- 1スレ主23/08/25(金) 21:23:58凪×玲王の一番熱い場所🎲🔗(fromあにまん)byスレ主🌵telegra.ph
↑続き物です。
リンクまとめましたのでよろしければご覧ください🌵
(次回作予定があればこちらのTelegraphのタイトル下に書きます)
8月13日 朝———
玲王の誕生日の翌朝
台風の影響による強風と大降りの雨は、夜のうちに過ぎ去ったらしい
玲王の寝室のカーテンの隙間から差し込む光は真夏の快晴のそれだった
凪「ふぁー…(外は今日も超あっちぃんだろうな…俺とレオ、みたいなもんかな)」
クーラーの効いた快適な玲王の寝室
そのキングサイズのベッドの上で凪は悠々とあくびをする
凪「おはよ…まい・すいーと・はにー?」
凪は横でスヤスヤと眠る玲王の髪を撫でる
ちなみに凪は昨日玲王と復縁できた喜びから頭がお花畑状態になり、起きてからの全てのセリフが悲しいほどに平仮名になっていた
凪「…ん?」
凪は自分の身体に違和感を覚える
- 2二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:25:22
気候にまでオレオしてて笑った
- 3二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:25:36
ハァッッッこのスレ画の感じ!
- 4スレ主23/08/25(金) 21:25:59
凪「なんか、すーすーするな…」
ソッと、自分の上に掛かっている高級羽毛布団をめくってみた
凪「あれ?」
凪「(な、何で?俺、全裸…なの…??)」
そう、凪の視線の先、凪の凪が丸見え状態だったのだ
そして凪は横でうつ伏せで眠る玲王の身体へとそのまま視線をやる
凪「は?」
なんということでしょう。隣で眠る玲王も全裸だった
ど、ど、ど、どーなってんだ…?
寝て起きたらいつのまにかDT卒業していたって?
そんな漫画みたいな展開あるワケねぇだろ!!
てか『レオのことに関しては特に』能力を発揮する俺の天才的頭脳がその瞬間を覚えてないなんてあるワケねぇ…!
この状況に、凪のとった行動は?
下3レスから🎲 - 5二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:26:43
レオと自撮り
- 6二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:26:43
🌵スレ主だ!!!!!!!
- 7二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:27:04
レオにそっと服を着せて自分は土下座準備
- 8二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:30:42
玲王を起こす
- 9スレ主23/08/25(金) 21:32:30
- 10二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:33:41
玲王に服を着せるのエクストラハードでは!?
- 11二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:34:00
天才スレ主ーーーーーーーわーい
- 12二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:35:39
待ってました!!
- 13二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:45:14
俺…スレ主に話したいこといっぱいあるよーーーーーーー|ーー
- 14二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:46:04
スレ主ーーーーーーー!!!!!!
俺だーーー!!結婚してくれーーーー!!!!(凪と玲王が) - 15二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:46:52
お花畑 凪くん面白すぎる
- 16二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:47:48
玲王に服着せる段階で誠士郎になっちゃうよォ
- 17二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 21:55:58
スレ主!
待ってました!! - 18スレ主23/08/25(金) 22:03:41
夜に訪問→親に内緒で上がり込んでそのままレオとキス→全裸で朝チュン…?
凪「な、何がどーなってるか分かんねぇけど、と、とにかくこの状況がマズいのはさすがに分かる!」
凪は先程まで平仮名だったセリフが思わず漢字変換されるほど一気に現実世界へと引き戻された
そして慌てて自分の履いていたはずのパンツを探す、が、ナイ!ナイ!
どこを探しても凪のパンツが無いのだ!
凪「(え、昨日レオんち来て風呂入って、そっからレオの新品のパンツもらって、え…?)」
凪は頭を抱えるが、数時間前のことなのにまるで記憶がない
そして御影家といえば何故かドアをノーノックで玲王の部屋に入ってくるという恐ろしい習慣がある
いつ訪れるか分からない御影ファミリーに怯えながら、凪は必死に布団をバサバサしたりベッドの下を覗き込んだりしながら服を探した
凪「(う、ウソだろ、なんでパジャマ一つも落ちてねーんだよ!!)」
凪はとりあえず玲王のお気に入りだというハーフブランケットを腰に巻きつけ、執事になった時に取り出した玲王のパジャマを思い出し、クローゼットへと向かった
凪「たしかパジャマはこの辺に…あった!」
玲王のパジャマを無事に見つけ、凪は急いでベッドへと戻る - 19スレ主23/08/25(金) 22:14:48
凪「(いや、とにかくレオにだけは服を着させておかないと言い訳すらできねぇって)」
凪「ハァ、ハァ、ハァ…」
運動量自体はまるで大したことないのだが、いつ玲王が起きるか、そしていつ寝室のドアが開けられてしまうか分からない緊張感から、凪の心拍数は御影家へ10kmマラソンダッシュしている時と同等の速さになっていた
凪「え、いや、ちょっと待て、ちょっと待て誠士郎」
執事の時に服を脱がせるのもあれだけ緊張したのに、全裸の玲王に服を…き、着せる!?
凪「む、無理だーッ!!」
特にパンツも履いてない下なんて絶対触れるハズがなかった
凪「落ち着け…落ち着け誠士郎…そう、俺なら出来る。レオを起こさないようにそっと優しく…」
凪「(2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19…)」
凪は恒例になりすぎていて、既に覚え尽くした素数を数えながらうつ伏せになっている玲王の布団を上半身部分のみそっと剥がした
ファサッ
凪「——ッ、目に毒ッッ!!」
そこにあったのは太陽光大好きサッカー選手のはずなのに白くてすべすべした玲王の背中
練習時の着替えや風呂でも度々見ていたはずだが、朝日の差し込む玲王の寝室で見るのは、凪の凪に相当キてしまった - 20二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:16:51
今更だけどリンクまとめ助かる
- 21二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:18:08
しゃーないそりゃこんにちは!する
- 22二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:19:57
DT臭する凪くんたすかる
- 23二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:19:58
起きてから忙しい凪くんwww(大 爆 笑)
- 24スレ主23/08/25(金) 22:28:31
凪「(いやいや、背中見たくらいでいちいちDTみたいに狼狽えんなって、俺。なんせ俺とレオはもうキ、キスも済ませたんだぞ…?やれる…やれるぞ、誠士郎。俺なら…ヤレる、え、ヤ、ヤレる!?レオと…セッ!?)」
凪「って、そっちじゃねぇだろ俺ーーーッ!!」
腰に玲王のお気に入りのブランケットを巻きつけ、布団で隠されてはいるものの全裸の玲王の上でパジャマ(上)を持って1人ノリツッコミをしながら奇声をあげているその様は、誰がどう見ても完全にアウトだろう
凪はなるべく玲王の方を見ないようにしながらシルクの長袖パジャマの袖を玲王の腕に通し、ボタンを留めるために玲王の身体をひっくり返した
玲王「…んっ」
凪「ワーーーーーッッっ!!!」
凪の視界に入るのは、はだけたパジャマから覗く玲王の胸にある(自主規制)
それはDT(多分)にはあまりにも刺激が強すぎた
凪「もうー無理無理無理!!おうち帰りたい!!だってあの時は目隠ししてたんだもん!」
凪はもうこれ以上は無理だと悟って、「私は何も見てませんよ」アピールのために玲王のパジャマ(下)を顔に巻き付けてベッドに両手をつき、土下座の準備を整えた
凪「(とりあえず…この状態でジャパニーズ土下座しときゃなんとかなんだろ!!)」
玲王「…んぁ?な、ぎ…?」
凪のあまりの大声により、パジャマをはだけられて(布団で隠されてはいるものの)下は何も履いてない状態の玲王が目を覚ます
目の前にはパジャマ(下)を顔に巻き付け、さらに下半身には自分のお気に入りのブランケットを巻き付けた相棒兼恋人が土下座スタイルで待ち構えている
そんな凪を見た玲王の反応は?
