駄目じゃないライスとゼンアクノロブロイ、あとハルウララとか

1二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:07:08

ライス(ウララちゃんがバクシンオーさんと一緒に補習だから、下校までちょっと暇になっちゃった)

ライス(せっかくだしトレーナー室で宿題でもしてようかな。あれ？鍵が開いてる。お兄さま、いるのかな？)

ライス(あっ、お兄さまが机に突っ伏して寝てる･･････もう冬なのに風邪引いちゃうよ･･････)

ライス(12月は師走って言うくらいだしやっぱりお兄さまも忙しいのかな･･･。それに自主トレに付き合ってもらったりトレーニング帰りにご馳走してもらったり･･･お兄さまを疲れさせちゃうなんてライス、悪い子だ･･････)

ライス「う、ううん。ライスは悪い子かもしれないけど、今日のライスは駄目なライスじゃない。お兄さまが風邪を引かないようにしてあげなくちゃ！」

ライス「っとと、おっきい声出しちゃうとお兄さまが起きちゃうよね。がんばるぞー、おーっ」

お兄さま(もう起きてるけどライスが何かしようとしてるから起きれない)

お兄さま(まあいいか)

2二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:07:16

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3二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:10:15

ライス「まずは、えっと･･････この辺りに、あった。お兄さまがいつもライスにかけてくれる毛布」

ライス「あ、いい匂いだしふかふか･･････お兄さま、ちゃんと洗濯もしてくれてるんだ･･････」

ライス「よし、じゃあお兄さま。失礼しまーす」ﾊﾞｻｯ

ライス「うん、これでよし。あとは、えーっと･･･」

ゼンノロブロイ(ライスさん、ライスさん。聞こえますか･･･)

ライス「こ、この声はロブロイさん？」

ゼンノロブロイ(私はゼンノロブロイ。毛布1枚だけでは寒くて風邪を引いてしまうかもしれません。ここは30分ぐらいしてから起こしてあげるといいでしょう)

ライス「そ、そうだよね。お兄さまが風邪を引いちゃったら大変だもんね」

アクノロブロイ(ライスさん、聞こえますかライスさん)

ライス「ろ、ロブロイさん？」

アクノロブロイ(わたしはアクノロブロイ。トレーナーさんが寒くて風邪を引かない様にライスさんがウマ娘肌で温めてあげればいいのです。ウマ娘湯たんぽになるんです)

ライス「な、なるほど。そっちの方があったかいもんね」

ゼンノロブロイ(だめです。そんなことしたらいくらライスさんのトレーナーさんと言ってもえっちな気分になるかもしれません)

アクノロブロイ(今くっつけば寝顔も見放題寝息も寝言も聞き放題らしいですよ)

ライス「え、えっちなのは駄目だよ！そういうのは卒業してからで･･････あうう、でも、ね、寝顔、寝息、寝言･･････」

4二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:11:24

ライス「うう、ライス、いったいどうすれば･･･」

ウララ(うっらら〜♪)

ライス「ウララちゃん？」

ウララ(ライスちゃん、今日の寮のご飯はニンジンカレーだって！ライスちゃんのトレーナーを起こして帰ろうよー)

ライス「に、ニンジンカレー･･･ライス、おかわりいっぱいしちゃいそう」

バクシンオー(バクシンバクシンバクシーン！バクシン模範アンサー！)

ライス「バクシンオーさん？」

バクシンオー(起こしたく無いのならばトレーナーさんを背負って寮までバクシンすればいいのです！)

ライス「そ、そっか。そしたらお兄さまも起こさないで済むもんね」

ゴルシ(いやいやいや、ここはとりあえず顔に落書きだろ)

ライス「ら、落書きなんて･･･で、でもちょっとだけ悪い子になっても、お兄さまは許してくれるかな」

シャカール(肌に直接落書きはロジカルじゃねーな。どうせやるならテーピングか何かを貼ってからやったらすぐに剥がせてかわいい悪戯で済む)

ライス「そ、そうだよね。お部屋に水性ペンは無いからそうした方がいいよね」

5二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:11:57

ファイン(それよりも起きたときに体を温められるようラーメンを作る準備をすればいいんじゃないかな？)

ライス「ら、ラーメンならお兄さまの買い置きが確かあったはず！」

ブルボン(狸寝入りの確率、30%です)

ライス「え、お兄さま起きてるの？」

お兄さま「寝てるぞ」

ライス「ほっ、よかった」

スズカ(嘘でしょ･･････誤魔化されてる･･････)

6二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:13:22

ゼンノロブロイ(しばらくゆっくり寝かせてあげればいいんですよ)

アクノロブロイ(はだとはだであっためあうんだって！)

ウララ(お腹すいたー)

バクシンオー(バクシーン！)

ゴルシ(やっぱ王道は額に般若心経だろ！次点で自画像！)

シャカール(いや、肉だろ)

ファイン(このカップラーメンは初めて見るかも。どこで買ったんだろう)

ブルボン(狸寝入りの確率15%に低下)

スズカ(嘘でしょ･･････好き勝手やってる･･････)

ライス「あうう、そんなにいっぱいいろいろ言われちゃうと頭がこんがらがってライス、混ぜ込みご飯になっちゃうよぉ」

7二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:14:30

ライス「あうあうあう、どうしよう･･･」

バクシンオー「ええーい！委員長として悩める生徒を放っておけません！」

ライス「バクシンオーさん！？そ、それに他のみんなも！？」

スズカ「え、気づいてなかったの？」

ライス「ライスの心のロブロイさんとかウララちゃんが色々言って来てるのかと思って」

ウララ「ロブロイちゃんが2人いるー！」

ゼンノロブロイ「わ、私がゼンノロブロイです！」

アクノロブロイ「そして私はアクノロブロイです」

ゴルシ「正体を表せ！臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前！退魔！」

アクノロブロイ「きゃあっ！」

ライス「ろ、ロブロイさんの胸とウイッグ落ちて、ってウララちゃん！？」

ウララ「えへへ、バレちゃった」

シャカール「じゃあこっちのハルウララは！」

マヤノ「マヤだよ！」ﾊﾞﾘｯ

スズカ「なんで！？本人いたのに！？」

8二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:15:45

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9二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:15:55

ファイン「マヤノちゃんだったんだ！気づかなかったよ！」

マヤノ「暇を持て余した」

ファイン「ウマ娘の」

マヤノ・ファイン「「遊び」」

ブルボン「･･････？」

ファイン「マルゼンスキーさんからこれが最近の流行りだって聞いてやってみたかったんだ♪」

マヤノ「またやろうね！」

お兄さま「それじゃあ、あとはよろしく」

ゴルシ「おう、まったなー！」

ウララ「うっらら〜♪」

スズカ「どうしてわざわざハルウララに変装してたの･･･」

ロブロイ(『最近』の言葉は聞かなかったことにしましょう)

10二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:17:13

ライス「でもみんな、どうしてここに？」

ブルボン「私とロブロイさん、ゴールドシップさん、スズカさんは併走トレーニングを行っていました」

ファイン「私はシャカールとマヤノちゃんと視聴覚室を借りてレースの研究を」

バクシンオー「そして私とウララさんは補習が終わったのでライスさんを呼びに来たのです！」

ライス「あ、そっか。そうだったね」

マヤノ「マヤたちもちょうど帰るとこだったから、せっかくだから一緒にーってね」

ファイン「それで、なんだかライスさんが楽しそうにしていたからみんなでお芝居をしてみたんです。どうだった？」

ライス「もしかしてあの変装は」

ゴルシ「このゴールドシップ様謹製の108の変装道具を使った代物だ！」

シャカール「この王女が金で用意させた。空輸で」

スズカ(あなたも楽しそうに乗ってたくせに･･････そして止めなかった私も同罪)

11二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:17:56

バクシンオー「ではみなさん、もうすぐ夕飯の時間なので帰りましょう！」

ライス「え、でもお兄さまが」

書き置き『ライスへ。みんなで楽しそうにしてたから先に帰っておきます。戸締りだけよろしく。また明日』

ライス「お、お兄さま、起きてたんだ」

ウララ「気づかなかった！」

スズカ「嘘で･･････いやあなたならそうね」

シャカール(わざわざ書き置きまで置いてったのに気づかないのはどうなんだ？)

ファイン「皆、ヘリコプターの準備ができてますよ。ほら乗って乗って」

スズカ「でもヘリより私の方が速いです」

ゴルシ「寮にヘリポートねぇぞ？」

ファイン「あ、そっか。ごめんなさーい、歩いて帰りまーす」

バクシンオー「ではみなさん！寮に向かってバクシンです！バクシンバクシーン！」

ライス「あっ、鍵閉めないと･･･ま、待ってー！」

12二次元好きの匿名さん21/12/24(金) 23:18:58

─同時刻─

ルドルフ(流石にこの時間になると皆寮に戻っているか。私も･･･)

ルドルフ(ん、あれは、ライスシャワーを複数のウマ娘たちが囲んでなにかを言い合っている？いじめ、ではないだろうが少し様子を見よう)

ライス「あうう、そんなにいっぱいいろいろ言われちゃうと頭がこんがらがってライス、混ぜ込みご飯になっちゃうよぉ」

ルドルフ(･･････なるほど！)

その時、ふと閃いた！
このアイディアは、生徒会室でのダジャレに活かせるかもしれない！

エアグルーヴのやる気が下がった

END