- 1二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:38:04
静かな午後のひととき。オルティガの実家の中庭では、マリルリやバウッツェルがはしゃぎ合っていた。
イヌガヤはテーブルに軽く頭を下げつつ、オルティガの好みを知り尽くしたブレンドの紅茶を注いでいた。するとオルティガはふと頭を上げ、来年のモーターショーのカタログをイヌガヤに見せびらかした。
オルティガ「爺や スゲーよ！ 見てみろよ このマシン！ すげえ性能だぜ…！」
イヌガヤ「ええ 坊ちゃま お車好きは相変わらずですね とてもいいセンスをしていらっしゃいます」
オルティガ「なんだかんだ言っても 爺やのお茶と おべっかは最高だな」
イヌガヤ「お褒めいただき 光栄でございます…」
オルティガが紅茶を一口啜ったとき、イヌガヤは椅子に腰掛け、深刻そうな顔で口を開いた。
イヌガヤ「坊ちゃま あの…」
オルティガ「爺や なんだ ピアノの稽古は 明日のはずだろ？」
イヌガヤ「いえ そろそろ 坊ちゃまにも ワタクシの過去を お教えするべきタイミングだと ご両親から 言いつけられましてね」
オルティガ「……急に 何だよ！」
イヌガヤ「実はワタクシ 今は執事ですが…… 校長を務める前は >>5 だったのです」
- 2二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:38:39
殺人鬼
- 3二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:40:00
>>1だけど閲覧注意レベルになりそうだったら流石にダイス神使おうかな
- 4二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:43:08
特殊空挺部隊
- 5二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 21:43:20
警官
- 6二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:06:09
- 7二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:19:14
相棒のポケモンを殉職させてしまった
- 8二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:35:19
- 9二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:36:35
サトシの声優
- 10二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:37:09
- 11二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:49:13
イヌガヤ「……それがですね 当時ワタクシは パルデアの警察署の署長も務めていたのですが… 同時に サムライとしての宿命も背負っておりました」
オルティガ「は？（真っ当な反応）」
イヌガヤ「ええ……実はワタクシが仕える警察署とサムライというトレーナーたちは 敵対する組織だったのです……」
オルティガ「爺やの言ってることが だんだん意味不明になってきたの 俺だけじゃねえよな？」
イヌガヤ「で……そのですね（咳払いをひとつ）はい……そこでワタクシは サムライと警官の二足のワラジを履いていたのですが とうとうその限界がきたのです」
オルティガ「ところで サムライってのは何なんだよ！ 爺や！ 教えてくれよ！」
イヌガヤ「……… 辛い話ですが これもすべて さらけ出すべきでしょうか… サムライというのは >>13」
- 12二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 22:58:34
守護者
- 13二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:01:00
特性:切れ味
- 14二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:11:03
- 15二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:16:00
エルレイド
- 16二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:23:37
ダゲキ
- 17二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:29:14
- 18二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:32:02
ニダンギル
- 19二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:32:20
ストライク
- 20二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:38:10
ストライクがサムライとしての相棒？
- 21二次元好きの匿名さん23/08/26(土) 23:41:39
- 22二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 09:22:56
このレスは削除されています
- 23二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 09:25:09
イヌガヤ「一匹は サムライとしての相棒 ストライク もう一匹は 警官としての相棒 エルレイド」
イヌガヤ「エルレイドと共に職務を全うする一方で ストライクと共にサムライとしての『掃除』をしておりましたが…… 板挟みの状態に とうとう耐えられなくなったのです」
オルティガ「爺やも大変な奴だったんだな……」
イヌガヤ「……結局ワタクシは どちらにも属することができなくなった ある事件を起こしてしまいましてね」
オルティガ「……」
イヌガヤ「……そして全てが終わった時…… ワタクシはサムライを抜け 警官を辞職することになりました」
オルティガ「でも 爺や」
オルティガ「 dice1d4=1 (1) 」
1「そもそもサムライって何者なんだよ」
2「その『ある事件』ってどんなことなんだよ」
3「でもよ なんで今の手持ちにその二匹がいないんだ？」
4「そのあとすぐ教師になったのか？」
- 24二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 15:16:42
いきなりこんなトンチキ話聞かされるオルティガくんの身にもなれ(応援してます)