下3レスから🎲 - 25二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:30:16
涙が出るほど大爆笑
- 26二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:30:26
(また、変なことしてる)
凪…また高熱が出てるのか? - 27二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:32:34
これは…夢か!夢なら凪に何しても良いし甘えちゃお
- 28二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:33:02
なにしてんの?
(昨日の今日で奇行に走る凪に困惑) - 29スレ主23/08/25(金) 22:36:43
- 30二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:38:56
張り切ってるのは凪くんの誠士郎で凪くんは紳士にテンパってるんだよなあ…
- 31二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:44:50
笑いすぎて泣いちゃったwww
- 32スレ主23/08/25(金) 22:51:20
玲王「ブッハッwwwww!!」
凪「え?」
玲王「凪、ちょ、やめろよお前、何だよその格好!朝からこんなに笑わせんなって!」
玲王の声を聞いて凪が目隠しのパジャマを取り払うと、玲王が涙目になりながら笑っていた
玲王「アッハッハ!はぁ、はぁ、あーおもしれぇ…マジでお前といたら飽きねぇんだよなぁ」
凪「(あれ、なんかレオ、全然怒ってない?)」
凪「あ、あのさ、レオ。あの、俺、ほんとにレオに何もヘンなコトとかしてないからね?」
凪はとりあえず誤解を生みそうな今の状況を弁解する
玲王「んー?何が?」
凪「いや、だからその…(全裸…)」
玲王「は?いや、なんだお前。よく見たらシてんじゃん、変なコト」
凪「へ?」
玲王「お前が腰に巻いてるそのブランケット!俺が小さい頃から寝る時に使って大事にしてんの!!」
凪「は?」
玲王「お前…まさかそれ、パンツも履かずに直に巻いてんじゃねぇよな…?」
凪「(ギクーッ!!)」
ま、巻いてる!直に巻いてる!
誠士郎と玲王のブランケットは完全に触れ合ってます!
このヤバげな状況に凪の返事は?
下3レスから🎲 - 33二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:53:54
パンツが無かったから…としょんぼりモードで素直に言う
- 34二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:53:57
「ごめんなさいでした」
きれいな土下座を継続 - 35二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:54:09
誠士郎と完全に触れ合っていることを白状して素直に謝罪
- 36スレ主23/08/25(金) 22:55:23
- 37二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:56:45
成長したなあ凪…
- 38二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 22:56:54
このレスは削除されています
- 39二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:03:15
あ〜かわいい凪玲王最高じゃ
- 40スレ主23/08/25(金) 23:12:40
凪「い、いや、ゴメンねレオ。実は直に巻いてる…」
玲王「はァ!?」
凪「パンツが無かったから…」
凪は玲王にしょんぼりモードで素直に打ち明けた
凪はもう知っていた、ここで嘘をついたり言い訳をしては拗れてしまうことを
玲王「あー、マジかよ。昔ばぁやが出張でどうしても俺と離れなきゃいけない時に、寂しくないようにって買ってくれた俺の想い出のブランケット…」
凪「ごめん…」
いや、そんな大事なモンその辺に置いとくなよ、と、凪は抗議したかったが、まさか裸の状態でそれを下半身に巻き付ける奴がいるとは玲王も思わなかったのだろう
そう思い、凪はグッとこらえた
玲王「これから俺、このブランケット抱きしめて寝るたびに裸のお前のコト思い出すのかよ」
凪「え、うわ…何それサイコーなんだけど…」
その様子を想像した凪は、ブランケットで隠している誠士郎がちょっと元気になってしまった
玲王「イイから、早く巻いてるそれ取れって!」
玲王が無理矢理凪の腰に巻いたブランケットを剥がそうとする
凪「いや、あ、ゴメン、レオ!ちょっと今無理!!(誠士郎が当社比30%くらい元気になっちゃってるから…!)」
玲王のために誠心誠意尽くして行動しているハズの凪だったが、何故だかその行動はどんどんと変態みを増してしまっていた
無理矢理腰のブランケットを取ろうとする玲王
なんとかやめさせたい凪はどうした?
下3レスから🎲 - 41二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:14:43
そのままベッドに押し倒す
- 42二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:17:13
せめてバスタオル取ってくるまでは待ってって叫ぶ
- 43二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:17:40
おし倒す
- 44スレ主23/08/25(金) 23:18:46
- 45二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:19:45
もっと元気になるって!!
- 46スレ主23/08/25(金) 23:36:11
凪「ちょ、だから今はダメだって!!」
凪はそのままブランケットに手を伸ばす玲王の手首を掴み、ベッドに押し倒す
凪「うわぁッ!!」
しかし前がはだけている玲王が目に入り、凪は慌てて玲王の上から退けた
玲王「…凪?お前、何でそんなブランケット取るの嫌がんだよ(そんなに気に入ったのか?俺の想い出のブランケット)」
凪「そんなの…言わなくてもレオも男なら分かるでしょ?」
玲王「は?何のことだよ?」
凪「レオ、一旦落ち着こうよ」
玲王「一番落ち着いてねぇのお前じゃん」
凪「…」
凪は誠士郎を0%の状態に落ち着けるため、一度冷静に玲王と現在の状況を分析しようと思った
凪「そもそも、何で俺たち全裸なの?」
玲王「は?」
凪「いや、オカシイじゃん。何で全裸でベッドに寝てんの?」
玲王「何でって、お前が言ったからじゃん」
凪「ハイ?」
玲王「お前が言ったんだろ、恋人同士は全裸で一緒に寝るんだよ、って」
凪「え?」
お、覚えてない?
本当にそんなコト言ったの凪くん?
凪の返事を下3レスから🎲 - 47二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:38:16
流石にそんなこと言うはずがないし
言ったら覚えているはず - 48二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:38:56
言ったかもしれん(宇宙猫)
- 49二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:39:37
DTがそんなこと言えるはずねえだろ!!!
- 50二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:40:24
めっちゃラブコメしてて面白いw
- 51スレ主23/08/25(金) 23:41:24
- 52二次元好きの匿名さん23/08/25(金) 23:49:52
言ったのか!?言ってないのか!?
- 53スレ主23/08/25(金) 23:55:49
凪「DTがそんなこと言えるはずねえだろ!!!」
玲王「ビクゥッ!!」
凪の声に驚いた玲王は、猫のように肩を上げて体をすくませた
凪「あ、ごめ…(ヤバ…大声出してレオ驚かせちゃった)」
玲王「……ウソ、じゃ、ないから」
凪「え?」
玲王「俺、嘘は言ってない。お前が自分でそう言ったんだよ。ちゃんと覚えとけよ!バカ!」
玲王は怒っている
凪「ご、ごめんねレオ。俺、たしかに数時間前から記憶とんでるから、ちょっと思い出させて」
玲王「…分かった(ブランケット…早く返してくんねぇかな)」
凪「(た、たしか、あの物語の最終回みたいな、スーパーロマンティックなレオとのキスの後…)」 - 54二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:05:08
凪覚えてないのに欲望に忠実すぎるwww
- 55スレ主23/08/26(土) 00:05:13
〜数時間前の凪の回想〜
8/13(日) 0:00すぎ
凪「ねぇ、もっかいちゅーしなきゃ離さないよ?」
感動的なやり直しファーストキスのあと、凪は恒例のめんどくさ赤ちゃんモードに入っていた
要するに舞い上がっていたのである
玲王「もぉ、チョーシに乗んな!そんな何回もしねぇの!」
凪「え、だってレオさっき紅茶飲んだ時、『あっち!』って舌ヤケドしてなかった?した?したよね?」
玲王「え?まぁそりゃ、したけど…」
玲王が凪に火傷を見せるようにべーっと舌を出す
凪「うっ!(な、なんでいちいちここで舌出すの?レオのこーいうトコ可愛すぎでしょ…。よし、決めた!俺今日は絶対レオとベロチューまでする!)」
そう、この男。
実は玲王が淹れたレモンティーを飲む際に——
玲王『じゃあ俺も、いただきます』
玲王『フーッ、フーッ、フーッ、フーッ』
凪『(レオ…こんな熱々のレモンティー、猫舌のお前がそんなちょっとのふーふーで飲めるワケないじゃん?)』
玲王『あっち!』
凪『(ホラ見ろ!!)』
玲王が舌を火傷することを分かっていて、あえてあの時止めることをしなかった
なぜなら今、このセリフを言うためだ - 56スレ主23/08/26(土) 00:10:45
凪「…もぅ、レオはあわてんぼうさんだね。前にも言ったでしょ?レオが口の中火傷したら、俺がキスして治してあげるって(ベロチュー!今日はこのままベロチュー祭りだ!)」
決まった、凪は心の中で勝ち確した
しかし凪が顔を近づけると、玲王が手でそれを止める
玲王「え、いや、別にいい…大丈夫」
凪「ファッ!!?」
恋人からの予想外の拒否に凪は大げさに戸惑う
玲王「シーッ!あんまでけぇ声出すなって」
凪「え、あ、ごめ…てか、な、なんで?俺たち恋人でしょ?(実質キスし放題でしょ?)」
玲王「…だから、そーいうのは何度もしないの」
凪「…はぁぁぁあ??」
せ、せっかく恋人同士に戻ったのに!?
玲王は何で凪とキスしないの?
玲王の気持ちを下3レスから🎲 - 57二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:12:24
幸せすぎて死んでしまいそう
- 58二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:13:01
まだ慣れてないので恥ずかしい
- 59二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:14:39
緊張してしまう(そういう自分をあまり見せたくない)
- 60スレ主23/08/26(土) 00:15:46
- 61二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:16:29
玲王は 世界一 かわいい
- 62二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:16:41
恋する乙女()は言うことがちげぇや
- 63二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:17:00
可愛いを擬人化したら玲王になる
- 64二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:27:07
- 65二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:29:04
満足死しそうで草
- 66スレ主23/08/26(土) 00:30:33
玲王「(だって…これ以上凪とたくさんくっついてたら)」
玲王「(幸せすぎて死んでしまいそう)」
そう、一度は玲王の方から手を離したのに
凪は自分のことを諦めないでいてくれた
あの何事にも無気力で無関心だっためんどくさ赤ちゃんが——
たまに変な暴走もしたりするけど、それでも玲王は凪が愛おしくて仕方なかった
凪「ヤダ…何で?俺は何回もシたい。レオの唇の感触、あんな1回じゃ覚えらんないよ」
玲王「あのな…あんま恥ずいコト言うなって。羞恥心とかねぇのかよお前」
自分の腕の中で身体をよじって、どんどんと顔が赤くなっていく玲王を凪は見る
凪「……」
これ以上は自分の理性がもたないと思った凪は、玲王を抱きしめていた腕を離した - 67スレ主23/08/26(土) 00:54:03
凪「…あーあ」
玲王から腕を離した凪は、俯いていてその表情が見えない
玲王「あ…(凪、怒ったかな)」
凪「俺の食後のデザートは、レオだと思ったのにな」
玲王「…ッ、ごめん」
玲王からの謝罪に思わず凪が顔をあげると、愛妻エプロンを着た玲王が先程の自分と同じように俯いていた
凪「レオ、嘘だよ。大丈夫だから。ゴメンね、恥ずかしいコトばっか言って。顔上げてよ」
凪の言葉に顔を上げた玲王が、ジッとその大きな瞳で凪を見つめる
玲王「…あのな、キスはまだいっぱい出来ないけど、俺がお前のこと好きなのは本当だから。信じてほしい」
そう言って一生懸命に自分に想いを伝えようとする玲王のあまりの健気さに、凪はもうクラクラして倒れそうだった
凪「(はぁ、ホントに反則なくらい可愛いって…もっとたくさんキスしたい…。でも、こんなレオに無理強いするのは絶対違う)」
凪「(だけど、いつかレオからも俺にキスしてくれたら良いなぁ)」
凪「うん、分かってるよレオ。大丈夫。俺、食後のデザートは他のモン食べるから」
パカッ
そう言って凪は、御影家のキッチンの冷蔵庫を勝手に開けて中を漁り始めた
凪「お、これ美味しそうじゃん」
凪は冷蔵庫からなんか高そうなデザートを取り出したぞ
それは何?下3レスから🎲 - 68二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:55:53
チョコレートボンボン(洋酒入り)
- 69二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 00:59:31
サヴァラン(洋酒が使われてるケーキ)
- 70二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:02:39
フラグを乱立するスレ民ェ
- 71二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:03:21
純米酒入り濃厚プリン
アルコールじゃないと無理って言うのを感じる - 72スレ主23/08/26(土) 01:06:42
- 73二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:10:40
そんな気がして調べて出てきたプリンが女神に選ばれて嬉しいです
- 74スレ主23/08/26(土) 01:36:44
凪「(純米酒入り濃厚プリン、かぁ…。お酒入り?とかあんま食べたコトないけど、まぁ大丈夫っしょ!)」
凪は冷蔵庫からプリンが入った高そうな箱を取り出して、キッチンにある少し高めの椅子に座ってプリンの蓋を開けた
凪「うわー、レオ。コレめっちゃイイ匂いする!絶対高いヤツじゃん。ほんとに食べていいの?」
玲王「あー、別にいんじゃね?(誰のプリンか知らねぇけど)」
玲王から許可をもらった凪は遠慮なくバクバクとプリンを食べ始める
玲王「お前ってホント最近よく食うようになったよなぁ」
凪「うん、何でだろ。レオといると食欲湧くカンジする」
玲王「へぇー?」
凪「てかこのプリン、なんかちょっと苦い味するけど意外と美味いよ。レオも食べる?」
玲王「えー?俺はいーや。太るから」
凪「なんで?ちょっとくらい太った方が抱き心地イイでしょ」
玲王「…」
唐突に凪が始まり出したので、玲王は口を閉じた
凪「あー、マジ美味い。ねぇ、この箱の中のヤツ全部食べてイイ?」
箱の中にはあと5個プリンが入っている
玲王「うん、いんじゃね?(マジで誰のプリンか知らねぇけど)あ、レモンティーまだいる?」
凪「えー、飲みたいけどカフェイン摂り過ぎたら寝れなくなりそう。そうなったらレオが責任取ってくれんの?」
玲王「ん?何の責任?」
何の責任…?
純粋御曹司は言葉の深い意味など知らない
下3レスから🎲 - 75二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 01:51:33
すでに酔っぱらい始めてるか?これ
安価なら
熱いパトスを迸らせた責任
なに言ってるんだ? - 76二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 02:32:17
話したい事いっぱいあるからたくさん俺とお話しする責任
- 77二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 06:34:30
朝までイチャイチャする責任
- 78スレ主23/08/26(土) 08:11:45
- 79二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 08:28:57
かわいい~~~~~
これは玲王くんもニッコリ - 80二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 08:29:51
これは純愛!
- 81二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 09:36:45
追いついた!待ってたぞスレ主〜!!
- 82スレ主23/08/26(土) 10:15:03
凪「話したい事いっぱいあるからたくさん俺とお話しする責任」
玲王「話したいこと?」
凪「んー、レオと話したいこともあるし、レオから聞きたいこともあるよ。もう、昨日?かな。指輪買ったお店で初恋の話になった時にさ、俺がレオから気持ち離れたことなんてないよって言ったら、レオがその話は長くなるからもういいって言って…で、その後に俺が長くなるなら何時間だってベッドの中で聞いてあげる、って会話したじゃん」
凪は純米酒入り濃厚プリンによりほろ酔いになりながらも、デートの時の玲王との会話を細かに思い出していた
玲王「(マジで俺との会話よく覚えてんなコイツ…なんかもう、迂闊に冗談とか言えねぇわ)」
玲王は凪の記憶力に感心すると同時に、あの時自分が凪に言ったひどい言葉も
同じように凪の中にはいつまでも残ってしまうのかと後悔する
玲王『だから、恋人「ごっこ」は今日で終わり』
玲王「(あー…クソ…)」
凪を想ってのことだったとはいえ、どうしてあんな傷付けるような言い方しか出来なかったのかと玲王は悔やんだ
今までどんな相手にも後腐れなく距離を取るのなんて玲王には簡単なことだったのに
あの時はそれが上手く出来なかった
それほどまでに、やっぱり凪は自分にとって特別な存在で
今まで誰も入ってきたことがないような自分の心の深い部分にまで凪が入ってきていることに玲王は気付く - 83スレ主23/08/26(土) 10:20:43
玲王「…ごめんな、凪」
凪「ん?」
凪はひたすら残りのプリンを口に入れている
玲王「(せめて、今日はとことん甘やかしてやろ)」
凪「(あー、なんか頭フワフワ、クラクラしてきた…?)」
玲王「あのさ、外天気悪りぃし、今日このままうち泊まって帰るよな?明日…つかもう今日?休みだし」
凪「うん、おれも最初からここに泊まるつもりだったよー。もちろんれおのベッドで一緒に寝るよね?」
6個あったプリンはもう残り1個となり、凪はだんだんと目がとろんとし始めていた
玲王「ん?(なんか凪の顔赤い?)前使ったゲストルームあるぞ」
凪「え、なんでー?おれら恋人同士でしょ?だったら一緒に寝るにきまってんじゃん」
玲王「あー…俺のベッドで一緒に…って」
今日は凪をとことん甘やかそうと思いつつも、これ以上ずっと凪の近くにいたらドキドキして苦しくなってしまうと言えない玲王は、なんとか凪との添い寝は回避しようと考える
玲王は凪に何と言って添い寝を回避しようとした?
下3レスから🎲 - 84二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 10:24:13
恥ずかしいの!って素直に言う
- 85二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 10:25:15
ばぁやが起こしに来たとき……困る…
- 86二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 10:25:39
凪と一緒に寝るのドキドキして緊張すると白状
- 87二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 10:30:47
うーんどれもかわいい
- 88スレ主23/08/26(土) 10:35:25
- 89二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 10:48:37
可愛い…
ばあやさんに起こさないよう頼むだけで逃げ道なくなっちゃうのに
普段の玲王ならやらないミスするとこが可愛い… - 90スレ主23/08/26(土) 11:52:40
玲王「ばぁやが起こしに来たとき……困る…」
凪「え、れおってまだばぁやさんに起こしてもらってんの?」
玲王「え、うん…まぁ(最近はほぼ無いけど)」
凪「じゃあもう寝なくてよくない?朝までベッドの中でずっとお話しよーよ。それで朝ばぁやさんが起こしに来るまでには俺ゲストルーム行っとくからさ」
凪は6個目になる最後のプリンを食べ進めていく
玲王「(そうきたか…)わーったよ」
玲王は自分ばかりが1人でドキドキして、凪は自分とくっついていてもまったくドキドキもしないし平気なんだと思い、少し寂しくなった
玲王「(なんか俺って、やっぱり自意識過剰なのかな)」
凪「あとね、れおは知らないかもしれないけど」
玲王「んー?」
凪「恋人同士はね、全裸で一緒に寝るんだよ」
凪は人差し指を立てて、いつものように得意げに語る
玲王「え、マジで?」
凪「そ。だからね、裸で朝まで一緒に語り明かそーね」
〜凪の回想終わり〜
凪「…言った…うん、言ってた…ね、俺」
玲王「だろ!?」
玲王は自分が言ったことが嘘ではなかったと凪が認めてくれたことにより、自責の念に駆られて落ち込む凪の表情とは正反対に喜んだ - 91二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 11:56:28
だろ!?って喜ぶ玲王かわいいし頭抱える凪もかわいいんだよなぁ
なんやこのかわいいカップル - 92二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:02:43
こんなちょろくて大丈夫か玲王?
よって多少記憶が混濁してもしっかり覚えてるタイプなのね凪
あと服はどこにいった? - 93スレ主23/08/26(土) 12:03:00
凪「うん…ごめんね…さっき怒鳴ったりして」
玲王「いーよ♪」
凪「(は、え?何でこんなとんでもねぇコト言ったのに記憶とんでんだ?俺)」
玲王「あ、もしかしてその後のこととかも覚えてねーの?」
落ち込む凪に玲王がさらに追い打ちをかける
凪「そのあと?」
玲王「そう。大変だったんだからな?『おれ赤ちゃんだからレオが歯磨いてー』とか『服脱がせてー』とかさ」
凪「…は??」
凪に再び衝撃が走り、またしても玲王に向かって叫び出しそうになってしまった
凪「ッ、…え、いや、何ソレ?さすがの俺もそこまで言わないって」
玲王「え?もぉー、お前どんだけ覚えてねぇの?言ってたって!」
玲王はまた凪が覚えてないと言ったことで、再び怒り始めてしまった
凪「(あー…レオの表情クルクル変わんのマジで可愛いよな…って、え、何??俺、なんて言ったの?う、ウソだろ?)」
凪は玲王の可愛さと玲王から聞いた言葉に戸惑いつつも、頭を抱えてその後の記憶を思い出そうとしてみた - 94二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:05:07
お酒って怖いなぁ……
- 95スレ主23/08/26(土) 12:09:24
凪「(『おれ赤ちゃんだからレオが歯磨いてー』『服脱がせてー』だと??いやいや、そんなのして欲しいとはたしかに思ってたけど、さすがに言う勇気なんかねぇって…ん?いや、待てよ??)」
玲王「凪?」
凪「(そうだ…あのちょっと大人な味のプリン。あれ食いまくってたらだんだん頭がフワフワしてきたんだ…で、たしかに恋人同士は裸で寝るってレオに言ったのは覚えてる…てことは、やっぱり、レオの言う通り、多分言ったのか…?俺。あの酒の入ったプリンで酔っ払って…?嘘だろ…だって俺は、レオが頼れるようなちょっと大人な恋人になりたかったのに…なのに、マジでそんな赤ちゃんみたいなコト言ってたって…??そ、そんなのって、は、恥ずかし過ぎんだろ…!!)」
凪「うわぁぁぁぁ…!!」
玲王「おい、凪!大丈夫かよ!?」
凪は自身のやらかしにより、深く頭を抱えこんでうなり始める
凪「(クソォ…なんとかして、数時間前のレオの記憶ふっとばしてぇ…!)」
そう、デートの時に慣れない甘やかしをした反動なのか?酔った凪は玲王の前でいつも以上に恥ずかし過ぎるほどの甘えんぼモードに入っていたらしい
そして玲王に関してとんでもない記憶力を発揮する凪の天才的頭脳だったが、その恥ずかし過ぎる記憶に自分でも気付かないうちに蓋をしてしまっていたのだった
凪「レオ…マジで色々やらかしててゴメン。引いたよね?」
玲王「え?」
ガチの甘えんぼモードになった凪を見て玲王はどう思ったの?引いた?それとも…
玲王の返事を下3レスから🎲 - 96二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:11:12
かわいいなって思った
- 97二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:12:24
愛しいって思った
- 98二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:12:50
いつもあんなんだし
- 99スレ主23/08/26(土) 12:28:25
- 100二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 12:50:31
今の二人のかっこうも考えると絵面がwwwwww
- 101スレ主23/08/26(土) 13:01:10
玲王「いや、別に引いたりしてねぇって」
凪「え?」
玲王「かわいいなって思った」
玲王からの言葉に、凪は舞い上がる
凪「え、じゃあレオ、俺の歯磨いてくれたの?」
玲王「うん、膝枕して磨いた」
凪「は!?(膝枕!?お、覚えてねぇ!!)え、じゃあ、服も脱がしてくれたの!?」
玲王「うん。このベッドで『はい、凪くんバンザーイして?』って言って脱がせたよ?」
凪「〜〜〜ッ!!?」
凪は悔しさのあまり、声にならない声をあげる
凪「(バカッ!!数時間前の俺のバカ!!そこはちゃんと余すとこなく全部脳裏に焼き付けとけよ俺ッ!!?)」
凪の天才的頭脳はDT力を拗らせ過ぎたのか、それともあまりの刺激情報量の多さにより処理落ちしてしまったのかは不明だが、一番肝心な部分を覚えていなかった
凪「(マジでつれぇ…この前10連ガチャ外した時よりもガチでつれぇ)」
凪は後悔から泣きそうになる - 102二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:06:45
