- 1二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 18:03:11
「撮れてますかー?」
地元のお爺さんと並んで、ピースサイン。いい画がとれたら座り直して並んで釣り竿を垂らす。
地域密着番組のオファーなんてセイちゃんも有名になりました。相方に多少不満はありますけど。
釣りは好きかね、とお爺さんに聞かれます。好きですよー、と答えます。じいちゃんに教えてもらって楽しみを知って、一人で海でも川でも釣りにいきます。
しゅん、とぽんっと、浮きを海面に浮かべなおして、ぼんやりと雲を眺めます。あぁ今日は平和だなぁ
───おおーい!
水平線の向こう、赤い点がポツリと浮かんでいます。ゴルシちゃん号と書かれた海賊旗はためかせ、ぐんぐんとこっちに近づいてきてます。
筏、だとは思うのですが、後ろにはどこでとったのやらマグロがくくりつけられています。たぶん、ビンナガかな。
……いや、確かにここでとれるとは聞いてたけど。
とりあえずカメラさんにむけて指を指します
「撮れてますかー?」 - 2二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 18:03:50
- 3二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 18:21:15
「まだですかー?」
ビンナガの前で腕組みをする二人に声をかけます。
片や褌に法被姿の筋肉ムキムキのお爺さん、片や晒しに法被姿の葦毛の相方。とても暑苦しい絵面です。
二人だけで盛り上がり、マグロ包丁を取り出してギコギコと解体を始めます。
それを見てこちらも釣った魚を調理開始。地元マダムと穏やかに話ながらお魚をさばいていきます。
あらぁセイちゃんお上手、なんて誉めてくれるから嬉しくて尻尾をゆらゆら。相方がふざけてるときで助かったなーなんて思います。
あるときは法被、あるときは板前、あるときは割烹着。
百面相のように姿を変えるゴルシとおとなしく穏やかなセイちゃん。二人の料理は同時に出来上がりました。なんでだ。
まぁ、それはともかく、みんなで手を合わせて
「いただきます。」
今日も、おいしいです - 4二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 18:21:43
ゴルシの動きが常識的すぎた…
- 5二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 18:23:47
ほのぼのセイちゃんの供給が多くて非常にありがたい