- 1二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:13:02
- 2二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:14:18
言い出しっぺの法則
- 3二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:14:34
ふむ、それでその概念続きもといssは?
- 4二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:15:29
興味深いね続けてくれ
- 5二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:15:50
>>1お願いしてもいいですか?
- 6二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:15:53
ネルが耳元で「ご主人様」ってボソッと言ってるイラストがpixivにあった気がする
- 7二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:19:42
- 8123/10/15(日) 22:21:31
- 9723/10/15(日) 22:23:56
- 10二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:27:55
ここにあるだろ
お前だ - 11二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:28:12
- 12二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:29:02
- 13123/10/15(日) 22:43:44
ぬぐぅ……殺生な……
ご主人様。
さっきは何の気なしに呼ばわれたそれを、なぜだか躊躇ってしまう。
”……ネル?”
「いっ、いや……別に……」
純粋な疑問が浮かんだその声に、上手く返答を返せない。声と同時に見つめられるその視線に、どこか射すくめられるような感触を覚える。
「別にっ……そのッ……」
うまく、たったの四文字程度の発音が出来ない。
”ネル”
普段より幾分トーンの下がった、自分の名を呼ぶ声に。どこか焦燥感めいたモノを覚える。でも、イラつき、怒りではなく。ちゃんと返答しないと、と。そういう思い。普段ならアカネがノリそうだと、どこか冷静な思考がささやいている。そんあとりとめのない考えがただの時間稼ぎなのだと心が確信している。
いやでも。……ご主人様、とは。なぜだか抵抗が。そんな混濁した思いの中、自分の発した言葉に驚く。
「……ッ……ご主人……、様」
そう、自分の口から音を出した途端。
ドクンと。
表現できない自分の奥底に、確かに籠る熱を感じた。
これでいいですか!?!? - 14二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:45:18
出力できたじゃねぇか、じゃあ続き待ってるね
- 15二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:45:50
いいの持ってんジャーン。おら、まだあるんだろ?オーん??
- 16二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:46:34
スレ主はやればできる子だって信じてたよ
- 17二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:48:33
まだ舞える
- 18二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:49:20
オウまだ残ってるだろ?ちょっとジャンプしてみろよ
- 19二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 22:50:46
可哀想な>>1ひとえにてめぇがいい概念を持ってきて出力出来たからだが
- 20123/10/15(日) 23:06:37
うわぁん!だれも続きを書いてくれません!!
口に出した途端。熱の在処が分かる。自分の、体の奥。どこだと上手く言葉に載せられない部分から、けれど確かに。
”ネル。どうした?”
自らを見つめる視線に。呼応して背筋が震える。普段の、戦闘なら何の問題も無い筈の、ただの熱。戦闘における火照りだと自分に言い聞かせてみたけど。
だけどこれは。普段とは違う、私を敵視するでも厄介だと思うでもなく。ただの、「召使い(メイド)」だと。そう見ている視線。その温度差に、確かに言い表せない悦びが。
でも。
……自分にこんなので喜ぶ余地があるとは信じたく無くない。
それでも。
「なんだよ……命令なんかしt」
””ネル”
「……っあ……何用でしょうか?」
違う。
違うんだって。そんなので喜ぶような私じゃ。
”返事は?”
「…ッ…はい…ご主人様」
自らが出した声の、その音色とでも言うべき部分に。随分と「愉しさ」が混じっていると。そう実感してしてしまい。
超えてはいけない一線が崩れた。
そんな予感がした。 - 21123/10/15(日) 23:07:27
- 22二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:08:41
おお...素晴らしい、ところで自分の中に続きがないので欲しいのですが
- 23二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:08:42
最初は嫌がって照れながらもご主人様呼びする二次絵はあるんだけどね……
- 24二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:19:16
いけない感覚に目覚めちゃうネルちゃんですか…
これはいい - 25二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:24:10
いつもお爺ちゃんが危篤になってるヒヨリの人か!!
