- 1二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:43:08
- 2二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:43:52
- 3二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:44:34
ヤンキーものの噛ませ犬を倒す展開になります
- 4二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:44:52
リガントーナが最初からああいう大人のお姉さんじゃなくて初々しい新入生の頃から一緒に歩んできた♀トレがいると思うと元気が出る
- 5二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:44:58
化学反応で俺ちゃんがウマ娘になるよね
- 6二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:46:14
リガントーナの今の姿とか性格が♀トレに憧れてとかだったらよくない?
- 7二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:47:53
リガントーナのヒミツってもこもこパジャマだっけ?♀トレとお揃いのパジャマ着ててほしい
- 8二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:50:12
忙しそうにしてるトレーナーにお弁当の差し入れ作るくらいは余裕でやるね、俺は詳しいんだ
- 9二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:51:44
この子褐色だけど元ネタ的にどこ出身になるんだ?
- 10二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 11:56:47
リガントーナちゃんのえっちっち勝負服に許可出す♀トレもなかなか……
- 11二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:06:35
♀トレのイメージ全然固まってないけどあの長い髪の毛を櫛でとかしたり編んだりしてるふたりはいてほしい
- 12二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:11:13
- 13二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:13:57
- 14二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:15:31
- 15二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:15:31
- 16二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:17:25
- 17二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:20:14
俺は…小さいけどスーツをカッチリ着込んだバリキャリおね~さんにしなだれかかるリガントーナが…見てえ…!
- 18二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:24:51
そら言葉少なにモコモコパジャマを差し出したサブトレから受け取るものの
(……可愛すぎないか?)と思ったところで憧れのトレーナーが
「可愛いじゃないか! 私の分はないのかい〇〇!」とかいって
「……ん。ある」って渡して二人で合わせで着始めたから、自分も着たあとに感触にドはまりして毎夜モコモコよ
- 19二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:28:57
憧れのトレーナーに近づくためにイメチェンしたリガントーナ
その理由を知らず急にグレだと勘違いして辛いトレーナー
全てを知ってるけど珍しい取り乱し方をしてるトレーナーを慰めるサブトレーナー - 20二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:32:07
イメチェンする前はよくメイントレが「かわいい」ってリガントーナに言ってたけどイメチェン後はかわいいより綺麗とか美しいという言葉が似合うようになっちゃって、あんまり容姿への褒め言葉自体言わなくなるメイントレと張り切ってイメチェンしたのに反応が微妙で凹むリガントーナがいるんだよね
- 21二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:39:05
- 22二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:41:32
これは独占欲持ちの貫禄
- 23二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:46:50
トレーナーとグロス一緒の使ってそう 使わせてそう
- 24二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:52:43
- 25二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 12:54:38
丸眼鏡そばかす、欧州っぽい金髪or赤髪娘もいいと思うぞ!
- 26二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 13:39:40
ロブロイっぽい子かな?
- 27二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 13:41:45
阿呆みたいに強い美女を育て上げたのが合法ロリだったら色々ユーザーの性癖ぶっ壊れちゃうんですが…
- 28二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 18:48:30
待てよ
モンジューとヴェニュスパークみたいにウマ娘で師弟やってる可能性もあるぜ - 29二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 20:30:08
そもそもリガントーナとどう契約に至ったんだろうね
もちろん凱旋門を制覇するウマ娘の走りだから光るものはあったんだろうけど
引く手あまたの中♀トレを選んだ理由を知りたい - 30二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 21:38:58
- 31二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 21:42:18
パワー系のがっつり弁当かと思いきや無理のない範囲の可愛い弁当で、デザートのうさぎリンゴも完備してるといい
- 32二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 21:44:14
見せつけはしないけど匂わせはしそうな女
- 33二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 21:47:50
トレーナーにはじめてのお化粧をしてもらう初々しいリガントーナの概念がここにあるって聞いたんですが…
- 34二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:01:56
ロリトレの後ろでうっすらと微笑んでるリガントーナちゃん、、、
- 35二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:04:31
あの勝負服って構造複雑そうだからひとりじゃ着れないタイプだと思うんすよね
つまり - 36二次元好きの匿名さん23/09/09(土) 22:14:35
現役終わったり担当変わったりしてもお茶しにいってそう
- 37二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 09:09:23
当店セルフサービスとなっております
- 38二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 14:11:26
出走開始時刻まで30分、控室を出るまでは10分ほどだと壁の時計は告げている
鏡の前にいる私の愛バはリラックスした様子で手慣れたふうに化粧道具を振るう
本格化も早かった私のお姫様は天才だ、それは走りに限ったことではない
練習のときもいつもすっぴんだった彼女にデビュー戦の一週間前から3度教えただけで粧いの勘所を掴んでしまった
もちろん、彼女の輝く若さが薄化粧でも事足りていたから教えることが少なかったのもある
私としてはすっぴんの姫もまた愛らしいと思うが、素直で飲み込みの早い少女に色々なことを教えてしまいたいと思うのはイケナイ感情だろうか
姫の年齢くらいなら誰もが持っているような甘さ、丸さ、そういったものが化粧という技術で薄くなる。
甘さや丸さを消すのではない。主役に対する背景として姫は鋭さと美しさを前に出す。
化粧とは広い概念である。場合によっては魔術的な意味合いも含む、偽りを見せることもできる、見せたくないものを隠す事もできる……私が教えたのはあくまでも一つのやり方だ。
ないものをあるように見せるのではなく、見せたくないものを隠すのではなく――魅せたいのものを強調する。
自分で自分に化粧をするときとは違うやり方だ。実際、彼女に教える前に化粧の素敵な同僚に話も聞いてきた。
頬の色合い、瞼の発色、額のケア、彼女は迷いのない手付きで作業を進めていき、髪の調整を終わらせたところで、私の姫は手を止める。 - 39二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 14:12:06
――先生。
呼びかけられる。
――どう?
彼女の化粧は素敵に仕上がった。彼女の強さをきちんと表に出している。
自分の持っている力を表に出して相手の全力を望む彼女の正しい鏡である。
頷くと、姫はほんの少し残っていた戸惑いあるいは不安感を吹き飛ばした笑みを浮かべる。
幼さが隠しきれなくなるが、同時に蠱惑的でもある。
強さそのものに他人を引き付ける力というものがあるなら、それは彼女も持っていなければおかしいものだ。
椅子から立ち上がったお姫様、幼さの割には高身長とはいえ私よりは低い。
けれど、同い年の頃、ここまでの気配を私は持っていなかったと思う。
そんなことを思いながら彼女のねだるような視線を感じる。そう、約束だ。
――ほんとにほしいの?
――頂戴。
ため息を付き私はスーツの胸ポケットから彼女の望みの品を取り出す。
リガントーナの化粧は仕上がっているといったが、一つの嘘がある。
彼女に手渡した『それ』が本当の最後の仕上げである。
――使いさしよ。
――ん。
瞳に嘘はなく、ただ、求めている。半分まで減ってもいない、高いものでもないルージュ。
レースのときだけにつけていた、私のジンクスのようなもの。もう一つため息をつく。
――目を閉じて。
――。
彼女の唇を紅に染める。
――昔の私と同じ色よ。
――ふふっ。
嬉しそうにお姫様は笑う。年相応の少女の声。 - 40二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 14:12:26
――もっと自分の色で遊んでもいいと思うけどね。
――いいの。
いいのか。いいならいいか。ジンクスと言うなら。
――あなたは強いわ、お姫様。
――えぇ、そうね。
――強いあなたは私のことも強いと言ったわ。
憧れだとまっすぐに告げられたのは一度だけ。眼の前の小さなお姫様からだけだ。
だから、私はそう大したものではない。大きなレースで勝ったことはあるがきっと……。
――今のアナタは私の弟子として呼ばれてるけど、そのうち、私があなたの師匠としか呼ばれなくなる時が来る。
私にそこまでのひとを見る目があるというわけではないが、それはわかる。
一目瞭然だし、何よりそれは私の覚悟だ。
今日の私はレースに出ない、だから口紅の色はジンクスの色ではない。
トレーナーとしての色、初めての弟子の初めてのレース。
現役時代のジンクスの色は負けを知らない色だったのだから、新しいジンクスを作るのもありだろう。
リガントーナの右手を取って、手首に浅いキスをする。
少しだけ移るのはレースにつけていたのよりも少し黄色の強い口紅。
――私を一番早くゴールに運んでくれるかな?
少し芝居がかっていうと、小さな少女は赤い頬で頷いた。
・
その日のデビュー戦、中距離レースの一走目を一着で走り抜けたリガントーナは抜きん出た走りと風格で話題をさらい、その年の期待の新人ウマ娘特集の表紙は彼女の右手で髪をかきあげる写真になった。 - 41二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 19:26:18
セルフサービスだと思ったら神SSお出しされたんだが
- 42二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 19:33:05
良い………
- 43二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 19:43:42
リガちゃん中2くらいで幼さが残ってるころを想定
トレーナーをなんて呼ぶのか妄想力が追いつかなかった
衣装がネイティブアメリカンっぽいのは元ネタの母由来だと思うけどそのへん絡めたかったけど長くなりそう過ぎた
先生を無敗にしたのは盛りすぎたか……多分、現役が短かったのだろう
初々しい初化粧も書きたかったけどベースになる化粧知識がないの - 44二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 21:35:48
化粧のことなんもわからんけどえっちだなと思いました。
- 45二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 23:25:20
あれ、ロリトレの描写は…?
- 46二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 23:29:24
- 47二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 23:48:16
- 48二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 01:52:06
「不器用なのよ」
リーちゃんはいうけれどそれが嘘だと知っている、彼女は昔から器用だった。
かちゃりと、リーちゃんの指が私のメガネを外す。
分厚いそれが硬い音で机の上に置かれると私の視界はぼやけてしまう。
それでも、そこにいるのが彼女だということはわかる。
背の高い従妹の少女。見えなくとも、声も、表情もわかる。
隣に並んだとしても私より頭ひとつ半高い彼女。椅子に座って見上げればどこまでも眩しいほど。
ふふ、と軽い笑い声。こちらを見下ろしているのはわかる。
(子供を見るような視線をしてるんだろうな)
センターに入ってきた12の頃には既に格好良くなっていた従妹。入学したときには既に私より背が高かった。
彼女は13歳の本格化の頃にセンターの外で彼女の『先生』を連れてきた。
「ナンパ?」と聞くと「先生」と返ってきた。
その『先生』の顔を見て、私がセンターに入る前にシリーズを引退したウマ娘だとわかった。派手……いや、はっきりいえば露出度の高い勝負服のイメージが強すぎて、今の彼女のスーツを着こなした姿と結びつかなかった。競技者人生で五走全勝、G1も勝利している彼女を指導者にしたいと引っ張ってきたのだ。
「大変だった……」
国ごとに細かいルールは違うがレースに出るにはきちんとした手続きや条件が必要だ、過去に偉大なことを成し遂げたウマ娘だとしても、急に彼女と組んで活動していくことはできなかった。
「ありがとう」
「うん、リーちゃんがわがままなのは知ってる」
正しく我が侭、自分の為したいことを為してしまう運命力とでも言うようなもの。その上でそれが当然の様に通る、そういったところが羨ましくもあり呆れそうにもなる。私も、りーちゃんのために少し無理を通した。
デビューレースのある一年目は私がトレーナーで『先生』を外部顧問のような形。
二年目は『先生』にトレーナー資格の特別許可を取ってもらった。が、
「……不安はない?」
「ない」
リーちゃんは私の問に食い気味に答えた。
先生は生涯全勝だったが五戦だった。教え始めるときもそれをリーちゃんとの条件にしていた。
五戦まで、と。その先は私に委ねると。
今日はリーちゃん、リガントーナの6戦目。
敗北と別れを超えて、私と組んでの1戦目。 - 49二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 01:52:48
「黒い髪。強そう」
「リーちゃんの栗毛も太陽に映えるよ」
一族のアクセサリには金と真鍮の装飾が多い。
リーちゃんの髪色と肌の色には、その輝きは映える。
私はウマ娘じゃないから、勝負服を身につける機会はないがもしアクセサリを付けるにしても黒髪と白の肌には銀のほうが合うと思う。リーちゃんには似合うものを自信を持ってつけてほしい。
そういうことを伝えると、そっか、と呟いた。
G1を勝ったことがあると言っても、彼女はまだ14の少女でもある。なにか気に入らなかっただろうか、と考えていると、リーちゃんの手ぐしが私の髪を梳く。次に櫛を使って梳き、最後にバレッタで留められる。
(ポニーテール……)
不器用を自称しながらやるならこういったもののほうがいいとか、そんなことも考えているのだろうか。
メガネを掛ける。ぶ厚めのメガネの重みを感じながら鏡を見ると、きれいにまとめられていてはねている髪もない。
こういう丁寧な仕事が、不器用ではないことを示しているのだが、彼女は気づいていないのだろう。嘘をつくのに向いていない。
そして、バレッタは銀の象嵌、はめ込まれているのはターコイズ?
模様はうちの一族でよく使われるものだが……。
「用意したの?」
「昔、銀のほうが好きって……あと好きな石も」
昔、それは本当に昔に軽い話として口にしただけのはずだ。
覚えていてくれて形にしてくれて、その上で、受け入れられるかに自信がない。
可愛いお姫様、なるほど。『先生』の気持ちもわかる。
「お礼も込めて、気合入れる」
リーちゃんを椅子に座らせて後ろに回る。慣れていることではあるけれど、いつもよりも丁寧にとかし、丁寧に編み込み、アクセサリを飾る。
「お化粧は見てあげられなかったからね」
「……ごめん」
なんで謝るのか。私はそれこそ最小限だからあまり教えて上げることはできなかっただろう。
(……あぁ、そうか。)
あまり教えられないということは、逆に言えば、初心者の間しか、教えてあげられなかったということか。
そう思うと、寂しさとおかしさがこみ上げる。寂しさはもう教える側じゃないということで、おかしさは彼女が成長したことを謝ってきたのだと気づいたからだ。
(おいていく、おいていかれる)
リーちゃんがそれで悩んだことがあるのは知っている。
知っているが、その上で昔思ったことがある。昔は口にしなかったが、 - 50二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 01:53:24
「リーちゃんは走るのが早い」
「え?」
「リーちゃんは走るのが好き」
「……うん」
「ならあなたは早く走るべき」
「……」
ウマ娘のリーちゃんとそうじゃない私だからじゃない。
もしも、私がウマ娘でもリーちゃんと同じ様に走ることはできなかっただろう。
「止まらなくて良い、振り返らなくて良い」
後ろを気にしなくて良い。前に前に。
リーちゃんが後ろを気にするのは抜かされるからとか、そういうことじゃない。
大事な……うん、大事なものと離れるからだ。
だが、大事だからという理由だったとしても、ウマ娘が遅くなる理由になって喜ぶトレーナーがいるはずがない。
「『先生』は連れて行ったんでしょ?」
「……」
「だったら、私も連れて行ってもらおうかな」
そう言って、リーちゃんの腕にバングルをつける。
「ふふ、考えていることは同じだね」
リーちゃんがバレッタを用意してくれたように、私はバングルを用意していた。
「もう一つ」
髪にピンクの組紐を編み込む。プロの作ったものではないけれど、彼女の走りの邪魔にはならないはずだ。
「私を確認しなくていいよ」
勝負服は祈りで願いだ。勝利も夢も、その実現への祈りがこもっている。 - 51二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 01:53:37
だったら、
「私もそこにいるからね」
祈りと願いで出来ているなら、私がそこにいることは間違いないと確信できる。
「今日のレース名のあやかり元が誰より前に誰より先に行く並ぶもののない娘だというなら……」
伝説のような名を思いながらいう。
「あなたは後ろから背を抜き、抜きかえさせない背であるのが良いと思うわ」
競い合うことが楽しいならそうあればいいと思う。
「あなたの栗毛は美しい」
口づけをする。
「あなたのたなびく長い栗毛を追わせなさい」
もう一度口づける。
「スタートラインで並んだすべての相手が焦がれ、嫉妬するように煽りながらも届かない高嶺の花であれば……多分、それが一番楽しめるよ」
「そう……行ってくるわ」
私の言葉は届いただろうか、格好いい私達のお姫様は立ち上がり――往く。
・
「普段は自信なさげなくせに……」
お姉ちゃんは偶に心臓に悪い。
廊下の壁に額を付ける。
冷たい数秒。
「ふぅ」
息を吐くと不規則な心臓はもとに戻っていた。
いや、走り始めるのを待てないかの様に早鐘をうち、体を温めていた。
今日の相手――強いという情報はあるけど。
「負ける気がしない――!」 - 52二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 09:27:37
リガントーナの髪のピンクはなんかの紐?染めた髪?どっちなんだ
- 53二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 17:59:13
リガントーナははじめから最強を自覚してたタイプなのか、それとも、レースを重ねて最強を自覚していくタイプなのか、どっちだろう
- 54二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 21:06:42
- 55二次元好きの匿名さん23/09/11(月) 23:44:05
リガントーナは風邪引きやすいからもこもこ部屋着ってさっきヒミツで見たな、看病する♀トレあるじゃん
- 56二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 00:08:43
もっと誇れ大声で生産者表示しろ
- 57二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 07:35:34
早いけど保守しとこ
- 5854(12,18,38,48)23/09/12(火) 19:03:02
ベッドで横になるお姫様のためにハニージンジャーを作りながら反省する。
「ペットを飼いたい……か」
トレーニングセンターに出されていた『お願い』を要約するとそういうことになる。
地元にいたときのリーちゃんを思い出す。色々と動物を飼っているような家だったから、思い出す彼女の姿にもたいてい近くに動物がいた。
(ストレス?)
地元を離れて違う国となればそれもあるかもしれないが、こちらに来たのは一年以上前だ。
今更そういうことがあるだろうか?
自分の場合で考えてみたが、残念ながら自分はそんなふうにならなかったので参考にもならない。寂しさを埋める方法とはなんだろう。
リーちゃんの上半身を起こして、ベッドサイドに座りながら背中を撫でてマグカップを渡す。あつあつは少し危険なので、ほんの少し冷ましたそれを彼女は美味しいと言ってくれる。
ジンジャーとシナモンいりなので体も温まりやすいだろう。
自分の分なら砂糖は抜くがこの子の好みに合わせて少し甘くした。別の意味でも砂糖を入れるのは正解だとおもう、体温を上げるにもカロリーが必要だ。
口元についたミルクの跡を拭ってもう一度横にさせる。はだけかけたシーツをきっちりと整えて、さて、この子のためにできることはなにか、と考える。
ストレス、寒さ、気候、故郷から離れていること、体調を悪くさせるような原因はいくつか考えられる。部屋ごと温めるような空調は乾燥を嫌うこの子には良くないだろう。
(加湿と合わせる手はあるけど)
健康情報を探してみると布団乾燥機でQOLが上がるらしいかちょっとジャンルが違う気がする。他の情報を探すまえに……、
呼吸が一定のリズムになって寝息になっているのを確認。手元の端末で情報収集を続ける。
「ふむ」
良さげなものを見つけたが、この子に合うものはあるだろうか。この子は受け入れてくれるだろうか? そう思いながらも注文を入れる。 - 5954(12,18,38,48)23/09/12(火) 19:03:46
復調したリガントーナに笑みで本日のトレーニングの内容を告げる。
体調が問題ないか、という聞き方はしない。そう聞けば問題ないとしか言わないだろうから。
だから聞くなら、
「今日のトレーニングはこの量だけど物足りない?」
笑みで見上げながら聞く。心配しているという表情は出さない。
必要なのはこのトレーニングが必要であるという自信とあなたならできるというのとあなたに提案できるのは私しかいないという少しの傲慢さ。
「不足ないよ」
獰猛にも見える口角を上げる笑みは少女の眦の柔らかさで爛漫さに変わる。
彼女は賢い。無理だと思えばそれをきちんと口にする。
信頼もあると思う。自分が口にしても私がきちんとサブプランなりを用意しているだろうということと……。
(きちんとしたトレーニングで勝利に到れるという自分への確信)
それは、肉体に対してのものでもあるし、いわば運命というものに対してもそうだ。
なすべきをなせば自分が勝利者になる、という傲慢さ。
――競い合うことは楽しく、勝利することは愉しい。
その上で、その強さは絶対ではない。
「最強」
ポツリと口から出た言葉。彼女は強い。
これからさき、競爭という形で何度も競うだろうが、きっと彼女の強さは毀れない。
強さを競うことを楽しみ続ける限りは彼女は挑むべき強さの象徴となっていくだろう。
・
彼女も自室に戻ったころ、私もトレーニングでの汚れを落とすためにシャワーを浴びた。
ケア用品がたまたま切れていたせいで黒髪がきしきし痛む。
――呼び鈴の音がした。宅配物だ。 - 60二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 22:18:14
続きはないんですか!?
- 61二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 22:19:03
染めてるんじゃないか…?部分染めみたいなやつ
- 62二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 22:54:53
レースに勝って勢いよくトレーナーに抱きついてたメイクデビュー→遠くから手を振った重賞初勝利→G1を初勝利し小さく投げキッス→凱旋門賞勝利し手の甲にキス
みたいな幻覚が浮かんだ - 63二次元好きの匿名さん23/09/12(火) 23:05:25
なんかの間違いでアニメ3期にリガントーナとトレーナー出ねえかな
ダイヤちゃんの凱旋門描かれたらワンチャンないかな - 64二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 00:09:23
時代的にちょっとね……でも凱旋門賞の描写はありそう
- 65二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 08:08:47
あげ
- 66二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 08:20:04
けなし言葉に聞こえたらすまんのやが、よく0からあたかも存在するような概念を作れるな
- 6754(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:17:39
呼び鈴を鳴らした。
宅配物の梱包を開き、ちょっとした準備と確認を済ませ、彼女の部屋へやってきたのだ。
(さて、リーちゃんは受け取ってくれるかな?)
ダンボールを抱えながら少しだけ不安になる。身につけるものを贈るのは難しい。
私は身嗜み以上の気を使うタイプではない分、リーちゃんのように華やかなタイプにものを贈るというのは緊張する。逆にアクセサリのようなものなら、つけるもつけないも自由だし。勝負服の一部、というなら、完成形というか、そのスタイルというのが決まっている分まだ手も出やすいのだが。
と、そんなことを考えているうちに、扉が開いた。
「いらっしゃい、お姉ちゃん……はは、スコープの下に登れる台でも置いておいたほうが良いかな?」
「むー」
身長をからかわれる。私が背の高さを気にしていないと知っているからの軽いじゃれ合いだ。……気にしてないヨ。
両手が塞がっているのでドアを開けてもらうが、ひょいと上からダンボールを取られる。
「ん、軽いね? 何の荷物?」
「プレゼントだよ」
へぇ、と言いながら奥に進むリーちゃん。
そこでようやく、ダンボールのままのプレゼントなど色気無いことこの上ないな、と気づいたがときすでに遅い。いや、そもそも、トレーナーが選手の女の子に送るプレゼントに色気も必要ないだろう、まして、親戚の女の子に。と、頭の中で言い訳とも付かない何かを組み立てる。
「どうしたの?」
「なんでも無いよ」
返して、奥に行く。 - 6854(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:17:50
キッチンには近所の美味しいテイクアウトの袋が置かれていた。
「食堂は行ってない?」
「いや、なんとなく……満腹までは食べなかった」
どうとは言い難いと彼女は言う。
その後追加で食べようとしているのだから、体調の問題というわけでもないのだろう。
そして、そうであれば言うはずだ。
「ちなみに、何買ったの?」
「ステーキパイ」
なるほど、がっつり系だ。
「あ、クッキーも焼いてきたから置いとくね」
「あぁ、ありがとう」
パイをレンジにセットしたリーちゃんはこちらに向き直る。
「催促するようだけど、プレゼントって?」
「ん、パジャマ」
「パジャマ?」
体調を保つため、というのは良い言い方ではないだろう。
聡い彼女のことだ、言葉で覆ったところで真意に気づきはするだろうけど。
「おそろい」
端的に真実だけを告げる。
ダンボールから一度取り出してタグは切ってもう一度しまった。だからそのまま来られるものだ。上着を脱いで、シャツの上にそれを着る。
「モコモコ」
「……む、柔らかそう」
彼女が触れてくる。指の感触というのはもちろん感じない、圧されているというのはのっぺりとした生地越しにわかる、あとは、視覚情報によるものだ。
「可愛すぎ――」 - 6954(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:18:07
彼女の躊躇。もちろん、それは予測済みだ。
とりあえず、リーちゃんの分のパジャマを渡す。
私と色違い。フードまでモコモコ素材。彼女の分はウマ娘使用なので耳穴があいている。
リーちゃんはそれを広げて体に当ててサイズを確認している――可愛すぎるからというのも本当に思っていることだろうが、それはそれとして興味はありそう。
「部屋の中だけで着るにしても、やはり可愛すぎて……」
「そう?」
ためらう理由は可愛すぎるものと彼女自身のズレ、だ。認識している自分のイメージとアイテムの齟齬、というのは分からなくもない。私自身、かっちりとしたフォーマル寄りのスーツは似合わない気がする。褒め言葉がない、という訳では無いが、フォーマルなスーツを着た成人女性に可愛いという声しか無いのは、本来の得点表とは別のところで加点されているような微妙な気分になる。
とはいえ、私見だが、彼女にはそういう可愛い衣装も似合うし、本体の属性がセクシーとかスマートであっても、可愛いはハマるのだ。それこそ用法用量を適切に、というだけの話。
「格好いい女性に可愛いものは合わないとでも思ってる?」
「……む」
なので、それを押して見る。てきめんリーちゃんは戸惑った様子を見せる。
ここで、リーちゃんにパジャマを着せて、それで可愛いと言葉をかけるのもありだ。
正攻法というか、それはそれで愉しい。
だが、今回の本旨は、おそろいのパジャマを着ることではなく、リーちゃんに可愛い衣装を着せることでもなく、彼女の体調面を考慮した睡眠時間の質を上げることだ。――上げることだ!
「ということで、こちらの写真を用意しました」
そう言って私は手元の端末を操作して、とある店舗の試着室前の写真を表示させる。
もちろん、店員さんにOKをもらった、と言ってたので大丈夫なやつだ。
そこに写っているのは―― - 7054(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:18:24
「先生!?」
「そう、3人おそろい」
端末を持っていない方の手でブイサインを送る。
虚を突かれたというような表情のリーちゃん。更に畳み掛ける。
「どう? 先生みたいなタイプでもちゃんと似合うでしょ」
画像を送られてきたメッセージには『着心地もいいな!』と書かれている。
「……じゃあ、リーちゃん……お着替え、しましょっか」
・
パジャマ?部屋着?に着替えさせたリーちゃんとテーブルで向かい合う。
ちなみに、私もボトムスもそれに着替えた。
テーブルについているのはリーちゃんがパイを食べるためだ。
「肌触りとか縫製とかも大丈夫そう?」
温め直して、パイ生地のサックリ感は失われているようだが、開いたパイ生地の穴からソースのいい匂いがする。肉と人参を口にして、飲み込みながら、彼女は肯定する。
「……ん」
リーちゃんの水のグラスには水滴がついている。
「……今日も飲む? ハニージンジャー」
次のひとくち分をスプーンにのせた彼女は首肯で応えた。
器用な彼女は、自分でも作れると思うのだけど……。
まぁ、してあげたいことをしてあげるだけだ。
キッチンに立つ。 - 7154(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:18:39
しばらく食器の音が響く。彼女は食事の途中は静かなタイプだ。
まぁ、もとより、多言なタイプではないが。
ハニージンジャーはゆるい火にかけて、食器の音が止むのを待つ。
砂糖多め、はちみつ一匙、キッチンにはジンジャーの香気とミルクの香り。
シリコンヘラでかき混ぜて砂糖の粉が残らないように。
棚からシナモンの瓶を取り出したあたりで、スプーンとグラタン皿の当たる音が止まって、水のタンブラーを机に置いた音がした。
ばっちりなタイミング、と思ったことで少し嬉しくなって口角が上がるのを感じる。
瓶の蓋を空けて香りを確認、マグカップに鍋の中身を移して最後に一振り。
マグカップ一つだが盆に乗せてテーブルに向かう。
「おまたせリーちゃん」
そう言って、カップを置く。
うん、と応えたリーちゃんがそれを手に取ったのを目の端で捉えつつ、グラタン皿とスプーンと水のタンブラーを盆に回収する。
「水のおかわりは?」
「大丈夫」
よし、ということで、盆を引く。
流し台でそれらを洗う。深めのグラタン皿はきれいに食べられているが、流石にパイ生地の焦げは残っている。そのあたりもきれいにしながら食器棚をみると、同じ形のグラタン皿がいくつもある。
返却すると次の会計が安くなるタイプの食器だったはずだ。溜めすぎ、と思うけど整頓はされているのであまり気にしない。 - 7254(12,18,38,48)23/09/13(水) 16:18:50
洗い物を終えて席に戻るとリーちゃんはほとんど飲み終わっていた。
「パジャマ……ありがと」
「んー、おそろい、押し付けちゃったかな?」
「……ありがと」
これ以上いじめるのはよしておく。
自分で着てみても温かいのが実感できるし、彼女も気がついているだろう。
どういう意図のプレゼントなのか、だが、それはどちらも口にはしない。
そのほうがらしいから……という感じだろうか。なんとなく、だ。
「お姉ちゃんが探したなら」
ポツリと口にした言葉にリーちゃんを見る。
「なにか、他に良さそうなものはあった?」
単純な質問に見える。ショッピングから帰ってきた友人に買ってきたものの他にも良いものがあったかと、問うくらいの。だが、体調管理するトレーナーという立場の人間として回答を考えるなら。
「そうね、寝具のカテゴリに、抱きまくらとかもあった」
「抱き……?」
あまり良く分からなさそうなリーちゃんに端末から画像を見せる。
寝姿勢とかシーツの中で隙間ができにくいから温かいとか、書かれているページだ。
どういうふうに使用するかが、モデルさんの姿勢とともに描かれている。
「……ふふ」
笑われた。なんだろうか。ちょっと危険な香り。攻撃的というか嗜虐的なことを思いついたような声音。
「ど、どしたの?」
「ううん……。良さそうなことが書いてあるけど実感し難いな」
リーちゃんは抱きまくらのサイズ表記をみて確認すると微笑んだ。
――教訓。ペットがほしいほど人寂しい子の部屋に行くときには退路を確保しておくこと。 - 73二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 19:35:36
距離感めっちゃ良いな……
- 74二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 20:16:15
多分n次創作としては簡単な方だと思うのだ
このスレなら1~30あたりにアイディアが散らばってて、アプリに成長後の姿があるから
A(成長前)がB(経験)を経てC(成長後)になる、のを前提として
A,Bに妥当そうなものと必要そうなもの無いだろうなってものを考える
1~30見たら自分でブレストしなくてもアイディアはあるし、ウマ娘だから元ネタ浚う
あとは違和感のない流れに成形しなおす感じであとは、自分の好みを盛ってモチベを維持するとか?
まぁもっと解像度を上げたいところだけど、私の育成ウマ娘の欄にリガントーナがおらんねんな、バグかな?
- 75二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 20:58:04
リガントーナのサポカで存在を出してほしい気持ちはあるがそもそもリガントーナのサポカでなさそう
- 76二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 22:24:39
- 77二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 22:26:01
凱旋門三人組グルサポか
- 78二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 23:01:39
- 79二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 23:06:26
かわいぃ!
- 80二次元好きの匿名さん23/09/13(水) 23:53:44
もこもこ着せてよかった…になるわこんなん
- 8154(12,18,38,48)23/09/14(木) 00:36:04
- 82二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 01:02:39
この子は元ネタ合わせて考えるとアメリカ生まれでイギリスのトレセンに行って基本はそこでレースにも出たけど、その後凱旋門賞で勝ってアメリカのレースに出た感じかな
褐色肌とかも考えると、ネイティブ・アメリカンの家系っぽいけど元ネタがサウジの王子に買われたっぽいし
奨学金を出してもらってるとか招待された才能ある選手とかかな - 83二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 08:16:45
朝上げ
リガントーナは朝に弱いと嬉しいけど強くてコーヒー飲んでてもすき - 845423/09/14(木) 15:52:23
慣れぬベッドで身じろぎをして。シーツから抜け出す。端末の目覚まし機能を先回りして停止させてベッドの方を振り向くと従妹ちゃんは長い手足をさまよわせていた。
逃げた体温を探しているのかなと思うと、自然と笑みになる。シーツをかけなおす、あと三十分の夢をあげてもいいだろう。
その間に朝食の準備をする。栄養バランス、好み、調理を維持できること等々の兼ね合いで朝食メニューに変化は乏しい、かわりに品数を多くしておくことで少しでも飽きさせないようにと心がけている。
トマトの下ごしらえは昨日から。ぶ厚めに切っておいたそれに塩を振ったのは味をつけるためというよりも水分を抜くため。トレイに出た水分から仕込みは問題ないと判断する。その水分も別の料理に使えるから別に取っておく。小麦の粉を厚めにまとわせて、オリーブオイルでソテー。
キッチンにこもるのは、トマトとオリーブオイルがぶつぶつと弾ける音と香り。追いかけてくるのは小麦が薄く焦げる香りで香ばしい。保温したぶ厚めの陶器の皿にそのトマトのステーキをあげると次の料理。
フライパンはそのままで、トマトの焦げをこそぐようにしたあとに加えるのは、冷蔵庫で保管していたブラウンソースとトマトの水分。くつくつと煮込んでから、レンジを起動。自立するタイプのパウチに入った下茹で済み白インゲンを温めて、水分を切ってから投入。鍋をかき混ぜつつ、サイコロ状にカットした人参もレンジにかけて温まったところで合流させる。ベイクドビーンズ。
コンロの別の口で卵三つでオムレツを作る。ケチャップの日と塩コショウの日があるのでテーブルにはどちらも用意。パンとバターと蜂蜜、ジャムはいちごとマーマレード。
ベーコンはカリッとがあの子の好み。少し多めに。
ツナとポテトでサラダを作る。マッシュするよりサイコロ状でとどめたほうが食いが良い。オイルとビネガー、ペッパー、ソルト。ビネガーはあの子の好みの銘柄を小瓶に入れて食卓にセット。
(マッシュポテトのオーブン焼きとかは、私もあの子も好きだけど、朝からはなぁ)
最後に昨日安かった野菜ものを適当に炒め焼く。今日は、マッシュルームとアスパラガスとパプリカのバター炒めになった。
「飲み物は……」 - 855423/09/14(木) 16:54:02
「リーちゃん、朝」
「う、あ」
シーツ越しに揺さぶると、まどろみの中から絞り出すような声で応答が来た。
深い眠りということは、きっとパジャマの効果もあるのだろうと思っておくことにする。
三十分の間にかけた暖房の効果もあるかもしれない。短い時間なら乾燥もさほど影響ないだろう。
まぶたが可愛らしく、ピクリと揺れる。もう少し眠いと、言葉にしなくとも雄弁な表情。
「リーちゃん」
しかし、もう一度呼びかける。そこでの応えは、パタパタと、手元に何かを探すような仕草と、ひくひくと動かす鼻頭。
「朝食、用意できてるよ」
そう呼ぶと、うぅ、とうなりながら細く目を開く。
きれいな瞳がこちらを見たので、微笑みかける。
「起きれて偉いね」
子供扱いすると、リーちゃんは彷徨わせていた手を私の頬に寄せた。
本当に軽くつまみながら。
「ふふふ、つーかまえた」
とまだ、眠気の抜けきっていない声で言う。
まるで力が入っていないその腕を剥がしてこちらも両頬に手を添える。
「おーきーなさーい」
両頬はとても柔らかく、こちらの指を沈み込ませて、軽い力で横に伸びた。
・
「ひどいなぁ」
跡も何もついていない頬を被害者面して撫でながらリーちゃんは席につく。
「もう! いつも一緒じゃないんだから、一人でも起きれないとだよ」
「うぅ、大丈夫、リラックスしすぎただけだから」
……つまり、私と寝たから起きられなかったということか。淡い高揚と一緒に、暗い熱が心に灯る。
「人のせいにするのはだめだなぁ」
そう言いながら、料理がすでに並んだテーブルにリーちゃんの飲み物を置く。私のレモンジュースと比べてあまりにも小さなそれはいわゆる、エスプレッソカップだ。中身ももちろんカップの名前が表している漆黒のそれ。 - 865423/09/14(木) 18:07:02
「……あの」
「どうしたの?」
「なんで」
なんでと聞かれても実際の所、こっちが聞きたい。
この間のインタビューでそれを言ったのはリーちゃんだ。
『朝はエスプレッソね。熱と香りが、体を熱くさせてくれるの』
とかなんとか、コーヒーを飲めるのが格好の良いオトナに見えるお年頃、というやつの亜種だろうか。普通のブラックも飲めないくせに。
「あんなのただのものの弾みじゃない」
「そうね。子供の若気の至りでも良かったわ、本来なら」
ただ、リーちゃんは人気のあるウマ娘で、インタビューでの様子が人の目に触れやすい媒体だったのが良くなかった。プレゼントに『私のオススメです!』だったり『うちのブレンドも飲んでくれ!』だのとエスプレッソ用の豆が届いた。あと、面白がったのか本気で勘違いしたのかしらないけど『先生』からマシーンが届いた。
なんで、私が使い方を勉強しないといけないのかはわからないけど。
「もらったもののお礼が言える程度には味わおうね?」
「ちょっと怖いよお姉ちゃん」
「――自分の影響力をもうちょっと考えて」
「うぅ」
「ほら、一杯だけだから」
少しだけ、ためらいつつこちらに視線を送ったが、覚悟を決めれば思い切りはいい。ソロ分のエスプレッソにスプーン一杯の砂糖を入れて混ぜながら香りを楽しんだあと、リーちゃんは一息に飲んだ。
「美味しい……美味しいのは美味しいんだけど」
まぁ、わかる。砂糖が入っていれば彼女は十分に飲めるだろう。舌先で味わう分には十分にあたりが良くなっても、奥に入るほど苦味……というか、渋みというかそれが出てくるはずで、リーちゃんはそれが得意ではない。二杯目のエスプレッソはマグカップに入れる。
なんとも言えない目で見てくるリーちゃんの前で、砂糖を溶かし、ミルク多めにを注ぐ。
「カフェ・ラテ……じゃないですが、まぁ、飲みやすくなってるはずです」
「エスプレッソを味わって楽しめる、大人になりたい……」
……うん、涙目リーちゃんは可愛いし、お目々もぱっちりあいてるし、マシンの手入れは面倒だけどエスプレッソ……悪くないね。
「リーちゃんが大人になる練習ができるくらいには沢山、コーヒー豆も届いてるし、安心してね!」
笑顔で告げたその日から、インタビュー内容にかなり気をつけるようになったリーちゃんだった。 - 87二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 22:17:02
コーヒーのくだり拾ってもらってる!かわいい!嬉しい!かわいい!
- 88二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 22:20:41
- 89二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 22:35:26
- 90二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 22:52:17
- 91二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 23:21:06
- 92二次元好きの匿名さん23/09/14(木) 23:28:33
何なら『今のリガントーナに至ったのかを妄想するスレ』だから、過去を描写するなら今の姿や口調すらベースになっていない可能性もあるから…スレの最初の方の妄想と、元ネタと言われるウマと、もこもこを着ているという秘密で作られていたりいなかったりしそう
…海外はトレーナーがついていなくともOKとかならないとも限らないし
- 93二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 01:04:31
もこもこ…
- 94二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 08:38:07
この時間帯リガントーナちゃんがもこもこの部屋着とお布団で♀トレに起こされてると思うとテンション上がってきた
- 95二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 08:53:19
もこもこ!
- 96二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 19:09:42
海外にトレセン学園ってあるのかな?寮暮らししてるイメージはないけど…
- 97二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 21:07:17
コーヒーよりカクテル…モクテル飲んでそう、ギムのバーでトレーナーとかと飲んでてほしい
- 98二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 21:23:26
- 99二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 21:24:08
かわいいリガントーナを面倒見るトレーナーもいいけど爛れた雰囲気も俺は好きです
- 100二次元好きの匿名さん23/09/15(金) 21:31:24
♀トレに「ゴホウビ…くれるわよね?」って聞くリガントーナはいる
- 101二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 00:39:29
尽くされるより尽くす方が好きそうだけど尽くされる方が似合う女
- 102二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 09:25:30
同僚に可愛がったりいじられたりしてるロリトレを考えたけど
リガントーナは微笑ましいなと思うタイプか独占欲タイプか、独占欲タイプっぽい気がするな - 103二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 13:10:22
今日のライブのサプライズゲストとかで出ねえかな
- 104二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 14:13:51
前三女神出だしワンチャン…?
- 105二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 14:14:28
どちらにせよトレーナー要素は無さそう でもトレーナーへの呼び方とかは教えてほしい
- 106二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 18:15:35
リカント×♀トレとタイトルを読み間違えてしまった…
- 107二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 18:25:53
♀トレにダンス指導をしてもらおうとするけど既に一流の回
- 108二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 18:37:59
凱旋門勝利でレースするし海外にもウイニングライブはあるんだよな、じゃあトレセン学園なりスタジオなり家なりでリガントーナがダンスの練習してそれをトレーナーが指導する可能性は高いってワケ
- 1095423/09/16(土) 18:52:10
リガントーナさんは基本的に何でも上手にこなすし教えられたら何でも素直に吸収するけど
自分がやって欲しいこと(髪を結う、眠る前のドリンクをいれる、朝起こされる)はなぜか上手くなれないという個人的な妄想 - 110二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:06:31
ワンチャンわざと習得してないのでは?ボブは訝しんだ
- 111二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:12:56
そもそもできること/できないことの差がハッキリしてそう
できることは最初から上手だしできないことは練習しても下手なタイプ - 112二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:15:01
(ダンスは)トレーナーにあんまり練習見せなさそうじゃね?自分で納得したら見せてそう
- 113二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:21:35
じゃあうまぴょいのチューをリテイクさせられて、苦笑しながらも一緒に♀トレと何回も練習するリガントーナちゃんはいないって事ですか!?そんな…
- 114二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:22:19
- 115二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:23:47
つまりみんなちがってみんないいってコトよ
- 116二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:28:41
ダンスはうまいけど投げキッスが下手なリガントーナ概念は俺も取り入れたいね
- 117二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 19:33:28
個別優勝イベもないしシニア凱旋門はモンジューとヴェニュスパーク再戦のが盛り上がるしなぁ…
- 1185423/09/16(土) 20:29:44
>>116 それはグッドだが私には活かせないのでちょっとひねって
「んー」
私は悩んでいた。何にといえば、自分の指導力不足である。
彼女は強い。早いというよりも強いと、そう言えるウマ娘だ。
だから、ライブでもセンターにいる。だから、細かな演技も目立つし、思い切りの悪い部分は目立ってしまう。普段が思い切りの良い子だからこそ余計に。
その思い切りの悪い部分というのが……。
「投げキッスか」
ダンスはうまい。運動能力が高いというだけでなく、指先にまで神経が通っている。
いや、物理的には当然そうなのだけど、ここで言うのはきちんと意識がされているということだ。
見られるということに対しての感度が高いと言ってもいい。
指先が沈むようなダンスは、そういう表現が必要なとき以外は、悪い意味で目立つ。
激しいところもメリハリのあるところも高レベルなのに、
「可愛さを出すのがだめ、というわけじゃない」
カーテシーのような動きも、ウィンクも、他の天真爛漫な少女のようなポーズも十分に良い。
もちろん、今後彼女が大人らしく成長していけば難しい局面もあるだろうが……。
「……むぅ」
ダンスがだめだ、と思っていたとしても、レースの期日は変わらなかったし、勝てば彼女はセンターだし、当然のように勝ったし……。
他の部分は高レベルなのだから、その部分だけ、多少の瑕疵があることはしようがないと割り切ることにした。全ては私の指導力のなさのせいだということは、彼女にも十分に言い含めておいた。
その指導力のなさを補うためにも、私は、客席からウィニングライブを見ることにしたのだ。
もちろん、リーちゃんにもそのことは告げている。
客席から見ることでライブ練習に活かせる部分があるかもしれない!
これは私のトレーナーとしての実力が問われる問題だ!
・
- 1195423/09/16(土) 20:32:48
「……えっと」
「どうだったかしら」
ライブが終わって、リーちゃんと合流した。彼女の表情は、やり終えたという笑みだ。
「あー」
一つ聞きたいことがあったが、その質問は口に出すより前に頭のなかで答えが浮かぶ。練習で投げキッスが下手なふりをしていたか、と聞こうとしたがそんなふうに手を抜く子ではない。
いや、しかし、そういう疑問が出てきてしまうくらいには、今日のライブで投げキッスのところも含めて良い出来だった。
「照れとかなく思い切りよく出来てたけど……ライブの熱気でかなぁ」
「……そうかもしれないわ」
リーちゃんはなにかいいたそうだったが口にはしなかった。それは私には言えないことなのかもしれないし、あるいは、言葉にまだならないなにかなのかもしれない。どちらにしても、私のトレーナーとしての能力では、彼女のそれをカバーすることは出来なかった、ということは私自身で抱えるべきことだろう。
「リーちゃん。私、リーちゃんの隣にいるからね」
「……う、うん」
それは宣言だ。足りない私が『リガントーナ』という無二のウマ娘の隣に立って不足なしと言われるようになるつもりだ、という誓いである。
・
従姉の小さな背中を見送りながら、彼女の言葉を反芻する。
「ふふ」
隣だ。小さな背中は、隣だ、といった。
私は走るウマ娘。誰をも抜き去るつもりの女だ。誰をも後ろに置き去って行くつもりの私に……。
「だからか、だからだ、だからこそだ!」
誰もいない控室に言葉をこぼす。
ライブで高揚した、それは間違いない。
レースの興奮が冷めきっていなかった。
それも間違いない。
だけれども、私が投げキッスだろうとなんだろうと、それを思い切りよく行えたのは間違いなく。
「従姉ちゃんを客席に見たからだよ」
ライブの高揚とレースの興奮と、それと当量に心躍る……!
それを自覚した。 - 120二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 20:53:43
おっ新鮮なSSやん囲え囲え
- 121二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 21:33:07
- 122二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 21:36:54
日本語ペラペラだし日本文化にも詳しい?♀トレと旅行しろ
- 123二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 21:43:16
ここにVRがあるじゃろ?
- 124二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 22:19:57
いうてシナリオしか出番ないからネタが尽きてきたとこある
- 125二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 22:27:06
今日のゲストモンジュー来てたらしいし明日ガチでリガントーナあるんじゃね!?!?
- 126二次元好きの匿名さん23/09/16(土) 22:38:26
ライブチケ取れなかったから期待しかできない
リガントーナが来てトレ向けっぽい曲歌ったら成仏してまう - 127二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 00:21:06
センシティブかなと思ったら普通に健全だった
- 128二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 00:33:54
健全より少し爛れた関係の方が好きなのが俺なんだよね
リガントーナが♀トレに秘めた恋心を抱いてて贈り物の花やアクセサリーに重たい意味を隠して贈るのが見てえんだ - 129二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 00:40:49
レースに勝った後とかに♀トレを抱きしめたり(敬意の)キスしたりウマスタで匂わせするんだけど♀トレを他の人間に取られるリガントーナ…美しい
- 130二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 00:47:26
- 131二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 12:13:25
保守
- 132二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 16:00:13
保守助かる
リガントーナちゃんは卒業後何するんだろうね
サブトレーナーとかやるのかな?モデルとかでもやってけそうだけど - 133二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:26:07
- 134二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:33:48
- 135二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 21:24:43
レースに限らず熱中すると口調が荒くなる認識でよろしいか??
言葉尻と口調って何が違うんや - 136二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 21:53:22
感情が高ぶると我を忘れるタイプなら私の性癖には合っていますね
- 137二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 22:00:26
♀トレと一緒にゲームやれ
- 138二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 22:06:12
- 139二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 07:48:08
言葉尻が激しくなるってことはやっぱ普段は意識してあの口調なのかな?それとも誰かの喋り方に似たのか、、
- 140二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 08:01:28
♀トレの口調が荒い方に似たんやろなぁ
- 141二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 13:12:21
このレスは削除されています
- 142二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:38:43
♀トレの前で綺麗な言葉遣いしてるリガントーナ見たい
あるとき素のきつい口調がバレるの見たい - 143二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 22:51:37
結局ライブでは出なかったっぽいね、残念
ライブとかで一瞬勝負のときの感情を思い出して鋭い表情を見せるリガントーナとそれにドキっとしちゃうトレーナー見たかったよ - 144二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 00:13:07
♀トレが変なやつに絡まれたときに助け出す少女漫画みたいなリガントーナまで想像した
- 145二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 00:17:12
「"ワタシの"トレーナーになにかご用かしら?」って鋭い目つきで言うリガントーナ見てえ~~~~
- 146二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 00:26:53
別スレ見て思ったけどロリリガントーナちゃんと若い頃の♀トレーナーが知り合いの可能性ある?
- 147二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 07:20:57
- 148二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 07:55:05
- 149二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 19:45:46
- 150二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 22:58:07
公式サイト
- 151二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 23:14:25
結果的にトレーナーの歩んだ道や知識を学んでトレーナーの想いを知る展開だとエモい
- 152二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 23:18:55
トレーナーが代わる際に忘れていったノートに書かれた海外の言葉の意味を知りたくて文字を学ぶリガントーナちゃん概念はある
- 153二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 00:35:28
公式サイトのキャラクターに居たの気づかなかったわ
トレセン学園関係者欄にいるし実装はなさそうね… - 154二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 00:59:41
サポカでいいから実装してくれないかな…
- 155二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 08:19:20
そこまで好感度高いトレが去るには、死別か大病を患うか(あいつは強いが完成のためにはライバルが必要だ、それも私が育てる!)とかいうわかるようなわからんような理論あたりが必要な気がする
- 156二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 20:16:38
保守
- 157二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 08:00:50
ほぼ別スレのパクリだけど日本語でいちゃつく♀トレとリガントーナはちょっと見たい