wwwww10連ガチャと比べるのwwwww
- 103スレ主23/08/26(土) 13:13:48
凪「…えー、今からバンザーイのやつもっかいしてよ」
凪は開き直り、数時間前の自分の失態すら活用しようとし始める
玲王「いや、お前もう裸じゃん」
凪「…あ、ほんとだ」
凪はあまりのショックにより、今の自分の状態すら気にする余裕はなくなっていた
凪「いや…でもさ、レオってほんとにチョロすぎない?変な人とかに、絶対について行っちゃダメだよ?」
凪はどこか危なっかしい玲王に念押しする
玲王「ハハ、お前以上に変な人もなかなかいないって」
凪「うん。ていうかさ、レオって俺の言うこと真に受け過ぎじゃないの?」
凪は自分から『恋人同士は全裸で一緒に寝る』と言う無茶振りを玲王に言っておいて、それを信じてしまった玲王の純粋さが少し心配になっていた
玲王「んー、てか、俺もさすがに裸は意味わかんねぇだろって思ったよ?でも、あの時は凪のこと甘やかしてやりたかったの」
凪「え?」
その言葉に飛びついた凪が、玲王を見る
凪「ねぇ、その甘やかしってまだ有効?」
玲王「えー、残念でしたぁ。もう時間切れ♪」
玲王が凪の大好きなイタズラっぽい顔で、からかうようにして笑いかけてきた
凪「(レオ…ほんとに、もうどっかに閉じ込めておきたいくらい可愛いし、目が離せないくらい心配になる…)」 - 104二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:18:41
お前以上に変な人もなかなかいないって→うん
の流れさすがに草 - 105二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:19:24
レオ可愛いし凪は面白過ぎる
- 106スレ主23/08/26(土) 13:22:29
凪の中で、玲王をこのまま誰にも見せずに独り占めにしてしまいたい気持ちと
玲王のこの高潔な綺麗さや、純粋な可愛さを世界中に見せびらかした上で、自分が玲王にとってのたった1人の特別な恋人なのだと宣言してしまいたい気持ちと
そんな相反する二つの感情が拮抗した
凪「(でも、昨日も一緒にお風呂入ったり、全裸で一緒に寝てもレオは平気だったってコトは…俺って、もしかしてレオにそーいう対象として見られてないのかな…)」
凪の中に、ジワリと不安の種が宿る
凪「(俺のお腹も、もう前みたいなはんぺんじゃないんだけどな)」
そう言って凪は腹の皮すらつまめない程に割れた自分の腹筋を撫でた
凪「(…あ、ヤバ、合宿でレオの腹筋触った時のこと思い出しちゃった)」
玲王は凪の想いなど知らず、隣で呑気にスマホを見ている
凪「(マジでレオ肌すっべすべだったなぁ。もっと触りたい…)」
凪「ねぇ、レオ」
玲王「ん?」
凪「充電。ハグしてい?」
玲王からそういう対象として見られていないんなら、このまま裸で抱き合っても良いんだろうと思った凪は大胆なお願いを仕掛けた
暴走モード突入か?凪くんステイ
玲王の返事を下3レスから🎲 - 107二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:24:27
ちょっと赤くなって「…良いよ」って腕を広げる
- 108二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:25:41
服着てからなー(このままだとまた風邪引きそうだし)
- 109二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 13:34:50
とりまパンツくらい履かせて あとお前も履け
- 110スレ主23/08/26(土) 13:42:55
- 111スレ主23/08/26(土) 15:51:13
玲王「服着てからなー(このままだとまた風邪引きそうだし)」
凪「ん…そうだよね。待ってて、クローゼットからパンツとかも取ってくる」
玲王「おー。お前も早くその腰に巻いてるブランケット返せよ?」
凪「ハイハイ」
凪は、したくもない妄想に取り憑かれる
この感情はまるで呪いのようだと思う
凪「(この気持ちは愛、なのかな。だとしたら、間違いなく俺はレオを愛してる。でも凄い苦しい…)」
凪は玲王のことを考えると、いつも愛しさと不安から、その人間1年生の小さなコップにはおさまらないほどの大きな感情が溢れ出して、泣きたいような気持ちになる
凪「(レオの初恋も、告白も、あの綺麗な身体を暴くのも、全部俺がイチからしたい)」
凪「(俺のことをレオが作ってくれたみたいに、俺もレオの全部を作りたい)」
クローゼットで服を探しながらも、凪の頭の中のエゴい感情は止まることがなかった
凪「(レオのファーストキスが俺と飲んだレモンティーの味だったって覚えさせたみたいに、そーいうコトするのも全部俺がいいな)」
凪「(でもレオはモテるから、本当に心配になる…もし俺が見ていない時に、他の誰かに唆されたらどうしよう?)」
勝手な妄想をした凪は、もう気が気じゃなかった
一番ヤバいのは自分だというコトにすら気付けないほどに
凪「ねぇ、お願いレオ。心も身体も、早く全部俺のものになってよ…」 - 112スレ主23/08/26(土) 15:58:56
クローゼットから服と下着を持って再び凪がベッドへと戻る
凪「はい、レオ、服…って、え?」
凪がベッドに戻ると、玲王はスマホを持ったまま二度寝していた
凪「いや、ふざけんな…ほんと無防備すぎるって…」
凪「(でも、どうしよう。俺…逆にもうレオに触れないような気がする…。これ以上近くにいたら、好きすぎて壊しちゃうかも知れない)」
凪は、もう自分は玲王に触れないのか確かめてみたくなった
凪は玲王に何した?
下3レスから🎲 - 113二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 15:59:43
だいじょうぶだよ凪くん
その御曹司がバグるの
君にだけだから - 114二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:00:15
そっと手を握ってみる
- 115二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:00:31
抱きしめる
- 116二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:01:20
髪の毛を手ですいて
一房掬い上げて
キスしてみる - 117二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:01:29
頭を撫でる
- 118二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:01:37
触ろうとしたけど冷静に裸見て鼻血出した
- 119スレ主23/08/26(土) 16:18:29
- 120二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:24:24
?大丈夫です
そんなに湿度上がってないですよ
もっとあげても大丈夫です - 121二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:30:42
逆にここからどうゾンビパニックになっていくのか気になりすぎる
- 122スレ主23/08/26(土) 16:39:55
凪は、玲王の枕元に服を置き、玲王の右手からスマホを取って左手でそっとその手を握ってみる
凪「(あ、大丈夫だ…)」
凪はちゃんと玲王に触れられたことで安心する
凪「(まだ、イケるかな…)」
凪は、すやすやと二度寝する玲王と手を繋いだまま、布団の上から跨ってみる
もちろん身体はくっつけないように気をつけながら、右手を玲王の顔の横についた
そして自分の長い前髪が玲王の額にかかるくらいの距離まで頭を下げて、玲王の顔をジッと見つめる
凪「(…このまま、最後まで全部出来たら良いのにな)」
凪はそのまま玲王の首筋に顔を埋めた
凪「(跡付けたい…けど、勝手にしたら絶対怒られる。しかも今は夏だし、見えちゃうから…絶対口きいてくれなくなる)」
凪「(いや、おふざけでした、お腹空いてました、なんかレオのこと食べたくなっちゃった、って言えばワンチャン許してもらえないかな…)」
凪は今からやらかすコトの重大さと、自分のきゅるるん顔とを頭の中の天秤にかけて、玲王がどんな反応をするのかを考えてみた
結果、もちろんやらかすコトの重大さの方が重いに決まっていた
勝手にこんなことをしたら、玲王は絶対に怒る
でも、気づいた時には勝手に凪の身体は動いていた - 123二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:46:00
この部屋の外にはもう生きた人間は居ない系かもしれない
- 124スレ主23/08/26(土) 16:52:17
チュッ
凪は玲王の長くて綺麗なその首に口付けてみた
凪「(え、起きない?)」
そしていつも通り調子に乗ってきた凪は、軽く噛むようにして玲王の首を吸い上げてみる
凪「(わー…これ、跡付いちゃうよね?)」
そう思いながらも凪は暴走を緩める気配は微塵もなかった
凪「(もういいや…あとで『え、俺知らなーい。ただの虫刺されでしょ?』って、レオの好きないつもの可愛い感じの顔して言おう)」
凪の天才的頭脳は、時に大事なところがポンコツになったりもする
しかし、箸が転んでも元気になるお年頃のDK
これでも凪は平均的DKから比べればかなり我慢している方なのだ…多分
全ては愛しい玲王に嫌われたくないから
凪は少し顔を離して玲王の首についた跡を確認した
凪「(うわー、めっちゃ上手く付いた…!)」
そのことを一番に玲王に褒めて欲しかったが、こんなコト本人に言えるワケがない
もう一度だけ軽くそこにキスをしてから玲王の上から退け…ようとして、凪は自分を見つめる紫色の瞳と目が合った
凪「ぅ、あ…、」
凪は悪いコトを見つかってしまった子どものような気持ちになる
玲王は黙ったままで凪を見つめていた
玲王は、いつから起きてたの?
首へのキスに気付いてたの?それとも…
凪への玲王の言葉を下3レスから🎲 - 125二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:54:57
きゅるるん顔に自信のある凪好きwww
- 126二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:55:28
今日は噛まないんだ?
ってへにゃんって感じに微笑む - 127二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:56:33
なぁにしてるのかなー凪くん?って足で突っついてくる
- 128二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:57:22
見えるところにつけただろ…とお怒り
- 129二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 16:57:26
なんで首にするかなって口を尖らせる
- 130スレ主23/08/26(土) 17:07:37
- 131二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:08:11
怒られちゃった!
- 132二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:11:41
見えるとパパさんがめんどくさいことになるな
またパパさんに怒られるぞ凪 - 133スレ主23/08/26(土) 17:34:10
玲王「…何してンの?」
凪「あ」
玲王が凪の左手に繋がれていた右手を振り払って、その手で自分の首筋を触る
玲王「見えるところにつけただろ…」
玲王は怒っていた
当然だが、やっぱりダメなものはダメだった
凪「いや、ゴメン…」
レオに思いっきり現場を目撃されてしまったことにより、凪の『え、俺知らなーい。ただの虫刺されでしょ?』×きゅるるん顔作戦は水泡へと帰してしまった
凪「ねぇ、てか、レオいつから起きてたの?起きてんなら言ってよ…」
玲王「は?俺が起きてたらこんなことしないクセにな」
凪「…」
玲王「あ、てかさ、お前が寝る前に食ったあのプリン——」
ガチャッ!!
凪「ッうわぁっ!!?」
またしてもノーノックで開く玲王の寝室のドア!
どーなってんだこの家のプライバシーは!?
『今度鍵つけようと思います』と、凪はのちに語った
凪が振り返った先にいたのは誰!?
下3レスから🎲 - 134二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:34:53
ばあやさん
- 135二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:35:17
レオのパパさん
- 136二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:35:31
同級生
- 137二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:36:56
玲王、裸…では…?
- 138スレ主23/08/26(土) 17:37:42
- 139二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:43:08
いよいよ始まるのかな?🧟♂️
- 140二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 17:43:16
3じゃなくて良かった
- 141スレ主23/08/26(土) 18:11:58
ばぁや「失礼します、玲王坊ちゃん。お目覚めのお時間です」
そこにいたのは玲王の専属執事ばぁやさんだった
凪「(ホッ)なんだ、ばぁやさんか…良かった。パパさんだったらどうしようかと思ったよ〜」
ラスボスじゃなかったことに安心した凪は、玲王のために枕元に置いていた服を手に取り、急いで着替え始める
ばぁや「お久しぶりです、誠士郎様。よく眠れましたか?」
凪「うん、やっぱこのベッド寝心地S級だよね」
ばぁやには一度凪の凪を公開しているので、ばぁやの目の前で着替えることに凪は恥ずかしさなど無かった
凪は腰に巻いて誠士郎を包んでいたブランケットを、まだ上半身のみパジャマ(前ボタン全開き)で首筋にキスマ付きの玲王に投げつける
玲王「ッ…あー、ばぁや、悪りぃ。これクリーニング出しといて」
玲王が顔にかかったブランケットを剥ぎ取り、ばぁやに差し出す
ばぁや「かしこまりました」 - 142二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:13:42
凪くん…ちょっとそこに座ろうか…
ラスボスニオコラレロ - 143二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:14:47
凪くんちょいちょい…
玲王が甘やかすから - 144スレ主23/08/26(土) 18:16:16
凪「あ、ねぇねぇ、ばぁやさん。俺が寝る前に着てた服、レオがこの部屋で脱がしたって言うんだけど知らない?」
ばぁや「昨日誠士郎様が着て来られたお召し物は洗濯が完了しております。また、昨晩着てらしたお召し物は、朝一度起こしに入らせていただいた時にベッドの周りに散らかっておりましたので、ばぁやが回収して洗濯に出しておりますよ」
凪「あー!だからパンツすら落ちてなかったんだ!?てかスッゲェ、俺部屋に人入ったの全然気付かなかったし。ばぁやさんてもしかして暗殺一家の人だったりする?」
ばぁや「ホッホッホ…お2人ともよく眠ってらっしゃったので、起こしてはいけないと思いまして」
凪「うぇー、スゲェ気がきくね!俺もばぁやさん欲しい!やっぱこの家永住したいなー。パパさんに聞いてみようかな」
玲王「…」
玲王を放ったらかしにして、凪はばぁやと盛り上がっている
凪はばぁやにチョキを育ててもらっていたことから、ばぁやに対してかなり懐いているのだ
ばぁや「誠士郎様、旦那様から伝言なのですが」
凪「え、何ー?(おっ、とうとう永住許可?)」
ばぁや「『俺がお取り寄せしたはずのプリンが1つ残らず無くなっている。どういうことか説明してくれるかな』とのことです」
凪「は?」
あ、あのプリン…
凪くん、どうしよう?
下3レスから🎲 - 145二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:17:26
正直に話して謝罪する
- 146二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:19:02
全力謝罪
- 147二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:19:09
気のせいですよって言う
- 148スレ主23/08/26(土) 18:31:25
- 149二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 18:33:04
頑張れ凪
- 150スレ主23/08/26(土) 18:58:02
凪「え、レオ知って…?」
玲王「あー、だから、さっき俺んとこにも父さんからLINE来てたんだよ」
父さん【俺のプリン知らない?】
凪「(つ、詰んだわ…)」
ラスボスを攻略する方法など今の凪には一つしかない
▶︎正直に話して謝罪する
しかし、結論から言うと凪は『1ヶ月御影家出禁』になってしまった
正直に謝罪すれば何をしても許されるワケでは無かったのだ
ラスボスの楽しみにしていたプリンを一つ残らず食べてしまった上に、玲王のブランケットで誠士郎を包んだ挙句、寝てる玲王の首に勝手にキスマをつけると言う蛮行から、宇宙一心の広いさすがの玲王も、もう凪を庇ってはくれなかったのだ
8/13(日)
凪「食い物の恨みはこぇーよな…つか、何だよ…俺はちゃんとレオに確認してから食べたじゃん…」
残り少ない夏休みなのに、しばらくはもう玲王の家に行けなくなってしまった
凪「いーや、別に部活あるから学校でも会えるし」
そう、凪は強気だった
なぜなら玲王と自分は恋人同士になったのだから
たとえば誰もいなくなった部室だとか、教室のカーテンの裏だとか、都合よく使われていない空き教室だとか、なんかそれなりにイチャイチャ出来る場所は校内にあるだろうと、たかを括っていた
しかし…何も起こらなかった!
