- 1二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 16:57:03
彼女の名前はダイワスカーレット
俺がまだ小学生の頃クラスメイトだったウマ娘だ
彼女は現在レースで華々しい活躍を見せているが、小学生の頃は学級委員を務めていたのだ。
当時は優等生だからという理由で俺と彼女は学級委員を任されたが、彼女はその期待に応えるように立派に仕事を果たし、同時に周りの尊敬を集めていた。
そんな彼女だったが、実際は無理をしていたことを俺は知っている。
確かに彼女は優等生だが、それは周りの期待に応えようと一生懸命努力していたためだ。
そんな彼女の苦労を理解できるのは俺くらいだとまで思っていたが、ある日彼女がトレセン学園に進学すると知った。
彼女は優秀なウマ娘なのだ。驚くこともない当然のことだった。
だが、俺は心配になった。常に誰かの期待に応えようと努力を続ける彼女はいつかどこかで無理が祟って潰れてしまうのではないだろうか、と。
そんな彼女を数年振りに見かけると、彼女の横には見知らぬ男がいた。
俺はその正体をよく知っている。その男が胸につけていたのはトレーナーバッジだったからだ。
そんな男の横で、彼女はかつて見せたこともないような自然な様子で肩の力を抜いて笑っていた。
意外なことに俺は安堵した。ああ、彼女は素の自分でいられる相手を見つけられたのだ、と。
話は変わるが先日とある夢を見た。彼女に不思議なほどよく似たウマ娘が、トレーニングをする夢だった。
ところで、俺は最近自分の将来を見据えてとある勉強を始めた。俺の話はこれで終わりだ。 - 2二次元好きの匿名さん21/08/30(月) 17:00:26
なれるといいな!素晴らしいトレーナーに!