- 1二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 20:56:35
サンタ姿のヘリオスが目を輝かせている。
「うん、“爆逃げサンタ作戦”とか言い出した時はどうした!?って思ったけど……」
「でも楽しかったっしょ!ターボもノリノリだったし!」
サンタのコスプレをしてお菓子を配りまくるというシンプルなものだったが、みんな楽しんでくれたようだ。
興奮冷めやらぬ様子くるくると踊っていたヘリオスが不意に動きを止めてこちらに振り向く。
「そいえばパーマーにまだプレゼント渡してなかったよね?」
そう言うとヘリオスはプレゼント袋を結んでいたリボンを手に取って自分の耳に結んだ。
そして自分を指さして。
「パーマーにはウチをプレゼントするね!」
「…………はい?」
呆気に取られているとヘリオスが距離を詰めてくる。
つい目をそらしてしまう。
「へ、ヘリオス!いくらなんでも冗談が……!?」
言い切る前にヘリオスに手を取られて彼女の胸に押しつけられた。
柔らかな感触が手のひらいっぱいに広がる。
「……冗談じゃ、ないよ?」
こちらを見つめるヘリオスの頬は真っ赤に染まっていた。
たぶん私の頬も似たような色をしているんだろう。
ヘリオスの胸から頬へと手を移す。
彼女の頬はやけどしそうなくらい熱かった。
そのままヘリオスにキスをする。
やっぱり唇も熱い。
口を離すと冷えた冬の空気が殊更に冷たく感じられた。
身体の中で心臓の音がうるさく響く。
冬至を過ぎたばかりの夜は、まだまだ長くなりそうだ。 - 2二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 20:57:20
- 3二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:10:52
うぇーい!
- 4二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:12:12
眩しくて直視できない
- 5二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:18:14
寂しい心にしみる…
- 6二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:20:23
???ルビー「私が先にヘリオスの事が好きだったのに...」
- 7二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 21:41:31
クリスマスパマヘリ助かる