アイマス ドラマシアター部

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 19:59:48

    アイマスのSSを書いていくスレです。あからさまな18禁や暴力表現以外なら越境でもパロディでもなんでもオッケー、見たいシチュエーションを書きこんでくれたら誰か書いてくれるかも、さぁ、みんなで妄想をさらしあいましょう!

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:03:02

    ブランド自由越境有りってことでいいのかな

  • 3二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:03:46

    見たいけどSS書きってここに居るのかな…

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:03:56

    オッケーです!どんどんお話をください!

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:04:17

    ワードに保存してあるネタの投稿はアウトですか?

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:07:15

    >>3 遅筆なので、すぐは上げれませんが私も書きます!>>5 ぜひお願いします!

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:08:34

    >>3

    アイマスのSSは確かにここで見たことない気がするな

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:11:00

    ドラマシアター懐かしいな

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:14:10

    正直見切り発進なのでお題ください。書きます!

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:16:16

    お題『ライブとそれにまつわる友情物語』

    シリーズは作者さんがよく知っているものでお願いします!

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:16:23

    >>8 ドラマシアターPでグリマス終わってから何も書いてなかったんですけど、久しぶりに書きたくなったので、リハビリも兼ねてます。

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 20:25:23

    >>10 中々難しそうなお題ですな、がんばります!

  • 13ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 21:35:24

    「どうしたの?」
    私は、彼女に尋ねます。
    「あのね、たまき、おやぶんとはぐれちゃったぞ…」
    彼女…たまきちゃんは、どうやら保護者の方とはぐれちゃったみたい、こういう時、ジャスティスレッドならこういうはずです。
    「じゃあ、あたしが一緒に探してあげます!」
    「…ホントに?ありがとう!えっと…」
    弾けるような笑顔でたまきちゃんは答えます。
    「あたしは小宮果穂です!よろしくね、たまきちゃん。」
    そう自己紹介するとたまきちゃんは
    「ありがとう、かほお姉ちゃん、あれ、でもなんでたまきの名前知ってるんだ?」
    自分のこと名前で呼んでるよって笑顔で答えておやぶんさんを探します。

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 21:48:39

    グリのドラマシアターで自給自足していくスタイル結構好きだった

  • 15ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 22:02:02

    それからたまきちゃんといろんな話をしながらおやぶんさんを探します。彼女の名前が大神環ちゃんということ、彼女もヒーローが好きなこと、そして彼女もアイドルをしていておやぶんさんが彼女のプロデューサーということ。
    「えっ、かほお姉ちゃんってたまきと同じ年なの?おっきいからお姉ちゃんだと思ったぞ?」
    環ちゃんはすごく不思議な子でした、急にハトを捕まえてきたり、間違って全然違う人に抱きついたり、びっくりしました。ちょっとあさひさんに似てるかもしれません。
    「そうだよ、だからお姉ちゃんじゃなくて…」
    「あっ、おやぶん〜!」
    また、話の途中で走って行っちゃいました、今度は本当におやぶんさんでしょうか?あっ、大丈夫みたい、おやぶんさんがこっちにお礼を言ってくれます。よかった…
    「かほ〜、ありがとう!またね!」環ちゃんはそういうとおやぶんさんと去って行きます。「またね!」あたしもそういい時間を見るとレッスンの時間が近づいてました。

  • 16ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 22:03:53

    その次に環ちゃんと会うことになったのはwingの決勝でした。

  • 17ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 22:28:34

    あたしは放課後クライマックスガールズのみんなと決勝進出をよろこんでいました。そこにプロデューサーさんが決勝戦の相手を知らせに来てくれました。
    「おつかれ、みんな、おめでとう!それで決勝の相手なんだけど765プロの灼熱少女ってグループだ」
    そういって持ってきてくれた資料の中にあの環ちゃんがいました。
    「果穂?どうかしたのか?」樹里ちゃんはあたしの様子に気づいたみたい、あたしはなんとかとりつくろうとしたのですが、うまくいきません。
    「果穂?」今度はプロデューサーが聞いてきました。あたしはあきらめて正直に答えます。
    「対戦相手に環ちゃん…知ってる子がいるんです」
    「環ちゃん…ってこないだ果穂が公園であった迷子?」
    ちょこ先輩は心配そうにあたしの様子をみています。あたしは精いっぱい大丈夫なふりをしますが、みんなにはつうようしないみたい。

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 22:33:04

    支援

  • 19二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 22:34:28

    >>14 ドラマってのがよかったよね、ちょっと解釈違いみたいなんでもキャラ崩壊でもこれはドラマだからって言えるからさ、良くも悪くもみんな自由に書いてた。

  • 20ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 23:04:33

    あたしは環ちゃんと争いたくありません。
    「果穂、私たちは多くのライバルたちを乗りきってここまで来たのよ、友だちでも振り切って一番上に立つの」
    夏葉さんがあたしの悩みを見透かすようにこういう言います。
    「いや、誰もが夏葉みたいに簡単に割り切れるかよ」
    樹里ちゃんはそう言ってくれますが、夏葉さんの言うとおりということもわかります。
    「…果穂さんは、どうしたいのでしょう?」
    凛世さんの問にあたしは答えることができません。
    すると見かねたプロデューサーさんがあたしに聞いてきました。
    「ちょっと、いいか?果穂、こういう時、ヒーローなら…ジャスティスレッドならどうする?そうだな、例えばジャスティスグリーンとパワーアップアイテムを取り合う時とかはどうだ?」
    「それは…」

  • 21ライブとそれにまつわる友情物語21/12/15(水) 23:24:26

    「きっと全力で戦うと思います、そうじゃなきゃグリーンも絶対、怒ります!それに全力をぶつけあった後はもっと強い絆が生まれるんです!」
    そう答えるとプロデューサーさんは
    「なら、果穂も全力で環ちゃんと戦わないとな、それに大丈夫さ、絶対にわかり合えるさ、果穂と友だちならな」
    「プロデューサーさん…わかりました!あたしも全ての力を出し切ります!ごめんなさい、夏葉さん、樹里ちゃん、ちょこ先輩、凛世さん、あたし、もう迷いません!放課後クライマックスガールズ〜」
    いつもの合わない掛け声とともに決勝戦にあたしたちは臨みます。

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/15(水) 23:26:25

    思ったより長なってきましたので、また明日、ライブから続き書きます。

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 00:16:05

    楽しみに待つぜ
    ヒーロー越境は良い文化だ

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 10:04:26

    書けるなら昼にちょっと書きたい

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 18:13:39

    スレの性質上気を付けて保守しないと落ちそうだなあこれ
    保守代わりになる超短編とか考えてみようかな

  • 26二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 19:17:18

    >>25 保守どもです。ぜひ書いていただけましたらよろこびます!

    やっと落ち着いたので続き書きます。

  • 27ライブとそれにまつわる友情物語21/12/16(木) 19:49:09

    ついに決勝戦の日がやってきました。環ちゃんとの勝負の時、あたしはまだ少しの迷いがありました。
    そこに環ちゃんがやってきました。環ちゃんはあたしに気づいたみたい。大きく手をふって声をかけてきます。
    「かほ〜、ひさしぶり!くふふ、今日は楽しみだったんだ!かほとライブするの。たまきたち、負けないぞ!」
    弾ける笑顔の環ちゃんにあたしは、
    「あたしたちだって負けません!今日は放課後クライマックスガールズが勝ちます!」
    迷いを振り切るようにそう答えました。
    「くふふ、たまきたちにはきっとだれもついてこれないぞ!」
    そう言って環ちゃんはメンバーのお姉さんたちのところにもどっていきました。

  • 28ライブとそれにまつわる友情物語21/12/16(木) 21:29:14

    「果穂、大丈夫?」ちょこ先輩が声をかけてくれました。
    「大丈夫です!あたし、全力でがんばります!」あたしは不安を悟られないように力いっぱいに答えました。でも、きっとちょこ先輩、いえみなさんには伝わってると思います。けど、あたしの気持ちをかんがえてくれて何も言わないでいてくれます。
    「よし、じゃ気合入れていくか」樹里ちゃんも気を使って言ってくれます。
    もうステージが始まります。レッドもこんな気持ちだったのでしょうか?あたしはまだ迷いを振り切れずにいます。

  • 29二次元好きの匿名さん21/12/16(木) 22:03:16

    さて、続きはどうしよう…迷いを振り切って勝つ果穂か、負けてリベンジを誓う果穂か…

  • 30二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 06:29:43

    保守

  • 31二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 06:33:13

    『年末の風景:寒さも山を超えました』

    幸子「本当にカワイイボクにぴったりのロケなんですよね?」
    P「あぁ、幸子にぴったりないい所だよ、綺麗だし年末らしい場所さ」
    幸子「プロデューサーにはそんなこと言ってスカイダイビングとかさせられましたことがありましたからね!まぁ、今回は765プロと412プロの方がくるみたいだから普通のロケだとは思いますけど…」
    P「先方は先に着いてるみたいだから、合流したらすぐ撮影が始まると思うから、準備はしておいてくれよ」
    幸子「フフーン、ボクはいつだってカンペキですよ、主役は送れて登場するものですから、ボクが画面をはなやかにしてあげますよ!」
    P「よし、ついたぞ!がんばってこい!寒いから気をつけてな」
    幸子「プロデューサーに言われるまでもありませんが、ありがとうございます、では」ガチャ
    幸子「みなさーん、おまたせしましたカワイイボクがやって…あっ…」

  • 32二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 06:40:23

    >>31 ミスった283プロだ…脳内で変換してください…

  • 33二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 11:57:00

    >>31これは…山登りですよね?

  • 34二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 12:49:17

    保守

  • 35二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 15:15:34

    >>33

    山頂からその上に行きそうな面子だよね

  • 36二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 21:37:54

    何故かパソコンからアクセスできなくなってSS投稿出来ない・・・

  • 37二次元好きの匿名さん21/12/17(金) 23:52:01

    やっと入れた…ただ、もう間に合わんか…明日がんばります…

  • 38徳川真拳21/12/18(土) 08:25:04

    まつり「徳川真拳奥義……!」こぉ~~~~~~~

    まつり「はいほーマグナム!」ほぉ~~~~~~~

    天の助「ごぱっ!?」ドゴンッ

    保守ついでに一発ネタ。いつかボーボボとクロスさせる際にこのネタを使いたい

  • 39二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 08:44:18

    『あとから来たやよいちゃんが一晩でやってくれました』

    茜「麗花ちゃん、大掃除を手伝うのはやぶさかではないのだ、茜ちゃんも」
    麗花「ありがとう、茜ちゃん♪」
    茜「でも、前に来たよりちらかってるのはどういうごと?」
    麗花「茜ちゃんが来る前にちょっとでも片付けとこうと思ったんだけど、こうなっちゃった」
    茜「まぁ、茜ちゃんが全力を出せば余裕だよ!はやく片付けたちゃおう」
    麗花「私は、床の方をするね、でんでんむすくんはこっちに、あれ、ちょっとここ汚れてる…拭かないと」でんでんむすくんポトッ
    茜ちゃん「……」
    麗花「あっ、ここに本を置いたらいいかも…」ぞうきんポン
    茜ちゃん「………」
    麗花「本、本♪あっ、でんでんむすくんを移動するんだった!」バサバサッ
    麗花「あれ、茜ちゃんもっと散らかってるよ?」
    茜ちゃん「うん、わかった、かよわい茜ちゃん一人じゃ手におえないって」 プルルルル
    茜ちゃん「あっプロちゃん?ちょっと応援お願いできるかな?かわいい茜ちゃんからのお願い!えっサボりじゃないの、ホントにヤバいの、切らないで〜」

  • 40二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 15:42:53

    >>38 いつかといわず今書きましょうよ!

  • 41二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 22:46:52

    >お題『ライブとそれにまつわる友情物語』

    横からですがこれ見て、前から妄想してた、りあむの総選挙三位とあかりんごのたべるんごブームでの怪文書書けそうだなと思ったので書きました。

    推敲が甘い気がするけど、スレも落ちそうなので、保守も兼ねて投下

  • 42AtoR21/12/18(土) 22:49:17

     りあむさんはいつもしょっちゅう落ち込んでいます。でもいつの間にかすぐ元気になっています。あのへこたれなさは尊敬します。
     でも、そんなりあむさんが長く、本当に落ち込んでいた時期がありました。
     あれは私たちがデビューして間もない頃、いわゆる人気投票?のようなものでりあむさんは上位になったんです。
     私はただすごいなーと思いました。でも、りあむさんにとってはそうではなかったようです。
     まぐれだ。何かの間違いだ。なんて言って、ずいぶんと気にしていたように思えます。
     きっと、今でも。
     あの頃は結局、私はりあむさんを励ます言葉を言いませんでした。りあむさんは私なんかよりずっとアイドルに詳しいし、アイドルに真剣だし、何よりあの頃の私が何を言ったって励ませないと思っていました。
     それでも私、りあむさんに何か言ってあげたかったんです。

  • 43AtoR21/12/18(土) 22:51:39

    「うわーん尊いよぉ、あかりんごぉ……」
    「りあむ、撮影も近いし泣かない」
    「あっすみません……」
     今、ぼくとPサマはテレビ局内にいる。あかりんごがテレビ番組に出ることになり、Pサマは付き添いで、ぼくは見学として呼ばれた。
    「でもでも、思わず泣きそうになるって!地下のライブに出てたあかりんごが、ホームビデオで撮った動画がたまたまバズって、それでそれで話題になってテレビ番組出演!リアルシンデレラストーリーだ!よ!」
     この番組で取り上げられた子は、だいたいその後大成してるし、古参ファンとしてもぼくも鼻が高いよ……(後方彼氏面)。
    「まったく、今はいいけど、客席に入ったら静かにするんだぞ。一応、歌やダンスも披露するから観客も数十人いるけど、オタ芸禁止、雄叫び禁止、その他諸々目立つ行為禁止だからな、わかったな?」
     Pサマ、割りと圧が強い……。ぼく信頼されてない……。いやよく知ってる結果か、これ?
    「う、うす……。てゆーか、ぼく呼ばない方が良かったんじゃ?いや自分で言うなって感じだけど」
    「あかりのご指名だからな」
    「え?それってどういう……」
     なんて言ってるところで、番組スタッフさんに準備開始を告げられて、Pサマはぼくを残して去って行った。
    「ああ、そんな思わせぶり~……」
     なんて一人で言ってても虚しいだけで。
     うう、寂しい。
     とぼとぼ撮影スタジオにある客席に入っていくぼく。

  • 44AtoR21/12/18(土) 22:53:20

     帽子を深くかぶって髪を隠しながら座る。すると隣りの席の客がちょうど、あかりんごの話をしていたところだった。
    「今日、ゲストであのバズってた子が出るんだって。あのりんごちゃん」
     あかりんごだ!よ!
    「ああ、あの山形りんごの子……。運は良かったんだろうけど、これからどうなんだろうね?特別なにかすごいって子でもなさそうだったけど」
     カッチーン。
     言わせておけば~!と怒りそうになるぼくだけど、堪えるぼく。もうプロだからそこらへんの人にレスバ仕掛けられないし、今やるとあかりんごやPサマの迷惑になるし、Pサマに死ぬほど怒られる!
     怨念を右隣りに飛ばしていると、番組の撮影が始まった。番組はアイドルたちの歌とダンスからのトークというシンプルな作りの番組だ。
     うんうん、このシンプルな作りがオタクにはありがたい。余計なコーナー入れて中身うっすくなる番組は見習って欲しいね!
     なんて一オタクになっていると、とうとうあかりんごの出番。りんごろうと一緒に登場だ。
     今までのアイドルたちと比べてひときわシンプルな歌とダンス。気持ち拍手が少なめだったので、ぼく一人で十人分くらいは拍手しておいた。雄叫びを上げなかっただけ評価して欲しい。
    「お疲れさまでした、あかりさん」
    「ありがとうございました。緊張しました~」
     MCに労われるあかりんご。あかりんごの正直な言葉で空気が緩んだような気がする。
    「あかりさんは、この山形りんごを宣伝する歌で話題になったんですよね」
    「はい!おかげさまで、さっき観客の人も、誰かりんごちゃんって呼んでましたね」
     会場に笑いがこぼれる。
    「でも、宣伝になるんで、りんごちゃんで問題ないんご!山形りんごをたべるんご」
    「あけすけですねー」
     もう会場の空気は完全にあかりんごに好意的になっていた。
     右隣からも、あの子面白いね、というヒソヒソ声が聞こえる。
     人を和やかにするこのあかりんごの持つ空気は本当にすごい。しゅき。
    「あかりさん自身は、この歌がバズった理由は何だと思いますか?」
    「やっぱり山形りんごの魅力のおかげですんご!」
     それから、とあかりんごは笑顔のまま続けた。
    「運が良かったんだと思います」

  • 45AtoR21/12/18(土) 22:55:24

     その時、ぼくはあかりんごと目が合ったと思った。ドルオタになってからライブの度に、そう思ってたけど、たぶん今回に限っては本当に、あかりんごはぼくを見ていた。
    「運、ですか?」
    「実家の農業見てて実感してたんですけど、どれだけ努力しても、運が悪かったら何もかも台無しになっちゃんですよね」
     少し苦い顔になっていたが、あかりんごはまた笑顔になって言った。
    「だから私、運が良くて良かったって思います。私、運良くアイドルになれて、運良く人に恵まれて、運良く人の目に留まって私、ラッキーで良かったです!」
     実はぼく、あかりんごの動画がバズった時に、自分がバズった時のことを思い出してたんだ。
     ネットの玩具にされたこと。
     あかりんごも、それで傷付くんじゃないかって。
     でもあかりんごは、動画でMADがたくさん作られても、これで山形りんごの知名度が上がるって、ただただ喜んでた。
     名前を覚えられないで、りんごちゃんと呼ばれても、りんごろうのオマケと呼ばれても、気にしないでいた(いやりんごろうのオマケだけはちょっと嫌そうな顔してたかもしれない)。
    「私は、このラッキーに見合うように、努力していきたいと思います!ブームが終わっても、山形りんごと、あと辻野あかりをよろりんご」
     運が良いってことは良いことだなんて、単純に受け入れてた。
     ここまでされてやっと気付いた。
     きっとぼくはそんなあかりんごの姿に救われていたんだ。

  • 46AtoR21/12/18(土) 22:57:47

     まあ、そんなあかりんごからの、最高のサプライズの励ましを受けたワケだけど、やっぱりぼくは、ぼく自身のあの時の出来事を良かったこととは思えない。
     だってぇ?あかりんごはぼくと違って頑張って動画作ったわけだし~?あの高順位はぼくにとって全然、嬉しいモノじゃなかったし~……いやでもやっぱ高順位ってだけでちょっとは嬉しいって気持ちもあったのかな?
     でもでもやっぱり、ぼくの考えは変わらない。
     アイドルたちは努力した順に評価してもらいたいって、思っちゃう。
     アイドルたちの頑張りに運なんて関係なければいいって、思っちゃう。
     ぼくは、あかりんごよりもずっと子供なのかな?そりゃそうか。あかりんご、高校生だし、子供っぽいのに不思議と大人びてるし、小学生未満のぼくより大人か、ばぶー。
     それでも、ぼくはあかりんごに確かに救われた気がしたんだ。
     ぼくはこれからもトップアイドルを目指してもいいんだって、そう思ったんだ。

    P.S.ぼくが撮影中に号泣したことで、ぼくとPサマとあかりんごは結構ガチめの説教を受けましたとさ。いや、仕方なくない?

  • 47二次元好きの匿名さん21/12/18(土) 22:58:30

    終わりです。お目汚し失礼しました

  • 48二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 07:11:36

    >>42-46 いいですねぇ、欲を言えばあかりちゃんも出してほしかったな…なんて贅沢ですか?

  • 49二次元好きの匿名さん21/12/19(日) 18:26:28

    もう需要あるかわかりませんけど、とりあえず完結させます。

  • 50ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 19:31:30

    あたしはステージに立ちます。曲のイントロが流れはじめ、逃げ出ることはもうできません。あたしは覚悟を決めると歌に、ダンスに集中します。あたしの全力を、きっと見に来てくれたファンのみんなにみせなくちゃ。
    そう思えば思うほど少しずつ何かがずれていくのを感じました。
    やがて、あたしたちの曲が終わり環ちゃんたちの、灼熱少女の曲になりました。

  • 51ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 20:41:07

    環ちゃんたちは堂々とパフォーマンスを続けます。みんな、すごく楽しそう。
    歌もダンスもすごく仕上がっていて相手をしているあたしたちも圧倒されそうになります。
    やがて、曲は終盤に入りました。クライマックスにむけてボルテージをあげていきます。
    そして、最後のフレーズの時、環ちゃんはあたしを見ながら、たしかに見ながら「ハートに火をつけてあげる」そう笑顔で歌いあげました。とてもいい笑顔で…

  • 52ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 22:25:24

    悔しい…あたしは環ちゃんのやりきった顔を見て心からそう思いました。
    あたしは、まだまだ全力じゃない…もっとあたしはいできる!
    「果穂、出番だぜ」樹里ちゃんがそう言いました。
    「はい!小宮果穂、いきます!!」急に大きな声を出したあたしに樹里ちゃんは一瞬びっくりしたあとほほえんで、「ようやくエンジンがかかってきたな」って言ってくれました。
    あたしは、心を燃やして最後のステージに向かいます!

  • 53ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 22:55:30

    楽しい、今はさっきと違って歌も、ダンスもすごく楽しい。応援してくれるみんなの顔も、一緒にステージに立つみんなもよく見えます。そして環ちゃんの顔も…目を大きくしてこっちを見てます!
    どう?これがあたしの全力、あたしも負けない!勝ちます!
    気持ちはどんどん上がっていき、曲もクライマックスを迎えます。あたしは、最後の力を振り絞り声をあげ、手を、足を、身体を動かしました。
    最後のイントロが終わった時、倒れそうなのを必死で抑え、環ちゃんへ笑顔を、そして一瞬後に歓声が広がりました。

  • 54ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 23:23:57

    「かほ〜、すごかったぞ、でも、くやしいぞ」
    ライブを終えステージを後にしたあたしに環ちゃんはかけよってきました。
    そういう環ちゃんにあたしは尋ねます。
    「…なんで、あの時あたしに向ってパフォーマンスしてくれたの?」
    「くふふ、かほ、あんまりたのしそうじゃなかったからな、たまきが元気を出してあげようと思って」環ちゃんははにかむように笑顔で言いました。
    「ありがとう、環ちゃん。おかげですごく楽しくライブができたから勝てたよ!」
    「しまった…たまき、かほに元気だしてほしくてやっちゃったぞ…」ガーンっていう音が聞こえてきそうな様子の環ちゃんは続けて「でも、次はたまきたちが勝つぞ!」と言いました。
    「あたしは、今度は一緒にステージに立ちたいな」そういうとあたしに「それ、すごく楽しそう!」と環ちゃんは抱きついてきました。
    環ちゃんを受け止めるとようやくレッドとグリーンの気持ちがわかった気がしました。

  • 55ライブとそれにまつわる友情物語21/12/19(日) 23:26:04

    以上です。やけに冗長になってしまったな、地の文は初めてでしたが、楽しく書けました。

  • 56二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 00:31:00

    お疲れ様です
    何としてでも完成させようという意気込みと、果穂の葛藤と前進がみられて素晴らしかったです

  • 57二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 09:04:37

    保守ついでに自分の好きなコミュに、それぞれの描写やPの心情をちょっと追加してみたもの。SSと違う分類だったらごめん(※台詞は本編から抜粋)

    「壁は見上げているだけじゃ、決して越えられない。そもそも、越える気になれるかどうかが分かれ道だ」
    玲音が先ほどまでの柔らかな目を閉じて瞼を開くと、そこにはステージ上と同じオーバーランクの迫力と輝きが宿っていた。
    「春日、最上、伊吹。
    キミ達は、アタシを越えられると思ってる?」
    頂点のその向こうで輝きながらも、なお高みへひた走るアイドル。彼女からの挑戦ともとれる言葉によって、オーバーランクのパフォーマンスに賑わっていた舞台裏は一気にその熱を失った。誰かが拳を握りこむ音や、唾をのむ音さえ聞こえそうなほどの一瞬の静寂。
    きっと彼女がこういう問いかけをするのはいつものことなのだろう、詩花が溜息をついて、謝罪と共に頭を下げた。

  • 58二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 09:05:24

    >>57

    この劇場の子は一人一人が輝く星だ、けれどそれはまだ生まれたばかり。この才能と努力、それらを燃料にして燃え上がる炎のような彼女にのまれる可能性は十分にあった。

    プロデューサーは何か言うべきか迷ったが、あくまでアイドルに向けられた問いだ。答えるべきではないと口をつぐんだ。その代わりに、ここで彼女たちに迷いが生まれた時どう対応するべきかと考え始めた。しかし、

    「はい、なんとか!」

     間髪入れず、明るい声が響いた。

    本当に、いつも通りの声だった。軽んじているわけでも、言葉の意味を正しく理解していないわけでもない。彼女がいつも通り考えて、答えを出した時の弾むような声。

    全員の視線がその言葉を発した少女の方へ向いて、玲音以外が驚きの声を上げる。プロデューサーはその彼女らしさに安心しつつも、戸惑いを捨てきれない様子で彼女の名前を呼んだ。

  • 59二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 09:06:07

    >>58

    「み、未来?ものすごく頼もしいけど……大丈夫か?」

     未来はプロデューサーのそんな様子が心底不思議なようだった。

    「えー。だって静香ちゃんと翼もいるし、今日のライブもすっごく盛り上がりましたよね?

     それに私たち、まだ中学生だし。玲音さんくらい大人になる頃には、すごいことになってるかも!」

    その言葉に、先ほどまで驚いていた様子だった翼がニコッと笑った。

    「あ~、そうだよね~!わたしもこれからいっぱい成長する予定で~す!」

    先ほどの躊躇いが嘘のようにかき消えて、希望と対抗心がその瞳に強くきらめいていた。

    「ね、プロデューサーさん♪」

    「あ、ああ……、そうだな。とても楽しみだよ!」

     翼の視線がプロデューサーに向いて、彼がそう返したのと同時、未来に釘付けになっていた空気が動き出すのを感じた。二人の発言を見守っていた静香も口を開く。

  • 60二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 09:06:41

    >>59

    「わ、私だって……そうです。玲音さんのステージ、すごいって思ったのは……本当ですけど……」

    少し眉が下がったが、両隣の未来と翼は変わらずほほ笑んでいる。ここまでくるとプロデューサーも彼女たちの強さを疑うことはなかった。その証拠に静香は眉をつり上げて、彼女らしい負けん気の強い言葉で続ける。

    「でも私、けっこう頑張れるタイプなんです!

