盛るペコ盛るペコ(ウマ娘SS前半)

  • 1二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:31:06

    スカイトレーナーのスカイへの想いと察し力を盛るペコ
    (昨日2次創作を初めて書いた初心者なので誤字脱字軽い矛盾、解釈違いには目を瞑っていただけると嬉しいです。
    あと前半だけでもアホみたいに長いので全部投稿し終わるまでコメントは控えていただけるとありがたいです。)
    「今日も一日頑張るか!」
    俺は日本ウマ娘トレーニングセンター学園に所属しているトレーナーの1人
    そして
    「あれれ〜、トレーナーさんじゃないですかー。おはようございます奇遇ですねーこんな所で〜。」
    この子が俺の悩みの種であり、担当ウマ娘でもある空色の髪が美しく、そこからぴょこっと飛び出た耳がチャーミングなセイウンスカイだ。
    奇遇なんて言っているが恐らく俺を待っていてくれたんだろう、日が照っている中外にいたせいか汗をかいている。
    彼女はそれをおくびにも出さないが。
    「おはようスカイ。
    じゃあ早速朝練始めようか。」
    「え〜面倒だな〜セイちゃん今日はサボっちゃおっかな。」
    「おいおい、1ヶ月後には大事なレースが控えてるんだから勘弁してくれ・・。」
    こうは言っているが俺は一切スカイの事を疑っていなかった。
    何故なら次のレースは″大事な″レースだからだ。

  • 2二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:31:20

    「はっはっはっ、はっはっはっ」
    彼女が走ってるのを見ながらぼんやりと考える。
    (どうして・・・どうして俺はどうして担当の子に恋なんてしちまったんだ・・・・・)
    そう、何故スカイが俺の悩みの種なのかと言うと俺は担当のウマ娘、セイウンスカイに恋をしてしまったのだ・・。
    大人としても最低だしトレーナーとしても失格だと思う。
    けれどそれでも好きになってしまったのだ。彼女の容姿を、性格を、そして、走りを。
    そしてそれだけなら別に俺がこの心を抑えて生きていけばいいだけ・・
    トレーナーとして親御さんや学校から信頼されて預かっている未成年の女の子に求愛するなんて以ての外。だからこの想いは諦めよう、そう思っている。
    だが俺が彼女の事を好きになってからずっと目で追いかけ、彼女の事を考えるようになり、気付いた事があった。
    スカイも俺の事を好きなんじゃないかという事だ。
    目が合う回数が物凄く多かったり、俺に彼女だったりの事を聞いてきたり
    というか思い返してみれば何故今まで気づかなかったのかというくらいアプローチされていたような気もする・・。
    何度かスカイの友達の子に呆れた目をされて不思議に思っていたがそういう事だったんだろう・・。

  • 3二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:31:49

    「・・・・・・ナーさーん、トレーナーさーん!」
    「・・・わわっ!」
    「・・トレーナーさん、セイちゃんが頑張ってる姿ちゃんと見てたんですか?
    言われた分はこなしました、次はなんですか?」
    「すまない、考え事をしてた。
    そうだな・・今日の朝練はこれくらいにしておこう。じゃあまた夕方に。」
    「は〜い」
    そう言ってスカイは歩いて行った。
    彼女が俺の事を何とも思っていないならすっぱり諦められたのにな・・でも、それでもこの気持ちは伝えられない。
    彼女もそのうち自分への気持ちは忘れて新しい恋を見つけるだろう
    そんな願望めいた事を考えた。
    彼女に恋した、いや、その前から惹かれていたのだろうけどその想いに気付いたのはつい1週間前だ。
    彼女は河原で走っていた。
    俺が歩いていた時に偶然見かけたのだ。
    自主練を命じた訳でもないのに何故だろうと一瞬考えたが思い当たる節があった。

  • 4二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:31:54

    このレスは削除されています

  • 5二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:32:57

    彼女は前回のレースで2位だった。
    それも同じ逃げのウマ娘にギリギリ、純粋な走力負けで
    終わった後彼女の元へ向かうと
    「セイちゃん負けてしまいました〜
    まあでも2位なら大健闘じゃないですかね〜。疲れたのでちょっと休んできま〜す。」
    とだけ言ってどこかに行ってしまった
    表面上は気にしてないように振る舞っていたけどすごく悔しかったのだろう。
    違っていたら彼女には申し訳ないが1人で泣いていたんじゃないかな、とも思っている。
    だから彼女は今一生懸命走っている。
    次は負けないために。
    凄いな、スカイは。
    俺は駆け寄って彼女に声をかけた。
    「スカイ、頑張ってるな!
    自主練なんて偉いぞ!だが闇雲に走るだけじゃダメだ。俺が練習メニューを考えよう!」
    声をかけるのは無粋なのかもしれないが、スカイは頑張っているんだからその分褒められるべきだと考えたのだ。
    それに彼女が頑張るというなら俺も最大限その努力が報われるようにするのがトレーナーの務めだ。
    「え、え、あれ?!
    と、トレーナーさん?どうして・・
    あ、い、いやこれはその〜ちょっと暇だから気分転換に走ろうかな〜って・・」
    「大丈夫だスカイ、分かってるよ。
    今度のレースは俺がお前を勝たせてやる。絶対にだ。」
    と言い、内心では
    (そして、次のレースでスカイが1着になれなかったら俺はトレーナーを辞めよう)
    そう考えた。
    担当ウマ娘に好意を向けてる上に勝たせられないなんてトレーナーとしての存在意義なんてない。
    スカイには申し訳ないがもう2度会わないつもりだ。
    彼女は才能がある。俺なんかに構ってチャンスを逃すのは勿体ない。愛着があったとしても足枷は足枷なのだから。
    それとこれは自分勝手な感情だが最後の担当ウマ娘がスカイならば俺も本望だ。
    大して長くないトレーナー歴だが満足に終えることが出来るだろう。

  • 6二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:33:24

    「ば・・バレてましたか・・ちょっと恥ずかしいですね〜・・
    でもまあそういう事なら宜しくお願いしま〜す・・・」
    ただ俺だって出来るだけスカイの側にいたい。例え俺と結ばれなくても。
    それにスカイが負ける姿だって見たくない。だから・・
    「ああ!次のレース一位目指して一緒に頑張ろうな!次のレースは凄く・・凄く大事なレースだからな!」

  • 7二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:34:19

    とりあえずここまでです
    反響が良かったら後半も書いて明日か明後日には出せれば良いなと思います
    良かったと思ったら文章の方にいいねお願いします

  • 8二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:36:08

    いいぞもっともっとだ…

  • 9二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:38:47

    負けるなよ…?

  • 10二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:39:41

    お前のSS、俺によく馴染むぜ…

  • 11二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:40:30

    ほう…続けて

  • 12二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 18:53:08

    ・・・2次創作書き始めたのほんとに昨日から?

  • 13二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 19:09:14
  • 14二次元好きの匿名さん21/08/29(日) 19:27:10

    良い作品です!早く後編を書く作業に移れ!

    by少し重い怪文書 書き

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