- 1二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:13:57
トレーナー室に置かれていた1枚の手紙。
おそらくは殿下…ファインモーションが書いたのであろうそれは『果たし状』と書かれていた。
中を開けて読んでみると数々の言葉が並べられていたが、要約すると「今日はクリスマスだね。大事なお話があるので某都内のホテル○○を貸しきってしまいました。最上階のスイートルームでお待ちしています。逃げるなよ~」というものだった。
いくら大事な話があるとはいえ、某都内の最高級ホテルを貸し切る事はないだろう…。俺はトレーナー室から出てファインモーションに断りの電話をかけようとした瞬間──
「トレーナー様。殿下がホテルにてお待ちです。申し込みありませんがこのまま連行させて頂きます」
突然の出来事だった。
ファインモーションのSP達が俺を取り囲み、あっという間にトレセン学園の前に止めてあった車へと連行されてしまう。
ファインモーションの指示だろうか?
そう疑問に思った俺の考えを読んでいたかのようにSPが否定する。
「いえ、これは私達の独断です。恐らくトレーナー様は殿下の願いを断る…そう思った我々はこのような行動に移りました。トレーナー様には申し訳ありませんが殿下に恥をかかせる訳にはいかないのです」
ファインモーションのいう大事な話とは何なのだろうか。そして俺は──ファインモーションにどのような言葉をかければ良いのだろうか?
いつまでも纏まらない考えを考えているといつの間にか車はホテルまでたどり着き、車から降ろされた俺はエレベーターにまで案内され最上階までのボタンが押されてしまった。
エレベーターは俺に考える時間も与えないまま僅か数十秒で最上階にたどり着き、扉を開けた。
もう逃げ場はない。俺はファインモーションのいる部屋の前まで来ると扉をノックする。
「どうぞ~♪」
ファインモーションの声が聞こえると同時に扉の鍵が開く音がする。
「失礼します」
緊張のあまり思わず敬語になってしまった俺の前に絢爛な衣装を纏ったファインモーションが現れた。
「今日は来てくれて嬉しいな♪私のお願いを聞いてくれたトレーナーに権利をあげるね。喜ぶが良い~今日だけ私を貸し切る権利、をそなたに与える~」
「ハハー有りがたき幸せ」 - 2二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:17:22
秒殺されてる…
- 3二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:18:18
うまぴょいうまぴょい
- 4二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:19:11
これは強い
- 5二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:19:33
申し訳ないけど申し込みありませんで吹き出してしまった
う〜(うまだっち!) - 6二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:35:32
観念して最高級ホテルのスイートルームでラーメンを作り始めるトレーナー
- 7二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:38:08
うわっベッドに油が!(逆走爺)
- 8二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 18:44:21
直にお願いされるとトレーナーは断れないからね、それまでの意思や思考なんか一瞬でぽーいよ
- 9二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 19:05:46
- 10二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 19:39:26
駄文じゃないよ…めっちゃ神作だよ…
- 11二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:50:53
まあ、二重の意味で逆らえないよね…