- 1イッチ23/08/18(金) 19:27:12
ファンタジーな白宝を書きたい!
序盤はほぼリゼロコピペです
展開は主にダイス・安価で決める
とりあえず主人公凪ヒロイン玲王で進めます!他キャラも場合によっては出るかも
目が覚めると異世界に飛ばされていた凪。中世風の建物と人間獣人亜人が入り混じる道端に気が付くとポツンと立っていた。
すぐさま状況を理解した凪は一旦冷静に考えようと路地裏に入る
しかしそれがいけなかった。あっという間にチンピラ3人に囲まれてしまったのだ
抵抗するのも面倒くさく、のらりくらりと躱す間に相手が逆上し胸ぐらを掴まれてしまう。
(殴られる)
そう考えた瞬間、薄汚い路地裏に凛とした声が響いた
「そこまでだ──悪党」
はっとして目を向けると、そこには高そうなマントに身を包む少年が立っていた - 2イッチ23/08/18(金) 19:29:05
美しい少年だった。
紫色の髪を靡かせ、理知的な瞳が射抜くようにこちらを見据える。柔らかな面差しには美しさと幼さが同居し、どことなく感じさせる高貴さが危うげな魅力すら生み出していた。
「それ以上の狼藉は見過ごせねぇ…そこまでだ」
そう言うと、少年はこちらに手のひらを向けた。あっという間もなく3人のチンピラが吹き飛ぶ。
「くそっ!覚えてろよ!」
「悪いけど、お前らみたいなダサくてつまんねー奴を覚えてられる程俺は暇じゃねぇんだわ」
捨て台詞を吐いて逃げていくチンピラ達に、少年はひらひらと手を振って舌を出す。
そしてこちらに顔を向けると「災難だったな」と言いながら近付いて来た。
凪を見る少年の紫紺の瞳は魅入られるように美しい。
何も言えずにいると、少年は凪の怪我を見て驚いた顔をした。どうやら絡まれた時に何処かにぶつけたらしい
「おいおい、痛そうだなそれ、とりあえず>>7してやるよ」
- 3イッチ23/08/18(金) 19:29:37
ラノベあるある
やたら盛られるヒロインの容姿描写 - 4二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:36:28
唐突にあるあるをお出ししてくる
- 5二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:36:58
ksk
- 6二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:38:54
手当してやる
- 7二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:39:48
キス
- 8二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:42:24
とりあえずキス
序盤からぶっ飛んでて草 - 9二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:42:58
コラコラコラー!!
- 10二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:46:43
保守
- 11イッチ23/08/18(金) 19:49:13
「とりあえずキスしてやるよ」
紫色の少年は小さな顔をぐいっと近づけながら子供のように笑った
そして、凪の手の甲にある赤黒い傷に何の躊躇もなく口付けをしてきたのだ
「ちょ、何してんの」
慌てて手を引っ込め少年を見ると、彼はニヤリと笑って凪の手を指差した。突拍子も無い行動をする少年に多少の不審感を抱きつつ手の甲に目をやると
「あれ、傷が…?」
そこには先程までの赤い血も、ズキズキとした鈍い痛みも消え去った真っ白な手があった
驚き過ぎて声を失っていると、少年がくすくすと笑い声を上げた。悪戯が成功したとでも言わんばかりにニヤニヤと満面の笑みを浮かべている
「驚いた?驚いた?これ、俺の>>15なんだ♪」
- 12二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 19:51:53
急にキスするの草
- 13イッチ23/08/18(金) 19:53:10
スレ主は書き手の才能が無いから更新が遅いんだ
スマンな - 14二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:01:15
かそーき
- 15二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:01:27
魔法
- 16二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:04:41
口に怪我したら合法的に!?
- 17二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:12:02
おぢさんみたいなたくらみはやめなさい
- 18二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:12:39
- 19イッチ23/08/18(金) 20:15:46
「これ、俺の魔法なんだ♪」
(でしょうね)
心の中でツッコミをしつつ、凪は改めて自分の身に起きた災難を自覚する
(中世、人外、魔法、つまり)
「いわゆる異世界召喚ってやつ…?」
げんなりとした気分になりながら事実を受け止める。正直夢だと思い込みたい気持ちはあったが、先程の手の痛みと見せつけられた魔法によって起きていることを認めざるを得なくなってしまった
「めんどくさー」
ため息交じりに愚痴ると、笑顔だった少年の顔が不満を全面に押し出した表情に変わっていった
「ちぇ、なんだよ助けがいのない奴!せっかく魔法まで見せてやったのに」
整った顔を存分に歪ませながら頬を膨らます少年に、助けてもらったことを思い出して流石に申し訳なくなって来た凪は一言謝ろうと口を開いた。が、音を発する前にこちらにビシッと指を突きつける少年に遮られてしまう
「このままじゃ終われねぇ!俺のとっておきを見せてやる!」
そう言っておもむろに懐から水晶を取り出した少年は、キラキラと輝くそれにそっと口付けを落とす
「出てきてくれ、俺の家族。契約精霊>>23!」
※キャラクターの名前でお願いします
なお、ここで安価に当たったキャラは必然的に玲王ととっても仲良しになるので、ある程度関わりのあるキャラクターが望ましいです
- 20イッチ23/08/18(金) 20:16:09
ありがとうございます!嬉しい!!
- 21二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:16:47
斬鉄
- 22二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:18:06
潔
- 23二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:18:49
- 24二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:20:49
凪ー!!相棒の座奪われてるぞー!!
- 25二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 20:23:34
家族になっちゃったぞ!!どうする!?
- 26イッチ23/08/18(金) 20:40:47
「出てきてくれ、俺の家族。契約精霊ヨイチ!」
少年がそう呟くと水晶が緑色に輝き、そこから大きな光の玉が飛び出した。
それに少年が手を伸ばすと、徐々に光の玉は人を形作りだす。そして──
「さっきのやり取り見てたけど、いきなり魔法見せられてそこの子ビックリしたんじゃないの?」
「驚かせたかったからそれでいーの!」
ぴょこぴょこと頭の天辺に双葉のようなアホ毛を揺らした、凪と同い年くらいの少年がそこに立っていた。先程まで誰も居なかったのにだ
紫色の少年とお揃いのマントを羽織り、彼と手を繋ぎながら親しげに話をする精霊・ヨイチの周りには、キラキラと緑色の光の粒が舞っていた
「水晶から人が出た…」
「おっそれそれその顔!ソレが見たかったんだよ!」
「もう、ちょっとはしゃぎ過ぎだよ」
今度こそ呆気に取られた凪を見て少年はキラキラと目を輝かせ、ヨイチと呼ばれる精霊は呆れたように少年の手を引っ張った。
「こいつはヨイチ。俺の契約精霊で唯一の家族!」
「よろしく、ごめんねウチの子が」
手を繋いで並び立つ少年達に、やっと落ち着きを取り戻した凪はペコリと頭を下げる
「はぁ…どうぞよろしく。あと、さっきは助けてくれてありがとう」
「おう、どういたしまして!」
「もう俺に慣れた?凄い精神力だねこの子」
(精霊とか魔法とか、よく分からないけど)
何かしらの運命でこの世界に来た以上、ここで生きていくための命綱が必要だ。そしてそれには誰かの助けが必要不可欠。
(この人をなんとか頼れないかな)
その為にはまず仲を深めなくてはならない。
「そっちの黒髪の精霊さん?はヨイチだよね」
「うん、そうだよ」
「で、そっちの紫色の人は?名前聞いてなかったよね」
そして仲を深めるには相手を知るのが手っ取り早い。とりあえず名前を聞くことにした
「……俺の名前は>>30」
- 27イッチ23/08/18(金) 20:41:43
ばぁやさんを想定してたらまさかのイサギ
次の安価でレオ以外が来たら訳あって名前を伏せてる設定にします! - 28二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 21:01:05
ksk
- 29二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 21:02:27
ミカゲ
- 30二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 21:02:43
レオ
- 31イッチ23/08/18(金) 21:19:46
「俺の名前はレオ、名乗るのが遅れたな」
一瞬だけ逡巡したように見えたが、少年…レオは朗らかに笑って名前を教えてくれた
ころころと表情が変わる人だなぁと思いながら
「俺は凪誠士郎」
と、凪もそう名乗る
「ナギセイシロウ?長くね?ナギでいい?」
こてんと首を傾げながら言われ、凪もそれで良いと頷いた
「ところでナギ、お前はこんなところで何をしてたんだ?それにお前のその格好。見たこともないヘンテコなデザインしてる」
「全身マントなレオに言われたくないけど…これは制服っていうの。俺の母国じゃフツーの服だよ」
「へぇ、どこにあるなんて名前の国なんだ?」
「めんどくさーい、答えなきゃダメ?」
「ナギ」
「…ニホンって国だよ、ずーっと東にあるの」
「ふーん、秘境みたいなもんかな、聞いたことないし。ヨイチ知ってる?」
「知らないな…随分と長く生きてきた自負はあるんだけど。それって本当に存在する国?」
「まぁ隠された秘密の国だと思ってて下さい」
「なにそれワクワクする」
「ところで長く生きてきたって、二人は何歳なの?」
どう見ても同年代にしか見えないレオとヨイチだが、漂う雰囲気が普通の人のソレとは異質だ。ここが異世界ということもあり、年齢は何気にとても気になっていたのだ
レオdice1d9999=6487 (6487)
ヨイチdice1d9999=8784 (8784)
- 32イッチ23/08/18(金) 21:34:01
「俺は…6千とちょっと?」
「俺は8千5百位かな」
「うわ、流石の異世界クオリティ」
当たり前のように千を超える年齢を出す二人に若干引きつつ
「俺、17歳。超年下」
と、凪も自分の年齢を伝える
「うわめっちゃ子供じゃん、やっぱナギって人間?」
「それ以外の何に見えるの」
「俺の魔法を見て驚かない人間なんて普通は居ないの!ヨイチにもすぐ慣れたし」
「ふーん、そうなんだ」
「…変な奴だなお前」
「よく言われます。ねぇ聞きたいことがあるんだけど」
「おっ、なんだ」
「レオって人間じゃないの?そっちの人は精霊って聞いたけど。レオも精霊?」
「……おー、それ聞いちゃう?」
「え、なに答えたくないなら別に」
「いや、いいよ。俺は>>38だ」
- 33イッチ23/08/18(金) 21:35:23
お風呂入って来ます!