毎回思うけど自給自足の方が好きなように供給できるんじゃ…? - 26二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:28:12
あれからちょっとずつ先生と私の関係が変わっていった
でもなんだか心地よくて、でもそれはいけないことだということはわかっていて、自分にイラつきながらも今日も先生の元へ足を運ぶ
私の自制心が「ダメだ」「やめろ」と叫ぶ
でももう遅かった
この感覚がどうにも忘れられなくて、でもちょっと先生にそれを見透かされてる気がする
そんなことを考えて、私はこの高鳴る心に言い訳をしながら向かう
まだ戻れる、まだ大丈夫、そう言い訳をし続ける
本当はもうわかってるくせに
もうこの感覚を忘れて元に戻るなんてできないくせに
ゾクゾクと身体を震わせながら先生の次の言葉に期待してしまう
"ネル"
「っ…はい、ご主人様」
私は自分の口角が上がるのを認識しながら先生に返事をした
ちょっと触発されて書いてみたけどなんか違う気がする…
解釈違いだったらすいません - 27良い概念なので辻SSするか23/10/15(日) 23:28:49
ネルは読み込み甘いんで解釈違いあったらすまぬ
別に先生のことは嫌いじゃない。いや、むしろ信頼できる大人だとは思ってる
けどそれはあくまでパートナーっていうか相棒っていうか、そういう相手としてであって仕えるとか奉仕するとかそんな関係じゃ絶対にない
・・・ないはずなのに、気まぐれに発したその言葉は不思議と嫌な気分にはなれなくて
「まぁその、なんだ。そこまで喜ぶならたまには呼んでやるよ」
内心の動揺を隠しながら、ぶっきらぼうな口調で言い放つ。
そうだ、これは先生が喜ぶから言ってやるだけであって別にあたしが先生の事をそう呼びたいとか主人としてみてるとそういう事じゃない。
そうやって自分自身を納得させてちゃっちゃと今日の仕事に取り掛かる。まるでそれが本心でない事に気付かないようにするために - 28二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:31:33
- 29二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:32:30
柄になく礼儀作法の勉強とかしちゃいそう
絶対にメイドカフェ(グルスト)とかでは披露しないけど - 30123/10/15(日) 23:40:50
ネルみたいなさぁ……各学校の最強クラスが、単純な腕力に訴えれば何の問題も無くやり過ごせる筈のただのごっこ遊びに、たったそれだけのモノに思わず熱が傾いてしまって、っていうそこから始まる物語にみんな興味あるだろ!?
物理最強を謳うネルが!!!そしてそれを認めざるを得ない実力があって!!!それでも「服従欲に逆らえない」姿を見たい!!!!!!!!!!!!!!!!
って思ったのは自分だけではない筈なんだ…… - 31二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:43:54
わかる。わかるがそれを口に出すとこうやって妄想を具現化することが求められるのだ
出来なくもないが覚悟決めないとやるにはカロリー高くてねぇ - 32二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:44:27
わかるよ…
でも言い出しっぺにはなりたくねぇんだ…語彙力ねぇから… - 33二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:45:52
人を引っ張ったり普段リーダーシップを発揮している人ほど、そういう欲に弱いのはリアルでもあるあるなんだよな
肝っ玉の強いオカンみたいな人が、唐突にアイドルに嵌ってガチガチの追っかけになっちゃったりするし
命令されて人に委ねるって意外と毒なのよね - 34123/10/15(日) 23:48:51
- 35二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:56:59
- 36二次元好きの匿名さん23/10/15(日) 23:58:40
命令されて慣れない掃除をやらされて、案の定失敗して叱りつけられることにゾクッとするネルとかが見れるのはここですか
- 37二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:31:18
- 38二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:34:23
仮にあなたがいつもおじいちゃんが危篤になってるヒヨリちゃんなのだとしたら一体全体どこからそんなペースで概念がバコバコ湧いてくるんだ
- 39二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 00:39:53
しかもいつものメイド服じゃなくてクラシカルメイド服に着替えるんだよね…
- 40二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:02:20
シャーレの執務室、その隣にあるロッカールームであたしはそっと羽織っていたスカジャンを脱ぎハンガーに掛ける。
コールサインダブルオー、そのレードマークとも言えるそれは言い換えればミレニアム最強の証と言っても間違いじゃない
人前で脱ぐなんてことは決してなかった誇りを私はいま自身の意志で冷たい鉄の箱の中に押し込んでいく
それは服従の証であり隷属の誓い
その身と心のすべてを捧げ仕えるあの人にだけ見せるもう一つの自分
鏡で身嗜みを整えて執務室へ繋がるドアの前に立つ。
たった一度の戯れのはずが随分とあたしを変えてしまった。そんな自分を思い返して自嘲するかのような笑みが溢れるが、不思議と不快感はなかった
扉をくぐり中へと入る。そこにいるあたしにとって唯一の主へと自分でも驚くほどのお淑やかで柔らかな所作をもってお辞儀をする。
「おまたせしました。本日もよろしくお願いします。ご主人さま」 - 41二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 08:03:33
>>37が気に入ったので一筆取ってみた。ご主人さま呼びをしていく内に変わってしまったネルをイメージして書いたけど、もはや別人だなw
- 42二次元好きの匿名さん23/10/16(月) 13:56:20
- 43123/10/16(月) 23:27:18
- 44二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:23:38
あたしがスカジャンを脱ぐ。
それが、この奇妙な関係を始める時の合図になっていた。
最初は確か、服が汚れるからとか。そんなことを理由にしていたような。それは嘘じゃない。だけど本当の理由でも無かった。
ミレニアムの三年生であり。C&Cのリーダーであり。そんな、あたしの象徴でもあるスカジャン。なんというか、そう。例えるならスイッチを切り替える。そういった感覚。
これを着ていない間は、心身ともにメイドをやっていても自然な事だと。普段の自分とは違うから。恐らく無意識に自分にそう言い聞かせていた。
なのに。
”あ、待ってネル。今日はスカジャン、着たままにしようか”
そんな唐突な提案が、いきなりもたらされた。
「は?……いやほら、だってさ……そ、そう!こんなごっこ遊びで汚す訳にはいかねーだろ!?」
この流れはまずい。何がまずいのか自分でもわかっていないが、とにかくまずい。
鍛え上げられたあたしの勘がそう告げている。こういうのは無視しない方が良い。その経験があたしにはある。
だからその感覚に従って。先生の言を否定しようとして──
”ネル。それは脱がない。いいね?”
「っ……ぁ……はい、承知、しました」
普段のふざけている時とはまるで違う。冷たく、温度を感じないその声と視線に。反論の出鼻をくじかれる。
──スイッチを、入れられた。 - 45二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:35:26
この先生糸目でメガネかけてそう
- 46二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:49:30
このネルはいいな、自分には文章力はないから概念だけ置いておこう
C&Cにこの関係を隠して、普段通りにしていることにも興奮するし、全部バレてしまうことも想像して興奮するんだよね
そしていつか先生に”この関係、みんなには伝えたい?”って聞かれて、決断できない自分がどうしようもなく他者に使えるものになっていることを自覚して「どうかご主人様のご随意に」って答えちゃうネルもいそうだな - 47二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 00:51:16
別に特別なことは何もしない。
当番で仕事を手伝ったり、お茶を入れたり。軽食なんかも作ってみたりと。……生憎書類仕事は得意でも何でもないのだが。
とにかく。行動は普段と何も変わらない。
ただ、先生の接し方だけが。普段と変わるだけ。
朗らかに笑うような。優しい声色とか。誰かの無茶に困ったような表情を浮かべるとか。そういう要素を全て消して。
冷たく。短く。あたしに「命令」する。
それが求められているのだと、そう理解した上で。
それでも。
それでも普段なら。幾分自覚してきたこの、命令されることに対する悦びのような。そういった感覚に素直に従えた。
……普段のあたしと違うから。
ミレニアムの三年生ではなく、C&Cのリーダーでもなく。ただの一個人としての自分。そうやって自分を切り離して、どこか後ろめたさと恥ずかしさを抱えながら。それこそが甘い愉悦に繋がっているのだと心のどこかに確信を持ちながら。
でも。
これは。
混ざる。そうだ。混ざってしまう。冷静に切り離せていた自分。
ミレニアムの三年生で秘密組織C&Cのリーダーでコールサインダブルオーで。そんな今までの自分と。
スカジャンを脱いで命令を求めてそれに傅くことに喜びを覚えた、新しい自分の。
境界線が、曖昧になる。 - 48二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:34:49
服従する愉しさ。悦び。……快感。
それらが「ごっこ遊び」に興じている間は切り離したと思っていた。あたしの勇ましい部分。今まで通りの、頼れるリーダーの部分を。侵していく。甘く、熱く、侵食していく。
ふと、窓に映ったあたしの姿が目に入った。普段ではあり得ないような、警戒ゼロの姿。無様に棒立ちになって、スカジャンを脱ごうとして手を肩にかけたまま動けなくなった、そんなマヌケなあたし。
なのにあたしの口元には、はっきりと笑みが浮かんでいた。 - 49二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:35:13
──ああ、これだ。この感覚だ。これこそがあたしの警鐘を鳴らした理由。これ以上嵌ったら戻れなくなる。それを無意識に感じていたから鳴ったアラート。
自分の中に引いていた一線がぐにゃぐにゃになって見当もつかなくなって。でもそれがたまらなく気持ちよくて。
今までが文字通り「お遊び」だったのだと。本番はこれからなのだと。
──真に傅く悦びは「これ」なのだと。
切り替えた自分ではなく、どちらも本当のあたしが。ひとくたになって交じっていく。
より一際強い陶酔感が、あたしの意識を満たす。
時間にすればほんの数秒だっただろうか。それとも数分。はたから見ればただ突っ立っていたあたしの姿を満足そうに先生は見据えていた。その視線で分かる。今のあたしの思考を見透かされたのだと。そう告げている。 - 50二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:36:02
”また、秘密が増えたね”
「……ッ」
瞬間、脳裏に走るのは。知られたくないでもなく。否定の言葉でもなく。
もしC&Cのメンバーに知られてしまったら。「その時」に一体どんな悦びがあるのだろう。
そう考えただけでも、自然と背筋を流れるのは冷や汗ではなく、甘い痺れだった。
「……っは、はい。今は、まだ」
いつかアカネが雑談代わりに話していた礼儀作法、カーテシーを取って。頭を下げる。
なぜ「まだ」と、そう言ったのか。そんな思考が頭を過りながらも。
下げた頭を上げ、先生と視線がぶつかる。その目を見て、確信した。
「ははっ」
思わず。自分の口から笑いが漏れる。
もう戻れない一線を越えた諦めの声なのか。はたまたこれから先、特大の愉しさが控えている事への愉悦なのか。
自分でも判断がついていない。けれど結局あたしはスカジャンを脱がず、頭を下げたのだ。……口元に笑みを湛えたまま。
それが何よりも雄弁な、答えだった。 - 51二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:37:46
仄暗いエッチなのはアリ!称賛!
- 52二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:40:58
終わり!!!!自分の中に芽生えた欲を冷静に見つめながらもう戻れないと悟って尚更なる欲の先を求める姿って良いよね!!!!
切り離していたと思っていた自分の芯まで実は……みたいなの大好き!!!!
滑り込みレス感謝!!これのおかげでC&Cバレの一会話ねじ込めた!!!
- 53二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:44:36
- 54二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 01:45:51
ちょっと逸れるかもだけど違和感に気づくのはアカネであって欲しいんだよ…
そしてアカネは先生側になってて欲しいんだ
先生と一緒になってやっている内に心の内から服従させたいって気持ちがでかくなって…そしていつもの時でもネルが口答えする度にアカネが「ネル」って言うだけでネルは体がビクンて跳ね上がるんだよ
その時なんか少し興奮する感覚を覚えちゃうんだよアカネが
そういう関係が続いて主従関係がしっかりしてきたある日ネルが完全に堕ちるんだ…
堕ちて口調も変わって呼ばれるだけでビクビクってなっちゃうようになるんだ… - 55二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 09:51:31
- 56二次元好きの匿名さん23/10/17(火) 14:17:43
いい概念を見た
- 57二次元好きの匿名さん23/10/18(水) 01:46:49
コハルはこう言うむず痒い関係は、なんとなくソワソワし出して、えっちと言い切れなくて悶々としそう