女騎士は───繋がれた。

1二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:45:22

今日はクリスマス・イヴ、外に雪が積もり道は白く覆われ
家族や友人、そして恋人達が夜を過ごす日。
ファインと女騎士はSP達すら遠ざけて二人きりの時間を過ごしていた。
「これが…噂に聞くチョコレートラーメン…!まさかチョコの風味がラーメンと合うなんて」
ファインは未知のラーメンとの邂逅に目を輝かせながら麺啜る。
「本当はバレンタインに食べさせて上げたかったんだけど再現と美味しさを追及してたらクリスマスになっちゃった…」
「期限に間に合わせないとは怠慢、しかしその精神誉れ高い、誉めて使わす～!」
テンションが上がり過ぎているのか、気の置けない存在と二人きりという環境がそうさせるのか、普段ならば絶対にみられない口にモノが入ったまま喋るファインに思わず吹き出しながらも女騎士はその場でひざまずき拝領する。しかし女騎士として１つだけプライベートでも許せない事があった。
「ちんちん亭語録なんてどこで覚えて来たんですか殿下。」
ファインはあつあつのラーメンでぽかぽかになってきた身体が冷えるような気がした。
殿下。そう呼ぶ事は女騎士に禁止した、したが彼女の逆鱗に触れれば話は別、それすなわちお説教のお時間である。
でもファインにはクリスマスならではの秘策があった。
「…トレーナー、プレゼント…欲しいよね?」
「…ｯ!?」
女騎士は揺らいだ、今はお説教中だというのに目の前のプレゼントから視線を剃らす事が出来ない。そこでファインはダメ押しをする。
「怒るのをやめてくれなかったらこれあーげないっ♪」
「はい…怒るのをやめます…。」
女騎士は欲望をコントロール出来なかった。
ファインは勝利の笑みを浮かべプレゼントを手渡し、女騎士はそれを開封する。そして中身を恐る恐る確認すると…

2二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:45:35

「一対の手袋と片方だけの大きい手袋…?」
「お外に行きましょうトレーナー、教えてあげる!」
半ば強引に腕を引かれ外に連れ出されるとファインは自信に片方と女騎士にもう片方、そして大きな手袋をつける。
女騎士は困惑した。なぜ片方だけこんなブカブカな物をつけるのかと。しかしファインは次の瞬間───大きな方に空いた手を突っ込んだ。
「ﾊﾞ゜ﾘ゜ｶ゜ﾀ゜ｯ゜」
女騎士は意識を飛ばしかけた、危なかった、今も手袋の中でファインが手を絡ませて来て危ないが峠は越えた、でも脳内はショート寸前だった。女騎士が最後に覚えているのはヘリコプターのプロペラ音だけで、気が付くとアイルランドでファインと添い寝していた。
女騎士はしめやかに腹を切った。
らちぴょいはらだっち。

3二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:46:18

女騎士って誰だ？シャカール？

>>7 >>9

4二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:47:37

女騎士ちゃんは女騎士ちゃんだよ

5二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:47:48

やたら時間かかってると思ったらなげぇ！！

6二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:47:48

バリカタ擬音笑うからやめて

7二次元好きの匿名さん21/12/22(水) 23:48:13

>>3

あにまんで産まれたファインの女トレーナー概念だよ、カレンのお姉ちゃんみたいなもんだ