【ブルアカ🎲】自分は百夜堂の住み込みのバイト…5

[1 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:20:18]

ようやくミレニアムから帰って来たっス！！
いやー、何だか久々な感じがするっスねー。

……ミレニアムの皆から貰った贈り物と、差し伸べてくれた手に報いるためにも、今日も今日とて進路を模索しつつバイト頑張るっスよ！！

[2 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:20:51]

【ブルアカ🎲】自分は百夜堂の住み込みのバイト…4｜あにまん掲示板

前スレっス！！

[3 二次元好きの匿名さん 23/09/27(水) 22:21:29]

たておつ

[4 二次元好きの匿名さん 23/09/27(水) 22:21:54]

たておつ

[5 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:22:21]

自分の基本的なスペックっス！！
清渓川(せいけいせん)　ミズチ
戦闘力　88 知力　　57
魅力　　20 倫理観　6 +37(成長による加算)
神秘　　91
神秘の内容: 時間が経つほど戦闘力アップ(19分経つと戦闘力が最大+10)
料理　78(100に近ければシズコフウカクラス、5以下ならジュリクラス)
家事　98(100に近ければかんぺき〜、0に近ければ汚部屋)
やりくり　45(100に近ければユウカクラス、0に近ければコユキクラス)
演技力　89 指揮能力　58 羞恥心　14
事務能力　36(100に近いとユウカカンナクラス、0に近いと徹夜続きの先生クラス)

[6 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:22:55]

所属:百鬼夜行(暫定)(元山海経生、現在は退校して進路を模索中)
退校の理由:セクハラ教師を〆たらやり過ぎた
(キサキによって差し止められていたが、後に自主的に退校)
元の学年:3年生
部活:百夜堂アルバイト、お祭り運営委員会臨時委員

背景:元々荒事メインの裏稼業に身をやつしていたが、キサキに掬い上げられ、ミナやシュン、シズコ達との交流を経て人間性を取り戻した過去を持つ。
出自にも関わらず料理や家事スキルが高いのは、シュンから直々に手解きを受けたため。

武器:マシンガン(これでブン殴るのがメイン。理由は射撃だけだと倒せたか不安だから)

[7 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:23:19]

外見っス！！
身長　167cm
体重　75kg
(筋肉と骨の異常発達で常人より重い…太ってないっスよ！！)
胸囲　爆　腹囲　くびれ　尻周り　デッッッッ
顔立ち　63
(100に近ければ綺麗系、0に近ければ可愛い系)
髪の長さ　46
(多いほど長く100だと足元まで長髪)
髪の色　黒髪に青のメッシュ
普段着　チャイナドレス、覚悟礼装(ハスミのプレゼント)、法被&サラシ&ふんどし(お祭り運営委員会の支給品)、最新技術製ミレニアム体操服のレプリカ(エイミからのプレゼント)
アクセサリー　ホワイトプリム型Bluetooth機能付き多目的通信機(エンジニア部製)

[8 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:24:44]

人間関係っス！！
左(キャラからの好感度)右(ミズチからの好感度)
キサキ　　　13 20
ミナ　　　　82 96
シュン　　　64 93
ココナ　　　55 23
サヤ　　　　79 26
レイジョ　　26 33
ルミ　　　　72 39
山海経モブ　78 65

シズコ　　　30+99 30+21(知り合い補正)
フィーナ　　74+30 17+30
(映画のヘビロテに付き合わせられるので低め)
ウミカ　　　20+20 20+20(同僚補正)

カンナ　　　69 86
ヴァルキューレ生(公安局員) 84 58

ニヤ　13 68
カホ　81 41
チセ　88 59
陰陽部モブ　98 46
ツバキ　12 82 (初対面で襲い掛かったため低め)
ミモリ　79 23(服に対するど正論パンチで低め)
カエデ　53+20 97(ムシクイーン補正)

[9 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:25:29]

他の学園の子達っス！！
ハスミ　　91+30 50+30(体型の悩みの共感補正)
サクラコ　80 66
マリー　　71 97
アズサ　　37 57
ヒフミ　　79 7(モモフレ布教にドン引き)
コハル　　92-30(エ駄死補正) 36
ハナコ　　20 78

コユキ　78 79(SNS上の付き合い)
エイミ　59+100 68+100(ソウルメイト補正)

先生への親愛度　98

[10 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:26:18]

あ、ちなみにエイミちゃんから貰った体操着はガッツリ着させて貰ってるっス。

いやー、通気性良くて涼しいし、動き易いし、滅茶苦茶丈夫だし良い事尽くしっスね！！

さーて、今日の自分の戦いの舞台はーー！！

dice1d4=1 (1)

1.ウェイトレス

2.厨房

3.呼び込み

4.裏手で仕込み地獄

[11 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:31:08]

さぁ、やっぱりバイトの花形はウェイトレスアルよー！！

自分のニュー衣装を見るヨロシ！！

(その仕事ぶり)

dice1d100=87 (87)

(30以下で何かをやらかす)

(体操着に対する客の反応)

dice1d100=67 (67)

(100に近いと好評、0に近いとドン引きorヤバい客が来る)

[12 二次元好きの匿名さん 23/09/27(水) 22:36:42]

建て乙

[13 二次元好きの匿名さん 23/09/27(水) 22:43:37]

まぁまぁ好評な感じ？

[14 二次元好きの匿名さん 23/09/27(水) 22:48:29]

大体いつも衣装以外はまあまともだからなあ……

[15 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/27(水) 22:54:10]

ふっふっふっ…例え間が空いたとて、この清渓川　ミズチ、仕事に抜かりは無いっスとも。

体操着のおかげでいつもより動き易いから倍率ドンっス！！

＜また新しい衣装着てる…。

相変わらずえっちだけど、似合ってるな＞

＜健康的で爽やかな感じがしていいねー。

元気っ子な感じが強調されて

ハァハァ…ブルマエプロン…いい…＞

……最後に何か聞こえた気がするっスけど、中々好評みたいっスね！！

「……ウチはコスプレ喫茶じゃないんだけど？」

まぁまぁシズコちゃん、そもそも和風ウェイトレス服が制服って時点で同じようなもーーあ痛ァ！？何でお盆で殴るんスか！！

[16 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 07:38:01]

そんな一幕はあったっスけど、今回は珍しく自分のやらかしは無かったっス。言ってて悲しくなるっスけど…。

でもまぁ、そこは安定のキヴォトス治安クオリティーートラブルの種は向こうからやってくるもんでっスね…。

dice1d8=5 (5)

1.今までボコって来た客や食い逃げ犯が報復に来たので返り討ちにした。

2.体操着を着ながら厨房に居たら汗と湿気で色々と凄い事になった。

3.覚　悟を着ていたら頻繁に懺悔をしに来る客が増えた。

4.以前の働きぶりを聞いて、お祭り運営委員会への依頼が増えまくった。

5.ヒフ…ファウストから依頼を受けて、モモフレンズのパチモン工場をクルセイダーでカチコミさせられた。

6.体操着を見た常連さんがミレニアムに入学したと勘違いして入学記念パーティーが開かれた。

7.衣装がエロ過ぎて(キヴォトスにおける)風営法違反の疑いでヴァルキューレからガサ入れを受けた。

8.余りにも乱暴に扱ったせいでマシンガンがとうとう壊れた。

[17 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 07:39:31]

ミス

dice2d8=3 8 (11)

(5は確定)

[18 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 08:25:11]

うん…色々とあったんスけど…。

「うぅ…シスターさん…俺は…俺はダメな男です…」

ーー何があったのですか？神は全てをお許しなされます…あなたの罪を懺悔なさい。

と言うか仕事中に懺悔しに来るなっスよ。

「ダメな事とは分かっているのに…ついついギャンブルに手を出してしまうんです！！この前も給料全額注ぎ込んでしまって…今月どう生活すれば…」

ーー手足縛り付けてでもギャンブル止めろっスよ。つーか給料無ぇのに優雅にメシ食ってんじゃねぇっスよ。

ところで支払い大丈夫なんスか？

「……そこは…シスター様のお力でその…ツケとかーー」

はーいお帰りはあちらっスよあざっしたー！！(ドゴォ！！

「ゲボハァ！？」

不届きな神(シズコちゃん)と神の家(百夜堂)の敵を蹴り飛ばしてから、自分は溜息を吐いたっス。

ーー全く…こっちはそれどころじゃ無いっスってのに…。

今自分を悩ませるモノ…それは店の片隅に立てかけられた、dice1d3=3 (3) (1.あちこちパーツが脱落した2.砲身がポッキリと折れた3.ほぼスクラップと化した)自分のマシンガンだったっス。

[20 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 13:32:16]

んで、こういうパターンではよくありがちっスけど、いざカチコんだら敵さんが出るわ出るわ…。

確か最終的にdice1d4=1 (1) (1.ゴリアテ2.装甲車3.戦車4.戦闘ヘリ)がdice1d5=4 (4) も出て来てっスね。

最終的に問題無くフルボッコにした訳っスが、最後の止めと思いっきり振り抜いたら、限界が来てボキッとグシャッと…って訳っス。

その後マーケットガードやらヴァルキューレやらが駆け付けて来たっスけど、dice1d3=3 (3) (1.来る前に逃げた2.包囲される前にクルセイダーで突破した3.包囲されたけど蹴散らした)んで、お縄にはならずに済んだっス。

え？その時の格好っスか？

dice1d4=1 (1) (1.チャイナ服2.覚　悟3.法被&サラシ&フンドシ4.体操着)だったっスね。

他にもdice1d4=(1.魑魅一座の能面2.京劇の仮面3.ガスマスク4.ゴリラの被り物)してたっスから身バレはしてない筈っスけど…それよりもその後シズコちゃんやフィーナちゃんを誤魔化すのに苦労したっスよ…いやホントひでぇ目にあったっスねぇ。

(ちなみにバレているか？)

カンナ　dice1d3=1 (1)

1.バレてる

2.バレてない

3.バレてないけど疑っている

シズコ dice1d3=3 (3)

1.バレてる

2.バレてない

3.バレてないけど疑っている

フィーナ　dice1d3=1 (1)

1.バレてる

2.バレてるけど黙っててくれてる

3.バレてない

4.バレてないけど格好良いと憧れている

[21 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 13:32:53]

ミス　仮面dice1d4=4 (4)

[22 二次元好きの匿名さん 23/09/28(木) 17:50:55]

ん…？何か寒気が…。

あと何だかニュースで、悪名高い覆面水着団に新たなメンバーがとか何だとか言ってるっスね…イヤーナンノコトッスカネー？

あー、この話止めるっスよ！！ハイ！！やめやめ！！

今は自分のマシンガンの話っスから！！

……まぁ、自覚はしてたんスよ。

基本全開射撃ばっかりっスし、何でもかんでもブン殴るしで酷使してばっかりだったっスし、自分の戦い方見た人は軒並み「お前の銃の使い方はおかしい」って言ってたっスしね…。

でもコレ、山海経来てからdice1d4=1 (1) (1.門主様2.ミナ3.シュン4.チビココナと梅花園の子達)が買ってくれた一品モノの思い出の品なんスよねぇ…。

え？ンなモンを手荒に使うな？……ウッス……。

あ、余りにも頑丈なんで、試しに殴ってみたら物凄く手に馴染む上に、全然壊れなかったもんで流れでずっと…。

(ミズチのメンタルダメージ)

dice1d100=12 (12) +20(思い出の品補正)

(100に近いほどしおしお)

[23 二次元好きの匿名さん 23/09/28(木) 18:07:16]

なんというか毎回メンタルダメージ低いな……

[24 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 20:18:54]

>>23

そらちょっとは落ち込んだっスけど、やっちまったモンは仕方無いっスからね…昔から切り替えは早いんスよ。

一応修理出来ないか方々に掛け合ったんでそろそろ連絡なり何なりがーー、

dice1d4=3 (3)

1.「ーーお邪魔致します」「おいミズチ！！いるか！？」はい、いらっしゃいアルーーってシュンとミナじゃないっスか。

2.「やぁ、久しぶりだね」ーーおっ、久しぶりっスねウタハちゃん。遠い所まで悪いっスね。

3.…っとと、スマホが鳴ってるっスねーーもしもしー？「ーー相変わらず暴れておるようじゃなミズチよ…獣っぶりは変わらぬと見える」も、ももも門主様！？

4.「おーいミズチちゃーん！！」…おっ、職人のおっちゃん達じゃないスか！！いらっしゃいアルー！！

[25 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/28(木) 21:05:40]

さ、山海経の子達にはマシンガンの事はシュンとかミナにしか話して無かった筈っスのに何故…！？

流石は玄龍門の黒い君主…恐ろしいお方っス…！！

『たわけ、流石の妾も森羅万象を知る事など出来ぬわ』

な、ならば何故知ってるんスか！？

『……ミズチよ、聞くがなーーシュンならばともかく、執行部長…ミナが妾に隠し事など出来ると思うてか』

あ、そういやそうだったっスねーー後でアイツブン殴って良いっスか？

『……程々にせよ』

うっし言質取ったっス、後で覚悟しとくっスよミナ…その軽い口を腫らして重くしてやるっス。

『そのような下らぬ些事は置いておくがよいーーまずは、お前に与えたあの銃の話じゃ』

う、ウッス…。

声が明らかにガチトーンになったのを感じて、自分は思わず背筋が伸ばしたっス。

(ミズチのマシンガンはどのような経緯で貰ったか？)

dice1d4=1 (1)

1.裏稼業から拾い上げた際の餞別。

2.山海経への入学祝い

3.怪力の余り支給された銃をいつも握り潰していたのをキサキが見兼ねた

4.キサキの危機を救った褒美

[26 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/29(金) 07:03:08]

『ーー懐かしいのう。アレはつまらぬ輩に飼われていたお主を拾い上げた時に、『力が欲しい』と吐かすお主にくれてやったのだったな』

ーーウッス…あの頃の自分はとことんトンガってたっスからね…。

『裏稼業で力を得ていた以上に、テメェは自分に力をくれるんスか？』……今思えば、顔から火が吹き出そうな黒歴史なセリフっス。

『無頼ながらに吠えよると笑ったものよーーまぁ、それを手にしてからの貴様の暴れぶりを見て、早まった事をしたかと流石に焦ったがの』

いや、ホント…マジで申し訳ないっス…。

『ーー話が逸れたのう…あの銃はの、dice1d4=1 (1) 』

1.歴代の玄龍門の会長の銃を手掛けてきた職人が手ずから作り上げたモノじゃ

2.強度と耐衝撃性に特化した特殊素材の実証用の一点物じゃ

3.玄龍門の税金たいさーーコホン、『余った予算』をふんだんに使ったフルオーダー品よ

4.…………お前を繋ぐための、鎖よ

[27 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/29(金) 09:08:48]

