【閲覧注意・CP注意・百合注意】ここだけスグリの初恋相手がアオイだったけど

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:01:08

    ある日ゼイユとアオイがちゅーしてるのを目撃してしまい本編より一つ多めに脳が破壊された世界

    初めての友達で姉より強い初恋の女の子だから絶対に姉に取られるハズがないと思っていたのにあっさりと姉に奪われて絶望してほしい
    鬼様への好意は理解ってくれた姉がアオイへの恋心には気づいてくれなかったと絶望してほしい
    ちなみにアオイの方もスグリの好意には気づいていない
    むしろなんか距離取られてるな…ぐらいに感じていてどうしたら仲良くなれるかゼイユと相談しているうちに親密になって恋愛に発展してほしい
    余所者嫌いのゼイユが余所者に心も体も許しているところを見てもっとショックを受けてほしい
    せめて恋に落ちたのは自分が先だ!と思っていた所に実はゼイユが恋に落ちた瞬間も最初のバトルで負けたあの時ということが判明して初恋の思い出すら奪われてほしい
    そしてアオイとゼイユが付き合っている事は二人の秘密ということになりスグリがいくら尋ねても曖昧にはぐらかされてほしい
    どんどん二人に嘘をつかれる回数が増えて加速度的に脳が破壊されてほしい
    でも自分の恋心をアオイに伝えることは出来ない自分の弱さに枕を濡らしてほしい
    アオイに勝てたら告白しようと考えていたのに最後の最後に勝てなくてそれでも諦められないで居てほしい
    いっそアオイの相手が見ず知らずの男だったら良かったのにとすら考える自分が嫌になってほしい
    女の子同士で恋愛なんてありえない!と考える自分が嫌になってほしい
    アオイが同性の男の子だったら恋に落ちることも無かったし姉との関係も祝福できたと考えて嫌になってほしい
    出会わなければよかったのに!と声に出した後でそれでも好きという感情に嘘をつけない自分に気がついてほしい

    アオイがゼイユのことを好きになったタイミングはアオイ用の仮面を探していたことをスグリに教えられた時だと嬉しい

  • 2二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:02:13

    なげぇよ。嬉しいまでしか読んでねぇわ

  • 3二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:03:05

    しっかり読んでいらっしゃる

  • 4二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:10:34

    >>2

    最後まで読んでくれて嬉しい

    ちゅーしてるのを物陰から声を殺して盗み聞きして「あの時仮面探しててくれたって聞いて嬉しかった…」という言葉を聞いた瞬間に姉のためにあんなこと言うんじゃなかったと後悔してほしい


    本編後にふとその言葉を思い出してあの時大好きな鬼様の仮面を渡していれば仮面をつけたアオイにオーガポンが近寄ることもなかったのでは?

    そうしたらアオイもオーガポンも自分の元から離れていかなかったのでは?

    ということに気づいて今自分の手元に何も残っていない事に絶望しながらその気持をバネに強くなって欲しい

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:39:52

    アオイが現像してくれたツーショット写真だけは手元に残ったかもしれない
    でも姉の部屋には楽しそうな表情のアオイとゼイユとオーガポンの写真が三枚も堂々と飾ってあるんだよね
    そして姉のスマホの待ち受けにはその三枚とも違うとっても可愛いアオイの写真が設定されていたんだよね
    そんな表情のアオイをみた記憶がなくて自分が思い出せるのは困ったように笑う顔と悲しそうな顔だけなんだ

    現像写真なら奪うことも出来たのに持ってないスマホの待ち受けなんかにされたら絶対に奪えないんだ

  • 6二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:42:55

    スグリくんって姉に対しても姉は姉で凶暴で排他的だから良い所を分かってるのはボクだけ…みたいに思ってた所有るよね

  • 7二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:43:11

    段々弟よりも姉の方との絡みが多くなっていく本編と重ねて思ったけどスグリくんグレちまうよ

  • 8二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:43:40

    >>7

    グレたよ!

  • 9二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 18:53:40

    >>6

    厳しいけれど自分の味方をしてくれる姉のことにアンビバレントな感情を募らせていてほしいよね

    嫌いだけど大好きな姉が選ぶ相手は自分より何倍も強くてかっこよくてきっと鬼様のように素敵な人なんだと信じていたのに

    そんな姉が選んだのはよりによって余所者の女の子で

    姉よりも自分よりも何倍も強くてかっこよくて優しくて素敵な女の子で本当の鬼様のような人だから信じていたとおりなのに許せないんだ…

  • 10二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:21:51

    自分もこういう概念考えてたから立ってて嬉しい
    スグリの隣の部屋から二人のイチャイチャする声が漏れてるんだよね

  • 11(1/2)23/09/18(月) 20:23:57

    ゼイユの部屋に行けばいつでも笑ったアオイの姿を見ることができる。
    そうしてゼイユが居ない時を狙っては姉の部屋に忍び込む日々。
    どうにか写真を自分のものに出来ないかを考えても、どうせ自分では何も出来ないと諦めては部屋に通い…

    でも今日は違った。
    部屋から声が聞こえる…
    それは聞き慣れた姉の声なのに聞いたことがないようなきれいな声で…

    ――嘘だ。嘘だ嘘だ嘘だ!知っている絶対に忘れないあの日あの時あの場所で聞いた声色と同じだ!

    「写真ありがと! これ大事にするからね! アンタも大事にしなかったらぶっ飛ばすからね!」

    気持ち悪い許せない許したくない聞きたくない聞かせたくない認めたくない信じられない信じたくない!
    それでもその声は聞き慣れた姉の声で間違いはなかった。
    胃の奥から何もかも吐き出しそうになるけれど、それでも、あの日のように口を抑えて声をこらえて耳を澄ます。
    目を閉じればあの日の情景が脳裏に浮かぶ。そんなものは見たくもないのに、今も鮮明に思い出せる。

    『……来年は……』

    かすかに聞こえるもう一人の声。忘れるはずがない。忘れたくない絶対に聞き逃したくないあの子の声が聞こえる。

    『来年はおそろいのじんべいでお祭りに行こうね』

    おそろい?
    おそろいって何? そんなのずるい。自分だっておそろいがよかった。
    手を繋ぎたかったもっと一緒に居たかった仮面を買ってあげたかった。
    来年も再来年もずっとずっとお祭りを巡るんだと思っていた。

  • 12(2/2)23/09/18(月) 20:24:27

    「約束だからね!? あーもー可愛い~これも待ち受けにしちゃおっかな! 
    紺色めっちゃ似合うし? あたしほどじゃないけど~
     …まあ世界で二番目ぐらいには似合ってなくもないかも…」

    自分とおそろいだったら世界で一番に決まってる。白いほうが絶対に似合う。もっと似合うに決まってる。
    だって太陽みたいに笑顔が素敵なのだから白色が似合うに決まっている。
    でも、あれ、アオイの笑顔ってどんなだっけ。思い出せない、思い出せない。どうして思い出せないんだっけ…

    『…だめー! わたしたち二人だけの秘密にして! 待ち受けも恥ずかしいからダメ! プリントもしちゃだめだよ!』

    見たい。写真が欲しい。笑顔が見たい。きっともっと素敵な笑顔なんだろう。どうしてその笑顔を知らないんだろう。
    こんなに喉から手が出るほどほしいのに、また手に入れられない。
    どうやったら手に入れられるの?
    どうやったら姉のように何もかも奪えるの?
    俺はどうすれば良かったの?

    …今ならわかる。
    あの時姉の命令なんか聞くんじゃなかった。
    あの時、大好きな鬼様の仮面を、大好きなあの子に渡すだけで良かったんだ。
    たったそれだけの、そんな小さくも大きい一歩を踏み出せなかった自分の弱さが今は何よりも許せない。
    今も、欲しいものを欲しいとすら言えない弱さが許せない。

  • 13二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:27:12

    アオイが男の子だったらって考えた日にハルトだった世界線の夢を見て全く同じ流れを辿って目が覚めて絶望するのも見たいなって

  • 14二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:36:34

    好き(告白)

  • 15二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 20:50:50

    ヨクバリスが過ぎる

  • 16二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 21:32:47

    仮にスグリが力尽くで奪おうとしてもアオイの方が強いというね

  • 17二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 22:13:34

    >>16

    姉の方…

  • 18二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 23:05:25

    スレタイにBL注意入れてなかったのと若干スレの趣旨に沿わないのでテレグラフにて失礼

    もしもあの子が男の子だったら良かったのに…と夢を見たけどダメだったよ的なやつ

    もしも君が男の子だったのならこんなに苦しいのなら好きになんてなりたくなかった。

    あの林間学校の日に、もしも来たのがアオイみたいな女の子じゃなかったらよかったのに!

    ――そうだ、男の子だったらきっともっと仲良くなれた!

    姉ちゃんより強くて明るくて笑顔が素敵な男の子だったら、きっと友達にもなれる。だって男同士なんだから。

    そして姉ちゃんとその子が付き合ってもいいじゃないか、だって男の子が女の子と付き合うのは自然なことだから。

    つらいお話を、素敵なお話で上書きしてしまえばいい。



    ――どうして男の子だったら好きにならないと思い込んでいたのだろう。

    もう何度も思い出しては恋に落ちていたから失念していたけれど、あの時に自分があの子を好きになったのは別に女の子だからという理由ではなかった。

    この世で一番強くて怖い姉ちゃんを物ともしないかっこいい姿。

    楽しそうにポケモン勝負をする、太陽よりも眩しい笑顔。

    自分が男だから、相手が好みの顔の女の子だからなんて理由で好きだったのならあんなに苦しむこともなかったのに。

    性別が変わっても自分が好きなあの子のままだった。

    ならばこうして好きになってしまうのは当然のことなのに、本当に自分のバカさ加減には嫌気がさす。…
    telegra.ph
  • 19二次元好きの匿名さん23/09/18(月) 23:49:40

    >>17

    アオイが居ないうちに姉の方に何かするのか

    ともっこかな?

  • 20二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 04:15:14

    田舎で強気なお姉ちゃんがどんどんアオイによって都会っぽく垢抜けて染められていく
    と同時にアオイもまたあの強気なチャンピオンが恋をしてどんどんかわいくなっていくんだね

    そんな過程を間近で見続けるんだ

  • 21二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 04:41:33

    時が経つにつれて「俺だけが知ってる姉ちゃん」がどんどん消えていって
    それと同時に「俺の知らないアオイ」も比例して増えていくダブル脳破壊

  • 22二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 07:24:44

    ブルーベリー学園のゼイユの部屋にはいつでも来ていいよって合鍵も貰っているのでいつでも入れるんだ
    だからこそ姉が自分の気持ちに気づいていれば写真なんて置くはずがないのにアオイの写真が飾ってあるから許せない
    飾ってある写真以外に何かないか家探ししてもアオイの写真のほとんどはスマホの中にあるから絶対に見つけられない
    そしてクローゼットの中身に姉らしくない都会のブランドの洋服が増えていることに気がつくんだ
    部屋の隅の畳まれたダンボールにはアオイの名前が書いてあって姉がアオイからたくさんプレゼントを貰ってることに気がついてもうちょっと頭が破壊されて欲しい
    そのプレゼントも欲しくてたまらないのに体格も性別も違うから着ることさえ出来ないんだ

  • 23二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 13:37:25

    ある時ゼイユがお揃いのヘアバンドを外して旅行に行った
    帰ってきた姉からあの子と同じ香りがすることに気づいてしまうんだ
    その日以降ゼイユの枕からはあの子と同じ香りがするようになったんだ
    あの夏の思い出の香りが姉の香りとして上書きされていく
    姉の懐かしい匂いがかき消されていく
    せめてシャンプーの銘柄を知りたいけれど聞く勇気がないのでずっと悶々として欲しい

  • 24二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 14:01:08

    ゼイユとアオイがくっついてからは「スグリとのりんご飴」が「ゼイユとのりんご飴」になっちゃうんだよね...
    スグリにとってはアオイとの思い出が強いけどアオイはゼイユとの思い出に上書きされちゃうんだ...

  • 25二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 14:18:55

    >>24

    りんご飴の思い出が上書き保存されちゃうの良い…

    アオイが送ったカジッチュをゼイユがカミッチュに進化させるのもいいけれど

    タルップルに進化させて二人で食べたムクロジのアップルパイの思い出で上書きされてしまうのもアリ

  • 26二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 18:56:47

    スグリにとってあのお祭りの日に大好きな女の子に初めて送ったプレゼントのりんご飴が何よりもの宝物で
    だからきっとアオイもりんご飴が大好きなはずだと思いこんでいてほしい
    でもアオイにとってはスグリ君はりんご飴が大好きなんだね、という認識のままであってほしい
    ゼイユも同じ認識なのでパルデア旅行のお土産もりんご飴を選んでくれたから
    やっぱりアオイもりんご飴が大好きなんだ!と思い込んでほしい

    初めてのデートで大好きな女の子と食べたアップルパイがその日以降のアオイの大好物なんだ

  • 27二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 19:54:19

    パルデアデートの詳細な内容をスグリは絶対に知ることは出来ないんだけど
    状況証拠からアオイと旅行したんだなと感づいていてほしい
    そしてあの日の光景が思い浮かんでずっといちゃいちゃしてたんだ…ともにゃもにゃしてほしい
    アオイとゼイユがどこまで進展してるのかは絶対にわからないままで居てほしくて時に想像を膨らませては頭をガーっと掻きむしってお風呂の湯船の中で叫んでほしい
    もしかしたら一緒のお風呂に入ったのかもしれないと考えた時に小さい頃姉とお風呂に入った記憶が蘇ってほしい


    指を絡めて手を繋いでおそろいの髪型でパルデアを観光する普通の旅行で
    美味しいものを食べたり素敵な景色を見ることが目的だったけど
    二人の一番の思い出は目を見て笑い合ったりなんでもない会話で盛り上がった旅の道中なんだ

    そのことを知らないままで居てほしくて、アオイより強くなって告白すれば振り向いてくれるんだと思い込んでほしい

  • 28二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 22:13:43

    保守

  • 29二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 23:00:22

    保守

  • 30二次元好きの匿名さん23/09/19(火) 23:48:21

    どうしてねーちゃんなんかにって嫉妬が渦巻いてる中、いつも通り「ゼイユちゃんの弟であるお友達」としてアオイに接されて余計嫉妬深くなると同時に友達としてでも関わってくれるアオイに脳焼かれててほしい

  • 31二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 03:35:29

    割かし田舎でも暴君だけど強かった姉がどんどん女の子らしく垢抜けていき弟である自分にも優しくなっていく

    嬉しいことのはずなに行動の一つ一つにアオイの影がちらつく
    それがアオイへの感情を一層グチャグチャにさせてくる

  • 32二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 07:16:16

    アオイの呼び方がいつの間にか「ゼイユちゃん」から「ゼイユ」になってることに気がついてほしい
    自分への呼び方はずっと「スグリ君」なのに…
    もっと仲良くなりたいけどオーガポンを賭けて戦って負けたのに納得できなかった事を謝ることが出来なくて
    その日のことを謝ることすら出来ないままなんとなく交流が復活したから距離を詰めることが出来なくて
    笑顔を見せてくれるようにはなっても 何故かその笑顔は100点満点の笑顔じゃないように思えたりして
    ゼイユがアオイをからかうとアオイが涙目になりながらぽかぽかとゼイユを殴ったりするのを見て
    その光景が羨ましく思えるのと同時に昔も自分と姉はあんな感じだったのに今は喧嘩どころか会話すら出来ていない事に気づいたりしてくれ
    姉と会話をしたらきっと絶対にあの日の出来事について問い詰めてしまうから
    そうしたら姉との関係性も 姉を通して繋がっているアオイとの関係性も無くなってしまうような気がするから
    踏み出せないまま嫉妬と羨望でぐにゃぐにゃになれ

  • 33二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 07:24:18

    ゼイユがスグリの恋心に気づいてくれないのはオモテ祭りの初日に「友達」と言ったせいなんだよね…

  • 34二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:29:51

    姉とお揃いのヘアバンドは自慢の姉の弟である実感を湧かせてくれる宝物だったんだ
    でもアオイが優しくしてくれる理由が自分のことが好きだからじゃなくて
    大好きなゼイユの弟だから優しくしてくれたと理解した瞬間に
    姉の弟であるという逃れられない呪いのアイテムに変化しちゃうんだ

  • 35二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 18:25:06

    アオイとゼイユとオーガポンが仲良くお風呂に入ってる写真があればスグリの脳を三倍の速度で破壊できるんだけど
    そんな写真をアオイが撮らせるはずもなくゼイユが見せびらかすはずもなく…
    脳破壊効率が高いシチュエーションは沢山思い浮かぶけれどなかなかそこに至るまでの道筋を考えるのが難しいね

  • 36二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 02:26:32

    このレスは削除されています

  • 37二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 02:27:40

    ゼイユの方も最近スグリと話せてないなって思っててほしい
    それでスグリが元気なさげな様子なの見てアオイに相談して頑張って話す機会増やそうとしてほしい
    スグリは頑張るねーちゃんとアオイの様子見て自分を憐れんでるように感じてほしい
    100パーセント自分を心配して善意でやってるってこと分かってるのにそう感じてしまった自分にさらに嫌気がさして結局これ以上ねーちゃんのこともアオイのことも悪く思いたくないと思って頑張る前より会話減っちゃうんだ

  • 38(1/2)23/09/21(木) 06:37:51

    「何かあってもなくても、いつでも部屋に来ていいから」

    それはきっと おれがいじめられたらとか、そういうのを想ってのことだったはずだ。
    この手のひらの中にある合鍵は姉弟の絆の証。
    何度も使うようなものじゃない。
    ましてやこんな…
    …こんな、自分の欲望を満たすために、使うなんて…

    つばを飲み込み息を止めて静かに鍵を差し込む。小さく鍵が外れる音がする。
    もうこの音を聞いても、何も思わない。
    扉を内側から閉めて一呼吸すれば、たちまちに心臓の鼓動が強くなる。
    甘く爽やかなあの子の香り。鬼様とも似た清涼感のある匂い…

    …寝台の上に静かに寝転がり、枕にそっと顔を埋めて息を吸う。
    かすかに残る懐かしい匂いを自然と追い求める。心をかき乱す初恋の香りの奥には、心安らぐ里の香りがある。
    強く鮮烈なオレンジの香り。今にも消えてしまいそうな優しいリンゴの香り。

    それはきみに手渡したりんご飴。その時触れた細くて柔らかな指。自分の心臓が高鳴る音。これからもずっと続くと信じていた楽しい気持ちの象徴。

    それは前を歩くねえちゃんの髪の香り。里で暮らした穏やかな日々。胸を裂く涙が自然と引いて、繋いだ手の温もりが頼もしかったやさしい気持ちの象徴。


    そして目を閉じれば、あっけなく感情の濁流に押し潰されて消えた。


    大好きな女の子が目を閉じて口づけする姿。誰にも奪われないと思っていた大好きな姉ちゃんの姿。
    背伸びしないと届かないからつま先立ちになる愛おしいきみ。自分以外に目線を合わせて抱きとめる姉。
    負けるはずのない姉を打ち負かした女の子だから、その姿に勇気をもらったから。だから好きになったのに。
    この初恋の思い出だけは自分だけの宝物だったのに。

  • 39(2/2)23/09/21(木) 06:47:57

    「…あの時勝負に負けたときから好きだったかも、ね」

    その初恋の思い出すら奪われた。爪は皮膚に食い込み血の涙を流す。
    余所者を受け入れるはずなんてないと信じていたのに、たったそれだけの理由で好きになるなんて。
    ちっぽけな理由なのに誰よりも納得できるから誰よりも許せない!