途中からこんな細かく書かなくても良いんじゃねぇかと気が付いたので次から簡単に書くかもしれません!レスといいねして下さる方ありがとう!! - 34二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:11:35
エルフとか鬼とかが王道だなーとは思うけど他の亜人玲王も見てみたい
- 35二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:17:10
安価したいんだけど普段ラノベを読まないから何がいいのか分からねぇ!
有識者なんかいいやつお願いします!! - 36二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:31:19
ハーフエルフ
他作品の設定借りてるけどまずいかな - 37二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:43:54
堕天使
なんか訳あり感あるよね - 38二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:47:10
- 39二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:49:08
これは魔法使いという種族なのか
それとも種族は隠したままなのか - 40二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:49:28
スレ主の解釈が気になるところ
- 41イッチ23/08/18(金) 22:51:19
- 42二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 22:53:51
- 43イッチ23/08/18(金) 22:55:49
ラジャ
- 44イッチ23/08/18(金) 23:24:32
「俺は魔法使いだ」
「へぇ、じゃレオは亜人じゃなくて人間なんだ」
「………」
「長生きな人も居るんだ、やっぱ異世界って凄いや」
「………へっ?」
「え、何?どしたの」
「いやだから俺、6千歳」
「うん」
「で、魔法使い。人間」
「それさっき聞いたけど。ねぇそれよりさ、俺今困ってて、行くあてが無い…」
「────っ!!!」
聞いたことを繰り返すレオに首を傾げつつ答えると、話の途中だというのに突然顔を真っ赤にしたと思ったらうずくまってしまった。頭を抱え込んでいるので表情が見えないが、時々「うう」やら「あー」やら声が漏れるので、多分泣いてしまっている。
「えっ何ホントにどうしたの」
いきなりの展開にたじろいで居ると、背中にドンと軽く衝撃が走った。見るとヨイチが拳を掲げていて、彼が背中を軽く小突いたのだと分かる
「痛いんですけど」
「嘘つけ、軽く殴ったぞ…それにしてもナギ、お前って本当に変わったやつだよな」
「そんなに言う?それよりお宅のレオさんどうにかしてよ。いきなりこんなんなっちゃったんだけど」
「お前に責任があるからもう少し付き合ってやってくれ。ナギみたいなやつ初めてだから、レオもどうしていいか分からないだけだと思うんだ」
「なにそれ」
「大目に見てやってくれ、頼むよ」
「まぁ…レオには助けられたしちょっと位ならいいけど」 - 45イッチ23/08/18(金) 23:24:58
とりあえずレオの隣に座ってみたが、泣いてる人間を相手にした経験が凪には無いので、どう対応すればいいのか分からなかった。
ないよりマシかと背中を撫でてみたら、少しずつだが嗚咽が小さくなっていく
「落ち着いた?」
「……うん」
「そっか、良かった」
「なぁナギ、行くあてが無いって言ってたよな?」
「うん、すごい困ってる」
「…よし、それなら俺達と一緒に来い!お前は今日から俺の助手…いや相棒だ!」
「えっいいの?やりー」
「ははっなんだそれ軽いな…いいのかよ?長命の魔法使いの、相棒だぞ?」
「面倒くさいことないならそれでいいよ。俺、家なしあてなし一文無しだし」
「崖っぷちじゃねぇか!?」
「そうなの」
「もぉ、しょーがねーなぁ!じゃあ暫くは世話してやるよ!いいよな、ヨイチ!」
「レオがしたいようにすればいいよ」
「さっすが〜♪」
こうして凪の波乱万丈異世界生活が始まった
ちなみにレオとヨイチの家はどんな家?>>50
- 46二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 23:29:56
海が見えるきれいな家
- 47二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 23:34:12
森の中にある神秘的で綺麗な家
- 48二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 23:36:24
ksk
- 49二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 23:37:33
お城の様な家
- 50二次元好きの匿名さん23/08/18(金) 23:37:51
- 51イッチ23/08/18(金) 23:41:22
- 52二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 07:45:25
- 53二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 07:47:45
!?!?
- 54イッチ23/08/19(土) 07:48:48
ごめん名前付け忘れてたけどイッチです
凪➝レオ 好感度86
レオ➝凪 好感度33
ヨイチ→←レオ 好感度180
凪べた惚れやんけなんで?
1:運命を感じた
2:助けてくれたから
3:顔が凄くタイプ
dice1d3=1 (1)
- 55イッチ23/08/19(土) 07:50:38
運命感じたんだな凪…
逆にレオは凪に何かしらクリティカル出されてたけど好感度そこまでなのなんで?
1:言動が怪しい
2:せっかくの魔法に驚いてくれなかった!
3:ちょっとヨイチと馴れ馴れしくない?
dice1d3=3 (3)
- 56イッチ23/08/19(土) 07:51:55
ヨイチと仲良さげなのがモヤッたらしい
好感度180だからね仕方ないね - 57イッチ23/08/19(土) 08:38:42
大きな洋館に住んでるらしいけど、お手伝いさんは何人いるんだ
dice1d10=5 (5)
- 58イッチ23/08/19(土) 08:40:16
- 59二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 08:57:46
ksk
- 60二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 10:28:06
ksk
- 61二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:32:04
斬鉄
- 62二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:32:45
馬狼
- 63二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:33:51
ばあや
- 64二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:37:01
黒名
- 65二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:37:35
國神
- 66二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 11:40:03
二子
- 67イッチ23/08/19(土) 15:01:38
- 68二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 15:04:45
- 69イッチ23/08/19(土) 15:06:30
メイドバロウ…ちなみにばぁやさんはレオの執事兼世話係確定です
メイド服 1:馬狼の趣味 2:玲王の悪ノリ
dice1d2=1 (1)
料理は國神担当で二子と黒名が馬狼と國神の補佐でどうかな?いや本当マトモな人が集まって良かった
- 70二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 15:08:12
この馬狼はバロバロキュンしそうだな
- 71二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 15:09:06
まともカナー?
メイド服趣味で着る馬狼まともカナー? - 72イッチ23/08/19(土) 15:09:18
- 73イッチ23/08/19(土) 15:11:18
- 74イッチ23/08/19(土) 15:27:32
話がまとまり、早速屋敷に行こうとレオが言った。当たり前のように屋敷に住んでいることにはもう突っ込まず、凪は差し出された手をそのまま握る。次の瞬間
凪「うわ、どこ此処?」
レオ「俺達の家だよ。ようこそナギ」
テレビのチャンネルを切り替えたときの様に、いきなり世界が景色を変えた。濃い霧が立ち込める山の天辺にいつの間にか立っていたのだ
凪「はいはい、ワープね成程もう驚かないよ」
ヨイチ「本当に変わってるねキミ」
レオ「面白い奴だよな!」
この世界で生きていく以上いちいちビックリしてられないと気を引き締めた凪に呆れた視線と輝く瞳を向ける二人
霧の中に目を凝らすと、100メートル程離れた場所に見たこともない巨大な洋館が建っていた。
茶色い煉瓦に黒い屋根、存在感のある巨大な窓からはチラリとシャンデリアが覗き見える
凪「何ていうか、掃除が大変そうな家だね」
レオ「まぁな!でも頼れる奴らが5人も居てくれるお陰で綺麗に保ててるよ」
凪「ふうん、お手伝いさん?」
レオ「お手伝いさんっつーか…まぁ一人はちゃんと使用人してくれてるけど、他はほぼほぼ同居人みたいな感じかな」
凪「……? へぇ」
ヨイチ「あっ、誰か来るよ」
dice1d5=2 (2)
1:馬狼 2:ばぁや 3:黒名 4:國神 5:二子
- 75二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 15:33:40
ワープしてきた主人の帰りを1番に迎えるとは
さすがばぁや執事兼世話係の鏡や - 76イッチ23/08/19(土) 15:43:34
悠々とした足取りでこちらに向かってきたのは、相当な年を取っているであろうおばあさんだった
しかしデカイ、そしてゴツい。190センチある凪が見上げる程大きく、キチッと着こなした燕尾服の上からでも伺える隆々とした筋肉は見惚れるほどのモノだった
ばぁや「お帰りなさいませレオ坊ちゃま、ヨイチ様。そちらの方は?」
レオ「ただいまばぁや。こいつはナギ、俺の相棒だ!今日から食客として扱ってくれ」
ばぁや「かしこまりました。お部屋はどちらに?」
レオ「俺とヨイチの部屋の隣で頼む」
ばぁや「はい、そのように」
淡々と話が進んでいく。この人がきっとレオが言っていた"ちゃんと使用人してくれる人"だろう
ばぁや「そういえば坊ちゃま、先程他の者が坊ちゃま達を探しておりましたよ」
レオ「え?なんだろ、早く行こうぜ」
そう言って早足でレオが進む。その後ろを付いていくと、よりハッキリと洋館が見えてきた
なるほど確かに隅々まで綺麗に磨かれている。庭の木々も美しく整えられていた
あと少しで華美に装飾された玄関に辿り着くというところで、その大きな扉が開いた
中から出てきた人
dice1d4=3 (3)
1:馬狼 2:國神 3:黒名 4:二子
- 77二次元好きの匿名さん23/08/19(土) 16:49:46
サラッと出される玲王と潔の同室ワロタ
- 78イッチ23/08/20(日) 01:08:52
黒名「やっと帰ってきた。メイドが怒り心頭だぞ」
ヨイチ「あれ?何かやらかしたっけ」
黒名「リネンが2枚足りないって」
レオ「ああ!ヨイチとお化けごっこした後に返すの忘れてた!やべぇ急ぐぞ!」
中から出てきたのは右側の髪を三編みに結ったこれまた同い年位の少年だった。ネコの様な瞳とサメのようなギザギザの歯が特徴的だ。焦った様子で屋敷の中を指差し、さっさと来いとでも言いたげなジェスチャーを繰り返す。
レオとヨイチは顔を真っ青にして走り出し、すぐに見えなくなってしまった
凪「どうしたんだろ」
ばぁや「ナギ様、お部屋の準備が出来ております。こちらへ」
凪「もう?早いね」
何事も無かったかのように歩き出すばぁやさん。その後を着いていき、ついでに屋敷も観察した。
壁も床も、天井まで鏡の様に磨き上げられており、無数の窓も曇り一つなくピカピカだった。
十人は並んで登れるであろう美しい手摺の巨大な階段を二階、三階と登り、先の見えない廊下を延々と歩いた奥から二番目の部屋。そこが凪の部屋らしかった - 79イッチ23/08/20(日) 01:19:45
凪「奥の部屋はレオ達の?」
ばぁや「はい。しかし決して開けようとしてはいけません。坊ちゃま達に招かれていない者が開けようとすれば、防護魔法により跡形もなく消し飛びますゆえ」
凪「なにそれ怖い」
ばぁや「それでは夕飯の時間まで、どうぞごゆるりとおくつろぎ下さいませ、私めはこれで」
凪「あ、はい」
言うだけ言って、ばぁやさんはまるで旋風のようにどこかへ消えた。(ばぁやさんは絶対に人外だな)と確信しつつ、自分の部屋の扉を開ける
まず見えたのは大きな窓、縦も横も凪の2倍はデカい。大きな部屋の右奥には天蓋付きの清潔感溢れるベッドが置いてあり、その反対側には棚付きのデスクの様な机とその椅子がちょこんと置かれていた。床のカーペットはフワフワで、靴のまま踏んでしまうのは勿体ないとすら思う程だった
凪「すっごい部屋…」
キョロキョロと見渡しながら中へ入る。すると、先程まで死角になっていたベッドの裏に人影が見えた
誰が居る?
dice1d3=3 (3)
1:馬狼 2:國神 3:二子
- 80イッチ23/08/20(日) 01:29:37
凪「………」
二子「あ、食客さん?ベッドメイキングもう少し掛かるので。気にせず寛いでいて下さい」
凪「気配無いね」
二子「まぁそれが取り柄ですので」
燕尾服をキッチリと着込んだ少年が黙々と枕を整えていた。もう十分綺麗になったと思うのだが、納得がいかないらしい。時々首を傾げながら位置を直したりはたいたりしている
凪dice1d3=3 (3)
1:ねぇ、君も人間じゃないの?
2:レオってどんな人?
3:この屋敷どこに建ってるの?
- 81イッチ23/08/20(日) 01:35:19
凪「この屋敷どこに建ってるの?」
二子「秘境ですよ。詳しくは僕も知りません」
凪「へえ、ここに住んでるのに」
二子「そういうものです、秘境ですから」
凪(もしかして教えたくないのかな)
やる事も特に無い、寝るにしてもベッドが今使えない。とりあえず少年に気になっていたことを質問したが、のらりくらりとかわされてしまった
凪dice1d2=2 (2)
1:ねぇ、君って人間?
2:レオってどんな人なの?
- 82イッチ23/08/20(日) 01:48:26
凪「レオってどんな人なの?」
二子「偉大な魔法使いで、大精霊の使い手…とまぁ肩書きは立派ですが、生意気で子供っぽい人ですよ。あなたも彼に連れてこられたなら分かるでしょ?」
凪「屋敷の主にすごい言い草だね、まあちょっと子供っぽいのは分かるけど。急に泣いたりするし」
二子「え?」
凪「?」
二子「泣いたんですか、あの人が?」
凪「うん」
二子「………」
燕尾服の少年は一瞬難しい顔をしたが、枕をパンパンと叩いてすぐに真顔に戻った
二子「お待たせしました、終わりましたよ」
凪「どうも」
二子「それじゃ僕はこれで」
さっさと部屋を出ていこうとする少年に、(やっと寝れる)と喜ぶ凪。しかし、最後にもう一つ気になる事があった
凪「ねぇ、君って人間?」
二子「いいえ違います」
凪「やっぱり」
二子「というか、この屋敷に居る人間はあなたとレオさんだけですよ」
種族安価なんでもOK
- 83二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 04:54:31
面白くなってきた
- 84二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 06:52:25
鬼神大嶽丸
- 85二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 07:11:38
大精霊
- 86二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 07:27:52
狼男
- 87二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 07:37:24
ホムンクルス
- 88二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 07:37:44
妖精
- 89二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 08:03:54
ドワーフ
- 90イッチ23/08/20(日) 08:20:10
二子「この屋敷に居る人間はあなたとレオさんだけですよ。ヨイチくんが大精霊なのは知ってますか?」
凪「うん」
二子「ここには大精霊がもう一人居ます。その人が僕達ハウスキーパーのリーダーみたいな方ですね」
凪(リーダー…ばぁやさんかな)
二子「他にも料理長のホムンクルス、あと僕ともう一人の補佐は妖精ですよ。僕はドワーフです」
凪「そっか、ドワーフって確か妖精だもんね。その割には背が高くない?」
二子「まぁ、それで『面白い!』って連れてこられた訳です」
凪「なるほど」
二子「狼男のメイドさんも居ます、この人は」
凪「待った」
二子「はい?」
凪「狼男なんだよね?」
二子「はい」
凪「男の人なんだよね?」
二子「はい」
凪「メイド?」
二子「メイドです」
凪「………そっか」 - 91イッチ23/08/20(日) 08:28:54
二子「レオさんはとにかく面白い人とか物が大好きで、変わり者を集めてくるんですよ」
凪(それで狼男の女装メイドか…)
二子「僕はあの人にスカウトされて、ばぁやさんは隣国で契約してきたとか」
二子「あ、でも妖精仲間の黒名くんとメイド馬狼さんはヨイチくんが連れてきましたね。『レオが好きそう』って」
凪「確かに喜びそう」
二子「この屋敷での一番の古株はホムンクルスの國神くんです。レオさんが屋敷を造った時に一緒に創られたそうですよ」
凪「えっ、このバカデカい洋館レオが造ったの」
二子「便利ですよね、土魔法。あれだけ精巧なホムンクルスを創れる魔法使いもそうそう居ませんし」
凪「もしかしてレオって強い人?」
二子「まぁ敵に回したら最悪ですね、なんたってヨイチさんもついてますし」 - 92イッチ23/08/20(日) 08:30:59
そういえば凪は異世界召喚されてチートスキルとか身に着けたんだろうか
dice1d3=1 (1)
1:チートスキルあり
2:スキルは無いけど魔力高い
3:普通の人間
- 93イッチ23/08/20(日) 08:31:34
凪のチートスキル安価
チートでお願いします!>>95
- 94二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 08:32:47
現実改変能力
- 95二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 08:52:53
- 96イッチ23/08/20(日) 08:57:21
概念改変?概念離脱?どちらにせよ最強ですね
- 97二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 09:22:50
わくわくしてきた
- 98二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 09:24:44
原作で好きなところだからこれはアガる
- 99イッチ23/08/20(日) 15:18:14
多分スキル使うのはもうちょい後だ
凪にスキルの自覚ある?
dice1d3=2 (2)
1:ある 2:ない
3:あるけどどんな能力か分からない
- 100イッチ23/08/20(日) 15:19:32
凪にスキルの自覚はナシ
夕飯まで寝た凪。途中でレオ達の来襲ある?
dice1d2=1 (1)
1:ある 2:ない
- 101イッチ23/08/20(日) 15:40:50
燕尾服の少年が出ていき、凪は部屋に一人になった。正直、色々な事がいっぺんに起こりすぎて頭の整理がなかなか出来ない。だが、一言だけ確実に言えるのは
凪「俺、運命の人に出逢っちゃったかも」
紫の眩しい少年の笑顔を思い浮かべながら、思い切りベッドに倒れ込む。いきなり迷い込んだ異世界で偶然助けられ、更に衣食住まで提供してくれて、楽しそうに凪に笑いかける美しい彼。その声音や仕草にすっかり心を奪われてしまった。決して顔や言葉には出さないが、はっきり言ってメロメロである
凪(今寝れば、レオの夢を見れるかも)
そう思いながら目を閉じるだけで、彼のくるくると変わる可愛らしい表情が勝手に浮かんできて、寝る前なのにもう夢心地であった。
幸せな気分で布団に沈む、次の瞬間
『ナギ、おーいナギ!寝ちゃってる?』
『やめとこうレオ、きっと疲れてるんだよ』
遠くで声が聞こえた気がした。うっすらと目を開けるとそこには
凪「レオ……?」
レオ「おっ起きたな、遊ぼうぜ!やっとキングの説教が終わったんだ」
ヨイチ「ごめんなナギ、どうしても遊ぶって聞かなくて」
マントから着替えたのであろう、仕立ての良い綺麗な服に見を包んだレオと、お揃いの格好をしたヨイチがベッドの横に立っていた。
なんという幸運であろう、早速想い人の夢を見る事が出来たようだ
凪(やった、夢だからなんでも自由だよね。何してもらおう)
※もちろん夢ではなく現実
凪はレオに何をお願いする?>>105
- 102二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 15:45:52
ksk
- 103二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 15:51:50
ksk
- 104二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 16:08:53
ksk
- 105二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 16:51:46
もうちょっとだらだらしたいから膝枕してー
- 106イッチ23/08/20(日) 17:00:50
凪「レオーもうちょっとダラダラしたいから膝枕して」
レオ「寝ぼけてんのか?」
凪「お願い〜」
レオdice1d3=2 (2)
1:しょうがないなぁ
2:ダメだ、遊ぶぞ!
3:枕をグレードアップしてやる!
- 107イッチ23/08/20(日) 17:04:18
レオ「ダメだ、遊ぶぞ!」
凪「んえ?(あれ、夢なのに思い通りにならない)」
ヨイチ「もう、寝てるとこを起こしたのに無理言っちゃ駄目だってば」
凪(夢なのにレオと二人きりじゃなくてヨイチもいるし、これもしかして…いやいや)
凪dice1d3=2 (2)
1:めげずにもう一度お願い
2:…何して遊ぶの?
3:ねぇ、ほっぺたつねってくれない?
- 108イッチ23/08/20(日) 17:11:00
凪「…何して遊ぶの?」
レオ「おっやる気になったか!そうだなー追いかけっこか隠れんぼか水遊びか」
凪「動くのやだ」
レオ「むっ…じゃあ推理ゲーム?」
凪「頭使うのきらーい」
レオ「なんも出来ねぇじゃねーか!」
ヨイチ「きっと眠いんだよ、やっぱりそっとしとこう?」
レオ「んん…ナギもこんなだし、ヨイチが言うなら仕方ないか」
凪(えっ出てっちゃうの?それはなんかヤダ)
dice1d3=2 (2)
1:分かった、隠れんぼしよう
2:一緒に寝ない?
3:魔法みせてー
- 109イッチ23/08/20(日) 17:14:37
凪「一緒に寝ない?」
レオ「唐突だな」
凪「だってまだ明る…霧が濃くてよく分かんないけど明るいだろうし、夕飯まで時間あるでしょ?寝たらあっという間だよ」
レオ「それはそうだけど」
凪「じゃ、寝よ」
レオ「うーーん、ヨイチどうする?」
ヨイチdice1d3=1 (1)
1:良いんじゃない?たまには一人増えたって
2:流石にダメだよ
3:俺が真ん中なら良いよ
- 110イッチ23/08/20(日) 17:20:01
ヨイチ「良いんじゃない?たまには一人増えて寝るのも楽しいだろうし」
レオ「ん、確かにそうだな!じゃあ俺真ん中〜♪」
凪(たまには一人増えて?え、この二人もしかして)
凪「一緒のベッドで寝てるの…?」
レオ「一緒っていうか、俺がヨイチの依代の水晶抱えて寝てるんだよ」
凪(そゆこと。なーんだ良かった)
ヨイチ「たまに実体化して寝てくれーって頼まれるけどね」
レオ「言うなよっ!!??」
凪(全然良くなかった)
凪の対抗心dice1d100=7 (7)
- 111二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 17:28:24
まだ余裕があるな
- 112イッチ23/08/20(日) 17:28:43
凪「…ま、相手は所詮精霊だし。人間じゃないし」
レオ「お前今結構失礼な事言わなかったか?」
凪「知らなーい。おやすみ」
ヨイチ「流石に三人はちょっと狭いね」
レオ「イイじゃんイイじゃん、この方が特別感あるし!」
凪「あ、ねぇ寝る前にちょっとほっぺた抓ってくれない?確認したい事があるんだけど」
レオ「……?良いけど」
念の為一応頬を抓んで貰うことにした。レオの指力は思っていた10倍強くて危うく片頬無くなるかと思ったが、これでやはり夢を見てる訳では無いことが分かった
凪(やっぱり。俺の夢ならでっかいベッドで二人きりの時間を過ごしてたはずだもん)
ヒリヒリと痛む頬を撫でながら己の勘違いにため息を吐く。しかし結果オーライで良いだろう、何故なら本物のレオと添い寝をする事が出来ているのだから
夕飯時に呼びに来る人
dice1d4=3 (3)
1:ばぁや 2:馬狼 3:黒名 4:二子
- 113イッチ23/08/20(日) 19:19:33
川の字になって数時間、猫目の少年が呼びに来る頃には腹の虫が鳴り始めていた
レオ「楽しみにしてろよ!最高だからな國神のわかめスープ」
ヨイチ「毎日食べてるけど飽きないよね、あのわかめスープ」
黒名「絶品、絶品」
凪(肉でも魚でもなく、わかめスープが褒められるんだ)
連れ立って歩き、二階の広間に着く。輝く石をふんだんに取り付けたシャンデリアが天井の真ん中にぶら下がっており、外から見えたものはコレだったのかと納得した。
長く大きいテーブルの上には様々な食材を使った沢山の料理が並んでいたのだが、一番目立つものが大きなガラスの器になみなみと注がれたわかめスープであった。
机の脇にオレンジ色の髪をツンツンとさせたエプロン姿のマッチョが立っている。きっと彼がホムンクルスの國神だろう。一見怖いお兄さんに見えるが、表情から滲み出る優しさに中和されていた
案内された椅子はちょうどレオと向かい合う形になっていて、(ご飯の美味しさ2倍になる。ラッキー)と内心ガッツポーズを決める。
やけに腹が減っていたので、早速食べようとスプーンに手を伸ばすと、「ゴラァ!!」と背後から大きな声で怒鳴られた
馬狼のメイド服dice1d3=2 (2)
1:エドワーディアン
2:クラシカル
3:ふりふりのミニスカ
- 114イッチ23/08/20(日) 19:33:25
白く波打つエプロンの下には黒を基調にした白い襟と白い裾のロングスカート。頭に付けられたホワイトブリムは真っ白で清潔感に溢れている。
典型的なクラシカルメイド服に見を包む…大男がそこに立っていた
馬狼「飯を食うのは全員でいただきますしてからだろうが!」
文字通り怒髪天を衝くその男は、隆々とした筋肉を存分に張り、腕を組んで凪を見下ろす。
オレンジ髪のホムンクルスが慌ててこちらに駆け寄るが、メイド男は構わず凪の胸ぐらを掴み上げた
國神「おい!そいつは客だぞ!?」
馬狼「客だろうが何だろうが礼儀もまともに守れねぇ奴は噛み〇す」
ギラリと牙を光らせながら凄む馬狼に、しかし凪は全く動じていなかった
凪(どうしよ、やられっぱなしだとレオにダサいって思われるかも?)
凪dice1d3=3 (3)
1:礼儀がなってないのはアンタでしょ?
2:メイドはメイドらしく振る舞えよ
3:なんで男なのにメイド服なの?
- 115二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 19:37:39
凪w言いそうww
- 116イッチ23/08/20(日) 20:08:19
凪「人にどうこう言う前に自分を顧みたら?なんで男なのにメイド服着てるの?」
馬狼「ああ!?趣味に決まってんだろうが!」
凪「言い切ったね」
國神「一旦落ち着けって、な?」
三人が団子になってもみくちゃに掴み合いしている間、レオは腹を抱えて爆笑していた。納得いかない。
結局ばぁやさんの鶴の一声でその場は収まった
馬狼「クソ…いいか、ちゃんと手を合わせていただきますを言え、絶対だ。分かったかクサオ」
凪「クサオ?何それヤダ。俺の名前は凪誠士郎だ、ちゃんと覚えろメイドバロウ」
馬狼「長ったらしい。クサオで十分だ」
バチバチと火花を散らす二人だが、静かに発せられるばぁやさんの強者の圧に渋々黙るしかなくなる。
國神「悪いなお客さん。ちょっと拘りが強いだけで悪いやつじゃないんだ」
凪「もういいよ。それよりこのわかめスープ何?とんでもなく美味しいんだけど」
國神「おお、それ自信作なんだよ!あのな…」
しばらくわかめスープの話で盛り上がっていると、食べ終わった様子のレオが立ち上がり、どこかへ行こうとしていた。聞くと、「この山の精霊と一日の終わりに話をする契約」をしているらしい。山を使わせてもらっているお礼だそうだ
凪dice1d3=3 (3)
1:着いていっていい?
2:そっか、頑張ってね
3:(こっそり見に行こう)
- 117イッチ23/08/20(日) 21:51:24
いそいそと外に出る準備をするレオを、柱の陰からコッソリ見守る。
しかし、レオが玄関扉に手を掛けたところでヨイチに肩を叩かれてしまった
ヨイチ「あのな、契約執行している姿を知らない間に見られるのは着替えを覗かれるのと同じ位恥ずかしい事なんだぞ」
凪「え……そうなんだ危な〜、教えてくれてありがとね」
ヨイチ「うっかりレオに嫌われでもしたらお前、困るだろ?」
凪「この世の終わりだね」
ヨイチ「ははっ!今回は諦めて明日、着いていって良いか聞くんだな」
凪「りょーかい。ちぇ、見たかったなぁ」
振り忘れてたこの二人の好感度
凪➝ヨイチdice1d100=69 (69)
ヨイチ➝凪dice1d100=79 (79)
- 118イッチ23/08/20(日) 21:53:26
高くね!?なんで?
凪が高い理由
dice1d4=3 (3)
1:レオが大切にしてる人だから
2:レオと助けてくれたから
3:なんだかんだ気遣ってくれる
4:レオの家族って事は俺の家族でしょ
- 119イッチ23/08/20(日) 21:56:35
ヨイチが高い理由
dice1d4=2 (2)
1:レオのトラウマ救済してくれたから
2:悪い奴じゃなさそうだから
3:レオの事好き?俺も!仲間!!
4:一緒の布団で寝た仲だろ?
- 120イッチ23/08/20(日) 21:57:08
二人ともマトモな理由
こりゃ親友√かな? - 121二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 21:58:13
優しい世界だけどレオは何かありそうだね
- 122イッチ23/08/20(日) 22:00:06
好感度まとめ
凪➝レオ 86
レオ➝凪 33
ヨイチ→←レオ 180
凪➝ヨイチ 69
ヨイチ➝凪 79
ちょっとこれ凪可哀想だな
屋敷で過ごしてレオ➝凪の好感度アップした?
dice1d2=1 (1)
1:した 2:あんまり…
- 123イッチ23/08/20(日) 22:01:58
好感度アップ!
dice1d50=28 (28) +33
凪➝レオは上がった?
dice1d2=2 (2)
1:上がった 2:あんまり
ちなみにあんまりの場合上限20
- 124二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:02:08
凪がんばれ!
- 125イッチ23/08/20(日) 22:03:35
結構上がった!
レオ➝凪 61
凪➝レオdice1d20=7 (7) +86
- 126イッチ23/08/20(日) 22:05:17
更新
凪➝レオ 93
レオ➝凪 61
煌々と鎮座するヨイチとレオの180の壁高ぇ… - 127二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:09:14
凪頑張れ
- 128二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:12:45
ヨイチとレオは何千年と一緒にいるからしゃあない
ナギも魔法使い目指す!みたいなイベントないと寿命関係でレオが完全に心開くとかは難しそうだな - 129イッチ23/08/20(日) 22:27:47
その日は結局、ヨイチと一緒にレオの事について語り明かしていつの間にか寝てしまっていた。異世界に来る前はこんな事一度も無かったので、初めて出来たであろう友達に少し嬉しくなった。
〜翌朝〜
レオ「お・き・ろーーー!!」
凪「うにゃ」
ヨイチ「うわビックリした!」
レオ「この…この…!ヨイチの浮気者!!」
図書室のソファで話し込んでいたらそこで寝てしまったらしい。二人の姿が見当たらない事を不審に思ったレオが探し回ってようやく見つけたと思ったら仲良く眠る凪達を目撃してしまった様だった
レオ「まさか会って一日の奴に寝返るなんて思いもしなかった!俺達の5千年は一体何だったんだよ!」
ヨイチ「誤解!誤解だから!」
レオ「こうなったら凪をいっそ…!いやいやダメだせっかく仲良くなったのに…ヨイチをもう水晶から呼び出さなければ…?」
凪「待って待って、ちょっと(レオについて)語り明かしただけだから」
レオ「むきーーーーっ!!」
ヨイチ「余計な事言わないで!?」
顔を真っ赤にして膨れるレオを二人がかりで何とか宥めた。大変だったが怒ったレオも大変愛らしかったのでプラマイプラス。
レオ「次に姿が見えなくなったら問答無用で召喚するからな!」
ヨイチ「はいはい、馳せ参じますよ」
レオ「よろしい。じゃあナギ、今日は俺の手伝いをしてもらうぞ」
凪「面倒くさいのは嫌だよ?」
レオ「安心しろ簡単だから。あ、でもまずは魔力測定しないとな」
凪「なにそれ?」
レオ「俺が魔法使いなのは知ってるだろ?生きとし生けるものは例外なく魔力を持ってて、それぞれに適正があるんだ。【火・水・雷・木・土・風】が主だな、たまーに変な魔法使う奴もいるけど。今回はナギの魔力と適正を調べます」
凪「YESBOSS」
レオ「……なにそれ?」
凪「了解って意味」
レオ「ふーん、気に入ったから今後も使え!」
凪の適正>>136
【火・水・雷・木・土・風】以外もOK
- 130イッチ23/08/20(日) 22:30:04
凪の魔力
dice1d100=62 (62) +30
30補正。凪は魔力も天才だろうから
60超えたら上澄み
- 131二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:31:11
92( ゚д゚)!?
これ凪も魔法使い√ありえるやろ - 132二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:32:36
レオの隣に居れる適正で良かったksk
- 133二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 22:56:17
イメカラ的に闇とか合いそう
- 134二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:00:39
これは異世界チート主人公
- 135二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:09:52
無属性とかも似合いそう、
- 136二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:11:21
- 137二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:13:28
安価とってしまったすまない
スレ主が良ければ今出てる闇か無属性かでダイス振ってほしい - 138イッチ23/08/20(日) 23:41:34
- 139二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:42:19
チートっぽくて良いね!
- 140イッチ23/08/20(日) 23:42:39
厳密には無効化能力では無いけど、概念を捨てられるからその一環で無効化も出来る想定してます
- 141二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:43:41
幻想殺しならぬ概念壊し…
- 142二次元好きの匿名さん23/08/20(日) 23:51:28
無属性か良いな
- 143イッチ23/08/21(月) 00:14:28
レオ「じゃ、測るぞ」
凪「お願いしまーす」
レオ「みょんみょんみょん」
凪「なにこれ効果音?」
ヨイチ「呪文みたいなモンだよ」
レオ「みょんみょ……」
ヨイチ「あ、結果出たみたい」
凪の額に指を当て、怪しげな呪文を唱えていたレオの声がピタリと止まる。凪も男の子なので、正直魔力とか適正とか、そういうものにワクワクしないと言ったら嘘になる
凪(なんだろ、やっぱり木とかかな?動かないとことか似てるし。ていうか俺って魔力なんかあるの?)
レオ「ま…魔力92・無属性」
ヨイチ「92!?それほんと?」
凪「何、変な数値なの?それより俺無属性が気になるんだけど」
レオ「90超えるやつなんて国に1人居るか居ないかだぞ!」
ヨイチ「無属性は最も珍しい適正の一つだ。創造と破壊を司る属性とも言われてる。過去千年に1人居たかどうか」
凪「へぇ、ちょっと凄そう」
レオ・ヨイチ「「ちょっとじゃない!」」
凪「そんなに?」
レオ「これは…鍛えがいのある奴が来たな」
ヨイチ「うん、ビシバシしごかないとね」
凪「何それ嫌なんだけど勘弁して」
レオ「その才能を腐らすのは勿体ない!鍛えるぞさっさと行こう!」
ヨイチ「あっコラ待て逃げるな!」
凪「無理無理誰か助けて」
dice1d2=1 (1)
1:逃げ切れた
2:捕まった
- 144二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 07:25:43
フィジカルも強い
- 145イッチ23/08/21(月) 09:14:55
凪「疲れるの嫌だ」
踵を返して走り出した
背後から焦った二人の声が聞こえたが、無視してそのまま全速力で駆け、途中に開いた窓を見つけたのでそこから外に出て息を潜める。
1階で良かった、ついでに丁度いい所に隠れやすい大きな木もあって助かった。
しばらく息を潜めていると、パタパタと廊下を走る音がして、そのまま遠ざかっていく
凪(撒けた…?)
ホッと息をついてそのまま芝生に寝転がる
凪「特訓なんて聞いてない。手伝えばそれで良いんじゃないの?詐欺だ」
存外芝生が心地良かったのでそのまま寝てしまおうと目を閉じた。しかしすぐにこちらに近づく足音が聞こえ始める
凪(見つかった!?)
慌てて木の陰に隠れて伺ったが、どうやら二人じゃないみたいだった
dice1d5=5 (5)
1:ばぁや 2:馬狼 3:國神 4:黒名 5:二子
- 146二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 10:28:54
このスレめっちゃ楽しい…
こっちの世界でも玲王を助けるために熱くなっちゃう凪を期待していいか!? - 147イッチ23/08/21(月) 12:59:12
二子「木登りが趣味なんですか?」
凪「いや…ちょっとね…」
隠れる為に木に登った所を見られて変な誤解を与えてしまった。かくかくしかじかと説明をしながらそこそこの高さから飛び降りる
二子「なるほど災難でしたね。あの人多分面白い玩具を見つけた気分ではしゃいでるでしょうから逃げられませんよ」
凪「うへぇ…」
二子「ま、逃げるだけ無駄なので大人しく遊ばれてくると良いですよ。そのうち飽きると思いますし」
二子「じゃあ庭の手入れがあるのでこれで」
大きなハサミを片手にそれだけ言い残し、二子はさっさと行ってしまった。
それでもやっぱり鍛えられるのは嫌だったので、木陰で隠れながら一眠りしてしまおうと横になった時、不意に緑色の小さな光が視界の端に映った気がした
凪「嫌な予感がする」
レオ「見つけたー!!!」
ガサガサガサ……どーん!
と、木の枝を折りながらレオが空から降ってきた。好きな子が空から落っこちてくる定番のシチュエーションに若干心が踊ったが、こんな気持ちで味わいたくなかったゲンナリの方が大きい。
レオdice1d3=2 (2)
1:さぁ特訓だ!
2:そんなに嫌なら今日は手伝いだけでいいから逃げるなよ
3:さっき変な虫見つけた!追いかけようぜ!