え゛……アレってそんなケッタイな代物だったんスか！？

『くふふーーもしも妾が戦場を駆ける類の者だったならば、ともすれば妾の銃になっていたかもしれぬな』

あ、あばばばば…そそそそんな銃を、自分は鈍器代わりにして手荒に扱った上にオシャカに…！？
どどどどうすればいいっスか！？指とか腕とかツめればいいっスか！？

『落ち着くがよいーー今のは言葉の綾よ…相変わらず冗談の通じぬ奴め』

自分の動揺っぷりが面白かったのか、門主様は少し笑って…でもすぐ声を引き締めたっス。

『しかし、玄龍門にとっては特別な職人の作である事は確かじゃーーなので、詫びの一つや二つは入れなくては不義理に当たる。
…妾が一筆したためておく故、お主自ら足を運んで詫びを入れて来るがよい』

ゲッ…！？それってもしかしてーー？

『ーー無論、お主1人でじゃ。ミナもシュンも、その他の山海経の者達も連れて行く事は罷りならん』

うげぇぇぇぇ…1番自分が苦手な類のやつじゃないスか…。
でもやらないと、門主様や玄龍門の子達に迷惑が…うぅ…。

『そう怯えるでないーー気難しい御仁ではあるが、一本筋の通った仁義のお方じゃ…誠心誠意頭を下げれば、怒鳴られるか拳骨を落とされる程度で済むじゃろうて』

うへーいっス…。

[29 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/29(金) 20:25:38]

ーー門主様からの電話が切れた後、暫く自分はマシンガンから目を離せなかったっス。

大事にしていたつもりでも、いつしか加減も忘れて、本来の役目を外れた使い方をして、結果的に見るも無惨に壊れた自分の銃……うん、誰かさんにそっくりっス。

ーー門主様に退校を命じられ無かったら、シズコちゃんに受け入れられてなかったら、自分の怪我を当たり前だと思ったままだったら、自分には仲間や友達がいると気付けてなかったら…。

もしかしたら、何処かの裏路地で、このマシンガンのように打ち捨てられていたのは、自分自身だったかもしれなかったんスね…。

「ちょっとー、ミズチー？仕事中の私用電話はほどほどにしてねー？」

ぐるぐる周りそうになる自分の思考は、お店の奥から眉を顰めながら釘を刺すシズコちゃんの声で引き戻されたっス。

はいっス店長ー！！今戻りまーっス！！

(ミズチの思う所度)

dice1d100=62 (62) +30(忠告補正)

(70を超えた場合、自分の戦闘スタイルを見直そうとする)

[30 二次元好きの匿名さん 23/09/29(金) 22:45:25]

見直しチャンスだ

[31 二次元好きの匿名さん 23/09/29(金) 22:51:40]

元々思うところがあった所に忠告でガッツリか

[32 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/29(金) 22:57:08]

その夜は、何だかモヤモヤしてあんまり寝られなかったっス…。

戦い方、っスかぁ…うーん…。

ーー翌日、眠たい目を擦りつつ、マシンガンを直すアテが見つかったとシズコちゃんに告げてから、自分は職人さんの所に向か……おうとしたんスが…。

え？何スかシズコちゃん？銃無しは流石に危険過ぎるから、何でもいいから何か持ってけ…っスか？

いや、別に喧嘩しに行く訳でも、危ない所に行く訳じゃないっスから…。

「馬鹿言ってるんじゃないわよーーdice1d4=1 (1) 」

1.色々と有名人なんだから、油断しちゃダメよ

2.貴女が怪我したら、心配するのは誰？

3.スクラップのマシンガンが更にスクラップになるじゃない

4.貴女の心配じゃなくて、貴女の馬鹿力でブン殴られる奴らを心配してるのよ

(シズコの心配度)

dice1d100=96 (96)

(50以上で強制的に銃砲店に連れて行く、70以上で付いてくる)

[33 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 07:45:28]

「あー…ちょっと待っててーーウミカー！！フィーナ！！ちょっと暫く店空けるから2人でお店お願い！！お客様方も申し訳ありません！！…あ、にゃんにゃん♪」

ハァッ！？ち、ちょっと何言ってるんスかシズコちゃん！？

＜えー！？突然どうしたんですか社長！！

ワオ！？何か厄介事デスか委員長！？＞

＜えー！？ミズチちゃんだけじゃなくてシズコちゃんまでー！？

折角会いに来たのに…＞

ほ、ホラホラウミカちゃんやフィーナちゃんだけじゃなくて、お客さんからも抗議の声が聞こえて来るじゃないっスか！！

でスから、ここは自分を信じてお店をーー、

「ーーミズチの付き添いよ。マシンガン壊した事を職人さんに謝りに行くらしいの…にゃんにゃん♪」

＜あ、分かりましたシフト変えておきますねー。

わかりマシた！！シマの守りはお任せくだサイ！！＞

＜あー、ならしょうがねぇかー。

ミズチちゃん1人じゃなぁ…＞

ちょっと！？何で皆一発で納得してるんスか！？

自分の事を何だと思ってるんスか！！

『超ド級のトラブルメーカー(ですね)(デス)(よ)』

お店中に、ぐうの音も出ないド正論パンチの弾幕が飛び交ったっス。

…ウッス…すんませんっス…ウッス…。

[34 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 07:50:17]

「さ、納得して貰ったところでーーdice1d4=1 (1) 」

1.まさか、雇い主にだけ鉄火場に立たせるなんて事、ミズチはしないわよね？

2.貴女が武器を持たないって言うなら、私が代わりになるまでよ、それでもいい？

3.あー、困ったわー？あんまり鉄火場で前に出た事が無いから、手が足りないわー？(チラチラ

4.…………ふふっ、大成功♪(舌ペロ

……ズルい子っスねぇ、シズコちゃん。

自分はシズコちゃんの強かさに、自分は苦笑するしか無かったっス。

[35 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 09:34:42]

さて…半ばシズコちゃんに引き摺られるようにやって来た銃砲店なんスが…。

「ーーどうしたの？」

いやっスねシズコちゃん…。普段の武器の事考えればデカくて重いマシンガンを選ぶ所なんスけど…昨日の門主様の言葉がどうにも頭からこびり付いて離れないんで、ついつい選ぶのを躊躇してしまうっス…。

「ふーん…余り気にする事も無いとは思うけどーーまぁ、ミズチの思うように選んでみたら？」

うー…どうするっスかねぇ…。

dice1d4=1 (1)

1.生兵法は怪我の元ーーやっぱりマシンガンにして、それで戦い方を模索するっス。

2.たまには違う武器を手に取ってみるっスかねぇ…。

3.身近な所にヒントがあるかもしんないっスね…自分の周りにいる人達の武器と戦い方を思い浮かべたっス。

4.ん？誰か先客がいるっスね…？

[36 二次元好きの匿名さん 23/09/30(土) 11:24:54]

やっぱり全く違うモノよりは、使用感とか重量とかが近い方が良いっスよね。

中々のラインナップみたいで、一応オーソドックスな奴からキワモノまで揃えてあるみたいっス。

さーて、どれにしようっスかね…？

(どのMGを選ぶ？)

dice1d5=5 (5)

1.いつものと同系統のストック付きのもの

2.ストックの無いタイプの重機関銃

3.背中にコンテナの付いたミニガン系のもの

4.それ最早人の持つものじゃねぇってレベルの航空機関砲

5.安価>>37〜39(昼過ぎまで書き込みが無ければ再ダイス)

[37 二次元好きの匿名さん 23/09/30(土) 12:06:13]

メタルストーム　36 barrel prototype

[38 二次元好きの匿名さん 23/09/30(土) 17:05:55]

M61A1

[39 二次元好きの匿名さん 23/09/30(土) 20:03:10]

(とんでもねぇ代物だけしか無くて頭を抱える)

それは、マシンガンのコーナーの片隅に、埃だらけになって置いてあったっス。

「マシ……ン…ガ、ン……？」

ーー言わないで下さいっスシズコちゃん、自分も『コレ』がそうだって疑ってるんスから…。

dice1d2=1 (1)

>>37

>>38

[40 百夜堂住み込みバイト主 23/09/30(土) 20:08:32]

Metal Storm 36 Barrel Prototype-One Million Rounds per Minute Rate of Fire

こんなんらしいです。

これを持ち歩くとか正気か…？

[41 37 23/09/30(土) 20:09:04]

>>39

い、いちおうwikiとかアニヲタwikiにも「機関銃」って書いてあったし……（）

[42 37 23/09/30(土) 20:20:28]

（ぶっちゃけ他にまともな選択肢出ると思ってた）
（ただでさえ3分の1だから当たるわけねえなとも思ってた）
（でも銃口多いのはロマンじゃない？？？）

[43 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 20:59:17]

それは最早銃というよりは、『箱』みたいな形をした代物だったっス。

でも、このとんでもねぇ銃口の数…何だか滅茶苦茶気になっちゃうっスねぇ…。

店員のお姉さーん！！コレって何なんスかー！？

「あいよー！！……って、え゛…！？」

店員さん！？潰れたカエルみたいな声出たっスよ！？

「い、いやー…まさかそれの事聞かれるとは思わなかったもんで…」

……まぁ、こんな隅っこで埃被ってるっスからねぇ。

(これは一体何？)

dice1d4=2 (2)

1.カイザーの実証実験用の払い下げ品

2.何処かの技術者が作った失敗作

3.花火職人が悪ノリで作ったもの

4.何処かから出土したオーパーツの修復品

[44 百夜堂住み込みバイト主 23/09/30(土) 21:02:24]

>>42

(大好きです…)

[45 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 21:51:24]

技術者…？まさか…まさかっスよね…と、箱の周囲を注意深く観察したらーー、

『Made in Millennium engineer club』

ーーやっぱりっスかウタハァ！！

ヤベーっス…あの子らが作った失敗作と思ったら、この箱がとんでもねぇ特級呪物に見えて来たっス…。

『ーーおや心外だね、我々はただ技術の進歩のために日々努力しているだけだと言うのに』

うるせぇっスよウタハちゃん(の幻覚)。

(どんな所が失敗作？)

dice1d4=1 (1)

1.銃と給弾用のカートリッジ含めて重過ぎる

2.反動がデカ過ぎて並の人間が撃つと吹っ飛ぶ

3.デカ過ぎて普通なら持ち歩けない。

4.一度トリガーを引いたらフルバーストしか出来ない

[46 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/09/30(土) 22:30:39]

「威力はとんでもないんだけど、カートリッジ含めたらdice1d5=1 (1) +1 人いないと持ち上がりもしないんだよね…もう全然売れないから、お祭りの花火用として売り出そうかと思ってたんだ」

店員さんは困ったように頭を掻いたっス。

あー、そりゃそうっスよねぇ…。

まぁ、何にせよこんなキワモノ振り回す訳にも行かないっスから、ここはスルーでーー、

「ねぇ、ミズチーー貴女になら持てたりするんじゃない？」

え？ど、どうしたんスかシズコちゃん？何だかコレを見てから考え込んでたみたいっスけど。

「だってーーdice1d4=4 (4) 」

1.コレなら、ブン殴る必要も無く敵をやっつけられるんじゃない？

2.動き回れるからブン殴りに行っちゃうんだったら、動き回れないモノを使えばいいんじゃないかって。

3.滅茶苦茶安くなってるから、使えるんだとしたらお得じゃない？

4.コレ、お祭りの花火代わりに使えるんじゃないかしら？

[47 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 04:57:50]

その言葉に、思わずお店のお姉さんと一緒にズッコケたのはしゃーないと思うっス。
いや、お祭り運営委員会の業務優先っスか！？

「当たり前でしょーーじゃないと経費で落ちないじゃない」

ーーへ？自分が戸惑ってる間に、シズコちゃんはキビキビとした動作で領収書にサインし、クレジットを使って会計を済ませてしまっていたっス。

「はい、じゃあこの『備品』の管理ーーミズチに任せるわ。
……まぁ、この箱、じゃなかった銃なら、ちょっとやそっと殴った位じゃビクともしないでしょうけど、それなら貴女も少しは大事に出来るでしょ？」

シズコちゃん……出来る女っスし、良い女っス…結婚してくれないっスか？

「ふふっ、まだダーメっ♪ーーあ、今のはちょっと可愛かったんじゃない？」

……一瞬ガラにもなくドキッとしたっスけど、その感じ見るに百合営業の一貫だったっスね？自分の純情を返して欲しいっス。
…………ん？『まだ？』

「毎度ありー。ところでコレどうします？郵送するか、お持ち帰りなら台車はサービスでお貸ししますけど」
「ありがと、でも必要無いわーーミズチ、行きましょ」

ーーういーっス、どっこいしょっス。

「！！！？？？あ、ありがとう、ゴサイマシタ…」

まぁちょいと重いっスけど、持ち運びや振り回すにゃ丁度良いっスね。
ーーまぁ、見送ってくれてる間、こっちを妖怪見るような目だったのが気になるっスけど。

[48 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/01(日) 10:20:38]

(ミズチのこの武器に対する好感度)

dice1d100=82 (82) +30(シズコからの贈り物補正)

(100に近ければお気に入り、0に近いとまぁ一応持っとくか程度の認識)

さて、いざと言う時の備えは出来た訳なんスけど、どうするっスかね…試し撃ちとか試してみたい気もするっスけど、シズコちゃんも同伴してる以上とっとと向かって用事を済ませたくもあり…。

dice1d4=4 (4)

1.まずは適当な場所で試し撃ちしてみるっス。

2.まぁ、何とかなるっスよね！！早速銃職人さんの所に向かうっス！！

3.「おうおう聞いたぜ蛇野郎！！得物壊れたんだってなぁ！？」「やっちまえ！！」おっ、この前ボコしたスケバンの群れっスーー的見ーっけ♪

4.「うわーっ！？宣伝用のロボが暴走したぞーっ！？」あ、奇しくもいい感じにトラブルっス。

[49 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 11:22:07]

補正なくてもまあまあ気に入ってる……

[50 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 14:29:38]

おっ、あちこちに飾りや暖簾を付けた払い下げのドローンと、大型のオートマタっスね。

銃は付いてないみたいなんで余り危険は無いっスけど、放っておいて周りの人達とか建物に被害があってもいけないっス。

ーーシズコちゃん、デカブツの足止め頼むっス！！

「りょーかい！！」

返事と同時に、シズコちゃんがショットガンを大型オートマタの足にブチ込んで、グラリ、と体勢を崩したっス。

ーーえーっと確か…弾速が早すぎるから、マシンガンってよりはショットガンみたいな感じで撃てって店員さん言ってたっスよね…。

dice1d4=3 (3)

1.取り敢えず試しに指切りで一回押してブッ放してみるっス！！(補正+10)

2.装弾数の半分くらいを出し切って、確実に1体潰すつもりで撃ってみるっス！！(補正+30)

3.ヒャッハー！！まずは全力がどの位か確認しなきゃっスねぇ！！フルバーストっスよぉ！！(補正+50)

4.あっ…つい癖で飛び掛かっちゃたっス…ええい！！ままよっス！！(補正なし)

(大型オートマタのダメージ)

dice1d100=3 (3)

(50以上で撃破、80超えるとスクラップ、100を超えるとほぼ消し飛ぶ)

[51 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 16:16:15]

ダイスはしょっぺえけど補正のお陰でぎりトんだな……

[52 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 16:49:14]

んな感じでトリガーを全力で引いたんスけど…自分はそれを即座に後悔する羽目になったっス。

ーーいつものマシンガンのドガガガガッ！！て感じの音じゃなく、まるで何百万匹もの虫の羽音を集めたような轟音と衝撃……気付いた時には頭を強打しながらひっくり返って空を見上げていたっス。

ぬおああああっ！？頭！！頭がめり込んで死ぬ程痛ぇっス！？
何スかコレ！？もしかして弾速速過ぎてフルバーストのリコイルに負けたんスか！？自分が！？

しかし、今は鉄火場ーーこのままじゃオートマトンに踏み潰されると思い、すぐさま飛び起きたんスけど…。
そこには恐らくは自分が倒れたせいで、股から頭にかけて、蜂の巣にのような無惨な姿になったオートマトンが、ゆっくりと仰向けに倒れる真っ最中という光景があったっス。

ーーウッッッッワ…グッッッッロ…。
「うわぁ…」

思わず隣に立っていたシズコちゃんとドン引きしながら目を合わせたっス。

「ねぇ……ミズチ……コレ、絶ッッッッ対人に向けて全開射撃しないでね…？」
…………ウッス。

[53 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/01(日) 19:13:20]

ーーその後現場の後始末はオートマトンの持ち主に任せて、自分達は職人さんの工房へと向かった訳なんスけど…、

(道中の治安)

dice1d100=95 (95)

(100に近いほど治安が良く、0に近いとブラックマーケット並)

(ミズチが喧嘩を売られる確率)

dice1d100=82 (82) +20(悪名補正)

(80以上でスケバンやヘルメット団が絡んでくる。100を超えると…？)

(幸運度判定)

dice1d100=32 (32) +20(シズコ補正)

(80以上でいい事、30以下で悪い事が起こる)

[54 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/01(日) 19:46:54]

ーー道中は、平和そのものだったっス。

銃声や爆発音とかが響き渡る事も無く、すれ違う人たちの身なりや仕草も真っ当な感じっス。

「うーん、羽根を伸ばすには良い道中ねー♪」

シズコちゃんはそう言って、気持ち良さそうに伸びをしたっス。

あっ、もしかして自分の付き添いを口実にちょっとおサボりするつもりだったんスね？

「ふふっ、バレた？たまにはこんな風に休まないと、パンクしちゃうしね」

ーー先生の受け売り、っスね？

まー、確かに最近シズコちゃんとゆっくり出歩くなんて、中々出来なかったっスし、こっちとしても渡りに舟っス。

ーーそんな感じでお喋りしたり、ふざけて腕を絡めたりして、キャッキャウフフな時間が流れていたんスが…。

「ふふふ…楽しそうで何よりですわね、ミズチさん？」

そ、その声は…！？

(そこには誰がいた？)

dice1d4=1 (1)

1.ハルナ

2.+イズミ

3.+アカリ

4.+ジュンコ

[55 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 19:49:42]

ゲエー美食研！

[56 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/01(日) 22:08:13]

ゲェー！？ハルナちゃん！？ゲヘナの風紀委員会に引き渡された筈じゃ無かったんスか！？

な、何故ここに！？まさか自力で脱出を！？

「ふふふ…食の探究という私の崇高な使命は、牢獄などという物では縛り付ける事など不可能なのですわ」

ーーいや、説明になってないっス。

仰々しく言ってるっスけど、結局は脱獄しただけじゃないっスか。

「コホンーーまぁ、そのような些事は置いておきましょう…今はミズチさんと…その隣にいる噂に名高い百夜堂の店主さんに用があるのですから」

ーーあ゛ぁ…？自分にお礼参りならともかく、シズコちゃんに手ェ出すんならミンチになる覚悟はして貰うっスよ？

「そ、そんなに怖い顔で睨まないで下さい…そのような無粋な真似は致しませんーー」

dice1d4=1 (1)

1.これから、百夜堂の甘味を味わうためにお店に赴こうとしている途中に、貴女方に行き合っただけですわ！！

2.風紀委員会から逃げーーコホンコホン、探究の旅の途中ですわ！！

3.山奥にあるという隠れた名店に行こうとしていたのですわ！！

4.貴女方の食材の仕入れに同行させて頂きますわ！！

(ちなみにシズコはハルナの事を？)

dice1d3=1 (1)

1.知っている(補正+30)

2.知らない(補正なし)

3.本人は知らないが美食研究会は知っている(補正+20)

(シズコの警戒度)

dice1d100=49 (49) +↑補正

(100に近いほど警戒態勢、0に近いほど自然体)

[57 二次元好きの匿名さん 23/10/01(日) 22:11:44]

まあ残当

[58 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/02(月) 07:08:38]

ーーその言葉と表情に嘘は…ある訳無いっスね。

人様の庭で店を爆破するようなトンチキな子が、脱獄した直後だからって自重する訳無いっス。

「店主さんとミズチさん手ずからの料理を口に出来ないのは残念ですが…そこは噂に名高い百夜堂ーーきっと素晴らしい物に間違いありません。それではーー」

ハルナちゃんは優雅に一礼して、自分達が歩いて来た方向に歩き出そうとしてーー、

「ーーちょっと待ちなさい」

「あう」

ーーシズコちゃんに肩をガシッと掴まれてのけ反りながら止められたっス。

「ーー悪名高いテロリストを、自分の店に黙って向かわせる店主が何処にいるってのよ」

「そんなーー！？ここまで来て生殺しとは余りにも無体ですわ！！楽しみにしていた百夜堂たい焼きがーー！！」

ーー何やらほざいてるっスが、至極当然過ぎて何の同情も浮かばないっス。

「くっ…！！食の探究を邪魔するのならば、如何に百夜堂の店主さんといえどもーー！！」

ーー邪魔するなら…何スかハルナちゃん？シズコちゃんに何かするつもりなら、この『花火』のフルバーストで真っ赤なトマトになって貰うっスよ？

「…………くっ…2対1とは卑怯ですわ！？」

ハハハハ、テロリストが何か言ってらぁっスーーフルバーストは脅しでも、何十発かブチ込んでからヴァルキューレに引き摺って行こうとトリガーに指を掛けた時ーー、

dice1d4=1 (1)

1.「わーっ！？待って待って！！」路地の向こうから、色んな意味でぽよぽよとした頭に角を生やした女の子がダッシュで駆け寄って来たっス。

2."気持ちは分かるけどーー""その辺で勘弁してあげてくれないかな？"聞き慣れた声に振り向くと、そこには先生が立っていたっス。

3.「ーー取引よテロリストさん？このまま取り押さえられてヴァルキューレに突き出されるか、このまま私達に付いて来て護衛をするか…好きな方を選びなさい」…シズコちゃん！？

4.「如何に私が倒れようとも、第二第三の食の探究者がーー」遺言はソレで良いっスね？OK！！(ズドンッ！！

[59 二次元好きの匿名さん 23/10/02(月) 07:13:57]

増えた……（絶望）

[60 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/02(月) 07:41:52]

(増えた…)(絶望)

(他にも誰かいるか？)

dice1d4=1 (1)

1.イズミだけ

2.+アカリ

3.+ジュンコ

4.+先生(↓選択肢1、↓↓数値0で固定)

(イズミは何をしに来たか？)

dice1d4=1 (1)

1.ガチモード先生に頼まれてハルナを連れ戻しに来た。

2.ガチモード風紀委員会から逃げている途中。

3.ハルナに付いてきた。

4.偶然通り掛かった。

(イズミの敵対度)

dice1d100=6 (6) -30(百夜堂補正)

(70以上だとハルナと共闘、40以下だとハルナを止める)

[61 二次元好きの匿名さん 23/10/02(月) 08:01:00]

セーフ！

[62 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/02(月) 10:15:22]

「ーーイズミさん！？何故ここに！？」

あ、その様子を見ると、この子ーーイズミちゃんとやらも美食研究会の一員なんスね。

しかし乱入こそして来たものの、加担するどころか寧ろハルナちゃんを必死に止めるような素振りを見せてるっスーー仲間割れか何かっスかね？

「何故も何も無いよ会長ー！？早く一緒にゲヘナに戻って先生と風紀委員会にごめんなさいしないとー！！」

何やら涙目になって必死に叫んでハルナちゃんに縋りついてるっス。

ん？何故そこで先生の名前が…？自分は思わずシズコちゃんと顔を見合わせたっス。

「風紀委員会はともかく、先生が…？一体何があったのです？」

「か、会長がいつものように脱獄したって聞いたら、初めて見るような物凄く怖い顔で言われたの…。

"……すぐにハルナを連れ戻して来て"

"もし連れ戻さなかったり、また何処かの飲食店に迷惑かけたらーーdice1d4=2 (2) "…って…。

1.美食研究会の皆向こう数ヶ月間食べ歩き禁止

2.もう一緒にご飯を食べに行ってあげない

3.矯正局で暫く反省してもらうよ

4.…………分かってるよね？(にっこり)

うわーん！！そんなのやだー！！会長お願いー！！」

ヒェッ…ガチ説教モードの先生からの最後通告なんて想像したくも無いっス…。

(ハルナの理性)

dice1d100=26 (26) -30(美食補正)+40(先生補正)

(80以上で従い、50以上で踏み止まり、20以下で攻撃してくる)

(シズコの？？？)

dice1d100=88 (88)

(50以上で…？)

[63 二次元好きの匿名さん 23/10/02(月) 13:22:21]

本能が勝ったか……（）

[64 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/02(月) 15:49:28]

「そんな…先生が……くっ…！？」

流石のハルナちゃんも、先生からの言葉には動揺してるみたいっスねーーと言うか一緒にご飯食べに行ってるんスか？自分は行った事無いのに？
羨まけしからんっスよ畜生めっス…！！

「ミズチ、落ち着いて落ち着いて…目が蛇みたいになってるわよ？」

っとといけないっスいけないっス深呼吸深呼吸…。
しかし、自分が落ち着いたのとほぼ同時に、ハルナちゃんは再びイズミちゃんに背を向けて歩き出そうとしていたっス。

「ーーーーた、例え先生に見放されたのだとしても…これだけは…これだけは譲れないのです…！！分かって下さいイズミさん…っ！！」

あ、ちょっと涙目になってるっスーーけど、止まろうとしないのは敵ながら天晴れっスね…。
しかしイズミちゃんも譲れないのか、号泣しながらハルナちゃんの足にガッシリとしがみ付いたっス。

「やーだぁぁぁぁ！！行かないで会長ぉぉぉぉ！！先生ともうご飯行けないなんてやだぁぁぁぁ！！」
「放して下さいイズミさん！！それでも私は、私、は……重……本当に放して下さいイズミさん！！このままだと本当に1mmも動けませんわ！！」
「あー！！重いって言った！！会長今重いって言った！！うわーん！！重くないもん！！会長とかアカリとかジュンコが軽いだけだもん！！普通だもん！！」

ーーわ　か　る　。
そうなんスよ…周りの皆がおかしいだけで、決して重たくはない筈なんスよ。
何だか急にイズミちゃんに親近感沸いて来たっス。

「……いや、ミズチの場合筋肉付け過ぎなだけでしょ」

…………シズコちゃん、人を最も傷付けるのは(ry

[65 二次元好きの匿名さん 23/10/02(月) 23:38:41]

保守

[66 二次元好きの匿名さん 23/10/03(火) 10:40:28]

ほす

[67 二次元好きの匿名さん 23/10/03(火) 10:56:57]

スレ主生きてる？？？

[68 二次元好きの匿名さん 23/10/03(火) 12:14:15]

(辛うじて私は元気です…)

さて、そんな感じで自分としちゃ2人で勝手に潰し合えーって感じだったんスが…シズコちゃんの意見は違ったみたいっス。

「ーーあなた達、そこまでにしなさい」

揉み合うーーというよりは最早イズミちゃんの中にハルナちゃんが埋まってる感じっスけどーー2人は、その言葉にピタリと動きを止めたっス。

「一応確認するわーーそっちの美食研究会の会長さんは、私のお店の甘味が食べたい、そっちのイズミさんは先生の所へ会長さんを連れ戻したい…そうよね？」

「は、はい…」

「う、うん…そうだけど…」

「ならーーdice1d4=4 (4) 」

1.会長さんの身柄は、私ーー百夜堂店主である河和シズコが預かるわ

2.取引よ。私とミズチの護衛をしてくれたら、先生への弁明も、百夜堂の甘味のどちらも引き受けてあげる。

3.確認したいんだけど、会長さんを連れて行くタイムリミットってあるのかしら？

4.たい焼きは無理だけど、キツネ煎餅とお饅頭くらいは持ってるんだけど、いる？

[69 百夜堂の住み込みバイト主 23/10/03(火) 21:24:45]

機種変した関係で暫く書き込み出来ないかもです。
申し訳ありません…。

[70 百夜堂の住み込みバイト主 23/10/04(水) 07:47:22]

「ーーそれなら、例え会長さんをゲヘナに今すぐ連れて行ったとしても、一応百夜堂の甘味と味は味わえる訳だし、先生からも絶交されずに済むんじゃないかしら？」

えー…余計な施しは為にならないと思うんスけど…。

「う…分かってはいるんだけどーー例え先生から嫌われてでも私のお店の甘味を食べたいって言われたら、余り無体に出来ないというか何と言うか…」

まぁ、確かに作ってる側としちゃ冥利に尽きるっスけど、正直甘いというか…まぁ、シズコちゃんの判断に任せるっス。

「ーーと言う訳だから、はい、どうぞ」

シズコちゃんが差し出したきつね煎餅とお饅頭を見た二人は、がばり！！と劇的な反応を返して来たっス。

「ーーよ､宜しいのですか！？」

「ふぇっ！？ホント！？もしかして私の分もあったりする！？」

まぁ、道中のおやつ用に持ってきたヤツがあるんで数はそれなりにあるっスけど…。

差し出すと、2人はひと口ひと口噛み締めるように大事そうに、そして滅茶苦茶美味そうに食べていったっス。

「はぁぁぁ…♡この絶妙な深い甘さと、それを引き立てる僅かな塩気の餡子…そして、ソレを包むのはそれだけでも絶品と思えるフワフワに蒸された皮ーー噂に違わぬ…いえ！！噂以上の絶品ですわ！！」

「このお煎餅可愛いし美味しい！！いつもならもっと『色々』味がする方が好きだけど、これならこっちの方が好きかも！！」

それを作った当人としては、誇らしいやら嬉しいやら気恥ずかしいやら…自分とシズコちゃんは、2人が食べ終わるまで、微笑み合いながらそれを眺めたのだったっス。

(ハルナとイズミの恩義度)

dice1d100=47 (47) +50(施し補正)

(80を超えていると…？)

[71 百夜堂の住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 09:43:56]

ーーそして程無くして2人はお饅頭ときつね煎餅を食べ終わると、こっちに向かって深々と頭を下げたっス。

「ーー店主さん、ミズチさん…このご恩、美食研究会会長として決して忘れませんわーー今回の食の探求の旅は残念ながらここまでですが…最後に、良い思い出が出来ました…ありがとうございます」

ハルナちゃんはそう言うと、前に両手を組んで差し出して、イズミちゃんは何処から取り出したのか、ロープをソレに巻き付けて拘束したっス。

「ぐすっ…！！ごめんねぇぇぇぇ会長ぉぉぉぉ…！！面会の時には絶対美味しいもの持って行くから…！！」

……自分らは一体何を見せられてるんスかね？
こちらの戸惑いと冷たい視線を他所に、2人はそのままロープを持って、もしくは繋がれたまま自分達に背を向けて歩き出しーー不意に、振り向いてまた一礼したっス。

「この先貴方がたに苦難や困難が立塞がる事もあるでしょうーーその時は、この黒舘ハルナ…必ずや力になるとお約束致しますわ」


「「いや、来ないで。帰ってくれっス(頂戴)」」


そして、2人の背が見えなくなるのを見送ってから、自分らは本来の目的のために再び歩き出したのだったっス。

「……ねぇ？まさかとは思うけどーー本当にそんな事態がこれから起きたりしないわよね？物凄く嫌な予感するんだけど？」

ーーアーアーキコエナイっスー。
んな事早々あって溜まるか……そんな自分らの願望にも近い想像は、

ーー例の如く無常にも裏切られる事になるのを、この時の自分らは知る由も無かったっス。

[72 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 15:41:35]

ーーさて、徒歩とバスの乗り継ぎを何度か繰り返し行き着いたのは、山の中にある村の一画に建てられた、小さな庵のような工房だったっス。
中からは旋盤加工や、金槌らしき金属音が聞えてくるっスね…どうやらご在宅のようっス。

うぇぇ…気が重いっス…。
でも、門主様との約束もあるししゃーないっス…じゃあ、シズコちゃんは村の方で待ってーー、

「何言ってるのよ、それじゃ私が来た意味が無いじゃないーーさ、一緒に行くわよ？」

ちょちょちょちょ！？駄目っスよシズコちゃん！！気持ちは嬉しいっスけど、コレは自分のケジメっスし、門主様から『1人で行け』ってオーダーなんスから！！

「ミズチ、確認だけどーーキサキさんは、『山海経の人達と一緒に行っちゃいけない』って言ってたのよね？」

はい、そうっスーーだから…。

「そ、なら私は山海経生じゃないから問題無いわね。はい、行くわよ」

ええええ…？そんなトンチみたいな屁理屈良いんスか…？

「ーーあのね、人を信用したり、疑わないのは美徳ではあるけど…だからと言って人の言ってる事を額面通りに受け取ったり、馬鹿正直に真っ向勝負してばかりいたら痛い目を見るし、主導権を握られっ放しになるの…私は、夏のあの騒ぎで実感したわ」

あー……あの時の事っスか…色々とあったっスからねぇ…。

[73 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 15:41:56]

(ミズチはイベント『出張！百夜堂 海の家FC計画』には？)

dice1d4=1 (1)

1.参加していた

2.別口のバイトの掛け持ち(dice1d3=2 (2) 1.温泉開発部2.ムシクイーンクルーズ3.ヘルメット団)で参加していた。

3.フィーナと一緒に留守番をしていた。

4.ニヤ達陰陽部に頼まれてシズコを騙した奴らを〆て回っていた。

(ちなみにミズチはアビドスのメンバーの事は？)

dice1d4=2 (2)

1.知っているし会った事がある

2.知っているが会った事は無い

3.知らないがメンバーの事は聞いている

4.知らないが覆面水着団としては会った事がある

[74 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 17:09:00]

一夏の経験を経て、シズコちゃんは更に一皮剥けた感じっスね…自分もあそこにはいたっスけど、基本的にはウミカちゃんと一緒に留守番したり、散発的に喧嘩売ってくる権利書狙いの奴らを〆たりしてたくらいでロクに参加出来なかったんスよね…。

噂に名高いアビドスの子達にも結局会えず話せずじまいだったっスし。

ーーまぁ、過ぎた事は置いといて…屁理屈も屁理屈っスけど、隣にシズコちゃんが居てくれるのは心強い限りっス。

一瞬だけーー握り潰さないようにーーシズコちゃんの手をギュッと握ってから、自分は意を決して工房の暖簾を潜ったっス。

ーーごめん下さいっスー！！山海経の竜華キサキ様の紹介で来た者っスー！！

dice1d4=2 (2)

1.「おう、待ってたぜ」ーードスの効いた声の、明らかにカタギじゃねぇ雰囲気の強面のおっちゃん(レトリバー)が出迎えてくれたっス。

2.「おう、ちょっと待ってな！！」ーー手が離せないのか、工房の奥から声が聞えて来たっス。

3.………あれ？誰も出て来ないっス。でも、奥から作業してる音は聞こえて来るっスから、もしかして気付いてないんスかね？

4.「あいよ、いらっしゃーい！！……さっきぶりかな？」…あれ？何だか見覚えのあるーー銃砲店のお姉さんじゃないっスか！！

[75 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 21:25:59]

その声に従って暫く待ってたんスけど…どうやら作業が佳境に入ってるらしく、10分、20分経っても中々職人さんは出て来なかったっス。

ーーうーん…手持ち無沙汰っスねぇ…。

そう思った自分はーー、

dice1d4=4 (4)

1.工房のあちこちに置かれた銃が気になったんで色々と見て回る事にしたっス。

2.作業場らしき場所に無造作に置かれた、素材らしきものが気になって近付いてみたっス。

3.まだ掛かりそうっスかねぇ…？こっそりと職人さんの作業を覗き見ようとしたっス。

4.こん中熱が籠もって暑ぃっスねぇ…このままだと脱ぎかねないんで、一旦庭先に出て涼む事にしたっス。

[76 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/04(水) 23:14:45]

汗を拭いながら外に出ると、夕方…とまでは行かない時間の筈なのに、やけに燃えるような陽の光が目を焼いたっス。

ーーそこには、山の稜線から覗く太陽が、何かを複雑に反射させながら輝いて…それが、山の木々の緑に降り注いで、何とも言えない絶景を生み出していたっス。

はー…キレイっスねぇ…。

思わず自分は此処に来た目的すら忘れて、その光景に目を奪われていたっス。

しかし、何であんな風に光ってるんスかねぇ…？

「ーーアビドスの砂さ。雲が無い日にソイツが風に巻き上げられて、高ぇ所まで上がって陽の光を浴びるとこうなるのさ」

ーーのわっ！？

いきなりの背後からの声に飛び上がるように立ち上がって振り向くと、そこには明らかにカタギじゃない感じの、ヒゲを蓄えた強面のおっちゃんが立っていたっス。

「何でぇ、キサキの嬢ちゃんからの手紙を見るに、どんな粗忽者が来るかと思えば…中々に風情を理解ってるじゃねぇかーー気に入ったぜ」

あ、あははは…ど、どうもっス…。

(職人のマシンガンに対する思い入れ)

dice1d100=36 (36)

(100に近いと力作、0に近いと手慰み)

(マシンガンの惨状を見た職人の怒りゲージ)

dice1d100=62 (62) -30(風情への理解補正)

(100に近いほど怒っており、0に近いほど機嫌が良い)

[77 二次元好きの匿名さん 23/10/05(木) 07:43:27]

ほす

[79 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/05(木) 08:07:30]

そんな感じで、職人さんとのファーストコンタクトは穏やかに済んだんスけど…肝心の要件を伝えた上で、壊れたマシンガンを見せたら案の定めちゃんこ怒られたっス。

拳骨もdice1d10=7 (7) 発落とされたんで痛い通り越してクラクラするっス…流石は職人さんの腕っぷしっスね…。

「ーーったく、頑丈さを追求してた時に組み上げた手慰みとは言え、俺の銃をふざけた使い方しやがって…本当だったら叩き出してる所だがーー」

ーーキサキのお嬢と、そこの嬢ちゃんに感謝しな、と吐き捨てるように言ったのを最後に、ようやく矛を収めてくれたっス。

うぅ…すんませんっス…。

「ーーそれで、直せそうなんですか？それ」

痛みに呻くしか出来ない自分の代わりにシズコちゃんが聞いてくれた質問に、職人さんは腕を組みながら難しい顔をしたっス。

「……出来ねぇ事は無いがな…dice1d4=3 (3) 」

1.在庫の素材が足りなくてな…

2.ちょいと俺も困った事になっててな…

3.代わりと言っちゃ何だが、頼まれてくれねぇか？

4.ソイツが同じ使い方をするようなら、お断りだ

[80 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/05(木) 11:33:09]

ーー頼み事…っスか？

まぁ、自分はある程度なら表も裏も大丈夫っスけど、シズコちゃんもいるっスから後ろ暗いのはちょっと…。

「馬鹿野郎、俺も足洗った奴とカタギにんな事頼むほど落ちちゃいねぇよーーちょいと、足りねぇ素材の調達を頼みてぇのよ」

職人さんが言うには、ここの工房では特殊な砂鉄にオーパーツを練り込んだものを素材にしてるらしいんスけど、最近それが手に入りづらくなって来てるんで、現地調達をして欲しいみたいっス。

「ーー少し前なら俺が直接行きゃ良かったんだが、最近は妙にキナ臭くなってきてるし、ちょいと前にあった玄龍門と玄武商会のイザコザやらで仕事が山のように溜まっちまっててな…そいつさえありゃ、お前さんの銃の打ち直しも出来るし、お互い悪ィ話じゃねぇだろう？」

うーん…確かにそん位なら大丈夫そうっスね…チラッと目線を向けると、シズコちゃんも小さく頷いてくれたっス。

了解っスーーちなみに場所と、キナ臭い原因って何なんスか？

「ーーあぁ、何でも最近その近くにdice1d4=1 (1)

1.カイザーの小僧どもがのさばってるのよ

2.ヘルメット団とかいうチンピラどもが徒党を組んでやがっててな…

3.バカデケぇ機械のヘビみてぇな化け物が出るようになってな

4.覆面水着団とかいうフザけた名前の腕利き共が現れやがったのよ

場所はーー」

[81 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/05(木) 11:34:25]

「ーーアビドス砂漠だ…喜べ牛娘、お前さんがさっきまで見惚れてた所だぜ？」

職人さんの言葉に、自分とシズコちゃんは、思わず顔を見合わせたのだったっス。


アビドス編　プロローグーー完

[82 百夜堂住み込みバイト主 23/10/05(木) 11:35:55]

という訳で今回の話はアビドス編です。
プロットを組み次第続きを投稿致します。

[83 二次元好きの匿名さん 23/10/05(木) 11:36:05]

これはアビドスと一緒にカイザー相手に大立回りですね……
というか蛇だったりゴリラだったり牛だったり忙しいなミズチ……

[84 二次元好きの匿名さん 23/10/05(木) 21:18:16]

保守

[85 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/06(金) 05:31:45]

ーーその後。

流石にそこまで行くと日帰りとかそういう訳にも行かず、砂鉄の採取場所とオーパーツのよく出土するという大昔の市街地跡の座標を教えてモラッティから、自分達は百夜堂への帰路に付いたのだったっス。

ーー中々の大事になっちゃってごめんなさいっスシズコちゃん…。

道中、自分は何度も頭を下げたっス…ただでさえも百夜堂の事で忙しいのに、シズコちゃんはこれも乗り掛かった船だからと、同行を申し出てくれたっスから…。

「いーのいーの！！アビドスの皆には、この前の夏のお礼やら何やらも打ち上げだけじゃ足りないって思ってた所だったしーー」

おっ…という事はーー！！

「ーー出張屋台百夜堂、久々の出陣よ！！」

イェーイ！！皆と旅行っス！！楽しみっスねぇ！！

……と、ノリ良く応じたら「誰のせいだと思ってんの！！貴女は仕事済ませてから！！」と、脳天にチョップ食らったっス…。

(今回同行するのは？)

dice1d4=2 (2)

1.シズコ+フィーナ

2.+ウミカ

3.+何処かから嗅ぎつけた修行部、チセ

4.+チセが心配で付いてきたカホ

[86 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/06(金) 12:30:39]

ーー皆にこの事を伝えて準備して、お店の数日間の休業を方々に知らせ終わったのはそこから更に数日後…いやー、百夜堂ともなるとこれだけでも重労働っスね…。

「ーー久々にアネゴや委員長達と一緒にお出掛け、楽しみデス！！」

フィーナちゃんは出張を知らせた時から終始御機嫌ルンルンっスーーすんませんっスねぇフィーナちゃん、最近付き合い悪くって。

「イエ！！アネゴも委員長も忙しいデスから！！」

……相変わらず映画キチな事以外は本当にいい子っスねぇーー頭撫でてあげるっス。

だから、仁義なきニャンニャンパンチシリーズ完徹フルマラソンは勘弁して下さいッスね？

「ふふふっ♪お祭り運営委員会のフルメンバーでの出張も久しぶりですね」

ウミカちゃんの言う通り、自分が来てからはもしかしなくても初めてかもしんないっスね……けどウミカちゃん？その首から下げた大砲みてぇなレンズのカメラは何に使うんスか？

「それは勿論社長の…うふふっ♪」

あ、笑って誤魔化したーー全くいつもしゃーない子っスねぇ…後で何枚か焼き増しお願いするっス。

「ーーさて…食材も水も十分積んだし、現地での仕入れ先も確保したし…それじゃあ、出発しましょ！！」

『おーっ！！』

シズコちゃんの号令に元気良く返事をすると、自分達はアビドスに向けて屋台を引き引き出発下のだったっス。

(道中のトラブル度)

dice1d100=83 (83) +20(砂漠補正)

(80以上で何か悪い事が起こる)

(幸運度判定)

dice1d100=4 (4)

(80以上で良いこと、20以下で悪い事が起こる。トラブル度が重なった場合戦闘発生レベル)

[87 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 12:31:47]

早速戦闘発生である

[88 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/06(金) 23:35:59]

一応アビドスに入る辺りまでは順調だったんス…だったんスけど…。

(何があった？)

dice1d4=3 (3)

1.予想以上に暑すぎて皆グロッキー状態

2.砂漠のど真ん中で迷った

3.砂嵐に巻き込まれた

4.途中でよる予定だった休憩地点が閉店していた

(↑に加えて悪い事の内容は？)

dice1d4=2 (2)

1.その状態の時に巡回中だったカイザーPMCのdice1d4=4 (4) (1.オートマトン2.兵士3.機動兵器4.ヘルメットを被った長髪の雇われ兵)に遭遇した

2.その周囲を根城にしていたヘルメット団が因縁を付けてきた

3.ミイラのような化け物襲い掛かってきた

4.「あれ？ミズチさん？」見慣れた声と共にクルセイダーが近付いて来た

[89 ニ次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:36:59]

>>88砂嵐で相手に気づいてない？

[90 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:16:33]

ホシュ

[91 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/07(土) 10:32:16]

砂漠を歩き始めて暫くしてからの事っだったっスーー何やら前の方が煙ってるみたいだなー…とは思ってたんスけど！！思ってたんスけど！！

「アレは砂嵐です！！社長は屋台の中へ！！フィーナとミズチさんは屋台と荷物を！！」

ウミカちゃんの叫びとほぼ同時に、凄まじい風と砂埃に包まれたっス！！

ぶわーっ！？竜巻みてえな風と一緒に砂が巻き上げられて何にも見えないっス！！

その上目が！！耳が！！鼻が！！ーー慌てて防塵マスクを掛けたっスけど、素肌の所に砂が当たって痛ぇっス！！

「皆はぐれないでよ！？はぐれたら冗談抜きで死にかけないわ！！」

ーー合点承知っス！！

…しかし、そこへ更に不幸は続くもんでーー、

「動くな！！とはいっても砂嵐で動けないだろうがな！！」

「フハハハ！！砂嵐に紛れてうろついてた甲斐があったってもんだ！！有り金全部置いていきやがれ！！」

「ただし水と食糧は置いてかないでいいぞ！！死んだら目覚めが悪いからな！！」

ゲェー！？あのクソダサフルフェイスヘルメットのガラ悪い連中はどう見てもヘルメット団！！

成程、フルフェイスだからこの砂嵐でも動けるって事っスか…！！

しかもこの砂嵐…下手に武器を使えば故障したり暴発の可能性も…くっ…一体どうすれば…！？

dice1d4=4 (4)

1.あ、ぶん殴りゃいいんスねーー真っ直ぐ行って右ストレートと銃身アタックっス！！

2.ここは状況が不利っス！！何とか逃げるっスよ！！

3.砂嵐が止むまで百夜堂の屋台を盾に防戦するっス！！

4.今こそ禁断の技を見せる時…！！必殺！！百夜堂屋台轢き逃げアタック！

[92 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/07(土) 19:10:10]

敵の数はdice1d20=10 (10) (最低保証8)ほど…状況が不利なのと、敵が圧倒的に多い事を考えたら全力の短期決戦が必要っス！！

ーーシズコちゃん！！百夜堂の力、借りるっス！！

「えっ？」

唸れっス自分の脚力！！砂嵐になんざ負けるなっス！！

ふん……ぬらばぁぁぁぁっス！！

「なっ…この砂嵐の中で中の人間ごと屋台を！？」

「ゴリラか何かかコイツ！？逃がすな！！」

ーーええ、逃げさせて貰うっスよ！！テメェらを轢き潰しながらっスねぇ！！

(ミズチの轢き逃げアタックの威力)

dice1d100=98 (98) +30-20(怪力、砂嵐補正)

(100に近いとミンチよりも酷い、0に近いと跳ね飛ばされる程度)

[93 ニ次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 19:11:29]

>>92

ミンチよりも酷い以上？

[94 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 19:11:34]

ミンチより2段階くらいひでえや……

[95 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/07(土) 23:39:37]

ーーあっ…砂嵐と砂に負けないように思いっきり踏ん張ったら、思った以上に手応えならぬ足応えーーが、と思う前に、自分の脚は百夜堂の屋台を引っ張りながら砲弾のような勢いでスタートを決め、ヘルメット団目掛けて突撃し、

『ギャァァァァァ！？』

と、言う悲鳴と湿った水袋のような音と共に、奴らを一瞬で潰れたトマトみたいに跳ね飛ばしていたっス。
あっ……あの子手足が切れたマリオネットみたいに…しかも頭から突き刺さって首がヤベー方向に…。

「あ、アネゴ……」
「ミズチさん……」

…………やっべ。
フィーナちゃんとウミカちゃんが顔真っ青にしてこっち見てるっス。

「う、うぐぐ…」
「か、か…が…」

明らかにやり過ぎて、殺っちまったか？と思ったっスが、ヘイローは辛うじて明滅してるし、呻き声上げてるから生きてるっスね。
ふぅーー死ななければ安いっスよね！！ヨシ！！

「ヨシ！！ーーじゃないでしょうがァァァァ！！」

そんな叫びと共に自分の顔面に、頭にデッカいたんこぶ作ったシズコちゃんのミサイルキックが突き刺さったっス。

[96 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/08(日) 09:09:25]

「あいつらを蹴散らしてくれたのはありがたいけどね！！明らかにやり過ぎだし、商売道具の屋台を血塗れにするつもりか！！

あと、貴女絶対中に私が居ること忘れてたでしょ！？」

ーー前が見えねェっスけど、シズコちゃんが鬼の形相してるのだけは分かるっス…。

ウッス……すんませんっス…ウッス…。

(砂嵐の影響度)

dice1d100=94 (94) +20(百夜堂アタック補正)

(60以上で道に迷う)

(百夜堂轢き逃げアタックの影響度)

dice1d100=77 (77) +20(ミズチの馬鹿力補正)

(60以上で壊れて動かなくなる)

[97 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 09:11:43]

遭　難

[98 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/08(日) 18:48:17]

……ウミカちゃーん、どんな感じっスかー…。

「駄目です…車軸が歪んじゃってます…このまま強引に動かしたら、下手したら折れる可能性も…」

うわぁ…自分で言うのも何なんスけど、大概っスね自分の馬鹿力…。

「委員長！！アネゴ！！磁石の読み方が分かりまセン！！どうしたら良いデスか！？」

どしたんスかフィーナちゃん、どれどれ…？

わー…見事にルーレットみたいに回ってるっスねー…うん！！ブッ壊れてるっスねチクショウめ！！

「や、屋台も壊れて、オマケに磁石まで…コレってもしかしなくても…」

ーーーー遭難、したっスね…。

ヒュゥゥゥ…と、呆然とした自分達を嘲笑うかのように、風が虚しく吹き荒んだのだったっス。

(ミズチはこの後どうする？)

dice1d4=3 (3)

1.取り敢えず屋台を拠点に交代で周囲の探索っス！！

2.何とか電波の届く位置を見つけて、アビドスかヴァルキューレにSOSっス！！

3.屋台の修理を優先するっス！！使えそうな素材を探しに行くっスよ！！

4.こうなったのは全部自分のせい…皆はここで待ってて下さいっス！！

(幸運度判定)

dice1d100=62 (62)

(80以上で状況が良くなり、20以下で悪い事が起こる)

(？？？)

「ん、ちょっと今日は遠出する」

dice1d100=1 (1)

(合計100になると…？」

[99 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/08(日) 21:21:48]

「ーーまずは屋台を直しましょう…私達の荷物も食糧もこの中に入ってる以上、動かなきゃどうにもならないわ」

シズコちゃんの号令に、自分達は一斉に頷いたっス。

ーーウッス、やらかしちまった埋め合わせは必ずや果たしてみせるっス！！

(周囲の状況)

dice1d4=4 (4)

1.目に見える範囲にスクラップや旧市街地か点在している(補正+30)

2.かなり遠いが、旧市街地らしき影が見える(補正+20)

3.スクラップがあちこちに落ちているが、建物等は見当たらない(補正+10)

4.スクラップも建物も全く見当たらない(補正-20)

(幸運度判定)

dice1d100=82 (82)

(80以上で状況が良くなり、20以下で悪い事が起こる)

(？？？)

「私とした事がパンク修理を忘れてた…今度こそ出発」

dice1d100=34 (34) +1

[100 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 23:06:31]

>>98

迫　真　の　1

[101 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/08(日) 23:31:48]

ーーうん、360度見回しても砂しか無ぇっス！！

太陽で方角こそ分かるっスけど、下手に移動したら二次遭難しそうな勢いっスね…。

「固まって動くのは危険だし、ここは屋台を守りつつ体力を温存する待機組と、探索組で別れましょ」

ーーガッテンっス！！

(ミズチは誰と組む？)

dice1d3=3 (3)

1.シズコ

2.フィーナ

3.ウミカ

(どちらの組？)

dice1d2=1 (1)

1.探索組

2.待機組

(探索組の探索度)

dice1d100=96 (96) -20

(70以上で何か見つかる)

(？？コ)

「ん、何だか今日は調子が良い」

dice1d100=29 (29) +35+10(幸運度補正

[102 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/09(月) 09:26:12]

ウッシ！！早速行くっスかウミカちゃん！

…何にも無いっスけど。

「いえいえ、そんな風に悲観する事は無いですよミズチさん……案外こういう時にいいモノが見つかったりするものですよ？」

うーん、そういうモンっスかねぇ…？

そして所々に目印を置きつつ、探索を始めてから暫くーー、

「あっーー！？」

不意に、ウミカちゃんが叫びを上げたっス。

どうしたんスか！？

(ウミカは何を見つけた？)

dice1d4=3 (3)

1.砂に埋もれた廃棄車両

2.朽ち果てたオートマトン

3.こっちに近付いてくる人影

4.シズコとフィーナのお着替えシーン

(？ロコ)

「ん…また砂嵐があったから、道が変わってる…」

dice1d100=10 (10) +74

[103 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/09(月) 18:11:30]

ーー人影…？この何にも無い砂漠のど真ん中でっスか？

「はいーーかなり距離はありますけど、間違い無いです…」

数はどのくらいっスか？

「えっと…dice1d4=3 (3) ですね」

1.1人

2.2〜3人くらい

3.10人くらい

4.かなりの集団

ウミカちゃんの言う方向を見ると、確かに間違いなく人型の影なのは間違い無いっスね…。

うーん…どうするっスかねー？

dice1d4=4 (4)

1.何にせよ渡りに船っス。近付いて事情を話してみるっス。

2.さっきのヘルメット団の事もあるっスから、警戒しつつ待ち構えとくっス。

3.念には念をっスーー砂山の稜線の向こうに身を隠すっスよ！！

4.『あれ…あなた方はーー？』ーーん？気付けば頭上に浮かんでいたドローンがこちらにカメラを向けながら通信を送って来ていたっス。

(シロコ)

「見慣れないものが…何だろ？」

dice1d100=49 (49) +84

[104 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 18:19:00]

10人……ならアビドスじゃねえな……

[105 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/09(月) 20:27:34]

自分には聞き覚えのないその声に、ウミカちゃんは心当たりがあったみたいっス。

「その声はーー確かアビドスの奥空アヤネさん？」
『は、はい。確かそちらは百鬼夜行…百夜堂の店員さんのーー確か、ウミカさん…ですよね？』
「はい、その節はお世話にーー」

あ、成程この前のFC計画の時のお知り合いなんスね。
あ、どーもっス自分はミズチって言いまっスーーウミカちゃんの同僚で百夜堂で住み込みやってるっス。

『あ…殆ど会えなかったもう一人の店員の方でしたかーー禄に挨拶も出来ず…申し訳ありません』

あ、いえいえこちらこそ……って、ビジネストークしてる場合じゃなかったっス。

『ーー！！そうでした！！お二人とも、話は後です！！こちらの誘導に従って身を隠して下さい！！』

ーーウッス！！
アヤネちゃんが慌てた様子で声を掛けて来たんで、理由を聞く前にウミカちゃんを抱き抱えてダッシュでドローンが向かった砂の稜線の向こう側に飛び込んだっス。

( シロコ)
「あれ…確か、あなた達は…」
「え？まさかアビドスのーー！？」
「ワオ！！天の助けデス！！」
(シロコ、シズコ達を発見)

[106 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/09(月) 23:43:48]

んで、稜線に隠れてから暫くして現れたのはーー、

dice1d4=4 (4)

1.カイザーPMCの兵士の一団だったっス。

2.ヘルメット団…にしちゃ、何だか武装も身なりも整ってるっスね…？

3どっかで見た事ある.眼帯付けたおっちゃん(猫)と、能面付けた着物姿の一団っスね…何でここに？

4.アイツらはーーっ！？

(シロコ)

「ーー実はかくかくしかじかで…」

「ん、かくかくうまうまだったんだねーー分かった…ちょっと連絡してみる」

dice1d100=60 (60)

(50以上なら修理の算段が付く)

[107 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 01:29:45]

なんかヤバい奴らだったか？

[108 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 12:30:40]

ホシュ

[109 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/10(火) 12:54:00]

「…あの方々は一体誰なんですか？」

『ーー最近カイザーに雇われた、腕利きの集団です…私達は彼らの調査の真っ最中で…』

ウミカちゃんとアヤネちゃんの会話の内容は、殆ど耳に入って来なかったっス。

自分の目は、前から歩いてきた集団に釘付けになっていました。

ソレは、スラリとしたシルエットの、漢服に身を包んだ男(ロボ)に率いられた、黒に金の縁取りを施した装甲を持つ兵士たち。

ーーそれは、自分の中に未だ燻り続ける暗い記憶の中に、ハッキリと焼き付いた顔だったっス。

(男の正体は？)

dice1d4=4 (4)

1.裏稼業時代の雇い主

2.戦いの技術の師匠

3.退校の原因になった山海経の元教師

4.育ての親

[110 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 13:02:37]

一番殴りにくい相手きちゃった……

[111 百夜堂住み込みバイト・ミズチ2 23/10/10(火) 17:21:45]

それはーー物心付いた頃に自分を拾い上げ、育ててくれた人だったっス。

常識も、倫理も知らない自分を生き永らえさせて、裏稼業の仲間に自分を紹介してから、霞のように消えたーー自分にとっては、門主様やシズコちゃんに勝るとも劣らない恩のある人。

ーー何で？どうして、今になって？

「ーーチさん、ミズチさん！！どうしたんですか、顔が真っ青ですよ！？」

グルグルと回る思考は、ウミカちゃんに肩を揺すられた事で中断されたっス。

は、はいっス、ちょっとボーっとしちゃって…。

『もしかしたら熱中症かもしれませんねーーお話のあった屋台の方は、今丁度シロコ先輩が合流して、修理用の資材の算段も付いた所です。

そうしたら、少しは休めると思いますから…』

ーーーーウッス…そんじゃあ、あの人達…じゃなかった、アイツらが通り過ぎたのを確認したら、後退するっスよ。

誤解されたままなのは心苦しいっスけど、今は取り敢えず落ち着きたいのは間違い無かったんで、ありがたく受け取っておくっス。

(男達はミズチに気付いていたか？)

dice1d100=95 (95)

(100に近ければ気付き、80以上だとミズチだと分かるレベルに気付く。20以下だとリーダー格の男以外は気付かない)

[112 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 17:30:08]

この蛇バレバレである

[113 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/10(火) 22:22:36]

(？？？)
「……行ったかーー相変わらずこの類の小技は苦手だよなぁ、お嬢」

ーーミズチ達が立ち去った方向を、行き過ぎる『フリ』をしながら、男達の1人が吹き出したのを境に、ワイワイと会話をし始めた。

「全くだ…そこん所は変わってなくて安心したぜーー何せタッパも胸も尻もとんでもねぇ別嬪になってるから見間違えたかと思ったぜ」
「何食ったらあんなんなるんだ？」
「牛乳とかかぁ…？まぁ、何にせよ良いモン食わせて貰ってたのは間違いねえから安心したわ」

「ーーところで、どうしやすか大哥(アニキ)？……追いやすか？」

しかし、先頭の漢服の男に向かって口を開いた瞬間、男達の纏う空気は、一瞬にして熟練の兵士のソレへと変わった。

[114 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/10(火) 22:23:19]

「ーーいえ、ここは放っておくっスよ。今の自分らの仕事は、この資源物資の輸送っスからねーーまぁ、出来れば和やかな再会と行きたいっスけど…あっちの方角にある場所を考えたら難しいっスよねぇ」

それに応える男の口調は、彼女のーーミズチのソレにそっくりだった。
否ーーミズチの口調が、彼に似ているのだ。

「あー…あっちはアビドスの…あちゃー、のっけから敵同士ですかい…やりきれねぇなぁ」
「因果な商売っスよホント…ま、取り敢えずカイザーの奴らには『ネズミが増えた』程度には報告しておくっスか…」

男は溜息を吐くと、気持ちを切り替えるように手をパンッと打ち合わせた。

「さ、もうちょいっスよ皆ーー街に着いたら、今日は奢るっスんで、気張って下さいっス」
「おっ、珍しく太っ腹ですねぇ大哥！！」
「んじゃあ今日は大哥とお嬢に乾杯だな！！」

呵々と笑う仲間達に微笑むと、男はおどけながら頭を振った。

「それを言うなら、自分達『窮奇組』にっスよ」

男達ーー窮奇組とミズチの再会は、近い。

[115 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 04:43:09]

フィーナ大興奮でしょこんなん

[116 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/11(水) 13:13:11]

ーー屋台の場所に戻ると、そこにはロードバイクに乗った銀髪の女の子と、作務衣を着てバンダナ巻いたおじさん(犬)がトラックに積まれた資材やら何やらを使って、牽引しようとしてる所だったっス。

「すみません柴関の大将さん…仕入れだけでも大変なのに、こんな事まで」

「いやいや、良いって事よーーこっちも予定の時間になってもそっちが来ないし、連絡も取れないしで心配してた所だったから、そのついでよ」

ペコペコと頭を下げるシスコちゃんに、おじさんはヒラヒラと手を振って応えたっス。

「ん、大将さんの知り合いって聞いたからダメ元だったけど、予定が空いてたみたいで良かった」

「まさカ、柴の大将サンとお知り合いとは思いまセンでした！！シロコには感謝デス！！」

皆和気藹々と再会を喜び合ったり、取り敢えず回避出来た危機にホッとした表情を浮かべていたっスが、自分は先程の集団ーー窮奇組の事で頭が一杯だったっス。

「ーーミズチー？行くわよー！！」

あ、はいっス！！

(ミズチのただならぬ様子を皆は気付くか？)

ウミカ　dice1d100=57 (57) +20 (その場にいた補正)

待機組　dice1d100=30 (30)

シロコ　dice1d100=75 (75)

柴関の大将　dice1d100=19 (19)

[117 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/11(水) 13:13:54]

ミス
(70以上で気付く)

[118 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/11(水) 16:42:34]

皆で交代交代で大将さんのトラックに乗って、アビドスの市街地に向かう間と、自分はぼうっと砂漠の景色を見つめていたっス。

『ーー達者に暮らすっスよ、ミズチ』

『あばよお嬢！！今度会う時はカタギになれてりゃいいな！！』

『しっかりメシ食えよー！！」

思い出すのは、窮奇組の皆との別れ際の言葉ーーあれから大分経っちまったっスねぇ…。

そんな風に物思いに耽っているとーー、

「ん、私達に隠し事してる時のホシノ先輩みたいな顔してる…どうしたの？」

ーーおわぁ！？

突然、トラックを併走していたシロコちゃんが声を掛けて来たッス。

か、隠し事なんてーー、

「ミズチさん…あの方々と、何かあったんですか…？」

あっ、コレ一緒に居たウミカちゃんも何かに勘付いてる感じっスね…。

とは言っても、あくまでこれは自分の過去に関する事……ただでさえ職人さんの依頼で皆に迷惑掛けてるんで…うーん…。

dice1d4=3 (3)

1.実は…と、正直に全部話す事にしたっス。(補正-30)

2.もしかしたら、昔の知り合いかもしれない、と一部ボカして説明したっス。(補正+10)

3.ーー着いたら、後で話すっス、と先送りにする事しか出来なかったっス。(補正なし)

4.いやいやいや！！なーんも無いっスよ！！ただ単にクッソ暑いんで、脱ごうかどうか考えてただけっス！！(補正+30)

(シロコの警戒度)

dice1d100=83 (83)

(80を超えたら、要警戒人物としてアビドスメンバーに連絡する)

[119 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 20:15:12]

ギリッギリで要警戒認定された……

[120 百夜堂住み込みバイト主 23/10/12(木) 06:04:46]

申し訳ありません、家族がインフルのため投稿スピード落ちます…。

[121 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 06:28:49]

>>120

oh……

こう言うのも変だけどお大事に……

[122 百夜堂住み込みバイト主 23/10/12(木) 13:33:58]

ーーアビドスの校舎に着いたのは、夕方近くだったっス。

あちこちに砂が降り積もってはいるっスけど、生活圏内は綺麗に整備されてるっスね。

…これを5人だけで維持してるとか、とんでもねぇっスねぇ。

「久しぶり！！元気だったかしら？」

「はい〜★シズコちゃん達もお元気そうで何よりです〜」

The・学校！！って感じの生徒会室に通されると、早速出迎えてくれたのは、包容力のオバケみたいなお姉さんーー確か、ノノミちゃんだったっスよね？

「初めまして〜、ノノミです〜。リゾートではご挨拶も出来ずにすみません〜」

いえいえ、こちらこそ『掃除』と調理でロクにアビドスの子達に挨拶出来なかったっスから…。

「ちょっと先輩！！今は呑気に挨拶してる場合じゃないでしょ！？」

そうやってお互いペコペコ頭を下げてる間に、続けて利発そうな眼鏡かけた女の子と、目の吊り上がった気の強そうな女の子が入って来たっス。

えーっと、眼鏡掛けてる方がさっきドローン越しに話したアヤネちゃんで、そっちのツンデレ娘っぽい子がセリカちゃんっスね。

「……はい、宜しくお願いします」

ーーん？さっきと違って若干距離を感じるっスね…？

直接会ったら緊張するタイプ…とも思えないっスけど…。

(ミズチは警戒されていることに気付けるか？)

dice1d100=87 (87)

(60以上で気付ける)

(アビドスメンバーの警戒度)

dice1d100=16 (16)

(80以上で機を見て拘束を試みてくる)

[123 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 21:48:25]

ホシュ

[124 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/13(金) 03:19:41]

あっ…コレもしかしなくても、さっき窮奇組とすれ違った時の思わせぶりな態度が誤解されちゃってるヤツっス。
あくまで疑い、って程度っスけど、あまりいい気分はしないっスねぇ…。
うーん…かと言ってこの場でいきなりその事を説明し始めるのも何だか余計に誤解を広げちゃうような気も…。

「ーーわざわざ来て頂いたのに申し訳無いのですが、現在トラブルが起こってまして…」

あっ…悩んでるうちにアヤネちゃんが何やら説明し始めたっス。
ふむふむ…アビドスの数少ない産業の1つの資源採掘場が最近ならず者に乗っ取られて、勝手に採掘をされるようになってしまったと。
んで、そこを管理してるカイザーはのらりくらりと対応をはぐらかしつつ、『流通経路の取締』を名目に検問を敷いて、街の流通を遮断し始めていると。

……わっかりやすいマッチポンプっスねぇ。
仕事くらい選ぶっスよ大哥…あ、いや多分『仕事に貴賤は無いっスよ』って言うっスねきっと。

「と、という事は…もしかして当てにしてた大将さんの仕入れも…！？」
「はい…このままだと…」

アヤネちゃんの説明に対して、シズコちゃんが顔を真っ青にしたっス。
あっ…考えてみりゃそうっスよね…このままだと、自分の職人さんの依頼の完遂どころか、百夜堂に関してもタダ働き通り越して屋台をブッ壊したんでマイナスに…。

「皆！！緊急事態よ！！このままじゃ大赤字な上に、出張屋台を大々的に宣伝しておいて結局出せなかったっていう汚点を残す事になるわ！！ーー全力で今回の騒動を何とかするわよ！！」
「ガッテン承知の介デス！！義を見てせザルは勇無きなり、デス！！」

ういーっス…結局こうなるんスね…。

[125 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/13(金) 08:00:42]

しかし、その時ーー、

dice1d4=1 (1)

1.「うへ〜、その前に聞いておかないといけないことがあるんだよね〜」と、気怠げな雰囲気の小柄なピンク髪のお姉さんが部屋に入って来たっス。

2.「ちょっと待って！！スパイがいるかもしれないのに、この人達をこのまま参加させてもいい訳！？」……おおう、セリカちゃんド直球っスね…。

3.「ん、そういえばさっき後で話すって言ってた事って何？」ーーおお！！ナイスアシストっスよシロコちゃん！！

4.インターホンが鳴り響き、マイクから『ちわーっス！！お届けものっス〜！！』と、久々に聞くけど、聞き慣れた声が響いたっスーーブハッ！？何やってんスか大哥！？

[126 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 08:23:12]

ホ　シ　ノ　襲　来

[127 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/13(金) 14:55:59]

「あ、そういえば自己紹介まだだったよね〜？小鳥遊ホシノだよ〜宜しく〜」

ーーあ、こりゃどうもミズチっス。

「うへ〜、宜しくね〜ーーところで、ミズチちゃんも今回の事を手伝ってくれるってことでいいのかな〜？」

へ？えぇまぁ勿論っスよーー仮とは言っても百夜堂の店員っスし。

しかしホシノちゃんはその言葉に、少しだけ目を細めたっス。

「ふ〜ん…」

(ホシノの警戒度)

dice1d100=67 (67) +20(今までの経験補正)

[128 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 15:30:41]

バッチバチに警戒されてて草
ミズチよ、はよゲロらんと「ラスボス：小鳥遊ホシノ」とかになりかねんぞ……

[129 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/13(金) 20:47:27]

「でもさっきシロコちゃんから気になる事聞いたんだよね〜…ミズチちゃんが何か隠し事があるかもしれない、って。

ーーもし、あいつらについて知ってる事があるんだったら、教えて欲しいかな〜？」

……っべーッス…マジでべーっス…。

ホシノちゃん、ニコニコ笑ってるのに目が全然笑ってないし、絶ッッッッ対逆らっちゃいけないような強者のオーラがプンプンするっス。

dice1d4=4 (4)

1.もうコレ無理っスね…素直に自分の生い立ち辺りからセキララにゲロるしか無いっス。

2.あくまで世話になってたのはガキの頃であって、最近は全く音信不通だった事を説明するっス。

3.あ、ソレだけでいいんスか？だったら別に構わないっスから大哥の事から知ってる限りの構成員のおっちゃんアンちゃんの事まで素直に話すっスよゲヘヘへ…。

4.ガキの頃拾って貰って、育ててくれた恩人なんスよ……これだけ言えば分かるっスよね？

[130 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/14(土) 03:06:38]

ーー少しキツい言い方になったっスけど、ホシノちゃんは自分の言葉に少しだけ表情を緩めてくれたっス。

「…そっか、悪い事聞いちゃったねーーじゃあ、最後にいっこだけ〜」

「ーー君は私達の味方？それとも、君の恩人の味方？」

ーー愚問っスね。
今の自分は百夜堂の住み込みのバイト…つまり、シズコちゃんと百夜堂の邪魔をする奴らなら、親兄弟だろうと敵っス！！

「あはは〜、そっかそっか〜ーー疑ってごめんね…改めて宜しくね〜」

その言葉がダメ押しになったのか、ホシノちゃんは今度こそ目の奥までにへら、とした笑みを浮かべて、自分に手を差し出して来たっス。
ーー勿論自分は、その手を取って握手を返したのだったっス。

[131 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/14(土) 11:14:52]

「ーーあ、それは良いんだけど、その窮奇組とかいう奴らの事はキッチリと説明して貰うからね？」

ーーアッハイ、シズコちゃん仰せのままにっス。

「えぇ〜…あんなにカッコ良く決めたのにそんなんでいいのミズチちゃん〜…」

若干引きつった顔でホシノちゃんがツッコミ入れて来たっスけど、雇い主様の移行の前じゃ自分の主義主張なんざ紙屑みたいなモンなんスよ。

「うへ〜…これまた変わった子だねぇミズチちゃん」

良く言われるっス。
んじゃあ、何処から話そうッスかね…。

[132 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/14(土) 19:44:32]

まぁとは言っても、自分の事含めてもそこまで話せる事は多く無いんスけど…。

(ミズチの出身)

dice1d4=4 (4)

1.ブラックマーケットの裏路地

2.山海経のスラムにあるドブ川

3.何処かの研究施設の実験体

4.全く覚えてない。

(窮奇組の出自)

dice1d4=2 (2)

1.改革前の玄龍門傘下の精鋭

2.玄龍門に潰された大規模マフィアの生き残り

3.何処かの組織専属の傭兵

4.研究施設の実験体の生き残り達

(窮奇組の総員)

dice1d10=8 (8) +10(最低保証)

(窮奇組の練度)

dice1d100=72 (72) +30(ベテラン補正)

(100に近いとアビドスSRTクラス、50だと各学園の治安組織のモブレベル)

(窮奇組のリーダー・大哥の戦闘力)

dice1d100=100 (100) (最低保証60)

(100に近いと学園最強クラス、60だとモブボスレベル)

[133 二次元好きの匿名さん 23/10/14(土) 19:46:16]

つまりメンバーが18人に増えたアビドスか……
いや無理じゃねえ？？？

[134 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/14(土) 22:50:36]

ーーあくまで自分が別れるまでの情報と、山海経に行った後に調べた結果なんで、今はどうかは分からねぇっスけど、窮奇組とそのリーダーはそんな感じの人らっス。

「じ、冗談でしょ！？SRTレベルって言ったら、泣く子も黙る精鋭中の精鋭って事じゃない！！」
「道理で私達の調査や潜入が尽く迎撃される訳ですね…」

セリカちゃんとアヤネちゃんが驚愕の表情を浮かべてるっスけど…自分に言わせりゃ、たった5人であの人らと勝負出来てる時点でアビドスの子らも大概なんスけど…。

「あと、リーダーさんの実力も、聞く限りだと納得ですね〜」
「ん、先輩達と私で挟み打ちにしたら、逃げられた上に逆に撃たれて怪我した事もあるーー凄く、強い」
「うへ〜、これは予想以上に大変になりそうだね〜…ちょっと本気出さないとかな〜？」

あの…自分、今の所記憶にある限りだと、大哥以上に強い人と会った事無いんスけど…だから何で勝負出来てるんスかねぇ！？

「ミズチ…気にしちゃダメよーーアビドスの人達の判断基準がおかしいだけだから」

これが、少数精鋭過ぎる事の弊害…！！

[135 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 05:19:49]

どう転んでも修羅場すぎる...

