本当にあったXXXい話

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:34:27

    8月も終わったというのにまだ暑いこの時期。
    少しでも涼しくなれるようにひとつ話をします。

  • 2二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:34:57

    ワクワク

  • 3二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:35:16

    これは、わたしが中学生の頃の出来事です。

    当時のわたしは友人のひとりもおらず、中学生にもなって当時高校生の姉にべったりでした。
    姉はわたしと違って友人がいましたが、家の外では孤独だったわたしに気を遣ってか友人よりもわたしを優先してくれることが多い人でした。
    わたしはそんな優しい姉のことが大好きで、今にして思えば依存しているようなところもあったんだと想います。

    ですが、ある時期から姉はわたしよりもある友人のことを優先するようになっていきました。

  • 4二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:35:24

    エロい話?

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:36:09

    書き溜めてから始めろよ

  • 6二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:36:26

    姉が初めてその友人を家に連れてきた時のことは今でも覚えています。

    いかにも遊んでいる「ギャル」といった感じの容姿。
    正直、姉とはあまり縁がなさそうなタイプの人種でした。
    姉は妹の贔屓目を抜きにしても美人ですが地味なタイプで、そういう友人がいるとは信じられないくらいでした。
    客観的に見ればその友人も美人だったとは思いますが、当時のわたしは彼女のことを気持ち悪いブスだなんて思っていました。
    原因は、言わずもがな自分から姉を奪ったという意識や自分よりも姉に優先されていることの嫉妬。
    正直、自分自身でもそれを幼く醜い感情によるものだと理解していました。

    少なくとも、最初は。

  • 7二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:37:29

    事件が起こったのは、彼女が姉の留守中にやってきた日でした。

    姉は彼女がやってくる少し前に出かけていて、、家にはわたしひとりでした。
    わたしは彼女のことが嫌いでしたが、姉の友人であることには違いないため仕方なく家に上げて姉を待ってもらうことにしました。
    彼女のことは嫌いでも大好きな姉の買い物を無駄にしないためにもそうするのが良いと判断したからです。

    とりあえず家に上げて、自分は自室にでも籠っていればいい。
    わたしはそんなつもりで、実際にそうしようとしました。

    ですが、彼女はわたしの部屋についてきてしまいました。

  • 8二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:38:28

    妹ちゃん、アタシのこと嫌い?
    と、ストレートにそう訊かれたことは忘れられません。

    普通、そんなことを相手に訊くのかと驚きました。
    察しているなら聞いてくるなと怒りが湧きました。
    もとより彼女に対する印象が悪かったこともあって、わたしは苛立ちと共に嫌いですと答えました。

    けれど、彼女は予想できていた答えだったからか特に気を悪くした様子はありませんでした。
    「残念」とは言っていましたが、言葉とは裏腹に声音も表情もどこか楽しそうでした。

    そして彼女は、「アタシは妹ちゃんのこと好きなのになあ」と続けてきました。

  • 9二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:39:41

    そう言われた瞬間、わたしはそれまで以上の怒りを覚えました。

    わたしをからかうつもりなのか、とか。
    そうじゃなければ姉に取り入る一環として言っているんだろう、とか。
    そもそも嫌っている相手ということもあって、好きだと言われても何も嬉しいとは思いませんでした。

    ですが、怒りを言葉にするよりも早く彼女は更に言葉を続けてきました。
    その言葉を聞いたわたしは、怒りよりも困惑が上回りました。

    彼女はわたしに、「勘違いしないでね。変な意味でだよ」と言ったのです。

  • 10二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:40:48

    変な意味で好き。
    そう言われた瞬間、わたしはきっと理解できない言葉にぽかんと間抜けな顔をしていたと思います。

    そして、少し遅れてから「変な意味じゃないよ」の言い間違いだと考えました。
    彼女から見てわたしは友人の妹であり、変な意味で好きだなんて言うはずがない。
    わたしはそう考え、「わけのわからないことを言わないでください」と返しました。
    言ってしまえば、それ以上のコミュニケーションの拒否です。

    けれど、彼女はそれにも特に気を悪くした様子もなく「わからないなら教えてあげよう」なんて続けてきました。
    わたしは彼女と会話を続けたくなかったので、その言葉にも「結構です」と冷たく返しました。

    いえ。
    返そうとして、返すことができませんでした。

  • 11二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:41:24

    わたしが彼女に言い返すべく開きかけた唇は、他ならぬ彼女の唇によって塞がれてしまっていたのです。

  • 12二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:43:35

    その瞬間、わたしは思考が止まってしまいました。
    ですが、思考が止まった間にも感覚は状況を正確に捉えていました。

    目の前にある彼女の綺麗な顔。
    重ねられた彼女の唇の柔らかさ。
    自分の唇の内側へと押し入ってくる彼女の舌の味。
    逃げ場のない口の中で舌を絡め取られて注がれる彼女の唾液の熱。

    思考が再び動き出した時、その凌辱めいた強引なキスを毒だと感じたことを覚えています。
    口を犯し、それを通じて頭まで冒す毒。
    抵抗しなければならないのに抵抗できず、抵抗しようという意志どころか抵抗したいという拒否感すら溶かされる甘い猛毒です。
    その猛毒に蝕まれたわたしは、そのまま彼女の思うがままに弄ばれるしかありませんでした。

  • 13二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:44:29

    結局、そのキスがどれだけの時間続いたのかはわかりません。
    とても長かったような気もしますし、意外と短かったような気もします。
    いずれにせよ、わたしは彼女とのキスひとつで抵抗する力を完全に失っていました。

    彼女はそんなわたしをベッドの上に押し倒し、わたしの上に覆いかぶさって自分勝手なことを言ってきました。

    妹ちゃん可愛い。
    最初に会った時からずっとこうしたかった。
    もう我慢できない。
    これから思いっきり可愛がってあげるね。

    わたしはその時になって、ようやく初対面から彼女に抱いていた悪印象の理由に気付きました。
    自分から姉を奪ったことの敵愾心や自分より姉に優先されていることの嫉妬も間違いなくありましたが、
    自覚していたその理由とは別にあったもうひとつの理由。
    それは女なら誰でも身に覚えがあるに違いない、自分に欲望の目を向けられることへの嫌悪感でした。

    異性ならともかく同性にそんな目を向けられるとは思っていなかったわたしはその時まで意識していませんでしたが、
    無意識のうちに彼女からそう見られていることに気付いて嫌悪し悪印象を抱いていたのです。

  • 14二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:45:10

    わたしが彼女に対する悪印象の第三の理由を自覚した時、外出していた姉が帰ってきました。

    その時、わたしはこれで助かったと思って自室から姉を大声で呼びました。
    こんなところを見られるのは恥ずかしいけど、それでも助かるならそのほうが良い。
    姉も自分の友人が妹を襲っているところを見れば幻滅して絶縁してくれるはず。
    わたしはそう思って、姉に助けを求めました。

    けれど、自室にやってきた姉がわたしを助けてくれることはありませんでした。

  • 15二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:46:32

    抜け駆けなんてずるい。
    姉は自分の妹が友人に襲われている姿を見て、そう言ったのです。

    やるなら二人一緒でって言ったのに、とか。
    ひとりだけ勝手に始めるなんて許せない、とか。

    姉は彼女のすることに怒っていましたが、その怒りはわたしの予想とは全く別のものでした。

    困惑するわたしを見下ろしながら彼女から言われた言葉は忘れられません。

    お姉ちゃんはアタシの味方だよ。
    っていうかアタシたち付き合ってるんだ。
    でもお姉ちゃんはアタシとの付き合いを優先して妹ちゃんを構えなくなったのを気にしてたんだって。
    だからアタシが妹ちゃんをふたりで構ってあげようって誘ったんだ。
    実際にやっちゃうのはまだ先のつもりだったんだけどね。
    妹ちゃんが可愛すぎてつい我慢できなくなっちゃった。

    そして視線をふと姉のほうに向けた彼女が言った言葉も、それに答えた姉の言葉も忘れられません。

    もう始めちゃったし、せっかくだからこのままやっちゃおうか――と、彼女が言いました。
    そうだね、そうしよう。一緒にいっぱい可愛がってあげよう――と、姉が答えました。

    もとより嫌っていた彼女はおろか、信じていた姉にさえ裏切られた絶望。
    わたし自身の意志は無視され、徹底的に汚されるという恐ろしい予感。

    ですが、キスひとつで無力にされたわたしはやはり抗うことができませんでした。

  • 16二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:47:34

    そこから先は、はっきりとは覚えていません。

    「やめて」「離して」とか訴えたような気はします。
    「お願いだからせめて休ませて」と訴えたような気もします。
    「もういやです」「許してください」と哀願した記憶もうっすらとあります。

    ただ、それら全てを聞き入れてもらえず滅茶苦茶にされました。
    具体的な内容なんて覚えていられないくらい滅茶苦茶に。
    そのくせ、姉たちのいう「女同士の良さ」というものは頭ではなく身体にいやというほど覚え込まされました。

  • 17二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:48:57

    以上が、わたしが中学生の頃に体験した出来事となります。
    その日を皮切りにわたしの屈辱と絶望の日々が始まりましたが、その日々はここではとても語れません。










    どうしても知りたいという方は、是非あにまんプレミアムにご入会ください。

  • 18二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:49:31

    >>17

    良い読み物になったわ

  • 19二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:50:05

    俺プレミアム会員なんだがどうやったら見れる?

  • 20二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:52:34

    >>16

    どうでもいい経緯ははっきりと事細かく覚えてるのに肝心なところは覚えてないのな

  • 21二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 22:54:49

    >>20

    何なら覚えてても細かく書いたら規約的にスレ消されかねないしなあ……

  • 22二次元好きの匿名さん23/09/10(日) 23:51:07

    >>19

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