- 148イッチ23/08/21(月) 12:59:32
嬉しいです!期待しててください!
- 149イッチ23/08/21(月) 16:29:46
仰向けに倒れている凪にレオが跨がる体制になって、頭の中は(重い)やら(ラッキー)やらで埋め尽くされていった。とりあえず色んな意味で大変なので「どいて」と言うべく見上げたが、レオの顔を見た瞬間思わず口を噤んでしまった
唇をキュッと引き結び、今にも泣きそうな顔をしていたのだ
レオ「そんなに嫌なら今日は手伝いだけでいいから逃げるなよ」
そう震えた声で言われてしまい、頷くしか無くなった。(そんなに特訓したかったのかな?)なんて思いながら上半身を起こす。
今度は膝にレオを乗せて向かい合ってる構図になり、非常に困った凪は首に手を当てて目線を反らした。気まずそうな凪の様子には気が付かず、レオは「ナギが結界の外に出なくて良かった…」と、心底ホッとした様子で呟いた。
凪「結界?」
聞き返すと、レオはハッとして口を覆う。分かりやすい。
ヨイチ「この山を包む結界のことだよ」
問い詰めるべきか悩んでいると、いつの間にか現れたヨイチがそう教えてくれる
ヨイチ「洋館の周りには結構大きい結界を張ってるんだ。山は危険な魔獣や植物で溢れかえっているから、そういうのが侵入しないようにね」
レオ「そ…そうそう!だからお前が勢い余って出てっちゃったんじゃねぇかって焦ったんだ」
凪「そうだったんだ、ゴメン。でもやっぱり特訓は嫌だよ」
レオ「だから今日は良いって!今日は!」
凪(明日はどこに隠れよう)
何の手伝いをする?>>153
魔法陣・魔法薬など魔法関係でお願いします!
- 150二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 16:34:14
かそく
- 151二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 16:45:26
本当は何の結界なんだ…
- 152二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 16:55:05
薬草で薬を作る手伝いとか?
- 153二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 17:00:13
魔法関係の小道具の準備
- 154イッチ23/08/21(月) 18:10:15
レオ「それじゃあここの壺を拭いてくれ」
凪「りょーかい」
レオに連れられてやってきた地下室。怪しげな札に黒い帽子とローブ、杖に箒に大量の壺で溢れる部屋はまさしく魔法使いの倉庫と言い表すべきで、凪は思わず「ハリーポッターじゃん」と漏らしてしまった。
真っ白な雑巾で人ひとり余裕で入れそうな空の壺を5口、今から拭かなければならないらしいが、そもそもそこまで汚れていないので思ったより簡単そうだ。
20分程かかって全て綺麗にし、ようやく顔を上げるとレオが魔法で部屋を片付けていた所だった
凪「それできるなら俺要らなくない?」
レオ「いや、その壺は魔法薬に使うから魔法に耐性があるんだ。綺麗にしてくれてありがとな」
丁度レオの方も終わったようで、分厚い本が棚に行進し終われば部屋はピカピカの状態になった
レオ「今日は凪に歓迎の意味を込めてプレゼント渡そうと思ってな。今からその凪が綺麗にしてくれた壺でなんでも一つ魔法薬を作ってやるよ!」
凪「へぇ、なんかすごそ」
レオ「相変わらずのノーリアクション…ま、いいや。ホラ何でも言ってみろ」
凪「うーん、じゃあ>>155」
- 155二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 19:18:03
飲んだら体が光る薬
- 156二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 20:47:34
おもしれー男
- 157イッチ23/08/21(月) 22:54:13
凪「飲んだら体が光る薬ちょーだい」
レオ「そんなんでいいのか?よーし待ってろすぐに作ってやる!あ、色は何がいい?」
凪「紫」
レオ「おう!それならアレとソレと…」
棚や引き出しからひょいひょいと何かを取り出し壺に入れ、大きなヘラでかき混ぜる。
なんとも言えない香りが部屋に充満し、青やら赤やら様々な色の煙が立ち込めていった。
呪文を詠唱するレオからは時々パチパチと火花が散り、魔法薬はきっと材料をかき混ぜるだけでは出来ないんだなと推測する
〜〜〜〜〜
レオ「出来たぞ!飲んだら光るポーション!」
凪「ねぇ、最後に加えた材料なに?」
レオ「なんと植物にも使えるスグレモノ!」
凪「虫っぽく見えたのは俺の気の所為?」
レオ「どんなモノもかけるか飲めば瞬時に紫に!」
凪「あと途中で入れてたドロドロの青色」
レオ「人体に影響は無いのでご安心下さい!」
凪「…(戸棚の奥に大事に仕舞っとこう)」 - 158イッチ23/08/21(月) 23:00:39
レオ「よし、次は使い魔の様子を見に行くぞ」
凪「レオって使い魔も居るの?」
レオ「いや俺じゃない。俺にはヨイチが居れば十分過ぎるほど十分だ。あいつは使い魔じゃなくて家族だけどな!」
凪「………ふーん」
レオ「俺じゃなくてdice1d5=5 (5) の使い魔だよ。流石に7人だけじゃ屋敷を扱いきれねぇし、アイツの使い魔にも色々手伝ってもらってるんだ」
1: ばぁや 2:馬狼 3:國神
4:黒名 5:二子
- 159イッチ23/08/21(月) 23:05:37
- 160二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 23:14:43
18匹?18人?多いなすげぇ二子
- 161二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 23:26:14
ksk
- 162二次元好きの匿名さん23/08/21(月) 23:58:49
ksk
- 163二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 00:29:26
プレーリードッグ
- 164二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 00:33:14
フェレット
- 165イッチ23/08/22(火) 07:17:22
地下から今度は2階に上がり、階段からすぐの所。二子の部屋の隣に使い魔たちが待っていた
黒と白のフェレットが9匹ずつ、ちょこんと並んで座っている様子から普通の動物でない事は伺い知れる
凪「なんだか薄汚れてない?」
レオ「鋭いな。この子達には午前と午後に一回ずつ屋敷中を拭き上げて貰うから、それが終わったらホコリで汚れちゃうんだ」
凪「ああ、だからこの屋敷っていつもピカピカなんだね」
レオ「フェレットの小さい手は細かい隙間にも入るからな、そんじょそこらの人間より掃除上手だぜ!」
凪「ふうん、それで今から何するの?」
レオ「今度はこの子達を拭いてもらおうかな」
そう言いながらレオが人差し指をくるりと回す。すると、凪の腕の中に大きなバスタオルが現れた
レオ「そんじゃそっちに飛ばすから、ちゃんと構えとけよ!」
凪「え、なに飛ばすって」
凪の問いかけに構わず、レオは手のひらで印のようなものを結ぶ。小さな水玉が無数に現れ、それにレオが支持を出すと水玉はフェレットに群がっていった。水玉により汚れがみるみる落ちていき、綺麗になって濡れたフェレットを凪が拭いてやる。一匹ずつ洗うのだが、レオの魔法でぴゅんぴゅん飛んでくるフェレットには少々肝を冷やした。
凪「すご、俺もお風呂はレオにお願いしようかな」
レオ「いや流石に気まずい、自分で洗えよ」
凪「えー、じゃあ乾かしてくれるだけでいいから。風魔法とか使えるでしょ?」
レオ「使えるけど。もう、しょうがねぇなあ」
次は何する?>>166
- 166二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 12:23:37
フェレットにご飯をあげる
- 167二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 12:27:04
いいなぁ!!
フェレットにごはんあげるお仕事したい - 168イッチ23/08/22(火) 13:51:45
レオ「それじゃ次はご飯あげるぞ」
そう言ってまた何処からともなく大きな箱を取り出したレオは、その中から1匹の鼠を取り出した。しゃがんでフェレットに差し出すと、勢いよく食べ始める。
レオ「お前らは食いしん坊で可愛いな〜♪」
凪(可愛いかな?いや確かに可愛いけど、ご飯中は可愛くはないんじゃない?)
初めてできた好きな子が、笑顔で鼠を摘んで肉食獣に渡している。レオもフェレットも可愛いが、やってる事がやってる事なので全然微笑ましくは無い
一通り食べ終わった後、フェレット達は霧散してしまった。レオによると使い魔は顕現してるだけで魔力を消費し、二子の体力が保たない為仕事中以外は喚び出さないそうだ
レオ「じゃ、俺達も飯食おうぜ!」
凪「今あんまり食欲ないかも」
レオ「食べなきゃダメだぞ、体力付かないからな!さ、國神の所行こう!」 - 169イッチ23/08/22(火) 13:53:02
凪「フェレットって肉食なんだね」
レオ「完全肉食だぜ?肉しか食わねーの」 - 170二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 14:46:05
ちゃんとお手伝いしたからご飯あーんしてもらお!