そう、出禁を喰らった8/13(日)から今日までの2週間近く…恋人であるハズの2人の間にはキス一つすら起こらなかったのだ! - 151二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:00:27
1ヶ月出禁で許してくれる御影親子の寛大さよ…
- 152二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:00:34
流石に全部食べちゃったからねー
しかし
この二人の体格差萌える - 153スレ主23/08/26(土) 19:01:47
とはいえ、次のステップに進みたい凪はこの2週間ただ何もしていなかったワケではない
玲王との関係をステップアップするため、あの手この手で次のイチャイチャチャンスを、凪は虎視眈々と狙っていたのだった
以下、凪が玲王への愛を綴ったノート
『俺の永遠の太陽』(両想いver.)にてその様子を見てみよう
8月14日(月)
久しぶりの練習。
レオとするサッカーはやっぱり楽しい。
ゴールした勢いでそのままキスしようとしたら、
露骨に顔を背けられた。傷ついた。
8月15日(火)
今日も練習。
終わった後ストレッチしてる時になんとなくくっついてみたけど、暑いから離れろって言われた。
8月16日(水)
午後練オフ。
午前練の後に俺んちに来ない?って誘ったけど、予定あるから無理って断られた。
俺といる以外に何の予定があんの…?
8月17日(木)
玲王が朝起こしに来たけど寝たふりした。
そしたらポストの合鍵で入ってきてくれた。
鍵作っといて良かった。
凪ー、起きろって顔を近付けてきたから、そのままキスしようとしたら殴られた。痛い。 - 154二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:03:51
相手に伺いを立てないと…ね?凪くん?
- 155スレ主23/08/26(土) 19:04:30
8月18日(金)
今日は真面目にした。
練習の後に宿題しよ、って誘ってみた。
お前まだ終わってなかったのかよ、ってレオは笑って呆れてた。この顔が好き。
ここわかんないって嘘ついて俺の教科書に近寄らせて、そのまま不意打ちでキスしようとしたら、もう帰るって怒ってそのまま教室から出て行った。
8月19日(土)
練習。
レオが口聞いてくれなかった。
8月20日(日)
オフ。
LINEしても既読つかない。
走って家まで行こうかな。でも出禁だしどうしよう。
8月21日(月)
練習。
まだ口きかない。なんなのアイツ。
強情すぎない?
俺なしじゃ生きていけないくせに。
8月22日(火)
練習。
ごめんね、好きだよって言った。
レオがいないと生きていけないのは俺の方だった。 - 156二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:08:28
かわいいなぁ
- 157スレ主23/08/26(土) 19:09:21
8月23日(水)
午後練オフ。
練習後に家庭科室でレオにレモンティーを淹れた。
俺がレモンティーをちゃんと淹れられたら、初デートの日に注文した指輪を2人で取りに行く約束だったから。
結果は合格。やっぱりレオだって俺のこと好きなんじゃん。
そう思って、「初キスの味思い出したでしょ?」って迫ったけど無視された。
8月24日(木)
明日は始業式だから午後練オフ。
明後日のデートが楽しみだから今日は変なことしなかった。嫌われたくないし。
レオはまた用事があるみたいだから、仕方なく1人で駅前のゲーセン行ってきた。
でも、やっぱりゲームよりレオといる方が楽しかった。
8月25日(金)
始業式。
久しぶりにみんなの中にいるレオを見た。
やっぱり眩しいくらいに学園のアイドルだった。
夏制服のレオとキスしたくなった。半袖から見える二の腕マジでエロい。可愛い。でも我慢。
「どうだ、お前ら見ろ。これが俺の恋人だぞ」って思いながらレオと教室まで歩いてたけど、誰も俺たちの関係が恋人になったことに気付いてなかった。嘘でしょ。
近いうちに全校の奴らに宣言した方が良いのかな。
とまぁ、こんなわけで凪の頭の中はだいぶ重病だった
そう、恋という病によって——— - 158二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:10:47
恋なら仕方ないね!
- 159二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:17:55
とりあえず
いつもの言っとこう
話をしようか? - 160二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:22:35
今更だけど、パパの「俺のプリン知らない?」がめちゃくちゃ可愛いな
- 161スレ主23/08/26(土) 19:26:42
そして、ようやくデート当日の8/26(土)
凪と玲王は練習着を脱いでシャワーを浴び、夏制服に着替えていた
凪「(やっと…やっとレオを独り占め出来る…今日は絶対にやらかさないように気を付けないと…!)」
凪は玲王との2回目のデート+自分が舞い上がってやらかさないかどうかについて物凄くドキドキしていた
しかし、2週間近く玲王とまともに触れ合っていなかったこの男が、舞い上がらずにいられるのだろうか?否(ry
玲王「今日は午後練休んで行くんだからなー?明日は日曜だけど朝から自主練するぞ」
凪「うん、レオとデート出来るんなら練習も頑張るよ」
玲王「お、言ったな?あとでやっぱナシーとかはダメだかんな?」
凪「うん。あ、ねぇレオ。今日はお店まで電車で行こうよ。俺制服で下校デートすんの憧れてた」
某複合施設は白宝の最寄駅から乗り換え1回で15分ほどの距離だ
玲王「えー、俺乗り方知らねぇ」
凪「マジで?斬鉄と一緒じゃん」
玲王「はぁ?いや、俺は乗れないワケじゃない!乗ろうと思えば乗れる、だからバカ斬鉄と一緒にすんな!」
土曜の昼間——
地下鉄はなかなかの混雑具合だった
玲王「へぇー、駅ってうるせぇし、なんかゴチャゴチャしてんなぁ?」
凪「とても都会育ちとは思えないこと言うね」
席は埋まってる。
2人は電車内のどの辺に立つ?
下3レスから🎲 - 162二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:31:50
出入口辺
- 163二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:33:04
玲王を守りやすい位置
- 164二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:33:06
出口付近(壁ドンするため)
- 165二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 19:50:03
初めての満員電車で玲王具合悪くなったりしない…?だいじょうぶ…?
- 166スレ主23/08/26(土) 19:57:06
- 167二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 20:03:29
壁になって玲王のこと守ってね凪くん
- 168スレ主23/08/26(土) 20:51:36
某◯◯線のホーム
玲王「えー?人いっぱいだな!これどっから乗んの?」
玲王はホームでキョロキョロしている
さすがに電車くらい乗ったことあるだろうと思っていたが、この感じはマジで無いらしい
凪「ねぇ、今まで友達とかとどーやって遊んでたの?」
玲王「ん?んなモン、リムジン以外だとヘリとか自家用ジェットで現地集合だろ」
凪「冗談でしょ?」
玲王「タイムイズマネーだからな!」
このガチ御曹司が言うとどこまでが本当か分からない
というか、玲王と普通に電車で行こうとしたのは間違いだったかと凪は思う
玲王は雑踏の中で明らかに場違いで浮いていた
というか、オーラなのだろうか?
玲王の周りだけ発光しているように光っている
白宝にいる時でさえ眩しいのに、やはりこれだけの人混みの中にいるとより目立ってしまっていた
玲王とすれ違い様に女性達が色めき立っている声が聞こえてきて、凪は得意なような、これ以上玲王を見られたくないような、複雑な気分になる
玲王「あ、なんか切符?バカ安かったけどグリーン車とかあんの?」
凪「ないよ。指定席も何も無い。優先席はあるけど」
玲王「フーン。弱肉強食の世界だな」
凪「すぐ着くから座らなくても大丈夫だよ」 - 169スレ主23/08/26(土) 20:57:05
〜♪
玲王「あ、電車来た!俺ら乗るのコレ?へー、おもしれぇ。なんでいちいち音楽鳴るんだ?」
玲王「俺のリムジンも音楽鳴るようにしよっかな♪」
ただでさえ2人とも目立つ身長と見た目をしているのに、玲王がデカい声ではしゃいであまりにもキョロキョロするので、凪は早くここから立ち去りたくなった
プシューッ
玲王「うお、すげー!ホーム?と電車と、なんかドアいっぱい開いた!」
ホームから見る車内の混み具合は、ちょっと無理をすればギリ2人入れるかな?くらいで、当然だが電車内はギュウギュウである
凪「ほら、レオ乗るよ」
凪は玲王の手首を掴んで車内へと引っ張る
玲王「いやいや、無理だろこんな中入んの」
『無理なご乗車はおやめください』
玲王「あ、ホラ。無理なご乗車はおやめくださいって」
凪「待ってたらいつまでも乗れないよ。すいません入りまーす」
そう言って凪は頭をぶつけないように屈めながら、グイグイと電車内に入って行く
190cmの白くてデカい男だ
モーセの海割りのごとく自然と人が避ける - 170スレ主23/08/26(土) 20:58:26
凪「はい、レオはここにいて」
凪は玲王を出入口辺のドア側に立たせて、周りから隠すようにしてその前に立ち、腕を玲王の横についた
玲王「…え、ちけぇって、何コレ」
凪「混んでるから」
玲王「じゃあ俺がそっち行くって」
凪「ダメ、レオが痴漢されたら困るから」
玲王「チカン?」
凪「レオをみんなに見せびらかしたい気持ちもあるけどね」
玲王「ん?何だよそれ。意味分かんねーけど、凪ってワガママだな」
凪「うん。ワガママだよね、俺って。だからここでこのままキスしたいんだけど、イイ?」
凪くんやっぱり舞い上がってたー!
玲王の答えを下3レスから🎲 - 171二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 20:59:45
そーいうのは二人の時じゃなきゃダメだって
- 172二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:01:56
こんなところじゃ嫌だ…
- 173二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:02:54
調子に乗るな(頭突き)
- 174二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:04:01
人前ではしないって前言っただろ
- 175二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:04:41
なんで許されるって思ったんだ凪くん(呆れ)
- 176二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:06:20
凪でかいから安心感パネェ…
- 177スレ主23/08/26(土) 21:13:59
- 178スレ主23/08/26(土) 21:41:36
玲王「こんなところじゃ嫌だ…」
凪「え!」
玲王がいつもの思わせぶりな小悪魔的返事をしたため、凪どころか車内も一瞬静まり返った
ざわ…ざわ…?
凪「そっか…ゴメンねレオ、あとで静かなところでゆっくりシようね」
凪の返事にさらに車内のざわつき度が上がる
ざわ…ざわ…??ざわ…ざわ…??
乗客「「(ど、どーいう関係なの???)」」
乗客「「(クッソ萌える…!!)」」
そして2人は電車を降り、そこからさらに乗り換える
乗り換えのために駅の構内を歩くだけでも玲王にとっては目新しい物ばかりなのか、ずっとキョロキョロしていた
凪「なんか見たい物でもある?」
玲王「いや、今まで移動なんて早くて合理的なほどイイって思ってたけど、こうして寄り道してみないと見れねぇモンもいっぱいあるんだなー、と思って」
凪「楽しい?」
玲王「んー、なんつーか新鮮?お前といると知らない景色ばっか見れるから、楽しいよ」
凪「いや、こんなの俺じゃなくても誰だって見せられるじゃん」
凪「だから、レオにはもっと、俺にしか見せられない景色を見せてあげるからね」
玲王「…おう、2人で頑張ろうな!」
それが何とは凪が言わなくても、玲王には2人の夢のことだと伝わっていた - 179二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:47:33
クッソ萌えると言ったそこの君!握手しないか?
- 180スレ主23/08/26(土) 21:48:00
そして2人は、2週間ぶりに某複合施設へとやってきた
これは、付き合い直してからのやり直し初デートってコトで
前回と同じ場所、映画と指輪、同じ内容
今日こそは絶対失敗するワケにはいかない
凪は既に気負ってしまっていた
玲王がガサゴソと鞄を漁っている
玲王「お前、これつけろ」
玲王が凪にブルーライトカット用に持っていた伊達眼鏡を渡す
凪「何コレ?」
玲王「で、ヘアセットもするぞ」
そう言って玲王は鞄からさらにヘアワックスを取り出して凪に見せた
凪「何?メガネでヘアセットした俺とデートしたいってこと?」
玲王「ちげぇ。じゃなくて、お前そのまんまだとまた声かけられるだろ」
凪「は?変装ってコト?しないよんなモン。なんで俺がしなきゃいけないの」
凪「(てか、普通変装すんなら電車のとこからでしょ…)」
玲王「え、だって…」
玲王だって今日の凪とのデートは楽しみにしていた
でもなるべくこの前のようにならない方法を考えた結果がこれだった
凪「ねぇ、レオ?何も心配いらないよ。俺のことだけ見て?むしろ俺は、レオといるとこ世界中のやつに見せびらかしたいの」
なんならここでキスしちゃおうか?誰かが写真撮って、どっかにあげてくれるかもね?
そう言おうとして凪は自分の口を押さえる
凪「(あっぶねぇ…また舞い上がって変な発言するトコだった)」
久しぶりの玲王とのデートで、浮かれすぎるからちょっと冷静になりたい凪
なんか落ち着く良い方法ある?下3レスから🎲 - 181二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:51:11
自販機で水を買って1本飲む
- 182二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:51:30
メイド馬狼の姿を思い出す
- 183二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:52:06
- 184二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:52:12
深呼吸する
- 185二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:54:10
興奮材料にならない?ソレ
- 186スレ主23/08/26(土) 21:58:46
- 187二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:02:37
困ったときのメイドバロウ
- 188二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:08:56
まぁそりゃ萎えるよな…
- 189スレ主23/08/26(土) 22:44:33
凪「(なんか…落ち着けるもの…?)」
凪はモヤモヤと色んなことを思い出し始める
凪「(ゲーム…漫画…は興奮しちゃう…サッカーも…勉強…も、んー、なんか違うし…何だろ…メイドのレオ、は一番ヤバいやつ!ん?メイド)」
凪「(あ!メイド馬狼…!!)」
メイド馬狼『お帰りなさいませご主人サマー!』
凪「ブフォッッ!!」
玲王「うわっ」
凪が急に吹き出したため、玲王は驚く
玲王「な、何だよお前。凪ってマジでよく吹き出すよな。思い出し笑いする奴はむっつりらしいぞ?」
玲王がニヤニヤとからかってくる
凪「えー、いや、馬狼のこと思い出してた」
玲王「え?馬狼?何で?」
凪「いや、二次選考の時にさぁ、部屋換気しろとかシーツにシワつけんなとか、アイツめちゃくちゃ細かいし大変だったんだよ。マジでメイドだったから」
玲王「…楽しかった?」
凪「え」
玲王「楽しかったんだな、俺がいない間」
凪「え、いや…あの…」
ヤバい、玲王が曇り始めた
凪くん、どうしよう?
下3レスから🎲 - 190二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:46:04
このレスは削除されています
- 191二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:46:32
最後まで聞いて?お願いって耳元で囁く
- 192二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:49:55
確かに楽しくはあったけど
玲王といるときは幸せだから比べるものじゃないよっていう - 193二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:50:35
俺は玲王のメイド服が一番だよ!!
- 194スレ主23/08/26(土) 23:03:20
- 195二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:04:22
よりにもよって草
- 196二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:04:49
あ い か わ ら ず の メ イ ド 推 し w
- 197二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:07:16
一貫してメイドレオ好きだなあw
- 198二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:07:42
また写真のこと思い出されるぞ
せっかく有耶無耶にしたのにw - 199スレ主23/08/26(土) 23:19:10
皆様、今回も安価、コメント、♡、お付き合いくださりありがとうございます🌵
ヤバい、この2人ちょっとまた拗れてきた…
目指せ今回こそは楽しいデート!🧟♂️出るけどな!
次スレもよろしくお願いします! - 200二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:26:20