- 1二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 17:17:23
・数年後(ナカヤマ成人済)の設定です。
・喫煙描写あります。
・ナカヤマとトレーナーの話です。
凍てつくような空気のせいで、真っ赤になりどこかにぶつければポロリと落ちてしまいそうな耳と鼻を、愛用のネックウォーマーで覆い黙々と歩く。
目的地であるコンビニの喫煙スペースに待ち合わせの相手がいた。向こうもこちらに気がついたようで、右手を軽くあげる。その指に挟まれた棒は先端がうっすらと赤く光っている。
ネックウォーマーを顎まで下げながら早足に近寄る。白い息が弾む。「よお」と短く声をかけてくるナカヤマの口からは白い息ではなく、煙が出る。
随分待っていたのか、ナカヤマから渡されたぬるくなった缶コーヒーを飲みながら、連絡も取らず、顔を合わせることもなかった数年を互いにぽつぽつと話す。 - 2二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 17:18:01
タバコを咥えながら話すナカヤマを見ていたら、思ったことが口に出てしまった。
「アメ玉の時はかわいげあったのになぁ…」
そこまで言ったところでその先を言わせまいとするかのように、顔に煙が吹きかけられる。
「意味、分かってやったのか…?」
ゲホゲホと咳き込みながらナカヤマを見ると、ギラギラと勝負師の目を光らせていた。グッと強い力をかけられ、肩を組まれる。耳元に口を寄せたナカヤマの
「アンタ、この先の勝負を断るほど薄情じゃないだろ?」
と言われ、急激熱くなった顔は耳まで真っ赤に染まっているんだろう。言葉が出ず、頷くことで肯定する。
「…決まりだな」
勝負に勝った時のように楽しそうな声で、そう言うナカヤマに手を引かれ2人で夜に消えていった。 - 3二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 17:22:40
ここまでです。タイトルの決め方とかわかんないです。
- 4二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:03:38
えっちじゃん
- 5二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:32:28
良い…とても良い…
- 6二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 18:45:02
煙吹き掛けるやつか...いいな...
- 7二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 19:40:41
熱い夜じゃん
- 8二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:10:19
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- 9二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:32:18
ナカヤマフェスタといえば耳元の囁きになっちまうー!
- 10二次元好きの匿名さん21/12/25(土) 21:40:43
毎回毎回フェスタが囁く描写でゾクゾクしちゃいますね
ありがたいです