- 25二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 16:33:53
オルティガ「でも 爺や そもそもサムライって何者なんだよ」
イヌガヤ「それはですね はるか昔 キタカミの里の武将が あらゆる地方を支配せんとし 多くのポケモン使いたちを 当時のパルデア王国へと渡らせたのです」
オルティガ「ああ… それで？」
イヌガヤ「最初は予定通りに交流が進みましたが、次第に派遣されたポケモン使いたちの中には、日本の忍者のような暗殺術に興味を持つ者たちが現れたのです 元々の使命を逸脱し 密かに暗殺集団を形成し始めました その名は「サムライ」と呼ばれ パルデア王国が滅亡するに至るまで 暗躍したという言い伝えがあります」
？？？「その話 ぜひ 我にも聞かせていただきたい」
平穏な中庭に佇む小さな樹木の影の陰から、現れたのは… シュウメイであった。
オルティガ「オメー！ どうやって入ったんだよー！」
シュウメイ「オルティガ殿の ご学友と伝えたら 通していただけた サムライと聞けば いてもたってもいられず かたじけない」
イヌガヤ「まあ… いいでしょう この話は 坊ちゃまのご学友であれば あまり他言しないかぎり よろしいでしょう」
オルティガ「>>28」
- 26二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 16:36:09
イヌガヤ、衰えたな
騙されたな！俺はシュウメイじゃない！ここで始末してくれる！ - 27二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 16:38:55
は？
- 28二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 16:56:14
そういえばお前、ニンジャの末裔とか言ってたな…
- 29二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 18:21:57
ちゃんと許可とって入ってて草
- 30二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 21:54:40
- 31二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:05:48
まだ増えるのかこの前校長
- 32二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:16:54
- 33二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:18:00
- 34二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:25:58
ボリジョイサーカス団員
- 35二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:30:13
建築家
- 36二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:40:21
- 37二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 22:43:59
- 38二次元好きの匿名さん23/08/27(日) 23:07:20
カイリキーの愛人ってなんだよ
- 39二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 00:10:04
- 40二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 00:51:57
オルティガ「そ そうだ！ 爺や 前の仕事辞めたあと すぐ教師になったのか？」
イヌガヤ「いいえ 私は その後 チョコレート職人として働いていたのです」
オルティガ「どうりで 爺やの作るチョコチップクッキーが美味いわけだな… でも なんでだよ？」
イヌガヤ「ワタクシが路頭に迷っていたころ ある恩人が現れたのです『あんた 料理人として働かないか？ オイラの勘が お菓子職人としての素質を感じるんだい！』と…」
イヌガヤ「そこでワタクシも考えたのですがね……お菓子屋なら……チョコレート職人ならば サムライである過去を 誤魔化せると！」
オルティガ「いやそれムチャクチャだろ」
イヌガヤ「ええ でも結果的に ワタクシはチョコレート職人として成功し 店を持つまでになりました ですが 潰れてしまい ワタクシの店の跡地は あるジムリーダーが経営する パティスリーになっております」
シュウメイ「うむ……」
イヌガヤ「ところで……なぜ シュウメイさんまで ワタクシの昔話に興味を持っていらっしゃるのでしょうか……？」
オルティガ「コイツ ニンジャとかサムライとかに 興味津々なんだよ 爺や」
シュウメイ「いかにも そこで是非 お尋ねしたいことがあるのだが… dice1d3=3 (3) 」
1「無礼をお許しを サムライと警官をやめた切欠とは 何であろうか」
2「サムライ時代には同志がいたのか？」
3「そのあとすぐ 校長に？」
- 41二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 00:57:06
- 42二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 01:08:35
シュウメイ「いかにも そこで是非 お尋ねしたいことがあるのだが… 貴殿は そのあとすぐ 学び舎に？」
イヌガヤ「いいえ 紆余曲折ありまして わたくしはその後 ボリジョイサーカス団員となりました」
オルティガ「もう何やってても驚かねえぞ オレ というかボリショイじゃねえのか」
イヌガヤ「ボリジョイです（威圧）」
イヌガヤ「ワタクシがサーカス団に入ったのは 偶然の産物としか言えないのですがね」
オルティガ「偶然？」
イヌガヤ「はい……実はワタクシ サーカス団の公演を見ていた時に その団長に声をかけられたのです そこでたまたま知り合った 特別ゲストとして曲芸を披露していた こおりタイプ使いのスノーボード少年と仲良くなり 彼の後押しもあり ワタクシはサーカス団に参加したのです」
シュウメイ「アクロバティック…」
- 43二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 01:48:09
暗殺者、警官とチョコ職人がサーカスを経て校長になるのカオスすぎる
- 44二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 01:54:28
- 45二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:04:57
ナイフ投げ
- 46二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:05:12
大爆発
- 47二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:05:27
- 48二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:11:08
- 49二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:26:50
このレスは削除されています
- 50二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 02:32:28
イヌガヤ「その後ワタクシは サーカス団の違法行為を隠蔽する工作員として働くことになったのです」
オルティガ「何でそんな事をしたんだ？」
イヌガヤ「実はサーカス団で そのスノーボード少年を引退に追い込む事故を起こしてしまっていましてね… サムライとしての技術を生かして ワタクシは奔走しました」
オルティガ「でも どうしてサーカス団で働いているのか？ その スノーボード少年って まさか…！」
イヌガヤ「ええ 彼です…」
シュウメイ「アラース！？ イヌガヤ殿は あのグルーシャの 同志であったのか！？」
イヌガヤ「今となっては後悔しかありません ……ですが ワタクシは罪滅ぼしとして dice1d4=3 (3) となりました」
1「カイリキーの愛人」
2「建築家」
3「時計職人」
4「>>55」
- 51二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 11:27:29
しれっとグルーシャ再起不能にすんなよ
- 52二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 19:41:46
ギャンブラー
- 53二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 20:19:00
これ前教頭に隠蔽を唆したか自分でやったのを押し付けたかしてない？
- 54二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 21:08:04
アスリートに後遺症残す怪我させておいて隠蔽とかけっこうな悪行してんな！？と思ったらサムライの時点で人斬りしてたわ
…野放しにしちゃいけない人なのでは？ - 55二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 21:33:11
教員免許を取る
- 56二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 22:58:37
イヌガヤ「今となっては後悔しかありません ……ですが ワタクシは罪滅ぼしとして 時計職人となりました」
シュウメイ「時計…職人？」
イヌガヤ「ええ オルティガ坊ちゃまが古時計を壊してしまった際 ワタクシがそれを修理したことを覚えていらっしゃるでしょうか」
オルティガ「ああ！そういえばそうだったな！」
イヌガヤ「ワタクシは いままでやってきた職業の技術を活かし わずか数ヶ月で時計職人としての技術も習得致しました」
オルティガ「……で グルーシャに対しての罪滅ぼしって 具体的に何をしたんだよ」
イヌガヤ「ワタクシとしたことが……それはまだお話しすることができません」
オルティガ「なんだよ！早く教えろよー！」
シュウメイ「それは 興味深いこと …あ！きたきた！」
ビワ「シュウメイくん 来たよー！」
ピーニャ「シュウメイが言うんだから マジで面白そうだなって思ったんだよね！」
メロコ「俺もまあ ヒマだし 来てやったぜ」
ボタン「…ちわ」
オルティガ「おい！シュウメイ！他言無用って言ったろ！」
シュウメイ「すまぬ つい話が 興味深く 同士たちにシェアしたいと思い…」
イヌガヤ「まあなんと 坊ちゃまのご学友がこんなにも！ … >>60 」
- 57二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 23:04:45
やむを得ないここはペパー先輩を呼ぶしかない。
- 58二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 23:28:29
ムクロジの特製ケーキを皆様で食べて下さいませ！
- 59二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 23:30:21
紅茶でも淹れようか
- 60二次元好きの匿名さん23/08/28(月) 23:32:35
スターモービルの使い心地は如何ですか？
- 61二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 06:47:25
保守
- 62二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 12:15:17
保守
- 63二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 22:27:33
保守
- 64二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 23:33:00
（今日はお休みなのでしょうか？お待ちしています）
- 65二次元好きの匿名さん23/08/29(火) 23:57:23
イヌガヤ「まあなんと 坊ちゃまのご学友がこんなにも！ スターモービルの使い心地は如何ですか？ 」
ビワ「はい！ オル君 さまさまです！」
シュウメイ「拙者好みのペイントも まさしくホットロッドであった」
オルティガ「あ せっかくだし 新しいのを作ったんだけど 見るか？」
メロコ「マジかよ また作ったのかよ」
スター団たちはオルティガについていくことにした。
オルティガ「これだよ！」
スター団一同「おおお！！」
このスターモービルには、フロントとリアのサイドスカートに特徴的なピンクと水色、そして白いストライプが描かれていた。
オルティガ「ブロロロームに４輪独立サスペンション 後部は流線型にアレンジしたぜ 流星群を意識してペイントした」
メロコ「……すっげ」
ピーニャ「超 イケてんじゃん…」
ボタン「さすが お坊ちゃま……これ マジで 一人で作ったん？」
オルティガ「ま スターダスト大作戦で みんなのやつの欠片から作ったんだけどさ マジボスに乗ってもらおうと思って」
イヌガヤ「立ち話もなんですし お席をご用意いたしましょう」