小次郎との戦いはどうだった・・・とな？

1二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:09:42

・・・・・いやぁ、強かったぞ。まこと強かった！

同じ平安という魔境魔窟に生きた数多の武士共の中で頭１つ、いや２つ３つ抜けていたかもしれんな。

拙者の死んだ後の話だが、「八幡太郎義家、驍勇絶倫にして騎射は神のごとし」という言葉があるそうな。源氏の棟梁八幡太郎義家を指して言った言葉だが、奴もまさしくその類であった。竜馬を駆らば疾風の如し、火雷が宿りし矢の前にあっては鎧も盾も枯葉のごときなり──と言ったところかな。

そもかの者の御母堂は龍なれば、あの人外の強さも戦の強さもさもありなんと言ったところで──

・・・どうしたマスター？鳩が豆鉄砲をくらったような顔をして。　え？佐々木小次郎・・・？

・・・ああ！なるほど！あの風来坊との試合のことだったか！いやこれは失敬失敬！つい勘違いしてしまった！

ああ、あれも中々芸達者な御仁よ。後十数年もすれば無双の武者になろうな。いやぁすまん！小次郎と言うと別の奴が頭によぎる故、うっかり間違えたわ。

ん？ああ、そっちは誰なんだと？　そやつの名は相馬小次郎、またの名を──

平小次郎将門──不死身の魔人と呼ばれた男よ

2二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:13:35

サムレムライダーも多分源氏だろうから早よ平氏代表として来い

3二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:14:53

マジできて欲しい

4二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:15:52

日本鯖でも珍しいくらい逸話モリモリで史実も強い事しか書いてないから強かろう

5二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:17:48

全く言及が無いから回想とかでもいいんで出番をください

6二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:20:54

将門の馬は竜種なのかそれとも黒王号みたいなシンプルな巨大馬なのか

>>8

7二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:23:59

なんで貴方そんな人と互角にやり合えるんですか？？？

8二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:24:22

>>6

将門の反逆が起きた時、隕石が落ちて来てそこから竜馬（普通の倍以上のデカい馬らしい）が生まれたとか

>>10

9二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:24:33

こんな化け物並んで東の将門、西の純友と言われる藤原純友は一体どんな怪物なのやら

>>11

10二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:26:04

>>8

ええ…馬まで強いのか良く倒せたな藤太さん

11二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:26:11

>>9

なんか悲しいほど影薄いよね純友　2ヶ月で鎮圧された将門と違って2年近く暴れてたんだけど

>>12 >>13

12二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:27:03

>>11

日本屈指の大海賊なんやけどね只々影が薄い

13二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:28:54

>>11

海賊以外にも山賊や盗賊達を部下に引き入れて破壊活動しまくってるから被害の規模でいえば将門以上なのにね純友

14二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:29:45

もしや東京だからでるのか巨大な公が！？それか滝夜叉

>>17

15123/08/23(水) 13:31:47

話を聞いて興味が湧いたか。よかろう、小噺につきあってくれ。
拙者があの男と面を合わせて干戈を交えたは一度きり、なれどあの戦を忘れることは終生できぬだろうて。あれはまさしく魔人、神仏の加護を受けし不死人よ。

鎮守府将軍平良将が子小次郎将門、武勇絶倫にして類まれなる駒の駆り手なり。竜の如き駿馬に乗りて疾風の如く野を駆ける。剣持てば紫電一閃、速くて防ぐこと能わず。弓矢八幡の覚えいとめでたければ、矢先外れる事無し。音に聞こゆる荒武者にして、龍虎の如き強者なり。
かの者、正面切っての戦で破る事、何人たりとも能わず。その七尺の五体鋼の如くありて、およそ矢も剣も通らざりければ、武者共これを恐れただ逃げ惑うばかり。
将門、面妖なりし技を使いければ、その身体六つにわかるるに、身姿の似し六人の武者率いて敵を蹂躙せしめる。火雷天神の加護ありて、その強さ甚だしきこと、さながら妙見菩薩の化身なり。
見かねた常陸大掾源護、妖蛇の仔を殺めんとて、扶ら息子を送り込むも、そのいずれも尽く斬り捨てられ、己が屋敷も灰燼に帰す。また将門、敵対せし伯父の国香を殺めたり。
護、息子らの仇を討たんとて娘婿平良正の力を借りて将門を仕留めんとするも、将門、これを打ち破りけり。遂には坂東平氏長者平良兼、暴虐なる甥を止めんと軍勢を以って立ち向かう。将門、一度は敗れども、再び兵を率いて良兼を破る。その後良兼を放逐し、坂東の覇者として君臨せり。その名は坂東中に知れ渡れり・・・

とまぁ、要はとんでもない強さの男だったのだ！八幡神を背負い、妙見菩薩を宿し、天神の加護を持つ当代無双・・・と言っても過言では無いな、坂東でも一二を争う強者よ。
我が領地である下野とも近くてな。その名は以前から聞き及んでおった。かの者の領地は馬の名産地故、名馬駿馬の宝庫であった、後の戦であれほど強かったのもそれが要因かもしれん。
────まぁ、ややあって奴とは止むを得ず袂を分かつことになったのだがな・・・

>>19 >>21

16二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:31:57

そんな平将門なんてコメカミ以外なら無敵で7体に分身できて母親から推測して竜の炉心持ってる疑惑があるだけなのに…

>>18

17二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:33:20

>>14

滝夜叉姫は出しやすそう

18二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:35:45

>>16

化けもんじゃねーか！少しは遠慮しろ！

19二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:38:04

>>15

なんじゃこの…なんじゃこれ(絶句)

20二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:43:54

＞後十数年もすれば無双の武者になろうな。

農民は寿命で死ぬ程度には長生きしてるからその十数年は永遠に来ないわけだが

21二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:43:55

>>15

とりあえず強いのは分かった(古文0点)

22二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 13:50:59

為朝と金時にも「あんたが（この中だと）一番スゲーよ…」みたいなこと言わせてたし格がすごい御方という扱いではあるんだよな藤太さん
それをもっと見せていただきたくてだな…

23二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 14:07:20

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24二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 14:07:57

田村麻呂のスレでもそうだけど知ってるつもりでも知らない逸話がいっぱい出てくるからもっと色々知りたくなるよね

>>36

25二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 14:53:02

真名は失われたけど凄まじい切れ味を持っていたとされる将門公の刀
メガテンでもその逸話から即死判定を持つ物理技として奥義一閃が度々出てくる程

26二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:02:10

一体どうやったらこんな古文調のエミュ文書けるんですか(血涙)

27二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:07:35

この化物と竜が助けを求めるぐらいでかつよな百足退治が有名すぎて鬼退治が語られない藤太さん
鬼退治って英雄豪傑の証のはずなのにおまけみたいな扱いってどういうことだ

28二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:25:46

平将門＝キャメロットの偽リチャード説の真偽を教えてくれ…

29二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:37:47

もしかして藤太さんって普通のアーチャーじゃない?

>>30 >>34

30二次元好きの匿名さん23/08/23(水) 16:45:48

>>29

実装が初期じゃなければ星5で大々的に実装されるレベルの超大物だと思う

31123/08/23(水) 16:49:54

最期の戦・・・北山での戦いは我が人生最大の危機と言っても良かったかもしれん。
あの時我らは新皇──将門の領地の屋敷も田畑も尽く焼き払い、民の離反を誘った。いわゆる焦土作戦というやつよ。もっとも後の時代を鑑みれば、民の心を奪うことは出来なんだがな。
同時に内裏は神道、仏門問わず将門征伐の為の調伏祈祷を行うよう勅を出された。伊勢神宮、延暦寺、宇佐八幡・・・日本各地のあらゆる寺社仏閣を総動員して朝敵を征伐せんとしたのだ。
加えて我らもただいたずらに戦を仕掛けるばかりに非ず。内通者を用いて奴の弱点を炙り出そうとした。その甲斐あってかあの不死身の身体の突破口も遂に掴んだ！祈祷によって加護を剥がし、兵力も弱体化し、不死のタネも割れた今なら勝機あり──と踏んで我らは総攻撃に出た。率いる将は太郎貞盛、藤原為憲、そして吾だ。
こちらは4000の大軍、対して向こうは僅か400。加えて敵方は援軍が来る見込みも無し。どう見ても運命は決まった──と思っていたよ。

>>32

32123/08/23(水) 16:53:55

>>31

とんでもない。奴の手勢は追い風を得るや瞬く間に先鋒を粉砕、80人を一気に消し飛ばした。どこにそんな力があったのか、あな恐ろしやと思ったその次に恐れをなした兵共が踵を返して逃げ出した。その数2900。信じられるか？4000のうち80人が討ち取られたと思ったら4分の３が蜘蛛の子を散らすように散り散りだ。残った1000人余りで奮闘したがそれも敵わず。我ら3人含めて300余りまで減ったところで、運良く追撃の手が緩み、命からがら逃げ延びたのだ。

負け戦かと思ったが、今まで向かい風だった風が追い風に変わった。向こうは背を向けて撤退中。俺も腹を決めた。ここが我らの死に場所ぞと叫び、決死の突撃を開始した。

当然向こうも気づいて反撃に出た。将門自身が刃を振るって敵をなぎ倒し、こちらを見るや雄たけびを上げて突っ込んできおった。そのなんと恐ろしき事よ！まさしく魔人、源氏も裸足で逃げ出す修羅の玉砕！もはやこれまで、ああ、死なんと思いてせめて一矢報いんとしたその時──

風向きが変わり、奴の馬が向かい風にひるんだ瞬間、将門のこめかみに貞盛が矢を放ち、もんどりうったところを吾が飛んで首を一閃した・・・というわけだ。

しかし不死身の英雄と言うのはまこと質が悪いものよな。弱点があるというに、そこを突いても素直に死んでくれぬ。まぁ施しの英雄や俊足の英雄にも言える事よ。不死ゆえに強いのではなく、英雄が故に強いのだ。故に奴も──後に色々言われてはおるがな、吾は紛れもない英雄と思っておる。事実将門を慕って数多の武者や民が反乱に着いて行ったのだからな。ほんの二月の野望とは言え、奴は確かに覇王として君臨したわけだ・・・

──というわけでこれにて終い！どっとはらい！

ん？もう一度奴と戦いたいか？・・・・・・・・飯でなんとかできんかなぁ？はっはっはっは！！

古文苦手だからやっつけで書きました　エミュって難しいね　でも藤太さんならまずは飯で懐柔しそうな気がする