【閲覧注意】白宝ラノベ! Re:start 5

  • 1イッチ23/10/13(金) 23:29:51

    パート5!初代スレ超え!

    ハピエン目指して頑張ります!

    レス、感想、安価など非常に嬉しいです!今回もどうかよろしくお願いします!

  • 2イッチ23/10/13(金) 23:30:48
  • 3イッチ23/10/13(金) 23:32:25
  • 4イッチ23/10/13(金) 23:35:30

    前スレの最後安価

    ありがとうございます!

    2割レオが顕現できた理由


    dice1d3=3 (3)


    1:レオの「離れたい」って気持ちを糧に魂レオがお手伝いした


    2:ちびレオが魂レオの言うことを聞いてしまったので力関係が魂レオ>ちびレオになってしまった。

    本来は魂レオは魂だけの存在なのでちびレオには勝てないが、契約やちびレオの「大人の自分は間違えないだろう、俺よりも正しいはず」といった認識により自由にちびレオの力を拝借できる。


    3:ちびレオの魂が疲労困憊しているため、『レオ』としての存在が一時的に魂レオがちびレオを上回った。

  • 5イッチ23/10/13(金) 23:37:00

    レオが分裂しててややこしいな

    魂レオの方は今どこにいる?


    dice1d3=3 (3)

    1:ちびレオ&ネコの方

    2:セイ達の方

    3:安価

  • 6イッチ23/10/13(金) 23:37:27

    >>8お願いします

  • 7二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:04:20

    セイ達の方かな

  • 8二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:34:33

    レオはセイ達と一緒にいてはいけないという考えは魂レオももってるだろうからレオたちの方かな

    はたしてレオと魂レオが分離したままハッピーエンドは目指せるのか…?

  • 9二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 00:34:37

    ちびレオとレオが一緒だと状況が悪化しそうだからセイ達の方に居た方が良いかも

  • 10イッチ23/10/14(土) 00:43:01

    レオ達の方にいるんですね!
    ありがとうございます

    魂の合流イベももちろんやります

  • 11二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 06:28:02

    そういえばセイの失語症、声は出せたけど、文字列への理解度、話を聞くことのあたりの症状は改善されたの?

  • 12イッチ23/10/14(土) 07:15:47

    >>11

    多分…?

    本来なら大脳らへんへの強いショックでなるらしいから精神的なショックでなってたのは精神的な成長で治るかなと。あんまり詳しくないからよく分からないけど。

    あと今後分かるようになってないと色々と大変ですし。再発するかもしれませんが

  • 13イッチ23/10/14(土) 08:18:14

    ヨハネ「……それで、何もせず行かせたという訳じゃな?」

    ヨイチ&セイ「…………」

    ヨハネ「見損なったぞ、貴様ら!!」

    物音を不審に思い様子を見に来たヨハネは、魔法によって荒れた部屋と憔悴した二人の様子を見て事情を聞いてきた。
    黙りこくっているセイの代わりにヨイチが説明すると、ヨハネは顔を真っ赤にして烈火の如く怒り狂う

    ヨハネ「本心から離別を望み離れたと言うなら致し方ない、人の心は縛れないからの。だが!あやつは今正気ではないだろう!?まさかその心を察する事もしなかったと言うまいな」

    ヨイチ「でも、レオが追うなって…」

    ヨハネ「今の状態のまま手放して無事でいられると思うか?」

    ヨイチ「う……」

    ヨハネ「…聡明なお主でさえそうなるとは、余程の事があったのであろうな。居合わせられず申し訳無い」

    あまりに弱ったその姿に矛を収める
    それに、怒ったところで状況は変わらないのだ。整理して今後の方針を決めるのが先だろう

  • 14イッチ23/10/14(土) 08:19:54

    ヨハネ「で、お主はどうする?動ける状態には見えぬが」

    腕を組んだまま、ヨハネは視線をセイに向けた。大きな身体を小さく丸め、ブツブツと何かを呟いている

    ヨハネ「喋っとるし…めでたい事なのじゃが、レオをとっ捕まえてから祝ってやる。面をあげよ」

    捕まえる、という言葉にピクリと反応したセイは、背中に髑髏でも背負ってそうな顔でヨハネを睨めつけた。

    セイ「俺だって、すぐ追い掛けたかったのに、レオが…せっかくの魔法解いちゃうんだもん」

    ヨハネ「ふむ?魔法とは」

    セイ「俺とレオが一つになる魔法…アレがあれば絶対大丈夫だと思ってたのに……今のレオじゃ絶対解けないはずなのに…」

    ヨハネ「おお、恐ろしいのう。そんなキャラだったんじゃなお主、まぁ察してはおったが」

    呆れたように小首を傾げたヨハネは、咳を一つして改めて問い掛けた

    ヨハネ「で、動けるのか?我は一人でもレオを追うが、お主はどうする」

    セイ「…あー…もう、いいや面倒くさい。捕まえるよ、そんで捕まえた後は……」

    ヨハネ「よいよい、意気込みはしっかり伝わった…我があやつを守らねばならぬなコレは」

  • 15イッチ23/10/14(土) 08:21:16

    三人の今後の行動

    >>16>>18までお願いします

  • 16二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 08:43:30

    レオを探しにいくついでにいろんな亞人に恩をうったり、レオのことを布教していく。
    1人でも多く味方を作ろうとする。

  • 17二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 08:48:53

    力を貸してもらうためにばぁやを探す
    (ばぁやはレオ側のサポートというかケアというかに回ってそうな可能性も…?)

  • 18二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 11:02:20

    ねこがいないことに気づいてねこもレオと一緒だと考える
    レオ自体を探すことは無理でもねこを探すことでレオも見つけようとする

  • 19イッチ23/10/14(土) 14:11:36

    dice1d3=1 (1)


    亜人を味方につけるのはちょっとBadに向きかけるから止めたほうが…

    あとばぁやさん一体どこにおるんじゃろ

    dice1d2=2 (2)

    1:こっちもレオの方へ向かってる

    2:秘境みたいなどこか

  • 20イッチ23/10/14(土) 14:23:51

    探すついでに外堀埋める作戦

    上手くいく?

    dice1d3=1 (1)

    1:めちゃめちゃ仲間増えたよ

    2:数人(少数精鋭)

    3:失敗

    1なら戦争ルート開放


    ちなみにレオ達は

    dice1d3=2 (2)

    1:同じ国内には居る

    2:だいぶ遠くに飛ばされた

    3:安価

  • 21イッチ23/10/14(土) 14:24:33

    女神!おい!女神!
    ハピエン目指すって言ってくれたじゃねえかよ!あれ嘘だったのかよオイ!!

  • 22二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 14:29:35

    ルート開放されただけだから!和平目指そ!

  • 23二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 14:30:53

    こっからフラグ立つ毎に折っていけば……!

  • 24イッチ23/10/14(土) 14:37:51

    そ、そうだね!落ち着くよ!

    ふう

    仲間になってくれる種族

    dice2d5=4 2 (6)

    1:狼男

    2:ドワーフ

    3:妖精

    4:鬼

    5:吸血鬼


    どうやって味方につけたか>>27までお願いします!

  • 25二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 16:11:52

    偏見とかで遠巻きにされず優しく接してくれたから
    てか接触拒否は治ったのかな
    治ってないなら丁度いい距離感で接してくれたからで

  • 26二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 17:30:54

    いろんなところで亞人助けしてたら、なんかいろんなところで感謝された
    (戦争フラグが立つとは思わなかったんだ…セイたちの味方が増えればなって…)

  • 27二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 18:30:07

    ドワーフ→ヨハネが昔の仲間と仲直り
    鬼→ヨイチorセイが戦って強いやつだからと気に入られる

    人間と亜人の溝があるの今後のキーポイントっぽいな。レオが居ない時だからこそ人間サイドの話きけるチャンスもあるかなー?

  • 28イッチ23/10/14(土) 18:38:35

    ありがとうございます!
    助かりました!

  • 29イッチ23/10/14(土) 19:24:38

    小鳥の囀る声が聴こえ、白猫は身体をぐぐっと伸ばした。パチパチと瞬きを繰り返すと、眠っているレオの姿が見える。
    崩れた窓から射し込む光がその顔を照らし、長い睫毛がキラキラと紫色に輝いていた

    ニャーと鳴き、頬を優しく舐めると、瞼が開いて紫紺の瞳が現れる。
    硬い床に長時間横たわっていた影響か、顔を歪めたレオは腰を擦りながら身を起こした

    くるりとその場で回ってレオに自分の存在をアピールすると、視線が白猫に注がれる。
    ぼんやりと白猫を眺めるレオの膝に軽い身のこなしで飛び乗り、身体を擦りつけて撫でてほしいと主張すると、小さな手が背中に置かれた

    あんな事があった翌日だ、落ち込んでいるに違いない。明るく振る舞わねば、そしてあわよくば帰るように説得しなければ

    そんな事を考えながらナデナデを堪能していると、レオに身体を持ち上げられた。
    ちょっとビックリしたけど嬉しい。
    レオの顔をじっと見つめると、相手もこちらを注視している事に気が付いた

    ……なんだか、様子がおかしい

  • 30イッチ23/10/14(土) 19:25:52

    疑問に思った次の瞬間
    ぽふんと顔を腹に埋められた

    ネコ「ウニャ!?」
    レオ「ふわぁ、モフモフだぁ」
    ネコ「ニャ!」
    レオ「あっはは!驚いた?」

    顔を離したレオは、昨日とは打って変わってハキハキと喋っていた。
    慌てるネコを軽々と抱え、くるりとその場でターンして見せる。
    まるで、様子がおかしくなる前の…いや、それよりも何だか雰囲気が大人びている?

    そんな白猫の思考を察した様に、レオは少し眉を下げて微笑んだ

    レオ「やっぱ分かる?相変わらず流石だな」

    その言葉と同時にネコは人間へと変身し、その手から逃れる

    ネコ「キミ、誰!?」
    レオ「いや普通にレオだけど」
    ネコ「嘘だ!」

    キッと睨んでくるネコに溜め息を吐き、ホントだってば、と言葉を続けた

    レオ「俺は俺だよ、『前のレオ』ってやつ」
    ネコ「……えっ?じゃあ、今のレオは」

    レオ「それがさ、代わって欲しいって言ったっきり出て来ねぇんだよ」

  • 31イッチ23/10/14(土) 20:52:23

    ネコ「何かあったの?お腹痛い?」
    レオ「流石に腹痛で引っ込まないと思うけど…ま、事情があんだろ」

    あまり重く考えていない様子の『レオ』に若干やきもきしつつ、ネコは続けて彼らの状態がどうなっているのかを聞いた

    レオ「今まで俺はナギの中に居たんだよ。というか居させられたというか何というか…それは置いといて、コイツのお陰で外に出てこられたワケ。んで、付いてきたら代わってくれって言われたの」
    ネコ「代わるってどうやって?」
    レオ「さぁ、コイツにだけ俺が見えてたし、元は同じ人間だから合うんだろうな、すんなり入れたよ」

    簡易な説明に渋々納得する。まぁ目の前の『レオ』も間違いなくレオなのだろう、魂の形が一緒だ。交わした契約がそれを教えてくれた。

    それなら、ネコの態度は変わらない

    ネコ「じゃあ、今日は何する?遊ぶ?」
    レオ「………!」

  • 32イッチ23/10/14(土) 20:53:28

    レオ「いや、お前は二人のとこに帰れよ」

    さらりと対応を戻したネコに一瞬目を見開いたが、すぐに心を表情の下へ隠し、レオはネコを拒絶した

    レオ「随分遠くに転移したみたいだけど、俺なら元の場所にお前だけ送れるよ」
    ネコ「やだ」

    腕でバッテンを作りながら、ネコは提案を却下する。二人の間にバチバチと火花が散った

    レオ「俺に勝てると思ってんの?」
    ネコ「ふふん、ボクはキミの使い魔だよ?逆召喚で強制的に召喚されることができるのさ!」
    レオ「契約解除…っと」
    ネコ「待ってーーー!??」

    使い魔としての利点を鼻高々に主張した途端その優位性を剥奪されそうになるネコ。既の所で止めたが、危なかった。意地悪だ、やはりレオとはちょっと違う

    ネコ「酷い!一瞬も躊躇しなかった!させないからね!絶対!」
    レオ「……んな事言われたって、俺はお前と一緒に居る気はねぇんだよ」

  • 33イッチ23/10/14(土) 21:00:50

    眼光を強めたレオにネコは全くひるまず、掴んだ腕を更に強く抱き寄せた

    ネコ「ボクは一緒にいたいもん」

    そう言うと、レオの瞳が揺れる。分かりやすいなぁと微笑ましく思ったが、このままではきっと折れてくれないだろう。
    どう説得しようかとぐるぐる考えていると、レオが再び契約を解除しようとしてきた

    ネコ「だからやめてってば!」
    レオ「お前は!俺と一緒に居たら不幸になる!」
    ネコ「はあ!?ボクの幸せはレオと一緒に居る事なんですけど!?」

    怒鳴り声に更に大きな声で返すと、レオはビクッと肩を震わせた

    ネコ「思い込みで勝手な事ばっかりしないでよ!もしもレオが契約を解除してボクの前から姿を消したら、もしもレオが独りきりになるんなら、ボクは同じ位苦しんでから首を掻き切って死んでやる!」

    怒りにも似た激情を声に乗せて叫ぶ。呆気に取られていたレオは、ネコが最後に言った首を掻き切って死ぬ、という言葉に過剰に反応した

  • 34イッチ23/10/14(土) 21:12:03

    レオ「や、やめろよ。冗談でもそんなこと」
    ネコ「本気だよ」

    視線を巡らせ、割れた窓のガラスの破片を見つける。それを手に取ると、鋭い切っ先を喉に突き立てながらネコはレオを見据えた

    ネコ「キミと共に生きられないなら、そんな一生に意味は無いんだよ」

    言いながら、両手に力を込める。
    白い首筋に赤色がプツリと湧き出た所で、レオがネコの腕を掴んだ

    レオ「…わ、分かった!分かったから止めて……!お願い」
    ネコ「ほんと?」
    レオ「本当だから、それ離して」

    レオの答えに満足し、ネコはガラスを手放す。ホッと息を吐いたレオに、指を突きつけて念を押した

    ネコ「ボクの命はキミが握ってること、忘れないでね?」
    レオ「……お前もかよ。ホント嫌になる」
    ネコ「知らにゃーい」

    ぽふんと音を立てて猫に戻ると、レオの肩に飛び乗った。
    振り落とされることは無い

  • 35イッチ23/10/14(土) 21:14:01

    二人の次の行動を>>38までお願いします


    次に書く視点

    dice1d2=2 (2)

    1:ナギ

    2:レオ

  • 36二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 21:22:45

    ネコマジナイス最高だよ

  • 37二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 21:26:39

    無意識でレオに効くことやってんねぇねこ…いいぞいいぞ

  • 38二次元好きの匿名さん23/10/14(土) 21:27:18

    ネコのための食糧調達

  • 39二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 02:01:31

    ネコが居て良かった…

  • 40イッチ23/10/15(日) 08:33:10

    レオ「そういえば、お前昨日から何も食べてなくないか?」

    問い掛けると、ネコは肯定するように一声鳴いた。動物にとって空腹は死活問題だろうに、それを我慢させていたなんて

    レオ「じゃあ出るか、ちょっと待ってろ」

    言いながら、自らに変身魔法をかける。途端に成長しすらりと身長の高い青年へと変貌するレオに、肩の上でネコが驚き毛を逆立たせていた。

    レオ「ん、こっちの方がしっくりくるな」

    腕や脚を動かしながらそう言うと、レオは周囲の様子を探った。
    小さな廃村にこじんまりと建てられた協会の廃墟、周囲は森に囲まれていて、ネコの食べ物を心配する必要は無さそうだ

    未だに青年のレオに戸惑っているネコを肩に乗せたまま、森へ入っていく

  • 41イッチ23/10/15(日) 08:34:18

    レオ「お、これ!好きだろ?」

    小動物を数匹。手を合わせながら命を奪ってネコに与えていたレオは、とある樹の実を見つけて目を輝かせた。
    小さな赤色のそれをネコに見せるが、不思議そうに首を傾げられる。

    レオ「…そっか、まだ食べたことないんだ。いいからほら、気に入るぞ」

    手のひらに乗せられた果実をおそるおそる頬張ったネコは、一口食べた瞬間目を見開いてパクパクと食べ始める

    レオ「よし、何個か持って行くか」

    もぎ取る間も横から掠め取って実を食べるネコをたしなめつつ、レオは身を隠す場所を思案していた。
    生半可な場所じゃ見つかって終わりだろう。この時代のレオもそれが分かっていたからより力の強い自分に代わってほしいと願ったのだろうし。

    レオ「さて、どこに行きますかね…」

  • 42イッチ23/10/15(日) 08:35:22

    どこに行きます?>>45までお願いします


    次の視点dice1d2=1 (1)

    1:ナギ

    2:レオ

  • 43二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 08:51:05

    樹海

  • 44二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 08:52:19

    レオの情報が足りない……地図を見に図書室へ行く

  • 45二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 09:28:15

    前のことがあったキッカケが町だから町は避けるかな?
    とりあえず海で

  • 46イッチ23/10/15(日) 14:32:20

    ありがとうございます!

    樹海が出たらどうしよう

    dice1d3=1 (1)

  • 47イッチ23/10/15(日) 14:34:37

    何?女神私の事嫌い?

    樹海で何すんねん分からんわ

    >>48さん教えて下さい


    ナギ達の方で先に仲間になるのは

    dice1d3=2 (2)

    1:鬼

    2:ドワーフ

    3:同時

  • 48二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 14:47:17

    精霊とかを探してみる(ばぁやさん?)

  • 49二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 14:51:45

    だしかドワーフだったの二子だよね
    普通に仲良くできそう

  • 50イッチ23/10/15(日) 14:56:36

    なるほど!精霊探し!

    ばぁやさんも見つかるんかな

    dice1d3=3 (3)

    1:見つかる

    2:見つからない

    3:前ループの仲間とは居られないので逆に隠れる


    前ループの皆は一応まだ産まれてないけど…あっ妖精の黒名とか居そう、國神はそもそも造らないと生まれないしなぁ

    dice1d3=3 (3)

    1:皆早く生まれて丁度成長してる

    2:二子だけ早生まれ

    3:そういうの特に無し

  • 51イッチ23/10/15(日) 14:57:00

    救いなど無い
    女神ほんとお前ほんと…

  • 52二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 15:00:54

    女神は…バトエンにしたくなってしまったのか…?

  • 53二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 15:04:04

    女神....!
    ハピエン目指すって言ったやん!!!!

  • 54二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 15:05:12

    女神が塩過ぎて草

  • 55二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:21:04

    女神に菓子折りもってっておねがいするか…

  • 56二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 18:40:23

    わかった、ちょっと(凪が)女神倒し行く(マテ

  • 57二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 20:18:04

    >>55

    安いのはダメだぞせめてゴディバくらいの…

  • 58イッチ23/10/15(日) 20:36:22

    ヨハネ「追うとして、どう探すか…何か良い案はあるか?セイ」

    ナギ「いや、俺は凪だよ。凪誠士郎」

    ヨハネ「何じゃ急に、こんな時に改名か?」

    ナギ「いや元々俺の名前は凪だし……セイって呼び方は、俺が逃げてた証だから」

    ヨハネ「ふむ、ややこしいのぅ」

    二人のやり取りに、ヨイチが薄く微笑む。色々と大変な時だが、友達が前に進もうと頑張る姿は素直に嬉しかった

    ナギ「ヨイチってレオの居場所分かるんでしょ?教えてよ、すぐ行こう」

    ヨイチ「それが、隠匿魔法使ってるみたいで。方角位なら分かるけど…」

    ナギ「はぁ?レオはお前が封印されててもすぐ分かったのに?そんなもんなんだ」

    ヨハネ「大精霊と言えども万能では無いのだな…」

    ヨイチ「う、うるせぇな!まだ契約してそんな経ってないんだから仕方無いだろ!」

    ヨハネ「まぁ方角だけでも分かるなら随分と楽じゃ。教えてくれぬか?」

    ヨイチ「正面を北に、北東だよ」

  • 59イッチ23/10/15(日) 20:37:51

    ヨハネ「ここから北東…」

    ナギ「なに、何かあるの」

    ヨハネ「いや、うむ…背に腹は代えられん。レオの為じゃ、矜持など捨てよう」

    ヨイチ「どういう事?」

    ヨハネ「いや、丁度その方角へ国を二つほど渡れば我の故郷での。自然とも仲が良いから情報を集めるのにはうってつけなのじゃ」

    ヨイチ「良いじゃん、なんの問題があるの」

    ヨハネ「……我は発明の鬼才であった故、同族を見捨ててここまで来たんじゃよ」

    ナギ「あー…」

    ヨイチ「それは…協力してもらうの大変そうだね……」

    ナギ「俺達だけで行こうよ」

    ヨハネ「待て!我も行くぞ!好いた相手の為じゃ。この頭などいくらでも下げてやる!」

    ヨイチ「分かった分かった、でもこの街は?君が居なくても大丈夫なの?」

    ヨハネ「ふん、我が手塩にかけて育てた人の子らを舐めるでない。やっていけるはずじゃ」

    ナギ「何でもいいけど早く出よう」

  • 60イッチ23/10/15(日) 20:39:08

    協力してもらえる?

    dice1d3=2 (2)

    1:喜んで

    2:交換条件がある

    3:うらぁ!どの面下げて!


    どれが出ても最終的に仲間になるのは前提とする

  • 61イッチ23/10/15(日) 20:39:40

    >>62さん交換条件お願いします

  • 62二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 21:28:59

    今まで生きてきた中で1番美味い酒飲ませてくれるなら良いよ

    (ドワーフはお酒好きみたいな設定があった…ような…?違ったらすみません)

  • 63二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:09:35

    美味しいお酒だと結構値段張るよね
    ヨハネさん頑張れ〜…

  • 64二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:15:19

    お酒か~
    ナギは飲んだことないだろうしヨイチかヨハネだな

  • 65二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:00:37

    続きが気になるな

  • 66二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 17:00:46

    ほとばしる保守!
    ってことで頑張ってね

  • 67イッチ23/10/16(月) 18:59:33

    「タダ働きは絶対にせん。交換条件がある」


    ヨハネが地図で示した場所にワープすると、そこはもうドワーフの集落であった。
    いきなり現れた種族を捨てた発明の鬼才に彼らは驚いたが、意外な事にヨハネを恨んだりはしていなかった。「我々の力不足だろう」と

    そこで、「探してもらいたい人がいる」と素直に打診したら掛けられたのが上記の言葉である

    ヨハネ「何じゃ?言ってくれ。頭ならいくらでも下げよう、欲しい道具があれば全霊をもって造り上げてみせよう」
    住人「お前がそこまで言うなんてな…そういうんじゃない。物事はもっと単純に考えろ、酒だ!」

    リーダーらしきドワーフが言うと、周りの同種族達も腕を上げて賛同した。

    住人「お前らが今まで生きてきた中で最も美味いと思う酒を持ってこい。そうしたら手伝ってやらんこともないぞ?」

    ナギ「お酒って俺、飲んだ事無いんだけど」

    ヨハネ「我もじゃ、弱くての。発明に手がつけられなくなるから好かぬ」

    ヨイチ「ってことは俺の出番だね」

  • 68イッチ23/10/16(月) 19:00:58

    ヨハネ「お主酒など知っておるのか?」

    ヨイチ「ふふん、伊達に四千年生きてないんだなぁこれが」

    得意げに指を鳴らすヨイチ。すると、自然に宿る魔力が彼を中心に渦を巻き始める

    適当な木材を使って大きな樽を作り上げると、そこに向かって魔力から抽出された液体を注ぐ。
    虹色に光るそれは、この場にいる全員が見た事の無い酒であった

    ヨイチ「さ、どうぞ!この世に二つと無い逸品です」

    住人「なんじゃこりゃ…本当に酒なのか?何もない所から出てきたぞ?」

    ヨイチ「そりゃあ魔力のみで出来た酒ですから。滋養強壮、体力回復、無病息災何でもアリな健康にも良いお酒ですよ」

    勧められるままにリーダーらしきドワーフが一口含む。途端にカッと目を見開いて、ジョッキに注いだ虹色の酒を呑み干した

    住人「旨い…!オイお前ら!飲んでみろ!」

    その声を皮切りに、うずうずとした様子で酒を見ていた他のドワーフ達もジョッキ片手に集まって来た。とても樽一つでは足りず、酒の抽出にヨイチはてんてこまいとなったのだった

  • 69イッチ23/10/16(月) 19:02:00

    住人「天晴れだ若いの!こんな酒は生まれてこの方飲んだ事が無かった!」

    ヨイチ「はは、それじゃあ協力してくれるって事ですか?」

    住人「もちろんだ!おお、ヨハネ。良くやったな、こんなすげぇ奴を連れてきてくれるとは!」

    ヨハネ「そうじゃろう、我は凄いのじゃ」

    住人「ハッハッハ!相変わらずだな!探し人と結婚するまでには直せよ、その傲慢!」

    ヨハネ「ゲッホ、ゴホっ!け、結婚!?」

    住人「そうだろ?あんな顔で探して欲しい人が居るって言われちゃあバレバレだぜ?」

    ヨハネ「そ、そりゃあ我はあやつを好いておるが、まだ片想いで結婚までは…」

    住人「お前ならイケるって!顔もいいし腕も確かだ、応援するぜ。祝の席ではこの酒を呑もう」

    ヨハネ「ふ、ふふ…そうじゃな、盛大な式を」

    ナギ「…おい……」

    ヨハネ「…ひっ!?」

    ナギ「調子に乗るなよ……?」

    ヨハネ「はい、なのじゃ…」

  • 70イッチ23/10/16(月) 19:02:38

    ドワーフの皆さんはどうやって探してくれるんですか?>>73までお願いします

  • 71二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 19:53:26

    人探し用の道具がある

  • 72二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 19:57:02

    探し物の座標を示す超性能コンパスを使う

  • 73二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:04:57

    神様(この集落だけの存在)に教えてもらう

  • 74イッチ23/10/16(月) 20:08:24

    ありがとうございます!

    神様に頼み込んで人探しコンパス賜ったって設定で良いかな?

    どれくらいの精度か

    dice1d3=2 (2)

    1:現在地丸わかり

    2:どの街に居るか位

    3:15m先、右方向です

  • 75二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 20:25:08

    うーん
    まぁナギなら見つけられるか

  • 76イッチ23/10/16(月) 20:45:41

    そうして協力を約束してくれたドワーフ達は、しめ縄で区切られた洞窟の奥へ三人を案内してくれた。その中には解読不可能な文字が刻まれた岩が置いてあり、彼らの説明によるとそこには神が宿っているという

    ナギ「神に聞けばレオの居場所が分かるの?」

    住人「絶対に、とは言わないが確実に前進はするだろう」

    複雑な呪文を唱え、祈るように手を合わせるリーダー。周囲のドワーフ達も一斉に頭を下げる。
    見様見真似で彼らに倣っていると、何処からともなく声が響いてきた

    〈道は示せぬが、代わりに道具を授けよう〉

    中性的な声が反響し、余韻を残しながら消えていく。
    やっと顔を上げると、岩の上に小さなコンパスと地図が置いてあった

    ヨイチ「コンパスは分かるけど、世界地図?」

    ヨハネ「これは…!見てくれ、地図の上に置くと針が動くぞ」

    早速手に取ったヨハネが試行錯誤し、地図上のとある一点をコンパスの赤い方が指していることが分かった。レオの居場所はここだろう

  • 77イッチ23/10/16(月) 20:46:51

    魔力の酒をいたく気に入ったドワーフ達は、「困った事があればいつでも頼ってくれ、探し人も見つかったら紹介しろよ!」と三人を快く送り出してくれた。

    気の良い彼らに手を振り返し、コンパスが指し示す地図上の街を改めて確認する。

    ナギ「現在地がここだから…遠いね」

    ヨイチ「ワープで一瞬だよ、それより説得方法を考えなきゃ」

    ナギ「説得?まだそんな甘っちょろい事言ってるの?」

    ヨイチ「……え、それ以外に何があんの」

    ナギ「そりゃ」

    ヨハネ「わー!待て待て、ここで争いが起きても困る!全ては見つけてからじゃ、良いな?」

    そして転移魔法を展開し、ドワーフの街から旅立った

  • 78イッチ23/10/16(月) 20:47:54

    次の視点はレオです


    精霊探しはどんな状況か>>80さんお願いします

  • 79二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 21:00:07

    順調。時々猫の餌とか自分のご飯とか狩ってる

  • 80二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:12:30

    ネコが時々「2人が心配してるよ〜」と軽くプンスカ、食べ物で黙らせて、精霊探しは順調。

  • 81イッチ23/10/16(月) 22:18:18

    順調って事はもう精霊といくつか契約を結んでるのかな?精霊に確かな意志は無い。ヨイチやばぁやはマジで別格

    契約dice1d10=10 (10)

    魔力供給位で出番はあんまりないと思う


    居場所がバレたことには

    dice1d2=2 (2)

    1:気付く

    2:気付かない

  • 82二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 22:28:30

    再会近いかな…?

  • 83二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 08:27:21

    仲直りして欲しいな

  • 84二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 17:28:32

    保守

  • 85イッチ23/10/17(火) 21:28:38

    精霊とはその多くが意思を持たず、自然の魔力から偶発的に産まれる超常存在である。

    永く生きればやがて意識を持つが、大抵の精霊は数十年周期で消えて無くなり新しい精霊へと生まれ変わるので、確固とした存在となる精霊は稀であり、大精霊ともなればそれはもう奇跡そのものである

    そんな彼らと意思疎通を交わすには契約をして彼らの存在を確立させるしか方法は無く、レオは前回のループで無数の精霊と契約を結び異様な力を持つ結界を維持させていた

    レオ「俺一人じゃ不安だから力を貸して貰おうと思ったけど、予想外に増えちまったな」

    周囲をふわふわと浮く光達を横目に、レオは自らの精霊との相性の良さに少々驚いていた。
    だって探し出した一つの精霊と契約を結んでいたら、何故か10体もの個体と契約を結んでいたのだ。これには流石に面食らう

    レオ「魔力はあればあるだけ助かるから良いけどさ。よし、そろそろ行くか」

    そう言って、宙に魔法陣を描き始める。いつもとは違い複雑で、時間を掛けて魔法を創り上げるその様子にネコは不思議に思って首を傾げた。その様子を見て、レオは魔法の説明をする

    レオ「これは次元を移動する魔法。と言っても違う世界に飛んだりは出来ないからズレた位相に移動して幽霊みたいな存在になれるってトコだよ。お前、ホントに着いてこれる?」

  • 86イッチ23/10/17(火) 22:14:01

    聞いた途端、ネコは猛抗議する様に爪を肩に食い込ませ、紫色の髪をガジガジと噛んだ

    レオ「痛いって、こら」

    首の後ろを掴んで持ち上げる。尚もフシューと威嚇の声を上げるネコに、「だからお前は二人のとこに戻れって言ったんだ」と言い放った。すると、本格的に怒ったネコが魔法陣へ魔力の玉を飛ばし、せっかくの式をメチャクチャにしてしまう

    レオ「あっ!?……もう、まだ試運転だから良いけどさぁ」

    これ魔力消費エグいんだぞ、と呟きながら魔法陣の残骸を痕跡ごと消していく。足跡は念の為残さないようにしているのだ

    レオ「今ので精霊達も疲れちゃったみたいだし、一日一回の練習が限度かな」

    感謝の言葉を伝えながら精霊達を還す。契約で繋がっているので喚べばすぐ応じてくれるだろう、今は回復させなければならない

    レオ「そんじゃ移動するか、次は南の孤島に行こうと思っててな」

    ネコ(これマズいやつだ…早く止めないと)

  • 87イッチ23/10/17(火) 22:17:05

    さてワープしてきた三人組は

    dice1d3=2 (2)

    1:目の前にシュンッ

    2:気付かない程度に遠いがそれなりに近い

    3:結構遠い


    2.3だった場合どちらが先に相手の存在に気が付くか

    dice1d2=2 (2)

    1:ナギ

    2:レオ

  • 88イッチ23/10/17(火) 22:22:01

    でも直ぐには気付かないんだよな?

    dice1d3=2 (2)

    1:声

    2:物音

    3:精霊が教えてくれた

  • 89イッチ23/10/17(火) 22:34:06

    くそ!魔法少女レオを徹夜で描いてたせいで眠気が止まらん!誰か代わりに続き書いてくれ!


    ネコは三人にdice1d2=2 (2)

    1:気づく

    2:気付かない

    エンカウントは

    dice1d100=80 (80)

    30以上でする

  • 90二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 22:36:24

    ナギの強い意志を感じる…
    ところで魔法少女レオについて詳しく

  • 91イッチ23/10/17(火) 23:10:15

    >>90

    ただのTikTok投稿ですのよ

  • 92イッチ23/10/17(火) 23:11:01

    レオ「でもまだ魔力が回復してねぇし、ちょっと休むか」

    近くの木にもたれて座る。人の手から離れた場所には良質な魔力が満ちている、順調に漲ってくる魔力を確かめつつ、膨れっ面を隠さないネコを優しく撫でた

    レオ「別にコレをしたって俺が消える訳じゃねえよ、消えたくても出来ないし。ズレるだけだから、多分こっちからは皆の様子も見れるんだ。俺はそれで満足だよ」

    あんまり悲しそうに見上げてくるもんだから、言い訳めいた事をつい口走ってしまう。
    後ろめたさもあるのだろう、ネコには前回酷い死に方をさせてしまった。もう二度とあんな思いはさせたくない

    レオ「お前には、ちゃんと幸せになって欲しいんだけどなぁ…」

    柔らかく撫でる手に目を細めつつ、ネコは訴えかけるように見つめ返してくる。
    その視線から逃げるように遠くを眺めていると、少し地面が揺れた気がした

    魔法で聴覚を補強し、息を止めて耳を澄ませる。すると、微かに声が聴こえた

    レオ(嘘だろ、どうやって…!?)

    どうやらネコは気が付いていない。勘付かれたら確実に厄介な事になる、どうにかしなければ

  • 93二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 08:16:26

    気が付かれたけどエンカウントするからヨシ!

  • 94二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:29:10

    続き待機

  • 95二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 17:31:13

    まってスレ主が推してる絵師さんの可能性出てきたんだが...
    文も絵もかけるって多才すぎ...?!

  • 96イッチ23/10/18(水) 20:24:46

    レオ(この場から離れる、それが先だ)

    ここに来られるということは何かしらの方法で居場所を突き止められたのだろう、力が弱まっているとはいえ隠匿魔法が効かないなんて

    転移魔法を展開するレオを、ネコがもう回復したのか?と言いたげに見上げてくる。構っている暇は無い、魔法を使えば魔力が動く。そうなると魔力を視認出来る彼らがこちらに気が付いてしまうのだ

    掠れた魔力を何とか練って陣を描く

    レオ(もう少し、あとちょっと…!)

    焦りに震える手が集中力を乱すが、それでも何とか書き進める。
    あと一文字で完成する、と
    息を吐きかけたその時

    後ろから誰かに抱き締められた

    大きな手が魔法陣を描いていた手を握って止め、乱された魔力に魔法を掻き消される


    ナギ「……やっと捕まえた」

  • 97イッチ23/10/18(水) 20:27:05

    >>95

    マジすか!?だとしたら魔法少女の前に描いてた続き物ド地雷じゃないです?このスレ見て下さってるって事は凪玲推しさんですよね…


    この後のナギくんの行動を>>100までお願いします

  • 98二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 20:28:10

    手錠リターンズ

  • 99二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:00:34

    大きいレオの姿で冷めた体の感触を思い出して、後ろから抱いたまま「暖かいなー」って考えながら涙出て、レオの肩を濡れていく

  • 100二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 21:07:26

    レオを逃がさないようにぎゅっと抱きしめる

  • 101イッチ23/10/18(水) 21:10:34

    ありがとうございます!

    3分の2が悲しい感じで3分の1が怖めだな

    dice1d3=3 (3)

  • 102二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:00:00

    よかった怖くない

  • 103イッチ23/10/18(水) 22:06:31

    ぎゅうううううっ

    レオ「ちょ、バカやめっお腹破れる!」
    ナギ「あ、ごめん」

    あまりに強く抱きしめられたもんだから腹が潰れてぺちゃんこになってしまうかと思った。
    一瞬だけ、状況を忘れて背後に立つ青年を睨んでしまう

    ナギ「変身魔法覚えたの?大っきくなったね」
    レオ「そりゃこっちの方が慣れてるし」
    ナギ「……え」

    言ってしまった後で、しまったと口を抑えた。しかし遅いだろう、そもそも『彼』と自分とでは言動も振る舞いも違うのだ、バレるのは時間の問題であった。
    目を見開いたナギにどう言葉を返すか思案していると、遠くから足音と声が近付いてくる

    ヨイチ「急に転移するなよ!…でも、ナイス」
    ヨハネ「はぅあ!?な、何だあの姿は!眩しくて目が潰れそうじゃ」

    どんどん青ざめていくレオの顔色とは反対に、ネコは嬉しそうに尻尾を立たせて機嫌良く鳴いている

  • 104イッチ23/10/18(水) 22:08:32

    正直、この状況で出し抜けるとは思わない。しかしやれる事をやろう、今の自分には契約した精霊達が居る。消耗させた所申し訳無いが再び力を貸して貰わなくては

    レオ「……あれ、召喚できねぇ」
    ナギ「また何かやろうとしてたの、無駄だよ。今のレオは魔法使えないんだから」
    レオ「はぁ?」
    ナギ「オリジナル封印術、凄いでしょ」

    そう言って、視線を腹に向けられる。その目を追って下を向くと、そこに何かしらの紋章が浮かんでいた。服の上からでも光っているので見える

    レオ「こんな魔法、教えた事無いのに。相変わらずお前って天才なんだな」
    ナギ「やっぱり、今のお前はあの時のレオなんだね…思い出したの?」
    レオ「そういう訳じゃ」
    レオ(え、無意識に魂取り込んでたの?凄い通り越して怖いなもう)
    ナギ「取り込む……?」
    レオ「だぁもう!読めるんだった…学習しろよ俺……!」

  • 105イッチ23/10/18(水) 22:12:10

    さーて観念しなさい

    1隙を伺って逃げなきゃ←

    →ナギが変わったんだから俺だって100

    dice1d100=33 (33)


    封印とやらは

    dice1d3=1 (1)

    1:永続

    2:レオが回復するまで

    3:1分しか効かない(ハッタリ)

  • 106二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:13:30

    大分逃げる寄りだなぁ

  • 107イッチ23/10/18(水) 22:17:42

    封印永続かよ!不可能じゃん逃げたくても


    絆された振りして逃げようとするとか?

    騙され度

    ナギdice1d100=92 (92)

    ヨイチdice1d100=45 (45)

    ネコdice1d100=23 (23)

    ヨハネdice1d100=19 (19)


    百に近い程信じてる

  • 108二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:25:09

    これは凪が自分の言うことを信じすぎる騙したレオのほうが心痛そう

  • 109二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 22:28:54

    ナギだけ陥落してるの良い

  • 110イッチ23/10/18(水) 23:01:55

    この先鬼族も仲間に引き入れないとだからなぁ、でも自分を信じてくれたナギを騙すの確かに辛そう

    dice1d3=2 (2)

    1:逃亡成功

    2:失敗

    3:安価

  • 111イッチ23/10/18(水) 23:03:15

    おっヨシヨシ

    鬼族とはどんな風に仲良くなるのか

    dice1d3=1 (1)

    1:ヨイチやナギの強さに惚れる

    2:一行の誰かに偉い人の娘さんが惚れる

    3:安価

  • 112二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 02:56:59

    あれか!?ナギに言いよる女性や男性を見て一周目レオも二周目レオももやもやするイベントあるかな??

  • 113二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 10:25:30

    保守 保守
    毎日ここ読むの生き甲斐になってます無理せず頑張ってください〜!

  • 114二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 20:07:42

    続き楽しみに待ってます

  • 115二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 22:54:35

    >>97

    95です

    実はちょっと地雷だったんですがイッチさんの描かれていたものはストーリー凄く良くて楽しんで見れました...!ティックトックでも何回かコメントさせていただきました...応援してます...!スレの流れぶったぎってしまいすみません...

  • 116二次元好きの匿名さん23/10/19(木) 23:24:08

    やっとナギとレオのあまあまらぶらぶおもしろ話が聞けるんだ....
    この調子でハピエンに持ってこな!女神!
    え?ゴディバ美味しかったから?そりゃよかった!!!

  • 117イッチ23/10/19(木) 23:30:38

    数、力の差、そして魔法の制御

    どれを取っても今の自分じゃ太刀打ち出来ない。きっと抵抗の意思を見せてしまえば距離を取る事はさらに難しくなるだろう。
    だから今は

    ナギ「酷いよ、あんなふうに居なくなるなんて。もう二度と出来ない様に今度は掌でも縫い付けようか」
    レオ「……ごめんな」
    ナギ「今さら謝ったって」
    レオ「俺、考えを改めたよ」

    もたれ掛かるようにナギの胸板へ身を寄せ、首をひねって顔を見上げる。至近距離で見つめ合う形になり、真っ直ぐ目から視線を逸らさないように気を付ける

    レオ「もっとお前や皆を頼らなきゃだよな!こんなに気遣ってくれてるのに迷惑かけてごめん」
    ナギ「迷惑なんて…え、レオそれ本当?」

    怒りと恨みを孕んだナギの瞳が、期待によって微かに輝く。途端に生まれる罪悪感を胸の奥に押し込め、自然になるよう努めて笑顔を繕った

    レオ「実は離れて直ぐ寂しくて後悔したんだ。そしたら前の世界の事全部思い出してさ!本当に、ここまで追ってきてくれてありがとう。これからもずっと一緒だ」

  • 118イッチ23/10/19(木) 23:31:48

    期待から希望へ、希望から喜びに変わっていくその瞳を、奈落に突き落とされる様な気持ちで眺める。
    本当に救えない、こんなに無垢な人間を騙して俺は一体何をやっているのだろう

    決して教えたくない心の内を奥の奥へ沈めて、綺麗に飾った言葉を無心で唱えた

    ナギ「ねぇ本当に?本当にそう思ってる?本当に、ずっと一緒……?」
    レオ「あぁ、当たり前だろ。俺達は家族なんだから」

    少し高い位置にある頬に優しく口付けて、微笑んで見せる。すると、ポロポロと瞳から澄んだ雫を溢したナギに再び強く抱きしめられた。
    顔を繕う必要が無くなるので好都合だ、きっと今の自分は酷い顔をしているだろうから

    こんな時にそんな事を考える自分を一層嫌いになる




    ヨイチ「解決、なのかな。こんなにあっさり?それに思い出したって…じゃああの時俺の目の前に現れたレオって一体……」

  • 119イッチ23/10/19(木) 23:34:52

    >>115

    わー!やっぱり!実は私も地雷克服の為に描いてたとこあるんですwコメントまでありがとうございます!ちゃんと返信できてましたか?たまに通知来なくなることもあるので…

    魔法少女の方はガッツリ凪玲なんで安心して下さいね、もちろん設定がちょっと重めですがハピエン予定ですので!

  • 120イッチ23/10/20(金) 06:36:47

    ヨハネ「………ふむ」

    一見問題解決大団円に見える二人の様子を、ヨハネは少し距離を置いて眺めていた

    体温が下がっている。血圧と心拍数が異様に上昇しているし、ほんの少し足取りが覚束ない様子であった。
    実はヨハネの掛けているモノクルは人体をスキャンする事ができ、その時の体調など細かく観察する事のできる代物なのである

    ヨハネ「あの野郎レオに抱きつきおって…じゃなくてこの様子だとやはり隠し事を…頬にキスなどけしからん…過度なストレスを感じておるな、問い詰めるべきか?」

    レオとナギの親密な様子に心を乱されながら顎に手を当てて独り言を呟くヨハネに、ネコが近付いてくる。

    ネコ「やっぱりおかしいよね?レオ、さっきから嘘ついてるよ」
    ヨハネ「うおお!?なんじゃネコお主話せるのか!?見た目通りの可愛らしい声じゃな」
    ネコ「声帯だけ人間を模写したの。ねぇどうする?このままでいいのかな」

  • 121イッチ23/10/20(金) 06:38:50

    ヨハネ「我々よりも仲の深い二人がこの状況を受け入れてるのだ、無闇に引っ掻き回すのも良くないじゃろう」

    ネコ「でも……」

    ヨハネ「だからといって、静観する訳ではない。部外者には部外者なりの役割というものがあるのだよ」

    ネコ「!!」


    部外者、という単語に少しの寂しさを込めながらもキッパリと言い切ったヨハネを、ネコは信じる事にした


    ネコ「分かったよ、ボクも嬉しそうなナギの邪魔はしたくなかったからね」


    それだけ言ってニャアと猫らしい鳴き声に声帯を戻し、ネコは二人にじゃれつきに行った。








    次の行動を>>124までお願いします!

    鬼さん達と出会う前提ですので多少の改変を加えるかも知れません

  • 122二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 12:48:04

    ナギがべったりくっついてくるので歩きづらいと文句を言うレオ。
    対してナギは子犬のようにしょんぼりしてる。

  • 123二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 13:32:41

    これからどうするか相談する

  • 124二次元好きの匿名さん23/10/20(金) 16:06:45

    とりあえずヨハネの街に戻る

  • 125イッチ23/10/20(金) 20:02:44

    ありがとうございます!
    相談した結果一旦帰ろうという事になりその道中で鬼族さん達とエンカウントって事でいいかな?
    子犬ナギ可愛い

    シリアスの反動でアホエロギャグ書きたい
    いやエロは要らんな

  • 126イッチ23/10/20(金) 22:38:21

    ヨイチ「目的も果たした訳だし、今後の事でも決めようか」

    事態がある程度落ち着いた頃に、話し合うため全員で円を作って向かい合う。
    議題は上記の通りで、今後どう動くか、何を目的にするかを決めるというものだった

    レオ「ナギ、流石にそろそろこの体勢は」
    ナギ「えっ……嫌なの?」
    レオ「嫌じゃ無いけどさ」

    後ろから覆いかぶさるように抱きしめる構図のままくっ付くナギに苦言を呈すが、思いっきり寂しいですと言う目をされて口を噤む。

    嫌な訳ではない、本当に

    ただ、後ろめたい気持ちのせいかこんな自分を抱きしめていたらナギが汚れてしまうような心地がしたのだ。読心術をある程度防衛する術を身に着けたのでこの心は悟られる事は無いだろうが、気が緩むとどうなるか分からないので直接の接触は出来れば避けたいところなのだ

    ヨイチ「レオの記憶が戻ったんなら魔法も使える様になったんだよね?」
    レオ「ああ、と言ってもこの身体の魔力はあの頃より大分少ないし、何より封印のお陰でうんともすんとも言わないけどな」
    ナギ「どんまい」
    レオ「うるせー解きやがれ」
    ヨイチ「まぁそれはレオが悪いから甘んじて受け入れてて欲しいな」

  • 127イッチ23/10/20(金) 22:45:19

    どうやらヨイチも魔力の封印には賛成派の様で、今のレオの一番の障害は暫く取り除かれる事は無さそうだという事が確定した。
    しかしそれは予想の範囲内、身の内に隠す魂が二つである事さえ隠せれば今は上々だろう

    ヨイチ「と言っても俺達にこれと言った目的も目指す場所も無いし、出来れば引き続きお世話になりたいんだけど……」
    ヨハネ「無論じゃ、なんならいつまででも居てくれて構わないのだぞ、窮屈ならば部屋を増やしてやっても良い」
    ヨイチ「ありがとう、すごく助かるよ」
    ヨハネ「ふん、我にだって友の世話をする位の甲斐性はある」

    どーんと胸を張るヨハネに、人当たりの良い柔らかな笑みを浮かべるヨイチ。
    そのやり取りを聞いて、「やったー」とナギが小さく声に出した

    ナギ「じゃあいっぱいゴロゴロしよーね」
    レオ「ん、いいぞ…てかお前ちゃんと聞いたり話したり出来る様になったんだな」
    ナギ「まぁね、ちょっと魔法で補強してるけどほぼほぼ完璧」

    Vサインを出しながら甘えるように肩に顎を乗せるナギは少しテンションが高めに見える。以前の様に過ごせる事がよほど嬉しい様だった

    レオ「お前は…真っ直ぐで眩しいなぁ」
    ナギ「そう?色々と屈折してると思うけど。レオが言うならそうなのかもね」

  • 128イッチ23/10/20(金) 22:50:13

    鬼族とのエンカウント方法

    dice1d3=1 (1)

    1:彼らのシマに入ってしまう

    2:怪我をした子供を助ける

    3:魔力に寄ってくる

  • 129イッチ23/10/20(金) 23:23:31

    ある程度の指針が決まり、さて帰ろうと腰を上げた時だった

    ??「ここで何をしている」

    ビリビリとした威圧感、瞬時に緊張が走り、声の出どころを探る

    ヨイチ「しまったな……ここ、鬼の縄張りだったみたい」
    ナギ「鬼の縄張り?」
    ヨハネ「まさかあの、武力に特化した閉塞的な種族の事を言っておるのか?」
    レオ「どうする、逃げるか」
    ヨイチ「いや。もう囲まれてる」

    鬼とは、魔力もフィジカルも全ての亜人の中でずば抜けて高く、その代わりに増えにくい為、同種族との繋がりだけを極度に大切に扱い、自分達の領域を侵すものには容赦しない天災の様な種族である。
    不運な事にどうやら一行は知らぬ間にその領域を踏んでしまっていたらしく、気配を探れば無数の鬼族に囲まれてしまっていることが分かった

    ヨイチ「この数に一人だと殺さない様にする手加減が難しいな…手伝ってくれるか?ナギ」
    ナギ「やだ、俺はレオを守る」
    レオ「この封印さえ解いてくれれば俺だって戦えるんだけど」
    ナギ「絶対無理」
    ヨハネ「ならば我が守ろう、お主の力が必要なのだろう?ここで鬼と軋轢を生めばレオだって危険な目に合うのだぞ」
    ナギ「……分かったよ」

  • 130イッチ23/10/20(金) 23:26:18

    この騒動による鬼達からの好感度

    ナギ&ヨイチdice1d100=85 (85) +50

    レオdice1d100=71 (71)

    ヨハネdice1d100=2 (2)


    ネコは普通以上ってとこかな、ネコだし

  • 131イッチ23/10/20(金) 23:30:04

    うわっヨハネ可哀想

    あとハチャメチャに好かれてるやん三人


    上2人は強さに惹かれたとして

    レオはなんで好感度高いん?

    dice1d3=2 (2)

    1:顔

    2:体術イケるから

    3:安価


    ヨハネは嫌われ過ぎじゃない?

    dice1d3=3 (3)

    1:他の亜人絶対排除

    2:発明が気に食わない

    3:安価

  • 132イッチ23/10/20(金) 23:31:05

    >>133さん

    ヨハネの好感度低い理由をお願いします!

  • 133二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 00:22:25

    圧倒的な強さ(物理)がないから。

  • 134二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 01:05:08

    「技神」の噂聞いたことある上に、作り物ばかりに頼み弱い奴と思い込むかも?

  • 135イッチ23/10/21(土) 09:22:34

    ありがとうございます!
    確かに技神の名前だけ知っててコイツ物理よえーんだよなって舐められてる感じがしっくりくる
    フィジカル強者なのに……

  • 136二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 11:09:28

    まぁ、鬼なのできっと耐久力より圧倒的な攻撃力を好んでるんじゃないですかね…
    高耐久は当たり前なのかもしれない…

  • 137二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 19:58:29

    ナギとヨイチ凄い好かれてるな

  • 138イッチ23/10/21(土) 21:37:38

    敵陣の真ん中へと躍り出た二人は圧巻の強さで鬼達を蹂躙していった。
    決して鬼族が弱い訳ではない、むしろ個々に洗練された体術とパワー、魔力が身に付いており国一つなら余裕で落とせそうな程の集団である

    問題は二人だ、強いなんてものじゃない
    武神の如く圧倒的な戦闘能力

    ヨハネ「恐ろしいのぅ」
    レオ「あれでも制御してるんだぜ」

    間違っても命を奪ってしまわないように遠慮して戦っている。それを鬼達も勘付いており、青筋を浮かべながら死にものぐるいで挑んでいた

    ヨハネ「あの様な心強い友が居るのだ、何も心配する必要など無いのではないか?」
    レオ「……何が言いたい」
    ヨハネ「一つ言う事があるとすれば、我は人より嘘を見抜くのが得意だということじゃ」

    片目をつむって飄々と言い切ったヨハネの表情からは何の裏も読み取れない。ただ、忠告されたという事だけは分かった


    ヨハネ「もう気付いているだろう?我はお主を好いておる。故に笑っていて欲しいのじゃよ、心からの笑顔が見たいのじゃ」

  • 139イッチ23/10/21(土) 21:39:02

    裂けた肉と血飛沫が舞う戦場の片隅で、場違いな程に澄んだ瞳を向けられる

    レオ「なんだよ、お前なんか見た目に惚れただけの奴のクセに」
    ヨハネ「そうじゃ。おかげで紫以外は白黒同様つまらぬ色にしか見えぬようになってしまったぞ」

    その言葉に傍らで静かに聞き耳を立てていた白い仔猫がムッと顔をしかめる。「悪い悪い」と宥めた後、ヨハネは続けて言った

    ヨハネ「お主の言うとおり、我は部外者じゃ。だが、だからこそ我には打ち明けられるのではないか?関係ないからこそ気負う必要もないからの」
    レオ「別に、俺は」
    ヨハネ「言い方を変えようか…共に逃げてやっても良いのだぞ」

    レオ「………は」

    ヨハネ「具体的な案なのだが、まずはあの二人から距離を取れるかという問題があってな、改めて無理難題じゃ。そこでやはりお主の力が必要になる、まずその封印を解く方法なのだが」
    レオ「ちょっと待て待て、え?」
    ヨハネ「いくつか魔道具に心当たりがあっての、帰ってから隙を作って試そう。改良が必要な時は協力を頼むぞ、別のプランもある。まず」
    レオ「待てって!」

  • 140イッチ23/10/21(土) 22:05:51

    ペラペラと作戦を話すヨハネの口を塞ぎ、チラリとナギ達の方を見る。まだ半分位鬼が残っていて、それらを薙ぎ倒している最中であった。聞かれてはいないらしい

    レオ「何なんだよ急に、そもそもなんでお前が俺と!?」
    ヨハネ「そりゃ独りは寂しいからのぅ、我にもそれ位の情緒はある」
    レオ「いや、だからって……!」
    ヨハネ「で、どう思った」
    レオ「はぁ?」
    ヨハネ「いざ目の前に二人を裏切るという明確な道を示されて、お主はどう思ったかと聞いておるのじゃ」

    ぐっ、と言葉が詰まる
    嵌められた。気付かされてしまった
    話なんて真面目に聞かなきゃ良かった

    ヨハネ「少しでも罪悪感に胸が痛んだのならやめておけ」
    レオ「……でも」
    ヨハネ「残された側の気持ちを想像できない程お主の頭が弱いとは思わぬ」
    ヨハネ「言わせてもらうが、過去に囚われ過ぎなのじゃ。今の自分を見てもらえないと沈んでおるようじゃが、お主は今のあやつらをちゃんと見ておるのか?」

  • 141イッチ23/10/21(土) 22:06:58

    オリキャラって便利!!
    思い入れが無いわけじゃないけど便利って言葉が合いすぎる

  • 142イッチ23/10/21(土) 22:59:56

    ヨハネ「ま、部外者の戯言と思ってくれれば良い」

    ふいと視線を逸らされる。きっと伝わったのだろう、こちらの心情の変化が
    ……だが、言われっぱなしは悔しい

    レオ「俺だって、変わりたいって思ってる!」

    顔を近づけて思いきり怒鳴ってやると、目を見開いてこちらを見返してきた。何赤くなってんだよ、勘違いすんじゃねぇ

    レオ「でも…!だって、怖いんだ!もしあの時みたいになったらって、ずっと……!」
    「あいつらは何にも悪くないのに、俺だけ足踏みしてて…こんな俺は嫌だって、俺が思ってない訳ないだろ」
    「……あ、アイツが居たんだ。あの時、あの箱の中に閉じ込められた時、居るはず無いのに……!」
    「もう二度とあんなふうになりたくない!俺はずっと、怖がってるばっかりなんだ」
    「……誰かに、助けて欲しい」

    目の前に居るドワーフが知る由もない、レオの恐怖を次々に吐露する。
    きっと困惑してるだろう、知るか、俺の領域にズカズカ踏み込んできたコイツが悪いんだ。
    半分、当てつけのように言葉をぶつけていた。驚いて戸惑えば良いと思っていた
    でも

    ヨハネ「ああ、助けよう」

    手を取られて
    当惑するのはレオの方だった

  • 143イッチ23/10/21(土) 23:13:25

    ヨハネ「なんじゃ、明確な敵が居るのではないか。それなら話は早いな、ふん縛ってボッコボコにして海にでも投げ捨てれば良い」

    満面の笑顔で言われ、呆気にとられる

    レオ「いや…でも、そんな単純な相手じゃ」
    ヨハネ「見ろ」

    言葉を遮り、ヨハネは遠く何処かを指差す。その先を追って視線を移動させると

    ヨイチ「終わったー、死なせてはないよ!骨は数え切れないくらい折っちゃったけど」
    ナギ「ねぇチビッ子、レオと距離近くない?守るのはOKしてもそこまで許した覚えは無いんだけど」

    亜人最強と言われる種族を何百と倒し切り、悠々とこちらに歩いてくる二人の姿が目に入った。
    返り血一つ浴びていない

    ヨハネ「あやつらとお主が居れば、不可能など何も無いだろう?」

    傲慢に、自信満々に言い切られ
    思わず吹き出してしまった

    レオ「あっはは…!ホントにな」
    ヨハネ「おお!それじゃ!その愛らしい顔が見たかったのじゃ!」

    ナギ「ちょっと、近いって言ってんだけど?」

  • 144イッチ23/10/21(土) 23:14:55

    レオの光落ち度

    dice1d100=14 (14)

    100でも良いのよ女神?

    ギャグが書きたいギャグが書きたい!

  • 145イッチ23/10/21(土) 23:16:11

    補正+80位付けときゃ良かった…
    まぁナギの番まで取っといてくれたって受け取るわ

  • 146二次元好きの匿名さん23/10/21(土) 23:38:00

    スレ主の神文書から成されるアホエロ見たいぞ!!見たい!!!!!!!!

  • 147二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 00:32:39

    >>144

    ほとんど説得に心動いてないなこれ

    よほど今までと前回の絶望が深いと見える

    ほだされたように見せてまだ隙伺ってるのかな

  • 148二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 09:46:49

    もっと光落ち度が高くてよさそうな良いシーンなのになぁ……
    女神様には もう少しお手柔らかにお願いしたい

  • 149イッチ23/10/22(日) 12:11:34

    >>146

    えっホントに!?真に受けるタイプだから適当言っちゃダメよ!!

    >>147

    >>148

    ちょっと女神が手厳し過ぎる

  • 150二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 12:51:34

    きっとレオは信じたいけど、また心でいろいろ言い訳して信じないように振りにして
    この後なんかきっかけて「アイツらはとんでもないバカだ…だからこんなにも眩しく見えるんだ」、「怖いもなにも、全部脱ぎ捨てて馬鹿になってやる」の流れならいいと思う
    ハピエン女神、信じてるよ!

  • 151二次元好きの匿名さん23/10/22(日) 21:21:21

    保守

  • 152二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 02:00:46

    寝る前に保守
    146じゃないけどもイッチが書くアホエロ見たい

  • 153二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 10:54:26

  • 154二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 11:22:22

    このレスは削除されています

  • 155二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 11:23:29

    このレスは削除されています

  • 156二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 11:24:31

    このレスは削除されています

  • 157二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 11:25:16

    このレスは削除されています

  • 158二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 11:53:13

    >>157

    そこは遠慮しなくて良いと思う!

  • 159二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 12:09:17

    このレスは削除されています

  • 160二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 12:10:47

    このレスは削除されています

  • 161二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 12:11:51

    このレスは削除されています

  • 162二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 18:44:32

    ほしゅ〜

  • 163二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:35:26

    このレスは削除されています

  • 164二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:36:34

    このレスは削除されています

  • 165二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:37:42

    このレスは削除されています

  • 166二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:40:12

    このレスは削除されています

  • 167二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:41:09

    このレスは削除されています

  • 168二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 20:58:47

    このレスは削除されています

  • 169二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 21:23:34

    好きだなぁみたいな独り言を相手に聞かれる感じとかどうでしょう?

  • 170二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 21:27:37

    >>168

    あ、レオからの告白やん

    スレ主一つ増やしてください

    夜空シチュってとこは変わらないです

  • 171二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 21:30:42

    このレスは削除されています

  • 172二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 21:42:31

    >>164

    これ好き

  • 173二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 21:54:34

    このレスは削除されています

  • 174二次元好きの匿名さん23/10/23(月) 22:04:38

    前のレオと今のレオが入り混じりつつ、
    手放さないといけないけど、2人でどこまでも一緒にいられたらいいのにといった葛藤
    で苦しむようにこぼすような一言

  • 175二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 03:39:11

    レオかっくいー

  • 176イッチ23/10/24(火) 08:03:00

    ダイスするつもりだったけど組み合わせでイケそう

    夜空背景で色んな葛藤がありつつ思わずこぼれた独り言を聞かれるって感じ
    切ねえ!!!!
    鬼の郷編のどこかで入れようと思います!

  • 177二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 10:00:43

    ナギの返答次第ではレオに自信がついて光落ちダイス振れないかな?女神が空気読んでくれたら一気にハピエンルート期待できそう!!

  • 178二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 20:01:56

    保守ぴよ
    ハピエンなりそうでよかった

  • 179イッチ23/10/24(火) 20:39:04

    鬼「おお!大精霊様だったのですね!」
    鬼「道理でお強い訳だ」
    鬼「ささ、もう一杯」
    ヨイチ「ど、どうも……」

    日が傾き始めた頃、襲い掛かった詫びと歓迎として郷で宴会が開かれていた。
    丁重に何度もお断りしたのだが、陽気にまーまーと押し切られてしまったのだ。
    閉鎖的な種族だが、懐に入ってしまえば情の深い者たちである

    鬼「ただの人間!?まっさか〜!」
    ナギ「なんで嘘付く必要があんの」
    鬼「だって有り得ないでしょう、貴方様の戦闘能力も魔力も人間の範疇をはるばる越えてますぜ!」

    酒が入ったからなのか、ナギとヨイチに対する仰々しい態度も緩和していた。その方が有り難いのだが馴れ馴れしいのは少々戸惑う

    隅の方ではヨハネが鬼達と腕相撲をしており、現在26連勝中である。ネコが審判をしていて、その愛らしさ故にとても可愛がられていた

    レオはというと

    ナギ「大丈夫?レオ、こういうの好きじゃ無かったっけ」
    レオ「……気分じゃない」

    ぐでーんともたれ掛かってくるナギの頭をヨシヨシと撫でながら、無言で出された酒を呑んでいた

  • 180イッチ23/10/24(火) 20:40:29

    ナギ「てか、レオちょっと飲みすぎじゃない?一升瓶空いてるんだけど」
    レオ「ナメんなばーか、強い方なの」

    料理の方には一つも手を付けずひたすらに呑み続けるレオ。ほんのりと頬が染まっているが、構わず酒を口に含んでいた

    情けない話だが現実逃避の一環である。考える事が今まで多すぎた、何も出来ない今だけでも頭を空っぽにしてしまいたい

    頭領「良い呑みっぷりだぜ同士よ!ますます気に入った!」

    言いながら、壁と見紛うほど大きな身体をした頭領が、その腕いっぱいに抱えるほどの巨大な盃を持って現れた。
    姿を見ないと思ったら、碌でもない事を思い付いていたようだ

    なみなみと酒の注がれたそれをレオの方へずいっと差し出し、頭領は豪快に笑って飲むように勧めてきた。

    ナギ「ねぇふざけてる?どう考えてもレオのお腹に収まる量じゃ…」
    レオ「もらう」
    ナギ「えっ!?」

    両手でガシッと子供用プールの様な盃を持ち上げたレオは、縁に唇を押し当ててぐいっと思いきり傾けた。
    ざわめく鬼達は大きく目を見開いてその様子を見物し、ヨイチは「あちゃー」とでも言いたげな顔で頭を抑えていた

  • 181イッチ23/10/24(火) 20:41:25

    レオの酔っぱらい度

    dice1d100=2 (2) +20

    60超えたら奇行安価します

  • 182イッチ23/10/24(火) 20:41:49

    つっっっよ

  • 183二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 20:50:27

    いくらなんでも強すぎませんか?
    お酒イベントって酔うのが定番…

  • 184イッチ23/10/24(火) 20:57:28

    最後の一滴まで飲み干し、盃をダンッと地面に下ろしたレオは手の甲で口元を拭う

    ナギ「だ、大丈夫?レオ、気分悪くない?」

    流石に酔ったのでは無かろうかと心配し、顔を覗き込む。しかしその顔色は先程までとあまり変わっておらず、据わった目をして

    レオ「酔えない…」

    と言ってのけたのであった

    そして湧き上がる歓声

    「すっげぇええ!!」「これ!これも呑んでくれ!」「いいやこっちが先だ!度数60%!」「こっちは100だ!」「バカ野郎そりゃただのアルコールじゃねぇか!」

    次々と運ばれる酒
    空いていく器

    ナギ「その細い腰の何処にあの量が入るのさ」
    レオ「俺も分からん」

    宴会の中央で華々しく舞っていた美しい鬼の娘たちまで秘蔵の酒を持って集まり、結局その晩はただただレオが酒を呑み周囲がそれを見て盛り上がる会になってしまった

  • 185イッチ23/10/24(火) 21:00:00

    他に何かイベントありますか?

    >>188までお願いします

    先の展開でも大歓迎です

  • 186二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 22:12:49

    皆が寝静まった後寝床からちょっと抜け出して玲王が幼い自分とこれからどうするかこの世界の玲王であるお前はどうしたいのかきちんと落ち着いて話をする
    抜け出すといっても寝室からリビング位の感じで家の外には出ない

    幼い玲王ってどうなったのかと思って書いたけど話できない状況なら飛ばして下さい

  • 187二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 22:16:51

    精霊さんがなんかすごいことして楽しませてくれる
    この先の旅でブルロキャラが出たらうれしい。

  • 188二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 22:22:10
  • 189イッチ23/10/24(火) 22:37:37

    ありがとうございます!

    186さんの案確定で、精霊とブルロキャラはダイス回しますね!


    精霊は

    dice1d2=1 (1)

    1:レオと契約した10人

    2:別の野良精霊


    ブルロキャラは

    dice1d2=2 (2)

    1:出る

    2:出ない


    時間が経てば初代レギュラーメンバーは出る予定です

  • 190イッチ23/10/24(火) 22:42:37

    あー…出ないか、残念

    精霊達は魔力の供給

    dice1d2=2 (2)

    1:dice1d100=76 (76) できるよ

    2:できないよ

  • 191二次元好きの匿名さん23/10/24(火) 23:26:01

    あとちょっとで200行くね
    続き&次スレ楽しみ

  • 192イッチ23/10/24(火) 23:35:20

    山のような酒をあらかた飲み干し、レオは胃が液体で満たされたせいか吐き気に襲われていた

    ナギ「横になろう。運ぶからね、持ち上げるよ」
    レオ「むり…今動いたら戻す……」
    ヨイチ「あんまり調子に乗んないで下さい、いくらレオがザルだからって限度があります」
    頭領「申し訳無い……」
    鬼「「「すいません…」」」

    真っ青になってダウンしたレオを見て正気に戻った鬼達は、無表情に青筋を立てるヨイチに平謝りしていた。レオへ詫びる気持ちはもちろんあるのだろうが、それ以上にヨイチから立ち昇る怒りのオーラに恐れ慄いている様子だ

    ナギ「ねぇどうしたらいい?治癒魔法じゃ治んないみたい」
    ヨイチ「怪我じゃないから対処法が違うんだ、この場合は…」

    鬼達に頭を下げさせたまま放置し、治療する為にレオ達の方へ向かう。
    その時だった
    キラリキラリと空から星では無い何かが輝きながら集まって来る。光達は真っ直ぐにレオの方へ向かい、虹色に強く煌めいた

    ナギ「何、こいつら」
    レオ「……俺の契約した精霊だ」

    わざわざ探しに来てくれたのだろうか、彼らはふわふわと浮かびながら光り続ける。しばらくすると…

    レオ「あ、気持ち悪いの治った!」

  • 193イッチ23/10/24(火) 23:36:58

    青くなっていた顔色が健康的な色へと変わったのを見届け、精霊達は嬉しそうにキラキラと空中を舞った

    荷物の中に胃薬が無いか探していたヨハネとネコもその光に気が付き、驚く

    ナギ「契約って、いつの間に」
    レオ「相性良かったみたい。魔力は…無理かぁ」

    試しに力を借りようとしてみたが、封印に阻まれて受け取れなかった。精霊達も困惑したように点滅し、ぐるぐるとレオの周りを回る。
    鬼達は下げていた頭を上げ、物珍しそうに精霊達を眺めていた。

    10人の精霊達は辺りを観察する様にふわふわと漂っていたが、レオの状況を把握すると一層美しく輝いた。ご主人が沢山の好意に囲まれていて嬉しいと、無邪気に伝えてくる

    そして、10人がバラバラに散ったかと思うと鬼達の間を縦横無尽に飛び回り、一人一人に感謝と祝福を授け、それが終わると再び空へと飛び上がった

    最後に夜空へオーロラを写し出し、彼らは自然へと還っていく

    鬼「すげーもん見たなぁ…」
    ヨハネ「うむ…胃薬はもう必要ないのか?」
    ネコ「ニャー」

    頭領「よーし、今のがシメだ!俺達も羽目を外し過ぎたし、明日に備えてしっかり休むぞ!」
    鬼「武神様方、あちらに寝床を用意しております」

  • 194イッチ23/10/24(火) 23:57:16

    鬼達はわざわざ大きな家を空けてくれたらしく、やり過ぎなまでに豪華なベッドやカーペット、家具に少し引いてしまった。
    とはいえ全員ヘトヘトに疲れていたので、すぐに皆柔らかい毛布へと沈む

    丑三つ時
    安らかな寝息が響く寝室で、なるべく音を立てないようにレオは起き上がる

    そろそろと忍び足で廊下を歩き、キッチンへと辿り着くとコップに水を汲んで飲み干した

    大きく息を一つ吐き、目を閉じて集中する

    (起きてるか?)

    『うん、いるよ』
    『せっかく頼ったのに、あっさりつかまらないでよ。期待はずれ』

    (お前だって俺に頼るしか無かったクセに)
    (で、どうしたい?中から見てて、お前はどう思った)

    『……あんたが決めて、おとなでしょ』

    (よく言うぜ、百歳児)
    (あくまで俺は過去、今はお前の番なんだ。最終的な決定権はお前にある)

    『………』

  • 195イッチ23/10/24(火) 23:58:23

    『ひとつ、聞いてもいい?』

    (何だよ)

    『ヨハネが言ってたように…あの、アイツ。シロは、皆で力を合わせればたおせるの』

    (さぁ、どうだろうな)

    『分かんない?』

    (俺もあの野郎の事はよく知らないんだよ、この時代に生きてるってことはまず人間じゃない。けど、俺の知ってるアイツもお前が会ったシロも身体は間違い無く人間だった)

    『うん』

    (つまり、未知の生命体。よって倒し方も倒せるかも分からないってコト)

    『そっか……』
    『なら、ぼくと居て皆があぶない目にあわないってことはないんだね』

    (そもそも人間に見つかったら終わりだし)

    『……分かった』
    『やっぱり一緒にはいられない』
    『なんとかして、離れて』

    (ん、りょーかい)

  • 196イッチ23/10/24(火) 23:59:16

    200まで今後のアドバイスや要望など何でもお願いします!

  • 197二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 01:09:08

    「この世界の」玲王が決めた事だし過去の玲王も離れるのは大賛成なので大人玲王は全力でその願いを叶えようとする
    これ以降大人玲王はたとえ凪だろうがヨイチだろうが誰に説得されても一切応じなくなる
    応じたように見えても内心離れる隙を常に探してる
    ただしちび玲王にとっては頼れる味方なのでたまに話し相手になって精神分析してくれる

  • 198二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 04:53:19

    今の凪の病み度はどのくらいか知りたいです

    レオはこの後一度逃げようだけど失敗だとしても、凪はどう思うだろう…

    下手したら本気に戦争起こして、人間滅び行くかも?



    以下妄想です。

    嘘をついて、騙していて鬼の女「ナギ様はあの方のどこが好きですか?」

    ナギ「わからない…全部かな?」

    鬼の女「ナギ様を騙して、嘘ばかり言ったのに?」

    ナギ「レオの悪口いうなら、今ここ俺がお前の口を引き裂いてもいいんだね?」

    鬼の女「…私はてっきり、ナギ様があの方の嘘を知っていて、わざと騙されるように演じると思います。」

    ナギ「そんなことない。レオは嘘をついてない。」

    鬼の女「ああ、私は知ったわ。信じ続ければ、嘘もいつか本当になること。」

    ナギ「だから、」

    鬼の女「私はうらやましいです。こんなに愛されるなのに、あの方のついた嘘がナギ様を傷付いたように見えるわ。」

    ナギ「…お前が、アイツの何を知ってる?俺のこともあんまり知らないくせに。」

    最初からわかっていた。

    俺ひとりじゃ、レオを引き留めるわけがない。

    俺ひとりの感情じゃ、全人間からレオへの憎しみを敵うわけがない。

    それでもレオは言った、『これからもずっと一緒だ』。

    嘘でもいい、その言葉を信じたい、信じるしかないから。それて少しだけ長くでも一緒にいればいい。
    telegra.ph

    こうならないように早く告白して付き合いてよ!ハピエンになるでしょう女神!

  • 199二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 07:18:42

    バドエンがあるとしたら今度はナギが人間に捕まっちゃって、ナギが処刑されるか、ナギが世界を滅ぼしかけるみたいなイベントがあるといいな。

    まぁハピエン女神様を信じてたいよ!
    ハピエンならナギもレオも幸せ!

  • 200二次元好きの匿名さん23/10/25(水) 08:58:54

    離れるにしても魔法封印されてるから、レオ的はどうやって離れる気かな?告白イベントもあるのでここではなく次の場所でみんなが油断した隙にとか?もしくはまたシロが出張ってくる?
    いやでもシロも大人レオが敵認識してるから着いていくわけないし
    有り得そうなのは次の場所で亜人オリキャラにお願いして逃亡ルート用意してもらうとかかなー!

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