- 1二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:22:13
ある時テレビを見て唖然とした、中学生の時に好きだった女の子が大きな大会で優勝していたからだ。
彼女とは特別な関係ではなく、僕もそこまで気にはしていなかった、ウマ娘という点を除けばただ同じクラスで席が近かっただけでクラスでも目立った子ではなかった。
いつからだろうかはわからないが僕は彼女の後姿を追ってしまっていた。
あの弱気な笑顔が、少しおどおどしてる態度がとても愛おしく感じてしまっていたが友達にバカにされたくなくて何も言えずにいた。
それを後悔したのは卒業も控えた3年の時、彼女がトレセン学園に行く事を知った時だった。
地元に残ってくれていれば少しはチャンスもあったかもしれないなんて呑気していたがそんな事もなく彼女は去っていってしまった。
そんな事を思い出しながらテレビに映る遠い存在になった彼女を見ていた...少し様子が変だ。
僕は特に大会に出た事もないけど勝者は祝福される物ではないか?ため息とブーイングが彼女を覆っているのがテレビ越しでもわかった。
見慣れた悲しそうな弱気な笑顔、涙が映る前にテレビは大会の振り返りを始めた。
テレビを消し横になり目を瞑る、瞼の後ろに映る彼女の顔、あんな悲しい顔をする彼女は見たく無かった。
彼女はこんな目に遭うために親元を去ってまでトレセンに行ったのかと思うと胸にちくっと痛みが走る。
もし、もしあの三年間で彼女ともっと話していたなら...彼女の事を引き止めて一緒の高校に入れてたとしたら...なんて都合のいい妄想に取り憑かれながらドロドロとした汚泥にみを包まれるような気持ちで眠りに落ちた。 - 2二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:24:26
なんだい今日は・・・
さっきからウマ娘BSS系スレをよく見かけるが・・t - 3二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:25:44
やめてくれカカシ この内容は俺に効く
やめてくれ - 4二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:25:47
BSSってやっぱ他人の妄言なんだなぁってなるね
- 5二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:26:41
あぁ...いいぞぉ...ブチブチ(脳が破壊されていく音)
- 6二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:26:55
きっと今日はBSSの日なんだよ
じゃあ、明日は?
あにまん掲示板閉鎖の日 - 7二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:27:45
お兄さまだから耐えられた!他人だったら耐えられなかった!
- 8二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:27:47
書いた人なんだが、ライスはこの男の子の事なんてクラスメイトその6ぐらいにしか思ってないよ。
もっと印象に残ってたクラスメイトはいるし、普通の女の子達と仲も良かったからね! - 9二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:31:49
- 10二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:32:57
- 11二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:35:32
- 12二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:36:28
- 13二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:36:58
- 14二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 01:56:43
ああ、次は宝塚記念だ……。
- 15二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:02:14
あの日から半年、ようやく勇気を出した。
過去の事を思っていたってしょうがない、大切なのは今なんだと思い彼女の出場するレースを見に行く事にした。
この日のためにバイトもしたし、お年玉を下ろしてある程度の金も持った、準備万端だ。
電車に乗りレース場に近づく、周りもレースを見に行く人なのだろうか大勢の人がいる。
その中で聞こえる会話には彼女の名前も出ていて何となく彼女と知り合いの自分が誇らしくなった。
レース場に着く、自分がレースをするわけでもないのに緊張した足は少し震えている、そんな自分に少し笑い今は多分彼女もこんな気持ちなんだろうかと思いを寄せた。
少し早く着きすぎたらしくレースが始まるのはまだまだ時間が先らしい、それなら彼女に会えるんじゃないか?と胸を踊らせレース場の周りを歩いて見ることにした。
流石にここはウマ娘が多くあちこちで「頑張るね!」とか「今度こそ負けない」などと勝負に燃える様子が見て取れた。
ふと、遠くに見慣れた後姿を見つける。
まさか本当に会えるとは、小走りで話しかけようとして足は止まった。
本当に彼女なのか?
素人目でも分かるぐらいに彼女から出ている雰囲気は変わっており、話しかけようとした言葉は全て飛び喉が水分を求めて口内を乾かした。
結局彼女に話しかける事は出来なくレースは始まった。
結果は圧倒的な彼女の勝利。
だが、彼女を包むのは歓声ではなくブーイングだった。
ため息は膨れ上がりターフ上の彼女に聞こえる悪意に変わる、負けないように「おめでとう」と出そうとする言葉は口からは出てこなかった。
一筋の拍手、そこからまばらな拍手が広がり始めて僕は彼女に祝福を送ることができた。
レースが終わりウイニングライブが始まるまで時間がある、今度こそ彼女に...!
彼女は泣いていた。
ターフで見せたあの強いお辞儀は、彼女の最後の強さだった。
そしてその弱い彼女を抱きしめて涙を拭っているのは、一緒になって大人気なく泣いているあの男は、彼女の見たことのない頬を染めた笑顔を見せるあの男は...
結局僕はウイニングライブは見ずに帰路についた。
- 16二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:11:10
何故ウマ娘とBSSはこんなにも親和性が高いのか
- 17二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:15:39
- 18二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:16:51
ウマ娘は目立つのにBSSしちゃうあたりにみじめさが…
- 19二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:20:48
悲しいね、でも俺たちはいつも視点的にトレーナーだからダメージはないんだ
- 20二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 02:50:07
月曜の辛さとBSSのつらさで頭がフットーしそうだよぉ
- 21二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 07:52:46
- 22二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 09:34:45
リアルで的場コールを一人でしてたおっさんのハート強すぎる
- 23二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 09:38:06
まあそこで行動できる奴は中学の時点で行動しててライスの印象にもちゃんとのこってるだろうし
- 24二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 09:53:37
判断が遅い上に何も残せてない...
- 25二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 17:10:42
そこで絶望せずウイニングライブ見てサイリウム振ればもう少しはチャンスあった物をお前はなぁ!!