- 1二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 14:31:20
- 2二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 14:49:32
順番バラバラとは言ったけど、先ずはやっぱり記念すべき一作目から
アクション仮面VSハイグレ魔王
時折不穏な雰囲気を感じさせられたが、前半部分はテレビ版と同じかそれよりもっと穏やかな日常生活。
昨今の最初から最後までハチャメチャな劇場版と違ってある意味新鮮だった。
それが一気に非日常にひっくり返る様は中々に面白い。
今でこそ劇場版クレヨンしんちゃんの訳のわからんキャラクターや設定が受け入れられているが、これは映えある一作目である。
ハイグレ魔王だのTバッグ男爵だの、何を食ってればこんなトチ狂った設定を思い付くのだろうか……。
そんな頭の悪い様相をした敵キャラだが、各々違った魅力があるのは流石だとしか言えない。
そしてなんと言ってもアクション仮面としんちゃんの正義の魂である。
色んな情報が嵐のように映し出されるも、芯は真っ直ぐなストレート。
やはりシンプルな勧善懲悪が観てる方も気持ちがいい。
今日まで長く続く劇場版シリーズも、この作品の成功が無かったらここまで続かなかったと思うと感謝する他は無い。
とりあえず、大事な物はアメなどに偽装せずしっかり保管しましょう。 - 3二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 14:51:26
あの挨拶リズミカルで好き。漫画版か映画版か忘れたけど言い方間違えたら制裁されるのも好き
「ハイグレ‼︎ハイグレ‼︎ハイグレ‼︎」 - 4二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 15:15:41
一作目から続いて最新作
謎メキ!花の天カス学園
シリーズ初の学園ミステリー。
クレしんテイストの味付けではあったが、かなりしっかりとしたミステリーで中々に本格的。
カスカベ探偵倶楽部と一緒に事件を捜査しているようでとても楽しめた。
とりあえず言えるのは僕の推理力はネネちゃん以下です……
学園の生徒も一人一人思う所があり、皆が皆悩みを抱えながら生活しているのも青春なんだなあっと、どこか懐かしい気持ちを抱いた。
成功も失敗も恋愛も友情も、正解も不正解も無いと言う青春を上手く表現しているのがとても良かった。
そしてこの映画を語る上で外せないのがやはり風間くん。
真面目でエリート志向が強いが、まだまだ友達と一緒にいたい子供心。
そう遠くは無い別れを意識せざる得ない性格もあるが、今を生きる周囲との認識のズレでボタンが外れてしまったのは見てて心苦しい。
必死になって事件の解明に勤しむ探偵倶楽部も、終盤の風間くんも、互いに思いやっての行動だからこそなのだからまたやるせない。
結局として、この別れに対する解答は見つけられ無かったが、これから時間はまだ残っているからどうか悩み続けて、納得する答えを見つけてほしい。
それも青春なのだから。
最後に、しんのすけは風間くんガチ勢であり、風間くんもしんのすけガチ勢である。 - 5二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 16:01:52
続いてはみんな大好き
ヘンダーランドの大冒険
序盤ホラー、中盤シリアス、終盤ギャグといった飽きさせない変調はまさに遊園地のようで物凄く楽しめた。
序盤のホラーは、幼い頃トラウマになって暫く見る事が出来なくなった。
一見すると華やかな装いの中、裏の闇を知ってしまう。
それが恐怖で逃げてしまうも、それを許さず日常を浸食するようにどこまでも狡猾に追ってくる。
今でこそ楽しむ事が出来るが、幼心に深い傷を残すのに十分過ぎた。
そして、恐怖を乗り越えた中盤である。
一人使命に燃えるしんのすけを思わず応援したくなるほどだ。
いつものおふざけも無く、誰もいない家で準備し、電車を乗り継ぎ、地元の人の車に乗せてもらい、一人敵地へ乗り込むしんのすけの姿に思わず心が震えた。
恐怖に怯えながらも、一生懸命戦い、辛い別れを経験して成長する姿はまさに主人公である。
さて、今回の敵はシリーズでもトップクラスの力の持ち主である。
強大な力を持ちながらも、狡猾な策を興じる。
間違いなくシリーズ屈指の最悪な敵だ。
その敵との決戦は泣いた。
笑い泣きだ。
今までの暗い気持ちを全て吹き飛ばすかのように。
この決戦こそがクレしんの真骨頂。
アニメーションと三人の野原一家の集大成と言っても過言ではない。
笑って笑って笑ってのハッピーエンドはもう気分爽快だった。
とりあえず、雪だるまに押しくらまんじゅうはクリティカルです。 - 6二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 16:11:12
ほんま好き♡
- 7二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 16:19:47
- 8二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 16:37:22
個人的に思い入れのあるやつ
電撃!ブタのヒヅメ大作戦
まだデジタルも現代のように発達していない時に出された時代を先取りした作品。
当時だとまだまだ夢物語のように思えた内容も、もしかしてそう遠く無い未来でも起こり得るのかなあって思った。
劇場版だと、度々しんのすけパートとその他パートがあるが、個人的にはこの映画だとひろしパートの方が面白い。
基本的に囚われの身であるしんのすけパートと、それを必死になりがら探すひろしパートの方が動きがあるからだ。
この映画はクレヨンしんちゃんではあるが、ギャグも控えめであり、まるでシュワちゃんの映画を見ているような感覚になる映画だった。
そして、2つのグループが合流した時、遂に奴が現れる。
今までは劇中作品か魔法でしか出現しなかった救いのヒーロー、ぶりぶりざえもん。
それが電子の生物として登場すると言うのは中々に不思議な感覚だ。
本来の使命を忘れ、悪の道を歩もうとする彼を産みの親は黙ってはいられない。
しんのすけとぶりぶりざえもんの戦いは手に汗、いや手にズボンを握る戦いだった。
そんな彼に、自分が産まれた意味を教えるしんのすけも、救いのヒーローなのである。
自分の使命を理解し、自身の消える運命でさえ人助けと評する姿には涙を禁じ得ない。
最後の場面はもしかして都合の良い幻視かもしれない。
でも、救いのヒーローが救ってくれたんだとしんのすけと同じように信じるのだ。
最後に2つ、どっちが大きいかは少し先の未来で。
正義の味方だって浮気すればそら捨てられるよね。 - 9二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 16:39:59