    し、しかも、まだもっと頑張れるから……平気です!」

    言い切ると同時に、玲音が笑った。先ほどの試すような笑みではなく、嬉しそうな笑顔だ。

    「そうか、そうだよね!うん、その通りだ!気に入ったよ、キミ達!」

    玲音はそう言って名刺を取り出した。どうやら彼女も詩花と同じように、今後の公演へゲスト出演をしてくれるらしい。詩花も乗り気なようで、社長には私から言っておきますとほほ笑んだ。話がまとまったのを見て、3人が口を開く。

  • 61二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 09:08:35

    >>60

    「えっ……じゃあ、これからも玲音さんのステージを、劇場で見られるってこと!?」

    「これって、もしかしなくても大ニュースだよね!?早くみんなに教えなくちゃ!」

    静香は驚きでまた大きく目を見開き、翼は今日劇場に来ているアイドルを思い出しうずうずとその身を揺らした。

    「やったー!じゃあ、これからも勝負ですね!よろしくお願いします、玲音さん!」

    未来がそう言うと、玲音も強く頷いた。

    「あはは、そうだね!よろしく、春日、最上、伊吹。それからプロデューサー、キミもね!」

    色違いの瞳に見つめられる。先程までの彼女のステージが一瞬で頭を駆け巡ると同時に、プロデューサーは3人の決意を思い起こした。

    (3人の心配をしてしまったが、誰よりも俺が弱気になってたな……。

    こんなん気持ちじゃ、彼女たちをトップアイドルになんてできない)

    玲音の瞳をジッと見返した。彼女の輝きすら弱く見えるほどに劇場のアイドルたちを輝かせてみせるという決意と共に、彼も今日一番の笑顔を見せた。

    「ああ、よろしく玲音!こうなったら、これからもいろいろ学ばせてもらうよ!」


    終わり、玲音がミリシタ に来た時のコミュ好き

  • 62二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 10:19:56

    いちぽむがやよいに続くお気に入りになったわけか
    いいですね〜

  • 63二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 18:07:26

    ほしゅ

  • 64二次元好きの匿名さん21/12/20(月) 21:02:45

    >>56 お題くれた方ですか?ありがとうございます!たのしかったです。放クラと灼熱少女では美也凛世とか、海美夏葉とかもおもしろそうだったのですけど、果てしなく脱線しそうだったのでやめました。また、機会があれば書きたいな。

  • 65ボボボーボ・ボーボP21/12/20(月) 21:32:57

    シタP「パパ、僕はもうすぐ(過労で)シぬんだね」
    天の助「馬鹿なことを言うんじゃない」
    シタP「嘘だ、僕は知ってるんだ。僕はもうすぐシぬんだよ!」
    首領パッチ「何言ってるの!今日は一時期の間だけど、貴方の代理でプロデュースを務める人がお見舞いに来てくれるのよ!」
    シタP「嘘だ!代理のプロデューサーが来るわけないじゃないか!」
    首領パッチ「それがね、来てくれるのよ」
    ドア「ガチャ」
    ボーボボ「やぁ、こんにちは」
    シタP「あっ、ホントだ!僕の代理のプロデューサーだ!」

    だめだ、構想を練っているとはいえ、話の骨組みがなかなか決まらねえ……

  • 66二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 06:09:06

    >>65 SSなんて気楽に流れだけ決めて後は適当でなんとかなるもんですよ。アイマスだと特に勝手にしゃべってくれるので、それなりに形にはなるからとりあえず書いてみるといいと思います。まぁ、いろいろ迷ってる時間が一番たのしかったりするけどね。

  • 67二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 17:25:24

    保守代わりに亜利沙のこのカード見た時に思ってたやつを


    園長「持田亜里沙さんにオファーをしたはずなのに」

    亜利沙「こ、こ、今回はありさをし、指名いただけるなんて、あ、ありがとうございます!ありさ、一生懸命がんばります!」

    園長「なんか松田亜利沙という方が来た…」

  • 68二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 18:31:59

    牛山サキのボロボロ食レポか!懐かしい

  • 69二次元好きの匿名さん21/12/21(火) 22:31:45

    ギャグ漫画日和のパロだったら三銃士のトラプリパロとか書いてみようかな

  • 70二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 07:23:42

  • 71二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 18:22:32

    『竜宮とらドラ』

    百合子「伊織さん、この間の本はどうでした?」
    伊織「まぁ、そこそこだったわね。伊織ちゃん的にはもう少し刺激的なのでもよかったんだけど、ただ…」
    あずさ「うふふふ、そうよね、きっと見つけられるようになってるのよね、世界もいじわるだわ」
    伊織「あずさがハマったわ」
    百合子「あずささん、楽しんでくれたんですね、よかったです」
    伊織「よくはないわね、見なさい」
    百合子「えっ?」
    亜美「え~、亜美ちゃんわかんな〜い、兄ちゃん、カワイイ亜美ちゃんの代わりにお仕事お願〜い」
    P「あっ亜美どうした?悪いものでも食べたか…?」
    律子「………」
    伊織「あれ、なんとかしなさいよね、律子が怒りだす前にね」
    百合子「わ、私が止めるんですか!?」
    伊織「あなたが蒔いた種でしょ?がんばりなさい、にひひっ」

  • 72二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 18:58:27

    超今サラなこと聞きますけど、二次創作の時ってキャラって適度に崩した方が取っつき易いんですかね?
    自分のはどうしても堅っ苦しいものになりがちなので、どうなんだろうと思って

  • 73二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 21:37:02

    >>72 受けがいいのはちょっとキャラが崩れてたりギャグに寄ってる方かもしれませんが、個人的にはしっかり物を書ける人のほうが尊敬します。そして、そういう作品の方が、キャラへの愛を感じて好きです!

  • 74二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 07:27:25

    『雌豹』

    P「今日のこのみさんはすごいやる気ですね」
    このみ「ええ、今日の私はジャガーのように、獰猛でアダルティよ!」

    エレナ「このみにジャガーってピッタリって思うナ」
    琴葉「どうして?」
    エレナ「えっとネ、木登りするためなんだけどネ、他の子たちより小さくてカワイイんダヨ!」
    琴葉「絶対、それこのみさんの前で言っちゃダメだからね」

    このみ「さぁ、どんな仕事でも持ってきなさい、大人の魅力でメロメロにしてあげるわ」

  • 75二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 17:57:42

    なにかクリスマスっぽいのをと思うが思いつかん…

  • 76二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 21:28:36

    >>75

    りあむ「うう…ヤバイ…あかりんごとあきらちゃんと一緒にクリスマスってリア充じゃん…聖夜過ぎるだろ……」

    あかり「三人でクリスマス、楽しみですね、あきらちゃん!」

    あきら「……」

    あかり「あきらちゃん、何見てるの?……プロデューサーさん?」

    あきら「あ、いや…Pさんは人気者だなって……」


    凛「ねえ、今度のクリスマスどうするの?」

    三船「あの良ければ今度のクリスマス…」

    まゆ「うふふ…」

    佐藤「おいどうすんだよ!」


    りあむ「Pサマモテモテかよ…つーか、あれに踏み入る勇気ないわ、殺気で殺されそう…ってあかりんご?」

    テテテテ

    あかり「プロデューサーさん、今度のクリスマス、あきらちゃんりあむさんとクリスマスやるんですけどプロデューサーさんも来ませんか?」

    凛まゆ三船佐藤「……は?」

    あきりあ「う、うわあああああ!!??」



    あかりんごはこういうことしそうだなって思ってる

  • 77二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 07:01:47

    そういえば今日はクリスマスだな
    待ちぼうけなSSとかネタ降りてこないやろか

  • 78二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 17:49:37

    『All is fair in love and war 1/3』

    エミリー「仕掛け人様、12月26日はお時間ありますか?」
    P「ああ、クリスマスライブも終わった後だし、年末にも少しあるからな、大丈夫だけど、どうした?」
    エミリー「おでかけしようと思うのですが少しおつきあいいただけますか?」
    P「そうだな…まぁ、たまにはいいか?買い物か?」
    エミリー「は、はい、いろいろ考えておきますっ、ふふっ、楽しみにしてましゅ」
    P「?おう、よろしくな」

  • 79二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 17:58:34

    『All is fair in love and war 2/3』

    まつり「…よかったのです?今のはデート!お誘いだったのですよ?」
    P「えっ?そうなのか…?」
    まつり「イギリスの方ではクリスマスではなく26日に恋人とすごすらしいのですよ」
    P「そうか、それは少しまずいな…エミリーと話をしなきゃいけないか…」
    まつり「エミリーちゃん、すごくよろこんでいたのです。きっとすごく勇気を出したのです…ね?」
    P「…それもそうだな、想いに応えることは難しいがきちんと向き合うよ」
    まつり「ちゃんとエミリーちゃんをエスコートしてあげなきゃダメなんだよ?」
    P「ああ、わかってる。ありがとうな、まつり、今度なにかお礼するよ」
    まつり「期待しておくのですよ。プロデューサーさん、ファイトおー、なのです!」

  • 80二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:06:29

    『All is fair in love and war 3/3』

    まつり「…それに、だれかとデートしたら、私からの誘いも断りにくくなるよね?どこに連れていってもらおうかな?ふふっ、お礼は高くつくよ?プロデューサーさん」
    P「…まつり?なにか言ったか?」
    まつり「ほ?なんでもないのですよ、さぁ、はやくエミリーちゃんとの予定を考えておくのです!」

  • 81二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 02:24:08

  • 82二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 12:45:35

    あかん、クリスマスって意外とネタ思いつかんもんやな…

  • 83二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 23:32:52

    保守がてらに今回のミリのクリスマスで思ったことを

    ミリP「まいったな」
    美奈子「プロデューサーさん、困った顔してどうしたんですか?」
    ミリP「いや、クリスマスケーキを3つももらってしまってな…」
    美奈子「なるほど…私の布教活動が身を結んだってことですね!」
    ミリP「美奈子…?」
    美奈子「はい!みんないろいろ考えてるようだったので、で、クリスマスケーキのカタログをいろんな所に置いたり、そういうテレビをかけたり、後は…」
    ミリP「いや、もういいや…」

  • 84二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 08:22:36

  • 85二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 18:53:49

    「マスター今夜はちょっといいの開けてもらえるかしら?」そう彼女はつぶやく。
    「そう言えば、昨日は誕生日でしたね、用意してますよ、32年物。」私は、用意していたワインに手を伸ばすと
    「女性にそういうのは禁句なのよ、マスター。」
    彼女は応える。少し荒れた様子は珍しい。
    「ははっ、いつもは女性は年代を経るほど味が増すもの…あなたがいつも言うことです、私もそう思いますが…今日は、何かあったのですか?」
    私は、彼女に尋ねる。ただ、彼女がこうなるようなことはだいたい想像がつく。
    「……」彼女は黙り込んだままだ。やはり彼のことのようだ
    「また彼のことですか…はぁ、あなたほどの人が少し枝垂れかかれば耐えれる男はいないでしょうに…」
    「そう簡単なことじゃないのよ…」彼女はそう言葉をこぼす。
    「いろんなことを経験してくるとね、臆病になるのよ…」
    そういう彼女は少し寂しそうにワインを傾ける。
    空になったグラスを葡萄色に満たしながら「そういうものですか…」そう言うと彼女は虚空を見つめ「そういうものなのよ…」そう独り言ちるように囁くと、グラスに手を伸ばす。
    話は終わり、その合図だ。「ごゆっくり」私はその場を離れた。あのグラスの先に彼を想っているのだろう。あのワインレッドに見初められた男を羨ましく思った。

  • 86二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 18:57:47

    本当は昨日上げられればよかったのですけど、志乃さん誕生日おめでとうございます。いや、おめでとうございました。

  • 87二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 05:56:15

    『素人は割りとてこずる』

    楓「プロデューサーも一杯いかがですか?」
    P「いえ、運転しないといけないので…」
    楓「雪がまた降ってきました…雪見酒って風流なものですね」
    P「オレもそう思います…こんな状況じゃなければ」
    楓「…もう少しかかりそうですか?あの…少しぐらいなら手伝いも」
    P「いえ、大丈夫です、オレの仕事ですから…意外と難しいな」ガチャガチャ
    楓「すみません…お酒なくなりました、ふふっ一献の終わりですね」
    P「縁起でもないこと言わないでください!あぁ、チェーンってなんでこんなややこしいんだ?クソっ」

  • 88二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 16:59:01

    寒すぎるので暖かくなるようなのお願いします…

  • 89二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 23:48:43

  • 90二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 10:01:32

    なのです!

  • 91二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 20:48:38

    このレスは削除されています

  • 92二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 21:15:19

    「ねぇ、せんせぇ、全然雪つもらないよ?」
    薫がそういって、不満そうに口を尖らせる。
    「しょうがないよ、こればっかりはお空の都合だからね」
    オレはなだめるようにそう言う。曇り空からは何も落ちてはこない。
    「あっ、せんせぇ!ハトがいっぱーい!」
    さっきまでの不満げな顔をころりと変えて走り出す。
    「おーい、あんまり急ぐと転んじゃうぞ!」
    オレはそう言うが気にした素振りも見せないで駆けていく。
    「大丈夫だよ、かおる、そんなにドジじゃないもん…あっ!」
    転びそうになる薫を駆け寄り抱きとめながら言う。
    「ほら…言わんこっちゃない…ほら、手を」
    呆れるオレの手を握ると
    「えへへ、ごめんなさい…せんせぇの手あったかいね!」
    そう顔をほころばせた。オレは頬を緩ませるとこんな時間がずっと続けばいいのに、薫の暖かい手を引きながらそんな風に思った。

  • 93二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 21:27:34

    >>92 続き

    あれからいくつ年を経っただろう。いろいろなものが変わっていく。あの公園を歩く。あの時と同じに空は曇り今にも雪が落ちてきそうだ。オレはすっかり冷えてしまった身体を一人震わせている。ただ、あの日の手の温もりだけは残ってる、そんな気がした。

  • 94二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 06:52:36

    おまけ

  • 95二次元好きの匿名さん21/12/29(水) 17:42:11

  • 96二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 00:58:01

    保守

  • 97二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 07:17:50

    除夜の鐘を五人でローテーションして叩く閃光☆HANABI団という企画がありそうだ

  • 98二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 16:58:58

    >>97 煩悩ってなに?って感じの子がいますね、誰とは言わんけど、うみみとか

  • 99二次元好きの匿名さん21/12/30(木) 22:03:05

    仕事納め終わったので、年末っぽいネタください!お願いします!

