拝啓 ナカヤマフェスタ様 スミレの花が咲いて、もうずいぶん経ちましたね

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:19:27

    それはそれとしてトレーナーさんとの関係の進展はどうなっているのでしょうか?もうそろそろあなた達の進展しない距離感ゼロのイチャイチャ話を聞いてると糖分過多でブラックコーヒーすら甘く感じます。この間のデートに誘った話もそうです。あなたが直前で怖気ついてポーカー勝負に勝ったら一緒にお出掛けしてもらうという話を聞いた時には頭を抱えそうになりました。勝負師なら勝負師らしくしっかりと言葉にして誘ってしまいなさい。男の人は自分で押して押して捕まえに行くものです。
    温泉旅館に行った時も勢いに任せて押し倒してすっぴんわっしょいしてしまえばよかったのに2人してずぶぬれになっただけとは何を考えているのですか?トレーナーさんは大人ですから自分からあなたに手を出すことはしません、だからあなたから誘ってそのまま外堀を埋めてしまうのが勝負師としてのやり方でしょう。早く私が生きながらえているうちに2人の子供を見せて下さい。
    次の手紙があなたたちの結婚式の招待状であることを祈っています。

    敬具 最近2人の話のせいで血糖値が上がり始めた誰かさんより

  • 2二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:24:00

    先生ちょっと

  • 3二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:25:47

    さてはこの先生死なないな?

  • 4二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:25:59

    フェスタふて寝するぞ

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:28:14

    孫見せるまで死にそうにねえなこの死にぞこない

  • 6二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:29:11

    ま、まあ凱旋門シナリオでも育成シナリオでも手術はしたから・・・。

  • 7二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:35:53

    先生「わたしは生きる!生きてフェスタの子を抱っこする!」

  • 8二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:37:10

    トレナカ気ぶり勢先生概念すき

  • 9二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:39:44

    ナカヤマの先生が図太くない訳がないわね

  • 10二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 18:55:13

    先生父「…しばらく大丈夫そうだな」

  • 11二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 19:03:05

    でも一応教職者だしこんな明確な言い方でトレーナーを唆せみたいな言い方するかな?
    でもでも病室でトレーナーのことを口にするナカヤマが穏やかで面はゆい表情をしてるのを見てると思われる先生だしな

    「フェスタ、いいことを考えたのだけれど」
    「……嫌な予感しかしねぇ……」
    「トレーナーさんに恋の歌を送りましょう!」
    「何がどしたらそんな名案みたいな言い方できんだよ……」
    「あら。思いのほか奥手な貴方にはぴったりな手法じゃない。ことばで表現するよりも文章に出力した方が素直になれるくせして」
    「んなことねぇし。つか素直とか素直じゃないとか関係ねーだろ」
    「『はいけい。せんせい、メリークリスマス。わたしにはもうサンタクロースはきませんが、妹と弟のもとにはちゃんとやってくるみたいです。』」
    「――!? アンタそれ、おい」
    「『だからせんせいがクリスマスプレゼントをくれてとてもうれしかったです。せんせいありがとう。大好きです。けいぐ ナカヤマフェスタ』――お礼が言いたかったのに言葉にうまくだせなくてもじもじしたあげく、目の前でお手紙書いたのはどこの誰だったかしら……」
    「なんでソラで言えんだよクソ」
    「覚えてる貴方も大概だと思うわよ。……で、恋の歌よ! こういうのはどうかしら。
     足引きの 山鳥の尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかもねむ。はい、誰がうたったか覚えてる?」
    「柿本人麻呂」
    「よくできました。まずはこれを送ってご覧なさい。ジャブを打つ感覚で。シュッシュッ!!!」
    「送らねえっつうの。……おい、そんな目で見るな。送らねえからな?!」

  • 12二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 19:04:36

    「こんにちはフェスタ。今日もお見舞いにきてくれたの? ……あら。その大きなぬいぐるみはなぁに?」
    「添い寝用ぬいぐるみ」
    「添い寝用ぬいぐるみ。……そのこころは?」
    「『つまり抱き枕が欲しいってことだな?』って満面の笑みで渡された。トレーナーに」
    「……」
    「……」
    「もう少し直接的な恋の歌、送ってみる?」
    「だから送らねえっつうの!」

    みたいな会話とかしててほしいな。先生は生きるよ……結婚式にも出てくれるし赤子も抱いてくれるよ

  • 13二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 19:07:31

    ナカヤマって最終的にトレーナーへの信頼度トップクラスだもんな

  • 14二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 20:07:30

    >>7

    死神「なんやこいつ怖…後回しにしよ……」

  • 15二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 20:32:48

    >>14

    そのまま大往生まで後回しにしてくれていいよ!

