あ、トレーナーさ…！｜あにまん掲示板

1二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 22:13:15

「よっぽど担当が大事なんだな？惚れてんの？」
「ははっ、そんなわけないだろ。そんな気持ちはないよ」

あ……。
……ッ！！

「……大切な相棒だ、たった一人のな」
「…そういうのを惚れてるってんだよ」
「「HA☆HA☆HA！！」」
「ところでさっきのお前の担当じゃね？すんごい顔してどっか行ったけど」
「え？」

トレーナーさん…私のことなんか、大事でもなんでもないんだ…！！
そうですよね…だって私は、子供で、トレーナーさんはきっと私なんかタイプじゃなくて、そもそもそんな目で見てくれるわけもなくて……！
雨で頭冷やそう私…！さっさと忘れて…！！
「トップロード！！」
「ッ！！？」
「どうしたんだ！？こんな雨の中で、そんな顔しt…！」
「なんなんですか今更！」
「…！？」
「私のこと、大事でもなんでもないんでしょう！？そういう気持ちなんて、ないんでしょう！？」
「あ…違う！俺はそんなつもりは…！！」
「じゃあなんなんですか！？私はトレーナーさんにとってどんな存在なんですか！？」

2二次元好きの匿名さん23/09/03(日) 22:13:35

何言ってるんだろ、私。
ははっ、もう頭の中めちゃくちゃだ、ぐしゃぐしゃになってるけど、もう後戻り出来ないし言いたいこと言っちゃおう。どうせ終わりだもの。
「大切な相棒だ……！たった一人の！！君だけが！！」
「何が！」
「俺は君の走りしか認めない！それぐらい運命的な何かを感じた！！！」
「走り以外は無いんですか！！」
「世界一美しい！！！」
「どこがですか！！！」
「全部！！」
「曖昧すぎます！！！！」
「選べるかそんなもの！！！！！」
「じゃあ全部細かく言ってくださいよ！！！！」
「あぁ言ってやるよ全部！！！！何時間かかろうと文句言うなよ！！！！！」
「文句じゃなくてこっちも言ってあげますよ！！！！！！」
「あぁそうかい！！！！！」

～～～～～～～～～～

「はぁっ…はぁっ……」
「どうだ…？これ以上文句ある……？」
「ない…です…」
「頭…冷えたかな？」
「逆にほっかほかですよ」
「あー、そう……」
お互い地面に倒れてしまっていた。
多分、雨で体は冷えてるだろう。
だけど、全く別の部分が今は暖かい…まぁ、途中からもうぐちゃぐちゃだったんですけどね、お互い。