- 1二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 02:17:48
書き損じたSSを投下するもよし。
新たなる概念を生み出すもよし。
part1
トレーナーと担当ウマ娘が相互に抱いている下心を感情を隠そうとするシチュ|あにまん掲示板私の大好物です相手は真剣に自分と向き合っているのに失礼だとお互い自己嫌悪してしまうのが好きですでもお互い無意識に相手の劣情を煽るようなムーブをしてしまうのでえっちな気持ちを止められないのも好きですそん…bbs.animanch.compart2
トレーナーと担当ウマ娘が相互に抱いている下心を感情を隠そうとするシチュ part2|あにまん掲示板前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2122871/書き損じたSSを投下するもよし。新たなる概念を生み出すもよし。bbs.animanch.com - 2123/08/08(火) 02:20:07
オレは今度こそキング×トレのSSを書くんだ…!
- 3二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 02:28:15
たておつ、そしてとうとうスレ画がキング!
- 4123/08/08(火) 02:55:20
私なりの決意表明です
- 5123/08/08(火) 02:55:41
それはそれとして皆もどんどん書いてっていいんやで
- 6二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 04:03:08
とりま10まで保守っとくか
- 7二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 04:03:40
7
- 8二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 04:03:52
8
- 9二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 04:04:07
9
- 10二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 04:04:42
10 立ておつ
- 11二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 06:21:05
たておつ
- 12二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 07:49:47
「さー!夏の合宿もあとちょっと。頑張っていこー!」
「ファインは元気だね……」
「きみは夏バテ?しっかりしないとダメだよ?そうだ、今日は」
「駄目だぞ。いや、マジで。そう言って昨日も夜ラーメンして……」
「……胃もたれ? もしかして、いつも?」
「まぁ、騒ぐほどじゃないよ。普通にちょっと、疲れてるタイミングだっただけだから」
「……ごめんね」
「いや。こちらこそ心配かけてごめん。さぁ行くぞ!」
「じゃあ、ちょっと……一瞬だけ、連絡」
「うん?うん」
「…………うん、じゃあこれでよし」
「ふむ……?」
「さぁ、改めましてはりきっていこう!」
――私のわがままは、彼ありき。それなら、彼を癒すのも私。
――でも、私には何もできないから……今度の帰省で、いっぱい癒してもらおう。国随一のもの、全部集めて。
――ごめんね。国に奉仕する、なんて言ってるのにね。でも、きみを護るためなら、君と過ごすためなら、私は暗君にもなるよ。
……俺ほどではないとして。きっとファインも疲れている。
……「ただの帰省」なんて言っても、彼女としても王国としても一大事だろう。
……どうすれば彼女を護ることが出来るだろう。国よりも強く、王よりも近くで。……そう思うことがすでに罪深いのに、思うことを止められない。 - 13二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 08:47:27
- 14二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 09:18:06
そこになければないですね
- 15二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 09:33:47
すみません トレーナーに対して感謝や親愛以上の感情を抱きつつそれが彼にとって迷惑になるものだと思っているからひた隠しにしているクリスエスとロブロイに君の耳の話を聞いたんだ。とか言い訳しながらクリスエスの耳に触れつつ撫で回したいし抱きしめてみたいなとか思ってしまっているトレーナーみたいなの置いてあったりしますか?
- 16初代123/08/08(火) 12:11:13
たておつ
まさかpart3まで行くとは思わんかったな - 17二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 17:22:56
この概念には未来永劫続いて欲しい
- 18二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 19:28:19
下心の表現に悩んでたらめっちゃ長くなってしまった
個別スレで書くかな - 19二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 19:29:32
個別スレで書いてこのスレにURL貼ってくれれば万事OK超オッケーだよ
- 20二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 19:44:07
- 21二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 22:11:28
それは”アリ”だ(画像略)
- 22二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 22:18:31
ありならみんなで書こうな!
- 23二次元好きの匿名さん23/08/08(火) 23:32:20
保守
- 24二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 10:18:39
ローレルはサクラ式フローチャートが反則級に強すぎてこのシチュにはまりにくいのは前スレでわかった
ではバクちゃんとかチヨちゃんならどうだろう? - 25二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 10:43:16
しっとりバクシンオーの概念を一部取り込むことで十二分に書けるであろうことが予想される
- 26二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 13:18:11
- 27二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 13:29:16
くださいな〜
トレーナーさまに無理やり迫られる妄想を書き溜めたノートをうっかり本人に見られてしまうドーベルをくださいな〜 - 28二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 19:25:21
自分で書かないと永遠にそれは叶わないんだ
- 29二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 21:56:46
ほわぁ〜〜〜?
- 30二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 22:58:49
「ドーベル、ノートに何を纏めてるんだ?」
「ア、アンタには関係ないでしょ!?そ、それにアンタの方もそのノートに何書いてんの!?」
「それは…秘密だ!秘密なのだ!」
ドーベルとトレーナーは互いに秘密を抱えていた。それは互いに知られたくないものをノートに書きまとめているという事である。しかし秘密というのは知りたくなるのが性。今日も互いの秘密を探ろうと必死なのである。
(絶対にアイツの秘密を暴いてやる…!)
(ドーベル…そのノートには何を…?)
(でもアタシのノートの中身なんて言えない…!)
(このノートの内容は決してバラしちゃ駄目だ!)
とある日、トレーニングを終えてミーティングも終了した2人。よく見ると互いのノートが近くに置いてあった。それを見るなりすぐさまノートを死守する2人。
「良かった…てっきり中身が……!?!?」
「アンタには絶対見せ……ッ!?」
「「あぁぁぁぁっ!?」」
硬直した後、顔を見合わせて絶叫する2人。部屋を締め切っていたため外へ大声は響かなかった。
- 31二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 22:59:01
「アンタこれ何よ!?アタシを描いた絵に…!」
トレーナーのスケッチブックにはドーベルに似合いそうなデザインというタイトルで様々な服装を着たドーベルが描かれていた。
「似合いそうなデザインを纏めててな…」
「ばか!これとかこんな大胆なのは駄目よ!変態!」
「ド、ドーベルだってさ…これとか…」
「ちょ、ちょっと読まないで!お願い!やだぁ!」
一方、ドーベルのノートには様々なシチュエーションが台詞付きでびっしりと纏められていた。
『さぁゲームに勝ったんだ。約束通り君から何か…そうだな、君の唇でも貰おうか』
『い、嫌よ!アンタなんかにそんなの!』
『そうか…だがその唇は約束通り俺のモノだ…所有者が誰なのかじっくり教え込まなければな…』
『…ッ!?私を押し倒して何をするつもり…?』
『まだ分からないのか?その唇もろともお前の芯まで俺色に染めて———』
「ばかばかばかばか!感情込めて読まないで!ばか!」
「これしかも配役がドーベルと俺の名前になってるじゃん!そっちも凄まじい妄想してんじゃん!」
「うるさいうるさい!アタシはアンタが好きなのに!でも素直になれなくて!だからこうやってノートに書いて想像して満足してるのよ!」
「俺だってな!ドーベルの事が好きなのに!正直に服装の事話せなくて!でも喜んでもらいたいからノートに纏めて想像してたんだよ!」
「上等よ!水着でもウエディングドレスでもアンタがデザインした服!メジロの職人に作ってもらってなんだって着てやるから!」
「こっちもだ!暴君だろうが王子様だろうが殿様だろうがドーベルが望むシチュエーション全部演じ切ってやるよ!」
そこまで言って突如冷静になる2人。ふと気配を感じ振り向くと…
「用事があったので来てみたのですが…お2人の言質、取りましたわぁ〜」
スマホの録音機能を止めたブライトがにっこりと笑い、部屋を後にしたのであった。
直後2人の絶叫が再び響いたのは想像に難くない。
後日、メジロ家の協力で本当に様々な服を着たドーベルと、彼女が望むシチュエーションを演じ切るトレーナーがそこにはいた。
その当時の写真を娘に見つけられて2人揃って釈明をする事になるのだが…それはまた未来の話。 - 32二次元好きの匿名さん23/08/09(水) 23:03:47
ギャースギャース言い合ってる感じが好きすぎるww
- 33二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 00:04:45
- 34二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 00:33:51
自分が小さくて色気がないからこそ世間から「そういう仲」に見られないのをいいことに肉体的接触を多めに仕掛けてくるタマ
vs
気安さの表れでスキンシップが激しいだけだと分かっているしロリ好きではないはずなのにドキドキしてしまうタマトレ - 35二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 06:55:45
「フク、お前……大丈夫か」
「んん~……ごくらくですよ~」
「だいぶのぼせてるな……ほら、浴衣の袷ももうちょっと締めて」
「やってください~」
「自分でやれ」
「んん~……」
「甘えるな」
「……大丈夫ですよ~?ちゃんと中に一枚着てますから……」
「じゃあちゃんと着ろ!……まさかわざとやってねーだろうな」
「……バレマシタ」
「まったく……なんでそんなに俺にさせようと思うんだよ」
「あのぉ……あ、そうです!開運方法ですから!」
「嘘吐け。部屋出るときはちゃんとしてただろ」
「…………」
「っていうか、大浴場から戻ってきたときもちゃんとしてただろ」
「それはー……そのぉ」
「……お前なぁ。色々遊びたいのかもしれないけど……そういうのは、駄目だから」
「あはは……いつも通り、流石っ、きちんとしていらっしゃる!……やっぱり、私じゃダメですかね?」
「あぁ、駄目だよ。……生徒とトレーナーの内は、だめ」
「え……それって、どういう」
「これ以上は、言わない。外眺めてるから、さっさと着直しなさい」 - 36二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 13:59:33
どぼ先生いいね……
- 37二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 18:15:49
耳赤くなってるだろこのフクトレ
- 38二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 22:35:13
ローレルには向いてないと聞いたぞ
だから書くことに決めたので今から考える - 39二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 22:43:02
向いてないというか隠そうとしないタイプだからかあんまり書きにくいよねって話では?
- 40二次元好きの匿名さん23/08/10(木) 22:57:08
- 41二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 00:27:38
ローレルは隠してないようで実は隠し切れてないからいっそのことちょっとだけ隠さずにいるっていうのを今思いついた
- 42二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 08:09:00
- 43二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 13:00:53
くださいな~
トレーナーさまと一緒にトレーニングしたあとマッサージをして差し上げてトレーナーさまがちょっと色っぽい声を出すのを聞くのにハマってしまうライアンお姉様をくださいな~ - 44二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 14:00:04
- 45二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 14:23:03
- 46二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 17:41:00
すみません、他スレで書いたけども
温泉旅行の夜に、枕投げに疲れて「もー限界…おやすみ〜…」なんてマルゼンがゴロリと寝て
普通に胸元はブラしてないのに開けさせて、脚も丸見えみたいな感じで、流石のマルトレも生唾飲むんだけど
そこはグッと堪えて「今はまだダメだから…」って布団被せて額にキスで済ませて「おやすみマルゼン…」って優しく寝かしつけるんだ……
そしてマルトレが寝たところで、布団の中でマルゼンが「いけず…」って呟くんだ
って言うのは、このスレの概念に入る? - 47二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:12:39
入る入る
もっとちょうだい - 48二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:42:36
トレーナーに学園からスタジオに送ってもらって、終わったらまた寮に送ってもらうこともある。だから撮影をトレーナーが見学するなんてよくあることだった。
その日は、雑誌の「彼女とドキドキおうちデート」なんてコンセプトの特集の撮影だった。ヘソまで出てるショート丈のキャミソールにショーパンというラフな格好だけど、特に気にならなかった。若い子向けの雑誌の撮影なら、ある程度若さを活かした露出多めの服を着ることも珍しくないから。
いつもみたいに着替えて、セットに向かう。彼氏の部屋、という設定のセット。最初はカーペットに体育座りして、上目遣いするあざと可愛いポーズ。甘えた表情を作って、少し顔に角度をつける。今日も滑り出しは上々だった。なのに、
「んー、いいね!気持ち上見てみよっか」
カメラマンにそう言われて目線を少し上げた瞬間、見学しているトレーナーと目があった。
その瞬間、体が硬直して、動けなくなった。作ったはずの表情もポーズも崩れて、わけがわからなくなってしまう。
「シチーちゃん硬いよー!もう一回ね」
「は、はい!」
けど、それからもグダグダだった。勝負服と大して変わらない、ライブ衣装と何も違わない。そう思おうとすればするほど、表情をどうやって作ればいいかわかんなくなって、ポーズもぎこちなくなっていく。
「まだ硬いよシチーちゃん…少し休憩にしよっか」
パイプ椅子に音を立てて腰かけて、大きく息をつく。カメラマンだって、スタジオだって次の予定がある。そろそろペース上げないとマズい。
「あー、…くそっ」
悪態をついたら、小声で話しかけられた。
「シチー、大丈夫か?」
心配そうにアタシの顔を覗き込むトレーナーとまた目があった。ふたたび心臓がばくっと跳ねて、体が動かなくなる。頭の中もこんがらかって、でも辛うじて口を開いた。
「あ、アンタが…」
「ん?」
「アンタがっ!いると!集中できないっつの!っ、だ、だから、出てけよッ!」
「ちょっと、シチー!?」
「…っ」
そのトゲトゲしさに我ながら驚いて、思わず手で口を覆ってしまう。
「ごめんな」
なのにアイツは言い返したりせず、こっちに謝って出ていってしまった。
「あ……」
声をかけようとしたが、スタッフに「休憩終わりです」と言われて仕方なく撮影に向かう。アイツの寂しそうな背中が、目に焼きついて離れなかった。 - 49二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:44:02
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いいね!次はちょっと笑ってみようか。おっ、いいねー!そんな感じ!」
カメラマンの指示と、カメラのフラッシュがリズムよく焚かれる。
トレーナーが退室してからの撮影は拍子抜けなくらい、滞りなく進んだ。こういうところはプロ意識だなぁと心の中で自嘲する。
「シチー」
撮影が終わって汗を拭いていると、マネジがやってきた。
「あー、その、ごめん」
「私に言ったってしょうがないでしょう?」
「…わかってるよ。ちゃんとトレーナーに謝っとくから」
不貞腐れたように答えると、マネジはため息をついて軽く笑った。
「二人とも、もうちょっと素直になったらいいのにね」
「は?それって、どういう…」
聞きかけたタイミングでマネジは会社の人に呼ばれて行ってしまった。
二人とも、ってのはわかんないけど、自分の気持ちならはっきりわかる。
アタシ、トレーナーに見られて、興奮してたんだ。
こんな隙だらけの格好をしてアイツの部屋で過ごす想像。してた。熱血気味で、時々ウザくて、でもカッコよくて真面目なトレーナーに見られて、触れられる想像してた。さっきもアイツの心配してる視線をいやらしい風に解釈して勝手にドキドキしてたんだ。
「変態じゃん…アタシ」
タオルで顔を隠して、そうつぶやいた。
- 50二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:45:17
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「けほっ」
大学時代以来久々の煙草に少しむせてしまう。嗅覚の鋭いウマ娘の近くで働く立場上、ふだんは決して吸わないようにしていた。けれど今日は煙に乗せてドス黒いモヤモヤを吐き出さないと眠れない気がしていた。
(シチーのやつ、ふだんNGなんか出さないのに)
いつの間にか短くなった一本目を乱暴に押しつけて、二本目に火をつけた。
(きっと俺が変な目で見てたのが原因だよな……でも、すごく可愛かったな……)
もちろん学園でのシチーも、野心に溢れていて、強くて、泥臭くて、格好いい。とても綺麗だ。
でもモデルの撮影をする時は愛嬌があって、可愛らしくて、等身大な女の子の雰囲気を醸し出す、とても魅力的だ。
さっき、部屋着で柔らかく甘えた表情をするシチーを見て、年甲斐もなくドキッとした。もしシチーが自分の部屋であんなふうに砕けた感じで過ごしてくれたら、なんて考えてしまった。
いくつも年の離れた担当にそんな妄想をしてしまうなんて、どうかしている。
きっと彼女も俺のいやらしい視線を敏感に感じ取ったに違いない。それであんな口調を荒げたんだろう。
「変態だな…俺」
煙と一緒に吐き出すように、そうつぶやいた。
- 51二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:47:01
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「お疲れ様です」
「お疲れ、シチーちゃん!今日もよかったよ」
「いえ、段取り悪くてすみませんでした。またよろしくお願いします」
「もちろん。ってか、どしたの?」
「あの……さっき撮影に使ったキャミとショーパン、買い取り、できますか?」
- 52二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 18:50:09
前スレ177から書いてみました
この後トレーナーの部屋に押しかけて撮影の時と同じ格好をするシチーさとトレーナーさの続きが読みたいので誰か書いてください - 53二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 19:52:31
「……や」
「……?……シチー!?」
「寝ぼけてる?面白」
「え、あれ!?今日オフじゃなかったっけ!?」
「オフだよ。だから……えっと、遊びに来たけど。だめ?」
「え、あー……」
――やらかした。コーデ揃えてから初めてのオフ。気が逸って、あとサプライズ訪問がどうとかの記事読んで、やっちゃった。そーいうのは読者――ティーン向けのネタで、日頃からアタシの世話で疲れてる大人にすることじゃない、って今更理解した。頭に上っていた血が一気に下がって、顔が熱い。赤い。絶対赤い。
「その……顔、赤いよ。暑いよなぁ」
「あ、あー、まぁね!」
「とりあえず……どうする?」
「どう、え、何が!?」
「何ッて……いや。えーと……どっか行くんだろ?着替えるから先に聞いておこうかと」
「……あぁ、えっと、普通に、街をぶらぶら?」
「ぶらぶらっつってもあるでしょ。ジャンル。映画とかショッピングとかレジャーとか……どの辺の街とか」
「……やけに気にするじゃん?」
「そりゃ……一応、君の隣に立つんだから、相応しいように色々勉強はしてるつもり。ダサい保護者連れてる、なんて思われたくないだろ?」
「……聞いてないんだけど」
「そりゃ言ってないもん」
「聞いてないんだけど!ちょっと全部見せて!お邪魔します!」
「うお、おっ!?」
「あと。……保護者じゃなくて、彼氏」
「え」
「あ……っ!あの、彼氏、のつもりで服選ばないと、老け込むよ!服は人を作るから!」
「あ、はい!」
――危ない、危ない!とりあえず誤魔化せたし、なし崩しに部屋に上がれたし……ここからだ! - 54二次元好きの匿名さん23/08/11(金) 20:09:29
「……って感じで、どうかな?これで手持ちは一通り」
「うーん……80点!でも、あんたが着るなら、100点かな」
「身内贔屓?」
「んー……本人が選ぶってことが大事だから。あんたがそれがいい、って思ったことが大事っしょ。アタシが、走りとモデルの両方を選んだみたいに……あんたが、それを良いと思ってくれたみたいに」
「あぁ……ありがと」
「ま。アタシが選んだら120点にしてあげるけど」
「はー……。それで?今日はどれ着てどこへ行く?」
「……そのこと、なんだけど……いいや。アタシ、着替えるから待ってて」
「……それって」
「ん。こないだのやつ。で、これは皆から聞いてきたインドアの遊び。今日は……お、おうち、デート……で、どう?」
「……い、嫌!駄目だ……君のために、俺達のために、そういうのは駄目だ」
「別に尾行られてないし!そういうの大丈夫だよ!?」
「そうじゃなくて……とにかく駄目!」
……俺が君を傷つけるから、なんて言えるわけない……
――アタシが一線超えたいのバレてる……?
「……駄目、って言われて止まるアタシじゃないって、知ってるでしょ」
「止まらない君を止めるときもあるの、知ってるよな?」
「……知ってる。そういう、アタシのために考えて、ちゃんと厳しくしてくれるところも、好きだから、知ってる」
「……お、う」
「……ね。いーじゃん。たまにはわがままさせてよ……って、いつもわがままか」
「ま、ぁ、そうだな」
「そうだな、じゃないでしょ……ほら、部屋着に着替える!」
「はいはい……」
――好き、って言っちゃったのに。「おう」だけって、何?悔しい。でも、口に出したら……自覚した。もっと、一緒にいたい。興奮したい。安心したい。好きでいたい。
……好き、って言われた。トレーナーとして信頼されてるみたいでいいこと、なのに、一瞬でも恋愛に考えたなんて、我ながらいけない。……とりあえず、着替えて落ち着こう。
「なんで本人がいるのにファングッズ着てんの!?」
「サンプルいっぱいもらったし、縫製もしっかりしてるからなぁ」 - 55二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 00:04:53
うむ、実にシチーだ
- 56二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 00:13:39
- 57二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 08:26:46
- 58二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 12:37:11
「緊張してる?」
「してる」
「大丈夫だよ。我が国最高のスタッフによる安全で安心、快適なフライトを約束します」
「いや、飛行機が怖いとかではなくって」
「なら、なぁに?」
「君のご実家に行くこと、緊張しないわけないだろ……王とか姫とかじゃなくって、教え子の実家に行くってコト自体が初めてなんだからさ」
「ん……そう、なんだよね。きみ、私が初めての担当だもんね……ときどき、忘れてしまいます」
「そうかな。そのくらい頼れるっていうことなら、嬉しいな」
「えぇ。……だけど、だから、これからの半月はゆっくり過ごしてね?言葉や文化で困ることはあるかもしれないけれど、えーと……そう、『自分の家みたいにくつろいでね』、というやつ」
「ははは…それは、ありがとう」
「だから、まずはこのプライベートジェットでゆっくりくつろぎましょう!シートベルトを外したら……ううん、今からリラックスしましょう。手を握って……ね?」
「……う、ん」
「……日本での生活は、初めてばかり」
「ラーメンも、お出かけも」
「殿方の手を握るのも」
「……うん」
「それ以上の初めてをくれるのも――たとえ、この夏じゃなくっても――きみだと信じていますから」
「……俺も、そうであればと思うよ」
「……えっ?」
「空の密室、プライベートジェットのロイヤルシート。誰もいない。……たまには、本音でいいだろ」
「ええ……もっと、聴きたいわ」
「うん。……耳、貸して」 - 59二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 13:22:30
- 60二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 15:02:51
妹。
- 61二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 15:21:33
自分で書きなさい妹
- 62二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:53:06
お盆だからか?
- 63二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 22:24:36
「トレーナーさん。タイが、無いの」
そう言われてアドマイヤベガの胸元を見ると、たしかにトレードマークの星をあしらった白いネクタイがない。
「どこかに落とした?」
「わからないわ。さっきまであったのに……」
探そうにも、出走時刻が迫っている。レースにはタイ無しで出てもらうことにした。
(よし!このまま後方に控えて追い込む。良い位置取りだ)
歓声に包まれる観覧席で、観客たちと一緒に声援を送る。作戦は伝えた。トレーニングも重ねてきた。後は作戦通り勝つだけだ。
(それにしても…)
ところで人の目は意外と細かい違いに気づくようにできているという。とりわけ間違い探しのようにある一箇所だけ強調されていると、嫌でもその違いには敏感に目が行ってしまうのは、生物としての本能的な仕組みだ。
(…けっこう"ある"んだな……)
ネクタイで普段は見えないようになっているが、今日はその覆いがないため、豊かな膨らみが作り出す谷間が露わになっている。さらに高速のレースの振動でかなり烈しく揺れていて、否応なしに質感や触感を想像してしまう。
(白くて綺麗だな…柔らかそうな……!いやいや!何を想像してるんだ!レース中だぞ!)
頭を振っていかがわしい妄想を振り払うが、明日から教え子をそれまでと同じ目で見られないと思い始めていた。
ところで、なくなったネクタイはなぜかトレーナーの鞄の底から「大事に使ってね」と書かれたメモとともに見つかった。
- 64二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 22:25:30
みんな冷たいから書いてみたよ!
お姉ちゃん!次はたまたまトレーナーさん家の近くにいる時に大雨が降るようにしておくからね! - 65二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 00:40:21
妹ちゃんはカイオーガか何かで?
- 66二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 00:51:27
これから雨に降られた時はアヤベさんがトレーナーさんとこにいるんだなって思うことにするわ
- 67二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 07:21:38
「フクキタル」
「はい?」
「……いや、なんでもない」
「……!あ、あげませんよこのお浸し」
「いや、いいって。……そこでお浸しなんだな、他の肉魚じゃなくて」
「だって、おいしいじゃないですか」
「どれもこれも美味しいけど」
「それで、なんですか?」
「…………」
「ご自分から言ったのに黙るのは、ズルですよ」
「……綺麗だな、と」
「はい?あぁ、そうですね、山奥だからか夏の星「フクキタルが」……?」
「姿勢もいいし、髪もしっとりしてるし。……浴衣も似合って、綺麗だ」
「はわ、あ、あの……下心とか、本音とか、隠すおつもりでは?」
「隠そうとしたのに、お前が聞いてくるから」
「私のせいですかっ!」
「もとはといえばお前が綺麗なのが悪い」
「な、なんっ!もう!……あなたこそ、浴衣、はだけて……きれい、ですよぉ……」
「男に綺麗はないだろ」
「……これ以上は、具体的なのは……そう、卒業してからです」
「……おう」
「ふふ……お酌、しますね。させてください」
「だめ。……今傍に来たら、何するかわからん」
「もうちょっと下心、隠されては?」
「これが精一杯だ」
「あぁ、かなり酔ってらっしゃいますね……お酌は凶と見ました!」
「あぁ、止める方が吉だよ」 - 68二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 10:33:17
お互いの気持ちだけでなくさり気ないおみくじネタまで入っている…すごい
- 69二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 11:38:11
- 70二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 13:24:05
「謁見お疲れ様。きみ……すごいね」
「何が?」
「あんなに緊張してたのに、いざ会ったらすぐ打ち解けちゃうんだもの」
「あー……ちょっと、やらかした気分だ」
「ううん。ちゃんと、お父様もお母様も楽しそうだったよ。ボディランゲージだけで通じ始めちゃったから、通訳の執事たちは困ってたけど」
「ありゃ。……あれか、富める者は他人の仕事を奪ってはならない、的な……駄目だった?」
「それもあるけど。あんまり砕けた話で、勢いでどんな話に飛ぶかわからない……って心配の方がよっぽど大きそうだったよ」
「マジ?……じゃあ、次の会食ではもうちょっと抑えるよ」
「お父様は、抑えないと思うなー。これからはもう、自分の息子みたいに話しかけられると思う!」
「息子……か」
「嫌?」
「まさか。誇らしいよ」
……息子。ただの坊主か、ファインの兄か、娘婿か?どの意味なのだろう。なんて、探っても空しいものだけど、出来ることなら、前者がいい。
「私も、きみとお父様が仲良くなってくれて嬉しいよっ」
――なんて、半分嘘!私がふたりの間を取り持つ、って予定だったのに!
「……ファイン?」
「さぁ、今度はお姉様が帰ってくるからね。惚れちゃダメだよ?」
「はは、君がいるのに浮気はしないよ」
「へ?」
「おっと」
「ちょっと!今のもう一回!」 - 71二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 18:31:54
- 72二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 18:32:56
- 73二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 20:38:21
- 74二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 20:45:26
- 75二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 20:51:54
- 76二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 20:54:44
- 77二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 21:45:02
- 78二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 21:48:39
いや…こちらこそ曲解に曲解を重ねて申し訳ない…
- 79二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 22:23:48
すみません、この
体を絞るトレーニングばっかりさせてくるので(トレーナーさんはきっとわたしみたいにぽっちゃりした子は好きじゃないんだろうな)って曇るヒシミラクルと
実は肉付きのいい子がタイプだけどそれを悟られないようにしてたけどなにかのきっかけで性癖がバレちゃうトレーナー
ひとつください - 80二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 23:02:53
「わたし、ローレルちゃんのがいい!ステイヤーになるの!」
「またローレルさんのグッズ? んー……昨夜みたいにお野菜残さないって約束できる?」
「うぐ」
買い出しのついでに雑貨屋を冷やかしていると、小学校に入る前後ほどの子がご両親へねだる声に担当の名前を聞いた。
(ゴーグルのおもちゃ、でいいのか?)
ウマ娘の中には特徴的な瞳をした子もいて、ローレルもその1人。レンズの内側に彼女らの瞳を模した模様が描かれているものらしい。
(たしか、カラーコンタクトもあるんだったな)
日常生活で使えるものではなく、コスプレや写真撮影用のものらしいが。
ふと、頭に乗った帽子の月桂樹に意識が向いた。
もしローレルと同じ瞳になったら。
『私が貴方にお揃いの"ローレル"をつけてほしかっただけなので』
お揃いの"サクラ"を喜んでくれるだろうか。
『トレーナーさんの目、すごくかわいいのにっ』
目が隠れて、むしろ残念に思うだろうか。
『トレーニングと言いつつ、デートのお誘いですか?』
『……貴方からほしいって』
しだいにローレルのこちらを困らせる言葉ばかりが浮かんできて、逃げるようにその場を後に「あーーーーっ!!!」
「ローレルちゃんのトレーナーだ!」
「こ、こら!迷惑かけちゃダメ!」
……担当トレーナーの顔さえ覚えているとは。
やたらディープなファンに中山金杯のハグの一件を根掘り葉掘り聞かれて、なんとか「ローレルめっちゃサラダ好き」の方に話を逸らしたのだった。 - 81二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 23:03:13
「やたらマニアックなファンがいた」。そんな他愛もない雑談から始まった、小さなファンの話。
私と同じ瞳になりたいとグッズをおねだりする様子、私も見たかったな。なんて和んでいたのに。
「カラコンもあるらしいね。 ……あれは流石に日常的に使えないものだから手が出ないけど」
それは。
トレーナーさんが身につけることを検討したってことですか?
自覚してなさそうだけど、壁にかけてあるキャップに視線を向けるトレーナーさん。
私が贈った"ローレル"の帽子。
スカイちゃんのことを揶揄えないぐらい、とっても遠回しなペアルックのお願い。
本当はすごく、勇気を出して贈ったんですよ?
今度は貴方から、お揃いの"サクラ"を身につけてくれるなんて。
私が好きだと言った貴方の目が、私に染まっていく。
それはすごく甘くて、温かくて──少し、どろどろしている気持ち。
桜は虜にした人の血を吸って、もっと美しく咲く……なんて。
ちょっと大胆すぎますよね。
「でももったいないなぁ……今のトレーナーさんの目、すごくかわいいのに」
「……そっちかぁ」
何故か安心したような貴方の瞳。
やっぱりカラーコンタクトは必要ないですよね。
私と見つめ合う時、その瞳に私のサクラ模様が映っているんですから! - 82二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 23:05:11
という訳でローレルさんで書いた。
ローレルさんは相手から来られるとちょっと照れるしあれこれ掛かったこと考える。だといいな。
サクラカラコンとかサクラアイにできる写真アプリとか有りそうだよねってヤツなので対戦よろしくお願いします。 - 83二次元好きの匿名さん23/08/13(日) 23:41:19
- 84二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 01:46:09
- 85二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 04:09:08
素晴らしいローレルだ…
- 86二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 04:51:33
「ふうっ…疲れた…」
「トレーナーさんお疲れ様です!」
「やっぱウマ娘の身体能力には敵わないな…」
「いえいえ!一緒にトレーニングできてあたしも勉強になりました!」
「そっか、なら良かったよ。さてと整理運動…」
「もし良かったらあたしがマッサージしましょうか?」
「ライアンが?助かるなぁ〜じゃ頼むよ」
「では失礼します…それっ」
「あ"あ"っ!?」
「へ?トレーナーさん?」
「ごめん、結構ツボみたくてさ。続けて」
「あ、はい!…よしっ」
「お"あ"っ!があ"っ"!」
(トレーナーさんがか聞いた事ない声を出してる…それになんか色っぽい…っ)
「ん"ん"っ!あ"あっ!」
「はあっ…はあっ…どうですかトレーナーさん…」
(聞きたい…もっとあの声を出させたいっ♡)
「痛いけど…気持ちいいよ…くうっ…」
(ライアンの指…柔らかくて気持ちいい…)
「ライアン、今日もお疲れ様」
「こちらこそお疲れ様です!」
(あの声をまた…もっともっと聞きたい…♡)
(ライアンの指にまた触ってもらいたい…)
「あの…もしよかったらまたマッサージを…」
「奇遇だな…俺も頼みたいと思ってたよ…」
「で、では…いきますよ……♡」
- 87二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 10:39:37
キングはまだかな
- 88二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 11:39:06
- 89二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 19:57:31
もうしばらくお待ちを…
- 90二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 20:37:24
じゃあつなぎにダイヤちゃんでも書くか
冷蔵庫の残りで作っちゃうからちょっと待ってて - 91二次元好きの匿名さん23/08/14(月) 21:58:02
- 92二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 02:37:41
「お待たせしました、トレーナーさん!」
「ううん、いま来たところ、だ…よ?」
「どうかしましたか?」
「ああ、いや、ふだんあんまり足、出さないから」
「ドキドキしますか?見とれちゃいましたか?」
「調子に乗らないの」
「ああそんな!」
ちょこんと小突かれて大げさに頭を抑えた。痛いからじゃなくて、触れられただけで胸がキュンキュンしてしまうから。
「かわいらしいよ、とても」
ぼそっとつぶやくようなトレーナーさんの頬が赤いように見えるのは、日差しのせい?
もしそれだけじゃなかったら、ダイヤはすごく幸せです。
「ちょっと大人っぽいワンピースにしたんですよ?綺麗とか、美人とか、思わないですか?」
「美人には、まだちょっと遠いかな」
「むぅー」
ぷくーっと膨れた私の目の前に、ずっと差し出される手。
「ヒールの高い靴だから、転ばないように」
軽く繋いだ手がずいぶん温かいのは、夏の暑さのせいだけですか?
もしそれだけじゃなかったら、ダイヤはすごく幸せです。
「海でよかったの?この時期だからずいぶん混んでるよ?」
「はい!トレーナーさんとなら、どこでも嬉しいです」
「…っ、それは、光栄だな」
貴方が素直になってもいいって、言ってくれたから、ダイヤはこの気持ちを隠しません。でもトレーナーさんは、ダイヤのことをどう思っているのですか?
大人だから、トレーナーだから、隠しているの?それとも最初から望みはないの?
でも、きっと。
「初恋は実らない」
なんてジンクス、貴方となら吹き飛ばせますよね?
なぜって、絡めた指をぎゅっと握ったら、同じ強さで握り返してくれるのですから。だから、ダイヤはすごく幸せです。 - 93二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 02:39:01
- 94二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 02:39:57
全然隠せてないヤモンドだけど、大目に見てください
- 95二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 06:04:59
元から好意を隠してない子だからね、しかたないね(だからその内心が輝くのです
- 96二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 17:30:01
保守のダイヤモンド
- 97二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 17:33:35
くださいな~
パソコンで勝負服の水着姿を凝視しているトレーナーさまを見て恥ずかしがるも、なぜか嫌じゃないと思ってしまい無意識に距離を近くしたりするスペさまをくださいな~
その後なんやかんやでトレーナーさまはフォームを見ていただけだと判明してスペさまから謝られるも本心ではスペさまの水着姿にドキドキしていたトレーナーさまをくださいな~ - 98二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 17:41:16
お盆です。
いろんなひとが、うみからかえり、うみへかえる。
トレーナーさん。
あなたのところには、誰か来ましたか?
いえ……答えなくていいのです。
思い出すだけで、きっと皆さん嬉しいんです。
思い出すことは、大切です。
覚えられることは、大切です。
だから、マーちゃんはあなたをおぼえます。
あなたも、マーちゃんを覚えてね。
覚え方、ですか?今以上の?
それは、もちろん。いつでもいっしょにいることです。
海の家でも、砂浜でも。ロードワークも、涼しい山でも。
朝起きて、ふわふわ。
昼頑張って、えっほえっほ。
夜は休んで……
……ふふ。
夜は、どうしましょうか。もぐもぐ。ちゃぷちゃぷ。すやすや。ぜんぶ、一緒でいいでしょうか?一緒に、しましょうね。 - 99二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 21:28:58
「失礼しま…!?」
(ト、トレーナーさんがわ、私の水着写真をじっと見ている!?)
(私の事をそんな目で……でも、そっかぁ…私の事を…えへへ〜♪)
「どうしたんだスペ?」
「へ?あ!はい!…トレーナーさぁん♪」
(今日はいつもより近いな…)
「今日はどんなトレーニングですかぁ〜?」
「そうだな…このスペのフォームなんだがな…」
「もう〜トレーナーさんったら…へ?フォーム?」
「そ、この前水着で走ったろ?以外とフォームが分かりやすくてな。……どうしたんだ?」
「………………そういうことか…」
「ご、ごめんなさい!私てっきりトレーナーさんが!」
「そんな変質者じゃないぞ…まぁ側から見ればそう見えてしまうのも不味かったな…」
(とは言ったものの…スペの水着…あの身体に見惚れてしまったのも事実…写真だけで心臓が鳴り響いているのに本人がいると…!)
「……トレーナーさん、顔が赤いですよ…♪」
「な、なんだいきなり…耳元まで近づいて…」
(顔が…近いっ!)
「写真じゃ物足りないですよね?……でも"それ"は卒業するまであげません……ですからね?」
- 100二次元好きの匿名さん23/08/15(火) 21:57:14
うわスペちゃんつよい
- 101二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 03:23:39
- 102二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 08:42:42
ライアンの時はともかくスペ相手に何様やねん!?
- 103二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 12:07:26
フルメタルブライト
- 104二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 12:48:11
- 105二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 13:12:53
キントレ待機
- 106初めまして23/08/16(水) 17:03:56
「失礼します……あ、寝てる?」
トレーナーを訪ねると、机に突っ伏してうたた寝していた。毎日大変だし、疲れてるよね。寝かせてあげたいけど……起こした方がいいのかな。
あー、近くで見るとやっぱりキレイだな。思ったよりまつ毛長いし。いい匂いもする。
……ほっぺにキス位しても起きないかな。よく寝てるし大丈夫だよね。女の子同士はノーカンって言うし。
「……ン゙ッッ」
まずい、起きる。いったん下がって……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ドアの音……?あぁ、寝てしまってた。体が重いけど起きないと。おや、ずいぶん近くないですか?なんだか今起きると気まずいですね。でも不思議と悪い気はしません……
あれ、息が荒いような。もしかして、え?まさか、その、する気ですか?慕われるのは正直嬉しいですが、いけませんよ、それは。
でも知らん顔して受け入れたい私がいる……もう少し寝たふりを、いやいややっぱり女同士でこんな事……
「……ン゙ッッ」
気配がドアまで離れたようです……
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
「あっ、起こしちゃいました?」
「う~ん……呼んでおいて寝てしまうなんて。すみません、ココン」
「いえ、今来たところですから、樫本トレーナー」 - 107二次元好きの匿名さん23/08/16(水) 22:04:58
「着替えるように言われたのはいいとして、なんだいこの……俺の年収5年や10年じゃ論外っぽい礼服」
「うんうん、良く似合ってるよ。流石!」
「なんでファインは勝負服着てるの?ビューティーの方の」
「可愛いでしょ」
「可愛いよ。……まさか式典とか?そういうのはないって言ってなかった?」
「違う違う。式典じゃないよ。……ちょっと、家族に見せたいだけなの。ダメ?」
「見せるのはいいけど……俺のこれは何?」
「それは、お父様からプレゼントだって。『娘がお世話になってます』って……あぁ、この後会うから直接聞けばいいか」
「……ん。じゃあ最後の質問」
「なぁに?」
「今からすることって、2,3ヶ月前に寝てる俺の指をSPさんが測ってたことと関係がある?」
「気付いてたんだ?」
「君の差し金、ってことでいいんだね?」
「うっ……ジャパニーズ・カマかけ……」
「いや、単に襤褸出しただけでしょ、綺麗な衣装なのに。それで、答えは?」
「ふふ……それは、あとのお楽しみ♪」 - 108二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 00:45:53
「トレーナーさん…ファル子…もう我慢できない…」
「駄目だファルコ!君はまだウマドルとして…んっ!?」
「ぷはっ…今はウマドルなんて関係ないんだから…んっ…あなただけのファル子だから———」
「……夢?」
「今のは…夢か…」
「お、おはようファルコ、今日もよ、よろしくな!」
「しゃ、しゃい…こちらこそよろしくお、お願い…ううっ…」
(あの夢を見てしまったらファルコにどうしても意識が…)
(言えないよ…ファル子が押し倒してトレーナーさんを…そんな夢を見たなんて…)
「首尾はどうだ?」
「成功です。2人とも夢を見て互いを意識しております」
「そうか…このまま我々は衛星軌道上で待機、我らがウマドルのファルコちゃんの恋の為に夢でのアプローチ作戦を継続だ。ただしファルコちゃんへは無理のない様にするのだ。だがファン一号…トレーナーに対してはあの鈍感が消滅するぐらいに徹底的に行え!」
「はっ!」
- 109二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 01:33:41
こいつらうまぴょいしたんだ!!
- 110二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 07:39:44
- 111二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 09:16:29
- 112二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 15:30:16
- 113二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 20:02:52
気が付いたらファイ×トレが結婚まで進んでる…
- 114二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 21:47:17
「ねぇ、ファイン。ご家族にお会いする前に、いいかな?」
「なぁに?」
「勝負服、綺麗だよ、ファイン」
「……?えぇ、ありがとう」
「だけど、これは良い趣向とは言えない。まるで結婚式じゃないか」
「っ……こういうのは、お嫌い?」
「嫌い、というより、気分は良くない。……俺は、ちゃんと自分でプロポーズをしたいよ」
「……え?」
「こんな、遊びみたいなご褒美じゃなく……本物の寵愛を賜りたい。同じだけの愛を与えたい。捧げるんじゃなくて……って、ごめん、このニュアンスわかる?」
「……なるほど。捧げる、だと臣民みたいだものね。そうじゃなくて、与える……与えあう?」
「そう。分かち合う、とかでもいいかも。とにかく……俺は、与えられるだけじゃ嫌なんだ。こんなサプライズ、なし崩しじゃなくて、ちゃんと……告白をしたい」
「……ふふっ」
「変かな?」
「変。だって、私の方こそ、与えられてばっかりのつもりだったから。私の方こそ、恋心を、下心を隠してばかりで……」
「うん……気持ちは感じてたよ。滲む優しさ、溢れる愛らしさ、とか?」
「もう!そうやって、また私に与えてくれる」
「こっちとしては真っ当にお返ししてるつもりなんだけど」
「ふふ……それで?この『お披露目』が嫌なら……どうするのかしら。駆け落ち?」
「いいや?今は、もう少しだけ……この気持ちは隠しておくよ。今からのお披露目も、ちゃんとするさ」
「あら?なら、どうするの?」
「ただひとつ……君に伝えたかっただけ。本当のプロポーズは俺の方からするよ、って」
「……ふふっ!じゃあ、これから大変だね?」
「そうだなぁ、お姫様を日本に攫うか、王室入りするんだか……大変そうだ」
「あぁ、ううん、そうじゃなくて……『これから』、ってすぐこれからだよ」
「……すぐ?」
「お父様、お母様、お姉様、みんな『早く婚約しないのか』って言ってくるだろうから……ふふっ、さぁ、私の『トレーナーさん』は、どうやって下心を隠すのかしら?」
「はは……頑張ってみるよ」 - 115二次元好きの匿名さん23/08/17(木) 23:05:24
- 116二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 00:02:21
成程ありがとう
- 117二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 06:52:38
もうゴールイン寸前じゃない…盛大に祝わなきゃ…
- 118二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 12:15:39
おい
暑いから髪を悪戦苦闘しながらまとめてうなじを出している姉kハヤヒデにドキッとするトレーナーの話をよこせ
書いてくれたらカレーに入ってる夏野菜をやる - 119二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 12:44:38
- 120二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:08:28
ファインとファイトレが派手に進展してるーーーー!!!
- 121二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 01:35:28
- 122二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 02:15:38
保守
- 123二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 06:43:46
今マルゼンさんのやつまとめてるからお待ちさん(自分で追い込むスタイル)
- 124二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 07:11:43
これからは相手以外に隠す日々が始まる
- 125二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 14:30:39
相手に隠す
→相手以外に隠す
→王室外に隠す - 126二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 22:36:07
「フクキタル、大丈夫か」
「うひひ~……」
「……ったく。そりゃ席外した俺も悪いけど……酒を飲むやつがあるか!」
「……ふふふ」
「……温泉で血の巡りも良くなってるから?って関係あるのか……?」
「まぁまぁ、いいじゃないですかぁ。法的には私、成人してるんれすよぉ」
「身分は学生だろうが……」
「……挑戦するのが吉だったんですよ~」
「……健康に気をつけないと凶だろう」
「えっ……知ってたんですか」
「お前が話してたろ。朝の電車で」
「あんなつまんなそ~~にしてたのに?」
「パートナーの言うことはちゃんと聞いてるわ、失礼な」
「ひゃ、はい」
「いや、つまらなそうに見えたのは俺の方こそ失礼か……」
「や、いやや、その」
「まぁ、だから……俺のこと、気を引こうとして無茶するのは……やめろ」
「……はい」
「ったく……温泉で誰の目もないからよかったものの……どこでも話すなよ」
「ふたりのヒミツですねっ! ……あう」
「……声が響いて頭痛するタイプか。苦労するぞ」
「うひゃ……お世話になります」
「へいへい」 - 127二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 08:27:23
聞き流してるようでちゃんと聞いてるフクトレさぁ…推せる
- 128二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 10:12:57
すみません、この
トレーナーとおさんぽ中に、トレーナーが人懐っこい大型犬とじゃれてキスしたりお腹をもふもふしたり吸ったりしているのを見て、自分が同じことをされたら…と置き換えて想像してしまい、はしたないとわかっていながらも純粋無垢を装ってトレーナーに同じことを要求するチヨちゃん
ひとつください - 129二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 10:15:14
自分の手元になければないですね
- 130二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 10:42:22
当店セルフサービスとなっております
- 131二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 12:03:46
夕飯の残りで適当に作っちゃうからちょっと待ってて
- 132二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 19:46:09
保守
- 133二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:20:07
「うう~ん、トレーナーくん…枕投げするわよぉ…」
「ダメだダメだ、全く…成人記念の温泉旅行だからって飲み過ぎだマルゼン」
おぼつかない足取りのマルゼンスキーを彼のトレーナーが支え、浴衣姿の2人が廊下を歩いている
「まだまだ…青春…するのぉ…」
「もう寝ろ…ほら、部屋付いたぞ、横になれ」
「ううぅ…暑い……」パタパタ
「!? …お前なぁ、そうやって男の目の前で胸元晒すんじゃないよ」(風呂上がりの卓球でやけに揺れてると思ったら付けてな…)
「ええ〜、だってトレーナーくんしかいないし、いいじゃない〜…」
「秘匿性の高い旅館取ったけどさぁ…間違いなんて起きたら」
「トレーナーくんになら、いいわ」
ドクリとトレーナーの心臓が跳ねる
「それとも、誰にでもこんな格好する、だらしないオンナに見える?」
「…………飲み物取ってくるから、それ飲んで寝ろ」
「…いけずぅ……」
なんとか誘惑を振り切り襖の向こうの冷蔵庫へ向かう
冷えたペットボトルを額に当て、冷静さを取り戻すよう努めた
「マルゼ…」
部屋に戻った時、彼女はすーすーと寝息を立てて眠っていた
胸元を大きく開け、その双丘が美しく聳え
浴衣の裾からすらりと長い、数々のレースを勝ち取った美しい脚を露わにし、彼女は眠っていた
『トレーナーくんになら、いいわ』
否が応でもさっきの言葉が木霊する、マルゼンなら手が出てしまった自分を赦し、受け入れることも想像できた、男ならこの据え膳を取らず何とするなんて考えも過った
「…君の気持ちも知っている…でもまだ君に応えられる勇気が俺にはない、だから………」
トレーナーはマルゼンスキーに優しく布団を掛け、額にキスをする
「今はこれで勘弁してくれ、ごめんな」
そう言って持ってきた飲料水をテーブルに置き、電気を消してトレーナーは布団にくるまった
「………本当に、いけずなんだから」
その呟きがトレーナーに聞こえたかは、誰も知らない - 134二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:44:39
ワァ…ア…トレンディ…
- 135二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 07:02:05
保守
- 136二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 08:27:22
トレンディだね……
- 137二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 18:34:50
マルゼンさんのやつ書いてみたけどえっちになり過ぎではなかろうか
- 138123/08/21(月) 19:53:01
俺裁判で無罪です
- 139二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 21:59:05
その日一人でさんぽ中の私が目にしたのは、
「よぉーしよしよしよし!」
満面の笑みでコンビニの前に繋がれている大きなワンちゃんと戯れるトレーナーさんでした。
「ご主人様はお買い物かなー?よーしよし遊んであげような!」
普段より声が一音高いトレーナーさん。なぜかいけない物を見ているようで、反射的に近くの桜の木の影にかくれてしまいました。
「お前人懐っこいなー!ここか?ここが気持ちいいのかー?」
トレーナーさんがワンちゃんの頭をもふもふ撫でています。耳や顎までわしゃわしゃまさぐって、ワンちゃんも尻尾をぶんぶん振って大喜びです。
「あっ、こら!」
撫でられているお返し、とばかりにワンちゃんがトレーナーさんの顔をべろべろ舐め回しはじめました。
「はははっ!やんちゃだなぁ、もう!」
口では怒っているようで、トレーナーさんは愉快そうに舐められるままになっています。
しまいには、ワンちゃんがお腹を撫でてくれーと言わんばかりに地面にころんと転がると、それを見たトレーナーさんも心底楽しそうにお腹をくすぐって遊んであげています。
「お腹もふさふさだなあー!」
いつも優しくて柔和な表情のトレーナーさんですが、テンションが高くて楽しげな様子。とっても微笑ましいはずなのに、なぜか胸がもやもやっとしてしまいました。
(私をなでてるときより、楽しそうだった…)
- 140二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 22:02:54
─────⏰─────
その日、私は昨日のコンビニの前に座っていました。
(あっ!トレーナーさん!)
通りをやってきたトレーナーさんに挨拶しようとしたのに声は出ず、代わりに「ワン!」と大きな吠え声がしました。
(えっ?ワン?)
吠え声の主を探してコンビニのガラスに映った自分を見ると、びっくりして固まってしまいました。私は昨日のワンちゃんになっていたのです。
「おっ!昨日の子じゃないか」
頭上から声がしたので見ると、トレーナーさんでした。
「私です!チヨノオーです!」
と言おうとするのですが、喉からは元気な吠え声しか出てきません。
「わかったわかった!今日も遊んでやるからな!」
そういってしゃがみこんだトレーナーさんが私の頭や耳をわしわしとちょっと乱暴に撫でてくれます。
(髪、崩れちゃうけど、気持ちいい…)
次第に耳にトレーナーさんの手のひらが触れて、耳の中に指が入ってきました。
(耳、ふにふにされてる…!くすぐったくて、でも、うずうずして、変な、感じっ…!)
「お腹も好きだもんなー!」
(えっ!?お、お腹まで?)
大きな手でお腹をわしゃわしゃ撫で回されて、あったかくて気持ちいいのと恥ずかしいのとでどうしていいかわかりません。
「やっぱりこれが癒やされるんだよなー!」
(ちょっ、トレーナーさん!どこに顔をつっこんで…っ!)
トレーナーさんはそれどころか、私のお腹に顔を埋めてすーはーと深呼吸しています。
(息がっ!あったかい…ダメダメダメ!うぅ…食べすぎでちょっと出てないよね……ってそれどころじゃないよぉ!)
頭では逃げようとしているのに、私の尻尾はちぎれんばかりにぶんぶん勢いよく振り回されて悦んでいるみたい。
「ははっ、可愛い奴めー!」
そういってトレーナーさんが私の顔に顔を近づけてきます。
(ちょっ、近っ、近い!き、キス、しちゃうっ…!)
トレーナーさんの唇が私の鼻面に触れようとしたとき、
- 141二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 22:04:06
- 142二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 06:54:35
チヨワンコはいい…
続き?そこに無いならセルフでry - 143二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 15:25:53
チヨワンコ、ヤエキツネ アルダンはなんだろ
- 144二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 15:45:18
イルカの声真似してなかったっけアルダン
- 145二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 16:14:48
- 146二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 22:46:11
ガラス細工のイルカの置物に目を取られたのは、ほんの一瞬だったはずなのですが。彼にとっては一瞬もまた永遠のようです。
「あんなに気にしていただろう?」なんてさらりと言うのですから、なんだか気恥ずかしくなって、意地悪な返しのひとつもしたくなります。はしたないけれど、わざとらしく足をさすってみたりして。
「そうですか……ガラス、ですか」
「……そうだよ。ガラスだ」
だけど、彼は静かに言葉を返します。まっすぐに私を見つめる瞳は、ガラス玉どころか、宝石でも足りません。
「ガラスのイルカは宙に舞う。ガラスの脚でも、君は強く駆け抜けていく。縁起がいいと思わないか?」
「……ふふっ、ふふふっ!」
詭弁もいいところです。だけど、心無い現実よりも、彼の心地よいロマンチックな言葉の方が、よほど今を照らしてくれます。わざと落ち込んでみせたのに、そんな芝居は――そう、名優と呼ばれるには程遠く――簡単に崩れてしまいました。
「ありがとうございます。大切にさせていただきますね」
「そうしてもらえると嬉しいよ」
「あぁ、それと……何か、お返しをしなくては。何か、ご希望はありますか?」
「ううん。アルダンと共に在れれば、それでいい」
「まぁ……本当ですか?」
いつものように優しく笑う彼。
だけど、私は気付いています。ほんの一瞬、だけど永遠のように彼が心を奪われたもの。
彼がこっそり準備したように、彼にこっそり囁きます。
「……ガラスのイルカのお返しは、ガラスの膝枕、なんていかがですか?」
「……バレた?」
「あんなに、気にしていたじゃないですか」
バツの悪そうで、嬉しそうな彼をソファに導いて。少し隈の見える目許に、そっと掌を重ねて差し上げて。彼の息遣いが落ち着いていって……そうして、ようやく私も表情を緩めます。
こんな表情を、彼に見られてしまっては。きっと、この膝枕も私のための企みだと、きっとバレてしまうのでしょう――なんてことを考えながら、彼の寝息と鼓動を感じるのでした。 - 147二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 07:52:07
次はヤエノ?
- 148二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 15:46:57
ヤエめろは練習の名目で自分の体触らせるのをみたな
- 149二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 20:26:50
- 150二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 06:29:40
保守
- 151二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 08:03:23
「長い休暇もこれで終わりか」
「いや、これでも短い方なんだよ?日本は好きだけど、この感覚だけは好きになれないな……」
「これは手厳しい」
「ん……それで、どうだった?楽しかった?」
「あぁ、本当に家族みたいに良くしてくれて……暖かかったよ」
「ふふん。言った通り、外交とか国の話はなかったでしょう?気負い過ぎだったんだって」
「あー……?いや、したよ?国とか王とか、そういう話」
「えっ!?」
「お義父さんとお酒飲んでるときにね。ちょっとだけ、国の在り方とか、王族の意味とか……ちょっとだけ」
「う……それは、ごめんなさい」
「いや、全然。あのくらいなら興味深いお話だし、背筋も伸びるというか」
「その背筋を緩めるためのご招待だったのに……」
「んんー……まぁ、お義父さんも良かれと思ってお話してくれたんだから、あんまり責めないであげて」
「はぁい。……あれ、お父さん?親御さんとか、『ファインのお父様』とか『王様』……じゃないんだ。仲良くなったんだね」
「うん。この日本風の呼び方の意味、ちゃんと認めてもらってます」
「ふふっ、そっか!嬉しいなー!」
「あぁ……こりゃ伝わってないな?……ほら、この漢字」
「義の父……?誰に聞いちゃおうかな?」
「スマホでいくらでも調べられるでしょうに。実は意味、分かってるでしょ」
「ふふっ、さぁ、どうかしら?それとも……人に聞かれると困る?」
「ううん。グルーヴさんでも、シャカールさんでも、好きなように」
「まぁ!」 - 152二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 12:43:20
ファインもそろそろ隠すとかのレベルじゃなくなってきたな
- 153二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 20:16:46
- 154二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 20:36:46
うん、大好きSA☆
- 155二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 20:59:57
結果的に両想いならすき(わがまま)
- 156二次元好きの匿名さん23/08/24(木) 23:20:30
- 157二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 03:23:53
「ど、どうですか」
「えっ」
「なんですか鳩が豆鉄砲食ったような顔して」
「だって『ビキニ?絶対ないです!人手不足の地方では、ロコドルは長持ちが基本なんですから!露出多くしてお色気売りに走るのは自分の商品寿命を縮めてるのと一緒です』なんて言ってたのに」
「お色気売りがNGかどうか試してみないとわかりませんから。これはあくまで市場調査です!」
「相変わらず熱心だね」
「で、どうですか」
「どう、とは?」
「アンケートにお答えください!トレーナーさんから、その、感想を聞きたい、です」
「とてもよく似合っているよ。まず印象的なのは色だ。てっきり白や青でくるものだと思っていたのにまさかの赤で、タルマエの白い肌にすごくよく映えてる。赤と言ってもワインレッドに近い色味だからいやらしさがなくて夏らしく爽やかな色気を感じられる」
「そ、そうですか」
「上半身は大胆にビキニで挑発的でありながら、下半身はパレオを巻くことで全体のバランスを取っていて、タルマエの女性らしさと少女らしさをよく表している。髪型も三つ編みをおろしていて、すごく新鮮だし大人っぽくてドキッとさせられる」
「いえ、そんな…」
「ペディキュアの色はハスカップカラーかな?ブレスレットもよく見たら苫小牧市のマークを模してるし、細部まで気を使っていて、タルマエらしい細やかさが溢れているよ。それから普段のベレー帽とは違ってつばが広めの」
「ちょっ、待って、待って」
「…って、俺は何急に早口でしゃべってるんだって話だよな。ごめんな」
「いえ、と、とても参考になり、ました…」
「そ、そうか…」
「ご回答ありがとうございました。つきましては、お答えいただいた方に特典がありまして」
「特典?」
「このパレオ、外せるんですけど、…その、外したところも、見たいですか?」 - 158二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 03:24:30
- 159二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 06:12:38
そこにあるので全部ですね
- 160二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 06:18:34
- 161二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 06:32:30
- 162二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 07:51:19
貴様の懐にまだいくつか……
- 163二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 19:32:44
保守
- 164二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 20:14:09
すみません、この
古文の授業をしてもらう名目で恋の和歌の解説をトレーナーに読ませて疑似告白させるジョーダン
ジョーダンは気づかないだろうと思って気持ちをこめて和歌に込められた想いを読み上げるジョートレのセット
ひとつください - 165二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:59:23
ジョーダンは顔に出そうだから解説中に赤くなっちゃうの誤魔化してそう
- 166二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 09:13:10
バクシンが新衣装の三つ編みトレーナーにやってもらってる時内心こんな感じになってそう
トレーナーもまあバクシンだしなって感じで髪触ってるけど触り心地や編む際ちょっと漏れる声に意識しちゃってほしい - 167二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:43:47
いいよね髪を触らせるの別衣装で髪型変更されてる娘がやって欲しがったりして
- 168二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:47:39
「お義父さん、の意味って本当にお父様に伝えたの?」
「伝えたし、許可ももらったよ」
「……男同士のヒミツのお話ってこと?」
「まぁ、そんな感じ」
「そっか、そっか。ふーん」
「なんだいファイン」
「じゃあ、あなたのお母様……ううん、私のお義母さんと秘密の話をしてもいいよね?」
「うっ……」
「さぁ、あなたのご実家への新幹線の予約をしなくっちゃ!」 - 169二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:42:28
ジョートレは耳が赤くなってそう
- 170二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 09:44:20
そういえばサトちゃんとかまだ?
- 171二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 20:39:39
シリーズ通じて一番進展してるなこのロイヤルカップル
- 172二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 21:04:44
夏休みも終わるしファインたちの話はなにか一区切りにしたいんだけど
とくに落としどころが見つからないんだよな - 173二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:35:21
保守
- 174二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:50:27
「ミラクル、お疲れ様」
プールトレーニングを終えて青息吐息のわたしに、トレーナーさんが手を差し伸べてくれた。
「あ、ありがとう、ございます…」
トレーナーさんに泳がされてるのに、こうして手を握るだけで許せちゃうわたしはチョロいのか?ま、いいか。
「ところで、どうですか〜?」
「うん?」
「水も滴るいいミラ子ちゃんですよ〜」
控えめにだけどポーズを取ったのに、トレーナーさんときたら。
「はいはい、タオル取ってくるね」
ピッチピチ…まぁひょっとしたらモッチモチかもしれませんが、JKぞ?我、水着姿のJKぞ?なのにいっつもそっけない態度。
「ぁ…」
プールサイドに向かったトレーナーさんがファインちゃんと話してる。
「はぁ…」
きっとわたしみたいな体型の子より、ああいうスレンダーな子が好みなんだろうな。あぁ、このお腹周りがにくい…
数日後。
「何もない部屋だけど、雨が上がるまでゆっくりしていってよ」
「お、おじゃまします…」
その日、ゲリラ豪雨で濡れ鼠になったわたしは、たまたま近くのトレーナーさん家にあがりこんでいた。
「ずいぶん緊張してるなあ」
トレーナーさんは笑ったけど、好きな人の部屋に通されて緊張しない女の子がいるとでも?
先にシャワーもシャツも借りて、リビングに通された。
トレーナーさんは入れ替わりにシャワーを浴びている。なお、残念ながらシャツは洗濯済みであった。
「て、定番イベントですから〜…」
トレーナーさんの部屋はわたしの部屋と違ってものが少なく整頓されている。なのでこれはちょっとした出来心というやつだった。だって次来れる保証なんてないんだから。
それに、どう見てもミニマリストでござい、ってな部屋に見られて困るものなんてないと高をくくっていた。
の、だが。
- 175二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:51:55
「こ、これは……」
トレーナーさんのシングルベッドの収納の下から登場した数冊の雑誌を目に、わたしはなぜか正座して微動だにできなかった。
「そういう、用途のご本、だよね…」
煽情的なタイトルと表紙を飾る挑発的な女の人の写真。控えめに見積もってもグラビア誌というやつだった。厄ネタ発掘に思わず固まっていると、
「あっ!」
エアコンの風に煽られて、止める間もなくページがめくられた。女の人が、面積の少ない水着姿や下着姿でポーズを取る、刺激的な写真を否が応でも見てしまう。
「んん……?」
何か、写真に違和感があるような…もっとよく見ようとしたわたしの背後から、声がした。
「見た…のか…?」
「ひゃあっ!!」
思わず飛び上がって振り返ると、青ざめた顔のトレーナーさんが立っていた。
「その、あの…ごめん、なさい」
「いや、すぐ見られるところに置いてた俺が悪い」
「いえ、わたしが勝手に覗いただけですから…」
気まずい沈黙が流れる。
「あ、あの、トレーナーさん」
「…なに?」
さっきグラビアを眺めて感じた違和感。どの女の人も妙に身体にボリュームがあるというか、肉付きがよろしいというか…
「トレーナーさんは、その、ふくよかな感じの、女の子が、好きなんですか…?」
「は…?」
「すすすみません!わたしなんてこと言ってるんでしょうね!?忘れてください!」
「は、はー!?ななににいってるんだそんなわけないだろべつにちょっとぽっちゃりした女の子を抱きまくらにしたリとか膝枕してほしいなーとか、そんなことちっとも考えてないから!」
「えっ」
しどろもどろで真っ赤な顔のトレーナーさん。
こんなミラクル、この世にあっていいのかな!?
- 176二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:53:57
「トレーナーさん、バレバレです」
そう言うと、トレーナーさんは観念したように頭をかいた。
「うん。まあ隠しようがないから言うけど、そういう、趣味だよ…ごめん、軽蔑しただろ?」
「べつに、軽蔑なんてしませんよ」
むしろ、嬉しいです。とは流石に言わない乙女心。
「ひとつ、君に聞いてほしいんだ」
真剣な眼差しで見つめられてドキリとした。
これは…!もしかして、もしかしてしまうのか…?
心臓がバクバクとうるさい。トレーナーさんが動けないわたしの目を真っ正面からのぞき込んで口を開いた。
「だからといって俺がミラクルをそういう目で見ることは金輪際ない!これでもトレーナーとして担当との距離はきっちり測るつもりだ!だから安心してくれ!!」
かちん、と世界が凍りついた音がした。わたしの気も知らないくせに…!
「…ては」
「ん?」
「ぐすっ、さては…!」
「み、ミラクル、なんで、泣いて…?」
「さ て は ニ ブ チ ン だ な ! ?」
「えええ!?」
- 177二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:55:29
あんまり秘しミラクルじゃないけどご容赦ください
- 178二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 01:00:09
さてはニブチンだな!?で笑ったww
- 179二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:08:53
そろそろキングのSSが見たいな~
誰か書いてくれないかな~ - 180二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 06:21:43
ミラクルとにぶちんは続編がほしいな
- 181二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 18:03:12
保守
- 182二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 22:15:57
意外とセイちゃんやエルがないの不思議
- 183二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 02:11:04
- 184二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 07:15:14
- 185二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 18:59:19
保守
- 186二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 19:05:13
- 187二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 02:13:07
- 188二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 02:25:02
また立てるさ…
- 189二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 08:19:20
保守
- 190二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 20:02:07
待ってるよ……
- 191二次元好きの匿名さん23/08/30(水) 21:35:12
文才のない自分が憎いし理想を形にできないもどかしさよ
- 192二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 07:51:14
やってみれば出来るもんだよ
- 193二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 11:45:57
「なーんでこう、昔の人ってややこしい言葉使うし……」
「いや、当時はこれが普通の言葉なんだよ。次はどの歌がいい?」
「えーと、じゃあ……ラッキーセブンがダブルの~、77番!」
「77番な。え~『瀬をはやみ岩にせかるる滝川の われても末に逢はむとぞ思ふ』か。
『瀬が早いために岩に遮られる滝川とおなじように、たとえ一度は別れ別れになっても、行末はかならずまた逢おうと思う』
瀬……は元々が水の流れの速い所、という意味だな。遮られて二つに分かれても、その先で川はまた一つになる。
さらに今の言葉に近づけると、『色々な事情であなたと会えなくなっても、いつかまた一緒になりたいと願う』……かな。もっと良い例えは無いかな」
(テキトーに選んだフリしたけど調べてんだよね。……アンタ、あたしが引退しても……卒業しても……会いたいって、思ってくれるかな。そうだといいな)
(なんか感情籠めちゃったな。……ジョーダンがレースの世界から居なくなったら、俺が新しい担当を持ったら、会う事があるんだろうか。俺はジョーダンの事を……)
「な、何?ジーッと見ちゃって。さてはあたしに惚れた?」
「お、おいおい。ジョーダンが黙ってるから、今の説明解ったのかなって。それだけだよ、ウン……」
- 194二次元好きの匿名さん23/08/31(木) 19:55:34
最高じゃあないですか……