- 171イッチ23/08/22(火) 20:23:23
階段を降りて1階へ行き、廊下を突き当たりまで進むと厨房に着く。どうでもいいが今日はやけに階段を上り下りしている気がする
レオ「よっ!お昼食べに来たぜ」
國神「丁度いい、ハンギパイが焼けたとこなんだ。食うだろ?」
レオ「マジかよラッキー!皆も呼ぶか?」
國神「いや、忙しそうだったから切り分けてるよ。それよりレオ、昨日頼み忘れてた野菜買ってきてくれてありがとな!マジ助かる」
レオ「無いって言ってたの偶々覚えてただけだから気にすんな。俺だってお前の料理が無いと困るし?」
國神「はは!そうだな」
國神「お客さん、パイは好きか?」
凪「え、俺?…甘いやつしか食べたことないから分かんないや」
レオ「そうなん?めちゃめちゃ美味いから早く食べようぜ!庭のバーゴラベンチ使おっと」
凪「バーゴラ…ああ、屋根付きの椅子ね」
國神「味わって食べろよー」
朗らかに笑って手を振る國神を背に、二人はそのまま庭へ歩いて行った
凪「昨日俺を助けてくれた時、買い物してたの?」
レオ「まぁな!屋敷で足りなくなりそうな物とか食材は基本俺とヨイチかばぁやが買いに行くんだよ」
凪「へぇ、そういうのって屋敷の主人はしないもんだと思ってた」
レオ「まぁアイツらを外に出す訳にはいかないし」
凪「………?」
レオ「…あっ……えっと、そういや凪、お前を見つけた時俺、荷物持ってなかったろ?」
凪「確かに」
レオ「買ったもんはすぐ魔法でここまでワープさせられるんだぜ!魔法って便利だろ?お前も使えるようになったほうが絶対良い!」
凪「そうだけど、やっぱり頑張るのは嫌だなぁ」
レオ「怠け者め!」
一緒にお昼してる間イベント発生する?
dice1d2=2 (2)
1:する 2:しない
- 172イッチ23/08/22(火) 20:35:38
レオ「美味かった?」
凪「うん、國神って人凄いね」
レオ「そうだろそうだろ!俺の自慢の料理人なんだ!」
凪「そういえばあの人ホムンクルスなんでしょ?レオが創ったって聞いたけど」
レオ「ふっふっふ、よくぞ聞いてくれた!俺、なんと錬金術も嗜んでるんだよなー♪」
凪「かっくいーレオ。万能じゃん」
レオ「だろ?だから俺ら生活には困らねぇんだよ、いくらでも金造り出せるからな」
凪「え?でも錬金術でそういうのってだいたい禁止されてるイメージあるけど」
レオ「……凪、触れないほうが良いものもこの世にはあるんだぜ?」
凪「あぁ…はい」
次に発生するイベントdice1d3=1 (1)
1:空飛ぶ 2:恋が発展
3:山の精霊との対話観察(夜までスキップ)
- 173イッチ23/08/22(火) 20:56:22
凪「ねぇ、もしかしてレオって空飛べる?」
レオ「当たり前だろ」
凪「当たり前なんだ。じゃあ俺のこと飛ばしたりできる?」
レオ「出来るけど、飛びたいの?」
凪「ラクそうだし」
レオ「ふーん、じゃいってらっしゃーい!」
凪「え、お、わっ……!?」
楽しそうだし、と言い終わるか終わらないか。レオが片手をひょいと振った瞬間、凪は空に吹き飛んだ
ある程度上昇するとピタリと止まり、洋館を真上から見下ろせる程度の高さにふよふよと浮いていた
凪「うわうわうわ、流石に怖い」
レオ「どうですナギくん?楽しいか?」
凪「ちょっと掴まらせて」
泳ぐ様に隣に浮上してきたレオが悪戯っぽく笑う。少し焦って手を伸ばすと、レオはそのまま手を繋いで支えてくれた
レオ「すぐ慣れる!まず屋敷の周り一周しようぜ」
凪「なるべくゆっくりお願い」
そのままふわふわと空を漂っていたら、暫くして慣れてきた。思うままに空を泳ぐ凪を見て「普通は慣れるのに1ヶ月掛かるのに」とレオは驚いている。すぐ慣れるってのは嘘だったらしい
凪「凄いね魔法って、自分以外も浮かせられるんだ」
レオ「まぁな!でも今ナギが浮いてるのはナギの力のおかげだぜ」
凪「どういうこと?」
レオ「魔力ってのは特殊な手段踏まないと他人に干渉できねーもんなの。だから俺はナギの魔力に働きかけて、ナギの魔力でナギを浮かせてるってわけ」
凪「そうなんだ…自分じゃ分からないもんだね」 - 174イッチ23/08/22(火) 21:10:01
凪「あれ、なんか暗くない?」
レオ「うわほんとだ。夢中になり過ぎた!」
どれ程時間が経っただろう、レオと手を繋いで空を飛んでいると何故か胸がいっぱいになり、それに集中し過ぎて時間の存在を忘れてしまっていた。
レオ「あーあ、絶対どやされるぞ早く降りようぜ」
繋いだ手をぐいぐい引っ張るレオにそのまま着いていこうと思ったが、大事な事を思い出したので少し引き止める。
レオ「ん?どうした」
凪「あのさ、今日も山の精霊とお話するの?」
レオ「ああ聞いたんだな。もちろんするぞ!精霊達と話すの結構楽しーんだ」
凪「そうなんだ…ねぇ、それ俺も着いてっていい?」
レオ「うぇ!?なんで?」
凪「いやまぁ大した理由は無いんだけど…レオの事もっと知りたいっていうか、それだけ」
レオ「…いや、面倒くさがりのくせにお前、それだけでわざわざ付いて来たいって」
凪「だめ?」
レオ「ダメじゃないけど…ふふっ、何だよもう!可愛いなーお前!」
わしゃわしゃと髪の毛をかき回された。悪い気はしない。
dice1d3=1 (1)
1:精霊との対話までスキップ
2:その前にイベント発生
3:ついて行けなかった
- 175イッチ23/08/22(火) 21:25:09
皆で夕飯、メイドバロウとの衝突、巻き込まれる黒名と國神、ばぁやの無言の威圧、寂しくなったフェレットが一匹勝手に二子の元へ召喚事件、色々あったがすぐに時間が過ぎて深夜になった
〜〜〜〜
レオ「それじゃ行こうぜ」
凪「うん」
レオ「あ、でも一つだけ約束して貰えるか?絶対に俺より前を歩かないでくれ」
凪「分かった」
レオ「何があっても俺の前に出るなよ?話してる間もずっと後ろで待ってるんだ」
凪「レオの後ろ姿眺めてれば良いんでしょ?余裕」
レオ「そうだけど。信頼するからな」
念入りに言い聞かせられた後、二人で玄関を出た。(危ない生き物が出るって言ってたからなぁ)と考えながら前を歩くレオを見つめる。
屋敷から歩いて数分。ぽつりぽつりと小さな光が現れ、レオの周りに集まってきた。
目的地はまだ先らしく足を止めずに歩いているが、時々何か呟いているので、小さな光はきっと精霊なのだろう。
木々の間を抜け、少し開けた場所に出る
レオ「着いたぞ」
凪「ここって、>>176?」
精霊との対話場所安価
お願いします!
- 176二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 21:54:34
湖のほとり
- 177イッチ23/08/22(火) 22:16:55
木の生い茂る山の中、無数の光に照らされる湖がそこにあった
端が見えないほど巨大なその水たまりが山の中に有り得る筈がなく、その違和感に首を傾げていると「ここは次元が少しズレてるんだよ、精霊の住む場所だからな」と教えてくれた。
躊躇いもなく湖に入っていくレオは、小さな声で精霊達と談笑している様だった。
凪もその後を付いていく
どうやら湖は腰くらいまでの深さしか無いらしい。真ん中まで辿り着いても水かさは余裕があった
凪(何を話してるんだろ)
さっきからレオの言葉を聞き取ろうとしているが、どうしても理解できない。きっと凪の知らない言語なのだろう
光に彩られるレオは、まるで絵画の様に神秘的で美しかった
やがて時間が過ぎ、少しずつ精霊達が消えていく。その最後の一つまでしっかり見届けてから、レオはゆっくりとこちらを振り向いた
レオ「待たせてごめんな」
凪「全然待ってない。すごく綺麗だった」
レオ「お、だろ?壮観だよなあの数の精霊!」
凪 (違う……)
凪「まぁいいや、それより毎晩これをやってるの?疲れない?」
レオ「んー、でもこの場所を使わせて貰ってるお礼だから」
凪「しっかりしてるね」
レオ (…それに、精霊達の力が無いと結界を保てないし)
湖を出ると、腰まで水に浸かっていたはずなのに少しも濡れていなかった。不思議だけど今回は聞かない事にする。レオは少し疲れてるみたいだったからだ
次の日起こるイベント
dice1d3=1 (1)
1:レッツ・魔法特訓!
2:凪の隠れんぼ
3:メイドバロウとばぁやの戦い
- 178二次元好きの匿名さん23/08/22(火) 23:30:19
メイドバロウとばぁやの戦いは是非やってくれんか
- 179イッチ23/08/23(水) 07:13:20
目が覚めると椅子にぐるぐる巻きにされていた
凪「……どういうこと?」
レオ「はっはっは!してやったり!これで逃げられねーぞナギ」
ヨイチ「完璧な作戦さすが俺。これで魔法の特訓するしかなくなったな?」
レオ「いやぁウチのヨイチは天才ですよ♪」
ヨイチ「それ程でもあるけど」
凪「寝てる間に人を拘束する事は作戦じゃなくて力技って言うんだよ?」
寝覚めに拘束された挙げ句イチャイチャと仲の良い様子を見せられ、凪の機嫌は一気に急降下していった。
部屋を見渡すとどうやら昨日レオの手伝いをした地下室らしく、あったはずの道具が数個無くなっていることから凪のためにスペースを空けてくれたのだと察する。全然有り難くないが
レオ「そんな顔すんなって!魔法の便利さは散々見せたろ?これからちょーっと頑張って簡単な魔法を習得すりゃ、お前は今よりずっと楽な暮らしが出来るんだ!」
凪「確かに昨日は良いなぁって思ったけど…待って、もしかして俺に魔法の便利さ見せるために手伝いをお願いしてたんじゃ」
レオ「まぁまぁ難しい事は考えるなよ、お前だって使い魔欲しいだろ?ワープしたいだろ?」
凪「そうだけど、それとこれとは」
レオ「……それに」
凪の縛られてる椅子にゆっくりと近付くレオ、何事かと見ると、真剣な顔をしている。
しゃがんで目線を合わせると、レオはロープを軽く指を動かして解き、凪の片手を両手で取って、祈るように胸の前で握り込む
レオ「お前が、俺と一緒になってくれたら嬉しい」
凪「───!」
レオ「魔法使いって6千年位前からあんま好かれる存在じゃ無くなってるんだ。だから仲間が少ない。お前なら、そういうの気にせず一緒に居てくれそうだなって思って。だから」
凪「分かった、分かったから手、離して」
レオ「本当か!!」
昨夜のこともあり、なんだかレオに少し弱くなってしまった気がする。嬉しいと言われただけで、ならやってやろうという気分になってしまった
ヨイチ (分かりやすいなぁ、でもレオは結構難敵だよ。鈍感だし)
今回習得する魔法>>180
- 180二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 12:07:04
物を修理する魔法
- 181イッチ23/08/23(水) 16:12:07
レオ「それじゃ早速魔法を…って言いたい所だが、その前に魔力を通さなきゃな」
凪「なにそれ?」
レオ「どんな生き物にも魔力はあるって言っただろ?でも魔法を使える人間はごく僅かだ。それはなぜかって言うと魔力の使い方を知らないから。だから魔法を使う為には、まず魔法使いから魔力を流してもらって、魔力を認識する必要がある」
ヨイチ「まぁ魔力があるって言っても殆どの人間はそよ風を起こすくらいの力しか無いけどね」
凪「なんか難しそう」
〜魔力通過中〜
レオ「どうだ」
凪「なんか、すごい。世界の見え方が変わった」
レオ「例えば?」
凪「そこらへんに魔力って沢山あるんだね」
レオ「……マジか、もう自然の魔力が見えるのかよ」
ヨイチ「天才なんだろうね、属性も無だし」
凪「それに、なんか腕が増えた気分。あんな遠くの物まで持てるんだね」
レオ「えっ」
凪の指差す方にレオが振り向くと、ぷかぷかと浮かぶ魔法書があった
レオ「おいおいおい操作もできるのかよ!信じらんねぇ!」
凪「そう?レオが教えてくれたお陰だよ」
レオ「魔力を把握させただけだっつーの。全く、本当に天才なんだなお前」
凪「どうも」
レオ「この様子じゃ基礎練習は要らないな。よし、じゃあ今日は一つ魔法を習得するぞ!」
凪「何覚えればいいの?」
レオ「初級の魔法だから簡単だぜ、修理魔法だ!」 - 182イッチ23/08/23(水) 16:23:26
凪「うっかり物を壊しても直せる魔法ってこと?」
レオ「正解!だけどそれだけじゃねえ。お前、初めて会った時の事は覚えてるか?」
凪「覚えてるよレオ。あの時はチンピラに襲われてた俺をレオが颯爽と助けてくれたんだよね。今考えると偶然が重なってもはや奇跡というか」
レオ「そっちじゃなくて。ナギの傷を治したろ?」
凪「レオがキスしてくれたよね、唇の感触はしっかり覚えてるから安心して」
レオ「うん、まぁだからそっちじゃなくて。あれも修理魔法の一つなんだ、修理する対象は物も人も問わないってワケ。凄いだろ!」
凪「へぇ、便利だね。レオは今後怪我したらすぐ俺を呼んでね、今日覚えた魔法で治してあげるから……待ってモノ壊したらチューしなきゃいけないの?それはなんかヤダなぁ不潔」
レオ「いや触れれば良いだけだからそこは気にしなくていいぞ!あと自分の怪我は自分で治すから安心しろ。心配してくれてありがとな!」
凪が習得に掛かった時間
dice1d5=3 (3)
1:30分 2:60分 3:90分
4:120分 5:150分
- 183二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:28:23
「唇の感触はしっかり覚えてるから安心して」
凪くんさぁ - 184二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:31:54
触れればいいだけなのにちゅーしてくれたってこと…!?
- 185イッチ23/08/23(水) 16:33:46
凪「……できた」
割れた小さな壺を片手に悪戦苦闘すること1時間半、凪の手には綺麗に佇む壺がある
レオ「5時間は掛かる見込みだったけど…やっぱ早かったか。面白くなってきた!」
凪「そんなに集中続かないし…今日はもう寝る休む閉店〜」
レオ「むむ、次は物じゃなくて生き物を治す練習しようと思ってたけど…ま、疲れたなら仕方ないな。続きは午後にしよう」
凪「うへぇ、午後もあるの?鬼コーチ」
レオ「いやホントは午前で終わらせるつもりだったぜ?でもさっき本読んでたら指先切っちゃったからさ、特訓ついでに治して貰おうと思ったんだけど」
凪「………それホント?」
レオ「え?おう。ほら」
凪「………………」
dice1d3=1 (1)
1:やる(普通に治す)
2:レオの真似して治していいならやる
3:散歩から帰ったヨイチ「あれ?痛そうだね治してあげる」
- 186二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:38:22
急にやる気になるじゃん
- 187イッチ23/08/23(水) 16:40:33
凪「やる」
レオ「おっ?偉いな!じゃあ午後に備えて一休み…」
凪「今やる。痛いでしょそれ」
レオ「そうでもねぇぜ?それより俺はナギの疲れの方が心配だ」
凪「やだ、今やるの指貸して」
レオ「待てって、慣れないうちに連続は…おい!」
二人でドタバタと取っ組み合いしていると、地下室の扉が開いて散歩に行っていたヨイチが帰ってきた。運悪く二人の体制はレオに凪が覆い被さる形になってしまっている
ヨイチdice1d3=2 (2)
1:何してるんだ?(怒)
2:何してるんだ?(面白)
3:何してるんだ?(純粋な疑問)
- 188二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:42:44
ばぁやさんじゃなくてよかったねw
- 189イッチ23/08/23(水) 16:50:26
ヨイチ「何してるんだ?」
レオ「おい、ニヤニヤしてないでナギを退かしてくれ!疲れてんのに俺の指を治すって聞かねぇんだ!」
凪「掠り傷でも菌が入ったら大変な事になるんだよ?さっさと治させて」
レオ「断る!休め!」
凪「やだ指出して」
ヨイチ「喧嘩してるとこ悪いけど、その指もう治ってるぞ」
凪・レオ「「え?」」
レオ「…ホントだ!なんで?」
ヨイチ「すったもんだしてる間にナギが治したんだろ。この短期間で凄いな」
凪「そうなんだ、全然気付かなかったけど治ったんなら良かった」
レオ「無意識って…こいつ、思ったよりずっとすげぇ奴なのかも」
凪「ホッとしたらなんか疲れたー」
dice1d3=1 (1)
1:今度こそ膝枕してよレオー
2:お腹空いたかも、お昼食べよ
3:扉が開いて黒名が現れ「大変だ!また馬狼がばぁやに挑んでる!」と言う
- 190イッチ23/08/23(水) 16:51:46
レオの返事
dice1d3=2 (2)
1:いいぞ 2:ごめん、用事ある
3:ならまた三人で寝るか?
- 191二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:52:12
いいぞ!!!
それはそれとして3が気になってしまう - 192二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:52:50
と思ったら断られた……
- 193イッチ23/08/23(水) 16:53:53
2スレ目のスレ画自分の絵でも良いですか?
アナログで女子中学生みたいな絵だけど。
結構好き勝手やってるから公式画像使うの忍びない - 194二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 17:05:47
- 195イッチ23/08/23(水) 17:07:33
レオ「ごめん今日は用事があるんだ」
凪「そっか、残念(また明日挑もうっと)」
ヨイチ「それって山の麓の魔獣駆除だよね?心配だから俺も行くよ」
レオ「ホントか?ありがとう!」
凪「待って待って待って」
レオ「なんだ?」
凪「何その聞くからに危なそうな用事。やめてよ心配だから」
レオ「んな事言ったって、定期的にやんなきゃ溢れるんだよ魔獣ってやつは」
凪「そんなのメイドバロウに任せればいいじゃん、ばぁやさんも居るんだしさ」
レオ「ばぁやは今日買い出ししてるの。あと、馬狼にも任せるのは無理」
凪「なんで?修羅の男じゃん。メイドだけど」
レオ「そりゃアイツは強いぜ?でもダメなの」
凪「だからなんで」
レオ「そりゃ…」
レオ(麓までは、結界が張ってないから…)
レオ「とにかく、ダメなものはダメだ!それじゃお前はしっかり休めよ!」
そう言い残し、レオは虚空に消えていった
凪「あっ……!ズルい、ワープしたな」
ヨイチ「ごめん、色々と複雑な事情があるんだ。レオは強いし俺もついてるから安心して待ってろよ」
凪「それ何?」
ヨイチ「え」
凪「事情って、なに」
凪「分かるよ、何か隠してる事。お前が教えてくれないなら直接レオを問い詰める」
ヨイチ「…………」
dice1d3=3 (3)
1:無言で消える 2:「今夜話そうか」
3:「お前が知る必要は無いよ」
- 196イッチ23/08/23(水) 17:08:00
- 197二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 17:25:00
わーーーーー気になる展開!
- 198二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 17:37:54
スレ主さんの絵楽しみにしてます!展開が気に名なる…!
- 199二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 18:34:37
埋め
- 200二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 19:04:26
ヨイチとレオ凄く好きになってしまった!