- 1二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:50:13
深夜の栗東寮、真っ暗な廊下を音もなく進む。
目的の部屋の前で立ち止まる。
手を伸ばすと阻まれることもなくドアをすり抜けた。
そのまま肘、肩、そして顔が部屋の中に入る。
中はカーテンの隙間から漏れ出る月の光で廊下よりはいくぶん明るい。
その光をベッドに横たわる葦毛が反射していた。
メジロマックイーン。
彼女は穏やかな寝息を立てている。
柔らかそうな頬にそっと手を伸ばす。
さっきのドアと同じように自分の指は彼女の身体をすり抜けてしまった。
思わず舌打ちをする。
自分の身体だというのにままならないとは腹の立つ話だ。
マックイーンが寝ているベッドに肘をつく。
……ベッドには触れるのに、彼女には触れないのか。
頬杖をついてマックイーンの寝顔を見つめる。
いい夢、見てんのかな。
性懲りもなく手を伸ばす。
髪の毛一本動かすことすら叶わない。
こんなに近いのに。
どこまでもどこまでも遠くて。
彼女が眠る世界を、“オレ”はただ見つめることしかできなかった。 - 2二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:51:25
スレ画像これでいいのかなあ!?
というかこれアプリ内の設定と矛盾してるとかない!?
なんかもう不安要素しかないんでミス等あったら言ってください!
爆速で消します!
お目汚し失礼しました! - 3二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:52:16
いい……
- 4二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:53:32
- 5二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 22:58:03
ササマクほんとに助かる…
- 6二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:22:31
ササマクええなもっとお願いします!!