと…!)
待ちに待った海デート。自分で選んだ水着を大切にケースの中に入れ、後は明日を待つばかり。
(どこに行きましょうか…何を楽しみましょうか…)
予め計画は立ててあるのに…楽しみたい事がカプチーノの様に膨らんで来てしまいます。
(それに3日もホテルでだなんて…それでも全て楽しめるでしょうか…)
そんな時、ふと声が聞こえる。
(そうよね…楽しんだもの勝ちだよね…)
当然だけど大切な助言を受けて私は横になる。
(誰にも秘密なデート…私達だけのデート…!)
今回の事はタキオンさんには伝えていません。だって言えば実験と称して付いてきそうですから。
だからあの人には帰ったら目一杯自慢しましょう。いえ、仄めかしてあの人が解き明かすのを待つのも良いですね。
そんな事を考えながら明日のために目を瞑ります。
目が覚めたら…大好きな人に会えるから…
(また今年も海デート…全て楽しめるでしょうか…)
(…いえ、その心配もないですね…)
(だって…いつでもあなたと行けるから……!)
あの時貰ったその証を…指に宿るその誓いを眺めて私はそう思いに耽るのてした…
- 28二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 04:47:46
海でプロポーズってロマンチックだよね…
- 29二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 06:11:16
画力羨ましい…
- 30二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 12:16:41
保守
- 31二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 14:09:43
スレ画twitterで見たような覚えがあるけど…
- 32123/08/09(水) 16:58:40
お疲れ様です。次の絵の構図はこんな感じ。遂にデート初日、トレーナーへ水着お披露目の場面というわけです。
二人の海デートを考えようとしたら曖昧な雰囲気しか表れず、現実での経験の無さを嫌でも理解してしまったこの頃、
なんとか無の記憶から絞り出した結果、カフェの二年夏合宿開始時に『無人の断崖』『忘れられた山奥の洞窟』を思い浮かべとても楽しそうな様子だったので、夏そのものは嫌いではなく場所によっては乗り気なんだなぁと思いました。ということは二人のお出かけ先は砂浜や海ではなく、人気のない涼しげな洞窟がベターでしょうか。彼女は日差しや雑音が苦手なことをトレーナーも勿論理解しているはずなので、静けさの中で二人イチャイチャするのでしょう。それか3年以上の付き合いを考えるとカフェの中で色々な心境の変化によってたまには騒がしい所でも……と考えるかもしれないですね。
上とは関係ないですが、お友だちの気ぶりも欠かせません。トレーニングとは関係のない純粋なお出かけ(デート)であれば、お友だちも気兼ねなくちょっかいが出せるというもんです。日焼け止めをカフェの背中へ入念に塗らせるよう二人を唆したり、二人きりの静かな場所でトレーナーの背中を押して(物理)カフェとトレーナーの恋路を応援するのです。
そういう感じの小説見たい。
良い……年相応に心の中ではしゃぐカフェはとても良い……きっと素晴らしい旅行になることでしょう
- 33二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 17:02:44
(同一人物だからセーフ)
- 34二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 17:27:40
良いですね……今から楽しみです
今回のイベント後ってことを考えたりすると海岸でイチャイチャ自体は合わないこともないんでしょうけどやっぱりわざわざ選んだ水着は二人きりで見せ合いっこしてほしいですよね……あまり人気のない岩場の陰で羽織ってたパーカー脱いでトレーナーさんに感想求めちゃうカフェとか可愛いですよね
- 35二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 23:51:42
- 36二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 06:35:20
ジャケット透けてないこれ……?
- 37123/08/10(木) 08:48:53
- 38二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 11:15:19
夕方、もう帰路に付く人も多く影もまばらな砂浜にマンハッタンカフェとトレーナーは来ていた
陽射しと人の多い昼は潮風を感じながら林や洞窟を見て回っていたのだが、やはり海にも直接入っておきたかったのだ
「……おや。……トレーナーさん―こんな時間でも……開いている海の家がありますよ……」
カフェが砂浜にポツンと明かりを付けた建物を指さす
「……ああ、本当だな」
トレーナーはその海の家にこの世ならざる雰囲気を感じながらも頷く
「せっかくですし……なにか注文しますか?」
「……ああ!」
トレーナーとカフェは海の家の前に立ち店主に呼びかける
「「すみません」」
「……」
店主は何もしゃべらずメニューを差し出す
そこには聞いたこともないような名前の料理ばかり並んでいた
「ふふ、どれもおいしそう……トレーナーさん、どれにしますか……?」
もし、本当に危険そうだったら自分が全部食べよう、そうトレーナーは覚悟を決め…
「……『深きものどもの触手』をお願いします」
そして数分が経ち―
「……」
相変わらず無口な店主が出したのは――焼きそばだった - 39二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 11:15:45
カフェとトレーナーは2人で流木に並んで座り焼きそばのパックを開ける
「では…いただきます」
「俺が先に食べていい?」
トレーナーがカフェの動きを制して言う。見た目と匂いは普通の焼きそばだが―万が一があるかもしれない
「……ええ、どうぞ」
「ありがとう」
トレーナーは一口焼きそばを口に含み―
「美味い!」
どうやら問題はないようだ。不思議な店だったが悪い類のものではないらしい
「ふふ…では私も」
カフェも一口焼きそばを食べ、もう一口食べようとして、ふいにその動きが止まる
「どうした?」
やはり焼きそばに何か問題が―そう思ったトレーナーに
「……あの、お友達が……――」
「……?」
「――あなたに……、その……」
ふいにトレーナーの胸を衝撃が襲う
思わず口を開くと、カフェはトレーナーの口に焼きそばを入れた
「……-“あーん”でしたっけ……」
カフェが目を伏せる。トレーナーが覗き込むと頬が赤くなっていた
(「……今は、お友達に手伝ってもらったけど、…いつかは自分の力で―」)
カフェの決心を知ってか知らずかトレーナーがカフェの肩を優しくたたく。カフェはそんなトレーナーに全身を預けるように寄りかかり――
夕陽は静かに沈んでいく - 40123/08/10(木) 20:38:45
- 41二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 20:45:00
- 42二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 03:02:35
「さてと到着」
浜辺の静かな岩場がある場所に腰を下ろす2人。
喧騒から離れたそこは波の音が響き、岩場で出来た洞窟は天然の避暑地を構成する。
「もし良かったら…日焼け止めを塗ってくれませんか?…偶には大勢の所で楽しむのも悪くは無いですし…その、日焼け止めを塗るのを他人に見られるのはまだ慣れなくて…」
そうして天然の洞窟の中に入り、シートを引いてうつ伏せに横たわるカフェ。
「じゃあ塗るね」
その声を合図にトレーナーはカフェの背中に日焼け止めを塗っていく。
(トレーナーさんの手が私の…)
カフェがそう思っていると———
『モット入念ニ塗ルンダ』
「え?」
2人に聞こえた声、それは"彼女"から発せられた声であった。
『違ウ…モットダ…』
『焦ッタイ…コウナレバ…!』
「お友達…何を…んんっ!?」
「手が…勝手に…!?」
トレーナーのぎこちなさに業を煮やしたお友達がどうやらトレーナーの腕を自ら動かし始めた。先程の優しい塗り方から一転、指が埋まる程強く、彼女の身体を舐める様な動き方で日焼け止めを染み込ませていく。
「わ、私の身体も動かな…ひゃっ!?」
どうやらお友達はカフェが逃げない様に押さえつけている様だ。お友達の操作する手つきは背中だけでなくカフェの脇側…側面にも日焼け止めを塗りたくっていく。
「や…やっと終わった…」
「んうっ…お、お友達!」
『マダ終ワッテナイゾ?』
「え?…って私の身体が勝手に!?」
お友達は更にカフェの身体を動かし、うつ伏せから仰向けの状態にさせる。
「身体が動かせません…どうやら全部塗らないと終わらないようです…」
「……………」
どうやらお友達はカフェの身体を押さえつけているようだ。しかしトレーナーには干渉せず、自ら動く様に促している。
「じゃあ目を瞑って…すぐに終わらせるから…」
「大丈夫です。目を瞑ったら分からないですし…それにトレーナーさんになら見られても、私…大丈夫だから……お願い…」
意を決したトレーナーは手を伸ばす——— - 43二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 03:02:45
こうして日焼け止めを塗り終えたカフェ達は人混みの多い場所へと移動して目一杯楽しんだ。
一緒に潜ったり、砂浜で手を繋いで駆けたり、周囲に幸せを見せつける様に…夏を満喫した。
最も、先程の件でカフェが周囲の目をいつもより気にしてはいたのだが。
そして日も暮れて宿泊地へ向かう。
「明日も楽しもうなカフェ」
「はい。明日も楽しみですね…」
暫くして深呼吸したカフェがトレーナーの側に擦り寄って一言。
「明日もあの岩場で…今度はもっと別の…ね?」
「ああ、今度は静かな場所で2人きりで…な?」
そんな2人を夕日は紅く照らしていた——— - 44二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 12:17:08
投稿乙です!
すばらしい… - 45二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 16:58:44
「カアァァァァッフエェェェェッ?」
「なんですか急に…"サファイアの海の主"の様な鳴き声のイントネーションをして…」
「最近君と君のトレーナーの距離が近すぎるねぇ!?以前もそうだったがこの頃ますます近いし見てて恥ずかしいねぇ!」
「はぁ…」
「君達に何があったんだい?…チュウか?勝利の女神が君だけにチュウをしたのかい?答えたまえよ!」
「……チュウだなんてそんな…"生温い"ものじゃ…」
「分かったねぇ!君達カフェインしたんだねぇ!毎日カフェインして夜も眠れない日々を過ごした!そうだろう!?」
「そ、そんな事…でも、"紅茶"よりは濃厚なカフェインかもしれませんね……?」
「あ"あ"あ"あ"あ"っ"!煽るんじゃない!こっちも負けてられないねぇ!モルモット君とウマ娘の叡智の果てまで探求し尽くさないといけないねぇ!」
「勝手にやってて下さい…あ、タキオンさんのモルモットさん」
「ひゃい!?……なんだ外にいるのか…驚かさないでくれないか全く…」
「自販機で飲み物を買っているところですね…タキオンさん?」
「あ"あ"あ"あ"あ"っ"!モルモットくうぅぅぅん!紅茶以外の飲み物を買うんじゃなぁぁぁい!今夜は熱帯夜だねぇ!寝かせないねぇ!」
「タキオンさん……はぁ…行ってしまいました…でも熱帯夜ですか…ふふっ、今日もまたトレーナーさんと水着で夜の海も良いですね…♡」
↓サファイアの海の主の鳴き声のイントネーション
games255.512.jp - 46123/08/11(金) 18:54:47
- 47二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 23:02:58
楽しみですわ〜
- 48二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 04:08:40
中々責めたローライズだねぇ……
- 49123/08/12(土) 07:44:33
- 50二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 09:10:06
えっっっっ
- 51二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 15:46:13
応援保守
- 52二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 19:25:45
絵をうまく描ける人って羨ましいな…
- 53二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:01:42
「――トレーナーさん……、水着――……どうでしょうか……?」
マンハッタンカフェとそのトレーナーは、夜の海岸に来ていた
時刻は深夜であり、昼は賑わう海岸でもさすがに人一人っ子いなかった
「ああ、綺麗だ」
トレーナーの返答に、マンハッタンカフェは頬を緩める―が、
「長距離ウマ娘(ステイヤー)らしい素晴らしい腹筋、それに脚だ」
「これなら、この秋にはGⅠにも手が届―…」
「……――違う、チガウ…!」
トレーナーの言葉は、いつもとは異質なマンハッタンカフェの声に遮られた
マンハッタンカフェ自身すらも、何者かの意思によって思わず口にしてしまった自分の言葉に動揺し黙り込んでしまった
「――分かった、ごめんよカフェ」
「口に出すのが恐ろしかったんだ、言葉にしてしまったが最後もう後戻りできない気がして」
マンハッタンカフェも再び口を開く
「――……私は、あなたとなら後戻りできなくても……――いい」
マンハッタンカフェの肩は震えていた、(「今の言葉を自分の意思で言うことには勇気がいることだ」)
(「だから、俺も自分の意思で――……」
「綺麗だ、カフェ」
「濡れた渡り鴉のような黒い髪も、瑪瑙のように輝く黄金の瞳も、絹のようにきめ細やかで純白の肌も、」
「そして、それら全部が摩天楼の螺旋階段のように、混然一体となって君の身体の厚みを・ラインを・模様を形成していて」
「本当に綺麗だ」
「……――私の肉体を、触って――……、私が、貴方が、私の存在を確かめられるように……――。」
「……ああ……」
そこから先は、言葉はいらなかった - 54二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 23:43:39
投稿乙!
- 55123/08/13(日) 00:55:12
完成しました。やっとカフェが水着を着るところまで描けて嬉しいのですが、考えているネタはまだまだあります。次はゆるいカフェを描きつつ話を進めたいですね。
ところで、カフェがこの水着をトレーナーにお披露目するにあたってかなり緊張したと思うんですね。普段はこういった水着は着ることないだろうし、特段海が好きという方でないのでなおさら水着でお洒落する機会はなかったのだと思います。
普段着よりも遥かに露出の多い水着、さらにトレーニングで着用するそれとは段違いにお腹とかを見せつけています。トレーナーに喜んでほしくて選んだため当然感想を求めるのですが、トレーナーの方もいつもと雰囲気の違うカフェにドギマギすると言いますか、目のやり場に困るのでかなりギクシャクした会話が見れると思います。ついにカフェが露出に耐えきれずジャケットで身体を隠すんですが当然のようにスケスケなので体のラインは丸見えです。可愛いね。
いいぞ……トレーナーは後戻りできないなんて気にせずカフェを思う存分に褒めちぎってしまえ!
- 56二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 06:13:25
やっぱり鼠径部のラインが大変扇情的だと思います…………
- 57二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 10:08:26
真夏の海、太陽から熱い視線が降り注ぎ多くの人々で賑わう中、マンハッタンカフェとそのトレーナーはその集団より少し離れた所に居た。
「ど…どうですか?私の水着…」
「あ、あぁ…と、とても似合ってるよ…」
普段肌を見せない彼女にとって水着というのは無縁なものであった。それだけでなくトレーナーという異性と一緒の状況…彼女が水着を選ぶのには相応の時間と決意があったのだ。
「どうします…その、これから…」
「そそそうだな…浜辺に行こうかな?」
しかしそれはトレーナーも同じであった。担当とはいえ異性とのデート、その上普段見ない水着姿なのだから尚更である。
「じゃあ、行こっか……!?」
先程まで直視できなかったが改めて見ると彼女の整った体付きが外に晒されている。妖艶すら感じさせるそれに思わずトレーナーは生唾を飲んだ。
(トレーナーさんが…私の身体を……っ)
「鼻の下…伸びてますよっ」
そう言いながらジャケットで隠すカフェ。
「っ…このジャケット…透けてる!?」
夏用故に薄くなっているジャケット。若干の透明さがカフェの身体のカタチを影でより強調させる。
もはや顔が真っ赤なカフェにトレーナーは自らの上着を掛け、ファスナーを上げる。それは透明では無いためカフェの身体を隠す事が出来た。
「さ、楽しもうか」
「はい…ありがとうございます…」
(直射日光で大変なのに…私のために…)
そして2人は海へと向かって行ったのであった。
人混みがなくなった夜の浜辺、太陽に変わって月から静かな視線が降り注ぐそこに2人はいた。
「今日はごめんな…」
「いえ…こちらこそ…それに私のお願いに付き合ってしまって…」
浜辺を楽しんだ後、カフェから夜にまたここに来たいとお願いをされたのである。
「トレーナーさん…私…」
立ち上がり振り向くと先程まで着ていたトレーナーの上着のファスナーを下げるカフェ。月光に照らされたその姿にトレーナーは目を丸くして息を呑む。
「カフェ…それは……」
「今は月以外誰もいませんから……」
深呼吸して改めて蕩けた瞳で見つめて告げる。
「だから……私を見て?」 - 58二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 15:17:50
見事
- 59二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 23:28:30
すばらしい!
- 60二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 05:55:44
この後日焼けしたトレーナーさんにドキドキしちゃうんだ……
お礼としてお薬塗ってあげたりするんだ………… - 61123/08/14(月) 11:45:50
- 62123/08/14(月) 15:26:35
- 63二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 20:54:11
なかなか愉快な事になってる
- 64二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 23:56:33
今回のウマさんぽのカフェは危険だった
- 65123/08/15(火) 00:48:24
- 66123/08/15(火) 01:09:12
- 67二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 01:10:23
えっちすぎんだろ…
- 68二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 06:12:14
改めて見たら救助方法が雑で芝
- 69二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 09:49:33
≪ウマさんぽ≫の後です
「あの……それではお願いします、――……すいません」
「気にしなくていい。担当ウマ娘のケアはトレーナーの業務範囲だからね」
マンハッタンカフェとトレーナーは、宿の一室を借りて向き合っていた
夏合宿でのお楽しみの時間・レクリエーションは昼間に多く、普段は陽射しが苦手なマンハッタンカフェも楽しもうと参加したのだが――
「――…ッ、痛い」
「少し沁みるだろうが我慢してくれ。明日には楽になるはずだから」
マンハッタンカフェの白い肌は夏の過酷な陽射しに照らされ、赤くなってところどころむけてしまっていた
トレーナーは彼女の服を少しはだけさせ、丁寧な手つきで薬を塗っていく
「……ごめんなさい」
「…?」
マンハッタンカフェの不意の謝罪にトレーナーは顔を上げる
「……迷惑…ですよね、――私が太陽と仲良くできないばかりに……」
「そんなことはない。俺の方こそもっと早く気づいてやれなくてすまなかった」
「いえ……そんなことは、私が――」
そこまでの会話が終わったところで、カフェとトレーナーは顔を見合わせ――おもむろに2人とも笑い出した
「ふふ……、私達同じことを繰り返してますね……」
「ああ、1人が謝ってもう1人がそれを否定して逆に謝って」
「まるで、木霊のよう……、――いえ海の精霊でしょうか、ふふ……」
「俺もカフェを許すよ。だからカフェも俺を許してくれるか?」
「ええ、もちろん許します……許してくれて、ありがとうございます」
「こちらこそありがとう」
そしてまた同じことを繰り返しているのに気づき、2人は再び笑い出した
夜は2人の時間をまだ守るように、ゆっくりと更けていく - 70二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 10:02:46
- 71二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 12:44:23
書きたくなったのでちょっとエッチ版(前後は同じ)
トレーナーは彼女の服を少しはだけさせ、丁寧な手つきで薬を塗っていく
まずはスラリとした長い指から骨の浮き出た手の甲に、そして細い腕――腋の下に手が届いた時、横にある暖かな丘陵にトレーナーの手は少し怯む
「…ん…」
マンハッタンカフェの息遣いをあまり意識しないようにしつつ、トレーナーは胴にも手を伸ばしすべすべとした臍回り、脇腹にも薬を塗っていく――絹のようにしなやかな肌を、優しくしかし決して邪な思いを抱かない様に扱うのは職人並みの精神性が求められた
次にマンハッタンカフェに後ろを向かせ、背面に薬を塗るときもその翼のように広げられた肩甲骨と、腰回りから太腿にかけての曲線を手でなぞることになったトレーナーは修行僧にでもなった心持ちだった
細めのしかし夏を乗り越えようとししっかりと骨に肉が付き始めた優美な脚からふくらはぎに塗るのは、どうやら仕事柄の観察眼の方が強まるようで、あまり不純な思いこそ湧かなかったがそれでもウマ娘の最も大切な部位を自分が触っているという意識は強く頭に刻みつけられた
そしてその結果――、
「……――すいません、……――ここも、お願いできますか」
マンハッタンカフェが指さしたのは鼠径部――女性にとって最も大切な部位に非常に近いところだ
さきほど脚を触っていたトレーナーにとって、それは直接関係はなくともさらなる一歩の踏み込みを強要されたかのようであった
――だが、
「……分かった」
緩めのズボンだったからか臍のすぐ下あたりから股上あたりにかけても陽射しにひどく焼かれたらしく、真っ赤に腫れたようになっていた
おそらくひどく痛むのだろう――、教え子が苦しんでいるのだ、助けない理由があるだろうか
覚悟を決めて薬を多めに指に付け、秘所には絶対に触れないようにしながらそこへと指をかけ、沈みこませ、なぞっていく
「…ん…、…くぅ…」
彼女の口から漏れた暖かな呼気が、薬の沁みた痛みからなのか、それとも別の何かなのか、トレーナーには知る由もなかった
「……ごめんなさい」 - 72二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 20:30:26
背中と表情が堪らん…
- 73123/08/16(水) 02:09:50
- 74二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 06:07:01
下着……?水着…………?
- 75二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 12:17:40
素晴らしいねぇ!
- 76二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 19:23:42
たまらないねぇ!
- 77二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 22:03:41
最初はさりげなくだけど次第に大胆になってくるイメージ
- 78123/08/17(木) 00:52:52
- 79二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 05:53:21
背中が大変艶やか……
- 80二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 06:59:03
やっぱ透けてる上着があるとえっっ度爆上がりだよね
- 81二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 07:41:37
表情いいね…
- 82二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 10:44:08
叡智だねぇ…
- 83二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 19:58:56
トレーナーさん、どちらの私が好きですか?
真っ白でまっさらで…そしてあなたの好きな様に染められる水着か…
何色にも染められない…あなたという黒色に染められた水着か…
どちらの私もあなたを待っていますよ?
それとも…その色で隠されている…
あなただけしか知らない私を、お選びですか?
誰も居ない今なら…特別に…ね? - 84123/08/18(金) 01:34:16
- 85二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 07:03:43
- 86二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 16:17:55
Hをちょっと盛った………?
- 87二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:06:54
(ここは海?)
眠りについた筈のカフェは何故か海に佇んでいた。
静寂な海、しかし突然海がうねり始め大きな波になる。
(きゃっ!?)
カフェは巻き込まれそうになるも間一髪で逃れる事ができた。しかし改めて海へ振り向くと先程の静寂さを取り戻し何事も無いように静かな波になっていた。
(あれは…嘘…嘘…!)
しかし先程には無い光景が一つ、それを見るとカフェは絶句した。
(やめて…まって…おねがい…っ!)
倒れ込んで身動きしない見知った影、彼女が愛する者の姿。その姿を大波が包み込んで———
「いやぁぁぁぁぁっ!…はあっ…はぁっ……夢?」
その瞬間、目を覚ます。どうやら夢の光景であった様だ。
「……お友達?…明日は気をつけろ?…うん、分かった」
そうして再び眠りについたのであった。
「よし、ここで良いか!」
「そうですね、ここなら人気も少ないですし…ゆっくりできます」
翌日カフェとトレーナーは人気の少ない場所を選んで海水浴を楽しんでいた。
「ん?何か落ちてるな、どれどれ」
「………ッ!!!」
トレーナーが落ちている何かに近付こうとしたその時、波が大きなうねりをあげた。
「危ないっ!」
カフェは砂浜を猛スピードで駆け抜けトレーナーの腕を掴むとすぐさま安全な所へ避難した。
「うわっ!?あんな波が!?…ありがとカフェ。助かったよ……カフェ?」
「よかった…よかったぁ…」
トレーナーに抱きつきながらカフェは安堵の涙を流し続けたのであった。
この時トレーナーは何か違和感を感じていた。 - 88二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:07:15
「そっか…ごめんな、不注意で……!?」
「いいえ、お友達のおかげ…トレーナーさん?」
カフェはトレーナーが何故目を逸らしたのかを問いただす。しかし答えは直ぐに見つかった。
「一体どうして……やだっ!水着が!」
救助の代償とでも言うのだろうか。カフェの上の水着は先程の全速力で外れ、波に持ち去られていたのであった。
咄嗟に後ろを向くカフェ。薄いレースから見える背中と恥じらいながら振り向くその顔は大人顔負けであった。
「わ、悪い!ほらこれ!」
急いで上着を着せるトレーナー。しかし隠す様にすれば違和感が生じてしまい、かといって普通にすると軽い弾みで見えてしまうだろう。
「ひとまず波の届かないあの岩場に…」
そう言って岩場に移動し、安堵の息を吐く2人。しかしその岩場も水気があるため満潮時には浸かってしまうだろう。
「向こうの人気が少なくなるまで待機だな。しかしこうして危機に直面すると生きているって実感できるな…ありがと、カフェ」
微笑むトレーナー。そんな彼にカフェはこう告げる。
「トレーナーさん…一つ考えがあるんです…人気の無いこの場所で2人が楽しめる…生きている事を実感できる事を……」
彼女の恍惚とした表情で全てを察したトレーナーは無言で頷いた。
「ふふっ、素直な人ですね…それじゃあこの場所か…それとも私か…どちらが先に満たされるのか勝負ですね…」 - 89123/08/19(土) 01:47:11
シースルートップス以外の色塗り完了。我ながら良い感じにできたと実感しております
しかしながら、この画像だけだと非常にエッすぎて全体は見せられないですね……ですがこの構図だとそういった直接的な描写は全くありませんし、そもそもこの上にトップスを着せて完成なので、ほとんど露出をさせる予定はなくてですねあくまで途中経過というワケですので……本当ですよ?
多分、下書きの線が太いので線画の細い線でなぞるとその差で盛られたように見えるだけかと思います(建前)
ローアングルだからもっと強調したかった(本音)
水着が流れてしまうラキスケって……良いよね……
無数の作品で擦られまくったシチュですが、やはり王道、とても唆られるものです。カフェのように純粋無垢な子だと尚更……
- 90二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 06:51:51
これはいけません
トレーナーさんが掛かってしまいそうです - 91二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 12:16:40
えっちだ…
- 92二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 20:37:42
素晴らしいねぇ
- 93二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 20:51:28
あーダメダメ
- 94二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 23:10:21
素肌えっっっっ!
- 95123/08/20(日) 01:18:41
- 96二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 05:51:56
すごくすごい叡智!
- 97二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 06:16:21
「わぷっ!?」
「大丈夫かカフェ!?」
「いえ、問題ありません…ちょっと波が」
「……あれ?カフェ?水着は?」
「………嘘ですよね…?さっきの波に…?」
「不味いな…持ってるのは小さいタオルしかないし…周りから怪しまれる…」
「トレーナーさん…」
「取り敢えず人気のない所へ移動しよう。抱っこする様に隠す形になるけど…」
「分かりました…ありがとうございます」
「それじゃあ…よしっと」
「んんっ…♡」
(トレーナーさんと…密着して…動く度に擦れて…♡)
(もし誰かに見られたら…ああっ♡)
「よし到着…カフェ?」
「はあっ…はあっ…♡トレーナーさんが悪いんですよ…私を刺激して…人気のない所でなんて…♡」
「あ、あの…目が怖いんですけど…」
「据え膳なんて強引に食べさせます…♡覚悟して下さい…♡」
「ち、ちょっと休憩…」
「駄目です…♡もっと…もっと…♡」
———パサリ
「これは…カフェの水着?…そうか、お友達が…良かったなカフェ…カフェ?」
「水着があればいつでも帰れるということ…つまり心行くまで楽しめるということ…♡トレーナーさん、まだ終わりじゃないですよ……♡」
「やっぱり、こうなるのね……」
- 98二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 12:15:06
素晴らしいねぇ!!
- 99123/08/20(日) 21:09:31
- 100二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 21:11:47
いつも楽しみにしております ありがとう
- 101二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 02:33:49
ほす
- 102二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 06:55:04
大人っぽさ凄い…
- 103123/08/21(月) 09:22:02
- 104二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 19:15:03
保守
- 105二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 23:52:10
保守
- 106二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 05:18:49
透けてる背中があまりにもセンシティブで素晴らしい…………
- 107二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 06:50:37
- 108二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 11:13:09
ミステリアスな子が素肌を晒すのって良いよね…
- 109123/08/22(火) 13:00:54
- 110二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 21:18:19
すごく見たい構図だ!
- 111123/08/22(火) 21:26:02
- 112二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 00:47:08
公式から供給がきた
- 113二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 05:44:20
カフェはコーヒーに合うパンにも詳しそう……
- 114二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 06:56:54
目を瞑ってるのが良いよね…
- 115123/08/23(水) 11:23:19
- 116二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:44:16
波は静かにうねり、微かな風が囁く。まるでここに立ち入ってはいけないと警告するように――
マンハッタンカフェとトレーナーは、人一人っ子いない海岸に立っていた
だが遊びに来たわけではない。霊感を持つマンハッタンカフェは、人を引きずり込むと学園で噂になっていた海岸を鎮めようとしているのだ
トレーナーは最初は危険だと反対したが、霊媒体質でもある彼女にも影響が及ぶかもしれないとの考えから結局は承諾した
「―……トレーナーさん、泣き声が聞こえます――……」
「……ああ」
トレーナーはマンハッタンカフェに万が一がないよう彼女の手を強く握る。マンハッタンカフェの方もトレーナーの身を案じ肩を強く抱き寄せた
「――彼女の声を……聴いてみます」
「頼む」
マンハッタンカフェが覚悟を決め目前の海にいるであろう霊的存在に語り掛ける。彼女が何を目的とするのか、そして戦わなければならないのか――
「――……えっ!?」
「大丈夫か!?」
マンハッタンカフェが驚いたような声をあげトレーナーがそれに反応する。
「……ええ、大丈夫、大丈夫ですけど……、――本当にそれをすればいいの?」
マンハッタンカフェがトレーナーを安心させつつ、霊に改めて確認する。そして――
「……あの、トレーナーさん……――」
少し言葉をつまらせながらもマンハッタンカフェはトレーナーに霊の要求を説明する
「……――“いちゃいちゃ”をしてほしいそうです……、ここにいる“彼女”は……――“海でーと”に未練があるようで――……」
――噂では引きずり込まれそうになった者は、友人どうしのウマ娘あるいはトレーナーとウマ娘の二人組だったらしい
まさかの望みに、マンハッタンカフェとトレーナーは言葉が出てこなかった
――その沈黙を最初に破ったのは、マンハッタンカフェの方だった
「――……しましょう、“海でーと”を……」
「え!?」
驚きの声を出したトレーナーをしり目に、マンハッタンカフェは制服を脱ぎだす
「ちょっと…カフェ!?」
「……大丈夫です、水着を下に着ているので……」
「相手が“デート”をご所望なら、俺とじゃなくて他に――」
マンハッタンカフェはトレーナーの言葉に怒ったように目を逸らし、黙って上に来ていた服を全て脱いだ - 117二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:44:40
――服の下にあったのは、学校指定のスクール水着ではなく、――肌をかなり見せる黒いビキニだった
露わになった美しい肢体に思わず息を呑むトレーナー。そんな彼の手をマンハッタンカフェは優しくとる
「……――終わった後には2人で楽しもうと……そう思っていたんですよ……」
「それが少し早まっただけ、……さあ、行きましょう」
マンハッタンカフェとトレーナーは、手をつなぎ2人で海へと入っていく。泳ぎが苦手なマンハッタンカフェのために、浅瀬で水をかけあう
(……――、モット、モットダ)
「……きゃっ!」
ふいに少し高い波が来て足をすくいマンハッタンカフェとトレーナーは砂浜に倒れ込む
そして目を開けた時、トレーナーの右の手のひらがマンハッタンカフェの水着の胸の布下に入り込んでしまっていた、――それだけではなく左の手のひらは股の布下に入り込んでいる!
お互いの状況に気づいたマンハッタンカフェは顔を赤くして目を伏せ、トレーナーも目をこれ以上見ないように逸らした――
「ごめん!」
――が、それがいけなかった!状況をよく確認せずに手を抜こうとした結果!!
「……ひぁっ!!」「!!」
――触れてしまった――
マンハッタンカフェはさらに顔を真っ赤にして目を潤ませ、トレーナーはまっすぐに睨みつける。――だが、その瞳には怒りこそあれど憎しみはこもっていなかった
「――……ふくっ……ふうっ……――責任……――とってもらいますからね」
「ああ!俺にできることならなんでもする!」
トレーナーの言葉にマンハッタンカフェは微笑みを浮かべる。トレーナーの方は自分の言ったことの重大さが微妙に理解できていなかったようだが……
(……アリガトウ、……――この先も見届けたいですが野暮ですね、……――さようなら)
「……ええ、さようなら、――ありがとう(あなたのおかげで……また私たちは一歩ずつ歩み寄れた)」
「……行ったのか、彼女は」
「ええ……、……でも――まだ夜は更けていませんから、……だから今からは2人きりで」
「ああ…」
(そこからは、月だけが知る夜でした) - 118二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 14:08:48
この世界「解ってる」霊多いな…
- 119二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 23:25:41
「大丈夫かいカフェ?」
「はい、でもまさか…こんな事になるなんて…」
きっかけは少し前に遡ります。夏を楽しむ私とトレーナーさんは近くにあったお店に立ち寄りました。
「夏限定のペアで頼めるドリンクだって」
「人気らしいですし、頼んでみましょうか」
それが原因でした。私達の前に置かれたのは一つの大きいグラスに注がれたドリンクと二つの飲み口に分かれているストロー、そして一つの大きなカップに入れられたアイスクリームと一つのスプーン…
そうして今の状況に至ります。しかも注文時にカップル特製!なんて叫ばれたのです。私とトレーナーさんは確かにお付き合いしております。ですがこうして多くの人前でその事を強調されると恥ずかしくて……
「取り敢えず飲もっか」
「は、はい!…ど、どうぞ…」
そうして私はストローを咥えます。しかしこの位置は…
(トレーナーさんの顔が…近い!)
少し後ろから押されでもすればキ、キスをする事になるでしょう…私は思わず目を逸らしてしまいました。
「それじゃ頂くか」
そんな私の事などお構いなくトレーナーさんもストローに口を付けました…やっぱり顔が近い…!
(ただでさえ近いのに!トレーナーさんと目が合って見つめ合って———ッ!)
冷たい物を飲んでいるのに…それとは反対に私の顔は熱くなっていきます…いえ、顔だけじゃない…体全体が……
(私と同じものを一心不乱に飲んでいる……!)
いくら大きい容器に入っていたとしても二人で飲んでいるのですから徐々に中身が減っていきます。
そう、まるで私の理性が啜られて減っていく様に…
ずぞぞぞぞっ!
飲み物が無くなった時にストローで吸うと出てくる音、何気ない音ですが今の私には理性を啜り切ってその残りを余すことなく吸い取ろうとする音にしか聞こえませんでした……
「このアイスもだね、はいあーん」
「はい……んあっ…んむっ…」
蕩け切ったアイスを食べさせてもらう…ただそれだけなのに理性を啜られ切った私…理性が空っぽになった所に別の"何か"を入れさせられてる様な感覚に陥りました…でも何故でしょう…それが堪らない———! - 120二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 23:25:57
「美味しかったな」
「そう…ですね…」
食べ終わった後、私達は店を出て木陰で休んでいました。途中でトレーナーさんが私にアイスコーヒーを買ってくれたのでそれを飲みつつ涼んでいたのです。
「また飲みに行こうなカフェ」
「え、あ、はいっ!」
しかし涼んではいても火照った身体の底はますます熱くなっていく一方です。急に声をかけられたので私は素っ頓狂な声を出してしまいました……
「でもさ、さっきのドリンクも美味しかったけどさ、やっぱりカフェの淹れてくれたコーヒーが大好きだな」
「———ッ!?!?!?」
駄目です…そんなこと言われたらもう…抑えきれないッ!
「今すぐに飲みたいですか?」
「まぁそりゃね……んむっ!?」
抑えが効かなくなっているのでしょう。トレーナーさんが話しているその隙に私はアイスコーヒーを口に含んで口の中で遊ばせた後、トレーナーさんに口移しをしていました。
「ぷはっ、少しぬるいですが…どうでしょうか?」
口を開いたままのトレーナーさんに再度口移しをして私は耳元に近づいて…
「夜になれば…濃厚で熱いあつぅい"コーヒー"をご用意しますから…ね?」
ええ、きっと朝まで眠れない程の…貴方だけにしか知らない特製の"コーヒー"を堪能出来るのですから… - 121123/08/24(木) 01:59:41
色を付けて全体を把握
ところで、カフェを取り囲む環境にはトレーナーとの関係を押し進めようとする気ぶり妖怪の他に、気ぶりファンという生き物がいます。育成イベントのクリスマスしかり、カフェを赤面させることに特化しているようです
今回は二人の頼んだジュースにわざわざカップル用のストローを付けて提供し、二人でいちゃつく切っ掛けを作ったようです。カフェは二人でジュースを飲むのもやぶさかではない様子でトレーナーの方を窺っていますね。トレーナーは後戻りできません
まあ、周りの人間にデートだと思われてしまうくらいには距離感バグり散らかしている二人なので、こんなストローを用意されてしまっても自業自得ですよね。二人共無意識にべったりくっついているので、周りにカップルのような扱いを受けてやっと自分がとんでもないことをしていたことを思い知る展開、とても良い。
カフェとのデートには霊障がつきもの……きっと二人は見て見ぬふりをしないだろうし、カフェトレも見えないなりに優しくしてくれるんだろうなぁ
そしてカフェトレは気ぶり妖怪たちに逃げ道を塞がれていたことに気付く頃にはカフェと関係を持ってそう
もう関係が進んでいた────
まあね、二人がいちゃつくのであれぼ恋仲になる日が速かろうが遅かろうが一向に構わないですからね、非常に良いです
- 122二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 07:06:40
目を逸らすのが堪らん…!
- 123二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 12:19:09
かわいいねぇ!!!
- 124二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 23:38:48
恥じらうカフェは(ry
- 125二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 06:16:13
でこ出しなのもまじまじと見られてしまうねぇ……
- 126二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 12:22:27
保守
- 127123/08/25(金) 16:31:37
- 128二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:11:05
- 129二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:59:49
ストーリーリンクで嬉しい…嬉しい…
- 130123/08/26(土) 01:26:38
- 131二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:43:33
いっつも思うが熱量が半端ねーな
- 132二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 07:22:25
「ねぇあれってマンハッタンカフェじゃない?」
「本当だ!トレーナーさんと一緒かな?」
「お忍びデートかな?」
「しかも黒い水着じゃん!可愛い!」
「あっ、あの店に入って…カップル専用のドリンク頼んでる!」
「うわぁ…2人とも顔真っ赤じゃん…可愛い」
「急によそよそしくなるの堪らないぃ〜」
「2人がラブラブなのはみんな知ってるから良いんだよ〜」
「あっ、ドリンク飲んだ!やっぱり推せる〜」
「店から出てきたね……あれ?そっちの方角は?」
「人気がない所じゃん……それってつまり!?」
「2人とも顔真っ赤にして手繋いでるじゃん!確定じゃん!」
「2人ともおめでとー!いつまでも応援してるからねー!」
「私、推せて良かったぁ…ッ!」
(お友達…周りの声を私に伝えないで…もう私達"その気"なのに…誰かに見られてると思うと、疼いて…♡)
- 133二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 07:30:50
海って日帰りで行ける所にあったっけ?
日帰りで行けたとして行き帰りの車内とか大変そうだな - 134二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 07:34:14
どんだけ見てんねんこの怪異どもはよぉ
- 135二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:12:48
保守
- 136二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:53:09
ジョーダンに爪を見てもらってたカフェが可愛かった
- 137二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:40:09
- 138123/08/27(日) 00:38:49
- 139二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 06:35:14
- 140二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 08:25:19
カフェへの熱意がそのほかの画力向上につながってるの好きこそものの上手なれを体現していて誉れ高い
- 141二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 08:44:22
- 142二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 12:14:11
- 143123/08/27(日) 20:56:04
- 144二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 20:58:31
- 145二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 21:27:18
「さっきのドリンク美味しかったかい?」
「はい、美味しかったです。トレーナーさんこそどうでしたか?あのドリンクは…」
「美味しかった。でもさっきは強がってたけどちょっと恥ずかしかったな…」
(トレーナーさんも…同じ気持ちだったんですね…)
「ふふっ、また飲みたいですね」
「来年も行けばいいさ、それに……」
「それに……?」
「いや、何でもない!」
「……?」
「カフェ、ちょっとこれ飲んでみてもらえないか?……言っておくけどタキオン絡みじゃないぞ」
「それを聞いて安心しました。でも何でしょうか……これは!?」
「見よう見まねというか感覚でなんだけどさ、あのドリンクに近いかな?」
「確かに少し違うところはありますが…あの味に似た様な感じがします!でもどうして?」
「あの時美味しかったって言ってくれた君の顔が忘れられなくてね、また夏に…と思ってたけどそれまで我慢できなくてさ。作ってみた」
「トレーナーさん…」
「まぁ、素人作だし捨ててもら「やりましょう」…へ?」
「私も協力しますから、あの味を再現…いや、超えてみましょう!あの時お友達を超えた時の様に、私達ならできる筈です!」
「ありがとうカフェ、でもあのドリンクは糖分多いからそこは調整するよ?」
「はい!構いません!」
「しかしこうして2人で飲み物を作ったり研究してると喫茶店を営んでるみたいだな」
「……ッ、私は…トレーナーさんとなら…」
「ああ、その時は約束するよカフェ」
「トレーナーさん………だいすき」 - 146二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 21:27:46
そして時は流れて———
ここはトレセン学園近くの通り。ここにはウマ娘とその元トレーナー夫婦が営んでいる大人気の喫茶店がある。
コーヒーや軽食も評判でウマ娘と元トレーナーという事から相談や雑談、様々な情報が集まることでも有名である。
そんな喫茶店が夏にだけ出す特別メニュー…特製のフルーツドリンクが存在する。爽やかさと甘さが両立したそれは2人が店を開く前…学園に在籍していた時から一緒に考案し、作り上げたドリンクだと知られている。それ故にカップル…現役のトレーナーとウマ娘がよく訪れるという。
「今年もこの季節が来たな…よし、気合い入れますか!」
「そうですね…皆さんに喜んでもらえる様に頑張らないとですね」
「……あの時から君とこうして一緒に未来を歩んで行きたいと、そう夢見ていたんだ」
「私もですよ。でもこうして夢を叶えて私達は今を生きているんです。だからこれからもよろしくお願いしますね」
「ああ、こちらこそよろしく頼む。これからもずっと…」
「愛しているよカフェ」
「私も…愛していますよ、あなた」 - 147123/08/28(月) 00:49:07
- 148二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 06:58:05
- 149二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 12:18:01
保守
- 150123/08/28(月) 21:42:31
- 151二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 06:42:05
構図で分かる美しさ…!
- 152二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 12:18:05
楽しみに待ってます
- 153二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 21:51:05
見返り美人…
- 154123/08/29(火) 23:14:34
- 155二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 05:44:45
綺麗そうな雰囲気……
- 156二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 06:57:56
夕暮れや月夜はカフェによく似合うよね
- 157二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 12:22:26
保守
- 158二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 12:22:48
微笑みいいね
- 159123/08/30(水) 13:14:55
色を塗りました。
おやおや……なんだか良い感じになりそうですねぇ。背景は苦手ですが頑張ります
ところで、こういう場面で今までの思い出を振り返るシーンって良いですよね。何年も一緒に走り続けている二人だからこそ生まれる特別な思いというか。特にカフェのトレーナーは彼女を大きな怪我なく目標レースを勝たせるだけでなく、お友だちから多種多様な幽霊まで見えない存在を信じ受け入れているところがね、しかも信じる動機はカフェがそうだと言っているからっていうね……無条件な信頼をこうも簡単にできるパートナーなんてそうそういませんよ。こんな心身ともに支えてくれる人はもう運命の人と形容する他ありません。敬愛、忠愛、性愛……カフェがトレーナーに向ける愛はきっと色々なものが入り混じったとても複雑で味わい深いものであるに違いないでしょう。その思いはどんな言葉でも表すのは余りにも困難なことでしょうが、トレーナーただ一人には言葉なぞ無くても伝わるはずです。幾度となく共に壁を超え、時にはぶつかり合い互いの思いを共有した二人だからこそ、二人が抱く想いというのは同様でそれを伝えなくても伝わる訳ですね。すっかり日も落ちて夕暮れが蒼く染まり始めた頃、二人きりの浜辺でひっそりと深い愛を交わす……なんとも尊いことか
そんな作品ありますか? - 160二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 15:31:35
沈みかけの夕陽が、砂浜を黄金に照らし出している
その一角にどこからか辿り着いた流木に、マンハッタンカフェとトレーナーは腰かけていた
「……――トレーナーさん、私たちの3年間が終わりましたね……」
「…ああ」
カフェとトレーナーはトゥインクルシリーズを円満に終えたところだった
スピードを始めとするステータス・強力なライバルとの差・時にはトレーナーを狙う悪霊やカフェの体質による霊障など特殊なものも―様々な課題を克服し無事に駆け抜けることができた
さてこれからどうすべきか、カフェの今後の進路・自分に残されたタスク・そしてマンハッタンカフェとい少女との関係性も・そうトレーナーが考えを巡らせていると――
「――トレーナーさん、愛しています」
「!!」
カフェの口から飛び出した言葉にトレーナーは動揺を隠せなかった
カフェはそんなトレーナーの心の内を知ってか知らずか黄金の瞳でトレーナーの顔をじっと覗き込みながら言葉を続ける
「――……私の言葉を――お友達を、信じてくれたことを……敬愛しています。……体に――弱い部分もあった私に、ケアを施し・最適なトレーニングを教えてくれたことを……、忠愛しています」
「…ああ!――」
こちらこそ、と返そうとしたトレーナーの言葉を遮るようにカフェは、トレーナーを強く・しかし優しく抱き寄せた
「……――では、……――性愛は……」
そこでいったん口を紡ぐとカフェはみるみる白い顔を朱色に染めていった――が覚悟を決めて言葉を続ける
「――……どうだと思いますか?、トレーナーさん……」
あの時の、バレンタインと同じ、その答えを彼の口から聞きたい――だって彼ならば私の欲しい答えをきっと最後にはくれるから――その前にちょっといじわるをされてしまうかもしれないけど……
自分の言葉への恥辱と返答への恐怖で微かに震えるカフェの肩を、今度はトレーナーが優しく・しかし強く抱き寄せる
「……愛しているよ、カフェ」
鋭敏な耳に囁かれたのは聞きなれているはずの声だったが、今聴いたそれはなによりも甘露に感じられた
直接的な返答では無かった――だがその言葉はなによりもカフェの告白への最高のお返しだった
夕陽の照らし出していた2つの影は、1つに重なっていく - 161二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 21:43:20
あっという間に三年が過ぎました。そして日が暮れて楽しかった海のデートも終わりを迎えます。
この三年間トレーナーさんと壁を乗り越え、時には喧嘩して、時には霊障に見舞われたり様々な事がありました。
いつも私を信頼してくれたトレーナーさん。でも三年が過ぎた今、担当とトレーナーとしては終わりを迎えつつあります。そう、この夕暮れに沈む太陽の様に…
二人で夕暮れの砂浜を歩きながら思い出を振り返り語ります。思い出を語る度に強くなる想い…ふと見れば夕焼けに負けない様に顔を赤くするトレーナーさん。私も同じ顔をしているのでしょう…この想いもお互い言葉にしなくても伝わってくるのが分かります。
でも———
この想いは———
この想いだけは———
言葉にしなくちゃ———
伝わらない———
私は覚悟を決めました。この想いを伝える事を。そしてこの事によって私が迎える明日の朝は、投げられたコインの裏表の様にどちらかに分かれるのでしょう。
「トレーナーさん…私はあなたの事が大好きです。だから…これからも一緒にいてくれませんか?」
投げられた言葉という名のコイン、沈みゆく夕日…
———賽は投げられました。
———あとはもう、"答え"に委ねるだけ…
「俺もだよカフェ。これからもずっと一緒だ」
「はい…はいっ!不束者ですが、よろしくお願いします…!」
勇気を出してよかった———
ちゃんと伝えられてよかった———
あなたと出会えて本当によかった———
気付けば夕日は沈んでいました。
"担当とトレーナー"としてはここでお終い。
でも明日からは新しい"貴方と私"の朝日が昇って行くのです。
そしてこの夜は新たな朝日を迎えるための大切なひととき…"担当とトレーナー"、その関係を超えるために互いの想いと愛を受け止め合う大切な時間…
星空と月が煌めく中、"その時間"の始まりを告げる様に私達は互いの唇に秘める熱を分かち合いました… - 162123/08/31(木) 02:20:17
- 163二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 07:05:57
確かに夕日って一色じゃないからねぇ…
- 164二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 12:26:47
すごくすごく大変そうです…
- 165二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 20:43:45
保守
- 166二次元好きの匿名さん23/09/01(金) 04:14:06
夕焼けは虹のような色…
- 167二次元好きの匿名さん23/09/01(金) 12:24:50
保守
- 168123/09/01(金) 19:30:57
- 169二次元好きの匿名さん23/09/01(金) 23:52:01
素晴らしいです!
- 170二次元好きの匿名さん23/09/02(土) 01:26:22
「〜♪」
私は今、鼻歌混じりに荷物を纏めています。
「もう少しでトレーナーさんと…」
何故なら温泉旅行、それもトレーナーさんと一緒に行く日が迫っているのですから。
「何をして楽しみましょうか?温泉に浸かって…美味しい料理を食べて…美しい風景を眺めて…外を一緒に歩いて……それと…」
独り言をしていると突然声が聞こえてきました。
「お友達…?温泉旅行は2人きりだけど……ッ!?そ、そんな事……」
囁かれたそれは先程の楽しみたい事をひっくり返すような内容でした。
「……でも、私は…トレーナーさんと…」
思い返すのは今までの日々。そこには常にトレーナーさんが私のそばにいました。
それと同時に募る想い…。ですがまだ私は彼にその想いを言葉にして伝えてはいませんでした。きっとお友達はその事を教えてくれたのでしょう。"2人きり"のこの時がチャンスである事を。
(ありがとう…お友達…私、もう決めました!)
私は先程までケースに入れていた物を取り出して、改めて荷造りを始めました。
(トレーナーさんに伝えたい事…見せたいもの…して欲しい事が…山程あるんですから…!)
荷造りを終えてケースを閉めます。自身の想いが溢れ出ない様にしっかりと。
「〜♪」
そうして私はまた、鼻歌混じりにトレーナーさんの所へ向かうのでした。 - 171二次元好きの匿名さん23/09/02(土) 04:32:57
夕焼けの再現度が凄まじい…!
- 172二次元好きの匿名さん23/09/02(土) 12:11:00
保守
- 173二次元好きの匿名さん23/09/02(土) 12:26:35
>>99のしっぽ裏がもう…ネ🙏
- 174二次元好きの匿名さん23/09/02(土) 22:11:52
ウマ娘のしっぽ裏はセンシティブ指定モノ
- 175二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 00:22:20
はて "お友達"はついて行かないつもりか?
ついて行かないと言っておいて
しっかりついて来てこっそり見てるのか?
むしろ見せろとアピールするんじゃないか?
元々なんでカフェのとこにいるんだっけお友達
- 176123/09/03(日) 01:05:51
- 177二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 05:59:52
いい匂いしそう……
- 178二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 12:12:41
素晴らしい……!
- 179二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 22:37:40
「手違いで一つしか部屋が」は鉄板
- 180二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 22:56:36
温泉に浸かり、部屋に戻って来た私達。
料理にはまだ時間があります。しかし…私はまだ、トレーナーさんに自身の想いを伝えられずにいました。
(ここで言わなければ後悔する…!)
「と、トレーナーさん!」
意を決してトレーナーさんに呼びかける私。ですがそこから先の事を全く考えていませんでした。
「あ、あの…その…私は、ううっ…」
普段想っていることを伝える…ただそれだけなのに言葉が出ない…自分が情け無い…そう思っていると気付けば涙が流れていました。
「どうしたんだカフェ?」
近くに座って来たトレーナーさん。その時です。
「きゃっ!?」
おそらくお友達でしょう。私は突然倒れ込む様になり、トレーナーさんの胸元に顔をうずめている状態でした。……私の為に、一押しをしてくれた。そんなお友達の心意気を無駄にはしません……!
「トレーナーさんが…大好きです。あなたの返事を聞かせてください……」
「俺も君の事が大好きだよ、カフェ」
"大好き" その言葉を聞いた途端、私は身体の力が抜け、トレーナーさんに抱きしめられながら子供の様に泣き続けました。
暫くして私は落ち着きを取り戻しました。
そろそろお食事の時間。ですがまだです。私はまだ、想いを伝え切ってはいません。先程はお友達が一押しをしてくれました。だからこそ見ていてください。私が自ら踏み出す瞬間を———
「トレーナーさん…だいすき………んっ」
自ら踏み出して伝えられた想い…トレーナーさんはその想いを優しく受け止めてくれました。長く長くしっかりと確かめる様に……
———初めてのキスの味はコーヒー牛乳の味でした
- 181二次元好きの匿名さん23/09/04(月) 06:17:51
甘々だねぇ…
糖分たっぷりだねぇ…… - 182二次元好きの匿名さん23/09/04(月) 12:24:12
てぇてぇねぇ……
- 183二次元好きの匿名さん23/09/04(月) 22:29:03
コーヒー牛乳ならタキオンでもいけるかな???
- 184二次元好きの匿名さん23/09/05(火) 06:35:16
- 185123/09/05(火) 12:08:21
- 186二次元好きの匿名さん23/09/05(火) 19:15:32
やるのか……今、ここで!!(かかり)
- 187二次元好きの匿名さん23/09/05(火) 19:22:20
- 188二次元好きの匿名さん23/09/05(火) 21:00:16
お仕事お疲れ様です!
- 189二次元好きの匿名さん23/09/06(水) 06:41:08
- 190二次元好きの匿名さん23/09/06(水) 12:26:06
保守
- 191二次元好きの匿名さん23/09/06(水) 19:46:00
- 192123/09/06(水) 21:11:10
- 193二次元好きの匿名さん23/09/07(木) 03:20:33
これはまたセンシティブ………
練習のときとはまた違って感じる温泉のものと混ざった汗の香りが理世を揺るがす………
ありがとうございました……… - 194二次元好きの匿名さん23/09/07(木) 05:36:34
- 195二次元好きの匿名さん23/09/07(木) 12:24:12
ありがたいねぇ!
- 196二次元好きの匿名さん23/09/07(木) 21:32:00
そういえば(ry
- 197123/09/07(木) 23:52:54
落書きその三。寝起きカフェです
なんだかんだカフェとトレーナーはお出かけとかしなくても同じ部屋で色んなイチャイチャしてるだけで1日過ごせそう。というか本人達は望んでお家デートとか言って四六時中密着してそう。しろ。
私は色々なシチュのSSを要求してきましたが、人の欲とは底無しなようでして、少しばかり未練が残っております。
やっぱりカフェとトレーナーが家とか旅館とか、そういうとこでイチャつき倒しているかなり長めな小説が見てぇよ……例えば家だったら昼にコーヒーとか嗜みながらソファで密着したり、夜だったら二人で晩ごはんとか作ったりお風呂で少しドギマギしたり、布団の中で特別なひとときを過ごしたり……みたいな。誰かモチベが湧いて執筆してくれたらピクシブかあにまんに出しておくれ。絶対見るしなんなら反応するからさ……
ただまあ長編小説となれば難易度もケタ違いでしょうし、人に強いるものでもありません。あくまで独り言と聞き流してもらえれば……
というわけでこれで終わりです。このスレの保守をしてくれた方々、小説を投下してくださった方々、見てくれた方々、本当にありがとうございました。
次はクロスオーバーものとかに興味がありましてね、そこらへんを書いてみようかなと。たぶんカフェじゃないとは思いますが……
というわけで、長い間お付き合いくださりありがとうございました。みんなも創作、しよう!
良いですねぇ、とても良いです。保存させていただきますよ!
- 198二次元好きの匿名さん23/09/07(木) 23:56:14
もしかしてイナズマイレブン再び……?
あれも同じ方だったはず…… - 199二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 00:22:43
- 200二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 00:29:33
またのお越しをお待ちしております