- 1二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:18:19
- 2123/10/11(水) 20:19:52
人選にかぶりが出たので一人振り直し
1.ルフィ2.ゾロ3.サンジ4.チョッパー5.ロビン6.フランキー7.ブルック8.ジンベエ
dice1d8=8 (8)
- 3123/10/11(水) 20:21:11
- 4二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:21:51
よし戦力きたな
- 5123/10/11(水) 20:26:22
人選:ナミ・ウソップ・ジンベエ
ナミ皆勤賞特典
霊感・オカルト知識を前作から引き継ぎ
ナミの霊感:99
ナミのオカルト知識:7
他二名幸いまだダイスを振った事がないため今から決める
ウソップの霊感:dice1d100=98 (98)
ウソップのオカルト知識:dice1d100=80 (80)
ジンベエの霊感:dice1d100=53 (53)
ジンベエのオカルト知識:dice1d100=56 (56)
- 6二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:27:13
驚異のナミさん率
本人怖がりなのに… - 7123/10/11(水) 20:29:30
えらいことになった
三人が目を覚ますとそこは空も地面も草花も木も、何もかもが虹色に輝いている世界だった
ナ「なにこれ!?眩しっ!?」
ウ「うおおおいっ!?ゾロでもねぇのに変なところにきちまったあぁあぁ!?」
ジ「何じゃこれは…!?二人とも怪我はないか!?」 - 8二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:33:21
ウソップの霊感もヤバいな
ビビリなのに - 9123/10/11(水) 20:42:58
ナ「視界に入る全部の色がメチャクチャだわ…」
ウ「しかもビッカビカに光ってるしな…」
ジ「これは夢か?それともわしらは何かに巻き込まれておるのか?」
ウ「あ~…えーっとうまく説明できっかな…ゾロが時々こういうわけわかんねぇ空間に迷い込んでは帰ってきてるらしいんだ。たぶん神隠しの一種だと思う」
ジ「神隠しじゃと!?あやつどうやって自力で戻って来とるんじゃ!?」
ウ「ゾロって零感だろ?だから見えるもんも少ないし、聞こえるもんも少ないし、何よりあっちからの干渉もほぼ受けないから飽きられて元の場所に放り出されてるんだと思う」
ナ「こないだ聞いた話だとそういう経験を小さい頃からしてるから、知識だけは身に着けるようにしてるんだって…」
ウ「ナミみたいに霊力がメチャクチャ高いのに心霊経験ゼロな方が珍しかったけどな」
ナ「こんな経験しない方が良いでしょ!ただでさえ最近何故か変な事が立て続けに起きてるのに…!」
ウ「そうだよ!起きねぇ方がいいんだよこんな事!!なんでおれまで連れてこられちまったんだよぉ!!」
ジ「落ち着かんか、二人とも。ともかく船に戻る方法を考えるんじゃ」 - 10二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:46:34
ウソップが最強すぎる
- 11二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 20:50:29
ウソップ頼りになる!
ビビリで察知能力高そうなのも良い - 12123/10/11(水) 20:57:55
ジンベエのエミュがよくわからん過ぎてスマン
ウ「一つ方法があるとすれば、こういう世界にはだいたい別の世界に続く『扉』とか『穴』とかがあるんだ。それを見つけて別世界に飛び続けたら、うまい事俺達の世界に辿り着くかもしれない」
ナ「そんなのいつ帰れるかわからないじゃない!」
ジ「じゃが恐らくそれしかないんじゃろう?だったらやるしかあるまい」
三人は世界と世界を繋ぐ穴を探すため、虹色の世界の探索を始めた
イベント発生!
1.ゲーミングネコちゃん現る!
2.視界が虹色過ぎて気持ち悪くなってきた!
3.自分達まで虹色に光り出した!
dice1d3=2 (2)
- 13123/10/11(水) 21:01:23
自分たち以外の視界に入るもの全てがゲーミング!!
虹色の光を見続けた三人は段々気分が悪くなってきた!!
嘔吐フラグ!!
出目が50より高いとより具合が悪くなって嘔吐するぞ!!
ナミ
dice1d100=7 (7)
ウソップ
dice1d100=91 (91)
ジンベエ
dice1d100=86 (86)
- 14二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 21:01:29
ワンピ世界ゲーミング概念とかなさそうだもんな
常時ギラギラ虹色はきつそう - 15123/10/11(水) 21:06:57
ウ「うっぷっ……やべぇ気持ち悪くなってきた」
ジ「わしもじゃ……こりゃ目が回るわい……」
ナ「ふ、二人とも大丈夫?」
青ざめるウソップとジンベエ
ナミも疲れた顔をしている
ウ「も、もう駄目だ……!!おえぇっ!!」
ジ「ナミ!向こうを向いとってくれ……!!ぐっ……!」
ナ「ちょっ、ホントに大丈夫!?」
ウソップ、ジンベエ 嘔吐
虹色のキラキラが二人の口から放たれる - 16123/10/11(水) 21:13:06
ウ「は、ははっ…ゲロまで虹色かよ…!」
ジ「出したらスッキリしたわい」
ナ「さっさと出口を見つけないと私まで吐きそう……」
体調不良著しい中、探索を再開した三人
つぎのイベント
1.ゲーミングネコちゃん現る!
2.自分達まで虹色に光り出した!
3.虹色に輝く『扉』を見つける!
dice1d3=2 (2)
- 17123/10/11(水) 21:20:20
ナ「えっ!?ちょっと!!二人とも色が……!!」
ウ「お前もだ!!やべぇ!この世界の常識に取り込まれてかけてんだ!!」
ジ「こりゃいかん!早く出口を見つけるぞ!!」
三人の身体が徐々に虹色に光り始めた
どうやら彼らはこの世界の常識に取り込まれようとしているようだ
このまま滞在し続ければ彼らはゲーミング人間として虹色に光り輝き続ける事になるだろう - 18123/10/11(水) 21:23:43
ウ「さっき吐いたのは多分、内臓から身体が変わり始めたせいだ!」
ナ「じゃあこのままここにいたら私達虹色に光り続けるって事!?」
ジ「何とも目が痛くなりそうじゃわい!」
早くここから出なければならない
焦燥感を感じながら、彼らは探索を再開する
次のイベント
1.ゲーミングネコちゃん現る!
2.虹色に輝く『扉』を見つける!
dice1d2=2 (2)
- 19123/10/11(水) 21:36:37
虹色に光り出した身体を抱えながら三人は探索を続けた結果、一つの巨大な虹色の扉を発見する
それは他のどの物体よりも激しく光り輝いており、もし元の世界にあったならば夜の闇さえけばけばしく輝かせたであろう程だった
ナ「目が痛すぎる!!」
ウ「これを潜るしかねぇと思うけど……!本当に行くか!?どんな世界に着くかわかんねぇぞ!!」
ジ「どんな世界でも今よりはマシじゃわい!心配するな!いざとなればわしが二人を守る!!行くぞ!!」
三人は虹色の『扉』を潜り、次の世界へと旅立った
次の世界
1.言葉が逆さまの世界
2.三角形の世界
3.長い長いトンネルの世界
4.変な人たちが働いているオフィスビルの世界
5.ひよこだらけの世界
dice1d5=1 (1)
- 20123/10/11(水) 21:52:09
ナ「いたた……まだ目がチカチカするわ……」
ウ「次の世界は結構まともだな……おれ達の世界……じゃないな」
ジ「むっ、そうなのか?どこかの街に見えるが」
ナ「よくわかんないけど、『違う』ってことはわかるわ!」
ウ「霊感が高いと空気とか雰囲気で判るんだよ。此処が自分の居た世界じゃないってな」
ジ「ふむ……確かに妙な気配がするような…」
ウ「おれらの世界に似てても常識が全然違うってパターンもあるからな。せめて安全な世界だとありがたいんだけどよぉ…」
ナ「とりあえず街なら人がいるわよね!?『扉』とか『穴』とかのこと、訊いてみましょ!」
ウ「お、おいナミ!まだどんな世界かもわかってねぇんだぞ!?」
ジ「まあまあ、ウソップ。時には大胆に行動せねばわからんこともあるだろう」
ナ「すみませーん!私達旅行者なんですけど……」
「?かうよかにな、だんな」 - 21123/10/11(水) 22:00:13
ナ「え、えっと……?」
「?たしうど?かのいなゃじんるあがうよ」
ウ「な、何言ってるかわからねぇ……」
ジ「むう……何となくじゃが、何か用があるのかと言っておる気がするぞ」
ウ「わかるのか!?」
ジ「なんとなくじゃ!全部は理解できんぞ!?」
ナ「ウソップ、どういう事…?」
ウ「あー…えー…?霊感の違いか?もしかしたら霊感が高い程この世界のおかしさを感じちまってるとか?」
ナ「それってゾロが来てたら普通の言葉に聞こえてたって事?」
ウ「多分……?アイツの怪異からの干渉の弾きっぷりを思うとそうなると思うぜ」
「のあ、?いいてっいうも」 - 22123/10/11(水) 22:12:03
三人が辿り着いたのは言葉を逆さまに話す人々が住む世界
彼らは一人の住民に話しかけ、その事実を知った
そして霊感が低い程この世界の影響を受けない事に気付き、一番霊感が低いジンベエが通訳をして会話を試みる事にした
ジ「放っておいてしまってスマンのう、わしらは道に迷ってしまった旅の者でな。この辺りでポツンと立った扉を見た事はないか?」
「ねいなやいい」
ウ「底が見えない『穴』でもいいんだ!っていうかなんか変な場所知らねぇか!?」
「…ぇねもてれわいとょしばなんへ」
ナ「お願い!私達このままじゃ仲間の元に帰れないの!!」
「…んーう」
住民は困っている様子の三人に手を貸してやりたくなったのか、うんうんと腕組みをして考え事を始めた
さて、この住民は一つだけ変な場所を思い出した
そこが出口に繋がっているとは限らないが、ともかくこの住民にとっては変な場所のようだ
問:その変な場所とは?
- 23二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:19:42
このレスは削除されています
- 24二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:24:14
公衆電話の受話器
- 25二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:24:36
アーロンパーク
- 26二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:27:10
アーロンパークェ…
よりにもよって… - 27二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:27:28
なんであるんだよ
- 28123/10/11(水) 22:33:38
「ばえいうそ、なよだんるあがのもてたなんへにれずはちま」
ナ「なんて?」
ジ「町外れに変な建物があるそうじゃ」
ウ「変な建物ってどんなのだ?」
「かんな、だんなのもてたないたみうと」
ジ「塔のような建物じゃそうだが…?」
ウ「建物か…この辺じゃ見ないものなんだよな?」
「よだうそ」
ジ「ならば行ってみるか」
ナ「……なんだろう、胸騒ぎがする」 - 29123/10/11(水) 22:38:34
住民に場所を教えてもらった三人は、町はずれに立つその変な建物へとやって来た
ナ「……!!!」
ウ「お、おいおい!これって……!!」
ジ「なんじゃ!?どうした二人とも!?」
ナ「なんで……なんでこんなところに……!!」
ウ「おいナミ!!」
ナミは建物の中へと駆け出した!
ジ「ナミは一体どうしたんじゃ!?」
ウ「ジンベエ!ここなんだ!アーロンがナミの村に建てたアーロンパーク!!」
ジ「な、なんじゃと!?」
ウ「嫌な予感がするぜ……!!とにかくナミを追いかけねぇと!!」 - 30二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:41:57
そっかウソップはアーロンパークもノジコから聞いたナミの過去も知ってるもんな…
つくづくバランスが良いな - 31123/10/11(水) 22:42:36
特殊ダイス発生
魚人はいるのか?
1.いないよ
2.いるけど言葉が逆さまだよ
dice1d2=2 (2)
- 32二次元好きの匿名さん23/10/11(水) 22:56:27
大丈夫かな…
- 33123/10/11(水) 22:57:15
魚人「?!だんな?!だのもにな」
ナ「魚人…!!でも何を言ってるかわからない…!!」
魚人「なんお、…てっあがうよのんないたっい」
ナ「わからないけど…私を知ってる魚人じゃない…?」
魚人「?かぶうょじいだ…おい」
一人でブツブツ呟いているナミを見て、この世界の魚人は訝しげにナミに近づいた
魚人に敵意はない
だが魚人にいい思い出がなかったナミは、反射的に後ずさってしまう
ナ「ひっ…」
魚人「ぇねらかわがみい!!?はえまおだんなんな」 - 34123/10/11(水) 23:03:05
ウ「待て待て~!!ちょぉっと待った~!!」
ジ「無事か!?ナミ!!」
ナ「ふ、二人とも~!!」
ナミを追いかけてきた仲間二人がようやく追いついた
彼らの姿を見て安心したのか、ナミは涙ぐむ
「!?~たえふがゃしうゅにんしうほふ」
不法侵入者が二人も増えたことに驚くこの世界の魚人
彼は慌てて塔の中へと駆け出して行った
どうする?
1.魚人を追う
2.身を隠しながら探索する
3.待機する
dice1d3=2 (2)
- 35123/10/11(水) 23:09:53
ウ「大丈夫か!?ナミ…!!」
ナ「ご、ごめん二人とも…私…」
ジ「ウソップから聞いたわい、無理もない。それよりあの魚人、もしかしたら仲間を呼びに行ったのかもしれん」
ウ「げえっ!?まさかアーロンがいるのか!?」
ナ「それは…わからないの。なんだかあっちは私の事知らないみたいで…」
ジ「ぬう、別の世界だからじゃろうか?ともかく一度身を隠した方が得策かもしれんな」
ウ「そ、そうだな!此処の魚人たちがどういう奴らかわかんねぇしな!」
ナ「本当にごめんね…」
こうして三人は身を隠しながらこの世界に建っているアーロンパークを探索する事にした - 36123/10/11(水) 23:16:04
アーロンパーク探索
イベント
1.ナミの部屋だった場所へ行く
2.プールへ行く
3.アーロンに似た魚人を見かける
4.魚人に見つかる
dice1d4=2 (2)
- 37123/10/11(水) 23:26:52
塔の外には二つの大きなプールがあった
ナ「外見は全く同じね…ねえどうしてこの世界にアーロンパークがあると思う?」
ウ「うーん……全然わかんねぇ…どっかで世界が重なっちまったのか?それともナミやおれの記憶を読み取って作られたのか?」
ジ「この世界にも魚人が居るがナミの事は知らんのじゃろう?ならば、たまたまわしらの世界のアーロンが築いたものと同じものを建てただけなのではないか?」
ウ「偶然にしては出来過ぎてるけど、無くはないのか?」
ナ「あの魚人は悪くないんだろうけど…あんまりここにいたくない」
ウ「そうだな!さっさと探索して出口を探そうぜ!」
イベント
1.ナミの部屋だった場所へ行く
2.アーロンに似た魚人を見かける
3.魚人に見つかる
dice1d3=3 (3)
- 38123/10/11(水) 23:33:16
魚人「!ぞたい!だゃしうゅにんし」
ウ「ギャー!!見つかった!!」
魚人「らえまお、!だんなのもにな」
ジ「待ってくれ!!おぬしら、アーロンという男を知っておるか!?」
ナ「ジンベエ!?」
魚人
1.知っている
2.知らない
dice1d2=1 (1)
- 39123/10/11(水) 23:56:10
魚人「?!かのるいてっしをんさンローア」
ジ「知っておる。呼んできてはくれんか?」
魚人「たっかわ…!!よなくごうをこそ」
ウ「お、おいジンベエ!?」
ナ「アーロンを呼ぶの…!?」
ジ「ナミを知らんのなら、アーロンはわしらの敵ではないかもしれん。なに、もしものことがあっても二人の事はわしが守る。安心せい!」
ナ「うう…できれば会いたくないんだけど…」
ジ「じゃがこのパークは奴が建てたもの。出口に繋がるものを知っている可能性もあるじゃろう」
ウ「確かに…」
暫くすると魚人は一人の厳つい魚人の男を引き連れて戻って来た
「?!かゃしうゅにんしがらえまお?!だうよのんなにルークスグンミイスのれお」
それは紛れもなくかつてナミの故郷を苦しめた魚人海賊団のアーロンと瓜二つの顔をしていた
だがその凶悪な顔とは裏腹に、彼の身なりはとても奇妙だった
ぴっちりとした水泳帽。競泳用の水着。そして首にはホイッスル。
ジ「ス、スイミングスクール…じゃと!?」 - 40123/10/12(木) 00:03:14
ウ「海賊じゃねぇのか!?」
ナ「……!?」
ア「ぞだうそ。がだえまうこいかだま」
ジ「開校前?まだやっとらんのか?」
ア「ならかだりかばたっわおがくちんけののもてただいあのこ」
ウ「なんだって?」
ジ「この間この建物の建築が終わったそうなんじゃ」
ウ「へえ…じゃあアンタはここで水泳の先生をやるのか?」
ウソップが恐る恐る訊ねると、アーロンは穏やかな顔をして頷いた
ナミはそれを見て目を白黒させた - 41123/10/12(木) 00:15:27
ジ「色々と話を聞いてみたいがわしらも急いでおるし、これ以上迷惑はかけられん。すまんが、このパークに妙なものはないか?覚えのない『扉』や『穴』あるいは…」
ア「?らびと」
ジ「心当たりがあるのか!?」
ア「がんらしはかのもるいてしがさがらえまお、てっあつとひがらびといるわのけつてたにいかうょじのうと、だんいなからひ」
ジ「何でも塔の上階に立て付けの悪い開かない扉があるそうじゃ」
ウ「見てみないとわからないけど、怪しいな!ナミ、行けるか?」
ナ「……うん、大丈夫……」
三人はアーロンの案内により等の上階へとやって来た
ア「だらびとのやへのこ」
そこは、かつてナミが与えられた私室と同じ位置だった - 42123/10/12(木) 00:42:36
ナ「あ、ここ……」
ウ「どうした?ナミ?」
ナ「ううん、何でもない。でもウソップ、わかる?ここよね?」
ウ「ああ……この扉だったみたいだな」
ジ「開きそうか?」
ウ「ぐぬぬっ…!俺の力じゃだめだ!ジンベエ!やってみてくれ!!」
ジ「どれ…?ぬっ!?ふんっ…!!なんと硬い扉…!どうなっとるんじゃ!?」
ア「ならほ、?ろだいなからひ」
ナ「あ、あの、私、やってみていい?」
ウ「ん?ナミ、何か心当たりあんのか?」
ナ「……たぶん」
ジ「何があるかわからん。気を付けて触るんじゃぞ」
ナ「うん…」
ナミは震える手で恐る恐る扉の取っ手をひねった
あれだけ堅く閉ざされていた扉は、何事もなかったかのようにあっさりと開いた
扉の奥は淡い光に包まれ、真っ白で何も見えなかった - 43123/10/12(木) 00:45:10
ア「!ぜたいろどお!にのたっかなからひもてっやをにな」
ナ「やっぱり……」
ジ「ナミ、大丈夫か?」
ウ「此処、なんか思い出深い場所だったのか?」
ナ「うーん……色々複雑なのよ、嫌な思い出しかなかったし……」
ウ「お、おうそうか……じゃあ深くは聞かないぜ!」
ジ「ともあれ扉は開いた。先へ進んでみるとしよう」
ア「だんな、!?かのくいうも」
ジ「ああ、突然押し掛けたのに世話になったのう!スイミングスクール、頑張ってくれ!!」
ア「うお、!がんらかわくよ、なてけつをきうゅちうどもちたえまお」
ジ「ナミ、ウソップ、道中気を付けてだそうじゃ」
ウ「おう!ありがとうな!」
ナ「………あ、ありがとう!」
言葉が逆さまになった奇妙な世界に建っていたアーロンパーク改めスイミングスクール
複雑な気持ちを抱えながらもナミはこの地のアーロンに礼を言った
そして三人は『扉』を潜り、別の世界へと旅立った
明日に続く!! - 44123/10/12(木) 00:47:55
めちゃくちゃ読みづらい世界を作ってごめんな!
スレ主も書きづらかったぜ!!
でも安価でアーロンパークぶっこんまれたから許せ!!
ジンベエのエミュが一生わからん
前作からナミの情緒が色々大変で可哀想だね頑張れ! - 45二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 06:40:30
期待
- 46二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 07:16:55
変なのぶち込んですまんぬ…
- 47123/10/12(木) 12:49:33
こちらこそ夜中のテンションでアーロンをスイミングスクールの先生にしちゃってすまんかった…
本文は夜書くけどさきにどんな世界なのかダイス振ります
次の世界
1.雨の世界
2.三角形の世界
3.長い長いトンネルの世界
4.変な人たちが働いているオフィスビルの世界
5.ひよこだらけの世界
dice1d5=2 (2)
- 48二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 13:02:10
三角形の世界....?
- 49二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 17:00:26
マイクラが三角になったような世界だろ
- 50123/10/12(木) 19:58:26
再開するよ
ナ「はあ、なんだか疲れちゃった…いつになったらサニー号に戻れるのかしら…」
ジ「しっかりせいナミ!もう少しの辛抱じゃ!」
ウ「やっぱりアーロンに会ったのはキツかったか?」
ナ「うーん…あのアーロンが私の世界のアーロンとは全然違うのはわかってるんだけどね、あの部屋が次の世界への出入り口になってたのが気になって…」
ウ「あの部屋が何なのかは置いといて、やっぱりナミの記憶を基に『扉』が発生したかもしれねぇな…」
ジ「何者かがわしらに干渉しておるのか?」
ウ「だとしたらおれらがどうにかできる相手じゃなさそうだ。何しろ人間三人をまるごと異界にとばしてるんだからな」
ナ「私たち帰れるのかしら…」
三人が不安に思いながら白い空間を進むと、新たな世界が眼前に広がった
それは三角形の世界だった
ナ「今度は目に見えるもの全部三角…」
ウ「三角形の木に三角形の湖、おまけに三角形の雲…」
ジ「信じられん…!太陽も三角形をしておる…!!」 - 51123/10/12(木) 20:05:29
周囲に見えるもの全てが三角形で構成されている世界に辿り着いた三人は、湖のほとりに三角形の形の家々が建ち並ぶ集落を発見する
集落は三角形の形に囲いをされ、均一に三角形の形に並んでいた
ウ「村っぽいものがあるぜ!情報収集しに行こう!」
ナ「今度は言葉が通じるといいんだけど…」
ジ「なに、何とかなるじゃろ」
集落には気になるものが三つあった
1.三角形型に並んだ人々
2.三角形で構成されたオブジェ
3.ひときわ大きな三角形の建物
三人はそのうちの一つに近づいた
dice1d3=3 (3)
- 52123/10/12(木) 20:35:21
三角形の集落の中でひときわ大きな三角形の建物に、三人はやって来た
ナ「凄いわね、窓も扉も三角形。使いづらくないのかしら…」
ウ「なんだかアートっぽくて俺は結構好きだぜ」
ジ「此処が一番大きい建物のようじゃ。村長さんの家なのかもしれん」
ナ「ならこの世界の事詳しそうね。『扉』に心当たりがないか尋ねてみましょ」
三人は三角形の扉を三度ノックした
ナ「すみませーん!誰かいませんかー!?」
ナミが声をかけるとほんの少しの間をおいて扉が開いた
「はい、どちらさまでしょうか?」
家の中から現れたのは、何とも奇妙な服装の人物であった
まず目に留まったのは頭にかぶった大きな三角帽子。
すっぽりと頭を隠すようにかぶっており、顔の様子を伺い知ることができない
次に目に入ったのは三角模様のローブ
黒と白の三角形がつぎはぎの様に組まれたものだ
だがしかし、ローブからのぞく手は確かに自分達と同じ人間のそれであり、どうやら人体は三角形で構成されているわけではないのだという事が理解できた - 53123/10/12(木) 20:50:27
「おや、見慣れない身なりの方々ですね。旅の方ですか?」
ナ「え、ええ…そうなの!実は私達道に迷っちゃって…」
ウ「今度は言葉が通じるみたいでよかったな‥」(小声)
ジ「うむ、それに物腰も穏やかじゃし、こちらが敵意を向けなければ大丈夫じゃろう」(小声)
「それはそれはお困りでしょう。どちらに向かわれるご予定だったのですか?」
ナ「えっと…この辺りに何か変わったものはありませんか?」
「変わったものですか…?失礼ながら貴方がたより変わったものは、最近では目にしていませんね」
ナ「そ、そうですか…」
ウ「こっちからしたらこの人の方が変な格好だよな…」(小声)
ジ「これこれ、失礼じゃぞウソップ」(小声)
「よろしければお茶でも飲んでいかれますか?どうやらお疲れのようですし」
そう言って三角帽子の住民は、手招きをする
彼越しに見える室内は、机、椅子、タンスなど、やはり三角形の家具が据えられていた
ナ「えっ、どうする?悪い人じゃなさそうだけど…」
ウ「うーん…別の世界の食い物ってあんまり食わねぇ方がいいと思うんだよなぁ」
ジ「そうなのか?」
ウ「確かゾロがヨモツヘグイって言ってたな。自分の世界じゃない場所のものを食べたり飲んだりしたらそこの住民になっちまうって」
ナ「あ~!私達急いでますので遠慮させていただきますね~!」
「そうですか?それは残念です」
三人は住民に断り、家を後にした
次に近づくもの
1.三角形で構成されたオブジェ
2.ひときわ大きな三角形の建物
dice1d2=1 (1)
- 54123/10/12(木) 20:54:03
ダイス内訳ミスってたので振り直します
1.三角形型に並んだ人々
2.三角形で構成されたオブジェ
dice1d2=2 (2)
- 55123/10/12(木) 21:04:57
三人が近付いたのは三角形で構成された奇妙なオブジェだった
小さな三角形が大きな三角形を作るように配置されている
その幾何学的なオブジェには、それぞれひとつずつ、三角形の花で構成されたブーケらしきものが供えられていた
ナ「これって…お墓?」
ウ「確かにそう見えなくもねぇな」
ジ「形状は奇妙だがわしらの常識の範囲で理解できるのはありがたい」
墓らしきものには一つ一つ三角形を崩したような形の紋様が刻まれていた
ナ「この模様、規則性がある…多分文字なのかしら?」
ウ「文字まで三角か。徹底してるな」
ジ「じゃが二人とも気付いておったか?ここまで三角形でできておる世界じゃが、人間自体は普通に見えた」
ナ「確かに顔は全然見えなかったしローブでほとんど体も見えなかったけど、手は普通の人の手に見えたわね」
ウ「植物は三角なのにな…動物は違うのか?」
この世界について考察している三人の前に、バサバサと何かが羽ばたく音が聞こえた - 56123/10/12(木) 21:27:20
それは三角形の頭と体と翼を持った鳥のような生命体だった
ナ「ひえっ!?何よこれぇ!?」
ウ「と、とりぃ!?」
ジ「まるでだまし絵のようじゃな…色が黒い。カラスじゃろうか?」
ウ「鳥も三角形…?じゃあなんで人間は普通なんだ…?」
ナ「あっちに人がたくさんいるみたいだけど…行ってみる?」
ジ「うむ、まだ何の手掛かりも得られておらんしな。もっとこの世界の情報を集めてみよう」
そうして三人は三角形型に並んだ人々の群れに近づいた
ナ「あの~すみません、何をしてるんですか?」
「犠牲者に祈りを捧げているのです」
ウ「ぎ、犠牲者って、なんの?」
「先日、あちらのお山が噴火いたしまして…大きな噴石がいくつも村の周辺に降り注ぎました。不幸にもその下敷きになった方々がいらっしゃいまして…」
ジ「なんと…それはお悔やみ申し上げる」
ナ「でもあの…失礼だったらごめんなさい。なんで三角形に並んでいるんですか?」
「はて?三角形がこの世で一番美しいからに決まっているでしょう?」
ウ「えっ?」
「貴方方もご存じでしょうが自然界の全ては三角形でできております。それはこの世で一番美しい形が三角形だからです。天に輝く太陽も、大地を彩る草木も、逞しく生きる動物たちも、全て美しい三角形をしておりましょう?」
ジ「はあ…確かにこの世界はそうなっておるのう」
「ですが嘆かわしいことに我々人間は醜い曲線でできております。三角形の帽子と服で姿を隠し、三角形の住居を建てて住むことで自然に溶け込もうと努力をしておりますが…此度の噴火も三角形を持たぬ人間への神の怒りなのかもしれませんね…」
そう言って三角形に並ぶ人々は天を仰いだ - 57123/10/12(木) 22:07:00
「貴方がたはなぜ醜い曲線を隠そうともせずに生きていられるのですか?」
ナ「そう言われても…私は自分の事を見にくいなんて思った事ないもの」
ウ「俺達は此処とは違う場所から来たから、考え方が違うんだと思う」
ジ「見た目が他のものと違うからと言ってそれが醜いとは限らんのではないか?」
「……変わった方々ですね。どちらからいらしたのでしょうか?」
ナ「説明しにくいけど、此処よりずっと遠くとしか言えないわ」
ウ「なあ、お祈りのところ悪いんだけどよ、今までの村と違うものとかないか?開かない扉とか突然空いた穴とか…」
「それならば!それならば!それこそあのお山でしょう!噴火した結果、あの美しい三角のお山の頂上は、跡形も吹き飛んでしまい、大穴が開いてしまいましたから!!」
そう言って人々は遠くの方を指さした
未だモクモクと噴煙を上げている火山が、三角形だらけの世界で唯一その規則性を失っていた
三人は火山に登ってみる事にした
ナ「ねえ、まさか穴って…噴火口の事じゃないわよね…」
ウ「十中八九噴火口だろ…うっ!山に登ってはいけない病が…!!」
ナ「ヤダ~!!火口になんか飛び降りたら死んじゃうじゃない!」
ジ「他にあてがないんじゃ!!仕方が無かろう!!」
硫黄の匂いと熱気が漂う火山の頂上。
上から噴火口を覗くが、マグマらしきものは見えず底なしの闇が広がっていた
ナ「ねえ…落ちて大丈夫だと思う…?」
ウ「此処が出口だってのは確かだと思うけどよぉ…ちょ~怖えぇよ~!!」
ジ「……仲間の元に帰る為じゃ!!覚悟を決めい!!」
ウ「うっ!よ、よーし!俺から行く!!二人は後からついて来い!」
ナ「足震えてるわよ。もういいわ。はぐれても困るし、三人で同時に飛び降りるわよ」
ジ「うむ、二人ともしっかりわしの手を掴んでおるのじゃぞ!!」
三人は噴火口への恐怖に耐え、同時に勢いよく穴へと飛び込んだ…!
ウ「ぎゃああああ!!やっぱりこえぇえええっ!!」
ナ「い~~~や~~~~!!」
ジ「うおおおおおおおおっ!!」 - 58123/10/12(木) 22:08:02
ネットの調子が悪くてただでさえ遅筆なのにもっとおくれてしまうかもしれん
すまんの
次の世界
1.雨の世界
2.肉の世界
3.長い長いトンネルの世界
4.変な人たちが働いているオフィスビルの世界
5.ひよこだらけの世界
dice1d5=1 (1)
- 59123/10/12(木) 22:21:12
このスレ世界ダイスが1か2しか出ないんだけど…?
ざあざあざあざあ雨が降る
太陽など見えやしない雨空の中、三人は身体を濡らしていた
ナ「雨で何も見えない…この雨、変だわ…空気が私達の世界のものと全然違う…やむ気配すら感じない…」
ウ「何かすげぇ寒気がするぜ…!ここ、ヤベェ世界なんじゃねぇのか…!?」
ジ「ぬう、濡れるのは構わんが、二人が風邪をひいてしまうな。どこかで雨宿りが出来ればよいが…」
降りしきる雨の中、何処かに雨宿りができないかと三人は探索を開始する
問:この雨の世界で最初に見つけたものは?
※建物・人物・動物・オブジェ・他変なものなんでも良い
- 60二次元好きの匿名さん23/10/12(木) 23:11:51
なんかすごい世界観だな
- 61二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 01:31:38
唐草模様に覆われた木々
- 62二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 01:34:04
行進する骸骨の群れ
- 63二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 02:00:02
磨かれた鏡のような湖
何故か水面の上を歩ける - 64二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 07:12:38
屋外でトラファルガー・ロー、バギー、エースの三人が段ボール箱を囲んでポーカーしてた
- 65二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 07:12:48
- 66二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 07:13:16
どういう状況…?
- 67二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 12:52:47
ちょっとだけ再開
ナ「酷い雨…!身体がどんどん冷えていってる…!」
ウ「おまけに木も建物も見当たらねぇ!このまんまじゃ雨を浴びっぱなしになっちまう!」
ジ「…むっ!?あれは…!?」
やまない雨の世界を走る三人、するとジンベエが何かを発見する
それは…
『くっそ!また負けた!!』
『派手に巻き上げられちまったぁあああ!!』
『ふん、お前らは手の内が顔に出過ぎなんだ』
雨の中だというのに屋外でトラファルガー・ロー、バギー、エースの三人がびっしょりと濡れた段ボール箱を囲んで、やはりびちょびちょになったトランプでポーカーしていた - 68二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 13:11:10
ジ「エースさん!?」
よく知る友人の姿を見たジンベエは思わず駆けだそうとする
しかし他の二人がそれを引き留める
ナ「ちょっ、ちょっと待ってジンベエ!!エースってルフィのお兄さんよね!?だったらおかしいわよ!!」
ウ「そうだぜ!!ルフィの兄貴はもう…死んでるじゃねぇか!!」
ジ「し、しかし、確かにそこに…!!」
ナ「一度落ち着いて考えましょ…状況がおかしすぎるわ。なんでエースがよりにもよってあのバギーとおまけにトラ男君と一緒にいるのよ…!」
ウ「だいたいこんな雨の中トランプなんてする人間がいるかよ!!」
ジ「ぬう…しかしあの帽子、あの背中の刺青、あの声…エースさんだとしか思えんぞ…?」
ウ「いいかジンベエ…。よく知っている人間がいるはずのない場所で絶対やらなそうなことをしてる時、そいつは偽物だと思ったほうがいい。おれもちょっと前に夢で母ちゃんに似た何かに追いかけられたことがある」
ジ「た、確かに…あの三人は悪魔の実の能力者。特にエースさんはメラメラの実の能力者じゃった。身体が濡れる雨の中でトランプなんて馬鹿な事はせんな…」
ウ「トラ男はルフィとキッド相手ならもしかしたらやってたかもしれねぇけどな!」
ナ「バギーがいる理由がさっぱりわからない…どういうことなの…?」
ウ「やっぱり何者かが俺達の記憶を読み取ってるのかもしれねぇ!」
『おーい、そこにいる奴ら~!こっちに来て交ざらねぇか~?』
三人が話し込んでいるうちに、エース(?)がこちらに気付き話しかけてきた - 69二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 13:19:37
ウ「ヤベッ!!見つかった!!」
ナ「どうするの!?話しかけられちゃったわよ!?」
ジ「返事をしても良いものなのか…?」
『おーい、そこの奴らー?こっちに来て交ざらねぇかー?』
『こっち来い!派手に負けた分取り返してぇ!みぐるみ剥いでやる!!』
『金がねぇなら目玉や指でもいいぞ。俺が取り外してやる』
エース(?)、バギー(?)、ロー(?)の三人は、立ち上がりこちらに近づいてくる
ウ「なんか怖えぇこと言ってやがる~!!」
ナ「逃げるわよ!!」
ジ「どうやらあれは…エースさんじゃないようじゃわい…!」
ナミたち三人は急いでその場を離れるべく走り出した
夜に続く! - 70二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 17:03:16
このレスは削除されています
- 71123/10/13(金) 20:06:40
再開します
逃げる三人を偽物と思しき見知った顔三人が追いかけてくる
『おいおい!そんなに急いで何処に行くんだ!?』
『待ちやがれ~!!有り金置いてけ~!!』
『逃げるなら足から切り落としてやろうか?』
ウ「ぎゃあああっ!!来るんじゃねぇぇっ!!」
ナ「ウソップ!!あいつ等の身体が……!!」
ウ「……!?」
ナミが後ろを振り向き、慌てたようにウソップに呼び掛けた
振り向いたウソップはとんでもないものを目にする!
ウ「蛙ぅぅぅっ!?」
ジ「なんじゃ!?どうした!?」
ウ「ジンベエ!よく見てみろ!!あいつ等化け蛙だ!!」
ジンベエも振り向きじっと目を凝らしてみると、なんと追いかけてくる三人の姿が全く違う者に見えてきた!
肌はつるりと滑り、青みがかっており、目がぎょろりと飛び出している
手の指の間にはヒレのようなものがあり、一見すれば魚人の様にも見えるが、魚人とは違い鱗がない
喉を鳴らしてゲコゲコと鳴く姿は正に蛙そのものだった - 72123/10/13(金) 20:14:00
『待てよぉ!ルフィの仲間なんだろぉ!俺達と遊ぼうぜぇ!ゲコゲコ!』
『おいナミ!!テメー、グランドラインの海図を返しやがれ!!グワッ!』
『トラファルガールームへようこそゲロゲロ』
ナ「トラ男君だけなんか違わない!?」
ウ「物まねが中途半端なんだよ!!もっと上手く化けやがれ!!」
ジ「ええい!このままではらちが明かん!戦って退けるぞ!!」
しつこく追いかけてくる化け蛙三体に、ジンベエは攻撃を仕掛けた!
攻撃力が化け蛙より高ければ倒せるぞ!
ジンベエ dice1d100=37 (37)
エース蛙 dice1d100=28 (28)
バギー蛙 dice1d100=93 (93)
ロー蛙 dice1d100=21 (21)
- 73二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 20:19:22
バギー蛙つっよ
- 74二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 20:28:46
強さ反転してんのかってくらい極端
- 75123/10/13(金) 20:58:09
『ゲコッ!?ヤーラーレーター!』
『ゲロゲロ…』
ジンベエの攻撃により二体の化け蛙を撃破した!
しかし…バギーに化けた化け蛙だけは様子が違った…
『グワッグワッグワッ!!おれは四皇千両道化のバギー様だぞ!!そんな攻撃効くかグワァッ!!』
ジ「ぬっ!?」
ウ「げえっ!?こいつだけメチャクチャ強えぇ!!」
ナ「ジンベエ!!大丈夫!?」
ジ「信じられん…本物のバギーとは桁違いの力量を感じるわい…!!」
『グワッ!グワッ!雨雨降れ降れ!派手に降れぇっ!!』
バギー蛙はグワグワと笑いながら三人に襲い掛かって来た!
ナ「私達も戦うわ!」
ジ「いや!此処はいったん退くんじゃ!この化け蛙はわし等では倒せん!」
ウ「もしかしてこの世界の主かなんかか!?だったらやべーぜ!逃げよう!」
ナ「バギーなのに!ポーカーに負けてたくせに!なんでこんなに強いのよぉ!?」
バギー蛙の力量には敵わない!
そう判断した三人は再び闘争を開始する!
追加オブジェクト発生
1.大きな蓮の葉が生えている池
2.打ち捨てられた壊れかけの傘
3.大きな紫陽花の森
dice1d3=2 (2)
- 76123/10/13(金) 21:00:25
誤字
×闘争→〇逃走 - 77123/10/13(金) 21:19:38
バギー蛙からの逃走の途中、三人はあるものに目が留まった
それはただ広い空間にぽつんと打ち捨てられた、一本の壊れかけた黒い雨傘だった
ナ「ウソップ!あれ!なんか使えない!?」
ウ「ああ!!ジンベエ!アレを使ってくれ!!」
ジ「何!?ただの壊れた傘にしか見えんぞ!!」
ジンベエの言う通りその傘は骨が折れ布も破けており、本来の使い方をするのにも頼りなさげに見えた
ウ「大丈夫だ!!アレはたぶんこの世界での武器だ!!」
ジ「傘が武器じゃと!?」
ナ「うちの世界にだって傘を武器にする人間位いるわよ!変人が多いもの!」
ジ「そうかもしれんが…」
『派手に待てこら~!』(ドカン!バコン!
ウ「どわぁああああっ!!飛び跳ねるたびに地面が抉れてやがる!!」
ナ「派手にってつけてりゃいいわけじゃないわよ!!もう!ぜんっぜん似てないんだから!!」
ジ「どうやら悪魔の実の能力はなさそうじゃの…あの強さで能力者だったら敵わんかったわい」
ジンベエは壊れかけた傘を拾い、グッと握り締めると刀の様に構えた
ウ「使えるのはたぶん一回きりだ!!外すなよジンベエ!!」
ジ「任せるんじゃ!!ゆくぞ!!」
ジンベエ、傘を大きく振りかぶった!!
50以下で蛙を傘でぶん殴ることができるぞ!!
dice1d100=58 (58)
- 78123/10/13(金) 21:35:31
惜しい!ジンベエが振りかぶった傘は、すんでのところで躱されてしまった!!
ジ「すまん!!はずしてしもうた!!」
『グワッ!グワッ!グワッ!!ウスノロめ!』
ウ「クソッ!うちのジンベエを馬鹿にすんじゃねえ!!必殺!緑星・衝撃狼草(インパクトウルフ)!!」
ナ「ゼウスもいないし、この雨の中で使えるかわからないけど…!蜃気楼(ミラージュ)=テンポ!」
ジンベエの攻撃をかわしたバギー蛙が、ジンベエにカウンターを仕掛ける!
しかしウソップとナミがそれに対して応戦!
ナミのミラージュ=テンポがジンベエの分身を創り出し、ウソップのインパクトウルフがバギー蛙を攻撃する!
ウソップ
dice1d100=89 (89)
ナミ
dice1d100=84 (84)
両方50以下でバギー蛙を退けられる
片方50以下で無傷で逃亡できる
両方50以上の場合逃亡するもジンベエが怪我をする
- 79123/10/13(金) 22:05:22
『ここはおれ様のナワバリだぞ!!そんな攻撃効くもんか!!グワワワワワッ!!』
ジ「ぐおおおっ!!」
ナ・ウ「ジンベエ!?」
バギー蛙はウソップの放った技をあっさりと避けナミの技を見抜くと、ジンベエ目掛けて飛び掛かった!!
バギー蛙は長い舌を鞭のようにしならせジンベエを攻撃する!
ジンベエは手傷を負い、がくりと膝をついた!
ジ「ナ、ナミ!ウソップ!二人とも逃げるんじゃ…!!」
ナ「何言ってんの!!アンタだけ置いて行けるわけないじゃない!!」
ウ「お前も一緒に逃げるんだよ!!」
ナミ・ウソップはジンベエの両脇を抱えて逃げ出した!
バギー蛙は獲物を狩るのを楽しんでいるのか、笑ったまま彼らを見送る!
『逃げろ逃げろぉ!すぐに追いついてやるぞ!ド派手になぁ!!グワッ!グワッ!グワッ!』
三人はバギー蛙が追い付くまでに次の世界に移動しなければならない
やまない雨は更に降り続け、三人の体力を消耗させる
そんな中、彼らの目に入ったのは…
1.大きな蓮の葉が生えている池
2.大きな紫陽花の森
3.逆さになったてるてる坊主が空から伸びる紐に吊るされている
dice1d3=2 (2)
- 80123/10/13(金) 22:11:53
ウ「おい!あそこに隠れるぞ!!」
ナ「あれって紫陽花!?なんて大きさ…!」
三人はとても低木の大きさではない巨大な紫陽花の森に辿り着く
バギー蛙と冷たい雨から逃れるために三人は森の中へと身を隠した
ウ「はあはあ、どうにか撒けたか?」
ナ「ジンベエ!しっかりして!」
ジ「し、心配はいらん…かすり傷じゃ…」
ジンベエの傷の具合
dice1d100=82 (82)
数字が大きい程重傷
- 81123/10/13(金) 22:15:30
ジ「ううっ…!ぐふっ…!」
ナ「何言ってんの!?酷い傷だわ…!!」
ウ「早く安全な世界に行って手当てしないとあぶねぇ!出口は何処だ…!?」
重傷のジンベエ
ナミとウソップは焦り始める
その時、赤と青の花が咲き誇る紫陽花の森から、奇妙な音が聞こえ始めた…
『プルプルプル…プルプルプル…』 - 82123/10/13(金) 22:37:35
『プルプルプル…プルプルプル…』
ナ「この音…まさか電伝虫!?」
ウ「探してみるぞ!!何か手がかりになるかもしれねぇ!!」
ジ「気を付けるんじゃぞ…!」
怪我をしたジンベエを残し、ナミとウソップは音の出所を求めて紫陽花の森を探索する
それは意外と簡単に見つかった
『プルプルプル…プルプルプル…』
ナ「お、大きい!!」
ウ「紫陽花がこの大きさだもんな…縦だけでもブルックくらいはあるか?」
『プルプルプル…』
それは人間とほぼ変わらぬ大きさの電伝虫だった
一体何処に繋がっているのか、口からコール音を呟き続けている
ナ「出てみましょ!ウソップ!手伝って!」
ウ「でもどこに繋がってるかわかんねぇぞ!」
ナ「そんなことわかってるけど!嫌な感じはないし、此処で出ないと私達、助からない気がする!!」
ウ「……確かに!」
二人は協力して大きな電伝虫の受話器を取り外すと、声をかけてみた
ナ「もしもし…?」
問:大ピンチの三人が発見した電伝虫。誰がかけてきている?
- 83二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 22:39:56
ルフィ
- 84二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 22:40:19
ロビン
- 85二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 22:40:38
サンジ
- 86123/10/13(金) 22:57:20
『ナミすぁあああああん!!無事かぁぁぁぁあっ!?』
電伝虫の口から大音量で放たれたのは、麦わらの一味のコック、ヴィンスモーク・サンジの声であった
ナ「サ、サンジ君!?本物よね!?」
『うおおおおおおおっ!?ナミさんの鈴の音のような声!!久々に聞いたああああぁっ!!」
ナ「この感じ…本物だわ!」
ウ「おい!俺とジンベエは!?」
サ『おおっ!?ウソップも一緒だったか!!ジンベエは!?』
ウ「一緒にいるけど大変なんだよ!!わけわかんねぇ世界に飛ばされて!!出口を探して色んな世界を飛び回ってんだけど!!すっげぇ強い蛙にジンベエがやられて怪我しちまったんだ!!このままじゃ俺達、蛙に殺されちまう!!」
サ『なんだって!?』
サンジの霊力
dice1d100=17 (17)
サンジのオカルト知識
dice1d100=2 (2)
- 87123/10/13(金) 23:09:58
サ『ぜんっぜんわからん!!お前ら一体何処にいるんだよ!!』
ウ「サンジこそどうやってここに電伝虫かけてきてんだ!?」
サ『いや、お前らが急に消えたから皆で探し回ってたんだけどよ…ゾロの奴がイチかバチかだって異世界に電伝虫が繋がるおまじない(?)ってやつを試してみようって言いだしてよ…でもお前とナミさんより霊力が高いやつなんて…
話しの都合上ここで一味の霊力を全員分決定します
前作、前々作でダイスを振った者の分は流用します
ゾロの霊感:1
ゾロのオカルト知識:84
ロビンの霊感:12
ロビンのオカルト知識:27
フランキーのの霊感:31
フランキーのオカルト知識:67
ブルックの霊感:85
ブルックのオカルト知識:62
ルフィの霊感:dice1d100=100 (100)
ルフィのオカルト知識:dice1d100=37 (37)
チョッパーの霊感:dice1d100=90 (90)
チョッパーのオカルト知識:dice1d100=37 (37)
- 88二次元大好き匿名さん23/10/13(金) 23:20:36
ルフィ霊感高っか
- 89二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:24:49
さすが四皇
- 90二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:26:41
ビビリ組が総じて霊感高いのお労しいな
そしてルフィが頼りになりすぎる - 91二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:34:00
ルフィゾロナミの初期組がみんな尖ったステータスしてんのなんか好き
- 92123/10/13(金) 23:41:09
サ『ルフィしかいないだろ?だけどあいつはこういった事象は感覚で解決しちまうからあんまり詳しくなくてよ…チョッパーも霊力高めだけど知識はルフィとどっこいどっこいでな…ゾロの野郎が俺達じゃ一番詳しいのに零感のせいでそっちに干渉できねぇし…ウソップ無しじゃうちのメンツってバランス悪すぎるよな』
ウ「おお…そうだな。それで?」
サ『だからルフィの霊力を使ってゾロが電伝虫にまじないをかけた。そして俺達で電伝虫を異界に繋げまくった!色んな世界に間違い電伝虫かけちまって大変だったけど、やっと繋がったんだ!』
ウ「異界に間違い電伝虫!?通話越しに呪いを振りまいてくる怪異もいるんだぞ!?あぶねぇだろ!?」
サ『今できる事がそれしかなかったんだからしょうがねぇだろ!!とにかくそっちの状況はゾロに伝えた!!今連れ戻す方法を考えるから、通話は切るなよ!』
ナ「頼んだわよサンジ君…!!」
サ『はーい!!♡ナミさん!!♡』
滅茶苦茶な数値が出てどうしようかと思ったがどうにかなった麦わらの一味
さてゾロのオカルト知識によってこのスレの行く末が決まる
ゾロのオカルト知識:84より出目が低ければ、ゾロは三人を元の世界に連れ戻す方法を思いつく
出目が高ければ元の世界へは連れ戻せないが、この世界から別の世界に移動する為のヒントを出せる
dice1d84=3 (3)
- 93二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:41:20
このルフィなら初期のノリでバギー蛙倒せるんだろうな…
- 94二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:43:52
ゾロ有能過ぎない?天才か?
- 95二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:44:56
方法は安価するの?
- 96123/10/13(金) 23:53:29
一応今うっすら思いついてるから書きながら調整してます
安価希望あるなら頑張って盛り込んでみる - 97二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:56:06
- 98二次元好きの匿名さん23/10/13(金) 23:59:06
おい2行目
- 99123/10/14(土) 00:10:27
ゾ『おいコック!ちょっと代われ!!』
サ『あ”あんっ!?代わってくださいだろうが!!ったく…ナミさん!!今マリモ野郎に代わるぜ!!』
ナ「ゾロ!!何とかして!!」
ウ「助けてくれぇ!!ジンベエが!!ジンベエが死んじまう!!」
ゾ『わかってる!まずは落ち着け!いいか、まずお前らを神隠しさせた奴を探さねぇとならねぇ。簡潔でいいから転移してから今までの事を話してみろ」
ゾロの力強い言葉に二人は落ち着いて今までの経緯を説明した
ウ「というわけなんだ。だから俺達の記憶を読み取ってる奴がいるんじゃねぇかって思って…」
ゾ『そうだな。ナミ、ウソップ、ジンベエ…お前たちの記憶から読み取られたものが異界の一部とすり替わっている。恐らくお前達が出会ったアーロンは本来は異界の全く別の住民だったんだろう。それをお前たちの記憶を読み取った者がアーロンにすげ替えたんだ』
ウ「やたら強いバギーの姿をした化け蛙も?」
ゾ『ああ、バギーがそんな強いわけがねぇ。化け蛙をバギーたちの姿に変異させた奴がいる』
ナ「いったい誰が…?」
ゾ『おれには見えない聞こえない。だからどんな奴かはわからんが、だがお前達の反応を見て楽しんでる性根の悪い怪異なのは確かだろう』
ナ「最悪…怪異って碌なのがいないのね…」
ウ「悪いもんばかりじゃねぇよ。前に出くわしたあの箱も元は幸運を運ぶ箱だったんだ」
ゾ『ああ、怪異ってもんはコロコロ性質が変わるらしい。おれがそれを区別できたことはほとんどねぇが』 - 100123/10/14(土) 00:27:57
ナ「それで結局、私達どうすればいいの?」
ゾ『いいか?奴は危機に陥っているお前らを見て大いに楽しんでいる。つまり奴は今お前達のいる世界にいるはずだ。別世界から別世界を覗き見る方法も無くはないが、奴はそうしないだろう。何故だかわかるか?』
ナ「……楽しいものは生で見たいから?」
ゾ『そういう事だ』
ナ「さいっあく!!!」
ウ「つまりそいつを見つけ出して倒せばいいのか?おれ達にできるのか!?」
ゾ『できるに決まってんだろ!お前ら二人ともいるだけで低級霊を浄化しちまうあのルフィの次に霊力が強いんだぞ!』
ナ「だけど私はウソップと違ってこういう事に詳しくないわよ!?」
ゾ『知識だけなら一人で十分だ。だが霊力は二人で協力しなきゃならねぇ。ウソップ、お前ならわかるよな?』
ウ「お、おう!任せろ!!」
ゾ『いいか、奴を見つけ出せ。そして思い切り霊力を使ってぶちのめせ!蛙には注意しろよ』
ウ「そうだ!あの蛙はどうすりゃいいんだよ!!」
ゾ『それはその世界の理で生きてる生物だ。物理で倒せねぇなら霊力を使わなきゃならねぇが、無駄な霊力を使うくらいなら避けた方がいい。だから、見つからないように注意しろ』
ウ「もし見つかったら…?」
ゾ『ちっ…おれかルフィがそっちに居りゃな…いいか、生き延びる事を優先しろ。最悪霊力を使っちまっても残ってる力でどうにかできる。成功率が下がるだけだ』
ナ「じゃあ蛙に見つからないように気を付けないと…!何かいい方法はないかしら?」
問:ナミたちはバギー蛙に見つからないように彼らを神隠しした怪異を探さねばならない
まずはバギー蛙から身を隠しながら移動する方法を考えてほしい
- 101二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:31:06
もしかしてこれ霊力をベースに具現してるとか?霊力が強ければ強いほど攻撃力が上がる(NOT霊感。ルフィは100)
- 102123/10/14(土) 00:34:52
夜も遅いし安価後の続きはまた明日だよ…
- 103二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:39:57
お宝をばら撒く
バギー蛙が宝に気を取られてるうちに移動 - 104二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:40:15
筋肉
- 105二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:40:33
- 106二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:42:07
また変なの来たぞ
- 107二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:42:45
バギー蛙から身を隠して移動する方法考えろっつってんだろ!
- 108二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:44:57
ここでそれやったらウタも敵やねん
- 109二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:45:33
目立ちすぎる…ポロッ
- 110二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 11:21:13
続きが気になるので保守
- 111123/10/14(土) 12:51:38
安価バギー蛙から身を隠しながら移動する方法
『魔法陣を描いてウタを召喚する』
この内容で続きが書けるかと言われれば書ける
内容も思いついている
ただお話しの展開上一味がREDを通過済みという事になる
そして作者の文章力によりかなり都合のいい展開になる
安価とった人間が望んだ展開にならないと思う
それでもいい?怒られない?
大丈夫そうなら再安価せずによるに続きを書くよ - 112二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 19:55:40
再開します
ナ「じゃあ蛙に見つからないように気を付けないと…!何かいい方法はないかしら?」
ウ「あるにはある。おれも実際にやるのは初めてだからうまくいくかわからねぇけど…」
ナ「どんな方法?」
ウ「まずはジンベエのところに戻ってからだ!ゾロ!ありがとう!サンジによろしくな!」
ゾ『おう、早く帰って来い』
二人は電伝虫の受話器を戻すと、ジンベエの元へと戻った
ジ「おお…!二人とも無事か…!」
ウ「ジンベエ!いい知らせだぜ!船のみんなと連絡が取れた!」
ジ「何!?本当か!!」
二人は電伝虫で得た情報をジンベエに共有した
ジ「なるほど…あの蛙を倒せんかったのはわしの落ち度。わしが役に立てることがあるならなんでも言ってくれ!」
ウ「じゃあちょっとだけ霊力を貸してくれるか?今おれが使っちまったら、黒幕の怪異に勝てるかわからなくなるからな」
ナ「霊力って…アンタ一体何する気?」
ウ「これから俺が使うのは、幻を見せるおまじないだ。このおまじないは使用者の思い描いた幻を少しの間だけ具現化する事ができるらしい。記憶には記憶で対抗する!バギーよりも派手で目立つ存在を具現化して、奴を引き付けてる間に黒幕を見つけるんだ!」
ナ「そんなおまじない、いったいどこで知ったのよ?」
ウ「おれにもな…自分の霊力に酔っていた時期があったんだよ…色んな魔法やらおまじないやら…眉唾物の本を読み漁ってな…丁度14歳くらいの頃だ」
ナ「でも実戦は初めてなんでしょ?しかも怪我してるジンベエの霊力で大丈夫…?」
ジ「わしなら構わんぞ。わしの霊力、存分に役立ててくれ!」
ウ「お、おう!絶対に成功させねぇと、俺達、此処でお陀仏だ…!!」 - 113123/10/14(土) 20:20:21
↑スレ主です
ナ「オーケー、バギー蛙に見つからないようにする方法はわかったわ。でも黒幕を見つけないと意味がない。それはどうするの?」
ウ「これを使う」
ウソップが鞄から何かを取り出す
それは何ら変哲もない一本のハサミだった
ナ「ハサミ…?」
ウ「ナミ、探し物を見つけるおまじないって知ってるか?」
ナ「うーん…おまじないねぇ…子供向けのものなら小さい頃試したりもしたけど、ゾロやウソップが知ってるような本格的なのは全然知らないわ」
ウ「このおまじないも霊力が無くても簡単にできるやつなんだけどよ、俺と一緒に何度も異界を巡っちまった今のコイツなら、黒幕の怪異だって見つけ出せるんじゃねぇかと思う」
そう告げるウソップそしてナミの目には、ハサミは淡い光を帯びているように見えた。
ナ「確かに…見つかるかも…!」
ウ「なら準備は良いか?まずは幻を見せるおまじないを使うぞ…!」
ウソップは地面に枝を使って一つの魔法陣を描いた
ウ「ジンベエ、俺の手を繋いでくれ」
ジ「よし来た!好きなだけ使ってくれぃ!」
ウ「俺の頭の中に出したい幻を思い描く……!出てこい出てこい出てこい…!!」
ジンベエの片手を握ったウソップは魔法陣に空いた手を触れ、ぶつぶつと呟き始める
すると、魔法陣がぼんやりと光り始めた
ジンベエの霊感:53
53以上の出目でジンベエは気絶
dice1d100=31 (31)
- 114123/10/14(土) 20:31:28
魔法陣の光は次第に強くなり、目がくらみそうなほどの輝きを放った
そして…
『みんな~!!ウタだよ~!!』
ど派手なステージとイルミネーションと共に『歌姫ウタ』の幻が現れた!!!
ナ「あ、あれって!!」
ウ「うお~~っ!!プリンセス・ウタ~!!化け蛙を引き付けてくれ~~!!」
ウソップは泣きながらサイリウムを振り、幻のウタに訴えた
『みんな~!!ウタだよ~!!』
ウタは笑顔で手を振り、踊りながら紫陽花の森を出て行く
その身体は草木にぶつかってもすり抜け、まるで幽霊の如く何者にも触れられなかった
『みんな~!!ウタだよ~!!』
ジ「同じことしか言わんのう、本当に幻なんじゃな…」
ウ「あの子が此処に出ていられる時間も救ねえ!急いでここを離れよう!!」
ナ「それは良いけどウソップ…アンタ…」
ウ「しょうがねぇだろ!!ど派手で注目を集める存在なんてプリンセス・ウタ以外思いつかなかったんだよ!!」
三人は幻のウタが向かった方向とは逆方向に向かい、紫陽花の森を抜けだした - 115123/10/14(土) 20:44:23
誤字×救ねぇ→少ねぇ
『グワッ!グワッ!グワッ!!あいつらどこに隠れたぁ!』
『みんな~!!ウタだよ~!!』
『グワァッ!?なんじゃぁ!?こいつは~!?おれ様より目立ちやがって~!!グワッ!!』
バギー蛙の元に幻のウタが到着し、目の前で踊り始める!!
彼女に引き寄せられたバギー蛙は、夢中になって幻のウタを攻撃するがその攻撃は全てすり抜けてしまう!!
『みんな~!!ウタだよ~!!』
『グワッ!?派手にムカつくぜぇ!!』
そうしてバギー蛙は幻のウタに夢中になっている!
その間にウソップたちは探し物が見つかるおまじないを使用する
ウ「ハサミさん、ハサミさん、おれ達を神隠しした怪異はどこにいますか?」
ウソップは自身の耳の傍にハサミを持っていくと、チョキチョキと開閉しながらハサミに訊ねた
ハサミさんが怪異を見つけられるまでのターン
dice1d10=10 (10)
- 116123/10/14(土) 20:48:57
ナ「どう…?」
ウ「ダメみたいだ、怪異の奴巧妙に隠れてるみたいだな…」
ジ「諦めず何度も試してみるんじゃ!」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り9ターン
バギー蛙がウタに飽きるまでのターン
dice1d10=7 (7)
- 117123/10/14(土) 20:58:34
ウ「ハサミさん、ハサミさん、おれ達を神隠しした怪異はどこにいますか?」
ハサミは反応しない
ジ「此処にはいないようじゃな」
ナ「場所を移動してみましょ!」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り8ターン
バギー蛙がウタに飽きるまでの6ターン
このまま何もないのもあれなのでイベント発生
1.大きな蓮の葉が生えている池を見つける
2.逆さになったてるてる坊主が空から伸びる紐に吊るされているのを見つける
3.雷が鳴り三人に当たるかダイス
dice1d3=3 (3)
- 118123/10/14(土) 21:03:26
ピカッ!!ゴロゴロ!!
雷だ!!三人に落ちたらダメージだぞ!!
人間に雷が落ちる確率は100万分の1と言われている!!
1か100が出たら三人に当たるぞ!!
dice1d100=99 (99)
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り7ターン
バギー蛙がウタに飽きるまで5ターン
- 119123/10/14(土) 21:13:03
ストロングワールド観るから続きは明日だよ
- 120二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 21:53:49
安価の内容の使い方が上手い
これは神スレ主 - 121二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 22:16:28
限りなくクリティカルに近いから2人行っちゃうかな……?
- 122二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 22:20:47
- 123二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 23:03:46
どの世界もマッドでサイケな世界観で面白いな…
この感情をうまく言語にできないけどセンターオブジアースに初めて乗った時の気持ちに似てる - 124123/10/14(土) 23:47:54
ストロングワールドやっぱめちゃくちゃ面白いし
お労しいナミさんが可愛すぎたな…
エミュもっと頑張ろうって気になったよ
でも褒められると嬉しい
また明日もよろしくな - 125二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 00:05:15
めちゃめちゃスレスレを通過する雷………もしかしてエネルいない?
- 126二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 11:29:46
完結まで保守
- 127123/10/15(日) 13:19:03
ちょっとだけ再開
ウ「ぎゃあああっ!!雷が落ちたぁぁあっ!!」
ナ「こんなに近くで落ちたのに…!!雨に濡れた私達に感電しなかった…!?」
ジ「運がよかったわい。当たったらわしは死んどったかもしれん…」
ナ「どうなってんのよ!この世界の気象は…!!」
ウ「この辺りはあぶねえ!移動するぞ!!」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り6ターン
バギー蛙がウタに飽きるまで4ターン
イベントその2
1.大きな蓮の葉が生えている池を見つける
2.逆さになったてるてる坊主が空から伸びる紐に吊るされているのを見つける
3.洪水だ!水が押し寄せてくるぞ!水に飲み込まれないかダイス
dice1d3=1 (1)
- 128123/10/15(日) 13:34:09
雷から逃れるように移動した三人の目の前に、大きな池が現れる
水面には人が乗れそうなほどの大きな蓮の葉がいくつも浮かんでいる
雨が降り続けているせいか、池には絶えず波紋が広がっていた
ナ「綺麗な池…こんな時じゃなかったらもっと見ていたかったんだけど…」
ウ「ナミ!水の底が見えねぇ!こりゃ間違いなく出口だ!」
ナ「えっ!?じゃあこの池に飛び込んだら…」
ジ「次の世界に渡ることはできるという事じゃな…」
ウ「だけど俺達はもう元の世界に戻るための方法を知ってるからな!この池はいざって時の緊急避難場所だ!」
ナ「そうね!さっさと黒幕を見つけて元の世界に帰りましょ!!」
その時、奇妙な鳴き声が聞こえてくる
『ゲゴゲゴ』『クワックワッ』
よく見ると小さな蛙たちが池の中を悠々と泳いだり、ハスの葉の上で飛び跳ねていた
ジ「むっ!?化け蛙か!?」
ウ「待て、さっきの化け蛙達より小さい。子供かもしれない」
ナ「化け蛙でも子供じゃ戦えないわ!こっちを見る前に此処を離れましょ!」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り5ターン
バギー蛙がウタに飽きるまで3ターン - 129123/10/15(日) 13:39:32
ナ「あの池…化け蛙達の住処なのかしら…?」
ウ「あの池に飛び込むときは蛙たちに注意しねぇとな…」
ジ「しかしなかなか黒幕が見つけられんな…」
ウ「うーん、なんとなく近づいてる気はするんだけどな…」
ナ「ウソップ、交代しようか?」
ウ「おう頼むぜ」
ウソップに代わりナミがハサミさんに訊ねる
ナ「ハサミさん、ハサミさん、私達を神隠しした怪異はどこにいますか?」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り4ターン
バギー蛙がウタに飽きるまで2ターン - 130123/10/15(日) 13:43:31
ウ「どうだ!?何か感じるか!?」
ナ「うーん…なんとなくあっちの方な気がするけど、まだ遠そう」
ジ「方角が分かったなら行ってみるしかあるまい!」
イベントその3
1.またもや雷だ!二度目の低確率ダイス
2.逆さになったてるてる坊主が空から伸びる紐に吊るされているのを見つける
3.洪水だ!水が押し寄せてくるぞ!水に飲み込まれないかダイス
dice1d3=1 (1)
- 131123/10/15(日) 13:45:07
↑入れ忘れた
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り3ターン
バギー蛙がウタに飽きるまで1ターン - 132二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 13:46:18
もしかして上手くいけばゼウス使える?
- 133123/10/15(日) 13:50:53
ピカッ!!ゴロゴロ!!
二度目の雷だ!!前回結構危ない数字が出たからドキドキしてるぜ!!
こんなん当たらんやろと油断していた傍からこれだよ!!
1か100が出たら三人に当たるぞ!!
dice1d100=15 (15)
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り3ターン
一方その頃バギー蛙
『グワァッ!!もうええわ!!こんな触れもしない小娘に構っとる場合じゃねぇ!アイツら、どこ行きやがった!?』
バギー蛙が三人に追いつくまでdice1d10=2 (2) ターン
- 134123/10/15(日) 13:56:38
すんません間違えました
上のハサミさんが怪異を見つけられるまで残りターンは2ターンです
今回ゼウスはナミの傍にいない事にしちゃったのでいませんね
ちょっと買い物行ったりしなきゃいけなくなったんで続きは夜だよ!!
- 135123/10/15(日) 19:20:16
ナ「また雷が…!今度は少し遠いみたいだけど…」
ウ「おっかねぇな!こっちは金属を持ってるんだぞ!!」
ジ「ナミ!!この雷、どう思う!?」
ナ「私達の世界でも変な雷なんていくらでも見てきたから何とも言えないわ…こう考えるとグランドラインって異界並みにおかしな法則してるわね…」
ウ「そういやお前、ゼウスはどうしたんだ?」
ナ「それが目を覚ました時からいなかったのよ…元の世界に置いて来ちゃったのかしら…?」
ウ「ゼウスも魂を持ってるんだったか…なんで神隠しをするとき一緒に連れてこなかった…?あくまでも狙いはおれ達三人なのか?」
ジ「もう一つ可能性があるぞい。黒幕の手に落ちているという事は考えられんか?」
ナ「そ、そんな…!!まさかこの雷…!?」
ウ「いやいや!まだそうと決まったわけじゃねえだろ!!とにかく早く黒幕を探すんだ!!」
ハサミさんが怪異を見つけられるまで残り1ターン
バギー蛙が三人に追いつくまで残り1ターン - 136123/10/15(日) 19:38:59
ナ「ハサミさん、ハサミさん、おれ達を神隠しした怪異はどこにいますか!?」
ナミが必死の形相でハサミさんに向かって訊ねると、ついにそれは起こった!
なんとハサミさんを持つ手が勝手に動き出しある方向に向かって進みだしたのだ!
ナ「ウ、ウソップ!!これって……!!」
ウ「きた!ハサミさんが怪異を見つけたんだ!!ハサミさんが向かう方に行ってみるぞ!!」
三人は全速力で走りだした
数分後、彼らは一つの不思議な物体の元に辿り着く
それは空から伸びた紐で吊るされた逆さづりのてるてる坊主だった
ナ「えっ!?なにこれ!?紐が空から伸びて…!?」
ウ「逆さづりのてるてる坊主…!?ま、まさか雨を止ませるおまじないが逆向きになってるのか…!?」
ジ「まじないを逆転させるというのは、あまり良くない事なのではないか!?ウソップ!?」
ウ「やった奴の感情とか本気度次第だろうけど…!!ハサミさんが此処に連れて来たって事は、こいつは怪異の仕業だ!!」
ウソップがそう叫んだ瞬間、ハサミさんは一直線にそのてるてる坊主に向かっていき、バチンッと勢いよくてるてる坊主の首をちょん切ってしまった!
ぼとりと落ちた逆さてるてる坊主!
するとみるみるうちに空が晴れていく!!
『グワァッ!!テメーらなんてことを…!!』
追いついたバギー蛙が大慌てで空を見た
つられて空を見たナミ達は、驚愕の光景を目にすることになった - 137二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 19:45:59
ついに逆転のターン!
空のはなんだ…? - 138123/10/15(日) 20:01:28
誤字多くて申し訳ない!!
×おれ達を神隠しした怪異→私達を神隠しした怪異
それはあまりにも巨大な『両目』と『両腕』だった
眼は空を割りぎょろぎょろと地上を見下ろしており、左手に長い長い紐を掴んでおり、もう片方の腕には小さな蠢く雲が握られていた
『ナミ~!!助けてぇ!!』
ナ「ゼウス!?ちょっとアンタ!!私のしもべに何してるのよ!!返しなさいよ!!」
ウ「な、ナミよせ!!あんな馬鹿デカいなんて聞いてねぇぞ…ゾロ…!!」
ジ「顔も体もないのに目と腕だけが存在しておる…!これがわし等を攫った黒幕か…!!」
『テメー等!よくも雨神様のてるてる坊主を壊してくれたな!!おかげで雨がやんで身体が渇いちまうじゃねぇか!!』
バギー蛙がぷんすかと怒りながらこちらを怒鳴りつけてくる
ナ「雨神様?」
『おうよ!あの方はなぁある日突然俺達のところに現れて、永遠に雨をやまないようにやると言ってくれたんだ!!おかげで俺達蛙は皆身体が濡れっぱなしでめちゃくちゃ強くなったんだ!!それなのに…それなのによぉ…!!』
今度はほろほろと泣き出すバギー蛙
どうやら雨が止んだせいでパワーダウンしたようだ
バギー蛙 攻撃力93からdice1d93=52 (52) 分攻撃力が落ちる(最低保証50)
- 139123/10/15(日) 20:10:45
バギー蛙攻撃力93から41にパワーダウン
ウ「ジンベエより強いなんてやべー奴だと思ってたけど、こういうカラクリがあったんだな」
ナ「ねえウソップ!あの怪異って雨の神様なの!?」
ウ「いや…多分こいつらが勝手にそう呼んでただけじゃねぇかな。本当に雨の神だったのなら、逆さてるてる坊主なんてなくても雨なんて降らせられるし、他の世界でも雨が降ってたはずだ」
『チクショウ!こうなりゃヤケだ!どうせお前らなんて弱っちい人間だろ!!雨の力が無くても派手にぶっ飛ばしてやる!!』
バギー蛙が三人に向かって飛び掛かる!
バギー蛙攻撃力41にダイスで勝れ!
ここで物理で倒せない場合、霊力を使わなきゃいけなくなるぞ!!
ジンベエは重傷の為不参加だ!
ナミ dice1d100=91 (91)
ウソップ dice1d100=51 (51)
- 140二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 20:18:56
余裕ですね
- 141123/10/15(日) 20:29:29
ナ「アンタの相手をしている場合じゃないのよ!!すっこんでて!!」
『グワァアアァッ!?』
ウ「緑星…!って、ナミマジ切れしてるじゃねーか…コエ~…!」
ナミの怒りの一撃によりバギー蛙ダウン!!
残るは空を牛耳る怪異のみだ!
ジ「して、あの怪異はどうやって倒す…!?」
ウ「う、うーん…あんなに馬鹿デカくて空にいるなんて予想外だったからなぁっと、忘れるところだった。ナミ、ハサミさんを貸してくれ」
ナ「あ、うん」
ウソップはハサミさんをナミから受け取ると、丁寧に刃を閉じ、頭を下げた
ウ「ハサミさん、ありがとうございました」
ハサミさんは役目を終えたのか、光も消えピクリとも動かなくなった
ウ「こうして探し物が見つかったら礼を言わねえといけねぇんだ。ちゃんと見つけてくれたのに礼も無しじゃ悪いだろ?」
ナ「なるほどね…ハサミさん、ありがとうございました」
ナミもぺこりと頭を下げ、動かなくなったハサミを撫でる
ジ「わしからも礼を言おう。ハサミさん、ありがとうございました」
三人分の例を言い終わると、ウソップはハサミを鞄に入れ直し、天を仰いだ。
ウ「ナミ、ゼウスを助けるぞ!!」 - 142123/10/15(日) 20:41:24
誤字
×例→礼
ナ「助けるったって、どうやって!?」
ウ「わからん!だけどゼウスを握っている右手をどうにかするしかねぇだろ!!」
そう言ってウソップはパチンコ『黒カブト』を構え、そして霊力を込める!
ウソップの霊力98
98以下の出目で攻撃に成功しゼウスが解放される
しかしもし98以上の出目が万が一出た場合、怪異がゼウスを使って雷の攻撃を仕掛けてくるぞ!
dice1d100=94 (94)
- 143123/10/15(日) 20:55:29
ウソップが霊力を込めた弾が怪異の右腕に命中する!
怪異が痛がるように手を開き、腕をぶんぶんと振り出した!
その隙にゼウスが解放され、ナミの元に戻って来る!
ナ「ゼウス!!」
ゼ『ナミ~!!怖かったよぉ!!』
ナ「全くもう!何処に行ったのかと思ったわよ!!」
ゼ『ごめんよぉ!おいら気が付いたらアイツに捕まってて、ナミ達が色んな世界を巡ってるのを一緒に見せられてたんだ…それでこの雨の世界がおいらと相性がいいとか言って、おいらを絞って雷を出させてたんだ。皆に当たらなくてよかったよぉ!』
ナ「あの雷、アンタだったの!?」
ゼ『直接命中しないと感電しないように調整したとかなんとか言ってたよ。ナミ達が慌ててるのを見て面白がってた」
ナ「性根が腐ってるくせに能力は凄いわね……ウソップ!勝てそう!?」
ウ「お前と連携すりゃいける!!俺だけでも攻撃が通ったんだ!二人でやりゃどうにかなる!!」
ナ「アンタがポジティブなんて、また雨でも降りそうね!」
最終決戦突入!! - 145二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:06:33
このスレだとダイスが結構ギリギリだったりしてハラハラするな
- 146123/10/15(日) 21:07:39
ナ「ゼウス!アンタに私の霊力を込めるわ!クリマタクトからあのでっかい奴に一撃食らわせるわよ!!」
ゼ「わかったよ!ナミの力を受け取れば、おいらも百人力だ!!」
ゼウスはビックマムの魂の一部から生まれた存在なので霊力があるって事にします
ゼウスの霊感
dice1d100=92 (92)
ナミの霊力99と合わさり怪異の左腕を攻撃する!
しかし怪異もただでは済まさない
自身の両目を庇うように巨大な腕を振り上げてた!
ダイス50以下の出目が出ると怪異は攻撃を防いでくるぞ!
dice1d100=89 (89)
- 147二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:10:04
やるねえ!
- 148二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:12:07
ナミもすごいしゼウスも霊感すごいな!
本人は怖がりだけどほぼ敵無しなんじゃないか? - 149二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:12:35
つまりマムは最低92以上の霊力が……ソルソル食ってるから当然か
- 150123/10/15(日) 21:18:47
ナミとゼウスの霊力191の攻撃が命中!
怪異は左腕に傷を負う!!
怪異は両腕に傷を負い、防御力が激減した!
ナ「ウソップ!気付いた!?腕を狙ったのに、アイツ目を庇ったわ!!」
ウ「あの目がアイツの弱点だ!!集中して狙うぞ!!」
ジ「ウソップ!わしの霊力も使え!!」
ウ「ジンベエ!!わかった!!行くぞ!!喰らえ!!必殺霊力星!!」
ナ「私達も行くわよゼウス!!」
ゼ「まかせて!」
ウソップ&ジンベエ霊力合計151
ナミ&ゼウス霊力合計191
合わせて342の霊力による攻撃が怪異目掛けて放たれる!!
両腕に傷を負った怪異による防御補正-20
ダイス30以下が出た場合、攻撃を防ぎきるぞ!
dice1d100=47 (47)
- 151二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:20:19
このまま一気に押し切っちゃえ!
- 152123/10/15(日) 21:23:22
怪異は目を庇おうと腕を動かしたが、傷を負っていたせいか動きが鈍くなり間に合わない!
ドゴオオオオオンッ!!
四人の攻撃は怪異に命中!!
怪異は
1.消滅した
2.虫の息
3.ボロボロだが意識がある
4.痛がって涙を流す
dice1d4=4 (4)
- 153123/10/15(日) 21:31:57
『いでええぇええぇっ!!』
突如上空から不気味な声が響いた
空の上の怪異が二対の目の少し下に、ぱっかりと口が開き泣き叫んだのだ
涙は大砲の弾より大粒で、ぼちゃぼちゃと地上目掛けて雨の様に降って来る
ウ「どうだ!!まいったか!!」
ナ「私達を元の世界に戻さないと、もっと喰らわせるわよ!!」
ジ「わし等には頼りになる仲間がまだまだおるぞ!あやつ等ならばきっとここまでくる方法も思いつくじゃろう!」
三人の脅しに対し怪異は
1.泣いて謝る
2.諦めずに攻撃してくる
3.逃げ出す
dice1d3=3 (3)
- 154123/10/15(日) 21:45:15
『こりゃあ敵わん!』
怪異は空を飛び逃げ出した!!
ウ「げえっ!?アイツ逃げやがった!!」
ナ「あっちって確か…蓮の葉の池の方よ!!」
ジ「わし等を置いて別世界に逃げる気か!!」
三人は大急ぎで怪異を追いかける!!
しかし相手は巨大なうえ空を飛んでいる
残念ながら池に着く頃には怪異の姿は忽然と消えていた
ウ「チクショウ!!逃げられた!!!」
ナ「私達、これからどうなるの…!?」
ジ「むっ、待て二人とも!!池の中をよく見るんじゃ!!」
怪異に逃げられ慌てるナミとウソップ
その時ジンベエが何かに気付き、池の中を指さした
ウ「ああっ!?」
ナ「あれ…!サニー号!?」
池の中には雄大な海にぽつんと浮かぶ一隻の船が写っていた
ウ「怪異がおれ達の世界に繋げたのか!?」
ジ「罠じゃないのか?あやつ、わし等の記憶を読み取っていたんじゃぞ!」
ナ「ちょっと待って…見た感じ、嫌な気配はないと思う…ウソップは?」
ウ「繋がってる先は確かにおれ達の世界だと思う。ただ…この池、化け蛙達の住処なんだよなぁ…」
ジ「水の中ならばわしが何とかしよう。二人とも、此処に飛び込むという事でよいか?」
ナ「……うん!行こう!これ以上異界に振り回されるのはもうたくさん!」
ウ「よ、よし!頼んだぜ!!ジンベエ!!」 - 155123/10/15(日) 22:07:24
ジンベエはナミとウソップを両腕で抱えると、池の中へと飛び込んだ!
水中には無数の化け蛙達が居り、突然やって来た三人に驚き攻撃してくる!
ジンベエの潜水!
魚人なので本来はダイスなしでよかったんだが、重傷だし80以下で化け蛙達の攻撃を避けきれば、出口を潜る事が出来るぞ!
dice1d100=17 (17)
- 156123/10/15(日) 22:15:43
ジ「水の中で魚人に敵うと思うな!!」
ジンベエはその巨体からは想像もつかない速度で池の中を泳ぎ、水底を越え、元の世界へと続く出口を潜った!!
どっぱああああん!!
大量の水と共に三人の身体が空中へと放り出される!!
ジ「しまった!出口は空に繋がっておったか!!」
ウ「ぎゃあああっ!!そこまで考えてなかったぁぁぁっ!!」
ナ「い~~~や~~~っ!!落ちる~~~っ!?」
真っ逆さまにサニー号目掛けて落ちていく三人
その時である…!!
「ゴムゴムの~~!!ギガント~~!!」
神々しいほど真っ白な巨人が、三人を掌で受け止めた - 157123/10/15(日) 22:40:08
ナ・ウ「ル、ルフィィィィっ!!」
ジ「た、助かったわい…!」
ル「三人ともやっと帰って来た!!みんな心配したぞ~!!」
サ「ウソップ!!ジンベエ!!ナミすぁああああんっ♡♡」
チョ「ジンベエ!すぐに怪我の手当てするからな!!」
ルフィはサニー号に戻るとシュルシュルと縮んでいく
ル「ふへぇ…すっげーやな奴ぶん殴ったら腹減ったぁ…」
ナ「やな奴?」
ロ「ナミ達を攫った怪異さんよ。此処にやって来て、今度は霊力が弱い奴を攫ってやるなんて言ってきたものだから…」
フ「ルフィがキレてぶっ飛ばしちまったぜ。流石にもう俺達に関わろうって気にはならねぇだろ」
ブ「いやぁ…高霊力のナミさんとウソップさんに痛めつけられたにも拘らず動けたうえに我らがルフィ船長を相手にして消滅しなかったなんて、相当強い怪異でしたね、あれは…」
ゾ「性根が悪い上に無駄に力のある奴だ。暇つぶしで神隠しをしでかす輩はそういうのが多い」
ナ「暇つぶし!?私達、アイツの暇つぶしでこんなに苦労させられたの!?」
ゾ「そうじゃなかったら縁もゆかりもない人間に手なんて出してこねぇ。俺みたいな干渉できない奴は、連れていかれてもすぐに元の世界に放り出される。退屈だからな」
ナ「うぐぐっ!消滅できなかったのが悔やまれるわ…!!」
ロ「大丈夫よ。貴方達とルフィが痛めつけたんですもの。もう私達には手を出してこないわ。そうなんでしょう?フランキー」
フ「よっぽどの馬鹿じゃねえ限り、霊力が馬鹿高けぇ四皇様に喧嘩売る奴なんていねぇよ」
ナ「ならルフィでもない限りありえないわね」
ル「ん?」 - 158123/10/15(日) 22:53:04
ゾ「奴は自分の力に自信があったんだろう。おまけに蛙共に神扱いされて調子に乗ってやがった。だがナミ達にボコボコにされて逃げ出したあげく、今度は霊力の弱い奴を狙ったあたり、本性は小物だろうな」
ウ「へっへーん!おれ達の実力、思い知ったか!!」
ナ「はあ、ほんっとうに大変だったわ…もう神隠しも怪異沙汰もこりごりよ…!」
ブ「ナミさん、残念ながらこの船にはかなり尖った性質の方々が多いですので…これからもこういった事象は続くんじゃないかと思われますよ!ヨホホホホッ!!」
ナ「な、なんですって!?」
ル「いいな!俺も冒険してみてぇぞ!不思議世界!!」
ナ「ふっ、ふざけんなああああああぁぁっ!!!」
ダイスで変な世界を彷徨う麦わらの一味:巡った異界数4
神隠しをした黒幕の怪異を痛めつけ帰還END - 159123/10/15(日) 22:56:40
数日に渡り見てくださりありがとうございました
これで今回は終了です
24時までに終わって良かった… - 160123/10/15(日) 23:16:04
おまけ
世界解説
1.全てが虹色の世界
視界に移る全てが虹色に輝いているゲーミングな世界
感染力が高く長時間いると自分もゲーミングになる
実はでてこなかったゲーミングネコちゃんは凶暴で襲ってくる予定だった
2.言葉が逆さまの世界
話している言葉がナミたちの世界の言葉とは逆さまに聞こえる世界
軽い気持ちでやったらかなり面倒で大変なことになった
安価の結果アーロンパークがでてきたので怪異が三人の記憶を読み取っている事にしました
ナミの部屋の扉が出口だったのは完全に怪異の嫌がらせですね
3.三角形の世界
人間以外の全てが三角形で構成されている世界
実は解像度が低い世界に解像度が高い人間がいるいびつな世界
本当はこういうセリフを入れる予定だったが入れ忘れた
『点が一つだけではただの点です。点が二つではただの線です。ですが点が三つになった時、初めて角度というものが出来上がります。そして三つの点を繋げれば、三角形が出来上がる…三角形は全ての原初の形なのです。三角形は最も自然で美しい形なのです…』
噴火は怪異が世界の出入り口を作るために起こした
4.雨の世界
実は怪異が手を出すまでは普通の天候で化け蛙達は平凡に暮らしているだけだった
怪異が雨を降り続けるようにした結果、化け蛙達はパワーアップしフィーバーしていた
実はもうちょっとホラーよりの世界になる予定だった
ジンベエが怪我しなかったらもうちょっと色々世界を巡っていただろうけど
命が危なくなったので早めに帰還できるかダイスに賭けた - 161123/10/15(日) 23:16:18
出てこなかった世界
1長い長いトンネルの世界
完全にホラーにするつもりだった
2.変な人たちが働いているオフィスビルの世界
ビジネス用語ばかり話す異形頭の世界になる予定だった
3.ひよこだらけの世界
デカいひよこが小さいひよこと暮らしている世界
癒し系の予定だった
4.肉の世界
肉でできた世界とか考えたけどグロいかもしれないので出なくてよかった - 162二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:19:07
保守!
- 163二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:20:14
面白かった!相変わらず安価とダイスの内容を取り込むのが上手くてすごい
- 164123/10/15(日) 23:20:46
ハサミさんのおまじないは探したものが見つかるおまじないを検索したら出てきた本当にある奴だから
知っている人もいたかもしれないね
長々と付き合ってくれてありがとう
また何か思いついたらスレ立てます - 165二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:21:36
また次回楽しみにしてます!
- 166二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:21:52
霊感ステータス尖りまくってる東の海メンツ好きだ
- 167二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:26:47
霊感高い順にルフィ、ナミ、ウソップ、チョッパーなのビビり組がマジで可哀想でおもろい
怪異をよく感知するからビビりになったまでありそう - 168二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 11:13:18
面白かった!
今回は相手が強かった分最後は一味総出みたいな形になったのも映画版みたいで面白いな
しかしブルックがこの船にはかなり尖った性質の方々と言ってたが骸骨で霊感85のお前が言うな
ダイスでもかなり高い方だぞ - 169二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 17:52:41
- 170二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:02:41
しかもブルックの85ってこのスレの一味10人の中だと霊力ランキング5位だからな…
オカルト知識も62だから本当に一味の中では真ん中くらいなんだよ… - 171二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 05:32:06
朝保守
- 172二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 11:56:59
前前作も前作も今作も全部面白かったー
ってか霊感ダイスでルフィ100なの霊感っつーかもはや神格とか神霊の類いなんじゃって思いました(小並感)