    それでも…りんご飴の思い出だけは自分だけのものだから、だから忘れたくないのにどうしてか思い出せなくなっていて。
    そんなのわかってる。姉に見せたその笑顔こそきみの一番の素敵な笑顔だったから。
    だから所詮自分のことは一番じゃないのに、それでも俺はその記憶にすがるしかないのに。
    せめてお祭りの日の一番の記憶になっていればよかったのに…

    「お祭りのあの日…一番嬉しかったのはね?
     わたしのための仮面をずっと探してくれてたんだって、教えてもらった時だよ。
     …とっても、嬉しかった…」

    どす黒い気持ちが胃の奥に積み重なる。感情が喉から溢れそうになる。
    甘く蕩けるような感情はもはや形もなく、あるのは体の内から燃える炎のような激しい怒り。
    好きなのに許せない。好きなのに憎らしい。好きなのに壊したい。好きだから切り裂きたい。好きだから奪いたい。
    欲しいから壊したい。欲しいから傷つけたい。欲しいから許さない。好きだから許さない。好きでいたいから絶対に離さない。
    日に日に膨れ上がる破壊衝動に目が眩む。枕を抱きしめる腕に力がより入る。このまま引き裂いてしまえば気持ちがいい。
    物に当たるうちはまだ良い。それが人に向けばどうなるか想像がつくから恐ろしい。そうすればとても気持ちが良い。
    無理やり力づくで奪えば手に入る。大好きなきみの一番素敵なすがたも手に入る。それが自分に向けられたものではないとしても、手に入るならなんでもいい。
    言葉で傷つけて問い詰めれば、きっとこの香りも手に入る。失望されたところで、記憶を呼び覚ます香りがあればもう何でもいい。
    ――嫌だ。嫌われたくない。憐れまれたくない。失望されたくない。
    でも、何をしたってどうせ初恋はもう戻らない。

    まだ一線を踏み出せない。踏み出すことが強さだと最初は思っていたけれど、今は踏み出さないことが強さだとわかる。
    姉弟をつなぎとめる最後の楔。確かにそこにあったはずの、自分だけのお祭りの宝物。

    この思い出が消えたその時に、自分は鬼へと成り果てるだろう。

  • 40二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 07:27:16

    アオイが使ってるシャンプーはオレンジアカデミーの購買で売ってる 通販はないです

  • 41二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 14:21:52

    ゼイユが眠っている隙にスマホの指紋認証を解除してアオイの写真を見ようとする回

    …を思いついたのだがロトムフォンはそういうセキュリティの突破は出来なさそうなので断念

  • 42二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 18:14:06

    オレンジアカデミーのシャンプーは特にこだわりがあって使ってるわけじゃない 
    安いから使ってるだけなのでアオイがオレンジアカデミーを卒業したら初恋の香りはしなくなっちゃう
    そもそも自分の香りには人間気づきにくいものなので自分からオレンジの香りがすることに気がついてない

    オーガポンは激怒した

  • 43二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 18:58:41

    ゼイユがアカデミーのアオイの部屋に遊びに行ったら当然ホームウェイの写真が飾ってあることに気づく
    「ふーん、あたしの写真は飾らないんだ?」
    ってちょっと意地悪っぽく、心のうちにはちょっと嫉妬もありながら尋ねるんだけど
    「だって可愛いから…友達がゼイユのこと好きになるかもって考えたらやだもん…」って拗ねながらアオイが答えるわけですよ
    もういちゃいちゃタイム突入ですよ
    お揃いのパジャマで女子会して恋人繋ぎしながら一緒にベッドで寝るんだわ
    ちゅーより先に進むかはご想像におまかせします

    それで帰る時に「アオイのシャンプーちょうだい」って言うのね
    「こんな安いシャンプー絶対に合わない!もっと良いのあげるのに!」
    「そう? あたしは好きだけどな~オーガポンも好きだよね?」
    「ぽに!」
    という感じでゼイユは自分へのお土産としてアオイのシャンプーをゲットしたわけです
    アオイからの今までの贈り物は沢山悩んでくれたであろう良いものばかりでそれはそれで嬉しかったけれど
    このお土産はアオイとお揃いの特別な宝物になるのでした。

  • 44二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 01:38:45

    家に泊まりに来たアオイの部屋から若干嬌声が聞こえてきたからつい出来心で除きに行くと姉に鳴かされてるアオイがいるんだ
    初恋?の人のあられもない姿とbssと生セしてる姉の姿でスグリの脳をグッチャグチャに破壊するんだ、コレはもうセックス以上の快楽だ!

  • 45二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 08:44:45

    たくさん歩いてたくさん遊んで、たくさん話してたくさん食べて。
    楽しい一日があっというまに終わっちゃった!
    あとはもう眠るだけ。でもまだ、眠りたくない。今日という日がもうちょっと続いてほしい。
    そんなわがままな夢は叶わないから、せめて小さなわがままを。
    「手…つないでもいい?」
    静かに寝息を立てるオーガポンのその向こう側。顔は見えないけれど、大好きな貴方。
    「…ん。」
    ぶっきらぼうに差し出された細くて綺麗な貴方の手に、わたしの指をひとつひとつ絡めていく。
    すべての指を絡めると、少しずつ形を確かめるように優しく握り返してくれる。
    今日何度目かわからない、とても愛おしい至福の時間。
    私の事を想ってくれるだけなのに、そんな小さなことが何よりも嬉しいの。

    「ゼイユちゃん。大好きだよ」
    「ゼ・イ・ユ! ちゃんは要らない! 様はつけてもいい!」
    顔は見えないけれど、貴方の表情が手に取るようにわかる。
    明日も明後日もずっとずーっと一緒に居られたらいいのに…
    ゆったりと至福の時間が流れていく。まどろみの中に、ぬくもりを抱えて落ちていく。
    夢の中でも絶対に手放さない。夢から覚めても絶対に手放したくない、初恋と言う名の宝物。

  • 46二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 09:32:52

    アオイは自分の友達がゼイユのこと好きになるのは耐えられないけれど
    ゼイユはアオイがアオイの友達と仲良くしてるところを見ると嫉妬しちゃうけど

    でもアオイはゼイユとスグリ君の仲が良くても何も気にしないし
    ゼイユはアオイとスグが仲直りしてほしいと思ってるんだ

  • 47二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 12:47:49

    次の年のお祭りの初日にアオイとゼイユが思い出のりんご飴を食べているのを目撃して脳が粉々になって欲しい
    1年間りんご飴の思い出だけに縋りつくことでしか精神を保てなかったのに、最後の最後にその思い出を取られてほしい
    恋人みたいに手を繋いで歩く二人の間に仮面を外して楽しそうなオーガポンがぽにぽに言いながら歩いていてほしい
    感情が溢れにあふれて涙でべちょべちょになってお祭りどころじゃなくて一人で家に直帰してほしい

    そして二人が帰ってきたその夜にゼイユの部屋から変な音が聞こえてくるんだ
    呆然としながら聞き耳を立ててそれが何なのか本能で理解してしまうんだ
    自分の部屋ですら安らげなくなって夜中に家を飛び出して、でも行く場所がないからつい鬼様の住処に行ってしまうんだ
    昔かすかにしていた鬼様の香りはとっくにしなくなっていて
    なんにもない空間で一人寂しく夜を明かすんだ

  • 48二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 16:59:48

    本編から一年後のオモテ祭りで再会したスグリとアオイが仲直りする光のSSです

    エロ要素とかは特にないのですが、単純に長いのでテレグラフにて御免

    一年後のオモテ祭り(前編)※前編に曇らせ要素は有りません。安心してお楽しみください。

    「あ…りんご飴!」


    キタカミセンターのオモテ祭り。去年と変わらない光景だけど、

    ふとりんご飴の屋台が目に留まって、自然と声に出てしまう。


    「懐かしいなぁ。去年食べた時すごく美味しかったの!」

    「じゃ、おじさん、りんご飴4つね」

    「わたしと、ゼイユと…オーガポンと…あと一つは?」

    「スグの分。あの子りんご飴大好物だから」

    「そうなんだ!じゃああの時大好きな物を分けてくれたんだ…本当に優しいね、ふたりとも」

    「今日こそ仲直りしてよ? はいこれ、渡してきて。絶対喜ぶから」

    「うん!」


    りんご飴を2つ手にとって、ひとつはオーガポンに手渡しする。


    「ぽにおーん!」


    仮面をはずして飛び跳ねて、おいしそうにかじりつく姿がとっても可愛い!

    きっとスグリ君もめんこい、って言って笑顔になる。

    もうひとつのりんご飴を手渡すためにあたりを見回す。しろいじんべえの、ゼイユと良く似た男の子の姿を探す。

    遠目でも絶対に見つけられる自信があったのに、なぜかその子の姿が見つけられない。


    「あれ…?おかしいなぁ、オーガポンはスグリ君見なかった?」

    「がお…?」


    ふる…
    telegra.ph
  • 49二次元好きの匿名さん23/09/22(金) 21:05:12

    >>48

    こちら、闇の後編となっております。直接的なエロ要素はありませんがそういう匂わせはあるにはあります。

    一年後のオモテ祭り(後編)※前編を読むと幸せになれます。


    階段を降りると途端に人混みが増えて、なかなか追いつけなくて…それでもきみの後ろ姿に追いつこうとした。

    光に誘われる虫のようだけど、きっと世界一情けない笑顔をしてるかもしれないけれど、たしかにここには幸せがあった。

    ずっとずーっと続くだろう幸せが、その時まではあった。


    「……ぁ」


    そんなものはなかった。そんな幸せは幻だった。なんて短い白昼夢だったのか。

    遠くに見えるのは、大好きなアオイとおそろいのじんべいを着た自分の姉。

    仮面を外して二人の周りを走り回る鬼さま。


    『…‥来年は、おそろいのじんべいでお祭りに…』


    いつか聞いた会話が今のことのように頭にこだまする。

    逃げていた現実がそこにある。見ないようにしていた現実がそこにいる。

    それでも、それだけならば良かった。


    「はい、あーん♡」

    「あーむ。おいしい~!」


    姉の手に握られたりんご飴を、美味しそうに食べるきみ。

    りんご飴みたいに頬を赤らめる大好きな女の子。

    それは、いつの日か自分だけの宝物になるはずだったもので…


    「…ああ…ああぁぁ…そんな、そんなん酷い、酷い酷い酷い…」


    頭が理解する前に鈍重な鎖が全身に絡…
    telegra.ph
  • 50二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 00:02:29

    >>49

    辛かった(褒め言葉)

  • 51二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 00:52:18

    >>49

    ああ……詰んでる……

  • 52二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 01:07:18

    >>49

    誰も悪くないと言うか強いていえばスグリが悪いくらいのもんなのに胸が締め付けられる……

  • 53二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 01:53:24
    手作りのプラネタリウムぼうっと天井を見つめる。

    スグリはブルーベリー学園の寮室で横になっていた。

    すごく広いように感じるのに、1人でいると感じる部屋の狭さ。

    それはきっと都合のいい想像の中では彼女が隣にいてくれるからだ。

    全部終わって、仲直りして、『友達』に戻った。

    その時にようやく分かった自分の気持ち。

    初恋。

    自分より少し小さくて、お祭りでははにかんでて、でもバトルでは煌めく彼女。

    でも、その気持ちにようやく向き合えた時には全てが遅すぎた。

    それはすぐにわかった。

    彼女の笑顔も、声も、自分には見せたことのないようなものは、全部姉に捧げられていた。

    分かっている。友達に戻れただけでも僥倖だ。

    自分の歪んでしまった気持ちで彼女と彼女の友達を傷つけて、あんな寂しい顔をさせた自分が彼女の隣に立つ権利なんてない。

    初恋は叶わないなんて古い言葉もある。

    何もかも遅すぎた。遅くなくてもきっと叶うことのない願い。

    全部全部、スグリはわかっていた。それでも、その思いを閉じ込められるほど大人になんてなれない。

    涙も出ず、暗くなった部屋で天井を見つめる。

    その殺風景さに嫌気がさした。


    ふるさとのキタカミの里の星空を見ながら寝転がれば、あるいは少しは気が晴れるだろうか。…
    telegra.ph

    多分スグリくんって全部終わった後自罰的になるよなあと少し似た魂の波動を持ってる人間としては感じるのでこんな感じに

    きっとゼイユは気がついているけど、怒るとか勝ち誇るとか心配するじゃなくて、大人になっていく弟に触れない選択が後編で成長したならできるだろうなと思ったし、なんだかんだスグリもゼイユに守られてたこともあるんだろうなというそんな想像。

    そして1番はこの概念見てる時死ぬほどBUMP OF CHICKENのプラネタリウムがリピられるのでそれを元に書いてみた。

    エロなしとか1年くらいぶりに書いたからお口に合わなかったらすまない

    参考: BUMP OF CHICKEN「プラネタリウム」


  • 54二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 06:17:04

    >>53

    手を伸ばせば届くはずの星に手を伸ばせないのがとてもいい…

    それがスグリ君の優しさであり弱さでもあり強さでもあるよね好き!!!

  • 55二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 14:13:43

    スグリ君は悪くないんだよ…
    でも仮面を渡さなければオーガポンを連れてくる!とはならずに一緒にお祭りに行こう?となったかもしれないね
    あと場所が悪かったねあんまりお祭りを楽しみたくなくて疲れてるのかなと思われちゃったからね
    実際眠くて帰りたかったから仕方ないね

    一緒に行けばりんご飴でいちゃつかれることも無かったね
    少なくともりんご飴をあーん❤ってしてあげるイベントは取られなかったね
    そうしたらりんご飴の続きイベントも発生しなかったのにね
    復帰後即ハメコンボを決められなければねえちゃんとも仲直り出来たのにね

    強いて言うならスレ主に見つかってしまったスグリ君が悪いんだ

  • 56二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 21:16:07

    一年後のお祭りの後のスグリくんは心が完全に壊れて生きた屍になっちゃうんだ
    でも心が壊れたおかげで大好きなアオイ達に感情をぶつけて傷つけることは絶対にないんだ
    傷つけたくないから死ぬことも出来ないんだ
    表面上は仲直りできるよ だって怒りも嫉妬も羨望も恋心も無いのだから
    そして二人の関係性を教えてもらって祝福できるんだ 言葉だけならなんだって言えるからね
    仲間はずれにされることもなくなって大好きだった女の子とねえちゃんと鬼様に囲まれて暮らせるんだ
    そこには君が望む幸せがあるはずなのにもう幸せを感じる心がないのが可哀想だねぇ~!!!
    どうしてこんなことになっちゃったんだろうね…

    なりたい自分になっちゃえばよかったのかな?
    でもこのスグリくんは最後まで二人を傷つける選択肢は選びたくなかったんだ
    一度アオイに感情をぶつけて傷つけてしまったから、もう二度と傷つけたくなかったんだよね
    だからなりたい姿はきっとこれだね

  • 57二次元好きの匿名さん23/09/23(土) 22:59:23

    同性だからありえないと考えもしなかったのに、思いっきりゼイユに取られちゃうんだ……

  • 58二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 07:07:56

    最初のちゅーの時点でスグリ君の脳をもっと多めに破壊しておけば強気な選択肢を選べたかもしれない
    アオイとゼイユのちゅーをもっと破壊力高いものにアップデートしちゃおうか

    百合の間に挟まるオーガポン!?

    二人がちゅーしているのを目撃して昔の男を思い出してボールから飛び出してきて
    オーガポンはその行為の意味は知らないけれどなぜだか心が満たされた感覚も思い出しちゃって
    ちゅー=楽しい行為と学習してしまうんだ
    そして事あるごとにオーガポンはアオイにちゅーをするようになっちゃうんだ
    たまにゼイユともちゅーするんだ
    女の子同士だからアオイとゼイユも受け入れちゃうんだ 


    その光景、スグリ君が見たらどう思うでしょうか…?
    「鬼さまのようになりたい」という憧れが反転して「オーガポンになりたい」という強い恨みになってしまうんだ
    鬼さまへの憧れの感情が、鬼さまの誤解を解き終わったその日に最悪の形で裏切られるんだ

  • 59二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 07:20:45

    >>58

    ボールって書いたけどまだその時はオーガポン捕獲してなかったわ

    とにかく百合に挟まるオーガポンでスグリ君の脳をもっと破壊すれば別のルートに行けるかもしれない

  • 60二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 08:18:35

    口を重ね合わせる2人の姿は美しかった。
    自分が踏み出せば壊れてしまうような繊細な華。
    だから悔しいけれど、負けたんだって嫌でもわかる。
    何を思い返しても後悔ばかりで、それでも。
    大好きな2人が幸せなら、それでいいと思う気持ちもあったのに。

    「ぽに!」

    鬼さまの声がした。
    そうだ、おれは鬼さまのために頑張った!
    鬼さまのためにみんなの誤解を解いたんだ!
    だから目を逸らしていたけれど、もう一度顔を上げてしまった。

    「わっオーガポン!びっくりした、どうしたの?」
    真っ赤な顔のアオイが腰をかがめて鬼様に語りかける。
    鬼さまの後ろ姿は、それはそれはもじもじと、けれど楽しそうなことだけはわかって

    そうしてアオイに2度目のキスをした。
    それはおれではなく、ねえちゃんでもなく、憧れの鬼さまだったもの。

    裏切られたんだ。あんなに信じていた鬼さまに。

  • 61二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 09:34:24

    ゼイユとアオイが付き合い始めてそれなりに時間が過ぎて、生きてるんだからそれなりに嫌なこととかあってめちゃくちゃストレス抱えてる時がある訳ですが、ゼイユちゃんは人の気持ちを察せられる子なのでリーダーの言うこと聞きなさい!って無理矢理アオイの手を引っ張って、二人で貯めたおこづかい使って贅沢にデートしまくって、まるでわがまま放題なんだけど、最後の最後にどう?少しは気、晴れた?なんて慈母の如き笑顔で聞いてくるもんだから、思わずアオイの相好が崩れ、心にわだかまったもやもやとした気分がいつの間にか消えているんですよね。ゼイユもゼイユでちょっと照れてるから、まあこんな美女とデートして元気にならない訳ないけど!?とか言っちゃって、二人でいればいつだって楽しいねって思える最強のカップルなんですよ
    それを陰から見ているスグリ

  • 62二次元好きの匿名さん23/09/24(日) 18:52:23

    >>60の続き

    「取られた…あたしの初キスがオーガポンに奪われた!!!!!

     かえして!!!すぐ返して!!!かーえーせぇ――!!!!」

    「がお~♡」


    姉ちゃんが子供みたいに泣き叫ぶのなんて見たことがなかった。


    「あああぁぁぁ!!ひどいひどいひどいぃ!!初恋が台無しになっだぁ!!!うわあぁぁ~~ん!!」

    「ゼイユちゃん落ち着いて! よしよし!ちゅーは所有権が移動するタイプの思い出じゃないよ!」

    「アオイはあだしだけのものなのにぃ~~!!」


    地面にへたり込んで、駆け寄ってきたアオイの小さな胸に頭を突っ込んでひたすら泣きわめいている姿はとても情けなくて、でもそんな姿を見せてくれたことは一度もなかった。

    だってそんな姿を見せてくれても、おれには何にも出来ないから。

    今だってなんにも出来ない。どうすればいいのか何もわからない…


    「ぽに~!」


    …オーガポンは知っていた。こんな時にどうするのか?答えは簡単。

    優しく頭を撫でて抱きしめる。言葉がわからなくてもただ側にいるだけでいい。そして嬉しい時はちゅーをする!

    そうするとなぜだか身体がぽかぽかして幸せになれるのだ。

    だからオーガポンの三度目のちゅーは、泣いた大好きな友達に。


    「ほら返ってきたよ初恋のちゅー!よかったねゼイユちゃん!」

    「うう゛うぅ゛…待っててって言ったのに!この鬼!オーガポン!ともっこ!」



    それは今まで信じてきた強い鬼。いつかなりたいと思っていた未来の自分。

    なのに、その居場所まで鬼だったものに奪われてしまったら…

    俺が鬼になるしか無いじゃないか。

  • 63二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 02:27:14

    最愛の姉、初恋の人、尊敬するおにさま
    誰の一番にもスグリくんはなれないんだよね...

  • 64二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 06:40:53

    アオイはゼイユとオーガポンがすき!ゼイユはアオイとオーガポンがすき!オーガポンはアオイとゼイユがすき!
    通常の三倍の速度でスグリくんの脳が破壊される完璧な百合トライアングルだ…

    でもアオイはスグリ君のこと嫌いじゃないからいちゃいちゃを見せつけるようなことはしない
    ゼイユはスグのこと大切だからいちゃいちゃを見せつけるようなことは絶対しない

    オーガポンはスグリのことを認識しているのか怪しいよね
    だからスグリが側に居てもアオイやゼイユにちゅーしちゃってもおかしくはないね
    里のみんなの誤解を解いて鬼が山の住処に帰す途中もアオイにぎゅーっと抱きついちゃうんだね
    アオイがバイバイ、って手を振ってるシーンでオーガポンはアオイに駆け寄るんだけど
    そのときにダメ押しのちゅーをしちゃうんだ

    そんな光景を見せられたらなんとしてでもアオイ達からオーガポンを引き離したくなるよね
    勝たないとオーガポンに何もかも取られるから
    勝たないと鬼さまだったものを取られるから
    そしてゼイユに言われるんだ
    「オーガポンの気持ちも…考えなよ」

    オーガポンはスグリの気持ちを考えてくれなかったのにね!

  • 65二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 07:05:25

    アオイとゼイユはロトムフォンもってるからえっちな知識も豊富なんだ

    そして付き合い始めてからは女の子同士のえっちなことについていっぱい調べちゃった

    ふたりとも実際にやってみたいな…とは考えてもただでさえ女の子同士で付き合うなんて…と思っているし

    女の子同士でえっちなことするなんて…とも考えている

    一年間むらむらしたまま実行に至れないままだったんだ


    そして一年後のお祭りでふいに抱きついて/抱きつかれて気持ちが爆発するんだ

    どきどきしている自分の心臓の音と、同じくらいどきどきしている相手の心音

    ここでベッド・インしなかったらどうして付き合ってるのかわからないレベル

    一年間培った相手の思考を読み取る経験が 相手も自分と同じ気持ちであることを教えてくれる

    布団の中で最初はちゅーから始めて胸のやわらかさを確かめ合ったりして色々あって最後もちゅーで締めくくるんだ

    すまんエロ書くの恥ずかしくて過程が書けねえエロSS書けるひとマジリスペクトっす



    ロトムフォン持ってないスグリくんはえっちなことの知識がまったくないんだ

    だから盗み聞きしてもそれが具体的に”何”なのか知らないしわからないのに

    遺伝子に刻まれた本能はそれが何なのか理解してしまってるんだ

    気持ち悪くて気持ち良いことに恐怖してほしい

    漠然とこれがいけないことだと感じてほしい

    それでも耐えて耐えて耐えてほしいんだな

    そうして二人が寝付くまで意識を手放さずに耐えてほしい


    ということでこちら一年後のオモテ祭りルートのエピローグとなっております

    Happy End.※一年後のオモテ祭り(前編/後編)のエピローグ。



    あの日、弱かった自分は感情のままに大好きな女の子を傷つけた。

    その時の悲しそうな顔を今でも覚えている。

    もう誰かを傷つけるなんて嫌だ。

    この一年間、何度でも傷つける想像をしても、何度拳に力が入っても、それでも誰かに感情の牙を向けないよう耐えた。

    力に訴えることが強さだというのなら弱いままでよかった。

    弱くて逃げているだけだと世界中から謗られようと、

    それでもきみに幸せになってほしかったから。

    だから耐えて耐えて、耐えきったことが今は一番誇らしい。


    絶対に、誰も傷つけたくない。それがおれのたったひとつの願い。


    だからようやくその願いが叶うんだ。


    心は飴のようにドロドロに溶け落ちた。

    繋ぎ止める楔も虚しく、独りでに崩れて消え去った。

    かくして自分の心が誰かを傷つけることは永遠に無くなって、

    誰よりも傷ついていた自分の心もこれ以上傷つくことは無くなった。



    夜が明けた。

    光が窓から差し込み、まぶたが自然と開く。

    鮮明な視界。けれどどこか夢を見ているかのようで、

    具体的な違和感が何なのか、よくわからない。

    布団から身体を起こし、日の光に手をかざす。…
    telegra.ph
  • 66二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 19:04:14

    SS間に合いません土下座

  • 67二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 20:46:05

    見てぇなぁ…

    脳が完全破壊されて鬼になったスグリ君がゼイユとアオイを傷つけてしまうんだ
    スグリ君に傷つけられてもゼイユはお姉ちゃんだから嫌いになれない
    傷つけられたゼイユをみてアオイが「自分だけの宝物が欲しいなんてわがまま言ってごめんなさい」って言うの
    従順になったアオイを傷つけることでしか愛情表現できなくなったスグリ君も見たい
    アオイが死ぬまで傷つけることしかできなくなったスグリ君で今日は抜く

    大事なアオイとゼイユを傷つけられたオーガポンが「鬼」になって暴れまわるんだ
    でもゼイユはスグリを庇って致命傷を負うんだ
    ゼイユを殺してしまったオーガポンがそこで初めて、自分が殺そうとしたスグリがゼイユにとって大切な存在だということに気づくんだ
    自分があのともっこ達と同じことをしようとした事に気がついてしまい、もう二度と人間に関わらないと誓うんだ

    というSSを書きたかったんだけど時間が足りねえ

  • 68二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 22:27:00

    力を求めたのに姉にもアオイにも勝てず、憧れてたオーガポンも姉も奪われ、初恋は叶わない
    でも優しいから憎むことすら出来ない……数年後、幸せそうな姉とアオイを睨むことしかできないBSSだね……

  • 69二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 01:25:08

    こんなに傷つくのなら愛などいらぬゥ!って吹っ切れるスグリ君もいるかもしれない

  • 70(1/2)23/09/26(火) 07:46:47

    「…最初に会った時、あたしのことどう思った?最初から好きだったのなら、あたしとおんなじ」

    そんなわけないのにね?だってさ、余所者は入れてあげない!なんて初対面で言われたら普通嫌いになるでしょ?

    「高嶺の花…っていうのかな。絶対わたしなんかとはお友達になってくれないんだと思ってた…」

    布団の中にくるまってその表情は見えないけれど、その言葉に嘘はない。
    本当のことを言う時、私の手を握る力が少しだけ強くなるから。

    「だから、お友達以上になれた事がすごく嬉しいの。
     ずっとずっと、わたしだけの宝物が欲しかったから…」
    「…こんなあたしなんかで後悔してない?すぐに手は出るし、乱暴者だし、里の問題児で顔だけ美人の暴君なのに?」
    「自覚してるなら直したらいいじゃん…あうっデコピンやーめーてー!」

    反応が可愛くて何度でも優しくおでこをつんつんしちゃう。
    嫌がる素振りを見せていても、繋いだ手は離してくれない。
    ふと目があって、そうするとお互いになんだかおかしくて、笑顔になれる。
    また、りんご飴の時のようにアオイが私の胸に飛び込んでくる。
    どきどきしている心臓の音、それは私のものと、アオイのもの。どっちがどっちだかわからない。

    私にだけ聞こえるように、アオイはか細い声で、少しずつ声を聞かせてくれた。

    「……宝探しで、お友達はたくさん出来たの。
     でも、わたしの友達はみんな優しいから。すぐに友達同士で仲良くなっちゃうんだ。
     …それはとても嬉しいことのはずなのに、悲しくなるの。
     わがままだよね。最低だよね。それでも、考えだしたら止まらなかった。
     わたしだけの宝物って何?
     わたしが本当に欲しいものって、何なんだろう、って…」

    アオイの言葉が詰まる。そっと頭を優しく撫でて、次の言葉をじっと待つ。

  • 71(2/2)23/09/26(火) 08:13:14

    「誰かのために、何かをしてあげるのはすごく楽しかった。
     その人が笑顔になってくれるから、だから怖くても、わたしが逃げたらきっとみんな死んじゃうから…怖くなんて、なかった」

    嘘だ。でもこの嘘を咎めてもこの子は救われない。人生には必要な嘘だってある。

    「頑張った勇気の証。守りきった友達の笑顔。それは確かにわたしだけの宝物だった。
     …でも本当はね。こんなに頑張らなくても、わたしのことを想ってくれるようなひとが欲しかった。
     優しいみんなはもう私に何かを求めないかもしれないけれど。
     でも、私が理想のわたしじゃなくなってしまったら、離れて行きそうな気がして…そんなこと絶対ないのに!」

    その声には少しずつ涙が絡んでいく。自分の弱くて醜い部分に向き合うのはとっても辛いよね。
    私だって感情が突っ走った後に冷静になると自分のことが嫌いになるよ。
    私よりもずっと小さくてか弱い女の子がそんなの耐えきれるわけ無いじゃん。それでもアオイは耐えてきたんだ。耐えて耐えてちょっと疲れちゃっただけ。

    「だからわたしなんかのために、一緒にお祭りで楽しむために、仮面を探してくれたことが嬉しかった。
     わたしはゼイユちゃんに何もしてあげなかったのに…それでも優しくしてくれたのが、すっごく嬉しかったの。
     そんなこと、って思うかもしれないけど。それでも嬉しかった…誰かに優しくしてもらえることが、誰かに優しくすることよりも嬉しいなんて当たり前の事。
     いい子で居たいからずっと隠してた本当の気持ちに、気づかせてくれたから。…ゼイユちゃんのことが大好きになった。
     …最初から好きになれなくて、ごめんなさい」

    目を閉じれば、思い出せる。私がアオイを好きになった本当の理由。

    一人ぼっちなのに、強がって精一杯の笑顔を作っていた小さな女の子。
    来たこともない場所なのに、不安なんてあるに決まってるのに。謂われない悪意をぶつけられて、怖くて逃げ出したいはずなのに。
    それでも逃げずに震える手足をにぎゅっと力を込めて、立ち向かってきたあなた。
    その姿はとても眩しかったのに、同時にとても痛々しくて…好きになってしまった。

    だから、あたしの初恋は絶対に変わらない。絶対に嫌いになんてならないよ。

  • 72二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 08:53:48

    ゼイアオ供給少なすぎるからめちゃくちゃ助かる

  • 73二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 12:41:36

    >>71

    ありがとう……ありがとう……

    アオイの強さに焦がれたスグリくんとアオイの弱さとそれゆえの強さを知って好きになったゼイユちゃんの対比にもなってるのかこれ……

  • 74二次元好きの匿名さん23/09/26(火) 21:10:46

    ゼイユとアオイがちゅーしていた日の詳細なSSを書きました

    一緒に仮面を取り返すうちにどんどんお互いのことを好きになっちゃって

    最後の仮面を取り返してしまったからもう一緒に行動できないかも…と考えてしまった。

    だから、おわかれの前にありがとうを伝えたくてサンドイッチをつくったのです。

    正直自信はぜんぜんなくて、それでも自分ができる精一杯の告白の仕方がサンドイッチだったのです。


    だから、告白するならこの日しかなかった。

    それがちょうど、スグリくんがみんなの誤解を解き終わった日でした。

    鬼が生まれた日人生で初めて、胸を張って自慢できるような善いことをした。

    ともっこ達の行方を里のみんなに尋ねた時に、ともっこ達のことを楽しそうに語るさとのみんなを見て思ったのは…

    この楽しそうな輪の中から、おれと同じようにのけ者にされてる一人ぼっちの鬼さまがとってもとっても可哀想、ってこと。


    小さい頃に、鬼さまの物語を教えてもらったときからずっと可哀想だと思ってた。

    寄ってたかっていじめられて、ただ反撃しただけかもしれないのに嫌われてる鬼さま。

    もしかしたら、ちょっと乱暴者なだけで本当はいい子かもしれないのに、恐れられている鬼さま。

    一人ぼっちでも強くて、かっこいい鬼さま。

    おれだけは鬼さまを絶対に嫌いになんてならないよ。

    おれだけはずっとずーっと、鬼さまの味方だよ。

    この気持ちだけは、絶対に変わらないよ。


    だから、里のみんなにも本当の鬼さまのお話を知ってほしかった。

    鬼さまを仲間外れにしないでほしかった。

    のけ者にされるのは悲しくて苦しいから。きっと鬼さまもみんなと仲良くしたいはずだから。

    そうしたら、きっと鬼さまも喜んでくれるはずだから。



    …もっと、里のみんなは嫌がると思ってたけれど。

    みんなたどたどしく語る…
    telegra.ph
  • 75二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 06:44:18