  • 16二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 20:35:02

    >>15

    先生「わたしは生きる!生きてフェスタの玄孫を抱っこする!」

    死神「なんやこいつ怖…後回しにしよ……」

  • 17二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 21:34:38

    >>16

    異能生存体先生やめろ

  • 18二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 21:40:36

    こんなんでも先生が元気なら嬉しいよ

  • 19二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 22:07:28

    先生「なんか体調良くなったからフランス行くわ」

  • 20二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 23:19:41

    「ということでフランスね。フェスタ」
    「フランスだな。先生、アンタの大好きなパリだぜ。ったく……勝ち目のない賭けだったっていうのに。こんなところまで漕ぎ着けやがって」
    「まだ勝ちには一歩足りないけれど、ここまで来ることができたのは、貴方がわたしを信じてくれたから。あなたに希望を見出して、貴方を信じた私を、貴方が信じてくれたから。……ところでフェスタ」
    「……何だよ」
    「フランスといえば、パリね」
    「主語がでけぇ。が、まあ、そうだな。……カジノバリエール・アンギャン・レ・バン、行ってみたかったんだよなァ。18から入れるらしいが」
    「パリといえば」
    「スルーかよ。……凱旋門? オペラ座? エッフェル塔?」
    「ジュテームの壁よ。フェスタ」

  • 21二次元好きの匿名さん23/09/08(金) 23:20:21

    「……。トレーニング行ってくるわ。あーいそがしいいそがしい。凱旋門賞まで時間がねぇんだよなぁ。先生も好きに観光してろよ。でもあんまりハシャギすぎて凱旋門賞当日にぶっ倒れるとか――おい。なんだこの手は」
    「毎日トレーニング漬けというわけではないのでしょう? リフレッシュは大事だわ」
    「そりゃ大事だがそんなあからさまな地雷原にわざわざ飛び込めるかよ。ほら。手離せって」
    「あら。怖じ気づいているの? 勝負師さん。見もせず聞きもせず勝負から背を向けるのが貴方の流儀? それに、手を離してほしければ振り払えばいいじゃない」
    「……出来ねーの知ってるくせによく言うよ。……で? そのジュテームの壁がなんだって? それを勝負にするかしないかの一考くらいはしてやるさ」
    「ジュテームの壁というのはね、世界中の『愛してる』のことばが綴られた壁なの。その数、300以上」
    「……ただの文字が書かれた壁だろ?」
    「愛の国フランスを舐めてはいけないわ。フェスタ、休養日にトレーナーさんと行ってきなさい」
    「行ってどうすんだよ。壁を背にツーショでも撮れってか?」
    「読みあう勝負をするのよ」
    「……は?」
    「多言語版愛してるゲームのようなものね。スマホの翻訳アプリを使えば読めない単語だって読めるでしょう? 照れたり恥ずかしくなった方が負け」
    「勝ったとして私になんの得があるんだよ」
    「あら。わからない? ……異国の観光地、ある意味雑学勝負っていう大義名分のもと、愛してるって言われるのよ。……貴方の大好きなトレーナーさんに。さっさといいムードになってしまいなさい。顔が赤いのはパリの夕焼けのせいだとか言い訳しちゃ駄目よ! ほら、なんならいまから行ってきなさい。あ、トレーナーさん、フェスタが用事があるって――」
    「オイ待て、マジで勘弁しろ……先生……」

  • 22二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 00:11:12

    先生「フェスタ…なんか…胸が痛い…苦しい…どうしてだろう…」
    「でもなんかフェスタとトレーナーさんのパリでのツーショットを見たら元気になる気がする…あ…苦しい!」

