- 1二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:41:49
1 右 トレーニング器具を一人で買いに行こうとしたら靴がなくなったしドアが開かなくなった
困り果ててカフェを呼んだら戻った
そのまま一緒に買物に行った
2 遊 ベッドの上やソファの上が黒い長い毛でいっぱい
掃除してほしいってつぶやいて目を離したらある程度綺麗になった
3 二 洗濯物のシャツがたまになくなる
洗濯されて戻ってくる
戻ってこないこともある
4 左 家でシャワーを浴びていると黄色い瞳が覗き込んでいることがある
確かめに行っても誰もいない
5 中 頻繁に金縛りになる
カフェに教わった通りかわいいとか素敵だとか言っているとそのうち消える
6 三 トレーナー室で座ってると黒い尻尾が足に絡みついてくる
くすぐったい
7 一 トレーナー室に戻ってくると淹れたてのコーヒーが置いてあることがある
美味しい
8 捕 同僚がたまにゲーミング的に発光している
トレーニングの邪魔
9 投 誰にも話していないことをカフェが知っていることがある
悪い霊に害されないようにいつも見守ってくれているらしい
心強い、すごく頼りにしている(なでなで) - 2二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:43:08
これは血に飢えた猟犬
- 3二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:43:13
…ん?
- 4二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:44:19
ひとつ科学で説明できるのが混じってるな
- 5二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:45:23
霊障じゃなくてこれったストー…
- 6二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:46:02
本当に霊障ですか……?
- 7二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:46:32
おい8番
- 8二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:46:50
同僚のゲーミング発光は霊障ではないのでは
- 9二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:47:18
トレーナーの……器が出すぎる……
- 10二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:48:12
なんかケミカルなのが混じってるな
- 11二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:48:23
カフェが悪い霊がいるって言うなら悪い霊なんだろうなあ
- 12二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:49:47
カフェがガチの霊障からトレーナーを守った副次的効果だからハートフルストーリーだぞ
- 13二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:51:18
ダイワスカーレットの胸に目を奪われていたらものすごい力で背中を叩かれた
隣に居たカフェに聞いても「……知りません…!」って言ってるしこれはヤバい霊障かもしれない - 14二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:51:24
かーっ
- 15二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:53:24
まるでダークギャザリングですね(白目
- 16二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 11:55:43
👻オレ コンカイハ チガウ
👻デモ ナオシカタ シッテル
👻ハヤク カフェ ダケ
👻ハチバン イガイ ナオル - 17二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 12:01:11
- 18二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 12:04:47
君のストーk……いや霊障と私のトレーナーくんを一緒にしないでほしいねぇ……
- 19二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 12:13:28
確かにお前の変な実験の産物と一緒にしたら霊障に失礼だよな
- 20二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 12:42:00
立派なストーカー行為だねぇ…気持ち悪いねぇ…
- 21二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 14:10:51
7番はさぁ、普通にコーヒー出してあげてもトレーナー喜んでくれるよ、霊障さん?
- 22二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 14:42:20
6、7あたりもうわかってて惚気てるだろお前
- 23二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 14:44:47
なんなら1番の時点で単にちょっと意地悪してからかってるだけなんじゃないかこれ
- 24二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 14:52:47
頻繁に金縛りにある(普通にコーチ室のソファーでトレーナーがカフェに抱きしめられているだけ)
- 25二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 14:57:03
素直に手を繋ぎたいって言えないから「このあたりこら彼らの気配が…」とか言って
手を握りに行くカフェ可愛い - 26二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 15:00:25
- 27二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 15:02:08
?・?「そんなにベルモントで走りたいなら乗ってやるよ」
- 28二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 15:02:22
このカフェ血に飢えた猟犬因子入ってない?
- 29123/09/25(月) 19:26:11
意外と伸びてたので、これ作るついでに書いてたSSも投下しますね
- 30123/09/25(月) 19:26:28
「……今日も、ありがとうございます……。コーヒーを飲んだあの人は、どんな顔をしていましたか?」
少し酸っぱそうにしてたけれど、悪くない、そんな表情をしていた。
それを伝えるとかつての自分に似た漆黒の少女は満足そうに微笑んだ。そして手帳に何かをメモしていく。
きっとあの男の好みをまとめているのだろう。いじらしいことだ。
昔よりもよく笑うようになったと思う。しかも、より魅力的に。
それを本人に直接見せればいいと思うのだが……どうやらそれは恥ずかしいらしい。
乙女らしいとも言えるか。自分もそういう時期があったはずなのだが、すでに肉の体を捨てた身だ。もうそんな頃の記憶は曖昧なっていた。
残っているのは限界を超えた速さへに対する執着と、そこに至る者を期待する狂おしい想いだけ。 - 31123/09/25(月) 19:26:54
この娘はあの男に出会えて、良かったと思う。
幼い頃からオレの後を追いかけ続けていた娘は今では時折自分に並ぶほどになった。
その成長は、あの男なしにはきっとなし得なかっただろう。
自分を現世にとどまらせているものが徐々に癒やされていくのを感じる。
その恩返しでもあり、隣りにいる楽しさもあり。
たまにある娘からの「お願い」を聞くことくらい、お安い御用だった。
ただ。
最近、その内容が変わってきた気がするが……。 - 32123/09/25(月) 19:27:15
「……これ、トレーナーさんの家に戻しておいてください」
娘が手渡してきたのは、白いカッターシャツ。
オレが洗濯カゴから取ってきたものだ。その時はわずかに汚れていて成人男性特有の匂いが染み付いていたはずだが、洗濯されアイロンも掛けられて綺麗に畳まれていた。
末尾のボタンが小さな黒猫のものに変わっている。
あの妙に鋭いくせに鈍感なところのある男だ。気づかないかもしれないし、気づいたとしてもきっとそのまま身につけるだろう。
この娘のものだという印を。
「……お願いが、あるのですが……」
また来た。今度は何だ。またシャツか。
「……あの人の使った靴下と……それから、ネクタイをお願いします……」
……待て待て。ネクタイはまだいい。靴下はダメだ。
そんなものを手にしたくない。もうすでに肉体のない自分ではあるが、他人の履いた靴下を掴むなんてのはまっぴらゴメンだ。
それに靴下なんて何に使うんだ。考えたくもない。
「……そうですか。そうですよね……では、ネクタイだけで我慢します……」
若干ドア・イン・ザ・フェイス的なテクニックを使われた気もするが……オレの返事に娘は満足そうに頷いた。 - 33123/09/25(月) 19:27:40
今の自分に空間など関係ない。行きたいところにいつでも行ける。距離、速度というものを超越していた。
そんな自分が未だに芝の上を走るウマ娘のスピードに惹かれている、というのが不思議でならない。
男はちょうど家に帰ったところらしく、「面白そうなトレーニングメニューができそうだ」なんてことを独り言を言いながら、ネクタイを外そうとしてたところだった。
その満足そうな顔が腹立たしい。なんでオレがこんなことをしなくちゃならないんだ。
「ウッ……グエッ」
オレはまだ首に巻かれたままのネクタイをそのまま引っ張ってやった。
「く、苦し……カ、フェ……」
あの娘の名前を出したところで、離してやる。
5秒といったところか。まああの娘への想いと貢献に免じて許してやろう。
……そもそもあの娘に頼まれなければ、こんなこともないのだが……。 - 34123/09/25(月) 19:28:02
「……そこに、いるのか?」
ネクタイを奪い取ったところで、男が言葉を発した。
こちらが見えるはずがない。それでも体が……すでにないはずのものが思わず固まる。
「君も、大変だな。大切なお友だちとはいえ」
わかった風に言うな。
オレは奪ったネクタイでヤツをしばき、ついでに預かっていたカッターシャツを叩きつけてやる。
「痛い、痛いよ。でも、シャツ返してくれてありがとう。あと今日のコーヒーも美味しかったって伝えてほしい」
知るか。自分で言え。
なんでコイツラはオレを介してやり取りしてるんだよ。
お互い一歩踏み出せばそれで済むというのに。いやまだ早い、オレが許さん。
オレは男の喉に軽く噛み付いてほんのわずかに生気を吸ってから、その場から消える。
……なかなか美味かった。わかってはいたけど、あの娘が入れ込むだけはあるのだ。
オレにもこれくらいの役得があってもいいだろう。 - 35123/09/25(月) 19:28:37
「……おかえりなさい。ネクタイ、ありがとうございます……ふふ、これを勝負服に合わせるのも良さそうですね……」
娘はオレが奪ってきたネクタイを手に楽しそうに微笑む。そしてその根本を鼻先に当てた。
「ん……」
……まったく。いつからこんな娘になったのだろう。
自分の教育が……別に教育などしていないが、間違っていた気がしないでもない。
この娘があの男に出会えてよかった、と思ったのを若干後悔したくなる。
「……あなたも、いつもより元気そうですね。なにか、ありましたか?」
オレは娘の言葉には答えず、歯だけを見せてやる。あの男に噛み付いたそれを。
その意味と痕跡に気づいたのか、娘は「ずるい……私も……」と恨めしくつぶやいた。
羨ましいなら、自分で噛みつけばいいさ。その自分の歯で。あの男の生の肉を。
今はまだダメだが……いずれは。
そんなことを思いながら、オレはあの男のつけていたネクタイを、少しきつめに娘に締めてやる。
「うぇ」
と漏れた小さな声は、どこかあの男に似ていた。
おしまい - 36二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 19:30:10
バレンタインを見るにカフェトレそういうところあるもんな
- 37二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 20:01:03
>家でシャワーを浴びていると黄色い瞳が覗き込んでいることがある
>確かめに行っても誰もいない
覗き込んでいた所には誰もいない
つまりカフェが入ってきて一緒にシャワー浴びたということだな?
- 38二次元好きの匿名さん23/09/25(月) 20:52:55
ハロウィンカフェはライスと同じで吸血鬼かな