    スグリ君は自分の内側から湧き上がる醜い感情に耐えられない
    弱さに向き合う強さがない
    それが自分の悪意だと認めたくなかった
    だからこの悪意の渦が悪い鬼に取り憑かれたせいだと信じるしかなかった
    そうすれば今まで通り耐えるだけでいい、自分は悪くないけど耐えれば時間が解決してくれると思ったんだ


    そんな悪い鬼なんてこの世界には居なかったんだけど自分で作り出しちゃったんだ
    ピーチドンなんか居なかったから作るしか無かったんだ…
    そんなものはいなかったのにね

  • 76二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 07:25:24

    自分の中のヤンデレイメソンを貼る

    まあこの曲は浮気者の彼氏にヤンデレになる曲なので付き合ってすらないスグリ君とはちょっと違うんだけど

    スグリ君視点だと似たようなもんだね

  • 77二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 08:17:30

    パルデアから帰ったアオイはロトムフォンの中のゼイユの写真をみてしょっちゅうニヤニヤしちゃう
    ボタンはなんかアオイが最近によによしとるな…何見てんだろ…って気になってた
    ロトムフォンハッキングすれば見られるけど友達にそんなことするのはね…と今はさすがにそんなことは出来ない
    ネモはニヤニヤしてるアオイが見てるものが気になるので後ろからわー!っと飛びついて堂々と覗き見する
    うわ、行動力の化身かよ…と遠巻きに眺めるボタン

    真っ赤な顔して弁明するアオイと楽しそうなネモ

    気になりすぎて帰ってきたネモに聞いちゃうんだ
    「で、アオイは何見てたん」
    「すっごくポケモン勝負強そうだった!いつかやりたいなぁ!」
    「…マジ、ネモい…聞いたうちが馬鹿だった…」

  • 78二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 13:38:50

    ネモにゼイユちゃんが見つかっても「まあネモだしいっか…」となるアオイ
    ボタンにゼイユちゃんのこと気づかれても「…絶対内緒にしてね?」というアオイ

    ペパーにゼイユちゃんが見つかったらと思うと「…取られるかもしれない…美男美女のカップルが成立するかもしれない!うわああペパーに寝とられたあああ!」と気が気じゃなくなるアオイ(まだ寝てない)

    ゼイユと寝たあとは普通にペパーにも紹介できるアオイ

  • 79二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 16:54:49

    >>78

    それ聞いたら「あんたってほんっとにバカね!このゼイユ様があまりに美しいからってそんな心配するなんて!あたしがあんたを捨てるわけないじゃない!……それに、あんたの友達は友達の恋人を取るようなヤツなの?」って笑い飛ばしてくれそう

    からの「ていうかあたしもこれで結構妬いてるのよ?……らしくないって?そりゃあ一番強くて美しくて優しいのはあたしに決まってるけど、でも他の人たちとあんな親しくしてて妬かないわけないわよ。だから……ねぇ、アオイ?」でイチャイチャですよ


    ちなみにスグリとアオイが仲良くしてるのには特に妬かないゼイユちゃん

  • 80二次元好きの匿名さん23/09/27(水) 21:20:28

    >>79

    パーフェクトコミュニケーションだ…参った、勝てないぞ

    ゼイユの爆裂に高い自己肯定力がアオイの疲弊した心にスッと溶けて効いていく…



    アオイも自分の悪意的な思考が良くないことだとわかっているのにそれでも止められない

    でも大切な宝物の友達の前では自分の弱さを出せない

    物語の主人公みたいに頑張った理想のわたしだからお友達になってくれただけなんじゃないの?

    そんなネガティブ思考で頭がいっぱいになることが許せなかった

    友達の事を嫌いになったわけではなくて 大切すぎて守りたいからこそ自分の醜い弱さを認められなかったんだ


    強くてかっこいい主人公じゃなくてもいいよって言ってほしかった

    どこにでもいる平凡な女の子でも愛してくれるひとがほしかった

    なのに世界一素敵な女の子が自分にやきもち焼いてくれてたなんてそんな日にはイチャイチャのイチャで愛のサンドイッチよ

    そこにいるのは物語のヒーローなんかじゃなくて等身大の普通の女の子のアオイなんだ

    誰かを救うとか救わないとか、普通の女の子にはちょっとだけ荷が勝ちすぎたんだ



    だから、スグリ君に対して悪感情が無いわけではないんだよね

    傷ついてないわけないんだよね

    それでも自分の気持ちにちゃんと向き合って、スグリ君とも仲直りしたいと思ってたんだ

    それは大好きなゼイユちゃんの弟だからとかいう理由ではなくて

    何もしてあげなかったのにりんご飴をくれたのがとても嬉しかったからなんだ

    一番の思い出ではなかったとしても、アオイにとっては大切な思い出のひとつだったんだ

    そんな優しいスグリ君に幸せになって欲しかったんだ…

  • 81二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 06:58:59

    悲しいなぁ

  • 82二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 07:16:16

    オーガポン視点です

    鬼が生まれた日 2はるか遠くの麓から祭り囃子の音が聞こえてくる。

    幸せな夢に浸っていた私が現実に引き戻される。


    目を覚ませば、そこに彼は居ない。

    それでもこの音の鳴る方へ行けば、もしかしたら待っていてくれているかも。


    そんなことは無いのに。

    人間がこんなにも長く生きているはずはなく、せめていつか訪れる離別の時まで側に居られると信じていたけれど‥

    それっぽっちの儚い願いも奪われて。それが認められなくて悔しくて。


    彼が守り切ってくれた碧の仮面を見つめる。

    もう彼の匂いはとっくにしない。それでも一番の宝物。

    彼のことを思い出すために、震える足に力を入れて。

    怖がりな私も、怖がられる私も。仮面を被ったときだけは、受け入れられる。


    ――――風を切って山を駆け下りる。

    冷たい風が身体をかすめて、ぽかぽかしていた心がどきどきに冷める。

    怖くない、怖くない。怖くなんてない!

    お祭りに行けば、お祭りの匂いが彼を鮮明に思い出させてくれる。

    仮面を被れば、誰も私を恐れないでくれる。

    石を投げられたりなんてしない。激しい感情をぶつけられたりなんてしない。

    そんなの、人間ではない私にはちっとも痛くなかったけれど。それでも心は傷ついてしまったのだ。…
    telegra.ph
  • 83二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 07:24:41

    ゼイユとアオイが向かい合わせに座って、お互いの身長差がないかのように視線を絡ませながらおかしくなっちゃって笑い合う感じのいちゃいちゃほのぼの空間に、「なにやってるのー?」って感じでオーガポンがひっついてきちゃって、二人してもっと笑ってしまうんだよね。素晴らしいね

  • 84二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 15:56:22

    「ゼイユってガキ大将だよね。劇場版ジャイアン」
    「誰がジャイアンよ!この美貌が見えないの!?アンタ目ぇついてる!?……待って、劇場版ってことはいい意味?」
    「内緒ー」
    「アンタねえ!」
    って、私服のゼイユとアオイが実家のリビングでくつろいでる世界線。帰省できなくなってそう

  • 85二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 18:11:15

    アオイのネガティブ思考は全くもって現実がその通りというわけじゃないので
    アオイが実は私…普通の女の子なの!って言ったらネモもボタンもペパーもそんなことで悩んでたの!?ってちゃんとわかりあえる
    ただ踏み出す勇気が無かっただけ
    その勇気をゼイユちゃんに貰ったんだ
    だってゼイユちゃんは自分の余所者嫌いという考え方が間違ってた!って人前で堂々と言える子なんだ

    「…ということで私の恋人のゼイユちゃんです」
    「ということでーす。ごめんあそばせ~」(めちゃくちゃに猫を被ってお嬢様ムーブするゼイユ)
    流石に同性の恋人については三人ともびっくりすると思うけどまあ、受け入れられるでしょう。多分。

  • 86二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 19:25:17

    アオイちゃん目線のイメソン貼っておく

    もちろん相手はゼイユちゃんです

    温度差がすごいね

    アナタだけのAngel☆


  • 87二次元好きの匿名さん23/09/28(木) 20:52:52

    >>85

    んな同性でなんて今の時代じゃまだ世間に認められねえだろうし苦しむだけだべ……って思ってたらホームウェイ組はもちろん先生たちもアオイの親もゼイユの祖父母もみんなみんな「驚いたけど二人なら大丈夫だね!」って祝ってて自分も無理矢理作った笑顔で「ねーちゃん、アオイ……おめでとう」って言わざるを得なくなる

    大好きな存在たちを奪ったアオイもゼイユも許せなくてでも幸せになってほしくてなのに憎くて壊れてほしくて

    スグリくんはもうぐちゃぐちゃ

  • 88二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 06:36:56

    ゼイユは縄張り意識が強いタイプ
    一度自分のもの!って判断したらめちゃくちゃ大切になるタイプ(他人からどう見えるかは置いといて)
    なのでアオイが来なかったらゼイユの人生はキタカミの里の中で終わってたかもしれない
    小さい頃から育ってきた自分の庭さえあればそれでいいと思ってた
    多分ブルーベリー学園でもスグリと似た感じで友達がそんなに居なかったんじゃないかな…と思う
    作る必要がなかったというか だってキタカミの里さえあればよかったし

    アオイが来たことで世界が広がったんだ
    普通の女の子がこんなに強く頑張れるような素敵な世界が広がってることを知れたんだ
    アオイの物語を知りたくなっちゃったんだ
    外の世界を知っているアオイが「キタカミの里もゼイユちゃんもスグリ君も好き」って言ってくれることが嬉しいんだ
    だから一歩を踏み出して世界を旅してみたいな、なんて思っちゃった
    その時は自分に世界の広さを教えてくれた女の子と一緒がいいな、なんてね

  • 89二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 07:29:08

    えっちってさ…お互いの汚いところを見せあえる関係じゃないとできない行為っていうか
    ありのままの自分を見せなくちゃいけないというか
    本当にお互いのことを理解し合えないとできないことなんだよね
    まあ人によってはそんな大層なもんじゃねえよって人もいるかもしれないがアオイにとっては大変なことなんだわ
    可愛いお洋服で着飾ることすらできない普通の女の子のわたしを
    ゼイユちゃんが受け止めてくれるのか不安だったんだ…

  • 90二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 15:36:13

    アオイに対して「愛してる」が言えなくて顔真っ赤にしながら右往左往して、最終的に正面から縋るように抱きしめて「離れないで」しか言えなくなるゼイユちゃん!!!

  • 91二次元好きの匿名さん23/09/29(金) 21:12:56

    ゼイユとアオイの身長差いいよね
    ゼイユがアオイのこと抱きしめようとしたら必然的に頭に胸を押し付ける形になる
    後ろから抱きついても前から抱きついても胸を当ててんのよ状態

    アオイがゼイユのことを抱きしめるのはちょっとむずかしい
    背伸びしてもなかなか届かない身長差
    だからアオイがゼイユのことを抱きしめられる時はゼイユが落ち込んでる時
    ゼイユがしゃがみこんで動けなくなってしまった時にそっと優しく抱きしめることができる
    「ゼイユちゃんはすごく頑張りやだからちょっと疲れちゃったんだね。たくさんがんばって偉い!」

    落ち込んでるときのゼイユは強がりな「あたし」ではなく「私」になってたりしてほしい
    いつも姉として堂々としていなくちゃいけない事に疲れてしまった時に
    アオイの優しい抱擁で癒やされてほしい

  • 92二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 00:15:17

    ゼイユは口調こそ強いけど人の気持ちを慮れる子だからね
    ホームウェイ組に紹介する時も躊躇なく紹介出来るんだよね。なんだかんだ、五人は仲良く遊べるのわかるもんね

  • 93二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 07:02:41

    ゼイアオ(オイ)良い……

  • 94二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 09:08:21

    初恋、初恋と言うけれど具体的にスグリ君はアオイのどんな所が好きになったのだろう

    ということを考えた末の自分なりの答えがこのSSです

    愛憎の箱庭ささいな理由でいじめられてばかり。

    ちいさな理由で怒られてばかり。

    だから何かをするのも恐ろしかった。

    何も出来ない自分には何もなかった。


    そんな何もない自分にも味方がいた。

    生まれたときから側にいた、血を分けた姉がいた。

    姉は強くて恐ろしくて、乱暴者ですぐ叩いてくる。

    すぐ叩くしすぐ蹴るしすぐ殴ってくるけれど、

    自分のために怒ってくれるし、自分のことを守ってくれる。

    村の大人たちはみんな姉のことを悪く言うけれど、姉は自分の唯一の味方だった。


    ……だから、鬼さまのお話を聞いた時に、きっと姉の姿を重ねたのだと思う。

    強くて恐ろしくて、一人でも戦えるかっこいい姿を想像した。

    もしかしたら…ちょっと乱暴者なだけで本当はいい子かもしれない、って。

    だから、今度はおれが味方になるんだ。

    姉ちゃんがそうしてくれたように、こんどは自分が味方になるんだ。


    おれだけは絶対に嫌いになんてならないよ。

    おれだけはずっとずーっと、味方だよ。

    この気持ちだけは、絶対に変わらないよ。



    そう信じなければ生きていけなかった。



    そう思い込まないと赤く腫れた頬の痛みに耐えられなかった。

    内臓が破裂するような恐怖とお腹の痛みに耐えられなかった。…
    telegra.ph

    このあと初恋を奪われたんだよね…

  • 95二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 16:27:00

    スグリはゼイユに対して憎しみと愛情を同時に感じていてほしい
    おそらく幼少期からずっと力と恐怖で支配してくる相手が憎くないハズがない
    でも同時に好きでいてほしくて良いところ探しを必死にした結果姉ちゃんの良いところを知ってるのは俺だけ…てなってほしい
    愛憎でぐっちゃぐっちゃのドロドロの感情を募らせていてほしい

    そのほうが地獄度高くなるねん
    憎しみで実力行使にでて姉を傷つけたらあんなに大好きで自分を守ってくれた姉を傷つけてしまった事に絶望できるし
    愛情で実力行使にでなかったら大ッキライな姉が幸せになってるのを指を加えて眺めることしかできなくて絶望できる
    どっちに転んでも美味しい!

  • 96二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:25:47

    きっとスグリ君はアオイに救ってほしかったんだ
    物語の主人公みたいに助けてほしかったんだ
    もっとSOSをわかりやすく発信していたらアオイはきっと助けてくれるし救ってくれるんだ

    しかしこの世界のアオイは主人公として頑張ることに疲れている
    それでもアオイは大好きなスグリ君のためにたくさん頑張ってくれるでしょう
    いつの日かスグリがほんとうに救われるその時まで走り続けてくれる
    その後は?
    心が救われた後に心を救ってくれた相手が死んでしまったら大好物です
    大好きな相手が死んでしまったことに耐えきれず救われた心を壊してしまうと芸術点高い

  • 97二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 07:16:41

    ゼイユからの暴力が減っていくに連れて姉ちゃんから愛されなくなったと思ってしまうスグリ君
    本当はゼイユが自分の暴力性と向き合って少しずつやめるよう頑張ってたんだけど
    大好きなアオイに自分の拳が飛んでいくのが怖かったから自分の暴力性に向き合った結果スグリに対して優しく接することができるようになったんだけど
    姉ちゃんが変わっちゃったことに心がついていかなくなってほしい
    スグリ君の心は過去に囚われたままで進んで成長していく二人の世界についていけなくなってほしい


    でも変わっちゃった要因のアオイに対する好きの気持ちは本当だから
    アオイが全部悪い!と憎むことすら出来ない
    全部責任転嫁できれば憎しみをバネに強くなることも出来たかも知れないね
    本当の初恋を嘘にすることはできないね…

  • 98二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 07:29:23

    ゼイユとアオイがただピクニックをしてるだけで、どっちも自分の知らない顔をしてると疎外感に苛まれるスグリがいるんだよね……

  • 99二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 13:21:10

    ゼイアオの間に挟まれても感情がある限り幸せになれないスグリ君
    ゼイアオの間に挟まろうとする男が現れたらめちゃくちゃ攻撃してしまうスグリ君
    ゼイアオの間にオーガポンを挟むと感情の行き場がなくなってバグりはじめるスグリ君
    美味しいね😋どうしてこうなった

  • 100二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 13:38:21

    ゼイユから見たスグリって何なんだろうという妄想
    自分の一部だと思ってたから言う事聞かないのが許せなくて手が出たけど
    「鬼さまがかっこいい」という自分にはできない考え方ができるんだと気づいてから
    自分じゃない一人の人間として認識できたのかもしれない
    その辺から自分の延長線上にあるから支配する→自分の大切な弟だから守るに変化してそう

    本当は暴力を振るってきたことを成長するにつれてめちゃくちゃ後悔してると美味しい
    あの時は子供だったという言い訳はしたくない
    でも強いお姉ちゃんでいないといけないから中々謝れない
    守るためには常に強くないといけない守るためにはあよそ者は排除しなくちゃいけない
    本編前の時点で強さに拘ってたのはゼイユの方だったら芸術点高いと思った

  • 101二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 14:14:18

    ゼイユが本気PT持ち出してもアオイに勝てなくて、ネモとゼイユでアオイと勝負する順番を奪い合う百合とかいいよな
    仲間に入れないのにそれを見てるスグリ

  • 102二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:51:00

    >>101

    どうせアオイには勝てないのによくやるよ…って二人を遠巻きにみるスグリくんは居る

    同時に自分がアオイより強くなれたらアオイにとっての特別な存在になれるんじゃないかと思ってほしい

    でも勝てねえんだな

    アオイの頑張ってきた積み重ねがデカすぎて勝てないんだ

    それにアオイに勝てたとしても好きになってくれるわけじゃない

    アオイより弱いゼイユが選ばれたんだから強くなってもね…

    しかし勝てないままだとアオイのたくさんいる友達のなかの一人にしかなれない

    アオイにとっては一人ひとりの友達がみんな大切な宝物だけどスグリくんはそれじゃ満足できない


    スグリくんに必要なのはネモメンタルかもしれない

    勝っても負けてもポケモン勝負は楽しいってことを知ることなのかもしれない

    でもあの時にオーガポンを賭けて全力で戦った結果全力で叩きのめされたせいで

    今更ネモみたいに強くなるまで手加減してリードしてもらっても虚しいだけ

    詰んでるね

  • 103二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:25:23

    憧れるも追いつけない地獄
    憧れを捨てるのも地獄
    そもそも憧れ方を間違えてるから最初から地獄
    そして憧れを奪われまた地獄……
    いいよねスグリ君。BSSの旨味を全部味わってる

  • 104二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:53:08

    全部読むの大変だけど廃人じゃすまなそうで怖い

  • 105二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 04:48:14

    自分の心に素直になった女の子達と自分の心を偽らなきゃいけなくなった男の子の対比が……イイ!

  • 106二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 09:40:08

    アオイにホームウェイ組を紹介されるスグリ君
    妥協してアオイの一番の友達になれれば良いと思ってたのにそんな夢すら打ち砕かれるスグリ君
    ホームウェイ組と自分を比較してしまって自分にはなんの取り柄もないことに気づいちゃうんだ
    なんでこんな自分なんかと友達でいてくれるの?ってわけがわかんなくなっちゃった
    本当にわからなくて、後で二人っきりの時にアオイに「なんで?」って聞いちゃうんだ
    「ねえちゃんの弟だから?オーガポン取られて可哀想だから?何もしてあげなかったのになんで友達なの?」
    一度言葉に出してしまったらもう止まらない
    泣きながら問い詰めちゃう

    アオイは静かに言葉を聞いて背中撫でたりしてくれるけど抱きしめることはしてくれない
    泣き終わるまでずっと側にいてくれるけど抱きしめてはくれない
    手をぎゅーって握ってくれることはあるけれど指同士を絡めてはくれない

    アオイはスグリ君が飾らない本音をぶつけてくれるのが嬉しい
    普通はきっとこんなふうに喧嘩して感情をぶつけあって友情を深めていくんだろうなって思っちゃった
    言葉で表現すると「普通の友達」だけどアオイにとっては唯一無二の宝物なんだよね
    そんなこと口に出したらスグリ君が傷つくから絶対言えないんだけどね

  • 107二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 13:17:53

    おかあさんのサンドイッチを1度食べて欲しくてゼイユをお家に招くアオイちゃん
    アオイのママと顔合わせしたゼイユちゃん
    内心(うわ…アオイのママ美人すぎない…!?)と思っちゃう
    (つまりアオイも将来あんな感じに成長するってこと…!?)と想像が膨らんじゃう
    今のうちに手の内で収まるサイズの胸を揉んでおこうと決意を改めるゼイユ
    思い出のサンドイッチの香りにつられて飛び出すアギャス
    アオイの物語のはじまりのサンドイッチ
    アオイが実はいちばん欲しかった無償の愛の象徴なんだな

  • 108二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:03:18

    アオイはスグリ君のこと心優しくて素直な男の子だと思ってるけど
    スグリの心の中が表に出ている数倍のぐちゃぐちゃのドロドロで自分に嘘をつきまくってることを知らない
    スグリはアオイのこと強くてかっこよくて優しい女の子だと思ってるけど
    アオイの心の中が思ったよりもずっと弱くて劣等感も僻みもある普通の女の子が頑張り続けてることを知らない

    だからアオイが自分の本当の気持ちをスグリ君に伝えたら嫌われちゃうよね…と思ってるし
    スグリは本当の自分を見せたらアオイに嫌われるに決まってる…と思ってる
    先に弱みを見せた方は救われるかもしれないが弱みを見せられた方は一生自分を偽る耐久人生ゲームが始まる
    そういう地獄が見てみたい

  • 109二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:34:54

    アオイがゼイユの可愛さを知り、その心の内に秘めたやさしさを引き出して「優しくてきれいな姉」に変えていくほど、「自分の知らない姉の姿」「自分が恋した女が自分のものではない苦しみ」を永遠に味わうスグリくんがいいなあ!
    でもアオイとゼイユは幸せなんだ。それを壊したら今度こそスグリは、自分が「ともっこ」と同じになってしまうことを理解してるから、最善の選択は離れることだけなんだよね……

  • 110二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 06:45:54

    旅先でちょっとだけ喧嘩しちゃったアオイとゼイユ
    喧嘩を止めようとするけど(…このまま仲悪くなったらいいのに)って思っちゃったスグリ
    帰り道の電車でいつもなら二人は並んで座るのに今日はスグリを挟んで座るアオイとゼイユ
    幸せのはずなのに何も嬉しくない
    そのうち疲れで眠っちゃったアオイとゼイユにもたれかかられても幸せを感じられない
    どうせ仲直りしちゃうんだろうな
    寝て起きたら全部忘れてまた仲良しになるんだろうな
    いっそ自分も何もかも忘れられたら仲良しになれるのかな…
    と思いながら眠っちゃうスグリ
    降りるはずだった駅を寝過ごして終電がなくなっちゃう三人


    見た目だけのハッピーエンドはいくらでも作れるんだけど心まで救われるハッピーエンドは難しいね

  • 111二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 06:46:54

    >>74

    巡り合わせが悪過ぎる……最高!

  • 112二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 12:33:18

    アオイとゼイユとスグリの三人であちこち歩いてるときにすれ違ったりこっちを見ているキタカミの人たちが仲睦まじいアオイとゼイユを見て
    「ゼイユに妹が増えたみたいだ」と言っているのがスグリの耳に入ってしまうんだ
    絶対あり得ないと思いながらも大好きなアオイにねえちゃんだけじゃなくねえちゃんの弟という立ち位置まで奪われるんじゃないかって不安を抱いてほしいよね

  • 113二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 15:22:01

    >>112

    凄くいい……スグリは別にゼイユのことを嫌いじゃないし、むしろ家族としては好きだろうしなあ

  • 114二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 18:56:13

    「終電…なくなっちゃったね…」

    それはいつかみた恋愛小説のセリフ。
    あんなに憧れていた恋のアプローチ、だけど…

    「キタカミの里まで徒歩で8時間かかるけど、それでもうちに泊まる?」
    「無理だよ!夜が明けちゃうよ!?なんで一日にバスが数えるほどしか出てないの!?不便すぎるよ!!」
    「だよね、あたしもそう思う…」

    降りるつもりの駅を見事に寝過ごして、起きた頃には終点。
    爆睡するスグリ君をつっついても全然起きなくて、いびきをかくゼイユちゃんを叩き起こしてUターンしたけど間に合わなかった。

    「近くに泊まれる場所無いのかなぁ…もう疲れてちゃってぇ…全然動けなくってぇ…」
    「あるよ」
    「あるの!?泊まろ泊まろすぐ泊まろ!お風呂入りたい!」
    「えっちなホテルが」
    「だめだめだめだめ!野宿!野宿でいい!スグリ君を巻き込むのはだめです!」
    「泊まるだけで何もしなければいいじゃん…それともしたいの?」
    「今そういうムードじゃない!ロマンがない!というかスグリ君が起きたらびっくりしちゃうでしょ!?
     はしたない女の子だと思われちゃう!そうなったら生きていけない!」
    「ふーん、へー…そーなんだ。ふーん。ふーーーーーん?」

    ゼイユちゃんが寝てるスグリ君をおんぶしながらいじわる~な笑顔を近づけてくる。

    「スグのこと好き?好きだからかっこつけたいの?」

    好きって言えるわけがないでしょ!?本人に聞こえちゃうかも知れないのに!

  • 115二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:05:07

    ゼイユとの身長差を測りながら、指何本分だろうねー!とか盛り上がってたら、ゼイユがバランスを崩してこけちゃったので怪我しないように頭を抱きしめるように床へ押し倒してしまったので、爆速心拍が聞こえて恥ずかしいアオイとアオイのおっぱいに押しつぶされた!?で真っ赤になったゼイユ
    そんなラッキースケベを物陰から眺めつつ、「自分とアオイの身長差はいくらくらいだろうな」って現実逃避するスグリ

  • 116二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 21:17:32

    アオイが冗談で「おねーちゃん♡」って呼んだ瞬間に全身に電流が走るゼイユ
    いままで妹がいればよかったとか一度も考えたことがなかったのに妹って…良くね?ってなっちゃったんだ
    その日はいつも以上にゼイユがアオイにデレデレのデレになっちゃう

    のを目撃したスグリ君は立つ瀬がない
    直後にアオイが「おにーちゃん!」って呼んだ瞬間に意識を取り戻すスグリ君
    今まで妹がいればよかったとか一度も以下略

  • 117二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 07:04:42

    ゼイユはアオイにスグのことも好きでいてほしい
    自分が好きなものをあなたにも好きだと思っていてほしい
    ゼイユは愛情表現が苦手なのでそうすることで自分の不器用な愛も肯定してほしいんだ
    自分には上手くそうすることが出来ないからスグリには優しくしてほしい

    ゼイユは最近スグリが何を考えてるのかほとんどわからなくなりつつある
    鬼さまが好きっていう自分と全く違う思考の持ち主だとはずっとわかってたはずなのに
    どんどんスグリが自分の知らないスグリになっていってることにうっすら気がついているかもしれない
    それでも「アオイは友達」っていうのを信じてアオイとスグリが仲良くなるのを応援してほしい
    近すぎて本音が全然見えてないんだ
    反抗期?思春期?よくわからなくて怖いけど弟を見捨てるわけにはいかない
    でも本当の事を聞いたら何もかも壊れてしまうような気がしたんだ…

  • 118二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 18:01:45

    めちゃくちゃ下世話なんだけど、ゼイユが「アオイみたいな小さい子に興奮するとかアタシロリコン!?!? ウッソでしょ……!? でも今キスとかしたら言い逃れできないしぃ!」とか思いながら、アオイに手出せなくてもじもじしてるところをバリタチアオイさんが急襲して朝チュンして欲しいですね

  • 119二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 19:27:06

    >>118

    普段はメスガキみたいに挑発的なしぐさをするのにいざ事に及ぼうとすると及び腰になるゼイユちゃんは”アリ”

    生殺しにされつづけたアオイちゃんが攻めに転じてなんかこう、すごい事されちゃうんだ

    ムラムラしたのをネットで検索しまくって落ち着けてたアオイちゃんのすんごい性知識でめちゃくちゃにされちゃうんだ

    好きな子をいじめたい欲求の延長でアオイにえっちなことしたいと考えてたゼイユが初めて好きな子にいじめられたい欲求に目覚めるのもえっちすぎる

    一度アオイに攻められたら癖になっちゃってもう一度攻めてもらいたいからメスガキさんもびっくりな誘い受けムーブしまくっちゃうんだな


    姉ちゃんがそんな媚びた女の表情するところなんて見たくないよねスグリ君…

    まあ見てもらわないとこのスレの趣旨がちょっとね スグリ君の脳を破壊するのが目的なので見てもらう

    誘い受け挑発ムーブの余波で何故か姉ちゃんからのボディタッチが増えるんだな

    普通の仲良しな姉弟になれたはずなのに何も嬉しくないんだよね

    昔みたいに叩かれたり方怒られたりする方がマシだと思っちゃうんだ

  • 120二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 19:36:20

    >>119

    スグリ君、アオイとゼイユの仲が進展したことを察するだけで曇りはするだろうから……

    それはそれとして「これ以上は絶対に近付けない」ラインで目撃して曇ってもらいたいけど……

  • 121二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 21:21:08

    >>114

    の後本当に泊まっちゃってスグリの目が覚めたら一緒のベッドで三人で寝てる事に気づいて頭おかしくなって欲しい

    もちろん三人ともちゃんと服を着てるんだ

    ここがいかがわしい場所であることをうっすら気づいてほしい

    そういう知識があって「は?」ってなってるスグリ君も見たいどっちでもいいや

    二人が起きるまで呆然とするしかなくなってほしい

    叩き起こす為に二人に触ることすら出来ないでいてほしい


    次に起きたアオイがスグリの表情を見て(あ…ヤバい…!)って顔するんだ

    問い詰めたくても問い詰められねんだ

    「な、何もなかったよ!ほんと!ほんとに何もなかったよ!」

    本当に何もなかったよ

    その言葉は嘘じゃないんだ

    嘘であってほしかったね…あんなに嘘つかれたのが苦しかったのに今はアオイに嘘をついてほしいんだよね

    嘘でもいいから何かあってほしかった

    嘘でもいいから好きって言ってほしかった

    好きな気持ちは嘘なんかじゃなかったのに今は嘘に縋るしかないんだ


    だって自分のことが好きでもなくて興味もなくて男としても見てないってことだからね

  • 122二次元好きの匿名さん23/10/04(水) 21:47:13

    逆にゼイユが大人の余裕を見せつけて、こっそり手を繋ごうとするアオイの手をふいって避けたり、小指を絡ませてどきどきさせて浴衣姿の時に見とれなかったくせに、こういうのはドキドキするんだぁ?って囁いてアオイをどぎまぎさせるシチュはいいぞ。だけど人目の少ないところで並んで座ってると、不意にアオイの頭を抱き寄せるんだよね
    心臓が爆発しそうなくらいバクバク鳴ってるゼイユの胸に耳を当てて、本当はゼイユもどきどきしてることを知ったアオイは勇気を出してゼイユの膝の上に座って、顔真っ赤にしながらお互いずっと見つめ合っていちゃいちゃしちゃうんだよね
    それを物陰から見てるスグリ

  • 123二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 07:18:49

    スグリが「姉ちゃんは自分のこと理解してくれてる唯一の味方…」って思ってるように
    ゼイユも「スグのこと一番理解してあげられるのはあたしだけ…」って思っててほしい
    近すぎるからこそお互いの本音が見えないし近すぎるからこそ本音が言えなくなっててほしい
    ゼイユの方はその自覚が強いから本編でスグリより先に鬼さまに出会ってしまった=また私がスグリを傷つけてしまう!という感じで
    だから内緒にするしか無かったのかもしれない言葉に出せばスグリを傷つけてしまうから
    まあ言葉に出さなくてもスグリは傷ついたんですが
    姉と弟の距離が近すぎてお互いにちょっと自他境界が曖昧であってほしい
    自分の延長線上に姉/弟がいるから誰よりも理解している!という自負があってほしい
    所詮自分とは違う思考を持つ人間なんだけどね

    隠してきた本音を出し合ったら今までみたいななぁなぁで仲良しな姉弟という関係性が崩れてしまうんだ
    スグリは叩かれたり怒鳴られたり殴られたりするのが本当は嫌だった、なんてわかってたのにそうと言われてしまったらゼイユは自分がスグリの味方なんかじゃなかったって気付かされてしまう
    ゼイユは本当はスグリの気持ちも思考も全然理解できてなかった、なんてわかってたのにそうと言われたらスグリの唯一の味方だと思っていたものがなくなってしまう
    相互理解って本当に必要なんだろうか 
    人間関係の構築には表に出してはいけないものもあるんじゃなかろうか
    でも本音でぶつかりあって一度デカい喧嘩をしたほうが正常な関係に戻れるのかも知れない

    簡単に喧嘩して解決できないように初恋相手のアオイを挟んでおいたよ
    初恋相手の前ではかっこつけたくなるのは当然だからね…

  • 124二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 08:11:36

    お互いのこと味方だと思ってたのにいつの間にか敵になってるのが良い
    スグリの初恋相手を奪ってしまった事実にゼイユが気づいてしまったら何もかも終わり
    スグリとの姉弟関係も アオイとの恋愛関係も終わり
    またスグリを除け者にしちゃった事実にゼイユは耐えられないでいて欲しい

    オーガポンの時は「オーガポンの気持ちも考えなよ」って言えた
    でも「アオイの気持ちも考えて」とは口が裂けても言えない
    積極的にアオイの心を奪いに行ったのが紛れもなく自分自身だから
    自分がアオイにアプローチしなかったらもしかしたら、って考えちゃうんだ

    とゼイユが傷つくことがわかってしまうので自分の思いをゼイユに打ち明けられないスグリ君が1人で曇っている様が…興奮する

  • 125二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 14:14:48

    スグリ大勝利ルートへの分岐は意外とシンプルで
    看板巡りの最初からアオイと一緒に行動すればよかっただけ
    アオイを攻略するには特別なイベントを起こすよりも基礎的な好感度をコツコツと貯めてく方が効く

    でもそんなことができるスグリ君はスグリじゃないよスグリβだよ
    自分に自信がなくて後ろから着いてくことしかできないスグリ君だから曇るんだ
    そういうところが好きなのでもっと曇らせたいでもちょっと幸せになって欲しい気持ちは嘘じゃない

  • 126二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 15:40:29

    アオイとゼイユが仲良くなればなるほど、現在のスグリ君は自動的に曇っていくからお手軽に曇るよ!
    もっとアオゼイしよう!

  • 127二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 20:55:11

    >>114の続き

    「スグのこと好き?好きだからかっこつけたいの?」


    それはちょっとした嗜虐心。好きな子ほどいじめたい、私の歪な愛情。

    あるいはちょっとした後悔。感情を抑えられずに傷つけてしまった、私の歪な愛情。


    ――不思議と、嫉妬という感情はない。本当に不思議。

    アオイが他の友達と楽しそうに笑う姿はぶん殴りたいぐらい心がざわつくのに…

    アオイがスグリと笑い合う姿は想像しただけで心が穏やかになれる。

    ……きっと、そうしたかった自分の理想をアオイに重ねているのかも知れない。


    一瞬で感情が高ぶって、行き所のない感情が行動に変わってしまう愚かな私。

    喜びも悲しみも、怒りも苦しみも素直に素敵に表現できるあなた。

    だから好きだといってほしい。私が大好きなものを、あなたにも好きだと言ってほしい。

    そして教えてほしい。どうすればいいのか。どうすればよかったのか。

    どうすれば…素直になって、弟に謝れる私になれるのか。


    「…す、好きだけど…いい意味での普通の青春を感じさせてくれる友達としての好きというか…

     …っていうかゼイユちゃんもしかしてスグリ君のことそういう意味で好きなの?混ぜっこしたいの?そういうプレイがしたいの?そういうのばっかり見てるの?そういうのしてみたいの?いや好きな子の”好き”は大事にしたいけど流石にインモラルすぎないかな頑張って受け入れるけどやっぱりスグリ君連れてきたのそういうことなんだ別にいいけどうーんちょっとわたしのなかで審議中OKかダメかで今後の人生設計が変わる瀬戸際外交」


    混乱が最高潮に達してぷつんと糸が切れたように気絶するアオイ。


    ……どうしよう。背負う数が二人になっちゃった。

    早く休みたいからホテル行ってもいいよね?別に何もしないし。そういう好きじゃないし!?ありえないし!?何もしなけりゃいーんでしょ!?やってやらぁ!

  • 128二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 21:18:05

    ブルーベリー学園でスグリがバトルの特訓をしてると、ゼイユとアオイが手を繋ぎながらおいしい水買って和気藹々としていて、「自分はこんなに頑張ってるんだからサボってるアオイや姉ちゃんに負けるはずがない……!」って確信を深めたのに、本番になると容赦なくアオイがぶちのめしてきて「なんで……?」ってなるスグリ
    オーガポンも姉も強さも奪われて崩れ落ちて欲しい

  • 129二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 07:22:11

    本当はスグリ君の脳を粉微塵にしてスグリ君が暴走するメリバエンドSSを書きたかった

    でも出来なかった…!スグリ君が!!そんなことするわけないだろ!!!ってなっちゃった

    頭の中の負無オトナが「地雷 逆転で終わるやつ」ってずっと歌ってた


    でもやっぱりさ…見たかった

    本音を伝えて傷つけあって初めて相互理解ができてよかったね♡みんな死んでる…ってSSが書きたかった

    前提条件として明確な悪役を作らずにみんなを地獄に叩き落とす話が書きたかった!

    やっぱ無理だった…明確な悪役がいると書きやすい

    みんなちょっとずつ悪かったよねと悪を分配してもだめだった

    その程度の曇らせでスグリ君が大切なものを傷つけるはずがないんだ

    スグリ君の内向的な性格が外に向くビジョンが見えなかった


    ということでSS

    ゼイユとアオイの間にオーガポンを挟んだ先のエピローグ

    内向的な性格のままアオイを一番傷つけるにはどうすればいいのか、多分最適解なはず

    パンドラの箱幸せになってほしかった。

    他人の幸せを願うことは善いことだから。

    良い子でいたかったから、幸せになってほしいと願った。


    大好きな姉ちゃんが幸せならそれでいい。嘘だけど本当。

    大好きなアオイが幸せならそれでいい。本当だけど嘘。


    嘘つきは自分。嘘つきなのはおれ。嘘でもいい。嘘でも構わない。

    この嘘を突き通すことができれば、きっと俺はいい子で居られる。

    そうすればいつか、幸せな世界がまた訪れるんだ。


    「ぽに!」


    そんな儚い願いがあっさりと剥がされてしまう。むき出しの醜い本性が暴かれる。

    信じてきた鬼さまの声が、幸せな夢想を引き裂いていく。


    「わっオーガポン!?どうしたの?びっくりしたぁ」


    くっついていた二人が反発する磁石のように飛び退いて、耳まで真っ赤なアオイが鬼さまにかけよって腰をかがめて目線を合わせる。

    鬼さまは恥じらう少女のようにアオイに歩み寄って、さっきまで二人がそうしていたように。アオイにキスをした。


    「……へ?」

    「……あぁぁぁ!!!取られたあぁぁ!!あげたばっかりのあたしの初キスがオーガポンに奪われたあぁぁ!!!」

    「ぽにぃ~!」


    呆然とまぬけな顔をするアオイのすがた。

    堰を切ったように泣き叫ぶ姉のすがた。…
    telegra.ph
  • 130二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 16:43:30

    雑踏の中、不意に物陰へ隠れ誰にも見られていないと思いキスをしたゼイユとアオイ
    でもスグリ君だけはゼイユの家族だから、物陰から出てきたときの見たことないぐらい照れた顔で、全てを察してしまうんだよね

  • 131二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 20:59:10

    アオイになんでそんなに強いの?って聞くゼイユ
    「チャンピオンになるために頑張ったから」って答えるアオイ
    「なんでチャンピオンなんか目指したの?」
    「ネモと戦うためだけど…?」
    遺憾の意を表情で示しながらぷるぷる震えるゼイユ
    「だって、ネモがチャンピオンになって!って言ったから…」
    「なんでよ!?なんでそれだけの理由で頑張れるの!?で成し遂げられるの!?」
    「喜ぶかなぁって。実際喜んでくれたし、頑張るのは得意だし…」
    「あたしがブルーベリー学園のチャンピオンになったら喜んでよね!?絶対喜んで!」
    「え、別にいいよ。ゼイユちゃんにそういうのは求めてないかな」
    「喜びなさいよ!楽しみにしなさいよ!いつかぎゃふんと泣かせてやるんだからね!」

    誰かのためにチャンピオンになったアオイ
    アオイのためにチャンピオンになる誰か
    アオイがしてきた事が返ってくると考えるとエモい
    誰かに同じことをされた時アオイはどう感じるのかな
    楽しみだ…

  • 132二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 07:18:51

    スグリとアオイの心の奥底にしまい込んであるのは「幸せになりたい」っていう人間の普遍的な欲求
    アオイは誰かを救う内に見返りを求めてしまう自分が嫌いになる倫理的潔癖
    スグリは誰かに救いを求めるうちに誰かを傷つけたくなる加害恐怖
    箱の中の最後に残った希望が「幸せになりたい」だからお互いに箱を開け合えばわかりあえるかもしれない

    でも箱を開けちゃうと好きな所が本質じゃなくて仮面の部分だったと気付かされてしまう
    箱を開けたら好きじゃなくなっちゃうかもしれない
    理解し合うには傷つけ合うことを覚悟しないといけない

    二人に必要なのは傷を舐め合う恋人より心理カウンセラーかもしれないね
    自分より長く生きてきた大人に「そういうこともある」「それは違う」と優しく導かれることが必要

    ところでゼイユも内心では加害恐怖を抱えているので倫理的潔癖のアオイに対して
    「人間はみんな醜い!あたしも醜い!」と言えるのでうまくいくのだけど
    ゼイユがスグリを救うのはかなり難しそうな気がする
    ゼイユがスグリに「誰かを傷つけたくなるときはある」って言っても何様のつもりじゃいってなるからね
    傷つけてきたの姉ちゃんだよ!そうだよあたしだよ!ってなっちゃう
    「じゃああたしが今まで傷つけてきた分、これからあたしを傷つけてもいいから!」
    「やだよ、同じ穴の狢になりたくない」
    「なんですってー!?」
    って喧嘩することになる。普通に仲直りできそうだな? 𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚𝑬𝒏𝒅

  • 133二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 14:21:55

    ゼイユはアオイとスグリが仲良くしてると嬉しいからことある事に「アオイも来るから一緒に行くよ!」って有無を言わさず連れてくんだ
    親切心だとわかってるのに(見せつけてるんだ…)って邪推してしまうスグリ
    見たくないのにアオイの姿を目で追ってしまう
    そうしてアオイとゼイユが手を繋ぎあってるのを見てしまう
    傷つくことがわかっているのに目を逸らせない
    一種の精神的自傷に依存してしまう
    傷つけば傷つくほど好きな気持ちが本当になる気がしたんだ
    愛情は痛みと傷を伴うものだと誤った学習をしてしまい
    そうして自分の愛情表現も傷つける方向性になってしまうんだな

  • 134二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 22:30:08

    ゼイユとスグリの喧嘩は𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚𝑬𝒏𝒅に行きそうな気がする
    アオイとゼイユの喧嘩は𝑯𝒂𝒑𝒑𝒚𝑬𝒏𝒅どころかえっちなCGがついでに回収できそうな気がする
    でもアオイとスグリの喧嘩はなんかこう…大変なことになりそう
    「何が主人公みたいだぁ!?みんなして勝手にわたしをヒーロー扱いして!
     みんなが勝手にわたしに理想をもとめて!お行儀よく応えてあげたら友達になるって何!?
     何もしてあげなかったら友達じゃないってわけ!?スグリ君はわたしに何かしてほしいってこと!?
     じゃあ何かしてあげたらスグリ君はそれで満足できるの!?出来ないでしょ!?しょうがないじゃん鬼さまに会ったの不慮の事故なんだからわたしに何しろっていうの黙ってろって言われたら黙るしか無いでしょ時間巻き戻せって人間に時間操作求めないでよ不満があるなら鬼さまに言いなよ結局スグリ君もわたしに理想ばっかりおしつけるんだりんご飴も下心しかなかったんだ無償の愛なんてなかったんだ本当の普通の友達になれると思ってたのにみんなと同じで私が頑張らないと友達になりたくないんだそうなんだ本当最悪生まれてくるんじゃなかった幸せになりたかった普通の幸せで良かったもう疲れた幸せになりたい」
    「え、あ、お、落ち着いて…!」

    となるかその逆でスグリが爆発してアオイがなだめる感じの喧嘩未満の一方的な爆発になりそう

  • 135二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 09:10:50

    本編アオイちゃんがやらかした武勇伝を人づてに聞くたびに、「ヤバすぎでしょ」とか思って大爆笑してるゼイユちゃんは存在する
    そんでボタンの話聞いて一緒にキレてくれるし、ネモとバトルしたりマフィティフのことで泣いてくれる
    その度にアオイはゼイユが愛おしいって思うし、ネモとかもアオイ大好きなのでゼイユだけ構ってるのずるい!一緒にバトルしようよ!二時間ぐらい!とか言い出す。そんな楽しい日がやってくるのを待ってるよ
    スグリがその輪に入れるかは後編次第かな……

  • 136二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 10:23:28

    救いはないんですか!?という気持ちになってしまったのでちょっと救われるSSを書きました

    スグリが誰にも相談せずにいると初恋の自家中毒に陥るのでメンタルケアしてくれる外的要因を発生させて解決!


    この後は思いは伝えられるけどその思いが成就するとは限らない

    二人の関係性が戻るかどうかはわからない

    また別の関係性が構築されるかもしれない

    本音で喧嘩し合うことができるかもしれないし、できないかもしれない

    そんな感じのSSです

    知らぬ神より馴染みの鬼※だいぶ趣味が爆発してます

    神さまは居ない、と誰かが言った。

    悪い鬼が居ればよかった、と貴方が言った。

    ならば私が悪い鬼となりましょう。


    「やりなおしたい」


    その言葉を待っていた。

    私は貴方を救うためにいたのです。

    どう救えば良いのか、自分にはわかりませんでした。

    だから、やりなおしましょう。

    かつて神がそのようにして、私を救おうとしたように。

    かつて神が失敗したやり方で、次は貴方を救うために。



    暗闇の中から手を伸ばし、その世界から一つの魂を連れ去る。

    壊さないように。壊れないように。

    私が干渉することで壊れないように見守っていた世界に見切りをつける。

    貴方を救わない世界がどうなろうと知るものか。

    貴方が跡形もなく消えた世界がどうなろうと、興味は湧かない。



    ――旅は道連れ、とも言いますし。このまま連れ去ればきっと退屈しませんが、友達ではない貴方を連れ添うつもりはないのです。

    私の友達だった貴方はもうどこにも居ませんから。

    私の人生はいつもそう。私の心を救った彼女も、もうどこにも居ないのです。

    失礼、この話は聞かなかったことに。

    貴方には関係のない、すでに終わった物語です。


    『…やりなおしても、どうせ無理だよ』…
    telegra.ph

    LAのころから温めてた自分好みの妄想もついでに吐き出し

    初恋に救われた命だからこそ、初恋ではない貴方を救うために使うと決めた

    二回目も初恋と同じように助けてくれるのだと無邪気に信じていたけれど、来なかった

    また彼を救うことは出来なかったのだと、歪な空に絶望したというだけのお話

    主人公の気持ちって基本的に描写されないけど、描写されてないだけで愛蔵渦巻くクソデカ感情があったら面白いなっていう性癖

    スグアオ好きな人はこのCPも好きでしょってあにまんの書き込み見たから書いてしまった

  • 137二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 20:21:16

    ゼイユでブラの外し方を知るアオイvs「やっぱ大人のブラって外しにくいんだねえ」とかいう何気ない日常会話で全てを察して脳破壊されるスグリ

  • 138二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 21:10:35

    >>136

    救われる結末を先に書いておくことで

    じゃあその過程でいくらでも曇らせていいってことだよな?って気づいちゃった

    なので曇らせパートです。後編だけど前編というか前日譚的な?

    外的要因があればスグリβが誕生するのでこうしてスグアオルートが書けるぜやったね

    光を求めて※スグアオです。なんか余計なのもついてきたけどスグアオです。

    「わやじゃー!!!」


    絹を裂くような悲鳴。何年ぶりの光の世界。

    突如空から降ってきた異人に驚く小さな少年。


    長く暗闇の世界に居たためだろうか。血の巡る手のひらを見るだけで感慨深い。

    昔と変わらない己の姿に、今は安堵を覚える。

    墜落した身体の痛みでうまく立てないが、歩き疲れた足にうまく力は入らないけれど。

    手のひらを太陽にかざすだけで、自分がまだ生きていることを実感する。


    「…だ、大丈夫…?」


    その様子を見て、先程まで怯えていたはずの少年が不安そうに話しかけてきた。

    はたから見れば助けを求めて手を伸ばす無様な人間に見えたのだろう。

    小さな手が差し出される。

    掴んでよいものなのだろうか?

    掴めば壊してしまいそうな小さな手を掴んでもよいのだろうか?

    悩んで、少年の顔を見た。

    不器用な笑顔が眩しかった。


    怖くないはずがない。こんな時代遅れの服を着た大男が怖くないはずがない。


    それでも笑顔だった。


    差し伸べられた手をそっと掴む。

    立ち上がるには、その力はあまりにも弱々しい。

    このままでは支えきれずに倒れてしまうというのに。

    それでも、精一杯の笑顔だった。…
    telegra.ph
  • 139二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 06:53:39

    数日間の失踪から突然帰ってきたスグリの話

    大人たちには何故か怒られずみんなして泣きながら抱きしめてきたりして
    ねえちゃんは怒るどころが鼻水どばどば涙どしゃどしゃの顔で頭をがしゃがしゃしてきて
    アオイは公民館の窓から自分を見つけるとあの時みたいに息を切らして走って駆け寄ってきた

    そう、告白するなら今。今を逃したら多分一生後悔する。

    「おれ、アオイのこと好き。だからアオイと並び立てるようにチャンピオンになって帰ってくるから。またね」
    「帰ってきて最初に言うことがそれ!?まずは心配させてごめんとか居なくなってごめんとかじゃ無いかな!?」
    「う“わーーーーん!!!!スグさがえっでぎだぁ!もうどこにも行っちゃだめぇええ゛゛゛゛!」
    「ねえちゃんうるさいうっとおし鼻水汚い」
    「ゼイユちゃんめちゃくちゃ心配してたのにちょっとスグリ君ひどいんじゃないかな!?
     あと告白はひとまず返答保留でも良いかな!?今それどころじゃないから!告白ってのはもっとムードを大事にしてくれないとこんな情報の洪水を一度にワッと浴びせるのは本当に困るから」
    「チャンピオンになったら告白するからその時までに返答考えといて」
    「今それどころじゃないって言ってるでしょ!ちょっとそこに正座して頭下げてゼイユちゃんに謝んなさい!」
    「え、やだ。謝らない」
    「あだしが謝るから!!!いままで酷いことばっかりしたお姉ちゃんでごめんね゛ぇ゛!!!」
    「別に気にしてないというのは嘘だけどいいよ」
    「やっぱりあたしのせいだぁ!!!!」
    「あやまれーーー!!ゼイユちゃんにあやまれーーー!!」
    「そうだオーガポン賭けて勝負しよ、勝ったら付き合ってね」
    「するかバカーー!!!ゼイユちゃんの気持ちも考えろばかーーー!!でも気持ちは受け取っとくからーー!!」

    ちょっと前向きになったらこういう爽やかな青春のいちページとなるのかもね
    甘酸っぱい青春という宝物になるのかもしれない
    初恋は叶うかもしれないし、叶わないかもしれないけど幸せはそこにある
    良かったね!

    よし、救いのある結末を先に書いたからあとはいくらでも曇らせていいな

  • 140二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 08:18:41

    帰ってきたスグリにゲロ甘くベタベタくっつくゼイユを見て
    (あれ…告白してちゅーしたのにおかしいな、ゼイユちゃんと付き合えてなくない?これ寝取られじゃない!?寝てないけど!)
    とちょっぴりジェラシー湧いちゃうアオイ
    (でもスグリ君はわたしのことが好きってことはこれどういうこと?なんかいつの間にか恋の三角関係になってない!?うわ、青春って感じ…!)
    てな感じでちょっと楽しくなってきたアオイ

    アオイもスグリも大事にする気満々のゼイユ

    「ねえちゃん邪魔!」とは言うけど満更でもないスグリ

  • 141二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 11:44:58

    逆にゼイユがアカデミーに交換留学生としてやってきたので、アオイが色んな場所を案内しながらイチャイチャしてる画像を後で見せられるスグリ

  • 142二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 22:06:24

    良い概念

  • 143二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 07:36:20

    書きたいものを大体書いちゃったからかなりネタ切れだけどもっと曇らせSSを書きたい

    スグリ君をもっと曇らせたい…
    アオイとゼイユを曇らせたら連動してスグリ君も曇るはずなんだ
    もっと曇らせの高みを目指したい
    あんなに守りたかった幸せを自分の手で壊してしまうような最高の曇らせを書きたい

    書き終わる前にスレが終わりそうになってきた

  • 144二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 19:29:04

    アオイに嫉妬される世界線だとゼイユとただ仲良くしてるだけでアオイに想ってもらえるので約得すぎる
    初恋の人の記憶をたとえ憎しみだとしても埋め尽くせるならそれは幸せと言っても過言ではない

    ゼイユと仲良くしても嫉妬されない世界の悲惨さが際立つね
    好きの反対は無関心とはよく言うけれど(正確にはアオイにとって無関心ではないけれど)
    恋愛の土俵にすら立ててない、眼中にない、論外ってことだからね…
    しゃーないじゃん告白もしてなければそんなに交流もしてないんだから友達枠にカウントされてることが奇跡だよ

    本編通りの行動だと恋愛バトルじゃ勝てないから勝つには本編の行動を変えるしかない
    でも本編の行動を変えたらそれはスグリでは以下略
    だから本編の行動を変えるためには外部からの要因がないとダメだけどそんな都合のいい展開なんて起こらなかった世界も書きたい

  • 145二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:09:20

    天才が多い!

  • 146二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 07:35:27

    救えなかった世界の話

    物理的な肉体損傷の描写とかがあります

    バッドエンドだけど終わりがないのでバッドエンドと呼んでいいかわからないぞ

    無間「やりなおしたい」

    小さな願いが生まれて消えた。

    肉体が切り裂かれる痛みで真っ黒に塗りつぶされて消えた。

    ちぎれた下半身が視界に映ってもまだ生きていた。


    「――――」


    死なせてほしい。痛いのに意識が無くならない。痛みから逃れたいのに足がない。

    もう生きていたくなのに意識がますます鮮明になっていく。

    痛みで終わろうとしている命があることが、終わらない痛みで理解させられる。

    死ぬ前には頭から快楽物質が出るとか言ってたやつらは嘘つきだ。

    早く殺してほしい。

    懇願するようにそれを見上げても、それは目障りだから攻撃しただけで自分が虫の息だと悟ると興味を失ったように立ち去っていく行かないで終わらせて殺してお願い助けて生きていたくない死にたくない!

    こんな終わり方嫌だ、何もかも痛みに塗りつぶされて終わるなんて嫌だ!こんな痛みに耐えられるわけがない、こんな痛みに比べたら幸せだったあの頃に戻りたい!お願い、もう逃げない、逃げないからこの痛みから逃げさせて、助けてだれか、助けて、だれか救い出して!この痛みから救い出して!どうして助けてくれないの!誰か助けてくれるひとは居ないの!?神さまが見てるなら助けてよ、おにさまたすけ…
    telegra.ph
  • 147二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 19:20:08

    初恋は絶対に慣れることのない虫歯の痛みであってほしい
    自分の使命を投げ出してしまうような初恋に落ちた結果死ぬよりも苦しい目に合ってしまうのが好き
    なのでスグ→アオの片思いが性癖オブ性癖 
    好きにならない方が幸せだったと思えるぐらいの地獄を味わってもらいたい
    不幸になって欲しいからスグアオが好き

    その手段としてゼイアオが一番曇らせられると思ったのでスレを建てた
    ハルゼイも考えたんだけど姉に取られる理不尽さの度合いがハルトとアオイじゃ違う
    まあこの世界線だと相手がハルトでも好きになってたと思うけど…いやこれ以上はやめとこう
    だからゼイアオ書くの上手くなくてごめん 
    書きたい所も書ききっちゃったからあんまりSSとして書けるネタが思いつかない
    順当に付き合って順当に幸せになるから書き方がわからない…
    価値観の相違をすり合わせて一緒に歩いていける光のCPだからあんまり山場がないというか

    失踪ルートBADの不幸なアオゼイなら書けるかもしれない
    ゼイユの今までの明るさは無くなってアオイが好きだったゼイユちゃんは居なくなっちゃう
    アオイはゼイユを励ますことが自分の役割なんだ!って思おうとして頻繁に顔を見せるんだけど
    でもゼイユはアオイを見たら過去の自分の行いを思い出しちゃう
    「私の目の前に二度と現れないで」
    って言われちゃうんだ 初恋の人に
    わかってたのにね、自分のせいで初恋の人を傷つけたんだからいつかそう言われるってわかってたのにね
    わかってたから距離をおいたほうが初恋の楽しい思い出は守れたのにね…みたいなアオゼイは書けます

  • 148二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 19:31:47

    後編でスグリが悪堕ち、しかる後に改心したとて結局ゼイユとアオイがくっつくのだろうなって
    どこまでも焦がれた存在の「特別」になれない。しかし自らの暴力性に身をゆだねることも、自らの理性が咎めてしまう
    何一つ思い通りにならなくても、納得だけが先に立つ。何故なら心の中では、アオイやゼイユが幸せそうに微笑む姿こそが理想だと願っているから
    二人とも自分に優しくて、悪いことをしたら叱ってくれて、誰よりも優しいからこそその「特別」になれない苦しみだけは心のどこかを霜のように冷えさせる

    アオイは優しいから、いずれ義弟となるスグリに対して向き合うことを辞めない。スグリは強さを求めたから、真摯にポケモンバトルで向き合い続けるだろう
    誰よりも真っすぐに、誰よりも優しく。そうすればそうするほど、スグリが己の中にある浅ましさと、憧れと、喜びに満ちてしまうのに。誰よりも優しくて寄り添ってくれるからこそ、それでも「特別」にはしてくれない、間違った関係になってくれないことで苦しみ続けるし、そのようにあり続けるアオイをこそ愛しているからスグリはそれ以上近付くことが出来ない

    ゼイユは苛烈で素直で、それでいて誰かの心に寄り添うことが出来るから、スグリのメンタルにどこか陰が落ちていることに気付いているけど、それを慰めることは間違っていると知っているので、そんなことは絶対にしない
    いつものように怒ったように大きな声で、スグリよりも一歩先にいる。一歩近く、アオイのそばにいる。その一歩の差を理解しているし、スグリがそれを押しのけることは「アオイの気持ちを考えたら」出来ない。自分の中の善性がそのひねくれた精神を押しとどめる
    正しくなれたからこそ、改めることが出来たからこそ、スグリは茹るような自分の善性で自らを焼き焦がす

    そんなうつくしい三角形が見たいです……
    「欲望に身を任せることも悪意で動くことも出来ない」からこそ、搾り取れる栄養素があるんです

  • 149二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 23:46:09

    良い三角形ですね

  • 150二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 08:51:36

    ドロドロな三角形好きですね

  • 151二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 11:20:01

    >>139

    の続き

    アオイ視点でパルデアデートの初日

    アオイは自分だけの特別な宝物を手に入れられないけれど、まあ三人ともほどほどに幸せになるよ

    そういう三人がわちゃわちゃしてるハッピーエンドが見たい人向け

    Whatcha Whatcha Doinここはテーブルシティのファミリーレストラン。

    大好きな人と今度はパルデアを巡るんだ。

    一世一代の初めてのデート!

    の、はずだったんだけど…


    「ねえ、スグリ君はわたしのことが好きなんだよね?」

    「好きだけど?」


    曇のない朗らかな笑顔で答える男の子。うーんいい笑顔だ!じゃないんだよ馬鹿。なんで来ちゃったんだよばか!

    いや来ても良いって言ったけど社交辞令だってわからないかな普通!?

    でも社交辞令といいつつ二人分の航空券贈ったのは紛れもない大馬鹿野郎はわたし!

    …とかいいつつ、久々に会えて嬉しいのは本当。

    今も元気してるってのがわかって安心したのも本当。

    あの日から変わらない笑顔がまた見られるってだけで、幸せなんだよ。

    …その時に告白してくれて嬉しかったのも本当だから余計に複雑!


    「ゼイユちゃんはわたしのこと好きなんだよね?」

    「好きよ?だーいすき!嫌いだったらここまで来ないって」


    スグリ君の隣で恋人みたいにべーったりくっついてるのは私が告白してちゅーまでしたはずの初恋の女の子。

    うーん久々の蠱惑的な笑顔…じゃなくって!!!

    あの日告白してその後色々ごたごたしたからいまいちお付き合い出来てないからさ、

    だか…
    telegra.ph
  • 152二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 21:18:07

    幸せな世界のお口直しに不幸な世界をお届け


    >>129のBADな続き

    スグリが失踪してから誰かに救われることもなくそのまま……な世界

    ゼイユとアオイを同時に最大効率で曇らせられる最適解は伊達じゃない

    初恋が虫歯の痛みになる…性癖です

    崩落「お姉ちゃんなんだからしっかりしなさい」

    最初はそのとおりだ、と思ってた。

    あたしはお姉ちゃんなんだから、がんばらないと!


    「あんたはお姉ちゃんなんだからしっかりしなさい!」


    でもね?何度も何度も言われるうちに反発心が芽生えてしまった。

    だって、頑張ったんだよ?頑張ったのに、もっと頑張れって言われる。

    頑張っても褒めてくれないのに、ちょっとミスをしたら怒られる。

    その日はどうして怒られたんだっけ?

    思い出せないぐらい些細なことで怒られてさ。


    「なりたくておねえちゃんになったわけじゃない!」


    考えるよりも先に言葉が出た。次の瞬間親に張り倒された。

    腫れ上がる頬の痛みに耐えられなかった。納得ができなかった。

    泣いても誰も慰めてくれない。

    お姉ちゃんなんだからしっかりしろってみんなが言う。


    なにそれ?


    お姉ちゃんになったら何もかも我慢しなくちゃいけないの?

    お姉ちゃんになったら何もかも…弟のために我慢しないといけないの?


    みんなが小さな弟ばかりを持て囃してた。

    幸せの輪の中心で弟は何も知らないで笑ってた。

    こんなに我慢してるのに弟はいつも笑ってて、私にも笑顔を向けてくれた。


    ムカついたから叩いた。…
    telegra.ph
  • 153二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 06:12:39

    せつねぇ!!
    3人とも幸せになってくれ!

  • 154二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 07:17:38

    「寝取られって言葉どこで覚えたの?別に他意はないけど」
    「え…好きな子を別の人に奪われることを寝取られって言うんじゃないの?
    ボタンがよく『うちのぶいぶいが!また校長に寝取られた!』って嘆いてたよ」
    「ボタンって子がヤバいのか校長がヤバいのかどっちかしら」
    「両方ヤバい…オレンジアカデミー教育に悪すぎ…」

    という寝取られという言葉は知ってるけど本当の意味はわかってないアオイちゃん
    この会話の後「そんなにおかしい言葉遣いなのかな…?」とスマホで意味を調べて顔が真っ赤になったアオイちゃん

  • 155二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 18:02:12

    切ないスレだ

  • 156二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 04:00:47

    保守

  • 157二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 14:30:46

    こういう三角関係好きだ

  • 158二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 19:12:06

    ほしゅ

  • 159二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 19:43:00

    タイトルのとおりです

    スグアオです

    おしまい

    ここだけアオイの初恋相手がスグリだったけど「ごめん、アオイの気持ちには応えられない」

    一世一代の告白だった。

    大好きなお母さんのサンドイッチよりも多分上手く作れた。

    美味しそうに食べてくれたのに、わたしはスグリ君のことが好きだよって、

    言葉でもちゃんと伝えたのに…どうして?


    「…どうして?だって、あんなに優しくしてくれたのに…

     看板の場所も教えてくれて、前を歩いて導いてくれて、

     雨が振りそうな時は一緒の傘で歩いて……りんご飴まで、くれたのに?

     スグリ君はわたしのこと、好きじゃないの?」


    嬉しかった。嬉しかったの。とっても嬉しかったの。

    仲良しな二人を見ていて本当に羨ましかった。

    仲良し姉弟っていいなって。ただそこにいるだけで、どんな悪いことしても相手を想ってくれるなんて羨ましいって。

    だから欲しかった。

    心優しくて素敵な貴方が欲しくなった!

    ペアになれた時、独り占めできる…って嬉しくなった。

    ずっとわたしにだけ優しくしてくれて心が満たされた。

    お姉さんの前では自信がないように振る舞っていたけど、嘘。

    本当はちゃんと自分の意見を持ってて、一人で歩くことが出来るかっこいい男の子。

    ポケモン勝負もわたしなんかより本当はずっと強いのに、お姉さん…
    telegra.ph
  • 160二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:46:11

    >>159

    SSありがとう!!

  • 161二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 07:31:19

    本当に書きたいことは書ききったのでSSはおしまいです
    ここまで長々とスレ主趣味にお付き合いいただきありがとうございました

  • 162二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 14:22:53

    >>161

    こちらこそありがとう

  • 163二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 15:06:19

    >>161

    ありがとうございました

    素敵なSSでした!

  • 164二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 01:45:08

    保守

  • 165二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:34:07

    >>159

    とても良い小説で何度も読ませてもらってます

    ありがとうございます

  • 166二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 16:21:23

    こういう三角関係は最終的に仲良くなる方が美味しいのか気まずいまま終わる方が美味しいのか悩むな

  • 167二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 16:53:07

    本当はSSで語り切るべきでこうして脳内設定を羅列して吐き出すのは良くないことなんだけど

    スレが終わったら多分どこにも出せなくなるので後悔しないうちに蛇足を置いておく

    読後感を損なうので読まないほうが良いかも。おしまいの続きなんて人それぞれであるべきだし…

    蛇足※設定とかその設定を作った経緯とかのメモ書き

     読後感を損なう恐れがあるのであんまり読まなくて良い

     スレが終わったら吐き出す場所が無くなるので後悔のないように捨てておく




    ◯アオイ

    基本的にスグリを恋愛的に好きになることはない。

    一方的なスグ→アオの世界にするためにスグリとくっつきにくい設定を逆算。

    スグリと根っこが同じで救いが必要な幼い子供。

    楽園防衛プログラム戦が心の傷。

    しんどかったから「強くてかっこいいアオイ」でいるのは正直嫌。

    本編でスグリの地雷を踏みまくったのだから、スグリもアオイの地雷を踏まないとフェアじゃないよね?

    特別なポケモンを連れていることもポケモン勝負が強いことも主人公みたいって言われることも地雷。

    この地雷を設置しておくことで本編が正常に進行するだけで自動的に好感度が下がりアオスグルートに分岐しなくなるぞ。


    ホームウェイ組が嫌いなわけではない。

    大好きだからみんなのまえではかっこつけたい。

    一番嫌いなのは感情を制御できない弱い自分自身。


    以下詳細な関係値


    ・アオイ→ゼイユ

     最初はちょっぴり嫌い。仮面を探してくれた時から反転して好き。

     自分よりも心優しくて素敵なお姉さんだから初恋。…
    telegra.ph

    もちろん勝手に続きを書いてもいいよ

    好きな世界、好きな設定、好きなシチュエーションを好きなだけ書いていいよ

    読んだ人の数だけ世界があります

    みんなもSSを書きましょう スレ主はSS書くの初めてだったよ怖くないよ楽しいよ

  • 168二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 17:13:54

    やっぱ俺、スグリがどれだけアオイと同じような特別さや、強さを望んでもアオイに手が届かなくて、強さじゃなくて一緒に笑い合えるありきたりな未来を望んだゼイユがアオイと並んでいる姿を見て闇落ちする姿が見てえよ……
    そしてその闇落ちパワーでもアオイに届かないスグリが見てえんだ……

  • 169二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 18:01:04

    最後にイメソン貼っておきます今度こそ最後 貼るか悩んでたもう一つの候補と悩んだけどやっぱりこっちで

    【official】星屑ユートピア/otetsu feat.巡音ルカ

    自分の汚ぇ妄想を吐き出しておしまいにしようと思ってたら>>53さんからあまりにも美しい答えを提示されてしまった

    普通のやり方じゃ超えられないと思ってしまった

    だからあの手この手の変化球を試してみたけど…やっぱ星の輝きには届かなかった

    でも悔いはないです 本当にありがとうございました

  • 170二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:58:31

    >>169

    イメソン似合ってるな、好きです

  • 171二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 13:53:50

    ポケモン勝負強くなってはじめてアオイに一度だけ勝てた時に嬉しさよりも「どうせ手加減してたんだろ…」って思ってしまう自己肯定力がついてこなかったスグリ君
    実力拮抗してるので負けたり勝ったりするのを繰り返して「ほらやっぱ手加減してた…また手加減された…やっぱりまた手加減してた!」ってモヤモヤをつのらせてほしい
    その頃にはアオイの好感度が別ベクトルで上がってるんだけどそういうところには気づかないでほしい
    アオイは「スグリ君と勝負するのすっごく楽しい!ネモの気持ち良くわかる!」って本心から言うんだけど信じられないよね
    だって勝ったり負けたりしてるのに楽しいわけ無いじゃんって
    どんどんアオイが精神的に成長して追いつけなくなっててほしいけどスグリ君もちょっとだけ成長してほしい
    アオイの特別な宝物になってることに気づかないまま感情をこじらせてもらう

  • 172二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 18:26:35

    強さが実り名実ともにアオイの一番のライバルになれたけど(なりたかったのはそういうのじゃ…)となるスグリ
    しかしアオイの中のネモい成分も実ってしまったのが運の尽き
    会う度に「勝負する?バトルにする?それとも1box全部対決するまで帰れま10?」と迫られてしまう
    一度OKしたらへろへろのバテバテになっても解放してくれない…もう立てない…
    「毎日ポケモン勝負するために卒業したら三人で一緒に住もうね!」
    って10時間連続で勝負した後に爽やかな笑顔でアオイに言われて
    首を横に振る元気もなくなってがっくり項垂れたのを承諾だと捉えられてそのまま…追加で2時間勝負して流石にゼイユが止めに入って解放されるんだ
    一人でお風呂に入ってたら冷静になってきて「卒業したら骨の髄まで搾り取られる…!」と恐怖が先立つんだよね

    次の日ゼイユとアオイ二人を相手にダブルバトルする羽目になるんだ
    ねえちゃんが今日は止めてくれなくてむしろ率先して攻めてくる
    「あたしは普通だったのに二人のせいで…うずうずが止まらないんだけど!?」
    言うほど普通か?とは思ったけど口に出さないスグリ
    この日は14時間ぶっ通しでポケモン勝負して漸く解放されるんだ
    流石に満足しただろ!?って安心して布団の中でオオタチ吸いながら眠るんだけど眠る直前で昨日のアオイの言葉を思い出しちゃう
    「卒業したら今日が永遠に続くってこと…?」

    更に次の日は熱烈な勝負をこっそり見てたネモとアオイのペア相手にゼイユと組んでマルチバトルする羽目に!
    いろんな組み合わせで戦わされるけどアオイとペアになることは出来ない
    アオイはスグリと戦いたいからペア組んだら戦えないしね
    藤井聡太は藤井聡太と戦わなくていいからズルいっていうのを見たけど藤井聡太が一番藤井聡太と戦いたいんじゃないかな
    スグリ視点だと藤井聡太三人に囲まれる地獄だね
    この日はネモが潰れて早めに終わった後はペパーが作ってくれた美味しいサンドイッチをみんなで食べるんだ
    脳破壊と疲労でぐちゃぐちゃランナーズハイ状態のスグリが「おれは今…とっても幸せです…!」ってハイライトのない目から涙を流すんだ…
    「そんなに泣くほど美味しかったのか?」
    「いや…よくがんばった、マジよく頑張った…」
    って実は三日間ずっと影から眺めてたボタンがスグリの背中をぽんぽん叩くのね
    強さを諦めなかったらこういう未来もあるのかも

  • 173二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 18:30:15

    ここのスレの文豪作品が読み応えありすぎる

  • 174二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 23:59:22

    文豪多くて助かる

  • 175二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 06:44:04

    女の子の成長期って男の子より早いじゃん
    でもスグリはアオイよりちょっと年上じゃん
    タッチの差でアオイが先に身長伸び始めてスグリの身長追い越しちゃって
    小さくてかっこいい憧れの初恋の女の子に身長をちょっと抜かされた上に好きだった初恋の女の子が居なくなっちゃうような感情などでごちゃごちゃになってほしい
    そのあとスグリにも成長期が来て身長追い抜かしたらそれはそれでキレそうになってほしい
    ずっと見上げ続けるのも悪くないな…って思ってたところで身長追い抜いて😡💢💢💢ってなってほしい
    伸び始めたらすくすく育つんだけどゼイユを追い越す寸前のところで成長が止まって🤬💢💢💢💢ってなってほしい
    身長が似た感じになったせいでアオイにゼイユと間違われる回数が増えて🤯してほしい
    でも間違えるのは意図的なからかい 
    アオイが間違えるわけ無いんだけどゼイユが本当に二人になったみたいで嬉しいからじゃれついてるだけなんだ
    とは知らず心が追いつかないまま身体だけ成長してお兄さんになってしまったスグリ 

  • 176二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 08:06:04

    スグリ君には狭い世界に囚われず冒険して世界を広げて欲しい…
    だけど心の中のエレンが初恋は一生引き摺って欲しいと叫んでいる
    世界を広げて大人になった時にあの頃は幼かったなあとしみじみしつつ
    世界のどこを探してもアオイより素敵な人はいなかったよって思えた時に独りよがりの恋が終わって好きな人の幸福を願う愛に変わるんだ
    そういう初恋の終わり方もあるかもしれない

  • 177二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 08:40:32

    叶わないことを飲み込むことで得られる感情もあるからね
    アオイとゼイユが手を取りあう未来を望み、祝福できるようになってからがスグリ君の本番なのかも

  • 178二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 19:27:49

    アオイの初恋世界線だと迫ってくるアオイちゃんをはいはいって感じで軽くあしらってるといいな
    心だけ成長しすぎたら初恋は終わって憧れの女の子だったアオイちゃんは子供らしい普通の女の子にしか見えなくなっちゃうんだ
    保育園児の「せんせいとけっこんする!」をまともにうけとる先生は居ない感じのそういうアレ
    どんな熱烈なアプローチも物ともしないからそのうちアオイちゃんがギャン泣きするんだ
    「すきっって!!!言ってよぉ!!!」
    「はいはい、すきだよー」
    「心がこもっでな゛い゛ぃ!!!うわああああん!!!!」
    今まで欲しい物は頑張ればなんでも手に入ってきたのに
    始めて手に入らないものができちゃうんだな…
    子供だからこそ初恋が叶わないことが信じられないし耐えられないんだよね
    でも大人になってしまったスグリには好きだからくっつかないという選択を選び続けてほしい

    軽くあしらい続けたまま林間学校も終わって実力を隠して平穏な学園生活を楽しんでいたらある日交換留学でアオイちゃんがやってきて
    「ずっと会いたかった!わたしが勝負して勝ったら結婚するって約束忘れてないよね?ね?」
    ってみんなの前で堂々と告白されて一瞬で外堀を埋められちゃうんだな…
    ねえちゃんに助けを求めようと視線を送ったらゼイユがニコニコ顔で林間学校の時の二人の様子をみんなに話しまくって噂に尾ひれがつきまくって大変なことになるんだ
    我が弟に春が来てウッキウキのゼイユに
    「いやアオイの運命の相手はねえちゃんで二人は結ばれる運命だったんだよ…」
    とか言えるわけがないけど後で二人きりのときについうっかり言っちゃってもさ
    「何寝ぼけて女同士とか気持ち悪いこと言ってんのよ!?そういう趣味あったの!?」
    って言われるんだ
    無いよ…無かったよ…無かったから傷ついたんだよ昔の話だけど…って感じでもにょもにょしてほしい

    恋心を燃料に尋常ならざる頑張りを重ねたアオイVS絶対に負けられないスグリの勝負の行方は神のみぞ知る
    そんなかんじの最後の世界のありえるかもしれないIFの話

  • 179二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 20:29:09

    ぶっちゃけこのスレ見てからずっとこれが頭から離れない

  • 180二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 01:52:21

    何でスグリはBSSが似合うんだ
    幸せになって欲しいけどこの世界だと難しいんだろうか

  • 181二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 07:15:22

    DLC前編の内容では特に世界の全てが揺るがされるような異変が起きているわけではないけれど
    スグリ視点では世界の全てに裏切られるぐらいの大変なことが発生してるんだよね
    何故そうなるかというとスグリの世界観がすごく狭いから
    他者視点からすれば姉ちゃんにハブられてオーガポンを主人公に取られただけじゃん?って見えるからショボく思えるけれど
    スグリ視点だと
    ・余所からやってきたぽっと出の主人公に世界で一番強くて怖い姉が負かされた
    ・今までなんだかんだ自分の味方のはずだった姉に裏切られた
    ・世界で一番大好きだった鬼さまを他人に取られた
    ぐらいの信じてきた世界を全部壊されるぐらいの衝撃なんだ 
    信じてきた宗教が全否定されるぐらいの衝撃なんだと思う
    世界が壊れるような理不尽な目に遭う原因を求めたら自分の弱さにしか思い当たれないから自分を責める
    信じてきたものが全破壊される中で主人公の絶対的な強さだけは不変だったから主人公と強さに固執するようになる
    本人にとっては至ってロジカルな思考展開 幼く単純だけど純真でそういうところがスグリの味

    スグリのBSSは小さい出来事のよう見えても本人にとって一つ一つが一撃必殺ぐらいのダメージ出る
    ダメージ効率が非常に良くコスパが最高だからスグリのBSSは美味しいんだと思います 個人の感想です

    なぜスグリの世界が狭いのかは姉の庇護下に居れば安全でその外に出る必要がなかったからで
    物語の主人公みたいな歴代主人公達との一番の違いはそこだと思う
    親の庇護下から飛び出して冒険をして世界を広げることができなかったから成長できなかった
    でもDLC前編の出来事のお陰でようやく自立できそうな気がする そういうわけでスグリの成長に期待している
    苦しみながら前を向いて成長して大人になってほしいんだ
    まだ子供なのに人生に絶望するのは早すぎるからきっと立ち直れると信じてる

  • 182二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 14:59:27

    あーもう3人で仲良くして欲しい‥‥

  • 183二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 18:57:56

    決戦前夜に堂々とスグリの部屋を一人で訪ねてきて(もちろん目撃者多数)夜這いをかけにくるアオイちゃん…
    完璧に外堀を埋められており確実に詰んでいるけれど好きだからくっつかないを貫き通す心は大人なスグリ…

    「明日わたしに勝ったらみんなにスグリ君の強さがバレちゃうね…?」
    「勝っても負けても取り返しがつかない程の噂になってるからその脅しは通用しない」
    「じゃあ噂話を本当の話にしちゃったほうがお得だよね!」
    っていそいそと服を脱ぎ始めるアオイちゃんに目もくれず普通に就寝するスグリ…

    「寝るなーーー!!女の子が服を脱いでるんだからみーーてーー!!」
    「婚前の女性に手を出せるのは悪い大人か子供だけだよ…」
    「ちょっと年上ってだけで大人ぶるんじゃねー!明日婚約するんだから今日でも誤差みたいなものでしょ!?」
    「最初に言っておくけれど負けるつもりない。おやすみ」
    「勝ちますかーらー!ほら!年下の女の子が勇気振り絞ってあられもない下着姿になってるよ!見ろ!」
    「意気地なし」
    「…やっぱり見たい?…そうなんだ…見せてあげても…スグリ君ならいいよ…ってうわ本当に寝てる嘘でしょ!?
     どんだけ告白を不意にすれば気が済むの!?絶対絶対わたしのものにしてやるんだから覚悟しててよおやすみ!」

    そしてちょっと乱れた服装でアオイちゃんが部屋から出てくる姿を目撃した生徒も多数居るんですよね
    もう終わりだ…おしまいだぁ…

    次の朝めっちゃニヤニヤしたゼイユが起こしに来て
    「昨日はお楽しみだったそうじゃない…?あんたも大人になったね~」
    って背中バシバシ叩いてくるんだな
    「でも色恋に目が眩んで勝負に負けたら絶対許さないから。手ぇ抜いたら怒るよ!」
    噂してるみんなはスグリの強さを疑ってるし華々しい戦歴のアオイが勝つと思ってるんだけど
    ねえちゃんだけは応援してくれるんだな…

    そういうおしまい

  • 184二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 19:00:31

    スグリは「冒険」をしなかったのかと言われると、まあ普通に危険な裏山に行ってるんだけど、多分「危険なんかじゃない。みんな自分のことを認めてくれないから止めるんだ」みたいなのが先行してるんだよな
    そんなんだからお前は姉もオーガポンも初恋したアオイも奪われるんだぞ……

  • 185二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 05:07:10

    最初の世界に立ち戻るけれど
    スグリの異変に気づいたゼイユが問い詰めて事実を知ることもきっとある
    あるいはスグリが勇気をだしてゼイユにだけは言っておこうとするかもしれない

    なんだかんだ喧嘩して雨降って地固まる世界もあるかもしれない
    夜通し対話しあっていい感じに落ち着くかもしれない
    結局人間は言葉に出さないと気持ちは伝えられない
    そんな感じにハッピーエンドへの分岐は特別でもなんでもない普通の些細な事から始まるんだ…

  • 186二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 12:28:48

    些細なことからハッピーエンドなのか

  • 187二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 12:38:59

    >>183

    この世界線に入ることになったスグリくんは掛け値無しに特別な存在で主人公格だなぁ好き

  • 188二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 18:32:45

    傷つくことも傷つけることも過剰に恐れてしまったら何も得られない
    人生は特別なことだけが全てじゃなくて沢山の普通のことの積み重ね
    オーガポンがアオイを好きになったのは強くてかっこいい女の子だからじゃなくて
    アオイがゼイユのことを好きになったのは強気でかっこいい女の子だからじゃなくて
    相手と目を合わせて話し合う事ができるとか そんな普通のことがきっかけ
    と思うわけなので対話することから逃げたらだめだと思うわけ
    腹を割って話し合うのは大事なのです
    特別でドラマチックな展開は起こらないとしても少しずつ良い方向に転がる気がするんだ…


    早いうちに「二人が付き合ってることを知ってるって事を二人は知らない」という状況に気づいて
    ゼイユに「おれ…アオイに告白しようと思う」と相談したり
    本当にアオイに告白して二人の反応を楽しみ始めるスグリ君もいるかもしれない
    ゼイユが正直に話す路線ならなし崩し的に和解ルートに進むけれど
    (またスグを傷つけちゃう!それに女の子同士とか言えない!)って考えたらこっちに進む
    「そ、そうなんだぁ!わかる、アオイはいい子だから好きになっちゃうよね、うん…」
    好きだからアオイのこと悪く言えないしアオイを下げて恋心を撤回させるなんて論外
    弟の初恋を応援したいのに自分が恋敵になっている状況でゼイユの心がごちゃごちゃになるんだ
    眼の前で考え始めてうぎゃー!ってなってるゼイユをみて(ねえちゃんおもろ…考えてることが手に取るようにわかる…)って楽しくなってきちゃうんだ

    告白されて初めてあの時のりんご飴の本当の意味に気づいた瞬間アオイの心の中は大修羅場に突入よ
    確かに今の告白よりもアオイがゼイユに告白してちゅーした方が先
    でもそれよりも先にスグリ君から実質的な告白をされていたのに朴念仁な自分が気づけていなかった
    (お断りするしかないけどどうやって断ればいいの!?断ったら絶対スグリ君傷つくよ!?
     実はゼイユちゃんと付き合っててぇ…とか言えるわけ無いでしょ!?馬鹿だ本当に馬鹿だ過去のわたし!!
     うわーん過去に帰れるならアホな私に教えてあげたい!)

    全部知ってるんだけどね…って感じでかつてないほどにニコニコ顔のスグリ君はいる
    スグリ君の笑顔を曇らせるなんてできねぇ…!でも二股は破廉恥すぎる…!そんなアオイちゃんが選ぶ選択肢とは…?
    続きはご自由にどうぞ

  • 189二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:11:01

    3人とも理性が吹き飛んで爛れた生活を送るのもいいな…

  • 190二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:53:14

    このレスは削除されています

  • 191二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:53:24

    このレスは削除されています

  • 192二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:53:35

    このレスは削除されています

  • 193二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:53:52

    このレスは削除されています

  • 194二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:54:04

    このレスは削除されています

  • 195二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:54:15

    このレスは削除されています

  • 196二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:54:25

    このレスは削除されています

  • 197二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:54:35

    このレスは削除されています

  • 198二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:54:49

    このレスは削除されています

  • 199二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:55:03

    このレスは削除されています

  • 200二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 06:55:47

    このレスは削除されています

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています