後期クイーン問題について教えて

  • 1二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 17:40:07

    たまに推理小説の解説とかで「後期クイーン問題に・・・・・・」みたいに書いてあるけど、どういう問題なのか知らないんだよな
    画像は適当

  • 2二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:03:02

    「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できないこと」


    下のWikiから引っ張ってきたけど、簡潔に言うと↑

    後期クイーン的問題 - Wikipediaja.wikipedia.org
  • 3二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:03:57
  • 4二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:07:04

    登場人物の視点で語られた真実は
    あくまで登場人物視点での真実であって
    メタ的に正しいかどうかの証明が出来ないという話

    でもまあ作者が地の文で保証するか、読者が作者を信じればいいだけ

    逆に言えば作者からの保証が一切なく
    作者に対する最低限の信頼さえも無いのであれば
    その作品は推理をする意味がないと言える

  • 5二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:38:54

    wikiみれば十分な気はするけど、元ネタ(法月)の元ネタのクイーンの話をすると前期における『ギリシア棺』、後期における『十日間の不思議』、『九尾の猫』がその代表例。
    『ギリシア棺』では探偵がトリックを見破ることを逆手にとったトリックをしかけていて、これがクイーンにおけるメタ推理のある種の発端。
    後期の『十日感の不思議』はこれを徹底的におしすすめて、犯人が偽の推理と偽の犯人を用意して名探偵が誤った推理による犠牲者を産み出してしまう 「ブリキの神の役をどうして演じられるでしょう......事件は一切引き受けません」
    『九尾の猫』では、またしても誤った犯人を導き出してしまって挫折する。「神は一人であって、その他に神はない」

    後期クイーンは、読者への挑戦状形式を産み出してフェアな探偵小説を目指していた作家が、中期から挑戦状を撤廃して、最終的に神学的方向に進んでいったのが示唆的なんだ。

  • 6二次元好きの匿名さん21/12/28(火) 18:42:04

    なんもかんも叙述トリックとかやりだしたのが悪い(暴論)

オススメ

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