[136 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 05:59:25]

アビドスはこれでようやっとるわ

[137 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 09:29:07]

その日は窮奇組の事を説明して、認識の統一を終えると、その日は解散になったっス。

自分達はアビドスの校舎の空き教室を借りて寝泊まりさせて貰う事になり、本格的な行動は明日以降って事になったっス。

ーーけど、その夜…。

dice1d4=3 (3)

1.寝れねぇっス！！色々余計な事考えちまうっスからチクショウめっス！！

2.「アネゴ……起きてマスか…？」ん？どうしたんスかフィーナちゃん？

3.ん？廊下を横切る影が…アレは、ホシノちゃんっスか？

4.ん？窓ガラスに石…？しかもこのリズムは…！？

[138 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 11:11:32]

ホシノ来た！

[142 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 11:58:06]

何かトイレに起きたとか、眠れないとかって雰囲気じゃないっスね…完全武装っスし、足取りもハキハキしてる感じっス。

何だか気になるっスけど、ここはあくまで人様のテリトリーっスし、そのやり方にケチ付けるつもりも無いっスからねぇ…どうすべきっスか…。

dice1d4=4 (4)

1.あんまり詮索するのもよくないっスね…ここは見て見ぬフリ寝たフリするっス。

2.ちょっと気になるっスね…少しだけこっそり付いて行くっスかね…？

3.うっし！！女は度胸っス！！親睦深める意味でも思い切って声掛けて一緒に夜の散歩と洒落こむっス！！

4.「ん〜？もしかして寝られないのかな〜、ミズチちゃん？」ーーんげっ！？何かアクションする前に気付かれたっス！？

(ホシノ)

「ーーさ〜てとっと…」

dice1d100=4 (4)

(100に近いとポジティブ、0に近いとネガティブ)

[143 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 12:00:06]

うわあドネガティブ

[144 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 14:01:39]

いやー、すんませんっス…色々余計な事考えてたらっスね…。

「うへ〜、そっかそっか〜お仲間だね〜」

そう言って笑う月明かりに照らされながら笑うホシノちゃんは、何処か幻想的でーー何だか、物凄く寂しそうに見えたっス……うっし、決めたっス。

「ん？どしたのミズチちゃん？」

取り敢えず荷物から取り出したdice1d4=1 (1) (1.チャイナ服2.体操服3.覚　悟4.法被＆サラシ＆フンドシ)をいそいそと着て、ニューウェポンの『花火』を担いで準備完了っス！！

ーーさ、夜更かしする悪いコ同士、秘密のお散歩と洒落込むっスよ。

「…………んふふ、いいね〜。それじゃ、おじさんもご一緒しようかな〜？」

　

　

　

「ーーところでミズチちゃん〜？アビドスは夜凄く冷えるから、真っ裸はどうかと思うな〜」

ーーえ？丁度良かったっスよ？

「……う〜ん…取り敢えず、窓の近くには立たない方が良いかもしれないね〜」

[145 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 17:33:56]

メンタル来てそう

[146 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 17:49:41]

やっぱ探り入れてたか

[147 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 18:04:26]

怖いよおじさん

[148 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 18:12:35]

さて、昼間の思わずマッパになりたくなるような暑さはナリを潜めて、底冷えする正に砂漠の夜って感じっス。

ーー街灯は点いてないモノが多いっスけど、砂が月明かりを反射して、まるで夕方みたいな明るさなんで全く視界には困らないっス。

ーーこういう夜のパトロール、いつもやってるんスか？

「ん〜、まぁね〜…おじさんくらいの歳になると、どうにも睡眠時間が短くなってね〜」

いや同い年っスよね？ーーまぁ、それはツッコまずに置いといて…それから暫く、学校の施設や、周辺をただ無言で歩き続けたっス。

「ーーねぇ、ミズチちゃん」

暫くしてからーー不意に、ホシノちゃんが立ち止まって、こちらに振り向く事無く問い掛けて来たっス。

「……アイツらは、ミズチちゃんの恩人なんだよね？もしも、このまま私達の味方をして、そのーーそのまま恩人達と、殺し合う事になったとしたら、どうする？」

んー…そっスねぇーー、

dice1d4=1 (1)

1.いや、なーんも気にしないっスね。多分どっちがおっ死ぬ事になっても、お墓作ってナムナムしてサヨナラお世話になりましたーってなるだけっス。

2.出来れば嫌っスけど、多分向こうはそう思わないっスし…死にたく無いから全力でヤるっス。

3.殺したくなんか絶対嫌っスし、殺して欲しくなんか無いっスから、ギリギリまで何とかしたいっス。

4.………な、何にも考えて無かったっス…！？

[149 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 19:07:03]

悟ってるなあ...

[150 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 19:08:27]

なんだろう、乱世メンタル？

[151 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 19:15:55]

素の倫理観6だし育てられたところが元マフィアと考えるとまあそうなるなという価値観……

[152 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 19:25:08]

まあ価値観的にそうなるだろうな

[153 二次元好きの匿名さん 23/10/15(日) 19:36:16]

過去が過去だからその選択にはなる

[154 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 21:02:01]

「……それ、はーーミズチちゃんは、それでいいの？」

ーーはいっス、元々こっちは何処の誰かも分からない根無し草、向こうは死に損ないの敗残兵…看取ってくれる誰かがいるだけでも上等っスから。
あ、前ならともかく今は勿論死ぬつもりは無いッスから、こっちが向こうをあの世に蹴り飛ばすの前提っスよ？

「達観してるね〜…おじさんには、きっと無理な考え方かな〜？」

命の恩人を、なんてさ…と、ホシノちゃんが小さく呟いたっス……いや、そりゃ普通はそうっスよ。自分らがおかしいだけで、ホシノちゃん達がマトモっス。

「そっか…そう、なのかな……？」

はいっス、きっとそうっス。

「ーーうへ〜、そっか〜」

そして暫く、また自分ら2人は黙ってパトロールを続けたっスーーただ、それまでのようなぎこちなさは無くて、少しだけ肩を近付けながら。

[155 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/15(日) 22:33:17]

一通りパトロールをし終わる頃には、東の空が若干白んで来るくらいの時間になっていたっス。

あー…こんなん毎晩のようにやってたら、そら昼間眠そうにしてる訳っス。

そして別れ際になって、ホシノちゃんは再び口を開いたッス。

「あのさ…さっき話したと思うけど、おじさん達、ミズチちゃんのアニキさんと何度か戦ったんだけどさ〜…ミズチちゃんの口調って、その、もしかしてーー」

ーーゲッ！？も、もしかして大哥って今も『この』喋り方だったりするんするか！？

うわ恥ずかしっ！？もし会った時にクッッッッソ気不味いヤツっス！！

「……やっぱり、アニキさんの真似…だったりするの…？」

アッハイ、拾われてから物心付く間に、一番懐いてたのが大哥だったもんスから…。

「ーーその人の真似を、会えなくなっても続けてたのは、何で…？」

……？変な事気にするんスねぇホシノちゃん。

そっスねぇ、口癖になってたってのもあるっスけどーー、

dice1d4=3 (3)

1.そうしてると、いつも隣にいるような気がしたからっスかねぇ…？

2.この口調止めたら、何だか大哥を忘れちゃうような気がしたんス。

3.こうしてれば、大哥みたいな人になれると思ってたのかもしんないっス。

4.純粋に、カッコいいと思ってたからっス！！

[156 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/16(月) 09:24:02]

「ーーーーーー」

そう言った瞬間、ホシノちゃんは憑物が取れたように呆然とした表情になったっス。
え？ど、どしたんスか？自分何か不味い事とか、的外れな事とか言っちゃったっスかね！？
あたふたした自分の様子が面白かったのか、プッ、とホシノちゃんは吹き出すと、ヒラヒラと手を振ったっス。

「…うへ〜、違うよ〜。おじさんとミズチちゃんは、全く似てないけど、不思議と似てる所もあって…けどやっぱりあんまり似てないって思っただけだよ〜」

？？？？…と、頓知とか禅問答か何かっスかね？

「んふふ〜、まぁそんな所かな〜？」

戸惑う自分に、ホシノちゃんはニッコリと嬉しそうに笑ったっス。
んー…よくわからんっスが、今までみたいな影のある笑顔じゃなくて、純粋な笑顔になってるっスから、きっと良い事あったんスね！！ヨシ！！

ーーそして、ホシノちゃんは自分が寝泊まりする教室まで送り届けてくれたっス。

「じゃあ、明日から本格的に宜しくね〜？」

ウッス！！こちらこそ宜しくっス！！と、自分が頭を下げると、ホシノちゃんはヒラヒラと手を振りながら応えてくれたっス。

[157 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/16(月) 09:24:31]

「あと、最後にーー」
　

　
　　
「ーーアニキさんとミズチちゃん、悲しい事になんか絶対させないからさ…安心してね〜。
私も、私達も、結構強いんだから〜」
　
　
　
　
(ホシノの本気度)
100で固定

[158 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/16(月) 18:37:43]

ーーそんな事があった翌朝…。

「うへ〜、皆おはよ〜」
『ーー！？』

朝の支度を終えて、部室に向かった自分達を待ち構えていたのは、すっかり身支度を終えたホシノちゃんだったっス。
ーー何かアビドスの皆が滅茶苦茶びっくりしてるっスけど…。

「ど、どどどどどーしたの先輩！？今日の天気って砂嵐じゃなくて銃弾の嵐だった！？」
「セリカちゃん！！そ、それよりも前にバイタルを確認しないと！！先輩！？熱は無いですか！？それとも他に調子の悪い所が！？」
「ん、冷えピタを貼るべき。あと氷嚢も準備しようーーあと、どてらも着て」
「うんうん★マフラーと毛布も着せちゃいますね〜」

わいのわいのと、あっという間にホシノちゃんの顔した雪だるまが出来上がったっスね…。

「うへ〜……普段の私の態度も問題あるとは思うけどさ〜…皆酷くない？」

……何となく、普段のホシノちゃんの態度とか扱いが分かった気がするっスね。

ーーまぁ、そんなコントはあったっスけど、自分達は窮奇組に対抗すべく行動を開始したのだったっス。

[159 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/16(月) 18:38:05]

(ミズチはまず何をする？)

dice1d4=2 (2)

1.街の人達に話聞いて、情報収集するっス！！

2.採掘場の近くまで行って偵察っス！！

3.ヴァルキューレ…というかカンナに問い合わせて窮奇組のデータベースを調べさせて貰うっス！！

4.こういう時の人脈頼み！！山海経のメンバーに聞いてみるっス！！

(ホシノ達アビドス組の情報収集度)

dice1d50=1 (1) +20(ホシノの本気補正)

(百夜堂組の情報収集度)　dice1d50=45 (45) -20(学区外補正)

(合計100以上になると、十分に情報が集まる)

(？？？)

「へっくし！！なーんか嫌な予感するっスねぇ…」

dice1d100=14 (14)

(合計80以上で何かを察知して行動開始)

[160 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/16(月) 20:18:08]

ーーうっし、思い切って近くまで偵察行ってみるっスかね！！

アヤネちゃんから双眼鏡とドローンを借りて、目立たないポイントを教えて貰って出発っス！！

(ミズチの潜伏度)

dice1d100=35 (35)

(ミズチの調査度)

dice1d100=89 (89)

(窮奇組の警戒度)

dice1d100=87 (87) +20(熟練補正)

(80以上で+20補正、30以下で-20補正)

(窮奇組の侵入者対応度)

dice1d100=83 (83)

(ミズチの潜伏度以上で発見される)

(アビドス組の調査度)

「うへ〜？何か上手く行かないね〜？」

「 まぁ、私達大分調べ尽くしてる感あるし…」

「ん、もう一回調べ直してみる」

dice1d50=47 (47) +21

(百夜堂組の調査度)

「ヘーイ！！そこのお方！！お控ぇなすっテ！！」

「ちょっとフィーナ！！仁義切らないで！！…あ、すいませーん♪最近街の側で困った事があるって聞いたんですけどーー」　

dice1d50=11 (11) +25

(？？？)

「皆さーん？警備の方は問題無いっスかー？」

dice1d100=44 (44) +14

[161 二次元好きの匿名さん 23/10/16(月) 21:08:43]

保守　　　　　　　　

[162 二次元好きの匿名さん 23/10/16(月) 21:12:47]

窮奇組のダイス上振れしすぎじゃない？？？

[163 二次元好きの匿名さん 23/10/16(月) 22:50:22]

>>162

(どうして…)←電話猫

ーーポイントに到着っと…まずは双眼鏡で見てみるっスかねー。

……おーおー、全員見知った人達ばっかりっス…懐かしいっスねー。

相変わらずガッチガチの警備に、古いけどよく整備された武器も完全武そーーん？

(ミズチは何に気付いたか？)

dice1d4=3 (3)

1.吊り下げてる弾倉の数…明らかに少ないっスね…。

2.いや、それにしたって武器古すぎじゃないっスか！？自分が居た時と同じモン持ってるっスよ！？

3.あ…よく見たら装甲ボロボロだし…中には腕無かったり、脚引き摺ってるおっちゃん達もいるっスね…。

4.うわー、皆やる気無いっスねー…明らかに動きに覇気が無いっス。

ふんふん…結構重要な感じの情報っスねメモメモ…。

ついでにドローンも自動で飛ばして、と。

そして操作を終えて、もっかい双眼鏡を覗こうとした瞬間ーー飛来した銃弾によって吹っ飛ばされたっス。

ーーおわぁっ！？狙撃っスか！？しかも採掘場の物見櫓からチカチカ光が…発光信号っスね…。

えーっと…バ・レ・バ・レ・ダ・ゾ・オ・ジ・ョ・ウ…………大きなお世話っスよクソッタレ！！

[164 二次元好きの匿名さん 23/10/16(月) 22:58:29]

覗いてたことだけじゃなくて誰が覗いてたかまでばれてーら……

[165 二次元好きの匿名さん 23/10/17(火) 07:07:48]

そこまでバレてるか

[166 二次元好きの匿名さん 23/10/17(火) 07:21:21]

うーん

[167 二次元好きの匿名さん 23/10/17(火) 07:34:16]

なぜバレないと思ったのか

[168 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/17(火) 08:10:29]

あ、しかも警報鳴らしやがったっス！？チクショー逃げねぇと捕まるっス！！

けどーー！！

dice1d4=3 (3)

1.このまま逃げるのも腹立つんで、この花火の全開射撃をぶっ放してから逃げてやるっス！！

2.どうせだったら予備人員どれくらいいるかひと当たりしてやるっス！！自分の成長見るっスよ！！

3.程々に逃げながらドローンにコマンド投げて上空から撮影するっス！！

4.「ちょっとー！？何いきなり見つかってる訳！？早く逃げるわよ！！」ーーおお！？セリカちゃんにアビドスの皆も！？

(？？？)

「大哥ー、お嬢来たみたいですぜ〜？モロバレですが」

「あらら…ちょっと挨拶行くっスかねー…」

(戦闘系の選択肢の場合大哥参戦)

[169 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/17(火) 11:41:58]

あ痛っ…あ痛ーっス！？

この距離からガンガン当ててくるっスね相変わらず腕良いんスからもう！！

ーーでも調子コいてるのも今の内ッスよ…！！

ドローンを空中周回させて、映像をリアルタイムにこのヘッドドレスにデータ転送して…！！

(ドローンの情報収集度)

dice1d100=25 (25)

(100に近いほど後々の戦闘に有利な補正、20以下で補正無し)

後はスタコラサッサっス！！

ここまでおいでーっスやーいやーい！！…ってあ痛ァ！？ケツ撃つなっスよ穴空いたらどうするんスか！！

チクショー後で覚えてるっス！！

(アビドス組)

「あれ〜？何だか採掘場の方から銃声聞こえない〜？」

『あっ…ミズチさんに貸したドローンからデータが……あっ、信号が消えました…高かったのに…』

「あの人…後でお説教ね！！」

(データ取得＆共有完了)

(窮奇組)

「お嬢は撤退したみたいですぜ大哥」

「お疲れっス…あー……よっとーー(タァンッ！！)…ドローン飛んでたっスねぇ…こりゃしてやられたっスかね…？」

「今夜か明日にはひと当て来そうですなぁ…取り敢えず、警戒を厳に、ですな」

[170 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/17(火) 14:40:51]

ーーんで、無事帰ってきた訳なんスけど…待ってたのは額に青筋浮かべながらニッコリと笑うアヤネちゃんだったっス。

「ーーミズチさん……そこに正座して下さい」

…………ウッス…。

「そちらの目的を果たすのに必要な事ですし、こちらも手助けして頂いてる立場ではありますけど…だからといって物品愛護を蔑ろにして良い訳では無いんですよ？その辺りは理解して頂いてますか？」

…ウッス…すんませんっス…ウッス…。

どうやら借りた双眼鏡とドローン、なけなしの予算で買った新品だったらしくってっスね…その後足の感覚無くなるまで説教食らったっストホホ…。

「……ミズチさんって、毎回あんななの？」

「ハイ！！百夜堂の風物詩デス！！」

「み、見てる分には愉快な風物詩ですね〜…」

…チクショー！！皆他人事だと思って好き勝手言って…！！

「聞いてますかミズチさん！！」

ーーハイっス！！聞いてまっス！！ウッス！！

(採掘場奪還作戦はいつ？)

dice1d4=4 (4)

1.今夜

2.明日の明け方

3.明日の昼

4.明日の夜

[171 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/17(火) 20:38:52]

ーー何を呑気に…と思うかもしれないっスけど、これは手に入れた情報を基に、皆で考えた作戦の決行時間っス。

窮奇組の皆は、明らかに消耗してたっスからね…このままわざと警戒させて、体力を削ろうって寸法っスね。

「まぁ、他にもおじさんにちょ〜っと考えがあるっていうのもあるんだけどね〜」

え？それは初耳っスよホシノちゃん。

「うへ〜、それは上手く行ってから話すね〜」

ういーっス、了解っス。

ほんじゃあ、まずは英気を養うために百夜堂in対策委員会室開店っスよ！！

「砂嵐に遭ったのは気になるけど…それでも皆を満足させるとびっきりを作ってあげるわ…あ、にゃんにゃん♪」

(在庫の材料の質)

dice1d100=43 (43)

(100に近いと新鮮、0に近いと砂嵐でいくつか悪くなって補正-20)

(料理の美味しさ)

dice1d100=34 (34)

(最低保証40、70以上で元気になって戦闘力に補正)

(ホシノのわるだくみ)

「うへ〜、そんな訳でお願いしたいんだけどさ〜？」

dice1d100=33 (33)

(50以上で…？)

[172 百夜堂住み込みバイト・ミズチ 23/10/17(火) 22:05:01]

「うへ〜、学校でこういう感じのご飯食べるのも久しぶりだね〜」
「ん、大体売店とか、街で買ったお弁当とかだから、凄く新鮮。美味しい」
「あ、コレ今度お弁当に入れてもいいかも〜★作り方教えて欲しいですね〜」
「うーん、バイトの賄いでくらいしかこういうの食べられないわよねー…あ、アヤネ、コレ食べてみて美味しいから」
「あ、うんーーわ、本当だ美味しい…スパイスが違うのかな…」

アビドスの皆、滅茶苦茶美味しそうに食べてくれてるっス……けど、自分らはシズコちゃんを宥めるのに必死だったっス。

「く、悔しい〜！！百夜堂は、百夜堂の味はこんなものじゃないのに〜…！！」
「 い、委員長落ち着いて下サイ！！いくつか材料が傷んでたんデスから仕方ありまセン！！」
「そ、そうですよ社長！！ほら、お客様方は凄く満足そうにしてらっしゃるんですから！！」

ーーまぁ、そりゃシズコちゃんとしちゃ不本意も不本意っスよねぇ…本来だったら作り直しするようなクオリティだった訳っスから…。

「ーーミズチ！！何としても明日の作戦を成功させて、新鮮な食材でリベンジよ！？百夜堂の本当の味を見せ付けてやるんだから！！」

ーーういっス、仰せのままにっス。
大哥、窮奇組のおっちゃん兄ちゃん達……色々と言いたい事や積もる話もあるかもっスけど、明日は取り敢えずブチのめさせて貰うっスよ。

ーー何せ、雇い主のオーダーっスからね。
昔を懐かしむのは、それからゆっくりやろうじゃないスか。

[173 二次元好きの匿名さん 23/10/17(火) 22:08:20]

向こうに比べてこっちのダイス渋いな……

[174 百夜堂住み込みバイト主◆stuUhkKwfw 23/10/18(水) 06:00:55]

今日〜明日にかけて出先になるので、更新頻度落ちます…。

[175 二次元好きの匿名さん 23/10/18(水) 12:42:55]

保守

[176 百夜堂住み込みバイト主◆stuUhkKwfw 23/10/18(水) 22:56:10]

今日は投稿出来なそうです…。
予定としては作戦開始前の幕間を投稿してから、次スレに移行の予定です。

[177 二次元好きの匿名さん 23/10/19(木) 09:04:16]

保守

[178 二次元好きの匿名さん 23/10/19(木) 19:29:43]

保守

[179 二次元好きの匿名さん 23/10/19(木) 22:20:21]

幕間1.開戦花火鋼の嵐
「……中々来やがらないですなぁ、お嬢やアビドスの学生さんら」
「そっスねぇ…こりゃ、やられたっスかねぇ？」

ミズチによる偵察の後、窮奇組は厳戒態勢を取っていた。
あのような強引な手段による情報収集に加えて、街に放っていた偵察要員から伝えられたアビドスや百夜堂のスタッフ達の動向から、すぐにでも電撃的な襲撃を仕掛けてくると踏んでいたからだ。
ーーしかし、夜が明け明るくなっても日が落ちても、彼女達は来なかった。
本来ならば拙速を尊ぶ筈の小勢の定石とは全く真逆のそれは、『禄に補給や援護を受けていない』窮奇組にとっては致命の毒とも言えた。

「カイザーの強突く張りどもめ…」

何が『場は設けたーー君達の面倒は君達で見給え』だ…表立って動こうともせず、こちらに泥を被せる気満々の癖してーー窮奇組の男達の心中は、彼らに対する罵倒に満ちていた。

手に入ったのはなけなしの捨て金と、罪無き人々からの恨みと、この採掘場という、禄に販路もままならない、金にならない無意味な宝の山だけ。

……しかし、そんなあからさまな蜥蜴の尻尾切りのような策略塗れの報酬に飛びつかなければならない程に、窮奇組はその名の通り追い詰められていた。
母体のマフィアを玄龍門の改革によって滅ぼされた後、彼らはずっと泥を食むように生きてきた。
途中で帰らぬ人になった者も、諦めて敵に降った者も、全てを捨てて堅気に戻った者もいた。

ーーそれでも、彼らがここまで歩いてきたのは、矜持があったからだ。

戦いに生き、戦いに死にたいという、徒花のような矜持が。

[180 百夜堂バイト・ミズチ◆stuUhkKwfw 23/10/19(木) 22:21:53]

ーー今は詮無い事か、と、大哥は1つ苦笑すると、手近な部下に指示を下した。

「ま、やられちまったのは仕方無いっスね…総員に伝達。警戒態勢を解除ーー」

否、下そうとーーした。

その瞬間、バツンッ！！と、採掘場全体の灯りが一斉に落ちた。
大哥を含めた窮奇組の男達の間に驚きも混乱も無いーー来たか、と得物を構えるだけだ。
入り口は既に固めてあるーー四方は度重なる採掘ですり鉢状の崖となっているため、この採掘場は天然の要塞と言っていい。

ーー更に言えば、この場所はアビドスにおける数少ない資源、財産だ。彼女達の今後や街の人々の事を考えれば、破壊する訳にもいかない。

そんな場所をどう攻める？どう制圧する？
少しワクワクした気持ちで待ち構えていた窮奇組の男達は、次の瞬間驚愕に塗り替えられた。

ーー銃声でも砲声でも無い、数百万匹の虫の羽音を束ねたような轟音と共に、採掘場に閃光が奔った。

[181 百夜堂バイト・ミズチ◆stuUhkKwfw 23/10/19(木) 22:23:51]

毎分18,000発もの速さで放たれた色とりどりの曳光弾は、暗闇の採掘場を花火のように照らしーー採掘場を縦横に走る砕石を運ぶコンベアーの支柱を粉々に消し飛ばし、支えを無くした構造物が軋んだ音を立てながら崩れ落ちていく。

そして、装填と言うには余りにも盛大過ぎる音が止むと、再び花火が降り注ぎ、今度は配管が吹き飛ばされて、中に充満していた蒸気や燃料が吹き出し、火花に引火して更に採掘場を極彩色に彩った。

「ーー消火だ！！消火しろ！！」
「予備電源を回せ！！サーチライトだ！！」

そして、強烈な光が崖縁を照らすとーーそこに、居た。
常人ならば持ち上げる事すら不可能な程の巨大な砲身を持つ箱の如き奇妙な砲を軽々と肩に担ぎ、八重歯を不敵に光らせた、かつて拾い育てた怪力無双のオジョウサマが。

彼女が崩したコンベアーや配管を伝って、アビドスの、百夜堂の少女達が突撃してくる。
あちこちに銃声が響き渡り、戦闘が始まる混乱の中、『父と娘』は少しだけ見つめ合いーー同時に得物を構えた。

「やっほー大哥！！あーそびーましょーっス！！」
「ミズチィ……！！」

表情を作れない代わりに、モノアイと全身を喜色に震わせながら、大哥は心底楽しげにトリガーを引いた。

幕間1.開戦花火鋼の嵐ーーーー完

[182 二次元好きの匿名さん 23/10/20(金) 09:46:42]

ほ

[183 百夜堂バイト・ミズチ◆stuUhkKwfw 23/10/20(金) 10:06:34]

幕間2.わるだくみ
"こんばんはホシノ"
"そっちから連絡してくるのは珍しいね"
「うへ〜、たまにはね〜？実は、ちょ〜っとお願いしたい事があるんだけど〜」

作戦決行の前ーーホシノは校舎の屋上から、シャーレの先生への直通回線に電話をしていた。
その内容は、自分達がこれから行う採掘場への襲撃と奪還の地固と、シャーレへの応援要請だった。

"奪還に関しては規則的に問題無いとは思うけどーー"
"ごめん、応援に関しては難しいかな"
「あ、やっぱり〜？ちなみにその心は？」
"まぁ、世知辛い話なんだけどーー"

先生は言うーー以前のアビドスへの介入、リゾートでの協力によって、先生…ひいてはシャーレの公平性に関して釘を刺されてしまったのだという。
余計な事を……と、連邦生徒会に対して舌打ちしたくなるが、ソレによって彼の立場が悪くなるのは、大きな恩義があるアビドス、何と言ってもホシノ個人としても好ましくは無い。

[184 百夜堂バイト・ミズチ◆stuUhkKwfw 23/10/20(金) 10:07:12]

「まぁ、元々ダメ元ではあったからね〜ーーでも、これからおじさん達がやる事に文句言われないだけでも十分だし、ありがとね〜」

そう言って電話を切ろうとしたホシノに、直前で先生が待ったを掛けた。

"確かに、『シャーレ』からは応援は送れないけどーー"
"私の知ってる子達が、『勝手にそっちに行ってしまう』のは止められないんだよね"

ーー困った困ったと、全く困ってなさそうに、愉快そうに笑う声に、ホシノの口角が悪戯めいて弧を描いた。

「うへ〜、先生ってば…悪い大人だね〜」
"それを知らないフリをするホシノも、悪い子だ"

クスクスと2人で暫し笑うと、ホシノは『勝手にこっちに来てしまう悪い子』達の事を聞く。

「ーーで？どんな子達なのかな〜？」
"腕は確かだよーー性格も…まぁ、色々と『個性的』だし、自由過ぎたりするけど、『今回に限っては』大丈夫だと思うよ"
　
　
"何せーーそこに美味しいご飯があるのなら、命を賭けても構わないって子達だから"
　
　

[185 百夜堂バイト・ミズチ◆stuUhkKwfw 23/10/20(金) 10:08:33]

「本来ならば何も食することの出来なかった私達に、百夜堂の店主さんと、ミズチさんは糧を分け与えて下さりました」

「それは、砂漠の水の一滴の如く、私の渇きを癒やしてくれました」

「ーー食べるか、死ぬか(eat or die)…つまり、私達にとって一飯の恩とは、命を助けられたも同義」

「命には、命で返すのが道理ーーそしてあわよくば、お礼の出張屋台のメニューを頂けるかもしれないとなれば、断る理由はありません」

「さぁ皆さんーー準備は宜しくて？」

ーーーー美食研究会、義と食によって参戦決定。

[186 百夜堂住み込みバイト主◆stuUhkKwfw 23/10/20(金) 20:10:44]

昼過ぎ辺りからホスト規制で家以外で書き込めない状況のため、キリ良くこのスレは完結と致します。
次スレの採掘場奪還作戦＆窮奇組との対決に関しては、昼間のホスト規制が解除されるまで暫くお待ち下さい…。

[187 二次元好きの匿名さん 23/10/21(土) 08:01:13]

おつほしゅ

[188 二次元好きの匿名さん 23/10/21(土) 19:36:35]

美食研、参戦＿＿

[189 二次元好きの匿名さん 23/10/22(日) 06:37:29]

保持