- 1二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:13:23
目が覚めたら────俺は椅子に縛り付けられていた。
人はあまりに突飛なことが発生すると、逆に冷静になる時があると初めて知った。
椅子に座らされて足首、そして手首を後ろ手に縛られている状態。
目や口には何もされておらず、周りを見れば、慣れ親しんだトレーナー室。
目の前のデスクには見覚えのある資料が並んでいて、自分が仕事中に居眠りしていたことを思い出す。
普通に考えれば事件に巻き込まれたのかと思うところだが、不可解な点が一つ。
手足の拘束が、やたら緩い。
しかも縛るのに使っているのはビニール紐。
つまり、抜け出そうと思えば、すぐに抜け出すことが出来る状態となっていた。
……色々と謎は多いが、まずは抜け出すべきだろう。
そう考えて、腕に力を入れた瞬間だった。
デスクの影から、ぴょこんと一体の人形が現れた。
サイドテールの髪型に、小さな王冠、そしてくりくりとした垂れ目。
それは何度も見た、担当ウマ娘であるアストンマーチャンの人形であった。
そして、それを持ち上げる細い指先も、一緒に見えている。
「おはよう、専属レンズくん」
マーチャン人形から、正確にはその下の方から聞こえる低い声。
ただし、その声からは従来の少女らしい可愛らしさが隠しきれていない。
声の主は軽く人形をぴょこぴょこ動かしながら、更に言葉を続ける
「君は今、某国のウルトラスーパーエージェントに捕らわれている」
「……」
「そこで君の任務だが、エージェントから何を聞かれても黙秘を貫いて欲しい」
「…………」 - 2二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:13:43
そんな命令出す余裕があるなら助けに来いよ、というツッコミはしないでおく。
大体キミの好きなスパイ映画はそっちじゃないだろう。
「例によって君に何があっても、当局は一切関知しないからそのつもりで」
「………………」
「なお、この人形は5秒後に自動的に消滅……はマスコット的にNGなので爆発にします」
「爆発はセーフなんだ」
「では成功を祈る、マッマッマーマッ、マーちゃーん♪ どかーん♪」
ぴょんと人形は上に放り投げられると、そのままデスクの影へと落ちていく。
そして、同じ場所から、今度は一人のウマ娘が現れるのであった。
サイドに結んだゆるふわな髪、反対側に付けられたきらびやかな王冠。
特徴的な垂れ目は、妙に大きなサングラスで隠されている。
「はてさて、専属レンズさんを捕らえたエージェントとは一体何者なのでしょう?」
俺の担当ウマ娘、アストンマーチャンは、ナレーションのような口調でそう語った。
この段階で誰が縛ったのかはわかったが、理由と意図が掴めない。
困惑していると、彼女はとことこと近づいて、俺に顔を寄せた。
「わかりますか? わかりませんよね? 名乗ることはできませんが、教えてあげます」
マーチャンは不敵な笑みを浮かべて、サングラスを外した。
いつも通りの愛らしい、そしてどこか消え入りそうな、儚げな瞳。
彼女は自信たっぷりな表情で、誇らしげに胸を張る。
「マーちゃんの名前はエージェント・マー、USMの、敏腕スパイなのです」
そう言いながら、マーチャンは全ての情報を公開していくのであった。 - 3二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:14:00
……とりあえず外部の犯行などではなく一安心。
しかし、マーチャンが何故こんなことをしたのかはまだわからない。
だからまず、彼女にその理由を問いただすこととした。
「これは、一体どういうことなんだ、マーチャン」
「……」
「いや、この状況でキミに黙秘されても困るんだけど」
「…………」
「……何が目的なんだい、エージェント・マー」
「あなたが世界を股にかけるマスコット、マーちゃんの専属レンズなのはまるっとお見通しです」
「そうなんだ」
マーチャンはどこか自慢気な表情でそう告げる。
そりゃそうでしょと思うものの、彼女の意図を知るために口は出さなかった。
「マーちゃんが知りたいのは、マーちゃんの秘密が詰まった『SSB』についてです」
SSB、マーチャンの持つ手帳のこと。
スーパーシークレットブック、あるいは将来商戦ブック。
彼女の、マスコットとしての売り方の研究が記されている手帳だ。
情報漏洩は販売戦略に致命的、ということでその中身は隠されているのだが。
「……俺、その中身見てないんだけど」
「……あれ? 見てませんでしたっけ?」
「まだ見ていないって、君が手帳をトレーナー室に忘れた時、伝えたじゃないか」」
「……なんと、これはうっかりさん、うっかりマーチャンでした」 - 4二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:14:25
一緒に研究していたから読んでいたものとばかり、と彼女は恥ずかしそうに笑う。
確かに以前、マーちゃんが忘れたSSBを手に取ったことはある。
しかし、その時はすぐに彼女がやってきて、中身を見る前に彼女に渡していた。
……まあ、その後は研究に協力をすることとなって、内容を共有していたけれど。
彼女は顎に手を当てて、困ったような顔をする。
「とほほです、これでは敏腕スパイの名折れとなってしまいます」
「じゃあミッション失敗ということで」
「それでは予定変更して、マーちゃんのラブリーさの秘密を聞き出すこととしましょう」
「……意外と融通が利くんだね、スパイって」
「高度な柔軟性を維持して臨機応変に対応するのが敏腕スパイの秘訣なのです、ぶいぶい」
そう言ってマーチャンは笑顔でダブルピースを披露する。
……しかし、ラブリーさの秘密というのは具体的に何なのだろう。
彼女の魅力的な部分とか、努力しているところとか、そういうのを伝えれば良いのだろうか。
それならばそこまで難しくはないな、そう安易に考えていた時だった。
突然、彼女は難しそうに眉をひそめた。
「むむっ、ですがあのマーちゃんの専属レンズ、簡単に口は割らないでしょう」
「えっ」
「割りますか? 割りませんよね? お互い任務を任された身ですから、仕方ありません」
念押しするようなマーチャンの言葉に、最初に告げられた任務を思い出す。
────エージェントから何を聞かれても黙秘を貫いて欲しい。
目の前の少女と同じ口から下された指令。
つまるところ、マーちゃんは自分の問いかけに答えて欲しくない、ということなのだろう。
意図が掴めないまま困惑していると、彼女はニヤリと、怪しい笑みを浮かべた。
「それでは、拷問して聞き出すしかありませんね……?」 - 5二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:14:41
可愛らしいマーチャンには似つかわしくない、物騒な言葉。
その響きに、ぞわりと戦慄して言葉を失っていると、突然彼女はくるりと反転した。
見えるのは彼女の背中と、ゆらゆらと揺れる尻尾。
そして、その後ろ姿はゆっくりと距離を詰めていく。
「よっこいマーちゃんっと」
「うわっ!」
そして軽く飛び乗るように、俺の太腿の上にマーチャンが乗っかった。
マシュマロのようにふわふわとした肉感と、溶けてしまいそうなほどの温かさ。
目の前には彼女の後頭部が現れて、甘い香りが鼻腔をくすぐる。
「ふむっ、なかなかの座り心地です。星5つを進呈します、ぱちぱち」
「えっと、マーチャ……エージェント・マー、これは一体」
「日本には古来から膝の上に石を乗せる拷問があるのです、それと同じですね」
確かに、そんなのを何かで見た覚えがある、石抱だっただろうか。
しかし、あれはギサギザの形状の土台の上で正座するから効果があったような。
……いやまあ、彼女のお尻の感触に耐えるのも、なかなか辛いものがあるのだが。
「とはいえマーちゃんの体重は人参3本分、これでは拷問になりません、しょんぼりです」
「いや、しょんぼりしないで……」
「なので追加の責めを加えていきましょう、ふふっ、どこまで耐えられるでしょうか?」
「追加の責めって……うわっ!」
一体何をされるのかと思い身構えていると、突然、顎の下に何ともいえない感覚が走る。
何事かと視線を下に向けると、そこにはマーチャンの尻尾がふぁさふぁさと動いていた。
くすぐるように、彼女の尻尾の毛先が何度も何度も顎の下を撫でていく。
「えい、えい、どうですか? 喋りたくなりましたか? なりましたよね?」 - 6二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:15:05
また、尻尾の力だけでは難しいのかマーチャンの身体もくねくねと動く。
そしてその都度、膝の上に乗った彼女の尻の感触も動いた。
……正直、顎よりもそっちの方が色んな意味でキツイ、色んな意味で。
これ以上は何か大変なことになってしまうかもしれない。
そんな情けのないことが頭に浮かび、俺は屈服の言葉を彼女に告げようとした。
────それを遮るように、彼女の後頭部が俺の口を塞ぐ。
鼻先いっぱいに広がる、石鹸の匂いと甘い匂い。
くらりとするほど直接的に嗅いでしまった彼女の香りに、思わず言葉が詰まる。
「おっと、まだ口を割らないとは流石はマーちゃんの専属レンズですね」
冗談めかして笑うマーチャン。
しかし、俺にはその様子が、どこか無理しているように見えていた。
本当に言いたいことを、本当に思っていることを隠しているような、そんな風に。
それを見逃したら、また彼女を見失ってしまうような気がして。
俺は考えた。
表情や視線の揺らぎ、彼女の言動や行動。
覚えている限りの情報を精査して、どこかに違和感がなかったを探っていく。
けれど、何の確信も、根拠もまるで見つけることは出来ない。
俺はただ、直感的に思ったことを、そのまま彼女に問いかけることしか出来なかった。
「……マーチャン、もしかして怒ってる?」
刹那、マーちゃんの全ての動きが、電池が切れたかのようにぴたりと止まった。
そして彼女は無言で膝から飛び降りて、そのままくるりと反転する。
こちらをじっと見つめる彼女の瞳には、小さく燃えるような感情。
そしてほんの少しだけ、粘ついた感情があった。 - 7二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:15:20
「……っ」
マーチャンは何も言葉を発さないまま、正面から俺の膝の上に座った。
まるで抱き着くようにぴったりとくっついて、下から俺の顔を見上げる。
怒っているように、悲しそうに、不安そうに、辛そうに。
色々な感情を混ぜこぜにした複雑な表情で、彼女はじっとこちらを見ていた。
しばらくの間、そう見つめ合って、やがて小さく言葉を紡いだ。
「……先週の、日曜日の話です」
「……うん」
「今日も今日とてトレンド探しに出かけたマーちゃんはとある喫茶店を見つけました」
「喫茶店?」
「少しマーちゃんにとっても敷居が高く感じられる、お洒落なカフェなのでした」
「……それは」
「興味を持って外から覗き込んで、マーちゃんびっくり」
「待ってくれ、それは」
「知らない女性と共にいる────あなたの姿が」
そう言ってマーチャンは俺の後頭部に両手を伸ばして、ぐいっと引き寄せる。
垂れがちな眉尻を少しだけ上げて、目を潤ませて。
頑張って睨みつけている、そんな顔を俺に突きつけてくる。
「あなたの趣味ではないお店で、大きな目を輝かせて、珍しくハシャいだ様子で」
マーチャンの、消え入りそうな、震える声。
彼女の目に移った光景が、彼女にとってどれだけ衝撃的だったのかを表していた。
「トレーナーさんは、マーちゃんではなく、あの人の色に染まってしまったんですか?」 - 8二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:15:39
そして、視線を動かさないまま、マーチャンは口を閉ざした。
その姿は、全て話すまでは絶対に逃がさないと意気込む、拷問官のようであり。
好物を他人に渡さないと主張する、小さな子どものようでもあった。
ため息一つ。
「……マーチャン」
「はい」
「もう少し話が進んでから伝えるつもりだったんだけど」
「……はい」
「ブログの四コマ漫画に書籍化の話が来てるんだ」
「…………はい…………はい?」
マーチャンから間の抜けた声が零れる。
大きな目が見開かれて、ぱちくりとさせながら困惑しているようだった。
やがて彼女ははっと我に返り、表情を戻して言葉を紡ぐ。
「……嘘です、トレーナーさんなら真っ先にマーちゃんに報告するはずです」
「まだ提案があっただけで、あまり早く伝えてぬか喜びさせたくなかったから」
「そっ、それと喫茶店の話に、何の関係が?」
「その相手先の人と初めて顔合わせしたのが、日曜日だったんだ」
「……じゃあ、あの女性の人は」
「出版社の担当者だね、喫茶店も彼女が打合せに指定したお店」
「……でも、あなたはとても嬉しそうにしてました」
「そりゃ嬉しいよ、キミの夢を実現に近づける、良い機会なんだから」
世界を股にかけるウルトラスーパーマスコットになりたい、という彼女の夢。
その一助になるように始めたのが、四コマ漫画ブログ。
それが更に色んな人の手に渡る絶好の機会なのだ、嬉しくなって当然だろう。 - 9二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:15:55
「それで、持っていける限りの色んなグッズを持ってきて、プレゼンしたんだ」
「……」
「ちょっとテンション上がり過ぎて、担当の人も顔が引きつらせちゃってさ」
「…………」
「『本当にあの娘が好きなんですね』ってさ、そりゃまあ、その通りなんだけど」
「…………っ!」
正直、あのプレセンは失敗だったなと思う。
そら良い大人が、学生である女の子のことを激推ししてたら、ドン引きするだろう。
お店には他にもたくさんのお客さんがいたわけだから、もう少し手段を考えるべきだった。
次回は着ぐるみを着て、広い範囲に対してプレゼンをしよう。
そう思っていると、突然、こつんと身体に軽い衝撃が走った。
見れば、マーチャンが両手を俺の背中に動かして、俺の胸に顔を埋めている。
その顔は、とても熱くなっていた。
「マーチャン?」
「……今だけは、わたしを見ないで」
「……見事にほっぺがマーチャン色だね」
「恥ずかしいのです……勝手に勘違いをして……マーちゃんはマスコット失格なのです」
「基準が良く分からないけど、えっと、それならそろそろ解放してもらって良いかな?」
誤解が解けた、ということでもう拷問をする必要も、拘束する必要もないはずだ。
正直、彼女の豊かな膨らみや身体の丸み、体温がダイレクトに伝わるこの体勢はキツい。
理性がどうにかなる前に、一旦離れて欲しかった。
するとマーチャンはしばらくの間沈黙して、ぴょこんと俺の口の前に耳を立てる。
それはまるで俺の言葉を仔細に集める、マイクのようだった。 - 10二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:16:12
「……まだ、秘密を聞き出せていないのです」
「……秘密?」
「マーちゃんのラブリーさの秘密です」
「その設定まだ生きてたんだ」
「それと、トレーナーさんがもうたっぷりマーちゃん色に染まっているのはわかったので」
マーチャンの耳がひょこひょこと揺れて、同じように尻尾もブンブン振れる。
何かを待ち望むように、楽しげに踊るみたいに。
彼女の顔は窺うことが出来ないけれど、多分嬉しそうにしているんだなと感じた。
「わたしがあなた色に染まるくらい────愛を囁いてくださいね?」 - 11二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 15:17:38
お わ り
007とMIが調べるまでごちゃごちゃになってたのは秘密 - 12二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 16:44:12
良……
- 13二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 16:51:56
愛を囁いてくださいね? まで読んだ
- 14二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:26:25
可愛い かわいい カワイイ
- 15二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:31:38
アアアーッ良い……。
- 16二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:33:05
これ対面z……(手記はここで途切れている
- 17二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:41:46
マーチャンがラブリーさの秘密期待してたらトレーナーがうっかり「好きだよ」って言っちゃって甘酸っぱくなっちゃう続編も見てみたいです!!
- 18二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:45:56
- 19二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:51:06
- 20二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:52:49
- 21二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 17:56:26
- 22123/10/10(火) 20:49:33
- 23二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 20:56:24
さすがマートレ、マーチャンの理解度が高い
- 24二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 21:17:28
今日もまた良SSで死ぬことができた……独占力強めで空回っちゃう乙女マーチャンエエゾエエゾ
>>もう少し手段を考えるべきだった。
>>次回は着ぐるみを着て、広い範囲に対してプレゼンをしよう
もう少し手段を考えた結論がそれって相変わらずマートレはさぁ……
- 25二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 21:48:02
- 26二次元好きの匿名さん23/10/10(火) 22:28:36
トレーナーの耳ふーを自ら!?
お互いにやっててほしい…やってほしい… - 27123/10/11(水) 00:06:03
- 28二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 00:07:30
- 29二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 00:09:23
- 302823/10/11(水) 00:10:48
- 312923/10/11(水) 00:18:49
- 32二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 00:21:36
マートレのマーチャンの一挙手一投足を見逃さない観察力、マーチャンの考えていることを瞬時に導き出す洞察力、マーチャンの夢のためになることなら全力で遂行する行動力とマーチャンへの想いがよく表れていた素晴らしいSSでした
もちろん年頃の女の子らしい感情で独占力ムーブしてたマーチャンも可愛かったです、ありがとうございました - 33二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 01:26:53
- 34二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 07:50:59
- 35二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 08:39:51
- 36123/10/11(水) 13:49:30
- 37二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 19:45:26
- 38二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 07:22:59
とても叡智だ…良い…
- 39二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 19:11:58
- 40二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 19:28:58
- 41二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 21:24:22
この後担当さんに語ったよりも3倍以上の熱量と吐息を浴びて全身真っ赤になって悶絶するマーチャンでしたとさ。チャンチャン。
攻め攻めな年頃の女の子が萎々になって、また愛情たっぷりの声援に大輪の花を咲かせる。
これ以上に美しい愛模様の万華鏡もないでしょう。
素敵な作品をありがとうございます。 - 42123/10/13(金) 07:18:28