- 1レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 17:36:35
本スレ
ここだけダンジョンがある世界の掲示板 第4299層|あにまん掲示板https://bbs.animanch.com/board/2394106/前スレhttps://bbs.animanch.com/board/2392455/脳内設定スレhttps://bbs.a…bbs.animanch.comここは「ここだけダンジョンがある世界の掲示板」の番外編みたいなスレです。
書き込みの方針は以下でお願いします。
何もなし→メタ会話
「」→セリフ
()→心情など
【】→状況描写
ミニイベント:『カラスの喧嘩』
18:00ごろ〜開始予定
あらすじ
冒険者ギルド10位 《レイヴンズサークル》。その一員が闘技場で決闘を行うとのことだ
- 2レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 17:38:19
基本的にはレイヴンズ・サークルメンバー《魔学者》と《四死殺し》が闘技場で決闘する様子を流すのが主な内容となります。普段の闘技場ロールのようにリアルタイム進行の体になるので、観戦ロールなどもありです
その後は以下を予定しています(希望者がいる場合)
・他メンバー同士の決闘(キャラクター次第では他の方の了承を得る必要があります)
・《魔学者》や《四死殺し》を含むメンバー"との"決闘
・《読者》(リーダー)とのレイド形式決闘
なお、特に希望者がいなかった場合は決闘SSを置いとくだけのスレとなります
18時より決闘SS部分を順次投下予定。現時点で総計15レスとなる想定です
投下は5分おきぐらいで - 3レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 17:52:29
「おいしいお水はいかがですか~」
【観客席でお水を売り歩く《紫水冥鏡》】
「さて、そろそろ締め切りですよ。どちらにBETするか……選択はお済みですか?」
【当然の如く賭けを受け付けている《天秤》】
【あいつら暇なのか……?みたいな顔しながらちゃっかり観戦の構えをとる《空狩り》と《独り軍隊》】 - 4レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:01:12
【──”闘技場”。冒険者ギルドにおいても有数の魔術師・技術者たちがその粋を尽くし作り上げた戦うための空間。埒外の強者たちの激突をも受け止める至上の舞台】
【そのうちの一つ──”常駐勢”たちが、マナーの一環として空けておいているいくつかのルームの一つだ──に、二人の人影が降り立つ】
「まあ安心してくれよ。俺は得意な方だからさ……”手加減”」
【一方は茶髪の青年。貼り付けたように穏やかな微笑みを湛え、爽やかに手を差し伸べる】
【──冒険者、『ランベール・ローラン』。その二つ名を《四死殺し》と言う】
「それはありがたい。是非頼むよ、できれば自爆してくれると尚良い」
【対するは金髪の少年。しかしその外見に見合わぬ不敵な表情は、彼の歩んできた人生が見た目通りでないことを思わせる】
【──冒険者、『ヴィルジール・ローディナイ』。その二つ名を《魔学者》と言う】
【二人は共にパーティ《レイヴンズ・サークル》に所属する”仲間”である。しかし、その頂点たるリーダーの名を介していればまだしも、当人同士は実に険悪であった】
【片や未知を楽しみ、だからこそ神秘を探求する。知らぬものに満ちるからこそこの世界を愛している。神秘とは、誰の手にでも届くわけでないからこそ価値がある】
【片や未知を厭い、だからこそ神秘を探求する。知らぬものに満ちた人知の革新を求め、憤り、邁進する。人の手が及ばぬ神秘になど、どうして価値があろうか?】
【根本的なスタンスの違いに端を発した不仲は、パーティの一員として数年の活動を経ても尚溝を深めるばかり。総じてパーティ間の結びつきが薄い集団ではあるが、その中でも群を抜いて険悪な関係である。それでも普段から軽口を飛ばし合い、致命的な対立に至っていないのは双方の性格故か】
【そんな彼らが何故この闘技場での決闘を敢行するに至ったのか。その経緯は数日前に遡る──】 - 5レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:01:57
────────
『やあみんな、おはよう!いい冒険日和だね、ハハハ』
『……前から言おうと思ってたんだが。その”キャラ”全然似合ってないぞ』
『は?〇すぞオッサンてめー俺の固有魔術についてこれねえどころか未だに解析もできてねえんだろはい格下アデプトが聞いて呆れるわ』
『あ?お前ごとき余裕でボコれるが?こっちが大人の対応してたらつけあがりやがってよ分からせんぞ若造がオラちょっと面貸せや』
────────
【……などと言い合い一触即発の雰囲気になったところに、リーダーの『やるならせめて闘技場でやらんかこのクソガキどもが』という一喝を受け──律儀に日を改めた上で闘技場を訪れた、という顛末である】
※ククク……いきなり文字数の調整をミスっていた。ここまでで1レス分のはずだったのじゃ - 6二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:05:27
「ちょっとおおらかに構えとけば気は合いそうなんだがなあ」
- 7毒使い23/09/17(日) 18:06:11
「は、はわわ……凄い戦いが見れそうです……」
【ランカーの決闘が見れると聞いて闘技場まで来てみた毒使い】
【ちなみにランカーの戦いとはどんなものなのかを学ぶと共に、何か自身にも活かせそうなものが無いか探すのが目的だったりする】
と言う事で見学させていただきます - 8レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:07:02
【無論、彼らとてこの程度の言い合いで本気の殺意を抱くほど幼稚ではない。……おそらく。きっと。少なくともリーダーはそう信じているぞい】
【口論は言わば”きっかけ”。互いの間で燻っていた、『自分はアイツより上だ』という敵愾心に、たまたま火が点いた。それだけのことである】
「むしろいい機会だったとすら言える。生意気な小僧に現実を教えてやろうじゃないか」
「そりゃあ助かる。生憎これまで知る機会がなかったんでね」
【《四死殺し》が手にするは、彼の愛剣たる『幻霊剣”ファンタズマ”』。余人にはただ剣の柄のみを握っているようにしか映らないそれは、不可視かつ不定の刃を持つ魔剣である。彼はただこの剣と、己が身に宿る『固有魔術』のみを頼りとし──”ランカー”に名を連ねているのだ】
【対する《魔学者》は、一見して判別できるような準備を行っていない。ローブによって首から下の全身を覆い隠し、ただ佇んでいる。無論、稀代の魔術師たる彼が何もせずに立ち竦んでいるはずもなく──その内にて、幾つもの術理を以て備えているのだろう。それこそが彼を”ランカー”たらしめるもの。彼が解き明かし、手中に収めた無数の法則全てが武器となる】
【互いに臨戦態勢のまま、ほんの僅かな沈黙。一触即発、もはやいつ戦端が開かれようとおかしくはない。否──】
【──既に、始まっているのだろう。互いを侮るような軽口を交わしながら、その実互いの能力は正しく評価している。決して侮れる相手ではないことを、よく知っているのだ】
【自ずと隙など晒すはずもない。無策に攻撃を行ったところで徒労に終わるのだ】
「さて。見合いは十分だろう、そろそろ始めようか──”爆ぜろ”」
【唐突に沈黙が破られる。その瞬間、四死殺しの足元が”爆ぜ”た】
【瞬時に察し、地面が炸裂するよりも早く跳ぶ《四死殺し》。同時に幻霊剣の刃を”展開”し、《魔学者》の周囲を囲う】
【だが──】
(……広域じゃ刃が届かないか。やはり”既に何かしてた”な)
【不可視の刃は、しかし《魔学者》に届くことなく阻まれる。こちらもまた不可視、そして非常に”探知されづらい”防壁を展開していたようだ】
「そちらも無策ではあるまい?まさか、魔術師にただ時間を与える愚は犯さんだろう──お前ともあろうものが」
【その言葉に──《四死殺し》は、不敵な笑みを以て応えた】 - 9発光の美少女23/09/17(日) 18:10:21
「ふたりともぎらぎらだねぺか〜」
【観客席で発光している】
【目立つ】 - 10二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:11:49
※立て乙でーす!!!!
【老人が一人、観戦席に座っている】
【男女の判別は付かない。顔は長く乱雑に伸ばされた総白の髪と髭によってたった一つの器官を除いて全て覆い隠されているが故に───若々しく澄んだ赫の右眼だけを顕にする老人が試合を見ている】
【深い紺色の甚平に身を包んだ老人は、美味しい水を買ってストローを突き刺しながら『手数と多彩さからして《魔学者》の方がオッズ低そう』という理由で《四死殺し》に1,000,000G程賭けて満喫していた】 - 11レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:13:03
「《紅蓮に燃ゆる炎の獣》──」
【《四死殺し》が口を開く。紡がれるは上級魔術の詠唱──】
「《我、引き絞るは白夜の弓弦》──」
【その様を認めた《魔学者》もまた、魔術の詠唱を以て応える。この瞬間だけを切り取れば、典型的な魔術戦の様相と言えるだろう。一方はこの瞬間にも不可視の斬撃を絶え間なく繰り出しており、もう一方は障壁を細かに調整しそれを受け止め続けていることを除けばの話だが】
「──《汝の敵を喰い荒らせ》!」
「──《縫い止めよ》」
【詠唱の完遂は全くの同時。激しく燃え盛る炎の獣が解き放たれ、対する魔術師の手より射出される冷気の矢がそれを迎え撃つ】
【炎と冷気。相反する二者の衝突は激しい爆発を伴い、対峙する二人の姿をしばし覆い隠し──即座に”切り裂かれ”る】
「ほう、驚いたぞ。『ファンタズマ』以外の攻撃手段を持っていたとは」
【魔力を以て編まれた”剣”により不可視の斬撃を捌いた《魔学者》。一方の《四死殺し》は体内時間の加速を開始する】
「ハッ、俺は”剣士”じゃあない。よく知ってるだろう?」
【数倍の速度に加速しながら牽制の下級魔術を放ち、《魔学者》の周囲を旋回。さらに弾幕に織り交ぜるように、収束させた『ファンタズマ』による刺突を以て障壁の突破を試みる】
「──瞬く暇があると思うなよ、”オッサン”!」
【絶え間なく浴びせられる魔術の雨を広範囲の障壁で防ぎつつ、『ファンタズマ』の刺突に合わせその位置にだけより強固な障壁を展開。魔術と剣を織り交ぜた多彩な連撃を受け止めながら、しかし《魔学者》は余裕の表情を崩さない】
「青二才が。魔術とはこう使うものだ」
【両手を障壁の制御に用いながら、《魔学者》が口を開く。言表魔術を修めた術師であれば、ただそれだけの動作が”武器”となる──】
【──だが。その口からこれより紡がれる言葉を即座に解する者は、そう多くはないだろう】
「──《白く吹き群れ凍て荒ぶ成すつく氷のもの御手鋼のよ蜜蜂よ》」
【あえて文字で表すならば、例えばこのように。耳で聞くならば”三重の音”として届くだろうから】 - 12レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:13:43
※5分おき投稿、思ったより忙しいなあ!あくまで目安ということで……
- 13紙魚23/09/17(日) 18:15:57
立て乙です!
【貪欲なる魔女がバリバリと魔導書を噛み砕きながら闘技場を観戦している】 - 14〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:16:15
スレ立てお疲れ様です
「おや、もう始まっていましたか。ちょっと遅れてしまいましたね」
【おっとりとした仕草で闘技場の観客席に座る黒ドレス姿をした背の高い金髪美女……にしか見えない長身の青年
メイド服じゃなくて私服なのはプライベートだからです】
【とりあえず魔学者の方に5万Gほどベットした
四死殺しさんのことも好いていますが同じ魔術系の実力者で個人的に尊敬している方なので……】
- 15レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:19:06
【その様子に《四死殺し》もまた耳を疑う。しかし僅かに遅れながらも、その意図を理解した】
【何せ、”魔術三つ分”の魔力が励起しているのが感じ取れたのだから──】
(──回避を……!)
「《汝の吹き汝優しき渡るもの抱擁の敵をで》」
【全くの同時に発声し、複数の魔術を”重ねて”発動する絶技──『多重詠唱』。《魔学者》がそう呼び称す、まごうことなき”技術”である】
「──《我が手に永久の刺し眠りを集いて誘い貫け旋渦をたまえ成せ》」
【《魔学者》の懐より無数の鉄片が現れ、周囲に吹きすさぶ風に乗り周囲全てを切り裂く斬撃の結界を成す。それはまた魔力の光を伴い、触れるものを瞬時に凍結させながら範囲を広げてゆく】
【発動した魔術はそれぞれ〈鋼の蜜蜂〉、〈颶風の旋渦〉、そして〈氷の棺〉。いずれも精密に、寸分の狂いも無く行使されている】
【その内に飲まれた《四死殺し》は鉄片と旋風に身体を裂かれ、触れた端から凍り付いてゆく。並大抵の魔物であればこれだけで絶命に至るであろう死の吹雪が、彼の身に破壊の限りを尽くす──が】
【”己が傷つくよりも速く”肉体を再生──厳密には”時を戻して”いる──させることで難なく吹雪から逃れる。そして】
「『ファンタズマ』……!」
【幻霊剣『ファンタズマ』に魔力を注ぎ込み、出力を上昇させる。鋭さを増した”不可視の刃”は、主の意思に応じ変幻自在の軌道にて吹雪に襲い掛かる。そして、その『実体のない』ものをも切り裂く特性を以て起動された魔術式そのものを破壊。吹き荒れる吹雪を見事に”斬り捨てた”】
「御自慢の魔術はもう終わりか?俺はまだまだ元気だぜ、”学者先生”」
「……フン。相変わらず忌々しい術だ。特に”未だ僕の理解が及ばぬ”という事実が何より腹立たしい」
【《四死殺し》の有する固有魔術、『時よ、我が叫びを聴け-《イミテーション=クロノス》-』。その効果は『自身とその所有物の”時”を操る』というものだ】
【加速。停止。逆行。全てが自在──彼を”ランカー”たらしめる最大の要因である】
【たとえ致命傷を負ったとて、”その前”の時間に戻してしまえば全てが無となる。つまり《四死殺し》は魔術を使用する余地も無く即死するか、あるいは魔力切れ以外では基本的に死に至らず】
【──その魔力量は、《魔学者》を大きく上回っている】 - 16二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:19:32
【『三重並列詠唱かのぅ?手数のみの勝負であれば"加速"を持つ《四死殺し》に軍配が上がりそうだが、組み合わせ──コンボの可能性は十二分にあるのぅ』とストローで水を飲みながら《四死殺し》を全力で応援している老人】
- 17〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:23:50
「並列詠唱……同時歌唱と呼ばれることもある技術ですね
普通人種は口を一つしか持たないために言表魔術は他の魔術体系と比しても魔法の並列仕様が難しいとされていますが、その言表魔術であれ程の多重魔法を行うとは……」
「あとあれですね、やっぱり時間操作ってすごいですよね」 - 18二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:24:50
このレスは削除されています
- 19二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:26:02
【『親近感が湧く部分はあるが、攻撃を消費が必要とは言え無視して継戦出来るのは強いのぅ……然れど三重が無理であったのなら四重でも五重でも使ってきそうよのぅ』と《四死殺し》がんばえーしてる老人】
- 20毒使い23/09/17(日) 18:26:05
「よ、よく分かんないけど凄い……」
- 21レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:26:23
【《四死殺し》とて問答無用の”即死”などには勿論最大限の警戒を敷いている。故に、特にこと決闘のようなシチュエーションにおいては”魔力切れ”が唯一の敗因になることが多い】
【しかしその魔力量は群を抜いている。天才魔術師として名高い《魔学者》すら凌駕するその魔力量に真っ向からの”削り合い”を挑み勝ち得る存在は一握りだろう】
【その事実は、互いに理解している。はずだが──】
「《紅蓮に燃ゆる炎の獣》──」
(……〈炎の獣〉?攪乱でもするつもりか?まあいい、出足で斬ってしまえば関係ない)
「──《汝の敵を喰い荒らせ》」
【《魔学者》が詠唱を終える。次の瞬間に放たれるはずの〈炎の獣〉を迎撃すべく『ファンタズマ』の刃が迫るが──】
「……チッ、小癪な!」
【しかし、〈炎の獣〉は現れず。代わりに《四死殺し》の足元より魔力を以て編まれた茨が立ち上がる】
【触れたものを腐食させるそれは、言表魔術ではない。詠唱を伴わず魔法陣を描くことで発動する『法陣魔術』の一種だ】
「"詠唱さえ聞いていれば"──典型的な落とし穴だ」
【追いすがる茨を斬り捨てる相手に対し、追撃を試みる。《魔学者》の周囲に展開されたのは手製の魔道具──単に魔力弾をばら撒くだけの代物だ。尤も、その威力は並のワイバーン程度ならば一発で絶命するほどなのだが】
【厚い弾幕により、《四死殺し》は回避を余儀なくされ攻めあぐねる】
(小手先だな。何を企んでる?まあ何だろうが、俺と《ファンタズマ》を止められはしない……とはいえ)
【無策で飛び込むわけにもいかない。接近すればこちらが有利──というのは向こうも当然理解している】
【”彼らしくもない、稚拙な弾幕”は、それを誘うための罠である。それが未知数である限りは削り合いに付き合うふりをすればよい──その判断は】
「待たせたな──”準備は終わった”」
【──どうやら”正解”だったらしい。《四死殺し》は内心毒づき、『ファンタズマ』に回した魔力を己に戻す。何が起ころうと対処できる”加速”を維持するために備え】
【飛来した”雷の龍”により、その右手を吹き飛ばされた】
※文抜けてた - 22甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 18:27:06
「多重並列詠唱に巻き戻しそしてフェイント……ものスゴい高度な勝負だナ…!!!」
【瞳を輝かせつつ、買った《美味しい水》を片手に観客席に座る緑ローブ】 - 23レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:29:02
※だああまた修正ミスが……”正解”→”悠長すぎた”
- 24二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:29:32
- 25紙魚23/09/17(日) 18:31:35
【食い入るように闘技場を見ていた魔女が、一言呟く】
「………おいしそうですね」【ぼそ】 - 26レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:32:45
「なっ……!?」
【咄嗟に時間を巻き戻しつつ『ファンタズマ』を振るい雷を切り裂く。《四死殺し》はこの術に見覚えがあった──《魔学者》が開発した”言表魔術”、『呑天の牙』だ】
「……詠唱はどうしたよ、魔術師……!」
【毒づく《四死殺し》の目には──10は下らぬであろう数の『呑天の牙』と】
【それを従えるように立つ、”全身が青白いエネルギー体のような様相となった”《魔学者》の姿が映っていた】
「光栄に思え。《魔学者》の渾身たる”新技”のお披露目だ──貴重な機会だぞ?魔術師ギルドの学徒共なら垂涎モノだろうさ」
【《魔学者》の振る指に応じるように『呑天の牙』たちが一斉に動き始める。”雷速”を以て到来する龍を見切ることは容易いことではない】
【──《四死殺し》が一気に加速する。固有魔術の最大出力を以て、”雷速”すら振り切る速度で『呑天の牙』を搔い潜り《魔学者》へと肉薄する】
【しかし──】
「”遅い”な」
【〈炎の獣〉〈魔氷の大槍〉〈剣樹の血海〉──いくつもの上級魔術が同時に、そして”瞬時に”展開される。それは限界まで加速した《四死殺し》をして回避行動を余儀なくされる速度で襲い掛かり、再び間合いを開かせた】
「……詠唱破棄に術の高速化。それに魔力の流れを見る限り、魔力消費も大幅軽減……ってとこか?大盤振る舞いだな」
「──《マヌス・ウェネフィクス》。この身全て、細胞の一片に至るまで魔術の『発動器』であり『加速器』──そのように心得ろ」
【言い終わると同時、再度魔術が起動する。《魔学者》の頭上に展開されるのは無数の光弾──〈降る光陰〉の多重発動だ。一斉に射出される無軌道の光弾が周囲を破壊し尽くす】
【その苛烈な魔術の雨を受けながら、しかし《四死殺し》は思案する】
【──これは未だ、”時間稼ぎに過ぎない”と】 - 27〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:32:50
- 28流星の妖精23/09/17(日) 18:33:59
「すごいですねえ、すごいですねえ!強さとは憧れ、俺も憧れてしまいますねえ」
【元ヤンとなっても強さへの憧れは捨てられない子供妖精族】 - 29二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:34:38
- 30二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:38:41
なんか美味しそうの直後に魔学者さんが全身魔法の発動器発言したせいで紙魚さんがカニバリズムしたそうにしてるようにも見える
- 31レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:39:00
(なるほど、確かに魔術の密度はさっきまでの比じゃない。『多重詠唱』なんて曲芸をわざわざ披露してまで時間を稼がなきゃ展開できないほど”重い”技なんだろう。まさしく奥義と呼ぶに相応しい)
(──だが、”それだけ”だ。確かにあの技は彼の基本性能を大きく底上げしている。しかしそれ以外の何かを齎しているようには思えない……彼が俺を討つためにこの程度のことしか仕掛けて来ないわけがない。”まだ何か”ある──この弾幕で稼いだ時間を費やすべき”何か”が)
【それだけの思考をする間に、100に届かんばかりの魔術が放たれた。しかしその悉くは幻霊剣『ファンタズマ』に蹴散らされ消える】
【一方で《魔学者》自身は未だ強固な魔術障壁に守られ、攻撃を捌く片手間程度に放てる斬撃は届かない。言わば千日手、互いにただ消耗を待つばかりといった構図である──それこそが《魔学者》の狙いであり、壮大な布石であると《四死殺し》は予想しているのだ】
【故に】
「なら──その策略ごと打ち砕くまでだ」
【──《四死殺し》の纏う魔力の質が変わる。その源は──手にした魔剣、『ファンタズマ』】
【その様相が、変じてゆく。柄より”知覚できる”──現の刃が生じ、”剣”としての姿を余人の目に映す】
「『ファンタズマ』──『オクルタメント・スペッツァート』」
【変容。『幻霊剣』を覆う秘匿は破られ、その真実が白日の下に晒される】
「是よりは幻想に非ず。在り得ざる現にて万象を絶つ──!」
「……珍しく気が合うじゃあないか。僕も”幻想”は嫌いでね」
【軽口を飛ばしつつ、《魔学者》は──驚愕していた。何せ、その『ファンタズマ』の姿は彼の目にも初めて映るものだったのだから。とはいえすべきことは変わらない。再度魔術を起動し──】
「その術も、障壁も、アンタのその姿も──夢想に果てるがいいさ」
【放たれた魔術も、幾重にも渡る魔術障壁すらも”最初から無かったかのように”容易く切り裂きながら】
【その刃が、《魔学者》の胴に深々と傷を刻んだ】 - 32二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:39:00
【《魔学者》を相手にする為に"言表魔術師"の特性を調べ尽くして対策を立てたとしても、裏を掻く詠唱破棄が待ち構えてるとか流石じゃのぅ………とエゲツなさに舌を巻きながら《燃えるウーロン茶》を飲んでる老人】
【有難いとばかりにお辞儀して豆の揚げ物を皺くちゃの手で食べ始めた】
- 33紙魚23/09/17(日) 18:39:06
- 34騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 18:40:09
- 35〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:41:41
「全身を魔術発動器に……すごい発想力だなあ
あっわあ、えっあの剣すご」
【観戦に熱中しすぎて感想がふわふわしてきている】 - 36紙魚23/09/17(日) 18:42:26
- 37黒檀の魔女23/09/17(日) 18:43:32
「入った……!?
けれど、《魔学者》さんがなんの備えもしていないとは……」
【食い入るようにして闘技場を眺めている魔女】 - 38騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 18:43:56
- 39甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 18:44:45
「両方ともスゴいナ……!!!」
【食い入るように見ている、あまりにも高度な熱戦に語彙力が追いつかない緑ローブ】 - 40レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:45:34
「がッ……!」
【《魔学者》が、”先ほど立っていた地点の10数mほど後方で”血反吐を吐き膝をつく。その姿は元のそれに戻っていた。魔力の流れもまた元に戻っていることから、《マヌス・ウェネフィクス》が解除されたのだと《四死殺し》は判断する】
「──咄嗟に〈七里の歩み〉を使ったか。だがほんの少し遅れたらしいな──予想だにしなかったか?『ファンタズマ』の真の性能は」
【現の刃を得た『ファンタズマ』は、しかし未だ”在り得ざる”不明の刃】
【現でありながら不定。如何様にも変じながら、しかし確かに在る。故に自在に”威力を仮定”することで、あらゆるものを有形無形問わずに斬り捨てる】
「”再展開”の余裕は与えない。ま……そもそもできるのかも知らないけどな」
【《四死殺し》が剣を構え、祈りの所作をとる。途端──その魔力が、これまでにないほど膨れ上がった】
「《もし私が永遠であれば 気難しい恋人を許せるだろう》」
【そして、厳かに詠唱を諳んじ始める。それは《魔学者》、そして一部のパーティメンバーにとっては過去一度だけ耳にした経験があるもの】
【──《四死殺し》が有する『支配領域魔術』。その──”完全な”詠唱だ】
「《私は時に座り 時に歩き 緩やかに旅を楽しむだろう》」
「《だが私の背は 時の翼持つ戦車に追い立てられている》」
「《私の眼前には ただ無窮の荒野ばかりが広がっている》」
「《だから だからどうか ”時よ止まれ”》」
「《この世界を 何よりも愛しているから──》」 - 41二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:46:23
- 42騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 18:47:29
【じーっと見つめる】
- 43〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:48:57
「幻想殺しの魔剣……えー幻想ってどこまで?わかんないな」
「支配領域?!マジですか、そんなものまで見れるなんて……!」 - 44レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:51:04
※”幻想”のまま現実になったので”幻想のように自在に威力を決められる”よ……みたいな感じです>『ファンタズマ=オクルタメント・スペッツァート』
- 45紙魚23/09/17(日) 18:51:17
- 46毒使い23/09/17(日) 18:51:44
- 47レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:51:56
【無論。《魔学者》とてその様をただ見守るわけではない】
【間もなく『支配領域魔術』が展開される。それも《四死殺し》のものが有する性質は、『固有魔術の拡張』──端的に言えば、『領域内の時間掌握』。無策で発動されればそれだけで必殺となる】
【その対処として、最も”分かりやすい”もの──それは】
「……《私は多くを学び 多くを追い求めた》」
【《魔学者》もまた、詠唱を諳んずる。それはまた、彼が有する『支配領域魔術』のもの】
【有する性質はこの局面において役に立たない。だが、そうせざるを得ない状況に追い込まれている。ここで相手の支配領域を阻害できなければ、敗北は必定なのだ】
「《人を追い 人を従え 人に称えられた》」
「《やがて私は知り得た 我々は未だ何も知り得ないということを》」
「《私は追い求める この心を焦がす真実の否定を》」
「《願わくば 私が唯一の愚者とならんことを》」
【詠唱の完遂はほぼ同時】
【その練度も、大きく差はないだろう】
【故に──】
「──『遍く時空よ、我が叫喚を聴け-《クロノス》-』!!!」
「──『前提条件-《マジカルメソッド》-』……!」
【支配領域が──”ぶつかり合う”】 - 48〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:52:00
※なるほどー……実質威力∞……すごみ
- 49黒檀の魔女23/09/17(日) 18:52:36
「威力を仮定するということは、威力に上限が無いということ……
つまり刃の触れる範囲であれば、あの剣は如何なるものをも斬り捨てる……」
「支配領域……魔術……!!」
【目を見開く。紛れもない、魔術の頂点の一つ。それを目にすることができるとは、思いもよらなかった】
- 50レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:53:20
※ちなみにこの二人は少なくとも私が作ったメンバー中では上澄みの想定なので「二桁クラスはこのぐらいが標準」みたいな参考には多分ならないよ!
- 51二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:53:44
- 52二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:55:07
「なんかわかんねーけどすごいでいいんだよ
見ただけでわかるようなら10位に数えられたりしないだろうし」 - 53二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:55:28
- 54騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 18:55:53
「俺もやりたくなってきたな」
「あっちょ飲むなひま!!」
【液体状にした進行を少しのみ力を戻す】 - 55黒檀の魔女23/09/17(日) 18:56:43
- 56騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 18:56:45
書かれている魔術そちらで決めて大丈夫です
- 57毒使い23/09/17(日) 18:57:13
- 58二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:57:17
- 59二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:57:45
諳んずるはそらんずるって読むのねふむふむ
- 60二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:57:59
- 61転換◆u6dVBsXy1E23/09/17(日) 18:58:31
おや、やってるみたいだね
- 62二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:59:04
本スレもうすぐ50の節目だからそちらでは?
まあ今あっちほとんどいないし流れるかもだけど - 63二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 18:59:11
- 64レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:59:17
SS終わった後は”メンバーと参加者の決闘”も歓迎でっせ!
- 65〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 18:59:25
「……!……!支配領域魔術のぶつかり合い、オレ初めて見ました!
……とはいえ、魔学者さんの支配領域魔術は戦闘用のものでは無かったはず、あくまでルールに押しつぶされることがなくなっただけ。となればここからは純粋に実力勝負ということでしょうか」 - 66レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 18:59:52
【互いの法則が結界内という極小の”世界”を塗り替え、己の思うままに掌握する】
【一方の男は、己のみに張られた則を世界へと流出させる。この世界において絶対たる法則の一つ、「時間」を掌握して見せる。まさしく神をも恐れぬ……あるいは、神の御業が如き所業である】
【他方、対峙する男の描く「世界」は少々変わっている。彼が求むるのは「己が最も愚かである世界」。故に彼は、領域内全てに己の知識を与え、総体のレベルを「己以上」に引き上げる。それが彼の理想とする世界の「前提条件」であり、第一歩なのだ】
【二つの”世界”がせめぎ合い、削り合い、互いに弱体化する】
【より正確に言うならば、《魔学者》の支配領域全てを費やし、《四死殺し》の支配領域を必殺の域から引き下げる構図となる。何せ『前提条件-《マジカルメソッド》-』は、単独での戦闘においてさほど役には立たない。多大な魔力を消費しながら、ある程度能力を強化するだけ──まるで割に合わない。故に彼の戦闘においては精々「支配領域対策の捨て札」が関の山なのだ】
(……かなり削られたな。だが影響はゼロではない──!)
【《四死殺し》が動き出す。己には先ほどと変わらず最大限の加速を。そして領域内の《魔学者》に対しては、停止に至らずとも出来る限りの減速を──その相対速度は先ほどまでの比ではない】
【依然として《四死殺し》の有利は揺らがない。《魔学者》はどうにか食らいついているだけ……】
【誰の目にも、それは明らかな事実として映るだろう】 - 67騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 19:01:35
メンバーと参加者の方が本スレでやるつもりです
- 68二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:02:38
誰かやる人ーまで行ったらちょい待て案件だけど流石にこの段階で横槍入れようとしてると判断するのはちと早い
- 69二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:04:06
【神格同士の衝突、原義の意味での支配領域同士の鬩ぎ合いの様に効果ではなく領域自体の強度と練度こそが肝要となるか……!がんばえー《四死殺し》ー!と握り拳で応援している老人。賭けの勝敗が掛かっているからね】
【「おひさ」とばかりに手を振って歓迎の意を示している唐揚げに《燃えるウーロン茶》を添えている老人】
- 70二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:04:11
いつもの流れだとやりかねないからね、そこはキャラ性を鑑みれば暇神さんも終わるまで待っていた方がよかったかも
まあしょうがないしょうがない、切り替えていけ - 71紙魚23/09/17(日) 19:05:28
【そのように見えている事こそが最も脅威的だと紙魚は思っている】
【ファンタズマの解放。戦闘に有用な支配領域の展開。直前の負傷】
【あらゆる要素が《四死殺し》の有利を示し】
【《魔学者》の見立てを理解する事が出来ない。彼が何をしていて、何をするのか】
【《魔学者》の勝ち筋を、きっと彼以外の誰もが知らない】
【知らないものは、対策出来ない】 - 72元キメラ関係23/09/17(日) 19:06:02
「すさまじいですね。 これが組織内での戦闘ならなおさらだ。 古龍同士の戦いみたいで見てるだけでわくわくします。 強すぎて参考にならない。 」
- 73レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:06:07
(例の《マヌス・ウェネフィクス》無しで反応できる速度ではない)
【その予想は、正しい】
(俺の支配領域はとりわけ消費が激しい。時間はかけられない──速攻で、態勢を立て直す間もなく仕留める)
【その判断も、妥当だ】
(……やはり、向こうは支配領域の展開だけで手一杯か。《マヌス・ウェネフィクス》で相当消耗したらしい……再展開も出来はしないだろう)
【──その分析だけが】
(このまま決める……!)
【致命的に、誤っていた】
【──”幻”が、剝がされる】 - 74黒檀の魔女23/09/17(日) 19:06:15
「形成的には、《魔学者》さんが押されている……
……けれど、こうして拮抗状態に持ち込めたなら……」
【戦士との戦いにおいて、速攻で押し切られる形を避けたなら土台作りとしては十分だ。そこに魔術師の得手とする『細工』を用いる暇ができるからだ】
【まして、あれ程の魔術師であるならば】
- 75レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:07:03
そしてここですみません、ちょっと投下間隔開くかもしれません(なるべく5~10分以内の範囲で投下していきます)
- 76二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:07:14
以前レイヴンズサークルでクエストやるか!→そこに何も知らない人が混ぜてーということがあったので無意識にそれを思い出して警戒したのかもしれないですね
あれは「レイヴンズサークルで」の部分が前スレに流れ現行スレを読んでも出てこない情報だったというやむを得ない理由もあったりなんですが - 77〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:08:13
「……四死殺しさんの支配領域の存在を、魔学者さん知らないわけがない
なら……!」 - 78二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:10:38
【即座に仕留められなかった、支配領域魔術すらも札として扱う程の男が《魔学者》なれば───】
【『魔術師に準備時間を与えてはならない』、全く金言であるなと老人は想起した。それはそれとして賭けで勝つ為に全力でアドバイスしない範囲で応援はするが】 - 79発光の美少女23/09/17(日) 19:11:04
「とってもぎらぎらだね〜」
【ぺかぺか発光している】 - 80〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 19:11:43
もう始まってたぁ!(出遅れ)
