【SS】大盛りライスとワルウララ、あとアクノロブロイとか

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 23:55:17

    ウララ「もうすぐ夏合宿だね!楽しみ〜!」

    ライス「もう、まだ1ヶ月も先だよ、ウララちゃん。でも、ライスも楽しみかな」

    ウララ「みんなでいっぱい遊ぼうね!」

    ロブロイ「ダメですよ。夏を制するものはレースを制す、と言われるぐらいですから。遊ぶだけじゃなくトレーニングもやらないと」

    ライス「あと、夏合宿は7月からだから最初の方は授業もあるしそれが終わっても宿題もあるしね」

    ウララ「えーっ!そんなぁ〜」

    ロブロイ「まあでも遊ぶ時間はきっとありますよ。先輩たちからもそういう話は聞いてますし」

    ウララ「やったー!たっのしっみだ〜♪うっらら〜♪」

    ライス「み、水着とか買った方がいいのかな?」

    ロブロイ「合宿のしおりには学校指定の水着を着用するようにって書いてありますけど」

    ライス「そっか・・・まあそうだよね。学校行事だもんね」

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 23:56:27

    ウララ「うっらら〜♪うっらら〜♪」

    ルドルフ「おや、先客がいたか」

    ウララ「あ、会長だ!こんにちは!」

    ルドルフ「ああ、こんにちは。ハルウララは元気で何よりだ」

    ウララ「今は夏だけど気分はうらら〜♪だよ!」

    ルドルフ「・・・なるほど!」

    エアグルーヴのやる気が下がった(未来完了)

    ウララ「会長もトレーニング?」

    ルドルフ「ああ、そうだ。君もか?」

    ウララ「うん!トレーナーがね、夏合宿では遠泳とかするよーって言ってたの!だから今のうちにプールで慣れておくんだ!」

    ルドルフ「気合いが入っているな、いいことだ。これなら沖合いにも行けそうだ」

    ウララ「うん!会長もいっしょにトレーニングしよ!」

    ルドルフ「もちろんかまわない。今日はよろしく頼む」

  • 3二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 23:57:17

    テイオー「かいちょー!ボクもプールで・・・あっ、ハルウララ!やっほー!」

    ウララ「テイオーちゃん!やっほー!」

    ルドルフ「知り合いだったのか?」

    テイオー「ボクとハルウララは商店街隠れはちみー同盟だモンニ!」

    ウララ「この前いっしょにきっさてんに行ったの!そしたらおばちゃんがおいしいはちみーあるよーって飲ませてくれたの!」

    ルドルフ「なるほど、そういうことだったか」

    テイオー「今日も行っちゃう?」

    ウララ「いいねー!あっ、そうだ!トレーニングが終わったら会長もいっしょに行こ!」

    ルドルフ「せっかくの誘いだ、同伴させてもらおうかな」

    テイオー「えーっ!じゃあボクもトレーニングする!」

    ルドルフ「元々そのつもりだったんじゃないか?」

    テイオー「そうだけどね!準備運動したら入るから先に出ちゃダメだよ!」

  • 4二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 23:58:38

    トレーナー「ウララー、ここにいたか」

    ウララ「あ、トレーナー!」

    トレーナー「用事があるから今日はトレーニングを切り上げて・・・って一緒にトレーニング中だったか」

    ルドルフ「用事なら仕方ない。ハルウララ、行った方がいい」

    ウララ「はーい!あっ、でもでもいっしょにきっさてん行くのは・・・」

    テイオー「うーん、また今度でいいんじゃない?」

    ルドルフ「ああ、時間を見つけて行こう。その時はまたよろしく頼むぞ、ハルウララ」

    ウララ「はーいっ!じゃあきがえてくるね!」

    トレーナー「トレーナー室で待ってるからなー!ちゃんとトレーニング後のストレッチもするんだぞー!」

    ウララ「はーい!」

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/26(日) 23:59:49

    ─後日─

    ウララ「つーん!」

    ライス「ウララちゃん、どうしたの?」

    ウララ「ウララは今はんこーきなの。ワルウララなの」

    ロブロイ「ワルウララさん、ですか?じゃあ私はアクノロブロイに?」

    ライス「ら、ライスも悪い子になった方がいい?」

    ウララ「みんなではんこーきだね!つーん!」

    ライス「つーん!」

    ロブロイ「つーん・・・これ口で言うものじゃないんじゃないでしょうか?」

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:01:45

    ウララ「今日のわたしはワルウララだからおやつのにんじんぷりんも1日に2個食べちゃうよ!」

    ライス「いつもは1個だけなの?」

    ウララ「トレーナーが1日1個までって」

    ロブロイ「おやつを食べ過ぎて夕飯が食べれなくなったら本末転倒ですからね」

    ライス「すごいなぁ、ライスは1日5個でも足りないよ」

    ウララ「ライスちゃん食べすぎー!」

    ライス「ら、ライスはステイヤーだからいっぱい食べなきゃダメなの!」

    マックイーン「そうですわ!」

    ロブロイ「普段から大盛りライスさんですもんね」

    ウララ「でも部屋にはキングちゃんがいて2個食べようとすると怒られちゃうから今日はこっそり商店街で食べるの!」

    ロブロイ「今日の行き先は商店街ですね」

    ライス「お兄さまに言っておかなくちゃ」

  • 7二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:03:00

    ウララ「つーん!つーん!」

    ライス「つーん!」

    ロブロイ「つーん!」

    駄菓子屋「おっ、ウララちゃんたちじゃないか。いらっしゃい」

    ウララ「おーじさん!にんじんぷりんくーださい!」

    駄菓子屋「はいよ!3個でいいかな?」

    ウララ「今日は6つ!」

    駄菓子屋「おっとウララちゃん、トレーナーさんに黙って2個も食べるつもりだな?でもおっちゃん、トレーナーさんからだめだって言われてるんだよ」

    ウララ「今日のウララははんこーきのワルウララだから2個食べてもだいじょーぶなの!つーん!」

    駄菓子屋「へぇー、反抗期なのかい。それだったら2個食べなきゃダメだな」

    ライス「えっと、6つじゃ足りないから10個ぐらい・・・」

    駄菓子屋「へぇっ!?」

    ロブロイ「ライスさんはこう見えて大盛りライスさんなんです。私は1つで」

  • 8二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:04:18

    ルドルフ「追加で2個、いいかな」

    ウララ「あ、会長!とテイオーちゃん!」

    テイオー「ランニング中にハルウララたちを見つけたから追いかけてきちゃった!」

    ライス「こ、こんにちは」

    ロブロイ「こんにちは、お二人とも」

    ルドルフ「ああ、こんにちは。ライスシャワーにゼンノロブロイ」

    ロブロイ「今日のライスさんは悪い子ライスさんらしいですよ」

    ライス「ロブロイさんは今日もアクノロブロイさんらしいです」

    ルドルフ「ほう。では私は」

    テイオー「じゃあボクはヨウカイテイオーで!」

    ルドルフ「・・・!テイオーに先を越されるとは、不覚!」

    テイオー「え、後も先もないと思うけど」

    ルドルフ「最後の私はシンガリルドルフと言ったところか・・・」

    ウララ「しんがり?」

    ロブロイ「殿って言うのは───」

  • 9二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:10:38

    ─喫茶店─

    ルドルフ「・・・・・・言ってはなんだが、喫茶店に食べ物を持ち込むのはいいのか?」

    テイオー「ワッフルに乗っけてくれるって言ってたしいいと思う」

    ロブロイ「料亭に魚を持ち込んで調理してもらうって言うのもあるぐらいですし、いいに決まっていますわとマックイーンさんの弁です」

    ウララ「だがしとホットケーキやワッフルは相性がいいですわ、って」

    テイオー「そんなだからまた体重計の上で絶叫することになるんだよ」

    ライス「マックイーンさんはいつものことじゃないかな?」

    テイオー「それはそう」

  • 10二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:12:12

    ルドルフ「それで、なにがあったんだ?」

    テイオー「え、どういうこと?」

    ルドルフ「ハルウララが急に反抗期なったと聞いたら少し気になってな」

    ライス(そういうごっこだと思ってた)

    ロブロイ(いつもの遊びかと思ってました)

    ウララ「・・・トレーナーが、海で遊んじゃダメだって」

    テイオー「えーっ!なにそれ!」

    ライス「そんなこと言われたの?本当に?」

    ウララ「ほんとだよ!だからウララは今はんこーきなの!つーん!」

    テイオー「それはひどいよ!ボクも遊びすぎるなとは言われたけど遊んじゃダメなんて言われてないもん!」

    ロブロイ「私も別に遊んじゃダメだとかは言われていませんが・・・」

    テイオー「抗議しに行こうよ!そんなの納得できないって!」

    ルドルフ「ふむ。詳しく話を聞かせて欲しい。抱薪救火、あまり急いで行動するとかえって悪くしてしまうかもしれない」

  • 11二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:14:30

    ウララ「この前プールでいっしょにトレーニングしてたときにね、用事があるーって呼び出されたよね?あのときの話なんだけど」

    テイオー「あの日かー」

    ウララ「夏合宿の説明とかするって聞いたんだけど、なんかいろいろ聞いてたら海に行っちゃだめーって」

    ルドルフ「色々の部分は詳しく覚えているか?」

    ウララ「えっと、海に入るときはじゅんびうんどーしてからーとか、岩場にはだしでいっちゃだめーとか」

    ライス「川遊びするときも裸足は危ないんだよね。足を切ったりするかもしれないってお兄さまが言ってたよ」

    ルドルフ「準備運動を怠ると海の中で足をつって溺れてしまったりする。岩場は尖っていることも多いし、虫や小さいカニなんかもいる。裸足で歩くのは危険だな」

    ウララ「あとは、えーっと、なんかいがなんとかってのがなんとかで、それでその後に海に行っちゃダメーって言われて」

    テイオー「いがなんとか?」

    ルドルフ「伊賀忍者・・・?」

    ライス「イガグリ?」

    テイオー「いがなんとか・・・なんか聞いたことあるような気がする・・・」

    ロブロイ「・・・・・・もしかして、離岸流のことですか?」

    ウララ「あっ!それだーっ!よくわかったね!」

    テイオー「あっ!それボクもトレーナーに言われた!」

  • 12二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:16:56

    ライス「ライスはなにも聞いてないかな。えっと、泳いでも泳いでも戻れなくなるんだっけ?理科の授業でやったような・・・」

    ルドルフ「浜辺の海には一部分だけ沖に向かって流れる部分があるんだ。その力はとても強く、まっすぐ泳いで戻ろうとしてもどんどん遠くに流されてしまう」

    ロブロイ「私もトレーナーさんから聞いたんですけど、中等部のトレーナーは引率者として担当のウマ娘に海で遊ぶときの注意をする必要があるそうで、その説明の中で聞きました」

    ライス「ライスは高等部だからお兄さまは特に説明しなかったのかな」

    ルドルフ「高等部の生徒は合宿前のレクリエーションで海での注意について説明することになっている。我々が確認するのはもう少し後だな」

    ウララ「なんかね、そのりがんりゅーってやつにだいじょーぶ!って言ったら怒られて、それで海に行っちゃダメって言われて・・・」

    ルドルフ「・・・・・・海は楽しい場所だが、同時に危険な場所でもある。海での事故は毎年報道されるし、その中にはウマ娘が被害にあったものももちろんある」

    ルドルフ「だから大人たちは海で遊ぶ際は特に気をつけてるんだ。中央トレセンも生徒たちを守るために様々な対策をめぐらせている」

    ルドルフ「離岸流は本当に危険なものなんだ。下手をすれば死んでしまうかもしれない。注意してどうにかなるものではないからこそ対策を頭に入れておかなければならないんだ」

    ウララ「そんなになの・・・・・・?」

    ルドルフ「ああ。大人のウマ娘でも離岸流で沖に流された事例もある。油断大敵だ。楽しい合宿で事故に遭っては元も子もないからな」

    ロブロイ「ウララさんのトレーナーさんもウララさんのことが大事だから怒ったんだと思いますよ」

    ライス「ライスもトレーニングで無茶しちゃったりしたらお兄さまが叱るし、相手を大事に思ってるから叱るんだよね」

    ウララ「うー、じゃあわたし、トレーナーにあやまらないと・・・・・・」

  • 13二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:17:35

    トレーナー「ウララ、ここにいたか!」

    ウララ「と、トレーナー!?」

    トレーナー「駄菓子屋のおじさんから連絡があったよ。ごめんな、頭ごなしに怒って。俺がちゃんと説明しなかったから」

    ウララ「わ、わたしも!ごめんなさい!ちゃんと、トレーナーのお話聞かないでうららーってしてたから!」

    トレーナー「ちゃんとウララにもわかってもらえるようにビデオを借りたんだ。いっしょに観よう」

    ウララ「うん!あ、でも今は・・・」

    トレーナー「っと、友達といっしょだったか。それじゃあ、そうだな。また明日、トレーニングの前に観ようか」

    ウララ「うん!」

    トレーナー「突然ごめんね、みんな。俺は仕事がまだあって学園に戻るから
    、ウララのことをよろしく頼む」

    ルドルフ「ああ、気をつけて戻ってくれ」

  • 14二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:19:56

    ライス「・・・ライスもお兄さまとあんな感じのことしたいなぁ」

    ロブロイ「多分ライスさんもライスさんのトレーナーさんもできないと思います」

    テイオー「この流れだとボクは引きずって連れて帰られるのに・・・」

    店主「お待たせ。にんじんぷりんとワッフル、それとはちみーだよ」

    テイオー「やったー!はっちみーはっちみー♪」

    ルドルフ「せっかくだ、ここの代金は私が持とう」

    ウララ「え、いいのー!?」

    店主「ああ、お代はさっきトレーナーさんからもらったから大丈夫だよ」

    ルドルフ「なっ、まさか帰り際に・・・・・・高度な行動だな」

    テイオー「かいちょー・・・」

  • 15二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:20:44

    ─合宿─

    ウララ「トレーナー!着替えてきたよー!」

    トレーナー「おっ、準備万端だな、ウララ!」

    ウララ「うん!今日はいっぱい遊ぼうね!」

    ライス「お兄さま、ライスたちも用意終わったよ」

    お兄さま「よし、わかった。ロブロイさんのトレーナーは明日から合流だから、今日は俺が一日監督者だ。よろしくね」

    ロブロイ「はい、トレーナーさんからも聞いてます。よろしくお願いします」プルン

    トレーナー「Oh......」

    お兄さま「・・・さ、さて!俺たちも準備運動だな!」

    トレーナー「あ、ああ!終わったらいくから、先に遊んでてくれ!」

    ウララ「はーい!ウララ、ゴーっ!」

    ロブロイ「あっ!待ってくださーい!」

    ライス「・・・・・・」

  • 16二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:21:55

    お兄さま「ほら、ライスも」

    ライス「お兄さまもやっぱり男の人なんだね・・・・・・」

    お兄さま「ら、ライス?」

    ライス「ロブロイさんの胸ばっかり見てた。ライスが小盛りライスだから・・・」プク-

    お兄さま「まったく、そんなに膨れて今日のライスは焼き餅ライスだな。ライスだってかわいいしきれいだよ」

    ライス「・・・ほんと?」

    お兄さま「本当だよ。俺がライスに嘘をついたこと、あったか?」

    ライス「ううん、ない」

    お兄さま「そういうことだ。ほら、2人が待ってるよ。行っておいで」

    ライス「うん!お兄さまもすぐに来てね!」

    トレーナー(仲いいなー)

    END

  • 17二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:23:10

    な、長ぇ…
    いつ書いたんですか?これ…

  • 18二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:24:22
  • 19二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:25:45

    >>17

    22時ぐらいから1時間ぐらいお風呂に入りながら書きました

  • 20二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:29:01

    >>19

    1時間!?

    1時間でこれ書けるんですか!?いや…すげぇな

    文章力分けて欲しい

  • 21二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:36:27

    エミュ上手いし力作やね

  • 22二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:39:48

    >>20

    お昼に散歩しながら大まかなストーリー考えてたのをインプットしただけだし台本形式だから割とキャラが勝手に喋ってくれるしでそんなに深く考えなくていいと思う

    普段はSSVIPで別ジャンルのSSを6年ぐらい書いてるから速いと思ってもらえるのはそのおかげもあると思う

    継続は力なりだからいっぱい書こう!あなたのSSVIPも期待してます!

  • 23二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 00:40:28

    >>22

    最後は「SSも」です。妖怪予測変換にやられました。

  • 24二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 01:17:45

    >>22

    6年かあ…

    あにまんに居ていい人材ではないのでは…?

  • 25二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 10:43:12

    age

  • 26二次元好きの匿名さん21/12/27(月) 11:58:21

    >>24

    今のVIPはちょっとあれだしここが一番良いのかも

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