  • 23二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 01:53:53

    「……あ~……先生」
    「あらフェスタ、恋の都パリの夜景はどうだった? ロマンチックだったでしょう。昨晩はお楽しみだったかしらって言わせてくれても良かったのよ?」
    「何言ってやがんだよったく……ほら。LANEで送っといた。受け取れ」
    「画像ファイル……? ……あら、あらあら……! トレーナーさんとのツーショット、撮ってきてくれたのね?」
    「アンタがどうしても欲しいって言うからだ。他意はねぇよ他意は。トレーナーも先生のことは気にしてるし。しょうがなくだ。しょうがなく」
    「はいはい、しょうがなくね。……しょうがなくのわりにはしょうがなくない距離感な気もするけれど、しょうがないということにしておいてあげましょう。……貴方たち、本当に距離感ゼロなのね。他意なくこの距離感でツーショット、撮影するの?」
    「それは……ジョーダンの奴が、ツーショってこーいうもんでしょ? とかいっつも言うんだよ」
    「グッジョブねジョーダンさん。……それにしても……ふふ……」
    「んだよニヤニヤして」
    「写真の中のフェスタ、お耳がとっても嬉しそう」
    「――ッ、それは、……演技に決まってんだろうが。これ、トレーナーの端末にも送ったし、見返した時にあからさま耳絞ってたりするの、嫌だろ」
    「何が嫌なの?」
    「は?」
    「トレーナーさんに不機嫌だったって思われるのが嫌?」
    「……っ、……あ~~~クソ!」
    「フェスタ、貴方は自分を奮い立たせるために大口を叩くことが多いけれど、狭くて小さな世界においては、思ってもないことを口にするものではないわ。ウソなんてつかなくてもいいじゃない。意地を張ってどうするの。……本音を言えないまま明日離ればなれになってしまってもおかしくはないのよ? ……貴方は知っているでしょう?」
    「先生」
    「なぁに?」
    「そういう言い方すんの、狡いよ」
    「誰かさんが可愛らしい恋をしているのだもの。からかいたくなってしまうの」 」

  • 24二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 01:54:07

    このレスは削除されています

  • 25二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 01:54:19

    「ところでジュテームの壁の愛してるゲームはどうだった?」
    「は。この私が負けるとでも? ちょっと壁に追い詰めて囁いてやったら簡単に落ちやがったぜ?」
    「あら。そうなの? ……さっきね、エルコンドルパサーさんからLANEで動画を送ってもらったの」
    「……は?」
    「ほら。トレーナーさんに壁ドンされて平気そうなそぶりをしてる反面、尻尾が大騒ぎしてる、フェスタ」
    「――!!! エルあの野郎、なにしてくれやがるクソが……ッ!」

  • 26二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 01:59:30

    >>23

    SS書いてくれて ありがてぇ...

  • 27二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 02:02:29

    なんだこのてぇてぇスレは・・・ ありがてぇ・・・

  • 28二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 09:46:45

    ネタスレで建てたつもりが神SS投下されて困惑しているスレ主
    いいぞもっとやれ

  • 29二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 17:13:30

    >>26

    >>28

    書かせて頂き感謝

    ネタがまだ出てくるなら他にも書けるといいな

  • 30二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 19:00:22

    先生「そういえばフェスタ、貴方パリに持って行く服はちゃんと用意してる…よね?」
    「ジャージーと勝負服の話じゃないよ、あといつもの私服じゃあ意味がない、こういう時は場所と共に雰囲気を変えて攻めるのよ」
    「そうね、フェスタならきっとドレスがお似合いだわ、あとは色と飾りね。…あ…わたしもドレス着て一緒にフランス行きたいな…」

    みたいな話

  • 31二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:55:09

    「フェスタ! ほら、なにをゆっくりしているの。早く行きましょう?」
    「いや先生こそ忙しねぇな。んな焦んなくてもドレス売り場は逃げやしないだろ? ったく……制服か勝負服でも問題ねぇって話だってのによ。勝負服はともかく制服は冠婚葬祭持ってこいの正装じゃねぇか」
    「それはそうだけれど、日本での記念パーティーだってドレスを着ている子がほとんどだったじゃない。それに由緒ある凱旋門賞の懇親会なのだからドレスコードは規定の一段階引き上げておくべきだわ」
    「つかこれから戦う相手と仲良しこよしの懇親会なんざ甘ったるくてやってられねぇな……ま、得られる情報はあるにこしたことはないが」
    「貴方たちにターフでの勝負服があるように、パーティーだって戦場なの。だったら当然……対戦相手になめられるわけにはいかないでしょう?」
    「……」
    「どうしたの? フェスタ」
    「いや。先生も随分と好戦的になったなって思っただけさ。……ったく。誰に似たんだか」
    「そうね、きっと、なにがあっても諦めずに戦い続けた誰かさんに似たんだと思うわ」
    「もとをただせばガキのころの私に食らいつきつづけた誰かさんのしつこさも根底にある気がするがね?」