- 81二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:12:19
- 82レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:13:11
【《四死殺し》が、目を見開く】
【──《魔学者》の姿が、青に染まっている。”先ほどからずっとそうだった”かのように】
「な──」
【確かにその目は、彼の姿が元に戻ったという”事実”を映していた──”はずだった”】
【確かにその感覚は、彼の魔力の流れが正常に返ったという”事実”を感じ取った──”はずだった”】
【”なのに”】
【目の前の男は、姿を瞬時に変じた。ずっと、そうであったかのように。あるいは──】
【──”ベール”を脱いだかのように】
「──やりやがったな、テメェ……!」
【《四死殺し》はその感覚に覚えがあった。彼がよく知る”仲間”の手口】
【視覚”のみ”ではない。感覚”のみ”ではない。脳を、”認識”を騙された──”幻術”】
「──何が《魔学者 -スカラー-》だ、狸野郎がッ!」
「──どうした?”予想だにしなかった”かね、《四死殺し -レヴェレイション-》君」
【それは彼らの同志、《イーヴルアイ》の十八番。対象の認識そのものを騙す幻術である】
【いかに《魔学者》とて、独力でその域に至るのは難しい。ましてや”盗む”ことなど猶更である──故に、彼が幻術を習得したプロセスはただ一つ。”直接習った”に他ならない】
「とはいえ、僅か数日では習うにも無理があってね。精々”姿と魔力を誤認させる程度”しか習得できなかった」
【《マヌス・ウェネフィクス》の効果により加速した〈七里の歩み〉を以て、《四死殺し》の速度から逃れる】
「簡単なことだ。僕は《マヌス・ウェネフィクス》を”一度も解除などしていない”。そして──」
「──ようやく、”時間稼ぎ”が終わったよ」 - 83堕天使23/09/17(日) 19:14:50
- 84二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:15:20
アツい勝負を見て「俺もやりたくなってきたな」って滅茶苦茶自然で当たり前の観戦ロールプレイだと思うから
どう言う事情があるにせよそれを逸って無粋扱いして、そのままだんまり決め込むのってなんだかモヤっとする - 85二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:16:02
- 86二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:16:11
- 87二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:16:23
「あの対モンスターより対冒険者に向いてるという幻術を!?」
【言い方】 - 88二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:16:34
- 89二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:17:36
地味に転換さんも忘れててそっちはスルーされてるから勘違いするのも無理はない
- 90レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:17:47
とりあえず私からは「希望する人がいるなら参加者の方vsレイヴンズサークルメンバーの決闘も最初からやるつもりだったよ」とだけ
- 91発光の美少女23/09/17(日) 19:18:31
- 92元キメラ関係23/09/17(日) 19:18:49
「幻術! やはり上位となると魔法のレベルが全く違う。やはり見てよかった。 ……ってお前ら真似しようとするな!」
【自宅からキメラたちと中継で見ていたところ、何頭かが屋内で戦おうとしたので止めに行く。】 - 93黒檀の魔女23/09/17(日) 19:19:07
「っな……!」
【魔女は、思わず言葉を失った】
【沼地を花畑に、蠅を龍に見せるのが幻術なら、あれはその極致。まさしく、『完全催眠』】
「……習ったからと言って、それだけで習得できるものではないでしょうに」
【それが"技術"であるならば、習得し、また教授してみせる】
【故に、《魔学者》。ということか】
- 94二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:19:35
- 95レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:20:36
【《魔学者》が呟いた言葉に、《四死殺し》は剣を構える。次の瞬間には”何か”を仕掛けてくると判断し、距離を詰めることよりも防御に専念することを選んだのだ】
【その判断は、概ね正しい。『ファンタズマ』の持つ絶対の攻撃力は、転じて不落の防御と成り得るのだから】
【唯一の誤算は──】
「しかし、己の非才ぶりには恥じ入るばかりだ。”師であればただ一言で放つ魔術”を一度放つのに──これだけの準備を要するとは」
「……まさか」
【───弄された”何か”が、想像を遥かに超えていたこと】
「──《貫け》」
【《魔学者》の詠唱に応え、一つの魔術が発動する。放たれるは、一見して変哲のない”槍状の魔力”】
【──だが、その内に刻まれた術式はまるで尋常ではない】
【その槍は”術者が知るあらゆる性質”になり得る特異な理を内包し、着弾した対象に”最も有効な性質”として結果を齎す】
【以てこの槍は、術者が知る理に依って在る全てを貫き、滅ぼすのだ】
「さあ。この《魔学者》の、今この瞬間においては正真正銘”最後の切り札”だ──とくと味わえ」
【魔術師ギルドの頂点、『マジスター』が一角。『レオンティウス・デミウルゲイン』の手で編み出されたその真髄は、未だ余人には真に解することが叶わず】
【故にこの魔術は、ただ〈レオンティウスの槍〉の名で呼ばれている──】 - 96二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:21:56
「やっぱあれ1単語で発動すんのおかしいってレオンティウス爺」
- 97◆suZXmwxv6g23/09/17(日) 19:22:01
- 98〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:23:27
「幻術……そっか、魔学者さんとイーヴルアイさんはたまに技術交流してるし……」
「うわあレオンティウスさんのあの槍!御本人のものではないとはいえ、まさか本物をお目にかかれる日が来るとは……」 - 99〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 19:24:28
最初から見たかった……何故開催時刻を見誤っていたんだ……
「何か面白いことやってるー!」
【どこからどう見ても夏に野原を駆け回っていそうな元気な虫取小僧のような少年が、《魔学者》と《四死殺し》の闘いを見学している】 - 100発光の美少女23/09/17(日) 19:24:31
「師弟の絆だねぺか〜」
- 101レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:24:31
- 102騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 19:24:39
「わぁ……」
- 103黒檀の魔女23/09/17(日) 19:25:24
「────」
【もはや言葉も出ない。目の前の光景に、ただただ驚くばかりだった】 - 1048423/09/17(日) 19:25:26
- 105二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:26:23
「学ぶ意思があればわりとほいほい教えるからねあのおっさん(幻術のほう)。理解できるかは別問題として」
- 106◆suZXmwxv6g23/09/17(日) 19:27:13
- 1076023/09/17(日) 19:28:03
他の方の指摘を受け、納得したので黙って見ていました
不快にさせたようなら申し訳ありません、しかしこの流れで別キャラの闘技場が始まるのは嫌だなと思っていたのであのように書き込みました
早計でした、申し訳ない - 108甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 19:28:04
「おぉぉぉぉ……イーヴルアイさんの幻術にレオンティウスさんの《槍》…師匠からの秘奥義を習得したのだナ……!!!」
- 109レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:28:42
(ハッタリ……なわけがない!躱し、否、間に合わない!あの術は”当たる”、そういうものだ!)
【体内時間──特に”意識”の領域を重点的に加速し、放たれた術が着弾する僅かな間に思考を巡らせる。《四死殺し》とて魔術を扱うもののはしくれ、〈レオンティウスの槍〉の性能は聞き及んでいる。だが、”その術”を放たれてもなお彼は諦めてはいなかった】
(彼があの術を解明したなどという話は微塵も聞いたことがない。もしそうなればあのご老体は嬉々として言いふらしているはず、ならばこの術は未だ”不完全”!そう見るのが妥当!)
(そしてこの”槍”が、”彼の知る理”にのみ影響するのなら……!)
【《四死殺し》が、剣を構える。槍の軌道上──受け止める位置に】
「”この”ファンタズマは、解明できちゃいないだろう──!」
【在り得ざる現の刃が、魔術の極致たる槍を捉え──閃光が、走った】 - 110二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:28:44
- 111〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:31:00
- 112二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:31:09
「うーん土俵際のせめぎあい!燃えるっすね!」
- 113黒檀の魔女23/09/17(日) 19:31:55
- 1148423/09/17(日) 19:32:25
こちらも、「来るとは思えない」などと言って申し訳ありません
「人のロールに文句を付けておいて、その意図がないことを表明されたら黙って消える卑怯者」と決めつけているも同然の発言であると、発言した後に気が付きました。私の方もそれほど冷静になれてはいなかったようです。失礼しました
- 115〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 19:34:12
- 116元キメラ関係23/09/17(日) 19:34:56
「…マジスターか あれほどのものを一声… 一声… 自分とは星と地というたとえがよく似合う。」【少し悲しげにうつむく しかし次の声は予想と違う大変明るいものだった。】
「うん、無理。そういうのにはなれない でも楽しいですね。怪獣バトルを見るのは。ロマンがある。 あれには及ばなくても私は、呼ばれてみたいですねキメラマスター」
「見せてください。 『幻影』と『絶対』、どちらも未解明。 …録画しといてよかった。」
- 117堕天使23/09/17(日) 19:35:08
間違い反省。
「ひえー、ハ、ハイレベルゥ!」
【堕天使は興奮して羽をパタパタさせている】 - 118龍狩りの騎士23/09/17(日) 19:35:32
- 119甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 19:35:38
- 120レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:36:10
「──馬鹿な」
【刹那にすら満たぬぶつかり合いの末】
【幻霊剣『ファンタズマ』の刃は砕け散り──】
【──胴の中心を撃ち貫かれた《四死殺し》が、立ち尽くしていた】
(……時が、戻せない。なるほど……俺に対して”最も有効な性質”は、”術式殺し”か……それも特効レベルの)
【《四死殺し》が血を吐く。それが致命傷であることは誰の目にも明らかだろう】
「…………知っていたのか。『ファンタズマ』の、真の姿を」
「まさか。ただ──」
【《魔学者》が答えながらマントを直し、息を吐く。その姿は、今度こそ元に戻っていた】
「──”予想”はしていたとも。ほんの128通りほど、その厄介な剣についてな」
「……ハッ。二度と”非才”とか名乗るなよ、アンタ……」
【その言葉を最後に、《四死殺し》が倒れ伏す。ややあって、闘技場の巻き戻しが発動する】
【──決着だ】 - 121龍狩りの騎士23/09/17(日) 19:36:51
一桁じゃねぇか!!
- 122レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:37:36
便宜上"一桁ランカー"に数えられてるけど数字は二桁だからセーフ(?)
- 123二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:41:06
- 124黒檀の魔女23/09/17(日) 19:42:18
【ほう、と息を吐いて闘技場の座席にもたれかかった】
(……そこまで、計算していたのですね)
【128通り。そこまでの予測対策を立てた上で己が師の奥義を放ち、幻霊剣で受けさせる】
【つまりこの形になった時点で、《魔学者》の筋書き通りになったということだ】
- 125〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:42:42
「───────」
【言葉もなく、呆然としたような顔で決着を見届けて】
「………はー、すっっっごかったぁ……」
【観戦で気力を使い果たしたかのようにどさりと椅子にもたれかかり、ゆるやかな調子で拍手する】
- 126レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:43:21
- 127レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 19:45:27
- 128元キメラ関係23/09/17(日) 19:45:32
「『幻影の剣』 『完全擬態幻術』 『術式殺し』 まさか一つの試合でここまで未知のものに出会えるとは。 ほら、みんなも拍手。 」
【歴史に残るような決闘、その当事者への感謝の意を込めキメラたちと拍手】 - 129甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 19:46:12
- 130龍狩りの騎士23/09/17(日) 19:46:27
「128、128かぁ………」
【盛大に拍手を行い、座席にもたれかかり空を見上げる】
(支配領域の押し合いといいやっぱ戦闘向きじゃなくても欲しいよなぁ…支配領域、欲しいで貰えねぇからアレなんだが)
(結果論とは言え全部《魔学者》の手のひらの上か…年下とは言え敬称略じゃあ呼べんな)
- 131発光の美少女23/09/17(日) 19:46:43
- 132黒檀の魔女23/09/17(日) 19:47:35
- 133騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 19:48:34
【盛大な拍手】
- 134〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:48:38
- 135〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 19:49:12
- 136龍狩りの騎士23/09/17(日) 19:52:55
- 137発光の美少女23/09/17(日) 19:53:48
- 138黒檀の魔女23/09/17(日) 19:55:06
相性が最悪を超えた最悪でかつギャグもいける酒キチ吸血鬼をぶつけるという手もありますがこの激闘の後に出す勇気は私にはない
- 139攻城弩23/09/17(日) 19:58:32
「凄いけど…凄すぎて参考に出来る部分が少ない!」
【必死で食い入るように観戦していた魔術師はガックリと肩を落とした】
(※ホスト規制やっと解けた) - 140〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 19:58:41
逆に激闘の後だからこそギャグに走れるのだという説も……いやそれ単なる自殺行為じゃないか?
こう……流石に誰も手を挙げないのもなんですし、拙僧は一応決闘可能ですぞ。死ぬ覚悟ならできておる - 141二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 19:59:40
- 142転換◆u6dVBsXy1E23/09/17(日) 20:00:44
「いい読みではあったが、惜しかったね」
【軽く手を叩きつつ、眼球を八つほど増やして解析に回していた少女が下りてくる】 - 143二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:00:45
- 144レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:02:11
「……ちゅーわけで、どうだったかの?うちの馬鹿どもの”喧嘩”は」
【観客席にレイヴンズサークルのリーダー……《読者》の声が響く】
「ま、酒の肴ぐらいになったなら幸いじゃ。ところで……」
「なあお主ら、滾ってはおらんか?闘技場に観戦に来るほどじゃ、多かれ少なかれ戦いを好んでおるのじゃろう?」
「相手を倒したい、というわけでなくとも。”己の技を試したい”、”どこまで通用するのか測りたい”と思ってはおらんかの?」
【朗々と、しかしどこか煽るような悪戯な調子で続ける】
「──我ら”レイヴンズ・サークル”に挑んではみんか?お主ら」
「もしその気があるのなら、挑戦者が好きにうちのモンらを指名せい。あるいはそうじゃな、”メンバー同士の戦いが見たい”なんて希望も聞くぞ?……もちろん聞くな?お主ら。ん?」
「……ああ。無論、このワシもな。もっとも、その場合タイマンではちと無理があるじゃろうがの。ほほほ……」
というわけでロール的なアレ
ぶっちゃけそもそもSS投下して終わりでもいいぐらいの気分だったのでお気軽にー
レイドバトル希望者多数ならおそらくレイドのみ。他メンバー同士、あるいはメンバーとの決闘なら何戦かできるかもですね - 145龍狩りの騎士23/09/17(日) 20:02:13
残念ながら某には最近のダンスレ知識と文章力、名バトルの後にタイイチで闘技場を行う勇気は無いのだ
もし私が参加させていただけるのならばレイドバトルを希望します - 146二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:03:10
- 147騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:03:39
- 148元キメラ関係23/09/17(日) 20:03:47
- 149転換◆u6dVBsXy1E23/09/17(日) 20:05:00
- 150黒檀の魔女23/09/17(日) 20:05:50
実は前々から《魔学者》さんの胸をお借りしたいと思っていたのですが、あの仕合の後にこいつの描写する自信はないですね……
- 151発光の美少女23/09/17(日) 20:05:58
この子が戦っても
「〇〇の光ぺか〜」
にしかならないんですうう - 152攻城弩23/09/17(日) 20:07:44
戦闘能力は上級クラスですけど相手が勤まるレベルじゃありませんねー
レイドバトルなら端っこで頑張るかも - 153元キメラ関係23/09/17(日) 20:07:58
- 154〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:08:35
- 155〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 20:08:35
一応「レイヴンズ・サークル」側のランカーとして、このキャラは手が空いていますね
強さの想定としては多彩な道具を駆使するタイプなので、二桁でも厄介な部類です - 156レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:08:53
- 157〈月杯〉上級吸血鬼◆iX0nFh5lDw23/09/17(日) 20:10:33
- 158騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:10:39
- 159《無償酷使》23/09/17(日) 20:11:20
【老人の状態を維持する事に飽きたのか、唯一外界を覗く薄く赫色の右眼が───正確に言おう。"魔眼"がその輝きを深くした】
【老人の姿が切り替わる。年若く、飄々とした雰囲気を纏う優男へと】
【巻き戻しか?否、この存在に時自体への干渉手段は無い。徐々に変化したのではなく、全ての変化が一瞬の内に完了していた】
【では先程までの姿は幻術であったのか?否、この存在はたった二種系統の術のみを学問として収めている。幻術などは使えず、鑑定していた所で先程までは間違いなく齢は百を超えていた───今は二十へと収まっているが】
【理は単純だ。今、この瞬間、この刹那に『80歳分の時間経過状態』を遥か時の彼方。観測すら不可能な未来へと"捨てた"のだ】
「ははははははははははは」
【あの激闘の後で戦闘するのはちょっと怖いねと苦笑した】 - 160紙魚23/09/17(日) 20:12:16
晩ご飯食べてる間にリアクションのタイミングを逃したぜ!
自分は恥とかないので、臆面もなくトンチキ魔術師(実力は上の方)を参戦させることが可能です。お相手がいればだけど - 161〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:12:55
- 162《無償酷使》23/09/17(日) 20:13:14
- 163二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:14:44
中身は分かってたけどキャラが絞れなかった……水使いちゃんの血縁の最低の人とか北欧神話テクスチャの人とかかもしれないと思ってたぜ
- 164〈月杯〉上級吸血鬼◆iX0nFh5lDw23/09/17(日) 20:14:47
- 165レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:15:43
- 166〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:16:19
- 167〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 20:16:59
いつもは笑ってますからね
「ははは」がないと割と判断がつかない - 168騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:17:45
- 169〈月杯〉上級吸血鬼◆iX0nFh5lDw23/09/17(日) 20:19:51
- 170レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:20:15
- 171二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:20:25
本スレで並行でやっちゃっても良いかも
- 172《無償酷使》23/09/17(日) 20:20:32
- 173転換◆u6dVBsXy1E23/09/17(日) 20:21:57
- 174レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:22:09
あ、並行するなら別にここでいいと思ってます
そのためのイベントスレですし - 175〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:22:24
- 176騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:23:04
こちらは時間大丈夫です
- 177〈月杯〉上級吸血鬼◆iX0nFh5lDw23/09/17(日) 20:24:45
- 178レイヴンズ・サークル◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:27:03
特に問題がなければ個人的なロールカロリーを鑑みて魔学者からやらせていただこうかと思いますがよろしいでしょうか!
その間他の組み合わせを並行するかは各々の判断にお任せします
「さて、僕との対戦を希望しているのはそこの神だったか」
【闘技場へと向かう】 - 179酒粕23/09/17(日) 20:27:32
水使いさんのことは8割くらい【】内の描写で判断してるから外見と口調誤魔化してもあんまり意味ない気がする
- 180二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:28:34
描写のやり方と言葉選びって出る人は個性出ますからね……
- 181騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:29:01
- 182二次元好きの匿名さん23/09/17(日) 20:30:48
そういや無償さんは希望してるっけ?
やれるなら余ってる10位同士で組めそうなこともないようだけども - 183《無償酷使》23/09/17(日) 20:31:06
- 184〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 20:32:33
- 185《魔学者》◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:36:51
- 186《魔学者》◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:39:32
- 187〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:39:37
「やっぱり初手で高位魔法を三種同時に撃ってくるのズルいと思うんですよねオレ」
【ほえーって顔】 - 188〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:39:58
スレ立てお疲れ様でしたー
- 189紙魚23/09/17(日) 20:40:36
たておつでーす
「あれが通常攻撃の感覚で放たれるのだから、たまったものではないでしょうね」
【奥の手使ってやっと複数同時使用が出来る奴】 - 190毒使い23/09/17(日) 20:41:08
あ、本スレに戻ります。
ありがとうございました! - 191《無償酷使》23/09/17(日) 20:42:12
- 192《魔学者》◆mLwjQYoqFA23/09/17(日) 20:42:19
あとそうだ、ラスダイは「こいつが切り札を出せるかどうか」の判定とさせていただきたいです
始まってからで申し訳ない - 193《無償酷使》23/09/17(日) 20:47:09
あっ遅れてしまって申し訳ないんですけど回復する用途と回避する用途での魔眼の使用の有無についてちょっとお聞きしたくー!!!
- 194騒々神◆yWIILKg62E23/09/17(日) 20:47:18
- 195〈虫取の翁〉◆0ntu72HF3o23/09/17(日) 20:47:56
「あの手はでっかくていいよね~!まほーは難しくて止めちゃったから、《魔学者》くんの頭の良さには負けちゃうよー、たまに虫の名前を学者さんがつけるみたいな名前で読んでるしー」
- 196《無償酷使》23/09/17(日) 20:49:53
「はははははははは」
【アレ避けられるんだ…………みたいに苦笑している回復盾】 - 197攻城弩23/09/17(日) 20:50:36
- 198甘き異牙◆UwIgwzgB6.23/09/17(日) 20:51:07
立て乙です!!!
とても精細かつ熱いSSをありがとうございました!!!
「騒々神さまと魔学者さんの勝負カ……ものスゴい規模でダイナミックな試合だゼ…!!!」
【瞳を輝かせつつ、追加で買った《美味しい水》とバター醤油ポップコーンを両手に観戦する緑ローブ】 - 199〈呪胎騎士〉23/09/17(日) 20:51:42
「あの神様色々できますねー」
【ぽりぽりと豆を揚げたのを齧りながら観戦】 - 200黒檀の魔女23/09/17(日) 20:51:42
立て乙です
「一拍子の間に三行動を……
魔術とは武器を振るうのとは違い、術式を行使するもの……それが強みだということを改めて実感させられるわ」
【"手早さ"に優れないという魔術師の欠点を、その技量で補う。黒檀の魔女は、その技量に改めて感嘆した】