- 1スレ主23/10/10(火) 11:39:07
- 2二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 11:45:40
ドキドキする
支援 - 3スレ主23/10/10(火) 11:49:27
「〜♡♡♡」
静寂に包まれた室内の気まずい空気に、どこかの誰かの嬌声が薄っすらと混じる
それは否応なしにも、この場所は貴族の主人や坊ちゃまの寝室などではなく、世俗に塗れたただのラ◯ホの一室なのだと告げているようだった
凪「(や、ヤバい。誠士郎もやべぇし聴覚的にもこの状況はヤバい…!写真は撮れたけど、ここがラ◯ホなのがバレたらレオに引かれて水の泡だ…!なんとかしないと…!)」
凪は渾身の策を用いて誤魔化し始める
凪「レオーカメラ構えんのちかれたー!肩痛いかも~!!」
ワザとらしいほどのクソデカボイスで凪が言う
凪「いやー!一眼レフって重いんだよね〜!!メイドさん、なんかマッサージするのに良いモノとか、どっかに転がってたりしないかなー!?」
凪はわかりやすい程ゴリゴリに、マッサージ機でマッサージと結び付くのを願って玲王に甘えた
スッ
凪「!?」
上に乗っていた玲王が凪の手からカメラを取る
凪「(え、マ、マジで来た!?マッサージフラグッ…!!)」
玲王「なぁ…ここ、誰と来たの」
凪「は!?」 - 4スレ主23/10/10(火) 11:59:19
てっきり電マでラブラブマッサージタイムかと思っていた凪は、玲王からの予想外の問いかけに思わず強い口調で聞き返してしまう
玲王「だって、何でお前がこんな場所知ってんの?」
凪「こ、こんな場所、って…(え、ここがラ◯ホって、もうバレてんの!?)」
急なことに凪の思考が追いつかない
玲王「ここ…誰に教えてもらったんだよ」
玲王が凪の頬を撫でる
凪「い、いや…?ここに来たのなんて、俺、今日がハジメテ、だよ…?」
玲王「ウソ。だって入り方とか、なんかスゲェ慣れてたじゃん。ルームサービスの受け取り方とかもさ」
凪「え、受け取り方とかは、壁のとこに書いてたから…(入り方は写真部員1に教えてもらったけど)」
玲王「…」
凪「レオ…?」
凪を見下ろす玲王の目が少し潤んでいたが、逆光になっている凪は気付かない - 5二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:01:17
ドキドキ
- 6スレ主23/10/10(火) 12:03:46
玲王「さっきハニトーに乗ってる花のこと調べてたらさ、ここがヒットして。ハニトーに花乗せてんのなんてココくらいだったわ。ラ◯ホなんだろ?ここ」
凪「!え、ハハ、いやー?ラ◯ホって俺ラブホールディングハンズしかわかんないし、レオが言ってることがよく分かんないな〜?」
凪はこの後に及んでもまだシラを切り通そうとしていた。最後の悪あがきである
玲王「love holding hands…じゃ、ねぇし。ここ、ラ◯ホテルだろ」
凪「バ、バカッ!?(メイドの格好してそんな単語、口にすんな!!幻想が崩れる!!)レオは細かいこと気にしなくていいし、そんなコトは知らなくてもいいから、ね?」
玲王「…だから、バカはお前じゃん。俺もう17だよ?さすがに分かるって、ここがどんなコトする場所かくらい。そこまで箱入り息子じゃねーって」
「〜♡♡〜♡♡♡!」
再び室内に気まずい沈黙がおり、でもそんな事情はお構いなしに隣の部屋は盛り上がっている
無言の二人と、それを煽るような嬌声 - 7二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:06:03
外的要因でこじれていくー
- 8スレ主23/10/10(火) 12:09:42
凪「(あー…もうやだ、なんなのコレ、最悪…)」
せっかく良い写真も撮れて、あとちょっとで名残惜しいけど無事に今日は解散だったのに
最後の最後に、何でこんな展開になるのだろう
凪は「やはり自分は白宝生から呪いを受けているのでは?」と考えた
玲王「なぁ…誰と来たの?前にもヤだって言ったじゃん。お前とそーいうコトできなくてゴメンて言ったけど、他の人に使わないでって…」
凪「いや、だから、ゴム使ってないから…!」
玲王「何ソレ、使わずに女とシてんの?」
凪「(もうッなんなんだよ!めんどくせぇ〜〜〜…!!)」
凪くん、キレそうだが…ここは一旦、勘違いして不安になってるめんどくさ御曹司を安心させてあげて!
ウルトラジーニアスならきっと出来る
凪は玲王に何をして安心させてあげた?
下3レスから🎲 - 9二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:09:42
どうやって解決にいくんだこれはワクワク
- 10二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:15:33
ここがラブホって気がついたのは俺も入ってから
レオが嫌な気持ちになるかもって思って言えなかった
誓って誰かとこんなところ来たこともなければ
そういうことをしたこともない
(してたらもっとスマートにできるよ…悲しいけど俺DTなのよね)
今までのことは悪魔の証明になっちゃうから信じて貰えないかもしれないけど
これから気になるならGPSでも部屋にみまもりカメラでもつけてもいいよ
それでレオが安心できるならなんでもいいから言って
悲しませたくないんだ - 11二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:16:44
玲王をぎゅっと抱きしめて「ここに来たのはホントに初めてなんだってば。俺が好きなのは今までもこれからもレオだけだし、エロい事したいなって思うのだって生涯レオだけ」と言う
- 12二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:41:58
俺、レオで童貞卒業したいと思ってるよ
レオは本当に俺がレオ以外とこんなところ来ると思ってる?
俺が好きなのはレオだけだよ
仲直りのちゅーしよ? - 13二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 12:42:33
抱けーーーッ!!!
- 14スレ主23/10/10(火) 13:34:39
- 15二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 18:37:59
どきどきしゅる
- 16二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 21:43:39
PWC玲王がハロウィン衣装パリで外注してたからここのスレみたいに超本格メイド服作る2人もあり得るわ…w
- 17二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 21:51:45
CM見てこのスレの2人思い出したわw
- 18二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 23:29:53
わかる
すごい仲良しでここと同じく可愛すぎた - 19スレ主23/10/11(水) 00:40:47
凪は「めんどくさい」と思いながらも考えていた
めんどくさくてもいい
どれだけめんどくさいことも、玲王のためなら頑張りたいし
そうしてでも、絶対に離したくないと思ったのは後にも先にも玲王しかいない
凪「…あのね、俺、レオで童貞卒業したいと思ってるよ」
凪は寝ていた身体を起こし、玲王の目をちゃんと見て、真っ直ぐにそう告げた
目を合わせて、玲王がいつも見てくれている自分の表情から、これが嘘や冗談なんかじゃないと玲王に信じて欲しかった
凪「レオは、本当に俺がレオ以外とこんなところ来ると思ってる?」
玲王の頭を撫でて、凪は落ち着かせるようにその綺麗な紫色の髪を何度か優しく梳かし、その手で玲王の肩を抱き寄せる
凪「どう?」
玲王「…分かんない」
凪「…分かんない?」
玲王「凪が他の人と来るとか、思わないけど…思いたくない、だけなのかも」
凪「ねぇ、なんでそんな不安になるの?もっと安心してよ」
凪は抱き寄せた玲王の肩をヨシヨシと擦りながら、「どうしたらレオがもっと安心してくれるんだろう」と考える - 20スレ主23/10/11(水) 00:46:45
凪「俺が好きなのはレオだけだよ」
凪は玲王の唇を見つめる
玲王「…どこ見てんの?」
凪「え、レオの可愛い口。俺のこと、『大好き』って言ってくんないかなーって、そう思って見てた」
玲王「…ぷはっ、お前って、普段天才なのに、そーいうトコはマジでバカ」
玲王が照れるように笑ったのを見て、凪も、ふ、と柔らかく笑う
玲王「あ…今、笑った?」
玲王だけにしか見せたことのない、凪のその表情
凪「うん、バカでいいよ。だって仕方ないじゃん、好きな人の前ではみんなおかしくなっちゃうんだから」
そして凪は、再び玲王と目を合わせた
凪「だから、仲直りのちゅーしよ?」 - 21スレ主23/10/11(水) 00:52:59
玲王がまるで「いいよ」と言うみたいに目を閉じたので、凪は玲王の肩を抱いたまま少し顔を傾けながら近づけ、目を閉じてその唇にキスをした
玲王「…ん、キス、もっとして」
凪「えー…どうしよう…(止まんなくなっちゃう)」
玲王「じゃあ、俺から触っても、いい?」
凪「え、あの…レオ、さ。最近その『触ってもいい?』ってよく言うけど、それってどーいう意味なの?」
玲王「え」
凪「だって、レオって前から俺にめっちゃ触ってくんじゃん」
凪「(いきなり抱きつかれて、それで好きになっちゃったんだし…いや、実際俺以外にもボディタッチしてるのは知ってるけど)」
玲王のあの近すぎる距離感のボディタッチ
絶対に人を勘違いさせるからやめて欲しいんだけど…と凪は思いながらも、それが「嫉妬するから」とは余裕がないみたいでダサくて言えなかった
凪「(余裕のある、ちょっと大人な恋人に…俺はなる!)」 - 22スレ主23/10/11(水) 00:58:23
玲王「だから、それは…」
玲王は勇気を振り絞るようにしながら、言葉を出す
玲王「…この前、凪の家でお前の腹筋触ってた時、凪の肌に、もっと、直接触ってみたいなって思った」
凪「え?」
玲王「凪の手とおんなじで、熱くて、触ってると…なんか、その、ドキドキしてきて」
凪「レオ…(それって…)」
玲王「ゴメン、こんなの言われたら、気持ち悪いよな…だから、嫌だったら言って?」
玲王「そしたらもう、俺からは、凪に、近寄らないようにするから…」
その声は、か細く震えていて、まるで罪を告白するようだった
凪「なんで?」
凪「(なんで…そんなこと、俺がレオに思うワケないじゃん…)」 - 23スレ主23/10/11(水) 01:04:04
玲王「でも、凪に、他のやつのこと見て欲しくないって思うし、誰にも奪られたくない」
凪「いや…だから、(それは俺もなんだって)」
もう、どうしようもないくらいに玲王が可愛くて、愛おしくて
泣くたくなるくらい、この人に恋してるなって思った
凪「どうしよう、ね?」
玲王「?」
凪「今、もっと好きになった」
凪「本当にレオが好き。毎日、逢うたびに、どんどん好きになるから…」
玲王「…」
玲王も凪の唇を見つめて、そして凪を見る
凪「あ、違った。『大好き』」
玲王がまた笑って、凪の首に手を回して首を少し傾けて目を閉じた
少し開けてくれているその隙間に舌を差し込む
凪「(正論なんてクソ喰らえって思ってた。だって、レオと早く結ばれたいのに、なんで待たなきゃいけないの?って…)」
「知恵袋の皆さん、ゴメンナサイ」と凪は思う
凪「(性的同意って、大事なんだな…)」 - 24スレ主23/10/11(水) 01:12:57
初デートのあの日、「恋人ごっこは今日で終わり」と玲王から言われ、感情的になって一方的にしてしまった初めてのキスは、何も感じなかった
でも、心が通い合うキスは、ただ舌を合わせるだけでもこんなに気持ちがイイんだと凪は思う
凪がそっと目を開ける
凪「(エロい顔するなぁ、ほんと)」
ドキドキして、心臓の鼓動がヤバかった
これ以上したら本当に止められなくなりそうで、凪は玲王から口を離す
玲王「…」
玲王は、クラスメイトとの会話を思い出していた
生徒『フツーはベロチューまでしたら最後までするよな?』
玲王『あー、で、最後まで、ってのは…?』
生徒『だから、セッ◯スだよ。するだろ?それだけ盛り上がってんだから』
玲王「最後までって、どーすんの?」
凪「え?」
玲王が凪の顔を両手でそっと包み、愛しい宝物を見つめるようにして目を細める
玲王「凪と出来たら…幸せだろうな」
ああ…玲王はまだ男同士で出来るって知らないんだけど、凪はなんて答えよう?
下3レスから🎲 - 25二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:17:47
最後まではまた今度……ゆっくりでいいよ ゆっくり教えてあげるから
- 26二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:27:22
(これはあれか……無知シュチュってやつか まじで?純粋培養な訳?これ下手なことしたら……泣かれない?)
レオ……とりあえず 触れあうことから始めませんか? - 27二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:33:45
できない訳じゃないけど その前に 話をしようか どうすればいいかわからないレオと性急にこの先にいっちゃいけないと思うから
- 28スレ主23/10/11(水) 01:41:31
- 29二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:46:41
今のかっこメイド服×メイド服だし…もう少しいいシュチュがある気がしますし…はじめては大事かなって
- 30スレ主23/10/11(水) 09:26:01
凪「(さ、最後までって…多分、セッ◯スのこと、だよね…また、俺らのいつもの勘違いとかじゃなければ…)」
玲王「なぁ、もし出来たとしても、俺のことそんな風に見れない?」
凪の顔を両手で包んだままの玲王がチュッチュと凪を可愛がるように瞼や頬に軽いキスを落としていく
凪「そんなの…めちゃくちゃシたいけど…」
理性を失くしてしまわないよう、キスを遮るようにして凪が玲王を抱きしめる
玲王「あ、オイ。離せって!ハハ、もっとキスしたいー、させろー!」
抱きしめられたままの玲王が笑いながら凪の背中や頭をポカポカとふざけるようにして殴る
凪「(そういえば…)」 - 31スレ主23/10/11(水) 09:27:43
数日前——
凪は玲王と男子生徒の距離が近いのが目につき、廊下からそれを止めに入った際
その直前に聞こえていた玲王とクラスメイト達との会話を思い出していた
玲王『いや、してないよ』
生徒『え、なんで…』
玲王『だって、男同士は出来ないだろ?』
生徒『『え!?』』
凪「(あの時のって…もしかして)」
凪「ねぇ、レオ。クラスの奴とそーいう話してるの?」
抱きしめていた玲王を身体から剥がし、凪が玲王の顔を見る
玲王「何がー?」
玲王が笑顔のままコテンと首を傾げた
凪「(可愛い…!メイドレオのコテンいただきましたッ!でも…この純粋さでさっきまで俺とベロチューしてたとか、なんかのバグ?)」
凪は真面目に玲王の情緒が心配になる - 32スレ主23/10/11(水) 09:31:39
凪「まぁ、だから、エッチするとかしないとか…みたいな話」
玲王「んーん、してナイ(だってあれ俺の『お友達』の話だったし)」
凪「あっそう…ならイイけどね。あんまそーいうの、他の人と話しちゃダメだからね(レオの口からエロい言葉聞くのは俺だけでいいんだよ)」
玲王「うん、わかった。てか、エッチは?ねー、どーやってすんの!?最後まで!」
玲王は先程までのエロい雰囲気に飽きてきたのか、凪の肩を掴んで「ねー!ねー!」とガシガシ揺すり始めた
凪「…」(ガクガクと首が揺れる凪)
凪「できない訳じゃないけど」
玲王「え、(男同士で出来んの…?)」
凪「その前に、話をしようか」
玲王「話って、何の?」
凪「どうすればいいかわからないレオと性急にこの先にいっちゃいけないと思うから」
玲王「この先?(男同士で?)だから、それはお前が教えてくれるんじゃねーの…?」
凪「え」 - 33スレ主23/10/11(水) 09:33:57
その時、部屋に電話がかかる
凪「あ、もしもし…え?退室時間?もうそんな時間ですか!?」
凪がスマホを開くと、とっくに終了時刻が過ぎていた
凪「すいません!とりあえず延長させてください!全然俺のエゴが納得していないので…え?次の客?そんなモン待たせといてください!お願いします!せめてあと30分!!」
ガチャ
凪「フゥ…やれやれ、手こずらせやがって」
玲王「え、なんか、時間大丈夫なの?」
凪「うん、危なかった。忘れるところだったよ…」
玲王「忘れる…?」
玲王はキョロキョロと辺りを見回すが、何のことだか思い当たらなかった
凪「だってまだ撮ってないじゃん。メイド服でハ◯撮り写真。ねぇ、正◯位と騎◯位、レオはどっちで撮られたい?」
近距離でも動いていても綺麗に撮れる一眼の魅力を最大限に活用しようとする勤勉な凪である
玲王、ハ◯撮り(風)写真撮らせてくれるんですよね?
正◯位と騎◯位どっちがイイんですか?
下3レスから🎲 - 34二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 09:35:45
ハ○撮りって何?よくわかんねぇけど凪のしたい方でいいよ
- 35二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 09:38:43
(正常?騎乗?騎乗は何となくわかる乗っかればいい?)
「馬いないけど?」
凪がナニをいってるのかわからないと困惑して勢いに混乱中 - 36二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 09:42:40
待ってる人いるんだろ?時間厳守!
急に現実に引き戻される - 37二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 09:45:11
撮れる
頑張れば撮れそう
撮れない
いい感じの三択になってない?w - 38スレ主23/10/11(水) 09:47:59
- 39二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:05:34
撮れるのか撮れないのかどうなる?
- 40スレ主23/10/11(水) 21:42:35
玲王「???(正常?騎乗?騎乗は何となくわかる。乗っかればいい?)」
凪がナニを言ってるのかわからないと困惑している玲王は、その勢いに混乱していた
しかし玲王を混乱させる程の凪の勢いも致し方あるまい
あと30分しか延長出来なかったのだから、焦って当然である
凪「(あー、そっか、レオは正◯位とか騎◯位じゃ逆に意味が分かんないのか…)」
凪「レオ」
玲王「ん?」
凪「打ち上げた花火を下から見るのか上から見るのか、みたいなコトだよ」
玲王「え、あ…(花火を上からか…自家用ヘリかな?)じゃあ、騎乗?の方なら何となくわかる、かも…」
凪「ヨシ、騎◯位ね!さすが御曹司!主導権握りたいタイプね。じゃあそうと決まったらさっさと乗って!」
玲王「??馬いないけど?」
凪「俺が馬に決まってんだろ!!」
玲王(ビクゥッ!!)「あ…そ、そうなんだ…なんかよく知らなくて、ゴメンな?」
凪のあまりの剣幕に玲王は怯んでしまう
チョロいぞ御曹司、大丈夫なのか
凪「(あー、俺レオに上に乗っかってもらう時は絶対に恋人繋ぎで手ぇ握ったままシたいんだけど…!)」 - 41スレ主23/10/11(水) 21:45:21
ベッドに凪が寝転ぶ
凪「ハイ!俺の上に乗っかって」
玲王「え…う、うん」
玲王が恐る恐る凪の上に乗る
玲王「(馬??どこが?)これで、イイ?」
先程まで馬乗りになっていた玲王だが、ヤれと言われてやるのは何か違ったようだ
凪「オッケー、じゃあカメラ持ってて手ぇ繋げないから、俺の胸に手ついて」
玲王「うん」
凪「はい、いいよ。動いて?」
玲王「え、いや…わかんないから」
凪「ん?」
玲王「(えー、なんかしたくない…)だって、馬に乗ってんなら馬が動くだろ?」
凪「もー、しょうがないな」
凪が腰を動かす
玲王「ッ、うわ」
玲王「え、やだ、何コレ…」
凪「うわ!恥じらってるレオ、可愛い!」
凪がノリノリで上に乗る玲王を下から突いて揺らしまくる(※入ってません) - 42二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 21:46:30
玲王が本当に可愛い
- 43二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 21:48:08
急に予想つかない動きされると怖いよね
- 44スレ主23/10/11(水) 21:52:23
玲王「ちょ、ちょっと待って、なんかヤだ」
玲王が写真を撮らせまいとして、カメラを構えながら腰を動かす凪から一眼レフを奪い取ろうとする
凪「はっ!?ちょ、何!『撮っちゃダメ』って?そこ無駄に臨場感出さなくてイイから!」
玲王「いや、じゃなくて、んっ、お前またなんか変なの、撮ろうとしてん、じゃん」
凪が玲王の手を押し除けながらシャッターを切る
凪「またって何!俺、レオのハ◯撮りなんか撮ったことないし!」
玲王「だから、その、ハメ?とか、何かわかんねぇの撮られるの、ヤダって」
玲王は赤くなった顔を必死に隠そうとする
凪「うわー、やばい、超可愛いその顔…!」
こんな状況、いつもの玲王なら毅然とした態度で怒ってもおかしくはない
だが、玲王は凪に対して一つの罪悪感があった
玲王「(凪が怖いくらい大事にしてた俺の隠し撮りメイド写真…アレ、勉強合宿の時に俺が無くしたっぽいんだよな)」
そう、あの時できてしまった完全犯罪
玲王は未だに凪が教科書をすり替えて写真を奪還したことに気付いていない
玲王「(だから、恥ずかしいけどちょっとくらい付き合ってやらなきゃ悪いよな…。でも、あの写真無くしたこと凪になんて言おう…)」
玲王は一人でぐるぐると悩んでいた - 45スレ主23/10/11(水) 21:56:06
玲王「…てか、何に使うんだよこの写真」
凪「え、何ってナニだけど…」
玲王「ナニ?」
凪「え、あの、その…だから…レオがいない時に、見て色々思い出し(てシ)たいなって」
玲王「フーン…?」
凪「う゛っ…」
玲王に冷ややかな目で見られ、調子に乗っていた凪の動きが思わず止まる
玲王「俺がいない時?…いなくなるの?俺」
そう言って玲王が寂しそうに笑う
凪「え!?いや、いなくなんない。いなくなんないでよ…」
玲王「ハハ、じゃあ写真はもういーじゃん?もう撮らなくても。ここに本物がいるんだから」
凪「う、うん…そうだよね(バカだ俺…また勝手に突っ走って)」
凪「じゃあさ、約束ね。俺が頼んだらいつでも俺のためにメイド服、着てくれる?」
これがエゴイストなのか…!?
転んでもタダでは起きないその精神は、吉と出るか凶と出るか?
凪の大事な隠し撮りメイド写真を無くしたという罪悪感を抱えたままの玲王の答えを、下3レスから🎲 - 46二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:04:44
前から思ってたんだけど、お前のその並々ならぬメイドへの拘りはどこから来るの?
普段の俺じゃダメなの?(しょんぼり) - 47二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:13:48
……いや、凪がメイド服着たいなら付き合うけど、着るときは一緒だって約束したし……
そういや、ハロウィンでなにか仮装しようって言ってたな今度その話もしような - 48二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:14:30
TPOをわきまえてくれたら良いよ
あと、二人っきりの時な - 49スレ主23/10/11(水) 22:26:38
- 50二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:28:18
(させてください)
- 51二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:33:14
ハロウィンコスプレ会期待してます
- 52スレ主23/10/12(木) 00:08:32
玲王「…」
凪「…レオ?」
玲王「前から思ってたんだけど、お前のその並々ならぬメイドへの拘りはどこから来るの?」
凪「え?」
玲王「普段の俺じゃダメなの?」
しょんぼりとした顔で、玲王が凪に聞く
凪「…」
凪「(普段の…レオ)」
凪「そりゃ、普段のレオが、大好きに決まってんじゃん。だからメイドのレオも好きになるんだよ」
玲王「ありがと。じゃあそれでいーじゃん。普段の俺は、恋人のお前のもんだろ?」
凪「違うって」
玲王「え?」
凪「普段のレオは…白宝のみんなの玲王様、だよ。だって、レオは未だに俺と付き合ってることみんなに堂々と言ってくれないじゃん。サッカーしてるレオも、チームの御影玲王選手、俺はその相方の凪誠士郎。結婚もしてないし、恋人とも明かしてない。だから、みんなの頭の中ではレオは全然俺のものになってない」
玲王「エゴいなー。俺本人がお前のモンだよって言ってんのに?それじゃ満足出来ないの?」
玲王には凪のこだわりがよく理解できなかった - 53スレ主23/10/12(木) 00:14:49
凪「メイドのレオはね、最初は、あの隠し撮り写真に映ってた、俺を見つけてくれた時みたいなワクワクしてるレオの表情がいいな、って思ってあの写真を買ったんだけど。メイドさんていうのはさ、主だけを見て、愛して、心配して、お世話してくれるじゃん?だから、レオがメイドになってると可愛いだけじゃなくて、なんか俺だけを見てくれるみたいで安心するし、嬉しい。もちろん俺も一緒にメイドになるよ?レオだけを見て、愛して、心配して、お世話…ってか、守ってあげるからね」
玲王「ハハ、じゃあお前SPのコスのが向いてんじゃね?」
凪「うーん、でも一緒にメイドするのは二人の約束でしょ?まぁ、だからさ、白宝祭のメイド喫茶でレオが他の人にお給仕するのかと思ったら、正直かなり…複雑なんだよね(ダサくて言えないけど、絶対嫉妬する)」
玲王「大げさだな、凪は。メイド喫茶は頑張って成功させるけど、あそこはあくまで出し物だからさ。お客さんとして接するじゃん?」
玲王が笑いながらヨシヨシと凪の頭を撫でる
凪「うん。レオのメイドコスはめっちゃ可愛いからね!絶対に大盛況間違い無しだよ」
玲王「おう!お前の考えた店名と特製ドリンクと、思わず食べ過ぎて凪が太っちゃうくらいの美味しいデザートもあるしな?」
凪「それはもう言わないでよ」
こうして紆余曲折の末、SSR用の写真+αを撮り終え、2人は白宝祭1日目を迎える - 54スレ主23/10/12(木) 00:17:39
白宝祭1日目
晴天に恵まれた気持ちの良い秋の空——
玲王「テイクアウト用のクッキーの袋詰め終わったー?」
家庭科部員「完了してまーす!」
玲王「喫茶店の方、メニューとカトラリーの配置オッケー?」
サッカー部員「終わってまーす!」
玲王「よし、じゃあメイド喫茶【Яeversal】と家庭科部、総合売り上げ1位目指して頑張るぞー!!ウェーーーイ!!」
サッカー部員&家庭科部員「「ウェーーーイ!!」」
凪「(陽キャのノリ、ついていけねぇぇえ…!!)」
凪は少し離れたところに寝っ転がって、スマホでメイドの玲王を撮りながらその様子を眺めていた - 55スレ主23/10/12(木) 00:19:26
玲王「こら!凪、起きろ!寝っ転がってるメイドがあるか!」
凪「だってみんなのノリについていけない」
玲王「つか、なんか撮ってねぇ!?スマホ没収するぞ」
凪「そ、それだけはご勘弁を…」
玲王「だいたい撮影禁止だから、ここ!」
凪「いいじゃん、レオ。メイドコス今日も最高に似合ってるよ」
玲王「だろ?じゃなくて!お前もしっかりお給仕すんの!」
凪「俺お世話されるの専門だから、お給仕するのは畑違いなんだよねー」
玲王「うるせぇよ!ホラ、もうお客さん来るぞ。2番テーブルにご主人様のご帰宅だ!ハイ、凪ちゃん行ってきて!」
玲王にグイグイと引っ張られながら、メイド凪はメイド喫茶の入り口へと連れて行かれた
凪「(えーめんどくさいな…)いらっしゃ…じゃなかった。お帰りなさいませ、ご主人様ー?」
さて、不安の中始まった白宝祭
凪の接客能力はいかほど…!?
下3レスから🎲 - 56二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 00:21:56
中の下くらいだけどマスコットっぽくてウケてはいる
- 57二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 00:23:52
玲王メイド長w
安価
正直でかいのがのっそりくるのでちょっとびびられている - 58二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 00:31:20
ドジはやらかさないけどめちゃくちゃ塩対応なのでお客からの評判はイマイチ
- 59スレ主23/10/12(木) 00:32:45
- 60二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 00:34:06
一部の層にはウケてそうな凪
- 61二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 00:35:43
その塩対応を求める客層だっている はず
- 62二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 08:56:05
頑張れ
- 63スレ主23/10/12(木) 11:45:13
凪「ん、お前」
その客は凪の見知った顔
ご本人にnmmn同人誌を見せた強者、文芸部員Aであった
部員A「やぁ、凪。君と玲王様の解像度を上げるために朝から並んで来させてもらったよ」
メイド喫茶【Яeversal】は既に朝から生徒会の指示で整理券が配布されるほどの行列だった
サッカー部員達パリピ勢がSNSをフル活用し話題を呼んでいたのと、新聞部が玲王との約束通り宣伝したことで、「メイドの玲王様に給仕してもらえるらしい」というのが広まり学校内外から客が押し寄せていたのだった
凪「もぉー、俺とレオの解像度とかいいから。本人を前にしてお前のその神経の図太さなんなの?一体。さっさと注文して帰ってよ」
凪が雑にハート型のメニューを投げて渡す
部員A「ちょ、ちょっと…!せっかくお屋敷に帰ってきたご主人様になんていう塩対応なんだい。ていうか玲王様に接客して欲しいんだけど、この店は指名とか出来ないのかい?」
凪「は?私じゃお気に召さないって言うの?ご主人サマは。接客はランダムなんで、レオにして欲しかったら並び直してからもっかい来て」
指名制にしないことは回転率向上とリピート客アップのための玲王の作戦であった - 64スレ主23/10/12(木) 11:50:07
部員A「やれやれ、仕方ない。まぁ、実際玲王様に接客していただいたら脳が焼かれて思考停止になりそうだから、僕はこの少し離れた場所からじっくりとメイドの玲王様を堪能させてもらうとしよう」
凪「(…こいつ絶対レオに近寄らせたくねえ)」
凪「(でも、レオの『接客』か…)」
そう言えばラ◯ホでの撮影時は写真を撮ったりメイド玲王とイチャつくことに夢中で、メイド喫茶の『接客』は受けてなかったな…と思いながら、凪は玲王を見る
ちょうど玲王が入り口のところで男性客一名をお出迎えしているところだった
玲王「お帰りなさいませご主人様〜♪」
凪「ハーーーイ!!」
店内「「!!?」」
凪「(うぇ…!やべっ、つい反射的に…!)」
ざわ…?ざわ…?
凪は玲王の『ご主人様』の呼びかけに、思わず大声で返事をしてしまった
玲王「…」
玲王と店内の客達から、冷ややかな、そして困惑を含んだ視線が凪へと向けられる - 65スレ主23/10/12(木) 11:53:43
玲王「ご主人様のお帰りで〜す!」
サッカー部員「「お帰りなさいませご主人様ーーッ!!」」
凪「(つか、待ってよ。俺以外の男を『ご主人様』って呼ぶレオ見るの…想像以上に心がキツい。これがいわゆるNTRってやつなのか…??どうしよう)」
凪は自分以外の人間を『ご主人様』と呼ぶ玲王の、その思った以上の破壊力に、早速心が折れそうになる
凪「(いやいや、落ち着け俺。俺はあのメイドレオにラ◯ホで『あーん』してもらったり、電マあてられたり、仲直りのベロチューして騎◯位でハ◯撮りさせてもらえたんだから。そう、俺はレオの特別…!)」
実際には何もハ◯てはいなかったのだが、崩壊しかけの凪の精神は妄想によりどうにか補完された
凪は気を取り直して、渋々ながらも売り上げ貢献のために接客へと戻る
部員A「凪、どれがオススメなんだい?」
凪「えー、全部おいしーよ。どれ頼んでも間違いない。うん、だから全部注文しなよ。すいませーーん!!2番テーブルのご主人様にメニュー全部で!」
サッカー部員「「かしこまりましたァッ!!」」
部員A「…」 - 66スレ主23/10/12(木) 11:58:09
ここで待ち時間の間に『ご主人様』と談笑でもして楽しませるべきなのだろうが、凪はどうしても玲王のテーブルが気になってしまう
凪「(チラッ)」
玲王は先程案内した茶髪の大学生風の優男を接客していた
玲王「ご主人様がお留守にされてる間寂しかったです♡」
優男「えっ…!(この子俺のこと好きなの!?)」
凪「ハァーーー!!?ちょっとちょっとちょっと…!!!何童貞をオーバーキルしそうなこと言ってんの!?つか、そんなの俺にも言ってくれたコトねぇじゃん!?」
玲王にとってはそれはなんてこともない営業トークなのだが、凪からすれば自分以外に言うなどとんでもないセリフだった
優男「(えっ、俺がDTなの何でバレたの…!?)」
そして凪の言葉は知らず知らずのうちに優男の精神に傷をつけていた
玲王「…」
凪「いや、そーいうのラ◯ホで言って欲しかったし…!!!」(クソデカボイス)
店内「(ラ◯ホ)!!!?」 - 67スレ主23/10/12(木) 12:05:31
玲王「…(クソが)」
さすがの玲王もこれ以上はメイド喫茶の業務に支障が出ると判断し、仕方なく凪に声をかける
玲王「あら、どーしたんですかメイド凪さん。あちらであなたのご主人様がお待ちですよ?ご自分のご主人様のところにさっさとお戻りください?(開店早々いい加減にしろよ…!!)」
凪「…(もうダメだ、羨ましくて、妬ましくて…気が狂いそうだ)」
これまで幾度もその暴力的なまでの才能で無自覚に人々を蹂躙してきた天才の凪は、自分の人生において初めて他者(優男)に対して嫉妬と羨望の感情を抱いた
そう、高校のメイド喫茶に遊びにきたごく一般人(優男)に対してである
凪「あーもー、お前マジそこ代われよ…」
部員A「凪!何やってるんだい!?ちょっとそのラ◯ホとやらの話を詳しく聞かせてくれよ!」
凪は背後から髑髏を出しかけたが、文芸部員Aによって呼び戻された
優男「…(なんか怖いな。あの白くてデカいメイドさん)えっと…オススメとかありますか?」
玲王「オススメはお屋敷特製の、【キュンキュン☆黄昏星空ソーダ】です。こちらのドリンク、なんと飲むとメイドと同じ永遠の17才になっちゃう、かも!しれないです」
玲王が星型のメニューを顔の前にして、身体をご主人様の方に傾けながら満面の笑みでドリンクの説明をする
客「(え…男の子なのに超可愛いなこの子…性癖歪みそう)じゃ、じゃあそれください」
玲王「かしこまりました!くれぐれも、飲み過ぎにはご注意くださいね♡」
凪「ねぇー!?だからダメだって語尾に全部『♡』つけんのは!!勘違いするって!!」 - 68二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:07:47
そろそろ本気で怒られるよ凪くん…ステイステイw
- 69スレ主23/10/12(木) 12:12:04
凪のクソデカボイスは止まらない
客達は次第に、
客「「(あ、こーいう寸劇のあるタイプのメイド喫茶なのかな?)」」
と、なんとか現状に帳尻を合わせようと考えていた
まさか自販機サイズのイケメン2人が公の場でガチの嫉妬劇を繰り広げているなど思いもしなかったのだ
家庭科部員「ドリンクお願いしまーす」
凪と玲王は客の注文したドリンクを受け取りに、一旦裏へと下がる
玲王「お前なぁ…マジいい加減にしろよ。初日の午前中でどれだけ捌けるかで売り上げ変わるんだから」
凪「いやいや、レオこそ何でいきなりそんなメイド喫茶の接客の解像度上げてきてんの…!?俺との時は全然だったじゃん」
玲王「いや、お前と撮影したあとに、なんかお前とホテルでしたメイドはなんか、その…エロすぎて、メイド喫茶向きじゃないよなと思ってさ…」
そう、あれはただの彼氏が彼女にして欲しいエロいメイドさんであった
あれをしてしまったらここはもうメイド喫茶ではなくただのそーいうお店になってしまう
玲王「だから、『メイド喫茶のメイドさんって何だろう』と思って、あの撮影の後お前家に送ってからばぁやと2人で秋葉原まで行ってきた」
凪「何ソレ…!超楽しそうなの俺も呼んでよ!?」
凪「(つか、変なとこで頑張んなよこの完璧主義がよぉぉお…!!じゃあラ◯ホでメイド物のA◯見せるのが正解だったのか…)」
凪は取り返しのつかない後悔に襲われる - 70二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:13:21
いやたぶんそれはしないで良かったよw
- 71スレ主23/10/12(木) 12:21:52
凪「次は絶対朝までコースだからね。もちろんメイド服持参で!!」
玲王「ん?てか、特製ドリンクは客前で混ぜるからちゃんとやれよ」
凪「うん…わかってるよ」
特製ドリンクは色の変化が綺麗なので仕上げの加糖レモンシロップを客前で入れる仕様にしていた
そしてドリンクを持って『ご主人様』の元に戻る2人
玲王「じゃあ、玲王がキュンキュンって言ったら、ご主人様も『キュンキュン♡』て言ってくださいね?」
優男「ハイ…」
女の子のメイドさんに接客してもらえるのかと思い、よく知らずにメイド喫茶に並んでいた優男だったが、この短時間のうちに彼はもうすっかり玲王の虜になっていた
玲王「キュンキュン♡」
玲王はアキバで覚えたらしい、握った両手を顔の前で言葉に合わせて振る動きをする
凪「キュンキュン…!!」
凪はその光景を見ながら歯を食いしばり耐えていた
優男「キュ、キュンキュン…!」
玲王「はーい、バッチリで〜〜す♡」
凪「バカッ!!俺以外の男を褒めんなって!!しかも『キュンキュン♡』言えたくらいでさ!?そんなの俺のがもっと上手く言えるし!?赤ちゃんかよそいつは!!」
優男「うわー、夕暮れみたいに綺麗な色のドリンクだね」
玲王「ありがとうございまぁす♡」
客「でも…メイドさんの方が…もっと綺麗。あ、あの、良かったら連絡先とかって」
おや、これはセコム発動しちゃう?
玲王はほっといても上手くかわせるけど…凪は?
ちょっかいかけられてる玲王を見て耐えられたの!?
下3レスから🎲 - 72二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:25:04
耐えられるわけがなく
「メイドに手出そうとするご主人様はお帰り下さいませ」と玲王の肩抱きながら睨む - 73二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:34:52
耐えられないし、髑髏出しながらあーそれだめって言う(玲王の腰に手をまわす)
- 74二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:36:11
玲王の手をガード
のち
お帰りくださいませご主人様(どくろつき) - 75二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 12:41:20
大学生?が高校生にナンパはいくないね
- 76スレ主23/10/12(木) 12:46:40
- 77スレ主23/10/12(木) 17:27:21
玲王「(あー、このパターンね)ほんと?嬉しいです。でもご主人様のお屋敷はこちらなので、私に逢いたかったらまたいつでもお戻りくださいね♡」
そう言って世界観を崩さないように断り、ドリンクを差し出そうとする玲王の手を凪がガードする
凪「お帰りくださいませご主人様」
玲王「(…このヤロー)凪さん、何言ってるの?ご主人様はお屋敷にお帰りになってるから、ここにいらしてるんでしょ?」
玲王は笑顔で凪の発言を誤魔化すが、その瞳は笑っていなかった
そして、凪の背後から髑髏の気配を察した優男は退店を決意する
優男「も、もう出ます…!」
玲王「えー!ご主人様もうお出かけですか?寂しい…」
優男「お、俺もです…!(この子やっぱり俺のこと好きなんじゃ?)」
玲王「じゃあ、お屋敷にいない間に萌えが不足したら大変なので、良かったらランダム配布のメイド達のお写真いかがですか?」
凪「え、いや、ちょっと待ってよ…!」
玲王「は?(っ、やば)」
玲王が慌てて自分の口を手で塞ぐ
先程から何度も邪魔をしてくる凪にイラつき、さすがの玲王も素が出そうになっていた
玲王「(お前どーいうつもりだよ!?)」
玲王が凪を引っ張り耳元で怒る
凪「…だって」
凪「(だって、やっぱり嫌だよ…正直こんなレオの連絡先を欲しがるような奴に、もしSSRのレオの写真が渡ったりしたら…ナニに使われるか分かったもんじゃない)」
凪は心の中で葛藤する
凪「(レオのためにサッカー部の部費は稼ぎたい。けど、レオのメイド写真が俺以外の奴の手に渡るのは嫌なんだ…!)」
凪「レオは?」
玲王「え?」
凪「レオは俺の写真が他のやつに貰われても平気なの?」
そうは言っても…玲王の答えを下3レスから🎲 - 78二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 17:31:50
いーよ別に
俺には本物がいるし? - 79二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 17:48:09
別に写真は写真だしな
今後そういう存在になっていくんだぞ?俺たち - 80二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 17:52:38
ちょっと嫌、かも?
- 81スレ主23/10/12(木) 17:58:09
- 82スレ主23/10/12(木) 21:20:39
玲王「別に写真は写真だしな。今後そういう存在になっていくんだぞ?俺たち」
凪「…」
玲王はいっつも正論を言う
玲王が言ってることはいつも正しい
たしかに超意識が高い
(前に何かで聞いた時に『意識高い系じゃねぇよ。意識高えんだよ』と言われた)
それは分かる
でも、この感情は理屈じゃないんだよ、と凪は思う
凪「でもさ、いくら俺たちが有名になっても、さすがにサッカー選手がメイド写真は出さないじゃん?」
玲王「えー、わかんねぇよ?なんかの企画で着ることあるかも」
玲王は笑う
凪と話すと、玲王はすぐ素に戻ってしまうらしい
凪「(欲に任せてエゴい写真ばっか撮ったけど、あんなに全部採用しなきゃ良かった…)」 - 83スレ主23/10/12(木) 21:26:54
みんなでランダム配布用の写真決めをした際、凪が撮影を頑張ったこともあり玲王のSSRにはいろんなパターンが採用された
カーテシーのお辞儀、両手でトレイを持ったところ、紅茶を注ぐところ、スカートの裾を持ってくるくる回って微笑んだところ、あと、『あーん』…
『あーん』が使われるのもかなり嫌だったのだが、
「ぼっちゃま、起・き・て♡」写真のデータを抜くのを完全に忘れていたのだ
凪「(みんな盛り上がって採用されちゃってさ…ぶっちゃけハ◯撮りのデータ移すのに必死であれを消すの忘れてたんだよね…)」
凪誠士郎、痛恨のミスであった
凪「(俺にしか見せないようなあの顔の写真を使っちゃうなんて…もう、マジでやらかした)」
落ち込む凪の気持ちも知らず、玲王は『ご主人様』に写真を勧めていた
優男「それ、君の写真も入ってるの?」
玲王「ハイ。一枚500円で22枚中1枚に私のSSRが入ってます♪」
凪「(んー、待てよ。もしかしたら…数枚買うくらいならコイツSSR引かないかも…)」
優男「あ、じゃあ50枚ください」
凪「ブフォッ!?」 - 84スレ主23/10/12(木) 21:31:21
玲王「えー!そんなに買ってくれるんですか?」
優男「うん、ちょうど昨日バイト代出たんだよ。君の写真欲しいからね」
凪「ちょ、ちょっと待って…!やっぱり俺がランダム写真全部買う」
玲王「ハァ!?無茶言うなよ。売り上げ目標100万て言ったけど、出来ればコスト差し引いての営業利益だけで100は欲しいんだよな…だから写真だけで言うと2000枚だぞ?」
凪「はー!?もぉ…」
自分達で考えた企画でこんなにも首を絞めることになるとは、凪は思いもしなかった
凪「(クソッ、どっかにいないのかよ…俺にポンと100万出して、写真2000枚買ってくれる大富豪はさ…)」
その時だった
サッカー部員「た、大変だッ!VIPが!VIPがいらっしゃったぞ…!!」
ザワザワザワ…!!
ある人物の登場に、メイド喫茶内がそれまでの凪と玲王との嫉妬劇とは異なるざわつきに包まれる - 85スレ主23/10/12(木) 21:34:01
凪「ん?(びっぷって…?)」
玲王父「すみません。こちらに珍しいプリンがあると聞いて来たのですが…」
凪「(プ、プリン大好きおじさん来たーーッ!!?)」
いや、プリン大好きおじさんではない
正しくは玲王のパパさんだ
そして、泣く子も黙るスーパー金持ち
御影コーポレーション社長である
凪「(や、ヤバッ、気まずっ!レオの家で冷蔵庫にあったパパさんの純米酒プリン全部食べて出禁になってから、まだ会ってないのに…!)」
しかし、今はそんなコトで躊躇っている場合ではないのだ
凪「パパさん!!」
玲王父「む、君はプリン泥ぼ…じゃなかった、誠士郎君?どうしたんだい慌てて」
凪「お金ちょーだい!?」
玲王父「え?」
凪「何も聞かずに俺に100万円ください!!いや、貸してください!!レオのためなんです!!」
マネーの御影が始まるのか…?
パパさん、可愛い息子のパートナーに黙って100万円貸してくれますか!?
パパさんの答えを下3レスから🎲 - 86二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 21:36:50
理由次第かな
手短に - 87二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 21:40:58
君に貸したとして、こちらに何か利益は?
- 88二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 21:41:36
何故?
というかそれより先に言うべきことがあるんじゃないのかね凪誠士郎くん(威圧) - 89スレ主23/10/12(木) 21:53:14
- 90二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 22:00:34
パパさん そりゃそうだね
- 91二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 22:03:55
レオパパ玲王の学祭見にきたとかじゃなくて珍しいプリン目当てで来てるの面白すぎる
- 92スレ主23/10/12(木) 22:08:21
玲王父「何故?というかそれより先に言うべきことがあるんじゃないのかね。凪誠士郎くん」
御影社長の威圧感は凄まじかった
覇王色の覇気によりサッカー部員を蹴散らせる凪からしても、只者ではないのがヒシヒシと感じられるそのオーラ
凪「(マジ何度会っても威圧感ハンパねぇ!)」
凪「あ、そうでした。パパさんの大事にしていたお取り寄せ濃厚純米酒プリンを6個全部食べてしまいごめんなさいでした…!」
凪「(でもぶっちゃけ名前書いてなかったのも悪いと思いまーす!!)」
凪の公開謝罪inメイド喫茶に、客達がザワつく
客「(あの子…あんなに謝って何をやらかしたのかしら?)」
客「(プリン…?いえ、まさかあの御影社長がプリンごときで怒るワケないわよね)」
玲王父「分かった。それで?100万円ね。高校生の君からしたら大金だと思うけど、返すアテなんてあるのかい?」
凪「それはもちろん出世払いで…!」
玲王父「君が出世する保証はあるのかな?」
玲王「親父!何言ってんだよ。凪は世界一のストライカーになるんだよ!出世するに決まってんじゃん」
凪「そうです。俺レオと世界一になるので…大船に乗った気持ちで100万円貸してください」
玲王父「で、貸したらそのお金は何に使うんだい?とても焦っているみたいだけど」
凪「それは…」
凪、正直に写真を買うと言う?それとも?
凪の答えを下3レスから🎲 - 93二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 22:10:30
正直に事情(内心はおいておいて)をはなそう
- 94二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 22:14:48
かくかくしかじかで玲王のメイド写真を他人に渡したくないんです
パパさんもそう思いますよね!?ねっ!? - 95二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 22:22:56
さすがに100万円も借りるわけなので正直に白状する
- 96スレ主23/10/12(木) 22:25:16
- 97スレ主23/10/13(金) 00:33:41
玲王のパパさんに言い訳は通用しなかったことを思い出した凪は、正直に事情(内心はおいておいて)を話すことにした
凪「あの、実は俺たち遠征費で底をついた部費のために、ここで1枚500円でサッカー部員達の写真をランダムに販売しているんですけど、そのうち22枚中の1枚がレオのSSRの写真なんです」
玲王父「それで?」
凪「それで、そのレオの写真が、まぁ、その…出回るとマズいんです」
玲王父「マズいというのは?」
凪「メイドのレオが、その、思った以上に可愛くて人気が出そうなので。その写真を良からぬことに使うやつが出てこないようにと思いまして…それでも部費は必要なので、どーしても原価率の低い写真で目標の売り上げが欲しいんです」
凪は自分にしか見せない玲王の表情を他人に見せたくないという内心は置いておいて、正直に玲王の写真が出回ると困るという事情のみを話した
玲王父「それで、誠士郎君が全部買い占めるのかい?」
凪「そーいうこと…です」
玲王父「その玲王の写真、気になるね。じゃあ俺の貸したお金で君が買ったら、その玲王のSSR写真とやらを見せてくれるよね?」
あの写真見せて…大丈夫、か?
凪の答えを下3レスから🎲 - 98二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 00:38:02
れ、玲王が良いなら…(ちらちら玲王の方を見ながら)
- 99二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 00:50:29
玲王がいいって言ったらダイジョブです
- 100二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 01:00:48
100万円のためなら仕方ない
え───……ハイ、ワカリマシタ… - 101スレ主23/10/13(金) 01:03:30
- 102スレ主23/10/13(金) 08:11:42
凪「れ、レオが良いなら…」
凪はちらちらと伺うようにして玲王の方を見る
玲王「ん?だから言ってんじゃん。別に写真は写真だし、今後俺たちそういう存在になっていくんだぞー、って」
凪「(プ、プロ意識?たか…っ!)」
玲王「しかも俺の親だぜ?見られて困るワケねぇよ」
凪「そ、それもそっか!」
凪「(そーだ、そーだ。俺の心が邪だっただけで、なんてことはない。ただ白宝祭で使うメイド服を着ただけの健全なレオの写真だ!変に狼狽えるな、俺!)」
凪「おい誰かレオの写真だけ探してパパさんに持って来て!あ、パパさんはお待ちの間に特製の紅茶プリンをお召し上がりください…!(ヨシ、これで今のうちに少しでも機嫌とっておこう)」
玲王父「ありがとう。そうだ、せっかくだから待ち時間の間にゲームでもしようか」
凪「げ、ゲーム…?(ラ、ラスボス自らゲームを仕掛けてきた…?)FPS系なら…自信ありマス」
玲王父「そっちじゃないさ。まぁある種の賭けだね。玲王に接客してもらって、ニヤけた方が負け、ってのはどうだい?俺に勝ったら100万貸すことにするよ」
パパさんから勝負のお誘いだ
アキバ仕込みのメイド玲王の接客でニヤけた方の負け!
親バカvs彼氏の熱いバトル勃発…
勝敗の結果は!?下3レスから🎲 - 103二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 08:13:50
レオメイドから念願の萌え萌えご奉仕を受けた凪が完敗
- 104二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 08:41:16
これがすれ違いのもとでもある
動かない表情筋は伊達じゃない
勝利 - 105二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 08:41:41
なんやかんやで引き分け
- 106二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 08:46:25
いい感じの3択
- 107スレ主23/10/13(金) 08:58:42
- 108二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 09:05:47
ここの凪くんは本当にDTって感じで好きよ
- 109スレ主23/10/13(金) 10:55:45
凪「(パパさん…スーパー金持ちだかなんだか知りませんけど、俺のポーカーフェイスっぷりをナメてもらっちゃ困りますよ)」
「この勝負…もらった!」凪は心の中でひっそりと勝ち確した
凪「えー、自信ないなぁ〜。でもパパさんからのお誘いですから、イイでしょう。ノリましょうその賭け!」
凪は自信のないそぶりをして相手を油断させる作戦に出る
凪「(ていうかコレって俺が客側になれるチャンスじゃん…!あとはニヤけさえしなければ100万も貸してもらえて、マジでハッピーエンドだよな)」
玲王「んもー、店がクソ忙しいのになんで父さんとメイド側のお前に給仕しなきゃいけねーんだよ?」
シルバートレイを持って呆れる玲王を見ながら、凪はパパさんの隣に座った
凪「いいから、レオ!写真100万円分売り上げられたら早く店終わらせて、明日は俺と他の出店に遊びに行けるじゃん?」
玲王「ハイハイ、わーったよ」
凪が借りたお金で写真を買うのはプラマイ的にはどうなのだと思うが、部費として収入を得られるのなら細かいことはもうヨシとしよう - 110スレ主23/10/13(金) 10:59:50
玲王「じゃあ、いくぞ?」
器用大富豪の玲王がアキバのメイドさんモードに入ろうとする
凪「わーい!」(パチパチ)
玲王「…(チラッ)」
凪「!(うわ、ヤベッ。そうだ、ニヤけちゃダメなんだった…!)」
せっかくの玲王のお給仕でニヤけられないのは正直キツかったが、凪は100万円のために心を鬼にした
玲王「【Яeversal】へおかえりなさいませ、ご主人さま〜♡」
凪「は〜い♡…(あぶっ!)」
凪は慌てて下を向きニヤけを誤魔化す
凪「(つか、普段王様のレオに給仕してもらえるから”逆転”って意味で【Яeversal】って店名にしたけど、俺っていつもお世話されてるからこれって通常運転なのかも…?)」
凪は普段自身がこの可愛い玲王にお世話してもらえているという、かなりの高待遇を受けている事実をあらためて思い返す
凪「(俺ってやっぱり、マジで世界一、いや、宇宙一の幸せ者なのかも…)」 - 111スレ主23/10/13(金) 11:02:14
玲王「本日担当させていただきます、玲王です♪」
玲王父「…いいなぁ(ボソッ)」
凪「!?(え!?今なんて?)」
玲王「早速なんですけど、ご主人様たち何とお呼びすればよろしいですか?」
凪「え、じゃあ『大好き♡誠士郎』で」
凪はエゴを隠さない
玲王父「パパで」
凪「ブッフォ!!」
凪は慌てて下を向く
凪「(いや、パパて…!呼ばれたいんだパパって…!)」
玲王「わかりました。では、『大好き♡誠たん』と『パパたん』でよろしいですか?」
凪「あー、(無理だ)それダメ、ゴメン、『大好き♡』はさすがにオーバーキルだった。マジでオウンゴール」
玲王「じゃあ『誠たん』でいいですか?(めんどくせーなー)」
凪「ハイ…(うわー、1mmも動くなよ俺の表情筋…!つかやっぱメイドレオめちゃくちゃ可愛いぃ〜!!)」
凪はこの時ほど自身の表情筋が死んでいることに感謝した日はなかった - 112スレ主23/10/13(金) 11:04:46
玲王「では、メニューの説明をさせていただきます。お屋敷のオススメは萌え萌えキュ〜ンな【キュンキュン☆黄昏星空ソーダ】と、メイドの私がチョコソースでお絵描きするホットケーキです」
玲王父&凪「「じゃあソレで」」(即決)
玲王「かしこまりました。では妖精サンが作るので、少しお待ちください♡」
凪「(ここに永住してぇ〜ッッ!!)」
ドスン!
凪は萌え散らかしながら机に突っ伏した
パパさんは横で凪から受け取った紅茶プリンを黙々と食べている
凪「(そーいえば…パパさんが笑ったところあんま見たことないかも…。この勝負、せめてワンチャン引き分けたとしたら半分の50万だけでも貸してもらえないかなー)」
凪「パパさんはいいですね…(あんな可愛い)レオと一緒に住めてて」
玲王父「…どこかの誰かにとられちゃったけどね」
凪「え?」
凪が伏せていた机から起き上がった時、ちょうど飲み物を持った玲王が戻って来た - 113スレ主23/10/13(金) 11:07:16
玲王「失礼いたしま〜す。お飲み物お待たせしました。じゃ〜ん♡どうぞー」
綺麗な紺青色をしたバタフライピーシロップのソーダが2人の目の前に置かれる
玲王「こちらはですね、実はまだ完成しておりません。私とご主人様たちで、一緒に『キュンキュン』の魔法をかけていきたいと思います♡」
凪「(すでにハートは『キュンキュン』です…♡)」
ちなみに心とは裏腹に凪の表情筋は1mmも動いていない
玲王「パパたんご主人様、誠たんご主人様、玲王が『キュンキュン』と言いましたら、ご主人様達も『キュンキュン』と言ってくださいね?大丈夫そうですか?」
凪「ハ、ハイ…!(大丈夫じゃない…!)」
玲王父「大丈夫じゃないでーす」
凪「ッ!!?」
驚く凪に対してパパさんは「何か問題でも?」というような表情をしている
凪「(そ、そっか…別にニヤけるワケじゃないなら大丈夫じゃないって言ってメイドのレオと遊んでもイイんだ)」
凪「だ、大丈夫じゃナイです、俺も…!!」
玲王「ハハ、頑張りましょー?じゃあ、2人とも可愛く『キュンキュン』ポーズで、一緒にお願いします♡」
玲王が両手をグーにして顎の下にやる
凪「(お願いされちゃった…!)もうなんでもします…」 - 114スレ主23/10/13(金) 11:08:57
玲王「ハイ!では『キュンキュン』♡」
玲王父「キュンキュン♡」
バキィッ!
玲王&玲王父「「!!?」」
玲王「だ、大丈夫ですか誠たんご主人様っ!?」
凪「あ…だ、大丈夫です、気にしないで続けて」
凪は笑いを堪えるため自分で殴った頬を押さえる
凪「(ヤベェ、ヤベェって。レオにニヤけるのもだけど、パパさんのやる『キュンキュン♡』の破壊力が色んな意味で凄まじいんだって…なんなのコレ?俺、御影父子に罠にでもかけられてんの??)」
そんなことはない。御影父子は通常運転である
しかし凪は持ち前のウルトラジーニアスでなんとか表情筋を持ち直す
玲王「『キュンキュン♡』」
玲王父&凪「「『キュンキュン♡』」」
玲王「『おいしくなーれ♪』」
玲王父&凪「「『おいしくなーれ♪』」」
玲王「『萌え萌え〜♡』」
玲王父&凪「「『萌え萌え〜♡』」」 - 115スレ主23/10/13(金) 11:11:58
玲王「素晴らしいです!では、妖精サンの魔法で色が変わりますよ?よく見ててくださいね」
玲王が2つのグラスに器用に両手でレモンシロップを流し込む
そこに夕暮れのグラデーションが完成した
玲王「わー!凄い!無事に魔法が成功しました。これ、なんだと思いますか?」
玲王父「プライベートジェットから見る朝焼け」
玲王「ブブー!正解は青春の夕暮れでしたぁ♡」
玲王父「そっちかぁー」
凪「(オッサン楽しんでんなぁー)」
凪はもう心の中でパパさんを「オッサン」呼ばわりしている
とても今から100万円借りようとする男の態度ではない
玲王「あ、お絵描きのホットケーキも出来たみたいですね。ご主人様たち、何かお絵描きのリクエストはございますか?」
さぁ、メイド玲王のお絵描きタイムだ
パパたんと誠たん、それぞれ何をリクエストした?
下3レスから🎲 - 116二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 11:16:11
パパたん→かわいいねこちゃんのイラスト
誠たん→でっかいハートマーク、中に大好き♡という文字 - 117二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 11:20:50
パパさん→お任せで今一番好きなものを描くように言う
凪くん→大きなハートにLOVE - 118二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 11:21:10
パパたん→かんたんでいいから自分の顔
誠たん→メイド(レオ)さんからの愛のメッセージ - 119スレ主23/10/13(金) 11:23:21
- 120二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 11:26:08
一番好きなもの…なんだろうなぁ
これは凪くんちょっと期待しちゃいそうだなぁ - 121スレ主23/10/13(金) 17:50:31
玲王父「では、俺はお任せで。今メイドさんが一番好きなものを」
玲王「…かしこまりました。誠たんご主人様はどうなさいますか?」
凪「あ、じゃあ俺は大きなハートにLOVE…って描いてください」
「ニヤけた方の負け」という主旨を理解しているのか、いないのか
凪は果敢に攻め込んでいくリクエストを玲王に出した
さすが、これが世界一のストライカーなのか
玲王「オッケーです。じゃあ、ちょっと玲王頑張っちゃいます♪」
チョコソースが中に入った先が細くなったボトルを使い、玲王が器用な手つきで絵を描いていく
凪「わー、サラサラ描いて…。メイドさん、さすが器用ですね」
玲王「コレ、なんだかわかります?」
描いていく…
凪「え、なんだろ…(パパさんのリクエストだよね?レオの今一番好きなもの…)」
描い…て…?
凪「???」
玲王父「何だい、これは」
ホットケーキの上に描かれたのは、爆発四散したかのようなドラ◯もんだった - 122スレ主23/10/13(金) 17:53:24
玲王「サッカーボールです♡サッカー部なので」
玲王父「ダメ、出せるクオリティじゃない。やり直し」
玲王「えー、パパたん厳しい〜」
凪「(が、画伯なの…?)」
そう、サッカーボールは確かに描くのは難しい
それにしても玲王の絵は常軌を逸していた
凪「(お、俺のリクエストの『大きなハートにLOVE』は大丈夫なの…?割れちゃって縁起悪いハート💔みたいになんない…?)」
玲王が続いて凪のホットケーキに絵を描くのを見ながら、凪の脳裏に一抹の不安がよぎる
玲王「ハイ、誠たんご主人サマどうぞ〜」
凪「あ、ありがとう…(アレ、こっちのは意外とまともだ)」
凪「(♡とかLOVEは記号とか文字だから描けるのかな)」
玲王「おいし?」
凪「おいひーれふ…(さすがにここで『あーん』してとは言えないよね。色んな意味で)」 - 123スレ主23/10/13(金) 17:55:41
凪は次第にメイド玲王にも慣れてきていた
凪「(なーんだ、意外とニヤけずにイケるかも。別にエロいことしてもらえるワケじゃないし、余裕余裕)」
凪は2回目の勝ち確をする
玲王「じゃあ、わがままなパパたんのを描き直しますね。玲王が一番好きなもの…何描いてるか、2人で当ててみてください」
( )
(ㅎ )
(ㅎ ㅎ)
(ㅎxㅎ)好き♡
玲王父「なんだろう、うさぎかな?」
玲王「うーん、惜しい!」
凪「(え、これって、前に俺んちでオムライスに書いてくれた俺の顔…?)」 - 124スレ主23/10/13(金) 17:59:02
玲王「正解は、私の一番大切な宝物ー♡」
凪「…(マジか)」
凪は照れてしまって、両手で顔を隠してしまう
玲王父「…」
玲王のパパさんは、自宅のリビングで腰タオルの凪と初めて会った時のことを思い出していた
凪『凪 誠士郎です。玲王のパートナーで宝物です』
玲王父『ん?宝物?』
凪『はい』
玲王父「宝物…か」
玲王「あれあれ、誠たんご主人様、大丈夫ですかー?なんかお顔が赤いような」
凪「うん…ゴメン、ちょっと。ホットケーキが美味しすぎて…感動してるだけだから…」
凪「(ヤバイ…レオが可愛すぎてヤバイって。こんなの、ニヤけるなって方が無理じゃん)」
(ㅎxㅎ)が誰のことか察したパパさんは、ナイフで顔を遠慮なく真っ二つにしていく
凪「(よ、容赦ねぇぇええ…!)」
凪は背筋がゾクっとなった
サッカー部員「凪さーん!玲王さんのお写真お持ちしました〜〜!」
凪「あ、ありがとう」
玲王のパパさんに、凪の撮った玲王の写真を見せた
それを見たパパさんの反応は?
下3レスから🎲 - 125二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 18:01:07
よく撮れているじゃないかと褒める
- 126二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 18:02:57
ふむ
いくつかの写真(SSR)を携帯スキャナーで取り込んだ - 127二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 18:40:53
愛息子の可憐な写真を気に入ったパパ
100万円で写真を買い取らせてほしいと相談してくる - 128スレ主23/10/13(金) 18:48:57
- 129二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 18:51:07
玲王ママにも見せたいよね
そうだよね - 130スレ主23/10/13(金) 21:13:34
玲王父「…」
パパさんが部員から渡された玲王の写真を、真剣な表情で眺めている
凪「…(ゴクリ)」
玲王父「俺とのゲームは、君の完敗だね。誠士郎君」
凪「うぇ…(やっぱりニヤついてんのバレてたのか)おっしゃる、通りです…」
凪「(マジかよ…100万円どうすれば)」
もう打つ手はないのかと凪は頭を抱える
玲王父「でも、この写真を出回らせたくない君の気持ちもよく分かったよ」
凪「え…?てコトは」
玲王父「そうだね。君の先見の明に賭けて、今回は特別に100万円投資しても構わない」
凪「(い、よっしゃあぁあ…!!)」
スッ
玲王父がおもむろに、サランラップほどの細長い箱のような物を取り出した
凪「ん、何ですかそれは?(100万円じゃなさそうな)」
玲王父「利子の代わりにこちらの写真をスキャンさせてもらうよ」 - 131スレ主23/10/13(金) 21:15:51
ウィーン…
玲王父は携帯スキャナーでいくつかのSSR写真を取り込んだ
玲王「父さんプリン食べに来たのに、んなモン持ち歩いてんのかよ」
玲王父「玲王、チャンスというのはどこに転がっているか分からない。それを手にできるのは周到に準備をしていた者だけだといつも言っているだろう」
凪「あ、パパさん。スキャナーしなくてもデータなら後でお渡ししますよ」
玲王父「ん、もしかしてこの写真を撮影したのは誠士郎君なのかい?」
凪「ハイ…」
玲王父「そうか。こんなに自然な玲王の表情は、ここしばらく見ていなかったな」
凪「(そうでしょう、そうでしょう…!その表情を引き出せるのはこの俺!俺なんです!!)」
凪は急に得意げになって、きゅるるん顔でパパさんを見つめる
玲王父「しかしこの写真、洋館みたいな室内だね。これはどこで撮影したのかな」
玲王「んー?ラブ…」
凪「ラブホールディングハンズ…!!」
玲王父「??」
凪「…て、名前の撮影スタジオです」 - 132スレ主23/10/13(金) 21:17:40
玲王「今日はお2人にお給仕出来て楽しかったです♡」
凪「一生お給仕して欲しいです」
玲王「…じゃあ、寂しいんですけど、ご主人様たちそろそろお出かけのお時間なので」
凪「え、そんな!もっといたい…!」
玲王「では、本日のお家賃と食材費をお預かりしたいと思います♡」
凪「おいくらですか…?」
玲王「ドリンク2点とホットケーキ2点、お写真2000枚で合計100万とんで2千円になります♡」
凪「…」
凪はパパさんから借りた100万円と、自分の小遣いから2千円を支払った
凪「(こんなに可愛いメイドのレオに逢えたから、実質無料!)」
凪「パパさん、ご安心ください。プリンのお詫びに俺がフードは全額(2千円)払いますから!」
玲王父「うん、ごちそうさま」
凪「…だから、また家に行ってもイイですよねっ!?むしろ、レオんちに永住してもイイですか!?俺ならずっとレオにあの表情させる自信があります!お願いしますッ!!」
凪くん、久々にぶっ込んできた
パパさん、前から言ってる永住の件…どう思われてますか?
下3レスから🎲 - 133二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 21:23:41
玲王が許可すれば構わないよ
ただし2度と勝手に我が家のプリンを食べないように - 134二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 21:28:59
どういった意味合いなのかなど稟議書を書いて提出したまえ
- 135二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 21:50:17
遊びになら来てもいい
永住については今後の君次第だね - 136スレ主23/10/13(金) 21:57:16
- 137二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 07:26:04
宝物だもんね いたら 玲王が飛び出していかないって言うのもなきにしもあらず?
- 138スレ主23/10/14(土) 09:16:49
玲王父「玲王が許可すれば構わないよ」
凪「え゛っ!?(え、永住を!?)」
何度想定しても倒せなかったラスボス…凪はまさかパパさんからこのような好感触の返事がもらえるとは思わず、自分から聞いておいて驚く
玲王父「ただし2度と勝手に我が家のプリンを食べないように」
凪「そんなの(で永住出来るなら)お安い御用ですッ〜〜〜!!」
凪は永住の許可がおりたと思い一人で盛り上がっているが、これは「また家に行っても良い」という意味なのか永住の許可なのかパパさんの真意は分からなかった
凪「ねぇ、レオ」
玲王「ん?」
凪「レオの家への結納品はプリンでいいのかな」
玲王「はー?何の話だよいきなり」
凪「え、メイドさんのレオに一生お仕えして欲しいって話」
玲王「バカ、パートナーだろ。一方的にお仕えはしません」
凪「あー!もちろん俺もお仕えするって!」 - 139スレ主23/10/14(土) 09:19:06
客「(あのメイドたち、イチャついてんなぁ…)」
客「(良かった、良かった)」
メイド喫茶にいた客達は、自販機サイズのイケメンメイド2人による嫉妬劇がいつのまにか和解に向かっているのを見届けてホッとしている
玲王「ではパパたんご主人様、気をつけて行ってらっしゃいませ♡ご主人様のお出かけです」
サッカー部員「「いってらっしゃいませぇーッ!!ご主人様ァッ!!」」
玲王がパパさんを廊下まで見送る
玲王父「玲王」
玲王「はい」
玲王父「分かっているな?お前は人の上に立つべき人間だ。今日使われる方の身になってみて分かっただろう。どちらが自分に相応しいのか」 - 140二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 09:20:05
ひぇ
- 141二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 09:26:34
玲王父…怖
- 142スレ主23/10/14(土) 09:27:51
玲王「…(今その話かよ)」
玲王父「誠士郎君に対しては特別みたいだな」
玲王「俺は別に凪に使われてるんじゃなくて、自分の意思で甘やかしてんの」
玲王「ハイ、これお土産の紅茶プリン。帰って母さんとばぁやにもあげて。これ凪が発案したんだぜ?父さんの純米酒プリン食べて思いついたって」
玲王父「そうか。では、みんなで玲王の写真を見ながら食べるとするよ。ありがとう」
玲王「あー、やっと帰った…」
パパさんのおかげでメイド玲王の写真を人に売ることなく利益を出すことができ、部費の目処は立った
そして、その後も2人は整理券を配ったご主人様達を捌ききるまでお給仕を頑張ったのだった
凪「もえもえきゅーん…はい、入った入った」
部員A「オイ!やる気ないな凪!!さっき玲王様とやってた時のあの勢いどこ行ったんだい!?」 - 143スレ主23/10/14(土) 09:31:43
白宝祭2日目——
in凪のクラス
凪「んあー、昨日はマジで疲れたし」
凪は大きく伸びをしている
凪「(でも頑張ったから、今日はレオと文化祭デート…)」
生徒「ちょっと、寝太郎。暇なら少しだけお客さんの相手してくんない?意外と学校のこと聞かれたりして忙しくてさ」
オープンスクールも兼ねている白宝祭で、制服を着て写真が撮れる凪のクラスの写真館は大好評であった
凪「えー、やだ」
生徒「あ、ホラ。入学希望の子だって、お願いね」
凪「(めんどくさ…)おかえりなさいませご主人様」
客「!?」
現役の白宝生に話を聞きたくて来た小柄な女の子が固まる
凪「あ、じゃなかった(昨日の癖で)何の用?」
客「(どうしよう。ヤバい人来ちゃった)あ、あの…この学校に入りたいんですけど、1日どれくらい勉強してたか教えてもらえたりしますか?」
入学希望者が勇気を出して質問してるよ!
超進学校の白宝高校に入るための勉強時間?
凪の答えは?下3レスから🎲 - 144二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 09:48:43
二週間くらい参考書読めばいけるんじゃない?俺はそうしてたし…
- 145二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 09:50:44
俺特殊だから別のヤツの参考にしたがいいよ
- 146二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 09:55:46
1日どれくらいの時間やったか覚えてないんだよね…
取り敢えず参考書読んで、自分のペースで二週間くらい頑張れば? - 147スレ主23/10/14(土) 10:07:37
- 148二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 10:31:01
あっ多少はマシか?
- 149スレ主23/10/14(土) 10:33:57
凪「勉強?ひゅーっとやってひょいっ、だよ」
客「??」
凪「(あー…分かんないか)」
玲王と一緒にいると余計に忘れてしまう、普通の感覚
しかし期待に胸を膨らませている入学希望者だ
たしか皆、人並み外れた努力をしてここに合格したとか入学式の日に担任が言っていた
自分よりももっと適切なアドバイスを出来る人間がいるハズだ
凪「俺特殊だから別のヤツの参考にしたがいいよ」
生徒「あ、ハイ…」
バイバイ、と手を振りながら凪は玲王のクラスへと向かう
凪「可愛いメイドさんいますか?」
生徒「あ、寝太郎。プラネタリウム見に来たの?午前中はもう枠いっぱいなんだよ」
凪「いや、レオに逢いに来た(レオの音ガも聴きたいけど)」
生徒「ハイハイ。玲王くーん、彼氏来たよ」
しょっちゅう遊びに来る凪は、もう玲王のクラスでは冗談混じりに『彼氏』扱いされていた
玲王「彼氏じゃねーって」
凪「パートナーだもんね」
生徒「(どう違うの…?)」
凪「レオの音ガも聴きたかったけど、午前中いっぱいなんでしょ?とりあえず他のとこ回ろっか」
玲王「いーよ、どこ行く?」
さて、ようやく文化祭デートだ
2人が行くのは?下3レスから🎲 - 150二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 10:36:16
家庭科部に昨日の御礼をしに行こう
- 151二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 10:41:47
本格的で怖いと噂のお化け屋敷
- 152二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 10:41:56
お化け屋敷
- 153スレ主23/10/14(土) 11:04:33
- 154二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 11:09:01
190cmで身体も今は鍛えてて顔はそこそこイケてる先輩が割とフレンドリーめ(無表情でも)に接してくれたって、中学生ぐらいの女子だったら好きになっちゃいそうだな
- 155スレ主23/10/14(土) 17:26:23
凪「お化け屋敷」
玲王とのウキウキ文化祭デート、凪は行きたい場所を即答する
玲王「…あ、そーだ!そーいえば家庭科部に昨日の御礼をしに行かなきゃなー」
凪「ねぇ、お化け屋敷だよ」
玲王「あー!その後にメイド喫茶の様子も見に行くか!」
凪「レオ、聞こえてるんでしょ?なんで俺と目合わせないの?」
玲王の分かりやすい反応に凪は吹き出しそうになる
玲王「…」
凪「いやいや、まさかね。たかが文化祭の出し物だよ?レオ、何才なの?本物のゾンビに遭遇した人が、今さら怖いとかナイでしょ」
「ほら、行くよ」と言って凪は玲王の手を掴んでグイグイとお化け屋敷の教室へと向かう
今回は2クラス合同で大掛かりなお化け屋敷を作っていると評判だった
玲王「やー、ごめん。俺ちょっと…(マジであのゾンビ映画からホラー無理なんだよ)」
すでに青くなっている玲王のことを気にせず、凪は軽快な足取りで進む
生徒「(え、玲王様が寝太郎にどっか連れて行かれてる…?)」
客「(あらあら、あのイケメンの子顔色悪いわね。あの大きな子が手を引っ張って保健室に連れて行ってあげてるのかしら?優しいわね)」
その大きな子はむしろ今からイケメンを地獄(お化け屋敷)に連れて行く気満々なのであった - 156スレ主23/10/14(土) 17:35:17
凪「はー、ここか…!」
玲王「うわぁあ…」
2人はもう見た目からしておどろおどろしく、室内には黒い暗幕がかかり、不穏なBGMの流れるお化け屋敷へと到着した
看板には血糊なのかベッタリと無数の手形がついており、ゾンビとはまた違うTHE日本のホラーといった雰囲気が漂っている
玲王「…」
玲王は黙って回れ右をした
凪「いやいや。ちょっと、ここまで来て帰さないよ?」
玲王「やだ帰る」
凪「なんで」
玲王「無理、やっぱ怖い」
玲王はすでに涙目であった
凪「は?大丈夫だって。俺がいるじゃん」
玲王「無理なモンは無理。こんなに凄そうなのって聞いてない」
玲王は断固拒否の姿勢である
凪「何もしないって」
玲王「やだ、お前絶対するじゃん」
生徒「(何だろう、この2人…あ、アレだ。よくラ◯ホの前で揉めてるカップルだ)」
通りすがりの白宝生は2人を見てとんでもない想像をしていた
凪「…じゃあ、やめる?」
玲王「うん」 - 157スレ主23/10/14(土) 17:41:29
凪「はぁ…」
凪はため息を吐いて、遠い目で空を見つめた
凪「レオと一緒に周れる白宝祭…来年は俺ら学校来れてるか分かんないし?あーあ、俺は一生レオと高校の文化祭でお化け屋敷に入れなかったことを後悔すんのかな」
玲王「凪…」
凪「俺の夢だったのにな…好きな子と文化祭のお化け屋敷に入るの」
凪はここぞとばかりに哀しげな瞳をする
玲王「もぉ、わかったよ…行けばいいんだろ、行けば」
「行ける…大丈夫、俺なら行ける…」玲王は自分に言い聞かせるようにして呟いていた
生徒「白宝ホラーハウスへようこそ!何名様ですか?」
凪「2名です!」
生徒「では2人組の方は、どちらかお1人がアイマスクつけてください」
玲王「は?え!?何の必然性があって?」
生徒「(うわ、生の玲王様だ…!)もちろん盛り上がるからです!」
凪「(…ヨシ!”わかってる”な。このホラーハウス)」
生徒「アイマスクをつけたらスタッフが中にご案内しますね」
玲王「いや、ダメ。こんなの聞いてない。五感を奪う系はマジで嫌だって」
凪「ねぇ、どっちがアイマスクつけるー?」
凪はもう玲王の話を聞いていない
さて、何のことやら分からないが、”わかってる”お化け屋敷に入ろう!
アイマスクはどちらがつける?下3レスから🎲 - 158二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 17:42:51
レオ
- 159二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 17:45:55
凪につけさせる(でないと帰ると主張)
- 160二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 18:00:41
じゃんけんで決めよう!
- 161スレ主23/10/14(土) 18:25:17
- 162スレ主23/10/14(土) 20:46:22
玲王「どっちって、そりゃお前がつけるに決まってんじゃん」
凪「え!?俺?(嘘でしょ、俺がつけたらアイマスクのエロいレオの耳に息吹きかけたり、好き放題できねーじゃん!?)」
玲王「ホラ!?お前もアイマスク役ビビってんじゃん!俺だって見えないの嫌なんだよ。凪がつけないんなら帰る」
凪「もぉー…(驚いたのそっちの意味じゃないんだけど)仕方ないなぁ」
好きな子と文化祭のお化け屋敷に入ってイチャイチャしたい、それは本当に凪の夢だった
夢というか、青春の憧れ
せっかくのお化け屋敷なのに、驚いて泣き叫ぶリアクション最高の可愛い玲王がこの目で見れないのは辛かったが、その夢が叶わないのはもっと嫌だった
渋々アイマスクをつけた凪と、玲王はスタッフ役の生徒に案内されて中へと進む
玲王「あー無理、怖い怖い無理」
凪「ねぇ〜、怖いのはレオよりも見えてない俺の方だから!『怖い』って言うから余計怖くなるんじゃん」
玲王「(スゲー暗いし、見えてるのもやっぱ怖いな…)待って待って、ほんとに無理」
それにしてもこの玲王、ビビりすぎである - 163スレ主23/10/14(土) 20:51:28
凪「大丈夫だって、ここはお客さんを楽しませようとして作ってくれてるんだからさ。ね?楽しめば良いんだよ、純粋に」
玲王「え?う、うん…そっか」
玲王は冷静に考えると凪の言う通りな気がした
ゾンビの時はマジで襲ってくるタイプのゾンビだったが、ここでは自分に危害を加える存在はいない
あくまで自分と同じ白宝生が作った安全な空間だ
だからそんなに恐れることはないのかも知れない
「いや、むしろ高2にもなってこんなにビビってる俺がヤバいのか…?」という思考に玲王はなってきた
玲王「ごめん、でもやっぱ足動かない」
凪「えーっ!?」
玲王「(頭では分かってても身体が動かねぇんだって…!)」
玲王「あの時は、お前が俺のこと引っ張ってくれたじゃん?今回は俺がお前を引っ張って、自分でさ、この先に明らかに怖いのが仕掛けられてるとこに進まなきゃいけないってのが、もう無理なんだよ…」
凪「…じゃあ、アイマスク役交代する?」
玲王「…いや、それは、もっと無理」
凪「(うぇ〜…マジでお化け屋敷ダメなんじゃん)」
玲王「ホントに無理。動ける気がしない」
凪「じゃあずっとくっついてたら?なんかあったら俺のこと盾にしてもいいからさ」
玲王「…マジかよ」
玲王はどんなふうに凪にくっついた?
下3レスから🎲 - 164二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 20:55:26
ナギリムジン発進 ナビゲートしながらお化け屋敷を抜ける
- 165二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 20:56:49
凪の左腕をぎゅっと抱きしめるようにピッッッッタリと密着
- 166二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 21:20:47
包み込むようなナギガードの要領でバッグハグのかたち
- 167スレ主23/10/14(土) 21:31:16
- 168スレ主23/10/14(土) 23:08:19
玲王「無理だってほんとにもう…ヤバいって」
凪「(こんなに語彙力ないレオ初めて見るな)」
凪「まぁ、大丈夫だって。ホントに無理ならリタイアとかできるだろうし」
玲王「リタイア…?『諦め』は俺の辞書には載ってねえんだよ」
凪「わー、レオかっこいい(褒めてヤル気にさせよ)」
玲王が凪の手を取り背負うようにして肩から前に回す
凪「え、何これ、レオリムジンすんの!?危ないって」
玲王「ちげーよ!おんぶじゃねーの!後ろ見えなくて怖ぇんだから盾にすんなら背面に決まってんだろ!」
凪「あ、た、盾にね…そうだね(マジで盾なんだ…俺。『誠たんご主人様ー♡』とか言ってた昨日のレオはどこに行ったの…?)」
ポスッ
視界が奪われる中、手が引っ張られたことで凪の顔が玲王の頭に埋まる
凪「(うわっ!レオの匂い…てか、これ実質バックハグじゃん…!)」
凪は学校で堂々とイチャつける喜びから思わずギュッと玲王を抱きしめるように腕に力が入るが、緊張し過ぎていてそれどころではない玲王は気付かない - 169スレ主23/10/14(土) 23:11:26
プシューッ!!
玲王「うわあッ!!」
横から吹き出るエアーの音に玲王がビビりまくる
玲王「ほんっとに無理!ちょっとお前が前に行け!」
凪「は!?」
玲王が凪にバックハグされたまま後ろ向きに進もうとする
凪「ちょ、後ろ向きに進むとかジサツ行為でしょ!?(いや、フツーに俺も怖ぇんだけど!)」
玲王「ヨシ、これでいい!(これなら怖いの全部見えない)これで進もう」
凪「無理無理無理無理、危ないって!!」
凪は普通に身の危険を感じた
玲王「うわっ暗い、無理、目ぇ閉じるわもう」
凪「(目ぇ閉じるんならアイマスクすんのレオで良かったじゃん…!!)」
玲王の手がギリギリと音がしそうな強さで凪の腕を握りしめている
凪「ちょ、痛いからもっと優しく持って」
玲王「うるさいッ!!」
凪「(理不尽…!)」
グニっ
凪「うえっ!?」
玲王「は!?」
どしぇー!!!
足元を不安定にするためなのか、体育で使うマットが下に敷かれていた
普通ならこれくらいでは転けない2人だが凪のアイマスク&目を閉じていた玲王+後ろ向き進行により思いっきり転けてしまった。もはや様式美ですらある
2人は大丈夫だった?色んな意味で
下3レスから🎲 - 170二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:14:45
凪が玲王を庇うように抱きしめて倒れた
- 171二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:15:20
玲王に怪我させないように見事に庇うことができた が体制的にのし掛かってしまった
- 172二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:18:07
ラッキースケベ状態になった(凪の手が玲王の胸にあたる)
- 173スレ主23/10/14(土) 23:23:17
- 174スレ主23/10/14(土) 23:37:40
凪「あっぶねぇ、マジで見えないの怖ぇって」
凪は見えないながらも、玲王を庇うように抱きしめたまま仰向けに倒れていた
玲王「うわ、ごめん凪…」
凪「もー、後ろ向きに進んだら危ないって」
玲王「だいじょ」
プシューッ!!!
玲王「うわッ!?」
転けようが何しようが遠慮なくエアー音が2人を襲う
凪「え…レオ?(なんか、胸が苦しい。もしかして抱きつかれてる?)」
アイマスクをつけてマットに倒れている凪に、玲王が上から思いっきり抱きついていた
玲王の居場所を確かめるようにして、凪が頭をポスポスと撫でてみる
凪「(やっぱ怖がってるレオも可愛い。もーずっとここでもイイかな…)」
玲王「なぁ…」
凪「ん?(やっぱリタイア?)」
玲王「ちゃんと前向いて進むから、なんか怖くないようにお話しよ」
お、お話て…!
凪、玲王とどんなお話しながらお化け屋敷を進もう?
下3レスから🎲 - 175二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:40:57
お互いの好きなところを言い合いっこする
- 176二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:42:01
玲王(に着せたい)としたいコスプレの話
pwcのイベストみて凪くんコスプレ好きでしょって思ったw
ここの凪くん思い出した - 177二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:50:59
昨日の玲王がいかに可愛かったのかを語る 熱烈に語る
- 178スレ主23/10/15(日) 00:02:42
- 179スレ主23/10/15(日) 00:19:05
玲王「やべっ、変に力入りすぎてなんか背中つりそう」
凪「え、大丈夫なの?」
玲王「ごめんな凪、俺マジで役に立たねーわ」
凪「そんなことないよ。もっと楽しもう」
玲王「いや、どう頑張っても楽しくないんだって。逆にどうやったら楽しめんだよ」
凪「だから、さっきレオが言ったように俺とお話したらいーじゃん、楽しい話」
玲王が凪の両手を引っ張って起こす
玲王「んー、だから楽しい話とかしたいけど…今頭バグってて何も思いつかねぇんだって。凪がして?」
凪「え…じゃあ、レオとしたいコスプレの話、とか?」
玲王「は…コスプレ?昨日したじゃん、メイド」
凪「だけじゃなくて、ほんとはもっと色々したいよ?(ていうか見たいんだよね)」
玲王「あー、デ◯ズニーでするんだろ?それはまた今度決めよーぜ」
凪「いや、デ◯ズニーだけじゃなくてさ…」
玲王「??ハロウィン以外でも、ってコト?」
凪「まぁ、そうなる、ね…」
ジリリリリリン…
黒電話の音が鳴り響く
玲王「〜〜最悪ッ!!ちょ、ほんと無理!」
玲王が凪に抱きつく
凪「(クッ…!保て、俺の理性…ッ!!)」
玲王「ハァ、で?俺、コスプレとかあんま興味ねぇんだけど。凪は何がしたいんだっけ?」
凪くん…コスプレ好きなんだってね
メイドは別格として、他に何を玲王に着せたいと思ってたの?そのコスを選んだ理由もあわせて
下3レスから🎲 - 180二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:27:15
ミニスカ婦警さん
玲王にちょっとだけセクハラした時に「も〜現行犯逮捕♡」って手錠をかけられたい - 181二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:28:01
チャイナ服 スリットを楽しみたいから
- 182二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:28:59
シスター服
本音 清楚 純潔 貞淑 背徳感って良いよね
建前 ゲームのキャラで戦うシスターって格好いいなって玲王に似合いそうだなって思って - 183二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:30:15
滲み出るスレ民の欲望w
- 184二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:33:36
全部でもいいんじゃないかなwwwww
- 185スレ主23/10/15(日) 00:36:44
- 186二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:42:45
わーい 女神 ありがとうございます
- 187二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:50:59
昨日のメイド服も漫画のキャラだったから
玲王に凪がしたいコスプレはオタク方面っていう納得をしてもらう
そのうちあわせと称して玲王女装自分は男装って方向に持って行きやすくなる……流石ウルトラジーニアス! - 188二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 08:57:53
着せたい≒脱がせたいってヤツだしね我々の世界では
- 189二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 09:53:11
正直三択全部見たい
- 190スレ主23/10/15(日) 11:50:33
凪「んー、シスター服かなぁ」
玲王「シスターあぁあ!?またニッチなヤツきたな!」
凪「(いや、我々の業界では結構メジャーなんだけど…)」
玲王の視線の先にいかにも怪しげな日本人形がある
玲王「あれ動くよ?動くよな?絶対動くって!」
凪「いや、アレとか言われても俺見えてねーし」
プシューッ!!
玲王「ひゃあァッ!!」
玲王「ああッ、もぉやだ凪っ」
凪「(耳元で喘ぐなし…!!)」
玲王「ハァ、ハァ…もう終わりだ、俺は」
凪「いや、勝手に終わんないでよ」
玲王は再び凪にバックハグをしてもらい、その腕を折れそうなほどギュウギュウと握りしめながらなんとか前に進んで行く
玲王「ぜぇ…ハァ…で、なんでシスター?」
凪「え?ああ、(楽しい話の続きね) えーっと…ゲームのキャラで戦うシスターって格好いいなって思って、そしたらレオに似合いそうだな〜って思ったから」
玲王「はー?お前、自分が着たいのとかじゃなくて俺に似合いそうとか思ってそのキャラ見てたのかよ?」 - 191スレ主23/10/15(日) 11:53:25
凪「(ギクッ)ん?いや、それはたまたまそのキャラがレオに似合うな〜と思ったからさ」
凪「(だってシスターの清楚、純潔、貞淑、背徳感ってなんか良いよね…根が真面目なレオにピッタリだと思う)」
玲王「じゃあ、お前がシスターやりたいワケじゃないってこと?」
凪「うん…ホントはそう、かな。コスする時は俺も一緒ってレオが言うからメイドは一緒にしたけど、ほんとは”合わせ”って言って、そのゲームとかアニメの世界観を別のキャラ同士で創ったりしたい」
玲王「おいおい、結構マジなヤツじゃね?それ」
凪「あ…うん、そう。マジだよ、大マジ。俺コスプレには熱いから」
玲王「へぇー」
凪「(アレ、これ興味ない時の反応?)だからさ、俺のが背ぇ高いし、そのうち男女キャラの合わせとかもさ、レオとしてみたいなー、って…」
玲王「…」
凪「(ん?ヤバい、さすがにこれは引かれた…!?)」
凪くん、もうお化け屋敷よりコスプレの話に夢中になってる!
玲王…「さすがに男女キャラ合わせとかはなんかちげーだろ!?」ってなった?
凪のコスプレ熱に対する玲王の反応を下3レスから🎲 - 192二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 11:55:42
コスプレに対しての熱が思ったよりガチで少し引いてる
- 193二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 11:58:43
お化け屋敷で余裕がないため、凪の男女合わせしたい発言でさらに困惑気味になってる
- 194二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 12:00:01
(あー、190cmあると既製品絶対入らないし、したくてもできなかったことが俺とならできるかもってテンション上がってたわけね。ラブホでの変な要求での撮影も世界観再現のひとつだったのか)
「あまりにも変なのじゃないなら……付き合ってもいいぞ。その代わりちゃんと自分でできることはしろよ?」 - 195スレ主23/10/15(日) 12:08:21
- 196二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:19:57
- 197二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:25:33
進展…できるかな?
- 198二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:29:56
最近ここのスレの2人よくイチャイチャしてチュッチュしてくれるから最高ですありがとう
次スレも楽しみ… - 199二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:31:52
頑張れ二人とも
凪はもう少しエゴ(下心)隠そうよwww
玲王は正直に嫌なものは嫌って言っていいよwww
温度差が面白いwwww - 200スレ主23/10/15(日) 18:32:02
保守と誘導いつもあざます
コメント、安価、♡にもいつも感謝です
マジで長すぎのpart6に突入…
次スレでなんとかミスコンまでやって終わらせます🙏
まったく話に出ていないのでお察しの方もいらっしゃるかも知れませんが、3日目の体育祭は延期デス!!
🎃🎡間に合わなくなるので…体育祭を楽しみにしてた方、もしいらっしゃったらごめんなさいです
では、凪と玲王の文化祭デート、もうしばらく一緒にお楽しみください🌵♡