  • 100二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 06:55:26

  • 101小ネタ 水着可のとこもあります21/12/31(金) 17:37:13

    奈緒「お疲れさまです、プロデューサーさんもおわりですか?」
    P「おう、お疲れさま。オレもこれでおわりだよ」
    奈緒「そうなんですね、ならみんなで銭湯いこいう話しとるんですけど、プロデューサーさんもどないですか?」
    P「そうだな…たまにはいいか」
    奈緒「せやったら混浴でもいいですよ、なんちゃっ…
    環「おやぶんとおふろ!?楽しみだぞ、くふふ」
    育「わたしが背中流してあげるね、プロデューサーさん!大丈夫、お父さんにもほめられたんだから」
    美也「お〜、さすがに恥ずかしいですな、でも、たまにはこういうのもいいかもしれませんね」
    奈緒「…なー、プロデューサーさん、これ、どう収集つけたらええと思います?」
    P「えぇ…それ、オレに聞くか?」

  • 102二次元好きの匿名さん21/12/31(金) 23:59:29

    >>97 

    海美「ねぇねぇ、さよちん、除夜の鐘って結局なんなの?」

    紗代子「えっ、わからないで鐘を突いてたの?」

    海美「えへへ、いつも年のおわりにみんながやってるのは知ってるよ」

    紗代子「海美らしいね、えっと、年末に今年の煩悩を払ってきれいに新しい年を迎えるってことらしいよ」

    海美「煩悩って…?」

    紗代子「なかなか説明が難しいんだけど、欲望みたいな感じかな?」

    海美「うーん、それってダメなの?やりたいこといっぱいあるよ〜」

    紗代子「そうだよね、でも、やりすぎちゃうとダメになっちゃうってことだと思うよ」

    海美「そっか…女子力やきそばみたいなものかな!なにごともほどほどにしなきゃダメってことか…うん、わかった!」

    紗代子「そろそろ、交代だよ」

    海美「あっ、のりさん!こっちこっち!」


    ちょっと書いてみたけど、二人しか出せんかったわ…

  • 103二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 06:53:01

    多人数出すの難しいな…

  • 104二次元好きの匿名さん22/01/01(土) 17:41:14

    『おせち』

    貴音「このように沢山の種類があるものなのですね、真、壮観にございます」
    P「そうだな…和洋中、たしかに見てるだけで圧倒されるよ」
    貴音「そういえば、あなた様、お雑煮もいろいろな種類があると聞きます」
    P「あぁ、すましに味噌も赤、白でけっこうバリエーションが多いらしいな、みんな思い思いに作ってるからいろいろ試して見るか?」
    貴音「それは、楽しみにございます」

    可奈「お、お正月ぐらいちょっとハメを外しても大丈夫だよね…?よ〜し、今日は食べるぞ♪おもちにおせち♪」

  • 105二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 00:40:52

  • 106二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:16:00

  • 107二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 12:23:18

  • 108二次元好きの匿名さん22/01/02(日) 22:42:30

    にゃん

  • 109二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 07:50:18

    このレスは削除されています

  • 110二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 18:41:45

    保守

  • 111二次元好きの匿名さん22/01/03(月) 18:45:27

    「姫始めって何?」
    「急にどうしたの!?」
    「年の初めにすることって聞いて、めぐみーやちづるんにも聞いてみたんだけどなぜかはぐらかされちゃって」
    「ええっと、それは……」

    「それなら私が教えるよ!」
    「美奈子さん!?」
    「姫始めって言うのはね、1年の最初に姫飯というご飯を食べることだよ!」
    「美奈子の姫飯は美味しいなあ」
    「奈緒ちゃんまで!?」
    「あ、なおーずるい!」
    「海美ちゃんの分もあるよ!紗代子ちゃんも召し上がれ!」
    「あ、ありがとうございます」

    姫始めを巡ってドタバタするうみさよと助け船を出すみななおの話を即興で書きました。

  • 112片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:05:12

    アイマスでワートリのランク戦やったらという妄想があふれてしまった怪文書

  • 113片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:06:40

    ちひろ「ランク戦ROUND1!実況を務めます、千川ちひろです。解説席には、渋谷隊の渋谷凛さんと黒埼隊の黒崎ちとせさんにお越しいただきました」
    凛「どうも」
    ちとせ「ふふ、よろしくね」
    ちひろ「今回の試合は、片桐隊、本田隊と、今シーズンから入った砂塚隊の試合となります。各隊のメンバーは、片桐隊はアタッカー片桐早苗さん、シューター堀裕子さん、スナイパー及川雫さん。本田隊は、ガンナー本田未央さん、アタッカー日野茜さん、スナイパー高森藍子さん。砂塚隊は、ガンナー砂塚あきらさん、アタッカー辻野あかりさん、シューター夢見りあむさんとなっています。各隊について、解説のお二人、いかがでしょうか?」
    凛「片桐隊は、早苗さんと裕子で点取り屋が二人もいる強敵だね。普通、シューターはなかなか点取れないんだけど、トップクラスのトリオン量があるから固めればシールドも割れる威力がある」
    ちひろ「裕子ちゃんは、トリオン量12ありますからね」

  • 114片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:06:59

    凛「本田隊は、エースの茜次第なところがあるかな。まず茜が開幕から走って敵に突撃するんだけど、そこからの試合運びで大勝ちしたり、大敗したりしてるね。そういう意味じゃ注目」
    ちとせ「ふーん、そうなんだ」
    凛「そうなんだって……ちとせも解説なだからさ」
    ちひろ「私も今シーズン加入のルーキーだからまだみんなことよくわかってなくて」
    凛「ええ……なんでこの人呼んだの……?」
    ちひろ「今回、ランク戦に初参加の砂塚隊の同期ということで呼ばれたようです。今回が初参加となるため、砂塚隊の情報についてはこちらもあまり情報がありませんが、いかがでしょうか、ちとせちゃん?」
    ちとせ「うーん、確かに同期だからみんなよりはちょっと知ってると思うけど……どうせなら試合中でみんな知っていた方が面白いだろうから、しばらくは秘密ってことで」
    ちひろ「なるほど、確かにそうかもしれませんね」
    凛「じゃあ、何のためにちとせ呼んだの……」
    ちとせ「ふふ、でもきっと、砂塚隊はみんなを驚かせてくれると思うよ。個人的に興味あるのは……あかりちゃんだね」
    ちひろ「では、転送が近付いてまいりました。砂塚隊が選んだマップは市街地B。低い建物と高い建物が混在し、場所によっては非常に射線が通りにくい地形です」
    凛「単純にスナイパー対策だろうね。砂塚隊だけスナイパーいないし。ガンナーシューターにとっても、射線が通しづらいマップではあるけど、スナイパーほど悪影響は受けないから」
    ちひろ「なるほど。さあ、ここで全部隊、仮想ステージへ転送完了!いよいよ戦闘開始です」

  • 115片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:07:25

    あきら(あかりチャン、りあむサン、まずは合流優先。それまでは戦闘を避けて……!あかりチャン、ダッシュでこっち!)
    あかり(へ?)
    あきら(マップ上で、すごい勢いであかりちゃんに突っ込んでる敵がいる!たぶん……茜サンが襲撃してくる!)
    ズザザザザ
    茜「あかりちゃんでしたか!お手合わせ!よろしくお願いします!」
    あかり「んごおおお!?」

    ちひろ「くしくも解説席のお二人が注目人物として挙げた二人の戦いから幕を開けましたROUND1!このマッチアップ、どう見ますか?」
    凛「あかりを推してるちとせには悪いけど、茜が勝つよ。茜はマスタークラスアタッカー。ルーキーがサシで勝てる相手じゃない。もっとも……ちとせみたいな大型ルーキーだっていうなら話は別だけど」
    ちとせ「あれ?今日の試合見てくれてたんだ?ふふ、ありがとう」
    ちひろ「ちとせちゃんは本日のデビュー戦で新人離れしたスコーピオン捌きを見せ、単独3点を挙げる活躍をしました」
    凛「そんなちとせが言うくらいだから……あかり、強いの?」
    ちとせ「一回だけ、ソロで10本勝負したことあるんだけど……10-0」
    ちひろ「え?」
    ちとせ「10回やって私が10回勝っちゃった」
    ちひろ「えーと……相手が悪過ぎたんでしょうか?」
    ちとせ「たぶん単純な強さで言うとソロポイントで5,000行かないくらいの強さじゃないかな?マスタークラスって何ポイント以上のことだっけ?」
    凛「8,000以上だけど……」
    ちとせ「あの弱い子が何するんだろうって楽しみだったんだけど、1対1でマスタークラス相手となると、今回は駄目だね」
    凛「……まあ、落ちて学ぶのもランク戦の意義だから……」

  • 116片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:08:12

    茜「旋空弧月!」
    あかり「スラスターオン!」
    茜「メテオラ!!」
    あかり「シールド!」
    茜「ボンバー!!!」
    あかり「んごおおお!」

    ちひろ「あかりちゃん、防戦一方です」
    凛「防戦一方だけど……なんかしぶといね。しぶといって言ったらあれだけど」
    ちとせ「しぶといねー。一対一なら、いくら時間稼いでも、負けだけどチーム戦だと話は別になるかな?」
    凛「この膠着状態は弱い方……あかりにとって得な状況だよ。弱い駒で強い駒を止めてる状況だし、他の隊員が動く。あかりの味方のあきらが向かってきてるけど、今一番近いのは……片桐隊の裕子だね」

    裕子「サイキック・メテオラ!」
    茜「シールド!」
    あかり「シールド!」(……射線が!)

    ちひろ「裕子ちゃんが炸裂弾で乱入。茜ちゃん、あかりちゃんこれをシールドで防ぐ」
    ちとせ「1対1対1……いや、あかりちゃんは逃げようとしてるかな?」
    凛「茜が突っかけるね。シールドと茜の機動力なら、何とか突破できるかもしれないけど……」

    裕子「サイキック・アステロイド!」
    茜(このままなら突破できます!)
    あかり「メテオラ!」バシュッ
    茜「!?」

    ちひろ「退却の姿勢かと思っていたあかりちゃんが茜ちゃんを攻撃!」
    ちとせ「やっらしー」

  • 117片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:08:31

    雫(ここですね)カチッ
    ドオォン
    茜「しまっ……!?」
    「トリオン供給器官破損、ベイルアウト」

    ちひろ「裕子ちゃんの弾!あかりちゃんからの炸裂弾!更に雫ちゃんからの狙撃!これには茜ちゃんも退場!」
    ちとせ「もう片桐隊のスナイパーが狙撃できる状態になってたんだね。裕子ちゃんの最初の爆撃も攻撃よりも、雫ちゃんの射線通すのが目的だったわけか」
    凛「茜も、スナイプがないと思ってたわけじゃないだろうけどね。ただ、今回の試合で始めてあかりから攻撃を受けて、動揺してしまったのが痛かったね」
    ちひろ「あかりちゃんの攻撃は横取りが目的だったんでしょうか?」
    凛「たぶん、逆だね」
    ちひろ「逆ですか?」
    凛「片桐隊にとっては、茜とあかり、どっちを落としても一点だしね。だからあかりも裕子と雫に狙われる可能性はあったわけだけど、あえて自分も茜を攻撃して、落としやすくして、片桐隊の攻撃を茜に集中するように仕向けた」
    ちとせ「純粋そうな顔してわっるいこ。でもおかげで、あかりちゃんはあきらちゃんと合流したね」
    ちひろ「合流したあかりちゃんあきらちゃんは、居場所がバレたスナイパー雫ちゃんへ向かう動きを見せます!」

    裕子「むむむ、雫ちゃんを狙うつもりですか!ヘルプ入りますよ、雫ちゃん。……! シールド!
    未央「よっくもうちの茜ちんを落としてくれたね。仇討ちだよ」
    裕子「あーもう、ヘルプに行けないじゃないですか!さっさと片付けますよ」

    早苗(ユッコちゃん、焦らないで。藍子ちゃんが狙撃に入ってるかもしれないから。焦ったら足元救われるかもしれないけど、焦らずやればユッコちゃんなら勝てるから。砂塚隊は……私が止める)
    早苗「旋空……弧月!」
    あきら「おっと!」
    あかり「あぶなっ!」
    早苗「悪いけど、こっから先は通行禁止よ。雫ちゃんの所へ行きたかったら、私を倒していきなさいってね!」

  • 118片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:12:14

    ちひろ「戦場が二つに分かれました!裕子ちゃんVS未央ちゃん、早苗さんVSあかりちゃんあきらちゃん!」
    凛「でもスナイパーがいるから、1対1と1対2じゃないね。藍子の動きが止まったし、狙撃位置に着いたんじゃないかな。雫は一人で二つの戦場に手出し出来る位置を取ってそうだから、2対2と2対2かな」
    ちひろ「なるほど。数字の上では拮抗していますが、有利なのは三隊の内、どの隊でしょうか」
    凛「片桐隊……かな。裕子はトリオン量で未央に大きく勝ってるし、早苗さんは弧月とレイガストを使うかなり強いアタッカー。近距離戦でも強いけど、守りも固くて弾相手でもガンガン距離詰めて行くよ」

    早苗「あら、あかりちゃんレイガスト使うの?あんまり使う人いないから親近感感じちゃうわ」
    あかり「あ、ありがとうございます。レイガスト使いのよしみで、見逃してくれたり……」
    早苗「うーんそれは……ダメ!」
    あきら(突っ込んでくる……!レイガストとシールドで固い…!)ガガガガガ
    あかり「わっ、こっち来た!?」
    ガキィン
    早苗(仲間に寄ったらなかなか撃てないでしょ?)
    あきら(だったら…)カヂ
    早苗(撃ってくる?フリ?いやこれは……)
    あきら(バイパー!)
    早苗「曲がる弾!」キイン
    あかり「や、やっと離れたんご……」
    あきら「不意打ちも防がれた。次寄られたらもうマズイかも……」
    あかり「んごお……」

    ちひろ「あかりちゃんと早苗さんが剣戟を交えましたが、あきらちゃんの射撃が入り、一旦距離を置く!」
    凛「早苗さんに寄られて、落とされなかったのは結構すごいよ。仲間を巻き込むから、切り結んでるところへのサポートの射撃ってなかなか難しいのに」
    ちとせ「一人じゃ弱いと思ってたら、チーム練習してたんだね。あかりちゃんやるね」
    凛「うん。でも、バイパー使っての銃撃と分かってるなら、それでも味方を巻き込むように動くことも出来る。次は厳しいかもね」
    ちひろ「ただ、りあむちゃんがだいぶ近付いています。砂塚隊3人が揃われると数的不利となるので、片桐隊も時間的余裕はありません」

  • 119片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:12:34

    雫(早苗さん、りあむちゃんがそっちに向かってますよ)
    早苗(三人揃われると困るわね。次の攻撃で一人落とすわよ。適当なタイミングで撃っちゃって)
    雫(了解)
    早苗「スラスターオン!」
    あきら(! スラスター投げ!?)「シールド!うっ!」
    バキィ
    雫(ここ!)カチ
    ドォン
    あきら(アイビス!シールドじゃ防ぎきれない…!)

    ちひろ「早苗さんのスラスター投げから、雫ちゃんの狙撃!防げないか!」
    ちとせ「いや……」

    あかり「あきらちゃん!」
    ガキィン!

    ちひろ「あかりちゃん!狙撃を見事防いだ!」
    凛「でも……早苗さんに落とされるね」

    早苗「旋空弧月!」
    あかり「――!」

    ちひろ「あーっと、あかりちゃん真っ二つに!」
    凛「あきらを落とせたらよし、あかりがガードに入ったらそっちを落とすつもりだったわけだね」

    あかり「――スラスターオン!」
    早苗(! 盾で私を押し戻す気…いやそれだけじゃない!メテオラが…!)
    ドオン

  • 120片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:12:58

    ちひろ「なんと!あかりちゃん、真っ二つにされてベイルアウトとなりましたが、最後にレイガストで早苗さんを押し戻しつつ、更にメテオラを仕込んでいた!」
    ちとせ「わっ、真っ二つにされたのに、頑張ったね」
    凛「渾身のガンナーへのサポートだね。寄られたら厳しいから、徹底して敵を味方に近づけないこと、距離を取ることに専心してる」

    あきら(あと少しだけ時間を稼げば……!)ガガガガ
    早苗(くっ、予想外のダメージ……!でももう壁はない。近付ければ落とせる……!)
    りあむ「アステロイド」
    早苗(しまっ……!時間をかけすぎた……!)
    雫(えっ、何あれ?りあむちゃんのトリオンキューブ、大きい……!)

    ちひろ「あかりちゃんの懸命の時間稼ぎあってか、りあむちゃん間に合った!それにしてもトリオンキューブがすごく大きく見えるのですが」
    凛「裕子と同じ……いやそれ以上大きい?」
    ちとせ「ふふ、すごいでしょう?今、早苗さんにあきらちゃんと集中攻撃浴びてるけど、もう固められて、動けないで落とされるんじゃないかな?」

    雫(今、りあむちゃんにアイビスを撃ちこみます。その間になんとか……)
    早苗(いや、もう私これ死んだわ。だからこっちよりも……)

    ちひろ「早苗さん、あきらちゃんとりあむちゃんに撃ちこまれ続けてベイルアウト寸前です!」
    ちとせ「頑張って耐えてるけど、何かチャンスあるのかな」
    凛「というよりは、時間稼ぎじゃないかな。早苗さんが落とされたら、もう雫は落とされるしかない。そうなったら裕子一人になって圧倒的不利な状況になるから」
    ちひろ「なるほど、雫ちゃんが、場所を割れるのもお構いなしに、未央ちゃんを狙撃しているのも、もう落とされるのは織り込み済みということでしょうか」
    ちとせ「うーん、でも早苗さんも限界みたいだね」
    ちひろ「早苗さん、あきらちゃんりあむちゃんの猛攻を耐えていましたが、やはり防ぎきれずベイルアウトとなりました!」
    凛「未央にとっては厳しいね。あきらたちは雫落としたら、次はスナイパーの藍子落としに行くだろうし、時間が経つごとに不利になってくよ」

  • 121片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:13:14

    未央(早苗さんがベイルアウト……。だからしずしずは、もう落とされること前提で姿晒して攻撃してたのか。じゃあ、砂塚隊はしずしず落としたら、あーちゃん落としに行って……うん!このままじゃ状況悪くなるだけ!)
    藍子(未央ちゃん、あきらちゃんたちが取って返してくる前にユッコちゃんを落とさないと……!)
    未央(いや、それよりあーちゃん、今から移動して……)

    裕子「サイキック・アステロイド!」
    未央「シールド!」
    雫(もうトリオン切れも近いはず……これで終わり……!)
    ドオン
    未央「うっ……!」
    「トリオン供給器官破損ベイルアウト」
    雫「やった……あっ!?」ドオン
    「トリオン供給器官破損ベイルアウト」
    藍子「ふー……」

    ちひろ「格上と戦っていた未央ちゃんですが、雫ちゃんの執拗な狙撃が加わりとうとう耐え切れずベイルアウトです。ですが、その後、藍子ちゃんのカウンタースナイプで、雫ちゃんを落とし、本田隊、初得点です」
    凛「時間かけても倒せてないんだから、砂塚隊が取って返すまでに倒しきれないと冷静に判断した結果だね。別の取れる点を獲りに行ったわけだ」
    ちひろ「さて、これで残ったのは、裕子ちゃん、藍子ちゃん、それにあきらちゃん、りあむちゃんの4人、1対1対2です。砂塚隊は藍子ちゃんを狙いに向かう動きです!」

    あきら「何もなかったら藍子サンをまず獲って、それから二人で裕子サンを二人で落としに行きます。まあ、絶対裕子サンが攻撃して来ますけどね」
    りあむ「何、その不吉な予言……」
    裕子「サイキック・ハウンド!」
    あきら「シールド!」
    りあむ「シールド!予言当たったし!」

  • 122片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:13:33

    ちひろ「藍子ちゃんを倒しに向かう砂塚隊。それを止めたのは、敵であるはずの裕子ちゃん!これはどういう意図でしょうか」
    ちとせ「裕子ちゃんならノリでやったんじゃないの?」
    凛「いや、早苗さんの指示だろうから……。藍子が落とされたら次は、あきらとりあむの二人がかりで攻撃されるからね。裕子ならりあむのトリオン量にも対抗できそうだけど1対2なら流石に勝ち目がなさそう。だから藍子には生きていて欲しいんじゃないかな」
    ちひろ「なるほど、共闘というわけですね」
    ちとせ「これは膠着状態長くなるかな?」
    凛「そうなるかもしれないけど……砂塚隊の判断次第ではすぐ終わるね」

    あきら「りあむサン、裕子サンの足止め、お願いします!」
    裕子「待ってください!アステロイド!」
    りあむ「待ってくださいをまってくだ……ん、違うか?とりまアステロイド!」

    ちひろ「おおっと、二人固まっていたのに戦力を分散させましたね。裕子ちゃんVSりあむちゃんと、藍子ちゃんVSあきらちゃんでしょうか」
    凛「いいや……裕子VSりあむ&藍子だよ」

    りあむ「アステロイド!」
    裕子「くっ、シールド!」
    藍子「ごめんね、ユッコちゃん」カチ
    裕子「あっ……」ドオン
    「トリオン供給器官破損ベイルアウト」

    ちひろ「なんと!先ほどまで共闘の構えを見せていました、裕子ちゃんと藍子ちゃんですが、藍子ちゃんが裕子ちゃんを落としました!」
    凛「もともと浮いたスナイパーになった藍子には、勝ち筋はなくなってたからね。だから1点でも獲った方が得ってことになるんだけど……」
    ちとせ「それは裕子ちゃんでもいいわけだね」
    凛「そういうこと。集中シールド貼って突っ込んでくる相手にスナイパーが勝つのは難しいから、りあむが裕子を足止めして、あきらが藍子に突っ込んだ時に、藍子が狙える駒は裕子だけになったわけ。りあむは、あきらが藍子落として戻って来る間だけの時間稼ぎのつもりで、退いて戦ってたから落とすのは難しいからね」

    あきら「ナイスショット」
    藍子「はは……ユッコちゃんには後で謝らないといけませんね」
    タタタタ
    バシュッ!

  • 123片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:13:55

    ちひろ「あきらちゃんが藍子ちゃんを落として決着!生き残った砂塚隊には、生存点2点が加算され、片桐隊2点、本田隊2点、砂塚隊4点、砂塚隊の勝利です!」

    片桐隊 2点
    早苗1点、裕子0点、雫1点

    本田隊 2点
    未央0点、茜0点、藍子2点

    砂塚隊 4点(内生存点2点)
    あきら1点、あかり0点、りあむ1点

  • 124片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:14:07

    ちひろ「では、最後に総評をお願いします。」
    凛「そうだね……この戦いの序盤は茜とあかりの遭遇戦から始まったけど、それでだいぶ試合の内容が決まったね。先制点を挙げたのは、片桐隊だったけど、その直後からの戦いでそれぞれ固まった他二隊相手に戦わないといけなくなった」
    ちひろ「では、茜ちゃんに攻撃を仕掛けるのは早苗さんも揃うのを待ってからの方が良かったということでしょうか」
    凛「結果論としてはそうなるかもしれないけど、獲れる点を獲りに行くのは悪いこととは思わないかな。敵のエース落とせてるわけだしね。試合の流れを作ったのはあかりかな?あかりが本田隊のエースとの戦いを長引かせた結果、次の戦いの形も決まったし、戦力の合流も起こった」
    ちとせ「あはっ、まさかこんなに面白い子だとは思わなかったかな。他二人も面白かったし」
    凛「そうだね。隊長の判断はルーキーとは思えないくらい落ち着いてたし、りあむはすごいエースだね。これからの活躍も気になるし……私も斬ってみたいな」
    ちひろ「おっ、凛ちゃんの最上級の誉め言葉が出ましたね。では、ランク戦はこの辺で。ありがとうございました」

  • 125片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/03(月) 23:14:37

    終わりです。保守

  • 126二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 08:11:04

    めっちゃ力作やん、そして凛ちゃん二次創作で蒼くなりがち

  • 127片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/04(火) 12:14:52

    昨日書き忘れてたトリオン量とトリガー構成の妄想
    片桐隊
    早苗 トリオン量6
    メイン 弧月、旋空、バッグワーム、シールド
    サブ  レイガスト、スラスター、FREE、シールド
    裕子 トリオン量12
    メイン アステロイド、ハウンド、メテオラ、シールド
    サブ アステロイド、ハウンド、バッグワーム、シールド
    雫 トリオン量7
    メイン イーグレット、ライトニング、アイビス、シールド
    サブ  バッグワーム、FREE、FREE、シールド

  • 128片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦22/01/04(火) 12:15:04

    本田隊
    未央 トリオン量8
    メイン アステロイド:突撃銃、ハウンド:突撃銃、メテオラ:突撃銃、シールド
    サブ ハウンド:突撃銃、FREE、バッグワーム、シールド
    茜 トリオン量6
    メイン 弧月、旋空、FREE、シールド
    サブ  メテオラ、FREE、バッグワーム、シールド
    藍子 トリオン量7
    メイン イーグレット、ライトニング、アイビス、シールド
    サブ  バッグワーム、FREE、FREE、シールド
    砂塚隊
    あきら トリオン量8
    メイン バイパー:突撃銃、メテオラ:突撃銃、FREE、シールド
    サブ ハウンド:突撃銃、FREE、バッグワーム、シールド
    あかり トリオン量4
    メイン レイガスト、FREE、FREE、シールド
    サブ  メテオラ、FREE、バッグワーム、シールド
    りあむ トリオン量14
    メイン アステロイド、ハウンド、メテオラ、シールド
    サブ  アステロイド、ハウンド、FREE、シールド

  • 129二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 17:38:54

    『所有権』

    環「やったー、たまきの勝ち〜、おやぶん、弱っちいぞ〜」
    P「ははっ、環が強いんだよ」
    環「くふふ、そうかな〜、じゃあ言ってたとおりおやぶんの顔にたまきって書いちゃうぞ!」

    恵美「にゃはは、あーやってるとさ〜、なんか持ち物に名前書いてるみたいだよね♪」
    琴葉「………」
    恵美「…琴葉?」
    琴葉「…プロデューサー、私とも勝負してくれませんか?」

  • 130二次元好きの匿名さん22/01/04(火) 21:51:37

  • 131二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 05:45:01

  • 132二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 06:51:14

  • 133二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 12:06:32

    アイマスキャラ多いから、逆に年上とかには喋り方変えるちゃんとした子が難しい。
    独自基準だとなおさら

  • 134二次元好きの匿名さん22/01/05(水) 20:47:34

    気にしだすと何も書けなくなるからある程度の妥協は必要よね。あっしは気楽に書くよ。

  • 135二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 06:07:04

    絡みがないと思ってた二人が実は絡みあって、書いた絡み方と違う!ってなったら困る

  • 136二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 13:50:16

    デレマスはそこらへんの設定が公式がガバいと言われるが単純にあんだけキャラいたら把握ムズいよな

  • 137二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 18:39:47

  • 138二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:36:49

    >>126

    しぶりん

    は強そうだしな

  • 139二次元好きの匿名さん22/01/06(木) 21:59:29

    武器持って戦うアイドルいいよね

  • 140黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:50:33

    片桐隊×本田隊×砂塚隊ランク戦の続きを思いついたので保守代わりに

  • 141黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:51:06

    美優「ランク戦ROUND2!実況を務めます、三船美優です。解説席には、渋谷隊の奈緒ちゃんと道明寺隊のあやめちゃんにお越しいただきました」
    奈緒「よろしく」
    あやめ「ニンニン、よろしくお願いいたします」
    美優「三部隊とも今シーズンからの新しい部隊となりますね。黒埼隊にはつかさちゃん、久川隊には悠貴ちゃんがルーキーの部隊に加わっています。この3隊についていかがでしょうか?」
    あやめ「三隊とも、ルーキーではありますが、戦うなら油断ならない難敵であります。初戦も見事勝利で飾っています」
    奈緒「だな。あたし……というか、うちの加蓮が気にしてたのは双子の姉の方だな」
    美優「加蓮ちゃんは屈指のバイパー使いですからね。ROUND1で新人とは思えないバイパーの扱いを見せた凪ちゃんは気になるのかもしれませんね」
    奈緒「そんで、あたし個人としては黒埼隊の千夜が気になるな……」
    美優「千夜ちゃんはメイン弧月、サブに拳銃を使うオールラウンダー寄りのアタッカーですね」
    奈緒「そうなんだよ!黒セーラーに刀ってだけでカッコイイのに、更に拳銃だぜ?欲張りセットだろ……」
    美優「えっと……」

  • 142黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:51:21

    あやめ「あやめとしては、同じ隊のちとせ殿が気になります。こちらも新人離れしたスコーピオン捌きでした!是非ともお手合わせ願いたいところです」
    美優「なるほど、あやめちゃんもスコーピオンの名手ですからね。ちとせちゃんとあやめちゃんの戦いを見てみたい人は多いかもしれません」
    奈緒「ちとせさんのスコーピオンもいいよな……。主流の剣型にして持つんじゃなくて腕から生やしてるのがこう、らしいっていうか」
    美優「では、選んだマップについてのコメントももらっていいでしょうか。久川隊が選んだマップは市街地D、大きな建物が並ぶマップです」
    あやめ「市街地Dでは、最終的に真ん中の大型ショッピングモールが戦場になることが多いのですが、なにぶん階層が多いため、探しづらいのが特徴ですね」
    奈緒「そうそう、屋上まで含めれば7階もあるせいでレーダー上では見つかっても居場所わかんなかったりするんだよな。レーダーは二次元的だから、レーダー上で居場所わかっても1階から屋上のどこにいるかわからないんだよ」
    あやめ「屋内戦になることが多いため、スナイパー不利のマップでもあります。黒埼隊には、スナイパーのつかさ殿がいるので、スナイパー対策のために選んだのやもしれません。久川隊は、アタッカー二人、シューター一人の部隊で悪影響はそこまでないですからね」
    美優「なるほど、解説ありがとうございます。さあ、ここで全部隊、仮想ステージへ転送完了。いよいよ戦闘開始です」

  • 143黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:51:35

    凪(聞こえますか二人とも……今、凪は二人の脳内に直接語りかけています……)
    颯(いやトリオン体の内部通信でしょ!)
    悠貴(配置はかなり良いですね。ショッピングモールには凪さんとあと誰か敵の人が一人。凪さんの作戦さっそく行けそうです)
    颯(はーも近いからサポート行くよ)
    凪(天が凪に味方していますね。天運、マップ選択の地の利、天と地が合わさった凪は最強か?)

    つかさ(アタシら、千夜からだいぶ遠いな。千夜、今、ショッピングモールの何階だ?)
    千夜(五階ですね。降りるだけで時間を取られそうです)
    ちとせ(トリオン体なんだし、飛び降りたら?)
    つかさ(文字通り飛んだ発想だな。嫌いじゃねーが微妙なところだな。落ちてる途中は的になる……ってのは運悪くねーとそうはならねーと思うが、派手に動いて他の二隊にまとめて狙われたら厄介だ)
    千夜(わかりました。では……)「シールド!」
    キィン
    千夜「凪さんの姿が見えました。戦闘を開始します」

    美優「最初の戦いは、凪ちゃんと千夜ちゃんとなりました。奇しくもどちらも、奈緒ちゃんが注目として挙げた二人です。このマッチアップいかがでしょうか?」
    奈緒「んー、二人の実力はひとまず脇に置いといて、アタッカーとシューターガンナーの1対1だと、アタッカーの方が有利なんだよな」
    あやめ「シールドの性能が優れているため、弾で守りを崩すのが難しいからですな」
    奈緒「そうそう。まして、ショッピングモールみたいに射線を切りやすい入り組んだマップなら更にシューターやガンナーが不利だな。あたしだったら戦いたくねー」
    美優「なるほど、では凪ちゃんは不利であるのに、千夜ちゃんに勝負を仕掛けたのでしょうか?」
    奈緒「あたしだったら戦いたくないって話だからな。たとえば……加蓮みたいなバイパー使いだったら話は変わってくるな」

  • 144黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:52:10

    千夜「シールド!」
    キィン
    千夜(扉や吹き抜け……色んな所からバイパーが飛んでくる……。これは厳しいですね)

    美優「普通ならシューター不利に働くこのマップ。ですが、凪ちゃんは、弾道を引けるバイパーの特性を活かし、縦横無尽に攻撃を仕掛けます」
    奈緒「このマップ仕掛けたのは久川隊だからなー。たぶんこのショッピングモールの空間掴むためにコソ練たくさんしたんだろ」
    あやめ「これは完全に凪殿の領域ですな。千夜殿は炸裂弾で壁を壊して一度退却し、態勢を立て直した方がいいかもしれません。変化弾で追われる危険性はありますが、久川隊に狙撃手はいませんから致命傷は避けられるでしょう」
    奈緒「でも千夜は戦う気っぽいんだよな。どの階にいるかはわからないけど、マップ上のレーダー頼りであたり付けてんだろう」
    美優「でもそれは……」
    奈緒「まずいよなー……」

    千夜(レーダーの反応だとこの下……)「メテオラ!」
    ドオン!
    千夜「……これは」

    美優「千夜ちゃん、ダミービーコンを発見しました。ダミービーコンはマップ上でトリオン体と同じ反応を見せるボール状のトリガーです。設置した人あるいはオペレーターによって動かすことも可能です」
    奈緒「良く見れば、動きは機械的だから人間かどうか見分け付くんだが、凪がもともと変な動きするやつだからなー……。多少機械的で動きが硬くても、凪ならそう言うこともあるかって思っちゃうかもな」
    あやめ「このような多層的な戦場ではより効果を発揮するトリガーですな。加えて、凪殿の変化弾も加われば、この戦場で姿を消した凪殿と戦うのは得策ではないと言う他ありません」

    千夜(気付いたことに気付かれてますね……。マップ上でビーコンが増やされています。撤退します。判断が遅れました、すみません)
    つかさ(いや、キャリアの浅い千夜がビーコンに気付かなかったのはしょうがねえ。アタシが気付くべきだった、わりぃ)
    ちとせ(えっ、私もう千夜ちゃん迎えに近くまで来てるんだけど?)
    つかさ(待ち合わせ場所変更だ)
    千夜「メテオラ!」ヒュッ
    ドォン
    千夜(外へ逃げないと)ダッ

  • 145黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:52:29

    凪(はーちゃん、お客様がエスケープしようとしています。お引止めお願いします)
    颯(りょーかい!)「エスクード!」キンッ
    ドッ
    千夜(!? 壁!?)

    美優「千夜ちゃんが開けた穴が塞がれました!エスクードは盾を地面から生やすトリガーです」
    奈緒「いつの間にか颯、千夜の下の階まで来てたんだな」

    凪(メテオラ+バイパー……トマホーク!)ドドド
    ギュン
    ギュン
    千夜「しまっ……、シールド!」
    ドドドド
    千夜「くっ……バイパーじゃない……!?」

    美優「これは……合成弾です!炸裂するメテオラと、引いた線の上を動かせるバイパーを組み合わせた弾になります」
    奈緒「あいつ、合成弾まで使えるのかよ!?最近の新人こえー」
    あやめ「突然、脱出口を塞がれ混乱した所へ、この切り札。千夜殿の傷は深いですよ」
    美優「千夜ちゃん、両足を削られる大ダメージです」
    奈緒「あちゃあ。逃げ出したいのに、足が削られたのはだいぶ痛いな」

  • 146黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:52:49

    千夜(すみません、お嬢さま。私はもう落ちます。せめて、お嬢さまが戦う舞台を整えておきます)「メテオラ!」キン
    ズドド
    颯「エスクード!」キン
    ドッ
    千夜「メテオラ!」キン
    ズドド
    颯「またあ!?エスクードッ!」キン
    ドッ

    美優「千夜ちゃん、執拗にショッピングモールの壁を破壊し始めました。飛んでくるバイパーをシールドで防ぎつつも、メテオラはやめません」
    奈緒「完っ全に嫌がらせだな。エスクードって消費トリオン多いんだよ。でも、ここまで追い詰めておいて、千夜に飛び降りから逃亡されたらたまらないしな。このまま視覚外バイパーで削り倒すか、それとも……」

    凪「バイパー」ギュン
    千夜「! シールド!」
    ドドド
    凪「大暴れしているお客さんがいるという話で来ました、当ショッピングモールを裏で支配する凪です」
    颯「ちょっとー!ショッピングモール壊す気なの?エスクードのコストってたっかいんだからねー!」バタバタバタ
    千夜「出てきてくれましたね……」

    美優「凪ちゃん颯ちゃん、今まで遠巻きに削ってきましたが、千夜ちゃんの前に姿を現しました」
    奈緒「もう十分、安全に倒せるくらい弱らせたって判断したんだろう。あのままトリオンの削り合いになったら颯のトリオン消費が激し過ぎたしな」

    凪(足も削れて、トリオンもだいぶ切れかけのはずですが、さながら手負いの獣、油断してはいけませんよ、はーちゃん)
    颯(わかってるって)
    凪(はーちゃんがカッコイイからやりたいと言いつつ、難し過ぎて挫折した剣と銃スタイルを修めているほどの玄人ですからね)
    颯(もう!そういうこと言わなくていいから!)

  • 147黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:53:07

    美優「凪ちゃんのバイパー、颯ちゃんは旋空弧月とハウンドで、千夜ちゃんを遠巻きに削っていきます。視覚外でも当てていたのですから、視覚に入れた今は命中率が段違いです」
    奈緒「逃げ出す動きだけ警戒されて、距離を持って削ってるな。逃げるにしろ、せめて一矢報いるにしろ厳しいな、こりゃ」

    悠貴(姿は見えないけどレーダー上で、私の後にショッピングモールに誰か入ってきました。砂塚隊かもしれませんが、この人が来る前に千夜さんを落としておきましょう。私もそろそろ着きます)
    颯(大丈夫だよ、悠貴ちゃん!もう次で落とせるから!)
    千夜(もう絶対に逃げられない……そう思われてる。ここが勝負……!)「メテオラ!」キン
    ドドド
    颯(壁が壊された。でも……)「もう付き合わないよ!旋空弧月!」
    千夜「くっ……」
    戦闘体活動限界ベイルアウト

    美優「千夜ちゃん、とうとうベイルアウト」
    奈緒「二人にもあんまりダメージ与えられなかったし、これは悔しいな」
    あやめ「ただ最後の炸裂弾、今更逃げることも出来ない穴をあけて……何が狙いなのやら」

  • 148黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:53:24

    悠貴(壁に穴……!二人とも狙撃警戒!黒埼隊にはスナイパーがいます!)
    凪(わーお!)
    颯(やばっ、集中シールドの準備……)「――え?」
    ヒュウウウウ
    ちとせ「――こんにちは」
    ビュッ
    颯(落ちて来た女性、首が落ちたはーちゃん。……戦場に降り立ったちとせさん。神か悪魔か、はたまた……)
    ザッ
    ちとせ「さっ、戦いましょう」

    美優「なんと!ちとせちゃん、驚きの登場!屋上から真っ逆さまに飛び降り、スコーピオンで颯ちゃんを斬り、そのスコーピオンを引っ掛けて侵入しました!」
    奈緒「……ずるい……」
    美優「え?」
    奈緒「ずるいだろ……!ビルの上をスコーピオンで飛び回って、屋上に来たと思ったら、真っ逆さまから落ちてきて敵を倒しながらエントリーってさ……!ズル過ぎるだろ……!めっちゃ絵になるじゃん……!」
    美優「ええと……あやめちゃんはどうでしたか?素晴らしいスコーピオン捌きでしたが?」
    あやめ「ずるいですぞ……あやめが……あんなの、忍者のあやめがやりたかったのに……」
    美優「……ええと、解説席の二人の心を掴む見事な体裁きでしたね、はい。実況席からは、スコーピオンを操り屋上から屋上を移動するちとせちゃんの姿は見えていましたが、レーダーで見ていた久川隊は、屋上ではなく1階に着いて、今戦場となっている4階まで登って来るにはまだ時間がかかると思ったのかもしれませんね。さて、戦場では悠貴ちゃんが凪ちゃんに加勢し、戦いを繰り広げています。1対2です」

    悠貴「凪ちゃんも足を止めないでください!」
    ちとせ(悠貴ちゃん、結構厄介だね。これに凪ちゃんも加わると結構つらいかも)

    美優「拮抗していますが、やはり数で勝る久川隊が現状有利でしょうか」
    奈緒「どうかな……。それよりも、今3つ目の部隊……あかりとあきらが乱入してきそうだな」

  • 149黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:53:41

    あきら(フルアタック!)バババババ
    悠貴「シールド!」
    凪「シールド!」
    ちとせ「シールド!」

    美優「乱入したあきらちゃん、フルアタックで3人一挙に狙う」
    あやめ「一挙三得を狙ったのかもしれませんが、上手く防がれましたな」
    奈緒「うーんこれ不味くねえか?漁夫るの失敗して、三人にヘイト向けられて、的絞られるぞこれ」
    あやめ「いや、どうやら増援はまだあるようです」

    あきら(不意を突いたつもりでしたけど、全員に守られましたね。思ったよりみんな退いて戦ってましたね……。一人でも落とせれば都合が良かったデスけど、三人まとめて固められれば十分デス。後は……)「りあむサン、お願いします」
    りあむ「アステロイド!」

    美優「遅れて登場したのは砂塚隊のエース、りあむちゃんです。そのトリオン量はトップクラスと目されています」
    奈緒「うわでっか……。りあむさんのフルアタックこれはやばい威力だな」
    あやめ「先ほどまでは、あかり殿が守り、あきら殿がメイントリガーサブトリガーの銃による両攻撃を仕掛けていましたが、今はあかり殿が守り、りあむ殿が両攻撃を仕掛けています。あきら殿は攻守どちらにも参加ですな」
    奈緒「これ正面から止めるのはキッツイな」
    美優「砂塚隊の激しい銃撃に晒される3人。おっと悠貴隊員がベイルアウトしました」
    あやめ「あの三人の中ではトリオン量が最も少ないのでやむなしですな」
    奈緒「このままだったら後、凪とちとせさんも削り殺して終わりになるけど……」

  • 150黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:53:57

    りあむ「よっしゃあー!りあむちゃん最強!」
    つかさ(ここだ!)カチ
    ドォン
    りあむ「えっ……!」
    トリオン供給器官破損ベイルアウト
    あきら「!?」
    あかり「え!?」
    凪「おや?」
    ちとせ「遅いよ、マンティス!」シャッ
    凪「! バイパー!……うっ!」
    ザクッ
    トリオン供給器官破損ベイルアウト

    美優「急展開です!悠貴ちゃんのベイルアウトから連鎖するように、更に二人ベイルアウト」
    奈緒「黒埼隊が仕掛けたな。二階下から撃ち込んだ、つかさの床抜きスナイプから始まって、混乱に乗じてちとせが仕掛けた。面白いのは、これ、今までも撃つチャンスはあったのにここまで待ってたことだな」
    あやめ「あきら殿の両攻撃ならばつかさ殿の狙撃という切り札を使うまでもなく、突破できると温存しておいたのでしょう。そして、りあむ殿の攻撃もトリオン量的に自分はまだ耐えられると判断し、悠貴殿が落とされるまで敢えて狙撃を待った」
    奈緒「りあむさんを落とした隙を狙って、久川隊二人を落とす手もあったけど、流石に欲張り過ぎだしな。今回は凪に片手落とされるだけで済んだけど悠貴も絡んだらもっとダメージもらっただろうし」
    美優「三人一気に落ちたので状況を確認します。現在、黒埼隊3点、久川隊1点、砂塚隊1点。久川隊は全員落ち、試合の結果は、ちとせちゃん、つかさちゃんとあきらちゃん、あかりちゃんに託されました」

    あきら(あかりちゃん、狭い所じゃ分が悪い。吹き抜けのある廊下まで移動)ババババ
    あかり(了解んご!)
    ちとせ「あは、逃がさないよ」

  • 151黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:54:12

    美優「拮抗しているようにも見えますが、どちらが有利と思いますか?」
    奈緒「黒埼隊が大幅有利だな」
    あやめ「ですな」
    美優「大幅、ですか?拮抗状態のようにも見えますが?」
    奈緒「ちとせがそういう状況に持って行ってるんだよ。なにせ……」

    つかさ「もう一発……!」カチ
    ドォン
    あかり「んご!?」
    あきら「あかりチャン!?」
    あかり「だ、大丈夫!左手がやられたけど、レイガストは持てるんで!」

    奈緒「もう他に敵が残ってないから、つかさが撃ち放題だ。床下からの狙撃を警戒してあきらとあかりも動き続けてるから命中率は悪いけど、当たるまで撃てばいいだけだ。だからちとせも、あきらとあかりが逃げることだけ警戒して時間稼ぎに徹してるっぽいな」
    あやめ「ちとせ殿はあきら殿あかり殿より上の使い手に見えます。格上が時間稼ぎに徹してるならば、突き崩すのは至難の業という他ありません」
    美優「なるほど。しかし、ちとせちゃんはもっと攻めるタイプかと思ったのですが、持久戦で削るんですね」
    奈緒「うーん、それは思った」
    あやめ「攻めっ気がないのは、砂塚隊の捨て身の相討ちを警戒しているのかと」
    美優「相討ち、ですか?なかなか物騒ですが、ちとせちゃんは二人がそういう攻撃をしてくると?」
    あやめ「相討ちでもいいので、ちとせ殿さえ落としてしまえば砂塚隊大幅有利になるのです。狙撃手一人となってしまっては、勝利するのは至難の業ですからな」
    美優「なるほど。だから、ちとせちゃんは踏み込んで攻撃しないのですね」
    奈緒「なるほどなー。でも、それしかもう方法ねえかもな。相討ち警戒してるちとせ相手には分が悪いが、なにせ時間が経つにつれ、あきらとあかりは状況悪くなる一方だ。さっき、あかりの手がやられたみたく削られて終わりだ」

  • 152黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:54:27

    あきら(片方を落とす作戦――#いや分が悪すぎてもはや賭け――賭けは思いついた。せめて、1%でも成功率が上がるチャンス、相手が足を止める瞬間、相手の反応が遅れる瞬間は……)
    あかり(あきらちゃん!つかささんの狙撃防ぐ方法思いついたんご!)
    あきら(え……?)
    あかり(こっち来て、あきらちゃん!)

    美優「こ、これは……」
    奈緒「……床に置いたレイガストの上に二人して乗ったぞ」

    ちとせ「わー」
    あかり「ふっふっふっ、どうですか?これなら床下からの攻撃は防げます!下からの攻撃が防げるならあきらちゃんはフルアタック解禁です!形成逆転ご!」

    つかさ「アホか」カチ
    ドッ
    あきら「っ……!」
    あかり「んごおおおお!?」

    美優「下からのアイビスで突き上げられたレイガスト。あきらちゃんとあかりちゃんが低く宙を舞います」
    奈緒「そりゃそうなるだろ」
    あやめ「あきら殿もよくこの作戦に乗りましたね……」

  • 153黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:54:41

    あきら(よし!撃てる!)
    ちとせ(攻撃する気……?いや、違う!私じゃない!)
    あきら(アイビスが開けた穴!つかさサンまでの射線!フルアタック!)
    ダダダダ
    ちとせ「つかさちゃん!」

    つかさ「! な……!」
    ガガガガガ
    トリオン供給器官破損ベイルアウト

    美優「あきらちゃん、床抜きスナイプ返し!ガンナーながら見事なカウンタースナイプでつかさちゃんを落としました!」
    奈緒「おーすげえ」
    あやめ「見事な奇襲です!」
    美優「これには事務所随一の奇襲の名手、あやめちゃんも太鼓判です」
    あやめ「妙手を称賛したいところですが、今は戦場を見ましょう。決着の時は近いですぞ」
    美優「つかさちゃんが落ちて一気に戦場が動きます。先ほどまでの引いた動きとは打って変わって、ちとせちゃんが積極的に二人に近寄る動きを見せます。しかしもう不意打ちの危険はなくなり、あきらちゃんはフルアタックを開始、あかりちゃんは防御に回ります。あきらちゃんの弾幕に、あかりちゃんの援護、ちとせちゃん苦しいか!」
    あやめ「ですが、近付くために多少の被弾覚悟で飛び込むしかありません。攻撃手なら近付かないとこのまま削られて終わりです」
    美優「ちとせちゃんのトリオン体にヒビ!活動限界が近いか!」
    奈緒「いや、あかりに近付いたぞ!」

    ちとせ(この間の試合見るまで弱い子だと思っててごめんね、あかりちゃん。あかりちゃんがチームのためならここまで戦える子なんて知らなかったから。だから……ちゃんと殺してあげる)
    ズバア
    あかり「んご……!スラスターオン!」ドッ

  • 154黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:54:59

    美優「ROUDN1で早苗さんを押し戻した動き!」
    あやめ「ですが、読まれています!」

    ちとせ(もう見た動きだよ。メテオラも防げるようにシールド広げて……あとちょっと……私のスコーピオンならあきらちゃんに届……くっ!?)
    ビィイン
    ちとせ「え……?」

    美優「これは……ワイヤーです!あかりちゃん、後ろ手でワイヤーを張っていた!」
    あやめ「お見事!」
    奈緒「スパイダーってあんまり使われないトリガーなんだよな。攻撃にも防御にも直結するわけじゃないから。今回にしたって、ワイヤーに気付いて、ワイヤー切っての数秒しか止められてないし。でも……」

    ちとせ「ふふっ……今回は完敗だよ、あかりちゃん」
    戦闘体活動限界ベイルアウト
    タタタ…
    あきら「……フー」

  • 155黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:55:14

    奈緒「勝敗を分ける数秒だ」
    美優「ちとせちゃんがベイルアウトし決着です。生き残った砂塚隊には、生存点2点が加算されます。4-5-1、砂塚隊の勝利です!」

    黒埼隊 4点
    ちとせ3点、千夜0点、つかさ1点

    砂塚隊 5点(内生存点2点)
    あきら2点、あかり0点、りあむ1点

    久川隊 1点
    颯1点、凪0点、悠貴0点

    黒埼隊室
    ちとせ「あう」ボスン
    つかさ「お疲れ」
    ちとせ「おつかれー。負けちゃった、悔しいー」
    千夜「楽しかったですか、お嬢さま?」
    ちとせ「ふふ、うん、すごく!」

  • 156黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:55:34

    美優「さて、最後に試合を振り返ってみましょうか。戦いは、黒埼隊の千夜ちゃんと久川隊の凪ちゃんが攻撃をしかけて始まりました」
    奈緒「そうだな、たぶん久川隊がこのマップを選んだのは、スナイパー対策もあっただろうけど、たぶん凪のバイパーを活かすためだったんだろう。そういう意味じゃ久川隊にとっては相当ラッキーな始まり方だったわけだ」
    美優「実際に凪ちゃん、颯ちゃんはほとんどダメージを受けることもなく、千夜ちゃんをベイルアウトに追いやっていますからね」
    奈緒「ただ、その直後に颯は落とされて、その後砂塚隊も絡んできて三人とも一気に落ちる流れになったな」
    美優「敗因はいったいなんでしょうか?」
    あやめ「戦いは時の運です。まして、三つ巴ともなると、その要素は強くなるのですが一つ、私見を申すならば、市街地Dはあまり久川隊を活かすステージではなかったかもしれません」
    美優「凪ちゃんのバイパーとすごく合っていたと思いますが?」
    あやめ「それは否定しません。ただ久川隊は悠貴殿もおり、機動力がある部隊です。機動力を活かし、浮いたコマを取る、戦力の集合離散を行うなどで、優位を獲った方がいいのではないでしょうか?今回は久川隊が仕掛けてからは、他二隊が集まってくる形となりましたが、攻めて来る敵を迎え撃つよりも、移動して攻めて行った方が良かったかもしれません」
    奈緒「あー確かに。あんまり凪以外の二人が活きてる感じはなかったな」
    あやめ「ただ……先ほど言った通り、勝負は時の運です。そして、凪殿のように様々な策を仕掛けるなら、時に裏目に出て、大敗を喫することもあるでしょう。しかし、そういった経験を積み重ねて成長するものです。今後も、観衆を沸かせる奇策を期待していきたいですな」
    奈緒「ああ、これからも懲りずに変なこといっぱいやって欲しいな。ダミービーコンとかエスクードとか色んなトリガー試すのは見てて面白いし、合成弾とかは素直にすげえ」
    美優「点差では他二隊に差を付けられた久川隊。しかしまだROUND2、これからも活躍を期待したいですね。さて、では次に千夜ちゃんが落とされたあたりから振り返りを再開しましょうか」

  • 157黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:55:49

    奈緒「正直言うとな、見てて千夜の撤退判断が遅いと思ってたんだよ。凪のバイパーが120%活きるステージだったし、ちとせやつかさも距離があってヘルプは遅れるしな」
    あやめ「実際には、その後ちとせさんが颯殿を撃破しながら登場し、砂塚隊との戦いもショッピングモールを活かして有利に事を運んでおりましたな」
    奈緒「だな。流れが良かったってのは否定は出来ないんだけど、黒埼隊が4点獲得の最初のきっかけを作ったのは間違いなく千夜なんだよ。あの、ちとせが突入してくる穴をショッピングモールの横に開けたのは、千夜だしな」
    あやめ「千夜殿は、あえて自分が逃げられない段階になって炸裂弾で、ちとせ殿の道を作りましたな。自分が逃げ出せると思われてはまたも盾でふさがれてしまうやもしれませぬからな」
    奈緒「今、思い返したら千夜がメテオラ連打してたのは、エスクードでトリオン消費させる以外に、壁を開けるのは千夜自身が逃げるため、と敵に刷り込む目的があったのかもな」
    美優「と言いますと?」
    奈緒「私がメテオラで壁を壊すのは味方の射線通すためじゃないですよーって、思わせたかったんじゃないかって話。凪と颯がいない状況で壁に穴を開けるのは、奇襲の意味はないからな。だから、いざ最後に千夜が壁に穴を開けた時も二人の頭から、奇襲仕掛けるためにメテオラで道を作った、って発想が抜けたんだと思う」
    美優「なるほど、敵に大きくダメージを与えることなく敗北した千夜ちゃんですが、そのような作戦があったんですね」
    奈緒「つか、もし壁をエスクードでふさがれてたらちとせさん、あのまま地面まで真っ逆さまだったんじゃあ……?」
    美優「では、その後、悠貴ちゃん、りあむちゃん、凪ちゃんが連続で退場あたりまではどう思われますか?」
    奈緒「あえて悠貴が落とされるまで待った黒埼隊の判断が面白いよな……ってのはもう言ったか?」

  • 158黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:56:03

    あやめ「やはりつかさ殿の狙撃が素晴らしかったです。狙撃手は視界が歪むためガラス越しでも撃つのを躊躇うというのに床を二枚挟んだ状態から見事、りあむ殿を撃ち抜きました」
    奈緒「マップ自体を選んだのは別の隊なのにすげーよな。逆に砂塚隊は、もしマップを選んだのが黒埼隊だったら、床抜きスナイプも警戒したかもしれなかったな」
    あやめ「市街地Dは狙撃手にとって弱点ですからね、なればこそ普段から備えていたのかもしれません」
    奈緒「ああ、確かに。市街地Dはスナイパーにとっては一番ってくらい不利なステージだもんな、そりゃ対策するか。うちスナイパーいないからわかんないけど」
    美優「さて、りあむちゃん登場からは砂塚隊勝利か、という盤面でしたが、つかささんのスナイプから急変し、黒埼隊と砂塚隊の2対2の一騎打ちとなりました。目の前には、スコーピオンの達人、下からスナイプと砂塚隊はとても戦い辛かったと思います」
    奈緒「ちとせさんのエントリーと言い、つかさの床抜きスナイプと言い、黒埼隊が選んだのかよってくらいこのマップ活かしてたよな」
    あやめ「地の利を得たからこそ、敗北したものの4点という得点に結びついたのでしょう」
    奈緒「でもあきらも、負けじと床抜きスナイプしてたな。スナイパーの天井抜きスナイプを見落としてたのは隊長のミスと言えなくもないが、同じ試合で自分もやり返したのは、学習能力が高いというべきか、負けず嫌いというべきか」
    あやめ「あの床抜き狙撃も素晴らしかったですが、あれ自体は成功率が高いものではないでしょう。ですが、その前からの仕込みが良かった!」
    美優「その前からの仕込みというと……レイガストの盾に乗ったことでしょうか?」
    あやめ「その通りです。奇襲の基本にして、真髄、それでいて一番難しいのは相手の虚を突くことです。見事、黒埼隊の虚を突きました」
    奈緒「そりゃ真面目にあんなことやられたら虚を突かれるわ……。あきらはあの後が本命だったんだろうけど、あかりは本気でやったんだろうしな」

  • 159黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:56:22

    あやめ「戦術で戦う際は敵の戦術レベルを考慮しないといけません。つかさ殿は、真っ当に戦術勝負をするならば強敵でありますが、あきら殿とあかり殿の策が合わさったおかげで見事、戦術レベルを誤らせたとも言えるでしょう」
    奈緒「あかりが虚を突いたっていうと、最後のスパイダーも良い作戦だったよな」
    美優「スパイダー、ワイヤーを貼るトリガーですね。最後、あきらちゃんに寄せるちとせちゃんを足止めしたトリガーです」
    奈緒「スパイダーは強いトリガーじゃない。少しだけ相手の行動を遅らせられるトリガーだ。でもトリオン消費量は少ないし、自分の役目は仲間のサポートと割り切ってるあかりの向きのトリガーかもな」
    美優「そして、勝利を決める最後の一押しとなりましたね。では、これでROUND2の実況解説を終わりたいと思います。お付き合いありがとうございました」

    久川隊室
    颯「……」
    凪「……」
    悠貴「……は、颯さん、凪さん、元気出しましょう?」
    颯「悔しい……」
    凪「悔しいですね、はーちゃん」
    颯「何あの登場の仕方、綺麗で見とれちゃった……!悔しいー!」
    悠貴「あっ、そこですか?」
    凪「親方、空から女の子が!と言う人生で言う最初で最後のチャンスだったかもしれないのに、動揺して言い忘れていました。……いや、乙倉、空から女の子が?」
    悠貴「すみません、よくわからないです……」
    颯「悔しいけど……カッコイイことして、新しいことして……次は勝つ……!」
    凪「はい、懲りずに新しいことに手を出して、作戦考えて、勝ちます……」
    悠貴「……! はい!」

  • 160黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:56:33

    砂塚隊
    りあむ「うう……ごめえんふだりどもおおおお……一人だけさっさと負けでええ~」
    あきら「ああもう泣かないでくださいよ。天井抜きを見落としたのは、隊長の自分が一番悪いんデスから」
    あかり「いやいや、私も全然気付かなかったし、あきらちゃんだけのせいじゃないんご!」
    あきら「ありがとう、あかりチャン。今回は、あかりチャンに助けられた試合だったね」
    あかり「ええ、そんな!」
    あきら「最後だって、スパイダーで止めてくれなかったら負けてたかもしれないし、何より、あのレイガスト乗る作戦を真面目に言ってくれたおかげでつかさサンやちとせサンの隙を突けたし」
    あかり「んご!?そ、それえ!?」
    りあむ「ああ、真顔でトンチンカンな作戦言うあかりんごかわいかったよね。ログで、あのドヤ顔見直そ……」
    あかり「そ、そんなことしなくていいんごー!」

  • 161黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:56:58

    黒埼隊
    ちとせ トリオン量7
    メイン スコーピオン、メテオラ、シールド、FREE
    サブ  スコーピオン、FREE、シールド、バッグワーム
    千夜  トリオン量6
    メイン 弧月、旋空、シールド、FREE
    サブ  アステロイド:拳銃、メテオラ、シールド、バッグワーム
    つかさ トリオン量6
    メイン ライトニング、アイビス、シールド、イーグレット
    サブ  バッグワーム、FREE、シールド、FREE

    砂塚隊
    あきら トリオン量8
    メイン バイパー:突撃銃、アステロイド:突撃銃、シールド、FREE
    サブ ハウンド:突撃銃、メテオラ、シールド、バッグワーム
    あかり トリオン量4
    メイン レイガスト、スラスター、シールド、スパイダー
    サブ  メテオラ、バッグワーム、シールド、スパイダー
    りあむ トリオン量14
    メイン アステロイド、ハウンド、シールド、メテオラ
    サブ  アステロイド、ハウンド、シールド、バッグワーム

  • 162黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:57:08

    久川隊
    凪 トリオン量7
    メイン バイパー、メテオラ、シールド、FREE
    サブ  バイパー、ダミービーコン(試作)、シールド、バッグワーム
    颯 トリオン量6
    メイン 弧月、旋空、シールド、エスクード
    サブ  ハウンド、FREE、シールド、バッグワーム
    悠貴 トリオン量4
    メイン 弧月、旋空、シールド、FREE
    サブ  ハウンド、FREE、シールド、バッグワーム

  • 163黒埼隊×砂塚隊×久川隊ランク戦22/01/07(金) 06:57:18

    以上です。保守

  • 164二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 07:42:40

    >>136 その分、ある程度想像する余地があるのがいい所かもしれんし、解像度が低いのが悪い所かもしれん。

  • 165二次元好きの匿名さん22/01/07(金) 18:41:36

  • 166二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 05:42:59

  • 167二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 17:01:46

    なのです?

  • 168二次元好きの匿名さん22/01/08(土) 23:05:43

    冬っぽい話のタネないかなぁ…

  • 169二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 07:20:51

    このレスは削除されています

  • 170二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 19:08:27

    P「婚姻届?」
    亜美「そうだよ、兄ちゃん!」
    P「なんでこんなものがここにあるんだ?」
    真美「劇場のエントロピーに落ちてたのをひろったんだよ!」
    P「じゃあ、困ってる人がいるんじゃないか?」
    亜美「まぁまぁ兄ちゃん、探すより新しいのもらいに行ってるよ」
    真美「そうそう、白紙だしね」

  • 171二次元好きの匿名さん22/01/09(日) 20:10:25

    P「それもそうか…しかし、初めて見たな」
    亜美「でしょ?亜美たちもはじめてみたよ」
    真美「でねせっかくだから、これを書いてみようよ…ジャンケンで負けた人が!」
    P「そっか、まぁ、外にでないように気をつけてくれよ」
    真美「何いってるの!兄ちゃんもするんだよ!」
    P「お、オレもか?」
    亜美「あたりまえっしょ?ねぇ、ピヨちゃん、みさきち」
    美咲「えっ、わ、私たちも?」 
    真美「んっふっふ、人は多い方が楽しいもんね!」
    亜美「出さなきゃ負けよ、ジャンケン…」
    亜美、真美、P、小鳥、美咲、麗花「ポン!」

  • 172二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 06:40:01

  • 173二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 16:49:33

    P「あっ、負けたか…」
    麗花「勝ちました〜、これ何がもらえるの?」
    P「いや、別にそういうのはないけどな」
    麗花「そうなんですか?じゃあかわりに冷蔵庫のプリンもらっちゃいますね!」
    P「じゃあコーヒーでも淹れるよ」
    亜美「いやいや兄ちゃん、逃げらんないよ!」
    真美「んっふっふ、諦めて書いてよ!」
    P「クソっ、捕まったか」
    小鳥「ふふふ、観念してどうぞ!」
    P「しょうがないな、まぁいずれ書くときの予行だと思うか…いやこれ意外と緊張しますね」カキカキ
    美咲「なんか、見てる方も緊張しちゃいますね」
    小鳥「はい、ハンコです!」
    P「やけにノリノリですね!」
    小鳥「ふふふ、友達の結婚ラッシュが続いてまして…ヤケです!」
    亜美「んっふっふ、ご成婚の気持ちはどうですか?」
    真美「兄ちゃんが遠くに行っちゃいますな」ガチャ

    琴葉「……プロデューサー、結婚するんですか…?」

  • 174二次元好きの匿名さん22/01/10(月) 22:48:40

    ほあー

  • 175二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 10:03:01

  • 176二次元好きの匿名さん22/01/11(火) 20:30:46

    このレスは削除されています

  • 177二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 06:23:10

    琴葉「プロデューサー、びっくりさせないでください」
    P「あぁ、すまなかった…いやこれオレのせいか?」
    琴葉「もう…」
    P「そうだ、琴葉にオファーが来ててちょっと待っててくれ…あれ、音無さん、資料どこでしたっけ?」
    小鳥「それならこっちですよ」
    琴葉「…」
    亜美「亜美たちもプリンもらっちゃおうぜ」
    真美「プリンパーティーだぜ」
    美咲「じゃあ私はお茶淹れますね」
    琴葉「……」ぽつねん

    P「すまん、待たせたな…あれ、ここにあった婚姻届は?」
    琴葉「さ、さぁ、どこかに落ちちゃったのかな?」

  • 178二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 17:40:40

    構成ミスったな…まぁ、いいか

  • 179二次元好きの匿名さん22/01/12(水) 21:23:01

  • 180二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 07:22:43

    ほむ

  • 181二次元好きの匿名さん22/01/13(木) 18:52:10

    癒やしがほしい…

  • 182名前ネタ22/01/14(金) 06:14:59

    茄子「プロデューサー、お願いがあるんですけど」
    P「はい、なんでしょうか?」
    茄子「比奈ちゃんに同人誌というものの手伝いを頼まれたんですけど、なかなか1人じゃ難しいくて」
    輝子「フヒヒ、私も手伝うことになった」
    P「そうなんですか、それで頼み事はいったい?」
    茄子「はい、漫画は難しいので輝子ちゃんとお話を考えることにしたんですけど、プロデューサーには挿絵をお願いしたいんです」
    P「私が…ですか?」
    茄子「はい、比奈ちゃんがプロデューサーに頼んだら一番収まりがいいって」
    P「よくわかりませんが、自分でよければ手伝います」

    比奈「よし、天下を取れる気がするッス」

  • 183二次元好きの匿名さん22/01/14(金) 18:01:31

    『Good sleep? baby』

    可奈「お疲れさまです!プロデューサーさん」
    やよい「お疲れさまです、プロデューサー、ごはんできてますよー」
    育「それともお風呂にする?わたし、お背中流してあげるね、お父さんにもほめられるんだから!」
    環「あっ、育だけずるいぞ、たまきもいっしょに入りたい!」
    やよい「うっうー、ごはんを食べたらじゃあみんなで入りましょう!」
    環「くふふ、おふろからあがったらおやぶんといっしょにねるんだ!」
    可奈「じゃあ、私は子守唄歌ってあげますね!ららら〜♪」





    やよい「ジャスト1分です、いい夢は見れましたか?」

  • 184二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 02:26:09

  • 185二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 13:45:31

    ほい

  • 186二次元好きの匿名さん22/01/15(土) 23:13:25

    保守

  • 187二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 03:18:53

    このレスは削除されています

  • 188二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 13:58:03

    寒いな…

  • 189二次元好きの匿名さん22/01/16(日) 23:40:00

    昔はすぐネタ出てきたけどな…もう年だな…

  • 190二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 10:03:29

  • 191二次元好きの匿名さん22/01/17(月) 21:22:19

    『名は体を表さない?』

    未来「ねぇ、翼、今日授業で名は体を表すって習ったんだけど、合ってるのかな?」
    翼「どういうこと〜?」
    未来「なんかね、名前はその人の本当の姿を表してるらしいんだけど、静香ちゃんって全然静かじゃないなぁって」
    静香「…未来?」

  • 192二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 07:58:40

  • 193二次元好きの匿名さん22/01/18(火) 18:31:05

    ね?

  • 194二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 06:01:58

    もう誰もいない感じかな

  • 195ならギリギリ攻めても大丈夫か!22/01/19(水) 17:28:47

    桃子「ねぇ、お兄ちゃんはいなくならないよね?」
     ―もちろんだよ、どうした?
    桃子「ううん、ちょっと言ってみただけだよ」
     ―そうか、ならいいけどな
    桃子「ただね、ちょっと不安になっちゃった」
     ―桃子…大丈夫だよ、俺はいなくならない
    桃子「でも不安なの、だからね、もう一回抱いて?」
     ―あぁ、おいで
    桃子「えへへ、あったかいね」
     ―…心配しなくても、ずっとそばにいるさ

  • 196二次元好きの匿名さん22/01/19(水) 22:44:07

    『最高の文学』

    文香「…Pさんにとって最高の文学って…ありますか?」
    P「そうですね、あまり読書はしないもので特に思い当たらないですね、以前鷺沢さんから借りた本はとてもおもしろかったですが…」
    文香「…以前に私が読んだ本にはこうあるました…ただひとりのために気持ちを込めたものが、最も優れた読み物なのだと」
    P「確かにおっしゃる通りですね、アイドルにとってもファンからの応援は何よりも力をくれるのかもしれません」
    文香「はい、そしてそれが自分の大切に想う人からならなおさらだと…ということでよろしくお願いします」
    P「…鷺沢さん…これは…?」
    文香「原稿用紙400枚です…足りませんか?」
    P「私が…書くのですか?」
    文香「はい、明日までにお願いします…ふふっ、冗談、です、1週間あればできますよね?」
    P「……ぜ、善処します」

  • 197二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 10:01:41

  • 198二次元好きの匿名さん22/01/20(木) 20:39:27

    ところで百合子スレ画なのに一つも話なかったな

  • 199二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 07:26:32

    とりあえず完走はするけど、ほぼほぼまつりのレスばっかだったね…もし次立てるときは保守用に書きためてからにしますです。

  • 200二次元好きの匿名さん22/01/21(金) 18:44:38

    ほなまた…

オススメ

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