ミカ「あのね、今度私先生に遊びに連れてってもらう予定なんだけど…」

  • 1二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:08:41

    セイア「そうなんだ。よかったじゃないか。」
    ミカ「私、実はあんまり先生と外に遊びに行ったことないから、生徒として何をすればいいかよくわかってないんだよねぇ。」
    セイア「あぁ、先生を立てるのって自発的にやろうとすると意外と難しいものだ。」
    ミカ「でしょ?」
    セイア「ちなみに何かプランとかはあるのかい?」

    ミカ「一応、移動中は神輿に乗ってもらおうとは思ってるんだけど。」
    セイア「…うーん、立てるのはいいと思うんだが、祭るのはNGだね。」
    ミカ「あ、そうなの?」
    セイア「そういうことだったら私に聞いて正解だ。私は意外と先生にかわいがってもらえるタイプなんだ。」
    ミカ「小さいって得だよねー。」
    セイア「んー…多分そんなチワワみたいな理由じゃないな。」
    ミカ「えーそうかなぁ?」
    セイア「まあ難しく考えなくていいんだ。」

  • 2二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:09:42

    セイア「例えば先生とご飯食べに行ったら先生の分を一緒に取り分けてあげる。」
    ミカ「うんうん。」
    セイア「焼肉とかだったら先生のお肉も一緒に焼いてあげるとかだな。」
    ミカ「なるほど~要するに先生のことは私が全部やってあげるのが鉄則なんだ。」
    セイア「そういうことだ。」
    ミカ「あ、じゃあさじゃあさ、私先生にお寿司食べに連れてってもらうんだけどね?」
    セイア「お寿司、いいじゃないか。」
    ミカ「この場合は…私が握った方がいいってこと?」

    セイア「…まぁ、理論上はそうだな。」
    ミカ「やっぱりそうだよね~。」
    セイア「しかしこれはあくまで理論上の話だ。」
    ミカ「でも素人の私がお寿司握って先生喜んでくれるかなぁ?」
    セイア「というよりも板前が黙ってないと思うんだが。板前は板場に板前以外入れたがらないと思うよ。」
    ミカ「でもそれは私が角刈りになったら話は変わってくる?」
    セイア「変わってこない。板前は別にここ(こめかみ辺りを指さし)から上で板前か判断している訳ではないからな。」
    ミカ「えぇ!?ちょっと待ってよ!じゃあ板前さんってどこを見て板前さんか判断してるの?」

    セイア「昨日いたかどうかだろう。」
    ミカ「…言うね~。」
    セイア「言うね~って何だい。」

  • 3二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:10:53

    ミカ「でも私先生のために握ってあげたいって気持ちが出てきちゃってるんだよ。」
    セイア「そうだな、逆の立場で考えてみたまえ。」
    ミカ「逆?」
    セイア「ミカが例えばナギサと寿司屋に行って、ナギサがいきなり板場に乗り込んで行って寿司を握り始めたらどう思うんだい?」

    ミカ「私は知らない板前さんよりナギちゃんの方が安心だけどね。」
    セイア「うん、そんな奴はいないんだ。普通に考えて『プロの板前』と『ただの素人』これどっちがいいかわかるだろう?」
    ミカ「え~じゃあちょっと逆に聞きたいんだけど、『ゲヘナが見つけた松茸』と『砂漠で食べる茶碗蒸し』これどっちがいいか分かるよね?」
    セイア「…それは板前はどっちだい?それによってだいぶ答えが変わってくるんだが…。」

    ミカ「え!?いいの!?」
    セイア「え、今私はワンターン会話聞き逃したのか!?いいのの意味がわからないんだが…。」
    ミカ「でも私先生のために握ってあげたいって気持ち出てきちゃってる。」
    セイア「そういうことじゃないんだよ…。」

  • 4二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:11:20

    漫才かな?

