【閲覧注意】文化祭?体育祭?いや、白宝祭だ!編🎲👑part4

  • 1スレ主23/10/05(木) 12:06:53
  • 2二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:12:17

    わーい

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:22:21

    待ってました!

  • 4スレ主23/10/05(木) 12:23:49

    凪「(レオに…キスしたくなる時…)」

    凪「うーん、どういう時かなぁ」
    玲王「どーいう時?」
    仰向けで天井を見つめながら考える凪の胸元に自分の組んだ腕を乗せた玲王が、その上に顔を置いて首を傾げながら凪を見つめる

    凪「(ちょ、レオの顔が近すぎて集中出来ねぇ…!)」

    凪「あ、今したいって思うの、結構色々なパターンあるかも」
    玲王「うん…たとえば?」

    凪「好きだなぁとか幸せだなぁとか可愛いなぁとか、そういうのが溢れだしそうな時とか」
    玲王「…あとは?」

    凪「あとは、めんどくさくて可愛くない時?めんどくさくて可愛くないのにそれが可愛いんだけど、めんどくさくて口塞ぎてーってなったりするし」
    玲王「へぇー?そーなんだ」
    玲王が凪の顔を見つめて笑っている

    凪「俺の恋人なんだって周りにわからせてやりたい時もかな…牽制の意味でキスしたくなる」
    玲王「ハハ…やっぱお前ってエゴいよな」

    凪「それから……レオに好きだよ愛してるって伝えたい時かなぁ」

    玲王「好き…?」

    凪「あ、ハイ…」

    玲王「…大好き、だろ?」
    凪「そ、そーです…!大好きです!(うわ、レオめんどくさっ!でも可愛いっ!)」

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:32:35

    玲王可愛いなぁ

  • 6スレ主23/10/05(木) 12:46:50

    玲王「…」

    玲王「凪が前にさ、俺に『ファーストキスはレモン味だって覚えてて欲しい』って言ってたよな…さっきのあのドリンクがレモンスカッシュみたいな味だったから、それ思い出してしたくなったのかなー」

    凪「え!ちゃんと覚えてくれてたってコト?それなら、俺ずっとレオにレモン味の飴とかあげとくし」
    玲王「ハハ、お前俺のこと大好きだな。それとも、チューしたいだけ?」
    凪「いや、だからそれも含めて全部なんだって」
    玲王「それって、俺のコトが好きなの?それとも、そーいう青春してるのが好きなの?」

    凪「は?」

    玲王「そうやって純粋に誰かのこと、一途に好きになれるのって羨ましいな」
    凪「いやいや、レオもじゃないの…?」

  • 7スレ主23/10/05(木) 12:48:05

    玲王「だから、わかんないんだよ。お前のこと他のやつに奪られたくないし、凪のこと一番理解してて、お前の隣にいるのに一番相応しいのは俺だって思ってるんだけど…」

    玲王「これって親心なのかなー」


    凪「〜〜〜…!!」

    凪「(こ、この御曹司まためんどくさくなってんじゃん…!)」

    玲王「(自炊したり、得意じゃない炭酸飲んだりさ…俺がいなきゃダメな赤ちゃんだと思ってたのに)」

    玲王「凪はそんな早く大人になんなくていーよ」
    凪「え?」

    玲王「お前って純粋で…そーいうところがスゲー綺麗じゃん」
    凪「いやいや、絶対レオの方が(クソがつくくらい)純粋で綺麗だからね」


    玲王「わかんないから、試してみてもいい?」


    な、何を試すんだ?
    居酒屋の掛け声じゃない返事、出来るかな?
    凪の返事を下3レスから🎲

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:51:44

    うぇ…?え、玲王、何を試すの……?(まさかセッッ!?)

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:58:11

    試すって……(俺の理性の強度?今にも焼き切れそうなんですけど?)

  • 10二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 12:59:35

    たたたた試すってなななnnnnn何を??(ついにゴムの出番が!?)

  • 11スレ主23/10/05(木) 13:06:37

    >>8

    >>9

    >>10


    (分かってはいたが)どうあがいてもDT!

    dice1d3=1 (1)

  • 12スレ主23/10/05(木) 14:35:47

    凪「うぇ…?え、レオ、何を試すの……?(まさかセッッ!?)」
    玲王「さぁ、なんでしょー?当ててみて」
    凪「えっ!(い、言わせんのかよ!?)」

    玲王のこの余裕は何なのだろう、と凪は思う
    同じ未経験のハズなのに、凪はいつも玲王の雰囲気に呑まれてしまう

    玲王「たとえば、俺がお前のこと触ってみて、どー思うか、とか…?」
    凪「あ、あー!肌と肌との触れ合いね!ぶつかり稽古的な!夜のコミュニケーション的なね!」

    バキィッ!
    凪は再び自分の顔面を殴りつけた

    玲王「ちょ、オイ!お前また何してンだよ!?」
    凪「あ、あ…ゴ、ゴメン。また雰囲気ぶち壊すコト言いそうだったから…ま、まだセーフ?」

    しょーがねぇなぁというような顔をした玲王が、それを言葉にせず凪を見つめたまま笑っている

    凪「(うわぁ、もう、そーいうのがズルいんだって…)」

    特に自分から何も言わなくても、ただ笑顔一つで人が狂わされるような魅力が玲王にはあると思う

    先程からずっと凪の上に乗っていた玲王の濡れた服の水気が、凪のシャツにまで広がっていた

    凪「あ、レオ、服濡れてるよ」
    玲王「…うん、気持ち悪いから脱がせて?」

    まるでそうしてもらうのが当たり前のように、玲王が凪に手を伸ばして令した

    凪「…!」

  • 13スレ主23/10/05(木) 15:00:04

    凪「(今日、レオが俺にペアルックのTシャツを着せてくれたけど…逆に、俺がレオのを脱がすんだ、今から…!)」
    凪は緊張からゴクリ、と喉が鳴った

    凪「ご、ごめん、服脱がすの慣れてないから…痛かったら言って」
    玲王「お前が脱がすの慣れてたら嫌なんだけど?」
    凪「あ…そっか」
    凪がおずおずと玲王のシャツを引き上げて脱がしていく

    玲王「ほんと、凪かわいーな」
    凪「…(うわぁ、ダメだ。直視できない…!)」
    それは、とても数時間前まで公衆の面前で血まみれになって玲王と授乳プレイ(語弊あり)を楽しんでいた男と同一人物とは思えない様子だった

    凪に手伝ってもらってTシャツを脱いだ玲王は、頭を振って手櫛で乱れた髪を整える
    凪「(どーせ今からぐちゃぐちゃになんのにさ…!)」
    凪は照れながらも、内心はやる気十分であった

    玲王「あ、帰り、服どーしようか」
    凪「え、俺の、貸すけど…」

    玲王が凪に返事をするようにして笑いかけ、顔を近づけて凪が自分で殴った頬を撫でる

    玲王「ここ、あとで冷やそーな…終わったら」

    凪「(お、終わったら、って、ナニが!?え、何、これ…こ、この雰囲気って、もしかして、もしかしなくてもそーいうカンジ!?もう、今日そーなっちゃう感じなの…!?)」

    玲王「ほら、お前のシャツも濡れてる。凪も脱いでよ」
    凪「えー、は、恥ずかしいから…!」
    玲王「プハッ、今更!?」

    そう言って玲王が笑いながら、凪のシャツを脱がせようと裾に手を入れてきた

  • 14スレ主23/10/05(木) 15:16:59

    凪「(いや…こーいうのって、実際場所とかカンケーなく始まるんだな…)」

    玲王が泣いて喜ぶくらいロマンチックな初夜をあげるだとか、頑張って稼いで高級ホテルやリゾート地のヴィラでしたい、とか

    自分のそんな理想はDTが夢に見た妄想でしかなかったのかも知れないと、凪は少しずつ気付き始める

    玲王「いや、今日さ、ここにお前連れて入るのに背負った時スッゲェ重くて、一瞬『凪、太った!?』って思ったけど、やっぱちゃんと割れてんなー、腹筋」
    玲王が凪の腹筋を撫でていく

    凪「ア、アリガトウゴザイマス?」
    玲王「え、なんで敬語?疑問系?」

    凪「(…初体験が、理想と違うってコトは、実際ヤってみたらこんなモンか、って思うとか?そ、そんなのヤだ…!ちゃんとしたい!)」

    凪「あ、レオ…上のまんまでいいの?(挿れるのは絶対譲れないんだけど)」
    玲王「んー、俺から凪に触る方が、なんか平気かも」

    凪「(なんか…?)」

    凪「(でも、俺もめちゃくちゃレオに触りてぇ…!どーしよう…!)」

    やっぱり自分から攻めたい凪!
    目指せ攻め様、凪は攻守反転出来た?
    その場合はどーやって?(ひどい質問再び)
    下3レスから🎲

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 15:21:48

    キス(ディープ)
    からの押し倒し〜

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 15:22:44

    あとで絶対俺にも触らせてね?と約束して玲王に好きに触らせて、後から約束通り形勢逆転させてもらう

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 15:23:25

    また怖がらせるかもしれないからここはが・ま・ん

  • 18二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 15:49:31

    落ち着くんだ誠士郎!その御曹司のフェアリーっぷりを思い出せまた斜め上にかっ飛ぶぞ!これは孔明の罠だ!(感想です)

  • 19スレ主23/10/05(木) 15:53:55

    >>15

    >>16

    >>17


    (スレ主すらも攻め様になる凪が見えない)

    dice1d3=1 (1)

  • 20二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 21:01:13

    攻めすぎると逃げられるからなぁタイミングと加減が大事

  • 21スレ主23/10/05(木) 21:23:09

    凪「(あークソ…こんな時、あの文芸部員の書く最強の俺ならどうする…?)」

    **********

    一方的に好きなように振る舞わせていた凪は舌を玲王の口の中に割り込ませ、逃げるその舌に絡ませる
    「凪っ…!」
    その声を無視して時折漏れるその甘い吐息ごと吸い上げ、深く口内を犯し続けた
    「俺を責めるのは、もう終わり?子猫ちゃん」

    「…んっ」
    凪は押し退けようと踠く玲王の躰を易々と反転させ、逃げられないようにシーツへとその腕を縫い留める

    「もう、啼いても止まんないから…覚悟してね」

    **********

    凪「そう言って、震えて俺の腕を握りしめてくる玲王の躰を———」

    玲王「震えてる…?」
    凪「うわァッ!?」

    玲王「…え…俺から触られるの、嫌だった…?」
    凪「いえ!滅相もございませんッ!!喜んでッ!!」

    もう凪は大人しくマグロになることを選んだ

  • 22スレ主23/10/05(木) 21:25:55

    玲王「…」

    〜♪(玲王の携帯の着信音)

    玲王「あ、ばぁやからだ」

    凪「ッ!?(って、オイ!またかよ…!!)」

    玲王「もしもし、え、今日会食だっけ。ヤバッ、ごめんすぐ行く。服積んでる?ありがと!」

    凪「は!?ウソでしょ、もーやだ、(誠士郎寸止めにして)帰んないでよ」
    玲王「ワリィ、今日マジで会食なんだった!お前のパーカー借りてくな」

    「ドリンク美味かった」とだけ言って、玲王は昨日と同じく足早に凪の家を後にした


    バタン


    凪「…って、どーすんの、コレ…」
    凪は哀しげに、1人(?)盛り上がっていた誠士郎を見つめる


    しかし、玲王の後ろ姿を見送りながらも、凪はどこか少し安心していた

    凪「(ヤバ…実際そーいう場面になったら、緊張しすぎて何も出来ねぇんだけど…俺)」

    誰か相談出来るような相手もおらず、凪は1人悶々とした悩みを抱えたまま夜を迎える

  • 23スレ主23/10/05(木) 21:28:29

    inばぁやのリムジン


    玲王「いやー、マジで今日は予定忘れてた。サンキューな、ばぁや」
    ばぁや「とんでもございません。白宝祭のご準備がお忙しいようですね」
    玲王「うん。あ、でもばぁやの探してくれたピエールのおかげでかなり進んだよ、メイド服。おかげで喫茶店の方にも、もっと力入れられそう」

    ばぁや「それはようございました。…しかし坊ちゃま。いつもよりお顔の色が優れないようですが、会食はキャンセルいたしますか?」
    玲王「いや、仮眠したし、何でもないよ。大丈夫」
    ばぁや「…かしこまりました」


    玲王「(あの時、俺、凪のこともっと触りたいとか思ったよな)」

    それは玲王にとって、最も気付きたくない感情だった

    玲王「(ヤバいな俺)」



    それは忘れかけていた、昔の記憶——

  • 24スレ主23/10/05(木) 21:30:43

    信頼していた小学校教師に告白され、触れられ、そういう目で見られていたのだと知った時

    周りより背が高く、頭脳明晰で大人びてはいても、その心はまだ純粋な子どものままだった玲王にとって、その出来事は計り知れないショックと裏切りだった

    玲王は、あの事件以降なるべくそういった性的なものを見ないように、触れないようにして生きてきた

    だからこそ、今まで小学生レベルで止まっていた御曹司の恋愛観と最低限の性知識、貞操観念


    玲王「(俺が凪に)」

    玲王「(ああいう目を向けてんのかと思うとゾッとする)」


    玲王にとって純粋な好意と劣情とは共生しない考え方であり、そんな玲王にとって凪を親愛を超えた対象として見ることは自分の中で絶対に許せない感情だった


    玲王「(どーしたら良いんだろ…)」

    玲王もまた、誰にも相談出来ない悩みを抱えたまま、流れる都心の夜景を窓から眺めていた

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 21:32:14

    変態教師許せねぇな!?

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 21:32:20

    あぅこれは…急激に進めたらあかんやつ

  • 27スレ主23/10/05(木) 22:06:44

    翌日、白宝高校——
    in玲王のクラス

    生徒「玲王くん、お客さんだよ」
    玲王「え、誰(凪は…なんか顔見るの気まずいし、今は会いたくねぇな…)」

    生徒「新聞部だって」
    玲王「え、新聞部…?」


    玲王は新聞部の部員に呼び出され、人気のない場所へと移動した

    玲王「何ですか?取材?」
    新聞部「はい、私新聞部の◯◯と申します」
    そう言って新聞部が首から下げた部員証を玲王に見せる

    新聞部「今、白宝祭に向けて各出し物のリーダーさんに取材をお願いしておりまして」
    玲王「あー、なるほどね(宣伝にもなるよな)いいよ」

    新聞部「はい、では早速相棒の凪誠士郎さんとの交際報道についてなのですが」
    玲王「ブフォッ!!」

    玲王は凪も顔負けなくらい盛大に吹き出してしまった

  • 28スレ主23/10/05(木) 22:10:54

    玲王「ゲホッ、ゴホッ…な、交際報道…?」
    新聞部「ハイ。ご存知ないですか?」
    玲王「いや、知らねー(これ、親父の耳に入ってねぇだろーな…)」

    新聞部「まず、最近凪さんのご自宅に連日通われているとの情報が入ってきています」
    玲王「あー、そりゃ通うよ。サッカー部でメイド喫茶するからその打ち合わせ!あ、ちゃんと出し物のこと宣伝しといてね」
    新聞部「ハイ。あ、あと他にも昨夜はペアルックで帰宅した後、出てきた時は凪さんのパーカーを着ていた、この間にナニかあったのでは?と…」
    玲王「何もナイ!寒かったから服借りただけだって」

    新聞部「では、これはかなり有力な情報なのですが…」
    玲王「え、何。まだあんの?」
    新聞部「はい。昨日スーパーでお二人が…

    玲王『あ、ゴムはー?』
    凪『いらないって!』
    玲王『そーなの?』

    という会話をコ◯ドーム売り場の前でされていたと現場にいた白宝生が証言していました」

    玲王「(い、いい加減にしろよ…!)」

    玲王「悪いけど、人のプライベートにそこまで首突っ込む権利あるの?」
    新聞部「玲王さんは今年のミスターコンに出場されるとのことでしたので、生徒達が公平な判断が出来るようご協力お願いします。ズバリ、凪誠士郎さんとのご関係を教えていただけますか?」

    学園のアイドルは大変だ
    グイグイ来る新聞部に対して、玲王は凪とどんな関係だと答えた?下3レスから🎲

  • 29二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 22:11:44

    唯一無二の相棒ですよ

  • 30二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 22:14:12

    ミスターコンと凪との関係に因果関係なんて無いですよね?
    (圧倒的有無を言わさない支配者の微笑み)

  • 31二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 22:15:29

    凪は相棒で俺の宝物、以上

  • 32スレ主23/10/05(木) 22:31:09

    >>29

    >>30

    >>31


    ちゃんと対外向けの対応出来るのはさす玲王

    dice1d3=3 (3)

  • 33スレ主23/10/05(木) 23:42:04

    一方、凪のクラスにも同じく新聞部員が派遣されていた——

    in凪のクラス

    生徒「寝太郎ー!起きて!お客さんだよー!?」
    凪「ムニャ…えっ!だ、誰!?レオ!?」

    生徒「新聞部の人だってー」
    凪「はぁっ!?何だよ、新聞部!?(レオじゃねぇのかよ!!)起きて損したし!俺の眠り返してくんない?」

    新聞部「(うわ、ヤベェやつ来た…人違いかな)あの、凪誠士郎さんですか?私新聞部の××と申します」
    そう言って新聞部が首から下げた部員証を凪に見せる

    凪「いや、んなのどーでもいいから!何の用?」
    この男、玲王以外には完全なる塩であった

    新聞部「(で、デカいし圧が凄い…しかし俺もジャーナリストの端くれ。ここで暴力に屈するワケにはいかないのだ…!)い、今、白宝祭に向けてミスターコンに出場される方全員に取材をお願いしておりまして…」
    凪「えー、何それめんどくさそう(でも、レオのためだしな)」

    新聞部「生徒達が公平な判断が出来るよう、ぜひご協力をお願いします。あ、プライベートな質問もありますので、もしよろしければ人のいないところへ…」
    凪「は?どーせ記事にするんでしょ?もうここで良くない?」
    新聞部「(ブ、ブレねぇ)さ、左様ですか。では早速相棒の御影玲王さんとの交際報道についてなのですが」

    ザワッ…!?

    玲王の名前に凪のクラスメイト達がざわめく

  • 34スレ主23/10/05(木) 23:46:43

    生徒「(こ、交際報道…?)」
    生徒「(え、あ、あの噂マジなんだ…!?)」

    凪「ねえ、先に一つ訂正させて」

    生徒「「ホッ(さすがに交際は嘘か…?)」」

    凪「『相棒』じゃなくて『相方』だから!!ここ絶対間違えないでねッ!?」
    新聞部「わ、分かりました…!」
    凪の圧に、新聞部員が慌ててメモを取る

    新聞部「ゴホン。ではまず、一つ目の質問ですが、最近凪さんのご自宅に連日玲王さんが通われているとの情報が入ってきています」
    凪「うん、レオなら毎日来てるよ?俺んち」
    生徒達「「!?」」

    新聞部「…ち、ちなみにご自宅では何をされているのでしょうか?成績上位のお二人なのでお勉強とか…」

    凪「えー、帰りのコンビニでおやつとゴム買ってー…あ!この前それでレオがヤキモチ妬いて、ベッドの上で『他の人に使わないで』って俺に抱きついてきて、マジで大変だったなー。あの時は!」
    凪はなぜか必要以上にクソデカボイスだった

    生徒達「「!!?」」

    新聞部「そ、そうでしたか…!(す、凄い。聞いていた以上の情報だぞ…!)あ、あと他にも昨夜はお二人がペアルックで帰宅した後、出てきた時の玲王さんは凪さんのパーカーを着ていた、この間にナニかあったのでは?と…」

    凪「んー、昨日はね…レオが俺のせいで(炭酸水ぶっかけられて)濡れまくって大変だったから」

    生徒達「「!!?」」

  • 35二次元好きの匿名さん23/10/05(木) 23:48:41

    凪くん 怒られるよ? たぶん

  • 36スレ主23/10/05(木) 23:56:03

    新聞部「あ!ゴメンなさい!もうこの話題は結構です。うちの新聞は健全紙なので、これ以上はどうかご勘弁を…」
    凪「え、そーなの?もっと聞いてよ。まぁ、エロい時のレオのこと知ってるのは俺だけでイイけどね!?」

    生徒「(寝太郎コイツ完全に玲王様とヤってるだろ…)」
    生徒「(寝太郎、マジ呪う…クッソ羨ましい…!!)」
    生徒「(アイツ前世でどんな徳積んだの??)」

    新聞部「あと最後に、これはかなり有力な情報なのですが…」
    凪「うん、何でも聞いてよー?」
    新聞部「(なんかノリノリになってきたな…)昨日スーパーでお二人が…

    玲王『あ、ゴムはー?』
    凪『いらないって!』
    玲王『そーなの?』

    という会話をされていたと現場にいた白宝生が証言していました」

    凪「うん、その会話したけど?レオが最初に俺んち泊まった時に『良いよ別に、まぁ俺は無くても』って言ってきてさー。結局それは(簾との)勘違いだったんだけど…懐かしいなぁ。あの時のレオ、マジで目ぇ赤くして可愛かったし」

    凪と玲王の交際を知らなかった凪のクラスメイト達は、凪から発されるあまりの情報量に全員宇宙猫になっていた


    新聞部「(…もう帰ろう)では、ズバリ、御影玲王さんとのご関係を教えていただけますか?」

    新聞部も撤退したがるほどのマウントをとるエゴイストがここにいた
    凪は、玲王とどんな関係だと答えた?
    下3レスから🎲

  • 37二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 00:41:21

    最初に言ったでしょ『相方(パートナー)』って

  • 38二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 06:56:14

    俺はレオのパートナーで宝物だよ

  • 39二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 09:05:45

    俺はレオのパートナー(※生涯の)だよ

  • 40スレ主23/10/06(金) 10:37:20

    >>37

    >>38

    >>39


    パートナー(意味深)

    dice1d3=1 (1)

  • 41二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 16:52:14

    どうなるのかな

  • 42スレ主23/10/06(金) 20:38:36

    in 新聞部部室
    そこには、それぞれの取材を終えた部員が戻って来ていた

    新聞部「やぁ、××」
    新聞部「よぉ◯◯」
    新聞部「そっちの取材はどうだったの?」
    新聞部「それが、凪は意外と良く喋る男で…(あと思った以上にデカくて怖かったけど)こちらは期待以上の成果を得られたよ。玲王様の方は?」
    新聞部「ご想像の通りよ、特にそれらしい情報は得られず。さすが鉄壁の学園のアイドル様だわ」
    新聞部「では、このお二人の関係についての結果だけど…」

    【御影玲王】
    凪は相棒で俺の宝物、以上

    【凪誠士郎】
    最初に言ったでしょ『相方(パートナー)』って

    新聞部「うーん…お二人ともすでに公開されている通りの回答ね。で、そちらの掴んだ期待以上の成果というのは?」
    新聞部「うむ、それは…ちょっとうちの紙面に相応しくないような話だったんだけど。とにかく、凪は『相棒』じゃなく『相方』だと非常にこだわっていた」
    新聞部「『相棒』じゃなく『相方』…」

    2人は言葉の意味を調べる

    【相棒】とは、一緒に仕事をする仲間

    同じ目的に向かって進む、熱いチームメイトのこと

    【相方】とは、いつも一緒にいる人

    お笑い芸人のパートナー、結婚相手、そして最近は恋人のことを「相方」と呼ぶこともあり

    新聞部「これは…」
    新聞部「あと、昨日こんな情報も入ってきていたな。『玲王様は最初は凪の身体目当てだったらしい』と」

  • 43スレ主23/10/06(金) 20:43:12

    in 玲王のクラス

    生徒「玲王くーん、またお客さんだよー」
    玲王「えっ、また…?(新聞部?)」


    凪「れーおーくーん!あーそーぼー!」

    教室の引き戸のところには、凪が立っていた
    そのままだと背が高すぎて顔が見えないため、凪は首を少し横に傾けて玲王に声をかけてくる

    凪「来ちゃったー」

    玲王「ぷはっ、通い妻かよ、お前は」
    凪「いや、それはレオでしょ。放課後まで会うの待てなかったんだって。お昼買ったから一緒に食べよ」
    玲王「うん…」


    凪「さっきパン買いに購買行ったらさ、あの取り調べした店員さん、俺のこと見て未だにめちゃくちゃ警戒してた。ひどくない?」
    玲王「そりゃお前、あの人に壁ドンした時に壁砕いてたもんな」

    2人は他愛ない話をしながら屋上に向かって歩いて行く

  • 44スレ主23/10/06(金) 20:46:20

    そして屋上に出るドアの前にある踊り場に着いた時、凪が玲王の方を向いて両手を広げた

    凪「ねぇ、今しない?大好きのハグ」
    玲王「またそれかよ…」
    凪「この前はしてないし。ここならいいでしょ?誰も見てないから」
    玲王「んー…」

    凪「だって、昨日あんな感じで離れちゃったから、俺すげー寂しかったんだよ…」
    凪は二日連続で玲王に寸止めをくらい、もう充電切れ限界だった


    玲王「凪ー…」
    凪「なにー?」
    玲王がポツリと話し出す

    玲王「俺たち、もう会うのやめようか」
    凪「え」

    広げていた凪の手が、ビクリと強張った

  • 45スレ主23/10/06(金) 20:53:08

    玲王「その…お前んちで…会うの、とか」

    凪「〜〜ッ!?」
    玲王「?」

    凪「ちょ!うわっ…マジでビビったじゃん!そっちのことかよ!?」
    玲王「へ?」
    突然驚き出す凪につられて、玲王も驚いてしまう

    凪「いや、何なのその無駄な倒置法!?またフラれんのかと思って…ビックリして、マジで寿命縮まったし。責任取って充電させて?」

    玲王「え、だからさ…こーいうのもどこで見られてるか分かんねぇから、ヤバイんだって。俺、新聞部に詮索されたんだよ、さっき。お前んちの寮も、近所のスーパーもコンビニも…。この辺だと、どこで俺らのこと知ってる人に見られてるか分かんねぇからさ。もうあんま誤解されるようなことは…」

    玲王は分かったように話しながらも、やはりどこか寂しそうだった

  • 46スレ主23/10/06(金) 20:57:47

    凪「(レオもミスターコン出るから取材されたのか…)」

    凪「いーじゃん、別に。学校なんてあと一年半とか?ちょっとでしょ…どう思われたって、俺は気にしない」
    玲王「一年ちょっとじゃないって。まだ、一年以上”も”ある。だから、つまんないコトで凪と一緒にいられなくなるのは、ヤなんだよ…」

    凪「…」
    凪は何も言えず、黙って玲王の頭をポンポンと撫でた

    そして、先程クラスにおいてクソデカボイスで玲王とのやり取りを話してしまったことを、少し後悔していた

    凪「(や、やっぱヤバかったかな…さっきのアレ。あとで新聞部のやつに『記事にしたら◯す』って言っとかなきゃ…。あと、クラスの奴らにも口止めしとこ)」
    凪の脳内は青春とかけ離れた物騒さであった

    玲王「あと、それだけじゃない。最近凪と2人でずっと一緒にいたら…」
    玲王が凪の顔を見上げる


    玲王「凪に、触りたくなるから」
    凪「へ??」

    凪は思わず、玲王の形の良い丸い頭を撫でていた手を止める

  • 47スレ主23/10/06(金) 21:05:38

    玲王「最近ちょっと、寒くなって来たからかな…お前と2人きりでいたら、なんかもう自分が、止まんないかもしんない」

    凪「レオ…」

    凪は、玲王には勝てないと思った
    昨日自分の脳内で作り出した攻め様凪のセリフ

    『啼いても止まんないから』

    それを、たとえ状況は違えど、こんなにも自然に、さりげなく、カッコ良く言えてしまう人間がこの世に実在するなんて…

    玲王にはカッコいい才能も、可愛い才能も、その全てがある

    お互いが初恋で、初めての特別な存在ではあるけど

    今まで人と接してきた時間や数の多さ、そして玲王のその持ち前の思いやりと愛情の深さ——

    きっとそれら全てが、生まれつき人を惹きつける玲王に乗っかっているから
    そのどれを取っても、自分は人を好きにさせる才能においては玲王には敵わない

    それでも、そんな玲王が自分がいいと選んでくれた
    だから玲王のその気持ちを大切にして、もっと自分に自信を持ちたいと凪は思う

    凪「いいよ、触って。レオならいつでもウェルカムだよ〜。あ、もちろん俺からも触るからね?だから、お互いの大好きなところ伝え合いながら、大好きのハグして、充電したい」

    玲王「…うん、わかった」

    凪と玲王の大好きのハグ
    お互い、どんなところが大好きだと言った?
    2人のそれぞれの答えを下3レスから🎲

  • 48二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 21:17:34

    凪→玲王  玲王の全部が好きだよ 一番は俺の側にいてくれること
    玲王→凪 何者でもない俺を好きでいてくれるところが好き ありのままのお前が好きだよ

  • 49二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 23:50:39

    凪 夢に向かって真っ直ぐ諦めないで頑張るところ好きだよ
    玲王 純粋で素直ででもエゴイストなとこ好きだ

  • 50二次元好きの匿名さん23/10/06(金) 23:58:22

    凪→本気で、レオの全部が好き
    玲王→たまに暴走するけどちゃんと自分を持ってるところ、それに向かってブレずにまっすぐ突き進む芯のあるところ

  • 51スレ主23/10/07(土) 00:26:32

    >>48

    >>49

    >>50


    どれも素敵な安価サンクス!

    (エピ凪辛すぎて言葉もない。全力で玲王を甘やかしたい)

    dice1d3=2 (2)

  • 52スレ主23/10/07(土) 03:00:48

    凪は購買で買ったパンの入ったビニール袋を、屋上へ出るためのドアのノブへと引っ掛ける
    玲王を、ちゃんと両手で抱きしめるために

    凪が再び両手を広げた
    こちらから無理矢理抱きしめるんじゃなくて、玲王から望んで腕の中に来て欲しかった

    玲王が凪のその意図を察したのか、ふ、と笑いながら足を一歩前に出し、そのまま凪の背中に手を回して抱きつく

    ギュッと背中に回された指に力を入れられて、まだパーカーもジャケットも着ず、薄いシャツだけのその布越しに、玲王の綺麗な細くて長い指の形を感じて、「人間の指って5本あるんだな…」という当たり前のような感想を抱きながら、凪はおずおずと玲王の腰に両手を回した


    凪「俺、レオが夢に向かって真っ直ぐ諦めないで頑張るところ好きだよ」

    玲王「うん…ありがと」

    
玲王「俺は、凪の純粋で素直で、でもエゴイストなとこも好きだ」

    凪「…え?いや、純粋で…素直?全然んなコトねーし…そんな大げさなこと言わないでよ」
    凪「(頭の中なんて、ほとんどレオとのエロいことしか考えてねーのに…!罪悪感で胸が潰れる!)」

    凪は玲王の自分を褒めるポイントが分からなかった

  • 53スレ主23/10/07(土) 03:03:53

    玲王「ハハ、褒められたらさ、んな疑わずに『ありがとう』って言っときゃいーんだよ。だって褒めてくれた人に失礼じゃん?」
    凪「ア、アリガトウゴザイマス…?」
    玲王「もぉー、また昨日と同じじゃん!何で疑問系?」

    プハハッ、と玲王が心底楽しそうに笑うので、凪もつられて笑ってしまうが、あまり表情には出なかった

    玲王「それに、大げさじゃないって。全部ホントに思ってるよ」

    玲王が踊り場から階段を見下ろす
    ちょうど、二人の出逢った場所が上から見えた


    玲王「お前、あそこで俺にぶつかった時、『お金ちょーだい』って言っただろ」
    凪「だっ!?だ、だからあれは…!もう忘れてよ…」

    凪は気まずさから玲王を抱きしめた手を離そうか、でも離したくなくて、結果モゾモゾと彷徨わせた

    玲王「…腰、エロい触り方すんな」
    凪「うぇ…ごめん!(でもワザとじゃない…)」

  • 54スレ主23/10/07(土) 03:07:29

    玲王「あの時さ、『コイツ、いいな』って、スグに思った。『おもしれぇ!』って」

    凪「はー?(『お金ちょーだい』のどこが…??)」

    凪「レオって…貢ぎたい人だっけ?」
    玲王「じゃなくて、みんな俺のこと”金”でしか見てないのにさ、それを隠して近寄ってくんのがいっつも気持ち悪かった。でも、お前は最初からそこんトコ素直だったろ?」

    凪「…」
    ただ「言えばワンチャンくれるかも」と、思ったことを言っただけなのに
    物凄く過剰評価してくれる玲王に対して、凪はさらに罪悪感で胸が潰れそうになった

    玲王「だから、お前のこと純粋で素直で…綺麗だなって、俺は思った。そんなとこが、好き」

    凪「(いや、自分より見た目も心も綺麗な人からそんなこと言われても…ひ、皮肉?みたいな)」

    しかし、玲王を見つめていた凪はそれは違うのだと気付く
    玲王の表情は、からかいなどではなく本心からそう思っていると告げていた

  • 55スレ主23/10/07(土) 03:09:43

    玲王「(だから、あの時——お前の夢を潰そうとした俺は、お前の隣に相応しくないって思った)」

    凪を抱きしめて、シャツを握る玲王の手に、さらに力が入る

    玲王「(あー、シャツ、シワになっちゃうな…)」


    玲王「こんな俺でも、お前に触れていいの?」

    凪「いいよ、当たり前じゃん…恋人だよ?」


    玲王が少し背伸びをして、先程から凪に甘い言葉を吐いていたその唇で凪の唇に触れた

    凪「(あ…)」

    玲王が、今度は本当にからかうようにして凪を見上げる

    玲王「……しちゃったな、学校で、キス」


    凪「うん、俺、もう死んでもいい」

  • 56スレ主23/10/07(土) 03:16:13

    凪は、もうそこから後の記憶は曖昧だった

    屋上に繋がるドアに設けられた小窓から射す昼間の太陽の光が、玲王の片側だけを照らしていた

    反射してキラキラした髪と瞳と、光が当たらない側の夜を思わせる潤んで艶のある瞳の両方に見つめられて

    真っ白な制服を着て、普段過ごす学校の中で、自分たちがしていることとのギャップが倒錯的で

    このままくっついていたらどうにかなりそうだと思い、玲王と屋上に出て昼食をとろうとしたけど

    外は思った以上に風が強くて

    玲王の綺麗な髪がぐちゃぐちゃになっちゃって

    昨日見た、俺の上でシャツを脱がせた時の玲王みたいだなって思ってたら…

  • 57スレ主23/10/07(土) 03:18:08

    そして、放課後の家庭科室——

    凪はスマホであるサイトに書き込んでいた

    国内大手の知識検索サービス
    通称:”知恵袋”である

    適当なカテゴリを選び質問を投稿した


    **********

    ◯ super_semesama0506

    童貞なのですが、この前自宅で恋人と良いムードになった時、緊張のあまりマグロになってしまいました

    恋人があまりにも綺麗でエロい人なのですが、なんとか僕の方からも攻めたいと思っています
    どうしたらいいですか?
    (ちなみに、二人とも未経験でまだキスまでです)

    哀れな迷える子羊にお力をお貸しください

    **********


    さぁ、”知恵袋”の民は凪の質問に何と回答した?
    下3レスから🎲(=ベストアンサー)

  • 58二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 03:36:42

    あまり見栄を張らずに、無理せずゆっくり進んだ方が失敗しないかと思いますよ。
    経験を積むごとにだんだん慣れていくので、落ち着いたころに積極的に攻めたアプローチをしてみてはいかがでしょうか?

  • 59二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 07:53:13

    雰囲気ができたからと言ってことを性急に進めてはいけません
    性的同意はちゃんととりましょう

  • 60二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 08:34:13

    彼女(…でいいのかな?)がどういう意図で触っているのか 「腹筋スゴーい触っていい?ペタペタ」とか「全然焼けてない、えーやっぱり外でないせい?よく見せて?」などそんなつもりじゃなかったなんてことがないように 確認をして 彼女?にその行動がそういうつもりじゃなかったってなると怖がらせちゃう 確認大事

  • 61スレ主23/10/07(土) 08:52:53

    >>58

    >>59

    >>60


    おはよう

    ちゃんとしたアドバイスきた!

    さぁ、凪の(女神の?)選んだベストアンサーは?

    dice1d3=2 (2)

  • 62スレ主23/10/07(土) 12:43:03

    質問の投稿からしばらくすると、いくつかの回答が寄せられていた

    **********

    ◯匿名希望さん

    あまり見栄を張らずに、無理せずゆっくり進んだ方が失敗しないかと思いますよ。
経験を積むごとにだんだん慣れていくので、落ち着いたころに積極的に攻めたアプローチをしてみてはいかがでしょうか?

    **********

    凪「いやだから…その積極的に攻めたアプローチを教えて欲しいんだけど…」

    **********

    ◯ID非公開さん

    彼女(…でいいのかな?)がどういう意図で触っているのか 「腹筋スゴーい触っていい?ペタペタ」とか「全然焼けてない、えーやっぱり外でないせい?よく見せて?」などそんなつもりじゃなかったなんてことがないように 確認をして 彼女?にその行動がそういうつもりじゃなかったってなると怖がらせちゃう 確認大事

    **********

    凪「か、確認…まぁ、確かにね?いや、でも確認してたら一向に進まないって言うか、それ以前にまず相手にその知識がなさそうというか…」

    凪は質問の仕方がまずかったかと反省した


    凪「次がラストか…」

  • 63スレ主23/10/07(土) 12:49:05

    **********

    ◯7058さん

    雰囲気ができたからと言ってことを性急に進めてはいけません

    性的同意はちゃんととりましょう

    **********

    凪「…うん、正論。でも、俺正論嫌いなんだよね」

    某最強のセリフを借りながらも、凪はその回答をベストアンサーに選んだ🏅
    恐らくアカウント名の数字が気に入ったとかそんな理由だ


    凪「無理せずゆっくり?確認大事?性的同意…」


    凪「だ、ダメだ…100年経っても出来る気がしない。レオとヤる前に死んじゃうよ」


    玲王「おい凪ー!」
    凪「だぅッ!?(聞かれた!?)」

    玲王「ハハ、毎度毎度驚きすぎな」

    その声につられるようにして顔をあげると、目の前には黒のロングワンピースを身に纏った玲王がいた

  • 64スレ主23/10/07(土) 12:52:20

    凪「!!」

    玲王「ホラ、もう仮縫いまでいったんだよ。どう?」

    玲王が仮縫い段階のメイド服のワンピースを着たまま、クルクルと回っている

    凪「可愛い。優勝。天国」
    玲王「じゃなくて!サイズ感とか、どう?」

    ハッキリ言えば完璧であった
    凪の出番はない
    ピエールは個人個人による身体の癖まで考えて型紙を起こしており、シワやツレなどもなく完全に玲王の身体にそったラインになっていた

    凪「トレビアン…!」
    凪が立ち上がって玲王の腰を掴む
    玲王「!?」

    凪「うーん…でも、ここまでハッキリとラインが出るとエッチすぎて心配。やり直し!」
    玲王「えー!?ちゃんとウエスト絞らねぇと綺麗なスカートのライン出ないって」

    玲王が姿見を見ながら振り返ったりしてチェックをしていく

  • 65スレ主23/10/07(土) 13:09:07

    凪「(マジでハマりやすいっていうか、完璧主義っていうか…)」

    ピエール「ウエスト部分はエプロンのリボンで隠れるから、そんなに心配しなくても大丈夫だよムッシュ凪。嫉妬深い恋人を持つと大変だね?玲王」

    玲王「いや、恋人じゃないですから!」
    凪「は?(さっきキスしただろーが!)」

    玲王「つか、凪のワンピースもだぞ?ウエストしっかり絞るからな」
    凪「えー、俺キツイ服無理だって〜」

    玲王「だいたい、お前さっきからスマホばっか見て作業してねぇじゃん!」

    そう、凪はメイド服作りの型紙を生地に写すところから始まり、裁断、縫製、全て「なんか思ったよりめんどくさいんだね」と言い、家庭科部員達に丸投げしていた

    凪「いやいや、俺もちゃんと作業ひへふよ?」

    凪の作業、それは…

    玲王「プリン食ってるだけじゃん!!」

    メイド喫茶と家庭科部で出すプリンの試食であった

  • 66スレ主23/10/07(土) 13:12:53

    凪「プリンだけじゃねーひ、トランプマーク?のクッキーもちゃんと食べへふよ…モグモグ。あ、部長さん、ハート型のやつもーちょっと甘くして!ハートはラブだからとことん甘くね!あとレモンティーおかわりちょうだい」
    部長「わ、分かりました…!」

    玲王「食い過ぎだってお前!動け!!働け!!」
    凪「いや、これマジで美味いよ?ムシャムシャ。てか、俺店名も特製ドリンクも考えたし、もう十分働いたでしょ?」

    玲王「……あ、そうだ。あのドリンク、メニューに載せるのに名前決めなきゃな。何て名前にすんの?」


    玲王との想い出の夕暮れを閉じ込めた(凪談)
    バタフライピーのレモンスカッシュ風ドリンク

    凪の考えたその名称は?下3レスから🎲

  • 67二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 13:26:42

    凪くん……凪くん……そういうとこだぞ

    安価なら 青春の思いでの星空

  • 68二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 13:51:27

    放課後の夕焼けティー

  • 69二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 13:52:11

    キュンキュン黄昏星空ソーダ

  • 70スレ主23/10/07(土) 13:58:03

    >>67

    >>68

    >>69


    さぁ、売り上げにも影響する特製ドリンク

    その名称は…!

    dice1d3=3 (3)

  • 71二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 14:03:20

    メイド喫茶っぽい名前だ…

  • 72スレ主23/10/07(土) 14:48:32

    凪「そりゃ、【キュンキュン黄昏星空ソーダ】でしょ!ヨイショー!」

    玲王「…え?ごめ、何?」
    玲王は思わず聞き返した
    凪「いや、だから…キュ、キュンキュン…!」

    玲王「くくっ…」
    玲王が腹と口元を押さえながら笑いをこらえている
    凪「…何?」
    凪はだんだんと恥ずかしくなってきて、拗ねたように口を尖らせた

    玲王「いや、ゴメン…お前の口からキュンキュンて聞いたら、なんか。ぶはっ、あと、何だよその『ヨイショー!』って?」

    凪「えー、わかんない。クラスのギャルがよく言ってんだもん。ホストの声かけ?みたいな」
    玲王「は?ホスト?うちメイド喫茶だから。意味もよく知らない言葉使うんじゃねぇよ」

    凪は黒ワンピを着た超美形に凄まれた
    玲王が怒っている理由は他にもあることに、凪は気付かない

    凪「(し、幸せ…新しい扉開けそう)あ、そーだ。ランダム配布用の写真と、メニューの写真撮るのに一眼レフ借りてこなきゃ」
    家庭科部員「凪さん、仮縫いまだですが…」
    凪「えー?まぁ適当にやっといてー」
    玲王「お前なぁ、ちゃんとやれって」

    呆れる玲王に背を向け、バイバイと手を振りながら凪は家庭科室を後にした

    凪のもう一つの本懐…
    それは高性能カメラを使い、自分でメイドの玲王を写真におさめることである!
    これこそがエゴイストだ!!

  • 73スレ主23/10/07(土) 14:58:45

    in写真部

    写真部員1「さて、白宝祭で展示するパネルはこれで全部かな…」

    ガラガラッ!!
    凪「たのもー!!」
    写真部員1「うわっ!き、来たッ!」
    凪「よう、久しぶりだな盗撮野郎」

    この写真部員1は白宝裏サイトに玲王の隠し撮り写真をあげていた生徒である
    教師2の自白の証拠を撮って提出したからか?なぜか退学を免れていた

    写真部員1「何の用?玲王君の隠し撮りならもう無いよ。僕は心を入れ替えたんだ」
    凪「隠し撮りじゃねぇ、ちゃんと許可を得てる」
    写真部員1「だから、何の話?」
    凪「実はサッカー部が、部費集めのために白宝祭でメイド喫茶をすることになった…」
    写真部員1「メイド喫茶…!!も、もしかして玲王君とチェキが撮れたり?」

    凪「それはナシだ。当日混み合うし、お前みたいにレオに邪な感情を持つ奴が何を要求するか分からないからな」
    写真部員1「それは、君じゃないのかい…?」
    凪「…」
    凪は写真部員1に疑いの眼差しで見つめられた

    凪「とにかく、メニューの撮影とかもあるから余ってる一眼レフ貸してくんない?」
    写真部員1「いや、高い物だしそんなホイホイ余っても無いんだけど…」
    写真部員1「僕のお下がりで良ければ貸してもいいよ。その代わり、君が撮った玲王君のメイド写真1枚くれるかい?」

    あ、悪魔的交換条件だ…
    しかし高画質カメラでメイドの玲王を撮りたい…!
    凪はこの写真部員1の条件をのんだ?下3レスから🎲

  • 74二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 15:00:55

    玲王の写真は1枚たりともやらん
    前髪があるうちに早く一眼レフをよこせ

  • 75二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 15:04:24

    仕方ないなぁ(めっちゃ見切れてほぼ看板の写真を渡す)

  • 76二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 15:05:26

    玲王を姫抱っこしたツーショをあげる

  • 77スレ主23/10/07(土) 15:08:05

    >>74

    >>75

    >>76


    (姫抱っこツーショは私が欲しい)

    エゴイストの答えは!?

    dice1d3=2 (2)

  • 78二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 19:27:54

    ひでえww

  • 79スレ主23/10/07(土) 20:52:02

    凪「お前…ふざけんなよ」
    写真部員1「(うわ、やっぱダメか…)」

    凪「俺だって苦労したメイド写真を、そんな易々と渡すワケねぇだろ!?世の中甘くねーんだよ!!」
    凪は世間の厳しさを写真部員1に説いた

    写真部員1「うん…(なんか怒るポイントズレてない?)たしかにそうだよね。でも、僕のお下がりのカメラって言っても一個前のモデルだし、なんといっても一眼レフはポートレートを撮るのに最適だよ?後ろをボカしたり、レンズや設定を変えれば近距離でもブレないし、動いていても綺麗に被写体をおさめることが可能なんだ」

    凪「近距離でも…動いていても…?」

    凪「(そ、それって、ハ◯撮り!?)」

    先程知恵袋に「緊張してマグロになってしまう」と相談していたはずのDTは、またもやとんでもない妄想を始めていた

    玲王『やだっ、ご主人様、こんな恥ずかしいとこ…撮らないで』
    凪『レオ、動きが止まってるよ。俺に夜のご奉仕してくれるんだよね?』


    凪「!?さ、最高じゃん…!?(メイド服のレオのハ◯撮りとか!)」
    写真部員1「だろ?だから、1枚だけ!お願い!」

    凪「…仕方ないなぁ(めっちゃ見切れてほぼ看板の写真でも渡しとけばいいか)」

  • 80スレ主23/10/07(土) 21:03:57

    写真部員1「あ、あと、ポートレート撮影ならテーマや場所を決めておくのも大事だよ」
    凪「テーマや、場所…?」
    写真部員1「そう。教室のメイド喫茶で撮るのも臨場感があって良いけど、せっかくなら洋館みたいな場所で本物のメイドさんの雰囲気を出してもらって撮るのも良いんじゃないかな」

    凪「なるほど…(たしかにランダム配布のSSRはただ学校で撮るだけじゃなくて、もう少し凝った設定の写真にした方がレアリティ感じられて良いのかも)」

    凪「でも洋館とかなくね?この辺。てか、中で撮影とか出来んの?」
    写真部員1「あー、写真部のみんながよく使ってる撮影スタジオが電車でちょっと行った所にあるよ。結構安いし、良ければ場所教えようか?」
    写真のことで頼られた写真部員1は、嬉しいのか色々なことを凪に教え始める

    凪「撮影スタジオか…(別に外観は撮らないから、室内だけそれっぽければイイんだよな)色々あるんだ。うん、その場所教えてよ」

    写真部員1「オッケー!じゃあカメラの設定も教えとくね。まずマニュアルモードでF値は低めにして、背景をボカしやすく…あ、物撮りの時は…」
    凪「フン、フン…」

    こうして凪は写真部員1からお下がりのカメラを借りて、操作方法と撮影スタジオの場所を教えてもらった

  • 81スレ主23/10/07(土) 21:11:10

    in 家庭科室

    凪「ただいまー。あ、家庭科部の人、メニューの写真撮りたいから今からホットケーキ作れる?映えるように、飾り付けもお願い」
    家庭科部員「ハ、ハイ!」

    凪「それと、サッカー部員!お前らいつまで合コンしてんだよ。昨日買ったメイド服着てくんない?ランダム配布用の写真今から撮るから」

    サッカー部員「えー、可愛く撮ってよ?」
    サッカー部員「凪が!?お前ちゃんと撮れんのかよ」

    凪「大丈夫だって。あ、ちゃんとメイド喫茶に移動して、ティーポットとかの小道具も持ってね〜」
    凪「(お前らはレオを撮る腕を磨くための練習台だ…!光栄に思え!)」

    玲王「凪…おいおい、どうしたんだよ?スッゲェやる気じゃん!」
    さっきまであれ程頼りなかった凪の変わりように、玲王は瞳を輝かせて驚いていた

    凪「当たり前だよ。俺、ヤる時にはヤる男だからね」

    そう、いつでも男を動かすのは好きな子への情熱とエロなのである



    そして数日後の放課後——


    とうとうメイド服が完成し(凪のはほぼ家庭科部員の力作)、2人は袖を通す

  • 82二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 21:12:41

    ひwどうぃw

  • 83二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 21:12:55

    スレ主の凪ほんと面白い 好きです

  • 84スレ主23/10/07(土) 21:22:50

    玲王「じゃーん!どうですか?ご主人様♪」

    そこには、胸元を強調し、美しいAラインを描く漆黒のワンピースに純白のエプロン、手首に白のカフス、頭にホワイトブリムをつけて、白のタイツに黒いメリージェーンのパンプス

    足元まで完璧で究極のクラシカルなメイド…
    (にしてはいささか元気すぎる)オーダーメイドのメイド服にはしゃぐ玲王がいた

    家庭科部員「大変お似合いです、玲王様〜!」
    サッカー部員「さすがキャプテン玲王!めちゃ萌えです!これで俺らのメイド喫茶が売り上げナンバーワン間違いないッスよ!」
    ピエール「私の目に狂いはなかったね。最高のメイド服が完成したよ。Tu es beau!」

    玲王「だよな!スゲェいい感じじゃね!?こんなちゃんとしたレディースの衣装着るの、俺初めてかも!」

    「ピエールもみんなも、協力してくれてありがとなー!」そう言いながら、玲王はワンピースの裾を持ち上げてみんなの前でポーズをとり、そうやってスカートがヒラヒラと動くたびに中からチラリと見えるパリの最高級のレースは、そこに可憐さと上品さを添えていた


    玲王「なぁ、凪!お前も着たんだろ!?何黙ってんだよ?」

    凪「……」

  • 85スレ主23/10/07(土) 21:28:08

    凪が先程から黙っている理由

    それは、玲王のメイド姿を見て感激のあまり硬直しているだとか、感動し過ぎて呼吸を忘れてしまっているだとか、誠士郎がヤバくて動けない(通常運転)だとか、そんなチャチなもんじゃあ断じてなかった…

    凪「(ヤバい、動いたら…弾けとびそう…)」


    そう、実は凪はここ数日の間、白宝祭準備のため部活が休みでろくに運動もしないのに、家庭科部員達の作るデザート類を片っ端から「試食」と称して食べまくり、太っていたのである…!!まさに、食欲の秋ここに極まれり!!

    それは普段着る既製品の制服くらいなら誤差の範囲であったが、プロにより寸分の狂いもなく採寸されたオーダーメイドのメイド服は、その誤差を許してはくれなかった

    凪「(ああ…ダメだ。これ以上黙ってたら怪しまれる…でも、メイド服作りサボってデザート食べまくって太ったのバレたら絶対レオに怒られる)」


    玲王「凪、どした?ファスナー届かないんなら締めてやろっか?」

    心配した玲王が近づいてきた…

    凪…少しでも動いたらファスナーが弾けとぶぞ!
    なんとかして誤魔化せ!
    下3レスから🎲

  • 86二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 21:36:04

    やめて 今近づかれるとラピュタのワンシーンを再現することになる

  • 87二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 21:40:52

    だ、大丈夫自分で締めれるよ!!そんなことよりレオ、すごく似合ってる可愛いよ

  • 88二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 21:47:57

    ちょっときついです ごめんなさいでした

    素直に謝ろう 補正してくれるよ

  • 89スレ主23/10/07(土) 21:52:56

    >>86

    >>87

    >>88


    良い感じの3択🎅!

    果たして結果は…!?

    dice1d3=2 (2)

  • 90二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 22:17:42

    わかりやすすぎwwww

  • 91スレ主23/10/07(土) 22:42:23

    凪「だ、大丈夫自分で締めれるよ!!そんなことよりレオ、すごく似合ってる可愛いよ」
    玲王「…?(なんか、嘘くせぇな)」
    玲王は凪の違和感を敏感にキャッチしていた

    凪「(いや…ナメてた、完全にナメてた…オーダーメイド)」
    凪はプロの仕事に感心すると同時に、後悔していた

    そして、静かに目を閉じ内省する

    凪「(や、やっぱあの時、せめてちゃんと仮縫いのワンピース着ておけば良かった…もしこんなにフィットしてるって知ってたら、あんなに食べてなかったのに…)」


    ホットケーキ、紅茶プリン、トランプマークのクッキー&レモンティーに特製ドリンクのキュンキュン黄昏星空ソーダ…

    知恵袋の恋愛と性のカテゴリを見て、スマホでデイリーをこなしながら、ボリボリ無意識にそれらを飲み食いしてしまっていた
    (しかも、レモンティーとハート型のクッキーは砂糖マシマシだ)

    今までなら、食べるコトなんて咀嚼するのも消化するのも歯を磨かなきゃいけないのも全部めんどくさくて
    なのに、レオと出逢ってから世界が色づいて、一緒に美味しい物食べて、作って、笑って…

    だからいつの間にか食べるコトがこんなにも好きになって

    そしたらイベントなんかも今まで全然興味なかったのに、今じゃ誰より俺が一番張り切ってて…

    だからね、レオ

  • 92スレ主23/10/07(土) 22:51:00

    凪はそっと目を開けた

    凪「レオ…俺(の体型)が変わったのは、お前のせいだよ」
    玲王「何が?」
    メイド玲王が凪を至近距離から見上げる

    凪「ドゥワットッ!?」

    間近に見たメイド玲王はヤバかった
    まるでブラックホールのように、凪の全てを飲み込みそうな求心力がそこにはあった

    凪「す、スゲェ…!スゲェよッ!俺の望む世界が、今、目の前にあるッッ!!」

    凪は目の前の光景に感涙し、咽び泣き始める
    玲王「うわっ」(普通にドン引く御曹司)

    凪「スゲェ、マジ…俺は今…猛烈に感動しているッ!ずっと写真で見ていたあのレオが、今、こうして触れられる距離にいるなんて…尊い。ずっと逢いたかった芸能人に逢えた時って、こんな感じなのかな」

    玲王「いやいや、今までも何回かメイド服着てんじゃん」

    凪「ううん、全然違う。やっぱりオーダーはスゲェ…まさに俺の理想のメイドだよ。破壊力がレベチ」

    「めるしー、ピエール!」そう言って凪はピエールにアイコンタクトを送った

    玲王「ふーん?ま、アリガト。お前も似合ってるじゃん。ちゃんと家庭科部の人達にお礼言った?」
    凪「ううん、忘れてた。今から言うね?」
    玲王「よし、凪はイイ子だな」

    玲王が凪の頭を撫でようと手を伸ばす

  • 93スレ主23/10/07(土) 22:55:04

    そして玲王が近づいて、凪に触れようとしたその時

    凪は屋上に続く階段の踊り場での出来事を思い出す


    凪「ここでキスはダメだってーーー!!!」

    バリバリバリィッ!!!

    興奮した凪が避けようと後ろに飛び退き、その拍子にメイド服が無惨にも破れ裂け、四方に飛び散った…


    なんということでしょう
    凪は、玲王に近寄られ、その匂いを嗅いだだけでキスを思い出すパブロフの犬(条件反射)状態になってしまっていたのだ

    凪「もう、俺の反射神経の良さ、ナメないでよ…」


    そこにいた全員が唖然として時が止まった
    そして、第一声を発したのはやはり管理責任者である愛しい恋人だった

    玲王「いや、お前…これ、どういうことだよ…?」

    ど、どーゆーこともこーゆーこともない
    見たままだが…?

    凪、もう素直に言うか
    何と言って玲王に許しを請う?下3レスから🎲

  • 94二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 22:55:57

    ごめんなさいでした 素直に謝る

  • 95二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 22:59:18

    大変申し訳ございませんでした

  • 96二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 23:42:47

    このレスは削除されています

  • 97スレ主23/10/07(土) 23:50:18

    >>94

    >>95

    >>96


    【伝家の宝刀:素直に謝る】

    dice1d3=3 (3)

  • 98二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 23:56:40

    メイド服が四散した半裸のムキムキ男を囲ってる光景面白過ぎるよ

  • 99二次元好きの匿名さん23/10/07(土) 23:59:59

    その、、、ごめんなさいでした
    (言い訳をめちゃくちゃ考えたが謝った方がいいと思った)

  • 100二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 08:48:45

    凪くん色々頑張れ✊

  • 101スレ主23/10/08(日) 10:45:52

    何度も言うが、超美形の真顔の圧は怖いのだ
    凪はビクビクしていた

    玲王「なんで…?この前お前の家で腹筋触った時、全然太ってなかったじゃん」
    凪「うん」
    玲王「何、お前、まさかずっと筋トレもせずにここで出されたデザート食ってたの…?」

    凪「ごめんレオ許して…」

    家庭科部員「ごめんなさい!玲王様!調理担当の私達も悪かったんです。凪さんがあまりにも美味しそうにムシャムシャ食べ…いえ、『プリンはもっと柔らかい方が紅茶のソースに絡みやすいよ』ですとか、的確な意見をくださるのでついたくさんお出ししてしまいました」

    家庭科部員「裁縫担当の私達ももっときちんと仮縫いのフィッティングをお願いすれば良かったんです!一眼レフでイキイキとお写真を撮る凪さんの邪魔をするのが申し訳なくて…お声かけしないまま本縫いに入ってしまったのがいけませんでした」

    凪「うぇ…(お、俺のせいなのに)」

    凪はここに来てようやく、自分と玲王以外の人間の気持ちを汲み始める

    凪「ごめん、ほんと俺のせい。俺がメイド服作りたいって言い出したのに…ぶっちゃけもう採寸のとこで頑張りすぎて、力尽きちゃって、家庭科部の子達が優しいから甘えてた。怒らないであげて。あと、家庭科部のみんな、せっかく作ったメイド服、破いてごめん」

    凪は、飼い主(玲王)に怒られた犬のように尻尾を下げてシュンとしていた
    ちなみに採寸で力尽きたのは本人の煩悩のせいである

  • 102スレ主23/10/08(日) 10:50:02

    家庭科部員「わ、私達が凪さんのダイエットメニューを考えてお出ししますので…!」
    家庭科部員「私達も、残った布でなんとか破れた箇所の補修をしますから…!」

    みんなをぐるりと見回した玲王が、ため息をつく

    玲王「ハァ…」

    メイド服を着ていても、やはり玲王が身に纏うそのオーラは人の頂点に立つ者のそれだった

    玲王「俺は、こんなことで怒らない」
    玲王「家庭科部の人達にはほんとに何から何まで良くしてもらってるし、その人達を怒るなんて絶対ない」

    そして玲王が凪を見る

    凪「ヒェッ…!(ライオンに睨まれた子犬のきもち…!)」

    玲王「それで凪、お前に対しては…」

    玲王「俺に、嘘ついたことに怒ってんの」
    凪「はい」
    玲王「もう何回目だよ。つまんねー嘘つくな!このやり取りがもう時間の無駄だろ。タイムイズマネー!」
    凪「ごめんなさいでした」

    凪「だって…ほんとのこと言って、レオに嫌われたくなかったから」
    玲王「…こんなことくらいで、嫌いになるワケないって」
    落ち込む凪を見て玲王が呆れる
    それなら、最初からこんな面倒なメイド服作りなんて夢に乗っていない

    玲王「もっと気持ち大きく持てよ、エゴイストだろ?」
    凪「え、あ、じゃあさ…今度の休みなんだけど」

  • 103スレ主23/10/08(日) 10:55:07

    in 玲王のリムジン


    凪「ごめんね、ばぁやさん。休みの日に俺のとこまで迎えに来てもらって」
    ばぁや「ホッホッホ。誠士郎様は玲王坊ちゃんの大切なお友達ですから、何のお気遣いもいりませんよ」
    玲王「で?お前が今日行きたいってのがその撮影スタジオ?」

    ばぁやの運転するリムジンで、凪と玲王はランダム配布用の写真を撮るため撮影スタジオに向かっていた

    凪「そう、知り合いが勧めてきてさ…(写真部員の名前は出さない方がいいよね)電車でも近いんだけど、レオは電車だと浮くって言うか…」
    玲王「そっかー?あの音が鳴ったりドアがいっぱい開くの楽しかったけどな」
    凪「あと、今日はメイド服とかカメラの荷物も多いしね」

    2人は住所の場所に降ろしてもらい、撮影が終わり次第また迎えにきてもらうことにした

  • 104スレ主23/10/08(日) 10:58:00

    玲王「ここがスタジオ?」
    玲王が見上げた先はごく普通のマンションだった
    凪「普通のマンション、だよね…あ、俺、ばぁやさんに教えた番地間違えてた。この隣の建物だって」
     
    2人は横にあった建物のロビーに入る

    玲王「へぇー、なんか綺麗なホテルみたいなとこだな」
    凪「3時間6000円だから、まぁまぁ安いらしいよ。俺もスタジオ代の相場とか知らないけど…メイド服の撮影に合う洋館風の部屋が102号室だってさ」
    凪がタッチパネルで部屋を選択する
    玲王「他にも色んな部屋が選べるんだ。おもしれー」

    男女のカップルとすれ違う
    なぜだかそそくさと通り過ぎていった

    玲王「あの人達も撮影?」
    凪「なんか気まずそうだったよね」

    受付で鍵を受け取り、2人は部屋に入室する

  • 105二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:01:07

    ま、まさかこの建物は…wwww

  • 106二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:02:24

    某コス漫画でも撮影に使ってた大丈夫大丈夫w

  • 107スレ主23/10/08(日) 11:04:07

    玲王「うわー!めっちゃヨーロッパって感じ!」
    ドアを開けた室内は、中世の貴族の部屋を思わせるような豪奢な造りだった

    凪「欧州からの輸入家具だって。時間ないから早速着替えよっか」

    写真部員1に勧められたスタジオ、どんなところかと思ったけど玲王が喜んでくれて良かった、と凪は思う

    玲王「え、なんかカラオケとかもあんじゃーん!」

    凪「撮影スタジオってカラオケまであるんだね。あ、レオ喉渇いてない?」
    凪が部屋に備え付けの冷蔵庫を開ける
    その瞬間、思考が停止した

    凪「(は…?何でこんなモンがここに…?)」

    玲王「凪ー!このスタジオすげぇ!でっけぇジャグジーあるよ?ベ◯マックス凪出来んじゃん!」

    凪「(ふ、風呂まである…だと?)」

    凪は嫌な予感がし、慌ててベッドの枕元にある小箱を開ける

    そこにあったのは…ゴム


    凪「(ここ、ラ◯ホだーーー!!!)」

  • 108二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:07:51

    やはりか…

  • 109スレ主23/10/08(日) 11:09:39

    そう、ここは撮影スタジオなどではない
    ただの内装が豪華なラ◯ホテルであった
    休日で私服だったこともあり、2人は何なく入ってしまったのだ


    玲王「あれ、凪何してんの?」
    そんなことには気付かない玲王が服を脱いでいる

    凪「も、もうヤっちゃうカンジですかッ!?」
    玲王「え、時間あんまないだろ?早く撮ろうぜ」
    凪「(ヤベ、そうだ…撮影しに来たんだった)」
    雰囲気に呑まれそうになっていた凪は、ようやく本来の目的を思い出す

    玲王「こら、ベッドでくつろいでないで早く脱いで。動かねぇから太るんじゃん」
    凪「裸でこっち来たらダメだって!!」
    凪はこの状況でパン一の玲王にベッドに乗られては誠士郎が耐えられないと思い、強めの口調で玲王を止めてしまった

    凪「あ、ごめ…」
    玲王「なんだよ、もぉ…んな怒んなよ」
    凪「(うわー、ごめん…怒鳴っちゃった…。抱きしめたいけど、今ここでハグしたら理性ぶっ飛びそう)」

    2人はメイド服を着ていく
    凪の服も、ピエールと家庭科部員達で何とか少し広げて縫い直してくれていた

    凪「(とにかく、ここがラ◯ホなのはレオにはバレてない。みんなのためにも最高のメイド写真を撮らないと。ヨシ、さっさと撮影終わらせよ!)」

    さぁ、SSR用の玲王のメイド写真
    凪はどんなポーズを玲王にお願いした?
    下3レスから🎲

  • 110二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:16:34

    スカートの裾を持ってくるっと回って微笑んでいただき(かわいい)写真を撮る

  • 111二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:19:39

    ベッドからメイドさんに起こしてもらうシチュエーションを主観視点で

  • 112二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:23:31

    何か食べ物を手を添えてあーんってしてくれる姿、接写で!

    (リアルタイムで遭遇できてうれしいー!スレ主ずっと応援してます!)

  • 113二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:23:55

    綺麗なカーテシーでお出迎えしているポーズ

  • 114二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:32:13

    スレ民(と凪)の願望だだ漏れチェキになりそうな予感

  • 115二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:35:47

    いっぱいいろんな写真撮ってほしいよー

  • 116スレ主23/10/08(日) 11:42:21

    >>110

    >>111

    >>112


    とりあえず降るけどいただいた安価全て採用したい

    (🎲の意義を破壊していくスタイル)

    dice1d3=2 (2)

  • 117二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:52:12

    それが他人の手に渡るの耐えれる?!凪くん耐えれる?!?

  • 118二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 11:54:51

    耐えれない気がするぞ

  • 119二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 12:00:21

    SSR
    入ってないとなると炎上案件になっちゃうしどうする凪くん

  • 120スレ主23/10/08(日) 12:43:35

    凪「(うわ、首のファスナー届かねぇ…!)」
    メイド服を着ながらも凪は困っていた
    サイズは広げてもらったが、腕の筋肉もあって後ろまで手が回らない

    こんな時、いつもなら甘えて「レオー、チャック閉めてー」「しょーがねぇなぁ、凪は」のやり取りで終わる
    いや、むしろ凪が困る前から玲王がファスナーを閉めに来る

    凪「(チラッ)」

    玲王「…」

    先程怒鳴って近寄らせないようにしてしまったためか、玲王は凪の方を見ずにエプロンのリボンを結んでいた

    凪「(ぐわぁぁ…!!マジで屋敷でメイドさんが仕度してるみたいで最高に萌える…ッ!!)」

    凪は以前から何度も妄想していた
    貴族の子息に生まれて、何不自由ない勝ち確ぬるゲー人生を送れたら、と

    そこに自分だけを見て、愛して、心配して、お世話してくれる、ちょっとエロくて可愛いメイドがいたら、もうこれ以上の悦びは無いと思っていた

    凪「(ス、スゲェ…!俺の望む世界が、今、今、目の前に…ッ!!)」
    もう何回目か分からないその滾り
    現実と妄想が交わり合うようなこの2.5次元の世界に、凪は心の底から感動していた

    凪「(コスプレ、最っ高…!!)」

  • 121スレ主23/10/08(日) 12:46:53

    ヂーー

    凪「!?」
    玲王「チャック、早く閉めてくださいね…ご主人様」

    凪「あ、ハ、ハイ…」

    見かねた玲王が凪のワンピースのファスナーを上げて、エプロンの紐を後ろで結んでくれる

    凪「(え、レオ…さすが、もう世界に入ってるの…?)」

    凪「いや、ご主人…て、俺も一応今メイドなんだけど…」
    玲王「…」

    凪のエプロンの紐をリボンにしていた玲王が、後ろから抱きついてきた

    凪「ハァウッ!?」

    玲王「…」

    凪「え?あ、俺んちでうどん作ってる時思い出しちゃう、ね。あの時もレオ急に抱きついてきたから…」
    玲王「んー、凪がまた太ってないか確認しただけ」

    凪「あ…何、そゆコト…」
    そっちかよ、と思いながら凪は一眼レフを鞄から取り出す

  • 122スレ主23/10/08(日) 12:49:56

    玲王「しかしスゲェな、そのカメラ。借りたの?」
    凪「ああ、うん。まぁね…!(写真部員1から借りたとは言えない…!)」

    凪「えっと、じゃあ何パターンか撮ろうか。まずはスカートの裾を持ってくるっと回って微笑んで欲しいんだけど」

    玲王「メイドがご主人様の部屋でくるっと回って微笑むのか…?」
    凪「いや!ランダム配布用のサービスショットだし、そんな深く考えなくても大丈夫だから!」

    玲王は顎に手を当ててブツブツと考えている

    役になりきるためにシチュエーションを作りたいようだ

    凪「(レオって完璧主義すぎてたまに怖くなるな…)」

    玲王「あー、じゃあちょっと、まずメイドになりきらせてよ」
    凪「え?うん、わかった」

    そう言ってメイド玲王は、まず膝を軽く曲げて綺麗なカーテシーでお出迎えしているポーズをとる


    玲王「お帰りなさいませ、ご主人様?」

    凪「一生ここに帰ります…!!!」
    凪は既に鼻血が出そうで撮影どころでは無かった

  • 123スレ主23/10/08(日) 12:53:31

    玲王「いや、いいから早く撮れよ」


    その後も小道具のシルバートレイを両手で抱えるように持ったり、紅茶をポットからティーカップに注ぐところなど、メイドらしい様子を撮影していく

    玲王「こんなに写真いるかな」
    凪「ハァ、ハァ…需要しかないでしょ、こんなの…」
    凪は興奮からか呼吸が荒くなっていた

    凪「ハァ…(ヤバい、一旦落ち着かないと、俺の心臓と誠士郎がもたないかも)」

    凪「でも、メイドレオのためなら心臓を捧げるッ!!」
    玲王「!?」(ビクゥッ!)


    凪「あ、そーいえば『あーん』のシーンも撮りたいんだけど(もちろん接写でね。ここマスト)、ここルームサービスあるみたいだよ?レオ、何食べたい?」

    「あーん」写真用に何かオーダーしよう
    ご飯?デザート?2人は何を注文した?
    下3レスから🎲

  • 124二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 12:54:54

    バニラアイス

  • 125二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 12:55:49

    オムライス

  • 126二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 12:56:16

    ハニートースト

  • 127スレ主23/10/08(日) 12:59:24

    >>124

    >>125

    >>126


    メイドさんらしいチョイス!

    女神の選択は?

    dice1d3=3 (3)

  • 128スレ主23/10/08(日) 13:41:42

    凪がソファーに座って開いたメニューを、玲王も横に座って覗き込む

    凪「(近い近い近い…!けど、匂いがイイッ!!)」
    凪はこのまま玲王を押し倒したいような、でも自分の理想が服を着て舞い降りてきたようなこの天使を穢してしまいたくないような
    そんな相反する感情がその天才的頭脳の中でせめぎ合っていた

    凪「(ま、”まだ”早い!そう、今じゃ無いぞ誠士郎…!こんなチャンスは俺の人生の中に2度と無いかも知れないんだ。決してタイミングを見誤るな…!!)」

    玲王「あ、何コレ。ハニトー?凄くね」
    ホワイトブリムを乗せた玲王のその可愛い頭が、トン、と軽く凪の肩に触れて、その髪がさらりと流れ落ちた

    凪「あぁ…(ヤッベェ、今ので勃った)誰かマジ殺してくれ…(俺の煩悩を)」
    玲王「何?大丈夫?」
    凪「ゴメン、何でも無い…(701, 709, 719, 727, 733, 739, 743, 751…)」

    凪は久しぶりに素数を数えて誠士郎から気を逸らし始める

  • 129スレ主23/10/08(日) 13:48:19

    最近はようやく玲王とくっつくことにも慣れてきたと思っていたが、”メイド玲王”はやはり凪の中では別格なのだ

    毎日写真で眺めていた最推しが、ラ◯ホのソファーで真横に座って自分の肩に頭を乗せてくるなど、そんな状況に耐えろと言う方が酷だろう

    玲王「このパン?のデザート凄くね?俺これ食べてみたい」
    凪「うん、食べよう。俺今ならレオのお願い何でも叶えてあげられそう…」
    玲王「プハッ、何だよそれ」
    「意味わかんねー」と言いながらも、玲王に笑顔が戻って来たことに凪はホッとする

    凪「ごめんね、さっき…怒鳴って」
    玲王「いーよ、気にしてない。早く注文しようぜ。写真撮る時間無くなっちゃうだろ」

    凪「…(そうだった)」
    たった3時間の休憩利用、この幸せは有限だ
    ハッキリ言って全然時間が足りない

    白宝祭でのメイド喫茶など、よく考えれば自分もメイド側なのでお給仕してもらえるのは全部自分以外の人間なのだ

    だから、この”メイド玲王”を独り占めできるのは今の短い間だけ

    凪「…メイド喫茶なんて、しなきゃ良かったかな」
    玲王「?」

    凪はこの玲王が他の人を接客することさえ、もう耐えられそうになかった

  • 130スレ主23/10/08(日) 13:58:45

    凪「レオ…俺、反射神経もだけど、独占欲も凄いから…」

    そう言って凪は自分の左に座る玲王の肩に手を回し、左耳にその長い前髪をかけてそのままキスをして押し倒しそうにな…
    ったところで、玲王に手で身体を押され拒まれてしまった

    玲王「ちょ、ちょっと待って…。服、シワになる」

    凪「(ヤバい、可愛い…我慢したくない、どうしよう)」
    凪は玲王を押し倒したい欲を半泣きになりながら止め、なんとかハニトーを電話で注文する

    凪「〜ッ、ぇぐ…、ううっ…ハ、ハニトー1つ、お願いします。あとレモンティーと、大至急…!」

    玲王「プハッ、お前泣くとかどんだけハニトー食べたいんだよ?」
    凪「俺が食べたいのはお前だよ、レオ」

    玲王「んー?」
    玲王は聞いてるのか聞いていないのか分からないが、フードメニューをパラパラとめくる
    玲王「おー、撮影スタジオってスッゲェな!和洋中色々ある」

    玲王「あ、何これ。電マ?とかローターって、何?」

    凪「(おおお、おんなじ場所に大人のおもちゃのメニュー挟んでんじゃねぇよラ◯ホォォオ!!)」

    凪の理想が服を着て舞い降りてきた天使が、見てはいけないページを見てしまい穢れそうになっている

    頑張れ凪くん、ここがラ◯ホだとバレたら失うぞ、色んなものを
    凪はそのページのことをどうやって誤魔化した…?
    下3レスから🎲

  • 131二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:01:20

    本来の使い方する電動マッサージ機のページのみスマホで見せる

  • 132二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:02:33

    撮影用の小道具?の貸し出し?ってすっとぼける

  • 133二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:03:25

    なんだろう俺もわかんない(すっとぼけ)

  • 134二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:04:12

    気がついたことを素直に言おう あたかも自分の今知ったって演技は忘れないで

  • 135スレ主23/10/08(日) 14:08:02

    >>131

    >>132

    >>133


    冷静に考えて御曹司をラ◯ホに連れ込んでメイドコスさせるのは業が深すぎる

    (偶然の一致だが)

    dice1d3=1 (1)

  • 136スレ主23/10/08(日) 14:36:38

    凪「〜〜……ッ!」
    凪「(唸れ、俺のウルトラジーニアスの頭脳…!今、この時のために俺は天才として生を享けたんだよッ…!)

    凪は分かっていた
    ここで変にすっトボけても、いつも自分のことを見ていて少しの変化でさえも気付いてしまう玲王のことだ
    きっと知らないフリをしてもすぐにバレてしまう

    つまり、ここでの最適解は嘘をつく事ではなく、ほんの少しの真実のみをスパイス的に伝えること…!

    凪はスマホを取り出し、電動マッサージ機の本来の使い方をするページを開いて玲王に見せた

    凪「あのね…それは電動マッサージ機って言って、こんな風に肩とか腰とかにあてて凝りをほぐすために使うものなんだよ」
    玲王「へぇー!そっか!初めて知った!俺もこれやってみたい!」

    ゴトッ
    凪は手の中からスマホを落とす

  • 137スレ主23/10/08(日) 14:39:36

    玲王「あ、もしもし!すみません、電動マッサージ機1つお願いします!大至急で!ハイ、早く使ってみたいんで!」
    凪「ちょ…ゴメンてレオ…もう黙ってよ…そのメイドの格好で『早く電マ使いたい』とか言わないでよお願いだから」

    凪はもう興奮すればいいのか嘆けば良いのか分からなかった

    数分後——


    ガタッ

    ピンポーン♪


    玲王「え、誰か来たの?」
    凪「さっき注文したハニトーが届いたんじゃない?」


    凪が玄関に行ってみると、先程注文したハニトーとレモンティー、そして…電マが小窓から出た台に置かれていた
    あのチャイムはお届け完了の合図らしい

    玲王「へぇー、感染対策?ここのスタジオって受付もルームサービスも人に会わずに出来るようになってんのスゲェよな。帰ったら親父にこのこと話してみようかな」
    凪「…お願いします。それだけはどうかご勘弁を」

    玲王が電マをコンセントに差し込み、早速肩にあてていた

  • 138二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:41:19

    無知シ…

  • 139スレ主23/10/08(日) 14:45:29

    玲王「あっ、うわッ…ヤバぁ…。これ超気持ちイイんだけど…」
    凪「……」
    凪はもうソファーに座って俯いたまま、玲王の方を見れなかった

    玲王の声と電マの振動音を聞くだけでも相当ヤバいのだが、自分の中で穢れのない神聖な存在である”メイド玲王”が電マで感じて(?)いる様子など見たくもなかった


    ヴィィィィーン…

    凪「ダワッ!?」

    一人哀しく俯いていたところに、凪は玲王から電マを背中にあてられてしまう

    玲王「ご主人サマー?お疲れのトコ、ございませんか?♪」
    ノリの良い陽キャの超可愛いメイドが、最高の笑顔で電マを顔の横に持ったまま凪に問いかけてくる

    凪「(もう、俺の情緒ぶっ壊れそう…)」

    ちょっとイラついてきた凪は、玲王に久しぶりにイタズラを仕掛けることにした
    そのイタズラとは?下3レスから🎲

  • 140二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:51:37

    レオの指を噛む

  • 141二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 14:52:53

    電マを玲王から奪い、お胸のマッサージという名目でおっぱいに当てさせていただく

  • 142二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:03:24

    膝に乗っけて電マでいいとこ(感度)チェック

  • 143二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:03:42

    取り上げて臀部と腰の境界線に当てる

  • 144二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:04:39

    イタズラwじゃなくてセクハラwじゃんかw

  • 145二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:06:11

    誠士郎暴発するわ!

  • 146スレ主23/10/08(日) 15:13:35

    >>140

    >>141

    >>142


    こ、怖い怖い…女神ィッ!

    dice1d3=1 (1)

  • 147二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:14:09

    電マ回避か…

  • 148二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 15:15:27

    ここの女神はだいたいのセクハラは回避させてきた実績がある

  • 149二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 17:02:08

    みたかった

  • 150スレ主23/10/08(日) 17:31:36

    凪「(人の気も知らないでさ…)」
    凪はこのまま玲王の手から電マを奪い取り、「オラ、ここでの使い方はこうなんだよ!」とその身体に教え込んでやろうかと思った

    しかし、自ら神聖なメイド玲王を穢すなんてことは出来なかったのだ

    凪「はいはい。レオ、それで遊ぶのも良いけどさ…ハニトー、あったかいうちに食べようよ。ホラ、上にアイスとかホイップ乗ってるの溶けちゃう」
    玲王「あっ!そうだった。写真撮っとこ〜♪メイド喫茶のホットケーキのデコにも真似できそう」
    玲王がスマホで写真を撮る

    玲王「ハニトー、ハニトーっと…上に花乗ってんのアガるよな♪」
    凪「(花乗ってるだけでアガるとか。パリピだなぁ、レオは)」
    玲王「この花なんつーんだろ。食用かな?…」

    玲王「…」

    凪「どうしたの?『あーん』の写真撮っていい?接写で」
    凪が一眼レフのレンズと設定を変えながら玲王に言う

    玲王「あ、ああ、うん」

    凪が玲王にカメラを向けた

    凪「いいね(接写でもめちゃくちゃ可愛い…)じゃ、フォークに乗せて、カメラの方に向けてアーンしてみて?」

    玲王がフォークにトーストとアイスを乗せ、カメラを持った凪に向かって笑顔で『あーん』をする

    凪「(最高、最高、最&高…ッ!!)」

    凪の持つ一眼レフから連写音が止まらない

  • 151スレ主23/10/08(日) 17:39:10

    凪「ねぇ、なんかセリフも言ってみて?」

    メイド服を着た190cmがゴツいカメラを持ってハァハァしながら、185cmメイド服の超絶イケメンを撮りまくる絵面は相当に危なかった

    玲王「えー?『ご主人ァ、一人でお食事出来ますか?』」
    凪「た、食べれ…あ、食べれません!!」
    玲王「ハハッ、『じゃあ、ハイ。お口開けて、アーン、してください?』」
    凪「(クソエロ…)」

    凪はあまりの誘惑に思わずカメラを退けて口を開け、玲王の持つフォークの先に齧り付こうとする

    玲王「ウッソー、やらねぇよ♪」

    そう言って玲王がイタズラっぽい笑顔でフォークを凪の前から自分の口にくるりと向け、ハニトーを食べてしまった

    玲王「うんまッ!」
    凪「あ、ねぇー、ちょ、もうレオ…」

    撮影のためにしばらくアイスを乗せていたため、フォークを持っていた玲王の指にバニラの白いそれが流れ落ちていた

  • 152スレ主23/10/08(日) 17:48:57

    凪「(あ、アイスが袖に付いちゃう)」

    凪は咄嗟にカメラを持っていない方の左手で玲王の右手首を掴み、その薬指と小指の間に流れるアイスを舌で舐め取った

    凪「もう、垂れてるよ」
    玲王「あー…ゴメン?」

    凪「ハァ。食べさせるフリして結局くれないとか、悪いメイドさんだね」
    玲王「ハハッ、だってこのハニトー、よく考えたらカロリーヤバくね?凪は食うなよ」

    目の前にある美味しそうなハニトーを見せられて、自分にだけ「食べるな」とはあんまりだろう

    凪「じゃあ…俺はレオのこと食べてもいいの?」
    凪が玲王の右手の薬指を舌で絡め取るようにしてそのまま自分の口内に引き込み、軽くカプリと歯を立てる

    玲王「コラ、痛ぇじゃん」
    凪「映画の時、レオも俺の指噛んだからそれのお返し」
    玲王「あの時はお前が俺の口に指ごとポップコーン突っ込んできたからだろ」

    凪「じゃあ俺にも食べさせて」
    玲王「ハイハイ、ちゃんとこの後動くんならなー」
    凪「運動するよ。なんならここで朝までレオとエロい運動してから帰りたい。それなら超頑張って動くよ、俺」
    玲王「…」


    玲王が怒るからセーブしてたけど、電マ持つ玲王を見てイラついたのか、久しぶりに凪のセクハラ発言がきた

    これに対する御曹司の返事は?下3レスから🎲

  • 153二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 17:50:32

    本当に凪のダイエットになるなら、いいよ?

  • 154二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 18:18:53

    ふざけるなら帰るぞ?

  • 155二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 18:19:28

    エロい運動って何するんだ?

  • 156スレ主23/10/08(日) 19:06:26

    >>153

    >>154

    >>155


    久しぶりだこのカンジ

    dice1d3=3 (3)


    (※スレ主が明日の夕方くらいまで家を離れるため、もし携帯や出先のWi-Fiから投稿出来なかった場合はお手数ですがどなたか保守お願いします…!🌵)

  • 157二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 19:08:26

    保守は任せろー

  • 158二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 23:23:25

    汚れ無き瞳の玲王可愛い

  • 159スレ主23/10/08(日) 23:39:21

    玲王「エロい運動って、何するんだ?」
    凪「…え、え、え…それは…」

    ド直球で返されてしまった
    さっきは、電マで無邪気に遊ぶ玲王にイタズラでもしてやろうかと思って頑張って指を噛んでみたけど、恥ずかしがられるどころか「コラ、痛ぇじゃん」とか言って子どもを叱るみたいに怒られた

    凪「(ラ◯ホでこんなにフラグへし折られるコトってあんの?)」

    しかも、その後もさらに勇気出してちょっとエロいこと言ってみたのに、今もこんな風にストレートに聞かれるし

    凪「(そこは、恥じらってよもっと…『わかんないから、ご主人様教えて?』くらい言ってくれたってイイんじゃないの?)

    だけど、こんな頭の中の煩悩をそのまま玲王に全部伝えるなんて、凪にはとても出来っこなかった

    凪「あ、あーりーりたいあめんと、おぷしょん…の、略だよ」
    玲王「early retirement option…早期退職のオプション?」

    凪「そ、そうそう。俺、前から働きたくない、早期退職希望って言ってるじゃん?早期退職制度へ応募した社員へのオプションとか、利用した場合のメリットやデメリットなんかをレオと朝まで語りあいたいな〜…って…」

    玲王「…朝まで、俺と…EROについて語るのか?このメイド服、着たままで?」
    凪「う、うん…そう。充実したセカンドライフの過ごし方とかについても、話し合えたらイイなぁ〜とか」

    苦しい。無茶苦茶に苦しい言い訳だ
    しかし、苦しくても凪は言い訳をすることをやめなかった

    男というのは好きな子にエロいことをしたいのと同じくらい、好きな子の前ではカッコつけたいし、ダセェ奴だとは思われたくない生き物なのである

  • 160スレ主23/10/08(日) 23:49:27

    だから、時に相反する感情がせめぎ合って、暴走を引き起こすのだ

    玲王「プハッ、そんな話し合いのどこが運動になるんだよ!?」
    凪「いや、だから、それはその…」

    玲王「あー、でも、今ならデキそう」
    凪「ナ、ナニをですかッ!?」
    凪が食い気味に玲王に迫る

    玲王「んー?スカートの裾を持って、くるっと回って微笑むやつ?だって、お前がなんかおもしれぇこと言うからさ♪今なら自然に笑えそうだなー、って」
    凪「あ、ああ、じゃあ、お願いします…!」


    ソファーから立ち上がった玲王が、スカートの裾を持ってクルクルと回る

    玲王「なぁー、髪の毛とか、変になってねぇ?」
    玲王が片手で髪を耳にかけて、笑いながら凪に聞く
    凪「めちゃくちゃカワイイでーす!」
    そう言いながら凪がカメラのシャッターを押して、自然な笑顔を切り取っていく

    玲王「ハハッ、そんなに褒めてくれるご主人様いんのかよ」
    凪「(いますよ…!目の前に…!)」

    凪は自分がもしメイド玲王のご主人様なら
    玲王が花瓶の水を零そうが、フォークとスプーンを間違えて渡そうが、剥いてないカニを殻ごと食べさせて来ようが
    とても怒る気にはなれないし、可愛いとしか思わないだろうと確信していた

  • 161スレ主23/10/08(日) 23:53:50

    玲王「なぁ、俺にも撮った写真見せて」
    玲王が凪の持つ一眼レフのプレビュー画面を覗き込んでくる

    玲王「へぇ〜、スゲェんだな、一眼て。動いててもこんな綺麗に写るんだ…。さっきの接写のも、後ろがボケてんのイイ感じじゃん♪」

    凪「(さっきからなんか、ずっと距離ちけぇ…今日もチューくらいまでならイケるのかも。てか、イクしかねぇよな…だって学校じゃ白宝祭中はずっと忙しいし、メイドのレオとキス出来るのは、もう今しかないじゃん)」

    ラ◯ホには時計がない
    恋人達が時間を忘れて愛し合うために
    それでも自分達には時間制限がある

    凪がスマホで時間を見た
    もう、あと1時間しか無い

    凪「(何回戦出来るんだろ…)」

    凪「レオ…最後に、ベッドからメイドさんに起こしてもらうシチュエーションをご主人様の視点で撮らせて欲しいんだけど」
    玲王「Yes, My Lord!あ、でも忘れないうちに凪のSSR用写真も撮っとこうぜ?」
    凪「え、あ、うん(自分の写真なんて忘れてた)じゃあ、お願い」

    玲王が凪からカメラを渡され操作方法を聞く

    玲王は凪のどんなSSR写真を撮った?
    下3レスから🎲

  • 162二次元好きの匿名さん23/10/08(日) 23:59:51

    お疲れでだるーんっと机に突っ伏すおサボり中な写真

  • 163二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 00:01:45

    モップをこう槍みたいに持たせて戦うメイドさんみたいなポーズ

  • 164二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 00:02:25

    ベッドで寝ながらスマホいじってるやる気ゼロメイド

  • 165スレ主23/10/09(月) 00:12:32

    >>162

    >>163

    >>164


    凪の写真、玲王はいっぱい撮りたがるだろうけど

    本人がめんどくさがりそう

    dice1d3=3 (3)


    (出先のWi-Fiでイケました!ありがとう🌵)

  • 166スレ主23/10/09(月) 02:11:14

    玲王「お前の写真、どんなのがいっかなー?やっぱ凪っぽいのがイイよな?」

    凪はぶっちゃけ、自身の撮影に乗り気では無かった
    イ◯スタもしてないし、自撮りなんてもっての外
    みんながよく使うカメラアプリも入れてない
    スマホの純正カメラで玲王と、たまにチョキを撮るだけ

    玲王「お疲れでだるーんっと机に突っ伏すおサボり中な写真とか?」

    凪「(俺の写真とかどうでもいい…俺の撮影するくらいなら、レオとジャグジー入りたいよ)」

    玲王「あ、それか、モップをこう槍みたいに持たせて戦うメイドさんみたいなポーズとか?なぁ、凪はー?どんなのがいい?」

    凪「うん…別に、何でもイイよ。レオに任せる。決まったら教えて」
    凪「(俺は早くご主人様を起こしに来たメイドのレオを撮りたいんだから)」

    どしぇー!

    凪はベッドに倒れ込んだ

    ここ数日メイド喫茶の準備で張り切り、ホテルに来てからも撮影で張り切り、もうキャパオーバー
    ナギ・オブ・ザ・デッド寸前だったのだ

  • 167スレ主23/10/09(月) 02:13:25

    凪「(でも…まだしねない。ラスト、絶対撮るんだから)」

    毎朝、玲王が起こしてくれる生活
    挨拶を聞いてくれるだけのチョキの他に、
    俺の「おはよう」に、ちゃんと応えてくれる人がいる生活

    凪「(俺を起こしに来るレオ、絶対可愛い…朝からあの笑顔で起こしてもらえたら、その日1日幸せになるよ。こっそりプリントして、写真立てに入れて部屋に飾ろ)」

    凪は完全に寝てしまわないようにと、スマホでゲームを始める

    カシャ

    凪「んあ?何…?今、撮った?」

    玲王「現行犯タイホぉ!題して『ベッドで寝ながらスマホいじってるやる気ゼロメイド』だ!」

    凪「えー、何それメイド要素なくない?」
    玲王「お前のヤル気がねぇからじゃん」

    「俺ももっと色んな構図で撮りたいのにさー」
    玲王は自分のカメラの腕前を発揮出来ないのが嫌なのか、怒っていた

  • 168スレ主23/10/09(月) 02:16:31

    玲王「ホラ、食ってすぐ寝たら太るだろ!起きてください?ご主人様」
    凪「…解釈違い」
    玲王「何のだよ!」

    凪「もっと優しく起こしてよ」
    凪はスマホを置いて玲王から一眼レフを取る

    凪「ハイ、俺が寝てるから、このカメラに向かって起こして」
    玲王「カメラ相手じゃ気持ち乗らね〜」
    凪「何一丁前なコト言ってんの。じゃあ寝たフリするから、起こしてね」
    玲王「ハーイ」

    凪「…あ、俺が目ぇ閉じてる間にコッソリ帰んのはナシだからね?」
    玲王「ハッ、しねーよ!お前俺のコト何だと思ってんだよ?」
    玲王がケラケラと笑い、その言葉に安心した凪は目を閉じて寝たフリをする

    さて、メイドになりきった玲王は何と言って凪(ご主人様)を起こした?

    下3レスから🎲

  • 169二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 05:30:02

    もぉ…ご主人様起きてください
    起きなきゃイタズラしちゃいますよ

  • 170二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 07:44:34

    ぼっちゃま朝ですよ 起きてください (普段ばぁやに起こして貰ってるのを再現した)

  • 171二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 08:03:50

    ご主人様 起床時間です 起きてください (キビキビ働くメイド風)

  • 172スレ主23/10/09(月) 08:17:16

    >>169

    >>170

    >>171


    おはよう

    メイド玲王に起こされたい…!

    dice1d3=2 (2)

  • 173二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 09:25:09

    このレスは削除されています

  • 174二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 10:31:19

    ばぁや風の起こしかた…凪くん的にはどうなんだろう?
    そんな気はしてたってなるのかな

  • 175二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 10:56:44

    ばぁや+凪への好意(愛)が混じるからなあ

  • 176二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 17:56:22

    玲王のご主人様になっておはちゅーで起こされたい保守

  • 177スレ主23/10/09(月) 18:38:07

    玲王「(『解釈違い』?『もっと優しく起こしてよ』?)」
    玲王「(一丁前なコト言ってんのはどっちだっつーの…!!)」

    しかし、負けず嫌いな玲王は「何とかして理想のメイドの起こし方をやってやろーじゃん」と考える

    玲王の思うメイドの起こし方とは…
    メイドではないが、優しく起こしてくれる身近な存在として一番想像しやすかったのは専属執事のばぁやであった
    そのため玲王は普段ばぁやに起こして貰ってるやり方を再現することにした

    玲王「ぼっちゃま朝ですよ。起きてください」

    凪「…」
    玲王「(あれ?)ぼっちゃまー、遅刻しますよ?起きてください」

    凪「…」
    玲王「…ぼっちゃま?さてはまた昨日夜遅くまでゲームしてましたね?」

    玲王は朝起きずにばぁやを困らせたことは無い
    起きない凪に対して玲王は次第にイライラし始めていた

    凪「…」
    玲王「ぼっちゃまー!起きないとスマホのゲームアプリ全消ししますよっ!?」
    玲王が凪のスマホを手に取りアプリを消そうとする

    凪「…は、…じゃない」
    玲王「え?」

  • 178スレ主23/10/09(月) 18:42:40

    凪「俺は『ぼっちゃま』じゃない!!『ご主人様』だっ!!!」

    凪は今日イチのクソデカボイスで主張した

    そのあまりの大声に玲王は耳を押さえる
    玲王「〜〜ッ!うるっせぇな!何ッ!?」

    凪「だから!俺は『ぼっちゃま』じゃなくて『ご主人様』だって言ってんだよ!!」
    玲王「どっちも同じ様なモンじゃねーか!」
    凪「違うって!呼び方一つで親愛と恋愛くらい甘さが違うの!!『ぼっちゃま』でフラグが立つと思ってんの!?」
    玲王「何のフラグだよ!?」
    凪「とにかく、ハイ!やり直しッ!!」

    例のごとく凪のこだわりが爆発したが、メイド萌え属性のない玲王にはそのこだわりがまるで理解出来なかった

    玲王「じゃあ、お前がやってみろ」
    凪「何?」
    玲王「その理想の起こし方をだよ。お前も今はメイドだろ?」

    そう言って玲王が凪を退かせて自分がベッドに寝転んだ

    何をしてるんだお前ら…はよ写真撮れ
    凪の考える理想の『ご主人様』の起こし方、どんな感じで玲王にしてみた?
    下3レスから🎲

  • 179二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:46:36

    ご主人様、朝ですよ起きてください♡
    もお〜お寝坊さんなんだから…
    ちゃんと起きれたらおはようのちゅう、してあげますよ♡

  • 180二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 18:47:54

    ごめんよ凪くん 世の中にはぼっちゃまでもたつフラグはあるんだ!と言っておくおねしょたもいいぞ!


    安価なら
    ご主人様ぁ 起きてくださいよぉ もぉしょうがないですねぇ 起•き•て(ここだけ耳元で囁く)

    写真撮れるかは知らん 

  • 181二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 19:42:06

    ご主人様のベッドに潜り込んで抱きついて一緒に寝てご主人様と一緒に起きる

  • 182二次元好きの匿名さん23/10/09(月) 19:48:53

    どれでも…これをお手本で凪がするのか……ふふ

  • 183スレ主23/10/09(月) 20:31:08

    >>179

    >>180

    >>181


    凪のエゴしか見えない

    そして玲王がキレそうな未来が見える

    dice1d3=2 (2)

  • 184二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 00:11:23

    玲王は笑い転げてくれる気がするよ

  • 185二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 08:23:16

    どうなるのかなw

  • 186スレ主23/10/10(火) 09:30:54

    凪「へぇ…見たいの?俺の天才的なメイド姿」
    玲王「うん、見せて?」
    お城にあるような広いベッドの上に寝転んだメイドの玲王が、ニコリと試すように凪を見つめる

    凪「っバカッ!んな無防備にベッドに寝転ぶヤツがあるか!?ここはラ◯ホだぞっ!!恋人達の戦場なんだよ!」
    玲王「は?ラブ…?」
    凪「づァッ!?(やべっ、無意識に口が!)ら、ら!」
    玲王「ら?」

    凪「ラブホールディングハンズ…!」
    玲王「love holding hands…?お前、手ぇ繋ぐの好きなんだ?」
    玲王がフフッと笑う

    凪「うん、好き。大好き!…じゃなくて!(そうだ、時間がねぇ!!)」

    凪は仕切り直して理想の『ご主人様』の起こし方を実演する

  • 187スレ主23/10/10(火) 09:34:28

    凪「ご主人様ぁ」
    凪が玲王の寝るベッドの横から恭しく呼びかけた
    玲王「何」

    凪「起きてくださいよぉ」
    玲王「?起きてるよ」

    そう、玲王は寝覚めが良いのだ
    最近ではもうばぁやに起こしてもらうこともなく、この完璧なご主人様の朝活は株価の推移チェックから始まる

    凪「もぉしょうがないですねぇ」
    玲王「今日の予定と朝食は何?メイドさん」

    しかしノリノリの凪のエゴは止まらない

    凪「起・き・て」

    凪は愛情と、DTが今持てるだけの精一杯のお色気を込めて玲王の耳元に囁いた

    玲王「…ッ(くすぐってぇな)、いや、起こすのに時間かけすぎ。俺のメイド失格。あと、耳に吹きかけてきたからセクハラでクビ」
    凪「クビでイイんだよッ!つかごっこ遊びだろーが!ガチの就職試験にすんな!お前が俺のメイドだろ!!」

    まったくお色気が通用しなかった凪は逆ギレをし始める

  • 188二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:34:39

    玲王難ちょう系ヒロインだねww可愛いww

  • 189二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:37:17

    リアルメイドと創作系メイドって認識の差がw

  • 190二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:40:58

    メイドという職業への意識の差がw

  • 191スレ主23/10/10(火) 09:40:58

    玲王「ぷはっ、お前メイド好きならもっとちゃんとそれっぽいのしてくれんのかと思ったじゃん」
    凪「いや、だから、俺はメイドが好きなんじゃなくてレオがメイドになってるのが…」

    玲王が凪の手を引っ張りベッドに寝かせ、その上に馬乗りになった
    凪「!?」
    玲王「あれあれー?この期に及んで言い訳ですか?もぉ…ほんと悪い子なんですね、ぼっちゃまは。これはお仕置きが必要かな」

    凪「(え、な、何…この体勢…??き、騎◯位…?つか、こ、これって噂に聞く”おねショタ”ってヤツなの…!?いや、いやいや、惑わされるな誠士郎!俺の解釈ではメイドはやはり王道の主従関係、征服欲をくすぐるご主人様呼びが至高に決まって…)」

    玲王「可愛いですね、ぼっちゃま」

    玲王が口の横に手を当ててナイショ話をする様なポーズをとり、凪の耳元に当てる
    玲王「メイドの私が良いコト、教えてさしあげましょうか?」
    凪「すみませんありがとうございますッッ!!」
     
    玲王「ブハッ!ハハッ、謝ってんのかありがたがってんのか、どっちだよ?」
    凪「もうどっちでもイイ…!どっちでもイイから早く俺に良いコト教えてよ…!!」

    『ご主人様呼びこそが至高』という凪のエゴはエロの前に霧散した

  • 192二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:45:47

    シャッターチャンスだったのでは?ねぇ凪くん

  • 193スレ主23/10/10(火) 09:49:42

    凪「あっ、ヤバッ!ねぇ、さっきのポーズもっかいしてよ?起こしてくれる時の写真撮らなきゃ」
    凪がカメラを構える。先程から忙しない男である

    玲王「ん?こう?」
    玲王がナイショ話ポーズをとりカメラに顔を向けた

    玲王「ぼっちゃま、起・き・て♡」
    凪「グッ!ご、ごめん…違うトコが、起きそう…!」
    かろうじて写真は撮れたものの、誠士郎が朝を迎えようとしていた

    玲王「ハハ、違うトコってどこだよ」
    凪「そ、それ、言ったら何とかしてくれんの…?」
    玲王「何とかって?ぼっちゃまはナニをして欲しいのかな。俺に、優しく甘やかされたい?」

    凪「(ヤッベ、さっきから何なんだよ、もうエロすぎて吐きそう…!!)」
    凪が思わず口を押さえようと腹筋に力を入れた拍子に、玲王の尻にフルバーストしかけの誠士郎が当たってしまう
    玲王「ンッ!?」
    凪「うわッ!!」

    室内に沈黙がおりた

    「あっ…やっ…」
    凪&玲王「!!?」

    隣の部屋からだろうか…?静まり返った部屋に喘ぎ声が聞こえてきた
    当たり前だがここはラ◯ホだ

    き、気まずさフルバースト…。凪、どーにかして玲王の気を逸らして誤魔化して!
    凪はどうやった?下3レスから🎲

  • 194二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:54:45

    あっ!手が滑って電気マッサージ器をオンにしてしまった
    出力最大だ!のブブブ音、ついでにマッサージ(健全な)も始める

  • 195二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:57:03

    レオーカメラ構えんのちかれたー肩痛いかも~ってマッサージ機でマッサージと結び付くのを願って甘える

  • 196二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 09:58:20

    いやーなんか今日暑いね(震え声)
    この後アイスでも食べに行こうかレオ(震え声)

  • 197スレ主23/10/10(火) 10:01:56

    >>194

    >>195

    >>196


    3分の2で電マ安価出してくるエゴに忠実なスレ民

    女神の選択は!?

    dice1d3=2 (2)

  • 198二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:02:16
  • 199スレ主23/10/10(火) 12:16:41

    いつも長いスレにお付き合い、♡やコメント、安価、そして保守と誘導ありがとうございます!助かります

    スレの半分ほぼ🏩で終わった…

    次スレから白宝祭始まるかな?
    part5もよろしくお願いします🌵

  • 200二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:18:03

    じ、じれってぇ!!!早く結婚しやがれおまえら!!

オススメ

このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています