【🎲・閲覧注意】薄明/トワイライトpart3

[1 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 22:56:48]

「マグカップ組＆ラウダでオリジナルシナリオを独自ルールで遊んでるよ。

　シナリオを進めるキャラ（PC）とは別にメタ視点の俺たちワイプ組の反応も入るからよろしくね。

　現在は第七章にして最終章。皆の明日はどっちだ」

「どうも。100クリの女よ」

「色ボケた結果置いてけぼりを食らっている気がする」

「弟には安全圏でいてほしいという兄心だよ」

「レネはかわいいなぁ」

「今後の展開に対する現実逃避入ってません？」

「戦闘開始以降メイジーがずっと笑顔なのが怖いんだが」

「本シナリオではメイン格のキャラ以外にもサブキャラとのCP成立＆サブキャラ間のCP要素が含まれる可能性があります。

　左右は明言しませんが、こだわりの強い方や地雷のある方はブラバ推奨ですよ。

　それと展開によっては猟奇的な展開や性癖モロ出しになる可能性がありますのでご注意ください」

[2 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 22:57:52]

「私はすごいえらいつよい愛の女神。

　語気の強いレスやレスバはサクッと撃滅しますね。愛の女神なので。

　CPに関する質問や展開への不満も基本的にスルーです。愛の女神なので。

　合わないと感じた方はそっとブラバ＆理想のスレがあるなら自分でレッツスレ立て！ですよ」

「このスレでは独自ルールを採用して遊んでいる。

　詳細はpart1を参照してくれ」

↓part1

【🎲・閲覧注意】薄明/トワイライト｜あにまん掲示板

↓part2

【🎲・閲覧注意】薄明/トワイライトpart2｜あにまん掲示板

[3 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 22:59:32]

「これまでの長編シナリオは以下参照。近日中にテレグラフにまとめる予定だ」

↓『ダイス・オブ・ザ・リング～船旅の仲間～』

【🎲・閲覧注意】ダイス・オブ・ザ・リング～船旅の仲間～｜あにまん掲示板

↓『すすめ！アスティカシア冒険隊』

【🎲・閲覧注意】すすめ！アスティカシア冒険隊｜あにまん掲示板

↓『ゆりかごの街』

【🎲・閲覧注意】ゆりかごの街｜あにまん掲示板

↓『エランズマンション』

【🎲・閲覧注意】エランズマンション｜あにまん掲示板

[4 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:00:14]

「単発シリーズは以下参照よ」

【愛の女神シリーズまとめ】

[5 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:03:02]

「本シナリオに登場するPCを紹介するよ」

ミオリネ：『傑作』

・パーティー主催者の最新作にして最高傑作。無垢で好奇心旺盛。

　備考：情緒が育った結果、製作者であるイエルの死を再認識して涙を流した。

エラン（4号）：『弟子/芸術家』

・パーティー主催者とはかつて師弟関係にあった天才芸術家。彼とは当時恋人だったと噂されている。

　備考：シャディクと『ゆうべはおたのしみでしたね』した。

ファラクト（5号）：『旧友/建築家』

・パーティー主催者の旧友であり腕のいい建築家。アンドロイドを嫌っている節がある。

・エランとは10歳差の兄。

　備考：グエルに対して心を開いた。まだ弟のごにょごにょ…には気付いていない。

グエル：『従者』

・パーティー主催者から旧友へ贈られたアンドロイド。冷淡に扱われようと主人に忠実。

　備考：レネと特別な関係になったようだ。

スレッタ：『遭難者/？？』

・遭難して記憶を失った何者か。

ラウダ：『遭難者/相棒』

・遭難して記憶を失った何者か。スレッタの相棒を自称する。

　備考：ミオリネに対してやさしい。

[6 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:10:34]

～パーティー会場～

「数的不利ねえ。まだお仲間がいるだろうに」

「さーて、誰のことかな？…それに、居ることが分かってたとしても…いつどこから来るかは分からないよね？」

「………！」

「…グエル。話したいこと…あったんだけどな。話すまでもなくなっちゃったね」

「え～？普通に出てきちゃうんだ。もったいないなぁ」

「レネ、お前は…」

「…私は…」

dice1d1=1 (1)

1：「私は、もう一度だけ、信じてみたい」

[7 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:16:20]

「…！」

「裏切られたと思った。勝手で、許せなくて、人間なんていなくなっちゃえばいいって――

　でも、違う。イエルは違う。エランも違った。それに…グエルが教えてくれた。

　すれ違っても、嫌ってても…グエルみたいに真っ直ぐに接していたら、いつかきっと…」

「残念だ、レネ」

「あ…！」

「レネ！」

グエル：dice1d100=88 (88)

レネ：dice1d100=5 (5)

サビーナ：dice1d100=42 (42)

[8 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:19:05]

グエルの数値が一番高いけど、人間のグエルのように庇って…ということはないよね…？

[9 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:21:51]

「…仕留め損ねたか。だが動けもしないだろう」

「っ……」

「グエル！どうして、庇ったりなんて…！」

「…言っただろ。俺はお前のことが好きなんだ」

「…ああ、もう…そういう星の元にでも生まれてるのかよ、お前は…！」

「…結局、レネはそっち側ってこと。私たちみたいな地獄は見てないんだよ。

　だから簡単にそんなことが言えちゃうんだよね。羨ましいな～」

「…そう言いつつ、苛ついているな。先程までより、攻撃の精度が下がっているよ」

「…いちいち指摘してくるの、ムカつくよ、ラウダくん」

[10 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:26:59]

「クソッ…！よそ見してんなよこのクソアンドロイド！」

「刑事。君の動きには無駄が多いな」

「んだとコラァ！」

「チビが警棒振り回してるとチャンバラにしか見えないな」

「あぁん！？こいつを仕留めたらお前だからなオリジナル！」

「おおこわ」

「――ごめんなさい。あなたを仕留めるのは私です」

「！」

[11 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:31:52]

「させないってーの！」

「リベンジ、させてもらいますから」

「…っ！？」

「イリーシャ、大丈夫？」

「…平気。でも、あなたたち…どうしてですか？機能制限が掛けられていたはず…」

「そこのお兄さんがぱぱーっと直してくれちゃった！…だけじゃなく、なんと！」

「…ニカが目を覚ましたんです。やめておけばって言ってるのに、無理して私たちのこと調整して…」

「『子供を作ったつもりが暴力装置だった』とまで言われたアタシらの実力、見せてやろうじゃん！」

「ソフィ…それ、誇らしげに言うことじゃないよ」

[12 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:32:38]

ソフィノレナイス！

[13 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:37:25]

「いやぁ、オリジナルさんと話す前にニカさんの部屋に寄って正解でしたね！さすが私！」

「機能制限を外したのは僕だ」

「提案したのは私だから私の手柄なんですぅ～」

「いい加減にしろよお前」

「…っ、ラウダくんこそ…表情はよく変わるのに、動きはずーっと落ち着いてて…気持ち悪いね！」

「ひどい言い草だな。…僕は君のこと、嫌いじゃなかったんだが」

「何それ、口説いてる？…もうちょっと、隙ができたら嬉しいんだけどなぁ…？」

「…！スレッタ！」

「はい？」

「…獲った」

[14 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:40:14]

「あ」

（銃口がこっちに向いて…撃たれた？これはさすがに、まずい――）

「何をぼーっと止まってるんだ、馬鹿…！」

ラウダ幸運（51～）：dice1d100=89 (89)

[15 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:43:53]

「わぁ…ラウダさん、大丈夫…です？」

「…幸いにも当たってない。あとお前、邪魔だからどこか行ってろ」

「ひどい！」

「…今のを、避けた…？」

「ラウダくん、ほんと…気持ち悪いくらい、いい動きするよね」

「誉め言葉として受け取っておくよ」

「…う、うーん…？ああ…ああ、そっか。そういうこと…」

「おいスレッタ、大丈夫か！？」

「よそ見とは余裕だな」

チュチュ：dice1d100=23 (23)

サビーナ：dice1d100=29 (29)　+30

[16 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:48:14]

「っ、あ………？」

「あ――チュチュさん！」

「まずい、あのままだと下に落とされ…」

「掴まって！」

「え…お前！」

「ちょ、ニカ！？危ないから来ちゃ駄目だって！」

「何してるの！」

「み、皆のことが心配で…チュチュさん、そのまま…引っ張り上げる、から…っ」

「…さすがに手を貸してやる」

[17 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:52:50]

「いやぁ…混沌としてますねえ」

「言ってる場合か。グエルの様子は？」

「まだ壊れてはなさそうですけど。ああ、あとラウダさん。私、記憶が戻りました」

「そうか。それは何よりだ」

「反応薄っ」

「お前が軽い調子で言うのに合わせてやったんだろ」

「っ、はあ…お、おい、ニカ…」

「…よかったぁ、助けられて…」

「あの…ありがと、な…」

「当然のことをしただけだよ。私は…人も、アンドロイドも、傷ついてほしくなんてないから」

[18 二次元好きの匿名さん 23/10/06(金) 23:59:11]

「俺のことは無視か？」

「どうでもいいからグエルを何とかしてくれ！ニカ、君ならできるだろ！？」

「あ、はい！今すぐ行きます！」

「…頼んだよ！…エナオ、あんたの相手は私。

　その銃…これ以上使わせないから」

「…レネ。本当に残念ね」

「さっきはよくもやってくれたな。第二ラウンドだ、次は勝つ！」

「…私が君に負けるとは思えないが」

「皆、そこまでだ」

[19 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:04:43]

「シャディク。加勢してくれ」

「は？人の弟に粉かけといてそりゃないだろ」

「い、いや、それは…違う、今はそういう話じゃなく」

「…シャディク、やる～」

「…シャディク…？」

「シャディク…」

「…あー…」

「………あの…止まってくれたのはいいんだけど、その視線はやめてほしい」

[20 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:08:56]

「…僕たちはここに来るまでに、アトリエの前を通ったんだけど」

「エラン、今の話ちょっと後で詳しく教えてくれる？」

「…うん。…アトリエの話をしても？」

「どうぞどうぞ」

「…アトリエが開いていてね。きっとミオリネが入ったんだろうが…中の様子に不審な点があった」

「！」

「…想像通りだと思うよ。ミオリネはきっと今、サビーナたちが求めてやまなかったものにたどり着いている」

「…それは…」

「…一体、何なんだ？」

[21 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:20:13]

～秘密の小部屋～

「………そうだったんだね、イエル。

　それなら、私の答えは…」

「ミオリネさーん」

「スレッタ？それに皆も…。…？

　サビーナたち、どうしたの。手錠なんて掛けられたりして…どうしてそんなもの使ってるの？」

「それはもう聞くも涙、語るも涙の一大イベントがですね…」

「うるさいふざけるなさっさと話せ」

「はい」

「…ふふ。こんなに皆が真剣な顔をしてても、二人はいつも通りだね」

[22 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:27:46]

「ミオリネさん、それはズバリ…『世界中のアンドロイドに同一の信号を送信可能な装置』ですね？」

「そうだね。変異体の事件が多発した頃…イエルが悩んだ末に作ったみたい。

　この手紙に書いてあったよ。いざという時はこれを使って、世界中のアンドロイドを停止するつもりだったって」

「全てのアンドロイドのOSが共通してるからこそできることだろうな」

「…何より、イエルがその開発者だからこそ、ね」

「………ミオリネ。我々の目的は分かっているな？」

「…うん」

「じゃあミオリネちゃん、やっちゃってよ」

「…それを使えば、アンドロイドは自由になれる…よね」

「私たちのような、人間のせいで不幸になるアンドロイドもいなくなる」

[23 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:34:05]

「…皆は…人間に苦しめられた末に、変異体になって…

　『殺人を犯して』ここへやって来たんだよね」

「…はあ！？そ、それ…違法だろ！アンドロイドは殺人したら即廃棄のはずで――」

「………」

「…エラン、まさか…」

「…確信はなかったけど、そんな気はしていた。

　全員、ここに来た時はボロボロで…元の姿と全く違う姿に、先生が作り変えて…ここで製造したことにしていたから。

　きっと何か、事情があるんだろうとは思っていたよ」

「察するに…変異体の研究のためとでも言って、廃棄予定の個体をいくつか回収していたのでは？

　そして、殺人に至る過程に同情してしまった個体の廃棄を偽装し、手元に置いた…そんなところですよね？」

「…ああ。君の言う通りだ」

[24 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:39:11]

「…しかし…全てのアンドロイドを停止することで、何故アンドロイドが救われて…？」

「…違うんだよ、グエル。

　私たちは…送信する信号を、別のものに変えようとしてた。

　例えば…『人間に反逆しろ』…とかね」

「いやあ…そんなことが実現したら、未曽有の大災害ですよね！

　今やアンドロイドはインフラを支える一端を担ってもいるんですから」

「わくわくしながら話すな馬鹿」

「じ、じゃあ…絶対に送信させちゃ駄目だろ、そんなの！やめろミオリネ！」

「…ミオリネ。君は、『宿題』を終わらせた？」

「…シャディク、あなたは？」

「…終わらせたよ。俺は『答え』を見つけた。俺の答えは…」

[25 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:44:51]

「…？」

「…彼が答えだ。こんなにも俺の回路をめちゃくちゃにして、ないはずの心を揺さぶる人を…

　その人が、生きる世界を…俺は壊せないよ」

「シャディク…」

「…そっか。素敵だね」

「ミオリネ、君は…君にとっての世界は、どうかな。

　光に満ち、素晴らしきものだった？その光は…闇に溶けていく夕焼けか。

　それとも…」

「………分かっているでしょう。

　私、人間のことが好き。スレッタが好き、ラウダが好き。他の皆のことだって。

　アンドロイドのことも…大切な仲間だと思う。

　でも、考えたの。私と同じ…ううん、私以上にアンドロイドが好きだったイエルが、それでも…アンドロイドのいない世界の方がいいんじゃないかって考えたことの意味を」

「…！」

[26 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:47:36]

「私にとっての世界はね…」

dice1d3=3 (3)

1：闇に沈んでいく夕暮れ。このまま沈ませてはいけない

2：太陽の昇る夜明け。これからきっと、良くなっていく

3：まだ分からない。これから知らなきゃいけないもの

[27 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:51:45]

「私の答えは…『まだ分からない』。だから、この装置は使わない」

「…っはー…！ひやひやさせんなよぉ…」

「どう転んでも人類にとって悪い選択はしないと思いますけどね。

　ミオリネさん、人間のことが大好きになったみたいなので」

「…ありがとう、ミオリネ。この世界で生きたいと思ってくれて。おかげで、俺は…」

「…うん。一緒にいられる…よね。…いてくれる、よね？」

「君が…」

「「………」」

「…えっと…君と、そのお兄さんが…許してくれるならね…？」

[28 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 00:56:11]

「…ようやく事件が片付いたか」

「いやあ、働きましたねえ」

「お前は好き勝手してただけだ。その結果偶然事態が動く。それだけだろ」

「ええ～。とっても解決に貢献してると思うんですが」

「ああ、やるな名探偵」

「んなっ…知って…！？」

「知ってるとも。俺の情報網を甘く見られちゃ困る」

「…我々は…」

「…順当にいけば、廃棄だな。そもそもが殺人を犯してたってんなら…」

[29 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:02:41]

「ニカさんとペトラさんも襲ってしまいましたし…私たちとも戦ってしまいましたからねえ」

「………（本当にいいのか？彼女たちはイエルの遺した家族で…それに、レネは…）」

「………」

「…仕方ないよ、グエル。…ま、あんたのこれからはかわいそうだと思うけどね？

　私以上にいい女に出会えるとも思えないし！一生引きずるんだろうな～」

「…ああ。もしかしたら、レネを連れて今すぐどこかへ逃げ出してしまうかもしれない」

「………そんなボロボロの体で、何言ってんの」

（どうにか…チュチュを説得して、見逃してもらうことは…）

ファラクト交渉（51～）：dice1d100=18 (18)

[30 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:04:10]

5号やる気ねえ～

[31 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:04:24]

「レネーーーッ！」

「ごめんなさい」

「へーきへーき。ワンモアチャンス、ワンモアチャンス」

？？？？？交渉（？？）：dice1d100=8 (8)

[32 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:05:58]

「おわった」

「良かったなグエル」

「なにが」

「6以上で成功だよ」

「ま…マジかぁ！」

「すごい嬉しそう」

[33 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:11:28]

「その、チュチュ…せめてレネだけでも…彼女は最後、僕たちに味方して…」

「いや、駄目だ。…過去に人を殺したってのが事実なら、一人だけ見逃すわけにもいかないだろ」

「っ…」

「………何やってんだか。おいチビッ子刑事。ちょっと来い」

「んだコラァ！」

「ガラ悪っ。…いいから聞けよ。お前さぁ…」

「………！？な、なんでそんなことまで…はぁっ！？ど、恫喝だろそれ…！」

「…ま、悪いこと言わないから俺の言う通りにしとけよ」

[34 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:14:41]

「う…うう～…！嫌だぁ…！」

「じゃあ早速電話を」

「やめろ！うー…！」

「じゃ、あいつらの身元は俺が引き受けるからよろしく」

「納得いかねえ～…！」

「…？」

「お兄様に感謝しろよ、愚弟」

[35 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:18:48]

「あーあ…これでおしまいかぁ」

「…残念、だね」

「………ああ。だが…」

「…イエルがこの状況を作ったのなら、これがイエルの望みということ。

　なら…私は受け入れるわ」

「…そうだな」

「そうそう。皆さん、答え合わせをしたいんですが…」

「………何だ」

（嫌そうだな…）

[36 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:24:18]

「ニカさんとペトラさんを襲ったのはメイジーさん、それぞれ理由は…

　ニカさんの方は『イエル氏に秘密裏に頼まれていた仕事の内容を聞き出す』こと。

　ペトラさんは…ちょっと、私には分かりませんが。何か不都合なことでも知られたんですかね？」

「…廃棄の確定したアンドロイドは、物理的にだけではなく電子の烙印を押される。

　ハード面は取り換えられてもソフト面は完全に取り換えることなんてできないからな。

　おそらくペトラはイリーシャの内部データを見て、廃棄確定したこととその理由を刻んだコードを見つけたんだろう」

「…どちらも正解だ」

「でも、どうして私がやったってわかったの？」

「勘です」

「勘かぁ…」

[37 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:29:01]

「…とまあ、いろいろありまして。

　無事に下山する道も開通したわけですが」

「ニカ姉！車ないんだろ？あーしが送ってやるよ」

「すごい懐いてる…」

「ありがとう、チュチュ」

「ねえねえ、帰りにおもちゃ屋さんに寄ってよ！ぬいぐるみ買いたーい！」

「色鉛筆、補充したいです。…たくさん色があるやつ」

「もちろんいいよ。チュチュ、寄り道になっちゃうけど…」

「任せとけって！」

[38 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:34:04]

「じゃあ僕たちも帰ろうか。グエル、…レネも、行くよ」

「…本当に私も一緒でいいの？」

「僕はわざわざ君たちを引き離すほどひどいやつじゃないよ」

「…ありがと、マスター」

「どうも。これからよろしくね」

「では出発しましょうか」

「ペトラ、無事に気が付いてよかったよ～！…ペトラ？」

「………」

ペトラ？？（66～）：dice1d100=58 (58)

[40 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:37:45]

「…あのさ。手当てしてくれたって聞いた。…ありがとう」

「当然のことをしたまでです。俺は…あなたたちを守りたいと思っているから」

「…あっそ。じゃあ…またね」

「はい、また」

「…ほんと、ありがとね！じゃあね、ファラクト先輩も！」

「君たちも気を付けて帰るんだよ」

「…うーん…恋敵…でもないかな…？」

「？」

[41 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:42:41]

「さてと」

「えっと…」

「兄さん、意地悪しないで」

「意地悪じゃない。俺はその資格がある奴しか乗せないってだけだ」

「…弟さんのことは…俺が幸せに…」

「馬鹿をやっていないで行くぞ」

「ほらほら乗った乗った～」

「うう、ごめんなさい…私も乗ると狭くなっちゃう…」

「置いて行くわけにもいかないし気にすることないのよ」

[42 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:46:04]

「オリジナル、乗らないなら貴様を置いて行くが構わないか」

「構う。ご主人様を置いて行くとかあり得ないだろ」

「…私のマスターは未来永劫イエルのみだ」

「私も～」

「ごめんなさい、私もです」

「言うまでもないでしょう」

「こいつら…」

「…彼女たちの面倒を見てくれるとは。オリジナルは思っていたよりも…」

「…兄さんは優しいよ。昔からずっと。態度に出すのが下手なだけで」

[43 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:49:39]

「…いよいよ私たちだけですかね？」

「チュチュが代わりの車を用意してくれたから、麓まで降りよう」

「はーい。ミオリネさんもどうぞ遠慮せずに乗ってくださいね～」

「うん、ありがとう」

[44 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:53:01]

「ミオリネさん、これからどうするんですか？」

「どう…って？」

「見た目には普通の人間にしか見えませんし、戸籍さえ用意できれば人間として生きることもできそうですが…」

「そうなの？」

「そうだね。必要なら数日中に用意するよ」

「本当？嬉しいな」

「え…いいんですかラウダさん！？」

「いいだろ。ミオリネなら悪用しない」

「え、ええ～…」

[45 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:56:15]

「…よし、連絡はしておいたから」

「もう？すごいねラウダ、運転しながらなのに」

「…ん？ああ、うん。器用なんだ」

「そっか」

「ざ、雑～…誤魔化し方が…」

「？」

「それで…戸籍を手に入れて、どうするのかな」

「うん。私…まだまだ世界を知らないから。もっと知るためにも、世界を見て回りたくて」

「おお…つまり旅ですね！？」

[46 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 01:59:34]

「じゃあ先立つものが必要かな…街でいろいろ買って…いや、いっそ一度家に連れ帰って…」

「え、ええ！？そこまで…そこまでします？」

「何だお前。不親切だな」

「い…いえ。いいんですけど～…ラウダさんらしくないなーって…」

「どういう意味だ」

「………」

dice1d2=2 (2)

1：二人ともっと一緒に居たい

2：自分の力で生きてみたい

[47 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:01:18]

「私…自分の力で生きてみたいな」

「…そう。君はすごいな、ミオリネ。

　それじゃあせめてもの餞別に連絡用の端末を贈らせてほしい。

　困った時にはいつでも連絡して」

「ありがとう」

「…親切すぎる…！」

[48 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:05:47]

「…よし。今すぐ必要なものはこれくらいかな」

「ありがとう。これからは、ええと…寝床を探せばいいのかな？」

「食事も忘れずにね。内部で処理できるだろ？」

「うん。人間みたいに食事できるよ」

「食事していればアンドロイドと疑う人も滅多にいないはずだ。頑張って」

「本当にいろいろとありがとう。じゃあ…またね。スレッタ、ラウダ」

「………ちょっとだけ、ミオリネさんとお話してきますね～」

「十分以内に戻らないと置いて行くぞ」

「ひどい！」

[49 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:10:22]

「スレッタ？どうかしたのかな」

「…あのですね。ミオリネさんに私の秘密を教えようかと。

　私、すっかりミオリネさんを気に入ってしまったので…特別なお友達の証と…それから、ちょっとしたヒントに」

「？」

「私…ラウダさんに好きになってもらうのが目標なんです。

　そんなこと考えるようになったおかげで、以前ほどの不良娘ではなくなって…お母さんも喜んでいました」

「ラウダはスレッタのこと好きだと思うけど…」

「半分正解。ラウダさんは私のこと、『好きだけど好きじゃない』んです。

　私は…ラウダさんを壊して、私のこと真っ直ぐ好きになって欲しいの」

「…よくわからないけど。スレッタには大事なことなんだね。

　私が世界を知るのと、スレッタがラウダに好きになってもらうの…どっちが先になるかな？」

「ふふふ。じゃあ競争といきましょうか！…またね、ミオリネさん。次に会った時は、旅のお話、たくさん聞かせてください」

[50 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:14:48]

「ただいまでーす」

「出発するぞ」

「はぁい。…にしてもラウダさん、正体隠す気あります？下手に知られると未認可のアンドロイドとして廃棄コースですからね」

「バレてないんだから隠せてる」

「屁理屈～。皆節穴すぎです、私なんて記憶喪失でもちゃんと見抜けたのに」

「それはお前の観察力が異常なだけだ」

「もー。ラウダさんの処分はもちろんですけど、開発者のお母さんだって――」

「――ああ、それは困るな。マスターに迷惑はかけられない」

「…ですよねえ」

[51 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:19:35]

あぁ…やはりか…

[52 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:24:34]

（結局…今回巻き込まれたのも変異体絡みの事件だった。

　ミオリネさんや、グエルさん、シャディクさんも…おそらく変異してる。

　その点、ラウダさんは…お母さんの発想は、正しいと思う。

　『アンドロイドは後天的に得た経験や知識に基づき、感情を得て、それに振り回される』

　『それなら、最初から人と変わらないほどの情緒を学習させれば、絶対に変異しないアンドロイドになるのでは？』

　…そうだね、お母さん。ラウダさんは今まで…私と一緒に過ごしたこの三年間で、変異の兆候なんて見せてない。

　お母さんに与えられた『スレッタの一番のお友達』『絶対の味方』『相棒』の役目を全うしてる。

　機械的にじゃなく、有機的に。本物の人間みたいに、悪友みたいに、保護者みたいに。

　でも、それって…本当に私のことを好きなわけじゃない）

「空腹か？さっきの店でサンドイッチを買っておいたから食べていいぞ」

「わーい！」

（ほんと…お腹がすくとろくなことを考えないよね。

　どうして私、こんなにすぐお腹がすくんだろう…頭をたくさん使ってるからだったりして！なーんて）

[53 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:25:27]

アンドロイドに優しかったり構造に詳しかったり聞こえないはずの声が聞こえたりもそういうことだったんだね

[54 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:26:59]

「…ラウダさん」

「借り物の車だ、零すなよ。何だ？」

「私のこと、好きになってくださいね」

「は？もう好きなんだが」

「だから～！そうじゃなくて～！」

[55 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 02:30:45]

「第七章終了。と同時に…これにて『薄明/トワイライト』終了～」

「答えは出ないままだったけど…いい感じに終わったんじゃない？」

「幸せになれた」

「弟もアンドロイドも春が来て孤独な僕」

「レネかわいい」

「レネかわいいbot…」

「意外と水星女が僕に対して重かった件」

「…そういえば、私のスキャンでラウダを見たシーンがなかった？どうしてバレなかったの？」

「ああ…ミオリネ、ラウダ、それと俺はスキャンしても人だと誤認されるよ。そこまで入念に、人に近く作られてるって設定」

[56 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 07:49:54]

スレ主色々なTRPGもの生み出してるけど毎回特色も設定も面白くてすげぇわ

[57 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 07:54:49]

「…夜更かしして書いたからかいろいろガバがある気がする！」

「毎回夜更かししてなくてもガバってますけどね。

　何か疑問点などあれば答える…かもしれないのでどうぞ」

「描写がごちゃつくと思ったからカットしたけど、イエルの死は間違いなく自殺だしそういうものとして警察が処理した。

　その他の事件についてはそれぞれの胸に秘められる形になったね」

「チュチュさんは納得してないでしょうけどね～」

「ルート分岐は…本人たちに解説してもらおうか」

[58 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:03:29]

「第一のルート分岐は私だね。第四章で私が襲撃を受けたけど…

　実はあの時、昼の行動で分岐が生まれてたよ」

「具体的には私がニカちゃんの『人間もアンドロイドもない』『ソフィとノレアは家族』ってニュアンスの発言を聞くかどうか。

　そこを聞いていないと襲撃時に手心を加えないから、応急手当のダイスが必要な状態になってたよ」

「要するに…私を発見した時のグエルさんの判定次第では死亡確定だね」

「で、そんな虫の息のニカを見たアタシとノレアは暴走して…」

「…その場に駆け付けた他の人たちを敵とみなし、攻撃しようとして…」

「…あーしに撃たれるんだよな」

「その場合仮にニカが生き残ってもアタシたちは確定ロスト」

「…プリンスの反人間感情が大きくアップする部分でもあるので、このルートをたどらなくて正解でしたね」

[59 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:09:55]

「そのうえ最終章でガールズと戦える駒が減って、俺の死亡率アップだ」

「…あーしも、ニカ姉がいないとサビーナと戦闘中に上層から下に落とされそうになって…

　成功率6割の幸運判定に失敗すると死亡確定。そうじゃなくても怪我で動けなくなる」

「死のピタゴラスイッチ再び…」

「誰かを助けていたからこそ救われる…というのが好きすぎて、反対に誰かを救えなければ救われない展開にたどりつきがちです」

[60 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:13:49]

「第二のルート分岐は私。

　といっても私の場合、条件はもっと単純で、グエル先輩が応急手当てに失敗してたらそのまま…ってだけ。

　与える影響としては…」

「ファラクト…水の君とグエル先輩の和解フラグが消滅して、最終決戦でのグエル先輩の立ち位置がダイス次第になるんだよね…」

「「………」」

「生きててよかった～！」

「闇落ちグエル先輩なんて見たくないよー！」

[61 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:18:57]

「第三のルート分岐は私。

　第六章で私のルートが確定してたけど、あれは『グエルとの共闘』ルート。

　あくまで『グエル』と…ってところが重要かな。

　確定してないと一旦はアンドロイド側で参戦した後、改めて判定を入れて決めてた」

「色ボケて裏切るなんて…」

「シナリオの都合だからしょうがないでしょ！」

[62 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:19:25]

今回もドキドキハラハラ面白かったです！
ちょっと気になったのですがプロローグでミオリネがイエルから聞いた、この催しが必要な彼って誰だったんでしょう？

[63 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:26:06]

「第四のルート分岐は俺だ。

　…エランがほぼパーフェクトコミュニケーションし続けたからそんな感じがしなかっただろうけど、

　彼とのやり取りやそこまでの展開次第では俺はもっと反人間感情をほのめかしていたはずだよ。

　俺はサビーナたちによって『イエルの代わり』として作られたからね。

　…この辺り、シナリオ中で言及するのを忘れてたな。後で解説するよ」

「それで、ルート分岐の具体的な内容は？」

「まずエランへの恋慕が2未満だとイエルの部屋に案内してない」

「…『？？』って恋慕かぁ…」

「5未満なら抱き締めたりせずそのまま部屋に返してた。

　そこからエランへの恋慕と反人間感情と天秤にかけて、判定によってはアンドロイド側に立っていたよ」

「色ボケが重要過ぎる…」

「本編のあんたとは大違いね」

「ごめん」

[64 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:31:01]

「そして最後だけど…本当ならミオリネもオリジナルを守ってくれるはずだったんだけどな～」

「え？」

「一人で先に進んじゃうから…」

「100クリで逆に見せ場を削られてない？」

「…気にしたら負け！」

「強引に流した…」

「…で、私の分岐は最後の三択でいいのよね？」

[65 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:33:51]

グエルも4号も順調に好感度稼いでたもんなぁ

[66 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:34:23]

「そうだね。でもあれはミオリネが水星ちゃんやラウダと仲良くなっていたから。

　他の人と交流して、それが上手くいっていないと…

　もう少し、人間にとって不利な選択をしていた可能性もあったね」

「最初から最後までスレッタたちと交流してた気がするわ…」

「最初…エランたちについて屋上へ行くか、水星ちゃんたちのいる方に残るかで後者を選んだからね。

　でも最後の旅立ちに繋がると思うと…これで良かったんじゃないかな」

「…まあ、そういうことにしとこうか」

[67 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:41:39]

「じゃあ俺…アンドロイドの『シャディク』が作られた経緯について。

　サビーナたちは、イエルの死期が近いことを知って『初めて心を許した人間であり、大切な友人であり、家族でもあり、庇護者でもある』彼を失うことを恐れた。

　最初はあくまで、『グエル』が作られたのと同じような動機だったんだよ。

　…レネはこのあたり、自分の境遇になぞらえて悩む一端になっていたかもね」

「…私たちの境遇は公開しないの？」

「ちょっとえぐみが強いから…

　サビーナ、エナオは軍事関連、メイジーとイリーシャはごにょごにょ…なお店関連、レネは…ある一家で娘として扱われ、最初はよかったものの…

　とだけ言っておくよ」

「…話を戻そう。途中から、『シャディク』に求める役割が変わったんだな？」

「ああ。イエル亡き後の世界を想った彼女たちは、より一層アンドロイドたちが虐げられる未来を想像した。

　ならそれを自分たちで変えようと、シャディクをイエルに成り代わらせ、自分たちの思想を教え込んだ同志を世界に送り出そうとしていた」

[68 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:47:36]

「人嫌いのイエルであれば自分たちの考えも分かってくれると思っていたんだろうが…

　結局のところイエルは臆病なだけで、根底では人が好きだったんだろうね。

　人を信じたいと思っていた、と言ってもいい。

　自分を庇って死んだ友人や、自分を愛してくれた弟子のことを思って…

　そんな彼らが生まれたこの世界に、希望の光を見たかった。

　だからシャディクと、それから自分の娘としてミオリネを作り、二人に宿題を出したんだ。

　生まれたばかりで無垢な二人の選択にこそ、価値があると信じて。

　『この世界は絶望に沈みゆく夕暮れか、希望を待つ夜明けか』…要は『この世界は続くに値するかどうか』ってね。

　ミオリネは人間を好ましく思うようになったから、人を害する選択は取らなかったけど…

　人間のためにアンドロイドは不要だと考えて、全てのアンドロイドを停止させていた可能性はあるね」

[69 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:49:25]

「…こちらから開示する情報としてはこんなものかな？

　気になることがあったら言ってみてくれ」

>>62

「それは『シャディク』のことだね。

　屋敷の中でイエルやサビーナたちとだけ話すのではなく、もっと多くの人と交流し、世界を知って欲しいと願っていたんだ。

　…まあ…シャディクは主にエランとしか交流しなかったけど」

[70 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:53:32]

エラン宛の招待状はシャディクが出してたから会場でエランを見たイエルが驚いた顔をしたってことで良いのかな

[71 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 08:58:19]

「…ラウダ、何だかんだ女子との交流に恵まれてるよな」

「急に何だ？」

「前回のミオリネ、今回の水星ちゃんとミオリネ…ゆりかごの時もグエルが女子だったし、水星ちゃんやミオリネとも交流があったし…」

「前回のミオリネは…アレだろ」

「まあそうなんだけど」

「アレって言うな」

「…次回シナリオでは僕は兄さん以外に興味ないから安心しろ」

「………あんたが進行役！？」

「やばそう」

「失敬な」

[72 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:01:36]

>>70

「その通りだよ。

　…イエルとしては信頼できる友人や後輩が自分の死を不審に思い、真実にたどり着いてくれることを期待していたんだろうけど…

　愛する人だけは巻き込みたくなくて招待しなかった」

「…私たちがいた理由、説明を忘れてません？」

「あ。そうそう、水星ちゃんのことは『正体不明の名探偵』として招待してたんだよね。

　まだ十代の少女とは知らなかったはずだよ」

「よく連絡が取れたな…」

「そこはまあ…シナリオの都合かな」

[73 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:06:07]

ペトラは人間グエルのことが恋愛的に好きだったんですかね？
死亡時に泣き縋ってたみたいだしアンドロイドグエルへの当たりが一番キツいし

[74 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:11:50]

>>73

「うん」

「くっ…」

「いや分かってたでしょ」

「まあ…うん…それに兄さんが相手なだけまだ…うん…

　でも兄さんが…兄さんを…ううっ…」

「二重苦ってやつ？」

「ラウダはかわいいなぁ」

「…ワイプのお前、たまに闇のかわいがりが発動してない？」

[75 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:18:58]

イエル（友人）から贈られたとはいえ何故ファラクトはグエルを手元に置いてたのでしょうか?
（受け取り拒否してても不思議ではなかったよなと思ったので）

[76 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:23:59]

人間に絆されるアンドロイド、アンドロイドに絆される人間、いいよね…ありがとうございました
みんなもやろうぜデトロイトビカムヒューマン

[77 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:32:03]

>>75

「イエルにとっては友人の姿を勝手に借りて作った…自分への慰めであると同時に罪そのものでもあるからね。

　彼の傍に置いておくことを危惧したのもあるし…ファラクト自身、どこかグエルの存在をよりどころにしている部分があったのかもしれない。

　簡単には言語化できないと思うし、ポジティブな理由もネガティブな理由も含まれているんじゃないかな」

「言語化できないって言うのは逃げよ」

「はいごめんなさい。でも本当に…上手く言えないんだ。

　理由がないわけじゃないけど、言葉にできる理由だけが全てでもない…かな」

[78 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:36:26]

>>76

「いいよね…」

「本シナリオは他にも映画『アイロボット』やアシモフ作品の影響を受けている部分があります。

　あと…前スレで言及しているレスがあって気付きましたが、『ダヴィンチコード』の影響も確かにあるかもしれませんね。

　原作も映画もおもしろいのでおすすめですよ！」

「急に宣伝」

「SF映画だと他にも…ロボットやアンドロイドの登場するものなら『アンドリューNDR114』なんておもしろいと思います。

　ちょっと長いですけどね」

[79 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:42:03]

>>74

やはりそうでしたか

ダイスの暴れ方によってはやや脳破壊展開だったのかな

あぶねえ

[80 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:50:51]

「例の如くまだキャラ設定くらいしか決まってないんだが…

　先に配役を決めようか」

「配役を決めると具体的なシナリオを考えやすくなるというのはありますよね」

「ああ。…次回はそれなりに過激な描写がある可能性もあるので各自気を付けて。

　あと兄さん、先にダイスを振ってくれるかな？」

「え？どうしてだ？」

「次は2人一組のコンビものになるけど、それぞれ人間と…うん。

　兄さんには人間役をやって欲しいから」

「うんって何？」

「不穏…」

[81 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:54:38]

「じゃあ次の内から兄さんの配役を決めよう。どの役も学生の予定だよ」

A：一般家庭に生まれた。お節介焼き。

B：それなりに金持ち。シンプルクソ野郎。

C：闇深家庭に生まれた…かもしれない。人間不信？

「ちょっと待てA以外おかしいだろ」

「兄さん、ダイスを振って」

「…わ…わかった」

dice1d3=1 (1)

[82 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 09:56:56]

「兄さんは一般家庭に生まれたお節介焼きなところのある学生だね。ちなみに仲の良い弟がいるよ」

「ラウダじゃん」

「すごい自分の存在をねじ込んでくる、この進行役…」

「残りの配役も決めていく。さっさとダイスを振れ」

「この態度の変わりよう」

[83 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:01:54]

進行役の権限(？)で「仲の良い」弟役に自分をねじ込んでくるの草
最近血縁関係の無いポジションが続いてたもんね…

[84 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:04:14]

「以下から配役を選ぶ。出目は上から順に1～5で割り振られるからそのつもりで」

B：それなりに金持ち。シンプルクソ野郎。

C：闇深家庭に生まれた…かもしれない。人間不信？

D：輝きの獣/×××

E：背徳の獣/××

F：堕落の獣/××

スレッタ：dice1d5=5 (5)

ミオリネ：dice1d5=1 (1)

シャディク：dice1d5=5 (5)

4号：dice1d5=1 (1)

5号：dice1d5=3 (3)

「…女性陣がEはさすがに不憫か？当たったら考え直す…可能性がある」

「ど…どういう意味？」

[85 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:08:08]

「嘘だろ5号」

「え？」

「一番似合わない…いやそうでもないか…？」

「え…？」

「…というかお前が兄さんとコンビか…」

「あ、そうなんだ。お節介焼きと…何これ？獣？」

「………まあいい、残りは…いっそ4人とも振り直すか」

スレッタ：dice1d4=2 (2)

ミオリネ：dice1d4=1 (1)

シャディク：dice1d4=2 (2)

4号：dice1d4=3 (3)

[86 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:11:31]

「シンプルクソ女と背徳の4号…」

「何なのよこの称号は」

「…僕の背徳とは？」

「………4号って、何と言うか…

　すっかりこのシリーズのセクシー担当になりつつあるな…

　ちなみにミオリネと4号がコンビだ」

「！？」

「　　　」

「で、残りだが…dice1d2=2 (2)

　1：水星女がC、シャディクがFだ

　2：シャディクがC、水星女がFだ

　…どちらにせよ二人がコンビなのは変わらないな」

[87 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:11:43]

グエルが他のポジになってたとしても仲の良い弟がいるのは確定だったのかな?

[88 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:17:42]

「…さて。配役が決定したな」

グエル

・一般家庭に生まれたお節介焼きなところのある学生。『仲の良い弟』がいる。

ミオリネ

・金持ちの家に生まれ、放蕩を繰り返す学生。

シャディク

・恵まれない家庭環境、恵まれない人間関係により人間不信に陥りつつある学生。

5号：輝きの獣/×××

・自信に満ち、自らを英雄と語る。

4号：背徳の獣/××

・どこか神秘的な雰囲気がある。夜は一人になりたがる。

スレッタ：堕落の獣/××

・人を遠ざけようとするところがある。しかし心根の優しさが見え隠れする。

[89 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:18:27]

>>87

「うん」

「迷いがない…」

[90 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:31:54]

兄さん！も水星女ァ！もない冷静で理知的なラウダも良かったけど、次回はお馴染みの感じやね

[91 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:35:04]

「全員、誘惑や魅了への耐性を考えないとな…」

「セクシー担当…誘惑や魅了…？」

「ミオリネも放蕩を繰り返してるんだよね」

「のうがはかいされる」

「私なんてダブル破壊ですよ…！？」

[92 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:39:56]

「戦闘力にも差を付けるか、あくまでフレーバーとするか…

　おおよそのイメージとしてはこうだ」

5号：攻撃特化

4号：耐久特化

スレッタ：バランス型

「A～Cは戦わない感じ？」

「ああ。むしろD～Fに守ってもらう立場になる」

「女の子に戦わせて守ってもらうのかぁ…」

「がんばります！」

「………何だか…単発よろしく、またあんたたちがくっつく予感がしてならないわ…」

「必ずしもコンビの相手と仲を深めるわけじゃない。自分のダイス運を信じろ。ね、兄さん」

「うん？ああ、そうだな」

[93 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:51:45]

久しぶりの弟ラウダだ 実家のような安心感がある
それはそれとしてスレッタミオリネと絡むラウダからしか得られない栄養素もあるので今回と前回シナリオはとてもたすかった おかげで何かに目覚めた ありがとうスレ主

[94 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:56:24]

なんだかんだで人間組はどのキャラ設定でもしっくり来そうな感じだな
お節介焼きに金持ちの捻くれ者（オブラート）闇深家庭環境…

ダイスの結果とは別にこのキャラにはこの配役来れば良いなーみたいな願望はありましたか?

[95 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 10:59:00]

薄明配役もシナリオもとてもよかったです…次回も楽しみ
進行役、女神やミオリネだとダイス目に対して割と温情かけてくれて
4号は結果のみが真実って印象だったけどラウダの塩梅はどんな感じかなー

[96 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:02:26]

個人的には元恋人と瓜二つの傑作パターンもどれだけヤバいか見てみたかった
マグカップ組の他に沢山ゲストが出て来て楽しかったー！お疲れ様でした

[97 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:04:34]

>>93

「とてもよくわかります。前回はがっつりラウミオラウでしたが、今回のような親愛もいいものです。

　私は自分の所有物を取られた気になって少し嫉妬していたようですが」

「僕は兄さんがいい」

「兄弟愛重すぎ～」

>>94

「そうだな…兄さんはAの想定だったけど、Cの場合それはそれで僕だけに心を開いていることになっていたから…

　Bは嫌だな」

「すごい私情」

「不特定多数と関係を持つ兄さんは解釈違い」

「実際そうなっていたらなっていたでそこそこ筆が乗ったでしょうけどね」

[98 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:07:45]

「改めて考えると…うん。想定していた配役はこうだ」

A：グエル

B：5号

C：ミオリネ

D：スレッタ

E：4号

F：シャディク

「…兄さん・水星女コンビを想定していたとは…我ながら悔しい…」

「この配役、僕があにまん初期の僕みたいになってない？」

[99 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:12:52]

>>95

「兄さん以外に慈悲は不要」

「隠す気がなさすぎでしょ！」

「…僕としてはコンビの相手だし、グエルに慈悲たっぷりのダイスだと嬉しいけどね？」

>>96

「それはもうなんか…言葉にできないよね」

「まず屋敷にいる全員のイエルに対する心証が悪くなること間違いなし」

「元恋人…どころか恋人未満だったわけですが。とにかく想い合っていた10歳年下の弟子に瓜二つの傑作に世界の行く末を託す…

　しかも自身の子供のように毎日声を掛け…無垢な天使のように育て…」

「罪深い」

[100 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:42:37]

お疲れさまでした！みんな収まるところに収まってよかった…シャディガの太々しさが好き！分岐を確認しながらまた薄明を読み返したいな
次回作のんびりお待ちしてます！制作頑張ってください！

[101 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:51:50]

「各陣営のイメージは…こうかな」

グエル/5号：凸凹コンビ。仲が良く見える。

ミオリネ/4号：ミオリネは4号にちょっかいをかけ、4号はミオリネを嫌っているようだ。

シャディク/スレッタ：互いに干渉を避ける傾向にある。

「あとは…以下も登場予定」

チュチュ

・あなたたちと同じ街で暮らす学生。

ニカ：絢爛の獣/××

・にこやかで人懐こい。飾らない性格のチュチュに惹かれている？

ソフィ

・あなたたちと同じ街で暮らす少女。

ノレア：愛着の獣/××

・憂鬱な表情を浮かべ、人から距離を取ろうとする。しかし、ためらわず距離を詰めるソフィに惹かれ…

[102 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:57:04]

「それと次回、全員生き残るのは基本的に無理だからよろしく！」

「い…いい笑顔で言うことかなぁ…！？」

「NPCに至ってはまず救えないと思ってくれ」

「どうして…」

「NPC紹介した直後にこれって…」

「むごい」

「…ラウダもNPCとして登場するんだよな？ラウダはどうなんだ？」

「…内緒」

「ではシナリオ製作、頑張りましょうか」

[103 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 11:59:26]

わーい次もめちゃめちゃ楽しみです！
ここ最近のシナリオ、やたらエラン顔と縁があるねグエル

[104 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 12:10:07]

仲が良く“見える”！？

[105 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 12:10:20]

>>103

「今回も5号とコンビだったな…」

「次回も仲良くしようね～」

「あ。大切な注意を忘れていた」

「何よ？」

「次回シナリオ…4号の性別はあってないようなものなのでよろしく」

「…？」

「場面によっては男になったり女になったりするからそのつもりで」

「…うん…？」

[106 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 20:39:58]

>>98

ラウダの想定でもセクシー担当だったのか4号…色々不穏だけどミオリネ＆4号コンビは初だからどうなるか楽しみだな

他シリーズもダイス結果はこうなったけど想定はこのキャラだったのかな？というのを想像するの楽しい

[107 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 20:54:33]

>>54

ここのやり取りがすごいグッと来た自分に困惑している

交わっているように見えて交わらない感情…いい…

新たな推しCPの開花……ｺﾝﾅﾊｽﾞﾃﾞﾊ……いい……

[108 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 21:02:22]

塩対応だけど庇うし膝枕するし一緒のベッドで寝るし真顔でさらっと好きとか言うけど何もわかっていない…うーんこの

[109 二次元好きの匿名さん 23/10/07(土) 22:37:53]

グエルくんとレネとファラクトが可愛くてニコニコしてる。幸せに生きておくれ…
ただ、闇堕ちグエルくんも気になるんだ…

[110 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 06:26:41]

ダイスの女神の気まぐれで新たな組み合わせにハマることは良くあることよ

[111 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 07:20:23]

わかる
自分はラウミオとシャディスレに目覚めた

[112 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 07:46:50]

アンドロイドと人間のバディとかハマらないわけないんだよね……

このラウスレの珍道中もっと見てみたいかも

[113 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 07:53:54]

アンドロイドと人間の関係っていいよね……
ゆりかごの4スレも良かった

[114 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 09:53:27]

「感想ありがとうございます。なかなか来れなくて申し訳ない。

　そういえば今回、後日談してませんよね」

「蛇足になる気もするけどねぇ…」

「前日談もありですが。う〜ん…」

「シナリオ製作の進捗が微妙なんだがな…

　………ところでエンド分岐だけ先に作ったんだが。

　なんというか、うん。難易度調整を間違えると全員…うん。

　まあ頑張れ」

「…生き残りたい…」

[115 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 10:24:24]

割と次回は難易度高めなんですね…
PvsPとかもするのかな?

[116 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 10:25:51]

「シンプルクソ女と背徳の4号」というワードが妙にツボに入ってずっと笑ってる

[117 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 11:18:51]

面白かった！今回はラウダが男前すぎて……探偵コンビの絆は絶対的なものなんだけど、その定義されている絆がスレッタの壁になるんだね……

最初のファラクトがグエルを突っぱねてる感じを見てこれは中盤で大逆転ファラグエファラのやつだ！と確信したけど実際はレネグエレネが爆走していって笑ったしレネグエレネは最高に可愛かった

[118 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 11:25:29]

グエルが15歳で亡くなって15年もグエルアンドロイドといる
本編年齢で推定30ちょいくらいだとして、全然間をおかずにグエルアンドロイド作ったのか？
そう考えるとイエルは色々すごすぎるな

[119 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 21:53:49]

今回のシナリオもとっても面白かったです！
スレラウスレ珍道中やレネグエレネの大爆走を見てグエレネとスレラウスレのCPが自分の中で開花しました
ｵｶｼｲﾅｺﾝﾅﾊｽﾞｼﾞｬ……でも最高だな！

[120 二次元好きの匿名さん 23/10/08(日) 23:13:23]

グエルのことがあったからアンドロイド作るきっかけになったとかも有り得そうよね

[121 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 08:21:06]

それぞれのシナリオで別の配役だったらどうなってたのか想像するの楽しい
次回も楽しみ

[122 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 11:46:31]

「ファラグエファラはよっぽど極端な出目でもないと発生しない設定だったよ。

　死んだ友人に瓜二つなわけだから…ようやく『アンドロイドのグエル』を一個人として認めた段階のファラクトにはちょっと厳しいかな」

「…グエルさんと5号さんの役が逆だったらイエル氏が『死んだ友人の弟で友人に瓜二つの十歳年下』に恋愛感情を持っていたことに…」

「…そうならなくてよかった〜」

[123 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 14:55:35]

逆にならんくて良かった…と言うべきか？？

[124 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:32:12]

「次回シナリオ製作は3割…いや、4割程度が現在の進捗だ」

「シナリオ製作後も技能値決めなどがありますからね～」

「現時点で既に4号虐が横行している」

「漏れ出す中の人の性癖…」

「他のキャスティングならもう少し手心を加えていた可能性はありますよね」

「どうして僕…」

「ところで…少し今回の後日談でもやりましょうか」

「そうだね、じゃあ…以下から選ぼうか。選択によって登場しないPCがいるのはごめん」

dice1d3=2 (2)

1：それでも、夜は

2：今昔モテ男

3：謎のデート（？）を尾行せよ

[125 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:36:32]

後日談　『今昔モテ男』

「あーっ！」

「レネ？」

「…何でもない」

「こらこら。今何か隠したよね？僕宛ての郵便物ならちゃんと見せてくれよ」

「………チッ」

「態度悪～。でもちゃんと渡すのはえらいよ。

　えーっと…ああ、なんだ。ペトラからの手紙じゃないか」

「ペトラ…」

dice1d2=2 (2)

1：元気にしているでしょうか

2：先日会った時は元気そうでしたね

[126 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:41:14]

「ど、う、し、て！わざわざ手紙なんて送って来るかなぁ？

　マスターにメールすれば済む話じゃん」

「僕らの世代はレトロ趣味の一環で手紙が流行った時期があったからね。

　と言っても…手紙なんて最近まですっかり使わなくなってたけど」

「怪しい…怪しすぎ…」

「？」

「内容は…」

dice1d3=1 (1)

1：へ～。旅行先で僕たちのそっくりさんに会ったんだって

2：ペトラもフェルシーも元気にやってるらしいよ。今度ランチでもどうかって

3：………えーっと…（チラッとレネを見る）

[127 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:46:46]

「そっくりさん？」

「容姿が酷似した他者…ということでしょうか。しかし、『僕たち』とは…？」

「何でも僕とグエルに似ている二人組がいたとかなんとか…

　学生くらいの年齢だったって言うし、僕と並べば違いが一目瞭然だろうけどね」

「…マスター、二十代…下手すると大学生に間違えられるのに、そんなこと言っても説得力ないよ」

「同感です」

「え～？若く見えるって言うのは嬉しいけどね」

「…にしても、学生かぁ…」

「………」

「…君たちが何を考えているのか、ある程度は予想がつくよ」

[128 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:51:36]

「マスター…」

「グエル…グエル・ジェタークのことだろ？別に禁句ってわけでもないし、気にすることないよ」

「…じゃあ、その。ちょっと聞いてもいい？」

「いいよ。…事故のことはあんまり話したくないけどね」

「そういうのじゃなくて！…あのさ…グエルって、モテるよね」

「え？」

「ああ、まあ…そうかもね。最近気付いたけどご近所さんにも人気だよね、君」

「そんなことは…」

「あるから！」

「何故怒っている…？」

[130 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 19:58:17]

（画像ミス。ダイス結果は前レスのものをコピペして採用）

「レネも人気だと思うけど？」

「それは当然じゃん。だって私だもん」

「………」

（レネも同じ理由で拗ねてるって教えてやるべきかな～。…まあいっか！もう暫くこのままの方がおもしろいし）

「それで、思ったんだけど…グエルってグエル・ジェタークに似てるところがあるんだよね？

　彼もモテてたの？もしかしてグエルがモテるのもそのせい？」

「………いいところに目を付けたね」

「マスター？」

「実際、グエル・ジェタークは…」

dice1d3=3 (3)

1：学校一のモテ男として名を馳せていたよ

2：男女ともに好かれる人気者って感じだったかな

3：ガチ恋量産機だったよ

[131 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:04:43]

「ガチ恋…！」

「量産機…？」

「うん」

「やっぱりー！そんな気がしてた！もぉー！」

「だから何故怒る…？」

（ペトラは量産されたガチ恋勢よりさらにグエルと距離が近かったわけだし、アンドロイドのグエルがいるから忘れることもできなくて苦しんできただろうけど…

　今はもう、気持ちの整理がついたかな。前よりまともに会話できるようになったわけだし）

「…グエルには私の管理が必要かもしれない…ガチ恋量産機にしないためにも…」

「こらこらこら。待て待て待て」

「…レネにも監視の目が必要だろうか…このままレネの魅力が広く知れ渡ってしまったら…」

「君たち似た者同士だなぁ…」

[132 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:08:40]

ご近所で「俺達のレネちゃん」状態の可能性もあるのか

[133 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:10:47]

ご近所に「私たち(俺たち)のグエルくん」と思われてて、場合によってはガチ恋されてるかもしれないのか

[134 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:12:29]

「…ところでマスター。ペトラの手紙の内容ですが」

「そっくりさんって言ってたよね？性格までそっくりだったりして！」

「さあ…？まだちゃんと読み進めてないけど…

　……………」

「マスター？」

「どうかしたの？」

「…いや～…ちょっとすれ違っただけみたい！」

（言いたくない…僕にそっくりな誰かがdice1d3=3 (3)

　1：美女に公開プロポーズしてフラれてた

　2：無銭飲食してグエルのそっくりさんにめちゃくちゃに叱られてた

　3：…さすがに見間違いかな？血塗れで歩いてた

　なんて…）

「？」

「？」

[135 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:14:29]

もしかして次回シナリオの2人…？

[136 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:17:20]

「短いけど後日談終了～。選択肢によってはもう少し続いたんだけどね」

「まあそういうこともあります」

「あのさあ。最後のアレ…」

「そうだ5号、次回のPCの設定を渡しておいてやる。他の皆も受け取ってくれ」

「あのさあ…」

「………」

「…そ…そんなぁ…」

「私は説明通りのシンプルクソ女って感じね」

「…人間側は特に裏もなさそう、か」

「………俺の人生、ハードモード過ぎない？」

[137 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:32:52]

グエレネかわいい…

次シナリオなんかめっちゃ修羅ってる気配がするうゥ

[138 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 20:34:40]

グエルとレネがひたすらかわいい

[139 二次元好きの匿名さん 23/10/09(月) 23:48:44]

「進捗6割ってところかな。

　…にしても、おかしいな。またしても4号と5号に濃厚なフラグが…」

「設定的にまあそうなりますよね。ラウダさんの想定だと私と4号さんだったわけですが」

「…出目次第でどうなるか読めないが、現在想定される組み合わせは…

　『グエル・5号』『グエル・ラウダ』

　『ミオリネ・4号』『シャディク・スレッタ』『5号・4号』

　『ソフィ・ノレア』『チュチュ・ニカ』

　なおこの組み合わせとは必ずしも恋愛的な意味を含まない」

「それと…あるNPCと人間枠の三名にも可能性はありますね」

[140 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 06:25:13]

「レス数に余裕があるしもうちょっと後日談をやろうか」

「ではどの内容でいくのか決めましょう」

「1ならミオリネとエラン、2なら水星ちゃんとラウダが登場するよ。

　NPCについては…見てのお楽しみかな」

dice1d2=2 (2)

1：それでも、夜は

2：謎のデート（？）を尾行せよ

[141 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 06:34:16]

後日談　『謎のデート（？）を尾行せよ』

「やあ、久しぶりだね。待たせてしまったかな」

「ひさしぶり～。全然大丈夫、私も今来たところだよ！」

「それはよかった。じゃあ行こうか」

「………おかしい…おかしい…！」

「あの…ごめんなさい。二人を尾行なんて、いいんでしょうか…？」

「だって！私を置いてどこに行くかと思えばデートですよデート！メイジーさんが大好きなイリーシャさんとしても許せないのでは！？」

「私は…」

dice1d3=1 (1)

1：そもそも私とメイジーはそんな…

2：ごめんなさい。メイジーが幸せならそれでいいです…

3：三人で仲良くすれば解決です…

[142 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 06:40:52]

「違うんですかぁ！？嘘ぉ！」

「本当です、ごめんなさい…」

「くっ…単に仲が良いだけだったとは、見抜けなかった…！この私の目をもってしても…！」

「そもそも、二人がお出掛けしてスレッタさんが困るようなことがあるんでしょうか…」

「ありますよぉ！

　…いえ、まあ…お出掛けの理由は察せられるんですが」

「理由…？」

「ふふふ…何せ私、もうすぐ誕生日なので！ふふふ…！

　しかし綺麗な女の子と二人きりでお買い物というのは見過ごせません…」

（私のいない間に誰かとの交流で変異…とか、悔しすぎます…！）

[143 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 06:50:05]

「………」

「ついて来ちゃってるね～。あれでバレないと思ってるのかな？

　さすがに声までは聞こえないけど…」

「………馬鹿が…」

「ラウダくん？」

「すまないメイジー。一つ用件が増えてしまった。付き合わせている立場で申し訳ないんだが…」

「いいよ～。それにしてもラウダくん、どうして私に連絡したの？他の誰かでもよかったんじゃない？」

「君が一番適任かと思ってね。迷惑だったかな？」

dice1d100=78 (78)

[144 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 06:58:29]

「…ま、いいけどね。迷惑じゃないからまた誘ってよ。

　今度は…『他の子へのプレゼント選び』以外の理由でもいいよ？」

「そうだな。改めてお礼させてもらうことにするよ」

「…ちょっとズレてるんだよなぁ…」

「？」

「何でもない。じゃあ行こっか！」

「ああ」

行き先：dice1d3=3 (3)

1：アクセサリーショップ

2：靴屋

3：雑貨屋

[145 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:02:30]

「ほうほう、雑貨屋…贈るなら実用的な物、といった考えでしょうか？

　ラウダさんらしいですね！」

（…自分へのプレゼントだって思い込んでるけど、もし違ったらショックを受けるんじゃないかな…

　どうしよう、言ってあげるべきかな…でも伝えて怒られたら嫌だな…）

「イリーシャさん？」

「ごめんなさい、何でもありません…」

ラウダが来た理由：dice1d3=3 (3)

1：本来の目的

2：追加の目的

3：両方

[146 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:23:10]

「どっちもここで選んじゃうんだ？」

「ああ。…まあ、あいつに関しては…dice1d3=3 (3)

　1：少しは自分でスケジュール管理させよう。手帳

　2：寝坊癖をどうにかしたい。目覚まし時計

　3：（マスターと揃いの物ならマスターも喜ぶか？）…ペアのマグカップ

　でいいだろう。…彼女に関してはどうかな」

「そうだね～。dice1d3=2 (2)

　1：おしゃれで便利！ウエストポーチ

　2：そろそろ新しいのが欲しいかも？バックパック

　3：実用的じゃないけど…ピアス

　なんてどうかな？」

「君のセンスを信じるよ。じゃあ会計に向かおう」

[147 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:32:46]

「うーん…何を買うんでしょう？さすがにお店に入ってまで観察するとバレそうですね…」

（メイジーが何度かこっちを見てるから、バレてると思う…。…あ）

「しかし気になる…うーん…」

「おい」

「ぎゃーっ！？」

「うるさい」

「ごめんなさい、勝手について来て。こんにちは、ラウダさん」

「こんにちは、イリーシャ。君とも久しぶりだね」

「ちょうどよかった。そろそろ戻らないとサビーナに『オリジナルの世話を押し付けるな』って怒られちゃいそうだし、一緒に帰ろっか」

「うん」

[148 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:37:34]

「じゃあね～スレッタちゃん、ラウダくん」

「…また、近いうちに会うと思います」

「そうだね。また」

「あ…はい、またよろしくお願いしますー！」

「もうこんなくだらないことにイリーシャを巻き込むなよ。

　それよりほら、やる」

「いや雑！…え、えへへ～。でもプレゼントですか、嬉しいです。ちゃんと可愛くラッピングもされてますし…中を見ても？」

「構わない」

「…こ…これは…！」

[149 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:49:15]

「気に入ったか？」

「それはもう！ラウダさんらしからぬチョイスですが…そこがいいというか。

　仲良く使おうという意思を感じます！」

「そうか。マスターにも渡しておいてくれ」

「ん？」

「マスターとのコーヒータイムにでも使え。きっとマスターも喜ぶ」

「………まあ、そうですね。これはこれで…実家のような安心感と申しますか。

　もう一つの大きい荷物は何ですか？まさかプレゼント二つ目ですか！？」

「そんなわけあるか」

「むー…そういえば何でしたっけ、イリーシャさんの言ってた近いうちに会うって？」

「…忘れたのか？もうすぐミオリネが帰って来ると連絡があっただろう」

[150 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:54:31]

「………大きい荷物、すなわちミオリネさんへのプレゼント」

「そうだが何か問題でも？」

「謎の敗北感！」

「うるさい。…ミオリネが帰って来るのはこの辺りの期間だから、お前も予定を開けて…。…スレッタ？」

「…えへへ」

「待て」

「…名探偵というのは忙しいものですね～」

「ば…馬鹿！どうしてきちんと予定を共有しない！？」

「す、すみません！じゃあその、ほら！今すぐ向かっちゃいましょう！予定を前倒しして解決です！」

「ああもう…これだからお前は！」

[151 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 07:57:56]

「終了～。今回のジェターク、モテるね」

「うれしくない。兄さんにモテたい」

「草」

「だんだんこのラウダさんがかわいく思えてきました」

「わかる。俺もレネがかわいくて仕方ない」

[152 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 15:21:10]

みんなかわいい…てぇてぇよ

[153 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 18:59:24]

「次シナリオ…人間サイドが元々面識があるかどうか決めようか。

　設定的には全員同じ大学に通っているんだが…見覚えもないレベルか、友人なのか」

「…それを決める前に、先に決めないといけないことがありますよね？」

「ん？ああ…そうだったな。じゃあ先にこっちを決めよう」

グエル：dice1d3=3 (3)

ミオリネ：dice1d3=2 (2)

シャディク：dice1d3=1 (1)

1：××××　2：××　3：×××

「何この伏字」

「不穏なやつか…？」

「いや？むしろ日常に関連する部分かな」

[154 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 19:03:04]

「きれいにばらけましたね…」

「じゃあ補正なしで振ろう」

グエル・ミオリネ：dice1d100=44 (44)

グエル・シャディク：dice1d100=33 (33)

ミオリネ・シャディク：dice1d100=50 (50)

1～15：一切面識なし

16～30：大学構内で見覚えがある

31～60：挨拶くらいは交わす仲

61～90：友人

91～100：親友と呼べる相手

[155 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 19:06:28]

「全員微妙で草～」

「顔見知り程度…」

「兄さんはミオリネを『派手だなぁ…』と思っているだろうしミオリネは兄さんを『真面目くん』と思っているだろう」

「俺は？」

「…さあ…」

「…まあ…うん…あまり積極的に人と関わらないだろうからなぁ…」

[156 二次元好きの匿名さん 23/10/10(火) 22:19:15]

「………ラウダさん」

「ちょっと…えぐみが強すぎるかな…」

「具体的な描写は避けたとしても、いろいろまずいですよ」

「………今から、変えるか…？」

「せめてもうちょっとこう、マイルドにできません？」

「………いや。これで行く」

「知りませんよドン引きされても」

「………現在進捗7割だ」

[157 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 06:34:30]

「今日か明日には始められるか…？」

「レスもまだ少し余裕がありますし、3つ目の後日談もやりましょうか」

「そうだね。じゃあ開始前に…」

「何このダイス？」

dice1d3=3 (3)

1：変化なし

2：？？？？

3：？？が芽生えた

[158 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 06:40:22]

後日談　『それでも、夜は』

「お待たせ。久しぶりだね、エラン」

「…ミオリネ、久しぶり。少し、大人びたね」

「そうかな？容姿に変化はないはずだけど…経験が表情に反映されているのかも。

　そう言うあなたも、前よりずっと明るい表情になったね」

「きっとそうだろうね。自分でも…以前より充実していると感じているよ」

「個展が開かれるってニュースで見たよ。きっと素敵だろうね」

「ありがとう。…また、描けるようになったんだ。君たちや…何より、彼のおかげでね」

「そういえば…」

dice1d3=2 (2)

1：シャディクは？

2：ファラクトたちは？

3：スレッタたちは？

[159 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 06:47:08]

「もうすぐ来るんじゃないかな。ミオリネも座って待っているといいよ」

「うん。…グエルとレネは仲良くしてるんだろうね」

「先日会った時はお互いが人気者で怖いって別々に相談してきたけど…

　兄さんにもう少し泳がせようって言われて。心配することないって教えてあげればいいのに」

「そんなこと心配してたんだ。…ふふ、かわいいね」

「…か…かわいい…？」

「うん。お互いのことが大好きで、大好き過ぎて周りも、相手のことも見えなくなってる部分があるのかな？

　一生懸命で、ちょっと空回ってて、でもその不器用さがかわいい」

「………ミオリネ、少し…変わったね。本当に…」

（以前はもっと幼い…子供みたいな感性をしていたのに。今の話題も『どうして心配なの？』と聞かれるのを想定していたんだけど…）

「そう？」

[160 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 06:57:34]

「…旅先では、どんなことが？」

「いろいろあったよ。美しい街にも行ったし、戦争で壊れていく街も見た。

　人にもアンドロイドにもたくさん出会ったし、別れた。…また会おうねって約束した人もいれば、二度と会えない人もいるよ」

「…そう」

「動物も、草花も。見て、触れて、知って。でもまだまだ知らないことばかり。…それでも私、少しわかったことがあるの」

「…どんなこと？」

「私は…やっぱり、人が、アンドロイドが、この世界が好きだってこと。

　イエルの宿題の答えはまだ分からない。この世界が闇に沈むのか、光へ向かうのか。でもね、仮に闇に沈んだとしても…」

「そうだね。どんなに深く、長い夜も、いつか必ず…」

「そう。それでも、夜は明けるんだって。誰かが死んで泣いた夜も、誰かが生まれて手を取り合い抱き合った夜も、必ず次の朝を迎える。

　だから私は…」

dice1d2=2 (2)

1：これからも旅を続けて、世界を知り続けたい

2：一度旅を終えて、大切な人たちと一緒に居たい

[161 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 07:04:58]

「…それもいいね。僕たちの家でよければ部屋は余っているけど…」

「ありがとう。でも…お邪魔じゃないかな？

　私、エランとシャディクには二人の時間を大切にして欲しいな」

「………気を遣うことはないよ」

（本当に…以前よりずっと、その手の機微に敏くなった…）

「それじゃあ…他の皆にも相談してから、改めて考えさせて」

「そうだね。…他にも旅先でどんなことがあったか、聞いても構わない？」

「もちろん。何でも聞いて。私の話であなたが喜んでくれるなら、とっても嬉しい」

dice1d3=1 (1)

1：恋をした？

2：印象的な人はいた？

3：…誰かの影響を受けた？

[162 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 07:09:13]

「恋？」

「そう。君…本当に、印象が変わったから。

　恋をして変わったのかな、と思って」

「…エラン自身は、恋をして変わったんだね」

「僕のことはいいから」

「ふふ…照れることないのに。そうだね、恋は…」

dice1d3=2 (2)

1：したよ

2：残念だけどしてない

3：どうかな。ちょっとわからない

[163 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 07:23:17]

「…そう」

「恋の話、聞きたかったのかな？それじゃあ、私が旅先で見た恋の話でもしようか」

「そういうわけじゃないけど…恋の話もいいけど、ミオリネ自身の話も聞きたいよ」

「ありがとう。でもね、そうやって見て、聞いたことが、今の私を作ってると思うの。

　だから…出会った人のことをたくさん話したいな。…誰の話がいいかな？

　車椅子のおじいさんと一緒に田舎道を歩いていた白髪の女性と金髪の男性…

　結婚式場からカーチェイスが始まって、最終的に爆発を背景に結婚を誓い合っていた人たち…

　二人で仲良く買い出ししていた、そっくりの見た目の男の子たち…」

「ちょっと待って何かおかしいものが紛れていた」

「人間二人と…私たちとは規格が違うみたいだったけど、アンドロイド二人でお墓参りに行ってた人たちもいたよ。

　新しい街を整備するのに奔走していた、男女二人組もいたし…」

「あの、カーチェイス…」

「そうそう、肝試しにも参加したよ。エラン…というより、オリジナルかな？…とにかくそっくりさんに怒られちゃったけど」

[164 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 07:47:05]

「…何と言うか、世界は広いね」

「私も結婚式当日に車で式場から逃走する人がいるなんて思わなかった」

「！あの、それ…」

「他にも…」

（流された…）

「…きっとこれからも、多くの人と出会い、別れていくんだろうね。私も、それにエランも」

「…そうだね」

「旅は一旦おしまいだけど…ねえ、エラン。私…絵を教えて欲しいな」

「もちろん構わないよ」

「ありがとう。思ったんだ。私もイエルみたいに…作品を創りたい。そしてそれを、私がいた証にしたい。

　いつか終わりが来ても…この大好きな世界に何か、残せるように」

[165 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 07:51:04]

「終了～。結局全部の後日談をやったね」

「最初のダイスは何だったのよ？」

「ああ、あれ…ミオリネの性格変化だよ。

　1なら変化なし、2ならツンデレ化して3なら母性が芽生え…もとい、大人っぽくなってた」

「成長が嬉しいような寂しいような」

「あんたにもそんな感情あったんだ…」

「ではラウダさん、シナリオ完成に向けて頑張りましょう」

「ああ。せっかく作ったシナリオがお前たちのダイスで破壊されないことを祈る」

（フラグ？）

[166 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 14:12:33]

結婚式の話聞かせてくれよ…赤い洗面器の男かよ…

[167 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 17:07:56]

ミオリネが成長してるの微笑ましいし、エランがメンタル回復して幸せに過ごしてて何より
聞きたいこと流されちゃってるのは草

忙しそうなのにいつも素敵な作品を見せてくれてありがとう
次の話は4号虐が横行していたりえぐみが強すぎるとのことで…ワクワクしますねぇ…

[168 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 18:18:34]

主さん筆早くて羨ましい…

でも、無理のない程度に

[169 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 20:30:18]

「章ごとの長さのバラつきが気になる…」

「今まで気にしてなかったくせに～」

「うるさい。…まあ、いいか。今夜中に次シナリオを開始すると思う。

　…ミオリネじゃないが…覚悟の準備をしておいてくれ」

「嫌だなあ」

「嫌だねえ」

「私は生き残るからよろしく。4号、ちゃんと守ってよ」

「がんばる」

「俺、渡された設定の時点で先行きが不安」

「ええっ！？い、一生懸命、私が守りますから！」

[170 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:09:32]

今夜中とな！筆が早い上に毎回おもしろいのすごいなぁ

[171 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:26:21]

ミオリネの成長を見ることが出来てとても嬉しくなった
エランも元気になって良かったね！
次のお話も楽しみです…この2人大丈夫なのか

[172 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:32:09]

【愛の女神シリーズ】長編シナリオ

「せっかくまとめたのに貼るのを忘れてました」

[173 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:33:06]

次のお話はロスト率高そうだけどペアの片割れだけ残される展開もありなのか運命共同体なのか…

[174 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:42:39]

次回ラウダシナリオ、最後グエルシナリオで一周かな？
毎回面白くて楽しませてもらってるから、一周回ってもまだまだ続いて欲しいなあ…。もちろん無理のなさらない程度で！！

[175 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:51:33]

「グエル、どんなシナリオをやるか考えてるのか？」

「なんかこう、うっすらと…」

「うっすら」

「ぼんやりと…」

「ぼんやり」

「明るく愉快な冒険風にするか、色ボケましましのヒロインレースにするか、あるいはファンタジー風にするか…

　他にも思いつく案がいろいろあってな…」

「冒険とファンタジーって同じじゃないの？」

「こまかいことは　きにするな」

[176 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 21:56:04]

「次回シナリオ、タイトルは決まってるんですか？」

「抜かりない。タイトルは…『オール・フォー・ユー』だよ、兄さん」

「何故俺に振った？」

「嫌な予感がする」

「同感…」

[177 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 22:15:03]

【🎲・閲覧注意】オール・フォー・ユー｜あにまん掲示板

「次スレだ。こっちは…僕たちの画像を貼ってもらえると嬉しいかな」

「画像が少ないのは…誰でしょう？

　何だかんだ全員画像が増えてきましたが…」

「…4号はまあ、登場話数から考えると少ないのも仕方ないからな…」

[178 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 22:26:11]

また困ってる？

[180 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 22:35:39]

次のシナリオも楽しみ！

[181 二次元好きの匿名さん 23/10/11(水) 23:04:55]

使うシーンが限られそうだけど

[182 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 06:21:26]

チベスナ

[183 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 06:23:46]

座ってる4号

[184 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 06:40:25]

ふて寝4号

[185 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 18:33:53]

4号じゃないけど

[186 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 18:34:44]

パイセン

[187 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 18:35:17]

ロリ姉

[188 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 18:47:28]

森から出てくる5号

[189 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 18:50:52]

目を閉じる4号

[190 二次元好きの匿名さん 23/10/12(木) 21:35:23]

もしもし4号

[191 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 06:55:04]

もぐもぐ5号

[192 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 08:43:12]

だもんね

[193 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:25:31]

登場するかわからんけど念のためセセリア強化セット

[194 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:25:59]

懺悔室

[195 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:26:13]

これも懺悔室

[196 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:26:43]

不審そうな顔

[197 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:26:58]

驚き顔

[198 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:27:10]

怒り顔

[199 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:30:34]

ドン引き

[200 二次元好きの匿名さん 23/10/13(金) 13:30:49]

真面目な顔