…先生ですか

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 14:43:22

    えっ?この状況…ですか?…これはその、敵に待ち伏せされていて……何というか…本当にギリギリ生き残った…私がボロボロな理由?それは、まぁ…グレネードをばら撒いてたらこんなになってまして…
    命があってこそです。…正直、生き残れてるのが奇跡な気がしますけど…ともあれ、こうして生きているので……えっ?この事をアリウススクワッドの皆さんに報告する…?……私、これで帰りますので…では!!

  • 2二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 14:43:33
  • 3二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 14:44:03

    おい待てェ、失礼するんじゃねェ
    まずはそのボロボロの身体を綺麗に洗って服を新しく着せてから事情を聞かせろ

  • 4二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 14:49:20

    先生…あの、この前は突然逃げてしまって…ごめんなさい。……「えっ?サオリさん達とはどういう関係なの?」…ですか、……スクワッドの皆さんとは特に、ただスクワッドの皆さんと一時的に居たぐらいで…深い関係とかはないですよ?お世辞にも私自身、強いとは言い切れませんから…私はただのアリウス生であり傭兵です。…だから、それだけなんです。スクワッドの皆さんには「ご心配をしていただきありがとうございます」…とだけお伝えして下さると嬉しいです。…私はこれから新しい依頼にむかいますので、また何処かで…先生

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:03:40

    ───愛銃のM4A1を整備する。慣れた…慣れてしまった……それは多分、きっと私が此処にいる事を再確認出来ている事でもあり、銃を手にしなかったあの頃の私を思い出す為の事だと思っている。

    …慣れた、慣れてしまった…銃を手にして、人に向けて撃つことも。
    ──スクワッドの皆を思い出す。あれは一時期の同行で…スクワッドの皆にとって日常の一つに過ぎない。
    だけど、その日は私にとって……後ろから足音、数は5。…思考をリセット、戦闘思考に切り替えて私は…今日も誰かを撃つ日常に入った。

  • 6二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:12:19

    この子キヴォトスで生きていくのに向いてなさすぎないか

  • 7二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:16:42

    ──────あれは、何ヶ月前の話だっただろうか
    それとも何年前か…もう、そんな事は曖昧にそして朧げになった。…それでも私は覚えていてもしょうがないと割り切れずに…朧げに思い出そうとしている。帰り道を忘れて必死に帰り道を思い出そうとしている子供の様に…

    ── 一つ薄らと覚えている…引き金を初めて引いた日の事を…
    私はアリウス生の中で異端だった。
    …銃を手に取る事が怖かった…理由は……そうだ。理由は…それしか生きる道しかないのが…嫌だったからで、だから私は、あの日…あの夜の下で敵を…敵?敵って……誰なんだろう?

    私の敵…私は、私の敵?私の……敵は……私が銃を取る理由は……何?

    夜の下…「敵」と呼ばれていた存在達を見下ろしながら私は……考えていた。

  • 8二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:30:04

    …正直言えば…スクワッドの皆さんに会えたら会いたい。…会った所で私から言える話があるのかと言われたら……

    けど、私にとって…あの何気ない誰かといる日常は…私にとっては……嫌、きっとそう考えるのも贅沢なんだろう。だから…

    私は今も、引き金を指から離して過ごせる日など…ないのだから……

    ───帰り道、先生の姿を見つける…数日ぶりなので声を掛けようと…足が止まった。隣にいる長身長の彼女を知っている。…サオリさんだ。
    …私はそっと足を帰り道へ向き直して…邪魔しないように静かに帰る。──誰かの隣に立てたら…そう思う事すらも…贅沢なんだ。…私の心の声が身体全体に命令するように反響してる感じがして…気持ち悪い……

  • 9二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:38:49

    …お久しぶりです、先生…えっ?ど、どうしたんですか?そんな顔を引き詰めて。…「サオリが私が心配だと言っていた…」…ありがとうございます。でも、私…大丈夫です。サオリさんにも…そう、お伝えして下さい。それに…私は「生きてます」だから…大丈夫です。

    ……えっ?私の名前?…私の名前は……

    (>>10>>12の中からダイス)

  • 10二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:48:11

    虚夢 ユリン

  • 11二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:48:57

    徴辺(しるしべ)レン

    脳が破壊されていく音がする…

  • 12二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:52:44

    約櫃 カナ

  • 13二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 15:56:06

    1. 虚夢 ユリン 2. 徴辺 レン 3. 約櫃 カナ

    dice1d3=2 (2)

  • 14二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:02:52

    …徴辺 レンです。…改めてよろしくお願いします。先生…私の力は微々たるものですが…お役に立てれば幸いです。

    戦闘力(基礎50+dice1d50=31 (31) )


    えっ?アリウススクワッドの皆さんの中で誰と最も仲が良い…ですか?…前にもお伝えしましたが、それこそあの日は偶然の一日で……けど、私から見てそう感じたのはdice1d4=4 (4) でしょうか?

    1.サオリ

    2.アツコ

    3.ミサキ

    4.ヒヨリ

  • 15二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:06:09

    ヒヨリとはマジで仲良しなんかな

  • 16二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:07:33

    戦闘力はかなりのもんだな…アリウス生基準で見ても上の方っぽいぞ

  • 17二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:09:33

    最上位勢やミカクラスには劣るけど並のネームドより強いくらいか?

  • 18二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:15:31

    …強いて言うならヒヨリさん…でしょうか?

    いえ…あくまで私からそう感じただけで…実際は分かりません。……えっ?「どういう所で仲が良いと感じたのか…ですか?」それは……dice1d2=1 (1)


    1.ヒヨリさんを見ているとこう…放っておけないと言いますか…良く、お話をしに行っていた…気が……

    2.確か、ヒヨリさんの雑誌のお話がとても気になって…それで良くお話しをしてました


    戦闘力81の所以は…dice1d3=3 (3)

    1.単騎でも部隊行動でもきっちり戦果を出せるから

    2.近距離、中距離、遠距離に対しての対応力が高いから

    3.上二つ+どの地形でも一定の戦果を出せるから

  • 19徴辺 レン23/09/18(月) 16:22:30

    …ヒヨリさんとは良くお話しを…していた筈……いえ、仲が悪いとは思わないのですが…如何にも記憶が…けど、ヒヨリさんから雑誌のお話は良く聞いてました。懐かしいです……。ヒヨリさんはお元気に……そうですか、いえ…無事に生きている事を…お元気な様子を聞けて嬉しいです。それでは…先生また明日。


    因みにレンの弱点は…dice1d3=1 (1)

    1.何処か器用貧乏感が否めない

    2.何かの衝動に駆られているのか無茶振りをする時がある

    3.引き金を引く事に躊躇いがある

  • 20徴辺 レン23/09/18(月) 16:30:33

    (私の目の前に広がっているのは何だろう?…それは地獄?それとも私の夢?……どうでも良い、だって私の足元には血溜まりが……)

    ばにたす度 dice1d100=85 (85)


    ──目が醒める、今のは夢なんだと…安心している私がいる…そうだ、私は……依頼を終えてそのまま…

    ふと、外を見る…学校に向かう人達の姿…

    ───学校、名前は聞いた事ある…そしてそれが何処なのかも…だけど、私にそこに行く権利なんて…無いのだから。愛銃を手に取って…私は今日も依頼をこなす。

  • 21徴辺 レン23/09/18(月) 16:43:10

    …ふと、今日の依頼を確認する…一覧を確認するけも依頼は無い。……こういうのは休み、って言うんだろうか…?


    ───私は愛銃のM4A1を携えて一応…適当に街中を歩いてみる。

    そんな時、>>23という生徒と出会う。

  • 22二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:52:46

    ミサキ

  • 23二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 16:58:23

    アル

  • 24徴辺 レン23/09/18(月) 17:15:10

    ───特段、これと言った事はなく…帰ろう、そう思った時…誰かと肩をぶつけてしまう。


    す、すいません…お怪我は無いですか?

    「え、えぇ…大丈夫よ。それより、貴女…これ落としたわよ…?」

    ……えっ?


    私は依頼の紙を落としてしまったらしい。電子を通してだとハッキングされた際に依頼がバレる…という事で、今回は紙での依頼を請け負ったのだが…無意識に持ち込んでいた。紅いコートを羽織った彼女に手渡しされて…何か気になっている様子。


    ───ありがとうございます。これは…友達が悪戯で入れた奴ですね…この依頼用紙は嘘のものですから…

    「えっ?えぇ…そ、そう……」

    では…


    嘘だ。友達なんて居ない。…私は冷静にその紙を鞄に仕舞って軽くお辞儀をすればそのまま帰路へ歩く。…彼女の視線は私を見つめていた。


    アルのレンに対する興味 dice1d100=48 (48)

  • 25徴辺 レン23/09/18(月) 17:23:21

    …何というか、…怪しかっただろうか…私。

    嫌…そんな事ない筈…多分、うん…怪しくないと思いたい。

    身長150+dice1d30=20 (20)

    髪の色 dice1d2=2 (2)

    1.黒 2.灰色

    目の色 dice1d2=2 (2)

    1.黒 2.灰色

    体付き

    胸 dice1d3=2 (2)

    1.貧 2.ふつう 3.大きめ

    腰回り dice1d3=2 (2)

    1.細め 2.普通 3.太め

    尻 dice1d3=2 (2)

    1.少し小さめ 2.普通 3.大きめ

  • 26二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 17:24:10

    このレスは削除されています

  • 27二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 17:25:50

    (ダイス数値ミス) 身長150+dice1d20=7 (7)

  • 28二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 17:29:23

    プロフィール
    名前 徴辺 レン
    身長 157cm
    髪の色 灰色
    瞳の色 灰色
    胸 普通
    腰回り 普通
    尻 普通
    主武器 M4A1
    戦闘力 81 (基礎50) 理由(単騎でも部隊行動でもきっちり戦果を出すことができ、近距離、中距離、遠距離に対しての対応力も高く、どの地形でも一定の戦果を出せるから)
    弱点 (何処か器用貧乏感が否めない場面がある)

  • 29二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 17:31:20

    >>28

    追記 ばにたす度 85

    ある日の任務にて、アリウススクワッドと同行。その最中でヒヨリと仲が良かったという話しがある。

  • 30二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 17:42:18

    髪の長さ dice1d100=92 (92)

    (数値が高いほど腰までに髪が伸びてる)


    アリウススクワッドで一番レンを心配してるメンバーは誰か判定します dice1d5=1 (1)

    1.サオリ

    2.アツコ

    3.ミサキ

    4.ヒヨリ

    5.全員

  • 31徴辺 レン23/09/18(月) 17:46:39

    ほぼ腰にまで伸びた髪を私は少し…うん、少しだけ鬱陶しく感じてしまう…美的価値からすれば切るのは勿体無いと言われてしまいそうだけど…少し、ほんの少しだけ切ろう…これで任務に支障をきたすのは嫌だから…92−dice1d50=14 (14)


    ……先生……か…サオリさんは…皆は元気にしているかな…いや、私なんかに心配されたくは…ないよね…私はそう思いながら…目を瞑る

  • 32徴辺 レン23/09/18(月) 17:52:27

    上手く切れなかった。流石に腰までの髪は切れたけど…それでも長い方で…はぁ…やっぱり結んだ方が……嫌でも、うーん…と悩んでる。さて…そんな事より今日は任務に出る…の前にdice1d4=3 (3)

    1.食事にしよう

    2.装備を確認しよう

    3.…も、もう一回髪を切ってみる

    4.……ドアがノックされる

  • 33徴辺 レン23/09/18(月) 17:53:52

    ……よし、もう一回髪を切れるかやってみよう…こ、今度こそまともに切れる筈…!

    78−dice1d40=7 (7)

  • 34徴辺 レン23/09/18(月) 17:56:13

    ──────全然切れない…私、ここまで不器用だったのだろうか?と思わざるを得ないぐらい、髪が上手く切れない…そんなこんな悪戦苦闘していると、依頼の時間が迫ってきた…私はヤケクソ気味に

    71−dice1d20=7 (7) ぐらい切った。そして装備を整えて走り出す。

  • 35徴辺 レン23/09/18(月) 18:02:04

    ヤケクソに切った髪はそれなりに整った…筈。


    今日も私は依頼をこなす。


    好感度

    サオリ→レン dice1d100=36 (36) (心配補正+20)

    アツコ→レン dice1d100=93 (93)

    ミサキ→レン dice1d100=75 (75)

    ヒヨリ→レン dice1d100=76 (76) (補正+20)


    レン→サオリ dice1d100=98 (98) (思い出補正+20)

    レン→アツコ dice1d100=53 (53) (思い出補正+20)

    レン→ミサキ dice1d100=69 (69) (思い出補正+20)

    レン→ヒヨリ dice1d100=32 (32) (思い出補正+40)

  • 36二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:15:47

    アツコのレンに対する好感度が異様に高い理由 >>37>>39を纏めて理由にします

    レンがサオリに対して好感度が異様に高い理由

    >>40>>42を纏めて理由にします

  • 37二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 19:05:10

    彼女の無茶な行動が心配で目が離せなかった

  • 38二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:27:11

    花の話をした時、達観しながらも儚げに微笑んだレンの姿が忘れられなかったから

  • 39二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 21:42:25

    その後レンが単騎で戦っている事を知り、心配でその事をサオリにも話している

  • 40二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 23:00:01

    サオリさんの戦い方に憧れ…その内、サオリさんの様に守れたらと単騎でも部隊でも戦える様に鍛え続けた

  • 41二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 08:22:00

    気づけば、サオリの姿を無意識に追いかけていた。

  • 42二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 11:25:19

    サオリに良く助けられたり、教えてもらっていく内にサオリのようになりたいと思うようになった

  • 43徴辺 レン23/09/19(火) 15:45:59

    ……私は傭兵だ。今日も誰かに銃を向けて撃つ日を過ごす。…他の生き方を知った所で…私がそこに立つ資格があるのだろうか……銃を手に取る事を嫌がってた私が、結果的に銃を手に取る事しか選べなかった私が…果たして、そこに通って良いのだろうか…

    他の生き方と言えば…アズサは今、何をしているのだろうか…元気にしてると良いんだけど……

    ───深夜、廃墟同然のビルの一室で休む私、愛銃のM4A1とCZ100を軽く眺める。
    …静かだ、とても静かで、だけど…何処か、もどかしさや虚しさが…きっと、気のせいだ。そう、気のせいなんだ。……じゃないと私がこうしている理由が、何なのか…分からなくなる。

    夢を見る、目を開くとそこは私の知っている学校…アリウスだった。周りを見渡しても誰も居ない、静かだ……ふと、後ろから声がした。
    私は振り返る。人が居た、1人じゃない…複数。
    とても……楽しそうだ。そうだ…あれが、普通の生活なんだ……此方に向かってくるその複数の人達は、銃を持たず…楽しそうに雑談しながら歩いてる。

    …そのまま私をすり抜ける、瞬間…銃声と爆発が私の耳に響く…戦場だった。そこは…私の……日常の…。憧れていた、学校の生活とは真逆の生き方を…夢でも見せつけられている。…あぁ…

    ──────虚しい

  • 44徴辺 レン23/09/19(火) 15:54:23

    ───あぁ、先生…こんにちは、えっ?わ、私が無茶をしてないか監視させて欲しい……ですか?…い、嫌それはその…お気持ちだけで…私1人だと先生を守れるか…
    "そこは頼もしい助っ人がいるから大丈夫だよ"
    ……い、いやいや…それでも私を監視する理由には…
    "それに、前にアツコにレンが心配だと言われていてね"
    …は、はぁ……って、えっ?アツコさんが…?な…何ででしょう…?
    "「またお花の話しがしたい…」って"
    ──それでも、私は断ります。…お気持ちはとても嬉しいんです。だけど…それだけで、良いんです。
    …けど、考えさせて下さい…これから…依頼があるので……それでは、また明日…先生

  • 45徴辺 レン23/09/19(火) 17:33:24

    …今日はトラックの護衛。何でも、通る道がどうやらえっと…不良達に襲われて物資を奪わられる、だから私を一時的に雇ったらしいけど……他の戦力は無し。これで護衛は無茶だと思うけど…この人達はそれでも、運び続けている…変わらない意志に少し、尊敬をしたい。…だけど、私1人にお金使うよりは他の複数の人を雇った方が効率はいい気がするけど……言わなくて良い事か…

    ───平穏は一瞬で去った。爆発音と共にトラックが揺れる、タイヤが逆回転して滅茶苦茶に動きながら私は冷静に銃を構えた。
    ……私は今日も誰かに銃を理由も無く、向ける。

    ─────護衛したトラックを見送って私は自拠点に足を向ける…そこまで遠くはないけど、ゆっくり帰ろう…。……銃を撃った、ナイフを振った…銃を撃った。あぁ……虚しい

  • 46徴辺 レン23/09/19(火) 17:49:34

    ……今日も誰かに引き金を引く。
    今日も誰かに引き金を引く、誰かに引き金を引く。
    引き金を引く、引き金を、引き金を引き金を……

    もう、撃ちたくない…どうして、同じ人に銃を撃たないと…自分を守れないんだろう。生きれないんだろう……分からない、私には分からない…でもあの頃の…銃を持たなかった私の方が、きっと…幸せだった。きっと……銃を手にしない方が……

    ふと、カメラを手に取る…そうだ、貯めたお金で初めて買ったのが…このカメラだったんだ。記録を残せる…記憶にはならないけど…でも、少なくともこうして形に残せるのなら、私は……嬉しいんだ。

    ──願う、もし…私の手が銃を取らずにカメラを手に取る世界になったら、その時は……色んな人や色んな景色を…撮りたいな……分かってる。だって…

    ───これは虚しい夢物語なのだから…

  • 47徴辺 レン23/09/19(火) 18:10:37

    ───朝日が私の目を醒まさせる。

    …今日も一日が始まる。


    ──先生の姿…と、あれは……dice1d3=1 (1)

    1.アツコ

    2.サオリ

    3.アル

  • 48二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 18:29:06

    ───アツコさん…?何を話しているのだろうか…う、うーんでも…声を掛けるの気が引けるし…

    ……折角先生と2人きりになれているのだから…此処は、見ない振りをして2人きりで過ごさせよう。
    …私は、何をしてるのだろう…気を遣ってどうなる…

    アツコさんも結局他人で…無視しても問題ない筈なのに…どうして私は、…怖いって、思ってるのだろう……?分からない…分からない事ばかりで…もう、帰りたい。どっちが羨ましいんだろう…先生?それとも…アツコさん?どっちが羨ましいって…思った…私は……私は…

  • 49徴辺 レン23/09/19(火) 19:52:50

    …少し、疲れた……明日は…何をしよう…寝てるか、訓練か…また依頼をこなすか…それとも……

    うん、今日は…少し……疲れた……そう言えば、こんなにも…空って、灰色だったかな…

    まっ…いっか……

  • 50二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 19:55:35

    し…死にかけ!
    瀕死!

  • 51徴辺 レン23/09/19(火) 20:40:29

    ……目が醒める。…相変わらず空が灰色……灰色?
    周りを見渡す。壁も朝だと分かる日の明かりも…灰色。手を見ても…灰色。

    ───は?

    思わず溢れた言葉…分からない…何故、何故…?
    何故……突然私の視界は灰色になったの…?
    神秘?嫌でも、私に神秘は無いと言われていた。
    …誰かの影響?それとも…私が望んでた?色は必要ないと…私が……望んでいた?

    ──違う…違う!違う!違う!違う!違う!!

    ……ふと、カメラを手に取る…一枚だけ写真が残っていた。…時期は…あの日だ。…恐る恐る…カメラを操作する…。そこには……

    ───灰色に映った、スクワッドの皆との写真。

    ──気づけば私は……涙を灰色の視界越しに…眺めていた。

  • 52徴辺 レン23/09/19(火) 20:55:28

    ────鏡を見る、そこは灰色の私…元の髪型や目の色が灰色だから。変化を感じないけど…でも、後ろのベッドも…私の服も、愛銃も…灰色。

    …タチの悪夢だと思いたい…思わせて欲しい。でないと…私は……私が…今の私が……

    生きる、そう…前の私は思っていた。銃を手に取らない世界があるかも知れないと…思っていた。
    幻だ。私が都合の悪い事を…自分の都合の良い思い込みで……全部、全部…目を背けてた。
    本当は死にたいと思った。本当は銃を手に取る事が生き甲斐になっていた。

    ───歪んでいるのは私だった…虚しいを、無理矢理繋ぎ止めてた…私は……愚かに見えるんだろうなぁ…だから……

    そんな時、誰かがドアをノックする。…私の居場所がバレた……此処は捨てよう。CZ100を隠して扉を開ける…

  • 53徴辺 レン23/09/19(火) 21:28:13

    そこに居たのは…dice1d4=4 (4)

    1.アツコ

    2.先生

    3.サオリ

    4.アル

  • 54徴辺 レン23/09/19(火) 21:37:08

    ……えっ?
    「あら…本当に此処に居たのね。」(この子…泣いてたのかしら…)

    ───私は即座にCZ100を構えて貴女に向ける。効果とかは無いかもしれない…けど今は、この場所を知られた事を何とかしないといけない……
    その髪は赤く…赤く?……ふと、周りを見渡す。
    全て灰色…もう一度、前に少しだけ出会った彼女の髪の色を見る。…赤い色…灰色、じゃない…

    …気づけば私は、泣いてた。…泣いている……泣いて…なんで…何で……

    「ちょっ!貴女泣いてるじゃない…!」

    ─いえ、大丈夫です。お気遣い…ありがとう、ございます。けど…1人に…させて下さい。

    「……無理よ。貴女はこれから…私の所で働いてもらうのだから!」

    ──えっ?

  • 55徴辺 レン23/09/19(火) 22:06:53

    …えっ?な、何故…貴女の所で働く事になるんですか!?わ、私!貴女の事全然知らないのですが…!?

    「あら…この私を知らないのかしら?じゃあ自己紹介させて貰うわね。私は便利屋68の社長。陸八魔アル。…まっ、これだけ覚えてれば良いでしょう。私が目指してるのは…それは……」

    (と…言われて、アルさんという方からアウトローの事について少し説明された。)

    …なる程…つまりあの日、私に興味を持って、ここにきて…依頼という体で雇う…と。

    「えぇ、そうなるわね?」

    ──お断りします。

    「……そう…」

    お気持ちはとても、嬉しいです。…けど、私は誰かに付くというのは…その……私は…

    「また来るわ。」

    …えっ?
    そう言ってアルさんは行ってしまった……。

  • 56徴辺 レン23/09/19(火) 23:40:33

    ───それからという物、勧誘は続いた。
    …嫌ではない、けど…私はこの生活が気に入っている。…だから……放っておいて欲しい。灰色の世界でしか生きられない私を…放っておいて欲しい…

    どうやら、勧誘は諦めたようだ…だけど、嬉しそうだった…それに、また会えるとも言っていた……どういう事なんだろうか…

    ……寝ていたようだ。さぁ…今日も銃を手に…灰色の世界を虚しく生きよう。

  • 57二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 08:30:54

    保守

  • 58二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 11:22:28

    結構精神的にギリギリなのだろうか

  • 59徴辺 レン23/09/20(水) 19:30:21

    ───灰色の世界、そこに確かに僅かに色のある景色が私の目を惹かせる…

    私はどうすれば良いのだろう…いや、きっと答えはとうに決まっているんだ。私はそれを選ぶのが…ただ……怖いだけで、相変わらず依頼をこなす日々

    虚無というのはこう言う事なんだろう…虚しいとはこういう事で…今はただ、私を…放っておいて欲しい。

  • 60徴辺 レン23/09/20(水) 22:33:51

    ……夢を見る。泣いている誰か…私はその人を知っている…

    違う……それは、私だった。私自身が泣いているのを見つめている…

    可哀想だとか、同情は無かった。
    それが現実だと、受け入れるしか無かったから……

    ある日の偶然の一日、私はスクワッドの皆さんと共に居た、あの日々が…大好きだった。

    ───だから、私は……自分が、この状況に…何も感じなくなった自分が…憎いんだ

  • 61二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 08:18:36

    保守

  • 62二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 08:23:21

    ハードボイルドなアル様たすかる

  • 63徴辺 レン23/09/21(木) 14:30:35

    SAN値 dice1d100=54 (54)


    私にはやりたい事が思いつかない…嫌、あるのかも知れない。きっと…あるのだと信じてる…。


    だけど……私の頭の中は銃や依頼の事ばかりで、そこにやりたい事を考える暇なんて……実はもう、諦めてるのかも知れない…


    今日の依頼はdice1d100=99 (99)

    (高い程、無茶振りな依頼内容)

  • 64二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 19:20:50

    これは死にますか?

  • 65徴辺 レン23/09/21(木) 20:09:36

    ───次の依頼は……dice1d3=1 (1)

    1.アリウススクワッドのメンバー、アツコ、ミサキ、ヒヨリを捕獲し、指定の位置まで連行する事

    2.サオリを奇襲、捕獲し指定の位置にて連行する事

    3.アリウス分校を襲撃、壊滅的な被害を作る事。(費用、武装は依頼主が引き受けると記述されている)

  • 66徴辺 レン23/09/21(木) 20:20:50

    『依頼主だ、今回は君の実力を見越した上で依頼させて貰う。依頼はアリウススクワッドのメンバーの捕獲だ。錠前サオリは既に捕獲を試みたが失敗した。そこで、他メンバーの秤アツコ、戒野ミサキ、槌永ヒヨリを捕獲し、特定の位置に連行する事。簡単な依頼では無いだろうが…君の実力なら恐らく出来るだろう。此方は既に3名の位置は大方は把握している。其方に位置情報を送る。早急に動いて欲しい。君の良い返事を期待している。』


    ───私に……撃てと…捕獲しろ…と?私が……私がっ?…何で、私に…


    依頼主の名前を見るが、そこに名前は無く、ただ武装の無償の補充、それなりに高い報酬金。…私は……


    (ばにたす度85)

    dice1d100=35 (35)   (思い出補正+40)

    (85以上で依頼を拒否する)

  • 67徴辺 レン23/09/21(木) 20:28:48

    ───拒否したかった…けど、その手は止まる…
    私は、アリウススクワッドの皆さんにとってただの1アリウス生でしかないのでは…私がどうなろうと、彼女達は実は気にしてないのではないだろうか……憎しみ?違う、嫉妬?違う…どれもこれも、私にとっては……虚しく感じる感情に過ぎない…

    …私は傭兵だ…出された依頼には応える。…例えそれが……過去の思い出を全部壊す事になっても……
    私は所詮、ただの傭兵なんだ…何もない、夢を自分から壊した、灰色の全部しか見れない…

    ───哀れな死にぞこないの傭兵なんだから…
    そういえば…銀髪の女の子がこんな事を呟いていた…私にはその言葉の意味が分からないけど…呟かせて欲しい。…今だけは……

    ──Vanitas vanitatum et omnia vanitas

  • 68徴辺 レン23/09/21(木) 20:37:16

    ──────改めて私は灰色に染まった自分の手を見つめる…私は3人を撃てるだろうか…?…最低だなぁ、私…こうやって私は色んな人を裏切って来たのかな…知らない所で…知る事も無く……


    虚しい、虚しいって、何だろう…この状況を指すのか、それとも…今の私の生き方?…何方にせよ…そんな事はどうでも良い…ただ私は撃つだけ、ただそれだけで良いんだ。


    ───改めて3人の居場所を確認する。

    dice1d100=54 (54)

    (高い程、直ぐに行動を移れる位置に定住しているのが分かる)

  • 69徴辺 レン23/09/21(木) 21:04:42

    そこまで遠くない位置に居るらしい…私は準備を進めて、バレないようにリュックに入れて歩き出す。

    少し急ごう…私は街中を違和感無く、けどそれなりに早歩きで向かう。幸運値 dice1d100=79 (79)

    (50以下でdice1d6=3 (3) と遭遇、20以下でdice2d6=4 4 (8) と遭遇、10以下でアツコ、ミサキ、ヒヨリと遭遇)

    1.サオリ

    2.アツコ

    3.ミサキ

    4.ヒヨリ

    5.アル

    6.先生

  • 70徴辺 レン23/09/21(木) 21:07:51

    ──幸いと言っていいのか、誰とも遭遇はする事なく目的地の近くまで来れた…こんな形でしか会いに行けない私は最低だ…と、自虐を心の中で呟く。


    ───私は傭兵だ…それ以外の生き方が出来ない人の形をしたただの…機械に過ぎない。……だから、私は撃てる。…過去の夢ごと…全部、撃てる……


    奇襲に成功したか判定 dice1d100=100 (100)

    (60以上で成功)

  • 71二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 21:14:43

    完璧な奇襲!

  • 72二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 21:15:24

    やる気に対して行動ガチ過ぎ……

  • 73徴辺 レン23/09/21(木) 21:35:34

    …依頼は依頼だ。それに…予想外の事も起こるかも知れない…分からないから、速攻で終わらせる。スモークグレネードを投げ捨て、次に蛍光灯を壊す。

    私は暗視ゴーグルを付けて走り出す。あくまで無力化…そう、無力化なんだ。殺す必要はない…


    声を上げさせる暇なく、dice1d3=3 (3) を気絶させる。

    1.アツコ

    2.ミサキ

    3.ヒヨリ

  • 74徴辺 レン23/09/21(木) 21:43:23

    ヒヨリさん…貴女からの雑誌のお話…また、聞きたかったです。…2人の走る足音が遠のいてく…このままだと逃げられる。……dice1d2=2 (2)

    1.M4A1で脚を狙撃する

    2.ヒヨリを寝かせたまま走り出す

  • 75徴辺 レン23/09/21(木) 21:45:23

    ───このまま見逃すのは不味い、ヒヨリさんを適当な部屋に入れて隠すと、直ぐ走る。


    追いつけるか判定 dice1d100=26 (26)

    (70以上で追いつく、50以下で片方を見失う、20以下で両方を見失う)

  • 76徴辺 レン23/09/21(木) 21:47:58

    …流石にヒヨリを隠すのに時間をかけ過ぎた。

    分断したのかdice1d2=1 (1) (1.アツコ 2.ミサキ)

    の姿は無い…が、追いついた私は…M4A1を構える

  • 77徴辺 レン23/09/21(木) 21:58:14

    ……アツコさんの姿が無く、そこには1人佇むミサキさんの姿…後ろ姿で顔は見えないけど、肩が少し揺れている事から急いで走ったんだと分かる。


    ─大人しく寝てもらいます。ただ…それだで良いんです。


    私はそう呟く、ミサキさんは即座に振り返って私の顔を見つめる。…そんなに驚く事だろうか……ミサキさんが目を細めて言う。


    「……そっか、うん…道理で手際が良かった訳…今までの襲撃と違ったのは……そう言う事なんだ。」


    ………


    「良いよ、何があったかは知らない。それはきっと…この先で全部が分かる……けど、一言言わせて欲しいんだけど。」


    ……なんですか?


    「───お互い、こうして生きて会えて良かったね。」


    私の指は引き金を引いて、ミサキさんを気絶させた…


    dice1d100=56 (56)

    (60以上で……)

  • 78徴辺 レン23/09/21(木) 22:02:21

    ……ミサキさんを背負う、…あのランチャーは……今は持っていけないから隠しておこう。…私は歩き出す…身長差故か少し歩き辛いけど……先ずはヒヨリさんを隠してた部屋へ向かう。


    ───dice1d100=40 (40)

    (50以下でヒヨリの姿がない、30以下でヒヨリの姿がない&………)

  • 79徴辺 レン23/09/21(木) 22:09:05

    ──────ヒヨリの姿がない、私は頭で考えていたほぼ最悪の事態が現実になりうる事に焦る…窓が割れている…即座にベッドのシーツに触れる。


    ──さっき出たんだ……となると近い可能性がある。………此処は一旦ミサキさんを連れて戻ろう

    追いかけようにも難しい…だけど誰が助けたのかは大方予想は出来るけど…確定では無い。


    dice1d100=3 (3)

    (60以下でヒヨリとアツコが…30以下で+サオリ)

  • 80徴辺 レン23/09/21(木) 22:20:05

    ───後ろ……!それは風のようにやってきた。
    蒼い髪…私より遥かに高い身長…私はその姿を知っている。……私はミサキさんをベッドに放り投げて
    携帯用ナイフで対応する。

    ───ッ゙

    「…レン、やめよう…」

    静かに透き通る声でそう告げた少女を私は知ってる…
    それは開かれたドアにいた。……アツコさん…

    今は不味い、此処だと狭すぎる…私はそのままサオリさんの手腕を掴んで窓へ向かって背負い投げして投げ飛ばす…
    サオリさんも分かっているのか、抵抗はせず窓から落ちる……私もそれを追いかける。…前に後ろにいるヒヨリさんとアツコさんを見る…こうしてバレた以上、もう……会えない。
    ──分かっていた事で、何処か…そんな事が無く終わりたかったと…そう願っていた…。言葉は告げない…そのまま窓から飛び降りる。

  • 81徴辺 レン23/09/21(木) 22:30:59

    「…レンか、……理由は聞かない。アリウス同士で戦うのは珍しくはない…だが、それでも…お前と戦うのは……」


    私は無言でナイフを構える。……言葉は交わす気はない…交わしたら……貴女を敵として見れなくなる。……私は貴女が…貴女の事が……


    「良いんだ、レン…お前が私と戦う理由が…」


    ─依頼です、それだけです…ただ、それだけです。


    サオリ dice1d100=31 (31)

    レン dice1d100=87 (87)

  • 82徴辺 レン23/09/21(木) 22:42:37

    …怒りはない、ただ倒す…例えそれが……押す。押せる。


    「…っ」


    ナイフの扱いは沢山練習してきた甲斐があった。だからこそ、今この状況が奇跡にも感じた。押せている…あと少しで、私は…っ!


    ───私は何故、生きたいんだろう……?


    頭によぎった思考は一瞬の動作を遅らせる、だけど…サオリさんにとってその一瞬は隙として捉えられる。

    …ナイフを投げ捨てられる。私はCZ100を即座にサオリさんの脚に向けて発砲、脚に当たってなく、その脚は私の脚に掛けられていて…負ける。負ける……頭に過るのはそんな事ばかり……


    奇襲前…私は依頼主から贈られた補給物資を確認してる時、あるものが入ってる事に気付く…ヘイロー破壊爆弾…かなり小型化しているもの、大きさはグレネードぐらいだろうか…威力は恐らく下がってる…直接当てないと効果は無いものだと分かる。

    ……私はそれを手に取った…理由は、多分…それで………


    私は……dice1d2=2 (2)

    1.ヘイロー破壊爆弾のピンを抜いたと同時にサオリさんを蹴り飛ばす

    2.……ヘイロー破壊爆弾のピンを抜けなかった

  • 83徴辺 レン23/09/21(木) 23:05:47

    ……ピンを引き抜けなかった…甘い考えをしてる私……せめて、私1人でピンを引き抜きたかったのに…出来なかった。命が惜しい…だとか、そんな考えが浮かぶ……情けない。私の世界はこんなにも……灰色なのに…


    「……どうする、此処から…どうやって抜け出す…」


    …気づけばサオリさん以外にも、ミサキさんやアツコさん…ヒヨリさんも来ていた。

    私は……気づけば私は……ふと、何かが聞こえた…プロペラの音…私は知っている。……依頼主の手先かそれとも…本人かが直接来たんだと…。

    サオリさんの拘束を無理矢理剥がして、走り出す。ヘリの元へ……これでもそれなりだが足には自信がある。


    ───指定の位置、そこにはヘリが着地していた。

    ……依頼主と思われる女性が語りかける


    「…依頼は?スクワッドのメンバーは?」


    ……申し訳ありません…失敗しました。


    溜息と恐らく呆れた表情が分かる。


    「そう……なら、もう貴女は用済み。」


    そう言って、彼女の手には銃が此方を向いている…

    所々にカスタマイズが施されている…威力が不味い、直感がそう告げる…けど、私はそれを受け入れるつもりだ。……灰色の世界で生きるよりは…遥かに……あぁ、そういえば…アルさん…だったかな…便利屋86…か……楽しいのかな……


    dice1d100=55 (55)

    (30以上でレンに……50以上で……?更に80以上だと……?)

  • 84徴辺 レン23/09/21(木) 23:18:06

    ───後ろから何か…何かが飛んでくる。アレは…ミサイル?……それはヘリへ直撃、そのままヘリを吹き飛ばす。……私は思考が止まった。無論、それは目の前の依頼主も……

    私は、後ろを振り返る…そこには……

    「…何処に行ったかと思えば、…レン、お前は無茶をする癖を直せと…言った筈だ。」
    「…はぁ、こうなった以上…やるよ。」

    ───何故、何故…来たんですか……何故…

    「また、レンと…花のお話しがしたいから…」
    「わ、私はもう一度!レンと…雑誌のお話が……したいです!」

    ──私は……私は……傭兵です。私は…皆さんのように…生きれる自信は無いです…だから、だから私は……

    …瞬間、私は後ろから強い衝撃と共に…気づいたら、依頼主に首を絞められていた。同時に……盾にもされていた。

    …そうだ、きっと…この時の為に私は……良かった…───依頼は破棄、だから…依頼主、貴女にも…一緒に喰らって貰います。私はヘイロー破壊爆弾の安全ピンを…引き抜いた

  • 85徴辺 レン23/09/21(木) 23:21:29

    アリウススクワッドの皆さんが驚いた顔を見ながら、私は衝撃と共に…意識を暗転させた。

  • 86二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 06:44:59

    この子は病院へ行くか
    先生セラピーを受けるべきでは?

  • 87二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 10:50:47

    躊躇なくできるの怖いな、これが後に響かなきゃいいけど

  • 88徴辺 レン23/09/22(金) 14:34:21

    ───私は、終わったんだろうか…?身体の感覚が無い…私は一体……ふと、誰かの声が聞こえる。

    それは……dice1d2=1 (1)

    1.私にとって、大切な…私を呼ぶ声

    2.私が今まで手をかけた人達の憎しみの声


    ……私は…その声で目を醒す…

    dice1d100=25 (25)

    (60以上で無事に、30以下で何かを失う)

  • 89徴辺 レン23/09/22(金) 14:35:55

    ───私にとって…大切な誰かの声。その声に応えるように私は目を醒す。

    dice1d100=96 (96)

    (高ければ高い程、重症)

  • 90徴辺 レン23/09/22(金) 14:39:46

    ……dice1d4=2 (2)

    1.失明

    2.聴覚消失

    3.味覚機能不全

    4.記憶喪失


    誰が助けてくれたの? dice1d3=2 (2)

    1.アリウススクワッド

    2.便利屋68

    3.別の誰か

  • 91二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 14:49:27

    もう聴こえなくなっちゃった……

  • 92徴辺 レン23/09/22(金) 14:56:30

    そこは、知らない場所だった…かけられた毛布ごと体を起こして周りを見渡す。事務所の一室だろうか……あの後私はどうなったんだろうか…


    そう考えてると目の前の扉が開いて、灰色の世界で赤髪の女性がそこには居た。……アルさんだ…此処の人だったとは…という事は此処が便利屋68の本社なのだろうか?その後ろに3人の女性が居る。恐らく社員だろう…


    アルさんが私に近寄って、心配そうな目で私を見ながら…………


    ──あの、今なんて…言いましたか………


    ──────理解した。嫌、したくなかった…だけど、それでもそうせざるを得なかった…アルさんや、3人の表情を見れば…理解はする。


    ───私の世界は、…私の灰色の世界は……


    私から…音を……取り上げられた。


    (幸運)dice1d100=5 (5)

    (40以上で治る可能性あり)

    (SAN値)dice1d100=76 (76)

    (52以下でSAN値減少無し)

  • 93二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 14:57:43

    本当に運が悪い子
    アリウスは運のない子だらけ
    運があったらアリウスに生まれてないから仕方ないね!

  • 94二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 14:59:21

    どうしようもないと
    これなんとかなるのかな
    ミレニアムの援助でなんとか聞こえるようにならないか

  • 95徴辺 レン23/09/22(金) 15:01:13

    SAN値減少 dice1d40=30 (30)


    ……灰色の世界で、私にとって…音が…色を作ってくれる可能性だった……


    失った物はもう帰ってこない…私に居場所は、無くなったも同然…これからどうやって生きれば良い?

    補聴器があるとしても……雀の涙になるとしか思えない…


    …あの時、私にとって大切な誰かの声も……もう聞くことは出来ない。…分かってた。


    私は傭兵で…誰かの人生を奪ってきた…なら、これは同然の報いで……しょうがない事で……

    私は……私は………

  • 96二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:01:32

    スレ主も困ってそうな薄幸っぷり
    実際聴覚無しとか戦線離脱レベルじゃない?

  • 97二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:03:16

    アル様助けてあげて!

  • 98二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:03:22

    正直立ち直れなくてもおかしくないレベル
    SAN値も一気に減ったし

  • 99二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:04:57

    バッドエンドもあり得るのでは?

  • 100陸八魔アル23/09/22(金) 15:09:58

    レンのSAN値 (54)→(24)

    …それは偶然だった。そうね…あの時、私の興味がもっとあって、あの子を追っていたら…何かが変わっていたのだろうか…?そう、考えざるを得ない…

    私は帰り途中、遠くで何か爆発する音を耳にした。
    いざ、その場所に向かってみればそこには壊れたヘリと…知らない女性と……その奥で倒れている…灰色の髪の子。名前も知らない…素性も知らない子。

    気づけば私は……その子を抱き上げて事務所へ走っていた。何故、助けたのか分からない…だけど、後悔したくなかった。だから…私の我が儘で助けた。

    ───だから、後悔した。

    「あの……今なんて…言いましたか………」

    ……私は…私の我が儘で…私の偽善で人を苦しめたのだ。

  • 101二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:14:15

    聴力なんとかならないと相当きついな
    今回の件で報復とかなったらやられておしまいになりかねないし

  • 102二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:17:40

    アウトローじゃない事したら後悔する事になったというアルちゃん特攻攻撃……

  • 103二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:21:36

    正直バッドエンドになってもおかしくない状況ではある

  • 104錠前サオリ23/09/22(金) 15:22:25

    徴辺レンを一言で言えば「普通の静かな女の子」だった。
    アリウスでは珍しいとしか言えない、銃を使う事を拒絶していた生徒で…だから、アリウス分校の生徒は彼女を忌み嫌っていた。当たり前だ…銃を取らない選択をする理由が可笑しいからだ。

    「撃ちたくない…撃ったら……誰かを悲しませる…」

    甘い考えとしか言えない。私にとって、そういう認識でしか無かった…

    彼女が銃を手に取った理由は分からない。
    ただ、一つ噂としてあるのが「彼女は初めて銃を手に取った時、そのまま味方を撃った」という話だ。
    確証は無い…だからこそ、その真偽は不明で私達はその子を気に留めもしなかった。

    ──それは、特に珍しくも無い日常だった。アリウススクワッドに徴辺レンが共に行動する事になった
    。ただ、それだけの話だ。

    …道中、アツコとヒヨリと良く話していたのは覚えている。彼女の性格は静かながらも、確かに優しさを持ち合わせていた。…戦場を知らない子と言って良いかも知れない……。敵襲は無かったままその日は終えた…だからだろうか…徴辺レンという存在が気になっていた。それから私は彼女と接触を試み始める。

    分かったのは、彼女は優しさがあって…それでいて、強い。器用万能と言える強さになり得る素質があると思った。

    ───先生を撃った時、私は何故、レンが撃ちたくないと言っていたのか……理解した。

  • 105錠前サオリ23/09/22(金) 15:31:13

    だから、私は徴辺レンに会って、話したいと思った…それはきっと、徴辺レンがその苦しみの中で生きていると思ったからだ。

    …先生に相談し私も含め、アリウススクワッドの皆が…彼女と話したいと、願って…行動し続けた。

    ──その願いは最悪な形で叶う事になったが……

    今日も疲れたと、帰り途中…私はアツコと出会う…それは幸運にか、それとも…そんな事はどうでも良く。アツコは必死に私だと分かるなり、ヒヨリやミサキが危ないと言った…

    私はすぐにアツコに案内されて廃墟ビルに入る。階段を上がり、一室に入るとそこに気絶したヒヨリの姿…ミサキの姿は無く、追いかけられているのだと思っていたら……ドアの外から此方に向かってくる足音、慌ててヒヨリを担いで窓を割り、下の階の部屋へ飛び込むように動いた。

    ───その襲撃者の正体を掴んで…意識不明に追い込ませる。
    私の思考はその事で一杯だった。先程の部屋に入ったであろう襲撃者を後ろからナイフで奇襲する。

    その灰色の髪は私にとって、危険信号を鳴らして伝えられた。そして……灰色の瞳が私を見つめる。

    ──何故、という言葉は出て来なかった。…ただ、戦うのをやめたかった。

    …彼女の瞳は、先生と出会う前の…私に似ていた気がしたから。

  • 106錠前サオリ23/09/22(金) 15:39:51

    徴辺レンは強かった。一瞬の隙すらも見せてはくれない…彼女は恐らく焦っていたのだろう。ナイフを即座に構えて突撃してくる。

    ───私は焦った相手を冷静に捌いて…そのまま足を引っ掛けて押し倒す。…あの時、レンの左手の指に…安全ピンが引っかかっていたが、それを引き抜くことはしなかった…姫も、ミサキやヒヨリも此方にやってきた…漸く話せる。

    ──その願いはプロペラの音で消え去った。
    レンは私を強引に剥がして、そのままプロペラ音の元へ走り出す…一瞬、目が点になってしまったが…私達は慌てて彼女を追いかけた。

    …何もない、鉄の広場、そこでレンは恐らく依頼主と向き合っていた。慌てて、辿り着いてた頃には、レンはその依頼主に首を絞められていた。

    …慌てて私は銃を構える。…瞬間、レンが此方を横目に見て何処か安心したかのように微笑んだ。

    ───レンは自爆したのだ。恐らく…私が押し倒した時の爆弾だろう…。

    まだ生きてるであろうレンを助けに行きたかった、だけど…私やアツコ、ヒヨリもミサキも行けなかった。今の爆発で色んな人が来るだろう…私は兎も角、他の3人の顔がバレるのは不味いと…ミサキにはアツコを、私はヒヨリの腕を掴んで…その場を後にした。───今はただ、レンが生きてる事を…願うばかりだ。

  • 107徴辺レン23/09/22(金) 15:46:55

    ──────私は、傭兵だ…それ以外の生き方を知らないから……だから、こうなってもしょうがないと思った……。だけど…私の心はそうでは無かった…


    ただ、苦しい。ただ、息苦しい…声も、音も…何も、私に残ったのは…灰色の世界だけ。…アルさんの髪の色も…ほぼ灰色に染まっている…。


    アルさんは端末を使って会話をしてくれた…

    そこで、ハルカさんやカヨコさん…ムツキさんの事も教えてくれた。


    ……だけど、私には灰色でしか人を見れない…

    その事も…伝える気力は無い……


    ───私は、死に損ないの……傭兵。

    大切な誰かの声も……私の生き方も…一瞬で、崩壊した。


    dice1d100=33 (33)

    (50以下で便利屋68から離れる)

  • 108二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 15:48:44

    捕まえろ
    絶対に捕まえるんだ!

  • 109徴辺レン23/09/22(金) 15:55:04

    ───私は考えた。アルさん達が今度は巻き込まれてしまうんじゃないかと…私のせいで…そう、思ったら私の足は動いていた。幸いにアルさん達は居ない…私が疲れて寝ていると考えていたのだろうけど……私はそのまま、静かに便利屋68から抜け出す。


    ……これから何処に行こう…私は同じ生き方が出来るだろうか……?

    私の頭はそんな事ばかり…気づけば足元しか見れなくて、何も見たくなくて…音も無い、私が生きたいと思ったこの灰色の世界から……抜け出したい…何処に行けば良いだろうか…そんな時、誰かが私の手を掴んだ。dice1d5=2 (2)

    1.先生

    2.サオリ

    3.アツコ

    4.アル

    5.>>111

  • 110徴辺レン23/09/22(金) 16:05:05

    …私は振り返る、私より高い身長…キリッとした目…見覚えのあるマスク。……サオリさんだ。


    我が子を見つけた様子で私を見つめるサオリさんの手を私は……振り払った。…サオリさんには謝りたい…謝って、沢山話したい。


    ───だけど…サオリさんが何を言っているのか、私はサオリさんに何て言ってるのか……それすら、分からないのに…私は、貴女の声が…皆の声が……


    気づけば私は走り出してた。道中色んな人とぶつかってしまうけど…謝る暇がない、ただ走る。走る…

    誰にも知らないような所まで……私は走り続けた。


    ─────私は、無意識に自分の部屋まで走っていたらしい。…質素な部屋の内装に私は苦笑いを溢す。……久しぶりな気分で私は物を漁る。どれもこれも…灰色ばかり……色は何一つ分かりやしない。


    ──私はあるものを手に取る。それは…dice1d3=2 (2)

    1.アリウススクワッドの皆で取った写真

    2.私がかつて、初めて手にした時の銃…グロック17

    3.………気のせいだった

  • 111徴辺レン23/09/22(金) 16:07:59

    …グロック17…懐かしい。初めて銃を手にした愛銃で……大切に保管していたんだった…。


    ───これで自分の喉を撃てば…終われるだろうか……そう、考えてしまう。自分の愛銃で終われるなら…どれだけ……


    …けど、私はそのグロック17を自分の胸元に抱き寄せて…ベッドに眠りにつく……。


    dice1d100=94 (94)

    dice1d100=92 (92)

  • 112二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 16:09:28

    なんでこんな物騒な思いでしかない……

  • 113徴辺レン23/09/22(金) 16:25:43

    ───目が醒める……そこには……


    サオリさんが居た。…なんなら、アルさんも……

    …どうやって此処を……あぁ、そういえばアルさんは一度此処に来た事がある。

    なら…来れるよね…と、疲れた心は考える事すらさせてくれなかった。


    ───アルさんの端末の画面を見せられる。

    『貴女は1人じゃない。…私は貴女を良く知らない。だから、これから貴女の色んな事を教えて欲しいの。私達も…貴女に色んな事を教える。約束します…。だから……』



    その後の文は良く見えなかったけど…でも、分からなかった…どうして私をそこまで…?貴女は偶然出会っただけの人なのに……


    アルさんは端末に文字打ちをして答えた。

    『確かにそうね、…正直言えば私にも分からない。だけど……貴女を放っておきたくない…それは、最初に会った日にそう思ったから。だから、貴女を知りたい…それと、便利屋68を舐めないで欲しいわね。』


    …サオリさんを見る…とても、言いづらそうな表情で私を見る。…サオリさんはアルさんの端末を借りると同じように文字打ちをして、私に見せてきた

    『謝りたかった。…もう、謝ってもどうしようもない事になってしまった…させてしまった…。お前にとって、私は…敵になってしまうか?…私はお前が……嫌、どうせなら声で伝えたい。いつか…お前にもう一度…私達の声を聞かせてやる。約束する…その時に……話したい。』


    …そう言って、サオリさんは部屋から出て行く…

    アルさんは端末を早めに打って『兎に角、今は休んでなさい。良いわね?…後、もし外出したいならそこのインターホンを押しなさい。便利屋68の誰かが直ぐに向かうから。』…と言って、部屋から出る。


    ……私は……生きて…生きて……このまま、生きてどうする……どうしたら…良いんだろう……


    (レンへの保護度&愛情度)

    (アリウススクワッド) (94)

    (便利屋68) (92)


    (オマケ)レンの身長 157+dice1d8=7 (7)

  • 114錠前サオリ23/09/22(金) 16:40:49

    ───3人の安全を確保をした後、私は元の現場へと走り出す…

    そこには依頼主とヘリの残骸だけが残っていた……
    レンの姿は無かった…何処を探しても、色々な人に聞いてみても…レンは見つからなかった……

    …同じ後悔をまたしたいのか…私はっ!!

    悔しさと自分への怒りが込み上げてきた。
    たった、数分…レンと話したいと願う事すら、許されないのか……!

    ───その悔しさを空虚にも感じながら数日の時が過ぎた…
    私は今日もレンを探していた…何故、こんなにも彼女を探しているのか…分からない。だけど…きっと、あの日…何でもないあの日常の時、あの1日…レンが居たあの日は、皆……楽しそうだった。だから…お礼を言いたかった。…けど、それでも見つからなかった……

    ──それは灰色の髪を靡かせながら、下を向いて歩いていた。
    …レン!そう、彼女の元へ走り、その腕を掴む…
    彼女は私の方を振り返る。

    「会いたかっt……」

    私がそう言う前に腕を振り払われて走り出した…
    ……そりゃそうか…私はお前を襲った。理由はどうであれ…そうなるのも仕方ない…私は舞い上がってた。

    …彼女を追う気にはなれなかった…追って…また振り払われるだけだと知ったから……私は、空振った
    手を見ながら…そう考えていると、後ろ声がした…

    「レン〜!ちょっ…本当に何処に行ったのよ…!」

    振り返ればそこには、……便利屋68…後に知る事になる、陸八魔アルの姿があった。

  • 115陸八魔アル23/09/22(金) 17:04:18

    ───依頼を終えて戻ったら、彼女の姿が無かった…
    ハルカやムツキは目に見えて、カヨコは冷静ながらにも流石に不味いと思ったのか私の方を見る。

    「探すわよ!」

    その一言でそれぞれバラバラに動く。
    どれくらい時間が経っただろうか…?少なくとも空がより暗さを増し始めた時だろうか……
    「レン〜!ちょっ…本当に何処に行ったのよ…!」

    私が1人そう愚痴る……このままだと、見つからない…そう思って周りを見渡してたら…
    「…すまない、今…レン…と言ったか?」

    声を掛けられた、その方向を向くと蒼の髪を靡かせ、黒いマスクを付けた…私より身長の高い女性だ
    「……えぇ、彼女のメモ帳にそう書いてあったから…もしかして、レンの知り合い…?」

    私は怪しいと警戒しながらも、そう問いかける。
    …答えは一瞬だった…
    「あぁ、彼女の名は徴辺レン…私達の…大切な……仲間だ。」

    「ねぇ…良かったら、貴女も一緒に探して欲しいのだけど……」

    彼女が誰かは知らない。だけど…共通してるのは「レンを探す事」今は、それだけでも良い。彼女は快く頷いて一緒に探してくれた。……結果として、サオリさんからレンの居場所を知りたいと…案内した時に…まさか居たとは……

    ムツキ達に見つけた事を連絡して…一先ず、レンが起きるまでサオリと部屋で待機していた…。
    私は気になった事をサオリさんに問いかけた。
    「サオリさん…レンが…耳が良くない……というのは知ってるのかしら?」

    …その時の彼女の表情は酷かった…。私は彼女に問い詰められ…私が知っている事を全部話した……

    そして、お互いのレンについての事を知った時……2人の心に決めた事が…「レンを幸せにする」それだけが強く定まっていた

  • 116徴辺レン23/09/22(金) 17:08:44

    ───落ち着かない…私の指は相変わらず愛銃のグロック17とCZ100の引き金をいつでも引けるように握っていた。


    ……灰色の世界…もう何も無いこの世界で、私にどうやって生きろというのか……もう、放っておいて…私を……殺.して……死なせて……

    心が叫ぶ…私の口は動かない。叫んでも、私がその声を認識出来ないから……した所で、ってのはあるかも知れない……。


    ベアトリーチェへの好感度

    ベアトリーチェ→レン dice1d100=96 (96)

    レン→ベアトリーチェ dice1d100=40 (40)


    神秘 dice1d100=7 (7)

  • 117徴辺レン23/09/22(金) 17:12:59

    ベアトリーチェのレンへの好感度が異様に高い理由

    >>118>>120の中から🎲

  • 118二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 17:19:42

    ばにたすが高くて使い勝手の良い手駒

  • 119二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 17:23:02

    万能型だから

  • 120二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 17:28:38

    これと言って惹かれるものは無いのに、何故か放っておけない存在

  • 121二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 17:30:18

    1. >>118 2. >>119 3. >>120

    dice1d3=2 (2)


    …この後のイベント dice1d100=23 (23)

    (高い程良いイベント)

  • 122徴辺レン23/09/22(金) 17:33:17

    ──そういえば…マダムさんに、良く気に入られていた気がする……多分、私が扱いやすかったんだろうから…だけど。


    ──そんな事を考えてると誰かがやってきた。

    …どうせなら、このまま殺して欲しい……何のために生きるべきなのか……分からない。


    誰がやってきた?dice1d5=3 (3)

    1.アル

    2.ムツキ

    3.カヨコ

    4.ハルカ

    5.サオリ

  • 123徴辺レン23/09/22(金) 17:40:07

    ───扉が開かれて、そこからコッソリと私を見つめる子が……ハルカさんだ。あんまりお話しが出来てなくて、不安だけど話しかけよう。


    あ…あの、こんにちは……


    …どう見ても怯えてるようにしか見えない…心配だ。私がそう思ってると彼女は懐から何かを取り出す。…補聴器だ。


    ……これは、私につけて…って事?


    ハルカさんは必死に頷く…恐らくアルさんかサオリさんが用意してくれたのだろう……私はそれを耳に取り付ける。dice1d100=38 (38)

    (60以上で音が聞こえるように)

  • 124徴辺レン23/09/22(金) 17:45:59

    ……恐らく、ハルカさんが大きな声で私に話しかけてくれてるのだろう……

    ───けど、その声すら…聞こえなくて……でも、伝えるのに躊躇してしまう。…少し息を吸って伝える。

    ──ごめんなさい…聞こえなくて……ハルカさん。
    …ありがとうございます。

    ハルカさんの表情はとても今にも泣いてしまいそうで…泣かないで欲しいと、そっとハルカさんの頭を撫でる…変な事をしてしまったけど、これで少しは元気が出てくれたら嬉しい。

    …ハルカさんは撫でられた所に手を乗せながら私にお辞儀して部屋から出た……
    補聴器を見る、これでも私の耳は聞こえないと…鼓膜が破れた、と考えた方が良いのだろうか……けど、そうなるとどうして私は生きている?………考えれば考えるだけ、きっと…どうしようも無い。

    ───私は…眠りについた。灰色の世界を……見たくない…そんな気持ちを抑えながら

  • 125徴辺レン23/09/22(金) 17:55:17

    ───お久しぶりです先生……ぇと、その。今日はいい天気ですね…あれ?曇りでしたか…?
    ……部屋ばかり居て気付きませんでした…。
    そういえば先生、サオリさん達とは仲良くやれていますか…?私はその…サオリさん達とちゃんとお話が出来てないので……だから、こうして知れたらな…と、いえ…言わなくても仲良くやれている事は分かりますので…私は、大丈夫です。タフさには自信がありますから…ぁ、今日は依頼があるのでこれで失礼しますね。…………また明日、先生

  • 126徴辺レン23/09/22(金) 18:24:44

    ───死にたい…死.ねたら……どれだけ……迷惑わ掛けてる…わかってる。だから…今回の依頼で……


    依頼の危険度 dice1d100=8 (8)

  • 127徴辺レン23/09/22(金) 18:29:45

    ───簡単な依頼だった…というか、猫のお世話…って……私はそんなのより……受けた以上、ちゃんとしますが……猫の目を見る。

    ……貴方の目に映る私は…どんな風に映っているんですか…?

    答えは来ない…ただ、静かに欠伸をして…そのまま眠るだけ…


    ……灰色の世界で見る猫は…虚しい……

    ───依頼を終えて、また暇になった私


    >>129をしてみようと思います

  • 128二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 19:43:15

    ksk

  • 129二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 19:55:15

    先生に会いに行く

  • 130徴辺レン23/09/22(金) 20:42:10

    ───先生に会いに行こうと思います…。正直、会って何を話せば良いのか……私の事を話して、それで入院生活なのは…少し、堪えますね。


    …けど、私自身、先生の無事を知りたいのはありますし……探しますか…。

    dice1d100=100 (100)

    (60以上で先生と出会う。30以下で他の生徒と出会う)

    好感度チェック

    先生→レン dice1d100=19 (19)

    レン→先生 dice1d100=77 (77)

  • 131徴辺レン23/09/22(金) 20:50:12

    ───あっ、先生……こんばんは。えっ?珍しい…ですか……?

    …そうですね、確かに私から先生に会いに行くのは珍しいかも知れませんね……


    ……"私に隠してる事ない?"…無いですよ。私は今もこうして生きてます…ですからその……私は大丈夫です。


    "…信じてるよ"…はい、私も…先生を信じてます。


    ───嘘だ。私は先生の期待に応えられないだろう…灰色の世界で、何とか口パクで言葉を理解してるこの状況で…一体何が出来るのだろうか……

    私は……dice1d3=1 (1)


    1.もう、終わりたい…

    2.…生きなきゃ…駄目なんだろうか…

    3.…私はっ……私はっ!!(特殊イベント)

  • 132徴辺レン23/09/22(金) 21:05:36

    …疲れた、もう……終わりたい。けど…矛盾に生きるしかない…それに…私は選んでしまった。

    嫌…選んだんだこの道を…私の意思で、分かってるはず…私が終わるまでに…私は……


    ───今日の依頼を確認しようかな…

    (任務の危険度) dice1d100=65 (65)

  • 133徴辺レン23/09/22(金) 21:12:08

    …今回のは普段より少し危険ですか……

    えぇと……今回のはdice1d3=1 (1)

    1.殲滅任務

    2.護衛任務

    3.調査任務

  • 134徴辺レン23/09/22(金) 21:39:10

    ───殲滅任務……出来る事ならば何か増援が欲しい所だけど…そうなると無理だろうなぁ…


    しょうがない、1人で行こう…


    ─────荒野にて私はM4A1を構える。…数は6…重装甲持ち…1、正面突破は難しい…なら…

    私は灰色の荒野を…走る。…耳が聞こえなくても、目が見えてるのなら…!

    dice1d100=18 (18)

    (60以上で成功、ゾロ目でイベント、30以下で増援)

  • 135徴辺レン23/09/22(金) 21:46:48

    ……息が溢れる…汗が止まらない。油断してた訳じゃ無い…けど、それでも数と音で判断出来ないのは辛い……


    ───そうしてると、身体か震える々私は嫌な予感がして振り返る…そこには……戦車と10人が増援として遠くから見える。

    逃げ道はない…なら…出来る事は倒す事……やるしか無い…!


    dice1d100=100 (100)

    (70以上で殲滅、30以下で撤退、ゾロ目でイベント)

  • 136二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 21:53:08

    優秀だなこの子

  • 137徴辺レン23/09/22(金) 22:19:08

    ……撃つ、撃つ…斬る、蹴りとばす。撃つ…撃つ、

    …息が定まらない…出来る事を成す。ただ…それだけ、ただそれだけ……


    ───夜の荒野、残骸と倒れたままの彼女らを見下ろす…ふと、思い出す。大切な誰か…私は……dice1d100=34 (34)

    (75以上で聴覚か灰色の視界が治る)

  • 138徴辺レン23/09/22(金) 22:24:48

    ───大切な誰かは居たのだろうか……分からないまま私は帰路を歩く……


    因みにあの後、アルさんやサオリさんに怒られた。


    ……治るのだらうか…治る可能性を私は信じれるのだろうか…


    私は…dice1d100=95 (95)

    (50以上で信じる)

  • 139二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 22:44:48

    信じたのはよかった

  • 140徴辺レン23/09/22(金) 22:52:50

    淡い期待だとしても…この願いが裏切られても私は…信じ続けよう。

    だって……これは私の主観だけど…皆が頑張ってくれているから…だから、信じよう。

    私の心は限界だと叫んでるけど…それでも…信じ続けよう。いつか…いつかきっと……

  • 141徴辺レン23/09/23(土) 00:06:23

    (24)+dice1d50=31 (31)


    ……さて、これからどうしようかな…

    私に出来る事は限られてるだろうし…相変わらず現状は変わらない…だとしたら……

    dice1d5=4 (4) に向かう予定を立てておいた方が良いかな……私も…立ち止まるばかりでは居られないね…

    1ミレニアム

    2トリニティ

    3ゲヘナ

    4山海経

    5百鬼夜行

    6クロノス

    7レッドウィンター

    8ヴァルキューレ

    9アビドス

    10アリウス1

    1SRT

  • 142徴辺レン23/09/23(土) 00:15:39

    …キヴォトスの一つ…山海経高級中学校に行ってみよう…。とは言え今直ぐではないけど…そこに何があるか……というよりは、料理に興味があるから…が大きいかな。

    ───私は、出来る事をするだけ…傭兵……嫌、違う。1人の生徒として…灰色の無音の世界を…生きる…いつか、皆の努力が叶う事を…信じて

  • 143二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 10:28:23

    保守

  • 144二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 20:17:00

    保守

  • 145徴辺レン23/09/23(土) 23:45:59

    ───ここ数日、皆さんと良くお話しが出来てない…

    分かってる、けどそれでも…声も…色も無いのに、何を話せば良いんだろう?……けど、話しをしないと…皆を心配させてしまう…今日はdice1d5=3 (3)

    1.アル

    2.サオリ

    3.先生

    4.アリウススクワッドの誰か

    5.便利屋68の誰か


    4の場合 dice1d3=2 (2)

    1.アツコ

    2.ミサキ

    3.ヒヨリ


    5の場合 dice1d3=2 (2)

    1.ハルカ

    2.ムツキ

    3.カヨコ

  • 146徴辺レン23/09/23(土) 23:57:52

    …先生、お疲れ様です…今日もまたお話しに来ました。……あぁ、まぁ…そうですね…
    私は傭兵です、こうなる事は何処か分かってました。…だから、私は傭兵で…1人のアリウスの生徒として生き続けます。…勿論、今はこうして音も無く、灰色の世界ですけど……

    いつか、いつかきっと…色の世界…皆さんの世界に立てるように…私は灰色の世界を歩き続けます。

    …虚しいですよ…虚しいですけど……私はそれでも、沢山の人に助けられてきました…助けてくれました。…なら、それに応えないと…顔向けが出来ませんから。

    ──ですから先生…私は、大丈夫です。
    明日の依頼に向けて寝ますね…先生、またいつか…お会いしましょう。

    "……またいつか"

    …先生、良いんです…それより…私より、他の生徒を見てあげて下さい。…私がこうして生きているのなら、また会えますから…。

  • 147徴辺レン23/09/24(日) 10:05:04

    …沢山話せただろうか…?……分かってる。私は…信じてる、いつか…いつかきっと……私が此処まで生きてこれた結末があるのだと…

    私にとって…大切な誰か……本当に居るのだろうか?

  • 148徴辺レン23/09/24(日) 16:27:17

    今日は山海経に行ってみようと思う。…流石に時間は掛かるけど……まぁ、これも私自身の為…

    因みにアルさん達には手紙を置いて行った。


    …へぇ〜此処が……灰色だけども…うん、綺麗だ。

    色は分からないけど、きっと…煌びやかな色をしているんだろうなぁ…

    さて、依頼で貯まったお金で料理を沢山食べようかな。dice1d100=82 (82)

    (50以上でメンタル回復、ゾロ目で生徒と遭遇)

  • 149徴辺レン23/09/24(日) 16:30:40

    SAN値 (55)+dice1d20=4 (4)


    …うん、此処の料理は美味しい…辛いのだったり、色々な味わいがアリウスにいた頃とは断然違くて楽しいと思った。…色や音が無いから、どんな色で…食べた時の音がどんな感じなのかは分からないけど…うん、味覚と嗅覚はあるから料理の美味しさがちゃんと分かるのは良い事だ…。


    ───さて、この後はどうしよう…dice1d3=2 (2)

    1.ここの武器ってどんなのが主流なのかな?

    2.ここの人達の生活でも眺めてようかな。

    3.…景色、上から見れないかな…

  • 150二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 22:20:47

    保守

  • 151二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 23:45:51

    保守

  • 152徴辺レン23/09/25(月) 08:40:24

    (59)
    …そういえば、此処の人たちはどんな生活をしてるんだろうか…?…少し、気になるから。眺めてみよう。

    ───前居たアリウスとは全然違う。…違う、アリウスが特殊だけな気がするけど…それでも、此処の人達は皆…前を向いて生きてる。

    …少し、羨ましい…と…思ってしまう。

  • 153二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 18:44:30

    保守

  • 154二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 20:49:42

    保守

  • 155徴辺レン23/09/25(月) 22:22:23

    ───1週間、此処で過ごしてきたけど…うん、そろそろ、元の生活に戻ろうかな?……端末を見ると、アルさんやサオリさんetc…の皆さんからのモモトーク……申し訳ない気持ちと全部返しながら歩き出す。dice1d100=1 (1)

    (60以上でイベ、80以上で重大な…?)

  • 156徴辺レン23/09/25(月) 22:26:28

    ───特にこれと言った事はない…ただ、少し……

    きっと、私の心の底から望んでた事…それが少し、分かった気がする。……それは…dice1d3=3 (3)

    1.この世界で生きる事

    2.自分の命を掛けてでも守りたい人達が居る事

    3.…ううん、それはまだ…まだ先の出来事だ…

  • 157二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 08:56:54

    保守

  • 158徴辺レン23/09/26(火) 16:26:56

    ……ううん、それを決めるのは今じゃない気がする
    私が答えを出すのは…まだ、先の事なんだろうね……

    私は……傭兵だ。だから…生きなきゃ…今までの傭兵生活は…無駄じゃないって…証明しないと…

  • 159徴辺レン23/09/26(火) 20:28:31

    ───最近は音の無い生活にも慣れてきた。

    ……灰色の世界も…音のない生活も慣れてる私はやっぱり異常…何だろうけど。


    …そういえばアルさん達やサオリさん達と余り話せてない…嫌、話せてはいるけど…ちゃんと話せてるかは…不安になってきた。


    よし…今日は誰かと話してみよう。…誰と話そう?

    dice1d5=1 (1)

    1.アル

    2.サオリ

    3.先生

    4.アリウススクワッドメンバー

    5.便利屋68の皆

  • 160二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 23:35:34

    保守

  • 161二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 08:37:57

    保守

  • 162二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 18:45:46

    なかなかに絶妙なダイス運のなさしてるよねこの子……
    アルちゃん……!救ってやってくれ……!

  • 163二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 23:11:43

    ほしゅほしゅ

  • 164徴辺レン23/09/28(木) 07:31:04

    ───アルさん。こんにちは
    「あら…レン。どうしたのかしら……というか、また勝手に行動してたでしょ…全く、……無事に帰って来てくれて良かった…その、私は…」
    …私はとても、嬉しいんです。誰かが私の為に色んな事を教えてくれる事が…こうして、貴女の髪の色や目の色…肌の色も分かりませんけど…それでも、とても綺麗な方なんだろうな…って、思えました。

    ─貴女の声をもう聞けないのは寂しいですけど…
    けど、何となく…何となく、耳をすませば…貴女の声が聞こえる気がするんです。…アルさん、ありがとうございます。

    「……私は便利屋68の陸八魔アル!ハードボイルドなアウトローになるのが私の夢!!だから…その一歩を!レン!貴女と一緒に歩みたい!だから…だから……!」

    …はい、いつか…その時が来たら……私も、一緒に歩ませて下さい。いつかその日が叶ったら…

    「えぇ、お任せ下さい!便利屋68の名に掛けて!必ず!必ず…!その依頼を…成功させます!」

    ───その表情は、泣きそうで…けど、その目は、しっかり私を見つめて…真っ直ぐ見つめて……少し、羨ましかった。

  • 165二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 11:44:44

    保守

  • 166陸八魔アル23/09/28(木) 15:22:25

    ───あの子と過ごして1ヶ月を過ぎたけど…ハルカやカヨコ、ムツキ、サオリさんの力を借りて…色々な所から聴覚の回復に繋がる手術を持っていないか…キヴォトスもゲヘナも…何処かにその道筋はある。…そう願って探し続けたけど…進展は無し。

    …そんな日々の中、レンが話しかけて来てくれた。
    何時もは勝手に依頼を受けてこなすわ、何処かに行くわ…正直、心配で眠れない時もあるぐらいに…。

    そんなレンから話に来てくれた。その事実がどれだけ嬉しいか…レンからの出た言葉は突拍子の無い事だった。

    「…私はとても、嬉しいんです。誰かが私の為に色んな事を教えてくれる事が…こうして、貴女の髪の色や目の色…肌の色も分かりませんけど…それでも、とても綺麗な方なんだろうな…って、思えました」

    「貴女の声をもう聞けないのは寂しいですけど…
    けど、何となく…何となく、耳をすませば…貴女の声が聞こえる気がするんです。…アルさん、ありがとうございます。」

    …どうして、そんな事を言うの……私のワクワクした気持ちは一瞬で消えた。───だから、反骨心なのか、私は自分の無力…レンを生かした選択をとった私の覚悟を強くさせる。だから私は言おう。

    「……私は便利屋68の陸八魔アル!ハードボイルドなアウトローになるのが私の夢!!だから…その一歩を!レン!貴女と一緒に歩みたい!だから…だから……!」

    そんな私の言葉にレンは、儚くそして、柔らかく微笑んでくれた。───決めた。何が何でも私の依頼は「レンを幸せにする」それだけだ。

  • 167二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 22:43:57

    ほしゅ

  • 168二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 08:54:09

    保守

  • 169徴辺レン23/09/29(金) 17:49:13

    ──なんで…そんなに辛そうな顔をするのだろう…

    私は信じてる。皆ならきっと…いつかきっと……だけど、それ以上に私は自分が元の生活に戻れるか…その考えは捨てよう。今はただ…生きる。それだけで皆が安心してくれるのだから……ふと、私は机にある思い出の物を手に取る dice1d3=2 (2)

    1.グロック17

    2.生徒手帳

    3.カメラで撮った沢山の写真

  • 170二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 17:52:21

    このレスは削除されています

  • 171徴辺レン23/09/29(金) 18:00:18

    懐かしい…生徒手帳だ。確か…私はdice1d3=2 (2) 生で、確か知識はdice1d100=51 (51) (最低保証50)だった気がする…

    他のアリウス分校の生徒とはdice1d100=92 (92) の仲だと思ってる。

    …卒業をしたいかと言われると…どうなんだろう?しなきゃいけない事だとは分かる。…けど、その後は?その後、私はどうなるんだろう?

    …どうやって生活するんだろう……

    あんまり考えない方が良いのかも知れない。…だけど、考えてしまう。考えないと…少し、今の傭兵生活が…今の私を…嫌いになってしまう。


    ───私に後輩は居ない。嫌…どうなんだろう?

    居るのかもしれないし…居ないのかも知れない。

    もう…私に覚えてる事は何一つ無いけど…けれど…

    私は……良いんだろうか…これで…

  • 172二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 01:57:34

    め、めちゃくちゃ仲が良い……!
    大丈夫?この暮らしぶり見たら一般アリウス生凄まじい勢いでばにらない?

  • 173二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 09:21:11

    このレスは削除されています

  • 174徴辺レン23/09/30(土) 09:22:00

    何人のアリウス生徒と仲が良い? dice1d100=90 (90) (人)

  • 175とある1人のアリウス生徒23/09/30(土) 15:44:10

    灰色の髪、灰色の目…名は微辺レン。彼女は銃を手に取る事を拒絶していた。理由は「私は、自分が銃を手に取る事しか出来ない生活が…嫌です。」と、甘いにも程がある。私達はそうしないと生きていけない。それしか選択肢が無いんだ。……だから、イジメを受ける。だから後ろ指を指される。だから味方が居ないんだ……。……微辺は優しすぎる…
    だから、苦しむ。勝手に…勝手に苦しめば……

    ……くそっ!アイツが銃を手に取らずに生活が出来るようにしてやれば良いんだろう!…はぁ、全く。

    そんな当時の私の決意は割れる様に砕けた。

    発砲音、私は援護をしに、何があったのか確かめにそこへ向かった。…そこにはグロック17の引き金を引いた。……まるで機械の様な虚無の目した…微辺レンが、そこに居た。

    その後はマダムの指令で歯車の様に扱われ続けて…今は、どうしてるか分からない。……あの時、あの目を見た時…私は、自分が許せなかった。私の覚悟はその程度かと…この程度で折れるものだったのかと……。私にも似たような生徒は沢山居る。……微辺レン…少し、待っててくれ…私が、私達が……もう、銃を手に取らなくていいように…してみせる。

  • 176微辺レン23/09/30(土) 16:04:57

    ───夢…なのだろうか?…懐かしい、夢。私が一年の頃、虐められてた私を助けてくれた…あの日の夢を……元気に、しているだろうか……?


    …皆、元気だろうか……嫌々、私の事なんて誰も覚えてない…筈…だって一年も経ったのだから…だから、私は…大丈夫。


    今日の依頼を確認しよう…

    (危険度)dice1d100=68 (68)

  • 177微辺レン23/09/30(土) 19:05:45

    …まぁまぁ、それなりに危険な依頼が届いた。

    内容は……あぁ、何時もの殲滅依頼ですか…最近はこういうのばかりで…私は……いつまで銃を手に取って撃ち続ければ……SAN値(59)−dice1d30=16 (16)


    ……けど、受けないと…受けて、その依頼で何か私の耳や…この灰色の世界を元に戻せる技術に関連する情報があるかも知れない…なら、行かないと。

  • 178微辺レン23/09/30(土) 19:12:09

    ───撃つ、撃つ、撃つ。斬る、斬る、斬る。撃つ、撃つ、撃つ。…私の指や、足…身体全てが機械的に動いてる気分で……気持ち悪い。自分に、そう思った。


    ──慣れた、アルさんにも…サオリさんにも、迷惑を掛けたくないと言いながら…思いながら、やってる事は真逆の事ばかりだ。…分かってる、分かってるのに……それ以外の生き方が分からない。…もう、もう……


    ───もう私を!放っておいてくれ…!!!


    引き金を指から離す。焼けた戦場…静かに立つ私は……歪みそのもの…なんだろうか。嫌、歪みそもものなんだろう…人の形をした…異形。


    疲れた…誰の声も、音も…灰色の世界も…変わらない。……撃ちたくない…もう、撃たせないで……私に、引き金を……引かせないで…

    dice1d100=23 (23)

    (70以上で情報獲得)

  • 179微辺レン23/09/30(土) 22:35:23

    ───何も無かった…近くの建築物も確認したけど…流石に厳しい……

    私は、いつまで信じ続ければ……嫌、まだ信じよう。そうしないと…私は……

    かつて、自爆に使っていた。ヘイロー破壊爆弾…その予備の一つを手に取って、見つめる。…隠し通すのは難しかったけど、それでも……私は、このピンセットを引く勇気はまだ…無いのだった。

  • 180二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 09:27:16

    保守

  • 181微辺レン23/10/01(日) 17:30:25

    今は、私が出来る事をしないと…今日も依頼……はなさそうだから。…うん…歩いてみよう。


    私に大事なのはきっと…休む事、何だと思う。……けど、やっぱり落ち着かない…う…ん…慣れないけど、近くのコンビニで軽いのだけ買ってこうかな…


    …dice1d100=25 (25)

    (70以上でSAN値回復)

  • 182微辺レン23/10/01(日) 21:36:04

    …今日も何時ものおにぎりと飲み物を買ってコンビニから出る。

    ───時間は深夜の12時ぐらいだろうか……
    微かに見える星々がそう判断させてくれるだけ…

    ……はぁ、私は…変われるのだろうか…そんな不安を胸に抱きながらも…それも何時も考えている事で、結局答えなんて出てこない…

    虚しい。ただ…そう思った。

  • 183二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:38:47

    保守

  • 184二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 08:29:26

    保守

  • 185微辺レン23/10/02(月) 16:30:40

    ……ここ最近、何か騒がしい気がする。胸騒ぎもする…。何だろう……この…嫌な予感、私はそう思って、何時もの部屋から出て…灰色の空を見上げる。


    特に何も無い日、何時ものように依頼をこなして…それで………


    ───私の身体は外に放りだされていた。熱い、痛い。…何がおこったのか、私には分からない。……分からない、けど…なんとなく原因は分かった。


    ……報復をしにきたんだ。あの依頼主が。

    ──この高さ、落ちたら無事では済まない…嫌、何か直撃した時点で無事ではないけど…。


    何とか、身体中の痛みを我慢しながら地面への衝撃を抑える為に受身を取るけど、身体中が痛い…私…死ぬのだろうか…

    灰色の空を…音の無い世界で……私は死ぬのだろうか……?


    私は、意識を遠ざかってるのを…何処か、当然の報いだよね…と、考えながら目を瞑った。


    dice1d100=87 (87)

    (負傷度、高ければ高い程重傷)

  • 186微辺レン23/10/02(月) 16:41:44

    ───まだ身体は生きてる。…両手も両足もある…両耳もある。……痛覚も嗅覚、味覚は生きてる……きっと大丈夫。さっき土を舐めてみたけど不味いし、ジャリジャリする感覚があったし…軽く自分をビンタしたら痛かったし……けど、……ここ、何処だろう…?

    …身体中が悲鳴を上げてる。……痛い、けど生きてる…嫌、生かされてるのだろうか…?分からない…誰かの足音も誰かの声も判断が出来ない状態が辛い…

    ……マダム…さん…?貴女は何を言って…
    ………えっ?私は…用………済み……?

    ───えっ?

  • 187微辺レン23/10/02(月) 16:50:33

    身体中の痛み等関係ない、マダムさんからの口の動きで私は察した…察せざるを得なかった。

    あの依頼主はただの関係のない傭兵だろうか……恐らく、マダムさんに誘導された可能性が高い……最初に出会ったのが私なら、そこにやってきた灰色の髪、灰色の目した女の子を始末しろ、と言われたのだろうか……?アリウスメンバーもそうだけど……一番の本命は私で…きっと、ここまでも筋書き通りの可能性が高い。

    ───どう行動を取るべきだろうか…仮に脱出しても重傷の身体で何処まで逃げれるか…後は銃も見当たらない……

    ──私は、死ぬのだろう…死んで、それで……何処へ行くんだろう…?私の歩いた道筋は何処に……分からない。あぁ…でも、アルさん便利屋68の皆さん…サオリさんアリウススクワットの皆さん…先生。私は…こんなに沢山の人に愛されてた。

    ……なら、私は…満足だ。それに……私は傭兵だ。
    こういう事をしてたのなら、こういう事もされる。

    …殺.してきたんだから…殺.されもする…その時がやってきただけだ。

  • 188二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 23:10:40

    保守

  • 189二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 08:28:14

    頼むから救われてくれ……!

  • 190微辺レン23/10/03(火) 12:05:36

    ──ふと、アルさんと一緒にラーメン食べた記憶が過ぎる。…凄く美味しかった。でも、それは…アルさんが……誰かと一緒に食べれたから……と思う。

    アルさんは…覚えてくれてるのだろうか……


    ……そういえば私はどうやって、アリウス分校から…脱出………


    そうだ、私は…皆を……私を友達だと言ってくれた人達を…犠牲にして…!違う、犠牲じゃない!違う!違う!!私は…っ!!助けれなかった…!ただ、それだけなんだ!


    ───死.ねない。まだ私の為に探してくれてる人が…頑張ってくれてる人が居る…。なら、なら私はここで死.ねない。動け私の身体…!これぐらい何て事ないだろう…!私は……っ!dice1d100=43 (43)

  • 191微辺レン23/10/03(火) 12:30:57

    痛いなぁ…流石に強引に拘束を壊したからまだちゃんと治ってない身体から悲鳴が聞こえた気がしたけど、関係ない…今はただ、此処から抜け出せればそれで良い…とは、言っても武器は無いしマップも分からないから、此処が何処でどういう施設なのかも……ともあれ、行かないと…


    扉は軽く押したら開いた。…鍵を閉め忘れたのは私の重傷で油断してしなかったからなのか…それとも、誘ってるか……どっちでも良い。不安なのは音が聞こえない事だけ…後ろから刺されても撃たれても辛い所だ。

    ───直感を頼りに動くしかない…。


    dice1d100=2 (2)

    (80以上でベアトリーチェと遭遇。ゾロ目だと…?)

  • 192微辺レン23/10/03(火) 12:58:16

    ───うん、居ない…他のアリウス生は気絶で済ませていくけど…それでも脱出には程遠い。

    …そういえば、ここで何か地響きがしてるけど地震?…でも、マップを見た感じ、地下施設だよね…?……急がないと。

    ───走る、走る、死にたくないと私は心の中で叫んだ。私に生きて欲しいと、そう願ってくれた人達が居るのだから…だから、私は……

    見つけた!非常出口…!
    瞬間、私の後ろから爆発の振動が迫ってくる。
    不味い、私は走り出す。…目の前にアリウス生。1人…!此処は…奪ったナイフで突撃、目の前のアリウス生徒もナイフを構えて私の迎撃態勢をとる。

    ───一瞬、動きが止まった気がした。私はそのまま、そのマスクを蹴飛ばす。

    ──「レン……?」

    …私を助けてくれた。あの日、あの時…私の手を掴んでくれたあの人が……私の名前を口にした。

    ───貴女は……どうして、どうして……!

    私から語りたい言葉は沢山あった。だけど……今はその暇はなくて、私はそのまま…走り出した。
    後ろから何か言ってる気がした。だけど…それでも私は走り続けて、……そこは、砂漠だった。何もない…一面砂の世界……私は、静かに歩き出す。…後ろを振り返る事が出来ずに…その現実から目を逸らす様に、私は……

  • 193微辺レン23/10/03(火) 18:52:30

    後ろから爆発の振動を改めて身体で感じながら歩きだす。止まったら…捕まる、その考えを払拭出来ずにいる。安心だとか、そんなの考える暇は無く…ただ、まっさらな砂漠を歩く。足が重い…周りを見渡すけど、何もない、誰も居ない…これが幻覚なら良いと思ってしまう程、何もない。


    私は走る…身体中の押さえ込んでた痛みが戻ってきてる。痺れて危険信号ならしてる身体を動かしながら走る。せめて…影のある岩場が良いけど……

    dice1d100=81 (81)

    (40以上で影のある岩場を見つける)

  • 194二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 03:37:38

    保守

  • 195微辺レン23/10/04(水) 09:33:50

    ───少し、疲れた。岩場の影に倒れ込む…食料は……どうしよう…かな。


    …どうして、そこに居たのですか……


    ────「……レン…?」


    違う、あそこに居るはずが…居る……はずが…ない…

    …今は、少し休まないと…

    dice1d100=24 (24)

  • 196微辺レン23/10/04(水) 15:03:29

    ───身体の痛みは多少マシになった程度…痛い。
    中々寝れない……それに………私はもう、用済み…

    ははっ…傭兵生活してきたツケが回ってきたのかな……あぁ、でも…それなら…納得しちゃうなぁ……
    私、こんなに頑張って…けどこれが限界で……分かってたのに。止まれ無かった…私は……こんなに…馬鹿…なんだなぁ。

    ──意識が遠のいてく…少し、休むだけ…少し、寝るだけ……だから……もう…私を……放っておいて欲しい…。──

  • 197二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 15:23:59

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています