- 1二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 23:29:10
- 2二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 23:40:15
公式でそんなシーンあった気がしてきた
- 3二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 23:56:27
茶化そうにも両者ともあまりに真剣にやってるからただただ見入ってそう
- 4二次元好きの匿名さん23/08/07(月) 23:56:31
跪いて触診している所に時々アルダンが手の甲を近づけてるんだろなぁ
- 5二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 00:03:59
教室や寮に帰った後に「アルダンさん、すごかったね…」「ね…」って言われてそう
- 6二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 00:14:45
だんだん見物人が増えていくんだ…
- 7二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 07:21:28
アルトレならさらっと手の甲に口付けしてから始めかねない
- 8二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 07:25:58
お互いに手慣れてるから丁寧に診ても短時間で済みそう
F1のピットインみたいな感じ - 9二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:08:46
「どうかな。捻ったり伸ばしたりした時に違和感があったりはしない?」
一通り脚の触診を終えたトレーナーさんがそう問いかけてくる。
いつ頃からか始まったこのトレーニング後のメディカルチェックは今では互いにとってのルーティンの一つになっていた。
「はい、問題ありません。熱も帯びていませんし、憂いは無いかと」
私の脚も硝子と呼ばれていた頃に比べればとても丈夫で健康になった。今ならそこまで繊細に気にする必要も無いのだけれど、でも「もうチェックせずとも良いのですよ」と言えない私がいる。
彼のその手の温もりを、彼の真剣な眼差しを、優しく語りかけてくれる声音を、それらを手放す事が余りにも惜しくて。
「よし、じゃあ靴下と靴履かせるね」
そう言ってトレーナーさんが私の脚を少し持ち上げた。流石に少し気恥ずかしくなり、自分で履きますから、と伝えようとした時────
「シンデレラに硝子の靴を履かせる時、王子様はこんな気持ちだったのかもね」
なんてことを彼が言うものだから、喉元まで来ていた言葉はそのまま何処かへ消失してしまった。
「こんな気持ち、とは?」
「……秘密」
そう言って彼は優しく微笑む。その瞳は真っ直ぐに私の瞳を見つめ、その声は悪戯に私の心を擽る。
それだけで私は、まるで魔法にかけられたかのようにふわふわとした色に染められて、ただ“貴方が愛しい”という止所がない思考に埋め尽くされた。
ああ、もしこの想いが魔法なら、どうか0時に解けないで。
ずっとずっと永遠に、私だけに魔法をかけていて。 - 10二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:12:27
やっぱ公式であったよねこのシーン?
- 11二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:42:56
これストーリー4.5話くらいの話じゃん
- 12二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:46:08
- 13二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:47:45
練習後のグラウンドのベンチで
内川コピペだと思った自分が恥ずかしい - 14二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 09:29:15
- 15二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 10:36:50
『戦ぐ想いは魔法のひと時』とかかな?
- 16二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 11:31:37
- 17二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 13:27:28
- 18二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 13:55:25
- 19二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 18:26:29
- 20二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 20:59:28
- 21二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 07:21:16
- 22二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 08:22:18
- 23二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 13:58:42
- 24二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 14:33:05
- 25二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 14:36:46
やるとしても流石に衆人環視なとこではやらんだろう
- 26二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 15:21:25
- 27二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 21:07:56
書いて♡
- 28二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 21:18:58
- 29二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 23:39:53
まあただでさえ死ぬデジたんがトレアルなんか見たらLPの2,3は消し飛ぶよね
- 30二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 23:39:55
アルトレはアガペー(与える愛)の人だから自分から肉体接触的な触れ合いはしないけどアルダンが求めてるなって分かったら脇目も気にせず何処でもそれをやってくれそう
- 31二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 23:50:01
- 321/323/08/10(木) 07:01:39
あまりにもぶっ刺さった
我アルダン最推しの民、義によって助太刀致す
ウマ娘のトレーニングは、常に怪我と隣り合わせにあります。極端な言い方をすれば、身体を動かすという行動それ自体に怪我の危険性が内在しています。
勿論自明のことではありますが、トレーニングなしに勝利を得ることなど不可能です。眼の前の勝利を目指してウマ娘たちは日々トレーニングに励んでいるのです。
それ故、ウマ娘のトレーニングを行うトレーナーは、怪我の危険性を少しでも抑えるためにあらゆる手を尽くします。
入念なストレッチをウマ娘に課したり、トレーニングコースのスクーリングを一緒に行ったりと様々で、果てはおまじないの言葉を口にする方もいらっしゃったとか。
では、私の場合は――
「トレーナーさん、如何でしょうか?」
「そうだね……」
トレーニングの前の準備運動として、私はいつもコースの外縁をトレーナーさんと一緒に歩いています。
歩いている最中にはその日に予定しているトレーニングメニューの再確認や負荷量の微調整を話し合ったり、コース上の荒れたり穴のある箇所を見て回ったりしています。
そして一周して戻ると、次にトレーナーさんに脚の調子を見ていただいています。トレーナーさんの触診の結果により最終的なメニューが決まる、という流れです。
もし感触が良くなければ“休む”や“負荷を下げる”ことになりますし、トレーニングに支障がなければ予定通り、想定よりも調子が良さそうであれば“負荷を上げる”提案をいただくこともできます。
「今日はとても良さそうだ。これなら――」
「あ! アルダンさん! トレーナーさんもご一緒でしたね、こんにちは!」
トレーナーさんは手を止めて、チヨノオーさんに挨拶しました。
「こんにちは、チヨノオーさん。私に何か御用でしょうか?」
「ええと、実は今日併走の約束をしていた子がちょっと来れなくなっちゃって……もし、アルダンさんがよろしければ併走をお願いしたいな、なんて」
「それは……是非ともお受けしたいお話ですね。あの、トレーナーさん――」
私が口にするよりも早く、トレーナーさんはもう一度私の脚に触れて、
「うん、大丈夫。えっと、併走は何時からやるつもりだった?」
「……あ、はい! 15時くらいからです」
- 332/323/08/10(木) 07:02:20
「じゃあ、時間はそのまま。アルダンとの併走よろしくね。君のトレーナーにはこっちから連絡しておくから」
「ありがとうございます! アルダンさん、よろしくお願いしますね!」
「ええ、こちらこそよろしくお願いしますね。とても楽しみです……!」
チヨノオーさんがトレーニングに向かわれた後、私はトレーナーさんに感謝の言葉を伝えました。
トレーナーさんはちょっと困ったような顔で、「お礼なんていらないよ」と首を振りました。
「アルダンの調子が良くなければ断るつもりだった。でも今日のアルダンならサクラチヨノオーとの併走もこなせる……そう思ったんだ。アルダンの日々の努力のお陰だよ」
「いえ――」
トレーナーさんはそうおっしゃいますが、私の脚の調子が良いのは何よりもトレーナーさんのお陰です。
焦りから過剰なトレーニングをしてしまい、その負荷に耐えきれず私の脆い脚が熱を持ち、そして走れなくなってしまうことは今まで数えきれないくらいありました。
私の覚悟を受け止め、あまつさえ絶対に私の脚を壊したりしない、と誓ってくださったトレーナーさんがいなければ私はまだその悪しき輪廻の中にいたことでしょう。
他のウマ娘のそれよりもずっと脆い私の脚のコンディションを文字通り逐一確認してトレーニング内容を細かく調整することが、どれほどの労苦を伴うものであるかは想像するに余りあります。
今の私の脚は、チヨノオーさんとの予定外の併走にも無理なく対応できるようになりました。これが私にとってどれほど望外なことであるか……至上の喜びと表現してもまだ足りません。
「あの……もう一度、脚を見ていただいてもいいですか?」
「どうたの? もしかして何か違和感が――」
「問題ありません。ただ、チヨノオーさんとの併走にあたり、今一度確認をしたいと思ったのです。折角の好機、“今”の十全の私でもってチヨノオーさんとぶつかりたいですから……お願いします」
「わかった」
そうして、トレーナーさんはもう一度私の脚に手を当ててくださいました。
- 343/323/08/10(木) 07:04:16
思えば、トレーナーさんと同じ道を歩み始めた当初の頃は、脚の調子が思わしくないために予定していたトレーニングを行えないことが何度もありました。
「今日は座学にしよう」や「坂路の回数を減らそう」と私に伝えるトレーナーさんはとても悔しげな表情をしていました。
あの頃のトレーニング前の触診は、少し気の重くなる“関門”でした。
ですが次第に予定通りのトレーニングを行える日が増えて、更には予定を上回るトレーニングすら可能だと言っていただけるようにもなりました。そんな時は決まって我が事のように、トレーナーさんは嬉しそうにしてくださいます。
トレーナーさんの触診の時間を愛おしく思うようになったのは、それからです。
私のことを心の底から想ってくれる時間は私の胸を温めてくれて、そして心の底から喜んでくれるその瞬間がたまらなく待ち遠しくなる。
「――万全だよ。“今”のアルダンの全力をぶつけてもらって構わない」
「ありがとうございます……!」
そう、貴方の心強い笑顔が、私を走らせてくれるのです。
- 35二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 15:32:31
ザ・スポーツって感じで凄く良い!
レース本番ではなくあくまでトレーニングでの風景というのもまだ先があるって感じで良きかな
GT5のMoon Over The Castleのピアノイントロみたいな印象です
Moon Over The Castle GT5 Version
- 36二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 18:24:14
- 37二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 19:39:26
- 38二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 23:43:03
いつもの習慣でレース後に観衆の前で触診してしまうこととかないかな〜
- 39二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 00:07:45
控え室の方が落ち着いて出来そうだし…
- 40二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 04:51:52
シニア1年目の大阪杯の前に京都記念とかに出たアルダンが、勝ちはしたけどゴール後一瞬だけふらついたのを見たトレーナーがラチ越えて駆け寄ってきて有無を言わさずアルダンの脚を触診して、結果としては大丈夫だと安心して顔を上げたら見たことないくらい赤面してるアルダンと困惑したり囃し立てたりしてるウマ娘と濃厚なトレウマを浴びてテンションブチ上げしてる観客に気付いてやっちまったことに気付く話が読めるんですか!?
誰か書いてくれ、俺はもう上で書いたからTPがないんだよろしく頼む - 41二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 14:11:25
控室で二人になってる時に触診するのもいいよね…
チヨちゃんとかヤエノが控室に入ろうとして扉開けてその場面にぶつかったらどっちも赤面して「失礼しました!」ってすぐに閉めそう - 42二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 21:36:05
- 43二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 22:42:48
- 44二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 09:30:37
アルトレはコウモリか何かで…?
- 45二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 21:20:49
ピット作業概念もいいがやはりねっとり触診も捨てがたい
互いに性的な空気皆無で周りが掛かってるだけというスレの初心に帰るべきか? - 46二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 07:43:05
やっぱり周りが掛かり倒すのに二人が真剣である事がミソだと思う。競技者とそのパートナーとしてやれる事を最大限やるというのがこの二人の真骨頂だし、普段のやり取りや様子は恋人達のそれなのが良い…
- 47二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 16:25:33
- 48二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 22:35:12
文才ありすぎてすごい(全幅の謝辞)
- 49二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 10:34:40
勝負服の時でも普段通りに触診するのでチヨちゃんが「あわわわわ」って真っ赤になってそう
- 50二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 21:21:16
高速触診を見て何かシンパシーを感じるマルゼンとマルトレ