  • 5二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:12:05

    ミカ「でね、お寿司食べた後なんだけどね、先生が腹ごなしにバッティングセンター行こうって言ってるんだ。」
    セイア「バッティングセンター?」
    ミカ「私が投げるべきだよね?」
    セイア「…え?マシーンマシーンミカ?」
    ミカ「あ、違う違う、マシーンミカマシーン。」
    セイア「どっちでもいいな。寿司握った後ボールまで握ろうとしているじゃないか。」
    ミカ「あ~確かに、お寿司握った後ボール握るのは衛生的に良くないよねぇ…?」
    セイア「…それはボール食べる奴の意見だ。ミカはボールを食べないだろう?私はボールを投げるなと言ってるんだ。」
    ミカ「でも私お寿司握るのは素人だけど、ボール投げるのは多分上手いよ?」
    セイア「なんだって?」
    ミカ「こうやって握って(寿司を握るフリ)こうやって(振りかぶる)投げる。」
    セイア「寿司投げちゃってるじゃないか!!いけないよ寿司を投げるのは。」
    ミカ「でもそれはお寿司食べる人の意見じゃん。」
    セイア「ならキヴォトス全員の意見だと思ってくれたまえ。」
    ミカ「そーお?」
    セイア「そーお?ってなんなんだい…。バッティングセンターで寿司を投げてる奴なんて見たことないだろう?」
    ミカ「え!?せっかくだから1軒目の板前さん連れてきて握って貰った方がいいってこと!?」

    セイア「…え!?私以外とも喋ってるのかい!?私は板前を連れて来いなんて言ってないんだが!?」

  • 6二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:13:13

    元ネタはなんだ?

  • 7二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:14:19

    ミカ「でも…板前さんが握ってくれたお寿司を私が投げるのは流石に失礼か~。」
    セイア「どうしてその感覚だけ生きてるんだい?」
    ミカ「あ!間にマシーン挟んで注文すればいいんだね!」
    セイア「それは何故だい?」
    ミカ「ちょっと板前やって貰っていい?」
    セイア「私が板前?」
    ミカ「大トロ一丁!」
    セイア「…へい(寿司を握る)」
    ミカ(ピッチングマシーンのマネ)
    セイア「…へいお待ち(寿司を渡す)」
    ミカ(キリキリキリ…ブンッ!!)

    ミカ「…回転寿司になっちゃうね///」
    セイア「なってないが!?どこの世界に縦回転の回転寿司があるんだい!?なぁ!見たことがあるのかミカは!!」
    ミカ「じゃあ回転寿司じゃなかったらこれはなんなの!!」
    セイア「『高速寿司捨てマシーン』だ!!そもそも先生が寿司打って喜ぶわけないだろう!!」
    ミカ「それは私も分かってるってば!!」
    セイア「それは分かってるんだとさー!!!!」

  • 8二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:15:15

    セイア「分かっているんだったら何だったんだいこの会話は!!」
    ミカ「バッティングセンターで何したら先生が喜んでくれるかわかんないの!!」
    セイア「『ナイスバッティング』とか言っとけばいいだろう!!」
    ミカ「そしたら板前さん、やることなくなっちゃうよぉ…」
    セイア「ハナからいらないんだ板前さんは!!板場から一歩も出すな!!」

    ミカ「じゃあバッティングセンターの後はコハルちゃんと合流するんだけどさー。」
    セイア「コハル?」
    ミカ「その手は私が握ってもいいよね?」
    セイア「それは勝手にしたまえよ。」

  • 9二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:17:30

    元ネタ
    オズワルド M-1グランプリ2019 決勝1stラウンド

  • 10二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 13:28:14

    やっぱ伊藤のツッコミフレーズって秀逸だわ

  • 11二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 15:25:53

    この2人でできるもんなんだ…

  • 12二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 15:29:57

    これが私の答え……
    ロールケーキ寿司一丁上がりです!!!!!!

  • 13二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 20:16:37

    オズワルドかと思ったらオズワルドだった

  • 14二次元好きの匿名さん23/09/20(水) 20:19:15

    段落の使い方が

    秀逸

  • 15二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 01:43:17

    ナギサが板場に乗り込んで寿司握り始めたら笑うだろう

  • 16二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 01:52:25

    >>12

    それがもしロールケーキ巻きだった場合それはもうただのロールケーキなのでは?

  • 17二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 03:09:07

    昆布茶と昆布〆鯖です

  • 18二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 07:51:25

    ミルクボーイの次だったせいで過小評価されがちだけど1番好き

  • 19二次元好きの匿名さん23/09/21(木) 08:56:31

    割とチワワみたいな理由じゃない?

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています