ターボ青嶋達也アナの実況で打線組んだもん

  • 1二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:41:09

    1中 2008天皇賞秋(ウオッカ)
    2右 2004スプリンターズステークス(カルストンライトオ)
    3左 2013有馬記念(オルフェーヴル)
    4一 1998毎日王冠(サイレンススズカ)
    5三 2009安田記念(ウオッカ)
    6二 2001スプリンターズステークス(トロットスター)
    7遊 2001アイビスサマーダッシュ(メジロダーリング)
    8捕 1997スプリンターズステークス(タイキシャトル)
    9投 2000根岸ステークス(ブロードアピール)

  • 2二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:41:24

    解説行くもん

  • 3二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:42:24

    みんな大好き大接戦ドゴーンもん。スタートの煽り「豪華メンバー!夢を乗せて!」の通りウオダス、ディープスカイ、ドリームジャーニーからカンパニー、今見ても涎の出るメンバー表もん。

    早口でも聞きとりやすい発音で全頭の位置取りをリポート、1000mタイムが早いこともしっかり拾いつつ改めて豪華メンバーの期待感を伝える「最高の舞台がそろっています!最高のメンバーがそろっています!」という煽り文句がちょうど4角から直線に向かう馬群の映像に繋がる最高のカメラワークとマッチするもん。長い東京の直線で一旦ダイワスカーレットに焦点を当てたうえでそれを捕まえにかかる先行馬群の動きを伝えた瞬間「先輩ダービー馬ウオッカァ!(↑)」でムチが入るもん。

    今なお語られる逃げ馬と差し馬の最強牝馬VSダービー牝馬、そこに挟まれる後輩ダービー馬ディープスカイと追ってくるカンパニーおじさん…。まさに「とんでもないことが起こっている」という興奮をそのまま伝える名実況もん。

    宿命の女傑ライバル決戦!ウオッカ vs ダイワスカーレット【天皇賞・秋2008】


  • 4二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:43:14

    アオシマバクシンオーといえば短距離戦。「短距離で各馬の名前を二回ずつ言えるのは青嶋アナだけ」という言葉にもある通り、短距離戦でもできるだけ馬を省かずにすべて伝えきることを信条とする青嶋アナは前へ前へとなりやすい短距離戦にもかかわらず先頭集団三、四コーナー中間までで最後方まで騎手や体重増減の情報まで差し込んで伝え終わるという離れ業をやってのけるもん。

    そこから“大西尚宏ダービージョッキー”に着目し(青嶋アナはなぜか大西騎手だけやたらダービージョッキーを強調するもん)逃げるカルストンライトオに着目。丁度直線を向いて青嶋アナの煽りが言い切られた瞬間待っていたようにカルストンライトオが馬郡を突き放すもん。

    逃げ馬、しかもペース幻惑なんてとてもできないスプリントで戦闘逃げの馬が後続を突き放すという異常事態に青嶋アナも「むしろリード開いている!?」と驚きの声がもれるもん。なんとかついていこうとする馬群に後方勢が追いつき団子になったところで大きくリードが開きカルストンライトオの勝ちは確実。青嶋アナは冷静に馬群から2番手に抜けたデュランダルを伝えた後にカルストンライトオを叫んで締める。逃げて差すカルストンライトオと追い込み勝負のデュランダルというスプリントの常識をぶち壊すようなレースでもさすがのスプリント適正で対応した見事な実況もん。

    2004年スプリンターズステークス カルストンライトオ


  • 5二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:43:49

    青嶋アナは入れ込みすぎる熱がアダになることも多いもん。けどグランプリ有馬記念に関してはファン、騎手、そしてレースそのものもそれに負けないお祭り騒ぎになることが多いからアオシマ実況にぴったりとハマるレースが多いもん。

    2500mというやや青嶋アナには長い距離だけど注目のオルフェーヴル、ゴールドシップをしっかり伝えて1週目正面スタンド前でikzeのコメントを紹介するなどクレバーにペースを作るもん。

    ちょっと話がそれるもんが、よく青嶋アナの実況に関して「黙るなんて実況としてありえない。とにかく何か喋れ」という声を聞くもん。勿論みんなの頭に今浮かんでいるであろう“代表的なもの”に関してはターボも「あちゃ~」と思うもん。けどテレビ実況ではむしろ黙ることが現場の雰囲気を伝えるいいエッセンスになることがあるとターボは考えているもん。このスタンド前でも青嶋アナが実況を止めた数秒間、ちょうどお客さんの歓声が沸き上がってきて期待感が膨らんでいくもん。

    向こう正面に入ると落ち着いて馬群を伝えラストランのオルフェーヴルにはikzeの名前もはさみながらエモさを演出し、最後方を伝え終わるとオルフェーブルがちょうど前に仕掛け始めるもん。

    西日を浴びながら外を捲るオルフェーブルが直線で先頭に立つと追いかけるウインバリアシオンを伝え「しかし差が開いた!」、ゴールドシップに注目するも「三番手争いまで!」と前に出てくる馬を伝えつつすぐに否定の言葉をはさみ「もうオルフェーヴルで決まっただろう」という事実を無言で伝えに来るもん。大きく差が開いたところで高らかに叫ぶ「これだ!これだ!目に焼き付けよう!これが、オルフェーヴルだぁ!」という叫びは、ikzeとオルフェーブルという青春ストーリーの終わりにふさわしいさわやかな叫びだったと思うもん。

    「強すぎる!これがラストランなんて信じられない」オルフェーヴル《有馬記念2013》


  • 6二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:45:07

    「名誉G1」という声も名高い98年毎日王冠。注目はもちろんサイレンススズカに対し最強世代のエルコンドルパサー、グラスワンダーの勝負がどうなるのか。レース前に青嶋アナと解説の吉田均氏も「G2じゃない。これはもはやG1」と話し、府中のファンファーレに一層その歓声が強まるもん。スタート前の独特の緊張感をたぎらせた青嶋アナは「展開は分かり切っています!問題は4歳二頭(エルコン、グラス)が(スズカに対して)どうつけるか」と言い切りもはや毎日王冠というひとつのレースよりも「スズカVSエルコン、グラス」のマッチレースが重要であると言い切っても過言ではないもん。

    「小細工無用の真っ向勝負、府中千八毎日王冠!」という煽りに合わせるようにゲートが開き、ちょっと負けたグラスワンダーが持ち直したことを拾うと「そうです!サイレンススズカです!」とすぐに先頭を走るスズカに目を向け、そこから馬群を紐解いていくもん。それほどペースは速くなく気持ちよく走るスズカを伝えると大欅のあたりでグラスが上がっていき一気にボルテージが上がったところで正面に入り“真っ向勝負!”もん。

    サイレンススズカを捕まえようと仕掛ける各馬を並びで伝えるとちょうど“坂を上る!”ところで、絞り出すように出てくる「サイレンスまだ逃げ」「外にヨれたのはエルコンドルパサー」「グラスワンダーは伸びが苦しい」という言葉通り、「ここから二周目があるのか?」と思わせるくらいリラックスした走りを見せるスズカに影すら踏めない後続馬が映るもん。

    先述した、ブツ切れで間が開いてしまう青嶋アナの実況が見え隠れするも、それすら「あのエルコン、グラスが追いすがる事すら出来ないなんて…」というサイレンススズカの衝撃を彩るようにすら見えてしまうもん。あの名実況スプリンターアオシマバクシンオーですら、スズカの逃げには追いつけなかったもん。

    ゴールの後に絞り出した「どこまで行っても逃げてやる!」はサイレンススズカの強さを表す名文句として今でも語られる上、「アオシマ実況は好きじゃないけど」と言いつつも、この語りを評価する人も多いもん。

    「どこまで行っても逃げてやる」サイレンススズカ【毎日王冠1998】


  • 7二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:46:16

    しゅごい!と言えばだいたいの人は分かってくれるレースもん。正直ネタ実況になりつつもレースがあまりにも強烈すぎて「そりゃ青嶋アナもこうなるよな…」と理解されてしまうことすらある実況もんね。

    スタートの煽り「僅か90秒の夢絵巻!」はなかなかのもので、前半は青嶋アナのいいところが出てる実況もん。とんでもない早口で押して押して、それでも聞き取りやすい口調で忙しいマイルのスタートを混乱せず伝えるもん。大欅を抜けるところで一瞬間を開けて息を入れると冷静に先行集団を改めて伝えたところで直線、ちょうどウオッカが馬郡に飲まれた絶望的な位置取りが映ってところで「ディープスカイが前に立ちはだかっている!」とその状況を伝えるもん。

    ここで恐らく青嶋アナは「もうウオッカは難しいだろう」と判断して仕掛けるディープスカイとスーパーホーネット、ファビュラット、大外のカンパニーに注目するもん。「ウオッカ苦しい!」と“負け確実況”を始めようとした瞬間なんとウオッカがオペラオーして抜け出してくるもん。余りのことに思わず「キタキタキタキタ!」と必死でウオッカの仕掛けを拾うとディープスカイとウオッカの争いを伝え差し切った瞬間には黙りこくってしまい、絞り出した「ウオッカ勝ったァ!しゅごい!」がちょうどゴール板に掛かったもん。

    もしウオッカが苦境無く勝っていたとしたらキズナのダービーに匹敵するやらかし実況になっていたはずもんけど、ことさらあまりに強烈な勝ち方に対する衝撃を物語る実況になっているもん。

    第59回 【 安田記念】 ウオッカ


  • 8二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:48:40

    青嶋アナの得意な高速決着短距離戦。「この高速馬場で、67秒の壁は破られることになるのか!?」という煽りから飛び出した馬群を素早く捌き、なんとハイペースの短距離戦なのに三コーナーの入りで全頭の位置取りを伝える仕掛けの速さを見せるもん。しかもただ名前を読み上げるだけでなくトロットスターの馬体重20キロ減、メジロダーリングの田中勝春急遽の乗り変わりなどもしっかり伝えたうえでのこれだからすごいもんね。

    これで出来た貯金で先頭集団をもう一度整理し集団の馬の仕掛けの位置取りまで伝えたうえで直線に入ると抜け出しにかかるメジロダーリングを中心に各馬の争いを伝えもん。さらに200標識を通過してから差し掛かってきたトロットスターを見抜き、「トロットスター来た!トロットスター来た!!トロットスター来た!!!」と風車鞭を入れるようにトーンアップ、「最内勢いだ!トロットスター!!!」としっかり差し切りをレポートしたもん。

    ちなみに動画のコメント欄にはなぜか数ある日本競馬の名レースの中でもたぐいまれな偶然でこのレースに辿り着いたであろう外人ニキのコメントが残っており「このアナウンサーすげえ熱意だな!」と青嶋アナが世界に通用する可能性を指し示しているもん。

    2001年 スプリンターズステークス(G1) トロットスター


  • 9二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:50:14

    余り知られていないこともあり動画は青嶋アナの実況纏め動画というニッチにもほどがある動画に残っているだけもん。あまりこのレース以外のシーンは見ないことをお勧めするもん。

    新潟千直重賞第一回。新潟の競馬ファンの悲願ともいえるこのレースの担当としてフジが選んだのはご存じアオシマバクシンオー、どうみてもチョイスが掛かっているもん。

    しかしそこはアオシマバクシンオーの本領発揮。「ちょうど太陽を追いかけるように、太陽に向かって突き進む形!」とレース名に引っ掛けた煽りで始まると、出負けしたユーワファルコンを拾い、真っ先に飛び出したシンボリスウォード、カルストンライトオをマークして実況を進めるもん。このレースではただでさえ距離が短く忙しい実況になるはずなのにアオシマバクシンオーは位置取りを最後方まで伝えたうえでしっかり仕掛に向けた300メートルを残すという離れ業のペース管理を行っているもん。

    馬場がいい外側、お客さん側に寄ってきた馬群の動きを伝えついに向けだしたメジロダーリングとシンボリスウォード、やや遅れてしまったカルストンライトオを伝えて三着争いに入ってきたエイシンコジーンを伝えてゴール後の締めに入るもん。

    「上空、雲一つない。しかしわずかに秋の気配、暑い暑い新潟競馬場の乾いた空に、大勢のお客さんの拍手が響き渡りました!」、ここまで完璧な仕事をしてフジも新潟の競馬ファンもきっとにっこりもん。

    (アイビスサマーダッシュは2:50~)

    青嶋達也 競馬実況詰め合わせ 2001年


  • 10二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:51:30

    「迷いを捨てて一瞬集中、瞬きのいとま無し!」という煽りはタイキシャトルにふさわしい、王者の貫禄すら感じるもん。

    このレースでは各標識の通過するたびに触れつつも馬を見失わずペース通り3,4コーナー中間でしっかりと読み切るというアオシマバクシンオーのペース間隔を守る能力の高さが見受けられるもん。4コーナーの抜けで4番手から先頭捉えに掛かる王者の競馬で襲い掛かるタイキシャトルを抜いてハイペースで線トプ集団をさばき続けたアオシマバクシンオーもタイキシャトルが抜けた瞬間「しかし抜けた!タイキシャトル抜けた!これは強いぞ!」「タイキシャトル強い!タイキシャトル文句なし!」とキメに掛かる実況はまさに「勝ちパターン」と言ってもいいもん。

    「タイキシャトル文句なし!圧勝!」【スプリンターズS 1997】


  • 11二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:51:54

    もはや説明の必要はないもんね。未だに「ブロードアピール=根岸ステークス」「根岸ステークス=ブロードアピール」の印象が残されるのはこの実況があまりにも有名になったことも一端を担っていると思うもん。

    あまりの追い込みに吉田均氏とのゴール後の談話では

    「ものすごい脚でした吉田さん!www」

    「あのぉ…w。久しくダートでこれだけの追い込みっていうのはちょっと無いですねぇwww」

    と笑うしかないといった雰囲気になっているもん。

    余談もんが、大体の競馬のレースは大体盛り上がるゴール前が良く再生されるもん。これに伴って所謂「抜きどころゲージ」はゴール前で高くなるもん。けれども関テレのブロードアピール根岸ステークスは最初から最後まで平坦になっていてほとんどの人が「最初から最まで通しで」レースを見ているもん。ここにはブロードアピールが最後に見せた追い込みだけでなく、青嶋アナの実況が最初から最後まで魅力あふれるものであったことも要因の一つなのではないかとターボは思うもん。


    ちなみにこのレースの海外の反応では「セリに出ているような実況だな」と言われておりアオシマバクシンオーへの印象は世界共通もんね。


    私が思う史上最高の追い込みレース ブロードアピール


  • 12二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:52:26

    ヌキどころゲージもん。終わりもん。

  • 13二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:55:25

    ヌキどころゲージは芝生える

  • 14二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:58:12

    お疲れ様もん

    スレ主ターボの愛が伝わってきて面白かったもん


    >>9

    ニコニコに単体版があったはずもん

  • 15二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 20:59:31

    割って入らないもん? 白い帽子が抜けてこないもん?
    これが男の引き際でもないもん?
    相手が強すぎたってやつもん?

  • 16二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 21:05:43

    ダイタクヤマトはどこもん……?ここもん……?

  • 17二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 21:11:00

    天才少年は中山でも強いんじゃないのかもん?

  • 18二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 21:13:13

    本質的にスプリンターなんだろうなぁもん

  • 19二次元好きの匿名さん23/08/12(土) 21:16:45

    ??「レオリュウホウの日経賞での、おお!グラスはどうした!は?」
    グラス「エル?」

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