女騎士は───寝た。｜あにまん掲示板

1女騎士21/12/23(木) 22:26:13

あらすじ
クリスマス・イヴの夜をファインとのイチャイチャと刺激的体験(手袋手ックス)で終えた女騎士は目が覚めるとファインと添い寝していたのでしめやかに切腹した。

女騎士はいつものように腹を縫いながら状況を整理していた。今までのパターンからして恐らくここはアイルランドのどこかだろう、その証拠に外から聞こえる話声は英語やらなんやらで全く理解出来ない。次になぜ私はファインと寝室を共にしているのか、これは本当にわからない…普通に考えれば起きた時にびっくりするだろうというファインのお茶目なイタズラであるのだろう、しかし問題は意識が無い間私がファインとぴょいした可能性も無くは無いという事、シュレディンガーの性夜というわけだ。こればっかりは未だにかわいらしい寝息を立てているファインに直接聞かなければわからないが彼女の事だ、絶対にからかってくる事は想像に難くない。
そうして腹の傷の縫合も終わり、次はどうしようかと考えているとファインも目覚めたようで眠たげに目を擦りながらベッドから出てくる。
「トレーナーおはよ～、昨日は刺激的な夜だったね?」
「ファインの手がサメみたいに食らい付いて来たからね」
「むぅ、もっと慌てると思ったのに」
「私も学習するんです～!」
きっと今の私の顔を鏡で見たら酷いドヤ顔なんだろうなと思いつつ、ジト目でむくれた可愛いファインを堪能する。
…最初は翻弄されっぱなしだったがヤーナムの血が流れる私の本領はカウンターにこそある、いつか安定して逆に顔を真っ赤っかにしてやろう。
そんな大人気ない事を考えているとファインが時計を見て慌てて服を着替えだす。
「いけないわ、もうこんな時…トレーナーも急いで着替えて、外に出る準備を!」
そうファインに言われるがまま用意されていた服を身に纏い、昨日の手袋を二人で付けて外へと繰り出す。変わった手袋の二人組は周囲の視線を集めるがウマ娘である彼女はそんな視線さえも、SPすらも振り切って走り回る、女騎士はファインに振り回され嬉しいやらトレーニングの成果を実感するやらで忙しい事になっていたが、故郷ではしゃぐファインを見てそんな事を考える暇があるなら共に楽しんだ方がお得だなと思ったので頭を空っぽにして共に楽しんだ。

2女騎士21/12/23(木) 22:26:23

楽しい時間は早くも過ぎ去り、太陽をおいてけぼりにしてしまったらしく夕暮れも終わり、夜が始まろうとしていた。そろそろ帰りの飛行機に乗るために移動しなければならないのでは無いだろうか。そう考えているとファインがクスリと笑い
「実は帰りの飛行機は明日に予約を取ってるんだ、だから今夜もこっちでお泊まりだよ」
「じゃあ今朝のホテルまでもどらなきゃね」
「ううん、今日はあそこのホテルには泊まらないの、だって…」
そう言ってファインは後ろを指差し、女騎士もそれにつられるように振り向くとそこには
お城のような…いや、お城があった。
それと同時にとてつもない力で手袋の中の手を握られ、身動きを封じられる。逃げるつもりなんて無いのになと女騎士は少し悲しくなった。
そして女騎士は城の中へと連れられ、トレーナーはお嫁さんになりましたとさ
らちぴょいおうぴょい。

3二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:27:07

穢れた血族は根絶やしよ〜(車輪)

4二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:42:52

Happy End

5二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:50:31

カウンターもくそもねー
殿下は強すぎた

6二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:52:27

丁寧に力押しされるとカウンターできない…

7二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:54:03

ウマ娘に人間は勝てねぇんだ

8二次元好きの匿名さん21/12/23(木) 22:55:30

これは最終回なのか、それとも何事も無かったかのように次回が始まるのか？