  • 32二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:56:04

    「ということでやってきたわよ、プランタン・オスマン。パリでも随一の老舗百貨店。今日はここで! フェスタに似合うドレスを探して探して探すことにします」
    「別に貸衣装でもよくねぇか? 手持ちは問題ねぇけどさ」
    「貸衣装だと色々気を遣わないといけないから面倒だって貴方なら思うと踏んでいたのだけれど」
    「へーへー。覚悟を決めて今日はアンタのマネキンになるよ。なんで女子ってのは他人を着飾らせるのが好きなんだろうな?」
    「あら、私みたいな年齢でも女子だなんて言ってくれるの? 随分と口達者なんだから――あ、見てフェスタ、あのドレス、とってもすてき。こっくりした臙脂色」
    「へぇ。返り血を浴びても平気そうな色だな」
    「もう。不穏なこと言わないの。……フェスタの勝負服にも使われている色ね。臙脂色、ガーネット……目が覚めるような赤ではないけれど、かといって渋すぎることもない。貴方の肌にも映えそうね」
    「……」
    「お気に召さない?」
    「いや……あんま首元が出るのはな……」
    「えっ?!」
    「……いやその反応なんだよ」
    「虫刺されでもあるのかしらって……」
    「虫刺され……? 先生の部屋、ダニでもいんのか?」
    「いないけれど……恋の街パリが本領発揮したのかしらって思っ……ううん、気にしないで頂戴。さておき貴方、勝負服のインナーをあれだけビリビリにしておいて、まさかデコルテラインの露出を気にしているの?」

  • 33二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:56:22

    「気にするっつうか……自分の貧相さは自覚してるつもりだぜ? ゴルシじゃあるまいし。敢えて見せびらかして行くもんじゃねぇだろうがよ」
    「それじゃあホルターネックのドレスでも探してみる? ……でも、ホルターネックだと甘くなりすぎてしまうと思うの。フェスタはどちらかというとぴりっとしたニュアンスの方が好きでしょう?」
    「ま、甘めはガラじゃねぇな」
    「ちなみにトレーナーさんの好みはどうなのフェスタ」
    「……アイツの好みとか関係ねぇだろうが」
    「でも折角ドレスを選ぶんだもの。……より好みだって思われるものを選びたいじゃない?」
    「だって……アイツ、多分、何でも似合うって言うし」
    「……あら。あらあら……」
    「ニヤつくなっつうの。出汁取るぞ出汁」
    「スープ・ド・ポワソンでも作ってくれるの? そういえばエッフェル塔にロマンチックな夜景が見られるレストランがあると聞いたわ。予約、いまから取れるかしら。トレーナーさんをお誘いして……」
    「あ~~~! ドレス選ぶんだろドレス。ったく……目まぐるしいったらありゃしねぇ」

  • 34二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:57:35

    「先生、待たせたな。買ってきたぜ。……、……先生?」
    「……」
    「ウェディングドレスか」
    「……! び、びっくりした。心臓止まってしまうかと思ったわ。普通に声、かけてくれたらいいのに」
    「アンタの心臓にはまだ動いてもらってねぇと困るんだ。これくらい耐えてくれ。……ドレス、着てぇの?」
    「いいえ。日本から一張羅を持ってきているのだもの。とっておきの色留袖。貴方を応援する私のための勝負服。不足はないわ」
    「ふぅん。あのさ、……ウェディングドレスってのはさ、女の子のあこがれ、みたいなこと言うだろ」
    「フェスタは?」
    「私? ……。あのな、カマかけようったってそうは」
    「フェスタのウェディングドレス姿、見たいなぁって、思ったの。どんなドレスが似合うかしら。やっぱりAラインかしら。ガラじゃないかもしれないけれど、プリンセスラインだってきっと似合うと思うわ。ヴェールの種類は? ヴァージンロードいっぱいに広がるヴェールなんて素敵よね。……貴方は、うっとうしいって、思ってしまうかもしれないけれど」
    「……」
    「貴方の妹さんや弟さんがフラワーガールやフラワーボーイをやるのかもしれないわね。ふふ。お友だちもたくさん呼んで……きっと、幸せな結婚式になるわ。女の子のあこがれ、って言われていたとしても、フェスタがそうだとは限らないけれど」
    「先生」
    「なぁに?」
    「今日アンタがドレスを選んでくれたみたいにさ。……ウェディングドレス選び、付き合わないとは言わせねぇからな。……何件でも、何十件でも、ドレスショップ付き合ってやるから。だから」
    「……ねぇフェスタ、でもそれは本来、トレーナーさんの役目じゃない?」
    「そんなの私が言って聞かせ――」
    「……ふふ!」
    「あのなぁ……ほんっと……」
    「信じてるわ。フェスタ。私、いまよりもっと元気になって、体力もつけて、一時間でも、一分でも、一秒でも長く、心臓を打ち鳴らし続けるから」
    「……うん」
    「だからちゃんとトレーナーさんのこと、落としなさい?」
    「敵わねぇなぁ……ったくよ」

  • 35二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 23:07:16

    まさか本当に書いてくれたとはっ!マジ有難う!

  • 36二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 00:21:32

    感謝・・・

  • 37二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 03:35:08

    ピッピッとかいうヤバげな病室から始まった育成シナリオ見たあとだと先生の全快ぶりに笑顔が止まらない

  • 38二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 04:17:15

    でも実際嬉しかったもんだよ
    海外渡航出来るくらいまで病も克服して体力も回復して
    新育成シナリオの追加エピソードだってちゃんと主治医と舌戦を繰り広げられて渡航を勝ち取ることができるくらいまで回復して(メイクデビューで許可を取らずに抜け出したのはもしかしたら頑張っても許可を得られなかった可能性あるし)
    実際の元馬主さんが身罷られた年の暮れに手術が成功して余談を許さない状況にしろ生きて生きて生きて最後まで生き抜いてくれてこの先もきっとと思わせる行方だった

  • 39二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 10:19:52

    >>35

    >>36

    読んでくれてありがとう

  • 40二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 10:58:16

    (全快して笑顔の先生父)

  • 41二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 12:06:33

    おまけ

    「ところでフェスタ、懇親会にはきっと美味しい食事がたくさん出るわよね?」
    「まぁそうだろうな。っつても食える量は限られるだろうが……なにせレース前だ。阿呆みたいに食って当日ここまでの調整を水泡に帰すなんてバ鹿げた真似、するわけにゃならねぇし」
    「なら良かったわ。……ああでも……もしもドレスの居心地が悪くなっても、けっして殿方の前で『ドレスがきつい』なんて言っては駄目よ」
    「……どういう意味だ?」
    「トレーナーさんの前でならいいけれど……。いい? いくら貴方がヒリつく勝負をしたいからといっても、トレーナーさん以外の前でそんなことを言ってはいけません。約束して頂戴」
    「いやだからどういう意味なんだよ……」

    後でシリウスに虫刺されの意味も一緒に教えてもらって頭を抱えるナカヤマはどこにいますかね

  • 42二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 19:14:25

    先生に旦那さんがいたら喜んで仲人になってくれそう

  • 43二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:18:32

    先生の旦那さんに阪神2200Mの勝負を吹っかけるナカヤマがいると聞いて

  • 44二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 08:19:53

    フェスタはドレス似合いそう

  • 45二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 17:45:14

    「つうか私のことはいいんだよ。私のことは。大体アレだ……私には結婚だとか……ウェディングドレスとか……ガラじゃねぇし」
    「今更取り繕っても遅い気もするけれど」
    「ほっとけ。……私が言いたかったのは、先生、アンタのことだ」
    「わたし?」
    「アンタの可愛い教え子の花嫁姿に思いを馳せるより先に、アンタ自身が着たいって思ったんじゃねえのかって」
    「……そうね……病院暮らしが長かったし、大きな病に罹ってしまったし……私にはとてもじゃないけど手が届かないかもしれない、とは思っているわね。あ、でもそれに対して拗ねたりだとか悲しんだりとか、そういうのじゃないの。私は、充分、奇跡のもとに生きている。貴方が見せてくれた希望を追いかけて、ここに立っている。だからね、これでいいの。そういう縁があれば私だって――貴方からサムシングボローを委ねてもらえる日が来るかもしれないし」
    「……」
    「ねえフェスタ、もしも、もしもよ?」
    「……ん」
    「もしもわたしが花婿さんを連れてきたら、貴方、どうする? この人と結婚することにしました、って」
    「……阪神レース場に連れてく」
    「あら」
    「芝、右回り、2200メートル。で、私に勝ってもらう……ここ(ロンシャン)じゃないだけ温情だろ?」
    「ふふ、……そうね。フェスタ、貴方は、ここで勝ち鬨を上げるのだものね」
    「まだ日本の芝の方が走りやすいだろ? それに――」
    「それに?」
    「……何としても勝ってもらうさ。どんな手段を使っても。……先生が選んだ相手なんだから」

  • 46二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 03:22:27

    良い…

オススメ

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