大蛇丸が別個体といわれるのになんか納得がいかなかったのでNARUTO世界の不老不死術を研究しました。

  • 1二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:08:52

    お聞きいただければ幸いです。

  • 2二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:11:28

    はいどうぞ

  • 3二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:12:39

    皆さま、本日はあにまん掲示板にお越しいただきありがとうございます。
    本報告では、NARUTOの復活後大蛇丸が『別個体』と言われることに納得がいかなかったので、NARUTO世界における転生忍術の理論を分析し、大蛇丸は本当に別個体なのか、そうでないのかを報告させていただきます。
    構成としては
    ①NARUTO世界におけるチャクラと魂
    ②穢土転生とチヨバアの転生忍術からみるチャクラと魂
    ③大蛇丸復活の理論と不屍転生の新規性
    の順番に説明させていただきます。

    (連投制限てどれぐらい間隔なんだろう…)

  • 4二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:14:24

    ①NARUTO世界におけるチャクラと魂
    NARUTO世界では忍術の発動、身体能力の向上にチャクラが関わっていることは知られています。忍術によって魂を移動・操作できることから、基本的な理解として、チャクラと魂の関係を整理していきます。

    まず、チャクラですが、これはナルトがエビス先生に修行を付けてもらっている際に図解されていたように、肉体エネルギーと精神エネルギーを融合させたものです。この両方が尽きてしまうと死亡してしまうほか、通常そのどちらかだけで活動することはできません。つまり以下の通りです。
    肉体エネルギー+精神エネルギー=チャクラ

    しかし、秘伝忍術によっては精神エネルギーのみでの活動が可能になることもまた示されています。代表的な術として、加藤ダンの霊化の術があげられます。霊化の術は物理的障壁をすり抜け相手を攻撃でき、それでいて加藤ダンは人格・意識をほぼ完全に保有しています。また、多由也の口寄せ獣が精神エネルギーだけで練られた物体を吐き出して攻撃しており、その物体は手裏剣を貫通しています。つまり、精神エネルギーのみでの活動の場合、物理干渉を無効化できると考えられます。この2点から、以下のように言うことができると考えられます。

    物理的要素=肉体エネルギー、意識=精神エネルギー

    加藤ダンの霊化の術の場合、意識はあり、物理障壁は関係ありません。そして封印を突破できませんでした。これは封印術はチャクラ=両エネルギーが融合した忍術による障壁だからと考えることができそうです。

  • 5二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:16:44

    さらに、四代目火影及びうずまきクシナの封印術により、ナルトの体内で、相当はっきりした形で意識だけが活動していることも描写されています。意識=精神エネルギーが活動している点では霊化の術と大差ないように思えるのですが、圧倒的に異なるのが、元居た肉体の有無です。四代目火影およびうずまきクシナは戻るべき肉体がありません。そのうえ、四代目火影はナルトとの対話により、ナルトを通じて外界を認知していたようなことが語られています。肉体がない=死亡しているのに意識だけはあるというのはどのようなことでしょうか。

    これについては、「肉体エネルギーを外部から補給しているため意識がはっきり残り、外界との接触が可能になっている」と考えています。つまり、ナルトの肉体に存在する肉体エネルギーを多少使い、封印された精神エネルギーに接続することで、意識を保っているのです。つまり以下の通りです。

    精神エネルギー+封印先の肉体エネルギー=封印された人物の完全な意識(封印されて肉体エネルギーがないと維持できない)
    多分人柱力の作り方も似たようなメカニズムです。

  • 6二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:20:27

    ②穢土転生とチヨバアの転生忍術からみるチャクラと魂

    ①で示された理論を魂にも応用します。魂といえば当然卑劣な術こと穢土転生の発動条件を見ていく必要があります。
    穢土転生には素体となる生贄と蘇生したい故人のDNAが必要です。こうすることで「浄土」にある魂を「穢土」に降ろす、と説明されています。
    この説明から、NARUTO世界では、魂は最低でも死後は浄土という場所に存在することがわかります。そして、穢土転生を成功させると、完全な意識と自我を保有した故人が蘇生します。このことを肉体エネルギーと精神エネルギーの理論に応用すると以下のように考察できます。

    穢土転生=完全な意識をもつ故人=肉体エネルギー(生贄)と精神エネルギー(術式)

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:21:52

    (画像がダブってしまった)

    このことから、少なくとも死後、浄土にある魂は適切な量の肉体エネルギーと起爆スイッチとなる精神エネルギーが存在すれば、呼び出せるということになります。そして、浄土にある魂を無作為に引っ張ってこないために、故人のDNAが必要となるのではないかと考えています。
    つまるところ、DNAという故人のマーキング(卑劣ではない)がされている要素が存在し、肉体エネルギーと精神エネルギーが適切な量存在すると、人々の生きる物理次元とは異なる領域にある魂にアクセスできる、というのがNARUTO世界におけるチャクラと魂の関係ではないかというのが①の結論と穢土転生の発動メカニズムから推察されます。
    つまりDNA+肉体エネルギー+精神エネルギー=特定個人の死者蘇生
    なのです。

    ただし、NARUTO世界には死者蘇生を成した術がもう一つあります。それがチヨバアの転生忍術です。
    チヨバアの転生忍術とは、致命傷を喰らっていたサクラを生きながらえさせ、デイダラにやられた我愛羅を蘇生した、命と引き換えに発動できる禁術です。

    チヨバア曰く、転生忍術は「死者を蘇生できる(我愛羅で実証済み)」「傀儡に命を与えることができる」という忍術ですが、サクラの致命傷からの回復もしています。これはどういうことでしょうか。これも①で説明した肉体エネルギーと精神エネルギーの理論から分析していきましょう。
    そもそも医療忍術…というより普通に医療は、肉体を治療するものです。外傷を受ければ肉体から出力される力が弱くなることは我々にも経験があるでしょう。報告者も先日タンスに小指をぶつけて「ミ。!」と叫び、倒れ伏しました。

    外傷を受け、致命傷となったということは、①の理論で言うと肉体エネルギーが急速かつ異常に失われている状態ということができます。本来、医療忍術や通常の手術により肉体を修復することにより、エネルギーの流出を止め、回復させるのですが、その回復が追い付かないほどの速度で肉体エネルギーが失われている状態を「致命傷」ということができます。
    もう予想がつくように、チヨバアの転生忍術はこの肉体エネルギーの喪失を強制的にストップさせることが可能な術なのです。己の肉体エネルギーを相手に流し込むことにより、肉体エネルギーの喪失を上回る速度で回復までもっていくのです。

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:22:23

    それでは本命の「傀儡に命を与える」効果はどういうことでしょうか。これは傀儡という無生物に肉体エネルギーと精神エネルギーを限界まで注ぎ込むことで生物に変換するということであり、穢土転生の式から説明できます。そして、その結果として、あるいは副産物として「魂」が産まれ、それが「傀儡に命を与える」となるのではないかと考えられます。あるいは、単に肉体エネルギーと精神エネルギーを与えるだけなのに「魂」を創造してしまうことが、この転生忍術の極意なのかもしれません。

    死者蘇生はその応用であり、肉体エネルギーと精神エネルギーが0になり無生物となった死体に、肉体エネルギーと精神エネルギーを注入することで死者蘇生の三要素、すなわち「DNA+肉体エネルギー+精神エネルギー」を成立させ、魂が浄土から穢土に定着するわけです。

    この原理からすると、「転生忍術」といいながら術者本人の魂は関係していないことがわかります。仮に転生しているなら、我愛羅にチヨバア味が多少混入するでしょうし、そもそも魂が浄土になくなるため、大戦時に穢土転生できないでしょう。

    以上の説明から、NARUTO世界における魂とは「個体のDNA・肉体エネルギー・精神エネルギーが一致して存在するときに別次元からダウンロード可能なもの」「転生忍術といえども、別次元に存在する魂をやりとりするわけではない」と結論付けることができます。

    屍鬼封尽による封印術が施されると穢土転生が不可能なのは、DNAと両エネルギーが存在しても魂が浄土にないからです。そして屍鬼封尽が特異なのはまさにその点であり、八卦封印や鉄甲封印など、尾獣を封印するような封印術と異なり、肉体エネルギーでも精神エネルギーでもなく、直接魂を封印する点にあると考えています。本来タッチできない魂にアクセスする屍鬼封尽。あの死神は何者なのでしょうか?現時点では不明です。

    これを踏まえて大蛇丸は別個体か否か、つまり大蛇丸の開発した不屍転生と呪印について考察しましょう。

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:24:03

    ③大蛇丸復活の理論と不屍転生の新規性

    まず不屍転生の描写を確認しましょう。大蛇丸は本体の白蛇となり、その後精神世界で相手の精神を乗っ取ります。これは、相手の肉体に宿る精神エネルギーを自分のもので上書きし、その後肉体も乗っ取ることで肉体エネルギーも上書きすることで可能となったと推定できます。

    これは②の最後で示したことからすると「肉体の乗っ取る(肉体エネルギーの確保)→乗っ取りにともないDNAを書き換える(個人のDNAの確保)→意識を乗っ取り精神エネルギーを自分のものに書き換える」となり、そのプロセスを経ることで、「魂のダウンロード先を変更する」という事になります。

    さらにこの魂のダウンロード先を変更することによる転生を盤石にするのが呪印です。呪印を与えておくことは大蛇丸の意識=精神エネルギーをそこに封じ、①で示したように呪印を埋め込まれた人物の肉体エネルギーを利用しながら自我を保つことができるわけです。そう考えると、クソ不評な呪印状態サスケですが、状態としてはナルトに埋め込まれた四代目火影とうずまきクシナに近いわけですね。

    この方式の自己のバックアップは不死界隈では画期的です。やっていることが近いのはお辞儀の分霊箱ですが、魂それ自体を直接分割するために弱体化が避けられず、多く作りすぎると自分の魂が今どこに何個あるのか感知できなくなり、バカ丁寧に自殺への道を舗装することになります。

    しかし、呪印は魂それ自体には手を出さず、それ単体では機能しない意識だけを植え付けることで弱体化を回避し、ほぼ無限にバックアップを、しかも労力無しで確保できるわけです。不死界隈でも非常に新規性の高いやり方だといえるでしょう。

  • 10二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:25:10

    そしてイタチ戦ではチャクラ切れ=死ぬ直前まで肉体エネルギーと精神エネルギーを使い果たしたサスケの体の一部から大蛇丸が復活します。DNAは何処から来たのか疑問ですが、まぁ直前に大蛇丸式変わり身を使っていたのでそれを流用したことにしましょう。

    そして一撃で封印されるのはご承知の通りです。余談ですが、大蛇丸大好き人間の報告者はまさか数コマで処理されるとは思っておらず、立ち読みしていたコンビニで崩れ落ち、店員に怒られました。

    その後復活を遂げるのですが、この際は呪印(精神エネルギー)+カブトの身体にあったDNAによって復活しています。これがいわゆる「別個体」と言われている現行の大蛇丸ですが、この復活過程をみると、呪印=意識=精神エネルギー+大蛇丸本人の肉(肉体エネルギーとDNA)という魂をダウンロードする三点セットがそろっていることがわかります。

    そのため、これまで説明してきたことからは、魂のダウンロード先が変更されたに過ぎないので、本質的にはそれまでの大蛇丸と同一性を有する「同一個体」という事になります。

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:26:35

    このレスは削除されています

  • 12二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:28:28

    >>11

    これ自分で描いたイラスト?

    そうじゃないなら載せるのやめた方がいいよ

  • 13二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:34:50

    >>12

    せっかく面白い長文考察書いてくれたのに一言目がそれって

  • 14二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:36:23

    >>13

    面白くても個人のイラスト載せるの駄目でしょ

  • 15二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 18:38:44

    そういう視点で見たことなかったからおもしろかったわ
    乙です

    そうなるとマーキング(卑劣な方)って自分のチャクラを練り込んだ物なのかな

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 19:57:00

    画像でひと悶着ありそうだし消して結論を再掲しますね。剽窃よくない、確かに。

    結論

    以上のように、NARUTO世界におけるチャクラと魂の関係を把握することで、大蛇丸の開発した不屍転生がもつオリジナリティを確認し、復活後の大蛇丸もネットで言われているような別個体ではなく、同一個体とみなせるという結論を提示することができました。

    本報告の課題としては、同時に呪印にDNAをあてると分裂するのか、復活の際、それまで入っていた肉体の影響をどの程度うけるのか、という部分があります。

    とりあえず後者については一般男性大蛇丸にあるはずの呪印から復活させた大蛇丸が料理好きかを観察することで調査したいと考えております。
    ご清聴ありがとうございました。
    懇親会ではエビスのやつで優勝していきましょう。

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 21:28:29

    小説だと大蛇丸の魂は高次元にあるらしい。
    イッシキ曰く星には星で死んだものなら、異星であれ全ての生命の記録がある。
    記録=魂であるならサーバーは星にあるか星そのもの。
    地球には大筒木が持ち込むまでチャクラは存在しなかったので、魂とチャクラは本来無関係。
    大筒木を圧縮データ化した楔は魂を繋ぎ止める錨でもあるので魂はデータとして扱う事ができるが、アマドが脳の記憶をクローンにコピーしても記憶を持った他人であり、魂とは脳の記憶のみではない。

  • 18二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 21:41:59

    大蛇丸の腕の魂だけ封印された例からして、肉体の部位とも連動してると思われる。
    エドテンには遺伝子情報が必要かつこれまたイッシキの発言によると、遺伝子に運命も決められてる。
    科学で考えると遺伝子に生体情報はあっても運命なんてないと思われるので、運命が何を指すか不明瞭ではあるけどその個体が世界で果たすべき役柄とするなら、遺伝子に紐付いた役割があるかと。
    魂は精神情報+肉体情報+運命情報の三要素かなぁとなんとなく思ってたり。
    成仏するとエドテンできないらしいし成仏とは運命というその魂がもつ役割を果たした状態?
    役割を果たしてない魂は果たすまで星に輪廻という形でループされ、果たしたら別のサーバー(高次元?)に送られる(上がり)のかもしれない。
    となると運命情報は星にありそうだし魂は星と結びついてるのかな?
    纏まらなくてスミマセン

  • 19二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:09:17

    なげぇけど割りと筋は通ってる考察ではあるかな?
    他に魂系の術ってあったっけ?

  • 20二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:53:38

    カブトの「無機転生」と「黄泉転生」があったっけ。
    無機転生は非生物を生物化できるけど、ダメージでもとに戻るあたり仮初めっぽいが魂を付与してるのか、生体エネルギー与えてるだけなのか分からない。
    傀儡技術の源流らしい月だと光球を傀儡にいれて自立稼働させられるし、人間もある程度操作できるが魂を扱う転生術かはこれも分からない。
    が、転生術使うチヨバアが傀儡師だしモンザエモンが月の関係者なら何かあるかもしれない。

    魂を具現化する特別領域作る黄泉転生の外観がでっかい目玉なんだよな。

  • 21二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 23:30:44

    大筒木由来の魂とオリジナル世界の魂でじゃっかん違うとかあるのだろうか

  • 22二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 23:54:05

    >>16

    >>11消し忘れてるで

  • 23二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 11:32:29

    大蛇丸の精神エネルギークラウド化の術ってBORUTOの大筒木データ解凍うんぬんと何か繋がってるのかなと思ってたんだけどどう思われます先生

  • 24二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 19:30:58

    大蛇丸の場合本人が口から入って操作する感じだからカーマによるデータ塗り替えというよりどちらかというと物理的に寄生して乗っ取ったイッシキとジゲンに近いかも

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 19:59:28

    飛段の不死性はもうそういうもんだとか思ったほうがいいのかな

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 00:56:56

    飛段の不死性は不死界隈では弱い方でしょう。自己再生できないし

  • 27二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 01:22:44

    穢土転生と転生忍術から大蛇丸が同一個体だと証明するとは…大した奴だ
    インドラアシュラのチャクラの転生関係はこの場合どうなるんだろう?ついでに六道仙人も

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