- 1二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:40:51
グエル・ジェタークは知っている。
自分がTRPGにおけるプレイヤーキャラクター__PCであると。
しかもただのPCではない。所謂『うちよそ卓』、つまるところ誰かとカップリングされることが前提として作られているキャラクターだ。
まどろむ意識の中でグエルは確かに夢に見た。聞いたことなどないはずなのに絶対どこかで聞いたことあるはずのCV.市○瀬○那とCV.L○nnを。「シャディグエですグエルさんは受けに決まってます」「グエシャディよシャディクの受け力舐めちゃいけないわ」というあまり意味を理解したくない口論を。「ダイスに塩は振った?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK?」と楽しげに笑うCV.能○麻○子を。
「まあヨグソトースと遭遇しようが最悪生還出来ればいいだろ」とタカをくくっていたグエルは、これらを聞いて戦慄した。なぜならこの世には「エロシ」というやつもあるからだ。流石にそうではないことを祈りたいが、とにもかくにも男同士が恋に落ちるよう運命づけられているらしいこの世界に負けないと固く誓った。あと多分この世界にはいないが頭の中にぼんやりと「スレッタ・マーキュリー」なる名前がうかんでいるので。
そういうわけでこの世界は__
dice1d4=2 (2)
1:一般クトゥルフ(現パロ)のようだ。
2:クトゥルフ・dice1d2=2 (2) 1:ガスライト(近代風) 2:ダークエイジ(中世風)のようだ。
3:マギカロギア(アスティカシア+魔法)のようだ。
4:永い後日談のネクロニカ(退廃世界)のようだ。
合計PC人数:dice1d5=2 (2)
※誤字脱字が多く、執筆しながら管理するのが苦手です。
※今回一部実際にあるTRPGを採用していますが、自身に課した縛りプレイ&ネタ出しみたいなものなので特段本家を知ってる必要はないです。
※書いてる人の好み(ラウ→グエ強火、エラシャディ、おにショタおに他)で贔屓が入る可能性があります。気づいてもそっとしてください。
※単純に趣味の問題でスレミオとフェルペトは基本くっつきます。
※モブレ・廃人化・死亡などダイス次第で酷い状況になるかも。割と何でも許せる方向け!苦手な展開になりそうなら自己判断でブラバしてくださるとありがたいです!
- 2二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:42:09
立て乙
お久しぶりです - 3二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:42:54
待ってた
- 4二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:43:52
お久しぶりです!今回も楽しみです!!
- 5二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:44:12
立て乙です
水星の腐女がいる! - 6二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:44:23
立て乙
因習村シャディクは消しちゃったんですか? - 7二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:45:27
立て乙!
結局クトゥルフで草
マギアロギアやネクロニカも捨てがたいなあ - 8二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:47:03
お久しぶりです嬉し~!
TRPG大好きだからとても楽しみ - 9二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:51:14
この世界はクトゥルフ・ダークエイジ……つまるところまだ紀元が「西暦」で表記されていた頃、その中でも中世ヨーロッパと呼ばれる場所であるようだ。この時点でグエルはかなり絶望した。この時代は徒歩で行くことのできる距離で人生が完結したと言われるほど生活圏が、付け加えるなら生存圏も狭い。最悪ヤバくなったらトンズラするか……と考えていたが、そういうことはちょっとできそうにない。
それだけではない、多分この世界タイマン、あるいは2PLだ。ようするにほんとに~二人きりの世界~を構築するため少人数で卓を回してるやつだ。知り合いの中でも顔の判然としているやつらを頭の中で数えて、その少なさに絶望した。しかもその大半は女性である。グエルは理解している。この世界における顔の判然とした女性、あと髪と肌が黒い無駄に綺麗な人物はロクなことをしない。お約束というやつだ。
そんなことを考えながら家の中で悶々としていると、不意にドアノッカーが、かつ、こつ、と鳴る音がする。グエルは咄嗟に「はい!」と返事をしてしまった。すぐに「まずい」と気づくが、それより先にギイ、と蝶番が嫌な音を立てて、扉が開く。そこに立っていたのは__
dice1d4=4 (4)
1:クールな女性__ペトラ・イッタだ。
2:小柄な少女__フェルシー・ロロだ。
3:長身の女性__サビーナ・ファルディンだ。
4:銀髪の少女__セセリア・ドートだ。
グエルの職業:dice1d10=10 (10)
1:騎士 2:衛兵 3:狩人 4:職人 5:商人 6:学者 7:魔女 8:吟遊詩人 9:司祭 10:領主
- 10二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 20:59:15
ついにスレ画が誕生してる! 新作やった〜!楽しみ
- 11二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:04:56
「おはよーございます、グエル様」
「セセリア……来る前にはアポイントメントを取ってくれ」
「仮にも領主がセキュリティもへったくれもない家に住んでるのが悪いと思いますけどねえ」
にやにや笑いながら入ってきたセセリアは、部屋の中にある豪奢な椅子にどかりと腰かけると、机の上にばさばさと書類を置いた。この時代紙はそこそこ貴重なものだったはず。それがこの量、明らかに異常事態だ。グエルが顔を顰めると、セセリアはグエルの方に視線を向け、笑みを見せる。
「事件ですよ」
あシナリオはじまったな。
グエルはやや考えた末、かなりしおしおした顔をし、蟀谷に指をあてながらセセリアの対面に腰かけた。
「……何が起きたというんだ?」
「まあ色々。どちらにしても報告はあげなければならないし、グエル様ならご自身で足を運びたいっておっしゃられるかと」
「間違ってはいないが」
「詳しいことはそちらの書類にあります。目を通しておいてください」
促されて、グエルは紙の一枚を手に取る。そこにあった概要は、簡単にまとめるとdice1d3=1 (1) (1:殺人事件 2:魔女狩り 3:謎の教団)についての記録だ。どうやらグエルの管轄している村ひとつがそれによってかなりの騒ぎになってしまっているようで、嘆願状まで添えられている。グエルは知っているのだが、これは別に放置しても解決しない。むしろ最悪ミ=ゴとかが降りて来て領ごと滅ぶ。ストラ〇トン山の火で見た。
「……」
グエルが考えごとをするように眉をひそめていると、セセリアはやたら自信満々に「大丈夫です」と言った。
「今回は先んじて護衛を雇っておいたんですよぉ」
「KPCかHO2かどっちだ?」
「何の話です?」
一瞬首を傾げたセセリアが、しかし直後にぱんぱんと手を叩く。入ってきてください。扉が再び、開く。そこに立っていたのは__
dice1d4=1 (1)
1:こう……へちょ……いや自信たっぷりな顔をした儚げな美青年だ。
2:背の低い、ややおどおどした態度の幼げな少年だ。
3:dice1d2=2 (2) (1:チベスナ顔 2:天使の笑顔)の色素の薄い青年だ。
4:ウワア!脈絡なくシャディク!!
- 12二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:07:48
このレスは削除されています
- 13二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:19:58
誰だろう?
- 14二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:20:40
まさかラウダか?
- 15二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:21:51
そこにいたのは、緑色の瞳が涼やかで、薄いくちびるが理知的で、金色の髪が艶やかな__
__どう見てもAPPが18の男だった。
「はじめましてジェターク領主。エラン・ケレスという」
グエルは咄嗟に身構えた。
ニャ……いや違うかもしれない。だって今目の前にいるこの人全体的に白いし。ニャル……じゃないにきまってる。というかダークエイジで初手ニャルラ……が出てきたらそれこそもうおしまいだろ! 流石にやらないだろいい加減にしろ!! ……やらないよな? よしんばニャルラト……じゃなかったとしてもテケリリくんとかカニちゃんとかでもないよな!?
「……グエル・ジェターク。知っての通りジェターク領を治めています。よろしくおねがいします」
差し出された手を恐る恐る握ると、あたたかな体温を感じた。仮に目の前のコレが神話生物だったとしても、今のところ協力関係にあることには違いない。あまり刺激はしないでおくべきだ。
「よろしくぅ。ま気楽にやろうぜ」
「はあ……」
「それで今回の事件だが」
エランはふっと口許を引き締めて、説明をはじめる。どうやら領の一つで死体が見つかったらしい。それだけなら珍しくもないが、問題はここ一週間で連続して発見されていることと、それから__
「孕んでいたんだよ。女だろうが、男だろうが__関係なく。割り開かれたその胎には、悍ましい姿の胎児がいた。中には魔女の祟りだなんていうヤツまで出てきて」
「リリスかシュブか……落とし子ならイグとかもか……?」
「何の話だ?」
「いえこちらの話です」
グエルはしゃらっと呟いてから、腕を組む。この時代に殺人事件、住民の不安は想像を絶する。できるだけ早く、あと安全に、この事件を解決しなければ。
「……改めてよろしくおねがいします、ケレスさん」
「おう、よろしく」
穏やかな空気の中、エランが笑った。
dice1d3=3 (3)
1:まず実際に村に足を運ぼう。
2:事件について更に調べられないだろうか?
3:いったん教会にいってみよう。
- 16二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:23:10
あ、これはまた妊娠フラグがたちそう(白目
- 17二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:23:42
申し訳ないけど、へちょいと聞くと様が思い浮かぶな…と思ったら様が来た!
にんしんフラグは折れるかな… - 18二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:24:19
様!さすがのAPPだ…
教会怪しそう - 19二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:29:39
CoCあるある
APP18のNPCが来たらニャル…を疑え - 20二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:30:38
たしかにクトゥルフでAPP高いやつが出てきたら警戒する
でも関わってくる男大体APPが高くなりそうな気もする - 21二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:34:53
(>>6 色々あって消しました。ごめんね!)
とりあえずまずは教会に向かうことにした。
この時代において信仰とは文字通り生命線だ。相互扶助のための共同体であり、唯一精神の拠り所としてよい場所であり、「よそもの」を弾き出すための一種のフィルターである。かつて破門された王が赦しを乞うたのは、それが端的に社会的な死を意味するからである。
そんなところが混乱したらどうなるか。
まず間違いなく倫理が死ぬ。
それによって起きたのが魔女狩りみたいなとこあるし。仮にそういったものが大規模に発生しなかったとしても、不安に駆られた民衆がどうなるかなんて目に見えている。がらんとした石畳と奥まった薄闇へ、高い窓からステンドグラスの加減で、花明かり。領主の名を告げて簡単にアポイントメントを取ってから、エランはグエルの斜め前を歩き、警戒するように周囲を見回していた。
「ないとは思うが、聖職者の中にもまずい考えをもったやつはいる。自分の身の安全を最優先に考えろ」
「……わかりました」
「お前が死んだら困るやつがたくさんいるから」
「理解しています」
「ちなみに俺はあまり戦闘技能をもっていない」
「んな気はしてましたよ!SIZもCONもSTRもどう見ても俺のが高いもん!!もう俺が戦った方が強そうだもん!!」
二人がわいわい話しながら待っていると、「あの」と声がかけられる。はっとしてそちらを見ると、そこには__
dice1d3=2 (2)
1:ウワ更にニャ……っぽい金髪褐色!!(dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗))
2:弟だ。そういえば家を出て異端審問をやっているんだっけ……?(dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗))
3:およそ四十代程度らしい修道士だ。名は__リドリック・クルーヘル。(dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗))
- 22二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:37:27
デカール天秤があったし異端審問官はそれらしいか…
- 23二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:37:58
来たな弟
そして全部成功してるグエルすごい - 24二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:38:12
一応護衛なのにフィジカル弱者なのか…
- 25二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:39:35
ニャル様候補まみれのAPP偏差値な登場キャラたち
グエル今回ダイス運良さ気なのでは!? - 26二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:43:30
久しぶりに新作が!クトゥルフちょっとみてたから嬉しい
スレ画もいいな~1人だけプチトマト差し出してる - 27二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:49:08
「よろしいですか」
「あ、……ああ、ラウダか!」
「はい。グエル様がやってきたと聞いて」
そこにいたのは、黒いカソックコートに身を包んだ、グエルとよく似た顔の青年、ラウダ・ニールだった。グエルはそっとその顔面を伺う。よしざっくりAPP16。だいぶ高いが18ではない。セーフだ。
エランが「知り合い?」と尋ねるので「弟です」と答えれば、ラウダが「母は違いますが」と補足する。なにせここ中世なので、その辺がアド・ステラより厳しいかった。むしろ家を出たのに弟と呼んでいるだけ異質ともいえる。
「それで例の事件について、ですよね」
ラウダがこほんと咳払いをした。それから胸に提げられたロザリオを握りしめ、やや瞼を伏せる。
「民は悪魔の存在を疑い、神への救済を求めています。とはいっても、今はある程度落ち着いていますので、きちんと変装をして市街地に溶け込めば問題なく探索できる範囲かと」
「なるほど。なにか事件について知っていることはあるか?」
「特には__あ、待ってください」
ラウダはふっと顔をあげ、考えるように視線を巡らせた。
「……被害者の胎に何かがいる、という話ですが。僕達で簡単に検視したところ、『この世に存在するいずれの生物の特徴にもあてはまらない』のです」
「ありがちだな」
「え何兄ありがちって」
「口調崩れてるぞ」
「あっ」
ラウダがはっとくちびるを押さえる。それからやや気まずげにエランの方に視線をやり、ぎゅっと手を握って二人を順にみた。
「……気を付けて。事件の解決もそうだけど……きっと無事に帰ってきてね、兄さん」
どこか緩んだ表情は、記憶にある「弟」そのものだった。
dice1d3=1 (1)
1:「お前もついてくるか?」と誘う。
2:「実際に被害者の遺体を見ることはできるか?」とおねがいしてみる。dice1d3=1 (1) (1:いいよ 2:ダメ 3:条件があるよ)
3:「……どこにいけば手がかりが手に入るだろう?」と尋ねる。
- 28二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 21:51:14
仲間が増えれば生存率は上がりそうだがBL回避は難しくなる…いいバランスだ
- 29二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:06:23
「そうだ。お前もくるか?」
「へっ?」
「どうせお前近接攻撃(斧)持ってるだろ。戦闘で役に立ちそうだ」
「まるで戦闘で役に立たないやつがいるみたいな言いぐさだな」
「い、……いいの?」
ラウダがカソックの裾を握ってこちらを見る。グエルは当然のように、「ああ、二人よりも三人の方が心強い」といけしゃあしゃあ言ってのけた。こういってはなんだが、(ライフ的な意味でもBL的な意味でも)デコイが増えるのは歓迎するべきである。いやちゃんと全員で生還したいが。
エランも「いいぞ。聖職者っつうからには身元もはっきりしているだろうし」と快諾する。ラウダはぱあっと顔を輝かせて、ふたりを順にみて、ぐっと気合いをいれるようにロザリオをにぎりなおした。
「わかった!ちょっと待ってて、この服じゃ目立つだろうから、着替えてくる……ます!」
ラウダはそういってるんるんと奥に消えていく。グエルは少し考えて、エランの方に向き直る。
「俺達も着替えた方がいいでしょうか」
「ああ。変装は念を入れるにこしたことはない」
「そうですね。服、借りられるでしょうか」
「最悪その辺の古着屋で調達するか」
二人はそういって、「おーい!」とラウダの背中をおいかけた。
dice1d3=2 (2)
1:……何故か視線を感じる。dice1d3=2 (2) (1:ケレスさんどうした? 2:ラウダどうした? 3:……?)
2:ハアッ!?男性モノの服が二着しかない!?一人は女装しないとダメ!?!?dice1d3=1 (1) (1:顔からしてケレスさんいけよ! 2:体格的にラウダいけるだろ!! 3:……俺がいく(覚悟完了))
3:特に何事もなく着替えが完了したぞ。俺はつよい
変装レベル(高いほど馴染んでる)
グエル:dice1d100=74 (74)
エラン:dice1d100=63 (63)
ラウダ:dice1d100=93 (93)
- 30二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:10:27
女装エラン様爆誕!(推定身長180超え)
- 31二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:24:18
ケレスさん女装のくせに馴染んでるのAPPの暴力って感じでムカつくな
- 32二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:26:59
「おい」
「大丈夫」
「何がだ」
「違和感はないです」
「大きく出たな」
「声以外完璧なので黙っててください。あとできればSIZを3ほど減らしてください」
「無理だよ!!!!」
グエルが手をあわせておねがいしてみると、エランは派手にこちらをどついてきた。STR12……11か……?と推定しつつ、グエルはやや緩みつつあった顔をきりりと整えて、三人の様子を順に見やる。
ラウダは完璧。グエルもよく見なければ違和感には気づかないだろう。エランは女装ということ以外完璧だ。これなら実際に村に降りても、問題なく探索できるだろう。具体的には本来ならやるはずだった身分がバレるかのチェックあれこれを免除してくれるらしい。これはアド
「……それじゃ、いきますか」
ここまでは準備運動。
物語は、ここからはじまる。
クトゥルフ・ダークエイジ『魔女と花嫁』
「いあいあ」
「……?なんだ突然」
「兄さんさっきからちょっと変だよ」
dice1d3=1 (1)
1:村娘のフェルペトに話を聞いてみよう。dice1d2=2 (2) (1:何か知ってるらしい……?dice1d100=27 (27) (知識量 数字が多いほど色々知ってる) 2:なんもしらんッス)
2:旅人らしい金髪褐色の男に話しかけてみよう。dice1d2=2 (2) (1:成功 2:失敗)
3:CoCといえばとりあえず目星だよな!dice1d2 (1:成功 2:失敗)
- 33二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:40:37
フェルペト空振りか
- 34二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:43:29
村にやってきたグエルは聞き込みをはじめ、いきなり出鼻をくじかれた。
「ご、ごめん、ッス……何も、しらなくって……ひっく、怖い、こわいよ、ぺとらぁ……」
「ふぇるしー、おちついて、おちつ、うう、ひっく……ごめんなさいッス、わたしたち、ぜんぜんやくにたてない……」
「落ち着け二人とも!あーえっとこれ、サンドイッチ!やるから!食べろ!!」
「あむ、もぐ、おいひいっふぅ……」
「うえええええん……」
どうやら近所で立て続けに殺人が起きて、不安でたまらないらしい。抱き合ってえんえん泣いているのは、やや痛ましさすらある。グエルは二人の頭をくしゃくしゃと撫で、食べ物を与えるなどして落ち着ける。残念ながらこの時代は「言語を書く」が技能として存在する世界なので精神分析等という便利なものはない。洞察とかはあるけど残念ながらそれで落ち着かせることはできない。ちなみにエランは周囲の警戒に務めているしラウダはぽやぽやしているので使えそうにない。仕事しろ技マシン
「あー……大丈夫だ。俺達がきっと、この事件を解決する」
「ぐすっ……ほんと、すか?」
「もちろん」
穏やかに笑ってみせれば、ようやくふたりとも、安心したように笑顔を見せた。それからぎゅ、とお互いの手をかたく握って、「フェルシーが襲われたら私がぶっとばす!」「ペトラが死にそうだったら助けるよ!!」と腕を組んだ。仲がいいのはよいことなのだなあ。グエルは思った。フェルペトは__
dice1d3=2 (2)
1:「実は私たち付き合ってて」「応援……してますよ?」と意味深にこっちを見てきた。なんだ突然
2:「フウン 表紙に三人いるやつッスか」「キてますね」とオイお前ら突然なんだよ割と元気だろ
3:「そうだ!宿屋のチュチュには伝手があるんです」「旅人さんですよね。安くとめてもらえるよう交渉しておきますよ!」と笑った。助かる
- 35二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:44:29
フェルペトちゃん、たくましくて草
- 36二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 22:45:04
このフェルペトも水星の腐女のメンバーでしたか
- 37二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:01:31
「そういえばお三方ってどういう関係なんです?」
「フェルシー……それはそう」
「え?ああ……友達?みたいなもんだ」
「フウン、へえ、友達」
「表紙に三人いるやつですか」
「アリだと思う。ねえフェルシー」
「そちらのAPP18の女装さんに可能性を感じます」
「どうしたお前ら。実は元気だろ」
突然にやにやとこちらを伺い始めた二人に、グエルはそっとつっこみをいれる。エランは堂々と女装しているうえもうなんか完全に我関せずだしラウダはやっぱりぽやぽやしている。こいつら聞こえてないのか。部分的難聴か。部分的難聴なのか。
どちらにせよここにいてもこれ以上情報は得られそうにない。やっぱり顔の判然としている男に聞かなければいけないのだろうか。ワンチャンエランかラウダをけしかければいけたりしないだろうか。考えていると、不意にペトラが、何かを呟いた。
「……が……ですけど」
「……?どうした」
「あ!いえ、なんでもないです」
「そうか。……いきましょう、ケレスさん、ラウダ」
グエルはやや不思議に思いながらも、そのままくるりと踵を返してエランとラウダを連れて歩き出した。次は誰に聞き込みをしようかと、頭の中で勘定しながら。
dice1d3=1 (1)
1:金髪褐色の吟遊詩人……かあ……dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗)
2:……?エランにそっくりな双子?dice1d3=1 (1) (1:成功 2:失敗 3:???)
3:もうなんか聞き込みより探索の方がいい気がしてきたな!dice1d2=2 (2) (1:成功 2:失敗)
「……ねえ、さっきはああいってたけど、私にぐらい教えてよ」
フェルシーが不意に、ペトラに膝を寄せる。
ペトラは「あ、えっと」とやや考えるように目を伏せて、それからそっと、フェルシーの肩を抱いた。
dice1d3=1 (1)
1:「あの前髪ピンクの人……首に……」
2:「……フェルシーが三人って言ってたから話あわせたけどさ、いたのって『二人』じゃない?」
3:「私__実は3P地雷の固定派なの」
- 38二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:03:36
首に何!?怖え!
2番の選択肢も怖えし、3番はたくましい - 39二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:21:43
『問うか問わぬか 答ふか否か 赤い瞳は迷い路の中』
どこからか、不意にリュートの音と歌声が聞こえてくる。
ひっかかるところがあって向かってみると、そこには金色の髪をした麗しい(およそAPP18)男がいた。ウワまたニャル候補だ。ニャル候補Bだ。グエルはそっとラウダの方に近寄った。自分と似た容色をしているためか絶対BL本家的なアレか、ややナーフされたらしいAPPを持つ弟に本当に安心する。ラウダが「なあに?」と不思議そうな顔をした。エランが「おい俺にも構えよ」とこちらに寄ってきた。寄るなニャル候補A。
吟遊詩人はこちらにはお構いなしに歌い続ける。『白を纏いてあなたは咲ける ようやく出口にたどりつくのですね 門をくぐったひかりの先に 異界あるいは天国の景色』__
「アイツか……盲点だったな……」
「おや?お客さんかな?」
「いい歌だった。ありがとう」
「こちらこそ」
数枚の硬貨をわたせば、金髪の男はリュートをおろして、屈託のない笑みを見せた。
ニャルにはこんな形容詞つかないので、ただただ顔がいいだけの人間説はある。だがそうでなかった場合が色々怖すぎる。グエルは一定の距離を保ちながら、その男に尋ねた。
「聞いたことのない歌だ。迷宮?」
「うん。このあたりの民俗信仰らしくてね、おしえてもらったんだ。インスピレーションが湧いたんだ」
「そんな話は聞いたことがないが……お前、名は?」
「シャディク・ゼネリ」
「覚えておこう」
端的な会話をかわしつつ、グエルは頭の中にメモをする。
仮にグエルの予想が正しければ、この近くに例のアレの教団か何かがある可能性がある。グエルが把握できていなかったということは、うまれたのはそこそこ最近のはず。ただ、そいつらが大規模に暴れたら、特にこの時代の技術ではまず太刀打ちできない。
「……さて、どうするか……」
グエルが難しい顔で俯いていると__
dice1d3=2 (2)
1:シャディクが「面白そう。ついていってもいい?」とこちらを見つめてきた。
2:エランが「そろそろ時間も遅いし、いったん宿屋に向かうか?」と提案した。
3:ラウダが「異教徒……?」と低い声で呟いた。
- 40二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:23:27
ニャル候補が増えた
- 41二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:23:59
- 42二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:30:28
「ま。そろそろ時間も遅いしさ、いったん宿屋に向かおうぜ」
エランが不意に、グエルの手を引いた。
ラウダもはっとしたように、「そうだね。もう日が傾きかけている」とぱちぱちまばたきをする。グエルははっとして、空を見た。赤い夕陽がこちらに光を投げかけている。
この時代には当然だが、街灯だなんてものはない。そのため夜は月と星の光を除けば真っ暗闇になる。そして治安はアド・ステラ以上にカスなので、野犬に襲われて死ぬし夜盗に襲われて死ぬ。「PC グエル」が二十余年過ごして得た経験が、警鐘を鳴らしている。
「そうだな。……シャディク、お前も気をつけろよ。最近あぶないみたいだから」
「おにーさんこそ、きをつけてね?」
シャディクがひらひらと手を振って、読めない笑みを見せた。やっぱりアイツニャルかもしれん。グエルは思った。
さて宿屋。
問題は部屋分けである。今回も今回とて二人部屋と一人部屋しかあいていなかったので、なんとかしてラウダとエランを同じ部屋にぶちこまなければならない。いや警備の観点からグエルが一人になるのはよくないということもわかるけど、それとBL回避は別なのである!
というわけで運は天に任せられた。ダイス目の低かった二人がペアで相部屋となる。ウワア!南無三!!
グエル:dice1d100=10 (10)
エラン:dice1d100=43 (43)
ラウダ:dice1d100=38 (38)
???:dice3d6=4 5 3 (12)
???:dice1d100=55 (55)
- 43二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:36:17
グエルが誰よりも低いの笑う
- 44二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:36:36
希望は叶わない(無情)
そこで3人中の最低値引くとこが流石なんだよなぁそして謎ダイスがこわい - 45二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:36:43
下二つの?ダイスなんだろねえ
- 46二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:40:49
(>>41 全然禁止してないので、自由にやってくださって大丈夫ですよ~。もし書いてくれたら見に行くかも!)
「シークレットダイスほど怖いものってないよな。成功したみたいだが」
「兄さん、一人部屋じゃなくてよかったの?僕、ケレス……さん?と相部屋でもよかったのに」
「友好NPCは目を離すと死ぬ」
「……ゆうこ……?」
ラウダが不思議そうな顔でこちらを見ていた。グエルはさっさと布団に入ると、てきぱきと窓と扉を閉め切り、ついでに最悪宿屋の主が懐柔されていた場合にそなえてその辺のものでつっかえ棒をつくって固定までした。これで少なくとも夜中に侵入してくる、というのはなくなるだろう。
ほっと息をついてから、ふうっとあかりを消す。
この時代の夜は長い。油もあかりも貴重だから。カーテンのかかっていない窓硝子からはいってくる月明かりだけが、唯一の照明だった。懸念はもちろんいくつもあるが、とにかく明日にそなえて、今は眠らないと。デバフもらいたくないし(本音)
「……家出てから全然あわなくなったもんな。三年ぶりか」
「そうだね。それがこんなになっちゃうなんて、思わなかったけど」
「ああ。……必ず解決しよう」
「もちろん」
深い闇の中で、沈んだ鳶色が穏やかに微笑んだ。
dice1d3=1 (1)
1:何事もなく眠りについたぞ!
2:……少し怖いな。バステ覚悟で起きておこうか?dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗)
3:☆宿屋 密室 二人きり 何も起こらないはずがなく__
- 47二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:45:55
セーフ!!
…なのか? 2番のほうが良かったのか? - 48二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:50:41
- 49二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:51:36
グエルは眠りにつく。
……眠りについた、はず。
ゆっくりと、意識が夜に吸い込まれて、おちていく。ここはそう、だから、ちがう。ここは夢の中のはず。グエルはぼんやりと目玉だけで周囲を見回す。目玉以外は動かせないから、うごかす。
『契約を問う 答ふか否か』
夢、
白く巨大なものが、何かをグエルの腹に押し当てる、夢。
ぐじゅ
ぐじゅぐじゅ
めりめりめり
ばき
どくり
厭な音をたてて、ソレがうちがわに、入り込む。吐き気と、異物感。腹の内側を食い破られ、無理矢理押しつぶされる激しい痛み。夢、夢、これは夢だ。ああ、でも。
グエルは、知っている。
『赤い瞳は 迷い路の中』
「……あの前髪ピンクの人の首にね」
「白くてちっちゃい、蜘蛛みたいなのがいたの」
朝。
グエルは目覚めて、腹を撫でる。
「やっぱアイホートじゃねえか……!」
かすかに、胎動を感じた。
dice1d3=2 (2)
1:早急に解決しなきゃまずい!聞き込みで教団本拠地を探す!!dice1d2=2 (2) (1:成功 2:失敗)
2:シャディクに聞けば何かわからないか!?dice1d3=1 (1) (1:場所知ってる+協力してくれる 2:場所くらいは知ってる 3:ごめんなんもしらない)
3:とりあえずSANc……え?dice1d10=9 (9) /dice1d100=8 (8) ??ハア!?(グエルのSAN値:dice3d6=3 1 3 (7) *10)
- 50二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:55:51
やっぱり良くなかったー!
ジェタ孕ジェタ孕…(合掌) - 51二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:56:48
グエーッ! やっぱり妊娠フラグキター!!
- 52二次元好きの匿名さん23/09/30(土) 23:58:54
ジェタークは孕みやすい…
- 53二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:00:12
同じ部屋で寝たから兄さんが孕んだ!?ってラウダなったりしそうだ
- 54二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:00:51
と、とりあえずシャディクは場所知ってるし協力してくれるから良かった、ね…
- 55二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:06:16
夜明け前。微かに空が白くなり、雲が紫がかりつつある時間。グエルはまだ眠るラウダをおいて、ついでにたぶん寝汚いであろうシャディクもほっぽって、昨日の場所に向かった。かくしてシャディクは、そこにいた。リュートの手入れをしながら、艶やかに微笑んだ。
「おはよ、おにーさん。どうしたの?慌てた様子で」
「すまないシャディク。協力してほしい」
「ええ?どうしたのさ?別に構わないけど」
シャディクは立ちあがり、背負っていた袋にリュートをしまった。あれ武器にできないかな。割かし真面目にこんなこと考えるくらいには、グエルは焦っていた。なんとか息を吸って吐いて、呼吸を整えて、シャディクに向き直る。
「お前が、迷宮の民俗信仰について知った場所を、教えてほしい」
アイホート。
迷宮の神と呼ばれるこれは、夢の中で人間に契約をもちかける。ちなみにことわったら殺される。了承したら雛を植え付けられる。雛が孵化したら死ぬ。割とかかわった時点でアウトの神格である。いや関わってセーフな神の方が少ないが……
グエルは現在、十中八九この雛を植え付けられた状態にある。そうなると基本理性的な行動がとれなくなるのだが、とりあえず今は平気らしい。かといって時間経過で待つのは死だ。
メタ読みすると多分敵の本拠地に雛を取り除くの呪文か何かがあるはず。そうじゃないとロスト確定なので。シャディクは「うーん」と考えるように指先をくちびるにあて、それから首をかしげて、立ち上がり、グエルを見下ろした。
「それもいいけど、先に朝食を食べようよ。俺ハムサンドが好きだなぁ、おにーさん」
「……グエル」
「いい名だね」
シャディクが食えない笑みをうかべて、こちらを見た。
dice1d2=1 (1)
1:いったんシャディクを連れて宿屋に戻り、四人で朝食を食べる。
2:このままシャディクと二人で行動する。
dice1d3=2 (2)
1:「異教徒の教団は関係がありそうだから様子を見に行く」と完全に隠す。
2:「こう……神の……お告げ的なのがあって……とにかくそこが犯人に違いない」みたい感じで伝える
3:「……怖い夢を見た」と誤魔化す。
- 56二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:13:23
- 57二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:15:26
シャディクがどの選択肢でも普通に食事を楽しんでて草
でも日常を感じられる瞬間は異常事態では貴重だよね… - 58二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:17:03
おお全員1
- 59二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:19:01
選ばれんかったけど、ペトラのときの二人しかいない発言もあるしニコニコ含み笑いしてるのも気になるし…様やっぱりニャル様?
- 60二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:22:57
「……神様、ねえ。まあ信じるけど」
ラウダはやや疑わしそうにしながらそう言った。ちなみにエランはなんかやたらニコニコしてるしシャディクは「エラン塩とって~」とフリーダムにしている。なんだよお前ら自由かよ。グエルはやや苛立ちながら、こつこつと爪先を打ち鳴らした。
「どちらにせよ、教会とは別の信仰が根付いているのは、いろいろとまずい。監査の意味も兼ねて一度介入するべきだと思う」
「そうだな。俺はグエルの意志を尊重しよう」
「うん?あ、俺も~。ハムサンドの恩」
エランは笑いながら、シャディクはもぐもぐと食事をしながら、頷いた。グエルは「ありがとう」と頭を下げようとして__
はたと、気付く。
パーティーメンバーは四人。しかしこの世界は「タイマンシナリオ」。つまるところこの中にPCは二人だけということになる。残り二人はNPCというわけだ。グエルはおそらくPCで確定として、もう一人のPCは誰になるのだろう? 漠然とエランで確定だと思っていたが、反応からしてラウダも、こちらに友好的なのに死ななかった時点でシャディクも怪しい。一体だれなのだろう__
dice1d3=1 (1)
1:……やっぱりエランだろうか?
2:ラウダだろうか?
3:シャディクだろうか?
……まあいいや。グエルはそうおもいなおして、ハムサンドを握り直した。朝から動いて腹が減っていたので。
グエルPOW:dice3d6=3 3 2 (8) *5
POW判定:dice1d100=70 (70)
- 61二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:26:42
POWひっくい!
SAN値やばいなグエル… - 62二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:34:11
いつも通りにサンドイッチを食べる。やたらと空腹がひどかった。はぐ、とかぶりついて、そうして__
食べられない。
口の中から鼻に抜けるにおいが、うけつけない。ぐ、と咽喉に不快感がせりあがる。はっとして思わず立ち上がり、「兄さん?」「どうしたの?」と不思議そうな顔をする他三人を置いて、駆け出した。
トイレにうずくまり、胃の中のものをすべて吐き出す。壁に手をつき、腹の筋肉を痙攣させる。気分はよくならなかった。怖気がする。血の気が引く。息を整えているうちに、今度はおぞましいまでの飢餓感がおそいかかってきた。本能的に、食べてもまた吐くのだ、と理解してしまった。食事は意味を成さず、嘔吐すらも無駄な行為となっている。口許を押さえて、グエルは低く呟いた。
「……ぅわ……」
ヤバいデバフもらってるじゃねえか。
グエルは酸欠による涙で滲む視界の中、割と冷静にそんなことを考えた。
グエル:dice1d100=13 (13) (演技)
エラン:dice1d100=94 (94)
dice1d2=1 (1) (1:様子を見に行く 2:サンドイッチうめぇ)
ラウダ:dice1d100=3 (3)
dice1d2=1 (1) (1:様子を見に行く 2:サンドイッチうめぇ)
シャディク:dice1d100=44 (44)
dice1d2=1 (1) (1:様子を見に行く 2:サンドイッチうめぇ)
※自身の1d100とグエルの1d100を比較して、グエルの方が高かったら異変について隠し通せる。ただし様子を見に行ってない場合、-20の補正がかかる。
- 63二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:37:18
みんな様子を見にきてくれるのか
エランとシャディクに誤魔化せないのか吉と出るか凶と出るか… - 64二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:39:56
ちょっとこの様怖いんよな…どう転ぶか
みんな見に来てくれるの優しいな - 65二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:43:13
「グエル、大丈夫か?」
「ぁ、……い、じょうぶ……」
「……そっか、兄さんが言うなら信じるけど……」
「いやどう考えてもだいじょーぶじゃないでしょ。顔真っ青だよ、おにーさん」
シャディクが視線だけ動かして、グエルの方を見た。ラウダはジェタークの血を引くためチョロかったが、他二人を誤魔化すことはできなかったみたいだ。グエルは少し考えたのちに、サンドイッチから目を背けながら、やや上擦った声でこたえる。
「何でもないと言った。とにかく__」
「そんな状況で出発できるわけがないでしょ。とりあえず休もうよ」
「だめだ、はやく、しないと……」
「……あのさ、なにをそんなに焦っているの?」
シャディクがじっとこちらを見つめてくる。
グエルははっとして、そちらを見返した。シャディクはぱちぱちと瞬きをして、ふうっと息を吐く。「言えないなら__」と言おうとしたところで、ラウダがこちらを見てきた。
「なんで教えてくれないの。僕達兄弟でしょ?僕には荷が重いと思ったからか」
「えあそれは」
「そんなにも僕は頼りないか」
「やめろ二十三話詠唱始めるな」
グエルはやや考える。ここで正直に言ったとてだろ。仮に神に子を植え付けられました!と言ったとしてまず疑われるのは精神病だろ。いや一縷の望みにほら、賭けてもいいかもしれない。それでも__悶々と考えた末にグエルは、
dice1d3=3 (3)
1:もう悩むのめんどいし洗いざらい吐くか 嘔吐だけに(激寒ギャグ)
2:「何も聞かないでくれ。お前たちに、知られたくはない」と言う。
3:「……たすけて……しにたく、ない……」と泣きそうな顔をして誤魔化す。
- 66二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:48:48
23話詠唱は草
- 67二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 00:50:45
「……しにたくない……」
グエルはぽつりとつぶやいた。
__これは作戦である。断じてガチの怯えではない。ようするに「泣いてふんわりいい感じに誤魔化す作戦」である。グエルかしこい。そう断じて__断じて、マジのマジで怯えているわけではないのだ。
それぞれの反応は、
dice1d3=2 (2)
1:あー……サンドイッチ……はだめか
2:聞かないでおいてやれ。出立しよう
3:シャディクはいこれ塩
dice1d3=2 (2)
1:誤魔化されないからね。全部教えて
2:わ、わあっ、大丈夫?怖いよね、大丈夫だよ
3:斧を持て!!教団潰すぞ!!!!!
dice1d3=2 (2)
1:……ハア。あとでじっくり教えてもらうから
2:言いたくないならそれでいいけど。辛いのはお前じゃないか?
3:うあっ、な、泣かせるつもりじゃなかったんだ!ごめんね!?
- 68二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 01:01:57
このレスは削除されています
- 69二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 01:02:30
(※↑画像ミスだよ)
「それで辛いのは、お前じゃっ……」
「シャディク、聞かないでおいてやれ」
「……」
シャディクはだまりこむ。ラウダがあせって「だだだだいじょうぶ!?」となぐさめてくるし、これは大勝利といっても過言ではないのではないか?いや何を勝利条件とするかは諸説あるが……
__時間は有限だ。
グエルは食べかけのサンドイッチをなんとか口に押し込んで、嘔吐しないように息を大きく吸って吐いてから、三人を見下ろした。
「……ケレスさんの言う通り、早く出立しよう。今にも犠牲者が増えるかもしれないのだから」
主にグエルとか。
エランは頷き、ラウダもぐっと手を握る。唯一シャディクだけは、やや目を細め、グエルを見つめていた。
dice1d3=3 (3)
1:直行するぞ!!
2:武器なんかを手に入れつつ、更に聞き込みしよう。dice1d2=2 (2) (1:成功 2:失敗)
3:……道中、不意にdice1d3=1 (1) (1:エラン 2:シャディク 3:ラウダ)に話しかけられる。
- 70二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 01:04:09
誰が味方で誰が敵かわからないのすごく面白い
そしてBLフラグもまだ折れてないのも楽しい - 71二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 01:06:02
そういえば絶対BLだった、展開にドキドキし過ぎて忘れてたw
スレ主さんのストーリー(シナリオ?)ほんと面白くて好きです - 72二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 01:12:46
そういや宗教的に同性愛はOKなのかな
(絶対BLになる世界で何言ってんだよと言われたらそれはそう) - 73二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 08:06:04
dice1d3=3 (3)
1:神は同性で愛し合うことを禁じている。よくないよ
2:神は隣人愛を提唱した。ホモソーシャルはむしろ推奨されているんだ。まあ恋愛までは流石にって感じだけど
3:神は姦淫を禁じたけどそれはそれで結構みんなやぶってるので……
「おい、グエル・ジェターク」
不意に、話しかけられる。
グエルは何も言わず振り返り、歩くスピードをやや落とした。ラウダとシャディクは何か話しているらしく、こちらには気づいていない。エランはニイと口角をあげ、グエルの頬をつねる。
「なんれふか」
「いや?ただ気になることがあって」
「それほほえほはあんえいあうんれふか」
「さしてない」
エランがからから笑う。朝の光の中で、その姿はやたら様になっていた。「お前に死なれたら俺が困るから」と言い、むにむにと頬をいじくりまわしてから、ようやくぱちんとはなした。触れられたところが熱を持っている(これは実際に痛んでいるという話で、決してそういった比喩ではない)。エランの方を見れば、彼はどこかぞっとするほど穏やかに、柔らかに微笑んでいた。
「なあ。聞いていいか」
「……なんですか」
「お前は何を以て『自らは神に狙われている』と確信した?」
グエルの足が止まる。
「一体何の話で__」
「俺は知りたいんだ、お前が『何を見た』か。それは我々にとって有益な情報になり得るだろう?」
「……神が個人を狙うとでも?」
「おやおやぁ。お前の話では『だからお告げを得た』のではなかったかな」
コイツほんとに人間か?
グエルは思った。なんかさっきから口調がちょっとこう人外っぽい気がする。いや二人称が『我々』のキャラは大概人外っていうアレだが。ただどちらにせよ、今は協力関係にあることは確からしいし、一旦開示するべきか?それとも__悶々と考えていると、エランがこちらを小突く。
「教えてくれ。なあ、グエル」
dice1d3=3 (3)
1:「聞かないでください。……言いたくない」と目をそらす。
2:「……怖い夢を見たんです」と正直に話す。
3:「今 俺の腹にはアイホートの雛がいます(衝撃の告白)」
- 74二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 08:14:03
素直にカミングアウトしててえらい!…のか?
ケレスさんは力になってくれそう - 75二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 08:30:29
どうだろう…ちょいちょい含みがあるんだよなエラン様…
- 76二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 11:20:06
「……」
グエルはシャディクとラウダが談笑しているのを確認して、更に歩くスピードを落とした。
視線だけでエランの方を見て、声を低くする。決して聞かれないように、気づかれないように。
「神は人に子を植う。その神が夢で『お告げ』を__介入をしてきたとしたら」
「わからないな」
「身体を交換してみればわかるかもしれませんね。そもそもあなたならその程度『わかっている』でしょうに」
エランのくちびるが止まる。
半ば賭けだった。あの盲目ぷり、ラウダはNPCで間違いない。シャディクと二択だが、なんとなく彼なのではないかという確信があった。そして仮にエランが『HO2』、そのうえ人外だとすれば、その正体として有り得そうなのは、
「鎌をかけただけですが。正解でしたか?」
「驚いたな。過去に我が同胞にあったことでも?」
「さあ」
「……協力するつもりだ。この国に滅亡されるのは、あまり好ましくないのでね」
エランが__エランの顔かたちをした『イスの偉大なる種族』が、ニイと笑った。
彼らは精神を交換し、知識を得る。未来を演算することが出来るほどの知性と、この時代換算だと一方的な蹂躙が可能なオーバーテクノロジーを保有する彼等は、敵に回すと厄介なのだが、どうやら今回は友好的なタイプであるようだ。グエルは改めて、手を差し出した。握手、あたたかな体温を感じる。にしても国が滅ぶ、か。拡充した教団によって乗っ取られる?それとももっと単純に、人間が残らず食い殺されるのか?どちらにせよ、彼等と協力できるのは大きい。エランは「それで」と言い、こつこつと蟀谷を叩く。
「お前、このままだと犠牲者Aルートってとこだろ」
「アイホート 雛」
「オーケー端的。なんとなく察してた」
「教団潰すついでになんとかできないかと」
「……仕方ない、その辺も多少は面倒見てやる。仕事だからな」
エランはグエルの腕を抱くようにして組んだ。「わっ」と素っ頓狂な声を上げると、エランが笑った。
dice1d3=3 (3)
1:何事もなく教団!
2:武器屋行くか……dice1d2=1 (1) (1:成功 2:失敗)
3:dice1d3=3 (3) (1:エラン 2:シャディク 3:ラウダ)と話す。
dice1d100=61 (61) (40)
- 77二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 11:29:28
イス人か!頼もしいね
ラウダは友好NPCっぽいけど、確白なのかな? - 78二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 11:34:28
やっぱスレ主の話は面白いなあ
- 79二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 11:40:23
エラン様、イス人似合いすぎ
- 80二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 12:05:17
ニャルじゃなくてよかったね…
- 81二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 12:07:17
イス人エラン様イメージ合うな
ラウダは…現時点だと怪しく見える - 82二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:06:10
様、会話できる人外似合うな〜しっくりくる
- 83二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:06:42
イス人いるならなにか彼らの使う道具を提供してもらえないだろうか、具体的には電撃銃とか電撃銃とか電撃銃とか__などと考えていると、再び悪心がこみあげてくる。グエルは「すまん少し」とだけ言って付近のやや深い茂みの奥に入り込むと、蹲って胃の中のものを吐いた。
タイムリミットが刻一刻と迫りつつあるのを感じる。実際に教団についたらまず退散呪文をさがすのを最優先に動いた方がいいかもしれない。こんなの戦闘どころか探索もろくにできないだろいい加減にしろ!
しばらく地面に顔をつけて全て吐くと、さっさと土を被せて証拠隠滅した。できれば口を濯げる水場でもあればいいのだが、と考えていると、背後から声がかけられる。
「シャディクに借りてきた」
振り返る。
そこにはラウダが、無表情にたっていた。彼は真っ直ぐに腕をのばし、革の水袋を差し出す。グエルは「ありがとう」といってうけとろうとすると、ラウダはその腕を、すがるようにつかんだ。
「ねえ。絶対おかしい。なにか僕の知らないことがあるんだよね」
「シャディクは__」
「ケレスさんが何か話してた。きっと僕の知らなくて、兄さんの知ってる何かを。ねえなんで僕だけ仲間はずれにするの」
「仲間はずれになんか、」
「してるよ。してないっていうなら、教えてよ。心配だから」
懇願するように言われて、グエルは迷う。
今の所クトゥルフ要素に一切絡んでる様子のない友好NPCっぽいコレに、そういうこと言っていいのだろうか。言って信じてくれるか。教会って一般クトゥルフにおける警察枠(深い意味を含有する)なのではなかろうか。……そもそも、信用して、いいのか?
だめだ。一度疑ってしまうと、じわりと水が染み込むように、猜疑心がひろがっていく。無意識に一歩後ずさると、ラウダは読めない表情で距離を詰めてきた。
「なあ、兄さん」
dice1d3=2 (2)
1:「お前は知らなくていいことだ」と言い放つ。
2:「知らない方がいいこともあるよ」と横を通り過ぎる。
3:「あー……ざっくり言うと孕んだ!このままだと死ぬ!以上!!」とサムズアップする。
……
dice1d3=1 (1)
1:成功
2:失敗
3:!?!?
- 84二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:15:36
それは成功していいダイスだったのかな!?今回の弟突破力低めだから普通の弟なのか!?
そういえばスレ主の画像模写なんですね!?絵も描ける人なんだぁすげぇ〜 - 85二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:18:49
ちょろい、ちょろいぞラウダ…w
3番の「!?!?」は何だったんだ!? - 86二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:38:29
「知らない方がいいこともあるよ」
グエルがすれ違うようにしてその場を後にすると、ラウダは俯いたままぐっと拳を握り、「わかったよ」と吐き捨てるように呟いた。
言いくるめロール成功したか……グエルはとりあえず安堵する。にしてもこのチョロさ、やっぱりラウダはかなりお助けNPC寄りの存在な気がする。エランが戦闘技能持ってなかったゆえの救済措置か、と考えながら、グエルは振り返らず、歩みだけ止める。
「行くぞラウダ。あまり長居すると、野犬かなにかに襲われるかもしれない」
「……ああ」
ラウダはグエルの半歩後ろをついて、歩き始めた。そうしてシャディクと何かを話していたらしいエランを捕まえて、聞かれないように声を潜める。
「もう時間がなさそうだ。急いでもいいか?」
「……いちお聞くけど、治せる確証はあるのか?」
「多分ある」
「楽観的!」
いいねェ、人間のそういうところは嫌いじゃないよ。エランが笑った。
dice1d3=1 (1)
1:教団にたどり着いたぞ!
2:「そういえば電撃銃てあります?」「ある」「有能だな……」
3:せっかくだしシャディクとも話しておくか?
「……」
「ラウダ?」
「シャディク、あいつと何話してたの」
「あいつってエラン?別に何でも……dice1d3=3 (3) (1:ただの世間話 2:なんか口説かれた?かな 3:……うん、ほんとになんでもない)」
シャディクが首を傾げると、ラウダが低く呟いた。
「そっか」
dice1d3=1 (1)
1:「兄さんはいつもそうだ……」(※中立NPC フラグによって敵対も協力もするよ)
2:「それはそれとして教団つぶさなきゃ!えいえいおー」(※本当に友好的)
3:「……」(※????)
- 87二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:41:58
若干蚊帳の外で兄さんに進めないラウダも味わい深いものですね
反動が怖いから程々に会話しておきなよとも思うけど! - 88二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:42:07
シャディクの選択肢を見てここが絶対BLパロのスレだって思い出した…
シリアスに進んでいく感じがたまらないし、ラウダが中立っぽいけど場合によっては敵対しそうで不安だな - 89二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 18:57:25
ケレスさんこんなに頭脳派ムーブしてるけど女装してるんだよな…
- 90二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 19:03:06
今んとこは普通にクトゥルフしてるな
(色ボケ選択肢からは目を逸らす)
ラウダは敵対の可能性もあるとはいえ白確でとりあえずはよかった - 91二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 20:43:09
生来の熱くなりやすい気性と目前にした死への恐怖から焦燥に駆られているために、残念ながら現在のグエルに「深謀遠慮」という言葉は存在しない。特段作戦会議もなく、武器の調達もなく、ついでに不穏な雰囲気を出しているラウダや未だ謎多きシャディクときちんと話し合いをすることなく、さっさと教団本部に侵入する。
外観は堅牢な砦にも似ており、中はどうやら地上部一階と地下が複数から成っているようだ。ついでにちらりと伺った限りだが、ぼろぼろのローブをまとった複数の目が虚ろな人間の他、白っぽい蜘蛛でできた毛のない人型っぽいのもいた。後裔おるわ。特に今は(主に逃げ切れなさそうという観点から)見つかったらまずいので、なんとか隠密していくべきだろう。
なんとか内部に侵入できそうな裏口を見つけてから、しばらく考えたあと、グエルはふっと振り返った。……アレを見て、発狂でもされたらたまらない。なるべく平静を装い、二人を見る。
「ラウダ、シャディク。お前らはここにいてくれ」
「えっ……」
「どうして?」
「いったん俺達で様子を見てくる。それまでここで出入口を見張っておいてくれ。行きましょうケレスさん」
「ま、……待ってよ!あぶないよ、体調悪いんでしょう。僕がいくから……」
「大丈夫だ。お前はここにいるんだ、ラウダ」
「……それって、『君』が言ってたこと関連?」
「まーそういうとこ。てことで頼むわ、シャディク」
エランはひらひらと手を振り、グエルは真っ直ぐに見返し、二人を見やる。シャディクは嘆息し、ラウダはぐっとくちびるを噛んだ。
「……わかった」
「無事にかえってきてね」
二人が無事を祈るように十字を切る。グエルは、エランは、息をひそめて、教団内部に潜入した。
dice1d3=1 (1)
1:まずはその辺の教団員を襲ってローブを入手するぞ!
2:あれは……もしかして魔導書!?!?(なんとなくSAN値dice1d5=1 (1) 現象)
3:あっ あっあっ アイホートの後裔さん チッス(dice1d2=1 (1) (1:逃走 2:闘争))
- 92二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 20:44:56
クトゥルフで情報共有(話し合い)無しは命取りだよ!!頑張ってね!!!
- 93二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:07:03
ケレスさんの振る舞い方がかっこよくて惚れかけてたのに女装だと思い出して急に面白くなった。まぁ女装でもかっこいいけどさ笑
- 94二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:15:31
邪魔してごめん、一言だけ言わせて
スレ画のグエル君めちゃくちゃ可愛いんだが!!!!
なにコレ、こりゃ彼方此方から狙われる訳だわ
保存して、待ち受けにして、さらに家宝にするわ
ありがとう!!!! - 95二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:15:41
男はいつも通り、教団内部の見回りをしていた。
無駄に部屋と死角が多く、改修を提案しても一向に受け容れられる気配はない。にしても今日は、なんだか妙に胸が騒ぐ。具体的には本能的に「タンサクシャ」というやつの気配を感じ取り、何か怯えていた。
悪寒がしてぐるりと周囲を見回す。どこからか視線を感じる、気がする。
「……気のせいか」
そういって男がほっと息を吐き、再び歩き出したところで、
__ごんっ
頭に衝撃。意識が、暗転する。
「これで四枚目、と」
「追い剝きたぁ領主さまのすることかよ」
「『やむを得ない』事情があるので」
「そうだな。『やむを得ない』もんなあ」
血気盛んなPCに倫理というものは存在しない。割かし悪辣な笑みを浮かべながら、二人は教団員を手際よく拘束し、奪い取ったローブを身に纏う。これで少なくとも見た目を誤魔化すことはできるだろう。ほっと安堵に息をつくと、エランが不意にこちらを見てきた。
「あいつら、おいていくか」
「……」
「俺としてはお前とデートも悪かないと思っているけどね」
「…………」
ワンピースの上からローブを羽織ったエランは、その合間から覗く翠の瞳も相まって、なんだか戯曲に出てくる怪物じみている。
……グエルは__
dice1d3=2 (2)
1:……とりあえずこのまま魔導書を探す。
2:入口のふたりを呼びに行く。
3:ウワ後裔=サン!チッス!!(dice1d2=2 (2) (1:誤魔化せた 2:無理))
シャディクの説得:dice1d100=14 (14)
ラウダの冷静さ:dice1d100=86 (86)
※シャディクの数字がラウダの数字を上回ったら誤魔化せる。下回ったら差によってカチこんだり対立フラグがたったりする。面白い数値が出たらBLフラグが立つ。
- 96二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:20:55
全く誤魔化せてなくて草
シャディクゥ!! - 97二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:21:44
エランと二人きり回避したけどこの状態のラウダシャディク呼びに行くの草
どちらにしてもフラグ乱立でおもしろい - 98二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:32:42
「なんか嫌な予感がするから呼びに行きます。いやな予感するので」
「……人間は面白い。何故特定の人間を『我々』のようなものから隔離する?」
「知らないで生きてほしいから。家族には安全な場所にいてほしいと願うものです」
「そうか」
エランが笑った。
「……けっ、……!」
「……!……!!」
戻ってみると、どうやら入口が騒がしい。
胸騒ぎがしてそちらに戻ってみると、シャディクがどこからか調達したらしい木こり斧(3d6+DB)を振り回すラウダを羽交い絞めにして取り押さえていた。「なあっ……!?」と思わず叫ぶと、二人が一斉にこちらを見る。
「兄さッ……無事でよかった……!おい離せシャディク!!」
「いやなんだこの状況!?無事を喜ぶ場面か今!?!?」
「いやあごめんグエル!説得失敗した!!」
「ファンブルみたいな出目出たんだろうな……かわいそ……」
怪我無く帰ってきた二人を見て、とりあえずラウダは暴れるのをやめておちついたようだ。対立フラグはたたなかった いいね?
何か見てはいけないものを見てしまったような気がするが、とりあえずスルーすることにして簡単に情報共有をしつつ、二人にローブを手渡す。本職聖職者のラウダはやや顔をしかめ、シャディクは「かなりきれいな素材だねえ。あまり外には出ていないのかな?」と分析した。
「ああ。『偶然』これを発見した。これなら中に入っても怪しまれずにすむだろう」
「へえ『偶然』」
「『偶然』な」
「……『偶然』……」
四人は顔を隠し、視線だけで会話をする。グエルはぐるりと面々の顔を見回して、慎重な表情で言ってのける。
「先にいっておくが、おそらくこの教団の親玉に関係あるであろう化け物がいた。関わらない方がいい。今回の目的は教団の秘密を探ることと__可能なら『潰す』ことだ。わかったな?」
腕を突き出せば、シャディクは楽し気に、ラウダは迷うように、エランは他二人を見て見様見真似で、こつんと拳をつきあわせた。
dice1d3=1 (1)
1:魔導書を見つけたぞ!
2:片っ端から教団員倒すか……
3:後裔さんチーーーッス!!dice1d2=1 (1) (1:誤魔化せた 2:無理)
- 99二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 21:57:45
いくつかの部屋を探し、焦る気持ちを押さえながらあちこち歩いていると、不意に、こう__謎の皮で装丁された本を発見した。思わず手に取りぱらぱらとめくってると、中身はどうやらグエルでも読める言語で書かれているようだ。ちなみに表紙にはめちゃめちゃ『アル・アジフ』と書かれている。
「ッこれ……!」
シナリオに便利につかわれがちな魔導書じゃん。
だいたい全部の呪文がのってるしぱっと見でわかるからとりあえずぶちこまれがちなネクロノミコン写本じゃん。
「……目当てのものはそれか?」
「はい」
「そうか。……おーいラウダ、シャディク、ちょっと一緒に部屋見張りしようぜ」
「えあ、ケレスさ……」
「……はいはい」
エランが気を遣ってか、ラウダとシャディクを連れて部屋の外に出ていく。黒い後ろ姿を、静かに見つめる。
……グエルは小さく唸った。なんかこれは勘なのだが今回グエルはあんまりPOWが高くない気がする。誰かに任せるのもありかもしれない。エランとかエランとかエランとか。しばらく考えていると__
dice1d4=2 (2)
1:……まあグエルがやるか!(成功率40)
2:け、ケレスさん、お願いしても……?(成功率90)
3:ラウダが「僕がやる!!」と突っ込んできた。(成功率dice3d6=4 4 6 (14) *5)
4:シャディクが「……ね、俺がやってみてもいい?」と尋ねてきた。(成功率dice3d6=3 1 1 (5) *5)
雛の排除:dice1d100=48 (48) ※成功率を下回ると成功。失敗しても即死はしないが……dice1d3=2 (2) (1:SAN値dice1d20=15 (15) 減少!やったね 2:ウワア!BL展開!! 3:グエルが……?)
- 100二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:06:15
やった!
成功率高い! - 101二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:19:01
「……あの」
グエルはやや考えた末に、エランのローブを握って、ひいた。扉の向こうに消えようとしていたエランが、振り返る。
「お願いしてもいいですか。ケレスさん」
「何故俺に」
「あなたがいいから」
「ふうん……?やはり不可解だ。不可解だから、人間は面白い」
エランはニィ、と口角を吊り上げ、グエルの手から魔導書を取り上げる。その中からさらさらと手際よく呪文を読み取り、ふっと顔をあげた。
後悔はしないな?
グエルは頷く。エランのくちびるが、冒涜的な呪文を唱えた。赤ん坊の泣き叫ぶ声が、聞こえる気がする。吐き気と狂気でぐるぐるになりつつある頭で、それでも覚悟を決めれば、腹が、激しく、痛む。そして、
裂ける。
こぽりと液体が溢れる。血と白濁した水が溢れる。べしゃり、と。グエルの腹から。
否。
吐き出される。
ソレは白い蜘蛛のような、赤い瞳のような、おぞましい化け物だった。おそらく他の多くの犠牲者にも埋め込まれていたであろう怪物だった。グエルの腹に植えられ、グエルの胎で育った、旧支配者の雛。微かに震え、ぐにゃりと蠢くそれは、
エランの脚によって、踏みつぶされた。
「んー、あまり気分のいいもんじゃねえな」
「……」
「生きてる?」
「生きてます……気分悪いけど……」
てかなんでコイツアイホートの雛踏みつぶして無事なんだよ。ワンチャン速攻迷宮召喚で押しつぶされるだろ。イス人ティンダロス以外も誤魔化せるのかよ。朦朧とする意識でグエルは心底思った。聞く気にはならなかった。エランは膝枕でもするように屈みこんで、片手でグエルの頭を支える。こちらを覗き込む顔は、面白がるような色を含んでいた。
「生きてるなら御の字だ。よかったな」
グエルは、なんとか表情筋を動かして、微笑み返した。
dice1d3=3 (3)
1:このまま教団の内部情報なんかを探してみるぞ!dice1d2=2 (2) (1:成功 2:失敗)
2:さっさと残り二人に合流するか!
3:エランが「ほんとうに……」と囁いてくるんだが 何?
シャディクの説得:dice1d100=48 (48)
ラウダの冷静さ:dice1d100=53 (53)
※処理は上と同様
- 102二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:20:56
フラグ立ってる…な?
そして相変わらず誤魔化せないシャディク - 103二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:25:13
シャディクの説得成功率の低さよ…
- 104二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:33:20
まずは一つ目の脅威を取り除けたから良かったのかな?
なんとなくフラグが立ってる気がするけど… - 105二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:35:37
「……本当に、無事でよかった」
エランが不意に、グエルの頬を撫でた。
__風向き かわったわね
グエルの頭の中に見たことないはずなのに絶対知ってるBBAが映し出された。気のせいだ。確実に気のせいだ。頭の隅から謎の大御所声優四人を追い払い、霞む頭でエランを見やる。
これ何故かフラグたってるな?
肉体的には残念ながら現在抵抗できそうにない。されるがままに髪をすかれながら、グエルはようやく焦りを感じる。何故だ……俺がしたことと言えば人外を見破り二人で行動して自分の命を天秤にかける段階で唯一頼ったくらいのはず……!エランは、にこりと、微笑んだ。
「グエル。我々は人間には興味を持たないが、お前のことは好ましいと思っているよ」
これ選択肢間違えたら詰むやつだ。
グエルの額に一筋の汗が浮く。エランがそれをぬぐってくれた。やめろその返しは無敵だろ。シンプルにそう思った。
dice1d3=3 (3)
1:「お……俺もあなたのこと、好きですよ。ビジネスパートナーとして!」と笑ってごまかす。
2:「け、ケレスさんは人間じゃないから、そういうのは……!」と否定してみる。
3:「ああそうだシャディクには例の話したんですか……!?」と対消滅を試みる。
「……あー……今のは、えと……」
「……」
「ラウダ?」
中の会話が、聞こえたらしい。あるいは再びエランが頼られて、自分が蚊帳の外に置かれたことに、絶望したのか。シャディクが塞ぐ扉、そのノブに手を伸ばす。シャディクがなんとか腕を掴んで、物理的に止める。ラウダは顔をあげ、低く呟いた。
dice1d3=3 (3)
1:「僕が……弱いからか?」
2:「ど……どいてよ……じゃないと、僕……(木こり斧(3d6+DB))」
3:「シャディク・ゼネリ。お前は何を知っている?」
- 106二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:37:21
今回めちゃめちゃダイスいいな!様がめちゃめちゃ頼りになる
- 107二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:37:35
これはまだ舞える、のか?(フラグの意味と弟の不穏さの意味で)
- 108二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:39:41
めちゃくちゃ頼りになる代わりにフラグとしてはとても手強い様と、話さなすぎて不穏ポイントが蓄積されてる弟…
- 109二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:45:19
ある意味ではシャディクが一番蚊帳の外だねぇ
黒幕疑惑はあるけどね! - 110二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:47:39
「シャディク・ゼネリ、お前は何を知っている?」
「えあ、それ、は……俺は……何も」
『あーそうだケレスさん!シャディクにはどこまで話したんです!?』
「えあグエル!!」
『だいたい全部。俺がイス人だということも、グエルがあのままだと死んでいたことも。吟遊詩人という文化はなかなかに好ましい、これが終わったら精神交換するのも悪くない』
「エラン!?」
『へ、へー……!お似合いですね!!』
『オニアイ……とは、人間の文化では恋愛的に相応しいという意味で正しいか?』
「ばッ……馬鹿おい黙れ!黙れってば!!」
「シャディク……イス人とは?精神交換とは?あのままだと兄さんが死んでいたとはどういう意味だ」
「こうなるから!!!!」
シャディクは中の全部知ってる組二人にキレちらかしながら、片手でラウダにステイのポーズをとった。
「ぐ、……グエルが『お前には知られたくない』といったんだ。尊重してやれ」
「僕は……兄さんを、支えたいのに……どうして僕だけ……!」
「やめろその方向はまずい!いや既に修羅場だね!?ああえっと……!」
考える。この状況を解決するたった一つの冴えた解を。何故自分が考えなければならないのかそういうのはグエルの仕事だろと切実に思いながら考える。考えた末に__
dice1d3=1 (1)
1:「おっ……俺とエランは実は相思相愛(知識的な意味)で!将来の約束(精神交換の契約)もしてるから!!(嘘ではない)」と叫んで誤魔化す。
2:「ととととにかく今は教団を潰すのが最優先だよね!ね!!」と力強く主張する。
3:「グッグエル、エラン、おわった~!?!?」と部屋の中に声をかける。
イス人エランくんの漠然とした好感度(高いと精神交換したいくらい好き 著しく高いと同種にしたいくらい好き)
グエル:dice1d100=87 (87)
シャディク:dice1d100=10 (10) +20(芸術家点)
- 111二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:53:37
グエル好感度高すぎ
- 112二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:55:41
好感度たっかい、フラグが立つどころか建設されている!
- 113二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:56:15
とりあえず吐き出せて良かったけど話せなくてポイント貯まってシャディクのお陰で真相を知る?弟って大体本編じゃん!?不穏!
- 114二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 22:58:19
人外ムーブしてる様は私の健康に良すぎるな
- 115二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:04:02
『あーシャディク・ゼネリは確かに好ましい。彼の歌はずっと聞いていたいくらいだ』
この言葉を聞いたシャディクに天啓がおりてくる。シャディクはできるだけ穏当に笑い、ラウダに向き直る。
「お……俺実はエランのこと好きで……相思相愛で……!」
『でもグエルは「連れて」いきたいくらいには好きだぞ?なあグエル……』
『まっ、ケレスさ、ん、』
「ウワア馬鹿!てかなんで俺本編外でまで失恋すんだよ!!」
「……そうか」
ラウダが再び黙りこくる。あっ感情死んだ。シャディクは「ぁはは……」と低く笑い、なんとか誤魔化すようにそっとラウダの肩のあたりをおさえた。関節さえおさえれば人間は動けなくなる。最悪取り押さえるためだった。
意外にもラウダは、木こり斧振り回して突撃するなんてことはなかった。ただ静かに、俯くだけだった。
「兄さんは僕を頼ってくれないし、好きになってはくれないのか」
dice1d3=1 (1)
1:教団の内部情報なんかを探す!
2:いったん四人で話し合うぜ!!
3:とりあえず親玉叩くぞ!!!!!!
シャディク(失恋)とラウダ(闇堕ち?)はdice1d2=2 (2)
1:突撃する
2:扉の前で立ち尽くす
- 116二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:07:00
連れていきたいくらいに好きってそろおもう実質結婚なのでは?
人外の様とグエル結構いいなって思うからグエルには悪いが応援するね… - 117二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:08:58
様とのフラグが建立されて揺るがなそうな一方で、弟が闇墜ちに突き進んでそうで怖いな…
シャディクがただの人間なのかどうかも気になるけど、今は苦労人ポジションだから頑張れ… - 118二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:09:04
シャディクお労しいね!がんばれ!
- 119二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:18:07
「……お、これ、この建物の見取り図ですかね?」
「お。焼却炉があるな、可燃物は少ないから炎は広がりにくいだろうが……つながり方からして、うまくやれば施設丸ごと燃やせそうだ」
「ありがちなやつだ……」
「ありがちなのか?」
「ありがちですね」
二人は書類を見ながら離す。たぶんここを使って教団まるごと燃やすか崩落させるかすればハッピーエンド、というところだろう。
そもそも神話生物に勝つとか現実的じゃない。特にアイホートの後裔なんて、魔術か何かがないとまともに戦えない。エランの電撃銃ならワンチャンだが、不確定要素に賭けるのはあまりよくない。TRPGにおける七割は三割というし。
エランはグエルの頬をむにむにと弄びながら、書類を見る。そのむにむには必要あるのかとも思ったが、とりあえず逆鱗に触れたらまずいので大人しくしておくことにした。
「で、どうする?このまま燃やすか?」
「……」
グエルは少しだけ、視線を下ろす。それから__
dice1d3=3 (3)
1:「そっすね焼きましょう!(焼却炉に向かう)」
2:「……人間は、避難させておきましょう(いったん例の追いはぎ被害者の元に戻る)」
3:「うーん……いったんシャディクたちに相談しましょうか(話し合い)」
ちなみにネクロノミコンはdice1d2=2 (2)
1:もってく(クリア報酬でアーティファクト!クリア報酬でアーティファクト!!)
2:おいてく(一緒に焼くかこんなもの……)
- 120二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:25:45
いろいろかしこい
- 121二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:40:12
「すまない、待たせたな」
「あっ……グエル!おそいよ~!!」
シャディクがやたら冷や汗を垂らしながらこちらを見てわらった。ラウダは一瞬こちらに視線を向けた後、再び俯いてしまう。エランはグエルの後ろからぴょこりと顔を出し、にやにやと笑いながら例の書類を取り出した。
「喜べ。この教団をまとめて吹き飛ばせる手段を見つけた」
かくかくしかじかの圧縮言語であれこれ話すと、シャディクは少し迷うような素振りを見せた。腕を組み、困ったようにこちらに視線を向ける。
「あのさ、本当にそれしか方法はないのかな?何も全員生き埋めにすることないんじゃ……」
「慈悲はいらない」
それに対し口をはさんだのは、グエルでも、エランでもなく、うつむいたままのラウダだった。
服の下にまだ持っていたらしいロザリオを握り、こちらを見ずに、ぐっと、こぶしが少し白むほどに力を込める。
「どうせ異教徒だ。そのうえ兄さんに、皆に危害を加えたんだろう。本来なら焼き討ちでも生温い」
「……ラウダ?」
「なあ着火は僕に任せてよ。全部……やってみせるから……」
ラウダが顔をあげ、微笑んだ。その書類を渡せ、とばかりにこちらに手を差し出してくる。エランが少し困ったように、ちらりとこちらに視線を向ける。グエルは__
dice1d3=1 (1)
1:「いや全員で行こうぜ」と言ってみる。穏当!
2:「……わかった。まかせるが……」dice1d3=2 (2) (1:一人で行かせる 2:監視にdice1d3=1 (1) (1:グエル 2:エラン 3:シャディク)をつかせる 3:死にそうなので水を被らせる&先んじてルートを指示しておくことで生還率をあげる)
3:「だめだ。危ないから俺が行く。お前らは避難していろ」と真っ直ぐに言い切る。
エラン???:dice1d100=56 (56) (90)
ラウダ???:dice1d100=27 (27) (70)
シャディク???:dice1d100=72 (72) (25)
- 122二次元好きの匿名さん23/10/01(日) 23:42:57
とりあえずはシナリオ的にはハッピーエンドはいけるのか?BL的にはイス人お持ち帰りルートと弟発狂ルート踏んでる気がするが
- 123二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:00:57
「いや。決行は全員で行う」
「どうして。少人数の方が目立たないよ」
「……戦闘になったとき、人数が多い方が有利だ。それに万が一ということもある、保険は多い方がいい」
「俺はグエルに賛成!エランもだよね!ね!!」
「え?……ああ、まあ、そうなんじゃないか?」
何かを察知したシャディクが速攻で手をあげ、エランも興味なさげに続ける。ラウダは「……みんながそういうなら」とやや不服そうにしながらもうなずいた。
「なら善は急げだ。早急に執り行うぞ」
__地下。
幸いにも(多分隠密か何かが成功し続けたため)化け物とエンカウントすることはなく、焼却炉にたどりつけた。エランは書類片手にかちゃかちゃと何かを弄る。グエルには何がなんだかさっぱりだが、イスの偉大なるテクノロジーで何かしているのだろう。イスじんのちからって スゲー!
あれこれ管を外したりつなぎ直したりしたあと、エランは「ふう」と顔をあげる。それから他の三人の顔を、順繰りに見やった。
「あとは着火すれば、三十分もしないうちにこの砦は全焼する。俺達もずっとここにいたらバッドエンド確定だから、とにかくさっさとズラかるぞ」
エランが不敵に笑う。
グエルはそれを真っ直ぐに見返して、こくりと頷いた。
dice1d1=1 (1)
1:……火を、灯す!
dice1d3=1 (1)
1:特段何もなく外に出られる
2:あっ……アイホートの後裔さんチッス……dice1d2=2 (2) (1:逃走 2:闘争)
3:脱出中ラウダくん「あれ……なにこのおちてるの……『ネクロノミコン写本』……?」
- 124二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:05:15
穏当!
- 125二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:10:25
クトゥルフ的には勝てそう?それよりも手ごわそうな絶対BLの世界…
- 126二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:17:55
3番あぶねぇ!何拾おうとしてるんだラウダ
- 127二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:19:50
後裔さんに一回もぶち当たらなかったの、グエルとは思えない運の良さ
- 128二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 00:37:41
「お前ら俺が何か起こすと思ったな?他のグエルとは違うんだよ他のグエルとは ボーブボブボブボブ」
「なあグエルなんか第四の壁超えてない?」
「気のせいですケレスさん」
四人はさっさとこれから焼ける予定の教団から抜け出す。幸いにもこの近くは動植物がないっぽいので、家事が広がる心配はない。こういうところはかなり難易度緩いシナリオなのだなあ。グエルは思った。
さて。
クトゥルフ的にはこれでエンディングのはず。だが残念ながらここはTRPGではない、グエルにとては現実だ。おうちに帰るまでがセッションである。グエルはやや考えつつ、面々にぐるりと視線を向ける。
イカれたメンバーを紹介するぜ!
やはり失恋したシャディク。
夢フラ誘拐宣言済み人外エラン。
何故か闇堕ちフラグが見えてるラウダ。
終わりだ。なにから解決したらいいのかわからん。とりあえず今日は様子を見るためのこの村に泊まり込むとして、それからついでにフェルペトにも「もう無事だぞ」と教えてやるとして。
……どうするべきだろう?
dice1d4=4 (4)
1:エランから対処するか……シャディクとエランの対消滅狙うぞ!
2:ラウダから対処するか……精神分析(はないので普通に話を聞くだけ)やるぞ!
3:フェルペトから対処するか……いったん村に戻ろう。
4:……ちょっとシャディクと話してみるか?
- 129二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 01:35:12
単純にハウンドアウト開示狙いか或いはシャディクと友情エンドを狙う感じか?
下手したらハーレムエンドになりそうでもあるが - 130二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 06:22:19
え?!ここから全員捌けるグエルがいるんですか!?!
- 131二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 06:34:32
これまでのグエルなら対消滅狙ったり一気に全員何とかしようとしたら失敗して大変なことになってると思うがいけるのか?
- 132二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:01:13
帰途にて。
「シャディク、ケレスさんを引き取ってくれないか?」
「もしかして俺は今煽られている?」
「そんなことねーよ!俺ドナドナエンドは嫌なんだよ!なんとか口説き落としてくれ!!」
「お前にそれ言われるのすごく腹立つな」
前を行く二人に悟られないようにシャディクと話したあと、ふいにグエルはじっと、シャディクを見つめる。
彼もなかなか謎多き人物だ。重要情報をことごとく知っていたり、それでいて特段なんの条件もなくさっくりと協力してくれたり、イス人に片想いしていたり。ラウダが暴れそうになった時は、何を指示しなくても取り押さえてくれたり。盛り方が「多い」というより「不自然」、といったほうが正しいかもしれない。やや考えた末に、グエルは尋ねた。
「なあ。お前は、何者だ?」
「何者って……いきなり」
「具体的にはショゴスだったりニャルだったりそのほか人ならざるだったりしないか?」
「本当に何!?」
シャディクはやや引くように叫んでから、ふうっと肩を落とした。今はどうやら宿屋に置いてきたらしい、しかし普段はリュートを背負っているであろう肩を、そっと撫でる。
「……ただの人間だよ。本当に。エランには共感するけどね、人間は面白い」
「シャディ、」
「どれだけ『異質』を嫌うのだか。異邦人が気まぐれに孕ませた子、皮膚の色が違うだけで、村八分にされる。こうして根無し草になるしかない」
シャディクが笑った。
グエルは黙りこくる。その境遇が誰を指しているのか、わからないほど察しが悪いわけではない。シャディクはグエルの肩に頭を預けた。
「人間って、ほんと、面白い」
dice1d3=1 (1)
1:「……それでケレスさんを好きになったのか」とそっと軌道修正する。
2:「教会に身を寄せるのはどうだ?賛美歌隊ならきっとそういうことない」と説得してみる。
3:「俺はお前の歌、すきだよ」と慰めてみる。(説得+20)
グエル説得:dice1d100=11 (11)
シャディク冷静さ:dice1d100=24 (24)
※グエルの方が数値が大きかったら適切なことが言える。シャディクの方が数値が大きかったら言葉が響かなかったりキレたりするかも
- 133二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:06:32
よっっっっわ!!!!
- 134二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:14:19
「……それで、ケレスさんが好きになったのか」
「『同じ』だから……だったのかもしれない。だからさ、俺、お前が許せないよ」
「え」
「お前、この辺り一帯の領主だろ。知ってるよ、なんでも持ってるじゃないか、地位も、金も、名誉も、好きな人も」
うわBL特有の謎の察しの良さ発揮してる。
グエルはごくりと生唾を飲んだ。シャディクの手が、ギリギリとめりこむほどにグエルの肩を握り込む。ねえどうして俺があの教団の場所知ってたと思う。宿屋に泊めてもらえなかったからだよ。野犬や盗賊に怯えながら野宿するしかなかった。このあたりで眠りについていたら、たまたまその話が聞こえたのは、今思うと不幸だったかも。シャディクのくちびるが、ニイ、と奇妙に吊り上がった。
「ごく当たり前に宿屋に泊まれて、ごく当たり前にサンドイッチが食べられるお前には、きっと、わからないよ……」
笑っているはずなのに、泣いているように見えた。
言葉をかけてやることが出来なくて、グエルは黙り込む。どうやら説得失敗したらしい。もしかしてグエルは説得技能の類をもっていなかったのだろうか。ありうる。というかグエルをキャラクリしようとなった時対人技能を仕込む気がしない。グエルでもやらない。
シャディクはしばらくグエルの肩をつかんだあと、ぐっと突き放した。そうして「ごめん、八つ当たり」と目を逸らし、静かに俯く。
「八つ当たりだから……忘れて……サンドイッチ、おいしかったし。ふとん、あたたかかった。他の人と変わらず接してくれたの、嬉しかった……」
詰まり詰まりの慟哭に、グエルは何も言えなかった。
dice1d3=3 (3)
1:や……宿屋についたぞ!(爽やかな割愛)
2:フェルペトの元に辿り着いたぞ!(全てから目を逸らしながら)
3:KP!dice1d3=1 (1) (1:エラン 2:シャディク 3:ラウダ)に精神分析!!
- 135二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:19:50
精神分析意味ないところに行ったな!?
- 136二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:26:22
エラン様にシャディクも連れてって欲しくなっちゃったな
も - 137二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:35:20
グエルをキャラクリしろと言われたら「信用」に振っても「言いくるめ」「説得」には振らないのよくわかる
本編も大体後者でファンブルして前者でクリティカルしてる気がする - 138二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:42:13
様がグエルもシャディクもドナドナして表紙に3人いるタイプエンドか…
ラウダが置いてかれて可哀想だな - 139二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:50:29
ラウダも連れていこう(無責任発言)
- 140二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:51:32
3人表紙タイプとなると本当にラウダ闇堕ち待ったなしだからなあ
- 141二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 07:56:24
ラウダ放置し過ぎるとマズそうだ、前例あるし
- 142二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 08:03:52
ラウダは〆のダイスでシュバるからな
- 143二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 08:19:48
ほんとそれ
- 144二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 08:52:34
またスレ主の話を読めて嬉しいよ、続き楽しみにしてる
- 145二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:35:38
基本的にダイスよわよわのグエル、今回割と強めだけどどうなるかな…
最悪4人表紙タイプになるね、盛り沢山でお得だね - 146二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:45:22
「……ケレスさん、いろいろ、お世話になりました」
「ンだよ改まって……?」
グエルはエランに向き直り、やや俯く。ぎゅっと握った拳を見つめ、一瞬声をつまらせたあとエランの方に視線を向けないまま、静かに呟いた。
「俺たちは、一緒にはいられないので」
__名付けて
肉を切らせて骨を断つ!セルフ対消滅作戦(天才)
この状況において一番まずいのはイス人に連行されること。そうなったらザ・エンドってね。それを回避するためには、現在立っているこのドナドナフラグを、「別離・悲恋」といった文脈で上書きすることだ。それはそれで結局BLフラグにはなっている気がするが、別にそれがあったという事実を胸に秘めていけしゃあしゃあと生きていけばいいのである。クトゥルフそういうとこある。
「俺は人間で、一国の領主です。どうやってもあなたについていくことはできない。あなたと生きることは、できないから」
「……グエル」
「ほんの二日ですけど。一緒に過ごせたの、楽しかったです」
……別に、本当に寂しいとか、そんなことはない。
グエルは笑って、エランに向けて手を差し出した。エランは迷うような、困り果てたような顔をして、その手を、そっと握る。温かい手だ、と思った。
「なあ、グエル。異様に心拍が上昇して、鼻の奥がつんとして、頭が、痛いんだ。どうしてだ、これは、人間の、なんだ」
「別れを、寂しがってくれているのですね。少し嬉しいです」
「グエル__」
緑色の瞳から、ぽろ、となにかが溢れたのを、確かに見た。
dice1d3=3 (3)
1:(ここで暗転し場面が宿屋にうつる)
2:「いや別に俺宇宙に帰るなんて言ってないぞ」とサラッと言われる。
3:「……やっぱり、諦められない」
- 147二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:47:21
実家のような安心感するぞ
グエルはこうだよねうんうん - 148二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:50:00
ケレスさんなかなかに鬱陶しいぞこいつは手強い
- 149二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 19:57:17
「やっぱり、無理だ。諦められない」
「へっ__」
ぎゅっと、握られていた腕を引かれる。
抱きしめられている。
そう理解したのは、先程よりもぐっと近づいた温もりが、ぴたりとかさなったから。どくどくと早鐘をうつ心臓が、どちらのものなのかわからない。脂肪がうすくつめたくて、少しだけ肋骨らしきものがういた腹を、筋肉のついて引き締まった腹にすり寄せて、少しだけ、痛い。あんまり強く抱きしめるものだから、服越しにでもわかるほど、グエルの肩のあたりに、エランの指が食い込んでいた。誰かを慈しむというより、まるで所有権を主張するような、どこか子供じみて、無邪気で、あまりに哀しい抱擁であった。
「無理だよ。諦められないよ。ずっと俺、一緒に居たい。どうしてだめなんだ。なんで、どうして。いっしょがいい。お前がいい。はじめてなんだ、こんなの、こんな、カンジョウ」
「ケレスさん、」
「どうして俺と、おなじになってくれないんだ」
擦り寄せられた髪から、石鹸のにおいがする。いやいやするように首をふるたびに、ふわりと香る。グエルはやや目を伏せ、そのつむじを見つめる。
なんかまずいことになってる。
フラグをフラグで対消滅させようとしたらなんか更なる攻撃力で反撃されたみたいな。こう、はかいこうせんを撃ってみたら相手がたすきミラコで返してきたみたいな。そういう衝撃を感じる。グエルは後ずさろうとした。無理だった。なんか泣いてるし。縋りつかれてるし。どうしてこうなった。グエルが悪い?それはそう
「……ケレスさん……」
エランはぎゅっと、グエルの胸に顔を埋めた。
その身体を、グエルは__
dice1d2=1 (1)
1:抱きしめる。
2:そっと、押し返す。
dice1d3=2 (2)
1:グエルPOW:dice1d100=5 (5) (40)
2:シャディクPOW:dice1d100=57 (57) (25)
3:ラウダPOW:dice1d100=27 (27) (70)
- 150二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:00:01
チョロい…チョロいよグエル…
- 151二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:02:21
どうしてお前はいつもそうなのだ…
- 152二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:10:33
抱きしめる。
薄くて、細くって。折れてしまいそうなほどだ。人間の食事が上手く理解できなかったのか、それとも体質の問題か、とぼんやり考える。どちらにせよ護衛には致命的に向いていない。エランがはっと、目を見開く。グエルは微笑んで、その薄みどり色の髪を、そうっとかきなでた。
「……まだ、仕事の対価を払っていませんでしたから」
「グエル」
「知っていましたか。人間は、してもらったことに対し正当な報酬を払わなければならないんです。ケレスさんには、お世話になりましたから」
「グエル……」
エランが心地よさげに目を細めた。口角が緩んで、へちょ……いやどこかいつも通りの、自然な笑みを浮かべているように見えた。グエルはほうっとため息をついて、ゆるみきった頬を撫でる。
「わかりました。あなたのそばに、いますよ」
「いいのか」
「はい。イス人の大図書館、実は結構気になってたんですよね」
「そうか……そうか!お勧めの本、教えてあげなきゃな!」
エランがやや鼻声混じりのテノールで滑舌甘くそう言い、グエルの胸にぐりぐりと頭を擦りつける。
グエルは笑って、「いたいですよぉ」と軽く咎めた。エランの腕が、グエルの体を、再び、つよく、つよく、抱きしめた。
dice1d3=3 (3)
1:「じゃあ、引継ぎだけすませたら、いきましょう。流石に俺にも立場があるので……」と延期を提案する。
2:「……でも、もう少しだけ、地球を楽しんでいかれたらどうです」とそっと主張してみる。
3:「で。いつまでそこにいるんだ、シャディク」
「……」
dice1d3=1 (1)
1:(完全失恋SAN値直葬)
2:え~ 俺も混ぜてよ(笑)(発狂中)(ダメージ食らった後の無敵時間)
3:あ!げんきな やみおち だ!
- 153二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:10:52
うん、やっぱりグエルはグエルだな
- 154二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:18:58
むごい…
- 155二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:20:04
弟ずっと放置されてるけど大丈夫?
- 156二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:20:29
シャディクはSAN値直葬、ラウダは最後まで蚊帳の外か
- 157二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:20:29
クトゥルフはあっさり片付けたのにBLにはほんと弱いな!?
- 158二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:22:44
シャディクは頭パーだしラウダはこのままだと闇落ち一直線だしめちゃくちゃだよ
- 159二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:24:01
シャディクの画像がダイスの結果にピッタリ過ぎてw
- 160二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:28:19
よく見たら兄さんとの思い出画像まで乗っ取られてる…
- 161二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:43:33
「で、シャディク、いつまでそこにいる気だ」
「……お前はいつもそうだね」
シャディクがそっと、木陰から出てくる。
どこか憔悴したような表情で、グエルと、その後ろでどこかきょとんとしたような顔をしたエランを順に見つめる。泣いているんだか笑っているんだか壊れているんだかわからない声で、叫ぶようにこう言った。
「いっそあのまま消えたかった。あのまま、殺してくれれば、ずっと、楽だったのに……お前はいつも、そうやって俺を見つけるんだね。慈悲でもかけるつもりかな」
「ああ」
グエルはシャディクに近づくと、その身体を抱きしめた。シャディクは動かない。固く、筋張ったからだだ。筋肉がついてはいるものの、本当に必要な部位に必要な量だけついているという印象で、「実用的」という言葉が真っ先に出てくる。そっとその背を撫で、グエルは微笑みかける。
「お前もおいて行かないよ。すべてを知ったやつを何のアフターケアもなく放り出すほど、俺は非道じゃない」
「グエル、俺は別にお前だけでも」
「ケレスさん黙ってください今シャディクの説得してるんで」
撫でれば、シャディクの髪は見た目に反して、微かにべたついていた。
きっと長い間、こうして放浪してきたのだろう。常に笑っていなければいけないほど追い詰められていたのだろう。グエルが天上で書類仕事をしている間に、この男は、歌を歌い、夜に怯え、迫害の恐怖を夢に見ながら眠っていたのだろう。胸に頬をこすりつければ、シャディクははっと、ようやく、息をのんだ。
「大丈夫だ。お前はもう一人じゃないよ。俺がついてる」
シャディクの腕から力が抜ける。
おちたリュートを、エランが興味深げな顔をして拾い上げた。先程までそれを握っていた手が、躊躇うようにグエルの背を抱きしめる。人に触れるのも慣れていない、愛着を知らないからだ。グエルはそっと、シャディクのあたまを撫でた。
dice1d3=1 (1)
1:「じゃ引継ぎはじめるかあ……」と呟いてみる。
2:「というわけでうちの屋敷帰るぞ!」と拳をつきあげる。
3:__シャディクが、「……ごめんね」といってそっと身を引いた。
シャディクはSAN値がdice1d2=1 (1) (1:そのまま 2:回復dice1d100=32 (32) )
- 162二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:46:06
表紙に3人いるタイプだ!
- 163二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:46:35
グエルが次々墜としにいってるように見えるんだが…
そして登場しないラウダが不安だ… - 164二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:48:39
グエルはBL回避したいんだよね?本当に回避したいと思ってるの?
- 165二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:49:57
説明はしてくれないしいつのまにか表紙に3人いるタイプになってるしラウダじゃなくてもちょっと兄さん??てなるやろ
- 166二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:51:17
兄さんハグ魔になっちゃった…!
- 167二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:54:36
このレスは削除されています
- 168二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:55:48
グエルは未だ呆然と抜け殻のように立ち尽くすシャディクを腕に抱いたまま、エランの方に視線を向ける。
「じゃ、引継ぎのために一度戻りましょう」
「え?ヒキツギ?ってなんだ?」
「俺がいなくなっても、この領地がきちんと回るように。栄えていられるように。ま、身辺整理、ってやつですかね」
「シャディクはいらないのか?」
「……いらない」
シャディクがかさついた声で答える。
グエルはその様子をちらりと見て、やや痛まし気に顔をゆがめたあと、なんとか負ぶってやって、とりあえずうちの屋敷に運ぶことにした。療養させるにせよ、連れて行くにせよ、今のシャディクに必要なのは休息だ。「いきましょ」といえば、エランは笑ってグエルの手を取り、ひく。シャディクを背負い、エランと手をつないで歩くグエル、三人を、血のように赤い夕陽がぎらぎらと照らしていた。
「……」
ラウダは燃え盛る教団に、視線を向ける。
それから、三人を、振り仰いだ。
「セセリア。事件は解決した、どうやらカルトがかかわっていたらしい。本拠地を潰していた」
「おつかれさまで~……ってなんです?その人」
「拾った」
「はあ……?」
セセリアはグエルに背負われたシャディクと、やたらご満悦な様子のエランを交互に見て、不思議そうな顔をした。それから「お若いっていいですねえ」といつも通りの煽りをしたあと、書類を片付け、さっさと扉に手をかける。
「そうだ、グエル様」
不意にセセリアがこちらを見た。
「感謝状、きてましたよ。フェルシーさんとペトラさんから。領主さんだったんスね、あなたみたいなひとが領主でよかったです~!って」
「……そうか」
グエルは振り返らずに、頷いた。
dice1d3=1 (1)
1:一週間あれば引継ぎ資料ができたぞ!
2:ちょっとかかってしまったな……dice1d6=か月くらいか?それくらいかかった
3:こう……五十年は使う勢いで「身辺整理」するぞ!」
ちなみに12の場合引継ぎ相手はdice1d3=1 (1) (1:ラウダ 2:セセリア 3:専制はやめて民主化するよう推し進める)
- 169二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:57:23
ここでラウダ!?どうなる!?
- 170二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:57:31
ラウダだけ置いてけぼり確定かよヤバいぞ
- 171二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 20:58:07
そもそもラウダは中立NPCでだな…
- 172二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:20:58
(エピローグ)
グエル・ジェターク SAN値:?? 不定の狂気『幻覚 あるいは妄想』
「グエル、それは?」
「カバーストーリーだ。『グエル・ジェタークの母は神に仇なす毒婦であった。異端審問官ラウダ・ニールは悪魔の子を孕み魔女の手に堕ちた兄に鉄槌を下した』」
印刷という技術は、本来この時代にはないものである。
だがエランのとんでも技術で簡単に再現ができた。そして今まで新聞などのマスメディアに触れてこなかった民衆たちは、こういったものを見せれば一発でプロパガンダ完了である。もちろん最初は疑いもあるかもしれないが、この時代において「前職:聖職者」は普通にカードとしてメチャメチャ強い。ちなみにここで暴露するが書いてる人は全然日本史の人なのでこの中世知識は全部雑である。信用してはいけない
最後に、屋敷にひとつだけ残す置手紙に、こう書き記す。
『ごめん ラウダ』
真夜中。人目を忍んで、シャディクと、エランと、三人で。訪れたのは、切り立った崖だ。ひゅおお、と風切り音がして、こちらを深い闇が見つめ返している。
グエルはここまで履いてきた靴を、脱いでそろえて傍においた。エランもとりあえずそれにならったらしい。おおきな満月がこちらを見下ろす夜、エランは無機質に説明する。
「『お前の新しい肉体』は、しばらくもしないうちにくるよ。そうすればずっと一緒に居られる。だからって、まさか古い肉体を壊すだなんて、思いもよらなかったが」
「ふふ」
グエルは笑う。
最初からおかしかったのだ。この壁の向こう側の世界なんて、あるはずがない。全部妄想だった。全部、おかしかった。なによりエランのいうことに従っていれば、いつだって正しい解にたどりついた。エランが正しくて、グエルは間違っている。エランの言う通りにすれば、グエルが間違うはずはない。
グエルの背で眠るシャディクが、ふっと瞼を持ち上げて、グエルの首元に頬を擦りつけた。
「じゃあ、行きましょう」
エランは少し迷った末に、頷いた。
ふわりと浮遊感を感じる。奇妙に満たされていた。グエルは手を伸ばす。これからはエランと、シャディクと。この狂った清浄でうつくしい世界で。
『ずっと、一緒だ』
グエル・ジェターク SAN値:0
【グエルは世界に負けてしまった!エンド】
最後の畳みかけが酷かった グエルの(オマケ:スレ画) - 173二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:21:27
「どうして どうして どうして……絶対 ぜったいおかしいよ……」
最初は忙殺されて、それどころではなかった。
だが引継ぎ資料をすべて引き継ぎ、あらたな領主として__「ラウダ・ジェターク」として台頭したあとにラウダに残されたのは、胸にぽっかりと穴が開いたような虚無感だけだった。
これが何に起因するのかわからない。結局終ぞ何も話してくれないまま、崖下で遺骸になって見つかった三人に対する怒りか。何も教えてくれなかったことに対する悲しみか、悔しさか。自分勝手で、そのくせ変なところで高潔で、高慢で__大嫌いで、大好きな兄に対する、絶望か。苦しみか。泣きだしたいほどの、辛さ、かなしみか、どうして、あいつにはよくて、自分にはだめだったのか、という、嫉妬、無力感、あるいは__狂気か。
わかっていた。
ラウダを「非日常」に触れさせないように、ラウダという存在を「日常」の範疇におくように、グエルは、守ってくれた。化け物がいたこと。あのエランとかいうやつが人ではないこと。シャディクが壊れたこと。彼らを「ひとりにしない」ために、グエルがいってしまったこと。ラウダをおいて。ラウダを棄てて。ラウダを、えらばないで、あいつらを、選んだ。
それがひどく、かなしいのだ。
共犯者に、なりたかった。
ラウダはぐしゃぐしゃの手紙を握りしめて、深くため息を吐く。家具もほとんどないだだっ広い部屋の中に、一人きりの鼓動が低くこだました。そういえば忙しすぎて、あまり引っ越しの荷物に手を付けられていなかったっけ。教会からもってきた数少ない荷物を、ようやく広げようとして、ふと。
見慣れない本が、あることに気づく。
「もってきてしまったかな……?」
ぱちぱちと目を瞬かせる。それなら返しに行かなければならない。手にとってみれば、それはやたらと、手になじむ。ラウダは無意識に、目を見開いて__表題を、読み上げる。
dice1d3=2 (2)
1:「……『屍食教典儀』?(クトゥルフ)」
2:「……『反魂の術』?(マギロギ)」
3:「……『ネクロマンシー秘術』?(ネクロニカ)」
次回!dice1d4=4 (4) 編
1:グエル
2:エラン
3:シャディク
4:ボブ
- 174二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:32:21
直葬まっしぐらのダイスでしたね!そんで本が…
- 175二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:32:50
ラウダが不穏な終わり方しちゃったけど、崖下で見つかるのは流石に闇落ち仕方ない…
続くのかな?ボブ編楽しみです! - 176二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:35:15
「ボーブボブボブボブ 次回主人公が確定したとばっちりのボブボブ(語尾)」
「システムはマギカロギアボブかぁ……みんな、マギロギは知ってるボブ?知らないボブか?じゃあ設定決めも兼ねて簡単に世界観を説明するボブ!」
「簡単にまとめると「魔法っていう運命を操る力がマジで存在するけど、それを使える故に世界から嫌われている魔法使い達が、世界の滅びを回避するために『大法典』という組織の一員となって戦ったり戦わなかったりする」っつーゲームボブ。ちなみにそれはもう全力で嫌われている世界に留まるため、魔法使いは『アンカー』と呼ばれる存在が不可欠ボブ。強い絆(このスレではほぼ確実にBL的な意味で)によってむすばれているので、魔法使いが死んだらアンカーに不幸が襲い掛かる代わりに復活できるボブ。なおアンカーが完全に死んだら魔法使いも死ぬボブ。通称鬱展開自動生成システムボブ」
「細かいことは省くボブ!次回は『アスティカシア高等専門学校にて、魔法使いのボブとアンカーの(誰か)がハートフルなストーリーを繰り広げるよ』という大筋になる予定らしいボブ!(要出典)」
「じゃあ最後にちらっと次回のあれこれだけ決めるボブよ~」
分科会(パーティーメンバー)dice1d3=1 (1)
1:ボブ・エラン・イエルの偽御三家トリオ確定
2:1+ラウダ確定
3:その時々でなんかこういい感じに決める
ボブの経歴dice1d4=3 (3)
1:書警(敵絶対殺すマン)
2:司書(サポーター)
3:書工(ヒーラー)
4:外訪者(偶然魔法が使えるようになった)
グエルとボブの関係はdice1d3=1 (1)
1:マジで関係ない 顔が似てるだけ
2:グエルが……?
3:ラウダが……?
- 177二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:40:48
「偽御三家ボブね」
「酷い人称ボブ」
それぞれ入っている科は、
1:パイロット科 2:メカニック科 3:経営戦略科
ボブくん:dice1d3=3 (3)
エラン(偽):dice1d3=3 (3)
イエルくん:dice1d3=2 (2)
ボブくんの所属はdice1d3=1 (1)
1:ジェターク寮
2:地球寮
3:無所属 キャンプ暮らし
エランは経歴dice1d6=3 (3) (↑+5:異端者(ようかい) 6:外典(捕虜))。またdice1d2=1 (1)
1:四号
2:五号
イエルくんは経歴dice1d6=6 (6) 。またdice1d2=1 (1)
1:グラスレー寮でかわいがられてる
2:地球寮にいる
ボブのアンカー(たいせつなひと)は……?
dice1d3=3 (3)
1:ラウダ
2:普通にフェルペト
3:なんならカミル
- 178二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:40:49
顔が似てるだけのエランは4号でも5号でもないのかどうなのか
- 179二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:42:42
こういう終わり方良すぎる
良作世界系ギャルゲーのめちゃくちゃ評価されてるメリバエンド見た気分 - 180二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:42:55
まあボブとグエルは別人らしいからな……
そうなるとラウダはただの他人だし - 181二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:56:08
怒涛の展開で変な声出た
ボブ編も楽しみだ…! - 182二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 21:56:55
「ジェターク寮、経営戦略科三年、ボブです!ちなみに書工がかぶったので外訪者になりました!最近魔法使いになったばかりの新人だけど、がんばります!ケーエーセンリャクなので、ジェタークには不足しがちなずのうはな面を補おうとおもいます!ちなみにたまたま同い年だったカミルさんをアンカーに選びました。運命属性はdice2d6=6 3 (9) ですね!運命属性っていうのはまあ関係みたいなもんだと思ってください」
「四号。書工。この三人では一応リーダー。経営戦略科三年、ペイル寮所属。ボブを拾った。アンカーは五号、運命属性はdice2d6=5 3 (8) だよ」
「イエル・オルグですっ、グラスレー寮の、メカニック科!ちなみに外典だよ。元は『裁く騎士の鎧』っていう名前でシメーテハイされてたんだけど、紆余曲折あって四号に捕まってから馬車馬のように働かされているよ!ボブには先輩風ふかせられるからいいね。アンカーは記憶改竄で父になってもらった養父さん!運命属性はdice2d6=2 6 (8) !」
運命属性
2:恩人(困ってるところを助けてもらった) 3:居候(同室) 4:酒友(一緒にコーヒー飲む仲) 5:常連(よく会う) 6:同人(趣味が合う) 7:隣人(まんま) 8:同輩(同級生) 9:文通(よく手紙を交わす) 10:旧友(親友) 11:庇護(みまもる) 12:BLフラグ(BLフラグ)
「なお次にこれが来る保証はないボブ このラウダ関連の話で今日考えてた話ので全然そっちにするかもしれない 気まぐれにやっていくボブ よろしくボブ」
「え?ラウダの闇堕ちは既定路線だった……ボブか?」
「……」
「少なくとも今日の夜にはもうほぼ決定してたボブ!もちろんグエルくんが浄化したり、死亡ルートじゃない方に行けばワンチャンあったけどね!でもそうはならなかったのでごめんボブ!!」
- 183二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:08:54
と、とりあえず頑張れカミル先輩サリウスだいひょ…
- 184二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:10:20
- 185二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:11:01
やっぱりどういう出目が出ても面白いよ~!!!
主の文章大好きだよ~!!!
ありがとう~!!! - 186二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:12:38
また会えて嬉しかったよスレ主
更新感謝 - 187二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:15:01
今までのエンドまとめてるんだけど載せていいですか?(なお穴があるので補足願いたい気持ちもあり)
迷惑だったらレス消しお願いします! - 188二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:17:25
わぁいハートフルなストーリーだぁいすき
なお使用するシステムの不穏な通称 - 189二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:22:05
後日談嬉しいです
あとグエルのSAN値がいったタイミング教えてもらえると嬉しい - 190二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:25:49
闇堕ちラウダ気になります!
表紙に三人いるタイプになった三人の後日談も気になります! - 191二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:26:56
なんでそんな短時間にこんなに面白いストーリー構成に出来るのか、
即興で面白い文章思い付くのか
本気で疑問なんだけど
教えて!!!って言っても本人も分かんないよね - 192二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:39:31
「褒められて伸びるボブ!ありがとボブ」
うれしいです!ぜひおねがいします~!
鬱展開自動生成システム(公式呼び) ショタが死にかける(公式)
今日の夜時点(>>134)の選択肢が出たあたりで発狂させるかな~とは考えてました。あそこでエランと話にいくなら、パフェコミュでエランが人間堕ち!ディスコミュでグエルが人外堕ち!の2択なので。決定的なのは>>149です
ラウダくん「領主の仕事しながら魔法の勉強、いそがしいなぁ~!(ニッコニコ)」
グエル「おおこんな本もあるのか」
エラン「おすすめだぜ。シャディクもそうおもうよな」
シャディク「(SAN0)」
話に関してはどうだろう、今まで色々読んだり書いたりしているのでその影響かもしれないです。即興で書くのは割と経験だと思う!それこそTRPGのKPもそうだけど、そこそこ昔からこの類のスレをいろいろとやらせていただいているので。
ちょっと自我を出すとかつて幼児退行女体化奇妙な性的嗜好兄さんがあらわれたスレは私です懐かしい 思えばダイスおかしいはあの頃からはじまったかもしれない(草ですわ!)
- 193二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:50:42
幼児退行女体化奇妙な性的嗜好兄さん、スレ主さんでしたか!
ホント好きです、今でも見返してます
TRPG大好きなので、TRPG風なスレ書いていただけるのも嬉しいです - 194二次元好きの匿名さん23/10/02(月) 22:54:31
ネタの引き出しの多さに毎回ビックリなんですが
なんでそんな色々持ってらっしゃるんですか?
それも経験ですか?
頭良い方なんですか? - 195二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 00:00:13
>>192 あざます!貼ります!ミスがあればすみません!
【グエル】
1回目(学園編) ラウダルート
2回目(学園編) ダリルバルデ(+弟敗北?)ルート
3回目(地球編) ラウダ兄弟愛大勝利ルート
4回目(地球編) オルグエだと思った?!最後にこの弟の横におればよい!ルート
5回目(学園編) 兄弟愛トゥルーエンド
6回目(3年後) またラウダだよ!ルート
7回目(メカ編) ラウダルートをラウダが破壊してラウダルート
8回目(学園編) 御三家重婚ルート(ラウダナーフ回)
9回目(ボブ編) ラウダルートの予感(?)
10回目(3年後) オルコットとラウダと仲良しルート
11回目(受け編) 最後の最後で逆転ラウダルート
12回目(女体化) カミラウ(治療)→ラウグエ(治療…?)ルート
13回目(ループ) 超絶ベリーバッドモブルート
14回目(ロリin地獄) 数多のフラグを乗り越え4号ラウダグエルの重婚ルート
15回目(学パロ) グエルの戦いはこれからだ!ルート(恋人を名乗る生霊飛ばしの弟とテロリストみたいな顔の教授から目を逸らしながら)
16回目(因習村) やはりラストで弟が強すぎるラウダと夫婦神(?)ルート
17回目(TRPG) 御三家で表紙に3人いるタイプルート(発狂三人衆&ラウダ闇堕ちの地獄絵図)
【エラン4号】
1回目 受けになる世界に抗えた!"受けになる"世界には!!シャディクルート(仮)
【エラン5号】
1回目(アイドル) 鬼シュバシャディクルート
【シャディク】
1回目(3年後) 大勝利!!孫の顔ルート!!
2回目(3年後) 初恋成就爆速暗転ルート&セセ♂シャディルート
3回目(因習村) ?(エンド見られずすみません🙇♀️)
【ラウダ】
1回目 BL回避!……回避??横恋慕グエルルート
2回目 "受け"世界には抗った(?)SAN0グエルルート
- 196二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 00:01:57
ダイスによってはカミルパイセンの時代が来るかもしれない??!と非常にワクワクしてます
そうでなくても、スレ主のお話をまた読めるってだけで最高です - 197二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 07:02:07
スレ主の文章力大好きです!!
過去作いくつか見逃してるのがあるっぽいか?過去ログ漁ってみるしかないか〜 - 198二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 12:26:43
- 199二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 23:42:52
いつも愉快な話を提供してくれてありがとう!
- 200二次元好きの匿名さん23/10/03(火) 23:52:47
いつかのダイスのおかげで淫魔のヴィムが頭から離れないんだ
また次の話も期待して待ってます!